特許第6647549号(P6647549)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社bxbtradeの特許一覧

特許6647549商品又はサービスマッチング装置、商品又はサービスマッチング方法、及び商品又はサービスマッチングプログラム
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6647549
(24)【登録日】2020年1月17日
(45)【発行日】2020年2月14日
(54)【発明の名称】商品又はサービスマッチング装置、商品又はサービスマッチング方法、及び商品又はサービスマッチングプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/06 20120101AFI20200203BHJP
   G06Q 30/08 20120101ALI20200203BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20200203BHJP
【FI】
   G06Q30/06 312
   G06Q30/08
   G06Q50/10
【請求項の数】6
【全頁数】39
(21)【出願番号】特願2019-221267(P2019-221267)
(22)【出願日】2019年12月6日
【審査請求日】2019年12月6日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519436699
【氏名又は名称】株式会社bxbtrade
(74)【代理人】
【識別番号】100132517
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 聡
(72)【発明者】
【氏名】渡辺 正成
【審査官】 鈴木 和樹
(56)【参考文献】
【文献】 特開2003−316889(JP,A)
【文献】 特開2018−68766(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 − 99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも第1から第3のユーザ間で商品又はサービスの交換をマッチングさせる商品又はサービスマッチング装置において、
前記第1から第3のユーザが利用する第1から第3の端末装置からそれぞれ送信された、商品又はサービスの交換を申し込む第1から第3の交換申込情報を受信する受信部と、
前記第1から第3の交換申込情報を受信したとき、前記第1から第3のユーザの全員が他のユーザへ自己の商品又はサービスを交換し合うことができるマッチング状態になったか否かを判別し、前記マッチング状態になったと判別したとき、前記第1から第3の端末装置に各々表示される第1の画面内において取引へ進むことが可能な第1の枠内に前記第1から第3のユーザが交換を申し込んだ第1から第3の商品又はサービスに関する情報をそれぞれ表示させる第1から第3の表示情報を、前記第1から第3の端末装置へそれぞれ送信するマッチング部と
を備えることを特徴とする商品又はサービスマッチング装置。
【請求項2】
前記マッチング部は、前記マッチング状態になったと判別したとき、前記第1から第3のユーザの商品へそれぞれ交換申込を行ったユーザに関する情報を表示させる第4から第6の表示情報を、前記第1から第3の端末装置へそれぞれ送信することを特徴とする請求項1記載の商品又はサービスマッチング装置。
【請求項3】
前記マッチング部は、前記第2及び第3の交換申込情報を受信したとき、前記第1のユーザの商品に交換申込を行った前記第2のユーザの商品に関する情報と、前記第2のユーザの商品に交換申込を行った前記第3のユーザの商品に関する情報とを、前記第1の端末装置の画面内における第2の枠内に表示させる第7の表示情報を前記第1の端末装置へ送信することを特徴とする請求項1記載の商品又はサービスマッチング装置。
【請求項4】
前記マッチング部は、前記第1のユーザにより取引画面において取引をすることを表す第1の取引情報を受信したとき、前記第2及び第3の端末装置に各々表示される前記第1の画面内の前記第1の枠内において、取引を促す表示を表示させる第8の表示情報を前記第2及び第3の端末装置へ送信することを特徴とする請求項1記載の商品又はサービスマッチング装置。
【請求項5】
受信部と、マッチング部とを備え、少なくとも第1から第3のユーザ間で商品又はサービスの交換をマッチングさせる商品又はサービスマッチング装置における商品又はサービスマッチング方法であって、
前記受信部により、前記第1から第3のユーザが利用する第1から第3の端末装置からそれぞれ送信された、商品又はサービスの交換を申し込む第1から第3の交換申込情報を受信し、
前記マッチング部により、前記第1から第3の交換申込情報を受信したとき、前記第1から第3のユーザの全員が他のユーザへ自己の商品又はサービスを交換し合うことができるマッチング状態になったか否かを判別し、前記マッチング状態になったと判別したとき、前記第1から第3の端末装置に各々表示される第1の画面内において取引へ進むことが可能な第1の枠内に前記第1から第3のユーザが交換を申し込んだ第1から第3の商品又はサービスに関する情報をそれぞれ表示させる第1から第3の表示情報を、前記第1から第3の端末装置へそれぞれ送信する、
ことを特徴とする商品又はサービスマッチング方法。
【請求項6】
少なくとも第1から第3のユーザ間で商品又はサービスの交換をマッチングさせる処理をコンピュータに実行させる商品又はサービスマッチングプログラムであって、
前記第1から第3のユーザが利用する第1から第3の端末装置からそれぞれ送信された、商品又はサービスの交換を申し込む第1から第3の交換申込情報を受信し、
前記第1から第3の交換申込情報を受信したとき、前記第1から第3のユーザの全員が他のユーザへ自己の商品又はサービスを交換し合うことができるマッチング状態になったか否かを判別し、前記マッチング状態になったと判別したとき、前記第1から第3の端末装置に各々表示される第1の画面内において取引へ進むことが可能な第1の枠内に前記第1から第3のユーザが交換を申し込んだ第1から第3の商品又はサービスに関する情報をそれぞれ表示させる第1から第3の表示情報を、前記第1から第3の端末装置へそれぞれ送信する
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする商品又はサービスマッチングプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、商品又はサービスマッチング装置、商品又はサービスマッチング方法、及び商品又はサービスマッチングプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、インターネットを介して、2者のユーザ間で商品を交換し合う装置がある。例えば、あるユーザが交換したい商品に関する情報を、端末を通じてあるサイトに表示させ、他のユーザがその商品と交換したい自己の商品を、端末を通してそのサイトに表示させる。そして、互いに承諾を得ると、2者間で契約が成立し、商品を交換する、などである。
【0003】
このような2者間での商品交換に関する技術として、例えば、以下がある。
【0004】
すなわち、注文があったことを他の所有者に通知し、他の所有者から注文に対する承諾を受領すると、注文の対象とされた物品に関し、他の所有者の識別子を、注文を出した一の所有者の識別子に書き換えることで所有権を移転させる装置がある。
【0005】
この技術によれば、インターネットのようなクライアントサーバコンピュータ環境において、ユーザ間の物品の交換を統合的に行うことができる、とされる。
【0006】
また、第1のユーザのクライアントから第1の取引注文における商品交換要求を受け取り、第2のユーザについて信用正当性検証を実行し、この検証に合格すると第2の取引注文を第1のユーザのクライアントに提供する商品交換情報処理装置がある。
【0007】
この技術によれば、信用格付けが良好なユーザに対して迅速な商品交換処理モードを提供し、商品交換プロセスの期間を算出し、商品交換プロセスの効率を改善することができる、とされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2001−325470号公報
【特許文献2】特表2019−525357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上記の技術はいずれも2者間での商品交換に関する技術であり、3者間以上で商品交換を行う場合については何ら開示も示唆もなされていない。
【0010】
3者間以上で商品を交換する場合、どのような情報を互いに送受信するかは、大変重要な場合がある。それは、商品交換プロセスを複雑にさせないようにし、ユーザに対して単純な作業で商品を交換させ、ユーザに対して利用し易い環境を整えるためでもある。
【0011】
とくに、ユーザが利用する端末装置は、通信量に応じて通信料金が発生する場合がある。従って、できるだけ、送受信する情報量を少なくさせることで、通信料金を低くすることが可能であり、これにより、ユーザが利用し易い環境を提供することが可能となる。
【0012】
そこで、一開示は、3者間以上で全員が商品又はサービスを交換し合う場合に、端末装置との間で送受信する情報量を一定以下にする商品又はサービスマッチング装置、商品又はサービスマッチング方法、及び商品又はサービスマッチングプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
一開示は、少なくとも第1から第3のユーザ間で商品又はサービスの交換をマッチングさせる商品又はサービスマッチング装置において、前記第1から第3のユーザが利用する第1から第3の端末装置からそれぞれ送信された、商品又はサービスの交換を申し込む第1から第3の交換申込情報を受信する受信部と、前記第1から第3の交換申込情報を受信したとき、前記第1から第3のユーザの全員が他のユーザへ自己の商品又はサービスを交換し合うことができるマッチング状態になったか否かを判別し、前記マッチング状態になったと判別したとき、前記第1から第3の端末装置に各々表示される第1の画面内において取引へ進むことが可能な第1の枠内に前記第1から第3のユーザが交換を申し込んだ第1から第3の商品又はサービスに関する情報をそれぞれ表示させる第1から第3の表示情報を、前記第1から第3の端末装置へそれぞれ送信するマッチング部とを備える商品又はサービスマッチング装置にある。
【発明の効果】
【0014】
一開示によれば、3者間以上で全員が商品やサービスを交換し合う場合に、ユーザが利用する端末装置との間で送受信する情報量を一定以下にすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1図1は商品又はサービスマッチングシステムの構成例を表す図である。
図2図2(A)と図2(B)は商品交換の例を表す図である。
図3図3(A)から図3(C)は端末に表示される画面の例、図3(D)は商品交換の例を表す図である。
図4図4(A)と図4(B)は商品交換の例を表す図である。
図5図5(A)から図5(D)は端末に表示される画面の例を表す図である。
図6図6は動作例を表すフローチャートである。
図7図7はトップページの画面例を表す図である。
図8図8は出品画面の例を表す図である。
図9図9は出品詳細画面の例を表す図である。
図10図10は出品詳細画面の例を表す図である。
図11図11は出品詳細画面の例を表す図である。
図12図12は検索画面の例を表す図である。
図13図13は交換希望画面の例を表す図である。
図14図14はマッチング詳細画面の例を表す図である。
図15図15は交換希望画面の例を表す図である。
図16図16はマッチング詳細画面の例を表す図である。
図17図17はマッチング詳細画面の例を表す図である。
図18図18は交換希望画面の例を表す図である。
図19図19はマッチング詳細画面の例を表す図である。
図20図20はマッチング詳細画面の例を表す図である。
図21図21はマッチング詳細画面の例を表す図である。
