特許第6645345号(P6645345)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6645345
(24)【登録日】2020年1月14日
(45)【発行日】2020年2月14日
(54)【発明の名称】接続設備
(51)【国際特許分類】
   E04B 1/94 20060101AFI20200203BHJP
   A62C 2/00 20060101ALI20200203BHJP
   G08B 17/00 20060101ALI20200203BHJP
【FI】
   E04B1/94 M
   A62C2/00 A
   G08B17/00 E
【請求項の数】6
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-92115(P2016-92115)
(22)【出願日】2016年4月28日
(65)【公開番号】特開2017-198045(P2017-198045A)
(43)【公開日】2017年11月2日
【審査請求日】2019年2月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006297
【氏名又は名称】村田機械株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100109210
【弁理士】
【氏名又は名称】新居 広守
(72)【発明者】
【氏名】廣▲瀬▼ 伸吾
(72)【発明者】
【氏名】福田 修
【審査官】 土屋 保光
(56)【参考文献】
【文献】 特開2001−055783(JP,A)
【文献】 実公昭46−012058(JP,Y1)
【文献】 特開平02−023972(JP,A)
【文献】 特開昭50−090128(JP,A)
【文献】 特開昭62−185989(JP,A)
【文献】 実開昭59−082174(JP,U)
【文献】 実開昭48−091714(JP,U)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0227891(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2015/0376901(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B 1/94
A62C 2/00,2/06
G08B 17/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
二つの建築物の開口部間を接続する接続設備であって、
前記建築物の間を架橋状に接続する屋根部材と、
前記建築物に設けられ、前記建築物に発生した火災を検知する検知手段とを備え、
前記屋根部材は、
前記検知手段による火災の検知に連動して前記建築物の接続を切り離すように動作する可動屋根部を備える
接続設備。
【請求項2】
前記屋根部材に沿い、前記建築物の間を接続する壁部材をさらに備え、
前記壁部材は、
前記検知手段による火災の検知に連動して前記建築物の接続を切り離すように動作する可動壁部を備える
請求項1に記載の接続設備。
【請求項3】
前記壁部材は、対向状に配置される第一可動壁部と第二可動壁部とを備え、
前記第一可動壁部と前記第二可動壁部とは離反する方向に動作する
請求項2に記載の接続設備。
【請求項4】
前記可動屋根部は、
一方の前記建築物に接続される第一可動屋根部と、他方の前記建築物に接続される第二可動屋根部とを備える
請求項1〜3のいずれか一項に記載の接続設備。
【請求項5】
前記第一可動屋根部と前記第二可動屋根部とは一部が接触状態で重なり合っている
請求項4に記載の接続設備。
【請求項6】
前記可動屋根部は、自重で動作する
請求項1〜5のいずれか一項に記載の接続設備。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、二つの建築物を接続する接続設備に関する。
【背景技術】
【0002】
建築物の一つで火災が発生した場合、周囲に建てられている建築物に延焼しないよう建築物の開口部には火災時に開口を塞ぐ防火シャッターなどが取り付けられている。
【0003】
例えば、特許文献1には、火災検知器からの所定の信号に基づき自重により降下可能な防火シャッターが記載されている。この防火シャッターは、降下した後であっても手動により動作させて開口部を開放することができるものとなっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−159536号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、一方の建築物が倉庫であり、隣り合う他方の建築物が工場などの場合、倉庫と工場との間をコンベアで接続し、荷物などを両建築物間で搬送したい場合もある。
【0006】
この場合、コンベアや搬送される荷物を風雨から保護するために、二つの建築物に屋根や壁からなる渡り廊下などの接続設備を設置することが考えられる。しかし、このような接続設備は、火災発生時における延焼の原因の一つになる可能性がある。
【0007】
