(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記充電制御部は、前記モバイル端末の端末情報、及びユーザー情報の何れか1つ又は何れかの組み合わせをさらに用いて認証を行う、請求項1または2に記載の無線電力送信装置。
前記識別情報管理部は、前記無線電力受信装置の無線充電に対する権限が認証されていることに応じて、前記第1の識別情報を前記無線電力受信装置に提供する、請求項1から3のいずれか1つに記載の無線電力送信装置。
前記アプリケーションサーバーから前記無線電力送信装置の位置する地域に関連する前記位置情報サービスデータを受信するサービスデータ管理部をさらに備える、請求項1から6のいずれか1項に記載の無線電力送信装置。
前記識別情報管理部は、前記無線電力受信装置に割り当てられた第3の識別情報を、前記第3の識別情報を前記アプリケーションサーバーに提供する前記モバイル端末に関連する前記無線電力送信装置を確認するために前記アプリケーションサーバーに提供する、請求項1から7のいずれか1項に記載の無線電力送信装置。
前記アプリケーションサーバーは、前記無線電力受信装置が受けた電力による前記モバイル端末の充電が完了すると、充電が完了したことを前記モバイル端末から通知され、
前記アプリケーションサーバーは、前記モバイル端末への充電が完了すると、前記位置情報サービスデータの提供を変更又は終了する、請求項9に記載の位置情報サービスシステム。
前記識別情報伝達部は、無線電力の送受信プロトコルで用いられる前記無線電力送信装置の識別子を前記第1の識別情報として用いる、請求項13に記載の位置情報サービスシステム。
無線電力受信装置の無線充電に対する権限を認証し、前記無線電力受信装置に無線で電力を提供する無線電力送信装置に割り当てられた第1の識別情報と前記無線電力送信装置の位置する地域の地域情報を関連付ける位置データを保存する保存部と、
前記無線電力受信装置と連結されたモバイル端末の位置を示す位置情報として、前記無線電力送信装置から前記第1の識別情報を受信すると、前記第1の識別情報に関連する地域を前記無線電力送信装置から電力の提供を受ける前記モバイル端末の位置として判断する位置サービス提供部と、を含み、
前記位置サービス提供部は、判断された前記モバイル端末の位置に関連する位置サービスデータを前記モバイル端末及び前記無線電力送信装置の一方又は両方に提供し、前記無線電力送信装置からの電力による充電が完了したことに対応して、前記モバイル端末から充電が完了したことを受け、前記位置サービスデータの提供を変更又は終了する、アプリケーションサーバーであって、
前記アプリケーションサーバーは、
前記無線電力受信装置に割り当てられた第3の識別情報を前記無線電力送信装置から受信し、
前記第3の識別情報を前記モバイル端末から受信し、
前記無線電力送信装置および前記モバイル端末からの前記第3の識別情報を用いて、前記モバイル端末に関連する前記無線電力送信装置を確認する、アプリケーションサーバー。
【発明を実施するための形態】
【0034】
以下の記載は、ここで説明される方法、装置及び/またはシステムの包括的な理解を読者が得ることを助けるために提供される。但し、ここで説明される方法、装置及び/またはシステムの多様な変更、修正及び等価物は当業者にとって容易であろう。ここで説明される動作の手順は一例にすぎず、そのような記載には制限されず、特定の順序で出現することが必須の動作を除き、当業者にとって容易であるように変更されても良い。また、当業者にとって周知の機能及び構造の記載は明瞭性及び簡潔性を高めるべく省略されても良い。
【0035】
複数の図面及び詳細な説明において、同じ参照番号は同じ要素を指す。図面において、相対サイズ、比率、及び、図中の要素の描写は明瞭性、説明及び利便性のために誇張されるかも知れない。
【0036】
図1は、本発明の一実施例による位置情報サービスシステムを説明する構成図である。
【0037】
図1に示されているように、位置情報サービスシステムは、無線電力送信装置100、無線電力受信装置200、モバイル端末300及びアプリケーションサーバー400を含むことができる。
【0038】
無線電力送信装置100は、無線電力受信装置200に無線で電力を送信することができる。
【0039】
無線電力送信装置100の位置は固定されることができる。即ち、無線電力受信装置200及びモバイル端末300は移動可能であるため、その位置を特定することができないが、無線電力送信装置100の位置は特定されることができる。
【0040】
無線電力送信装置100の位置に関する情報は、アプリケーションサーバー400、モバイル端末300又は無線電力送信装置100の位置を管理する機能を有する他の任意のデバイスで管理されることができる。以下では、アプリケーションサーバー400で無線電力送信装置100の位置に関する情報を管理する例に基づいて説明するが、これが一例に過ぎず、他の複数のデバイスが無線電力送信装置100の位置を管理し得ることが理解されるべきである。
【0041】
無線電力受信装置200は、無線電力送信装置100から無線で提供された電力を用いてモバイル端末300を充電することができる。
【0042】
本発明において、無線電力送信装置100と無線電力受信装置200は、特定の規格に限定されない。例えば、無線電力送信装置100と無線電力受信装置200は、無線充電時、近距離通信方式が設定された規格(例えば、A4WP(the Alliance for Wireless Power)規格)に従って動作することもできる。他の例として、無線電力送信装置100と無線電力受信装置200は、無線充電時、近距離通信方式が設定されていない規格(例えば、WPC(the Wireless Power Consortium)規格、PMA(the Power Matters Alliance)規格)に従って動作することもできる。
【0043】
モバイル端末300は、無線電力受信装置200が受信した電力の提供を受けることができる。
【0044】
モバイル端末300は、アプリケーションサーバー400から位置情報サービスの提供を受けることができる。
【0045】
アプリケーションサーバー400は、無線電力送信装置100を識別してモバイル端末300の位置を判断することができる。即ち、無線電力送信装置100の位置は特定されることができるため、アプリケーションサーバー400は、モバイル端末300が十分に近接してモバイル端末300にアクセスされる無線電力送信装置100を識別し、当該無線電力送信装置100の特定された位置をモバイル端末300の位置と判断することができる。
【0046】
アプリケーションサーバー400は、判断されたモバイル端末300の位置に関連する位置サービスをモバイル端末300又は無線電力送信装置100に提供するか、又はモバイル端末300のユーザーを識別してユーザー向けのカスタマイズサービスをモバイル端末300又は無線電力送信装置100に提供することができる。
【0047】
以下では、多様な図面を参照して位置情報サービスシステムの多様な実施例について説明する。但し、以下で説明する多様な例において重複又は相応する内容はその説明を省略する。
【0048】
図2は、位置情報サービスシステムの一実施例を説明するブロック図である。
【0049】
無線電力送信装置100は、無線電力受信装置200に無線で電力を送信することができる。一例において、無線電力送信装置100は、無線電力受信装置200又はモバイル端末300を認証した後、電力を無線で送信することができる。
【0050】
無線電力受信装置200は、無線電力送信装置100から提供される電力を無線で受信し、受信した電力を用いてモバイル端末300を無線で充電することができる。例えば、無線電力受信装置200は、モバイル端末300の一つの部品であってもよく、モバイル端末300と結合可能な別の装置であってもよい。
【0051】
モバイル端末300は、無線電力受信装置200が受信した電力の提供を受けることができる。
【0052】
アプリケーションサーバー400は、無線電力送信装置100の位置を識別してモバイル端末300の位置を識別し、識別された位置を用いて位置情報サービスを提供することができる。アプリケーションサーバー400は、一例において、モバイル端末300又は無線電力送信装置100に位置サービスデータを提供することができる。
【0053】
