(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、本発明の好ましい一実施例を添付の図面を参照して詳しく説明する。
【0032】
参考として、以下に説明する本発明の構成のうち、従来技術と同じ構成については前述の従来技術を参照することにし、別途の詳細な説明は省略する。
【0033】
<実施例1>
図1〜
図5に示したように、第1実施例のヘッドレストフォールディング装置は、ハウジング100と、前記ハウジング100に回動可能に設けられるリンク500と、前記ハウジング100に昇降可能に設けられる昇降部材200と、を含み、前記リンク500にはステイロッド300が連結され、前記昇降部材200には前記ステイロッド300がスライディング可能に設けられることを特徴とする。
【0034】
ハウジング100は、前面130と、前面130の両側にそれぞれ配置される側壁110と、両側の前記側壁110の間に配置される中間壁120と、を含む。
【0035】
ハウジング100は、前面130と側壁110と中間壁120が一体に形成される。
【0036】
本実施例及び以下の実施例で「前方」は、ヘッドレストがフォールディングされる方向を意味する。
【0037】
前面130は、平板に形成され、上下の長さが左右の長さよりさらに長い直四角形状に形成される。
【0038】
側壁110は、平板に形成され、前面130の左側及び右側にそれぞれ連結される。
【0039】
側壁110は、前面130の左側及び右側が後方に折り曲げて形成される。
【0040】
両側の側壁110の上部後方には、ステイガイド溝111が両側及び後方が開放されるように形成される。ステイガイド溝111には、ステイロッド300が挿入される。ステイガイド溝111は、ステイロッド300をガイドする。
【0041】
ステイガイド溝111は、円弧状に形成される。ヘッドレストが立ち上がり位置にあるとき、ステイロッド300はステイガイド溝111の最下端に配置され、ヘッドレストがフォールディング位置にあるとき、ステイロッド300はステイガイド溝111の最上端に配置されるようにステイガイド溝111は形成される。このように、ステイガイド溝111は、ストッパとしての役割も同時に行う。
【0042】
また、側壁110の上部には、左右方向にリンク500のヒンジ軸510が挿入される軸挿入孔が貫通して形成される。前記軸挿入孔は、ステイガイド溝111の前方に配置される。
【0043】
側壁110には、リンク500と対向する面に前記軸挿入孔の周りがエンボス処理(突出)されるため、側壁110とリンク500との間に間隔が生じるようになる。これによって、リンク500が側壁110に対して回転するとき、摩擦が減少して安定的に作動することができる。
【0044】
また、側壁110の下部後方には、ブラケット140が形成される。
【0045】
ブラケット140は、側壁110の下部後方が外側に折り曲げて形成される。
【0046】
したがって、ブラケット140は、ハウジング100の下部後方に外側に突出して形成される。
【0047】
ブラケット140には、ボルトやリベットなどが締結される締結孔が前後方向に貫通して形成される。
【0048】
このようなブラケット140を通じてハウジング100を車両のシートのフレームに容易に設けることができる。ハウジング100は、シートの上部中間に配置される。
【0049】
また、一側の側壁110の下部には、後述するモーター600が挿入されるように切開穴が形成できる。
【0050】
中間壁120は、両側の側壁110の上部に配置される。
【0051】
中間壁120は、前面130の上部に連結して形成される。
【0052】
中間壁120は、前面130の上部が後方に折り曲げて形成される。
【0053】
中間壁120には、スクリュー挿入溝121が上下方向に貫通して形成される。
【0054】
スクリュー挿入溝121は、後方が開放されるように形成される。
【0055】
ハウジング100の下部(中間壁の反対面)は、開放されるように形成される。
【0056】
このようなハウジング100は、プレス加工を通じて容易に成形できる。ハウジング100を金属素材で形成する場合、耐久性が一層向上する。
【0057】
ステイロッド300は、左右方向に配置される第1バー310と、第1バー310の両側にそれぞれ形成されて上下方向に配置される第2バー350と、第1バー310と第2バー350を連結する第3バー330と、を含む。
【0058】
ステイロッド300は、金属素材で形成され、一体に形成される。
【0059】
ステイロッド300は、パイプ状又は丸棒状に形成される。
【0060】