本願発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、接続する一方の建築物に火災が発生した場合でも他方の建築物への延焼を防ぐことのできる接続設備の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本願発明にかかる接続設備は、二つの建築物の開口部間を接続する接続設備であって、前記建築物の間を架橋状に接続する屋根部材と、前記建築物に設けられ、前記建築物に発生した火災を検知する検知手段とを備え、前記屋根部材は、前記検知手段による火災の検知に連動して前記建築物の接続を切り離すように動作する可動屋根部を備えることを特徴とする。
【0009】
これによれば、建築物を屋根により切り離し可能に接続することで、通常時は、屋根の下方空間である接続路を雨などから保護することができ、一方の建築物に火災が発生した際には屋根を可動屋根部により切り離すことで、延焼を防止することが可能となる。
【0010】
また、前記屋根部材に沿い、前記建築物の間を接続する壁部材をさらに備え、前記壁部材は、前記検知手段による火災の検知に連動して前記建築物の接続を切り離すように動作する可動壁部を備えてもよい。
【0011】
これによれば、屋根に加えて建築物を壁部材により切り離し可能に接続することで、通常時は、接続路を閉鎖状態で保護することができ、一方の建築物に火災が発生した際には屋根と共に壁部材を可動壁部により切り離すことで、延焼を有効に防止することが可能となる。
【0012】
前記可動屋根部は、一方の前記建築物に接続される第一可動屋根部と、他方の前記建築物に接続される第二可動屋根部とを備えてもよい。
【0013】
これにより、二つの建築物のいずれかに火災が発生した場合に、二つの可動屋根の少なくとも一方を動作させることで、より確実、かつ、早期に建築物を切り離すことが可能となる。
【0014】
また、第一可動屋根部と前記第二可動屋根部とは一部が接触状態で重なり合ってもかまわない。
【0015】
これによれば、第一可動屋根部と第二可動屋根部とが上面視において互いに重なるため、動作する屋根の接続部分から接続路内への雨の侵入を効果的に防ぐことが可能となる。
【0016】
また、前記可動屋根部は、自重で動作するものでもよい。
【0017】
これによれば、電力などの動力源を必要とせずより簡単な構成で二つの建築物を切り離すことが可能となる。
【0018】
また、対向状に配置される二つの壁部材は、第一可動壁部と第二可動壁部とをそれぞれ備え、前記第一可動壁部と前記第二可動壁部とは離反する方向に動作してもよい。
【0019】
これによれば、可動壁部同士が離反する方向に動作することで、二つの可動壁部の間にコンベアなどの設置物が配置されていても、二つの建築物を切り離すことが可能となる。
【発明の効果】
【0020】
二つの建築物を接続設備で接続しても、一方の建築物で発生した火災の他方の建築物への延焼を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1図1は、通常の状態の二つの建築物の開口部間を接続する接続設備を示す斜視図である。
図2図2は、建築物に火災が発生した状態の接続設備を示す斜視図である。
図3図3は、第一可動屋根部と第二可動屋根部との接続部分を拡大して示す断面図である。
図4図4は、別態様の可動屋根部を示す側面図である。
図5図5は、さらに別態様の可動屋根部を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
次に、本願発明に係る接続設備の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本願発明に係る接続設備の一例を示したものに過ぎない。従って本願発明は、以下の実施の形態を参考に請求の範囲の文言によって範囲が画定されるものであり、以下の実施の形態のみに限定されるものではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
【0023】
また、図面は、本願発明を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
【0024】
(実施の形態1)
図1は、通常の状態の二つの建築物の開口部間を接続する接続設備を示す斜視図である。
【0025】
図2は、建築物に火災が発生した状態の接続設備を示す斜視図である。
【0026】
これらの図に示すように、接続設備100は、第一建築物201と第二建築物202の第一開口部211と第二開口部222との間を接続する設備であって、屋根部材101と、検知手段102とを備えている。本実施の形態の場合、接続設備100はさらに、壁部材103を備えている。
【0027】
第一建築物201と第二建築物202(以下、「建築物」と総称する場合がある。)は、屋根や壁を備えた建屋であり、例えば工場設備や荷物を保管する自動倉庫などを中に入れる建物である。
【0028】
本実施の形態の場合、第一建築物201と第二建築物202とは第一開口部211と第二開口部222とが対向するように設置されており、第一建築物201と第二建築物202との間には、荷物300を搬送するコンベアなどの設置物203が配置されている。
【0029】
