(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6652904
(24)【登録日】2020年1月28日
    
      
        (45)【発行日】2020年2月26日
      
    (54)【発明の名称】折畳みベッド
(51)【国際特許分類】
   A47C  19/12        20060101AFI20200217BHJP        
【FI】
   A47C19/12 Z
【請求項の数】7
【全頁数】9
      (21)【出願番号】特願2016-196345(P2016-196345)
(22)【出願日】2016年10月4日
    
      (65)【公開番号】特開2018-57536(P2018-57536A)
(43)【公開日】2018年4月12日
    【審査請求日】2018年6月27日
      
        
          (73)【特許権者】
【識別番号】595084807
【氏名又は名称】株式会社アテックス
          (74)【代理人】
【識別番号】100104134
【弁理士】
【氏名又は名称】住友  慎太郎
          (74)【代理人】
【識別番号】100156225
【弁理士】
【氏名又は名称】浦  重剛
          (74)【代理人】
【識別番号】100168549
【弁理士】
【氏名又は名称】苗村  潤
          (74)【代理人】
【識別番号】100200403
【弁理士】
【氏名又は名称】石原  幸信
        
      
      
        (72)【発明者】
          【氏名】中野  美喜男
              
            
        
      
    
      【審査官】
        須賀  仁美
      
    (56)【参考文献】
      
        【文献】
          登録実用新案第3204217(JP,U)      
        
        【文献】
          特開2012−081237(JP,A)      
        
        【文献】
          特開2006−305269(JP,A)      
        
        【文献】
          特開2012−081238(JP,A)      
        
        【文献】
          特開2003−259940(JP,A)      
        
      
    (58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47C19/00−19/12
A61G7/00−7/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
  使用者が載せられる寝台部と、前記寝台部が載置されるベッドフレーム枠と、前記ベッドフレーム枠を支持する脚部とを備えた折畳みベッドであって、
  前記寝台部は、ベッド側面視において、略水平となる水平状態と、逆V字状に折り曲げられた折り畳み状態とに変形可能であり、
  前記脚部は、床面に対して前記ベッドフレーム枠を水平移動自在に支持する車輪部材と、前記床面に対して前記ベッドフレーム枠の移動を妨げる非車輪部材とを含み、
  前記車輪部材は、前記寝台部が水平状態のときに離地し、前記寝台部が折り畳み状態のときに接地し、
  前記寝台部は、使用者の下半身側が載せられる下半身側寝台部と使用者の上半身側が載せられる上半身側寝台部とを含み、
  前記ベッドフレーム枠は、前記下半身側寝台部が載置される下半身側フレーム枠と、前記上半身側寝台部が載置される上半身側フレーム枠と、前記下半身側フレーム枠と前記上半身側フレーム枠とを連結する連結フレームとを含み、
  前記連結フレームは、前記寝台部が水平状態のときに接地する連結脚部を含み、
  前記脚部は、前記下半身側フレーム枠を回動自在に支持する下半身側脚フレーム、前記上半身側フレーム枠を回動自在に支持する上半身側脚フレーム、並びに、前記下半身側脚フレーム及び前記上半身側脚フレームと前記連結脚部とを連結する脚部リンクを含み、
  前記車輪部材は、水平状態の前記寝台部の四隅に配置される4つの主車輪と、前記主車輪よりもベッド内側に配置される2つの補助車輪とを含み、
  前記非車輪部材は、前記寝台部が水平状態のときに、ベッド幅方向側面視において、前記補助車輪と重複する位置に固着されることを特徴とする折畳みベッド。
【請求項2】
  前記非車輪部材は、前記寝台部が水平状態のときに接地し、前記寝台部が折り畳み状態のときに離地する請求項1に記載の折畳みベッド。
【請求項3】
  前記非車輪部材は、前記脚部リンクの前記主車輪側の一部分に固着される請求項1又は2に記載の折畳みベッド。
【請求項4】
  前記各補助車輪は、ベッド幅方向において、互いに異なる位置に配置される請求項1乃至3のいずれかに記載の折畳みベッド。
【請求項5】
  前記車輪部材は、前記下半身側脚フレーム及び前記上半身側脚フレームに固着される請求項1乃至4のいずれかに記載の折畳みベッド。
【請求項6】
  前記寝台部が水平状態のときの前記車輪部材の離地隙間は、1mm以上である請求項1乃至5のいずれかに記載の折畳みベッド。
【請求項7】
  前記車輪部材は、キャスターを含む請求項1乃至6のいずれかに記載の折畳みベッド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
  本発明は、使用者が載せられる寝台部を折畳むことができる折畳みベッドに関する。
 