第1バー310は、水平に配置される。
【0061】
ヘッドレストが立ち上がり状態にあるとき、第2バー350は、上端が下端より前方に配置されるように傾斜して配置される。
【0062】
第2バー350の上端は、第1バー310の前端より前方に配置される。
【0063】
第2バー350の下端は、第1バー310の後端より後方に配置される。
【0064】
第3バー330は、円弧状に折り曲げて形成される。
【0065】
第2バー350の上部は、シートの外部に露出し、第2バー350の上部には、ヘッドレストが設けられる。
【0066】
リンク500は、板状に形成されて前後方向に垂直に配置される。
【0067】
リンク500は、ヒンジ軸510を通じてハウジング100に回動可能に設けられる。
【0068】
リンク500は、2個備えられてハウジング100の両側の側壁110の外側にそれぞれ配置される。
【0069】
リンク500は、前方にヒンジ軸510が挿入される軸挿入孔が左右方向に貫通して形成され、後方にステイロッド300の第1バー310が安着して固定設置される軸安着溝501が形成される。すなわち、軸安着溝501は、前記軸挿入孔の後方に配置される。軸安着溝501は、前記軸挿入孔から離隔して配置される。
【0070】
軸安着溝501は、左右方向に貫通して形成され、後方が開放されるように形成される。したがって、軸安着溝501は、「C」字状に形成される。
【0071】
このような軸安着溝501によりステイロッド300をリンク500に容易に固定して設けることができる。
【0072】
軸安着溝501は、前端が後端より上部に配置されるように傾斜して形成される。
【0073】
リンク500には、軸安着溝501の周辺の上部及び下部に上部突出部及び下部突出部がそれぞれ形成される。前記上部突出部は、第1バー310の上部に配置され、前記下部突出部は、第1バー310の下部に配置される。前記上部突出部及び下部突出部は、後方に突出して形成され、前記上部突出部及び下部突出部の後端は、第1バー310の後端より後方に突出して形成される。
【0074】
ヘッドレストが立ち上がり状態にあるとき、前記上部突出部は、第1バー310の最上端より下部に突出することで強度補強の効果がある。
【0075】
ヘッドレストがフォールディング状態にあるとき、前記下部突出部は、第1バー310の最下端より上部に突出することで強度補強の効果がある。
【0076】
このようなリンク500によりステイロッド300はハウジング100に対して回転できる。
【0077】
このようにリンク500には、ステイロッド300の第1バー310の両側が直接連結される。それと異なり、リンク500とステイロッド300との間に他の部材を備えて間接連結してもよい。
【0078】
昇降部材200は、ブロック形状に形成され、ハウジング100に昇降可能に設けられる。昇降部材200は、上下の長さより左右の幅がより長く形成される。したがって、ステイロッド300と昇降部材200は、左右方向に長く上部及び下部で線接触又は点接触(後述のように突起が形成される場合)するようになる。
【0079】
昇降部材200は、両側の側壁110の間に配置される。また、昇降部材200は、中間壁120の下部に配置される。すなわち、昇降部材200は、側壁110と中間壁120により取り囲まれるように配置される。
【0080】
昇降部材200には、ステイロッド300の第1バー310が前後方向にスライディング可能に設けられる。
【0081】
昇降部材200の後方には、第1バー310の中間部が挿入されるガイド溝201が前後方向に形成される。したがって、昇降部材200は、左側から見たとき、「C」字状に形成される。
【0082】
ガイド溝201は、両側及び後方が開放されるように形成されることにより、後方の開放された部分を通じてガイド溝201に第1バー310を挿入することができるので組み立てが一層容易になる。
【0083】
また、昇降部材200でステイロッド300と接触する面には、前後方向に長く突起(図示せず)が形成されることができる。前記突起は、ガイド溝201の内部に配置され、多数が形成される。このような前記突起により昇降部材200とステイロッド300との間の摩擦が減少してステイロッド300のスライディングが一層円滑に行われる。
【0084】
また、ハウジング100の中間壁120に回動可能に設けられてモーター600により駆動されるスクリュー400をさらに含むことができる。
【0085】
スクリュー400は、上下方向に垂直に配置される。スクリュー400の上端には、外周面にネジ山が形成されない平坦な部分が形成される。
【0086】