図22図22は取引画面の例を表す図である。
図23図23はマッチング詳細画面の例を表す図である。
図24図24はマッチング詳細画面の例を表す図である。
図25図25は取引画面の例を表す図である。
図26図26はマッチング詳細画面の例を表す図である。
図27図27はマッチング詳細画面の例を表す図である。
図28図28は取引画面の例を表す図である。
図29図29はマッチング詳細画面の例を表す図である。
図30図30は出品管理画面の例を表す図である。
図31図31は交換希望画面の例を表す図である。
図32図32はマッチング詳細画面の例を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。なお、以下の実施例は開示の技術を限定するものではない。そして、各実施の形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
【0017】
[第1の実施の形態]
<商品又はサービスマッチングシステムの構成例>
図1は、商品又はサービスマッチングシステム10の構成例を表す図である。商品又はサービスマッチングシステム(以下、「マッチングシステム」と称する場合がある。)10は、商品又はサービスマッチング装置(以下、「マッチング装置」と称する場合がある。)100と、複数の端末装置(以下、「端末」と称する場合がある。)200とを含む。
【0018】
マッチング装置100は、例えば、パーソナルコンピュータ、サーバなどである。
【0019】
端末200は、例えば、パーソナルコンピュータやフィーチャーフォン、スマートフォン、タブレット、ゲーム装置などである。
【0020】
マッチング装置100と端末200は、例えば、インターネットで接続されてもよい。その場合、全部が有線で接続されてもよいし、一部が無線でそれ以外が有線で接続されてもよい。
【0021】
本マッチングシステム10は、全体としては、例えば、以下のように動作する。
【0022】
すなわち、ユーザが交換対象となる商品やサービスに関する情報を端末200に入力すると、その情報が端末200からマッチング装置100へ送信されて、その情報がマッチング装置100に登録される。これにより、ユーザは、交換したい商品やサービスの出品が完了する。本マッチングシステム10では、商品のみならず、サービスについても3者間以上で交換することが可能である。サービスとしては、例えば、家庭教師サービスや講演会サービスなどがある。
【0023】
そして、ユーザが交換したい商品を検索により見つけると、交換申込対象となる商品又はサービスに関する情報を端末200に入力し、その情報がマッチング装置100へ送信される。
【0024】
マッチング装置100では、3者間以上のユーザが全員、互いに商品又はサービスを交換できる状態になっているかを確認し、そのような状態になったときに、交換申込を出した(相手方の)商品又はサービスに関する情報を端末200へ送信する。
【0025】
端末200の画面には、交換申込を出した商品又はサービスが、特定の枠内に表示され、これにより、端末200を利用するユーザは、3者間以上で、全員が商品又はサービスが交換可能な状態になったことを把握することが可能となる。
【0026】
そして、ユーザは、その枠内に表示された取引ボタンをクリックまたはタップすることで、画面が後述する取引画面へ変わり、取引画面において実際に取引を行うことが可能となる。
【0027】
なお、以下では、交換対象となる商品又はサービスのうち、商品についての例について説明する。また、「交換希望」と「交換申込」とを区別しないで用いる場合がある。
<商品又はサービスマッチング装置の構成例>
図1は、マッチング装置100の構成例も表す図である。
【0028】
マッチング装置100は、UI(User Interface)110、交換申込部120、リンク設定部130、マッチング部140、メモリ部150、及び取引部160を含む。
【0029】
UI110は、端末200から送信されたパケットデータを受信し、受信したパケットデータから、出品する商品に関する情報や交換申込に関する情報などの各種情報を抽出し、抽出した情報を交換申込部120へ出力する。また、UI110は、受信したパケットデータから、取引に関する情報などを抽出し、抽出した情報をマッチング部140へ出力する。
【0030】
さらに、UI110は、マッチング部140から出力された、交換希望を出した商品に関する情報などの各種情報を受け取ると、受け取った情報を含むパケットデータを生成し、生成したパケットデータを端末200へ送信する。
【0031】
UI110は、例えば、ネットワークインターフェースでもよい。UI110は、マッチング装置100と端末200との間で、インターネットを介して、上述した情報を送受信するインターフェースの役割を果たす。
【0032】
交換申込部120は、UI110から出力された出品に関する情報や交換申込に関する情報などの各種情報を受け取ると、受け取った情報をリンク設定部130へ出力する。
【0033】
UI110又は交換申込部120は、例えば、各ユーザが利用する端末200から送信された交換申込に関する交換申込情報を受信する受信部でもある。
【0034】
リンク設定部130は、出品に関する情報などを交換申込部120から受け取ると、受け取った情報をマッチング部140へ出力する。
【0035】
また、リンク設定部130は、交換申込に関する情報を交換申込部120から受け取ると、交換申込を出した商品に関する情報に対してリンクを設定する。例えば、商品bから商品aへの交換申込に関する情報を受信すると、リンク設定部130は、商品bから商品aへのリンクを設定する。これにより、例えば、自己が出品した商品から相手方の商品へ向けて、交換申込が行われたことを表すリンクがマッチング装置100内で設定される。
【0036】
リンク設定部130は、設定したリンクに関する情報を交換申込に関する情報に含めて、マッチング部140へ出力する。
【0037】
マッチング部140は、リンク設定部130から受け取った、自己が出品した商品に関する情報をメモリ部150に記憶する。また、マッチング部140は、交換申込に関する情報を、メモリ部150に記憶する。これにより、例えば、ある商品から他の商品への交換申込がマッチング装置100に登録される。
【0038】
さらに、マッチング部140は、メモリ部150に記憶された交換申込に関する情報と、リンク設定部130から受け取った交換申込に関する情報とに基づいて、3者間以上で全員が商品を交換できる状態になったか否かを判別する。
【0039】
3者間以上で全員が商品を交換し合うことができる状態とは、例えば、図2(B)に示すように、取引が成立すると、ユーザA〜Cで互いに商品a〜cを他のユーザへ移転することができる状態のことである。
【0040】
他方、3者間以上で全員が商品を交換し合うことができない状態とは、例えば、図2(A)に示すように、ユーザAがユーザCの商品cに対して交換希望を出していないため、3者間で商品を移転することができない状態のことである。
【0041】
図1に戻り、マッチング部140は、3者以上で全員が商品を交換し合うことができる状態であると判別すると、マッチング詳細画面(後述)に関する情報をメモリ部150から読み出し、UI110へ出力する。
【0042】
また、マッチング部140は、取引部160から取引に関する情報を受け取ると、取引画面に関する情報などメモリ部150から読み出し、読みだした情報をUI110へ出力する。
【0043】
メモリ部150は、例えば、商品に関する情報、どの商品からどの商品へ交換申込が行われたかを示す情報などを記憶する。メモリ部150は、例えば、ハードディスクドライブやメモリカードなどの記憶媒体でもよい。
【0044】
取引部160は、UI110から出力された取引に関する情報を受け取ると、その情報をマッチング部140へ出力する。
【0045】
マッチング装置100における各部110〜160の詳細は動作例で説明する。
【0046】
なお、CPU(Central Processing Unit)170が、交換申込部120、リンク設定部130、マッチング部140、及び取引部160の機能を実現するようにしてもよい。この場合、CPU170は、メモリ部150に記憶されたプログラムを読み出して、読み出したプログラムを実行することで、これらの機能を実現することができる。したがって、CPU170は、例えば、交換申込部120、リンク設定部130、マッチング部140、及び取引部160に対応する。
<3者間の交換申込の例、4者間の交換申込の例>
図2(A)と図2(B)は3者間の交換申込の例を表す図である。上述したように、本マッチング装置100は、3者間以上で、全員が自己の商品を他のユーザに交換できる状態となったときに、交換申込の希望を出した商品に関する情報を、各ユーザの端末200へ送信している。したがって、マッチング装置100は、図2(A)の状態では、交換申込をした商品に関する情報を、端末200へは送信しない。図2(B)の状態になったときに、マッチング装置100は、交換申込をした商品に関する情報を、端末200へ送信する。
【0047】
図2(A)の状態のときと、図2(B)の状態のときとで、マッチング装置100が交換申込をした商品に関する情報を送信する場合、送信回数は2回となる。他方、図2(A)の状態のときに、交換申込をした商品に関する情報を送信することなく、図2(B)の状態のときに、マッチング装置100がこの情報を送信すると、送信回数は1回となる。
【0048】
一般に、インターネットを介して送受信されるパケットデータは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)に従う。このようなパケットデータは、ヘッダ領域とペイロード領域からなる。2回に分けてパケットデータを送信すると、ヘッダ領域も含めて2回送信されることになるが、1回で送信される場合、ヘッダ領域の送信が1回で済む。この場合、後者の方が前者よりも、マッチング装置100から送信されるデータのデータ量は少なくなる。従って、本マッチング装置100は、ユーザが利用する端末200へ送信する情報量を一定以下にすることが可能である。
【0049】
図3(A)から図3(C)は、3者間で商品を交換できる状態となったときに、ユーザA〜Cが利用する端末200−A〜200−Cの画面201−A〜201−Cにそれぞれ表示される画面例を表す図である。ユーザAの端末200−Aの画面201−Aには、交換申込を出した商品cの情報が表示され、ユーザBの端末200−Bの画面201−Bには、交換申込を出した商品aの情報が表示される。また、ユーザCの端末200−Cの画面201−Cには、交換申込を出した商品bの情報が表示される。
【0050】
なお、図3(A)から図3(C)の例では、各ユーザA〜Cが出品した商品に関する情報と、交換申込を受けた商品に関する情報も表示されている。
【0051】
このような情報が表示された各ユーザA〜Cは、画面201−A〜201−Cに表示された取引ボタンをそれぞれクリックしたりタップしたりすることで、取引を成立させ、商品を交換することが可能となる。
【0052】
図3(A)から図3(C)に示す表示は、例えば、画面内にある、特定の枠内に表示される。そのため、各ユーザは、3者間で全員が商品交換可能な状態になったことを把握することができる。そして、特定の枠内には、取引ボタンが表示され、このボタンをユーザが操作することで取引画面へ移行させることができる。そのため、各ユーザは、取引成立へ向けた動作を容易に行うことが可能となる。従って、ユーザは時間をかけずにスムーズに、取引成立へ向けた動作を行うことが可能となる。
【0053】
なお、図3(C)は交換後の例を表す図である。
【0054】
図4(A)と図4(B)は4者間の交換申込の例である。図4(A)は、ユーザDの商品dについて、ユーザCの商品cと交換申込をしていないため、4者間で商品を交換できる状態にはなっていない場合の例を表す。一方、図4(B)は、4者間で全員が商品を交換できる状態の場合の例を表している。この場合に、マッチング装置100は、各ユーザA〜Dの端末200−A〜200−Dへ、交換申込をした商品に関する情報をそれぞれ送信する。
【0055】