【背景技術】
【0002】
  従来、使用者が載せられる寝台部が、ベッド側面視において、略水平となる水平状態と、逆V字状に折り曲げられた折り畳み状態とに変形可能な折畳みベッドが種々提案されている。
【0003】
  例えば、下記特許文献1には、使用者の下半身側が載せられる下半身側寝台部と使用者の上半身側が載せられる上半身側寝台部とを含む寝台部と、寝台部が載置されるベッドフレーム枠と、ベッドフレーム枠を支持する脚部とを備えた折畳みベッドが記載されている。特許文献1の折畳みベッドの脚部は、床面に対して前記ベッドフレーム枠を水平移動自在に支持する車輪部材を含んでいる。この折畳みベッドは、寝台部を水平状態と折り畳み状態との間で変形させる際に車輪部材が床面を走行するので、当該変形作業は、スムーズに行われる。
 
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2016−131798号公報
 
 
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
  折畳みベッドに使用者が載せられるとき(すなわち、床面に対して寝台部が水平状態で配置されるとき)、床面に対してベッドが移動すると、使用者は安心できない。したがって、ベッドは、水平状態では、床面に対して移動しないことが望まれている。
【0006】
  特許文献1の折畳みベッドは、寝台部が水平状態のときに、下半身側寝台部と上半身側寝台部との間に位置する連結脚部が床面に接地することで、床面に対する移動を妨げている。しかしながら、特許文献1の折畳みベッドは、連結脚部とともに車輪部材が接地しているので、水平状態のときにも床面に対して移動し易い状態となっていた。
【0007】
  このため、このような折畳みベッドでは、例えば、車輪部材にストッパを設けて、床面に対する移動を妨げている。しかしながら、車輪部材毎に設けられたストッパを全て操作する作業は、煩雑なものであった。また、例えば、折畳みベッドを部屋の隅部に配置するときに、当該隅部に位置するストッパを操作する作業は、非常に困難なものであった。
【0008】
  本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、床面に対して寝台部を水平状態で配置する際の作業性がよく、配置されたときに移動し難い折畳みベッドを提供することを主たる目的としている。
 
【課題を解決するための手段】
【0009】
  本発明は、使用者が載せられる寝台部と、前記寝台部が載置されるベッドフレーム枠と、前記ベッドフレーム枠を支持する脚部とを備えた折畳みベッドであって、前記寝台部は、ベッド側面視において、略水平となる水平状態と、逆V字状に折り曲げられた折り畳み状態とに変形可能であり、前記脚部は、床面に対して前記ベッドフレーム枠を水平移動自在に支持する車輪部材と、前記床面に対して前記ベッドフレーム枠の移動を妨げる非車輪部材とを含み、前記車輪部材は、前記寝台部が水平状態のときに離地し、前記寝台部が折り畳み状態のときに接地することを特徴とする。
【0010】
  本発明に係る折畳みベッドにおいて、前記非車輪部材は、前記寝台部が水平状態のときに接地し、前記寝台部が折り畳み状態のときに離地するのが望ましい。
【0011】
  本発明に係る折畳みベッドにおいて、前記車輪部材は、水平状態の前記寝台部の四隅に配置される4つの主車輪と、前記主車輪よりもベッド内側に配置される2つの補助車輪とを含むのが望ましい。
【0012】
  本発明に係る折畳みベッドにおいて、前記各補助車輪は、ベッド幅方向において、互いに異なる位置に配置されるのが望ましい。
【0013】
  本発明に係る折畳みベッドにおいて、前記寝台部は、使用者の下半身側が載せられる下半身側寝台部と使用者の上半身側が載せられる上半身側寝台部とを含み、前記ベッドフレーム枠は、前記下半身側寝台部が載置される下半身側フレーム枠と、前記上半身側寝台部が載置される上半身側フレーム枠と、前記下半身側フレーム枠と前記上半身側フレーム枠とを連結する連結フレームとを含み、前記連結フレームは、前記寝台部が水平状態のときに接地する連結脚部を含み、前記脚部は、前記下半身側フレーム枠を回動自在に支持する下半身側脚フレーム、前記上半身側フレーム枠を回動自在に支持する上半身側脚フレーム、並びに、前記下半身側脚フレーム及び前記上半身側脚フレームと前記連結脚部とを連結する脚部リンクを含むのが望ましい。
【0014】
  本発明に係る折畳みベッドにおいて、前記車輪部材は、前記下半身側脚フレーム及び前記上半身側脚フレームに固着され、前記非車輪部材は、前記脚部リンクに固着されるのが望ましい。
【0015】
  本発明に係る折畳みベッドにおいて、前記寝台部が水平状態のときの前記車輪部材の離地隙間は、1mm以上であるのが望ましい。
【0016】
  本発明に係る折畳みベッドにおいて、前記車輪部材は、キャスターを含むのが望ましい。
 
