【文献】
K. L. Su, 他3名,"Motion Planning of Multi-docking System for Intelligent Mobile Robots",2014 International Symposium on Computer, Consumer and Control,IEEE,2014年 6月10日,XP032613016,p. 1279-1282,DOI: 10.1109/IS3C.2014.330
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【0004】
本発明の実施例によると、掃除ロボットの充電方法及び装置を提供する。前記技術案は以下のようである。
本発明の実施例の第1側面によると、掃除ロボットの充電方法を提供し、掃除ロボットに適用され、前記掃除ロボットは、
前記掃除ロボットの各充電口の位置情報を取得するステップと、
前記掃除ロボットを充電する必要があると決定された場合、前記掃除ロボットの現在の位置情報を取得するステップと、
前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口を決定するステップと、
前記最も近い充電口の位置情報に基づいて、前記掃除ロボットを前記最も近い充電口へ移動させて充電するように制御するステップと、を含む。
【0005】
本発明の実施例により提供される技術案は以下の良い効果を含むことができる。本実施例では、前記掃除ロボットが充電する必要がある場合、掃除ロボットが前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口へ移動して充電するように制御し、掃除ロボットの移動距離が遠すぎないようにし、掃除ロボットが近くで充電するようにさせ、掃除ロボットの電気消耗を節約する。
【0006】
一つの実施例において、前記方法は、
前記掃除ロボットが前記最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始めるように制御する場合、前記最も近い充電口を起点とし、前記掃除ロボットの第1掃除経路を決定するステップと、
前記掃除ロボットが第1掃除ロボット経路で掃除作業するように制御するステップと、
を更に含む。
【0007】
本発明の実施例により提供される技術案は以下の良い効果を含むことができる。本実施例は最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始める際に、最も近い充電口を起点とし、掃除ロボットの第1掃除ロボット経路を決定し、第1掃除ロボット経路で掃除し、その充電した充電口の位置によっては、この前と異なる掃除経路を採用して掃除し、掃除効率を向上させる。
【0008】
一つの実施例において、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定するステップは、
前記掃除ロボットの残りの電気量が予め設定された電気量より小さい場合、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定するステップを含む。
【0009】
本発明の実施例により提供する技術案は以下のような良い効果を含むことができる。本実施例は掃除ロボットの残りの電気量が予め設定された電気量より小さい場合、掃除ロボットが充電する必要があることを決定し、掃除ロボットが充分の電気量で自動的に充電口へ移動して充電することを保証し、掃除作業を順調に行うことを保証する。
【0010】
一つの実施例において、前記方法は、
前記掃除ロボットが前記最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始めるように制御する場合、前記最も近い充電口を起点とし、前記掃除ロボットがこの前に掃除していなかった領域を掃除されるべき領域とし、掃除ロボットの第2掃除経路を決定するステップと、
前記掃除ロボットが前記第2掃除経路で前記掃除されるべき領域を掃除作業するように制御するステップと、
を含む。
【0011】
本発明の実施例により提供される技術案は以下のような良い効果を含むことができる。本実施例では、掃除していない領域が存在する場合、前記掃除ロボットが最も近い充電口で充電済み且つ掃除作業を始めるように制御する際に、前記最も近い充電口を起点とし、掃除ロボットがこの前に掃除していなかった領域を掃除されるべき領域とし、掃除ロボットの第2掃除経路を決定し、掃除ロボットが第2掃除経路で掃除作業するように制御し、掃除ロボットがこの前に掃除が止まった位置に戻って引き続きこの前の掃除経路を掃除する必要がなく、掃除ロボットの掃除効率を向上させる。
【0012】
一つの実施例において、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定するステップは、
前記掃除ロボットが掃除タスクを終了した時、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定することを含む。
【0013】
本発明の実施例により提供される技術案は、以下のような良い効果を含むことができる。本実施例では、掃除ロボットが掃除タスクを終了した時、掃除ロボットが充電する必要があることを決定し、掃除ロボットが最も近い充電口で充電するように制御し、次の掃除タスクのために用意し、次の掃除タスクをする時に電気量不足にならないため、掃除ロボットの掃除効率に影響を与えることを避ける。
【0014】
一つの実施例において、前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口を決定するステップは、
