特許第6647410号(P6647410)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6647410データ記憶方法、不揮発性コンピュータ記憶媒体、電子機器、能力開放エンティティ及び基地局
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6647410
(24)【登録日】2020年1月16日
(45)【発行日】2020年2月14日
(54)【発明の名称】データ記憶方法、不揮発性コンピュータ記憶媒体、電子機器、能力開放エンティティ及び基地局
(51)【国際特許分類】
   H04M 11/00 20060101AFI20200203BHJP
   G06F 12/00 20060101ALI20200203BHJP
   G06F 13/00 20060101ALI20200203BHJP
【FI】
   H04M11/00 303
   G06F12/00 546L
   G06F13/00 540B
   G06F12/00 545M
【請求項の数】3
【全頁数】28
(21)【出願番号】特願2018-533991(P2018-533991)
(86)(22)【出願日】2016年8月30日
(65)【公表番号】特表2018-537926(P2018-537926A)
(43)【公表日】2018年12月20日
(86)【国際出願番号】CN2016097289
(87)【国際公開番号】WO2017050097
(87)【国際公開日】20170330
【審査請求日】2018年3月23日
(31)【優先権主張番号】201510609539.1
(32)【優先日】2015年9月22日
(33)【優先権主張国】CN
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】518096630
【氏名又は名称】北京佰才邦技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】BAICELLS TECHNOLOGIES CO. LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【弁理士】
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100132241
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 博史
(74)【代理人】
【識別番号】100189544
【弁理士】
【氏名又は名称】柏原 啓伸
(72)【発明者】
【氏名】李 明
(72)【発明者】
【氏名】呉 艶光
(72)【発明者】
【氏名】白 ▲うぇい▼
(72)【発明者】
【氏名】周 明宇
【審査官】 石井 則之
(56)【参考文献】
【文献】 特表2014−531810(JP,A)
【文献】 特開2000−276425(JP,A)
【文献】 特開2015−092748(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 12/00−12/06
13/00
13/16−13/18
H04B 7/24−7/26
H04M 3/00
3/16−3/20
3/38−3/58
7/00−7/16
11/00−11/10
H04W 4/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基地局が、前記基地局の記憶空間を照会する旨の、ネットワーク側の能力開放エンティティから送信された照会要求を受信し、前記照会要求に応じて前記基地局の記憶空間を検出し、検出された記憶空間の情報を前記能力開放エンティティへ送信するステップと、
前記能力開放エンティティが、前記基地局の記憶空間に基づいて、第三者サーバからのコンテンツソースを記憶する旨の記憶要求を前記基地局へ送信するか否かを判断するステップと、
前記能力開放エンティティが、前記記憶要求を前記基地局へ送信すると判断した場合に、前記記憶要求を前記基地局へ送信するステップと、
前記能力開放エンティティから送信された前記記憶要求を前記基地局が受信するステップと、
前記基地局が前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶するステップと、を含み、
前記記憶要求は、前記コンテンツソースの有効記憶時間を含むことを特徴とするデータ記憶方法。
【請求項2】
コンピュータの実行可能な命令を記憶する不揮発性コンピュータ記憶媒体であって、
前記コンピュータの実行可能な命令は、
基地局の記憶空間を照会する旨の、ネットワーク側の能力開放エンティティから送信された照会要求を受信し、前記照会要求に応じて前記基地局の記憶空間を検出し、検出された記憶空間の情報を前記能力開放エンティティへ送信し、
前記能力開放エンティティが前記基地局の記憶空間に基づいて第三者サーバからのコンテンツソースを記憶する旨の記憶要求を前記基地局へ送信すると判断した場合に送信前記記憶要求を受信し、
前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶するように設定され、
前記記憶要求は、前記コンテンツソースの有効記憶時間を含むことを特徴とする不揮発性コンピュータ記憶媒体。
【請求項3】
電子機器であって、
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサに通信接続されるメモリとを備え、
前記メモリには、前記1つプロセッサの実行可能な命令が記憶され、
前記少なくとも1つのプロセッサは、前記命令を実行することにより、
基地局の記憶空間を照会する旨の、ネットワーク側の能力開放エンティティから送信された照会要求を受信し、前記照会要求に応じて前記基地局の記憶空間を検出し、検出された記憶空間の情報を前記能力開放エンティティへ送信し、
前記能力開放エンティティが前記基地局の記憶空間に基づいて第三者サーバからのコンテンツソースを記憶する旨の記憶要求を前記基地局へ送信すると判断した場合に送信前記記憶要求を受信し、
前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶可能であり、
前記記憶要求は、前記コンテンツソースの有効記憶時間を含むことを特徴とする電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2015年09月22日に中国知的産権局へ提出された、出願番号が201510609539.1、発明の名称が「データ記憶方法、能力開放エンティティ及び基地局」である中国特許出願に基づいて優先権を主張する。当該中国特許出願の全てのコンテンツは、本願に参考として引用される。
【0002】
本発明は、通信分野に関し、具体的にデータ記憶方法、不揮発性コンピュータ記憶媒体、電子機器、能力開放エンティティ(open capability entity)及び基地局に関する。
【背景技術】
【0003】
従来の無線ネットワークを利用してビデオ、ウェブページアクセス等のサービスを供給する際、コンテンツソースは、一般的に第三者サーバ側に存在する。モバイルユーザがこれらのコンテンツをアクセスしようとするとき、コンテンツは、第三者サーバ、モバイルコアネットワーク、モバイルアクセスネットワークを経由しないと、ユーザに届かない。そのため、コンテンツに対するアクセススピードが経路における各種の要素に制限されており、一部のコンテンツに対してアクセスする遅延が長くなったりすることが多く発生し、ユーザ体験が悪くなる。
【0004】
その課題を解決すべく、モバイルユーザのコンテンツに対するアクセススピードの向上に向けて、移動通信キャリアとコンテンツソースプロバイダとが連携してコンテンツソースまたはそのミラーをモバイルネットワークのエッジへ移転させる。これにより、コンテンツをモバイルユーザに伝送する経路は、短縮される。
【0005】
しかし、従来技術では、コンテンツソースまたはそのミラーがモバイルネットワークのエッジに移転可能であり、コンテンツソースが第三者サーバからモバイルネットワークエッジに伝送される経路の分だけ時間が短縮されたが、コンテンツソースは、相変わらずモバイルコアネットワーク、モバイルアクセスネットワーク、エアインターフェースを経由してから初めてモバイルユーザに届く。長い伝送経路及び大きな伝送遅延により、ユーザがアクセスすべきコンテンツをアクセスする時のユーザ体験が悪くなる課題は存在する。
【0006】
上記課題については、有効な解決手段が今まで未だ提出されていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の実施例は、コンテンツソースのデータの伝送時に遅延が長いという従来技術の技術問題を少なくとも解決すべく、データ記憶方法、不揮発性コンピュータ記憶媒体、電子機器、能力開放エンティティ及び基地局を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の実施例の第1態様によれば、データ記憶方法を提供する。前記方法は、第三者サーバからのコンテンツソースを記憶する旨の、能力開放エンティティから送信された記憶要求を基地局が受信するステップと、前記基地局が前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶するステップと、を含む。
【0009】
さらに、コンテンツソースを記憶する旨の、能力開放エンティティから送信された記憶要求を基地局が受信する前に、前記方法は、前記基地局が起動する際に記憶空間を自己検出し、検出された記憶空間の情報を前記能力開放エンティティへ送信するステップをさらに含む。
【0010】
さらに、前記方法は、前記基地局が再起動する際に前記基地局の記憶空間を検出し、検出された記憶空間の情報を能力開放エンティティへ送信するステップ、または、前記基地局が所定周期に応じて前記基地局の記憶空間を検出し、検出された記憶空間の情報を前記能力開放エンティティへ送信するステップ、または、前記基地局が、前記基地局の記憶空間を照会する旨の、能力開放エンティティから送信された照会要求を受信し、前記照会要求に応じて前記基地局の記憶空間を検出し、検出された記憶空間の情報を前記能力開放エンティティへ送信するステップ、をさらに含む。
【0011】
さらに、前記基地局が前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶した後、前記方法は、前記基地局がその記憶空間を更新し、セッション及び前記コンテンツソースの有効記憶時間を記録するステップと、前記コンテンツソースの記憶時間が前記有効記憶時間を上回ったときに、前記基地局が前記コンテンツソースに対するロックを解除するステップと、をさらに含む。
【0012】
さらに、前記基地局が前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶した後、前記方法は、前記基地局の有効記憶時間を更新する要求と前記コンテンツソースを更新する要求と前記基地局に記憶されるコンテンツソースに対するロックを解除する要求とのうちの少なくとも1つの要求を含む更新要求であって、能力開放エンティティの更新要求を前記基地局が受信するステップと、前記基地局が前記能力開放エンティティの更新要求に付加されるセッション識別子を取得するステップと、前記基地局における、前記付加されるセッション識別子にマッチングするセッション識別子に対応するコンテンツソースを前記基地局が更新するステップと、をさらに含む。
【0013】
さらに、前記基地局が前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶した後、前記方法は、所定時間帯内で端末が前記コンテンツソースをアクセスする回数を前記基地局が統計するステップと、前記回数が所定値を下回ったとき、前記基地局が前記コンテンツソースに対するロックを解除するステップと、さらに含む。
【0014】
