特許第6652391号(P6652391)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6652391
(24)【登録日】2020年1月27日
(45)【発行日】2020年2月19日
(54)【発明の名称】建具
(51)【国際特許分類】
   E06B 1/34 20060101AFI20200210BHJP
   E06B 1/12 20060101ALI20200210BHJP
   E06B 7/14 20060101ALI20200210BHJP
【FI】
   E06B1/34 Z
   E06B1/12 Z
   E06B7/14
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-9587(P2016-9587)
(22)【出願日】2016年1月21日
(65)【公開番号】特開2017-128939(P2017-128939A)
(43)【公開日】2017年7月27日
【審査請求日】2018年9月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】302045705
【氏名又は名称】株式会社LIXIL
(74)【代理人】
【識別番号】100106909
【弁理士】
【氏名又は名称】棚井 澄雄
(74)【代理人】
【識別番号】100094400
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 三義
(74)【代理人】
【識別番号】100161506
【弁理士】
【氏名又は名称】川渕 健一
(74)【代理人】
【識別番号】100169764
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 雄一郎
(72)【発明者】
【氏名】蜂谷 拓平
(72)【発明者】
【氏名】市原 卓
(72)【発明者】
【氏名】門田 周士
【審査官】 家田 政明
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−064718(JP,A)
【文献】 特開2005−256485(JP,A)
【文献】 実開平06−074784(JP,U)
【文献】 特開2004−143820(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E06B 1/00−1/70
E06B 3/04−3/46
E06B 3/96−3/99
E06B 7/00−7/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
枠体の屋外側に取り付けていて上下方向に延びる筒状のケーシングと、該ケーシングの下端部に形成した開口に設けたキャップとを備えた建具であって、
前記キャップの底面に形成した水抜き穴と、
前記水抜き穴の屋内側に形成された仕切り壁と
を備えたことを特徴とする建具。
【請求項2】
前記ケーシングの下端部の開口の屋内側端部はシール部材を介して前記仕切り壁に当接している請求項1に記載された建具。
【請求項3】
前記水抜き穴には側板と天板が設置されている請求項1または2に記載された建具。
【請求項4】
前記キャップの底面には前記仕切り壁側から水抜き穴に向けて下り傾斜する傾斜面が形成されている請求項1から3のいずれか1項に記載された建具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば躯体の開口部に設けた枠体に化粧部材としてケーシングを取り付けた建具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、引き違い窓や辷り出し窓やFIX窓等の各種の開口部装置は、上枠及び下枠と左右の縦枠からなる枠体内に障子を納めている。これらの枠体はアルミ合金等の金属枠体を有しており、その屋内側や屋外側に化粧部材としてケーシングを取り付けて意匠性を高めたものが知られている。
例えば特許文献1に記載された引き違い窓では、枠体を構成する縦固定部材と横固定部材の屋内側にそれぞれ略U字状の縦化粧部材と横化粧部材を嵌め込んで取り付けている。そして、縦化粧部材と横化粧部材の接合部に断面略L字状のコーナー部材を取り付けて連結している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−297831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載された縦化粧部材と横化粧部材を屋外側で枠体に設置した場合、縦化粧部材の上部や縦枠との係合部に雨水が浸入すると下端部に流れ落ちた雨水が屋内側や躯体側に浸入するおそれがあった。また、縦化粧部材と縦枠との係合部から雨水が浸入したり縦化粧部材の下端開口や下部の横化粧部材から水が浸入したりすると、屋内側に流入し漏水するおそれがあった。