一例において、アプリケーションサーバー400は、モバイル端末300のユーザー情報を用いてユーザー向けのカスタマイズサービスデータを提供することができる。アプリケーションサーバー400は、モバイル端末300又は無線電力送信装置100にユーザー向けのカスタマイズサービスデータを提供することができる。
【0054】
なお、アプリケーションサーバー400から提供される位置情報サービスはいかなる特別なタイプのサービスにも限定されない。例えば、アプリケーションサーバー400は、モバイル端末300の位置に関連する広告、クーポン又は他のオファーを位置情報サービスとして提供することができる。他の例として、アプリケーションサーバー400は、該当位置に関連する無線電力送信装置100の使用を割引又は無償で提供することを位置情報サービスとして提供することができる。
【0055】
また、位置情報サービスは、位置と関係ないサービスデータを含むことができる。即ち、ユーザー向けのカスタマイズサービスデータはユーザーの位置と関連性がなくてもよいが、このようなユーザー向けのカスタマイズサービスデータは位置サービスデータに含まれることができる。したがって、本発明において、位置サービスデータは、位置情報サービスデータのみならず、ユーザー向けのカスタマイズサービスデータも含むことができる。
【0056】
以下では、
図3〜
図6を参照して本発明の一実施例による位置情報サービスシステムの多様な応用実施例について説明する。
【0057】
図3は、位置情報サービスシステムの他の実施例を示すブロック図である。
【0058】
図3に示されている実施例は、無線電力送信装置100が外部のインターネットと連結可能な別の通信網を備えず且つモバイル端末300と通信可能な近距離通信手段を有さない実施例である。
【0059】
一例において、無線電力送信装置100は、無線電力充電のための認証を行うことができる。例えば、無線電力受信装置200が無線電力送信装置100に対して充電可能な状態、例えば、無線電力送信装置100によって充電可能な距離に位置する場合、無線電力送信装置100は、無線電力受信装置200又はモバイル端末300に対する無線電力充電のための認証を行うことができる。
【0060】
一例において、認証のために、モバイル端末300は、無線電力受信装置200にモバイル端末300の認証情報を提供することができる。例えば、モバイル端末300に無線充電のためのアプリケーションが設置されている場合、アプリケーションは、モバイル端末300の認証情報を無線電力受信装置200のメモリーに保存させることができる。無線電力受信装置200は、保存されたモバイル端末300の認証情報を無線電力送信装置100に提供することができる。無線電力送信装置100は、モバイル端末300の認証情報を用いてモバイル端末300を認証し、うまく認証される場合は無線電力受信装置200に電力を無線で送信することができる。
【0061】
一例において、モバイル端末300の認証情報は該当モバイル端末300に無線通信サービスを提供する無線通信サービスプロバイダの識別情報を含み、無線電力送信装置100は無線通信サービスプロバイダの識別情報を用いてモバイル端末300に対する無線充電の権限を認証することができる。
【0062】
他の例において、無線電力受信装置200は無線電力受信装置200に関する認証情報を保存し、無線電力送信装置100は無線電力受信装置200の認証情報を用いてモバイル端末300に対する無線充電の権限を認証することができる。例えば、無線電力受信装置200の認証情報はモバイル端末300に無線通信サービスを提供する無線通信サービスプロバイダの識別情報を含み、無線電力送信装置100は無線電力受信装置200の認証情報に含まれた無線通信サービスプロバイダの識別情報を用いて無線電力提供の有無を判断することができる。
【0063】
無線電力送信装置100は、無線電力受信装置200に電力を無線で送信し、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を無線電力受信装置200に提供することができる。
【0064】
無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報は、上述したように、無線電力送信装置100の位置を識別するのに用いられることができる。また、このように識別された無線電力送信装置100の位置は、モバイル端末300の位置として用いられることができる。
【0065】
無線電力受信装置200は無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報をモバイル端末300に提供し、モバイル端末300は無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報をアプリケーションサーバー400に提供することができる。
【0066】
アプリケーションサーバー400は、無線電力送信装置100に割り当てられた識別情報を用いて無線電力送信装置100の位置を識別し、無線電力送信装置100の位置をモバイル端末300の位置と判断することができる。アプリケーションサーバー400は、モバイル端末300の位置に関連する位置サービスデータをモバイル端末300に提供することができる。例えば、アプリケーションサーバー400は、モバイル端末300の位置に関連するクーポン、非課金認証情報、広告又は他のオファー情報のようなダウンロード可能なコンテンツを提供することができる。
【0067】
一例において、モバイル端末300は、モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報を上記第1の識別情報と共にアプリケーションサーバー400に提供することができる。例えば、モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報は、IMEI、SIM code、電話番号又はモバイル端末300に割り当てられた他の情報を含むことができる。
【0068】
モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報は、ユーザー向けのカスタマイズサービスを決定するのに用いられることができる。即ち、アプリケーションサーバー400は、第1の識別情報を用いてモバイル端末300の位置を判断し、第2の識別情報を用いてモバイル端末300に対する位置サービス送信の有無、サービスの等級、種類及び他のサービス特性を決定することができる。
【0069】
一例において、モバイル端末300は、無線電力充電が完了すると、充電が完了したことをアプリケーションサーバー400に知らせることができる。アプリケーションサーバー400は、無線電力充電が完了したか否かによってサービスデータの提供を変更又は終了することができる。
【0070】
図4は、位置情報サービスシステムのさらに他の実施例を示す参考図である。
【0071】
図4に示されている実施例は、無線電力送信装置100が近距離無線通信手段を備え、モバイル端末300と直接近距離通信が可能な実施例である。
【0072】
図4を参照すると、無線電力送信装置100とモバイル端末300は、近距離無線通信モジュール(例えば、ブルートゥーストランシーバ又は当業者に周知の任意の近距離無線通信トランシーバ)を用いて互いに通信することができる。無線電力送信装置100は、近距離無線通信を用いて無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報をモバイル端末300に提供することができる。
【0073】
モバイル端末300は、第1の識別情報をアプリケーションサーバー400に提供することができる。
【0074】
無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報がモバイル端末300の位置を決定するのに用いられることは上述した通りである。即ち、アプリケーションサーバー400は、第1の識別情報を用いて無線電力送信装置100の位置を識別し、識別された位置をモバイル端末300の位置と決定し、識別された位置に関連する位置サービスデータをモバイル端末300又は無線電力送信装置100に提供することができる。
【0075】
一例において、無線電力送信装置100は、無線電力受信装置200又はモバイル端末300を用いて無線電力充電のための認証を行い、認証がうまく行われる場合は無線電力受信装置200に電力を無線で送信することができる。このような認証は