本発明の実施例の第2態様によれば、不揮発性コンピュータ記憶媒体を提供する。前記不揮発性コンピュータ記憶媒体は、コンピュータの実行可能な命令を記憶する。前記コンピュータの実行可能な命令は、第三者サーバからのコンテンツソースを記憶する旨の、能力開放エンティティから送信された記憶要求を受信し、前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶するように設定される。
【0015】
さらに、前記コンピュータの実行可能な命令は、さらに、コンテンツソースを記憶する旨の、能力開放エンティティから送信された記憶要求を基地局が受信する前に、基地局が起動する際に記憶空間を自己検出し、検出された記憶空間の情報を前記能力開放エンティティへ送信するように設定される。
【0016】
さらに、前記コンピュータの実行可能な命令は、さらに、再起動する際に前記基地局の記憶空間を検出し、検出された記憶空間の情報を能力開放エンティティへ送信し、または、所定周期に応じて前記基地局の記憶空間を検出し、検出された記憶空間の情報を前記能力開放エンティティへ送信し、または、前記基地局の記憶空間を照会する旨の、能力開放エンティティから送信された照会要求を受信し、前記照会要求に応じて前記基地局の記憶空間を検出し、検出された記憶空間の情報を前記能力開放エンティティへ送信するように設定される。
【0017】
さらに、前記コンピュータの実行可能な命令は、さらに、前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶した後、その記憶空間を更新し、セッション及び前記コンテンツソースの有効記憶時間を記録し、前記コンテンツソースの記憶時間が前記有効記憶時間を上回った時、前記基地局が前記コンテンツソースに対するロックを解除するように設定される。
【0018】
さらに、前記コンピュータの実行可能な命令は、さらに、前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶した後、前記基地局の有効記憶時間を更新する要求と前記コンテンツソースを更新する要求と前記基地局に記憶されるコンテンツソースに対するロックを解除する要求とのうちの少なくとも1つの要求を含む更新要求であって、能力開放エンティティの更新要求を受信し、前記能力開放エンティティの更新要求に付加されるセッション識別子を取得し、前記基地局における、前記付加されるセッション識別子にマッチングするセッション識別子に対応するコンテンツソースを更新するように設定される。
【0019】
さらに、前記コンピュータの実行可能な命令は、さらに、前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶した後、所定時間帯内で端末が前記コンテンツソースをアクセスする回数を統計し、前記回数が所定値を下回ったとき、前記コンテンツソースに対するロックを解除するように設定される。
【0020】
本発明の実施例に係る第3態様によれば、電子機器を提供する。前記電子機器は、少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサに通信接続されるメモリとを備える。前記メモリには、前記1つプロセッサの実行可能な命令が記憶され、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記命令を実行することにより、第三者サーバからのコンテンツソースを記憶する旨の、能力開放エンティティから送信された記憶要求を受信し、前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶可能である。
【0021】
さらに、前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに、コンテンツソースを記憶する旨の、能力開放エンティティから送信された記憶要求を基地局が受信する前に、基地局が起動する時に記憶空間を自己検出し、検出された記憶空間の情報を前記能力開放エンティティへ送信可能である。
【0022】
さらに、前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに、再起動する際に前記基地局の記憶空間を検出し、検出された記憶空間の情報を能力開放エンティティへ送信し、または、所定周期に応じて前記基地局の記憶空間を検出し、検出された記憶空間の情報を前記能力開放エンティティへ送信し、または、前記基地局の記憶空間を照会する旨の、能力開放エンティティから送信された照会要求を受信し、前記照会要求に応じて前記基地局の記憶空間を検出し、検出された記憶空間の情報を前記能力開放エンティティへ送信可能である。
【0023】
さらに、前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに、前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶した後、その記憶空間を更新し、セッション及び前記コンテンツソースの有効記憶時間を記録し、前記コンテンツソースの記憶時間が前記有効記憶時間を上回った時、前記基地局が前記コンテンツソースに対するロックを解除可能である。
【0024】
さらに、前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに、前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶した後、前記基地局の有効記憶時間を更新する要求と前記コンテンツソースを更新する要求と前記基地局に記憶されるコンテンツソースに対するロックを解除する要求とのうちの少なくとも1つの要求を含む更新要求であって、能力開放エンティティの更新要求を受信し、前記能力開放エンティティの更新要求に付加されるセッション識別子を取得し、前記基地局における、前記付加されるセッション識別子にマッチングするセッション識別子に対応するコンテンツソースを更新可能である。
【0025】
さらに、前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに、前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶した後、所定時間帯内で端末が前記コンテンツソースをアクセスする回数を統計し、前記回数が所定値を下回ったとき、前記コンテンツソースに対するロックを解除可能である。
【0026】
本発明の実施例に係る第4態様によれば、データ記憶方法を提供する。前記データ記憶方法は、指定地域の基地局へコンテンツソースを記憶する旨の記憶要求を能力開放エンティティが第三者サーバから受信するステップと、前記能力開放エンティティが前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを前記基地局へ送信し、受信済の前記コンテンツソースをローカルに記憶するよう前記基地局へ指示するステップと、を含む。
【0027】
さらに、前記記憶要求には、前記コンテンツソースの情報、および/または前記コンテンツソースの有効記憶時間の記憶情報が付加され、指定地域の基地局へコンテンツソースを記憶する旨の記憶要求を能力開放エンティティが第三者サーバから受信した後、且つ前記能力開放エンティティが前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを前記基地局へ送信する前に、前記方法は、前記能力開放エンティティが前記第三者サーバの記憶権限について検証を行うステップと、前記第三者サーバの記憶権限の検証が通った場合に、前記能力開放エンティティが前記記憶要求に付加される記憶情報をローカルに記憶するステップとをさらに含み、前記能力開放エンティティに記憶される前記記憶情報は、前記有効記憶時間の開始時点でまたは開始前に、前記能力開放エンティティから前記基地局へ送信される。
【0028】
さらに、前記記憶要求には、前記指定地域の情報と前記コンテンツソースの有効記憶時間とが付加され、前記能力開放エンティティが前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを前記基地局へ送信するステップは、前記能力開放エンティティが前記指定地域の情報を前記指定地域をカバーする基地局リストとしてマッピングするステップと、前記有効記憶時間の開始前にまたは前記有効記憶時間の開始時点で、前記能力開放エンティティが前記コンテンツソースを前記基地局リストに対応する基地局へ送信するステップと、を含む。
【0029】
さらに、前記方法は、前記能力開放エンティティが前記基地局から送信された記憶空間の情報を受信し、或いは記憶空間を照会する要求を前記基地局へ送信するステップと、前記能力開放エンティティが前記基地局の記憶空間の情報を取得した後、前記能力開放エンティティに記録される前記基地局の記憶空間の情報を更新するステップと、をさらに含む。
【0030】
さらに、前記能力開放エンティティが前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを前記基地局へ送信した後、前記方法は、指定領域を更新する情報と有効記憶時間を更新する情報とコンテンツソースを更新する情報と前記基地局に記憶されるコンテンツソースに対するロックを解除する情報とのうちの少なくとも1つが付加される更新要求であって、前記能力開放エンティティが前記第三者サーバから送信された更新要求を受信するステップと、前記能力開放エンティティが前記第三者サーバの記憶権限について検証を行うステップと、前記第三者サーバの記憶権限の検証が通った場合に、前記能力開放エンティティが前記更新要求に付加される更新情報をローカルに記憶するステップと、さらに含む。
【0031】
さらに、前記第三者サーバの記憶権限の検証が通った場合に、前記能力開放エンティティが前記更新要求に付加される更新情報をローカルに記憶するステップは、前記能力開放エンティティが前記指定領域を更新する情報を受信した後、前記指定地域を更新する情報に基づいて前記記憶要求に対応する基地局リストを更新するステップと、前記能力開放エンティティが前記有効記憶時間を更新する情報を受信した後、前記有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間をローカルに記憶するステップと、前記能力開放エンティティが前記コンテンツソースを更新する情報を受信した後、前記コンテンツソースを更新する情報によって指示されるコンテンツソースをローカルに記憶するステップと、を含む。
【0032】
さらに、前記有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間をローカルに記憶した後、前記方法は、前記有効記憶時間を更新する情報に対応するコンテンツソースが前記基地局に存在するか否かを検出するステップと、前記有効記憶時間を更新する情報に対応するコンテンツソースが前記基地局に存在する場合に、前記有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間を前記基地局へ送信するステップと、前記有効記憶時間を更新する情報に対応するコンテンツソースが前記基地局に存在しない場合に、前記有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間の開始前にまたは前記有効記憶時間の開始時点で、前記有効記憶時間及び対応するコンテンツソースを前記基地局へ送信するステップと、をさらに含む。
【0033】
さらに、前記能力開放エンティティが前記指定地域を更新する要求を受信した後、前記指定地域を更新する情報に基づいて前記記憶要求に対応する基地局リストを更新した後、前記方法は、前記能力開放エンティティが更新後の基地局リストと前記記憶要求に対応する基地局リストとを比較し、前記更新後の基地局リストにおける、前記記憶要求に対応する基地局リストとは異なる基地局を取得するステップと、前記異なる基地局が前記更新後の基地局リストに追加された追加基地局、または前記記憶要求に対応する基地局リストから削除された削除基地局であるか否かを前記能力開放エンティティが判断するステップと、前記能力開放エンティティが前記異なる基地局を前記追加基地局と判断した場合に、コンテンツソースを更新する情報、および/または有効記憶時間を更新する情報を前記追加基地局へ送信するステップと、前記能力開放エンティティが前記異なる基地局を前記削除基地局と判断した場合に、前記基地局に記憶されるコンテンツソースに対するロックを解除する情報を前記削除基地局へ送信するステップと、をさらに含む。
