特許第6649025号(P6649025)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6649025-シール 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6649025
(24)【登録日】2020年1月20日
(45)【発行日】2020年2月19日
(54)【発明の名称】シール
(51)【国際特許分類】
   F16J 15/447 20060101AFI20200210BHJP
   F16J 15/16 20060101ALI20200210BHJP
   F16J 15/54 20060101ALI20200210BHJP
   F01D 25/00 20060101ALI20200210BHJP
【FI】
   F16J15/447
   F16J15/16 B
   F16J15/54
   F01D25/00 M
【請求項の数】3
【外国語出願】
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-195909(P2015-195909)
(22)【出願日】2015年10月1日
(65)【公開番号】特開2016-75389(P2016-75389A)
(43)【公開日】2016年5月12日
【審査請求日】2018年9月13日
(31)【優先権主張番号】14187585.6
(32)【優先日】2014年10月3日
(33)【優先権主張国】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】515322297
【氏名又は名称】ゼネラル エレクトリック テクノロジー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
【氏名又は名称原語表記】General Electric Technology GmbH
(74)【代理人】
【識別番号】100105588
【弁理士】
【氏名又は名称】小倉 博
(74)【代理人】
【識別番号】100129779
【弁理士】
【氏名又は名称】黒川 俊久
(74)【代理人】
【識別番号】100137545
【弁理士】
【氏名又は名称】荒川 聡志
(72)【発明者】
【氏名】ジョナサン デイヴィッド シートン
【審査官】 大谷 謙仁
(56)【参考文献】
【文献】 特開2009−185811(JP,A)
【文献】 特開2012−072689(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16J 15/00−15/32
15/324−15/3296
15/40−15/56
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の構成要素(10)と第2の構成要素(15)との間の封止のためのシーリングシステムであって、
第1の構成要素(10)及び第2の構成要素(15)の少なくとも1つ又はいずれか1つは、回転する構成要素(10)であり、
当該シーリングシステムは、
第1の構成要素(10)内へ延在する周方向の溝(40)を有する第1の構成要素(10)であって、第2の構成要素(15)が部分的に半径方向で前記溝(40)内へ延在している、第1の構成要素(10)と、
前記第1の構成要素(10)と前記第2の構成要素(15)との間で部分的に前記溝(40)内へ延在する連続的なシーリングセグメント(20)と、
を備え、
前記連続的なシーリングセグメント(20)は、
第1の部分(21)であって、該第1の部分(21)は、第1の端部(31)を有し、軸方向で下流(8)方向に第1の端部(31)まで延在していて、前記第1の構成要素(10)と前記シーリングセグメント(20)との間に配置された一連のシーリング要素(26)を含むシーリング面(42)を有する、第1の部分(21)と、
第2の部分(22)であって、該第2の部分(22)は、第2の端部(32)を有し、半径方向で前記第1の端部(31)から溝(40)内へ前記第2の端部(32)まで延在していて、シーリング面(42)を有する、第2の部分(22)と、
第3の部分(23)であって、該第3の部分(23)は、第3の端部(33)を有し、軸方向で前記第2の端部(32)から前記溝(40)内で前記第3の端部(33)まで延在していて、前記第1の構成要素(10)と前記シーリングセグメント(20)との間に配置された一連のシーリング要素(26)を含むシーリング面(42)を有する、第3の部分(23)と、
第4の部分(24)であって、該第4の部分(24)は、半径方向で前記溝(40)から外へ前記第3の端部(33)から第4の端部(34)まで延在していて、シーリング面(42)を有する、第4の部分(24)と、
第5の部分(25)であって、該第5の部分(25)は、軸方向で下流(8)方向に前記第4の端部(34)から第5の端部(35)まで延在していて、前記第1の構成要素(10)と前記シーリングセグメント(20)との間に配置された一連のシーリング要素(26)を含むシーリング面(42)を有する、第5の部分(25)と、
圧力面(44)であって、該圧力面(44)において、前記第2の部分(22)、前記第3の部分(23)及び前記第4の部分(24)の延在部分が、前記溝(40)の形状に対応するU字形領域を形成している、圧力面(44)と、