図3を参照して説明した通りであるため、重複して説明しない。
【0076】
図5は、位置情報サービスシステムのさらに他の実施例を示す参考図である。
【0077】
図5に示されているさらに他の実施例は、無線電力送信装置100が外部のインターネットと連結可能な無線通信手段を備え、アプリケーションサーバー400と直接通信が可能な実施例である。
【0078】
図5を参照すると、無線電力送信装置100は、無線電力受信装置200に無線で電力を送信することができる。一例において、無線電力送信装置100は、無線電力充電のための認証を行うことができる。
【0079】
無線電力送信装置100は、無線通信網を用いて無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報をアプリケーションサーバー400に提供することができる。
【0080】
一例において、無線電力送信装置100は、モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報を無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報と共にアプリケーションサーバー400に提供することができる。
【0081】
アプリケーションサーバー400は、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を用いてモバイル端末300の位置を識別し、識別された位置を用いる位置情報サービスをモバイル端末300又は無線電力送信装置100に提供することができる。
【0082】
一例において、アプリケーションサーバー400は、位置サービスデータを無線電力送信装置100又はモバイル端末300に提供することができる。
【0083】
一例において、アプリケーションサーバー400は、無線電力送信装置100から当該無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を受信し、第1の識別情報を用いて位置サービスデータを決定することができる。アプリケーションサーバー400は、決定された位置サービスデータを無線電力送信装置100に提供することができる。このような例の場合、モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報がなくても位置サービスデータが決定されることができる。
【0084】
他の例において、アプリケーションサーバー400は、無線電力送信装置100から、当該無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報と、モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報を受信することができる。アプリケーションサーバー400は、第1の識別情報を用いてモバイル端末300の位置を識別し、さらに第2の識別情報を用いて位置サービスデータを決定することができる。アプリケーションサーバー400は、決定された位置サービスデータをモバイル端末300又は無線電力送信装置100に提供することができる。
【0085】
図6は、位置情報サービスシステムのさらに他の実施例を示す参考図である。
【0086】
図6に示されているさらに他の実施例は、無線電力送信装置100が外部のインターネットと連結可能な無線通信手段及び近距離通信手段を全て備え、無線電力送信装置100がアプリケーションサーバー400及びモバイル端末300と直接通信が可能な実施例である。
【0087】
図6を参照すると、無線電力送信装置100は、無線電力受信装置200に電力を無線で送信することができる。一例において、無線電力送信装置100は、無線電力充電のための認証を行うことができる。
【0088】
無線電力送信装置100は、近距離無線通信を用いてモバイル端末300から当該モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報を直接獲得することができる。
【0089】
無線電力送信装置100は、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報と第2の識別情報をアプリケーションサーバー400に提供することができる。
【0090】
アプリケーションサーバー400は、第1の識別情報と第2の識別情報を用いて位置サービスデータを決定し、決定された位置サービスデータを無線電力送信装置100又はモバイル端末300に提供することができる。
【0091】
以上では、
図2〜
図6を参照して、無線電力送信装置100に割り当てられた識別情報を用いて位置サービスを提供する位置情報サービスシステムの多様な実施例について説明した。
【0092】
図2〜
図6では、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報又はモバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報を用いる実施例を説明している。
【0093】
また、上述した多様な実施例に加えて無線電力受信装置200に割り当てられた第3の識別情報をさらに用いることもできる。即ち、無線電力受信装置200に割り当てられた第3の識別情報を用いて認証したり相互認証または他のタイプの認証を行うことができる。
【0094】
例えば、無線電力送信装置100は第1の識別情報と第3の識別情報をアプリケーションサーバー400に提供し、モバイル端末300は第2の識別情報と第3の識別情報をアプリケーションサーバー400に提供することができる。アプリケーションサーバー400は、第3の識別情報を用いてモバイル端末300に関連する無線電力送信装置100を確認することができる。また、アプリケーションサーバー400は、第1の識別情報を用いてモバイル端末300の位置を決定するか、又は第2の識別情報を用いてモバイル端末300を認証するか又はモバイル端末300のユーザー向けのカスタマイズ情報を確認することができる。
【0095】
以下では、
図7〜
図19を参照して装置の多様な実施形態について説明する。
【0096】
図7〜
図12は、無線電力送信装置の多様な実施例に関する図である。
【0097】
図7は、無線電力送信装置の一実施例を示す構成図である。
【0098】
図7を参照すると、無線電力送信装置100は、電力送信部110及び識別情報管理部120を含むことができる。
【0099】
電力送信部110は、無線電力受信装置200に電力を無線で送信することができる。
【0100】
識別情報管理部120は、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を他の機器に提供することができる。一例において、識別情報管理部120は、無線電力受信装置200、モバイル端末300及びアプリケーションサーバー400のうち1または複数に直接的に又は間接的に第1の識別情報を提供することができる。
【0101】
ここで、第1の識別情報は、無線電力送信装置100の位置する地域の地域情報に関連する。例えば、アプリケーションサーバー400は、第1の識別情報と、該当無線電力送信装置100の位置情報を関連付けて保存することができる。これは、無線電力送信装置100が特定地域に固定されることができることから、モバイル端末300の位置を識別するべく無線電力送信装置100の位置情報を用いることを可能にする。
【0102】
図8は、無線電力送信装置の他の実施例を示す構成図である。
【0103】
図8に示されている実施例は、無線電力通信方式を用いて無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を他の機器に提供することができる。即ち、識別情報管理部120は無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を電力送信部110に提供し、電力送信部110は第1の識別情報を他のデバイスに提供すべく、無線電力通信の通信規格に基づいて第1の識別情報を送信することができる。
【0104】
例えば、電力送信部110は、無線電力通信規格の固有の識別子を第1の識別情報として用いることができる。
図9は、電力送信装置において無線電力送信のためのプロトコルを設定するのに用いられるパケットの一つの構成を示す参考図である。以下では、