前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の掃除経路において前記掃除ロボットが各充電口に到達する道程を計算するステップと、
前記道程の最も近い充電口を前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口として決定するステップと
を含む。
【0015】
本発明の実施例により提供される技術案は以下のような良い効果を含むことができる。本実施例において、掃除ロボットの現在の掃除経路において掃除ロボットが各充電口に到達する道程を計算することができ、道程が最も近い充電口を掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い位置であることを決定し、そうすれば、最も近い充電口で充電する過程に現在の掃除経路に従って掃除し、掃除効率を向上させる。
【0016】
本発明の実施例による第2側面によると、掃除ロボットの充電装置を提供し、前記掃除ロボットの充電装置は、掃除ロボットに適用され、
前記掃除ロボットの各充電口の位置情報を取得する第1取得モジュールと、
前記掃除ロボットを充電する必要があると決定された場合、前記掃除ロボットの現在の位置情報を取得する第2取得モジュールと、
前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口を決定する第1決定モジュールと、
前記最も近い充電口の位置情報に基づいて、前記掃除ロボットを前記最も近い充電口へ移動させて充電するように制御する第1制御モジュールと、を含む。
【0017】
一つの実施例において、前記装置は、
前記掃除ロボットが前記最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始めるように制御する場合、前記最も近い充電口を起点とし、前記掃除ロボットの第1掃除経路を決定する第2決定モジュールと、
前記掃除ロボットが第1掃除ロボット経路で掃除作業するように制御する第2制御モジュールと、
を含む。
【0018】
一つの実施例において、前記第2取得モジュールは、
前記掃除ロボットの残りの電気量が予め設定された電気量より小さい場合、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定する第1決定サブモジュールを含む。
【0019】
一つの実施例において、前記装置は、
前記掃除ロボットが前記最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始めるように制御する場合、前記最も近い充電口を起点とし、前記掃除ロボットがこの前に掃除していない領域を掃除されるべき領域とし、掃除ロボットの第2掃除経路を決定する第3決定モジュールと、
前記掃除ロボットが前記第2掃除経路で前記掃除されるべき領域を掃除作業するように制御する第3制御モジュールと、
を含む。
【0020】
一つの実施例において、前記第2取得モジュールは、
前記掃除ロボットが掃除タスクを終了した時、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定する第2決定サブモジュールを含む。
【0021】
一つの実施例において、前記第1決定モジュールは、
前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の掃除経路において前記掃除ロボットが各充電口に到達する道程を計算する計算サブモジュールと、
前記掃除道程が最も近い充電口を前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口として決定する第3決定サブモジュールと
を含む。
【0022】
本発明の実施例による第3側面によると、掃除ロボットの充電装置を提供し、前記掃除ロボットの充電装置は、掃除ロボットに適用され、
プロセッサと、
プロセッサが実行可能な命令を記憶するメモリと、
を含み、
ここで、前記プロセッサは、
前記掃除ロボットの各充電口の位置情報を取得し、
前記掃除ロボットを充電する必要があると決定された場合、前記掃除ロボットの現在の位置情報を取得し、
前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口を決定し、
前記最も近い充電口の位置情報に基づいて、前記掃除ロボットを前記最も近い充電口へ移動させて充電するように制御するように、構成される。
【0023】
本発明の実施例による第4側面によると、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータ命令を記憶し、掃除ロボットに適用され、前記コンピュータ命令がプロセッサに実行される際に、上記掃除ロボットの充電方法に記載のステップを実現する。
【0024】
以上の一般的な説明と後文の詳細の説明は例示的で解釈的なものに過ぎず、本発明を限定するものではないと理解されるべきである。
【発明を実施するための形態】
【0026】
ここで、例示的な実施例を説明し、前記実施例の例が図面に示される。以下の説明は図面に係る場合、他の表示がない限り、異なる図面で同一する数字は、常に、同一又は類似の要素を表す。以下、例示的な実施例に説明される実施形態は本発明と一致する全ての実施形態を代表するわけではない。むしろその逆に、これらは、添付の特許請求の範囲に詳しく説明される、本発明の一部の側面と一致する装置と方法の例に過ぎない。
【0027】
掃除ロボットの掃除領域に複数の充電スポットが存在する場合、又は、掃除ロボットにおいて各種のコンセント(例えば、3ピン、2ピンなどのコンセントなど)に適用されるプラグが付属しており、掃除領域における複数のソケットのコンセントに適応して充電することができると、掃除ロボットが複数の充電位置を有し、掃除ロボットがいずれの充電位置を選択して充電するかということは解決しなければならない課題となっている。