【0034】
本発明の実施例に係る第5態様によれば、不揮発性コンピュータ記憶媒体を提供する。前記不揮発性コンピュータ記憶媒体は、コンピュータの実行可能な命令を記憶する。前記コンピュータの実行可能な命令は、指定地域の基地局へコンテンツソースを記憶する旨の記憶要求を第三者サーバから受信し、前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを前記基地局へ送信し、受信済の前記コンテンツソースをローカルに記憶するよう前記基地局へ指示するように設定される。
【0035】
さらに、前記記憶要求には、前記コンテンツソースの情報、および/または前記コンテンツソースの有効記憶時間の記憶情報が付加され、前記コンピュータの実行可能な命令は、さらに、指定地域の基地局へコンテンツソースを記憶する旨の記憶要求を第三者サーバから受信した後、且つ前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを前記基地局へ送信する前に、前記第三者サーバの記憶権限について検証を行い、前記第三者サーバの記憶権限の検証が通った場合に、将前記記憶要求に付加される記憶情報をローカルに記憶するように設定され、前記能力開放エンティティに記憶される前記記憶情報は、前記有効記憶時間の開始時点でまたは開始前に前記基地局へ送信される。
【0036】
さらに、前記記憶要求には、前記指定地域の情報と前記コンテンツソースの有効記憶時間とが付加され、前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを前記基地局へ送信することは、前記指定地域の情報を前記指定地域をカバーする基地局リストとしてマッピングすることと、前記有効記憶時間の開始前にまたは前記有効記憶時間の開始時点で、前記コンテンツソースを前記基地局リストに対応する基地局へ送信することとを含む。
【0037】
さらに、前記コンピュータの実行可能な命令は、さらに、前記基地局から送信された記憶空間の情報を受信し、或いは記憶空間を照会する要求を前記基地局へ送信し、前記基地局の記憶空間の情報を取得した後、前記能力開放エンティティに記録される前記基地局の記憶空間の情報を更新するように設定される。
【0038】
さらに、在前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを前記基地局へ送信した後、前記コンピュータの実行可能な命令は、さらに、指定領域を更新する情報と有効記憶時間を更新する情報とコンテンツソースを更新する情報と前記基地局に記憶されるコンテンツソースに対するロックを解除する情報とのうちの少なくとも1つが付加される更新要求であって、前記第三者サーバから送信された更新要求を受信し、前記第三者サーバの記憶権限について検証を行い、前記第三者サーバの記憶権限の検証が通った場合に、前記更新要求に付加される更新情報をローカルに記憶するように設定される。
【0039】
さらに、前記第三者サーバの記憶権限の検証が通った場合に、前記更新要求に付加される更新情報をローカルに記憶することは、前記指定領域を更新する情報を受信した後、前記指定地域を更新する情報に基づいて前記記憶要求に対応する基地局リストを更新することと、前記有効記憶時間を更新する情報を受信した後、前記有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間をローカルに記憶することと、前記コンテンツソースを更新する情報を受信した後、前記コンテンツソースを更新する情報によって指示されるコンテンツソースをローカルに記憶することとを含む。
【0040】
さらに、前記コンピュータの実行可能な命令は、さらに、前記有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間をローカルに記憶した後、前記有効記憶時間を更新する情報に対応するコンテンツソースが前記基地局に存在するか否かを検出し、前記有効記憶時間を更新する情報に対応するコンテンツソースが前記基地局に存在する場合に、則将前記有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間を前記基地局へ送信し、前記有効記憶時間を更新する情報に対応するコンテンツソースが前記基地局に存在しない場合に、前記有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間の開始前にまたは前記有効記憶時間の開始時点で、前記有効記憶時間及び対応するコンテンツソースを前記基地局へ送信するように設定される。
【0041】
さらに、前記コンピュータの実行可能な命令は、さらに、前記指定地域を更新する要求を受信した後、前記指定地域を更新する情報に基づいて前記記憶要求に対応する基地局リストを更新した後、更新後の基地局リストと前記記憶要求に対応する基地局リストとを比較し、前記更新後の基地局リストにおける、前記記憶要求に対応する基地局リストとは異なる基地局を取得し、前記異なる基地局が前記更新後の基地局リストに追加された追加基地局、または前記記憶要求に対応する基地局リストから削除された削除基地局であるか否かを判断し、前記異なる基地局が前記追加基地局であると判断した場合に、コンテンツソースを更新する情報、および/または有効記憶時間を更新する情報を前記追加基地局へ送信し、前記異なる基地局が前記削除基地局であると判断した場合に、前記基地局に記憶されるコンテンツソースに対するロックを解除する情報を前記削除基地局へ送信するように設定される。
【0042】
本発明の実施例に係る第6態様によれば、電子機器を提供する。前記電子機器は、少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサに通信接続されるメモリとを備える。前記メモリには、前記1つのプロセッサの実行可能な命令が記憶され、前記少なくとも1つのプロセッサは、前記命令を実行することにより、指定地域の基地局へコンテンツソースを記憶する旨の記憶要求を第三者サーバから受信し、前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを前記基地局へ送信し、受信済の前記コンテンツソースをローカルに記憶するよう前記基地局へ指示可能である。
【0043】
さらに、前記記憶要求には、前記コンテンツソースの情報、および/または前記コンテンツソースの有効記憶時間の記憶情報が付加され、前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに、指定地域の基地局へコンテンツソースを記憶する旨の記憶要求を第三者サーバから受信した後、且つ前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを前記基地局へ送信する前に、前記第三者サーバの記憶権限について検証を行い、前記第三者サーバの記憶権限の検証が通った場合に、前記記憶要求に付加される記憶情報をローカルに記憶可能であり、前記能力開放エンティティに記憶される前記記憶情報は、前記有効記憶時間の開始時点でまたは開始前に前記基地局へ送信される。
【0044】
さらに、前記記憶要求には、前記指定地域の情報と前記コンテンツソースの有効記憶時間とが付加され、前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを前記基地局へ送信することは、前記指定地域の情報を前記指定地域をカバーする基地局リストとしてマッピングすることと、前記有効記憶時間の開始前にまたは前記有効記憶時間の開始時点で前記コンテンツソースを前記基地局リストに対応する基地局へ送信することと、を含む。
【0045】
さらに、前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに、前記基地局から送信された記憶空間の情報を受信し、或いは記憶空間を照会する要求を前記基地局へ送信し、前記基地局の記憶空間の情報を取得した後、前記能力開放エンティティに記録される前記基地局の記憶空間の情報を更新可能である。
【0046】
さらに、前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを前記基地局へ送信した後、前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに、指定領域を更新する情報と有効記憶時間を更新する情報とコンテンツソースを更新する情報と前記基地局に記憶されるコンテンツソースに対するロックを解除する情報とのうちの少なくとも1つが付加される更新要求であって、前記第三者サーバから送信された更新要求を受信し、前記第三者サーバの記憶権限について検証を行い、前記第三者サーバの記憶権限の検証が通った場合に、前記更新要求に付加される更新情報をローカルに記憶可能である。
【0047】
さらに、前記第三者サーバの記憶権限の検証が通った場合に、前記更新要求に付加される更新情報をローカルに記憶することは、前記指定領域を更新する情報を受信した後、前記指定地域を更新する情報に基づいて前記記憶要求に対応する基地局リストを更新することと、前記有効記憶時間を更新する情報を受信した後、前記有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間をローカルに記憶することと、前記コンテンツソースを更新する情報を受信した後、前記コンテンツソースを更新する情報によって指示されるコンテンツソースをローカルに記憶することとを含む。
【0048】
さらに、前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに、前記有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間をローカルに記憶した後、前記有効記憶時間を更新する情報に対応するコンテンツソースが前記基地局に存在するか否かを検出し、前記有効記憶時間を更新する情報に対応するコンテンツソースが前記基地局に存在する場合に、前記有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間を前記基地局へ送信し、前記有効記憶時間を更新する情報に対応するコンテンツソースが前記基地局に存在しない場合に、前記有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間の開始前にまたは前記有効記憶時間の開始時点で、前記有効記憶時間及び対応するコンテンツソースを前記基地局へ送信可能である。
【0049】
さらに、前記少なくとも1つのプロセッサは、さらに、前記指定地域を更新する要求を受信した後、前記指定地域を更新する情報に基づいて前記記憶要求に対応する基地局リストを更新した後、更新後の基地局リストと前記記憶要求に対応する基地局リストとを比較し、前記更新後の基地局リストにおける、前記記憶要求に対応する基地局リストとは異なる基地局を取得し、前記異なる基地局が前記更新後の基地局リストに追加された追加基地局、または前記記憶要求に対応する基地局リストから削除された削除基地局であるか否かを判断し、前記異なる基地局が前記追加基地局であると判断した場合に、コンテンツソースを更新する情報、および/または有効記憶時間を更新する情報を前記追加基地局へ送信し、前記異なる基地局が前記削除基地局であると判断した場合に、前記基地局に記憶されるコンテンツソースに対するロックを解除する情報を前記削除基地局へ送信可能である。
【0050】