図9をさらに参照して
図8の例について説明する。
【0105】
図9において、Manufacturer Codeは製造会社コードを意味し、Basic Device Identifierは該当装置の固有の識別子を意味する。即ち、無線電力伝送のためのプロトコルに用いられるパケットには、該当装置、即ち、無線電力送信装置100の固有の識別子が必要とされるため、このパケットの固有の識別子は無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報として使用されることができ、上記パケットの固有の識別子を用いて第1の識別情報を無線電力受信装置200に提供することができる。
【0106】
図10は、無線電力送信装置のさらに他の実施例を示す構成図である。
【0107】
図10を参照すると、無線電力送信装置100は、近距離無線通信部130をさらに含むことができる。
【0108】
近距離無線通信部130は、NFC、ブルートゥース、Wi‐fi、Zigbee(登録商標)の通信方式、又は当業者に周知の他の任意の近距離無線通信方式を用いて近距離無線通信を行うことができる。
【0109】
近距離無線通信部130は、識別情報管理部120から提供された無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を、外部の装置、例えば、無線電力受信装置200又はモバイル端末300に提供することができる。
【0110】
一例において、近距離無線通信部130は、モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報を受信することができる。即ち、近距離無線通信部130は、モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報をモバイル端末300又は無線電力受信装置200から受信し、これを識別情報管理部120に提供することができる。
【0111】
図11は、無線電力送信装置のさらに他の実施例を示す構成図である。
図11に示されている実施例は、無線電力提供のための所定の認証を行う実施例である。
【0112】
図11を参照すると、無線電力送信装置100は、電力送信部110、識別情報管理部120及び充電制御部140を含むことができる。
図11の一例において、無線電力送信装置100は、近距離無線通信部130をさらに含むことができる。
【0113】
充電制御部140は、無線電力受信装置200の無線充電に対する権限を認証することができる。
【0114】
一例において、充電制御部140は、無線電力受信装置200と連結されたモバイル端末300の通信サービスプロバイダ情報、モバイル端末300の端末情報、モバイル端末300のユーザー情報及びモバイル端末300の残りの電力情報の何れか1つ又は何れかの組み合わせを用いて認証を行うことができる。
【0115】
例えば、充電制御部140は、無線充電が可能な通信サービスプロバイダ情報を設定し、モバイル端末300の通信サービスプロバイダ情報を確認して無線充電の可否を認証することができる。他の例として、充電制御部140は、モバイル端末の残りの電力を確認して無線電力提供の有無を判断することができる。
【0116】
一例において、識別情報管理部120は、無線電力受信装置200の無線充電に対する権限が認証されると、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を無線電力受信装置200又はモバイル端末300に提供することができる。即ち、無線電力送信装置100は、無線充電に対する権限が認められる場合、位置情報サービスを提供するようにすることができる。
【0117】
図12は、無線電力送信装置のさらに他の実施例を示す構成図である。
図12に示されている実施例は、通信部150を用いて無線電力送信装置100がアプリケーションサーバー400と通信を行う実施例である。
【0118】
図12を参照すると、無線電力送信装置100は、電力送信部110、識別情報管理部120、充電制御部140、通信部150及びサービスデータ管理部160を含むことができる。
図12には図示されてはいないが、一例において、無線電力送信装置100は、近距離無線通信部をさらに含むことができる。
【0119】
通信部150は、アプリケーションサーバーと連結可能である。通信部150は、有線又は無線ネットワークを用いてアプリケーションサーバーに連結されることができる。通信部150は、アプリケーションサーバー400から、モバイル端末300に対する情報及び位置情報サービスを提供するための位置サービスデータを受信することができる。
【0120】
充電制御部140は、アプリケーションサーバー400と協働して認証を行うことができる。例えば、充電制御部140は、アプリケーションサーバー400から提供された認証情報を用いて無線電力受信装置200に対する無線充電の権限、提供時間又は他の条件を決定することができる。
【0121】
サービスデータ管理部160は、通信部150を介してアプリケーションサーバー400から無線電力送信装置100の位置する地域に関連する位置サービスデータを受信することができる。サービスデータ管理部160は、受信した位置サービスデータを近距離無線通信モジュールを用いてモバイル端末300に提供するか、又は所定のディスプレイを用いて表示するようにすることができる。このために、無線電力送信装置100は、所定のディスプレイを備えることができる。
【0122】
識別情報管理部120は、モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報を獲得し、獲得したモバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報を通信部150を介してアプリケーションサーバー400に提供することができる。一例において、識別情報管理部120は、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報と共にモバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報を通信部150を介してアプリケーションサーバー400に提供することができる。
【0123】
図13〜
図15は、無線電力受信装置の多様な実施例に関する図である。
【0124】
図13は、無線電力受信装置の一実施例を示す構成図である。
【0125】
無線電力受信装置200は、電力受信部210及び識別情報伝達部220を含むことができる。
【0126】
電力受信部210は、無線電力送信装置100から無線で提供される電力を受信することができる。電力受信部210は、モバイル端末300と電気的に連結可能であり、受信した電力をモバイル端末300に提供することができる。
【0127】
識別情報伝達部220は、無線電力送信装置100とモバイル端末300との間で識別情報を伝達することができる。
【0128】
一例において、識別情報伝達部220は、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を無線電力送信装置100から受け、この第1の識別情報をモバイル端末300に送信することができる。
【0129】
一例において、識別情報伝達部220は、モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報をモバイル端末300から受け、この第2の識別情報を無線電力送信装置100に送信することができる。
【0130】
図14は、無線電力受信装置の他の実施例を示す構成図である。
図14の実施例は、無線電力受信方式を用いて無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を獲得する実施例である。
【0131】
図14を参照すると、無線電力受信装置200は特定の無線電力提供方式により無線で電力を送信し、このような無線電力提供方式は既定の送受信プロトコルであっても良い。即ち、
図8を参照して説明したように、無線電力伝送のための送受信プロトコルには無線電力送信装置100を識別するための固有の識別子が用いられ、識別情報伝達部220はこのような無線電力伝送のための無線電力送信装置100の固有の識別子を第1の識別情報として提供することができる。
【0132】
