(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6649782
(24)【登録日】2020年1月21日
(45)【発行日】2020年2月19日
(54)【発明の名称】風呂用水素水生成器
(51)【国際特許分類】
C02F 1/461 20060101AFI20200210BHJP
C25B 1/06 20060101ALI20200210BHJP
C25B 9/00 20060101ALI20200210BHJP
C25B 15/08 20060101ALI20200210BHJP
【FI】
C02F1/461 Z
C25B1/06
C25B9/00 A
C25B15/08 302
【請求項の数】7
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-12008(P2016-12008)
(22)【出願日】2016年1月26日
(65)【公開番号】特開2017-131808(P2017-131808A)
(43)【公開日】2017年8月3日
【審査請求日】2019年1月8日
(73)【特許権者】
【識別番号】594042066
【氏名又は名称】堀越 邦昭
(74)【代理人】
【識別番号】100103137
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 滋
(72)【発明者】
【氏名】堀越 邦昭
【審査官】
山崎 直也
(56)【参考文献】
【文献】
特開2014−151270(JP,A)
【文献】
実開平01−132297(JP,U)
【文献】
特開昭62−129199(JP,A)
【文献】
特開2013−233409(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C02F 1/46− 1/48
C25B 1/00− 9/20
13/00−15/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
浴槽の水中で使用される風呂用水素生成器は、
浴槽内の水を取り込む吸水口と、
取り込まれた水を浴槽の水中に吐出する吐出口と、
前記吸水口側の第1空間と前記吐出口側の第2空間とからなる内部空間と、
を備えた筐体と、
前記第1空間に設けられ、少なくとも一組の正極・負極を備えた電極アセンブリと、
前記吸水口に位置して前記筐体に設けられたフィルターと、
前記第2空間に設けられた回転羽根と、
前記筐体に設けられ、該回転羽根を回転させるモータと、
電極アセンブリへの通電手段と、
を備え、
前記内部空間において、前記吸水口及び前記フィルターと、前記吐出口及び前記回転羽根は、前記電極アセンブリを挟んで反対側に位置しており、
前記第2空間で回転する該回転羽根のポンプ作用によって、水中にある該筐体の該吸水口から該フィルターを通って第1空間に取り込まれた水が、該電極アセンブリにおいて電気分解されて該第1空間で水素が生成され、生成された水素を含有する水は、前記ポンプ作用によって該第2空間に導入され、当該第2空間内で該回転羽根によって撹拌されると共に、当該回転羽根によって吐出口から浴槽の水中に圧出される、
風呂用水素水生成器。
【請求項2】
前記電極アセンブリは、少なくとも1枚の正極板と、少なくとも1枚の負極板と、を備え、
前記正極板と前記負極板は、隙間を介して平行状に離間対向しており、
前記隙間が、水素生成空間を形成すると共に、前記第1空間内に取り込まれた水の流路を形成している、
請求項1に記載の風呂用水素水生成器。
【請求項3】
前記電極アセンブリは、正極板と負極板を交互に平行状に配置された3枚以上の平板から形成されており、
平行する2つ以上の水素生成空間兼流路が形成されている、
請求項2に記載の風呂用水素水生成器。
【請求項4】
前記内部空間において、前記電極アセンブリが配置された前記第1空間と、前記回転羽根及び前記吐出口が配置された前記第2空間と、は、前記第1空間の断面積に比べて小面積の開口を介して連通しており、
前記回転羽根は、前記第2空間において、前記小面積の開口に対向して配置されている、
請求項1〜3いずれか1項に記載の風呂用水素水生成器。
【請求項5】
前記第1空間と前記第2空間は、中央に前記小面積の開口が形成された壁体によって仕切られており、
前記壁体は、第1空間に面する第1面と、第2空間に面する第2面と、を有し、
少なくとも前記第1面は、前記小面積の開口に向かって前記第2空間側に傾斜する傾斜面となっている。
請求項4に記載の風呂用水素水生成器。
【請求項6】
前記筐体の外面には吸着手段が設けてある、請求項1〜5いずれか1項に記載の風呂用水素水生成器。
【請求項7】
前記吐出口には、ホースが着脱可能に設けられる、請求項1〜6いずれか1項に記載の風呂用水素水生成器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水素水生成器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