本発明の実施例に係る第7態様によれば、基地局をさらに提供する。前記基地局は、第三者サーバからのコンテンツソースを記憶する旨の、能力開放エンティティから送信された記憶要求を受信するための要求受信手段と、前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを記憶するための記憶手段と、を備える。
【0051】
本発明の実施例に係る第8態様によれば、能力開放エンティティをさらに提供する。前記能力開放エンティティは、指定地域の基地局へコンテンツソースを記憶する旨の記憶要求を第三者サーバから受信するための受信手段と、前記能力開放エンティティが前記記憶要求に応じて前記コンテンツソースを前記基地局へ送信し、受信済の前記コンテンツソースをローカルに記憶するよう前記基地局へ指示するための送信手段と、を備える。
【発明の効果】
【0052】
本発明の実施例では、基地局は、第三者サーバからのコンテンツソースを記憶する旨の、能力開放エンティティから送信された記憶要求を受信し、記憶要求に応じてコンテンツソースを記憶する。能力開放エンティティが直接第三者サーバと相互作用を行うことが可能であるため、能力開放エンティティが第三者サーバのコンテンツソースを基地局へ配信する。こうして、端末は、直接基地局からコンテンツソースを取得可能であり、モバイルコアネットワーク、モバイルアクセスネットワーク及びエアインターフェースを経由する必要がなくなる。これにより、伝送経路が短縮され、伝送遅延が低減され、コンテンツソースの伝送時にデータ遅延が長いという従来技術における技術問題が解決できる。
【0053】
1つまたは複数の実施例が対応する図面におけるピクチャにより例示的に説明されるが、これらの例示的な説明は、実施例に対する限定にならない。図面では、同じ符号を付す素子が類似する素子を表し、別途説明しない限り、図面におけるものがスケール制限を構成しない。
【図面の簡単な説明】
【0054】
図1】本発明の一実施例に係るデータ記憶方法を示すフローチャートである。
図2】本発明の実施例に係る能力開放エンティティ、端末及びサーバの相互作用を示す模式図である。
図3】本発明の別の実施例に係るデータ記憶方法を示すフローチャートである。
図4】本発明の好適な実施例に係るデータ記憶方法を示すフローチャートである。
図5】本発明の実施例に係る基地局を示す模式図である。
図6】本発明の実施例に係る能力開放エンティティを示す模式図である。
図7】本発明の実施例に係る電子機器の構成を示す模式図である。
図8】本発明の別の実施例に係る電子機器の構成を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0055】
本発明の解決手段が当業者により良く理解されるように、本発明の実施例における技術案について、本発明の実施例における図面を参照しながら、明瞭で完全に説明する。明らかに、かかる実施例が単に本発明の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例とは言えない。本発明中にかかる実施例に基づいて当業者が進歩性に値する労働をせずに得たあらゆる他の実施例は、何れも本発明の保護範囲に含まれる。
【0056】
説明すべきことは、本発明の明細書、特許請求の範囲及び上記図面における用語「第1」、「第2」などは、類似するターゲットを区分するために用いられたが、必ずしも特定の順番や前後を表すとは限らない。このように使用されるデータが適宜交換可能であることは、理解されるべきである。ここでの本発明の実施例は、ここでの図示または記述以外の順番でも実施可能である。なお、用語「備える」、「含む」およびそれらの如何なる変形は、非排他的な包含をカバーすることを図る。例えば、一連のステップや手段を含む手順、方法、システム、製品または機器は、明確に挙げられたステップや手段に限定されず、明確に挙げられていないもの、またはこれらの手順、方法、製品または機器に固有の他のステップや手段も含有可能である。
【0057】
(実施例1)
本発明の実施例によれば、データ記憶方法の方法実施例を提供する。説明すべきことは、図面のフローチャートで示されるステップが一連のコンピュータの実行可能な命令のコンピュータシステムで実行可能であり、且つフローチャートにおいて論理的な順番が示されたが、幾つかの場合に、示されたステップまたは記述されたステップをここでの順番とは異なる順番で実行可能である。
【0058】
図1は、本発明の実施例に係るデータ記憶方法を示すフローチャートである。図1に示すように、当該方法は、下記のステップを含む。
【0059】
ステップS102では、第三者サーバからのコンテンツソースを記憶する旨の、能力開放エンティティから送信された記憶要求を基地局が受信する。
【0060】
ステップS104では、基地局が記憶要求に応じてコンテンツソースを記憶する。
【0061】
移動通信の標準では、各コアネットワーク要素(例えば、HSS、MME、SGSN等)は、統一のネットワーク能力開放エンティティを介して第三者サーバと相互作用を行う。第三者サーバは、非運営事業者によって管理されている第三者ネットワーク応用プログラムのサーバまたは他のネットワークエンティティであってもよい。図2に示すように、能力開放エンティティが直接第三者サーバと相互作用可能であるため、能力開放エンティティは、第三者サーバのコンテンツソースを基地局に配信する。端末は、直接基地局からコンテンツソースをローカルに取得可能であり、モバイルコアネットワーク、モバイルアクセスネットワーク及びエアインターフェースを経由してコンテンツソースを取得する必要がない。これにより、伝送経路が短縮され、伝送遅延が減少されるとともに、コアネットワークのネットワーク負荷が効果的に低減され、コアネットワークの運転効率が向上する。これで、コンテンツソースのデータの伝送時に遅延が長いという従来技術の技術問題を解決する。
【0062】
例えば、8月22日の夜、「鳥の巣」で世界陸上競技選手権大会の開幕式が行われる。端末があるビデオ(例えば、観覧席案内または観客案内ビデオ)をロードする速度を上げるために、第三者サーバは、当該ビデオのコンテンツソースを能力開放エンティティへ送信する。能力開放エンティティが基地局へ当該コンテンツソースを記憶する要求を送信し、基地局は、能力開放エンティティの要求を受信した後で当該コンテンツソースを記憶する。これにより、端末は、当該ビデオをロードする際に、直接基地局からコンテンツソースを取得可能である。
【0063】
能力開放エンティティは、「鳥の巣」をカバーする基地局へ記憶要求を送信する。記憶要求は、記憶されたコンテンツソース、コンテンツソースのサイズ、有効記憶時間等の情報を含む。「鳥の巣」をカバーする基地局は、能力開放エンティティから送信された記憶要求(例えば、記憶されたコンテンツがAスポーツブランドの広告ビデオであり、有効記憶時間が夜19:00-23:00である)を受信する。それで、19:00-23:00の間、「鳥の巣」近傍の基地局のカバレッジ範囲内にある端末は、何れも直接基地局からAスポーツブランドの広告ビデオを取得可能である。
【0064】
好ましくは、コンテンツを記憶するための記憶空間が基地局に充分にあると確保するために、基地局は、自己検出により、能力開放エンティティへ記憶空間の情報を送信してもよく、能力開放エンティティの照会要求を受信した後で記憶空間の情報を送信してもよい。ただし、基地局の自己検出は、起動する時に記憶空間を自己検出し、検出された記憶空間の情報を能力開放エンティティへ送信してもよく、基地局の再起動時に記憶空間を自己検出し、検出された記憶空間の情報を能力開放エンティティへ送信してもよく、基地局の起動後、所定周期に応じて基地局の記憶空間を検出し、検出された記憶空間の情報を能力開放エンティティへ周期的に送信してもよい。基地局は、さらに、能力開放エンティティから送信された、基地局の記憶空間を照会する照会要求を受信した後で基地局の記憶空間を検出し、検出された記憶空間の情報を能力開放エンティティへ送信してもよい。記憶空間の情報は、基地局の合計記憶空間及び現在使用可能な記憶空間を含む。基地局の記憶空間が周期的に検出されたとき、タイマを用いて間隔時間を算出してもよい。タイマのカウント時間が間隔時間に達したとき、基地局の記憶空間を検査し、記憶空間の情報を能力開放エンティティへ送信する。
【0065】
能力開放エンティティは、基地局の記憶空間に基づいて、基地局へ記憶要求を送信するか否かを判断してもよく、または、基地局の記憶空間に基づいて、どのコンテンツソースの記憶を要求するかを基地局へ送信する要求を判断してもよい。例えば、能力開放エンティティは、2つのコンテンツソースを基地局へ送信する予定であり、1つのコンテンツソースが40Mのサイズであり、もう1つのコンテンツが80Mのサイズである。基地局の現在の記憶空間が50Mである場合には、能力開放エンティティから基地局へ送信された記憶要求において、サイズが40Mのコンテンツソースを記憶するよう要求される。
【0066】
好ましくは、基地局が記憶要求に応じてコンテンツソースを記憶した後、方法は、基地局がその記憶空間、記録セッション及びコンテンツソースの有効記憶時間を更新するステップと、コンテンツソースの記憶時間が有効記憶時間を上回ったとき、基地局がコンテンツソースに対するロックを解除するステップとを、さらに含む。
【0067】
記憶要求のそれぞれには、1つのセッション識別子が付加されている。当該セッション識別子が第三者サーバ、記憶要求、記憶されたコンテンツ及び命令情報等を追跡可能であるが、ここで一々例を挙げない。基地局は、コンテンツソースを記憶した後、その記憶空間をタイムリーに更新し、再起動時に能力開放エンティティへ送信し、または、能力開放エンティティへ周期的に送信し、または、能力開放エンティティによる記憶空間の照会のときに能力開放エンティティへ送信する。基地局は、セッション識別子に基づいて、1つのセッション識別子に属するコンテンツソースの記憶時間が有効記憶時間を上回ったか否かを判断してもよい。当該有効記憶時間を上回ったとき、コンテンツソースに対するロックを解除し、即ち、コンテンツソースを削除し、または新たなコンテンツソースで当該コンテンツソースを上書きする。こうして、基地局の記憶空間がリリースされる。
【0068】
例えば、「鳥の巣」近傍の基地局がAスポーツブランドの広告ビデオを記憶する有効記憶時間が8月22日の夜19:00-23:00である場合、8月22日の23:00後、基地局は、Aスポーツブランドの広告ビデオを削除し、または新たなコンテンツソースでAスポーツブランドの広告ビデオを上書きしてもよい。
【0069】
好ましくは、基地局が記憶要求に応じてコンテンツソースを記憶した後、方法は、基地局が能力開放エンティティの更新要求を受信し、ただし、更新要求が基地局の有効記憶時間を更新する要求と、コンテンツソースを更新する要求と、基地局に記憶されるコンテンツソースに対するロックを解除する要求とのうちの少なくとも1つの要求を含むステップと、基地局が能力開放エンティティの更新要求に付加されるセッション識別子を取得するステップと、基地局が基地局における付加されるセッション識別子にマッチングするセッション識別子に対応するコンテンツソースを更新するステップと、をさらに含む。
【0070】
基地局は、コンテンツソースを記憶した後、記憶されたコンテンツソースの有効記憶時間を修正してもよいし、記憶されたコンテンツソースのコンテンツ及びサイズを修正してもよいし、コンテンツソースを削除してもよい。基地局が受信した更新要求にセッション識別子が付加され、受信した記憶要求にもセッション識別子が付加される。基地局は、自局において対応するセッション識別子を検索し、セッション識別子に対応するコンテンツを更新する。
【0071】
