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特許6647728メッセンジャー連携サービスに関連する方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6647728
(24)【登録日】2020年1月17日
(45)【発行日】2020年2月14日
(54)【発明の名称】メッセンジャー連携サービスに関連する方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20200203BHJP
【FI】
   G06F13/00 650B
【請求項の数】30
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2019-209325(P2019-209325)
(22)【出願日】2019年11月20日
(62)【分割の表示】特願2019-161560(P2019-161560)の分割
【原出願日】2012年12月27日
【審査請求日】2019年12月13日
(31)【優先権主張番号】10-2012-0062882
(32)【優先日】2012年6月12日
(33)【優先権主張国】KR
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】501333021
【氏名又は名称】LINE株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100140431
【弁理士】
【氏名又は名称】大石 幸雄
(72)【発明者】
【氏名】愼 重 ▲燻▼
(72)【発明者】
【氏名】李 ▲征▼ ▲班▼
【審査官】 小林 義晴
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2005/0086309(US,A1)
【文献】 特開2008−059305(JP,A)
【文献】 国際公開第2008/041357(WO,A1)
【文献】 韓国登録特許第10−0858506(KR,B1)
【文献】 国際公開第2013/069893(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0167122(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0144416(US,A1)
【文献】 特開2010−250386(JP,A)
【文献】 特表2007−518146(JP,A)
【文献】 特開2011−164913(JP,A)
【文献】 saori,LINE CAMERA LINEの人気キャラクターを使ったスタンプで写真デコレーションが楽しめます☆,インターネット<URL:https://isuta.jp/category/ipho,2012年 5月 4日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1アプリケーションと前記第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションとを少なくとも含み、第1端末と通信を行う端末によって実行されるプログラムであって、
前記第1アプリケーションにより、前記端末の表示部に第1情報を表示することと、
前記第2アプリケーションに関連する情報を少なくとも含む複数のアプリケーションに関する情報を、前記第1情報が表示された前記表示部に表示することと、
前記表示部に表示された前記第2アプリケーションに関連する情報に対する前記端末のユーザによる入力に基づいて、前記第2アプリケーションにより、前記第1端末のユーザに関連するユーザ情報を前記表示部に表示することと、
前記ユーザ情報に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1情報に関連する情報を、前記端末の通信部を介して前記第1端末に送信することと、
前記第2アプリケーションによって、前記第1端末から送信された情報と、前記端末から送信された情報とを少なくとも含むチャットルームを前記端末の表示部に表示することと、
前記第1アプリケーションにより前記第1端末に表示され、前記第1アプリケーションと、前記第2アプリケーションとに基づき前記第1端末から送信された第2情報に関連する情報を前記端末の通信部を介して受信することと、
前記第2アプリケーションによって、前記表示部に表示された前記チャットルームに、前記第2情報に関連する情報に基づき第3情報を表示することと、
前記チャットルームに表示された前記第3情報に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1アプリケーションによって、前記第2情報を前記表示部に表示することとが前記端末によって実行される。
【請求項2】
請求項1に記載のプログラムであって、
前記表示部に表示された前記第2アプリケーションに関連する情報に対する前記端末のユーザによる入力に基づいて、前記第2アプリケーションに登録された複数ユーザの各々の情報を前記表示部に表示することと、
前記各々の情報のうちの、前記第1端末のユーザに関連する前記ユーザ情報が選択されたことに基づいて、前記通信部を介して前記第1情報に関連する情報を前記第1端末に送信することとが前記端末によって実行される。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載のプログラムであって、
