特許第6644910号(P6644910)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6644910拡張型ケーブル分配装置および拡張型ケーブル分配装置の製造方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6644910
(24)【登録日】2020年1月10日
(45)【発行日】2020年2月12日
(54)【発明の名称】拡張型ケーブル分配装置および拡張型ケーブル分配装置の製造方法
(51)【国際特許分類】
   H02G 3/06 20060101AFI20200130BHJP
   H02G 3/08 20060101ALI20200130BHJP
   H02G 3/18 20060101ALI20200130BHJP
   H02G 3/04 20060101ALI20200130BHJP
   F16L 41/02 20060101ALN20200130BHJP
【FI】
   H02G3/06
   H02G3/08 060
   H02G3/18
   H02G3/04 081
   !F16L41/02
【請求項の数】18
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2018-550802(P2018-550802)
(86)(22)【出願日】2017年3月29日
(65)【公表番号】特表2019-512997(P2019-512997A)
(43)【公表日】2019年5月16日
(86)【国際出願番号】KR2017003424
(87)【国際公開番号】WO2017171402
(87)【国際公開日】20171005
【審査請求日】2018年9月27日
(31)【優先権主張番号】10-2016-0039751
(32)【優先日】2016年3月31日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】508112782
【氏名又は名称】ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001586
【氏名又は名称】特許業務法人アイミー国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ミュンギル ソン
(72)【発明者】
【氏名】インホ キム
(72)【発明者】
【氏名】ヒョン−ソク ヤン
(72)【発明者】
【氏名】モーンシク リー
【審査官】 木村 励
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−220902(JP,A)
【文献】 韓国公開特許第10−2006−0008564(KR,A)
【文献】 韓国公開特許第10−2012−0081312(KR,A)
【文献】 韓国公開特許第10−2011−0014350(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02G 3/06
H02G 3/08
H02G 3/18
H02G 3/04
F16L 41/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部から供給された複合ケーブルの端部を収容し、前記収容された複合ケーブルが分配される通路を提供するメインブロックと、
前記メインブロックの一側に着脱可能に配置され、前記メインブロックを通過しながら分配された前記複合ケーブルの一部の分配方向をガイドする少なくとも1つのサブブロックと、
前記少なくとも1つのサブブロックの外周面に配置され、前記分配されたケーブルの少なくとも一部と電気的に連結されるコネクタとを含む拡張型ケーブル分配装置。
【請求項2】
前記サブブロックは、前記メインブロックに収容される前記複合ケーブルと直交する方向を中心に時計または反時計方向に回転できることを特徴とする、請求項1に記載の拡張型ケーブル分配装置。
【請求項3】
前記サブブロックは、両端が開口した形状で、前記メインブロックの一側に並んで複数個配置可能であることを特徴とする、請求項1に記載の拡張型ケーブル分配装置。
【請求項4】
前記サブブロックの外周面には、前記コネクタが載置する載置部が配置され、前記載置部は、前記複合ケーブルの一部と前記コネクタとを連結可能な分配ホールを含むことを特徴とする、請求項1に記載の拡張型ケーブル分配装置。
【請求項5】
前記メインブロックおよび前記サブブロックは、
前記メインブロックに対して前記サブブロックが回転可能に結合して前記分配されたケーブルが延びる方向をガイドする締結部を含む、請求項1に記載の拡張型ケーブル分配装置。
【請求項6】
前記メインブロックおよび前記サブブロックの締結部の間に配置され、前記メインブロックおよび前記サブブロックが互いに結合して離脱しないように、少なくとも1つの段付部を含むカップリング部材をさらに含む、請求項5に記載の拡張型ケーブル分配装置。
【請求項7】
前記カップリング部材は、リング形状のボディを含み、前記段付部は、前記ボディを中心に両方向に複数個分離配置されたことを特徴とする、請求項6に記載の拡張型ケーブル分配装置。
【請求項8】
前記メインブロックは、
外部から供給された前記複合ケーブルの端部が収容される収容ホールと、
前記収容ホールに収容された前記複合ケーブルと前記メインブロックとを結合する締結部材を含むケーブル締結部と、
前記サブブロックと回転可能に結合して前記分配されたケーブルの延長方向をガイドする拡張締結部とを含む、請求項1に記載の拡張型ケーブル分配装置。
【請求項9】
前記サブブロックは、
前記メインブロックの前記拡張締結部の内側に少なくとも一部が挿入されて結合された前端締結部と、
前記前端締結部と対向配置され、互いに異なるサブブロックまたは側面カバーと結合される後端締結部とを含む、請求項8に記載の拡張型ケーブル分配装置。
【請求項10】
前記メインブロックと前記サブブロックとの間の回転結合を誘導するカップリング部材を含み、
前記カップリング部材は、複数の段付部が前記サブブロックの前端締結部に配置された複数の結合ホールに独立して結合し、前記メインブロックに対して前記サブブロックと前記カップリング部材が同時に回転可能に構成されたことを特徴とする、請求項9に記載の拡張型ケーブル分配装置。
【請求項11】
前記メインブロックの前記締結部の内側および前記サブブロックの前記締結部の側には、リング形状の少なくとも1つのシーリング部材をさらに含む、請求項5または6に記載の拡張型ケーブル分配装置。
【請求項12】
前記サブブロックの外側に結合配置され、外部の異物が前記サブブロックまたは前記メインブロックの内部に侵入することを防止する側面カバーをさらに含む、請求項1に記載の拡張型ケーブル分配装置。
【請求項13】
前記メインブロックまたは前記側面カバーと連結されて配置され、前記ケーブル分配装置を外部装置と連結して支持する支持ブラケットをさらに含む、請求項12に記載の拡張型ケーブル分配装置。
【請求項14】