図5(A)から図5(D)は、各ユーザA〜Dが利用する端末200−A〜200−Dの画面201−A〜201−Dに表示される画面例を表す。この場合も、各画面201−A〜201−Dには、交換申込を出した商品に関する情報が表示される。さらに、各画面201−A〜201−Dには、自己が出品した商品に関する情報と、交換申込を受けた商品に関する情報も表示される例である。
【0056】
これらの表示も、図3(A)から図3(C)の場合と同様に、取引ボタンが表示された特定の枠内に表示される。そのため、各ユーザは、4者間で全員が商品を交換できる状態であることを容易に把握でき、取引へ向けた処理をスムーズに行うことが可能となる。
【0057】
以上の例は、4者間までの商品交換の例について説明したが、5者間以上においても同様に、本マッチング装置100は、動作することが可能である。
【0058】
なお、本マッチング装置100では、2者間での商品交換を行うことも許容される。例えば、図2(A)の状態のときに、ユーザAがユーザBからの交換申込を受けて、自己の商品aを商品bと交換することを申込(又は、ユーザBからの商品申込を承諾)する場合でも、本マッチング装置100では、取引画面へ移行させることが可能である。或いは、4者間で交換申込が行われた場合で、そのうちの3者間で商品交換が可能な状態となったときでも、本マッチング装置100では取引画面へ移行させることが可能である。
【0059】
なお、以下では、3者間以上で全員が商品交換することが可能な状態になったことを、「マッチング状態」と称する場合がある。
<動作例>
次に、動作例について説明する。
【0060】
図6は、動作例を表すフローチャートである。主に、ユーザA〜Cの3者間で商品を交換する場合の例で動作例を説明する。動作例は、以下の順番で説明する。
【0061】
<1.1 出品>
<1.2 交換申込>
<1.3 マッチング状態>
<1.4 取引>
<1.5 管理画面>
<2 4者間による取引の例>
<1.1 出品>
最初に出品動作について説明する。ユーザA〜Cが商品a〜cをそれぞれ出品する場合の例で説明する。出品動作は、図6のS11に対応し、図7から図11を用いて説明する。
【0062】
なお、以下では、端末200は、パーソナルコンピュータの例で説明する。この場合、画面上には、カーソルが表示され、ユーザはマウスを操作することで、画面に表示されたカーソルを移動させて、画面上に表示された領域に情報を入力可能な状態にさせたり、画面上に表示されたボタンをクリックしたりすることができる。
【0063】
端末200がスマートフォンやタブレット端末の場合、マウスによるカーソル移動に代えて、画面上に表された領域をユーザがタップすることで、画面上に表示された領域への移動や画面上に表示されたボタンのクリックを行うことができる。したがって、以下の説明において、「クリック」を「タップ」に読み換えることで、スマートフォンやタブレット端末の動作例として実施することができる。
【0064】
また、端末200がフィーチャーフォンの場合、物理ボタンを操作することで、画面上に表示されたカーソルを移動させたり、画面上に表示されたボタンをクリックしたりすることができる。従って、以下の説明において、「カーソルを移動してクリック」を「十字キーボタンでカーソルを移動させて、所望の位置で●ボタンまたは■ボタンを押す」と読み替えることで、フィーチャーフォンの動作例として実施することができる。
【0065】
図6に示すように、マッチング装置100は、処理をスタートさせると(S10)、(後述する)出品画面において、ユーザによる必要事項等の入力により、ユーザの商品の出品を受け付ける(S11)。
【0066】
図7は、ユーザAが利用する端末200−Aの画面201−Aに表示されたトップページ画面205の例を表す図である。トップページ画面205は、例えば、初期画面でパスワード入力などにより、利用するユーザが登録されたユーザであることが確認されると、端末200に最初に表示される画面である。
【0067】
トップページ画面205は、トップ領域206、商品検索窓207、及び「出品する」表示208を含む。
【0068】
トップ領域206は、マッチングシステム(MATCHING SYSTEM)バー2061、マイページバー2062、出品バー2063、ユーザ表示領域2064、及びログアウトボタン2065を含む。
【0069】
マッチングシステム(MATCHING SYSTEM)バー2061は、図7に示すトップページ画面205を表示させるためのバーである。後述する他の画面(図8など)にも当該バー2061が表示され、他の画面で当該バー2061をクリックすることで、トップページ画面205を表示させることができる。
【0070】
マイページバー2062は、マイページ画面へ移行するためのバーである。
【0071】
出品バー2063は、後述する出品画面へ移行するためのバーである。ユーザが、カーソル202を当該バー2063上まで持っていき、当該バー2063上でクリックすることで、出品画面を表示させることができる。
【0072】
ユーザ表示領域2064には、利用するユーザ名が表示される領域である。図7の例では、ユーザAが利用しているため、「ようこそ ユーザA 様」と表示される。
【0073】
ログアウトボタン2065は、マッチングシステム10からログアウトするためのボタンである。
【0074】
商品検索窓207は、商品名を入力することで、その商品を検索することができる。例えば、ユーザは、カーソル202を商品検索窓207に持っていき、キーボード操作などにより商品名を入力することができる。商品名を入力後、エンターボタンを押すことで、後述する検索画面を表示することができる。
【0075】
マッチングシステム10は、例えば、以下の処理を行う。
【0076】
すなわち、端末200は、ユーザ名やパスワード入力などの情報を受け付けると、ユーザ名やパスワードなどに関する情報を生成し、マッチング装置100へ送信する。マッチング装置100のマッチング部140は、当該情報を、UI110、交換申込部120、及びリンク設定部130を介して受信すると、ユーザ名の情報とパスワードに関する情報に基づいて、メモリ部150に登録されたユーザか否かを確認する。マッチング部140は、登録されたユーザであることを確認すると、トップページ画面に関する情報をメモリ部150から読み出して、UI110を介して、端末200へ送信する。端末200は、トップページに関する情報に基づいて、図7に示すトップページ画面205を表示させる。
【0077】
そして、端末200は、出品バー2063がクリックされたことを検出すると、検出されたことを表す情報を生成し、マッチング装置100へ送信する。マッチング部140は、リンク設定部130等を介して、当該情報を受信すると、出品画面に関する情報をメモリ部150から読み出して、端末200へ送信する。端末200は、出品画面に関する情報に基づいて、出品画面を表示する。
【0078】
また、端末200は、商品検索窓207から商品名が入力され、エンターボタンが押されたことを検出すると、商品名に関する情報を生成し、マッチング装置100へ送信する。マッチング部140は、リンク設定部130等を介して、当該情報を受信すると、検索画面に関する情報を、メモリ部150から読み出して、端末200へ送信する。端末200は、検索画面に関する情報に基づいて、検索画面を表示させる。
【0079】
なお、マッチング部140は、登録されたユーザであることを確認することができない場合、入力を受け付けないことを示す情報を、メモリ部150から読み出し、端末200へ送信してもよい。この場合、端末200は、この情報に基づいて、「入力を受け付けることができません。」を表示することができる。
【0080】
図8は、ユーザAが利用する端末200−Aの画面201−Aに表示された出品画面210の例を表す図である。
【0081】
出品画面210は、トップ領域211、出品画面であることを表示する領域212、出品する商品の詳細が入力される領域213とを含む。
【0082】
トップ領域211は、トップ画面(図7)のトップ領域206と同様である。
【0083】
出品する商品の詳細が入力される領域213は、写真が貼付される領域214、商品の価格が入力される領域215、商品に関する紹介文が入力される領域216、サービスを出品する場合、サービスを提供する場所を表すサービスを提供する場所に関する領域217を含む。さらに、当該領域213は、掲載期間が入力される領域218、出品する商品が購入可能であることを示す領域219、登録ボタン220、及びキャンセルボタン221を含む。
【0084】
ユーザは、例えば、他のウィンドウ画面に表示された写真を、カーソル202を用いてドラッグアンドドロップすることで、領域214に写真を貼付することができる。また、ユーザは、マウスを操作することで、各領域215〜218にカーソル202を持っていき、キーボード入力により、商品の価格などを入力することができる。さらに、ユーザは、領域219でマウスをクリックすることで、商品について購入することも可能であることを登録させることができる。
【0085】
ユーザが必要事項を入力し、登録ボタン220をクリックすることで、出品する商品に関する情報の入力が完了し、後述する出品詳細画面へ移行する。
【0086】
なお、ユーザは、キャンセルボタン221をクリックすると、出品された画面に入力された情報をクリアすることができる。
【0087】
図9は、出品画面210で登録ボタン220がクリックされた後に表示される出品詳細画面230の例を表す図である。図9も、「ユーザA」の端末200−Aの画面201−Aに表示される出品詳細画面230の例を表している。
【0088】
出品詳細画面230は、トップ領域231、出品詳細画面であることを表示する領域232、及び出品する商品の詳細を表示する領域233とを含む。
【0089】
トップ領域231は、トップページ画面205(図7)と同様に、出品バー2310が表示される。当該バー2310がクリックされると、出品画面210(図8)へ移行する。
【0090】
出品する商品の詳細を表示する領域233は、出品画面210で入力された各情報が表示される。当該領域233は、出品する商品の写真を表示する領域234、出品する商品の名称を表示する領域235、商品の価格を表示する領域236、ユーザ名を表示する領域237を含む。また、当該領域233は、サービスの提供場所を表示する領域238、掲載期間を表示する領域239、購入可能であるか否かを表示する領域240、「出品を取り消す」ボタン241、及び「戻る」ボタン242を含む。
【0091】
ユーザは、出品詳細画面230に表示された各情報235〜240を確認することで、出品する商品に関する情報を確認するとともに、出品画面210で入力した情報の確認も行うことができる。
【0092】
ユーザは、カーソル202を「出品を取り消す」ボタン241まで持っていき、当該ボタン241をクリックすることで、出品を取り消すことができる。この場合、端末200は、「出品を取り消す」ボタン241がクリックされたことを表す情報をマッチング装置100へ送信し、マッチング部140は、リンク設定部130等を介して、当該情報を受信すると、メモリ部150に記憶された、出品取り消し対象の商品に関する情報を削除する。
【0093】
また、ユーザは、「戻る」ボタン242をクリックすると、出品画面210(例えば図8)に戻って、各情報を入力することができる。例えば、端末200は、「戻る」ボタン242がクリックされたことを検出すると、端末200のメモリに記憶された出品画面に関する情報を読み出し、その情報に基づいて、出品画面210を表示する。
【0094】
以上により、ユーザAは、マッチングシステム10に対して、商品aを出品することができる。
【0095】
図10は、ユーザBの端末200−Bの画面201−Bに表示される出品詳細画面230の例を表す図である。ユーザBが出品画面210で必要事項を入力した後の画面の例となっている。図10に示すように、名称を表示する領域235には、「商品b」が表示されている。
【0096】
図11は、ユーザCの端末200−Cの画面201−Cにおいて表示される出品詳細画面230の例を表す図である。ユーザCが出品画面210で必要事項を入力した後の画面の例となっている。図11に示すように、名称を表示する領域235には、「商品c」が表示されている。以上により、ユーザB,Cも商品b,cを出品することができる。