前記第2情報は、前記第1端末のユーザによって前記第1アプリケーションにより作成された第1画像情報を含む。
【請求項4】
請求項3に記載のプログラムであって、
前記第2アプリケーションにより、前記表示部に表示された前記チャットルームに、前記第1画像情報の少なくとも一部に対応する第2画像情報を含む前記第3情報を表示することが前記端末によって実行される。
【請求項5】
請求項4に記載のプログラムであって、
前記チャットルームに表示された前記第3情報に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記表示部に前記第1画像情報を含む前記第2情報を表示することが前記端末によって実行される。
【請求項6】
請求項4または請求項5に記載のプログラムであって、
前記第1アプリケーションにより、前記表示部に表示された前記第2画像情報よりも大きい前記第1画像情報を前記表示部に表示することが前記端末に実行される。
【請求項7】
請求項3から請求項6のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記第1画像情報は、前記第1端末の前記第1アプリケーションによる撮影により作成された画像情報である。
【請求項8】
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記第2情報に関連する情報の受信に基づくプッシュ通知を前記表示部に表示することと、
前記表示部に表示された前記プッシュ通知に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1アプリケーションにより、前記第2情報を前記表示部に表示することとが前記端末によって実行される。
【請求項9】
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記ユーザ情報は、前記第2アプリケーションのチャット履歴に含まれる前記チャットルームの情報を含む。
【請求項10】
請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のプログラムであって、
前記第1アプリケーションは、メッセージアプリケーションとは異なるアプリケーションであり、
前記第2アプリケーションは、前記メッセージアプリケーションである。
【請求項11】
第1端末と通信を行う端末の情報処理方法であって、
第1アプリケーションにより、前記端末の表示部に第1情報を表示することと、
前記第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションに関連する情報を少なくとも含む複数のアプリケーションに関する情報を、前記第1情報が表示された前記表示部に表示することと、
前記表示部に表示された前記第2アプリケーションに関連する情報に対する前記端末のユーザによる入力に基づいて、前記第2アプリケーションにより、前記第1端末のユーザに関連するユーザ情報を前記表示部に表示することと、
前記ユーザ情報に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1情報に関連する情報を、前記端末の通信部を介して前記第1端末に送信することと、
前記第2アプリケーションによって、前記第1端末から送信された情報と、前記端末から送信された情報とを少なくとも含むチャットルームを前記端末の表示部に表示することと、
前記第1アプリケーションにより前記第1端末に表示され、前記第1アプリケーションと、前記第2アプリケーションとに基づき前記第1端末から送信された第2情報に関連する情報を前記端末の通信部を介して受信することと、
前記第2アプリケーションによって、前記表示部に表示された前記チャットルームに、前記第2情報に関連する情報に基づき第3情報を表示することと、
前記チャットルームに表示された前記第3情報に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1アプリケーションによって、前記第2情報を前記表示部に表示することとが前記端末によって実行される。
【請求項12】
請求項11に記載の情報処理方法であって、
前記表示部に表示された前記第2アプリケーションに関連する情報に対する前記端末のユーザによる入力に基づいて、前記第2アプリケーションに登録された複数ユーザの各々の情報を前記表示部に表示することと、
前記各々の情報のうちの、前記第1端末のユーザに関連する前記ユーザ情報が選択されたことに基づいて、前記通信部を介して前記第1情報に関連する情報を前記第1端末に送信することとが前記端末によって実行される。
【請求項13】
請求項11または請求項12に記載の情報処理方法であって、
前記第2情報は、前記第1端末のユーザによって前記第1アプリケーションにより作成された第1画像情報を含む。
【請求項14】
請求項13に記載の情報処理方法であって、
前記第2アプリケーションにより、前記表示部に表示された前記チャットルームに、前記第1画像情報の少なくとも一部に対応する第2画像情報を含む前記第3情報を表示することが前記端末によって実行される。
【請求項15】
請求項14に記載の情報処理方法であって、
前記チャットルームに表示された前記第3情報に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記表示部に前記第1画像情報を含む前記第2情報を表示することが前記端末によって実行される。