スクリュー400の前記平坦な部分は、ハウジング100のスクリュー挿入溝121に挿入される。したがって、スクリュー400は、ハウジング100に対して回転可能になる。スクリュー400がより円滑に回転するようにベアリングをスクリュー400とハウジング100との間に配置することができる。
【0087】
追加として、スクリュー挿入溝121の開放された部分(後方)は、スクリュー400の組み立て後にスクリュー400が離脱しないように詰まるように締め切り処理できる。このような締め切り処理を行わなくても組み立て後にスクリュー400は昇降部材200に挿入され、昇降部材200はステイロッド300の第1バー310に係止されるので、スクリュー挿入溝121の後方に離脱しなくなる。また、スクリュー400に連結される減速ギア610がハウジング100に固定して設けられるので、スクリュー400はハウジング100に対して前後方向に固定される。
【0088】
昇降部材200には、ガイド溝201の前方にスクリュー締結孔が形成される。前記スクリュー締結孔は、上下方向に貫通して形成される。前記スクリュー締結孔にはスクリュー400が螺合される。したがって、スクリュー400がモーター600によりハウジング100に対して回転すると、昇降部材200は上下方向に昇降するようになる。
【0089】
したがって、第1バー310は、スクリュー400の後方に配置される。
【0090】
また、ハウジング100には、昇降ガイド棒290が設けられ、昇降部材200には、昇降ガイド棒290が挿入される昇降ガイド溝が形成される。
【0091】
昇降ガイド棒290の上部には、フランジが形成される。組み立て時に前記フランジは中間壁120の下部に係止するようになる。したがって、組み立て後に昇降ガイド棒290はハウジング100から離脱しなくなる。
【0092】
昇降ガイド棒290は上下方向に垂直に配置され、上端が中間壁120にリベット結合などを通じて固定して設けられる。昇降ガイド棒290は、スクリュー400の両側にそれぞれ配置される。すなわち、昇降ガイド棒290は、側壁110とスクリュー400との間に配置される。
【0093】
昇降ガイド棒290の下部は、他の部材に拘束されず自由状態に配置される。
【0094】
前記昇降ガイド溝は、ガイド溝201の前方に配置される。
【0095】
昇降部材200の上面には、前記昇降ガイド溝に連通するように前記フランジが安着されるフランジ安着溝が形成される。
【0096】
モーター600は、ハウジング100の下部に設けられる。
【0097】
モーター600の軸には、減速ギア610が連結され、減速ギア610にスクリュー400の下部が連結される。
【0098】
減速ギア610は、前面130の背面に設けられる。減速ギア610は、両側の側壁110の間に配置される。
【0099】
モーター600及び減速ギア610は、昇降部材200の下部に配置される。
【0100】
以下、このような構成を有する本実施例のヘッドレストフォールディング装置の作動状態に対して説明する。
【0101】
<ヘッドレストのフォールディング>
モーター600がユーザやセンサーなどにより作動すると、スクリュー400は回転するようになる。スクリュー400の回転によって昇降部材200は上部に移動するようになる。
【0102】
昇降部材200が上部に移動すると、昇降部材200によりステイロッド300の第1バー310の中心部も持ち上げられる。持ち上げられるステイロッド300によりステイロッド300に固定されたリンク500はハウジング100に対して反時計回りに回転するようになる。また、ステイロッド300の第1バー310の両側は、リンク500の後方に固定されているので反時計回りに回転する。また、昇降部材200は、ハウジング100及びリンク500のヒンジ軸510の中心に対して昇降移動のみを行うので、昇降部材200の上部への移動によってステイロッド300は昇降部材200の後方にスライディングされる。
【0103】
昇降部材200の上面が中間壁120の下面に接触すると、ヘッドレストのフォールディングが完了する。
【0104】
ヘッドレストのフォールディングが完了すると、昇降部材200のガイド溝201の中心はリンク500のヒンジ軸510の中心より上部に移動する。
【0105】
ヘッドレストのフォールディングが完了した状態でもステイロッド300は昇降部材200のガイド溝201に挿入された状態が維持される。
【0106】