【0097】
マッチングシステム10は、例えば、以下の処理を行う。
【0098】
すなわち、端末200は、出品する商品に関する情報(例えば、商品aに関する情報)が入力され、登録ボタン220がクリックされたことを検出すると、入力した商品に関する情報と、端末200を利用するユーザに関する情報(例えば、ユーザA)とを生成する。端末200は、これらの情報をマッチング装置100へ送信する。
【0099】
マッチング装置100のマッチング部140は、リンク設定部130等を介して、これらの情報を受信すると、ユーザに関する情報と入力した商品に関する情報とに基づいて、ユーザが出品した商品に関する情報をメモリ部150に記憶する。これにより、マッチング装置100は、例えば、ユーザAが商品aを出品したなど、どのユーザがどの商品を出品したかを登録することができる(図6のS11)。
【0100】
また、マッチング部140は、これらの情報を受信すると、出品詳細画面に関する情報をメモリ部150から読み出して、UI110を介して端末200へ送信する。端末200−Aは、受信した出品詳細画面に関する情報に基づいて、出品詳細画面230(図9)を表示させることができる。
【0101】
以上の動作が各端末200−A〜200−Cで行われることで、マッチング装置100は、ユーザAが商品a、ユーザBが商品b、ユーザCが商品cをそれぞれ出品したことを、メモリ部150に登録することができる。
<1.2 交換申込>
次に、交換申込の動作例について説明する。交換申込の動作は、図6では、S12とS13に対応する。また、図12から図16を用いて、交換申込の動作例を説明する。
【0102】
ここでは、最初に、ユーザBが自己の商品bについてユーザAの商品aに対して交換申込を行う。次に、ユーザCが自己の商品cについてユーザBの商品bに対して交換申込を行う。以下では、この順番で、交換申込の例を説明する。これは、丁度、図2(A)において、最初に、商品bから商品aへの交換申込が行われ、次に、商品cから商品bへの交換申込が行われる場合に対応する。
<1.2.1 ユーザBによる交換申込>
図6に示すように、マッチング装置100は、各ユーザの商品の出品を受け付けると(S11)、検索画面で交換希望の商品の検索を受け付け、その後、(後述する)交換希望画面において自己の商品と交換申込を行う他の商品を受け付ける(S12)。そして、マッチング装置100は、交換希望画面において、交換希望ボタンが押されたか否かを判別する(S13)。
【0103】
図12は、ユーザBの端末200−Bの画面201−Bに表示された検索画面250の例を表す図である。
【0104】
検索画面250は、トップ領域251、検索画面であることを表示する領域252、及び検索条件が入力される領域領域253を含む。
【0105】
トップ領域251は、出品画面210のトップ領域211と同様に、「マッチングシステム」、「マイページ」バー、「出品」バー、利用するユーザの名称が表示される領域、及びログアウトボタンが表示される。
【0106】
検索条件が入力される領域253は、検索窓254、検索された商品についてどの順番で表示させるかを選択する選択バー255、「まとめて希望を入れる」ボタン256、及び検索結果表示領域257を含む。
【0107】
ユーザは、例えば、マウスを操作してカーソル202を、検索窓254に移動させ、キーボード操作により、検索キーワードの入力が可能である。そして、ユーザは、検索窓254の右側にあるボタン(拡大鏡の形をしたボタン)にカーソル202を移動させて、マウスをクリックすると、検索キーワードによる商品の検索が実行される。そして、検索画面250には、検索結果が検索結果表示領域257に表示される。
【0108】
マッチングシステム10では、例えば、以下のような動作が行われる。
【0109】
すなわち、端末200は、検索画面250で検索キーワードの入力を受け付けると、検索キーワードに関する情報を生成し、マッチング装置100へ送信する。マッチング装置100のマッチング部140は、交換申込部120等を介して入力した検索キーワードを受信すると、検索キーワードに合致する商品名を有する商品に関する情報をメモリ部150から読み出す。そして、マッチング部140は、読みだした商品に関する情報を、UI110を介して端末200へ送信する。
【0110】
端末200は、マッチング装置100から送信された商品に関する情報を、検索結果表示領域257に表示する。図12の例では、当該領域257には1ページで8個の商品を、検索結果として表示することができる。また、ユーザが、「次へ」バー258にマウス202を持っていくか、ページ数が表示された領域にマウスを持っていき、そこでマウスをクリックすることで、端末200は、2ページ目以降に、9個目からの商品の検索結果を表示することができる。
【0111】
検索結果表示領域257では、検索結果として、個々の商品に関する情報が表示される。図12の例では、商品の写真260や、紹介文、価格、実績数、ユーザ評価を表す星マーク261が表示される。ユーザ評価を表す星マークは、例えば、実績数に応じた数を表してもよい。
【0112】
さらに、検索結果表示領域257には、商品ごとにチェックボックス259が表示される。これは、ユーザが、交換申込を行う対象となる他のユーザの商品をチェックするためのものである。ユーザは、カーソル202を、対象商品のチェックボックス259まで移動させ、そこで、マウスをクリックすることで、チェックボックスにチェックマークを表示させることができる。ユーザは、1又は複数の商品についてチェックボックス259を利用して、対象となる商品を1又は複数選択することができる。そして、ユーザは、「まとめて希望を入れる」ボタン256をクリックすることで、交換申込を行う対象となる他のユーザの商品を決定することができる。端末200は、「まとめて希望を入れる」ボタン256がクリックされたことを検出すると、検索画面250から交換希望画面へ画面を変更する。
【0113】
マッチングシステム10は、例えば、以下の処理を行う。
【0114】
すなわち、端末200−Bは、「まとめて希望を入れる」ボタン256がクリックされたことを検出すると、当該ボタン256がクリックされたことを表す情報を生成し、マッチング装置100へ送信する。マッチング装置100のマッチング部140は、リンク設定部130等を介して、当該ボタン256がクリックされたことを表す情報を受信すると、交換希望画面に関する情報をメモリ部150から読み出して、UI110を介して端末200−Bへ送信する。端末200−Bは、受信した交換希望画面に関す情報に基づいて、交換希望画面を表示し、その画面内において、自己が出品した商品に関する情報と、チェックボックス259にチェックマークが入っている商品に関する情報とを表示させる。
【0115】
図13は、検索画面250で「まとめて希望を入れる」ボタン256がクリックされた後に表示される交換希望画面270の例を表す図である。図13は、ユーザBの端末200−Bの画面201−Bに表示される交換希望画面270の例を表す。
【0116】
交換希望画面270は、トップ領域271、交換希望画面であることを表示する領域272、及び交換希望商品情報表示領域273を含む。
【0117】
トップ領域271は、出品画面210(図8)と同様に、ユーザ名を表す領域などが表示される。
【0118】
交換希望商品情報表示領域273は、ユーザが出品した商品に関する情報を表示する領域274と、検索画面250で検索した、交換申込を行う対象となる他のユーザの商品に関する情報を表示する領域275とを含む。
【0119】
出品した商品に関する情報を表示する領域274は、画面上、「あなたが交換していいもの」と表示される。当該領域274には、「詳細申込」と表示された領域の下に、ユーザBが出品した商品に関する情報276−Bが表示される。当該情報276−Bとして、ユーザBが出品した商品bの写真や商品名「商品b」、紹介文などの情報が表示されている。
【0120】
交換申込を行う他のユーザの商品に関する情報を表示する領域275は、画面上、「あなたがほしいもの」と表示される。当該領域275は、ユーザBが検索画面250で検索した、ユーザAの商品aに関する情報277−Bが表示される。当該情報277−Bとして、ユーザAが出品した商品aの写真や商品名「商品a」、紹介文などの情報が表示されている。
【0121】
また、交換希望商品情報表示領域273には、「交換希望する」ボタン279と「戻る」ボタン2711とが表示される。
【0122】
「交換希望する」ボタン279は、例えば、ユーザが交換申込を行う対象の商品を所有するユーザに対して交換申込を行う場合にクリックされるボタンである。従って、ユーザBがこのボタン279をクリックすることで、ユーザAに対して、自己の商品bとユーザAの商品aとを交換したい交換申込を行うことになる。これは、丁度、図2(A)において、商品bから商品aへの交換申込に対応する。
【0123】
端末200では、「交換希望する」ボタン279がクリックされた場合、交換希望ボタンが押されたと判別し(図6のS13でYes)、マッチング詳細画面を表示する。
【0124】
一方、端末200では、「交換希望する」ボタン279が所定時間、クリックされないときは、交換希望ボタンが押されていないと判別し(S13でNo)、検索画面250を表示し、S12以降の処理を行う。
【0125】
なお、交換希望画面270には、検索領域278を含む。ユーザが出品した商品を検索したいときは、検索領域278において、購入金額の下限と上限を入力し、「実行」ボタンをクリックすることができる。
【0126】
図14は、ユーザAの端末200−Aの画面201−Aにおいて表示されるマッチング詳細画面280の例を表す図である。例えば、ユーザAは、自己の商品aを出品後、出品詳細画面230(図9)が表示されている状況で、ユーザBが、交換希望画面270(図13)で、ユーザAの商品aに対して交換申込を行った(「交換希望する」ボタン279をクリックした)場合に表示される。
【0127】
図14に示すように、マッチング詳細画面280は、トップ領域281、マッチング詳細画面であることを表示する領域282、及びマッチング詳細情報表示領域283を含む。
【0128】
トップ領域281は、出品画面210等と同様に、「マッチングシステム」の表示やマイページバーなどが表示される。
【0129】
マッチング詳細情報表示領域283は、ユーザが出品した商品に関する情報を表示する領域284、マッチング候補領域285を含む。また、当該領域283は、交換希望(又は交換申込)を受けた商品に関する情報を表示する領域286と、交換希望(又は交換申込)を出した商品に関する情報を表示する領域287を含む。
【0130】
出品した商品に関する情報を表示する領域284は、例えば、ユーザAが出品した商品aに関する情報を表示する領域2841と、出品詳細ボタン2842を含む。商品aに関する情報を表示する領域2841には、図14の例では、商品の名称である「商品a」と、商品aの写真が表示される。出品詳細ボタン2842は、出品詳細画面230(例えば図9)に戻るためのボタンである。
【0131】
マッチング候補領域285は、例えば、3者間以上で全員が他のユーザの商品を交換できる状態になったときに、ユーザが交換申込を行った商品が表示される領域である。例えば、図2(B)のように、3者間でユーザA〜C全員が交換申込を行った場合、3者間以上で全員が商品を交換できる状態となるため、このような場合に、自己が交換申込を行った商品が表示される。図13の段階では、ユーザAは自己の商品aについて、交換申込を行っていないため(例えば、図2(A)の状態のため)、マッチング候補領域285には、商品に関する情報は表示されない。
【0132】
交換希望を受けた商品に関する情報を表示する領域286は、他のユーザから交換申込を受けた商品に関する情報が表示される。図14の例では、その前の段階で、ユーザBが交換希望画面270でユーザAの商品aに対して「交換希望する」ボタン279をクリックして、交換申込を行っている(図13)。そのため、交換希望を受けた商品に関する情報を表示する領域286には、ユーザAが交換申込を受けた商品である商品bに関する情報2861−A1が表示される。ユーザAは、この領域286に表示された商品に関する情報を確認することで、自己の商品aに対して、交換申込を受けた商品を確認することができる。