【請求項16】
請求項14または請求項15に記載の情報処理方法であって、
前記第1アプリケーションにより、前記表示部に表示された前記第2画像情報よりも大きい前記第1画像情報を前記表示部に表示することが前記端末に実行される。
【請求項17】
請求項13から請求項16のいずれか一項に記載の情報処理方法であって、
前記第1画像情報は、前記第1端末の前記第1アプリケーションによる撮影により作成された画像情報である。
【請求項18】
請求項11から請求項17のいずれか一項に記載の情報処理方法であって、
前記第2情報に関連する情報の受信に基づくプッシュ通知を前記表示部に表示することと、
前記表示部に表示された前記プッシュ通知に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1アプリケーションにより、前記第2情報を前記表示部に表示することとが前記端末によって実行される。
【請求項19】
請求項11から請求項18のいずれか一項に記載の情報処理方法であって、
前記ユーザ情報は、前記第2アプリケーションのチャット履歴に含まれる前記チャットルームの情報を含む。
【請求項20】
請求項11から請求項19のいずれか一項に記載の情報処理方法であって、
前記第1アプリケーションは、メッセージアプリケーションとは異なるアプリケーションであり、
前記第2アプリケーションは、前記メッセージアプリケーションである。
【請求項21】
第1端末と通信を行う端末であって、
第1アプリケーションと前記第1アプリケーションとは異なる第2アプリケーションとを少なくとも含むプログラムを記憶媒体から読み出し、前記プログラムに基づいて処理を実行するコンピュータを備え、
前記コンピュータは、
前記第1アプリケーションにより、前記端末の表示部に第1情報を表示することと、
前記第2アプリケーションに関連する情報を少なくとも含む複数のアプリケーションに関する情報を、前記第1情報が表示された前記表示部に表示することと、
前記表示部に表示された前記第2アプリケーションに関連する情報に対する前記端末のユーザによる入力に基づいて、前記第2アプリケーションにより、前記第1端末のユーザに関連するユーザ情報を前記表示部に表示することと、
前記ユーザ情報に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1情報に関連する情報を、前記端末の通信部を介して前記第1端末に送信することと、
前記第2アプリケーションによって、前記第1端末から送信された情報と、前記端末から送信された情報とを少なくとも含むチャットルームを前記端末の表示部に表示することと、
前記第1アプリケーションにより前記第1端末に表示され、前記第1アプリケーションと、前記第2アプリケーションとに基づき前記第1端末から送信された第2情報に関連する情報を前記端末の通信部を介して受信することと、
前記第2アプリケーションによって、前記表示部に表示された前記チャットルームに、前記第2情報に関連する情報に基づき第3情報を表示することと、
前記チャットルームに表示された前記第3情報に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1アプリケーションによって、前記第2情報を前記表示部に表示することとを実行する。
【請求項22】
請求項21に記載の端末であって、
前記コンピュータは、
前記表示部に表示された前記第2アプリケーションに関連する情報に対する前記端末のユーザによる入力に基づいて、前記第2アプリケーションに登録された複数ユーザの各々の情報を前記表示部に表示することと、
前記各々の情報のうちの、前記第1端末のユーザに関連する前記ユーザ情報が選択されたことに基づいて、前記通信部を介して前記第1情報に関連する情報を前記第1端末に送信することとを実行する。
【請求項23】
請求項21または請求項22に記載の端末であって、
前記第2情報は、前記第1端末のユーザによって前記第1アプリケーションにより作成された第1画像情報を含む。
【請求項24】
請求項23に記載の端末であって、
前記コンピュータは、
前記第2アプリケーションにより、前記表示部に表示された前記チャットルームに、前記第1画像情報の少なくとも一部に対応する第2画像情報を含む前記第3情報を表示することを実行する。
【請求項25】
請求項24に記載の端末であって、
前記コンピュータは、
前記チャットルームに表示された前記第3情報に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記表示部に前記第1画像情報を含む前記第2情報を表示することを実行する。
【請求項26】
請求項24または請求項25に記載の端末であって、
前記コンピュータは、
前記第1アプリケーションにより、前記表示部に表示された前記第2画像情報よりも大きい前記第1画像情報を前記表示部に表示することを実行する。
【請求項27】
請求項23から請求項26のいずれか一項に記載の端末であって、
前記第1画像情報は、前記第1端末の前記第1アプリケーションによる撮影により作成された画像情報である。
【請求項28】
請求項21から請求項27のいずれか一項に記載の端末であって、
前記コンピュータは、
前記第2情報に関連する情報の受信に基づくプッシュ通知を前記表示部に表示することと、