を有し、
当該シーリングシステムは、
第2の構成要素(15)であって、該第2の構成要素(15)は、前記圧力面(44)に面していて、少なくとも部分的に、前記圧力面(44)のU字形領域内へ延在している、第2の構成要素(15)を備え、
前記第2の部分(22)のシーリング面(42)と前記第1の構成要素(10)は、それらの間に第1の領域(51)を形成し、
前記第2の部分(22)の圧力面(44)と前記第2の構成要素(15)は、それらの間に第2の領域(52)を形成し、該第2の領域(52)は、軸方向で前記第1の領域(51)とは反対側にあり、
前記第4の部分(24)のシーリング面(42)と前記第1の構成要素(10)は、それらの間に第4の領域(54)を形成し、
前記第4の部分(24)の圧力面(44)と前記第2の構成要素(15)は、それらの間に第3の領域(53)を形成し、該第4の領域(54)は、軸方向で前記第3の領域(53)とは反対側にある、
ことを特徴とする、シーリングシステム。
【請求項2】
前記第3の部分(23)の圧力面(44)は、該圧力面(44)から延在するネックイン部分(48)を更に有し、前記第2の構成要素(15)は、前記ネックイン部分(48)を収容するように成形されたキャビティ(50)を含み、前記ネックイン部分(48)及び前記キャビティ(50)の形状は、前記第2の構成要素(15)に対する前記シーリングセグメント(20)の可動の取付けを可能にする、請求項1記載のシーリングシステム。
【請求項3】
前記ネックイン部分(48)は、前記第2の領域(52)と前記第3の領域(53)との間の中間に配置されている、請求項2記載のシーリングシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
技術分野
本発明は、概して、移動する構成要素と固定の構成要素との間の封止のためのシールシステムに関し、特に引込み可能なシールシステムに関する。
【0002】
背景情報
軸シールは、長年知られていて、回転する構成要素の間を封止するために蒸気タービンに使用されている。一般的な1つのシールは、引込み可能なシールである。このシールは、シーリング面を有するアーチ形のセグメントを含む。シーリング面に、ラビリンスシーリング要素が配置されていて、シールセグメントの圧力側にネックイン部分が配置されている。ネックイン部分は、固定の構成要素に構成されたTスロットに嵌め込まれるように構成されている。セグメント列の複数のセグメントが、周方向で、固定の構成要素のTスロット内において連続的に配置されていて、各セグメントが隣接するセグメントからほぼ独立して半径方向で弾性的に降伏するように配列されているので、加えられた半径方向スラストの作用下で接触させられるとき、各セグメントは半径方向にたわみ、スラストが低減されるとその初期位置に戻る。この弾性的な降伏は、コイルばね又は板ばねにより得られる。コイルばね又は板ばねは、セグメントの凹部に収容されており、作動状態でのコイルばね又は板ばねの作用は、セグメントの後側でスロットにより増加されており、スロットは、より高い圧力の蒸気がセグメントの後側を通過することを可能にするので、セグメントは、内部へ向かう追加的な半径方向スラストを受ける。
【0003】
ネックイン部分は、軸方向に面する面を更に含む。グランドを境に生じる軸方向圧力降下は、スラストを生じさせ、この力は、軸方向面を介して固定の構成要素に伝達される。グランドが半径方向に動くように要求されると、軸方向スラストの結果として生じる摩擦が高くなり得る。設計の主要な利点は、軸方向スラストを低減することであり、これにより、軸方向面に作用する摩擦が低減される。このことは、グランドが半径方向に動くように要求されるとき、グランドに作用する半径方向力に対してより反応するようになることを保証する。グランドが「がたつく」、つまり小さな高周波の変化する力がグランドの小さな動きを引き起こす結果となり得るので、全ての摩擦を取り除くことは望ましくない。適度な量の摩擦は、この小さな動きを減衰する。従って、設計は、摩擦に影響を及ぼす変数を制御する必要がある。
【0004】
概要
シーリングセグメントに掛かる軸方向スラストを低減し、これにより摩擦を低減するシールセグメントが提供されている。
【0005】
開示は、独立請求項の主体によりこの問題を解決するようにしている。有利な実施の形態は、従属請求項に記載されている。
【0006】
包括的な1つの態様は、第1の構成要素と第2の構成要素との間を封止するためのシーリングシステムを含む。この場合、第1の構成要素及び第2の構成要素の少なくとも1つ又はいずれか1つは、回転する構成要素である。シーリングシステムは、第1の構成要素内へ延在する周方向の溝を有する第1の構成要素と、シーリングセグメントと、第2の構成要素とを含む。連続的なシーリングセグメントは、第1の端部を有し、軸方向で下流方向に第1の端部まで延在する第1の部分を有する。シーリングセグメントは、第1の構成要素とシーリングセグメントとの間に配置された一連のシーリング要素を有するシーリング面を更に有する。第2の部分は、第2の端部を有し、半径方向で第1の端部から溝内へ第2の端部まで延在する。第2の部分は、シーリング面を有する。