【0133】
商品bに関する情報2861−Aが表示される領域には、商品名を表す「商品b」、交換申込を行ったユーザを表す「ユーザB」など、商品bに関する情報が表示される他、「コレと交換」ボタン2862−A1が表示される。
【0134】
「コレと交換」ボタン2862−A1は、交換申込を受けたユーザが、その商品と自己の商品との交換申込を承諾する場合にクリックされるボタンである。例えば、図14の場合で、ユーザAが「コレと交換ボタン」2862−A1をクリックすると、ユーザAは、ユーザBからの商品bの交換申込を承諾することになる。
【0135】
なお、交換希望を受けた商品に関する情報を表示する領域286には、「さらに交換希望を受けた商品を表示する」バー2864が表示される。ユーザは、このバー2864にカーソル202を持っていき、このバーでクリックすると、交換希望を受けた他の商品に関する情報を表示することができる。
【0136】
また、交換希望を受けた商品に関する情報を表示する領域286には検索領域2863がある。検索領域2863は、交換希望を受けた商品を検索する際に用いられる。
【0137】
交換希望を出した商品に関する情報を表示する領域287は、ユーザが交換希望を出した商品に関する情報が表示される。図13の例では、ユーザAは、まだ、他の商品に対して交換申込を行っていないため、当該領域287には何も情報が表示されていない。
【0138】
マッチングシステム10では、例えば、以下の処理を行う。
【0139】
すなわち、ユーザBの端末200−Bは、交換希望画面270(図13)において、「交換希望する」ボタン279がクリックされたことを検出すると(図6のS13でYes)、当該ボタン279がクリックされたことを表す情報と交換申込を行った商品名(商品a)の情報、及びユーザBに関する情報とを生成する。そして、端末200−Bは、これらの情報を、マッチング装置100へ送信する。
【0140】
マッチング部140は、ユーザBに関する情報と、交換申込を行った商品名(商品a)に関する情報(2つの情報を合わせてユーザBの交換申込に関する情報)に基づいて、ユーザBが出品した商品bから、ユーザAが出品した商品aへ交換申込が行われたことを示す情報を、メモリ部150に記憶する。これにより、商品bから商品aへの交換申込が行われたことがマッチング装置100に登録される。
【0141】
また、マッチング部140は、当該ボタン279がクリックされたことを表す情報とユーザBに関する情報とに基づいて、ユーザBが出品した商品bに対して交換申込が行われたか否かを、メモリ部150に記憶された、交換申込の登録状況から判別する。この場合、マッチング部140は、商品bに対する交換申込が行われていないため、メモリ部150には、商品bへの交換申込が行われたことが記憶されていないことを確認する。マッチング部140は、先ほど登録した商品bから商品aへの交換申込が行われたことを示す情報を読み出し、この情報を含む、マッチング詳細画面に関する情報をメモリ部150から読み出す。マッチング部140は、マッチング詳細画面に関する情報を端末200−Aへ送信する。
【0142】
端末200−Aは、マッチング詳細画面に関する情報に基づいて、マッチング詳細画面280(図14)を表示する。交換希望を受けた商品に関する情報を表示する領域286には、商品bに関する情報2861−A1が表示される。
【0143】
以上により、ユーザBによる交換申込が行われることになる。
<1.2.2 ユーザCによる交換申込>
次に、ユーザCによる交換申込が行われる。ユーザCによる交換申込も、ユーザBによる交換申込とほぼ同様である。
【0144】
図15は、ユーザCの端末200−Cの画面201−Cに表示される交換希望画面270の例である。
【0145】
ユーザCも、ユーザBと同様に、検索画面250において検索キーワードにより交換申込を行う商品を検索し、その結果、図15に示す交換希望画面270が表示される。マッチングシステム10における処理も、端末200−Bの場合と同様に、端末200−Cとマッチング装置100との間で行われる。
【0146】
出品した商品に関する情報を表示する領域274には、ユーザCが出品した商品cに関する情報276−Cが表示される。また、交換申込を行う他のユーザの商品に関する情報を表示する領域275には、検索結果として、交換申込を希望する商品bに関する情報277−Cが表示される。
【0147】
ユーザCは「交換希望する」ボタン279をクリックすることで、ユーザBの商品bに対して交換申込を行うことになる。丁度、図2(A)の例で、商品cから商品bへの交換申込を行った場合の例に対応する。図15に戻り、ユーザCが「交換希望する」ボタン279をクリックすると、ユーザAのマッチング詳細画面280にはその情報が表示される。
【0148】
図16は、その場合のマッチング詳細画面280の例を表す図である。ユーザCが商品bに対する交換申込を行ったため、交換希望を受けた商品に関する情報を表示する領域286には、ユーザCが出品した商品cに関する情報が表示される。
【0149】
これは、図2(A)の例において、商品cから商品bへの交換申込が行われ、商品bから商品aへの交換申込が行われた場合に、ユーザAの(端末画面201−Aにおける)マッチング詳細画面280において、2つの交換申込が行われたことを表す情報が表示されることに対応する。
【0150】
ユーザAからすると、商品aに対しては、商品cからは直接交換申込は受けていない。しかし、ユーザAのマッチング詳細画面280において、商品aに交換申込をした商品bと、商品bに交換申込をした商品cとに関する情報が表示されることで、ユーザAが交換を行う対象となる商品が、商品bだけではなく、商品cも選択対象となる。ユーザAは増えた選択肢の中から、交換申込を行う商品を選択することができるため、交換が成立する可能性も増加し、ユーザが利用し易い環境を提供することが可能となる。
【0151】
図16に戻り、ユーザAは、まだ、この段階では、自己の商品aとの交換申込を行っていないため、交換希望を出した商品に関する情報を表示する領域287には、何も表示されない。
【0152】
マッチングシステム10では、例えば、以下の処理を行う。
【0153】
すなわち、ユーザCの端末200−Cは、交換希望画面270(図15)において、「交換希望する」ボタン279がクリックされたことを検出すると(図6のS13でYes)、当該ボタン279がクリックされたことを表す情報と交換申込を行った商品名(商品b)の情報、及びユーザCであることを示す情報とを生成し、マッチング装置100へ送信する。
【0154】
マッチング部140は、ユーザCに関する情報と交換申込を行った商品名(商品b)に情報(2つの情報を合わせてユーザCの交換申込に関する情報)とに基づいて、ユーザCが出品した商品cから、交換申込を行った商品bへ交換申込が行われたことを示す情報を、メモリ部150に記憶する。これにより、商品cから商品bへの交換申込が行われたことがマッチング装置100に登録されたことになる。
【0155】
また、マッチング部140は、当該ボタン279がクリックされたことを表す情報と交換申込を行った商品名(商品b)の情報とに基づいて、交換申込を行った商品に対する交換申込が行われたか否かを、メモリ部150に記憶された、交換申込の登録状況から判別する。この場合、マッチング部140は、商品bについて、他の商品aへの交換申込が既に行われたことがメモリ部150に記憶されているので、商品bから商品aへの交換申込が行われたことを示す情報と、商品cから商品bへの交換申込が行われたことを示す情報とを、メモリ部150から読み出す。
【0156】
そして、マッチング部140は、これらの情報を含む、マッチング詳細画面に関する情報(又は表示情報)をメモリ部150から読み出す。マッチング部140は、マッチング詳細画面に関する情報を端末200−Aへ送信する。すなわち、マッチング部140は、ユーザBの交換申込に関する情報と、ユーザCの交換申込に関する情報とを受信すると、商品bから商品aと、商品cから商品bへの交換申込が行われた情報を含む、マッチング詳細画面に関する情報を、ユーザAの端末200−Aへ送信する。
【0157】
端末200−Aは、マッチング詳細画面に関する情報に基づいて、マッチング詳細画面280(図16)を表示する。交換希望を受けた商品に関する情報を表示する領域286には、商品bに関する情報2861−A1とともに、商品cに関する情報2861−A2が表示される。
【0158】
以上により、ユーザB,Cによる交換申込が行われることになる。
【0159】
<1.3 マッチング状態>
次に、3者以上でその全員が商品を交換し合う状態、すなわち、マッチング状態の例について説明する。
【0160】
ここでは、ユーザB,Cが交換申込を行った上記の例で、さらに、ユーザAがユーザCの商品cに対して交換申込を行った場合の例を用いて説明する。また、図17から図21を用いて、マッチング状態についての動作例を説明する。本動作は、図6のS14からS16までに対応する。
【0161】
図17は、ユーザAの端末200−Aの画面201−Aに表示されるマッチング詳細画面280の例を表す図である。図17は、図16に対して、カーソル202が、「コレと交換ボタン」2862−A2へ移動した場合の例を表している。
【0162】
ユーザAは、ユーザCの商品cに対して交換申込を行うべく、商品cに関する情報2861−A2が表示された領域の「コレと交換」ボタン2862−A2にカーソル202を持っていき、このボタン2862−A2をクリックする。このボタン2862−A2をクリックすると、端末200−Aは、画面が切り替わって、交換希望画面270を表示する。
【0163】
図18は、ユーザAの端末200−Aの画面201−Aに表示される交換希望画面270の例である。
【0164】
出品した商品に関する情報を表示する領域274には、ユーザAが出品した商品aに関する情報276−Aが表示される。また、交換申込を行う他のユーザの商品に関する情報を表示する領域275には、マッチング詳細画面280において「コレと交換」ボタン2862−A2をクリックした商品cに関する情報277−Aが表示される。
【0165】
ユーザAは、交換希望画面270において、「交換希望する」ボタン279をクリックすることで、自己の商品aについて、ユーザCの商品cと交換申込を行うことが可能となる。当該ボタン279がクリックされると、端末200−Aは、マッチング詳細画面280を表示する。
【0166】
図19は、この場合のマッチング詳細画面280の例を表す図である。
【0167】
図19に示すように、マッチング候補領域285には、ユーザAが交換申込をした商品cに関する情報2851−A1が表示される。また、当該領域285には、ユーザAの商品aに対して交換申込を行ったユーザBに関する情報2851−A2が表示される。さらに、当該領域には、「取引へ進む」ボタン2852が表示される。
【0168】
ここでは、ユーザCの商品cからユーザBの商品bへの交換申込、ユーザBの商品bからユーザAの商品aへの交換申込、そして、ユーザAの商品aからユーザCの商品cへの交換申込がそれぞれ行われたことになる。従って、マッチング状態となったため、端末200−Aのマッチング詳細画面280のマッチング候補領域285には、ユーザAが交換申込を行った商品cに関する情報が表示される。
【0169】
そして、このマッチング候補領域285には、「取引へ進む」ボタン2852が表示される。これにより、ユーザAは、契約成立へ向けた取引画面へ進むことができる。すなわち、マッチング状態になったときに、各ユーザは、実際の取引へと進むことができる。
【0170】
交換希望を受けた商品に関する情報を表示する領域286や交換希望を出した商品に関する情報を表示する領域287は、単に、交換申込を受けたり、交換申込を出したりする商品に関する情報が表示されるだけであって、取引へと進むことができない。マッチング候補領域285に商品に関する情報が表示されることで、初めて、取引へ進むことができる。
【0171】