水素ガスを含む水である水素水には抗酸化作用があると言われており、近年その効用が着目されている。水素水は、例えば水道水を電気分解することで得ることができるため、飲用水として水素水を生成するアイデアが多く提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、最近では、飲料用としての水素水に加えて、水素水の肌等への効用が着目されており、風呂用の水素水生成器が市販されている。市販の風呂用水素生成器としては円盤状のもの、あるいは、円筒状のもの(例えば、特許文献2に係る水素含有水生成用電極を利用した水素水生成器)が知られている。市販の風呂用水素水生成器は、お湯を張った浴槽の底部に載置して用いる載置型であり、また、円盤の上面や円筒の周面といった比較的大面積の面部から気泡を生成させている。
【0004】
しかしながら、従来の水素水生成器の多くは、飲料用の水素水を生成することを主目的として開発されてきた経緯があり、必ずしも風呂用として用いるのに適しているものではなく、風呂用水素水生成器には飲料用には無い特有のニーズがある。例えば、入浴中に、局部に水素水を当てたいような場合に、従来の水素水生成器は適していない。また、浴槽内のお湯は、飲料用水と異なり、毛髪等の浮遊物を含み得るものである。
【特許文献1】特開2012−217868
【特許文献2】特許第5688104号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、風呂用に特化した水素水生成器を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明が採用した技術手段は、
筐体と、
筐体の内部空間に設けられ、少なくとも一組の正極・負極を備えた電極アセンブリと、
筐体に形成され、内部空間に外部の水を取り込む吸水口と、
筐体に形成され、内部空間に取り込まれた水を外部に吐出する吐出口と、
吸水口に設けられたフィルターと、
筐体の内部空間で回転するように設けられた回転羽根と、
筐体に設けられ、回転羽根を回転させるモータと、
電極アセンブリへの通電手段と、
を備え、
前記内部空間において、前記吸水口及び前記フィルターと、前記吐出口及び前記回転羽根は、前記電極アセンブリを挟んで反対側に位置しており、
水中にある筐体の吸水口からフィルターを通って内部空間に取り込まれた水が、電極アセンブリにおいて電気分解されて水素が生成され、生成された水素を含有する水は回転羽根によって撹拌されると共に、当該回転羽根によって吐出口から圧出される、
水素水生成器、である。
【0007】
1つの態様では、前記電極アセンブリは、少なくとも1枚の正極板と、少なくとも1枚の負極板と、を備え、
前記正極板と前記負極板は、隙間を介して平行状に離間対向しており、
前記隙間が、水素生成空間を形成すると共に、前記内部空間内に取り込まれた水の流路を形成している。
こうすることで、内部空間に取り込まれた水は、正極板と負極板間の隙間で電気分解されて水素を生成しながら、当該隙間に沿って流れる。
【0008】
1つの態様では、前記電極アセンブリは、正極板と負極板を交互に平行状に配置された3枚以上の平板から形成されており、
平行する2つ以上の水素生成空間兼流路が形成されている。
こうすることで、限られた空間内で効率良く水素を生成することができる。
【0009】
1つの態様では、前記内部空間において、前記電極アセンブリが配置された第1内部空間と、前記回転羽根及び前記突出口が配置された第2内部空間と、は、前記第1内部空間の断面積に比べて小面積の開口を介して連通しており、
前記回転羽根は、前記第2内部空間において、前記小面積の開口に対向して配置されている。
【0010】
1つの態様では、前記第1内部空間と前記第2内部空間は、中央に前記小面積の開口が形成された壁体によって仕切られており、
前記壁体は、第1内部空間に面する第1面と、第2内部空間に面する第2面と、を有し、
少なくとも前記第1面は、前記小面積の開口に向かって前記第2内部空間側に傾斜する傾斜面となっている。
【0011】
1つの態様では、前記筐体の外面には吸着手段が設けてある。
こうすることで、水素水生成器を浴槽の壁面に固定した状態で、水素含有水を入浴者の身体に向けて吐出させることができる。水素水生成器の固定場所を適宜選択することによって、入浴者の姿勢に応じて、身体の所望の局所に水素含有水を直接当てることができる。
【0012】
1つの態様では、前記突出口には、ホースが着脱可能に設けられる。
ホースを用いることで、ホースの長さ及び可撓性を利用して、身体の局所への水素含有水の供給を容易に行い得る。
【発明の効果】
【0013】
本発明に係る水素水生成器は携帯可能であり、また、水素を含有する水を、1つの吐出口から圧出することができるので、水素含有水を任意の局部に直接供給することができる。