第3の部分は、軸方向で第2の端部から溝内で第3の端部まで延在し、第1の構成要素とシーリングセグメントとの間に配置された一連のシーリング要素を有するシーリング面を有する。第4の部分は、半径方向で溝の外へ第3の端部から第4の端部まで延在し、シーリング面を有する。第5の部分は、軸方向で下流方向に第4の端部から第5の端部まで延在し、第1の構成要素とシーリングセグメントとの間に配置された一連のシーリング要素を有するシーリング面を有する。シーリングセグメントは、圧力面を有し、第2の部分、第3の部分及び第4の部分の延在部分は、圧力面において、溝の形状を再現するU字形領域を形成する。更に、第2の構成要素は、圧力面に面していて、少なくとも部分的に、圧力面のU字形領域内へ延在し、第2の部分のシーリング面及び第1の構成要素は、それらの間に第1の領域を形成し、第2の部分の圧力面及び第2の構成要素は、それらの間に第2の領域を形成し、第2の領域は、軸方向で第1の領域とは反対側にあり、第4の部分のシーリング面及び第1の構成要素は、それらの間に第3のギャップを形成し、第4の部分の圧力面及び第2の構成要素は、それらの間に第4の領域を形成し、第4の領域は、軸方向で第3の領域とは反対側にある。
【0007】
更に別の態様は、1つ又は2つ以上の以下の特徴を含んでよい。第3の部分は、圧力面から延在するネックイン部分を更に有し、一方、第2の構成要素は、ネックイン部分を収容するように成形されたキャビティを含む。第3の部分の圧力面は、圧力面から延在するネックイン部分を更に含み、一方、第2の構成要素は、ネックイン部分をその中に収容するように成形されたキャビティを含み、この場合、ネックイン部分及びキャビティの形状は、第2の構成要素に対するシーリングセグメントの可動の取付けを可能にする。シーリングシステムにおいて、ネックイン部分は、第2の領域と第3の領域との間の中間に配置されている。
【0008】
発明の更なる目的は、従来技術の不都合な点及び欠点を解消する又は少なくとも改善すること、又は、有用な代替構成を提供することである。
【0009】
本開示の別の態様及び利点は、本発明の例示的に示された典型的な実施の形態としての、付属の図面に関する以下の説明から明らかになる。
【0010】
以下に、例を介して、添付の図面を参照して、本開示の実施の形態をより詳しく説明する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】開示の例示的な実施の形態によるシーリングシステムの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
詳細な説明
そこで、本開示の例示的な実施の形態を、図面を参照して説明する。同一の参照符号は、全体を通じて同一の要素を示すために使用されている。以下の記載において、説明を目的として、開示を完全に理解するために多くの特定の詳細が明らかである。しかし、本開示は、この特定の詳細なしに実施することができ、ここに開示された例示的な実施の形態に制限されるものではない。
【0013】
図1に示されたシーリングシステムの例示的な実施の形態は、回転する構成要素10と、固定の構成要素15と、連続的なシーリングセグメント20とを含む。シーリングセグメント20は、回転する構成要素10と固定の構成要素15との間にシールギャップを提供するために、回転する構成要素10と固定の構成要素15との間に配置されている。この文脈において、連続的なシーリングセグメントは、単一の部材として形成されているか、又は単一の部材の性質を有するように接合されていて、その場合には、相対移動に固定的に抵抗するように互いに物理的に結合もしくは固定されていない2つの隣接する構成要素は、組み合わせた状態で連続的なセグメントであるとは考えない。
【0014】
回転する構成要素10は、回転する構成要素10内へ延在する周方向の溝40を含む。溝40は、回転する構成要素10の表面からの深さ、並びに軸方向端部にほぼ半径方向4に延在する側面を有する。溝40自体は、専ら、主要目的が回転する構成要素10と、回転する構成要素10の公称面に配置された固定の構成要素15との間の封止を高める又は可能にするシーリング要素26又は構成要素により形成されているのではなく、むしろ回転する構成要素10自体の一部である。例えば、溝40は、溝40の表面に形成されている。
【0015】
固定の構成要素15は、シールに対して作用する軸方向スラストを平衡に保つための1つの実現手段として、部分的に溝40内へ延在している。
【0016】
シーリングセグメント20は、固定の構成要素と回転する構成要素との間で溝40内へ嵌め込まれるように形成されていて、溝40の両方の軸方向端部で、回転する構成要素10に重畳する。図1に示されているように、これは、シーリングセグメント20の上流6端部で、軸方向で下流8方向に第1の端部31まで延在する第1の部分21と、半径方向で第1の端部31から溝40内へ第2の端部32まで延在する第2の部分22と、そして軸方向で第2の部分22から溝40内で第3の端部33まで延在する第3の部分23と、更に半径方向で第3の端部33から溝40の外へ第4の端部34まで延在する第4の部分24と、最後に軸方向で第4の端部34から第5の端部35まで延在する第5の部分25とを有するシーリングセグメント20により得られる。
【0017】