図15は、無線電力受信装置のさらに他の実施例を示す構成図である。
図15の実施例において、無線電力受信装置200は、近距離無線通信部230を含むことができる。
【0133】
識別情報伝達部220は、近距離無線通信部230を用いて無線電力送信装置100から第1の識別情報の提供を受けることができる。識別情報伝達部220は、受けた第1の識別情報をモバイル端末300に提供することができる。
【0134】
識別情報伝達部220は、近距離無線通信部230を介して又は別の通信手段を用いてモバイル端末300から当該モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報を獲得することができる。識別情報伝達部220は、獲得した第2の識別情報を無線電力送信装置100に提供することができる。
【0135】
図16は、無線電力送信装置及び受信装置に適用可能な回路の一実施例を示すブロック図である。
【0136】
無線電力送信装置100は、変換器101、ドライバー102、コイル103及びコントローラ105を含むことができる。一例において、無線電力送信装置100は、センサー104及び近距離無線通信モジュール106の一方又は両方をさらに含むことができる。
【0137】
変換器101は、外部から入力された電力を変換することができる。変換された電圧は、ドライバー102によって増幅され、増幅された電圧はコイル103に印加されることができる。無線電力送信装置100のコイル103は、無線電力受信装置200のコイル201と協働して無線で電力を提供することができる。
【0138】
センサー104は、コイル103の状態をセンシングすることができる。コントローラ105は、ドライバー102を調節して無線電力の送信を調節することができる。
【0139】
近距離無線通信モジュール106は、無線電力受信装置200の近距離無線通信モジュール205と協働して所定のデータを無線で送受信することができる。コントローラ105は近距離通信部を制御して、近距離無線通信モジュール205と通信する。
【0140】
無線電力受信装置200は、コイル201、整流器202、変換器203及びコントローラ204を含むことができる。一例において、無線電力受信装置200は、近距離無線通信モジュール205をさらに含むことができる。
【0141】
コイル201は、無線電力送信装置100のコイル103から提供される電力を無線で受信することができる。受信された無線電力は、整流器202によって整流され、整流電力は変換器203によって変換され、変換された電力はモバイル端末300に提供されることができる。コントローラ204は、整流器202を制御して、モバイル端末300に加えられる電力を制御すると共に、近距離無線通信モジュール205を制御して、近距離無線通信モジュール205を近距離無線通信モジュール106と通信させる。
【0142】
図7〜
図15において、上述した構成要素は、組み合わせられるか又は分離されて1又は複数の集積回路に実装されることができる。例えば、
図12における無線電力送信装置100の識別情報管理部120、充電制御部140及びサービスデータ管理部160は、
図16のコントローラ105に該当する一つの集積回路として具現されることができ、それぞれ異なる集積回路として具現されることもできる。また、一部の機能がソフトウェアとして具現されることもできる。
【0143】
図17〜
図18は、モバイル端末の多様な実施例に関する図である。
【0144】
図17は、モバイル端末の一実施例を示す構成図である。
【0145】
図17を参照すると、モバイル端末300は、充電部310、電力保存部320及び制御部330を含むことができる。
【0146】
充電部310は、無線電力受信装置200と連結されて無線電力受信装置200から電力を受けることができる。充電部310は、無線電力受信装置200から受けた電力を、例えばモバイル端末300の再充電可能バッテリである電力保存部320に保存することができる。
【0147】
制御部330は、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を獲得し、モバイル端末に割り当てられた第2の識別情報又は第1の識別情報をアプリケーションサーバー400に提供することができる。ここで、第1の識別情報は、上述したように、無線電力送信装置の位置する地域の地域情報に関連する。
【0148】
制御部330は、アプリケーションサーバー400からモバイル端末300の位置する地域に関連する位置サービスデータを受信することができる。
【0149】
図18は、モバイル端末の他の実施例を示す構成図である。
【0150】
図18に示されている実施例では、無線電力送信装置100からモバイル端末300が位置サービスデータを受信する。
【0151】
具体的には、制御部330は、モバイル端末300に割り当てられた識別情報を無線電力送信装置100に提供することができる。無線電力送信装置100は、モバイル端末300に割り当てられた識別情報をアプリケーションサーバー400に提供し、モバイル端末の位置する地域に関連する位置サービスデータを受信することができる。制御部330は、無線電力送信装置100から位置サービスデータを受信することができる。
【0152】
図17及び
図18には示されていないが、モバイル端末300は、近距離無線通信モジュール又は無線通信モジュールを用いて無線電力送信装置100又はアプリケーションサーバー400と直間接的に通信することができる。
【0153】
上述したモバイル端末に関する構成は、モバイル端末300で実行可能なアプリケーションとして具現されることもできる。
【0154】
一例において、アプリケーションは、モバイル端末300で実行されることができるアプリケーションであり、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を獲得する機能、上記モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報を管理する機能、及び上記第1の識別情報及び上記第2の識別情報の一方又は両方を他の機器に提供する機能を実行することができる。
【0155】
一例において、アプリケーションは、モバイル端末300の位置に関連する位置サービスデータを受信して表示する機能をさらに実行することができる。
【0156】
図19は、アプリケーションサーバーの実施例を示す構成図である。
【0157】
図19を参照すると、アプリケーションサーバー400は、保存部410と位置サービス提供部420を含むことができる。図示されてはいないが、アプリケーションサーバー400は、モバイル端末300又は無線電力送信装置100と連結可能な通信部を含むことができる。
【0158】
保存部410は、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報と、無線電力送信装置100の位置する地域の地域情報を関連付ける位置データを保存することができる。
【0159】
一例において、保存部410は、モバイル端末のユーザーのユーザー情報を保存することができる。例えば、保存部410は、モバイル端末300に割り当てられた識別情報とモバイル端末300に関するユーザー情報を関連付けて保存することができる。
【0160】
位置サービス提供部420は、位置データを用いて無線電力送信装置100から電力の提供を受けるモバイル端末300の位置を判断することができる。
【0161】
一例において、位置サービス提供部420は、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報とモバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報を確認し、無線電力送信装置100の位置する地域をモバイル端末の位置と判断することができる。
【0162】
一例において、位置サービス提供部420は、判断されたモバイル端末300の位置に関連する位置サービスデータをモバイル端末300及び無線電力送信装置100の一方または両方に提供することができる。
【0163】
一例において、位置サービス提供部420は、モバイル端末を識別し、識別されたモバイル端末300に関連するユーザー情報を用いてサービスデータを決定することができる。例えば、ユーザー情報はユーザーのサービス使用情報、サービス記号情報、通信サービスプロバイダ情報、ユーザー等級情報等を含み、位置サービス提供部420は上記ユーザー情報を用いてサービスデータの種類、等級、課金の有無等を決定することができる。
