(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6656544
(24)【登録日】2020年2月7日
(45)【発行日】2020年3月4日
(54)【発明の名称】多機能ライティングデスク
(51)【国際特許分類】
A47B 9/16 20060101AFI20200220BHJP
A47B 17/04 20060101ALI20200220BHJP
A47B 21/00 20060101ALI20200220BHJP
【FI】
A47B9/16 A
A47B17/04
A47B21/00 Z
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-109942(P2019-109942)
(22)【出願日】2019年6月12日
【審査請求日】2019年6月24日
(31)【優先権主張番号】201910343566.7
(32)【優先日】2019年4月26日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519459609
【氏名又は名称】广州成呈智能科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】718005386
【氏名又は名称】黄 暁磊
(72)【発明者】
【氏名】帥▲だい▼義
【審査官】
油原 博
(56)【参考文献】
【文献】
中国実用新案第204091317(CN,U)
【文献】
特開2000−023756(JP,A)
【文献】
特開平11−127965(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 1/00−41/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、デスク板を含み、前記デスク板の中には上下に貫通している仕切り板チャンバが設置され、前記仕切り板チャンバの中には回転装置が設置され、前記仕切り板チャンバの左右両側の内壁の中には下方へ開口したスライダチャンバが対称的に設置され、前記スライダチャンバの中には昇降装置が設置され、左側の前記スライダチャンバの後側内壁の中には動力装置が設置され、前記動力装置は左側の前記スライダチャンバの後側内壁の中に設置された伝動チャンバを含み、前記伝動チャンバの中には後ギヤが回転できるように設置され、前記後ギヤの後端にはモータ軸が固定的に連結され、前記伝動チャンバの後側内壁の中にはモータが固定的に設置され、前記モータ軸が前記モータに動力が伝達できるように連結され、前記後ギヤの左端には左ギヤが噛み合うことができるように設置され、前記左ギヤの前端には前ギヤが噛み合うことができるように設置され、前記左ギヤの中には連結軸が回転できるように連結され、前記連結軸の右端には右ギヤが回転できるように連結され、前記右ギヤの後端が前記後ギヤと噛み合うことができ、前記右ギヤが前記前ギヤと噛み合わなく、前記連結軸の左端が外部空間に伸びており、且つ前記連結軸の左端には手動ブロックが固定的に連結され、前記前ギヤの前端には短軸が固定的に連結され、前記短軸の前端には左プーリが固定的に連結され、前記伝動チャンバの右側内壁の中には横向きベルトチャンバが連通するように設置され、前記横向きプーリチャンバの中には右プーリが回転できるように設置され、前記左プーリと前記右プーリとの間には横向きベルトが連結され、前記伝動チャンバの右側内壁の中には縦向きベルトチャンバが設置され、前記縦向きベルトチャンバが前記横向きベルトチャンバに連通しており、前記右ギヤの右端にはカンチレバーが固定的に連結され、前記カンチレバーの右端が前記縦向きベルトチャンバの中に伸びており、且つ前記カンチレバーの右端にはスライドギヤが固定的に連結され、前記スライドギヤの左側には後プーリが回転できるように設置され、前記後プーリの中には噛み合い溝が左右に貫通しているように設置され、前記スライドギヤが前記噛み合い溝により前記後プーリと噛み合うことができ、前記後プーリの下側には前プーリが回転できるように設置され、前記前プーリと前記後プーリとの間には縦向きベルトが連結され、
前記動力装置はそれぞれ前記昇降装置と前記回転装置とを駆動することができ、安全性を保証するために、前記昇降装置と前記回転装置とが同時に起動することができないことを特徴とする多機能ライティングデスク。
【請求項2】