ヘッドレストのフォールディング完了や立ち上がり完了を感知するセンサーを備えることにより、フォールディングや立ち上がりが完了すると、モーター600の作動を止めるように制御部を通じて制御することができる。それと異なり、モーター600が一定時間の間作動した後に止めるように制御部を通じて制御してもよい。それと異なり、フォールディングが完了するか立ち上がりが完了すると、昇降部材200が中間壁120又はスクリュー400の下端に係止されるか、ステイロッド300の第1バー310がステイガイド溝111の最上端又は最下端に係止されてモーター600自体に過負荷をかけると止めるようにしてもよい。
【0107】
<ヘッドレストの立ち上がり>
モーター600がユーザやセンサーなどにより作動すると、スクリュー400は反対に回転するようになる。スクリュー400の反対方向への回転によって昇降部材200は下部に移動するようになる。
【0108】
昇降部材200が下部に移動すると、昇降部材200によりステイロッド300も下に押圧されるようになる。押圧されるステイロッド300によりステイロッド300に固定されたリンク500はハウジング100に対して時計回りに回転するようになる。また、ステイロッド300は、回転するリンク500の後方に固定されているのでステイロッド300も時計回りに回転する。また、昇降部材200は、ハウジング100及びリンク500のヒンジ軸510の中心に対して昇降移動のみを行うので、昇降部材200の下部への移動によってステイロッド300は昇降部材200の前方にスライディングされる。
【0109】
ステイロッド300がステイガイド溝111の下端に係止されると、ヘッドレストの立ち上がりが完了する。ヘッドレストの立ち上がりが完了した状態でもステイロッド300は昇降部材200のガイド溝201に挿入された状態が維持される。
【0110】
このように昇降部材200の昇降時の力はステイロッド300に伝達され、ステイロッド300はリンク500を回転させるようになり、回転するリンク500によりステイロッド300も回転するようになる。
【0111】
<実施例2>
本発明の第2実施例によるヘッドレストフォールディング装置の説明において、第1実施例によるヘッドレストフォールディング装置と同一又は類似した構成に対しては同一符号を付与し、詳細な説明及び図示を省略する。
【0112】
図6に示したように、第2実施例によるヘッドレストフォールディング装置は、モーター1600の駆動力を、フレキシブルシャフト1620を通じてスクリュー1400に伝達されることを特徴とする。
【0113】
モーター1600は、ハウジング1100に設けられず、ハウジング1100から離隔して配置される。モーター1600は、シートの側部に設けられる。すなわち、モーター1600は、ハウジング1100が設けられるシートの上部中央ではない他の所にも自由に設けることができる。したがって、モーター1600を異物や水から一層効果的に保護することができる。また、モーター1600をユーザの頭や耳から遠く配置できるようになって振動や騷音などがユーザに伝達されることを最小化することができる。
【0114】
モーター1600の軸は、フレキシブルシャフト1620に連結され、フレキシブルシャフト1620は、減速ギア1610に連結される。減速ギア1610にはスクリュー1400が連結される。
【0115】
すなわち、フレキシブルシャフト1620は、モーター1600の駆動力を減速ギア1610に伝達する。
【0116】
減速ギア1610は、ハウジング1100の前面1130の背面にボルト止めなどを通じて固定設置される。
【0117】
第2実施例によるヘッドレストフォールディング装置の作動は前述した第1実施例と同一であるので、それに対する詳細な説明は省略する。
【0118】
<実施例3>
本発明の第3実施例によるヘッドレストフォールディング装置の説明において、第1、2実施例によるヘッドレストフォールディング装置と同一又は類似した構成に対しては同一符号を付与し、詳細な説明及び図示を省略する。
【0119】
図7〜
図9に示したように、第3実施例によるヘッドレストフォールディング装置のハウジング2100は、ヘッドレストに設けられることを特徴とする。
【0120】
本実施例のハウジング2100は、ヘッドレストの内部に設けられる。例えば、ハウジング2100のブラケットは、ヘッドレストのカバーに設けることができる。これによって、従来の多様なシートにも本発明のヘッドレストフォールディング装置をすぐ適用することができるようになる。また、ヘッドレストフォールディング装置に故障が発生する場合には、ヘッドレストのみを分離すれば十分なので、入れ替え及び修理が一層迅速で且つ容易になる。また、ヘッドレストがモジュール化されるので、製造、組み立て、運搬などが一層容易になる。また、シートにステイロッドが移動するための別途の切開部を形成する必要がないので、車両シートの外観が美麗になり、切開部を通じてシート内部に異物が流入することを防止することができる。