【発明の効果】
【0017】
  本発明の折畳みベッドにおいて、脚部は、床面に対してベッドフレーム枠を水平移動自在に支持する車輪部材と、前記床面に対して前記ベッドフレーム枠の移動を妨げる接地可能な非車輪部材とを含んでいる。このような車輪部材は、寝台部を、水平状態と折り畳み状態との間のでスムーズに変形させるのに役立つ。また、非車輪部材は、寝台部が水平状態の折畳みベッドの床面に対する移動を妨げることができる。
【0018】
  本発明の折畳みベッドにおいて、車輪部材は、前記寝台部が水平状態のときに離地し、前記寝台部が折り畳み状態のときに接地している。このため、寝台部が水平状態で配置された折畳みベッドは、車輪部材により、床面に対して水平移動するおそれがない。このような折畳みベッドは、寝台部が水平状態で配置された床面に対して移動し難く、使用者が安心して使用することができる。そして、この車輪部材の離地及び接地の変更は、本発明の折畳みベッドの寝台部を水平状態と折り畳み状態との間で変更するのみで行うことができるので、本発明の折畳みベッドは、床面に対して寝台部を水平状態で配置する際の作業性を向上させ得る。
 
 
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】本発明の折畳みベッドの一実施形態を示す側面図である。
 
【
図2】折り畳み状態の折畳みベッドの側面図である。
 
【
図4】下半身側から視た折畳みベッドの正面図である。
 
 
【発明を実施するための形態】
【0020】
  以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
  
図1には、本実施形態の折畳みベッド1の側面図が示されている。
図1に示されるように、本実施形態の折畳みベッド1は、使用者が載せられる寝台部2と、寝台部2が載置されるベッドフレーム枠3と、ベッドフレーム枠3を支持する脚部4とを備えている。
 
【0021】
  本実施形態の折畳みベッド1は、ベッド長さ方向の一方側に使用者の頭部が載せられる頭部用マット5が設けられている。本明細書では、折畳みベッド1の頭部用マット5側を使用者の上半身側(以下、単に「上半身側」ということがある)S1とし、その反対側を使用者の下半身側(以下、単に「下半身側」ということがある)S2とする。
 
【0022】
  本実施形態の寝台部2は、使用者の下半身側S2が載せられる下半身側寝台部6と、使用者の上半身側S1が載せられる上半身側寝台部7とを含んでいる。
 
【0023】
  寝台部2には、ウレタンフォーム等のクッション材からなるマット8が設けられるのが望ましい。マット8は、下半身側寝台部6から上半身側寝台部7にかけて一体的に設けられるのが望ましい。本実施形態の上半身側寝台部7には、マット8に隣接して、さらに、頭部用マット5が設けられている。マット8と頭部用マット5とは、一体的に形成されていてもよい。
 
【0024】
  図2は、折り畳み状態の折畳みベッド1の側面図である。
図1及び
図2に示されるように、本実施形態の寝台部2は、ベッド側面視において、下半身側寝台部6と上半身側寝台部7とが略水平となる水平状態と、下半身側寝台部6と上半身側寝台部7とが逆V字状に折り曲げられた折り畳み状態とに変形可能である。
 
【0025】
  図3は、折畳みベッド1の下方斜視図である。
図1及び
図3に示されるように、本実施形態のベッドフレーム枠3は、下半身側寝台部6が載置される下半身側フレーム枠9と、上半身側寝台部7が載置される上半身側フレーム枠10とを含んでいる。ベッドフレーム枠3は、さらに、下半身側フレーム枠9と上半身側フレーム枠10とを連結する連結フレーム11を含んでいるのが望ましい。
 
【0026】
  下半身側フレーム枠9には、例えば、下半身側寝台部6を基準状態から山折りの屈曲状態(図示省略)に変形する第1アクチュエータ12が設けられている。一方、上半身側フレーム枠10には、例えば、上半身側寝台部7を基準状態から傾けたリクライニング状態(図示省略)に変形する第2アクチュエータ13が設けられている。
 
【0027】
  なお、寝台部2の水平状態と折り畳み状態との変形は、下半身側寝台部6及び上半身側寝台部7が基準状態で行われる。このため、下半身側寝台部6を屈曲状態とする必要がない場合、第1アクチュエータ12は、省略されてもよく、上半身側寝台部7のリクライニング状態とする必要がない場合、第2アクチュエータ13は、省略されてもよい。
 
【0028】
  連結フレーム11は、寝台部2が水平状態のときに接地する一対の連結脚部11Aを含んでいる。連結フレーム11と、下半身側フレーム枠9及び上半身側フレーム枠10との連結構造は、従来周知の構造が採用され得る。
 