【0164】
以上では、位置情報サービスシステムの多様な実施形態と、位置情報サービスシステムを構成する構成装置の多様な実施形態について説明した。
【0165】
以下では、位置情報サービスシステムの複数の装置で行われる位置情報サービス方法についてより詳細に説明する。
【0166】
図20〜
図23は、無線電力提供のために行われる認証方法に関する多様な実施例を示すフローチャートである。
【0167】
図20は、電力を無線で送信するべく実行される認証方法の一実施例を示している。図示されているように、無線電力送信装置100は、無線電力受信装置200から認証データの提供を受けることができる(S110)。ここで、認証データは、無線電力受信装置200に割り当てられた識別子であってもよく、モバイル端末300から無線電力受信装置200に提供された認証データであってもよい。また、認証データは、モバイル端末300に保存された個人バーコード又は他の認証データのような別の認証用データであってもよい。
【0168】
無線電力送信装置100は、認証データを用いて無線充電権限を認証することができる(S120)。無線充電権限は、例えば、無線電力受信装置200が無線充電対象となるか、及び無線充電時に課金の有無、無線充電に対して所定の制限が適用されるか等を含む広い概念である。
【0169】
無線電力送信装置100は、無線電力受信装置200がうまく認証されると、無線で電力を提供することができる(S210)。無線電力受信装置200は、無線で受信した電力を用いてモバイル端末300に電力を提供することができる(S220)。
【0170】
図21及び
図22は、電力を無線で送信するべく実行される認証方法の他の実施例を示している。
図21及び
図22に示されている認証方法は、モバイル端末300を用いて認証を行う方法である。但し、認証がなされた後の手続き(S210)〜(S220)は、
図20で説明した通りである。
【0171】
無線電力送信装置100は、モバイル端末300に認証データを要請することができる(S110)。このために、無線電力送信装置100は、近距離無線通信方式又は他の通信方式を用いてモバイル端末300と直接通信を行うことができる。
【0172】
モバイル端末300は、次に認証データを、直接的に、又は無線電力受信装置200を介して間接的に、無線電力送信装置100に提供することができる。
【0173】
図21に示されている実施例において、モバイル端末300は無線電力受信装置200に認証データを提供し(S120)、無線電力受信装置200はこれを無線電力送信装置100に提供することができる(S130)。ここで、無線電力送信装置100と無線電力受信装置200は、所定の無線電力プロトコルにより認証データを送受信することができる。無線電力送信装置100は、無線通信の権限を、認証データを用いて認証する(S140)。
【0174】
図22に示されている実施例において、モバイル端末300は、無線電力送信装置100に認証データを提供することができる(S120)。例えば、モバイル端末300と無線電力送信装置100は、近距離無線通信方式を用いて直接通信を行うことができる。無線電力送信装置100は、無線通信の権限を、認証データを用いて認証する(S130)。
【0175】
図23は、認証方法のさらに他の実施例を示している。
図23に示されている認証方法は、アプリケーションサーバー400を用いて認証を行う方法である。但し、認証がなされた後の手続き(S210)〜(S220)は、
図20に関して上述した通りである。
【0176】
図20〜
図22の実施例において、無線電力送信装置100は、認証情報を用いて自分でモバイル端末300に対する認証を行うことができる。例えば、無線電力送信装置100は、認証情報を検証できる検証手段を備えて認証を行うことができる。
【0177】
図23の例において、無線電力送信装置100は、アプリケーションサーバー400と通信してモバイル端末300に対する認証を行うことができる。
【0178】
具体的には、無線電力送信装置100は、アプリケーションサーバー400に認証データを要請することができる(S110)。アプリケーションサーバー400は、認証データを無線電力送信装置100に送信する(S120)。無線電力送信装置100は、アプリケーションサーバー400から提供された認証データを用いてモバイル端末300又は無線電力受信装置200を認証することができる(S130)。
【0179】
上述したように、認証データは、認証の可否以外にも、付加情報、例えば、認証課金の有無、認証可能時間に関する情報、又は認証に関する他の情報を含み、アプリケーションサーバー400は、上記付加情報を無線電力送信装置100に提供し、電力をより多様な実施態様により提供するようにすることができる。
【0180】
図24〜
図26は、位置データ選択のための識別情報を提供する方法に関する多様な実施例を説明するフローチャートである。
【0181】
図24の実施例において、無線電力送信装置100は、無線充電権限が認証されると(S100)、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を格納し、無線電力受信装置200とモバイル端末300を介して第1の識別情報をアプリケーションサーバー400に提供することができる(S310、S320,S330)。但し、他の実施例では、認証段階は省略されてもよい。認証後の手順S210及びS220は、
図20に関して上述した手順と対応して実行される。
【0182】
無線電力送信装置100と無線電力受信装置200との間の通信方法、又は無線電力受信装置200とモバイル端末300との間の通信方法には、上述したように、多様な通信方式が適用されることができる。例えば、無線電力伝送のためのプロトコル、近距離無線通信方式、又は当業者に周知の他の通信方式等の多様な方式が用いられる。
【0183】
アプリケーションサーバー400は、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を用いてモバイル端末300の位置を識別することができる(S340)。即ち、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を用いて無線電力送信装置100の設置された位置を識別し、確認された位置をモバイル端末300の位置と判断することができる。
【0184】
アプリケーションサーバー400は、識別された位置に関連する位置サービスデータを選択し(S350)、モバイル端末300(S361)、及び無線電力送信装置100(S362)の一方又は両方に提供することができる。
【0185】
一例において、アプリケーションサーバー400は、モバイル端末300のユーザー情報をさらに用いて位置サービスデータを選択することができる。即ち、ユーザーの等級や権限によって位置サービスデータの種類及び品質、サービスデータに対する有料又は無料サービスを決定することができる。例えば、位置サービスデータは、クーポン、無料充電権限又は他のオファーを含むことができる。また、位置サービスデータは、特定の条件、例えば、提供された広告を視聴しなければならない条件又は他の条件を満たす場合に限り提供されることもできる。
【0186】
図25の実施例において、無線電力送信装置100は無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を格納し(S300)、モバイル端末300に第1の識別情報を提供し(S310)、モバイル端末300はこれをアプリケーションサーバー400に提供することができる(S320)。一例において、モバイル端末300は、モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報を共にアプリケーションサーバー400に提供することができる。
【0187】
アプリケーションサーバー400は、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を用いてモバイル端末300の位置を判断し(S330)、識別された位置に関連する位置サービスを選択し(S340)、モバイル端末300(S351)及び無線電力送信装置100(S352)の一方又は両方に、選択された位置サービスデータを送信する。