屋根部材101は、火災などが発生していない通常状態においては、図1に示すように、第一開口部211、第二開口部222(以下、「開口部」と総称する場合がある。)の上方に配置され、開口部の幅方向にわたって広がり、第一建築物201と第二建築物202との間を架橋状に隙間無く連続的に接続する板状の部材である。屋根部材101は、第一開口部211から第二開口部222に渡って配置される設置物203や荷物300を風雨から保護するための部材である。
【0030】
屋根部材101は、検知手段102による火災の検知に連動して第一建築物201と第二建築物202との接続を切り離すように動作する可動屋根部を備えている。
【0031】
本実施の形態の場合、屋根部材101は、第一可動屋根部111と第二可動屋根部112の二つの可動屋根部を備えている。
【0032】
第一可動屋根部111は、第一開口部211の上端縁近傍の第一建築物201の外側の壁面にヒンジ(図示せず)を介して接続されており、通常時は検知手段102によって水平状態が維持されるように保持されている。一方、検知手段102が火災を検知した場合は、検知手段102による保持が開放されて図2に示すように自重によりヒンジを中心にして回動し、垂れ下がった状態になるものである。
【0033】
第二可動屋根部112は、第二開口部222の上端縁近傍の第二建築物202の外側の壁面にヒンジ(図示せず)を介して接続されている点以外は、第一可動屋根部111とほぼ同様であり、通常時は検知手段102によって水平状態が維持されるように保持され、検知手段102が火災を検知した場合は、検知手段102による保持が開放されて図2に示すように自重によりヒンジを中心にして回動し、垂れ下がった状態になる。
【0034】
また本実施の形態の場合、屋根部材101は、第一可動屋根部111と第二可動屋根部112で構成されており、図3に示すように、第一可動屋根部111と第二可動屋根部112とが一部接触状態で重なり合うように水切板113が設けられている。なお、水切板113は、第一可動屋根部111が動作する際に第一可動屋根部111の自重により変形、または、破壊されるものとなっている。
【0035】
検知手段102は、建築物に設けられ、前記建築物に発生した火災を検知し、可動屋根部の動作のきっかけを創出する装置である。検知手段102は、特に限定されるものではないが、センサーや火災時の熱で溶断する温度ヒューズや、熱・煙・炎・感知器に連動する電気制御式の電磁レリーズなどを例示することができる。
【0036】
本実施の形態の場合、検知手段102は、第一建築物201の火災を検知して第一可動屋根部111を動作させる第一検知手段121と、第二建築物202の火災を検知して第二可動屋根部112を動作させる第二検知手段122とを備えている。また、可動屋根部は、支持するものがなければ自重により垂れ下がった状態になるものであるため、検知手段102は、通常は、可動屋根部の先端部と建築物とを接続して可動屋根部110を水平に維持し、火災の発生を検知すると可動屋根部の先端部と建物との接続を解除するものとなっている。
【0037】
壁部材103は、火災などが発生していない通常状態においては、図1に示すように、屋根部材101の幅方向の両端縁に沿って、屋根部材101から床面まで起立状態で延在し、第一建築物201と第二建築物202との間を隙間無く連続的に接続する板状の部材である。壁部材103は、屋根部材101と同様に、第一開口部211から第二開口部222に渡って配置される設置物203や荷物300を風雨から保護するための部材である。
【0038】
壁部材103は、第三検知手段120による火災の検知に連動して第一建築物201と第二建築物202との接続を切り離すように動作する可動壁部を備えている。
【0039】
本実施の形態の場合、壁部材103は、屋根部材101の幅方向の両端縁にそれぞれ沿って対向状態で配置されている。一方の壁部材103は、第一可動壁部131と第三可動壁部133とで構成され、他方の壁部材103は、第二可動壁部132と第四可動壁部134とで構成されている。また、第一可動壁部131と第二可動壁部132とが対向状に配置され、第三可動壁部133と第四可動壁部134とが対向状に配置される。
【0040】
第一可動壁部131、および、第二可動壁部132は、第一開口部211の両側方端近傍の第一建築物201の外側の壁面にヒンジ(図示せず)を介してそれぞれ接続されており、通常時は検知手段102によって屋根部材101に沿うように保持されている。一方、第三検知手段120が火災を検知した場合は、図2に示すように例えばバネなどの付勢力によりヒンジを中心にして回動し、相互に離反する方向に動作する。
【0041】
第三可動壁部133、および、第四可動壁部134は、第二開口部222の両側方端近傍の第二建築物202の外側の壁面にヒンジ(図示せず)を介してそれぞれ接続されている点以外は、第一可動壁部131、および、第二可動壁部132とほぼ同様であり、通常時は検知手段102によって屋根部材101に沿うように保持されている。一方、第三検知手段120が火災を検知した場合は、図2に示すように例えばバネなどの付勢力によりヒンジを中心にして回動し、相互に離反する方向に動作する。
【0042】
また本実施の形態の場合、可動壁部は、一部接触状態で重なり合うように重畳部135が設けられている。