【0028】
上記の課題を解決するために、本実施例において、前記掃除ロボットの各充電口の位置情報を取得し、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定された場合、前記各充電口の位置情報と前記掃除ロボットの現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口を決定し、掃除ロボットがその最も近い充電口へ移動して充電するように制御し、掃除ロボットの移動距離が遠すぎることを避け、掃除ロボットが近くで充電するようにさせ、掃除ロボットの電気消耗を節約する。
【0029】
図1は一つの例示的な実施例により示される一種の掃除ロボットの充電方法のフローチャートであり、
図1に示すように、当該掃除ロボットの充電方法は掃除ロボットなどのデバイスに適用され、以下のようなステップ101ないしステップ104を含む。
【0030】
ステップ101において、前記掃除ロボットの各充電口の位置情報を取得する。
【0031】
ここで、充電口の位置情報を取得することについて、掃除ロボットによって掃除領域の地図を取得する際、ユーザによって設けられ、各充電口の位置を取得することは可能である。充電口によってデータ接続され、赤外線、ブルートゥース、超音波または無線信号などの技術によって各充電口の位置を取得することも可能である。本実施例はこれを限定するものではない。
【0032】
ステップ102において、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定された場合、前記掃除ロボットの現在の位置情報を取得する。
【0033】
ここで、掃除ロボットはその掃除領域の地図における位置を記録することができるから、掃除ロボットはその現在の位置情報を取得することができる。
【0034】
ステップ103において、前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口を決定する。
【0035】
ここで、前記掃除ロボットに最も近い充電口を決定した場合、掃除ロボットと各充電口の間の距離は、掃除ロボットと各充電口の間の直線距離であっても良いが、掃除ロボットが直線移動の形で各充電口に到達する道を距離とし、掃除ロボットの掃除経路を組み合わせて、掃除経路から掃除ロボットが各充電口に到達する距離を計算し、前記距離を掃除ロボットが各充電口との間の距離とする。本実施例は、これを限定するものではない。
【0036】
ステップ104において、最も近い充電口の位置情報に基づいて、前記掃除ロボットを前記最も近い充電口へ移動させて充電するように制御する。
【0037】
図2は、一つの例示的な実施例により示される一種の掃除ロボットの充電応用場面の概略図である。
一つの実施例において、
図2を参照すると、
図2に示す部屋領域は掃除ロボット200の作業領域であり、この作業領域内に充電口201と充電口202とを備え、掃除ロボット200は作業領域に入った後、まず充電口201の位置情報と充電口202の位置情報を取得することができ、
図2を参照すると、掃除ロボット200は
図2に示す位置に充電する必要があると決定された場合、掃除ロボット200はその現在の位置情報を取得することができ、ここで言う充電口の位置情報及び掃除ロボットの位置情報は座標情報である。本実施例は、掃除ロボットが直線移動の形で各充電口に達する道を距離とし、前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口を決定する形を採用して説明する。掃除ロボット200は掃除ロボット200の現在の位置情報と充電口201の位置情報とに基づいて、掃除ロボット200の現在の位置と充電口201の位置の間の距離をL1とし、掃除ロボット200の現在の位置情報と充電口202の位置情報とに基づいて掃除ロボット200の現在の位置と充電口202の位置の間の距離をL2+L3+L4とし、ここで、L1<L2+L3+L4、掃除ロボット200は前記掃除ロボット200の現在の位置に最も近い充電口201を選択して充電することができ、掃除ロボット200が距離L1を移動して充電口201で充電するように制御し、掃除ロボット200が距離L2+L3+L4を移動して充電口202で充電するように制御することに比べ、掃除ロボットが最も近い充電口201へ移動して充電することは、掃除ロボットの移動距離が遠すぎないようにし、掃除ロボットが近くで充電することができ、掃除ロボットの電気消耗を節約する。
【0038】
本実施例は前記掃除ロボットを充電する必要があると決定された場合、掃除ロボットが前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口に移動して充電するように制御し、掃除ロボットの移動距離が遠すぎないようにし、掃除ロボットが近くで充電することができ、掃除ロボットの電気消耗を節約する。
【0039】
一つの可能の実施形態において、上記掃除ロボットの充電方法は、以下のようなステップA1とA2を含むことが可能である。
【0040】
ステップA1において、前記掃除ロボットが前記最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始めるように制御する場合、前記最も近い充電口を起点とし、前記掃除ロボットの第1掃除経路を決定する。
【0041】
ステップA2において、前記掃除ロボットが第1掃除経路で掃除作業するように制御する。
【0042】
一つの実施例において、