【0029】
  本実施形態の脚部4は、床面Fに対してベッドフレーム枠3を水平移動自在に支持する複数の車輪部材14と、床面Fに対してベッドフレーム枠3の移動を妨げる複数の非車輪部材15とを含んでいる。このような車輪部材14は、寝台部2を、水平状態と折り畳み状態との間でスムーズに変形させるのに役立つ。また、非車輪部材15は、寝台部2が水平状態の折畳みベッド1の床面Fに対する移動を妨げることができる。
 
【0030】
  図3に示されるように、本実施形態の車輪部材14は、水平状態の寝台部2の四隅に配置される4つの主車輪14Aと、主車輪14Aよりもベッド内側に配置される2つの補助車輪14Bとを含んでいる。このような車輪部材14は、折畳みベッド1の重みを分散して床面Fに伝えるため、床面Fが軟質な材料で形成されていたとしても、折り畳み状態の折畳みベッド1をスムーズに移動させることができる。
 
【0031】
  図4は、下半身側S2から視た折畳みベッド1の正面図である。
図2及び
図4に示されるように、本実施形態の各補助車輪14Bは、ベッド幅方向において、互いに異なる位置に配置されている。このため、補助車輪14Bは、寝台部2が折り畳み状態のときであっても、互いに接触することなく、折畳みベッド1をコンパクトに折り畳むことができる。
 
【0032】
  図3に示されるように、各車輪部材14は、それぞれ、キャスター16を含んでいるのが望ましい。このような車輪部材14は、折り畳み状態の折畳みベッド1の移動方向を、スムーズに変更し得る。
 
【0033】
  図5は、
図1のA部の拡大図である。
図1、
図2及び
図5に示されるように、本実施形態の車輪部材14は、寝台部2が水平状態のときに離地し、寝台部2が折り畳み状態のときに接地している。このため、折畳みベッド1は、寝台部2が水平状態で配置されたとき、車輪部材14により、床面Fに対して水平移動するおそれがない。このような折畳みベッド1は、寝台部2が水平状態で配置された床面Fに対して移動し難く、使用者が安心して使用することができる。
 
【0034】
  一方、本実施形態の非車輪部材15は、寝台部2が水平状態のときに接地し、寝台部2が折り畳み状態のときに離地している。車輪部材14と非車輪部材15との離地及び接地の変更は、折畳みベッド1の寝台部2を水平状態と折り畳み状態との間で変更するのみで行うことができる。このため、本実施形態の折畳みベッド1は、床面Fに対して寝台部2を水平状態で配置する際の作業性を向上させ得る。
 
【0035】
  図5に示されるように、寝台部2が水平状態のときの車輪部材14の離地隙間dは、1mm以上であるのが好ましい。離地隙間dが1mmよりも小さいと、使用者の重みで折畳みベッド1がたわみ、寝台部2が水平状態のときに、車輪部材14が床面に接触するおそれがある。一方、離地隙間dは、3mm以下であるのが好ましい。離地隙間dが3mmよりも大きいと、寝台部2を、水平状態と折り畳み状態との間で変形させるときの変形途中段階で、非車輪部材15が床面Fと接触するおそれがある。
 
【0036】
  図3に示されるように、本実施形態の脚部4は、下半身側フレーム枠9を回動自在に支持する下半身側脚フレーム17と、上半身側フレーム枠10を回動自在に支持する上半身側脚フレーム18とを含んでいる。脚部4は、さらに、下半身側脚フレーム17及び上半身側脚フレーム18と連結脚部11Aとを連結する複数の脚部リンク19を含んでいるのが望ましい。
 
【0037】
  ここで、下半身側フレーム枠9、下半身側脚フレーム17、脚部リンク19及び連結脚部11Aは、平行リンクを構成している。また、上半身側フレーム枠10、上半身側脚フレーム18、脚部リンク19及び連結脚部11Aは、平行リンクを構成している。
 
【0038】
  車輪部材14は、下半身側脚フレーム17及び上半身側脚フレーム18に、移動不能に固着されるのが望ましい。一方、非車輪部材15は、脚部リンク19に、移動不能に固着されるのが望ましい。このため、脚部4は、例えば、寝台部2を水平状態から折り畳み状態に変形させることで、床面Fに接地する部材を非車輪部材15から車輪部材14に変更することができる。また、脚部4は、例えば、寝台部2を折り畳み状態から水平状態に変形させることで、床面Fに接地する部材を車輪部材14から非車輪部材15に変更することができる。
 
【0039】
  以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。
 
 
【符号の説明】
【0040】
    1    折畳みベッド
    2    寝台部
    3    ベッドフレーム枠
    4    脚部
  14    車輪部材
  15    非車輪部材