特許第6648317号(P6648317)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6648317
(24)【登録日】2020年1月17日
(45)【発行日】2020年2月14日
(54)【発明の名称】光源
(51)【国際特許分類】
   F21S 2/00 20160101AFI20200203BHJP
   H01L 33/00 20100101ALI20200203BHJP
   F21Y 105/16 20160101ALN20200203BHJP
   F21Y 113/13 20160101ALN20200203BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20200203BHJP
【FI】
   F21S2/00 482
   H01L33/00 L
   F21Y105:16
   F21Y113:13
   F21Y115:10
【請求項の数】4
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2019-6741(P2019-6741)
(22)【出願日】2019年1月18日
【審査請求日】2019年2月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】516152239
【氏名又は名称】タカラ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】特許業務法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】橋本 公起
【審査官】 下原 浩嗣
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−027731(JP,A)
【文献】 特開2006−331839(JP,A)
【文献】 国際公開第2009/145298(WO,A1)
【文献】 特表2009−539229(JP,A)
【文献】 特開2010−045602(JP,A)
【文献】 中国特許出願公開第101390004(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 2/00
H01L 33/00
F21Y 105/16
F21Y 113/13
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
3種類の発光色を発光するLEDが基板上にn行、m列(n、mは自然数)のマトリクス状に配置され、
前記3種類の発光色のうちの第1の発光色を発光するLEDは、[1+3(h−1)]列目の[1+4(i−1)]行目、[2+3(h−1)]列目の[2i]行目、[3h]列目の[3+4(i−1)]行目に配置され、残りの2種類の発光色のうちの1つである第2の発光色を発光するLEDは、[1+3(h−1)]列目の[[3+4(i−1)]行目、[2+3(h−1)]列目の[1+4(i−1)]行目、[3h]列目の[2i]行目に配置され、残りの1つの発光色である第3の発光色を発光するLEDは、[1+3(h−1)]列目の[2i]行目、[2+3(h−1)]列目の[3+4(i−1)]行目、[3h]列目の[1+4(i−1)]行目に等間隔に配置され(h、iは自然数)、それぞれのLEDは前記基板上に形成されたパターンに接続され、前記第1の発光色を発光するLED、前記第2の発光色を発光するLED、前記第3の発光色を発光するLEDは、それぞれの駆動回路に接続される、ことを特徴とする光源。
【請求項2】
前記nと前記mとの積は3の倍数であり、前記第1の発光色を発光するLED、前記第2の発光色を発光するLED、前記第3の発光色を発光するLEDは同数である、ことを特徴とする請求項1に記載の光源。
【請求項3】
前記3種類の発光色を発光させるLEDのうち少なくとも1種類のLEDを点灯させる、ことを特徴とする請求項1に記載の光源。
【請求項4】
前記3種類の発光色は、赤、緑、青であることを特徴とする請求項1に記載の光源。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明用の光源に係り、より詳しくは、LEDの配列による配光バランスの優れた光源に関する。
【背景技術】
【0002】
LEDを搭載した基板が照明用に採用されるようになってきている。照明用の白色光を得るためには、一般的に赤色光を発光するLED、緑色光を発光するLED、青色光を発光するLEDの3種類のLEDをそれぞれ複数個使用し、それらを配列して使用する。
【0003】
この時、上記3種のLEDの配列は、例えば1ライン目を赤色光を発光するLEDとし、2ライン目を緑色光を発光するLEDとし、3ライン目を青色光を発光するLEDとすることが行われている。
しかしながら、上記3種類のLEDが配列された光源と、被写体との距離が短い(例えば300mm)場合、配光バランスが良くなく、本来の白色になりにくい。
【0004】
また、被写体の状況によっては、赤色光、緑色光、青色光を全て点灯させず、赤色光、緑色光、青色光のうちの1色又は2色を使用した方が鮮明になることがあるが、従来のLED配列では、上記1色又は2色の光のLEDを点灯した場合、被写体の中心から外れて照らすことになっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特表2009−539229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本願の目的は、3種類の発光色をそれぞれ発光する複数のLEDの配列を適正化し、配光バランスが優れた光源を具現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明による光源は、3種類の発光色を発光するLEDが基板上にn行、m列(n、mは自然数)のマトリクス状に配置され、