前記昇降装置は前記スライダチャンバの前後内壁の間に回転できるように連結されたネジロッドを含み、左側の前記ネジロッドの後端が前記左プーリに固定的に連結され、右側の前記ネジロッドの後端が前記右プーリに固定的に連結され、前記スライダチャンバの中にはスライドできるスライダが前後対称的に設置され、前記スライダの上端が前記スライダチャンバの上側内壁に当接しており、前記スライダが前記ネジロッドにネジ山により連結され、前後両側の前記スライダと前記ネジロッドとの間のネジ山の方向が逆であり、前記スライダの下端には上揺れロッドがヒンジにより連結され、前後両側の前記上揺れロッドの間がそれぞれ左右に千鳥状に配置され、前記上揺れロッドの中には上連通溝が左右に貫通しているように設置され、左右に千鳥状に配置された前記上連通溝の間には上スライドロッドが回転できるように、且つスライドできるように連結され、前記上揺れロッドの下端には中間ロッドがヒンジにより連結され、前記中間ロッドの中には中間溝が左右に貫通しているように設置され、左右に千鳥状に配置された前記中間溝の間には中間スライドロッドが回転できるように、且つスライドできるように連結され、前記中間ロッドの下端には下揺れロッドがヒンジにより連結され、前記下揺れロッドの中には下連通溝が左右に貫通しているように設置され、左右に千鳥状に配置された前記下連通溝の間には下スライドロッドが回転できるように、且つスライドできるように連結され、前記下揺れロッドの下端には支持脚がヒンジにより連結され、左右両側の前記支持脚の間にはコンロッドが固定的に連結され、
前記昇降装置は前記デスク板を昇降させることができ、三つのヒンジによる連結を通じて昇降の幅を広げることを特徴とする請求項1に記載の多機能ライティングデスク。
【請求項3】
前記回転装置は前記仕切り板チャンバの中に回転できるように設置された仕切り板を含み、前記仕切り板の中には長軸が固定的に連結され、前記長軸の左端が前記縦向きベルトチャンバの中に伸びており、且つ前記前プーリに固定的に連結され、前記仕切り板の中には作動チャンバが設置され、前記作動チャンバは前方へ開口しており、且つ上方へ開口しており、前記作動チャンバの後側内壁には保護カバーが固定的に設置され、前記保護カバーの中には前方へ開口したパソコンチャンバが設置され、
前記回転装置は前記仕切り板を上げること又は収納することができることを特徴とする請求項2に記載の多機能ライティングデスク。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は文具分野を取り上げて、具体的には多機能ライティングデスクである。
【背景技術】
【0002】
勉強又は仕事をする時、人々はライティングデスクを使用し、時々仕事が原因で、プライバシーを保護するために、ライティングデスクの周りに仕切り板を取り付け、しかし、仕切り板を取り付けることはデスク面のスペースを取り、デスク面の空間が混雑しているように見え、時々勉強や仕事にも影響し、そのため、仕切り板を収納でき、且つ昇降できる多機能ライティングデスクを設計することが実に必要であり、本装置は仕切り板を上げることができ、比較的に閉鎖的な勉強や仕事の環境を提供し、個人のプライバシーも保護でき、しかも仕切り板をデスク面の下に収納でき、他の空間を取ることを避け、また個人の需要に応じてデスク面を昇降させることができ、使い心地を良くし、安全性を保証するために、デスク面の昇降と仕切り板の収納を同時に行うことができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第109431085号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は多機能ライティングデスクを提供し、従来技術における上記問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は以下の技術プランを通じて実現される:本発明の多機能ライティングデスクは、デスク板を含み、前記デスク板の中には上下に貫通している仕切り板チャンバが設置され、前記仕切り板チャンバの中には回転装置が設置され、前記仕切り板チャンバの左右両側の内壁の中には下方へ開口したスライダチャンバが対称的に設置され、前記スライダチャンバの中には昇降装置が設置され、左側の前記スライダチャンバの後側内壁の中には動力装置が設置され、前記動力装置は左側の前記スライダチャンバの後側内壁の中に設置された伝動チャンバを含み、前記伝動チャンバの中には後ギヤが回転できるように設置され、前記後ギヤの後端にはモータ軸が固定的に連結され、前記伝動チャンバの後側内壁の中にはモータが固定的に設置され、前記モータ軸が前記モータに動力が伝達できるように連結され、前記後ギヤの左端には左ギヤが噛み合うことができるように設置され、前記左ギヤの前端には前ギヤが噛み合うことができるように設置され、前記左ギヤの中には連結軸が回転できるように連結され、前記連結軸の右端には右ギヤが回転できるように連結され、前記右ギヤの後端が前記後ギヤと噛み合うことができ、前記右ギヤが前記前ギヤと噛み合わなく、前記連結軸の左端が外部空間に伸びており、且つ前記連結軸の左端には手動ブロックが固定的に連結され、前記前ギヤの前端には短軸が固定的に連結され、前記短