例えば、単に交換申込を受けたり、交換申込を出したりしたときに、マッチング候補285に商品に関する情報を表示させることも考えられる。しかし、そうすると、交換申込を受けたり出したりする度に、マッチング候補領域285に商品に関する情報を表示させることになる。このような場合、交換申込がある毎に、マッチング装置100は、マッチング候補領域285に表示させる商品に関する情報を端末200へ送信することになる。従って、このような場合、交換申込がある毎に、端末200とマッチング装置100との間で情報が送受信される。
【0172】
他方、本実施の形態のように、マッチング状態になったときに初めて、マッチング装置100から端末200へ、マッチング候補領域285に表示させる商品に関する情報を送信することで、1回の送信で済む。
【0173】
上述したように、交換申込がある度に何度も商品に関する情報を送受信するよりも、1回の送受信の方が、マッチング装置100から端末200へ送信する情報量を少なくさせることができる。よって、本第1の実施の形態におけるマッチング装置100は、端末200へ送信する情報量を一定以下にすることができる。
【0174】
なお、図19の例では、商品cに関する「コレと交換」ボタン2862−A2(図17)がクリックされたことで、当該ボタン2862−A2に代わって、「交換希望済」2865−A2が表示される。また、交換希望を出した商品に関する情報を表示する領域287には、商品cに関する情報2871−A1が表示される。当該情報2871−A1が表示される領域には、「取り消す」ボタン2872が表示される。ユーザAが、カーソル202を移動させて、当該ボタン2872上でクリックすると、商品cに対する交換申込を取り消すことができる。
【0175】
ユーザAは、図19に示すマッチング詳細画面280において、「取引へ進む」ボタン2852をクリックすることで、後述する取引画面へ移行することができる。
【0176】
なお、マッチング候補領域285には、図19に示すように、ユーザAの商品aに対して交換申込を出したユーザBに関する情報2851−A2が表示されてもよい。自己の商品aに対して交換申込を行ったユーザがどのようなユーザであるかを表示するためである。
【0177】
このように、本マッチング装置100では、マッチング候補領域285においては、端末200−Aは、交換申込をした商品cに関する情報2851−A1と、自己の商品aに交換申込を出したユーザBに関する情報2851−A2とで異なる表示の仕方で表示するようにしている。これにより、例えば、マッチング候補領域285において、交換申込を行った商品と、交換申込を受けた商品(を出品したユーザ)との2つが異なることを、ユーザに理解しやすいように表示させるようにしている。
【0178】
図20は、ユーザBの端末200−Bの画面201−Bに表示されるマッチング詳細画面280の例を表す。また、図21は、ユーザCの端末200−Cの画面201−Cに表示されるマッチング詳細画面280の例を表す。いずれの場合も、ユーザAが商品cに対する交換申込を行い、マッチング状態となった場合のマッチング詳細画面280の例を表している。
【0179】
図20に示すように、マッチング候補領域285には、ユーザBが交換申込を行った商品aに関する情報2851−B1と、自己の商品bに対して交換申込を行ったユーザCに関する情報2851−B2が表示される。また、図21に示すように、マッチング候補領域285には、ユーザCが交換申込を行った商品bに関する情報2851−C1と、自己の商品cに対して交換申込を行ったユーザAの情報2851−C2が表示される。
【0180】
マッチング状態についての処理を、図6に示すフローチャートを用いて説明すると以下のようになる。
【0181】
すなわち、図6に示すように、交換希望ボタンが押されると(S13でYes)、マッチング装置100は、3者間以上で、マッチング状態になったか否かを判別する(S14)。
【0182】
マッチング装置100は、マッチング状態になったと判別したとき(S14でYes)、マッチング詳細画面280の所定の枠内において、交換申込を行った商品を表示する(S15)。そして、マッチング装置100は、マッチング詳細画面280において、取引へ進むボタンが押されたか否かを判別する(S16)。
【0183】
マッチング装置100は、取引へ進むボタンが押されたと判別したとき(S16でYes)、S17へ処理を移行させる。一方、マッチング装置100は、取引へ進むボタンが押されていないと判別したとき(S16でNo)、S15へ移行して上述の処理を繰り返す。
【0184】
一方、マッチング装置100は、マッチング状態になったと判別しなかったとき(S14でNo)、そのような状態になるまで待つ。
【0185】
マッチングシステム10は、例えば、以下の処理を行う。
【0186】
すなわち、端末200−Aは、マッチング詳細画面280(図17)に表示された「コレと交換」ボタン2862−A2がクリックされたことを検出すると、どの商品に対する当該ボタン2862−A2がクリックされたかを検出する。端末200−Aは、当該ボタン2862−A2がクリックされたことを示す情報と、当該ボタン2862−A2に対応する商品名の情報とを生成し、これらの情報をマッチング装置100へ送信する。マッチング装置100のマッチング部140は、これらの情報を受信すると、交換希望画面に関する情報とをメモリ部150から読み出して、UI110を介して、端末200へ送信する。端末200は、交換希望画面に関する情報に基づいて、交換希望画面270(図18)を表示させる。
【0187】
次に、端末200−Aは、交換希望画面270において「交換希望する」ボタン279がクリックされたことを検出すると、交換申込を行った商品の商品名(商品c)に関する情報と、当該ボタン279がクリックされたことを表す情報、及び端末200−Aを利用するユーザ(ユーザA)に関する情報を生成し、マッチング装置100へ送信する。
【0188】
マッチング部140は、これらの情報を受信すると、ユーザに関する情報と交換申込を行った商品に関する情報とに基づいて、ユーザAが出品した商品aから、商品cへ交換申込が行われたことを示す情報を、メモリ部150へ記憶する。これにより、商品aから商品cへ交換申込が行われたことがマッチング装置100に登録される。
【0189】
そして、マッチング部140は、マッチング状態になったか否かを判別する。具体的には、以下の処理が行われる。
【0190】
すなわち、メモリ部150には、ある商品から他の商品への交換申込が行われたことを示す情報が記憶されている。マッチング部140は、この情報に基づいて、商品bから商品aへの交換申込が行われ、商品cから商品aへの交換申込が行われ、かつ、商品aから商品cへの交換申込が行われたか否かを検出する。これにより、マッチング部140は、3者以上において全員が商品を交換できる状態、すなわち、マッチング状態になったか否かを検出することができる。
【0191】
言い換えると、マッチング部140は、ユーザAからユーザCが利用する端末200−A〜200−Cからそれぞれ送信された交換申込に関する交換申込情報を受信すると、ユーザAからユーザCの全員が他のユーザへ自己の商品を交換し合うことができる状態になったか否かを判別する。マッチング部140は、そのような状態になったと判別すると、端末200−A〜200−Cに表示される画面(例えば、マッチング詳細画面280)において取引へ進むことが可能な枠内(例えば、マッチング候補領域285)に各ユーザA〜ユーザCが交換申込をした商品に関する情報を、端末200−A〜200−Cへ送信する。マッチング部140は、そのような状態になっていないと判別すると、そのような商品に関する情報を端末200−A〜200−Cへ送信することはしない。
【0192】
マッチング部140は、例えば、このような情報をマッチング候補領域285に表示させる情報として、マッチング詳細画面に関する情報(又は表示情報)を、メモリ部150から読み出す。そして、マッチング部140は、マッチング詳細画面に関する情報を、端末200−Aへ送信する。端末200−Aは、当該情報に基づいて、マッチング詳細画面280(図19)を表示する(図6のS15)。
【0193】
一方、マッチング部140は、マッチング状態ではないと判別すると(S14でNo)、マッチング状態になるまで待つ。
【0194】
ユーザB、Cのマッチング詳細画面280(図20図21)の表示についても、対象となる商品やユーザが異なるだけであり、同様の処理が行われる。
【0195】
そして、端末200−Aは、マッチング詳細画面280(図19)において、「取引へ進む」ボタン2852がクリックされたことを検出すると(図6のS16でYes)、当該ボタン2852がクリックされたことを示す情報を生成し、マッチング装置100へ送信する。マッチング部140は、この情報を受信すると、取引画面に関する情報をメモリ部150から読み出して、端末200へ送信する。端末200は、取引画面に関する情報に基づいて、後述する取引画面を表示する。
【0196】
一方、端末200−Aは、マッチング詳細画面280において、「取引へ進む」ボタン2852がクリックされたことを検出しないとき(図6のS16でNo)、マッチング詳細画面280(図19)を表示させたまま、「取引へ進む」ボタン2852がクリックされるのを待つ。
【0197】
「取引へ進む」ボタン2852がクリックされることで、ユーザA〜Cは、出品した商品について取引を行うことが可能になる。
【0198】
なお、このように3者間でマッチング状態となったときに、あるユーザが「取引へ進む」ボタン2852をクリックすることで、マッチングシステム10では、マッチング状態となった商品aから商品cに関する情報が検索されないようにすることが可能である。これにより、例えば、マッチング状態の商品について取引の成約に集中させることが可能となる。
【0199】
<1.4 取引>
次に、取引の動作例について説明する。図22から図30を用いて、取引の動作例について説明する。取引の動作例は、図6のS17からS20に対応する。
【0200】
図6に示すように、マッチング装置100は、「取引へ進む」ボタン2852が押されたことを確認すると(S16でYes)、取引画面へ移行し、取引画面において取引ボタンが押されたか否かを判別する(S17)。
【0201】
図22は、ユーザAの端末200−Aの画面201−Aに表示される取引画面300の例を表す図である。
【0202】
取引画面300は、トップ領域301、取引画面であることを表示する領域302、及び取引詳細表示領域303を含む。
【0203】
取引詳細表示領域303は、交換申込を受けた商品に関する情報が表示される領域304と、交換申込を行った商品に関する情報が表示される領域305、取引の状況を表す領域306、及び取引期限が表示される領域307を含む。
【0204】
交換申込を受けた商品に関する情報が表示される領域304には、図22の例では、交換申込を受けた自己の商品aの写真と「商品a」の文字、商品aに交換申込をしたユーザBの状況が表示される。また、当該領域304には、契約状況を表すマーク3041、「連絡する」ボタン3042が表示される。
【0205】
マーク3041は、契約を待っていることを表す表示(「待」)か、契約が完了したことを表す表示(「完」)のいずれかがマークとして表示される。また、「連絡する」ボタン3042は、ユーザBと直接連絡を行うため、例えば、メッセージ画面を表示させるためのボタンである。
【0206】
交換申込を行った商品に関する情報が表示される領域305は、図22の例では、ユーザAが交換申込を行った、ユーザCの商品cの写真、ユーザCの状況、契約状況を表すマーク3051、「連絡する」ボタン3052が表示される。これらは、いずれも、対象となる商品やユーザが異なるだけで、交換申込を受けた商品に関する情報が表示される領域304に表示される情報と同様の機能を持つ。
【0207】
取引の状況を表す領域306には、取引の状況を表すマーク3063、「取引する」ボタン3061、「取引しない」ボタン3062が表示される。
【0208】
取引の状況を表すマーク3063は、取引画面300に表示された商品について「取引する」ボタン3061が押されて取引を行ったか、「取引しない」ボタン3062が押されて取引をしなかったか、を表すマークが表示される。前者の場合は、「完」、後者の場合は、「待」が表示される。