前記表示部に表示された前記プッシュ通知に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第1アプリケーションにより、前記第2情報を前記表示部に表示することを実行する。
【請求項29】
請求項21から請求項28のいずれか一項に記載の端末であって、
前記ユーザ情報は、前記第2アプリケーションのチャット履歴に含まれる前記チャットルームの情報を含む。
【請求項30】
請求項21から請求項29のいずれか一項に記載の端末であって、
前記第1アプリケーションは、メッセージアプリケーションとは異なるアプリケーションであり、
前記第2アプリケーションは、前記メッセージアプリケーションである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メッセンジャープラットフォームの人間関係を基盤とするソーシャルグラフを活用したメッセンジャー連携サービスシステムおよびその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
最近では、スマート機器市場の発達に伴って既存のコンピュータ基盤のメッセンジャーがスマート機器に接続され、次第に多くのスマート機器のメッセンジャーアプリケーションが開発されている。このようなメッセンジャーアプリケーションは、友だちの間だけではなく会社などの各種集まりでも有効に使用されているが、スマート機器内に保存されているテキスト共有以外のデータや各種アプリケーションに関連するデータの共有には制限があった。
【0003】
現在のメッセンジャーを利用した連携サービスは、スマート機器内に保存されている写真や動画、連絡先、または音声ファイル程度に限って送信が可能であり、さらに、最近ではSNS(Social Network Service)によってメッセンジャー友だちリストと連携してSNS友だちとして推薦し、メッセンジャーとSNSのデータ情報が連携するサービスが提供されたりもしたが、これは限定的なデータ共有サービスであり、さらに連携しようとする友だちリストをユーザが手動で推薦しなければならないという不便さがあった。
【0004】
したがって、本発明によってメッセンジャーのプラットフォームの人間関係、すなわち、友だち関係を活用して多様なデータの送信と共有を可能にし、ユーザがより便利なサービスを利用できるようにする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
スマート機器内の写真や動画、音声ファイルなどに限ってメッセンジャーや文字メッセージを介して送信が可能であった従来のサービスを補完し、メッセンジャー連携アプリケーション、例えば、カードアプリケーション、カメラアプリケーション、スケジュールアプリケーションなどに関連するデータを、メッセンジャーを介して送信と共有が可能となるようにすることを目的とする。
【0006】
また、送信したり共有しようとする友だち関係やグループ関係、チャットルームを自動で呼び出せるようにし、ユーザが便利なサービスを利用できるようにすることを他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態によると、第1アプリケーションによって第1情報を表示する第1端末と通信を行う端末のコンピュータによって実行されるプログラムは、前記第1情報を表示する第1アプリケーションを介して、前記第1端末の第2アプリケーションによって送信された、前記第1情報に関する第2情報を前記端末の通信部を介して受信することと、前記第2アプリケーションによって、前記第1端末から送信された情報と、前記端末から送信された情報とを少なくとも表示するチャットルームに前記第2情報を表示することと、前記チャットルームに表示された前記第2情報に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第2情報に関連する前記第1情報を、前記第1アプリケーションによって前記端末の表示部に表示することとを含む。
【0008】
本発明の一実施形態によると、第1アプリケーションによって第1情報を表示する第1端末と通信を行う端末の表示方法は、前記第1情報を表示する第1アプリケーションを介して、前記第1端末の第2アプリケーションによって送信された、前記第1情報に関する第2情報を前記端末の通信部を介して受信することと、前記第2アプリケーションによって、前記第1端末から送信された情報と、前記端末から送信された情報とを少なくとも表示するチャットルームに前記第2情報を表示する制御を前記端末の制御部によって行うことと、前記チャットルームに表示された前記第2情報に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第2情報に関連する前記第1情報を、前記第1アプリケーションによって前記端末の表示部に表示することとを含む。
【0009】
本発明の一実施形態によると、第1アプリケーションによって第1情報を表示する第1端末と通信を行う端末であって、記憶媒体に記憶されたプログラムを読み出し、前記プログラムに基づいて処理を実行するコンピュータを備え、前記コンピュータは、前記第1情報を表示する第1アプリケーションを介して、前記第1端末の第2アプリケーションによって送信された、前記第1情報に関する第2情報を受信することと、前記第2アプリケーションによって、前記第1端末から送信された情報と、前記端末から送信された情報とを少なくとも表示するチャットルームに前記第2情報を表示することと、前記チャットルームに表示された前記第2情報に対する前記端末のユーザの入力に基づいて、前記第2情報に関連する前記第1情報を、前記第1アプリケーションによって前記端末の表示部に表示することとを実行する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によって、メッセンジャーと連携しているアプリケーションのデータをメッセンジャー友だちやグループまたはチャットルームを介して送信したり共有したりすることができるため、より便利な連携サービスを提供することができ、そのデータの種類も多様化することができる。