例えば、基地局は、コンテンツソースAを記憶し、その有効記憶時間が8月22日0:00から8月22日24:00であり、対応するセッション識別子がA1234である。基地局は、有効記憶時間の開始前にまたは開始時に、当該コンテンツソースAを記憶してもよい。基地局は、コンテンツソースAを記憶した後、受信した更新要求が、セッション識別子がA1234のコンテンツソースAの有効記憶時間を修正するよう要求した場合に、有効記憶時間を8月22日の8:00から8月22日の24:00へ修正する。基地局は、記録されたセッション識別子A1234に対応する有効記憶時間を8月22日の8:00から8月22日の24:00に修正する。それで、基地局は、8月22日の8:00から8月22日の24:00の間で、端末へコンテンツソースAを供給する。基地局によって受信された更新要求がコンテンツソースAの削除を示す場合に、基地局は、セッション識別子A1234に基づいて対応するコンテンツソースAを検索して削除する。記憶コンテンツの更新は、上記過程と類似するため、繰り返し説明しない。
【0072】
当該実施例では、基地局で記憶されたコンテンツソースのコンテンツ及びサイズ、有効記憶時間等も変更可能である。有効記憶時間の満了後、基地局におけるコンテンツソースを削除し、または当該コンテンツソースを上書きしてもよい。こうして、基地局の記憶空間のリリースが実現可能である。基地局で記憶されたコンテンツソースおよびその相関情報が変更可能であるため、基地局がコンテンツソースを処理する柔軟性が向上する。
【0073】
好ましくは、基地局が記憶要求に応じてコンテンツソースを記憶した後、方法は、所定時間帯内で端末がコンテンツソースをアクセスする回数を基地局が統計するステップと、回数が所定値を下回ったとき、基地局がコンテンツソースに対するロックを解除するステップと、をさらに含む。
【0074】
基地局は、ある時間内で端末がコンテンツソースをアクセスする回数(即ち、端末が直接基地局からコンテンツソースを取得する回数)をモニタリングすることが可能である。当該回数が所定値を下回った場合に、基地局において当該コンテンツソースが端末に取得された回数が少なくて当該基地局への記憶に向いていないと特定し、当該コンテンツソースに対するロックを解除することができる。つまり、当該コンテンツソースを削除または置換する。端末がコンテンツソースをアクセスする回数をモニタリングすることで、基地局に記憶されるコンテンツをタイムリーに調整でき、基地局の記憶能力を保証するとともに、第三者サーバのリソース配分も最適化される。
【0075】
(実施例2)
本発明の実施例によれば、データ記憶方法の方法実施例を提供する。図3に示すように、当該データ記憶方法は、以下のステップを含む。
【0076】
ステップS302では、指定地域の基地局へコンテンツソースを記憶する旨の記憶要求を能力開放エンティティが第三者サーバから受信する。
【0077】
ステップS304では、能力開放エンティティは、記憶要求に応じてコンテンツソースを基地局へ送信し、基地局がコンテンツソースを受信した後でコンテンツソースをローカルに記憶するよう基地局に対して指示する。
【0078】
能力開放エンティティは、直接第三者サーバと相互作用可能である。能力開放エンティティは、第三者サーバから送信されたコンテンツソースを受信し、第三者サーバは、能力開放エンティティに対して、指定領域内の基地局へコンテンツソースを記憶するよう指示してもよい。能力開放エンティティは、指定基地局へコンテンツソースを配信する。基地局は、端末が直接基地局からコンテンツソースを取得するように、コンテンツソースをローカルに記憶する。端末がモバイルコアネットワーク、モバイルアクセスネットワーク及びエアインターフェースを経由しなくてもコンテンツソースを取得するため、伝送経路が短縮され、伝送遅延が減少され、コンテンツソースのデータの伝送時に遅延が長いという従来技術の技術問題を解決する。
【0079】
能力開放エンティティは、コンテンツソースを指定地域の基地局に記憶してもよい。コンテンツソースを記憶した基地局がカバーする領域内の端末は、基地局へアクセスする際に、直接基地局からコンテンツソースをダウンロード可能であるため、伝送遅延が減少され、コンテンツソースのデータの伝送時に遅延が長いという従来技術の技術問題を解決する。
【0080】
好ましくは、記憶要求には、コンテンツソース、および/またはコンテンツソースの有効記憶時間の記憶情報が付加されている。指定地域の基地局へコンテンツソースを記憶する旨の記憶要求を能力開放エンティティが第三者サーバから受信した後、且つ能力開放エンティティが記憶要求に応じてコンテンツソースを基地局へ送信する前に、方法は、能力開放エンティティが第三者サーバの記憶権限について検証するステップと、第三者サーバの記憶権限の検証が通った場合に、能力開放エンティティが記憶要求に付加される記憶情報をローカルに記憶するステップとをさらに含み、有効記憶時間の開始時点でまたは開始前に、能力開放エンティティは、能力開放エンティティに記憶される記憶情報を基地局へ送信する。
【0081】
能力開放エンティティは、第三者サーバの記憶要求を受信した後、まず、第三者サーバに記憶権限があるか否かを検証する。記憶権限の検証時に、第三者サーバの身元識別子に基づいて識別を行ってもよい。権限を持つ第三者サーバの身元識別子は、能力開放エンティティにローカルに記憶されてもよい。能力開放エンティティは、記憶要求を発信したサーバの身元識別子をローカルに記憶された識別子とマッチングする。マッチングが成功すれば、記憶要求を発信したサーバが認証に合格し、記憶要求に要求されたコンテンツを基地局に記憶することが許容される。第三者サーバの身元識別子は、予めローカルに記憶されたものであってもよく、能力開放エンティティと他の機能エンティティとが相互作用して照会したものであってもよい。他の機能エンティティは、権限の持つ第三者サーバの身元識別子を記憶するネットワーク機器であってもよい。
【0082】
複数の第三者サーバの記憶要求が受信されたとき、複数の記憶要求について、記憶を要求する時間帯及びコンテンツソースのサイズに衝突があるか否かを先に判断してもよい。衝突がある場合に、オークションシステムを利用して能力開放エンティティで受け入れられる記憶要求を選択してもよい。能力開放エンティティは、記憶衝突がある旨の通知を第三者サーバへ送信して、複数の第三者サーバに対して自身で協調するよう指示してもよい。能力開放エンティティは、さらに、拒否された第三者サーバへ要求失敗の通知を送信して、複数の第三者サーバに対してタイムリーに記憶ポリシーを変更するよう指示してもよい。第三者サーバが認証に合格した場合に、能力開放エンティティは、サーバへ応答メッセージを送信して、第三者サーバの認証が合格して記憶できることを提示する。
【0083】
能力開放エンティティと第三者サーバとの相互作用中に、互いに送信される命令情報、付加されるコンテンツソースは、何れもセッション識別子を用いて認識を行われる。当該セッション識別子は、第三者サーバから送信された記憶要求に付加される識別子であってもよい。セッション識別子が命令情報及びコンテンツ情報等に伴って第三者サーバ、能力開放エンティティ及び基地局の三者間で伝送されるため、あるコンテンツソースがどのサーバから送信されたものであるかや、どの命令がどのコンテンツソースに対するものであるかは、追跡可能である。例えば、表1に示される。
【0084】
【表1】
【0085】
X1-aがサーバAAから送信された記憶要求であり、セッション識別子aを含み、且つ関連付けて記憶されたコンテンツソースがA1-aであると想定する。コンテンツソースA1-aの有効記憶時間に対する修正命令X2-aが送信された場合に、当該修正命令X2-aは、コンテンツソースA1-aの有効記憶時間を修正するよう指示する。能力開放エンティティまたは基地局は、セッション識別子aに基づいて対応するコンテンツソースA1-aを見つけ出すことができる。
【0086】
好ましくは、記憶要求には、指定地域の情報及びコンテンツソースの有効記憶時間が付加されている。能力開放エンティティが記憶要求に応じてコンテンツソースを基地局へ送信するステップは、能力開放エンティティが指定地域の情報を指定地域をカバーする基地局リストとしてマッピングするステップと、能力開放エンティティが有効記憶時間の開始前にまたは有効記憶時間の開始時点で、基地局リストに対応する基地局へコンテンツソースを送信するステップと、を含む。
【0087】
第三者サーバは、コンテンツソースを指定地域の基地局に記憶することを要求してもよい。能力開放エンティティは、第三者サーバで受信された指定地域の情報を受信した後、指定地域の情報を指定地域をカバーする基地局リストとしてマッピングする。当該基地局リストには、指定地域をカバーする1つまたは複数の基地局の情報(例えば、基地局の識別子情報等)が記載されている。能力開放エンティティは、第三者サーバで要求された有効記憶時間の開始前に、または有効記憶時間の開始時点で、基地局リストにおける基地局へコンテンツソースを送信して、基地局に対して当該コンテンツソースを記憶するように指示する。能力開放エンティティから送信されたコンテンツソースは、コンテンツソースのコンテンツ及びコンテンツソースのサイズ情報を含む。能力開放エンティティは、さらに、基地局が端末へコンテンツソースを供給するように、基地局へ有効記憶時間の情報を送信する。
【0088】
好ましくは、当該方法は、能力開放エンティティが基地局から送信された記憶空間の情報を受信し、または基地局へ記憶空間を照会する要求を送信するステップと、能力開放エンティティが基地局の記憶空間の情報を取得した後、能力開放エンティティに記録される基地局の記憶空間の情報を更新するステップと、をさらに含む。能力開放エンティティは、基地局から報告された記憶空間の情報を受信する方式、または自ら基地局へ記憶空間を照会する方式にて、基地局の記憶空間の情報を取得可能である。こうして、能力開放エンティティは、基地局に第三者サーバで要求されているコンテンツソースを記憶する能力があるか否かを判断することができる。第三者サーバから送信された記憶要求には、コンテンツソースのサイズの情報が付加されてもよい。能力開放エンティティは、コンテンツソースのサイズ及び基地局の利用可能な記憶空間に基づいて、当該コンテンツソースを記憶するか否かを判断する。
【0089】
好ましくは、能力開放エンティティが記憶要求に応じてコンテンツソースを基地局へ送信した後、方法は、指定領域を更新する情報と有効記憶時間を更新する情報とコンテンツソースを更新する情報と基地局に記憶されるコンテンツソースに対するロックを解除する情報とのうちの少なくとも1つが付加される更新要求であって、第三者サーバから送信された更新要求を能力開放エンティティが受信するステップと、能力開放エンティティが第三者サーバの記憶権限について検証するステップと、第三者サーバの記憶権限の検証が通った場合に、能力開放エンティティが更新要求に付加される更新情報をローカルに記憶するステップと、をさらに含む。
【0090】
第三者サーバは、基地局に記憶されたコンテンツソース及び有効記憶時間等の情報を変更することを要求してもよく、コンテンツソースを記憶した基地局を変更することを要求してもよい。能力開放エンティティは、第三者サーバから送信された変更要求を受信した後、第三者サーバに更新権限があるか否かを先に判断し、更新権限がある場合に、第三者サーバで要求された更新すべきコンテンツを先に保存する。
【0091】
例えば、第三者サーバの記憶要求は、X領域内の基地局でコンテンツソースを記憶することを要求する。その後、Y領域内の基地局でコンテンツソースを記憶することを要求し、または、X領域内の基地局で記憶されたコンテンツソースを解除することを要求し、またはX領域の基地局で記憶されたコンテンツソースの時間情報等を変更することを要求する。能力開放エンティティは、タイムリーに更新情報を基地局へ配信してもよく、有効記憶時間開始時点またはその前に更新情報を配信してもよい。
【0092】
具体的に、第三者サーバの記憶権限の検証が通った場合に、能力開放エンティティが更新要求に付加される更新情報をローカルに記憶するステップは、能力開放エンティティが指定領域を更新する情報を受信した後、指定地域を更新する情報に基づいて記憶要求に対応する基地局リストを更新するステップと、能力開放エンティティが有効記憶時間を更新する情報を受信した後、有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間をローカルに記憶するステップと、能力開放エンティティがコンテンツソースを更新する情報を受信した後、コンテンツソースを更新する情報によって指示されるコンテンツソースをローカルに記憶するステップとを含む。ローカルに保存された有効記憶時間、コンテンツソース等は、セッション識別子を介して記憶要求で要求された情報と関連付けさせてもよい。更新要求が指定地域の更新を要求した場合に、能力開放エンティティは、更新された指定地域に基づいて対応する基地局リストを更新する。