【0121】
ハウジング2100の中間壁2120は、下部に配置される。
【0122】
モーター2600は、ハウジング2100の上部に配置され、減速ギア2610は、ハウジング2100の前面2130に設けられる。
【0123】
昇降部材2200、スクリュー2400、ステイロッド2300、及びリンク2500は、減速ギア2610より下部に配置される。
【0124】
ステイロッド2300は、第2バー2350が第1バー2310より下部に配置される。
【0125】
第2バー2350は車両のシートに挿入される。第1バー2310はヘッドレストの内部に配置される。
【0126】
第1バー2310は、上部が下部より後方に配置されるように傾斜して形成される。
【0127】
それと異なり、自動車のスキンデザインによってステイロッドは多様に形成することができる。
【0128】
このように、モーター2600がヘッドレストの内部に配置される場合には、モーター2600に連結される電線はステイロッド2300を通じて車両電源に連結できる。
【0129】
以下、このような構成を有する本実施例のヘッドレストフォールディング装置の作動状態に対して説明する。
【0130】
<ヘッドレストのフォールディング>
モーター2600がユーザやセンサーなどにより作動すると、スクリュー2400は回転するようになる。スクリュー2400の回転によって昇降部材2200は下部に移動するようになる。
【0131】
昇降部材2200が下部に移動すると、昇降部材2200によってステイロッド2300も下に押圧される。ステイロッド2300は、シートに固定された状態であるのでハウジング2100がステイロッド2300に対して持ち上げられる。持ち上げられるハウジング2100は、ステイロッド2300にリンク2500で連結されているので反時計回りに回転するようになる。また、昇降部材2200の下部への移動によってステイロッド2300は昇降部材2200の後方にスライディングされる。
【0132】
昇降部材2200の下面が中間壁2120の上面に接触すると、ヘッドレストのフォールディングが完了する。
【0133】
<ヘッドレストの立ち上がり>
モーター2600がユーザやセンサーなどにより作動すると、スクリュー2400は反対に回転するようになる。スクリュー2400の反対方向への回転によって昇降部材2200は上部に移動するようになる。
【0134】
昇降部材2200が上部に移動すると、昇降部材2200によりステイロッド2300も持ち上げられる。ステイロッド2300は、シートに固定された状態であるので、ハウジング2100がステイロッド2300に対して押圧される。押圧されるハウジング2100は、リンク2500に連結されているので時計回りに回転するようになる。また、昇降部材2200の上部への移動によってステイロッド2300は昇降部材2200の前方にスライディングされる。
【0135】
ステイロッド2300がステイガイド溝2111の上端に係止されると、ヘッドレストの立ち上がりが完了する。
【0136】
<実施例4>
本発明の第4実施例によるヘッドレストフォールディング装置の説明において、第1、2、3実施例によるヘッドレストフォールディング装置と同一又は類似した構成に対しては同一符号を付与し、詳細な説明及び図示を省略する。
【0137】
図10に示したように、第4実施例によるヘッドレストフォールディング装置のハウジング3100は、ヘッドレストに設けられ、モーター3600の駆動力は、フレキシブルシャフト3620を通じてスクリュー3400に伝達されることを特徴とする。
【0138】
ステイロッド3300は、車両シートの中央に固定して設けられるか、上下方向に高さが調節可能に設けられる。
【0139】
ハウジング3100は、ヘッドレストの内部に配置して設けられる。
【0140】
減速ギア3610は、ハウジング3100の内部に設けられる。
【0141】
モーター3600は、ハウジング3100から離隔して車両のシートなどに設けられる。
【0142】
モーター3600は、移動するハウジング3100と共に移動できるように車両のシートに流動可能に設けられる。
【0143】
モーター3600は、減速ギア3610にフレキシブルシャフト3620を通じて連結される。
【0144】
したがって、モーター3600の駆動力は、フレキシブルシャフト3620に伝達され、フレキシブルシャフト3620の駆動力は、減速ギア3610に伝達され、減速ギア3610の駆動力は、スクリュー3400に伝達される。
【0145】