【0011】
また、メッセンジャー友だちやグループをすべて推薦する必要なく、連携して既存の発明の不便さを解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施形態において、メッセンジャーとメッセンジャー連携アプリケーションの一例を示す図である。
図2】本発明の一実施形態において、メッセンジャー連携サービスシステムの内部構造を示すブロック図である。
図3】本発明の一実施形態において、送信者がメッセンジャー連携サービスを実行する一例を示す図である。
図4】本発明の一実施形態において、受信者がメッセンジャー連携サービスを実行する一例を示す図である。
図5】本発明の一実施形態において、受信者がメッセンジャー連携サービスを実行する一例を示す図である。
図6】本発明の一実施形態において、送信者がメッセンジャー連携サービスを実行する一例を示す図である。
図7】本発明の一実施形態において、受信者がメッセンジャー連携サービスを実行する一例を示す図である。
図8】本発明の一実施形態において、受信者がメッセンジャー連携サービスを実行する一例を示す図である。
図9】本発明の一実施形態において、メッセンジャー連携サービス方法の各ステップを示すフローチャートである。
図10】本発明の一実施形態において、メッセンジャー連携サービス方法の各ステップを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
【0014】
本発明で提案するメッセンジャー連携サービスシステムおよびその方法は、ユーザのスマート機器に設置されたメッセンジャープラットフォームのソーシャルグラフを利用し、メッセンジャー連携アプリケーションのデータをメッセンジャー友だちやグループ関係のユーザに送信したり共有したりできるようにする。
【0015】
図1は、本発明の一実施形態において、メッセンジャー110とメッセンジャー連携アプリケーション120の一例を示す図である。図1に示すように、メッセンジャー110に連携するメッセンジャー連携アプリケーション120の種類は、カード、カメラ、スケジュール、ゲーム、フォトアルバム、カレンダー、SNS、および連絡先アプリケーションなどであってもよく、各アプリケーションに関連するデータあるいはアプリケーション自体に対して送信または共有要請が可能である。
【0016】
例えば、カードアプリケーションを介してメッセンジャー友だちにカードを送信しても
よく、カメラアプリケーションを介して前記カメラアプリケーションで撮影した写真や保存されている写真を送信および共有してもよく、スケジュールアプリケーションに保存されているスケジュールを送信および共有したり、スケジュールを要請したりしてもよい。また、メッセンジャー友だちにゲームアプリケーションを推薦したり、一緒にゲームをしようと要請したりしてもよく、フォトアルバムアプリケーションに保存されているフォトアルバムを共有してもよく、カレンダーアプリケーションを介してユーザの重要な記念日や日程を送信してもよく、さらにSNS友だちとして登録したりデータを共有するためにSNSアプリケーションで利用してもよく、連絡先アプリケーションに保存されている連絡先や個人情報を送信したりメッセンジャー友だちに送信要請するなど、メッセンジャー連携サービスは、メッセンジャー110を介してより多くのデータの送信と共有を可能にする。
【0017】
メッセンジャー連携サービスシステム200において、図2は、内部構成を示すブロック図である。メッセンジャープラットフォームの人間関係を基盤とするソーシャルグラフを活用したメッセンジャー連携サービスシステム200において、メッセンジャーとメッセンジャー連携アプリケーションのユーザ認証を実行することによって行われるシステムである。このシステムは、メッセンジャーのユーザと友だちの間のソーシャルグラフを抽出する関係抽出部210、メッセンジャー連携アプリケーションで友だちに送信したり友だちと共有したりしようとするデータを選択する選択部220、選択したデータを友だちに送信したり共有要請を実行したりする実行部230で構成されてもよい。
【0018】
メッセンジャー連携サービスシステム200におけるユーザ認証は、連携アプリケーションを使用するとき、ユーザの同意を求めることによって自動でユーザ認証処理されてもよい。ここで、同意を求めることができる対象は、メッセンジャーにユーザ認証を完了した場合であってもよい。後述するメッセンジャー連携サービスシステムは、ユーザが同意処理を行った状態で提供されるサービスである。
【0019】
図2の関係抽出部210は、前記メッセンジャー友だち関係とグループ関係のソーシャルグラフを抽出し、これらの関係において、チャット履歴を共に抽出する。ユーザが送信したり共有要請を実施したりする対象は、ユーザの友だちリストに限定されるのではなく、ユーザの友だちとグループ、チャットルームになってもよい。
【0020】