外部から供給された複合ケーブルの端部をメインブロックの下端に収容して結合する工程と、
前記複合ケーブルから分配が必要なケーブルの数に応じて、前記メインブロックの外側に少なくとも1つのサブブロックを結合配置する工程と、
前記メインブロックから延びた前記複合ケーブルの少なくとも一部を前記サブブロックに配置されたコネクタと連結する工程とを含む拡張型ケーブル分配装置の製造方法。
【請求項15】
前記メインブロックまたは前記サブブロックの内部に配置された前記ケーブルを保護するために、前記サブブロックの外側に側面カバーを結合配置する工程をさらに含む、請求項14に記載の拡張型ケーブル分配装置の製造方法。
【請求項16】
前記メインブロックの外側に少なくとも1つのサブブロックを結合配置する工程において、
前記メインブロックに対して前記サブブロックが回転可能に結合して前記複合ケーブルから分配されたケーブルが延びる方向をガイドすることを特徴とする、請求項14に記載の拡張型ケーブル分配装置の製造方法。
【請求項17】
前記メインブロックの外側に少なくとも1つのサブブロックを結合配置する工程の前に、
前記サブブロックの外周面に配置された載置面に前記複合ケーブルの少なくとも一部と連結されるコネクタを配置する工程を含む、請求項14に記載の拡張型ケーブル分配装置の製造方法。
【請求項18】
前記メインブロックの外側に少なくとも1つのサブブロックを結合配置する工程において、
前記メインブロックおよび前記サブブロックが互いに回転結合するように、前記メインブロックおよび前記サブブロックの締結部の間にリング形状のカップリング部材を配置する工程を含む、請求項14に記載の拡張型ケーブル分配装置の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複合ケーブルの分配および方向転換が可能な拡張型ケーブル分配装置および拡張型ケーブル分配装置の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、交換局装置、基地局装置または中継器などの装備または部品には、周波数が高い無線信号のような特定信号を送受信するための複合ケーブルが連結される。
【0003】
最近、通信方式によって基地局などに配置されるアンテナの数が増加するに伴い、RRH(remote radio head)またはそれによる連結装備の数も増加する傾向にある。したがって、既存の1つの複合ケーブルと連結される入力メインボックスで構成されたケーブル装置の場合、ケーブルを分離するために、基地局管理作業者が人為的に光電複合ケーブルを脱皮し、それぞれの電力線ユニットまたは光ユニットのケーブルをボックス内でジャンパーケーブルの電力線ユニットおよび光ユニットと連結する連結作業を追加的に行わなければならないので、多くの時間と努力が要求される問題点があった。
【0004】
また、複合ケーブルを分配する場合にも、既存の一体型で構成されたボックス形態の装置は、状況に応じた分配ケーブルの様々な方向への配置に困難があった。さらに、新しい方向への再転換時にもケーブルの長さの増加による部品費用の発生および電力損失の問題点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ケーブルの方向転換が自由な回転型ケーブル分配装置を設計することで、装備設置時にケーブルの占める設置空間およびケーブルの長さを低減しようとする。
【0006】
本発明は、拡張可能なモジュール型ケーブル分配装置を実現することで、追加される分配ケーブルに応じてブロックの数を拡張または縮小し、設置者が必要なケーブル数だけ手軽にケーブルを分配できるようにする。
【0007】
本発明は、拡張可能なモジュール型ケーブルブロックの結合部を脱着式で構成することで、設置者が手軽に取替または修理可能なケーブル分配装置を提供しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一実施形態に係る拡張型ケーブル分配装置は、外部から供給された複合ケーブルの端部を収容し、前記収容された複合ケーブルが分配される通路を提供するメインブロックと、前記メインブロックの一側に着脱可能に配置され、前記メインブロックを通過しながら分配された前記複合ケーブルの少なくとも一部の分配方向をガイドする少なくとも1つのサブブロックと、前記少なくとも1つのサブブロックの外周面に配置され、前記分配されたケーブルの少なくとも一部と電気的に連結されるコネクタとを含むことができる。
【0009】
本発明の一実施形態によれば、前記サブブロックは、前記メインブロックに収容される前記複合ケーブルと直交する方向を中心に時計または反時計方向に回転できる。
【0010】
本発明の一実施形態によれば、前記サブブロックは、両端が開口した形状で、前記メインブロックの一側に並んで複数個配置可能である。
【0011】
本発明の一実施形態によれば、前記サブブロックの外周面には、前記コネクタが載置する載置部が配置され、前記載置部は、前記複合ケーブルの一部と前記コネクタとを連結可能な分配ホールを含むことができる。
【0012】
本発明の一実施形態によれば、前記メインブロックおよび前記サブブロックは、前記メインブロックに対して前記サブブロックが回転可能に結合して前記分配されたケーブルが延びる方向をガイドする締結部を含むことができる。
【0013】
本発明の一実施形態によれば、前記メインブロックおよび前記サブブロックの締結部の間に配置され、前記メインブロックおよび前記サブブロックが互いに結合して離脱しないように、少なくとも1つの段付部を含むカップリング部材をさらに含んでもよい。
【0014】
本発明の一実施形態によれば、前記カップリング部材は、リング形状のボディを含み、前記段付部は、前記ボディを中心に両方向に複数個分離配置される。
【0015】
本発明の一実施形態によれば、前記メインブロックは、外部から供給された前記複合ケーブルの端部が収容される収容ホールと、前記収容ホールに収容された前記複合ケーブルと前記メインブロックとを結合する締結部材を含むケーブル締結部と、前記サブブロックと回転可能に結合して前記分配されたケーブルの延長方向をガイドする拡張締結部とを含むことができる。
【0016】
本発明の一実施形態によれば、前記サブブロックは、前記メインブロックの前記拡張締結部の内側に少なくとも一部が挿入されて結合された前端締結部と、前記前端締結部と対向配置され、互いに異なるサブブロックまたは側面カバーと結合される後端締結部とを含むことができる。
【0017】
本発明の一実施形態によれば、前記メインブロックと前記サブブロックとの間の回転結合を誘導するカップリング部材を含み、前記カップリング部材は、複数の段付部が前記サブブロックの前端締結部に配置された複数の結合ホールに独立して結合し、前記メインブロックに対して前記サブブロックと前記カップリング部材が同時に回転可能に構成される。
【0018】
本発明の一実施形態によれば、前記メインブロックまたは前記サブブロックの前記締結部の内側には、リング形状の少なくとも1つのシーリング部材をさらに含んでもよい。
【0019】