【0188】
図26の実施例において、無線電力送信装置100は無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を格納し(S300)、アプリケーションサーバー400に第1の識別情報を直接提供することができる(S310)。一例において、無線電力送信装置100は、モバイル端末300から当該モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報を獲得し、獲得した第2の識別情報と第1の識別情報を共にアプリケーションサーバー400に提供することができる。
【0189】
アプリケーションサーバー400は、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を用いてモバイル端末300の位置を判断し(S320)、識別された位置に関連する位置サービスを選択し(S330)、モバイル端末300(S341)及び無線電力送信装置100(S342)の一方又は両方に、選択された位置サービスデータを送信する。
【0190】
図27は、アプリケーションサーバー400で実行可能な位置サービス提供方法の一実施例を示すフローチャートである。
【0191】
アプリケーションサーバー400は、無線電力送信装置100に割り当てられた第1の識別情報を確認することができる(S2710)。
【0192】
アプリケーションサーバー400は、モバイル端末300に割り当てられた第2の識別情報を確認することができる(S2720)。
【0193】
アプリケーションサーバー400は、第1の識別情報、又は第1及び第2の識別情報を用いてモバイル端末300の位置を判断することができる(S2730)。
【0194】
アプリケーションサーバー400は、判断されたモバイル端末300の位置に関連する位置サービスデータを選択し(S2740)、これをモバイル端末300及び無線電力送信装置100の一方又は両方に提供することができる(S2750)。
【0195】
上述したように、ユーザーの位置情報サービスは、無線充電の実行位置に関する情報を用いて送信されることができる。
【0196】
また、上述したように、位置情報サービスは無線充電装置の位置に基づいてユーザーに送信されることができ、これによりユーザーの周辺環境の影響に関わらず位置を正確に識別することができる。
【0197】
また、上述したように、位置情報サービス及び無線電力は送信されることができ、サービスへのユーザーのアクセスを拡張することができる。
【0198】
図1から
図27に関して説明された無線電力送信装置100、コントローラ105、近距離無線通信モジュール106、電力送信部110、識別情報管理部120、近距離無線通信部130、充電制御部140、通信部150、無線電力受信装置200、コントローラ204、近距離無線通信モジュール205、電力受信部210、識別情報伝達部220、近距離無線通信部230、モバイル端末300、充電部310、制御部330、アプリケーションサーバー400、保存部410及び位置サービス提供部420と、
図1から
図27に関して説明された方法は、1又は複数のハードウェアコンポーネンツ、1又は複数のソフトウェアコンポーネンツ、或いは、1又は複数のハードウェアコンポーネンツと、1又は複数のソフトウェハコンポーネンツとの組み合わせを用いて実施され得る。
【0199】
ハードウェアコンポーネントは、例えば、1または複数のオペレーションを物理的に実行する物理デバイスであってもよいが、それに限定されない。ハードウェアコンポーネントの例としては、レジスタ、コンデンサ、誘導子、電源装置、周波数生成装置、演算増幅器、電力増幅器、ローパスフィルタ、ハイパスフィルタ、バンドパスフィルタ、アナログ―デジタルコンバータ、デジタル―アナログコンバータ、および処理装置が挙げられる。
【0200】
例えば、ソフトウェアにより制御される処理デバイス、または1もしくは複数のオペレーションを実行する複数の命令により、ソフトウェアコンポーネントが実装されてもよいが、それらに限定されない。コンピュータ、コントローラ、または他の制御デバイスは、処理デバイスにソフトウェアを起動させ、または複数の命令を実行させてもよい。1つのソフトウェアコンポーネントは、1つの処理デバイスにより実装されてもよく、または2もしくはそれ以上のソフトウェアコンポーネントが1つの処理デバイスにより実装されてもよく、または1つのソフトウェアコンポーネントが2またはそれ以上の処理デバイスにより実装されてもよく、または2またはそれ以上のソフトウェアコンポーネントが2またはそれ以上の処理デバイスにより実装されてもよい。
【0201】
処理デバイスは、例えば、プロセッサ、コントローラ、および演算ロジックユニット、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、フィールドプログラマブルアレイ、プログラマブルロジックユニット、マイクロプロセッサ、またはソフトウェアを起動し、または複数の命令を実行することができるその他のデバイス等、1または複数の汎用または専用コンピュータを用いて実装されてもよい。処理デバイスは、オペレーティングシステム(OS)を起動してもよく、OS下で動作する1または複数のソフトウェアアプリケーションを起動してもよい。処理デバイスは、ソフトウェアを起動し、または複数の命令を実行する場合に、データにアクセスし、これを格納、操作、処理、および作成してもよい。簡明にするために、「処理デバイス」という単数形の用語が本明細書において使用され得るが、当業者は、処理デバイスが複数の処理要素および複数のタイプの処理要素を含み得ることを理解するであろう。例えば、処理デバイスは、1もしくは複数のプロセッサ、または1もしくは複数のプロセッサおよび1または複数のコントローラを含み得る。更に、並列プロセッサまたはマルチコアプロセッサ等の複数の異なる処理構成が可能である。
【0202】
ソフトウェアコンポーネントを実装し、オペレーションAを実行するように構成された処理デバイスは、ソフトウェアを起動し、またはプロセッサを制御し、オペレーションAを実行する複数の命令を実行するようにプログラミングされたプロセッサを含んでもよい。更に、ソフトウェアコンポーネントを実装し、オペレーションA、オペレーションB、およびオペレーションCを実行するように構成された処理デバイスは、例えば、ソフトウェアコンポーネントを実装し、オペレーションA、B、およびCを実行するように構成されたプロセッサ、ソフトウェアコンポーネントを実装し、オペレーションAを実行するように構成された第1のプロセッサと、ソフトウェアコンポーネントを実装し、オペレーションBおよびCを実行するように構成された第2のプロセッサ、ソフトウェアコンポーネントを実装し、オペレーションAおよびBを実行するように構成された第1のプロセッサと、ソフトウェアコンポーネントを実装し、オペレーションCを実行するように構成された第2のプロセッサ、ソフトウェアコンポーネントを実装し、オペレーションAを実行するように構成された第1のプロセッサと、ソフトウェアコンポーネントを実装し、オペレーションBを実行するように構成された第2のプロセッサと、ソフトウェアコンポーネントを実装し、オペレーションCを実行するように構成された第3のプロセッサ、ソフトウェアコンポーネントを実装し、オペレーションA、B、およびCを実行するように構成された第1のプロセッサと、ソフトウェアコンポーネントを実装し、オペレーションA、B、およびCを実行するように構成された第2のプロセッサ、または各々、オペレーションA、B、およびCのうち1または複数を実装する1または複数のプロセッサのその他の構成等、様々な構成を有し得る。これらの例は、3つのオペレーションA、B、Cに言及したが、実装され得るオペレーションの数は、3つに限定されるのではなく、所望の結果を実現し、または所望のタスクを実行するべく要求されるいずれの数のオペレーションであってもよい。
【0203】
本明細書において開示される、複数の例を実装する複数の関数型プログラム、コード、およびコードセグメントは、本明細書において提供される複数の図面および対応する説明に基づいて、複数の例が関係する当業者のプログラマにより容易に構築され得る。
【0204】