シーリングセグメント20は、更に、回転する構成要素10に面するシーリング面42を有する。この場合、シールセグメント20の軸方向に延在する各々の部分、つまり第1の部分21、第3の部分23及び第5の部分25は、シーリング面42から回転する構成要素10まで延在するシーリング要素26を含む。
【0018】
シーリングセグメント20は、更に、シーリング面42の側とは反対のシーリングセグメント20の側に圧力面44を含む。溝40へそして溝40から外へシーリングセグメント20の部分が延在しているので、圧力面44は、U字形の領域を形成し、この領域は、図1から看取できるように、溝40の形に対応している。
【0019】
図1に示された1つの例示的な実施の形態では、ネックイン部分48が、圧力面44から、固定の構成要素15のキャビティ50内へ延在している。ネックイン部分48の目的は、シーリングセグメント20の可動の取付けを提供することである。可動の取付けは、シーリングセグメント20が回転する構成要素10から引っ込められる又は回転する構成要素10に向けて引っ張られて、これにより、回転する構成要素10とシーリングセグメント20のシーリング面42との間のシールギャップを開閉することを可能にする。当業者に知られているように、ネックイン部分48は、固定の構成要素15に対するシーリングセグメント20の位置を付勢するためにばね又は他の付勢手段を装着してよい。
【0020】
1つの例示的な実施の形態では、ネックイン部分48は、第2の端部32と第4の端部34との間の中間に配置されている。
【0021】
シーリング要素26の位置、並びに回転する構成要素10及び固定の構成要素15に対するシーリングセグメント20の部分の延在の方向は、第1の領域51が回転する構成要素10と第2の部分22のシーリング面42との間に形成されていて、第2の領域52が固定の構成要素15と第2の部分22の圧力面44との間に形成されていて、第2の領域52は第1の領域51から軸方向で離されていて、第1の領域51と第2の領域52とはシーリングセグメント20の軸方向で反対の側に位置するようになっている。第3の領域53が固定の構成要素15と第4の部分24の圧力面44との間に形成されている一方、第4の領域54が回転する構成要素10と第4の部分24のシーリング面42との間に形成されていて、第4の領域54は第3の領域53から軸方向で離されていて、第3の領域53と第4の領域54とはシーリングセグメント20の軸方向で反対の側に位置する。この配列では、作動中、第1の部分21と回転する構成要素10との間に配置されたシーリング要素26に起因する圧力損失により、圧力は、第2の領域52においては、第1の領域51よりも高い。同様に、第5の部分25と回転する構成要素10との間に配置されたシーリング要素26に起因する背圧により、第4の領域54における圧力は、第3の領域53における圧力よりも高い。第2の領域52からの第1の領域51への軸方向の変位、及び第4の領域54からの第3の領域53への軸方向の変位により、第1の領域51における圧力に起因する軸方向スラストには、ねじりモーメントの発生を伴って第2の領域52における圧力が軸方向で対向しており、一方、同様に、第3の領域53における圧力には、やはりねじりモーメントの発生を伴って第4の領域54における圧力が軸方向で対向しており、ねじりモーメントは、第1及び第2の領域51,52又は第3及び第4の領域53,54がその移動に対して半径方向の成分を有する場合には得られない。それにもかかわらず、第2の部分22と第4の部分24との相対延在長さの調整と、ネックイン部分48の半径方向延在長さに対する溝への固定の構成要素15の延在長さの適合とにより、シーリングセグメント20に掛かるスラストを調整することが可能である。第3の部分23と回転する構成要素10との間のシーリング要素26の更に別の位置により、第2の領域52に対する第1の領域51における相対圧力と、第4の領域54に対する第3の領域53における相対圧力を更に調整してよく、これにより、配列のスラスト解消能力に影響が与えられる。
【0022】
本明細書において、開示は、最も実用的で例示的な実施の形態になると考えられているものが図示され、説明されているが、本開示は、別の特定の形で具体化してよい。例えば、溝40は、例示的な実施の形態で設けられている回転構成要素10の代わりに、固定の構成要素15に形成されてよい。ゆえに、ここで開示された実施の形態は、あらゆる点で例示的なものであり、制限されるものではないと考えられている。開示の範囲は、添付の特許請求の範囲により表されているが、むしろ、前述の説明、その意味及び範囲内で生じるあらゆる変更及びその等価物が、開示の範囲に含まれることとする。
【符号の説明】
【0023】
2 軸方向
4 半径方向
6 上流
8 下流
10 回転する構成要素
15 固定の構成要素
20 シーリングセグメント
21 第1の部分
22 第2の部分
23 第3の部分
24 第4の部分
25 第5の部分
26 シーリング要素
31 第1の端部
32 第2の端部
33 第3の端部
34 第4の端部
35 第5の端部
40 溝
42 シーリング面
44 圧力面
48 ネックイン部分
50 キャビティ
51 第1の領域
52 第2の領域
53 第3の領域
54 第4の領域
図1