【0093】
好ましくは、基地局リストの更新後、基地局リストに記録された基地局の相違に応じて異なるタイプの更新要求を送信する。つまり、能力開放エンティティが指定地域を更新する要求を受信してから、指定地域を更新する情報に基づいて記憶要求に対応する基地局リストを更新した後、方法は、能力開放エンティティが更新後の基地局リストと記憶要求に対応する基地局リストとを比較し、更新後の基地局リストにおける、記憶要求に対応する基地局リストとは異なる基地局を取得するステップと、異なる基地局が更新後の基地局リストに追加された追加基地局、または記憶要求に対応する基地局リストから削除された削除基地局であるか否かを能力開放エンティティが判断するステップと、能力開放エンティティが異なる基地局を追加基地局と判断した場合に、コンテンツソースを更新する情報、および/または有効記憶時間を更新する情報を追加基地局へ送信するステップと、能力開放エンティティが異なる基地局を削除基地局と判断した場合に、基地局に記憶されるコンテンツソースに対するロックを解除する情報を削除基地局へ送信するステップと、さらに含む。
【0094】
更新後でも相変わらず基地局リストに存在する元基地局に対しては、元基地局の有効記憶時間、コンテンツソースのコンテンツ及びサイズ等の情報を更新してもよい。リストに追加された基地局に対しては、記憶要求を送信してもよく、有効記憶時間及びコンテンツソース等の情報を記憶することを要求する。更新後基地局リストに存在していない基地局に対しては、基地局で記憶されたコンテンツソースに対するロックを解除するメッセージを送信する。基地局は、ロックを解除するメッセージを受信した後でコンテンツソースを削除する動作を実行して基地局の空間をリリースすることができる。こうして、基地局は、他のコンテンツを記憶することができる。
【0095】
以下では、表2及び表3に合わせて本実施例を説明する。
【0096】
【表2】
【0097】
【表3】
【0098】
表2に示すように、第三者サーバAは、基地局11、基地局12、基地局23及び基地局24でコンテンツソースを記憶することを要求するために記憶要求を発信する。第三者サーバは、さらに、表3に示すように、更新要求を発信して、コンテンツソースを記憶する基地局を更新するよう要求する。具体的に、コンテンツソースNを記憶する基地局23を基地局25へと更新し、指定地域を更新して新たな基地局リストを生成する。表3に示す基地局リストは、表2に示すリストに比較すると、基地局23が基地局リストから削除されたものであり、基地局25が新たに追加された基地局であるが、基地局11、基地局12及び基地局24が元基地局リストにおける元基地局である。能力開放エンティティは、更新要求のコンテンツに基づいてコンテンツソース及び有効記憶時間等の情報を更新してもよい。例えば、基地局11及び基地局12に記憶されるコンテンツソースMをコンテンツソースNに更新する。基地局25に関しては、それが新たに追加された基地局であるため、コンテンツソースの記憶及び有効記憶時間の記憶を実施可能である。それは、上記基地局へ記憶要求を送信する形態と同じであるため、ここで繰り返し説明しない。基地局23に関しては、それが削除された基地局であるため、それに記憶されたコンテンツソースNがもはや端末へ供給される必要がない。したがって、基地局23は、コンテンツソースNを削除可能である。能力開放エンティティは、基地局23に対して、記憶空間のリリースを指示するための、コンテンツソースNのロックを解除する指示情報を送信してもよい。
【0099】
能力開放エンティティは、異なる基地局へ対応する更新命令を与えた後、更新結果を第三者サーバへ返信して、第三者サーバに更新結果を記録させることが可能である。第三者サーバは、さらに、更新結果に対して新たな更新ポリシーを作成して基地局に記憶されたコンテンツソースのポリシーを変更してもよい。変更方式が上記方式と同じであるため、ここで繰り返し説明しない。好ましくは、能力開放エンティティは、記憶されたコンテンツソースに対するロックを解除するよう基地局へ指示した後、当該基地局を対応する領域情報にマッピングし、対応する領域情報を第三者サーバへ送信する。
【0100】
好ましくは、有効記憶時間の更新時、基地局に対応するコンテンツソースが記憶されているか否かに基づいて、有効記憶時間を送信するタイミングを特定してもよい。つまり、有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間をローカルに記憶した後、方法は、有効記憶時間を更新する情報に対応するコンテンツソースが基地局に存在するか否かを検出するステップと、有効記憶時間を更新する情報に対応するコンテンツソースがすでに基地局に存在する場合に、有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間を基地局へ送信するステップと、有効記憶時間を更新する情報に対応するコンテンツソースが基地局に存在しない場合に、有効記憶時間を更新する情報によって指示される有効記憶時間の開始前にまたは有効記憶時間の開始時点で有効記憶時間及び対応するコンテンツソースを基地局へ送信するステップと、をさらに含む。
【0101】
基地局にコンテンツソースが記憶されている場合に、第三者サーバから送信された更新有効記憶時間をタイムリーに基地局へ送信する。基地局にコンテンツソースがない場合に、つまり能力開放エンティティがコンテンツソースを基地局へ送信する前に第三者サーバから送信された有効記憶時間を更新する更新要求を受信した場合に、まず、有効記憶時間を能力開放エンティティでローカルに保存する。基地局に記憶空間がある場合に、有効記憶時間は、時間の開始前にまたは開始時点で、コンテンツソースとともに基地局へ配信される。有効記憶時間の開始前に基地局に記憶空間がある場合に、コンテンツソース及び有効記憶時間を早めて配信してもよい。有効記憶時間の開始時点で基地局が記憶空間を持ち始めた場合に、有効記憶時間の開始時点でコンテンツソース及び有効記憶時間を配信する。
【0102】
以下では、図4に合わせて本実施例を説明する。
【0103】
ステップS401では、記憶空間を報告する。基地局は、自ら記憶空間を報告してもよく、又は、能力開放エンティティから送信された照会要求を受信した後で記憶空間を報告してもよい。
【0104】
ステップ402では、記憶要求を送信する。第三者サーバは、記憶要求を送信し、記憶要求には、コンテンツソース及び有効記憶時間が付加されている。
【0105】
ステップS403では、記憶コンテンツを配信する。能力開放エンティティは、第三者サーバから送信されたコンテンツソース及び有効記憶時間を基地局へ配信する。
【0106】
ステップS404では、コンテンツソースを要求する。端末は、直接基地局へコンテンツソースを要求する。
【0107】
ステップS405では、コンテンツソースを配信する。有効記憶時間内で、基地局は、コンテンツソースを端末へ配信する。
【0108】
ステップS406では、アクセス回数を検出する。基地局は、アクセス回数が下限値に達したか否かを検出する。アクセス回数の下限値に達していない場合に、当該基地局におけるコンテンツソースを削除する。下限値に達した場合に、当該コンテンツソースを保留する。
【0109】
ステップS407では、削除情報を送信する。コンテンツソースを削除する場合に、コンテンツソースを削除する情報を送信する。
【0110】
ステップS408では、更新要求を送信する。第三者サーバは、基地局の更新、コンテンツソースの更新または有効記憶時間の更新等を要求する更新要求を送信する。
【0111】
ステップS409では、更新情報を記憶する。能力開放エンティティは、第三者サーバから送信された更新要求に付加される更新情報をローカルに記憶する。
【0112】
ステップS410では、更新情報を送信する。有効記憶時間の開始前にまたは有効記憶時間の開始時点で更新情報を送信する。更新情報は、コンテンツソースおよび/または有効記憶時間を含む。
【0113】
ステップS411では、更新応答を送信する。能力開放エンティティは、既に更新された旨を第三者サーバに通知し、追加、変更及び削除後の情報を第三者サーバに通知可能である。
【0114】
図4に示す実施例は、本発明の1つの好適な実施例に過ぎず、本発明のステップを実施する前後順番を制限するものではない。
【0115】
上記実施例により、指定領域内の基地局へコンテンツソースを記憶可能であり、端末が直接基地局からコンテンツを取得可能であるため、伝送遅延が長いという従来技術における問題を解決する。それとともに、当該実施例は、さらに、コンテンツソースのある基地局での記憶時間(端末がコンテンツソースをアクセスするピーク時期であってもよい)を指定可能であり、ユーザ体験が向上する。コンテンツソースを記憶した後、基地局に記憶されるコンテンツソースの有効記憶時間、コンテンツソースのコンテンツ及びサイズを更新してもよく、記憶する基地局を変更してもよいため、コンテンツソースを記憶する柔軟性が向上する。また、基地局の記憶空間をリリースして、記憶空間を最適化し、且つ第三者サーバのため、記憶費用を低減するように、基地局で記憶されたコンテンツソースは、削除可能である。
【0116】
本発明の実施例は、基地局をさらに提供する。図5に示すように、当該基地局は、要求受信手段10及び記憶手段30を備える。要求受信手段10は、能力開放エンティティから送信された、コンテンツソースを記憶する旨の記憶要求を受信する。ただし、コンテンツソースは、第三者サーバからのものである。記憶手段30は、記憶要求に応じてコンテンツソースを記憶する。
【0117】
移動通信の標準では、各コアネットワーク要素(例えば、HSS、MME、SGSN等)は、統一のネットワーク能力開放エンティティを介して第三者サーバと相互作用を行う。第三者サーバは、第三者応用のサーバであってもよい。図2に示すように、能力開放エンティティが直接第三者サーバと相互作用可能であるため、能力開放エンティティは、第三者サーバのコンテンツソースを基地局に配信する。端末は、直接基地局からコンテンツソースを取得可能であり、モバイルコアネットワーク、モバイルアクセスネットワーク及びエアインターフェースを経由してコンテンツソースを取得する必要がない。これにより、伝送経路が短縮され、伝送遅延が減少されるとともに、コンテンツソースのデータの伝送時に遅延が長いという従来技術の技術問題を解決する。
【0118】
例えば、8月22日の夜、「鳥の巣」で世界陸上競技選手権大会の開幕式が行われる。端末があるビデオをロードする速度を上げるために、第三者サーバは、当該ビデオのコンテンツソースを能力開放エンティティへ送信する。能力開放エンティティが基地局へ当該コンテンツソースを記憶する要求を送信し、基地局は、能力開放エンティティの要求を受信した後で当該コンテンツソースを記憶する。これにより、端末は、当該ビデオをロードする際に、直接基地局からコンテンツソースを取得可能である。
【0119】
能力開放エンティティは、「鳥の巣」をカバーする基地局へ記憶要求を送信する。記憶要求は、記憶されたコンテンツソース、コンテンツソースのサイズ、有効記憶時間等の情報を含む。「鳥の巣」をカバーする基地局は、能力開放エンティティから送信された記憶要求(例えば、記憶されたコンテンツがAスポーツブランドの広告ビデオであり、有効記憶時間が夜19:00-23:00である)を受信する。それで、19:00-23:00の間、「鳥の巣」近傍の基地局のカバレッジ範囲内にある端末は、何れも直接基地局からAスポーツブランドの広告ビデオを取得可能である。
【0120】