本発明の一実施形態によれば、前記サブブロックの外側に結合配置され、外部の異物が前記サブブロックまたは前記メインブロックの内部に侵入することを防止する側面カバーをさらに含んでもよい。
【0020】
本発明の一実施形態によれば、前記メインブロックまたは前記側面カバーと連結されて配置され、前記ケーブル分配装置を外部装置と連結して支持する支持ブラケットをさらに含んでもよい。
【0021】
本発明の一実施形態に係る拡張型ケーブル分配装置の製造方法は、外部から供給された前記複合ケーブルの端部をメインブロックで収容して結合する工程と、前記複合ケーブルから分配が必要なケーブルの数に応じて、前記メインブロックの外側に少なくとも1つのサブブロックを結合配置する工程と、前記メインブロックから延びた前記複合ケーブルの少なくとも一部を前記サブブロックに配置されたコネクタと連結する工程とを含むことができる。
【発明の効果】
【0022】
本発明の一実施形態によれば、供給された複合ケーブルを分配し、分配されたケーブルが外部に延びる方向に応じて回転可能なケーブル分配装置を提供することができる。
【0023】
また、本発明の一実施形態によれば、分配されたケーブルが追加される場合、モジュール型サブブロックを追加的に装着し、設置者が望む数または方向に簡便にケーブルを延長できる効果がある。
【0024】
さらに、本発明の一実施形態によれば、追加されるサブブロックは、状況に応じて設置者の望む方向にリアルタイム回転可能であり、外部からの流体の流入を遮断する防水機能を提供することができる。
【0025】
また、本発明の一実施形態によれば、追加されるサブブロックの結合が簡単で、設置者の作業時間を短縮できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1】本発明の一実施形態に係る、ケーブル分配装置の外面を示す斜視図である。
図2】本発明の一実施形態に係る、ケーブル分配装置の内面を示す断面図である。
図3】本発明の一実施形態に係る、メインブロックとサブブロックとの間の結合締結構造について示す分解斜視図である。
図4】本発明の一実施形態に係るケーブル分配装置の結合構造の関係を示す斜視図および断面図である。図4(a)は、ケーブル分配装置の締結部を拡大した斜視図であり、図4(b)は、ケーブル分配装置の締結部の内側が示された断面図である。
図5図4(b)を拡大した断面図である。
図6】本発明の他の実施形態に係る、メインブロックとサブブロックとの間の結合締結構造について示す分解斜視図である。
図7】本発明の一実施形態に係る拡張型ケーブル分配装置の製造方法について示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、本文書の多様な実施例が添付した図面を参照して記載される。しかし、これは本文書に記載の技術を特定の実施形態について限定しようとするものではなく、本文書の実施例の多様な変更(modifications)、均等物(equivalents)、および/または代替物(alternatives)を含むことが理解されなければならない。図面の説明に関連し、類似の構成要素については類似の参照符号が使用可能である。
【0028】
本文書で使われた用語は単に特定の実施例を説明するために使われたもので、他の実施例の範囲を限定しようとする意図ではない。単数の表現は、文脈上明らかに異なって示さない限り、複数の表現を含むことができる。技術的または科学的な用語を含む、ここで使われる用語は、本文書に記載の技術分野における通常の知識を有する者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有することができる。本文書に使われた用語のうち一般的な辞書に定義された用語は、関連技術の文脈上有する意味と同一または類似の意味で解釈され、本文書で明らかに定義されない限り、理想的または過度に形式的な意味で解釈されない。場合によって、本文書で定義された用語でも本文書の実施例を排除するように解釈されない。
【0029】
以下、添付図面を参照して、一実施形態に係る複合ケーブルを分配し延ばすケーブルブロック装置が説明される。本文書において、設置者という用語は、電子装置を設置する人または電子装置を設置する装置(例:人工知能電子装置)を指し示すことができる。
【0030】
図1は、本発明の一実施形態に係る、ケーブル分配装置の外面を示す斜視図である。
【0031】
本発明の一実施形態に係る、前記ケーブル分配装置10に供給される複合ケーブル20は、複数の電力線ユニットおよび複数の光ユニットを含んで構成される。例えば、前記複合ケーブル20は、交換局装置、基地局装置または中継器などの装備部品に提供される、周波数が高い無線信号のような特定信号を送受信するためのRFケーブルを用いることができる。また、前記RFケーブルは、用途および信号の周波数に応じて複数のケーブルに分配が必要であり、連結部品の構造的特徴に適するように製作されたコネクタを用いることができる。
【0032】
本発明の一実施形態に係る、基地局装備、例えば、RRH(remote radio head)またはRRA(Remote Radio Antenna)で提供する複合ケーブル20を複数のケーブル30に分配するために、連結および取替が手軽なケーブル分配装置10が要求される。
【0033】
図1を参照して、ケーブル分配装置10の構成部品について説明する。
【0034】
図1に示されるように、ケーブル分配装置10は、外部から供給された複合ケーブル20の端部を収容し、前記収容された複合ケーブル20を分配するメインブロック100と、前記メインブロック100と連結され、分配されたケーブル30を延ばし保護するサブブロック300と、前記サブブロック300の外周面に配置され、分配されたケーブル30を外部に提供するコネクタ500とを含むことができる。
【0035】
本発明の一実施形態に係る、前記メインブロック100は、管状ハウジング形態で、PAAS(Polyamic Acid Alkylamine Salts)、PPS(Polyhenylene Sulfide)、PPA(Polyphthal Amide)のいずれか1つの材質からなる射出物であってもよい。メインブロック100は、亜鉛ダイカストまたはアルミニウムダイカストで製作され、金属物を加工して製作される。また、メインブロック100の外周面は、高塩水に強い材質で塗布される。例えば、前記外周面は、高塩水に対して腐食などに耐えられる材質で塗布またはめっきすることにより、メインブロックを外部環境から保護することができる。
【0036】
他の例として、前記メインブロック100は、外部から提供された複合ケーブル20が収容される第1方向の下段ブロック130と、前記第1方向と互いに異なる第2方向に延びた上段ブロック110とを含むことができる。前記下段ブロック130および上段ブロック110は、一体型で構成され、前記第1方向および第2方向は、互いに直交する方向であってもよい。
【0037】