図2を参照すると、掃除ロボット200は、最初充電口202のところで充電した後、掃除作業を始め、領域全体の掃除が完成されると、掃除ロボット200は
図2に示す位置に位置し、この時、掃除ロボット200の現在の位置に最も近い充電口を充電口201とし、最も近い充電口201で充電を済ませた後、次の掃除をする際、掃除ロボット200は充電口201を起点として掃除ロボットの第1掃除経路を決定し、第1掃除経路で掃除し、掃除ロボットが充電口202に戻って前の掃除経路で掃除作業することなく、掃除効率を向上させる。
【0043】
本実施例によると、最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始める場合、最も近い充電口を起点とし、掃除ロボットの第1掃除経路を決定し、第1掃除経路で掃除し、その充電する際の充電口の位置によっては、この前と異なる掃除経路を採用して掃除し、掃除効率を向上する。
【0044】
一つの可能な実施形態において、上記掃除ロボットの充電方法ステップ102における掃除ロボットが充電しなければならないことを決定するステップは以下のようなステップB1ように実現される。
【0045】
ステップB1において、前記掃除ロボットの残りの電気量が予め設定された電気量より小さい場合、前記掃除ロボットを充電する必要があると判断する。
【0046】
一つの実施例において、掃除ロボットは掃除ロボットの残りの電気量が少なすぎて掃除ロボットが引き続きある程度の掃除ロボット作業を支えるほどの量ではないが、それが充電口へ移動して充電するほどの量が残される場合、この掃除ロボットが充電する必要があることを決定し、ここで、掃除ロボットが移動操作する際、充電口に最も遠い位置から充電口へ移動するために消耗する最大電気量を予め設定された電気量とし、掃除ロボットが自動的に充電口へ移動して充電するように支えられるほどの掃除ロボットの残りの電気量が保証される。勿論、ここで、掃除ロボットが掃除する際、充電口に最も遠い位置から充電口へ移動するために消耗した最大電気量を予め設定された電気量とし、掃除ロボットが掃除する際に充電口へ移動して充電するように支える掃除ロボットの残りの電気量が保証される。
【0047】
本実施例によると、掃除ロボットの残りの電気量が予め設定された電気量より小さい場合、掃除ロボットが充電する必要があることを決定し、掃除ロボットが充分な電気量をもって充電口へ移動して充電することができることを保証し、掃除作業の順調を保証する。
【0048】
一つの可能な実施形態において、上記掃除ロボットの充電方法は、更に以下のようなステップC1とC2とを含む。
【0049】
ステップC1において、前記掃除ロボットが前記最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始めるように制御する場合、前記最も近い充電口を起点とし、前記掃除ロボットがこの前に掃除していなかった領域を掃除されるべき領域とし、掃除ロボットの第2掃除経路を決定する。
【0050】
ステップC2において、前記掃除ロボットが前記第2掃除経路で前記掃除されるべき領域を掃除作業するように制御する。
【0051】
一つの実施例において、
図3は一つの実施例によって示される掃除ロボットの充電応用場面の概略図である。
図3を参照すると、掃除ロボット300は掃除タスクをする際、掃除過程に一部の領域例えば部屋1が掃除していない場合に前記掃除ロボット300の残りの電気量が予め設定された電気量より小さく、この時、掃除ロボット300が充電する必要があることを決定し、掃除ロボット300は、そのより遠い充電口302で充電する代わりに、その最も近い充電口即ち充電口301を選択して充電し、掃除ロボット300の電気消費を節約する。掃除ロボット300が充電完了した後、掃除ロボット300は
図3に示す掃除ロボット300がいる場所に戻って引き続き掃除することなく、充電口301を起点とし、掃除ロボットのこの前に掃除していなかった領域を掃除されるべき領域とし、掃除ロボットの第2掃除経路を改めて計画し、第2掃除経路で掃除し、掃除ロボットの掃除効率を向上させる。
【0052】
本実施例は、掃除していない領域が存在する場合、前記掃除ロボットが最も近い充電口で充電済み且つ引き続き掃除する際、前記最も近い充電口を起点とし、掃除ロボットがこの前に掃除していなかった領域を掃除されるべき領域とし、掃除ロボットの第2掃除経路を決定し、掃除ロボットが第2掃除経路で掃除作業するように制御し、掃除ロボットがこの前に掃除を止めた位置に戻って引き続きこの前の掃除経路を掃除することなく、掃除ロボットの掃除効率を向上させる。
【0053】
一つの可能な実施形態において、上記掃除ロボットの充電方法102における掃除が充電する必要性を決定するステップは以下のようなステップD1のように実現される。
【0054】
ステップD1において、前記掃除ロボットが掃除タスクを終了した時、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定する。
【0055】
一つの実施例において、掃除ロボットが一回の掃除タスクを終了した時、掃除ロボットがこれ以上作業する必要はなくても、掃除ロボットが充電口のところに充電して次の掃除タスクのために用意することができる。
【0056】
本実施例によると、掃除ロボットが掃除タスクを終了した時、掃除ロボットが充電する必要があることを決定し、掃除ロボットが最も近い充電口で充電するように制御し、次の掃除タスクのために用意し、次の掃除タスクをする際に電気量不足のため、掃除ロボットの掃除効率に影響を与えることを避ける。
【0057】
一つの可能な実施形態において、上記掃除ロボットの充電方法におけるステップ103は、以下のようなステップE1とE2のように実現される。
【0058】