【0043】
本実施の形態の場合、建築物の開口部には、閉鎖手段204が設けられている。閉鎖手段204は、火災発生時に完全に開口部を覆い、建築物を封鎖するための装置である。閉鎖手段204は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合は、防火シャッターが採用されている。
【0044】
本実施の形態に係る接続設備100によれば、火災などが発生していない通常時においては、設置物203などが配置される接続路を屋根部材101や壁部材103により恒常的に囲むことができ、接続路やその中に配置される設置物203、接続路を通って搬送される荷物などを風雨などから保護することが可能となる。
【0045】
一方、接続設備100が接続する建築物に火災が発生した場合は、可動屋根部や可動壁部が動作することにより二つの建築物を切り離し、接続されない独立した二つの建築物にすることができる。従って、接続設備100が原因となる延焼を防止することができる。
【0046】
なお、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本願発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本願発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本願発明に含まれる。
【0047】
例えば、本実施の形態では、接続設備100は、屋根と壁とを備えた通路として説明したが、壁部材103を備えない屋根部材101のみの通路でもかまわない。また、屋根部材101の幅方向の一方にのみ壁部材103が配置されるものでも構わない。
【0048】
また、上記実施の形態では屋根部材101は、第一可動屋根部111、および、第二可動屋根部112で構成されていたが、屋根部材101は、図4に示すように、可動屋根部110を一部に備えるものでもかまわない。この場合でも第一建築物201と第二建築物202とを切り離すことができる。また、これは、壁部材103も同様である。
【0049】
また、屋根部材101の全体が一つの可動屋根部110として動作するものでもよい。
【0050】
また、一方の建築物の火災を検知手段102が検知した場合、当該建築物に接続される可動屋根部や可動壁部のみ動作するものとして説明したが、検知手段102は、これに限定されるものではない。例えば、いずれかの建築物の火災を検知手段102で検知することにより、火災の発生していない建築物に接続される可動屋根部や可動壁部、建築物には接続されていない可動屋根部や可動壁部を動作させてもかまわない。
【0051】
また、可動屋根部を自重により回動して垂れ下がるものとして説明したが、可動屋根部の動作状態は特に限定されるものではない。例えば、可動屋根部は、屋根部材101の下方に配置される設置物203や荷物300との干渉を考慮して付勢部材などにより跳ね上がるものでもかまわない。また、可動屋根部全体が自重により落下、または、付勢部材などにより上昇などするものでもかまわない。さらに、検知手段102からの信号に基づき、電力により可動屋根部が動作するものでも構わない。
【0052】
また、火災などが発生していない通常状態において、第一建築物201と第二建築物202との間に設置物203や搬送される荷物300がない場合、可動屋根部110は、開放状態であっても構わない。またこの場合、可動屋根部110は、第一建築物201と第二建築物202との間に設置物203や搬送される荷物300がある場合のみ閉鎖状態となり、閉鎖状態で火災が発生すると火災の検知に連動して第一建築物201と第二建築物202の接続を切り離すように動作してもよい。
【0053】
また、上記実施の形態において水切板113は、変形や破壊されるものと記載したが、これに限定されるわけではなく、変形や破壊されない水切板113であっても構わない。例えば、図3に示すように、第一可動屋根部111と第二可動屋根部112とが一部接触状態で重なり合うように水切板113が設けられている場合であっても、第二可動屋根部112が第一可動屋根部111と同時または早く動作する場合は、水切板113は変形や破壊されなくても第一建築物201と第二建築物202の接続を切り離すことが可能である。
【0054】
また、上記実施の形態において可動屋根部110を水平に維持すると記載したが、これに限定されるわけではなく、図5に示すように可動屋根部110は傾斜状態に維持されていても構わない。
【産業上の利用可能性】
【0055】
本願発明は、建築物と建築物とを接続する渡り廊下などの接続設備に利用することができる。
【符号の説明】
【0056】
100 接続設備
101 屋根部材
102 検知手段
103 壁部材
110 可動屋根部
111 第一可動屋根部
112 第二可動屋根部
113 水切板
120 第三検知手段
121 第一検知手段
122 第二検知手段
131 第一可動壁部
132 第二可動壁部
133 第三可動壁部
134 第四可動壁部
135 重畳部
201 第一建築物
202 第二建築物
203 設置物
204 閉鎖手段
211 第一開口部
222 第二開口部
300 荷物
図1
図2
図3
図4
図5