【0209】
「取引する」ボタン3061は、取引画面300に表示された商品について、ユーザと取引をする場合に押されるボタンである。「取引する」とは、例えば、交換申込を受けた商品との交換を行うことを承諾することである。或いは、「取引する」とは、例えば、そのような承諾を行い、かつ、交換申込を行った商品との交換を重ねて申込むことである。ユーザAが、カーソル202を「取引する」ボタン3061まで持っていき、当該ボタン3061上でクリックすると、このような取引を行うことを決定(又は意思表示を)したことになる。
【0210】
「取引しない」ボタン3062は、このような取引を行わないことを決定した場合に押されるボタンである。
【0211】
なお、「取引する」ボタン3061がクリックされると、図23に示すマッチング詳細画面280へ移行し、「取引しない」ボタン3062がクリックされると、図21に示すマッチング詳細画面280へ移行する。
【0212】
図22に戻り、取引期限が表示される領域307は、ユーザが取引期限を設定した場合にその情報が表示される領域である。図22の場合、取引期限として「2019年11月20日」、契約が成立した状況を表す契約状況、本日の日付「2019年11月13日」、期限までの日数などが表示される。ユーザは、カーソル202を「取引期限」と表示された右側のボックスに移動させ、ここで、キーボード操作などにより、所望の取引期限を入力することで、取引期限を設定することができる。
【0213】
図23は、取引画面300で「取引する」ボタン3061がクリックされた後に表示されるマッチング詳細画面280の例を表す図である。図23も、ユーザAの端末200−Aの画面201−Aに表示されるマッチング詳細画面280の例である。
【0214】
この場合のマッチング詳細画面280には、ユーザAが出品した商品に関する情報を表示する領域284が表示される。マッチング詳細画面280には、それ以外の、マッチング候補領域285、交換希望を受けた商品に関する情報が表示される領域285、及び交換希望を出した商品に関する情報を表示する領域287は表示されない。その代わりに、マッチング詳細画面280には、「他の方の契約待ち状態です。状態を確認する。」表示288が表示される。
【0215】
一方、ユーザB,Cに表示される画面も、ユーザAにより「取引する」ボタン3061がクリックされたため、マッチング詳細画面280が変化する。
【0216】
図24は、このような場合のユーザBのマッチング詳細画面280の例を表す図である。図20のマッチング詳細画面280から、ユーザAによる取引申込(「取引する」ボタン3061のクリック)により、図24に示すマッチング詳細画面280に変化する。
【0217】
マッチング詳細画面280には、更に、取引期限までの日数2853と、「!取引を「する」か「しない」かを先に決定してください。」表示2854とが表示される。
【0218】
取引期限までの日数2853は、取引画面300(図22)でユーザAによって設定された取引期限までの日数が表示される。図24の例では「あと7日」と表示される。
【0219】
「!取引を「する」か「しない」かを先に決定してください。」表示2854は、ユーザAからの取引の申込みに対して、ユーザBに対して取引の成約に集中させるための表示であり、取引を促す表示でもある。当該表示2854により、ユーザBは、「取引へ進む」ボタン2852をクリックして取引画面300へ移行して、「取引する」か「取引しない」かの選択をすることが可能となる。
【0220】
なお、図24に示すように、マッチング詳細画面280の交換希望を受けた商品に関する情報を表示する領域286と交換希望を出した商品に関する情報を表示する領域287には、商品に関する情報は表示されない。これは、ユーザBが「コレと交換」ボタン2862−A1などをクリックするなどして、商品bについての新たな申込を行わせないようにするためである。これにより、本マッチングシステム10では、ユーザBに対して、取引の成約により集中させることが可能となる。
【0221】
また、例えば、ユーザBが3者間以外の他のユーザZの商品zに対して交換申込を行い、マッチング状態となった場合でも、3者間のマッチングに関し、ユーザAによって、取引画面201−A(図22)において「取引する」ボタン3061が押された後は、ユーザZの商品zに関する情報は、マッチング候補領域285には表示されない。ユーザBに対して、取引の成約に集中させるためである。また、1つの商品について、2つのマッチング契約が重複して成立することを防ぐためでもある。さらに、1つの商品について、マッチング契約と購入契約とが重複して成立することを防ぐためでもある。
【0222】
図25は、マッチング詳細画面280(図24)で「取引へ進む」ボタン2852がクリックされた後に、ユーザBの端末200−Bの画面201−Bに表示される取引画面300の例を表す図である。
【0223】
交換申込を受けた商品に関する情報が表示される領域304には、交換申込を受けた自己の商品bの写真と「商品b」の文字、その商品に交換申込を行ったユーザCに関する情報が表示される。また、交換申込を行った商品に関する情報が表示される領域305には、ユーザBが交換申込を行った商品aとユーザAに関する情報が表示される。
【0224】
そして、ユーザBは、ユーザAからの取引の申込を受けて、交換申込を受けたユーザCと交換申込を行ったユーザAとの間で取引を行うことを決定した場合、「取引する」ボタン3061をクリックする。この場合、図26に示すマッチング詳細画面280が表示される。図24に戻り、一方、ユーザBは、そのような取引を行わない場合は、「取引しない」ボタン3062をクリックする。この場合、図20に示すマッチング詳細画面280が表示される。
【0225】
図26は、ユーザBが「取引する」ボタン3061をクリックした後に、ユーザBの端末200−Bの画面201−Bに表示されるマッチング詳細画面280の例を表す図である。この場合も、ユーザAのマッチング詳細画面280(図23)と同様に、「他の方の契約待ち状態です。状態を確認する。」表示288が表示される。
【0226】
図27は、ユーザAとユーザBによる「取引する」ボタン3061のクリックによる取引申込を受けた場合に、ユーザCの端末200−Cの画面201−Cに表示されるマッチング詳細画面280の例を表す図である。図21に示すマッチング詳細画面280が表示された後、ユーザA,Bからの取引申込があると、この画面に切り替わる。
【0227】
このマッチング詳細画面280も、更に、取引期限までの日数2853と、「!取引を「する」か「しない」かを先に決定してください。」表示2854とが表示される。ユーザCが「取引へ進む」ボタン2852をクリックすると、取引画面300へ移行する。
【0228】
なお、図27に示すマッチング詳細画面280も、図24と同様に、交換希望を受けた商品に関する情報を表示する領域286と、交換希望を出した商品に関する情報を表示する領域287には、商品に関する情報は表示されない。また、ユーザBの場合と同様に、ユーザCの商品cが他のユーザXの商品xとマッチング状態であっても、その商品xに関する情報はマッチング候補領域285には表示されない。
【0229】
図28は、このような場合の取引画面300の例を表す図である。交換申込を受けた商品に関する情報が表示される領域304には、ユーザCの商品cの写真と商品名、商品cに交換申込を行ったユーザAの情報が表示される。また、交換申込を行った商品に関する情報が表示される領域304には、ユーザCが交換申込を行った商品bとユーザBに関する情報が表示される。
【0230】
ユーザCは、「取引する」ボタン3061をクリックすると、ユーザAの端末200−Aの画面201−Aには、図29に示すマッチング詳細画面280が表示される。図29に示すマッチング詳細画面280は、「他の方の契約待ち状態です。状態を確認する。」表示288(図23)から、「この商品は取引中です。」表示289へと変わる。
【0231】
これは、ユーザCが「取引する」ボタン3061をクリックしたことで、ユーザAの取引、ユーザBの取引、及びユーザCの取引が成立し、3者間で商品の交換に関する契約が合意されたことを表している。
【0232】
ユーザBのマッチング詳細画面280(図24)とユーザCのマッチング詳細画面280(図27)で表示された「!取引を「する」か「しない」かを先に決定してください。」表示2854は、上述したように、取引成立を促す画面表示となっている。これにより、例えば、ユーザB,Cに対して、取引画面300(図25図28)において、取引するかしないかの選択をさせることが可能となる。したがって、このような表示288が行われない場合と比較して、取引を促して、早期に契約を成立させることが可能となる。このような制御のことを、例えば、「マッチング制御」と称する場合がある。
【0233】
なお、当該表示2854は、他の文字と異なる色で表示されたり、表示2854まわりの枠が赤色、文字が白色などで表示されたり、取引を促すような表示がなされてもよい。
【0234】
以上により、3者間で契約が成立し、全員が出品した商品を交換することが可能となる。
【0235】
取引に関する処理をまとめると、例えば、以下のようになる。
【0236】
すなわち、図6において、マッチング装置100は、3者間以上の全員が、取引画面300において、「取引する」ボタン3061を押したことを検出すると(S17でYes)、取引が成立し、一連の処理を終了させる(S18)。
【0237】
例えば、マッチングシステム10は、以下の処理を行う。
【0238】
すなわち、端末200−Aは、取引画面300(図22)を表示後、「取引する」ボタン3061がクリックされたことを検出すると、当該ボタン3061がクリックされたことを表す情報を生成し、マッチング装置100へ送信する。マッチング部140は、取引部160等を介して、この情報を受信すると、この情報に基づいて、取引が申し込まれたことを表す情報(例えば、商品aから商品cへの取引申込)をメモリ部150に記憶する。この際、マッチング部140は、取引が申し込まれたことを表す情報とともに、取引対象となる、マッチング状態となった商品に関する情報を読み出し、その商品に関する情報が検索されないようにフラグ情報をメモリ部150に記憶する。これにより、マッチング部140は、検索の際、このフラグ情報のある商品に関する情報を検索しないようにすることが可能となる。また、マッチング部140は、受信した情報に基づいて、契約待ち状態のマッチング詳細画面に関する情報を、メモリ部150から読み出して、端末200−Aへ送信する。さらに、マッチング部140は、マッチング制御のマッチング詳細画面に関する情報(又は表示情報)を、メモリ部150から読み出して、端末200−Bへ送信する。
【0239】
端末200−Aは、契約待ち状態に関するマッチング詳細画面に関する情報に基づいて、「他の方の契約待ち状態です。状態を確認する。」が表示されたマッチング詳細画面280(図23)を表示させる。また、端末200−Bは、マッチング制御に関するマッチング詳細画面に関する情報に基づいて、「!取引を「する」か「しない」かを先に決定してください。」が表示されたマッチング詳細画面280(図24)を表示させる。
【0240】
そして、端末200−Bは、「取引へ進む」ボタン2852がクリックされたことを検出すると、当該ボタン2852がクリックされたことを表す情報を生成し、マッチング装置100へ送信する。マッチング部140は、この情報を受信すると、取引画面に関する情報をメモリ部150から読み出して、端末200−Bへ送信する。端末200−Bは、取引画面300(図25)を表示する。
【0241】
端末200−Bは、取引画面300(図25)で「取引する」ボタン3061がクリックされたことを検出すると、その情報をマッチング装置100へ送信する。マッチング部140は、当該情報を受信すると、当該情報に基づいて、取引が申し込まれたことを表す情報(例えば、商品bから商品cへの取引申込)をメモリ部150に記憶する。また、マッチング部140は、当該情報を受信すると、契約待ち状態に関するマッチング詳細画面に関する情報をメモリ部150から読み出して、端末200−Bへ送信する。さらに、マッチング部140は、当該情報を受信すると、マッチング制御のマッチング詳細画面に関する情報(又は表示情報)をメモリ部150から読み出して、端末200−Cへ送信する。