本発明の一実施形態に係る、前記サブブロック300は、メインブロック100の端部と結合して延びる管状ハウジング形態で、前記メインブロック100と同一材質で構成される。例えば、サブブロック300は、PAAS、PPS(Polyhenylene Sulfide)、PPA(Polyphthal Amide)のいずれか1つの材質からなる射出物であってもよい。サブブロック300は、メインブロック100と同様に、亜鉛ダイカストまたはアルミニウムダイカストで製作され、金属物を加工して製作される。また、サブブロック300の外周面は、高塩水に強い材質で塗布される。例えば、前記外周面は、高塩水に対して腐食などに耐えられる材質で塗布またはめっきすることにより、サブブロックを外部環境から保護することができる。
【0038】
本発明の一実施形態に係る、前記サブブロック300の外周面には、コネクタ500が載置可能な少なくとも1つの載置面350を配置することができる。
【0039】
本発明の一実施形態によれば、メインブロック100の外側に3つのサブブロック300が結合されているが、サブブロック300の数は一例に該当し、設置者が望む多様な数のサブブロック300が配置される。前記拡張されたサブブロック300の数に応じて、複合ケーブル20から用途および信号の周波数に合わせて分配されたケーブル30をコネクタと連結することができる。
【0040】
本発明の一実施形態に係る、コネクタ500は、サブブロック300の載置面350に載置される円筒状の金属部であってもよい。コネクタ500の下部面は、複合ケーブル20の少なくとも一部と連結され、コネクタ500の上部面は、外部に延びる新しい外部ケーブルと連結される。
【0041】
図2は、本発明の一実施形態に係る、拡張型ケーブル分配装置の内面を示す断面図である。
【0042】
図2に示されるように、ケーブル分配装置10の内部には、外部から供給された複合ケーブル20がそれぞれ分配されてサブブロック300に拡張されることを確認することができる。
【0043】
本発明の一実施形態に係る、メインブロック100は、一体型で構成された管状で、互いに開口して通る下段ブロック130および上段ブロック110を含むことができる。前記下段ブロック130の端部は、外部から供給された複合ケーブル20の端部が収容される収容ホール150と、前記収容ホール150に収容された複合ケーブル20と前記下段ブロック130とを結合するケーブル締結部170とを含むことができる。
【0044】
本発明の一実施形態により、ケーブル締結部170は、金属材質で複合ケーブル20と結合して構造的に締結剛性を提供することができる。前記ケーブル締結部170は、例えば、ナットであってもよいし、ねじ線が設けられた複合ケーブル20の端部と固定結合することができる。
【0045】
ただし、複合ケーブル20の端部は、ねじ線以外にも、溝または段付が設けられた多様な結合構造に変形可能であり、このような変形例により、前記収容ホール150およびケーブル締結部170も多様な形態に変形実施できる。
【0046】
本発明の一実施形態に係る、前記上段ブロック110は、下段ブロック130の上部に連結配置され、両側に開口しサブブロック300と結合される。下段ブロック130から収容された複合ケーブル20のの一部は、上段ブロック110の内部で多様な用途に応じた周波数ごとに分配される。
【0047】
本発明の一実施形態により、上段ブロック110の両側に開口した両端部は、サブブロック300と結合する拡張締結部190を含むことができる。前記拡張締結部190は、サブブロック300の前端締結部310と相互結合し、前記サブブロック300の端部が挿入可能なサブブロック300より大きいサイズで構成することができる。例えば、管状の拡張締結部190は、管状の前端締結部310の直径より大きいサイズの直径で構成され、前記拡張締結部190の内側にサブブロック300の前端締結部310が挿入結合可能である。
【0048】
本発明の一実施形態に係る、上段ブロック110の拡張締結部190は、前記サブブロック300の前端締結部310と挿入結合しながら内側に溝が生成され、前記溝にシーリング部材800が配置される。前記シーリング部材800は、外部流体がケーブル分配装置10の内部に侵入することを防止する防水機能を提供することができる(図4および図5を参照)。シーリング部材800の具体的な説明は後述する。
【0049】
本発明の一実施形態に係る、サブブロック300は、両端が開口した管形状で、内部にメインブロック100で分配されたケーブル30が通過する通路を提供することができる。サブブロック300の一端は、前記メインブロック100の拡張締結部190の内側に少なくとも一部が挿入されて結合する前端締結部310が構成される。また、サブブロック300の他の一端は、前記前端締結部310と対向配置され、互いに異なるサブブロック300または側面カバー400と結合する後端締結部330が構成される。
【0050】
本発明の一実施形態に係る、前記前端締結部310の内側開口は、メインブロック100または他のサブブロック300から伝達された、分配されたケーブル30が入る入口を提供することができる。また、前記後端締結部330の内側開口は、他のサブブロック300に前記分配されたケーブル30を伝達する出口を提供することができる。
【0051】
本発明の一実施形態に係る、サブブロック300は、前記前端締結部310とメインブロック100とを連結して前記複合ケーブル20から分配されたケーブル30を配分することができる。他の例として、前記サブブロック300は、前記後端締結部330と互いに異なるサブブロック300との間の連結により分配されたケーブル30を拡張することができる。
【0052】
本発明の一実施形態に係る、拡張型ケーブル分配装置10は、前記サブブロック300の後端締結部330に側面カバー400と結合して追加的な複合ケーブル20の分配を遮断し、外部からの異物の侵入を防止することができる。
【0053】
本発明の一実施形態に係る、サブブロック300は、コネクタ500が載置される載置面350を含むことができる。前記載置面350は、サブブロック300の外周面に配置され、サブブロック300の内部と連結可能な少なくとも1つの載置ホール351を含むことができる。
【0054】
他の例として、前記載置面350は、サブブロック300の前端締結部310および後端締結部330の間に配置され、コネクタ500の下側の少なくとも一部が収容可能な溝形状に備えられる。前記溝は、コネクタ500の下側に対応する形状に備えられ、コネクタ500が容易に支持され固定付着するようにしてもよい。
【0055】
本発明の一実施形態に係る、前記載置ホール351は、分配されたケーブル30がコネクタ500と連結可能な通路を提供することができる。メインブロック100またはサブブロック300で分配されたケーブル30は、前記載置ホール351を介してコネクタ500の下面に接触して電気的に連結される。
【0056】