選択部220は、メッセンジャー連携アプリケーションを選択したり、連携アプリケーションに関連するデータを選択したりしてもよい。メッセンジャー連携アプリケーションに関連するデータは、友だちに送信したり友だちと共有しようとするデータであって、メッセンジャー連携アプリケーションに保存されているデータから抽出したり、メッセンジャー連携アプリケーションに関連する新規データを作成したりしてもよい。このように選択されたデータあるいはアプリケーションを関係抽出部210で抽出した対象に送信したり共有要請を実施したりしてもよい。
【0021】
実行部230は、メッセンジャー連携アプリケーションの実行状態でメッセンジャー連携サービスに接続することによって実行され、メッセンジャー連携アプリケーションで友だち関係とグループ関係のソーシャルグラフやチャット履歴を呼び出し、送信したり共有する友だちやグループまたはチャット履歴を選択してデータを送信したり共有要請を実行したりしてもよい。ここで、選択する対象の数あるいは対象の種類には制限をしなくてもよい。
【0022】
また、メッセンジャー連携サービスシステムは、送信するユーザの設定に応じてプッシュ(Push)お知らせ、通知(Notification)お知らせ、またはチャットメッセージを介して実行された内容を伝達してもよい。
【0023】
メッセンジャー連携サービス使用に対する一例を、図3図5の図面を参照しながら説明する。図3は、メッセンジャー連携サービスを利用してデータを送信する送信者の一例であり、図4図5は、送信者からデータが送信された受信者の一例を示したものである。前記送信者は、図面上ではユーザと記載されている。
【0024】
まず、送信者は、受信者がお知らせをどのような方法によって受けるのかを決定してもよい。上述したように、Push、Notificationやメッセンジャーのチャットルームを介したお知らせのうちから選択して受信者が受けることができるようにする。
【0025】
図3の場合、メッセンジャースケジュールアプリケーションを利用した一例であって、ユーザは新規データを作成して送信するが、図面の新規作成データは、共有しようとするスケジュールに対して可能な日程と場所に対する賛成、反対を投票するものである。共有要請を実施するメンバーを追加するために、図に示すようにTap(指で素早く押す行為)すれば、次の画面に移るようになる。図に示されている友だちリストは、メッセンジャープラットフォームに基づいた友だち関係にある友だちリストであり、選択することができる対象は、友だち、グループ、対話タブに対してすべて選択が可能である。グループタブでは送信者が属しているグループや集まりのリストを、対話タブでは送信者と友だちまたはグループ単位で対話したチャットルームを選択してもよく、選択する対象とその数に制限をせずに実行してもよい。選択を完了すれば、自動で受信者にデータや共有要請が発送される。
【0026】
図3図5の一例において、「10月飲み会」集まりに対する日程を共有要請して投票を実施し、投票の対象は「グループ1」のグループとする。
【0027】
送信者の発送要請がなされれば、システムは即時に受信者が確認できるように、送信者が予め選択した方法によってお知らせを実行する。図4図5は、図3で発送したデータを受信者が受信して確認することを示すものであって、送信者が共有要請した内容は、「10月飲み会」の日程と場所に対する投票である。送信者が事前にチャットルームを介してお知らせを選択すれば、図4に示すように、メッセンジャーのチャットルームを介してユーザが発送した内容を確認することができ、チャットで受信された内容をTapして要請した投票を進めるようになる。
【0028】
実施形態において、図3でPushやNotificationを選択して共有要請すれば、受信者の待機画面の最上位にお知らせウィンドウが現れるようになり、図5の「詳細に」をTapすれば、ユーザが送信した内容を確認することができ、要請した投票を進められるようになる。
【0029】
メッセンジャープラットフォームの人間関係を基盤とするソーシャルグラフを活用したメッセンジャー連携サービスシステムは、メッセンジャー連携アプリケーションを実行させることによって行われるシステムとして作動してもよい。このシステムは、メッセンジャー連携アプリケーションで、友だちに送信したり友だちと共有しようとするデータを選択する選択部220、メッセンジャーのユーザと友だちの間のソーシャルグラフを抽出する関係抽出部210、選択したデータを友だちに送信したり共有要請を実行したりする実行部230で構成される。
【0030】
以下で説明するメッセンジャー連携サービスシステムは、ユーザの認証を受けていない状態で他の方法によってメッセンジャー連携サービスを実行してもよい。
【0031】
メッセンジャー連携サービスシステムは、メッセンジャープラットフォームの人間関係をメッセンジャー連携アプリケーションに接続することによって実行され、メッセンジャーを動作させれば友だち関係とグループ関係のソーシャルグラフやチャット履歴を自動で呼び出し、チャットルームを介したお知らせを選択してメッセンジャーのチャットルームで送信したり、Pushお知らせやNotificationお知らせを選択して共有する対象またはチャット履歴を選択し、選択したデータを送信したり共有要請を実行したりしてもよい。
【0032】
これに関連する一例として、図6図8を参照してもよい。上述したように、メッセンジャー連携アプリケーションを作動させることによってメッセンジャー連携サービスの実施が可能となる。