回転羽根は、ポンプとして機能して水素含有水を吐出口から圧出させるのみならず、電極アセンブリを通って生成された水素含有水を撹拌して水素気泡を微細化する機能も備えている。
平板電極間の隙間が水素生成空間かつ流路として機能することで、生成される水素がより低分子化される。
吸水口にフィルターを設けたので、浴槽内の浮遊物が筐体の内部空間に侵入して電極に付着するようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本実施形態に係る水素水生成器の全体概略図である。
【
図2】本実施形態に係る電極アセンブリの概略図である。
【
図3】上図は、本実施形態に係る電極アセンブリを構成する正極板の配置を示し、下図は、負極板の配置を示す。
【
図4】水素水生成器の第1内部空間の一部省略断面図であり、5枚の電極板からなる電極アセンブリが示されている。
【
図5】本実施形態に係る水素水生成器の使用状態を示す図であり、水素水生成器を浴槽の壁面に固定して用いている。
【
図6】本実施形態に係る水素水生成器の使用状態を示す図であり、入浴者が水素水生成器を掴んで用いている。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1を参照しつつ、本実施形態に係る風呂用水素水生成器について説明する。水素水生成器は、円筒状の樹脂製の筐体(本体ないしケース)1を備えている。
図1では、便宜上、1重構造の筐体1を示したが、筐体1は、複数の円筒体から重層構造に形成してもよい。筐体1は素手で簡単に把持できる程度の外径寸法(例えば、60mm前後)を備えており、本実施形態に係る風呂用水素水生成器は、入浴者が浴槽内で適宜掴んで用いることができる携帯可能タイプである。なお、本発明において、筐体1の外形状、内形状は、断面視円形に限定されるものではない。
【0016】
筐体1の長さ方向の一方の第1端部の開口は断面視円形状の吸水口2を形成しており、吸水口2にはフィルター3が着脱可能に充填されている。フィルター3は、浴槽内に浮遊し得る物質、典型的には毛髪やゴミ等が筐体1の内部に侵入して電極に付着すること等を防止することを目的とするものであり、例えば、ネット状のフィルターを用いることができる。フィルターの具体的な種類については、当業者に適宜選択され得るものである。筐体1の長さ方向の他方の第2端部の開口を利用してモータ4が水密状に取り付けられている。1つの態様では、モータ4が外部電源によって駆動されるが、筐体1内にバッテリを内蔵してもよい。
【0017】
筐体1の内部空間は、フィルター3に隣接する第1内部空間S1と、第1内部空間S1に隣接する第2内部空間S2と、からなり、第1内部空間S1には、電極アセンブリ5が設けてあり、第2内部空間S2には、モータ4に取り付けられた回転羽根6が位置している。筐体1の周壁には、第2内部空間S2と外部空間とを連通する1つの吐出口7が形成されている。すなわち、吸水口2及びフィルター3と、吐出口7及び回転羽根6は、電極アセンブリ5を挟んで反対側に位置しており、筐体1の長さ方向第1端部の吸水口2から取り込まれ水が、電極アセンブリ5において処理され、処理された水が筐体1の長さ方向第2端部側の吐出口7から吐出される。吐出口7はノズルから形成してもよい。
【0018】
本実施形態では、第1内部空間S1と第2内部空間S2は、中央に開口80が形成された円盤状の壁体8によって仕切られており、第1内部空間S1と第2内部空間S2は開口80を介して連通している。開口80の直径は、第1内部空間S1の直径よりも小さい。壁体8は例えばシリコンゴムから形成されるが、材質はこれには限定されず、他の絶縁体であってもよい。
【0019】
壁体8は、第1内部空間S1に面する第1面81と、第2内部空間S2に面する第2面82と、を有しており、一つの態様では、少なくとも第1面81は、開口80側が第2内部空間S2側に傾斜する傾斜面となっている。壁体8の傾斜状の第1面81がガイド面として機能することで、第1内部空間S1内で生成された水素が、第1内部空間S1内で滞留することを可及的に防止している。なお、傾斜状の第1面81は好まし態様例であって、壁体8の第1面部81が筐体1の周壁の内面10に対して垂直状に延びていてもよい。
【0020】
図1〜
図4に示すように、電極アセンブリ5は、5枚の平板51、52、53、54、55を互いに平行状に隙間G1〜G4を存して5段重状に構成されている。図示の態様では、平板51、53、55が正極であり、平板52、54が負極である。平板51、53、55は、第1導電ボルト500を介して互いに接続されており、平板52、54は第2導電ボルト501を介して互いに接続されている。筐体1の壁には、第1給電部50A、第2給電部50Bが形成されており、第1導電ボルト500、第2導電ボルト501は、それぞれ第1給電部50A、第2給電部50Bに電気的に接続されている。第1導電ボルト500の頭部、第2導電ボルト501の頭部が、それぞれ、第1給電部50A、第2給電部50Bを構成してもよい。第1給電部50A、第2給電部50Bは、平板51、53、55が正極として機能し、平板52、54が負極として機能するように給電するように、電源ユニット50と接続されている。1つの態様では、電源ユニット50は外部電源であるが、筐体1内に内蔵したバッテリから電源ユニットを形成してもよい。第1導電ボルト500、第2導電ボルト501は、1本のボルトでも、複数本のボルトを接続したものでも、よい。本実施形態では、第1導体ボルト500、第2導体ボルト501によって、筐体1の周壁に支持されている。