【0005】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、ケーシングの下端部に流入する雨水等が屋内側に浸入することを防止できるようにした建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による建具は、枠体の屋外側に取り付けていて上下方向に延びる筒状のケーシングと、該ケーシングの下端部に形成した開口に設けたキャップとを備えた建具であって、キャップの底面に形成した水抜き穴と、水抜き穴の屋内側に形成された仕切り壁とを備えたことを特徴とする。
本発明による建具によれば、ケーシング内を上部開口から下端部のキャップに雨水等が流れ落ちたり、ケーシングと枠体との隙間から雨水等が流入したり、ケーシング下端部で水抜き穴からキャップ内に雨水等が浸入したりしたとしても、キャップ内の仕切り壁によって屋内側や躯体側に流入することを阻止され、キャップ内に浸入した雨水等は水抜き穴を通して外部に排出される。
【0007】
また、ケーシングの下端部の開口の屋内側端部はシール部材を介して仕切り壁に当接していることが好ましい。
キャップ内に浸入した雨水等の水位が仕切り壁を越えたとしても、仕切り壁とケーシング下端部の開口の屋内側端部とはシール部材を介して液密に当接しているため、水が仕切り壁を乗り越えて屋内側に浸入することを阻止できる。
【0008】
また、水抜き穴には側板と天板が設置されていてもよい。
キャップは水抜き穴が側板と天板で部分的に覆われているため、屋外からの水の浸入を低減することができる。
【0009】
また、キャップの底面には仕切り壁側から水抜き穴に向けて下り傾斜する傾斜面が形成されていてもよい。
キャップの底面に水抜き穴に向けて傾斜面が形成されているため、キャップ内に浸入した水は傾斜面に沿って流れて水抜き穴から排出される。
【発明の効果】
【0010】
本発明による建具によれば、ケーシング内を雨水等が下端部のキャップに流れ落ちたり、ケーシングと枠体との隙間から雨水等がキャップに流入したり、ケーシング下端部で雨水等が水抜き穴からキャップ内に浸入したとしても、キャップ内の仕切り壁によって屋内側や躯体側に流入することを阻止できる。しかも、キャップ内に流入した水は水抜き穴を通して外部に排出できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施形態による引き違い窓の縦枠とケーシングの配置を示す要部水平断面図である。
図2図1に示すケーシングの下端部の開口とこれに嵌合されるキャップを示す分解説明図である。
図3図1に示すケーシングの下端部の開口と開口に取り付けたキャップとを示す要部説明図である。
図4】キャップを示すものであり、(a)は内面を示す斜視図、(b)は裏面を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態による引き違い窓の枠体に設けたケーシングとキャップの取り付け構造について図1乃至図4により説明する。
図1に示す実施形態による引き違い窓1は躯体2の開口部2aに固定した枠体3として上枠と下枠と左右の縦枠4とが四角形枠状に形成されている。枠体3内には外障子6と内障子(図示せず)が開閉可能に納められている。枠体3は金属枠の屋内側に樹脂枠がそれぞれ連結されている。
図1は一方の縦枠4の周辺の水平断面図を示しており、躯体2の開口部2aと縦枠4との間には、上下方向に延びる例えば略四角形筒状で中空のケーシング7が屋外側に配設され、ケーシング7は縦枠4の金属縦枠5に係合されている。ケーシング7は化粧部材である。縦枠4は金属縦枠5とその屋内側に固定された樹脂縦枠8とで構成され、枠体3の左右両側に対向して設置されている。
【0013】
金属縦枠5は水平断面視で略T字状に形成されており、板状の本体部5aが屋内外方向に延びると共にその途中で分岐した分岐片5bが躯体2とケーシング7との間に延びて固定ネジ10によって躯体2に固定されている。金属縦枠5の本体部5aの屋内側端部には略コの字状に屈曲したかしめ枠5cが形成され、かしめ枠5cから分岐して更に屋内側に延びる先端片5fは固定ネジ10によって躯体2の開口部2aに固定されている。また、本体部5aの屋外側には樹脂縦枠8を係止するための断面略L字状の第一係止部9が形成されている。
かしめ枠5cは断面略コの字状に形成され、その一辺を構成する第一係合部12は先端に爪部を形成している。
【0014】
一方、樹脂縦枠8は複数の中空のホロー部を形成しており、その屋外側端部には金属縦枠5の第一係止部9に係止された例えば略L字状の第二係止部11が形成されている。樹脂縦枠8の屋内側端部には屋内片部8aが形成され、その一端は略L字状に屈曲されて額縁14に係止されている。屋内片部8aの他端側は屈曲されて、金属縦枠5のかしめ枠5c内に挿入されて第一係合部12と係合する爪部を有する弾性変形可能な第二係合部13が形成されている。