能力開放エンティティは、基地局の記憶空間に基づいて、基地局へ記憶要求を送信するか否かを判断してもよく、または、基地局の記憶空間に基づいて、どのコンテンツソースの記憶を要求するかを基地局へ送信する要求を判断してもよい。例えば、能力開放エンティティは、2つのコンテンツソースを基地局へ送信する予定であり、1つのコンテンツソースが40Mのサイズであり、もう1つのコンテンツが80Mのサイズである。基地局の現在の記憶空間が50Mである場合には、能力開放エンティティから基地局へ送信された記憶要求において、サイズが40Mのコンテンツソースを記憶するよう要求される。
【0121】
記憶要求のそれぞれには、1つのセッション識別子が付加されている。当該セッション識別子が第三者サーバ、記憶要求、記憶されたコンテンツ及び命令情報等を追跡可能であるが、ここで一々例を挙げない。基地局は、コンテンツソースを記憶した後、その記憶空間をタイムリーに更新し、再起動時に能力開放エンティティへ送信し、または、能力開放エンティティへ周期的に送信し、または、能力開放エンティティによる記憶空間の照会のときに能力開放エンティティへ送信する。基地局は、セッション識別子に基づいて、1つのセッション識別子に属するコンテンツソースの記憶時間が有効記憶時間を上回ったか否かを判断してもよい。当該有効記憶時間を上回ったとき、コンテンツソースに対するロックを解除し、即ち、コンテンツソースを削除しまたは新たなコンテンツソースで当該コンテンツソースを上書きする。こうして、基地局の記憶空間がリリースされる。
【0122】
例えば、「鳥の巣」近傍の基地局がAスポーツブランドの広告ビデオを記憶する有効記憶時間が8月22日の夜19:00-23:00である場合、8月22日の23:00後、基地局は、Aスポーツブランドの広告ビデオを削除し、または新たなコンテンツソースでAスポーツブランドの広告ビデオを上書きしてもよい。
【0123】
基地局は、コンテンツソースを記憶した後、記憶されたコンテンツソースの有効記憶時間を修正してもよいし、記憶されたコンテンツソースのコンテンツ及びサイズを修正してもよいし、又は、コンテンツソースを削除してもよい。基地局が受信した更新要求にセッション識別子が付加され、受信した記憶要求にもセッション識別子が付加される。基地局は、自局において対応するセッション識別子を検索し、セッション識別子に対応するコンテンツを更新する。
【0124】
例えば、基地局は、コンテンツソースAを記憶し、その有効記憶時間が8月22日0:00から8月22日24:00であり、対応するセッション識別子がA1234である。基地局は、有効記憶時間の開始前にまたは開始時に、当該コンテンツソースAを記憶してもよい。基地局は、コンテンツソースAを記憶した後、受信した更新要求が、セッション識別子がA1234のコンテンツソースAの有効記憶時間を修正するよう要求した場合に、有効記憶時間を8月22日の8:00から8月22日の24:00に修正する。基地局は、記録されたセッション識別子A1234に対応する有効記憶時間を8月22日の8:00から8月22日の24:00に修正する。それで、基地局は、8月22日の8:00から8月22日の24:00の間で、端末へコンテンツソースAを供給する。基地局によって受信された更新要求がコンテンツソースAの削除を示す場合に、基地局は、セッション識別子A1234に基づいて対応するコンテンツソースAを検索して削除する。記憶コンテンツの更新は、上記過程と類似するため、繰り返し説明しない。
【0125】
当該実施例では、基地局で記憶されたコンテンツソースのコンテンツ及びサイズ、有効記憶時間等も変更可能である。有効記憶時間の満了後、基地局におけるコンテンツソースを削除し、または当該コンテンツソースを上書きしてもよい。こうして、基地局の記憶空間のリリースが実現可能である。基地局で記憶されたコンテンツソースおよびその相関情報が変更可能であるため、基地局がコンテンツソースを処理する柔軟性が向上する。
【0126】
基地局は、ある時間内で端末がコンテンツソースをアクセスする回数(即ち、端末が直接基地局からコンテンツソースを取得する回数)をモニタリングすることが可能である。当該回数が所定値を下回った場合に、基地局において当該コンテンツソースが端末に取得された回数が少なくて当該基地局への記憶に向いていないと特定し、当該コンテンツソースに対するロックを解除することができる。つまり、当該コンテンツソースを削除または置換する。端末がコンテンツソースをアクセスする回数をモニタリングすることで、基地局に記憶されるコンテンツをタイムリーに調整でき、基地局の記憶能力を保証するとともに、第三者サーバのリソース配分も最適化する。
【0127】
本発明の実施例は、能力開放エンティティをさらに提供する。図6に示すように、当該能力開放エンティティは、受信手段20及び送信手段40を備える。受信手段20は、指定地域の基地局へコンテンツソースを記憶する旨の記憶要求を第三者サーバから受信するためのものである。送信手段40は、能力開放エンティティが記憶要求に応じてコンテンツソースを基地局へ送信し、受信済のコンテンツソースをローカルに記憶するよう基地局へ指示するためのものである。
【0128】
能力開放エンティティは、直接第三者サーバと相互作用可能である。能力開放エンティティは、第三者サーバから送信されたコンテンツソースを受信し、第三者サーバは、能力開放エンティティに対して、指定領域内の基地局へコンテンツソースを記憶するよう指示してもよい。能力開放エンティティは、指定基地局へコンテンツソースを配信する。基地局は、端末が直接基地局からコンテンツソースを取得するように、コンテンツソースをローカルに記憶する。端末がモバイルコアネットワーク、モバイルアクセスネットワーク及びエアインターフェースを経由しなくてもコンテンツソースを取得するため、伝送経路が短縮され、伝送遅延が減少され、コンテンツソースのデータの伝送時に遅延が長いという従来技術の技術問題を解決する。
【0129】
能力開放エンティティは、コンテンツソースを指定地域の基地局に記憶してもよい。コンテンツソースを記憶した基地局がカバーする領域内の端末は、基地局へアクセスする際に、直接基地局からコンテンツソースをダウンロード可能であるため、伝送遅延が減少され、コンテンツソースのデータの伝送時に遅延が長いという従来技術の技術問題を解決する。
【0130】
能力開放エンティティは、第三者サーバの記憶要求を受信した後、まず、第三者サーバに記憶権限があるか否かを検証する。記憶権限の検証時に、第三者サーバの身元識別子に基づいて識別を行ってもよい。権限を持つ第三者サーバの身元識別子は、能力開放エンティティにローカルに記憶されてもよい。能力開放エンティティは、記憶要求を発信したサーバの身元識別子をローカルに記憶された識別子とマッチングする。マッチングが成功すれば、記憶要求を発信したサーバが認証に合格し、記憶要求に要求されたコンテンツを基地局に記憶することが許容される。第三者サーバの身元識別子は、予めローカルに記憶されたものであってもよく、能力開放エンティティと他の機能エンティティとが相互作用して照会したものであってもよい。他の機能エンティティは、権限の持つ第三者サーバの身元識別子を記憶するネットワーク機器であってもよい。
【0131】
複数の第三者サーバの記憶要求が受信されたとき、複数の記憶要求について、記憶を要求する時間帯及びコンテンツソースのサイズに衝突があるか否かを先に判断してもよい。衝突がある場合に、オークションシステムを利用して能力開放エンティティで受け入れられる記憶要求を選択してもよい。能力開放エンティティは、記憶衝突がある旨の通知を第三者サーバへ送信して、複数の第三者サーバに対して自身で協調するよう指示してもよい。能力開放エンティティは、さらに、拒否された第三者サーバへ要求失敗の通知を送信して、複数の第三者サーバに対してタイムリーに記憶ポリシーを変更するよう指示してもよい。第三者サーバが認証に合格した場合に、能力開放エンティティは、サーバへ応答メッセージを送信して、第三者サーバの認証が合格して記憶できることを提示する。
【0132】
能力開放エンティティと第三者サーバとの相互作用中に、互いに送信される命令情報、付加されるコンテンツソースは、何れもセッション識別子を用いて認識を行う。当該セッション識別子は、第三者サーバから送信された記憶要求に付加される識別子であってもよい。セッション識別子が命令情報及びコンテンツ情報等に伴って第三者サーバ、能力開放エンティティ及び基地局の三者間で伝送されるため、あるコンテンツソースがどのサーバから送信されたものであるかや、どの命令がどのコンテンツソースに対するものであるかは、追跡可能である。
【0133】
第三者サーバは、コンテンツソースを指定地域の基地局に記憶することを要求してもよい。能力開放エンティティは、第三者サーバで受信された指定地域の情報を受信した後、指定地域の情報を指定地域をカバーする基地局リストとしてマッピングする。当該基地局リストには、指定地域をカバーする1つまたは複数の基地局の情報(例えば、基地局の識別子情報等)が記載されている。能力開放エンティティは、第三者サーバで要求された有効記憶時間の開始前に、または有効記憶時間の開始時点で、基地局リストにおける基地局へコンテンツソースを送信して、基地局に対して当該コンテンツソースを記憶するように指示する。能力開放エンティティから送信されたコンテンツソースは、コンテンツソースのコンテンツ及びコンテンツソースのサイズ情報を含む。能力開放エンティティは、さらに、基地局が端末へコンテンツソースを供給するように、基地局へ有効記憶時間の情報を送信する。
【0134】
能力開放エンティティは、基地局から報告された記憶空間の情報を受信する方式、または自ら基地局へ記憶空間を照会する方式にて、基地局の記憶空間の情報を取得可能である。こうして、能力開放エンティティは、基地局に第三者サーバで要求されているコンテンツソースを記憶する能力があるか否かを判断することができる。第三者サーバから送信された記憶要求には、コンテンツソースのサイズの情報が付加されてもよい。能力開放エンティティは、コンテンツソースのサイズ及び基地局の利用可能な記憶空間に基づいて、当該コンテンツソースを記憶するか否かを判断する。
【0135】
第三者サーバは、基地局に記憶されたコンテンツソース及び有効記憶時間等の情報を変更することを要求してもよく、コンテンツソースを記憶した基地局を変更することを要求してもよい。能力開放エンティティは、第三者サーバから送信された変更要求を受信した後、第三者サーバに更新権限があるか否かを先に判断し、更新権限がある場合に、第三者サーバで要求される更新すべきコンテンツを先に保存する。
【0136】
例えば、第三者サーバの記憶要求は、X領域内の基地局でコンテンツソースを記憶することを要求する。その後、Y領域内の基地局でコンテンツソースを記憶することを要求し、または、X領域内の基地局で記憶されたコンテンツソースを解除することを要求し、またはX領域の基地局で記憶されたコンテンツソースの時間情報等を変更することを要求する。能力開放エンティティは、タイムリーに更新情報を基地局へ配信してもよく、有効記憶時間の開始時点またはその前に更新情報を配信してもよい。
【0137】
好ましくは、基地局リストの更新後、基地局リストに記録された基地局の相違に応じて異なるタイプの更新要求を送信する。つまり、能力開放エンティティが指定地域を更新する要求を受信してから、指定地域を更新する情報に基づいて記憶要求に対応する基地局リストを更新した後、方法は、能力開放エンティティが更新後の基地局リストと記憶要求に対応する基地局リストとを比較し、更新後の基地局リストにおける、記憶要求に対応する基地局リストとは異なる基地局を取得するステップと、異なる基地局が更新後の基地局リストに追加された追加基地局、または記憶要求に対応する基地局リストから削除された削除基地局であるか否かを能力開放エンティティが判断するステップと、能力開放エンティティが異なる基地局を追加基地局と判断した場合に、コンテンツソースを更新する情報、および/または有効記憶時間を更新する情報を追加基地局へ送信するステップと、能力開放エンティティが異なる基地局を削除基地局と判断した場合に、基地局に記憶されるコンテンツソースに対するロックを解除する情報を削除基地局へ送信するステップと、さらに含む。