フレキシブルシャフト3620は、第3バー3330に形成された引込孔に挿入され、第2バー3350を通過した後に第2バー3350の下端に形成された引出孔を通じて抜け出てモーター3600の軸に連結される。これによって、構造を単純に維持すると同時にフレキシブルシャフト3620が外部に露出しなくなって外観が一層美麗になる。
【0146】
第4実施例によるヘッドレストフォールディング装置は、シートに切開部を形成する必要がないと同時にモーター3600から発生する振動や騷音がユーザの頭に伝達されることが防止される。
【0147】
第4実施例によるヘッドレストフォールディング装置の作動は、第3実施例と同一であるので、それに対する詳細な説明は省略する。
【0148】
<実施例5>
本発明の第5実施例によるヘッドレストフォールディング装置の説明において、第1、2、3、4実施例によるヘッドレストフォールディング装置と同一又は類似した構成に対しては同一符号を付与し、詳細な説明及び図示を省略する。
【0149】
図11及び
図12に示したように、第5実施例によるヘッドレストフォールディング装置のハウジング4100には、昇降部材4200をガイドする昇降ガイド突出部4150が形成される。
【0150】
ハウジング4100は、シートのフレームの上部中央に設けられる。ステイロッド4300の上端には、ヘッドレストが設けられる。
【0151】
本実施例のハウジング4100は、プラスチック素材に形成され、射出を通じて一体に成形される。
【0152】
ハウジング4100は、前面と中間壁4120と側壁4110が全て互いに連結して形成される。したがって、中間壁4120は、スクリュー4400を一層安定的に支持することができ、側壁4110は、リンク4500を一層安定的に支持することができる。
【0153】
ハウジング4100の前面の背面には、昇降部材4200の昇降移動をガイドする昇降ガイド突出部4150が形成される。このような昇降ガイド突出部4150がハウジング4100に一体に備えられることにより、別途の昇降ガイド棒などが不必要になって部品数が減少するようになり、プラスチック素材で形成されるので全体重量も減少するようになり、且つ装置も一層コンパクトに維持することができる。
【0154】
昇降ガイド突出部4150は、板状に形成され、昇降部材4200の両側に上下方向に形成される。
【0155】
昇降ガイド突出部4150は、側壁4110から離隔して配置される。
【0156】
本実施例のリンク4500は、昇降ガイド突出部4150と側壁4110との間に配置される。すなわち、リンク4500は、ハウジング4100の内部に配置されるので、装置が一層コンパクトになり、リンク4500が外部部品に干渉されることが防止される。また、リンク4500がほこりや異物から保護できる。
【0157】
ハウジング4100の前面の背面には、支持片4160が水平に後方に突出して形成される。
【0158】
支持片4160は、両側の側壁4110及び前面を連結するように形成される。
【0159】
支持片4160には、スクリュー4400が貫通するスクリュー貫通孔が形成される。
【0160】
支持片4160は、昇降部材4200の下部に配置される。
【0161】
昇降部材4200は、フォールディングの完了時には中間壁4120に係止され、立ち上がりの完了時には支持片4160に係止される。
【0162】
また、昇降部材4200からステイロッド4300と接触する面には前後方向に長く突起4202が形成される。
【0163】
突起4202は、ガイド溝4201の内部に配置され、多数形成される。
【0164】
このような突起4202により昇降部材4200とステイロッド4300との間の摩擦が減少してステイロッド4300のスライディングが一層円滑に行われる。
【0165】
本実施例によるヘッドレストフォールディング装置の作動は、第1実施例と同一であるので、それに対する詳細な説明は省略する。
【0166】
<実施例6>
本発明の第6実施例によるヘッドレストフォールディング装置の説明において、第1、2、3、4、5実施例によるヘッドレストフォールディング装置と同一又は類似した構成に対しては同一符号を付与し、詳細な説明及び図示を省略する。
【0167】
図13に示したように、第6実施例によるヘッドレストフォールディング装置のハウジング5100には、昇降部材5200をガイドする昇降ガイド突出部5150が形成され、モーター5600の駆動力は、フレキシブルシャフト5620を通じてスクリュー5400に伝達されることを特徴とする。
【0168】
ハウジング5100は、シートのフレームの上部中央に設けられる。ステイロッド5300の上端には、ヘッドレストが設けられる。