処理デバイスを制御してソフトウェアコンポーネントを実装するソフトウェアまたは複数の命令は、別個に、または集団的に1または複数の所望のオペレーションを実行するように処理デバイスに命令し、またはこれを構成するためのコンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらの組み合わせを含んでもよい。ソフトウェアまたは複数の命令は、コンパイラにより生成されるマシンコード、および/またはインタープリタを用いる処理デバイスにより実行され得るより高レベルのコード等、処理デバイスにより直接に実行され得るマシンコードを含んでもよい。ソフトウェアまたは複数の命令、ならびに任意の関連するデータ、複数のデータファイルおよびデータ構造体は、処理デバイスに複数の命令またはデータを提供し、または処理デバイスにより解釈され得る任意のタイプのマシン、コンポーネント、物理もしくは仮想機器、コンピュータストレージ媒体もしくはデバイス、または伝播信号波で恒久的または一時的に実施されてもよい。また、ソフトウェアまたは複数の命令、ならびに任意の関連するデータ、複数のデータファイルおよびデータ構造体は、ソフトウェアまたは複数の命令、ならびに任意の関連するデータ、複数のデータファイルおよびデータ構造体が分散されて格納および実行されるように、複数のネットワークに接続されたコンピュータシステムを介して分散されてもよい。
【0205】
本開示は複数の具体的な例を含むが、特許請求の範囲およびその複数の均等物の趣旨および範囲を逸脱することなく、これらの例において、形態および詳細の様々な変更が行われ得ることが、当業者には明らかであろう。説明される技術が異なる順序で実行され、および/または説明されるシステム、アーキテクチャ、デバイス、または回路における構成要素が異なる様式で組み合わされ、および/または他の複数の構成要素もしくは均等物により代替もしくは保管されても、好適な結果が得られ得る。従って、本開示の範囲は、詳細な説明ではなく、特許請求の範囲およびその均等物により定義され、特許請求の範囲内の複数の改変形態は、本開示に含まれるものと解釈されるものである。
【0206】
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想から外れない範囲内で多様な修正及び変形が可能であるということは、当技術分野の通常の知識を有する者には明らかである。
[項目1]
無線電力受信装置に無線で電力を提供する電力送信部と、
無線電力送信装置に割り当てられた第1の識別情報を他の機器に提供する識別情報管理部と、
を含む、無線電力送信装置。
[項目2]
上記第1の識別情報は、上記無線電力送信装置の位置する地域の地域情報に関連する、項目1に記載の無線電力送信装置。
[項目3]
上記無線電力送信装置は、上記無線電力受信装置の無線充電に対する権限を認証する充電制御部を含む、項目1または2に記載の無線電力送信装置。
[項目4]
上記識別情報管理部は、上記無線電力受信装置の無線充電に対する権限が認証されていることに応じて、上記第1の識別情報を上記無線電力受信装置に提供する、項目3に記載の無線電力送信装置。
[項目5]
上記充電制御部は、上記無線電力受信装置と連結されたモバイル端末の通信サービスプロバイダ情報、端末情報、ユーザー情報及び残りの電力情報の何れか1つ又は何れかの組み合わせを用いて認証を行う、項目3または4に記載の無線電力送信装置。
[項目6]
上記充電制御部は、上記第1の識別情報の提供を受けたアプリケーションサーバーから提供された認証情報を用いて上記電力受信装置に対する無線充電の権限又は提供時間を決定する、項目3から5のいずれか1項に記載の無線電力送信装置。
[項目7]
上記無線電力送信装置は、
アプリケーションサーバーと連結可能な通信部と、
上記アプリケーションサーバーから上記無線電力送信装置の位置する地域に関連する位置サービスデータを受信するサービスデータ管理部と、
をさらに含む、項目1から6のいずれか1項に記載の無線電力送信装置。
[項目8]
上記無線電力送信装置は、上記無線電力受信装置が装着されるか、上記無線電力受信装置に接続可能なモバイル端末と無線で連結可能な近距離無線通信部をさらに含み、
上記識別情報管理部は、上記近距離無線通信部を用いて上記モバイル端末に割り当てられた第2の識別情報を獲得し、上記第2の識別情報及び上記第1の識別情報をアプリケーションサーバーに提供する、項目1から7のいずれか1項に記載の無線電力送信装置。
[項目9]
モバイル端末と連結可能な無線電力受信装置であって、
無線電力送信装置から提供される電力を無線で受信する電力受信部と、
上記無線電力送信装置から当該無線電力送信装置に割り当てられた第1の識別情報の提供を受け、上記第1の識別情報を上記モバイル端末に提供する識別情報伝達部と、
を含む、無線電力受信装置。
[項目10]
上記識別情報伝達部は、上記無線電力の送受信プロトコルで用いられる上記無線電力送信装置の識別子を上記第1の識別情報として用いる、項目9に記載の無線電力受信装置。
[項目11]
上記無線電力受信装置は近距離無線通信部をさらに含み、
上記識別情報伝達部は上記近距離無線通信部を用いて上記無線電力送信装置から上記第1の識別情報の提供を受ける、項目9または10に記載の無線電力受信装置。
[項目12]
上記識別情報伝達部は、上記モバイル端末に割り当てられた第2の識別情報を獲得し、上記第2の識別情報を上記無線電力送信装置に提供する、項目9から11のいずれか1項に記載の無線電力受信装置。
[項目13]
電力の提供を受けるべく無線電力受信装置と連結可能であり、上記無線電力受信装置から無線で電力の提供を受け、受けた電力を用いてモバイル端末の保存部を充電する充電部と、
無線電力送信装置に割り当てられた第1の識別情報を獲得し、モバイル端末に割り当てられた第2の識別情報又は上記第1の識別情報をアプリケーションサーバーに提供する制御部と、
を含む、モバイル端末。
[項目14]
上記第1の識別情報は、上記無線電力送信装置の位置する地域の地域情報に関連する、項目13に記載のモバイル端末。
[項目15]
上記制御部は、上記アプリケーションサーバーから上記モバイル端末の位置する地域に関連する位置サービスデータを受信する、項目13または14に記載のモバイル端末。
[項目16]
電力の提供を受けるべく無線電力受信装置と連結可能であり、上記無線電力受信装置から無線で電力の提供を受け、受けた電力を用いてモバイル端末の保存部を充電する充電部と、
モバイル端末に割り当てられた第1の識別情報を無線電力送信装置に提供し、上記無線電力送信装置から上記モバイル端末の位置する地域に関連する位置サービスデータを受信する制御部と、
を含む、モバイル端末。
[項目17]
無線電力送信装置に割り当てられた第1の識別情報と上記無線電力送信装置の位置する地域の地域情報を関連付ける位置データを保存する保存部と、
上記位置データを用いて上記無線電力送信装置から電力の提供を受けるモバイル端末の位置を判断する位置サービス提供部と、
を含む、アプリケーションサーバー。
[項目18]
上記位置サービス提供部は、上記第1の識別情報と上記モバイル端末に割り当てられた第2の識別情報を用い、上記無線電力送信装置の位置する地域を上記モバイル端末の位置と判断する、項目17に記載のアプリケーションサーバー。
[項目19]
上記位置サービス提供部は、判断された上記モバイル端末の位置に関連する位置サービスデータを上記モバイル端末及び上記無線電力送信装置の一方又は両方に提供する、項目17または18に記載のアプリケーションサーバー。
[項目20]
モバイル端末で実行可能なアプリケーションであって、
無線で電力を提供する無線電力送信装置に割り当てられた第1の識別情報を獲得する機能、上記モバイル端末に割り当てられた第2の識別情報を管理する機能、及び上記第1の識別情報及び上記第2の識別情報の一方又は両方を他の機器に提供する機能を実行させる、アプリケーション。
[項目21]
上記アプリケーションは、上記モバイル端末の位置に関連する位置サービスデータを受信して表示する機能をさらに実行させる、項目20に記載のアプリケーション。
[項目22]
無線電力受信装置に無線で電力を提供する無線電力送信装置と、
上記無線電力受信装置が受けた電力の提供を受けるモバイル端末と、
上記無線電力送信装置の位置を識別し、上記無線電力送信装置の識別された位置を上記モバイル端末の位置と判断して位置情報サービスデータを提供するアプリケーションサーバーと、
を含む、位置情報サービスシステム。