【0138】
更新後でも相変わらず基地局リストに存在する元基地局に対しては、元基地局の有効記憶時間、コンテンツソースのコンテンツ及びサイズ等の情報を更新してもよい。リストに追加された基地局に対しては、記憶要求を送信してもよく、有効記憶時間及びコンテンツソース等の情報を記憶することを要求する。更新後基地局リストに存在していない基地局に対しては、基地局で記憶されたコンテンツソースに対するロックを解除するメッセージを送信する。基地局は、ロックを解除するメッセージを受信した後でコンテンツソースを削除する動作を実行して基地局の空間をリリースすることができる。こうして、基地局は、他のコンテンツを記憶することができる。
【0139】
上記実施例により、指定領域内の基地局へコンテンツソースを記憶可能であり、端末が直接基地局からコンテンツを取得可能であるため、伝送遅延が長いという従来技術における問題を解決する。それとともに、当該実施例は、さらに、コンテンツソースのある基地局での記憶時間(端末がコンテンツソースをアクセスするピーク時期であってもよい)を指定可能であり、ユーザ体験が向上する。コンテンツソースを記憶した後、基地局に記憶されるコンテンツソースの有効記憶時間、コンテンツソースのコンテンツ及びサイズを更新してもよく、記憶する基地局を更新してもよいため、コンテンツソースを記憶する柔軟性が向上する。また、基地局の記憶空間をリリースして記憶空間を最適化し、且つ第三者サーバへ記憶費用を低減するように、基地局で記憶されたコンテンツソースは、削除可能である。
【0140】
(実施例3)
図7は、本発明の実施例に係る電子機器の構造模式図である。図7に示すように、当該機器は、1つまたは複数のプロセッサ710およびメモリ720を備える。図7では、1つのプロセッサ710を例とする。
【0141】
データ記憶方法を実行する機器は、入力装置730及び出力装置740をさらに備えてもよい。
【0142】
プロセッサ710、メモリ720、入力装置730及び出力装置740は、バスまたは他の方式により接続可能である。図7では、バス接続を例とする。
【0143】
メモリ720は、コンピュータが読み取り可能な不揮発性の記憶媒体として、不揮発性ソフトウェアプログラム、コンピュータが実行可能な不揮発性プログラムおよびモジュール(例えば、本発明の実施例におけるデータ記憶方法に対応するプログラム命令/モジュール)を記憶可能である。プロセッサ710は、メモリ720に記憶された不揮発性ソフトウェアプログラム、命令およびモジュールを動作させることで、サーバの各種の機能応用およびデータ処理を実行する。つまり、上記方法実施例のデータ記憶方法を実施する。
【0144】
メモリ720は、記憶プログラムエリア及び記憶データエリアを含んでもよい。記憶プログラムエリアは、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要な応用プログラムを記憶可能である。記憶データエリアは、能力開放エンティティの使用状況に応じて作成されたデータ等を記憶可能である。また、メモリ720は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリ、または他の不揮発性ソリッド記憶デバイスを含んでもよい。幾つかの実施例では、メモリ720は、プロセッサ710に対して遠隔配置されるメモリを含んでもよい。これらの遠隔メモリは、ネットワークを介して能力開放エンティティに接続可能である。上記ネットワークの例は、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、移動体通信ネットワークおよびそれらの組合わせを含むが、それらに限定されない。
【0145】
入力装置730は、入力された数字またはキャラクタ情報を受信し、能力開放エンティティのユーザ設定および機能制御に関するキー信号入力を発生することができる。出力装置740は、ディスプレイスクリーン等の表示機器を備えてもよい。
【0146】
前記1つまたは複数のモジュールは、前記メモリ720に記憶されており、前記1つまたは複数のプロセッサ710によって実行されたとき、上記任意の方法実施例におけるデータ記憶方法を実行する。
【0147】
上記製品が本発明の実施例に供される方法を実行可能であり、方法の実行に対応する機能モジュール及び有益な効果を有する。本実施例で詳しく記述されていない技術的詳細は、本発明の実施例に供される方法を参照すればよい。
【0148】
本発明の実施例の電子機器は、複数種の形態で存在し、下記の形態を含むが、それらに限定されない。
【0149】
(1) 移動通信機器であって、この種の機器の特徴は、移動通信機能を有し、音声、データ通信の提供を主なる目標とすることにある。この種の端末は、スマートフォン(例えば、iPhone(登録商標))、マルチメディア携帯電話、機能的携帯電話、およびローエンド携帯電話等を含む。
【0150】
(2) スーパーモバイル個人コンピュータ機器であって、この種の機器は、個人コンピュータの分野に属し、演算及び処理機能を有し、一般的にモバイルインターネット特性も有する。この種の端末は、PDA、MID及びUMPC機器等、例えばiPad(登録商標)を含む。
【0151】
(3) 携帯型娯楽機器であって、この種の機器は、マルチメディアコンテンツを表示や再生可能である。この種の機器は、オーディオ、ビデオプレーヤー(例えば、iPod(登録商標))、ハンド・ゲーム機、電子ブック、およびスマートオモチャ及び携帯型ナビゲーション機器を含む。
【0152】
(4) サーバであって、この種の機器は、演算サービスを提供する機器である。サーバの構成は、プロセッサ、ハードディスク、メモリ、システムバス等を含む。サーバは、汎用のコンピュータアーキテクチャと類似するが、信頼性の高いサービスを提供する必要があるため、処理能力、安定性、信頼性、安全性、拡張性、メーテナンス性等の要求が高い。
【0153】
(5)他のデータ相互作用機能を有する電子装置。
【0154】
(実施例4)
図8は、本発明の実施例に係る電子機器の構造模式図である。図8に示すように、当該機器は、1つまたは複数のプロセッサ810およびメモリ820を備える。図8では、1つのプロセッサ810を例とする。
【0155】
データ記憶方法を実行する機器は、入力装置830及び出力装置840をさらに備えてもよい。
【0156】
プロセッサ810、メモリ820、入力装置830及び出力装置840は、バスまたは他の方式により接続可能である。図8では、バス接続を例とする。
【0157】
メモリ820は、コンピュータ読み取り可能な不揮発性の記憶媒体として、不揮発性ソフトウェアプログラム、コンピュータが実行可能な不揮発性プログラムおよびモジュール(例えば、本発明の実施例におけるデータ記憶方法に対応するプログラム命令/モジュール)を記憶可能である。プロセッサ810は、メモリ820に記憶された不揮発性ソフトウェアプログラム、命令およびモジュールを動作させることで、サーバの各種の機能応用およびデータ処理を実行する。つまり、上記方法実施例のデータ記憶方法を実施する。
【0158】
メモリ820は、記憶プログラムエリア及び記憶データエリアを含んでもよい。記憶プログラムエリアは、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要な応用プログラムを記憶可能である。記憶データエリアは、基地局の使用状況に応じて作成されたデータ等を記憶可能である。また、メモリ820は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリ、または他の不揮発性ソリッド記憶デバイスを含んでもよい。幾つかの実施例では、メモリ820は、プロセッサ810に対して遠隔配置されるメモリを含んでもよい。これらの遠隔メモリは、ネットワークを介して基地局に接続可能である。上記ネットワークの例は、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、移動体通信ネットワークおよびそれらの組合わせを含むが、それらに限定されない。
【0159】
入力装置830は、入力された数字またはキャラクタ情報を受信し、基地局のユーザ設定および機能制御に関するキー信号入力を発生することができる。出力装置840は、ディスプレイスクリーン等の表示機器を備えてもよい。
【0160】
前記1つまたは複数のモジュールは、前記メモリ820に記憶されており、前記1つまたは複数のプロセッサ810によって実行されたとき、上記任意の方法実施例におけるデータ記憶方法を実行する。
【0161】
上記製品は、本発明の実施例で供される方法を実行可能であり、方法を実行するための機能モジュール及び有利な効果を有する。本実施例で詳細に記述されていない技術的詳細は、本発明の実施例に供される方法を参照すればよい。本発明の実施例の電子機器は、複数種の形態で存在し、下記の形態を含むが、それらに限定されない。
【0162】
(1)移動通信機器であって、この種の機器の特徴は、移動通信機能を有し、音声、データ通信の提供を主なる目標とすることにある。この種の端末は、スマートフォン(例えば、iPhone)、マルチメディア携帯電話、機能的携帯電話、およびローエンド携帯電話等を含む。
【0163】
(2)スーパーモバイル個人コンピュータ機器であって、この種の機器は、個人コンピュータの分野に属し、演算及び処理機能を有し、一般的にモバイルインターネット特性も有する。この種の端末は、PDA、MID及びUMPC機器等、例えばiPadを含む。
【0164】
(3)携帯型娯楽機器であって、この種の機器は、マルチメディアコンテンツを表示や再生可能である。この種の機器は、オーディオ、ビデオプレーヤー(例えば、iPod)、ハンド・ゲーム機、電子ブック、およびスマートオモチャ及び携帯型ナビゲーション機器を含む。
【0165】
(4)サーバであって、この種の機器は、演算サービスを提供する機器である。サーバの構成は、プロセッサ、ハードディスク、メモリ、システムバス等を含む。サーバは、汎用のコンピュータアーキテクチャと類似するが、信頼性の高いサービスを提供する必要があるため、処理能力、安定性、信頼性、安全性、拡張性、メーテナンス性等の要求が高い。
【0166】
(5)他のデータ相互作用機能を有する電子装置。
【0167】
上述した装置実施例が単に例示であり、その中の分離部品として説明された手段が物理的に離間されたものであっても物理的に離間されていないものであってもよい。手段として表示された部品は、物理手段であってもでなくてもよい。つまり、それは、1箇所に位置してもよく、または複数のネットワーク要素に分散されてもよい。本実施例の目的を果たすには、実際のニーズに応じてその中の一部または全部のモジュールを選択可能である。
【0168】
上述した実施形態の記述によれば、当業者は、各実施形態がソフトウェアプラス必要な汎用ハードウェアプラットフォームの形態にて実現されてもよいが、無論ハードウェアによって実現されてもよい。このような理解の上で、上記技術案は、実質的な部分または従来技術に対して貢献を与える部分がソフトウェア製品の形態にて実現可能であり、当該コンピュータソフトウェア製品がコンピュータ読み取り可能な記憶媒体(例えば、ROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク等)に記憶可能であり、且つ、コンピュータ機器(個人コンピュータ、サーバ、またはネットワーク機器等)が各実施例または実施例のある部分の前記方法を実行するように、若干の命令を含む。
【0169】
最後に説明すべきことは、上述した実施例が単に本発明の技術案を説明するためのものであり、制限にならない。上記実施例を参照して本発明を詳細に説明したが、当業者であれば分かるように、上記各実施例に記載された技術案を変更したり、一部の技術特徴に対して等価置換を行ったりすることが可能である。これらの変更や置換による技術案の要旨は、あえて本発明の各実施例による技術案の精神及び範囲から逸脱しない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8