本発明の一実施形態によれば、メインブロック100に提供される複合ケーブル20(3pair*12core)は、3つの分配ケーブル30に分配可能な構造である。設置者が前記複合ケーブル20を3つの分配ケーブル30に転換するためには、3つのサブブロック300をメインブロック100の側面に結合することができる。まず、メインブロック100の両側に配置された拡張締結部190およびサブブロック300の前端締結部310と結合してケーブル分配装置10の長さを拡張することができる。また、結合されたサブブロック300の外側にもう1つのサブブロック300を延ばし、各サブブロック300ごとに分配されたケーブル30(1pair*4core)を提供することができる。各サブブロック300のコネクタ500に各分配されたケーブル30を連結すると、簡単な操作で計3つの分配ケーブルを実現することができる。そして、回転可能なサブブロック300で方向を手軽に制御し、設置者が望む方向に外部ケーブルと連結することができる。
【0057】
以下、各メインブロック100またはサブブロック300の結合部の回転構成を詳細に説明する。
【0058】
図3は、本発明の一実施形態により、メインブロックとサブブロックとの間の結合締結構造について示す分解斜視図である。図4は、本発明の一実施形態に係るケーブル分配装置の結合構造の関係を示す斜視図および断面図である。図4(a)は、ケーブル分配装置の締結部を拡大した斜視図であり、図4(b)は、ケーブル分配装置の締結部の内側が示された断面図である。図5は、図4(b)を拡大した断面図である。
【0059】
図3図5に示されるように、ケーブル分配装置10は、前記メインブロック100またはサブブロック300の締結部が互いに回転可能な結合を誘導するカップリング部材700を含むことができる。ここで、前記締結部は、メインブロック100の拡張締結部190と、サブブロック300の前端締結部310とを含み、具体的には、メインブロック100の拡張締結部190の内側にサブブロック300の前端締結部310が挿入結合された構成を意味する。
【0060】
本発明の一実施形態に係る、ケーブル分配装置10は、メインブロック100とサブブロック300とを含み、前記図3で、前記メインブロック100の左側に対面配置されたサブブロック300を第1サブブロック300(a)、前記メインブロック100の右側に対面配置されたサブブロック300を第2サブブロック300(b)と称する。また、前記第1サブブロック300(a)の左側に配置されたサブブロックを第3サブブロック300(c)と称する。
【0061】
本発明の一実施形態に係るカップリング部材700は、メインブロック100の拡張締結部190と第1サブブロック300(a)または第2サブブロック300(b)の前端締結部310との間に配置され、前記メインブロック100と前記第1サブブロック300(a)または前記メインブロック100と第2サブブロック300(b)とが互いに結合して離脱しないように、少なくとも1つの段付部730(a)、(b)を含むことができる。
【0062】
他の実施形態に係るカップリング部材700は、第1サブブロック300(a)の後端締結部330と第3サブブロック300(c)の前端締結部310との間に配置され、前記第1サブブロック300(a)と第3サブブロック300(c)とが互いに結合して離脱しないように、少なくとも1つの段付部730(a)、(b)を含むことができる。
【0063】
本発明の一実施形態に係る、ケーブル分配装置10の第2サブブロック300(b)の後端締結部330および第3サブブロック300(c)の後端締結部330は、側面カバー400と結合して前記ケーブル分配装置10を外部と遮断することができる。
【0064】
本発明の一実施形態に係る、カップリング部材700は、閉鎖された曲線形状(例えば、リング形状)のボディ710を含んで構成され、前記ボディ710を中心に両方向に分離配置された段付部730(a)、(b)を含むことができる。
【0065】
本発明の一実施形態に係る、カップリング部材700のボディ710の下端は、第1サブブロック300(a)の前端締結部310の一面に配置され、サブブロック300と同時に回転できるように、結合と同時にスライド回転できる。
【0066】
本発明の一実施形態に係る、カップリング部材700の段付部730(a)、(b)は、第1サブブロック300(a)の前端締結部310と結合する第1段付部730(a)と、メインブロック100の拡張締結部190と結合する第2段付部730(b)とを含むことができる。前記第1段付部730(a)および第2段付部730(b)は、複数個で構成される。ここで、図3には、第1段付部730(a)と第2段付部730(b)とを有するカップリング部材700が第2サブブロック300(b)の前端締結部310とメインブロック100の拡張締結部190との間に配置された例示が示されているが、前記第1段付部730(a)と第2段付部730(b)とを有するカップリング部材700が第1サブブロック300(a)の前端締結部310とメインブロック100の拡張締結部190との間にも同一に配置されることは自明である。
【0067】
前記第1段付部730(a)と結合する第1サブブロック300(a)の前端締結部310は、複数の結合ホール360を含むことができる。前記複数の結合ホール360それぞれは、前記第1段付部730(a)それぞれと個別的に篏合して固定される。したがって、第1サブブロック300(a)が分配されたケーブル30の方向転換のための回転時、カップリング部材700も前記第1サブブロック300(a)の回転に相応して同時に回転できる。
【0068】
これに対し、前記第2段付部730(b)と結合するメインブロック100の拡張締結部190は、閉鎖曲線形状の1つの結合ホール360を含むことができる。前記1つの結合ホール360は、第2段付部730(b)と篏合して前記サブブロックが離脱しないように固定される。ただし、第2段付部730(b)と結合ホール360との結合は、第1サブブロック300(a)の回転方向には固定結合されないことから、前記カップリング部材700は回転可能である。すなわち、メインブロック100は動かない状態でカップリング部材700のみ回転可能である。
【0069】
本発明の一実施形態に係る、第2サブブロック300(b)は、メインブロック100の右側に結合配置され、第1サブブロック300(a)と同一の方式で結合および回転動作できる。例えば、カップリング部材700の段付部730(a)、(b)は、第2サブブロック300(b)の前端締結部310と結合する第1段付部730(a)と、メインブロック100の拡張締結部190と結合する第2段付部730(b)とを含むことができる。前記第1段付部730(a)および第2段付部730(b)は、複数個で構成される。
【0070】
前記第1段付部730(a)と結合する第2サブブロック300(b)の前端締結部310は、複数の結合ホール360を含むことができる。前記複数の結合ホール360それぞれは、前記第1段付部730(a)それぞれと個別的に篏合して固定される。
【0071】
したがって、第2サブブロック300(b)に分配されたケーブル30の方向転換のための回転時、カップリング部材700も第2サブブロック300(b)の回転に相応して同時に回転できる。
【0072】
