【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明にあっては、実施形態の参照符号を付して示すと、型砂導入装置1である型砂導入用ホッパー2から所定量の型砂Sが型砂導入路3を通って型砂供給タンク4に導入され、この型砂供給タンク4に導入された所定量の型砂Sが中子製造用金型5のキャビネット6に供給される鋳造用型砂定量供給装置
であって、型砂導入路3の近傍に前記型砂供給タンク4の内部4aにレーザー波Lを射出可能なレーザーセンサー7を設置し、該レーザーセンサー7によって前記型砂供給タンク4の内部4aに導入された型砂Sの型砂供給タンク4の内部4aでの導入量の高さhを計測するように
なっており、
且つ、前記型砂導入路3に該型砂Sの導入通過を開放又は遮断する駆動シャッター8を設置し、前記型砂導入路3に該型砂Sの導入通過の開放により該型砂Sの型砂供給タンク4の内部4aでの導入量の高さが所定の高さhに達すると、その所定の高さhを計測した前記レーザーセンサー7からの信号によって前記駆動シャッター8は前記型砂導入路3の該型砂Sの導入通過を遮断するようになっており、
且つ又、前記レーザーセンサー7は反射式レーザーセンサーであり、該反射式レーザーセンサー7から射出されるレーザー波Lが前記型砂供給タンク4の内部4aに導入された該型砂供給タンク4の内部4aでの導入量の所定の高さhの型砂Sに反射され、その反射波L1に基づいて反射位置までの距離を検出する距離検出データーによって該型砂供給タンク4の内部4aでの型砂の導入量の高さhを計測するようになっている型砂定量計測装置において、
前記距離検出データーは制御機構9に出力され、該制御機構9は、その距離検出データーによって計測された前記型砂供給タンク4の内部4aでの型砂の導入量の高さhのデーターと、予め制御機構9に記憶されている型砂供給タンク4の内部4aでの各種の適正な型砂導入量に相当する各種の適正な型砂の高さP1〜Pnのデーターと比較し、前記距離検出データーによって計測された型砂の高さhのデーターと、予め記憶されている各種の適正な型砂の高さP1〜Pnのデーターのうち指定された所定の高さのデーターP1〜又はPnとが一致すれば、その一致した信号を前記駆動シャッター8の駆動手段10に伝達するようになっており、しかして一致信号の伝達された該駆動手段10によって前記駆動シャッター8は前記型砂導入路3の該型砂Sの導入通過を遮断するようにしたことを特徴とするものである。
【0012】
又、請求項
2に係る発明にあっては、予め制御機構9に記憶されている前記型砂供給タンク4の内部4aでの各種の適正な型砂導入量に相当する各種の適正な型砂の高さP
1〜Pnのデーターのうちの中子製造用金型5のキャビネット6への所望する定量供給量に相当する所定の型砂の高さP
1〜又はPnのデーターを操作手段11によって指定入力するようになっている請求項
1に記載の構成からなるものである。
【発明の効果】
【0013】
請求項1に係る発明によれば、型砂導入装置1である型砂導入用ホッパー2から所定量の型砂Sが型砂導入路3を通って型砂供給タンク4に導入され、この型砂供給タンク4に導入された所定量の型砂Sが中子製造用金型5のキャビネット6に供給される鋳造用型砂定量供給装置において、型砂導入路3の近傍に前記型砂供給タンク4の内部4aにレーザー波Lを射出可能なレーザーセンサー7を設置し、該レーザーセンサー7によって前記型砂供給タンク4の内部4aに導入された型砂Sの型砂供給タンク4の内部4aでの導入量の高さhを計測するようにしたため、その構成が極めて簡単で、単に型砂導入路3の近傍にレーザーセンサー7を設置するだけでよく、型砂供給タンク4の型砂導入口4bを利用し、この型砂導入口4bから導入される型砂Sの導入軌跡を避けた部分の型砂導入口4bを介してレーザー波Lを型砂導入口4bの内部4aに射出するようにすればよい。
【0014】
型砂供給タンク4の内部4aに導入される型砂Sの容量を型砂供給タンク4の内部4aに堆積される型砂Sの高さhから割り出すことによって型砂Sの型砂供給タンク4の内部4aでの導入量を正確に把握することができる。この場合、型砂供給タンク4の内部4aに導入される型砂Sの容量と型砂供給タンク4の内部4aに堆積される型砂Sの堆積高さhとの関係は、予め数次の実験によって割り出すことができ、この割り出した型砂Sの堆積高さhをレーザーセンサー7によって計測することによって、型砂供給タンク4は中子製造用金型5で中子を焼成形成する一サイクル毎に繰り返し使用される型砂供給タンク4の内部4aに導入される型砂Sの容量を正確に測定することができる。
【0015】
したがって、型砂供給タンク4については、上記特許文献1に挙げた型砂の重量制御のような複雑な支持構造を必要とせず従来と何ら変わることがないため、中子製造コストを大幅に低減することができる。