ステップE1において、前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の掃除経路において前記掃除ロボットが各充電口へ到達する道程を計算する。
【0059】
ステップE2において、前記道程が最も近い充電口を前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口として決定する。
【0060】
一つの実施例において、
図3を参照すると、掃除ロボット300は掃除タスクをする場合、掃除過程に一部の領域、例えば、部屋1が掃除していない際に前記掃除ロボット300の残りの電気量が予め設定された電気量より小さく、この時、掃除ロボット300が充電する必要があることを決定し、掃除ロボット300は充電口を選択して充電する場合、掃除ロボットが現在の掃除経路303を参照しても良く、掃除ロボット300が充電口301と充電口302に到達する距離を計算し、
図3から明らかに分かるように、掃除ロボット300は掃除経路に従って充電口301に到達する距離を距離304とし、掃除ロボット300が掃除経路に従って充電口302に到達する距離よりかなり遠いから、掃除ロボット300は道程が最も近い充電口、即ち充電口301を選択して充電し、そうすれば、充電口301に到達して充電する過程において現在の掃除経路に従って掃除することができ、掃除効率を向上させる。
【0061】
本実施例は、掃除ロボットの現在の掃除経路において掃除ロボットが各充電口に到達道程を計算することができ、道程が最も近い充電口を掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口とし、そうすれば、最も近い充電口に移動して充電する過程に現在の掃除経路に従って掃除することができ、掃除効率を向上させる。
【0062】
以下、いくつの実施例を通して実現過程を詳しく説明する。
【0063】
図4は一つの例示的な実施例によって示される掃除ロボットの充電方法のフローチャートであり、
図4に示すように、この方法は端末などのデバイスで実現することができ、ステップ401ないしステップ407を含む。
【0064】
ステップ401において、前記掃除ロボットの各充電口の位置情報を取得する。
【0065】
ステップ402において、前記掃除ロボットが掃除タスクを終了した時、前記掃除ロボットが充電することが必要であると決定する。
【0066】
ステップ403において、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定された場合、前記掃除ロボットの現在の位置情報を取得する。
【0067】
ステップ404において、前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口を決定する。
【0068】
ステップ405において、前記最も近い充電口の位置情報に基づいて、前記掃除ロボットを前記最も近い充電口へ移動させて充電するように制御する。
【0069】
ステップ406において、前記掃除ロボットが前記最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始めるように制御する場合、前記最も近い充電口を起点とし、前記掃除ロボットの第1掃除経路を決定する。
【0070】
ステップ407において、前記掃除ロボットが第1掃除経路で掃除作業する。
【0071】
図5は例示的な実施例によって示される掃除ロボットの充電方法のフローチャートであり、
図5に示すように、この方法は端末などのデバイスによって実現され、ステップ501ないしステップ507を含む。
【0072】
ステップ501において、前記掃除ロボットの各充電口の位置情報を取得する。
【0073】
ステップ502において、前記掃除ロボットの残りの電気量が予めされた電気量より小さい場合、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定する。
【0074】
ステップ503において、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定された場合、前記掃除ロボットの現在の位置情報を取得する。
【0075】
ステップ504において、前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の掃除経路において前記掃除ロボットが各充電口に到達する掃除道程を計算する。
【0076】
ステップ505において、前記掃除道程に最も近い充電口を前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口として決定する。
【0077】
ステップ506において、前記最も近い充電口の位置情報に基づいて、前記掃除ロボットが前記最も近い充電口に移動して充電するように制御する。
【0078】
ステップ507において、前記掃除ロボットが前記最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始めるように制御する場合、前記最も近い充電口を起点とし、前記掃除ロボットがこの前に掃除していなかった領域を掃除されるべき領域とし、掃除ロボットの第2掃除経路を決定する。
【0079】
ステップ508において、前記掃除ロボットが前記第2掃除経路で前記掃除されるべき領域を掃除する。
【0080】
以下、本発明の装置実施例であり、本発明の方法実施例を実行することができる。
【0081】
図6は一つの例示的な実施例によって示される掃除ロボットの充電装置のブロック図であり、この装置はソフトウェアや、ハードウェア、又は両方の組み合わせによって電子デバイスの一部又は全部となる。