本発明の一実施形態に係る、前記カップリング部材700とメインブロック100またはサブブロック300の結合により、固定されたメインブロック100に対して前記サブブロック300が回転可能である。したがって、サブブロック300の外周面に配置されたコネクタ500は、サブブロック300と共に回転が可能で、設置者が望む方向に分配されたケーブル30と外部装置(例えば、ケーブル)とを連結することができる。
【0073】
分配されたケーブルが固定された方向で外部ケーブルと連結されるため、コネクタが配置された方向と反対方向に外部ケーブルが位置する場合に、外部ケーブルの長さが追加的にさらに必要であり、外部ケーブルのねじれ現象が起こる問題点があった。また、外部ケーブルの長さの延長による電力損失(loss)が発生する問題点があった。
【0074】
しかし、本発明に係る拡張型ケーブル分配装置10は、外部ケーブルの方向に応じて、設置者が自由にコネクタの位置を変更できるように回転可能なサブブロック300を実現することにより、部品費を低減し、損失する電力を最小化する効果がある。
【0075】
また、サブブロック300が分配されるケーブルに応じて追加的に延長し除去することができ、設置者の作業時間が短縮する効果がある。
【0076】
図6は、本発明の他の実施形態により、メインブロックとサブブロックとの間の結合締結構造について示す分解斜視図である。
【0077】
図6に示されるように、ケーブル分配装置10は、図3で用いられたサブブロック300以上の追加的なケーブル分配が必要な場合、追加的なサブブロック300を結合して用いることができる。
【0078】
図3で、メインブロック100に提供される複合ケーブル20(3pair*12core)は、3つの分配ケーブル30に分配可能な構造を説明したが、図4では、メインブロック100に提供される複合ケーブル20(5pair*20core)は、5つの分配ケーブル30に分配可能な構造を説明する。
【0079】
本発明の一実施形態に係る、メインブロック100に提供される複合ケーブル20(3pair*12core)は、5つの分配ケーブルに分配可能な構造である。設置者が前記複合ケーブル20を5つの分配ケーブルに転換するためには、5つのサブブロック300をメインブロック100の側面に結合することができる。まず、メインブロック100の両側に配置された拡張締結部190およびサブブロック300の前端締結部310と結合してケーブル分配装置10の長さを拡張することができる。また、結合されたサブブロック300の外側にもう1つのサブブロック300を延ばし、各サブブロック300ごとに分配されたケーブル30(1pair*4core)を提供することができる。各サブブロック300のコネクタ500に各分配されたケーブル30を連結すると、簡単な操作で計5つの分配ケーブルを実現することができる。そして、回転可能なサブブロック300で方向を手軽に制御し、設置者が望む方向に外部ケーブルと連結することができる。
【0080】
前記図6で、図3の第1サブブロック300(a)、第2サブブロック300(b)および第3サブブロック300(c)がメインブロック100に連結された状態で、追加的に第4サブブロック300(d)および第5サブブロック300(e)の連結構造に関して説明する。前記カップリング部材700は同一の構造であるので、具体的な構成は省略する。
【0081】
本発明の一実施形態に係る、カップリング部材700の段付部730(a)、(b)は、第5サブブロック300(e)の前端締結部310と結合する第1段付部730(a)と、第3サブブロック300(c)の後端締結部330と結合する第2段付部730(b)とを含むことができる。
【0082】
本発明の一実施形態に係る、前記第1段付部730(a)と結合する第5サブブロック300(e)の前端締結部310は、複数の結合ホール360を含むことができる。前記複数の結合ホール360それぞれは、前記第1段付部730(a)それぞれと個別的に篏合して固定される。したがって、第5サブブロック300(e)に分配されたケーブル30の方向転換のための回転時、カップリング部材700もこれに相応して同時に回転できる。
【0083】
これに対し、前記第2段付部730(b)と結合する第3サブブロック300(c)の後端締結部330は、閉鎖曲線形状の1つの結合ホール360を含むことができる。前記1つの結合ホール360は、第2段付部730(b)と篏合してサブブロックが離脱しないように固定される。ただし、第2段付部730(b)と結合ホール360との結合は、第3サブブロック300(c)の回転方向には固定結合されないことから、前記カップリング部材700は回転可能である。すなわち、メインブロック100は動かない状態でカップリング部材700のみ回転可能である。
【0084】
本発明の一実施形態に係る、第4サブブロック300(d)は、第2サブブロック300(b)の右側に結合配置され、第5サブブロック300(e)と同一の方式で結合および回転動作できる。例えば、カップリング部材700の段付部730(a)、(b)は、第4サブブロック300(d)の前端締結部310と結合する第1段付部730(a)と、第2サブブロック300(b)の後端締結部330と結合する第2段付部730(b)とを含むことができる。前記第1段付部730(a)および第2段付部730(b)は、複数個で構成される。
【0085】
前記第1段付部730(a)と結合する第4サブブロック300(d)の前端締結部310は、複数の結合ホール360を含むことができる。前記複数の結合ホール360それぞれは、前記第1段付部730(a)それぞれと個別的に篏合して固定される。
【0086】
したがって、サブブロック300に分配されたケーブル30の方向転換のための回転時、カップリング部材700もこれに相応して同時に回転できる。
【0087】
本発明の一実施形態に係る、前記カップリング部材700と第4、第5サブブロック300(d)、300(e)および第2、第3サブブロック300(b)、300(c)の結合により、第2、第3サブブロック300(b)、300(c)に対して前記第4、第5サブブロック300(d)、300(e)が回転できる。したがって、第4、第5サブブロック300(d)、300(e)の外周面に配置されたコネクタ500は、サブブロック300と回転が可能で、設置者が望む方向に分配されたケーブル30と外部装置(例えば、外部ケーブル)とを連結することができる。
【0088】
本発明の一実施形態によれば、計5つのサブブロック300の数をメインブロック100の両側に配置した。ただし、サブブロック300の数はこれに限定されたものではなく、同一の締結構造を有する追加的なサブブロック300を設置者が望むケーブルの分配数だけ拡張することができ、すでに設けられたサブブロック300も手軽に除去することができる。
【0089】
さらに図4および図5を参照すれば、前記締結部は、メインブロック100およびサブブロック300の間の締結構造であってもよいし、サブブロック300および互いに異なるサブブロック300間の締結構造であってもよい。サブブロック300の締結構造は、上記説明のように、メインブロック100−第1サブブロック300(a)−第3サブブロック300(c)−第5サブブロック300(e)の間の締結関係であってもよい。また、メインブロック100−第2サブブロック300(b)−第4サブブロック300(d)の間の締結関係であってもよい。