【0033】
図6の一例は、メッセンジャー連携サービスを利用する送信者の画面を示したものであり、カードアプリケーションを利用したメッセンジャー連携サービスを説明する。説明したように、メッセンジャー連携サービスは、メッセンジャー連携アプリケーションを実行することによって実施が可能となる。
【0034】
カードアプリケーションを実行させて送信しようとするカードを作成した後、カードの受信者を、メッセンジャー連携サービスを利用して決定してもよいが、このとき、送信者は、メッセンジャーを動作させることにより、友だち関係とグループ関係のソーシャルグラフやチャット履歴を自動で呼び起こしてもよい。図3の実施形態のように、このとき、送信者は、友だちタブ、グループタブ、対話タブの選択が可能である。グループタブでは送信者が属しているグループや集まりのリストを、対話タブでは送信者と友だちまたはグループ単位で対話をしたチャットルームを選択してもよい。
【0035】
また、図7図8は、送信者がメッセンジャー連携サービスによって送信したカードを受信者が確認することを示したものである。メッセンジャー連携サービスを実施するにおいて、送信するユーザの設定に応じてPushお知らせ、Notificationお知らせ、またはチャットメッセージを介して実行された内容を伝達してもよい。作成したカードを、チャットメッセージを介して受信者に伝達する場合、図7のように、メッセンジャーのチャットルームにカードお知らせが対話ウィンドウで表示され、受信者がその内容を確認できるようになる。また、Pushお知らせ、Notificationお知らせを介して受信者に伝達する場合、図8に示すように、受信者の待機画面の最上位層にお知らせウィンドウが現れ、「詳細に」をTapすることにより、受信者はメッセンジャーを実行する必要なく送信者が送信したカードを確認できるようになる。
【0036】
メッセンジャープラットフォームの人間関係を基盤とするソーシャルグラフを活用したメッセンジャー連携サービス方法において、メッセンジャーとメッセンジャー連携アプリケーションのユーザ認証を実行することによって行われる方法である。このメッセンジャー連携サービス方法は、図2で説明したメッセンジャー連携システム200に基づいて各ステップが行われてもよい。
【0037】
メッセンジャー連携サービスシステム200は、メッセンジャーのユーザと友だちの間のソーシャルグラフを抽出するステップ910、メッセンジャー連携アプリケーションで友だちに送信したり友だちと共有したりしようとするデータを選択するステップ920、選択したデータを友だちに送信したり共有要請を実行したりするステップ930を含んで実行されてもよい。
【0038】
メッセンジャー連携サービス方法において、メッセンジャーのユーザ認証は、連携アプリケーションを使用するとき、ユーザの同意を求めることによって自動でユーザ認証処理されてもよい。ユーザ認証処理されたユーザにおいて、メッセンジャー連携サービス方法
は以下のように実施されてもよい。
【0039】
メッセンジャーのユーザと友だちの間のソーシャルグラフを抽出するステップ910で、メッセンジャー連携サービスシステム200は、メッセンジャー友だち関係とグループ関係のソーシャルグラフを抽出し、友だち関係やグループ関係において、チャット履歴を共に抽出してもよい。このように抽出したソーシャルグラフとチャット履歴は、ステップ920で送信および共有要請をする対象となってもよい。
【0040】
また、メッセンジャー連携アプリケーションで友だちに送信したり友だちと共有しようとするデータを選択するステップ920で、メッセンジャー連携サービスシステム200は、メッセンジャー連携アプリケーションを選択したり、連携アプリケーションに関連するデータを選択したりしてもよい。メッセンジャー連携アプリケーションに関連するデータは、友だちに送信したり友だちと共有したりしようとするデータである。このデータは、メッセンジャー連携アプリケーションに保存されているデータから抽出したり、メッセンジャー連携アプリケーションに関連する新規データを作成したりすることを意味してもよい。ステップ920で選択することができるデータの例としては、カード、カメラ、スケジュール、ゲーム、フォトアルバム、カレンダー、SNS、および連絡先アプリケーション自体であったり、羅列したメッセンジャー連携アプリケーションに関連するデータであったりしてもよい。
【0041】
また、選択したデータを友だちに送信したり共有要請を実行したりするステップ930は、メッセンジャー連携アプリケーションの実行状態でメッセンジャー連携サービスに接続することによって実行され、メッセンジャー連携アプリケーションで友だち関係とグループ関係のソーシャルグラフやチャット履歴を呼び出し、送信したり共有したりする友だちやグループまたはチャット履歴を選択し、ステップ920で選択したデータを送信したり共有要請を実行したりしてもよい。
【0042】
説明したメッセンジャー連携サービス方法は、送信するユーザの設定に応じてPushお知らせ、Notificationお知らせ、またはチャットメッセージを介して選択したデータを伝達してもよい。
【0043】
以下、説明するメッセンジャー連携サービス方法は、ユーザ認証を経ていないユーザに提供される方法である。このメッセンジャー連携サービス方法は、図2で説明したメッセンジャー連携システム200に基づいて各ステップが実行されてもよい。
【0044】