前記3種類の発光色のうちの第1の発光色を発光するLEDは、[1+3(h−1)]列目の[1+4(i−1)]行目、[2+3(h−1)]列目の[2i]行目、[3h]列目の[3+4(i−1)]行目に配置され、残りの2種類の発光色のうちの1つである第2の発光色を発光するLEDは、[1+3(h−1)]列目の[[3+4(i−1)]行目、[2+3(h−1)]列目の[1+4(i−1)]行目、[3h]列目の[2i]行目に配置され、残りの1つの発光色である第3の発光色を発光するLEDは、[1+3(h−1)]列目の[2i]行目、[2+3(h−1)]列目の[3+4(i−1)]行目、[3h]列目の[1+4(i−1)]行目に等間隔に配置され(h、iは自然数)、それぞれのLEDは前記基板上に形成されたパターンに接続され、前記第1の発光色を発光するLED、前記第2の発光色を発光するLED、前記第3の発光色を発光するLEDは、それぞれの駆動回路に接続される、ことを特徴とする。
【0008】
前記nと前記mとの積は3の倍数であり、前記第1の発光色を発光するLED、前記第2の発光色を発光するLED、前記第3の発光色を発光するLEDは同数である、ことを特徴とする。
【0009】
前記3種類の発光色を発光させるLEDのうち少なくとも1種類のLEDを点灯させることにより所望の色の光が得られる、ことを特徴とする。
【0010】
前記3種類の発光色は、赤、緑、青であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明により、3種類の発光色をそれぞれ発光する複数のLEDを使用した配光バランスの優れた光源が具現できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施例に係るLEDの配列を示す平面図である。
図2】本発明の一実施例によるLEDチップの封止樹脂が無い場合の配光特性を示す図である。
図3】本発明の一実施例によるLEDチップの封止樹脂が有る場合の配光特性を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
図1は、本発明の一実施例に係るLEDの配列を示す平面図である。
本実施例においては、赤色光を発光するLED(「R」で示す)、緑色光を発光するLED(「G」で示す)、青色光を発光するLED(「G」で示す)が基板10上にn行、m列(n、mは自然数)のマトリクス状に配置される。
【0014】
図1において、nは11であり、mは12であるが、これに限定されるものではない。
また、3種類の発光色を赤、緑、青として例示したが、それ以外の組合せでもよい。
【0015】
図1において、1行目1列目には赤色光を発光するLEDが配置されているが、これは例であって、これに限定されない。
すなわち、3種類の発光色のうちの第1の発光色のLED(例えば、赤色光を発光するLED)は、[1+3(h−1)]列目の[1+4(i−1)]行目、[2+3(h−1)]列目の[2i]行目、[3h]列目の[3+4(i−1)]行目に配置され、残りの2種類の発光色のうちの1つの発光色のLED(例えば、緑色光を発光するLED)は、[1+3(h−1)]列目の[[3+4(i−1)]行目、[2+3(h−1)]列目の[1+4(i−1)]行目、[3h]列目の[2i]行目に配置され、残りの1つの発光色のLED(例えば、青色光を発光するLED)は、[1+3(h−1)]列目の[2i]行目、[2+3(h−1)]列目の[3+4(i−1)]行目、[3h]列目の[1+4(i−1)]行目に等間隔に配置される。(h、iは自然数)
【0016】
これら3種類のLEDは、基板10上に形成されたパターン(図示せず)に接続され、赤色光を発光するLED、緑色光を発光するLED、青色光を発光するLEDは、それぞれ赤色光を発光するLEDの駆動回路(図示せず)、緑色光を発光するLEDの駆動回路(図示せず)、青色光を発光するLEDの駆動回路(図示せず)に接続される。
【0017】
3種類のLEDのうち少なくとも1種類のLEDを点灯させることにより所望の色の光が得られる。
【0018】
3種類のLEDは、同数であることが好ましく、したがって、nとmとの積は3の倍数になる。
【0019】
図1に示した光源を試作し、光源から300mmの位置での配光バランスを確認した。
図2は、本発明の一実施例によるLEDチップの封止樹脂が無い場合の配光特性を示す図であり、図3は、本発明の一実施例によるLEDチップの封止樹脂が有る場合の配光特性を示す図である。この封止樹脂が有る場合が本願のLEDに相当する。
図2においては、赤色光、緑色光、青色光が略重なり、
図3においても、配光バランスが良好であることが確認できる。
【0020】
本発明によれば、赤色、緑色、青色をそれぞれ発光する複数のLEDを使用した配光バランスの良好な光源が具現できる。
【符号の説明】
【0021】
10 基板
【要約】
【課題】配光バランスが優れた光源を具現する。
【解決手段】3種類の発光色を発光するそれぞれのLEDが基板上にn行、m列のマトリクス状に配置され、第1の発光色を発光するLEDは、[1+3(h−1)]列目の[1+4(i−1)]行目、[2+3(h−1)]列目の[2i]行目、[3h]列目の[3+4(i−1)]行目に配置され、残りの2種類の発光色のうちの1つの発光色のLEDは、[1+3(h−1)]列目の[[3+4(i−1)]行目、[2+3(h−1)]列目の[1+4(i−1)]行目、[3h]列目の[2i]行目に配置され、残りの1つの発光色のLEDは、[1+3(h−1)]列目の[2i]行目、[2+3(h−1)]列目の[3+4(i−1)]行目、[3h]列目の[1+4(i−1)]行目に配置される。
【選択図】図1
図1
図2
図3