【0090】
本発明の一実施形態に係る、ケーブル分配装置10は、メインブロック100と第1サブブロック300(a)との間に配置され、外部から流体の流入を遮断するシーリング部材800をさらに含んでもよい。
【0091】
本発明の一実施形態に係るシーリング部材800は、リング形状の構造で、メインブロック100の拡張締結部190の下部および前記サブブロック300の前端締結部310の上部と接触配置され、ケーブル分配装置10の内部空間を外部と遮断することができる。前記シーリング部材800は、カップリング部材700の外側で、前記前端締結部310の一面を基準として前記カップリング部材700と同一線上に配置される。
【0092】
本発明の一実施形態に係る、メインブロック100とサブブロック300との間の結合またはサブブロック300間の結合によって溝が形成され、前記溝にシーリング部材800が挿入配置される。前記溝端部は、メインブロック100またはサブブロック300の内部に入る隙間を提供可能で、シーリング部材800を介して遮断しようとする。ここで、シーリング部材800は、メインブロック100とサブブロック300との結合により圧着される弾性材質を含むことができる。シーリング部材800の上面は、サブブロックと接触配置されるため、サブブロック300の回転によって摩擦力を提供し、設置者がサブブロック300を受動的に回転する時、回転質感を提供することができる。他の例として、前記シーリング部材800は、防水性能を拡張するために、前記溝内部に複数個配置することができる。
【0093】
本発明の一実施形態に係る、シーリング部材800は、メインブロック100と第2サブブロック300(b)との間、またはメインブロック100と第1サブブロック300(a)との間、または第1サブブロック300(a)と第3サブブロック300(c)との間に配置される。他の例として、第2サブブロック300(b)と第4サブブロック300(d)との間、または第3サブブロック300(c)と第5サブブロック300(e)との間に配置される。
【0094】
本発明の一実施形態に係る、ケーブル分配装置10は、両端に側面カバー400が配置され、内部空間を外部環境と遮断することができる。前記側面カバー400は、一面が閉じた円筒形状であり、開口した他の一面は、サブブロック300の後端締結部330と結合する前端締結部410を含むことができる(図3参照)。
【0095】
本発明の一実施形態に係る、側面カバー400の前端締結部410は、それぞれのサブブロック300の前端締結部310と同一の構造および機能を含むことができる。例えば、カップリング部材700を介してサブブロック300と結合するために、前記カップリング部材700の段付部730(a)、(b)と結合するための複数の結合溝460を含むことができる。他の例として、サブブロック300の後端締結部330に挿入配置できるように、側面カバー400の前端締結部410は、サブブロック300の後端締結部330より小さい直径を有するように構成される。
【0096】
本発明の一実施形態に係る、ケーブル分配装置10の外周面には、支持ブラケット900を配置して、本装置を固定することができる(図2を参照)。前記支持ブラケット900は、メインブロック100の外周面上に配置され、複合ケーブル20が上下方向を向くように外部装置と結合してケーブル分配装置10を固定することができる。
【0097】
前記支持ブラケット900でメインブロック100を固定して、サブブロック300の相対的回転時、ケーブル分配装置10の中心を支持し、設置者が望む方向に外部ケーブルを有利に連結することができる。
【0098】
本発明の一実施形態に係る支持ブラケット900は、メインブロック100の外周面のほかにも、前記側面カバー400の外面に連結されて本装置を固定することができる。前記支持ブラケット900がケーブル分配装置10の中心と両端部を支持することにより、サブブロック300を回転し、設置者が望む方向に外部ケーブルを有利に連結することができる。
【0099】
以下、上記の多様な実施形態により、拡張型ケーブル分配装置の製造方法について説明する。
【0100】
図7は、本発明の一実施形態に係る拡張型ケーブル分配装置の製造方法について示すフローチャートである。
【0101】
図7に示されるように、ケーブル分配装置10の製造方法は、工程10により、優先的に外部から供給された複合ケーブル20の端部がメインブロック100に収容されて結合する工程を進行させることができる。
【0102】
ただし、設置者は予め複合ケーブル20から分配されるケーブルの数を予め定めて全体のサブブロック300が必要な数を計算することができる。例えば、図3のように、設置者が複合ケーブル20から必要な周波数に応じて、3つの分配されたケーブル30を用いようとする場合に、メインブロック100と両側に配置される3つのサブブロック300を予め用意して製作することができる。他の例として、図4のように、設置者が複合ケーブル20から必要な周波数に応じて、5つの分配されたケーブル30を用いようとする場合に、メインブロック100と両側に配置される5つのサブブロック300を予め準備して製作することができる。
【0103】
本発明の一実施形態により、メインブロック100は、一体型で構成された管状で、互いに開口して通る下段ブロック130および上段ブロック110を含んで製作することができる。前記下段ブロック130の端部は、外部から供給された複合ケーブル20の端部が収容される収容ホール150と、前記収容ホール150に収容された複合ケーブル20と前記下段ブロック130とを結合するケーブル締結部170とを含むことができる。
【0104】
本発明の一実施形態により、ケーブル締結部170は、金属材質で複合ケーブル20と結合して構造的に締結剛性を提供することができる。
【0105】
本発明の一実施形態により、前記上段ブロック110は、下段ブロック130の上部に連結配置され、両側に開口しサブブロック300と結合される。下段ブロック130から収容された複合ケーブル20の一部は、上段ブロック110の内部で分配される工程が進行できる。
【0106】
前記メインブロック100と複合ケーブル20とが結合された後、工程30により、前記複合ケーブル20から分配が必要なケーブルの数に応じて、前記メインブロック100の外側に少なくとも1つのサブブロック300が結合配置される工程が進行できる。
【0107】
本発明の一実施形態により、サブブロック300は、両端が開口した管形状で、内部にメインブロック100で分配されたケーブル30が通過する通路を提供することができる。
【0108】
サブブロック300の一端は、前記メインブロック100の拡張締結部190の内側に少なくとも一部が挿入されて結合する前端締結部310が構成され、サブブロック300の他の一端は、前記前端締結部310と対向配置され、互いに異なるサブブロック300または側面カバー400と結合する後端締結部330が構成される。