【0021】
平板51、52、53、54、55は、方形(図示の態様では正方形)の板体の2つの対角の角部を切り欠いて形成されており、残りの対角の角部(
図3に連結孔511、521、531、541、551が示してある)において第1導電ボルト500、第2導電ボルト501によって連結されている。平板51、53、55は平面視において、切欠き部510、530、550の位置が一致しており、平板52、54は平面視において、切欠き部520、540の位置が一致しているが、平板51、53、55の切欠き部510、530、550と平板52、54の切欠き部520、540は、平面視において一致しないような向きで配置されている。こうすることで、第1導電ボルト500が、平板52、54の切欠き部520、540を非接触で挿通し、第2導電ボルト501が、平板51、53、55の切欠き部510、530、550を非接触で挿通する。
【0022】
各平板51、52、53、54、55は、第1内部空間S1の断面方向(径方向)の第1幅寸法W1と、第1内部空間S2の長さ方向の第2幅寸法W2と、を備えている。図示の態様では、第1幅寸法W1と第2幅寸法W2は同じであるが、第1幅寸法W1と第2幅寸法W2を異ならしめてもよい。第1幅寸法W1は、筐体1の第1内部空間S1の直径よりも僅かに小さい寸法となっており、第1内部空間S1の断面視中央部位において、径方向の略全幅に亘って延びている(
図4参照)。隣接する2枚の平板の面部間に筐体1の長さ方向に延びる隙間が形成される。図示の態様では、各平板51、52、53、54、55の間に4つの隙間G1〜G4が形成される。
【0023】
吸水口2からフィルター3を介して取り込まれた水は、各隙間G1〜G4を流路として筐体1の長さ方向に流れるが、正負電極間の隙間G1〜G4を通過する際に、電気分解されて水素が生成される。すなわち、各平板51、52、53、54、55の間に4つの水素生成用流路(隙間G1〜G4)が形成される。一方、第1内部空間S1を形成する周壁の内面10と平板51との間、第1内部空間S1を形成する周壁の内面10と平板55の間にそれぞれ取り込まれた水(電気分解されない)の流路C1、C2が形成されている。
【0024】
電源ユニット50のスイッチ(図示せず)をONとすると、モータ4及び電極ユニット5に給電が行われる。モータ4によって回転羽根6が回転することで、吸水口2からフィルター3を介して水が第1内部空間S1に取り込まれるが、この際、浴槽内に浮遊し得る物質はフィルター3によって除去されるので、これらの物質が第1内部空間S1に侵入して電極に付着することがない。
【0025】
取り込まれた水は、4つの水素生成用流路(隙間G1〜G4)を流れながら電極ユニット5によって電気分解されて水素が生成され、生成された水素は、流路C1、C2を通って流れる水と合流して、開口80から第2内部空間S2に取り込まれ、回転羽根6によって撹拌されながら、吐出口7から圧出される。
【0026】
筐体1の周壁の外面には、吸着手段としての吸盤9が設けてあり、本実施形態に係る水素水生成器は、吸盤9を用いて、浴槽の壁面や底面の任意の場所に着脱可能に固定することができる。吐出口7と吸盤9とは、周壁の周方向において異なる位置(典型的には、対向する位置)に設けてある。こうすることで、水素水生成器を浴槽の壁面に固定した状態で、水素含有水を入浴者の身体に向けて吐出させることができる。水素水生成器の固定場所を適宜選択することによって、入浴者の姿勢に応じて、身体の所望の局所に水素含有水を直接当てることができる(
図5参照)。
【0027】
本実施形態に係る水素水生成器は、簡単に掴むことができる携帯型なので、入浴者は浴槽内で水素生成器を掴んで身体の所望の局所に水素含有水を直接当てることもできる(
図6参照)。
【0028】
水素水生成器の吐出口2に着脱可能に取り付けられるホース70(
図6に示す)を用意してもよい。ホース70を用いることで、ホース70の長さや可撓性を利用して、身体の局所への水素含有水の供給を容易に行い得る。
図6では短尺のホース70を示したが、長尺のホース(例えば、50cm以上)を吐出口2に取り付け可能としてもよい。
【符号の説明】
【0029】
1 筐体
2 吸水口
3 フィルター
4 モータ
5 電極ユニット
50 電源ユニット
51、53、55 正極板
52、54 負極板
6 回転羽根
7 吐出口
70 ホース
8 壁体
80 開口
S1 第1内部空間
S2 第2内部空間
G1〜G4 隙間(水素生成空間兼流路)
C1、C2 流路