【0016】
且つ、本発明にあっては、前記型砂導入路3に該型砂Sの導入通過を開放又は遮断する駆動シャッター8を設置し、前記型砂導入路3に該型砂Sの導入通過の開放により該型砂Sの型砂供給タンク4の内部4aでの導入量の高さが所定の高さhに達すると、その所定の高さhを計測した前記レーザーセンサー7からの信号によって前記駆動シャッター8は前記型砂導入路3の該型砂Sの導入通過を遮断するようにしたため、型砂供給タンク4の内部4aに導入される型砂Sが所定の堆積高さhに達すれば、直ちに型砂Sの所定の堆積高さhを維持することができ、これに続く中子製造用金型5のキャビネット6に正確な容量の型砂Sを供給することができる。
【0017】
且つ又、本発明にあっては、前記レーザーセンサー7は反射式レーザーセンサーであり、該反射式レーザーセンサー7から射出されるレーザー波Lが前記型砂供給タンク4の内部4aに導入された該型砂供給タンク4の内部4aでの導入量の所定の高さhの型砂Sに反射され、その反射波L1に基づいて反射位置までの距離を検出する
距離検出データーによって該型砂供給タンク4の内部4aでの型砂の導入量の高さhを計測するようになっているため、該反射式レーザーセンサー7によって型砂供給タンク4の内部4aでの型砂Sの導入量の高さhを即座に正確に計測することができる。
【0018】
特に本発明にあっては、前記距離検出データーは制御機構9に出力され、該制御機構9は、その距離検出データーによって計測された前記型砂供給タンク4の内部4aでの型砂の導入量の高さhのデーターと、予め制御機構9に記憶されている前記型砂供給タンク4の内部4aでの各種の適正な型砂導入量に相当する各種の適正な型砂の高さP
1〜Pnのデーターと比較し、前記距離検出データーによって計測された型砂の高さhのデーターと、予め記憶されている各種の適正な型砂の高さP
1〜Pnのデーターのうち指定された所定の高さP
1〜又はPnのデーターとが一致すれば、その一致した信号を前記駆動シャッター8の駆動手段10に伝達するようになっており、しかして一致信号の伝達された該駆動手段10によって前記駆動シャッター8は前記型砂導入路3の該型砂Sの導入通過を遮断するようにしたことを特徴とする。
【0019】
冒頭で述べたように、金型キャビネット6で焼成形成される中子の大きさや形状或いは焼成肉厚等に合わせて型砂供給タンク4を介して金型キャビネット6には適正な容量の型砂Sが供給されなければならないため、金型キャビネット6の型砂供給体積は、金型キャビネット6で焼成形成される中子の大きさや形状或いは厚み等によって各種の適正な型砂供給量に合致するようにしなければならず、そのために型砂供給タンク4に導入される型砂Sの各種の適正な導入量は、各種の適正な型砂Sの高さP
1〜Pnのデーターとして制御機構9に予め記憶されている。
【0020】
例えば前記型砂供給タンク4の内部4aでの各種の適正な型砂導入量に相当する各種の適正な型砂の高さP
1〜Pnのうち、高さP
1が50mmとし、高さP
2が100mmとし、高さP
3が150mmとし、以後、高さP
n が50×nmmとした場合に、これらのデーターP
1〜Pnが予め制御機構9に記憶されている。
【0021】
そして、金型キャビネット6で焼成形成される中子の大きさや形状或いは厚み等によって、例えば、制御機構9に指定入力されている各種の適正な型砂導入量に相当する各種の適正な型砂の高さをP
1の50mmとした場合に、前記距離検出データーによって前記型砂供給タンク4の内部4aで計測された型砂の導入量の高さhが制御機構9に指定されている高さP
1の50mmと一致すれば、その一致信号が直ちに、駆動手段10に伝達され、該駆動手段10によって前記駆動シャッター8は前記型砂導入路3の該型砂Sの導入通過を遮断し、これによって型砂供給タンク4に金型キャビネット6に供給される型砂Sの適正な容量が確保されたことになる。
【0022】
又、請求項
2に係る発明にあっては、予め制御機構9に記憶されている前記型砂供給タンク4の内部4aでの各種の適正な型砂導入量に相当する各種の適正な型砂の高さP
1〜Pnのデーターのうち、中子製造用金型5のキャビネット6への所望する定量供給量に相当する所定の型砂の高さP
1〜又はPnのデーターを操作手段11によって指定入力するようになっているため、金型キャビネット6で焼成形成される中子の大きさや形状或いは厚み等によって、各種の適正な型砂導入量に相当する各種の適正な型砂の高さP
1〜Pnのうち、指定入力された型砂供給タンク4に高さP
1〜又はPnの型砂Sを適正な高さhの型砂Sとして導入することができ、これによって、各種の型砂Sの供給容量の異なった多種類の金型キャビネット6に対応した各種の適正な容量の型砂を容易に且つ正確に金型キャビネット6に供給することができる。