図6に示すように、この掃除ロボットの充電装置は、第1取得モジュール601と、第2取得モジュール602と第1決定モジュール603と第1制御モジュール604とを含む。
第1取得モジュール601は、前記掃除ロボットの各充電口の位置情報を取得するためのものである。
第2取得モジュール602は、前記掃除ロボットが充電する必要がある場合、前記掃除ロボットの現在の位置情報を取得するためのものである。
第1決定モジュール603は、前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の位置に最も近く充電口を決定する。
第1制御モジュール604は、前記最も近い充電口の位置情報に基づいて、前記掃除ロボットを前記最も近い充電口へ移動させて充電するように制御する。
【0082】
一つの可能な実施例として、上記開示されている掃除ロボットの充電装置は、第2決定モジュール605と第2制御モジュール606とを含むように構成され、
図7は上記掃除ロボットの充電装置のブロック図である。
第2決定モジュール605は、前記掃除ロボットが前記最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始める場合、前記最も近い充電口を起点とし、前記掃除ロボットの第1掃除経路を決定する。
第2制御モジュール606は、前記掃除ロボットが第1掃除経路で掃除作業する。
【0083】
一つの可能な実施例として、上記開示されている掃除ロボットの充電装置は、第2取得モジュール602が第1決定サブモジュール6021を含むように第2取得モジュール602を構成し、
図8は上記掃除ロボットの充電装置のブロック図である。
第1決定サブモジュール6021は、前記掃除ロボットの残りの電気量が予め設定された電気量より小さい場合、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定する。
【0084】
一つの可能な実施例として、上記開示されている掃除ロボットの充電装置は第3決定モジュール607と第3制御モジュール608とを含むように構成され、
図9は上記掃除ロボットの充電装置のブロック図である。
第3決定モジュール607は、前記掃除ロボットが前記最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始める場合、前記最も近い充電口を起点とし、前記掃除ロボットがこの前に掃除していなかった領域を掃除されるべき領域とし、掃除ロボットの第2掃除経路を決定する。
第3制御モジュール608は、前記掃除ロボットが前記第2掃除経路で前記掃除されるべき領域を掃除作業するように制御する。
【0085】
一つの可能な実施例として、上記開示されている掃除ロボットの充電装置は、第2取得モジュール602が第2決定サブモジュール6022を含むよう構成され、
図10は上記の掃除ロボットの充電装置のブロック図である。
第2決定サブモジュール6022は、前記掃除ロボットが掃除タスクを済んだ場合、前記掃除ロボットが充電することを決定する。
【0086】
一つの可能な実施例として、上記開示されている掃除ロボットの充電装置は、第1決定モジュール603が計算サブモジュール6031と第3決定サブモジュール6032とを含むように構成され、
図11は、上記掃除ロボットの充電装置に係るブロック図である。
計算サブモジュール6031は、前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の掃除経路において前記掃除ロボットが各充電口に到達する道程を計算する。
第3決定サブモジュール6032は、前記道程に最も近い充電口を前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口を決定する。
【0087】
上記実施例における装置については、各モジュールが操作を実行する具体的な形態は既にこの方法に関する実施例において詳しく説明しており、ここで詳しく説明しない。
【0088】
図12は一つの例示的な実施例によって示される掃除ロボットの充電装置のブロック図であり、この装置は掃除ロボットなどスマート掃除端末に適用される。
【0089】
装置1200は以下のような一つ又は複数のアセンブリ、すなわち、処理アセンブリ1201と、メモリ1202と、電源アセンブリ1203と、マルチメディアアセンブリ1204と、オーディオアセンブリ1205と、入力/出力(I/O)インターフェース1206と、センサアセンブリ1207と、通信アセンブリ1208を含んでも良い。
【0090】
処理アセンブリ1201は、通常、制御装置1200の全体操作を制御するものであり、例えば、表示と、経路計算と記録操作とに関連する操作を制御する。処理アセンブリ1201は一つ又は複数のプロセッサ1220を含むことにより命令を実行することができ、上記の方法の全部又は一部のステップを完成させる。また、処理アセンブリ1201は一つ又は複数のモジュールを含むことができ、処理アセンブリ1201と他のアセンブリとの間のインタラクションを便利にする。例えば、処理アセンブリ1201は、マルチメディアモジュールを含むことができ、マルチメディアアセンブリ1204と処理アセンブリ1201との間のインタラクションを便利にする。
【0091】
メモリ1202は各種のタイプのデータを記憶して装置1200における操作を支持するように構成される。これらのデータの例は装置1200に操作するためのいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、図面などを含む。メモリ1202は任意のタイプの揮発性または不揮発性ストレージデバイス又はこれらの組み合わせによって実現し、例えば、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブル・リード・オンリ・メモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブル・リード・オンリ・メモリ(EPROM)、プログラマブル・リード・オンリ・メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、ディスクまたはCDなどが挙げられる。