そして、金属縦枠5の第一係合部12と樹脂縦枠8の第二係合部13を係合させた状態でかしめ枠5cをかしめることで互いに固定できる。
【0015】
また、図2及び図3に示すように、ケーシング7は略四角形筒状で上下方向に延びており、その下端部の四角形状をなす開口7aはキャップ15で覆われている。ケーシング7の金属縦枠5側の側面には本体部5aの先端に当接する屋外側突出片7bと、本体部5aに設けた第一係止片5dに係合する略L字状の第二係止片7cとを備えている。更にケーシング7の屋内側の側面は金属縦枠5の分岐片5bに設けた略T字状の第三係合片5eに嵌合する断面略U字状の受け片7dを備えている。
ケーシング7は略四角形部分とその屋内側の面7gの対向する2辺から屋内側に突出する受け片7dと突出片7fを有している。受け片7dと突出片7fに挟まれた屋内側の面7gには略円弧状で中央に切れ目を有するネジ受け部7eが形成されている。また、ケーシング7の屋外側側面と躯体2側の側面にかけて断面略L字状のカバー24が取り付けられている。
【0016】
次に、キャップ15について図2図4により説明する。
キャップ15は略四角形板状の底面16の四周に側壁17a、17b、17c、17dが突出して形成され、対向する長辺状の側壁17a、17bの中間に略直交する方向に仕切り壁18が突出形成されている。仕切り壁18の長手方向中間部分には屋内側に突出する略半円状の凸部18aが形成され、凸部18a内にねじ孔19が形成されている。
ケーシング7の開口7aの三辺はキャップ15の側壁17b、17c、仕切り壁18で作る略四角形の三辺の壁枠上に設置されている。開口7aの残りの一辺は、底面16に所定間隔で設置された複数の突起部22上に載置されている。そして、キャップ15の他の一辺をなす屈曲された側壁17aは開口7aの外側に突出して配設されている。そのため、開口7aよりキャップ15の側壁17a、17b、17c、仕切り壁18で仕切る略四角形の方が面積が大きい。
【0017】
キャップ15の底面16には屋内側方向に対向する短辺状の側壁17c、17dが形成されており、屋外側に設けた側壁17c側の底面16には水抜き穴20が例えば2つ形成されている。これらの水抜き穴20は断面略L字状の側板21aと天板21bによって覆われている。また、底面16には水抜き穴20に近接する位置から水抜き穴20に向けて下り傾斜する傾斜面16aが形成されている。
【0018】
図2に示すように、キャップ15に設けた側壁17bと仕切り壁18の上面にはケーシング7の開口7aの2辺と液密にシールするようにパッキン23a、23bがシール部材として固着されている。特に開口7aの屋内側の1辺をなす屋内側の面7gの端部(屋内側端部)はパッキン23bを介して仕切り壁18の上面に当接していて液密にシールしている。
また、屋内側の側壁17dと屈曲された側壁17aの側面にもパッキン23c、23dが固着されている。パッキン23cによって屋内側の側壁17dと金属縦枠5の分岐片5bとを液密にシールし、パッキン23dによって屈曲した側壁17aと金属縦枠5の本体部5aとの間をシールしている。屋外側の側壁17cにはパッキンは設置されていない。
なお、図2及び図3に示すキャップ15において、屋外側の側壁17cと隣の側壁17bとの角部には側壁17c、17bより高い略L字状の第一高壁25が形成されている。開口7aの外側に位置する仕切り壁18の端部から側壁17aにかけて仕切り壁18より高い第二高壁26が形成されている。そのため、第二高壁26はケーシング7の外側に位置している。
【0019】
本実施形態による引き違い窓1のケーシング7とキャップ15は上述した取り付け構造を備えており、次にその組立方法と作用を説明する。
化粧部材としてのケーシング7を縦枠4に取り付けるには、ケーシング7の下端部の開口7aにキャップ15を取り付けて開口7aの隣り合う2辺がキャップ15の側壁17bと仕切り壁18の上にパッキン23a、23bを介して設置され、液密にシールされる。また、開口7aの残りの2辺は屋外側の側壁17cと複数の突起部22の上に設置される。キャップ15の屋内側の側壁17dと屈曲した側壁17aの側面にもパッキン23c、23dが貼着されている。そして、キャップ15の裏面からねじ孔19を通して固定ねじ10を挿通してケーシング7のネジ受け部7eに螺合して固定する。
キャップ15を取り付けたケーシング7を屋外側の躯体2と枠体3の金属縦枠5との間に挿入し、金属縦枠5の本体部5aに設けた第一係止片5dに略L字状の第二係止片7cを係合させると共に、分岐片5bに設けた略T字状の第三係合片5eに断面略U字状の受け片7dを嵌合させて固定する。また、屋外側突出片7bを本体部5aの先端に当接させて本体部5aを覆う。これによってケーシング7とキャップ15の組み立てが完了する。
【0020】