【0169】
本実施例のハウジング5100は、プラスチック素材で形成され、射出を通じて一体に成形される。
【0170】
ハウジング5100の前面の背面には、昇降部材5200の昇降移動をガイドする昇降ガイド突出部5150が形成される。
【0171】
モーター5600は、ハウジング5100に設けられず、ハウジング5100から離隔して配置される。
【0172】
モーター5600の軸は、フレキシブルシャフト5620に連結され、フレキシブルシャフト5620は、減速ギア5610に連結される。減速ギア5610には、スクリュー5400が連結される。
【0173】
すなわち、フレキシブルシャフト5620は、モーター5600の駆動力を減速ギア5610に伝達する。
【0174】
減速ギア5610は、ハウジング5100の前面の背面にボルト止めなどを通じて固定して設けられる。
【0175】
第6実施例によるヘッドレストフォールディング装置の作動は、前述した第1実施例と同一であるので、それに対する詳細な説明は省略する。
【0176】
<実施例7>
本発明の第7実施例によるヘッドレストフォールディング装置の説明において、第1、2、3、4、5、6実施例によるヘッドレストフォールディング装置と同一又は類似した構成に対しては同一符号を付与し、詳細な説明及び図示を省略する。
【0177】
図14に示したように、第7実施例によるヘッドレストフォールディング装置のハウジング6100は、ヘッドレストの内部に配置され、ハウジング6100には、昇降部材6200をガイドする昇降ガイド突出部が形成されることを特徴とする。
【0178】
本実施例のハウジング6100は、ヘッドレストの内部に設けられる。ステイロッド6300の下部は、車両のシートに設けられる。
【0179】
本実施例のハウジング6100は、プラスチック素材で形成され、射出を通じて一体に成形される。ハウジング6100の前面の背面に昇降ガイド突出部が一体に形成される。
【0180】
このように軽量化されたハウジング6100がヘッドレストに設けられることにより、ヘッドレストの重量を維持すると共に既存の車両にもヘッドレストフォールディング装置をすぐ適用することができるようになる。
【0181】
モーター6600は、ハウジング6100の上部に設けられる。
【0182】
モーター6600は、リンク6500、昇降部材6200、ステイロッド6300より上部に配置される。
【0183】
第7実施例によるヘッドレストフォールディング装置の作動は、前述した第3実施例と同一であるので、それに対する詳細な説明は省略する。
【0184】
<実施例8>
本発明の第8実施例によるヘッドレストフォールディング装置の説明において、第1、2、3、4、5、6、7実施例によるヘッドレストフォールディング装置と同一又は類似した構成に対しては同一符号を付与し、詳細な説明及び図示を省略する。
【0185】
図15に示したように、第8実施例によるヘッドレストフォールディング装置のハウジング7100は、ヘッドレストの内部に配置され、ハウジング7100には、昇降部材7200をガイドする昇降ガイド突出部が形成され、モーター7600の駆動力は、フレキシブルシャフト7620を通じてスクリュー7400に伝達されることを特徴とする。
【0186】
ステイロッド7300は、車両シートの中央に固定して設けられるか、上下方向に高さの調節が可能に設けられる。
【0187】
ハウジング7100は、射出を通じてプラスチック素材で一体に形成される。
【0188】
モーター7600は、ハウジング7100から離隔してシートの内部などに設けられる。このようにモーター7600をヘッドレストではない他の部分に設けることで、シートに切開部を形成する必要がないと同時にヘッドレストの重量を軽量で維持することができる。
【0189】
モーター7600は、フレキシブルシャフト7620を通じて減速ギア7610に連結される。
【0190】
ステイロッド7300の第2バーと第3バーには、フレキシブルシャフト7620が引き出されるか引き込まれる孔が形成される。したがって、フレキシブルシャフト7620は、ステイロッド7300を通過するように配置される。
【0191】
第8実施例によるヘッドレストフォールディング装置の作動は、前述した第3実施例と同一であるので、それに対する詳細な説明は省略する。
【0192】
上述した通り、本発明の好ましい実施例を参照して説明したが、該当技術分野における当業者であれば、下記の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正または変形して実施することができる。