【0092】
電源アセンブリ1203は装置1200の各種のアセンブリに電力を提供する。電源アセンブリ1203は、電源管理システムと、一つ又は複数の電源と、他の装置1200のために生成、管理及び電力分配することに関するアセンブリを含む。
【0093】
マルチメディアアセンブリ1204は前記装置1200とユーザの間に一つの出力インターフェースのスクリーンを提供する。一部の実施例において、スクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD)とタッチパネル(TP)とを含む。スクリーンはタッチパネルを含む場合、スクリーンはタッチスクリーンとして実現され、ユーザからの入力信号を受信する。タッチパネルは、一つ又は複数のタッチセンサを含んでパネルにおけるジェスチャーを観測してタッチして、スライド及びタッチする。前記タッチセンサは動作の境を観測してタッチ又はスライドするだけではなく、前記タッチ又はスライド操作に関連する持続時間と圧力を検出する。一部の実施例において、マルチメディアアセンブリ1204は、一つのカメラを含む。この装置1200が掃除モードにある場合、カメラは外部のマルチメディアデータを撮影することができる。各カメラは一つの固定された光学レンズシステムであっても良い、或いは焦点距離と光学ズーム機能とを備える。
【0094】
オーディオアセンブリ1205は、オーディオ信号を出力及び/入力するように構成される。例えば、オーディオアセンブリ1205は一つのマイク(MIC)を含み、装置1200は操作モードにある場合、例えば、音声認識モードにある場合、マイクは外部オーディオ信号を受信するように構成される。受信されたオーディオ信号は更にメモリ1202に記憶され、処理アセンブリ1201が音声認識するようにする。一部の実施例において、オーディオアセンブリ1205は、オーディオ信号を出力するための一つの拡声器を更に含む。
【0095】
I/Oインターフェース1206は、処理アセンブリ1201と周辺インターフェースモジュールの間にインターフェースを提供し、上記周辺インターフェースモジュールとしては、クリックホイール、ボタンなどが挙げられる。これらのボタンは、ホームボタン、音量ボタン、開始ボタン、ロックボタンを含むがこれらを限定するものではない。
【0096】
センサアセンブリ1207は、装置1200に各方面の状態評価を提供するための一つ又は複数のセンサを含む。例えば、センサアセンブリ1207は、一切物理接触もない場合に付近の物体の存在を検出するように構成されるための近接センサを含む。センサアセンブリ1207は光センサを更に含むことができ、例えば、CMOSやCCD画像センサ、結像応用に用いられる。一部の実施例において、前記センサアセンブリ1207は、ジャイロセンサ、湿度センサを更に含むことができる。
【0097】
通信アセンブリ1208は、装置1200と他のデバイスの間に有線又は無線の形で便利に通信するために構成されるものである。装置1200は通信標準に基づく無線ネットワーク、例えば、WiFi、2G又は3G、或いはこれらの組み合わせにアクセスすることができる。一つの例示的な実施例において、前記通信アセンブリ1208は、短距離通信を促すように、近距離無線通信(NFC)モジュールを更に含む。例えば、NFCモジュールは、無線周波数認識装置(RFID)技術、赤外線通信協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(BT)技術と他の技術に基づいて実現される。
【0098】
例示的な実施例において、装置1200は一つ又は複数の特定用途向け IC(ASIC)、デジタル信号処理(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子元素により実現され、上記方法を実行することに用いられる。
【0099】
例示的な実施例において、命令を含む非一時的なコンピュータ読み取り記憶媒体を更に提供し、例えば、命令を含むメモリ1202、上記の命令は装置1200のプロセッサ1220により実行され上記の方法を完成する。例えば、前記非一時的なコンピュータ読み取り記憶媒体はROMや、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD―ROM、テープ、フロッピーディスクおよび光データ記憶装置であっても良い。
【0100】
本実施例は、掃除ロボットの充電装置を提供し、前記掃除ロボットの充電装置は、
プロセッサと、
プロセッサが実行可能な命令を記憶するメモリと、
を含み、
ここで、前記プロセッサは、
前記掃除ロボットの各充電口の位置情報を取得し、
前記掃除ロボットを充電する必要があると決定された場合、前記掃除ロボットの現在の位置情報を取得し、
前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口を決定し、
前記最も近い充電口の位置情報に基づいて、前記掃除ロボットを前記最も近い充電口へ移動させて充電するように制御するように構成される。
【0101】
前記方法は、
前記掃除ロボットが前記最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始めるように制御する場合、前記最も近い充電口を起点とし、前記掃除ロボットの第1掃除経路を決定するステップと、