このように枠体3と躯体2の間で金属縦枠5に取り付けたケーシング7に対して、雨水等が吹き付けると上部開口から内部に雨水等が浸入することがある。この雨水等はケーシング7の内面に沿ってキャップ15の底面16上に流れ落ちる。また、ケーシング7の屋外側突出片7bと金属縦枠5の本体部5aとの隙間から雨水等がケーシング7とキャップ15の屈曲した側壁17aとの間に流入することがある。
そして、キャップ15の底面16にこれらの雨水等が溜まったとしても、その屋内側に仕切り壁18が設置されているために屋内側に流入することは阻止され、傾斜面16aを流れ落ちて水抜き穴20を介して屋外に排出される。
【0021】
また、ケーシング7の下端部に位置する引き違い窓1の掃出しや腰窓等に雨水等が吹き付けたりすると、この雨水が掃出しや腰窓等から水抜き穴20を通してキャップ15内に逆流するおそれがある。この場合でも、水抜き穴20が側板21aと天板21bで覆われているために雨水等が入りにくい。仮に水抜き穴20から側板21aの両側を通して雨水等がキャップ15内に流入したとしても、水抜き穴20は傾斜面16aの下端部に形成されているため、水は容易に排出される。
また、キャップ15の底面16に流入する雨水等の水位が仕切り壁18の高さを超えて溜まったとしても、仕切り壁18及び側壁17bの上面には止水材としてのパッキン23a、23bを挟んでケーシング7の下端部の開口7aが設置されているため、雨水等がこれらの仕切り壁18や側壁17bを超えて屋内側や躯体側に浸入することを阻止できる。
ケーシング7と金属縦枠5の本体部5aとの隙間からキャップ15内に雨水等が浸入した場合でも、ケーシング7の外側で仕切り壁18に第二高壁26を設けたため屋内側への浸入を阻止できる。
【0022】
上述のように本実施形態による引き違い窓1のケーシング7とキャップ15の取り付け構造によれば、キャップ15の底面16に仕切り壁18を設けたのでケーシング7の上部開口やケーシング7と金属縦枠5との隙間や水抜き穴20等から雨水等が浸入したとしても、仕切り壁18によって屋内側や躯体2側に浸入することを阻止できる。しかも、仕切り壁18及び躯体2側の側壁17bとケーシング7の開口7aとの間に止水材としてパッキン23b、23aを設けたので、キャップ15内に溜まった雨水等の水位が仕切り壁18等を超えたとしても屋内側や躯体2側に浸水することを阻止できる。
また、キャップ15の底面16の屋外側に傾斜面16aを設けたため、キャップ15内に浸入した雨水等は水抜き穴20を通して効率的に排水できる。しかも、水抜き穴20には側板21aと天板21bを設けたため、屋外の雨水等が水抜き穴20を通してキャップ15内に流入しにくいという利点もある。
【0023】
なお、本発明による引き違い窓1のケーシング7とキャップ15の取り付け構造は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜の変更や置換等が可能である。以下に、本発明の変形例等について説明するが、上述した実施形態で説明した部品や部材等と同一または同様なものについては同一の符号を用いて説明を省略する。
【0024】
上述した実施形態では、キャップ15の側壁17a、17b間の幅をケーシング7の開口7aの幅より大きく設定したが、キャップ15の側壁17a、17b、仕切り壁18、側壁17cの形状をケーシング7の開口7aと略同一形状で同一寸法に設定し、その上面にパッキン23a、23b、23dを固着してもよい。この場合、ケーシング7の下端部の開口7aはパッキン23d、23a、23bを介してキャップ15の側壁17a、17b、仕切り壁18の上面に当接するため雨水等をシールすることができる。
また、パッキン23a、23b、23c、23dはシール部材に含まれる。
【0025】
なお、キャップ15の底面16に仕切り壁18を突出して設けているため、パッキン23b等を設置しなくてもよい。また、上述の実施形態ではキャップ15の屋外側の側壁17cにはパッキンを設置しない構成にしたが、屋外側の側壁17cにもパッキンを設置してケーシング7の開口7aの屋外側端部を液密に設置してもよい。
また、キャップ15の底面16が水平面であれば傾斜面16aを設けない構成を採用してもよいし、あるいは仕切り壁18から水抜き穴20までの底面16全体を傾斜面16aに形成してもよい。
【0026】
また、キャップ15の水抜き穴20の側部と上部に側板21aと天板21bを設置したが必ずしも側板21aと天板21bを設置しなくてもよい。
なお、本発明は引き違い窓1に限定されることなく、縦辷り出し窓や横辷り出し窓等各種の建具に用いることができる。また、本発明はビル等に設置する窓等の建具に限定されることなく一般住宅等の建具にも適用できる。
【符号の説明】
【0027】
1 引き違い窓
2 躯体
2a 開口部
3 枠体
4 縦枠
5 金属縦枠
7 ケーシング
7a 開口
8 樹脂縦枠
16 底面
16a 傾斜面
17a、17b、17c、17d 側壁
18 仕切り壁
19 ねじ孔
20 水抜き穴
21a 側板
21b 天板
23a、23b、23c、23d パッキン
図1
図2
図3
図4