【0242】
端末200−Bは、契約待ち状態のマッチング詳細画面に関する情報に基づいて、マッチング詳細画面280(図26)を表示させる。また、端末200−Cは、マッチング制御のマッチング詳細画面280に関する情報に基づいて、マッチング詳細画面280(図27)を表示させる。
【0243】
端末200−Cは、マッチング詳細画面280(図27)において「取引へ進む」ボタン2852がクリックされたことを検出すると、当該ボタン2852がクリックされたことを示す情報を、マッチング装置100へ送信する。マッチング部140は、当該情報を受信すると、取引画面に関する情報をメモリ部150から読み出して、端末200−Cへ送信する。端末200−Cは、取引画面300(図28)を表示する。
【0244】
端末200−Cは、取引画面300において、「取引する」ボタン3061がクリックされたことを検出すると、その情報をマッチング装置100へ送信する。
【0245】
マッチング部140は、この情報を受信すると、受信した情報に基づいて、取引が申し込まれたことを表す情報(例えば、商品cから商品aへの取引申込)をメモリ部150に記憶する。
【0246】
そして、マッチング部140は、取引が申し込まれたことを表す他の情報をメモリ部150から読み出して、3者間で互いに取引が申し込まれたか否かを確認する。マッチング部140は、3者間で互いに取引が申し込まれたことを確認すると、取引中に関するマッチング詳細画面に関する情報をメモリ部150から読み出して、端末200−A〜200−Cへ送信する。
【0247】
端末200−Aは、この情報に基づいて、図29に示すマッチング詳細画面280を表示する。図29は、端末200−Aにおけるマッチング詳細画面280であるが、他の端末200−B,200−Cも、図29と同じマッチング詳細画面280が表示される。
【0248】
図6に戻り、一方、マッチング装置100は、3者間以上の全員が、取引画面300において、「取引する」ボタン3061を押さなかった場合(S17でNo)、「取引しない」ボタン3062を押したか否かを判別する(S19)。
【0249】
そして、マッチング装置100は、「取引しない」ボタン3062をユーザが押したと判別したとき(S19でYes)、他のユーザがその取引画面300において、「取引する」ボタン3061を押したか否かを判別する(S20)。
【0250】
マッチング装置100は、他のユーザにより「取引する」ボタン3061を押したと判別すると(S20でYes)、S15へ移行して上述した処理を繰り返す。この場合、S19で「取引しない」ボタン3062を押したユーザの画面201は、マッチング詳細画面280に切り替わり、マッチング制御により、「!取引を「する」か「しない」かを先に決定してください。」表示2854が表示され、再び、取引画面300へと促される。他のユーザの画面201には、「他の方の契約待ち状態です。状態を確認する。」表示288が表示されたマッチング詳細画面280が表示される。
【0251】
一方、マッチング装置100は、他のユーザにより「取引する」ボタン3061が押されていないと判別すると(S20でNo)、S15へ移行して上述した処理を繰り返す。この場合、S19で「取引しない」ボタン3062を押したユーザを含む、全ユーザの画面201は、マッチング制御のない、例えば、図19などに示すマッチング詳細画面280に切り替わる。
【0252】
また、一方、マッチング装置100は、「取引しない」ボタン3062が押されたことを検出しなかったとき(S19でNo)、S17へ移行して、上述した処理を繰り返す。この場合は、マッチング装置100は、取引画面300をそのまま表示させることになる。
<1.5 出品管理画面>
図30は、出品管理画面310の例を表す図である。この画面310は、例えば、取引成立後のマッチング詳細画面280が暫く表示された後に表示される画面である。
【0253】
出品管理画面310は、トップ領域311、出品管理画面であることを表示する領域312、及び出品管理詳細領域313を含む。
【0254】
出品管理詳細領域313は、管理画面バー314、交換に関する項目315、及び各項目の状況を表す表示316を含む。
【0255】
管理画面バーは、出品管理画面310、応募管理画面、取引管理画面の各画面へ移行するためのバーである。例えば、ユーザが、カーソル202を、出品管理バーへ持っていき、出品管理バー上でクリックすると、画面201−Aには、出品管理画面310が表示される。また、ユーザが、応募管理バー上でクリックすると、応募管理画面が表示され、取引管理バー上でクリックすると、取引管理画面が表示される。
【0256】
交換に関する項目315は、「交換希望出す」、「交換希望受ける」、「交換状態」、及び「購入状態」の各項目が表示される。そして、各項目の状況を表す表示316には、各項目が現在どのような状況になっているかが表示される。
【0257】
ユーザは、これらの項目により、自己が出品した商品の交換状態や購入状態を把握することができる。図30の例では、ユーザAが出品した商品aについて取引が成立したため、「交換状態」が「取引成立 取引中」と表示される。
<2 4者間による取引の例>
図31は、ユーザAの端末200−Aの画面201−Aに表示される交換希望画面270の例を表す図である。図31は、例えば、図4の例において、商品cから商品bへの交換申込が行われ、商品bから商品aへの交換申込が行われ、さらに、商品aから、ユーザDが出品した商品dへの交換申込を行おうとしている状況での交換希望画面270の例である。
【0258】
図31に示すように、ユーザAは、交換希望画面270において、「交換希望する」ボタン279をクリックすることで、商品aから商品dへの交換申込が行われる。
【0259】
この交換申込が行われることで、図32に示すように、ユーザDの端末200−Dの画面201−Dの交換希望を受けた商品に関する情報を表示する領域286には、交換申込を直接受けたユーザAの商品aに関する情報2861−D1が表示される。さらに、3者間の交換申込の場合(図16など)と同様に、当該領域286には、商品aに対して交換申込を行ったユーザBの商品bに関する情報2861−D2、さらに、商品bに対して交換申込を行ったユーザCの商品cに関する情報2861−D3も表示される。
【0260】
これにより、例えば、4者間においても、ユーザDは、自己の商品dに対して交換申込を行ったユーザAの商品aだけではなく、交換申込を直接受けていない他のユーザの商品b,cについても交換対象として選択することが可能となる。したがって、4者間においても、3者間の場合と同様に、ユーザDは、増えた選択肢の中から交換申込を行う商品を選択できるため、交換成立する可能性が増加し、ユーザが利用し易い環境を提供することができる。
【0261】
また、本マッチング装置100は、4者間においても、4者間で全員が商品を交換可能することができる状態になったとき(例えば図4(B))、マッチング詳細画面280のマッチング候補領域285に、交換対象となる商品の表示が可能となる。
【0262】
これにより、例えば、交換申込がある度に当該領域285に交換対象となる商品を表示させる場合と比較して、マッチング装置100から端末200へ1回の送信で、当該領域285に商品を表示させることが可能となるため、情報量を少なくさせることができる。
【0263】
なお、例えば、図4(A)の状態のときに、ユーザDが商品cではなく商品bへ交換申込を行った場合、この場合は、ユーザA,B,Dの3者間で全員が商品を交換できる状態となる。従って、ユーザA,B,Dの端末200−A,200−B,200−Dには、マッチング詳細画面280のマッチング候補領域285に交換申込をした商品に関する情報が表示される。この場合、ユーザCの端末200−Cに表示されるマッチング候補領域285には、何も表示されないことになる。
【0264】
[その他の実施の形態]
上述した例では、マッチング状態となった商品aから商品cを1つのグループとして、マッチング状態となった1つのグループがマッチング候補領域285に表示される例について説明した。例えば、マッチング候補領域285には、マッチング状態となった複数のグループが表示されてもよい。この場合、例えば、図19に示すマッチング候補領域285には、1段目には1番目のグループ、2段目には2番目のグループ、など、グループ数に応じた段数により、商品に関する情報2851−A1,2852−A2などが表示されてもよい。また、この場合、ユーザAが「取引へ進む」ボタン2852を押すと、当該ボタン2852を押した対象のグループの商品に関する情報がマッチング候補領域285に表示され、他のグループの商品に関する情報は当該領域285には表示されない。この場合、他のユーザB,Cのマッチング詳細画面280(図24図27)も同様に、ユーザAにより選択されたグループの商品に関する情報がマッチング候補領域285に表示される。
【0265】
上述した例では、3者間と4者間の交換について説明した。5者間以上においても、上述した例と同様に実施可能である。また、上述したマッチングシステム10は、2者間の交換も可能である。この場合、例えば、2者間で商品の交換が可能になったとき、マッチング状態となり、マッチング候補領域285に表示されてよい。
【0266】
また、上述した例は、商品の交換を例にして説明した。例えば、サービスの交換、商品とサービスの交換についても同様に実施可能である。
【符号の説明】
【0267】
10:商品又はサービスマッチングシステム
100:商品又はサービスマッチング装置
110:UI 120:交換申込部
130:リンク設定部 140:マッチング部
150:メモリ部 160:取引部
170:CPU 200(200−A〜200−D):端末
201(201−A〜201−D):画面
202:カーソル 205:トップページ画面
2063:出品バー 207:商品検索窓
210:出品画面 220:登録ボタン
221:キャンセルボタン 230:出品詳細画面
2310:出品バー 241:「出品を取り消す」ボタン
242:「戻る」ボタン 250:検索画面
256:「まとめて希望を入れる」ボタン
257:検索結果表示領域 270:交換希望画面
273:交換希望商品情報表示領域
274:出品した商品に関する情報を表示する領域
275:他のユーザの商品に関する情報を表示する領域
279:「交換希望する」ボタン 280:マッチング詳細画面
285:マッチング候補領域 2852:「取引へ進む」ボタン
2854:「!取引を「する」か「しない」かを先に決定してください。」表示
286:交換希望を受けた商品に関する情報を表示する領域
2862−A1,2862−A2:「コレと交換」ボタン
288:「他の方の契約待ち状態です。状態を確認する。」表示
300:取引画面 3061:「取引する」ボタン
3062:「取引しない」ボタン 310:出品管理画
【要約】
【課題】3者間以上で全員が商品又はサービスを交換し合う場合に、端末装置との間で送受信する情報量を一定以下にする商品又はサービスマッチング装置、商品又はサービスマッチング方法、及び商品又はサービスマッチングプログラムを提供すること。
【解決手段】少なくとも第1から第3のユーザ間で商品又はサービスの交換をマッチングさせる商品又はサービスマッチング装置において、第1から第3の端末装置からそれぞれ送信された、商品又はサービスの交換を申し込む第1から第3の交換申込情報を受信したとき、前記第1から第3のユーザの全員が他のユーザへ自己の商品又はサービスを交換し合うことができるマッチング状態になったか否かを判別し、前記マッチング状態になったとき、前記第1から第3の端末装置に各々表示される第1の画面内において取引へ進むことが可能な第1の枠内に前記第1から第3の商品又はサービスに関する情報をそれぞれ表示させる。
【選択図】図19
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27
図28
図29
図30
図31
図32