前記掃除ロボットが第1掃除ロボット経路で掃除作業するように制御するステップと、
を更に含む。
【0102】
前記プロセッサは、更に以下のように構成される。
前記掃除ロボットが充電する必要があることは、
前記掃除ロボットの残りの電気量が予め設定された電気量より小さい場合、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定するステップを含む。
【0103】
前記プロセッサは、更に以下のように構成される。
前記方法は、
前記掃除ロボットが前記最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始めるように制御する場合、前記最も近い充電口を起点とし、前記掃除ロボットがこの前に掃除していなかった領域を掃除されるべき領域とし、掃除ロボットの第2掃除経路を決定するステップと、
前記掃除ロボットが前記第2掃除経路で前記掃除されるべき領域を掃除作業するように制御するステップと、
を更に含む。
【0104】
前記プロセッサは、更に以下のように構成される。
前記掃除ロボットを充電する必要があると決定するステップは、
前記掃除ロボットが掃除タスクを終了した時、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定することを含む。
【0105】
前記プロセッサは、更に以下のように構成される。
前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口を決定するステップは、
前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の掃除経路において前記掃除ロボットが各充電口に到達する掃除道程を計算するステップと、
前記掃除距離の最も近い充電口を前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口として決定するステップと
を含む。
【0106】
本実施例は、コンピュータプログラムを記憶する非一時的なコンピュータ読み取り記憶媒体を更に提供し、掃除ロボットに適用され、前記コンピュータプログラムはプロセッサに実行される際に、以下のようなステップを実行する。
前記掃除ロボットの各充電口の位置情報を取得し、
前記掃除ロボットを充電する必要があると決定された場合、前記掃除ロボットの現在の位置情報を取得し、
前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口を決定し、
前記最も近い充電口の位置情報に基づいて、前記掃除ロボットを前記最も近い充電口へ移動させて充電するように制御する。
【0107】
前記記憶媒体における命令は更に以下のようなことを含む。
前記方法は、
前記掃除ロボットが前記最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始めるように制御する場合、前記最も近い充電口を起点とし、前記掃除ロボットの第1掃除経路を決定するステップと、
前記掃除ロボットが第1掃除ロボット経路で掃除作業するように制御するステップと、
を含む。
【0108】
前記記憶媒体における命令は更に以下のようなことを含む。
前記掃除ロボットが充電する必要があることは、
前記掃除ロボットの残りの電気量が予め設定された電気量より小さい場合、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定するステップを含む。
【0109】
前記記憶媒体における命令は更に以下のようなことを含む。
前記方法は、
前記掃除ロボットが前記最も近い充電口で充電済みであり且つ掃除作業を始めるように制御する場合、前記最も近い充電口を起点とし、前記掃除ロボットがこの前に掃除していなかった領域を掃除されるべき領域とし、掃除ロボットの第2掃除経路を決定するステップと、
前記掃除ロボットが前記第2掃除経路で前記掃除されるべき領域を掃除作業するように制御するステップと、
を更に含む。
【0110】
前記記憶媒体における命令は更に以下のようなことを含む。
前記掃除ロボットを充電する必要があると決定するステップは、
前記掃除ロボットが掃除タスクを終了した時、前記掃除ロボットを充電する必要があると決定するステップを含む。
【0111】
前記記憶媒体における命令は更に以下のようなことを含む。
前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口を決定するステップは、
前記各充電口の位置情報と前記現在の位置情報とに基づいて、前記掃除ロボットの現在の掃除経路において前記掃除ロボットが各充電口に到達する掃除道程を計算するステップと、
前記距離の最も近い充電口を前記掃除ロボットの現在の位置から距離が最も近い充電口として決定するステップと
を含む。
【0112】
当業者は、明細書を考慮してここに記載の発明を実践した後、本発明の他の実施案を容易に考えられる。本発明は、ここに記載された一切変形、用途又は適応性的な変化を含むことを旨とし、これらの変形、用途又は適応的変化は本発明の一般的な原理及び本発明に開示されていない当該技術分野における周知知識又は常用の技術手段を含む。明細書と実施例とは例示的なものとみなされるに過ぎず、本発明の真の範囲と主旨は以下の特許請求の範囲に指摘される。
【0113】
本発明は、上記既に説明されて図面に示された正確な構造を限定するものではなく、その原理及び主旨から逸脱しない限り、各種の補正、変化を行うことができる、と理解されるべきである。本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその等価物により限定されるだけである。