図10のメッセンジャー連携サービス方法は、メッセンジャー連携アプリケーションを実行させることによってサービスが行われ、メッセンジャープラットフォームの人間関係を基盤とするソーシャルグラフを活用したメッセンジャー連携サービス方法において、メッセンジャー連携アプリケーションで友だちに送信したり友だちと共有したりしようとするデータを選択するステップ1010、メッセンジャーのユーザと友だちの間のソーシャルグラフを抽出するステップ1020、選択したデータを友だちに送信したり共有要請を実行したりするステップ1030を含んでもよい。
【0045】
メッセンジャーのユーザと友だちの間のソーシャルグラフを抽出するステップ1020で、メッセンジャープラットフォームの人間関係は、メッセンジャー連携アプリケーションに接続することによって抽出されてもよい。
【0046】
また、メッセンジャー連携サービス方法は、メッセンジャーを動作させることにより友だち関係とグループ関係のソーシャルグラフやチャット履歴を自動で呼び出してもよく、メッセンジャーを介して送信したり共有したりする対象またはチャット履歴を選択し、選択したデータを送信したり共有要請を実行したりしてもよい。メッセンジャーは、メッセンジャー連携サービスを利用するのにデータを送信したり共有要請を実施したりする対象を呼び出すために実行させる。
【0047】
コンピュータシステムがメッセンジャープラットフォームの人間関係を基盤とするソーシャルグラフを活用したメッセンジャー連携サービス方法において、メッセンジャーとメッセンジャー連携アプリケーションのユーザ認証を実行することによって行うように制御する命令(instruction)を含むコンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、前記命令は、メッセンジャーのユーザと友だちの間のソーシャルグラフを抽出するステップ、メッセンジャー連携アプリケーションで友だちに送信したり友だちと共有したりしようとするデータを選択するステップ、選択したデータを友だちに送信したり共有要請を実行したりするステップを含むメッセンジャー連携サービス方法によって前記コンピュータシステムを制御するコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。
【0048】
または、コンピュータシステムがメッセンジャープラットフォームの人間関係を基盤とするソーシャルグラフを活用したメッセンジャー連携サービス方法において、メッセンジャー連携アプリケーションを実行させることによって行われるように制御する命令(instruction)を含むコンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、前記命令は、メッセンジャー連携アプリケーションで友だちに送信したり友だちと共有したりしようとするデータを選択するステップ、メッセンジャーのユーザと友だちの間のソーシャルグラフを抽出するステップ、選択したデータを友だちに送信したり共有要請を実行したりするステップを含むメッセンジャー連携サービス方法によって前記コンピュータシステムを制御するコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。
【0049】
コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含んでもよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計されて構成されたものであったり、コンピュータソフトウェア当業者に公示されて使用可能なものであったりしてもよい。
【0050】
上述したように、本発明は限定された実施形態と図面によって説明されたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明が属する分野において通常の知識を有する者であれば、このような記載から多様な修正および変形が可能である。
【0051】
したがって、本発明の範囲は、説明された実施形態に限定されて決定されてはならず、添付する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものなどによって定められなければならない。
【符号の説明】
【0052】
200:メッセンジャー連携サービスシステム
210:関係抽出部
220:選択部
230:実行部
【要約】
【課題】ユーザが便利なサービス利用できるようにすること。
【解決手段】メッセンジャー連携サービスに関連する方法であって、メッセンジャー連携サービスと連携した第1の連携アプリケーションに保存されたデータを抽出するあるいは第1の連携アプリケーションと関連したデータを生成する段階と、メッセンジャー連携サービスにおけるユーザ間の関係に関連するソーシャルグラフまたはチャット履歴を呼び出す機能を生成する段階と、呼び出す機能の選択を受け付ける段階と、呼び出す機能の選択に基づいて、ソーシャルグラフまたはチャット履歴を表示する段階と、抽出されたデータあるいは生成されたデータを、ソーシャルグラフまたはチャット履歴に基づいて選択された端末に送信する段階と、を含み、抽出されたデータあるいは生成されたデータは、端末にインストールされているメッセンジャーに連携された第2の連携アプリケーションによって端末に表示される。
【選択図】図4
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10