【0109】
本発明の一実施形態により、前記前端締結部310の内側開口は、メインブロック100または他のサブブロック300から伝達された、分配されたケーブル30が入る入口を提供することができる。また、前記後端締結部330の内側開口は、他のサブブロック300に分配されたケーブル30を伝達する出口を提供することができる。
【0110】
本発明の一実施形態に係る、カップリング部材700は、メインブロック100の拡張締結部190とサブブロック300の前端締結部310との間に配置され、前記メインブロック100と前記サブブロック300とが互いに結合して離脱しないように、少なくとも1つの段付部730(a)、(b)を含むことができる。
【0111】
他の実施形態に係る、カップリング部材700は、サブブロック300の後端締結部330と互いに異なるサブブロック300の前端締結部310との間に配置され、前記サブブロック300が互いに結合して離脱しないように、少なくとも1つの段付部730(a)、(b)を含むことができる。
【0112】
本発明の一実施形態に係る、カップリング部材700のボディ710の下端は、サブブロック300の前端締結部310の一面に配置され、サブブロック300と同時に回転できるように、結合と同時にスライド回転できる。
【0113】
本発明の一実施形態に係る、カップリング部材700の段付部730(a)、(b)は、サブブロック300の前端締結部310と結合する第1段付部730(a)と、メインブロック100の拡張締結部190と結合する第2段付部730(b)とを含むことができる。前記第1段付部730(a)および第2段付部730(b)は、複数個で構成される。
【0114】
前記第1段付部730(a)と結合するサブブロック300の前端締結部310は、複数の結合ホール360を含むことができる。前記複数の結合ホール360それぞれは、前記第1段付部730(a)それぞれと個別的に篏合して固定される。したがって、第1サブブロック300(a)が分配されたケーブル30の方向転換のための回転時、カップリング部材700もこれに相応して同時に回転できる。
【0115】
これに対し、前記第2段付部730(b)と結合するメインブロック100の拡張締結部190は、閉鎖曲線形状の1つの結合ホール360を含むことができる。前記1つの結合ホール360は、第2段付部730(b)と篏合して前記サブブロックが離脱しないように固定される。ただし、第2段付部730(b)と結合ホール360との結合は、サブブロック300の回転方向には固定結合されないことから、前記カップリング部材700は回転可能である。すなわち、メインブロック100は動かない状態でカップリング部材700のみ回転可能である。
【0116】
本発明の一実施形態に係る、カップリング部材700の同時回転および固定構造は、互いに異なるサブブロック300の間にも適用可能であることは当然である。
【0117】
この後、工程50により、前記メインブロック100から延びた前記複合ケーブルの少なくとも一部を前記サブブロックに配置されたコネクタ500と連結する工程が進行できる。
【0118】
設置者は、工程30の前に、サブブロック300には、分配されたケーブル30と電気的連結されて外部ケーブルと接続するコネクタ500を配置することができる。
【0119】
本発明の一実施形態により、前記コネクタ500は、サブブロック300の外周面に配置された載置面350に載置され、前記載置面350は、サブブロック300の内部と連結可能な少なくとも1つの載置ホール351を含むように構成することができる。
【0120】
本発明の一実施形態により、前記載置ホール351は、分配されたケーブル30がコネクタ500と連結可能な通路を提供することができる。したがって、メインブロック100またはサブブロック300から分配されたケーブル30は、前記載置ホール351を介してコネクタ500の下面に接触して電気的に連結される。
【0121】
この後、工程70により、前記メインブロック100または前記サブブロック300の内部に配置された前記複合ケーブル20または前記分配されたケーブル30を保護するために、前記サブブロック300の外側に側面カバー400を結合する工程が進行できる。
【0122】
ケーブル分配装置10の両端は、側面カバー400が配置され、内部空間を外部環境と遮断することができる。前記側面カバー400は、一面が閉じた円筒形状であり、開口した他の一面は、サブブロック300の後端締結部330と結合する前端締結部410を含んで構成することができる。
【0123】
本発明の一実施形態に係る、側面カバー400の前端締結部410は、上述したサブブロック300の前端締結部310と同一の構造および機能を含むことができる。例えば、カップリング部材700を介してサブブロック300と結合するために、前記カップリング部材700の段付部730(a)、(b)と結合するための複数の結合溝460を含むことができる。他の例として、サブブロック300の後端締結部330に挿入配置できるように、側面カバー400の前端締結部410は、サブブロック300の後端締結部330より小さい直径を有するように構成される。
【0124】
本発明の一実施形態に係るケーブル分配装置10の製造方法で、外部ケーブルの方向に応じて、設置者が自由にコネクタの位置を変更できるように回転可能なサブブロック300を実現することにより、部品費を低減し、損失する電力を最小化することができる。
【0125】
また、周波数に応じて必要なケーブルを拡張するために、簡単にサブブロック300を拡張することができ、拡張方法も簡便で、設置者の作業時間が短縮できる。
【0126】
以上で説明した本発明の多様な実施例の拡張型ケーブル分配装置は、上述した実施例および図面によって限定されるものではなく、本発明の技術的範囲内で様々な置換、変形および変更が可能であることは、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者にとって明らかであろう。
【産業上の利用可能性】
【0127】
本発明によれば、ケーブルの方向転換が自由となるように設計することにより、装備設置時にケーブルの占める設置空間およびケーブルの長さを低減可能なケーブル分配装置を製造することができる。
【符号の説明】
【0128】
10:ケーブル分配装置
20:複合ケーブル
100:メインブロック
300:サブブロック
400:側面カバー
500:コネクタ
700:カップリング部材
800:シーリング部材
900:支持ブラケット
110:上段ブロック
130:下段ブロック
150:収容ホール
170:ケーブル締結部
190:拡張締結部
300(a): 第1サブブロック
300(b): 第2サブブロック
310:前端締結部
330:後端締結部
350:載置面
351:載置ホール
360:結合ホール
710:ボディ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7