軸の前端には左プーリが固定的に連結され、前記伝動チャンバの右側内壁の中には横向きベルトチャンバが連通するように設置され、前記横向きプーリチャンバの中には右プーリが回転できるように設置され、前記左プーリと前記右プーリとの間には横向きベルトが連結され、前記伝動チャンバの右側内壁の中には縦向きベルトチャンバが設置され、前記縦向きベルトチャンバが前記横向きベルトチャンバに連通しており、前記右ギヤの右端にはカンチレバーが固定的に連結され、前記カンチレバーの右端が前記縦向きベルトチャンバの中に伸びており、且つ前記カンチレバーの右端にはスライドギヤが固定的に連結され、前記スライドギヤの左側には後プーリが回転できるように設置され、前記後プーリの中には噛み合い溝が左右に貫通しているように設置され、前記スライドギヤが前記噛み合い溝により前記後プーリと噛み合うことができ、前記後プーリの下側には前プーリが回転できるように設置され、前記前プーリと前記後プーリとの間には縦向きベルトが連結され、
前記動力装置はそれぞれ前記昇降装置と前記回転装置とを駆動することができ、安全性を保証するために、前記昇降装置と前記回転装置とが同時に起動することができない。
【0006】
更の技術プランとしては、前記昇降装置は前記スライダチャンバの前後内壁の間に回転できるように連結されたネジロッドを含み、左側の前記ネジロッドの後端が前記左プーリに固定的に連結され、右側の前記ネジロッドの後端が前記右プーリに固定的に連結され、前記スライダチャンバの中にはスライドできるスライダが前後対称的に設置され、前記スライダの上端が前記スライダチャンバの上側内壁に当接しており、前記スライダが前記ネジロッドにネジ山により連結され、前後両側の前記スライダと前記ネジロッドとの間のネジ山の方向が逆であり、前記スライダの下端には上揺れロッドがヒンジにより連結され、前後両側の前記上揺れロッドの間がそれぞれ左右に千鳥状に配置され、前記上揺れロッドの中には上連通溝が左右に貫通しているように設置され、左右に千鳥状に配置された前記上連通溝の間には上スライドロッドが回転できるように、且つスライドできるように連結され、前記上揺れロッドの下端には中間ロッドがヒンジにより連結され、前記中間ロッドの中には中間溝が左右に貫通しているように設置され、左右に千鳥状に配置された前記中間溝の間には中間スライドロッドが回転できるように、且つスライドできるように連結され、前記中間ロッドの下端には下揺れロッドがヒンジにより連結され、前記下揺れロッドの中には下連通溝が左右に貫通しているように設置され、左右に千鳥状に配置された前記下連通溝の間には下スライドロッドが回転できるように、且つスライドできるように連結され、前記下揺れロッドの下端には支持脚がヒンジにより連結され、左右両側の前記支持脚の間にはコンロッドが固定的に連結され、
前記昇降装置は前記デスク板を昇降させることができ、三つのヒンジによる連結を通じて昇降の幅を広げる。
【0007】
更の技術プランとしては、前記回転装置は前記仕切り板チャンバの中に回転できるように設置された仕切り板を含み、前記仕切り板の中には長軸が固定的に連結され、前記長軸の左端が前記縦向きベルトチャンバの中に伸びており、且つ前記前プーリに固定的に連結され、前記仕切り板の中には作動チャンバが設置され、前記作動チャンバは前方へ開口しており、且つ上方へ開口しており、前記作動チャンバの後側内壁には保護カバーが固定的に設置され、前記保護カバーの中には前方へ開口したパソコンチャンバが設置され、
前記回転装置は前記仕切り板を上げること又は収納することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の有益効果は:本発明は構成が簡単で、操作が便利で、仕切り板を上げることができ、比較的に閉鎖的な勉強や仕事の環境を提供し、個人のプライバシーも保護でき、しかも仕切り板をデスク面の下に収納でき、他の空間を取ることを避け、また個人の需要に応じてデスク面を昇降させることができ、使い心地を良くし、安全性を保証するために、デスク面の昇降と仕切り板の収納を同時に行うことができない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
下記に
図1〜6をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0010】
【
図1】
図1は本発明の多機能ライティングデスクの内部構成模式図
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1〜6を参照し、本発明の多機能ライティングデスクは、デスク板11を含み、前記デスク板11の中には上下に貫通している仕切り板チャンバ23が設置され、前記仕切り板チャンバ23の中には回転装置102が設置され、前記仕切り板チャンバ23の左右両側の内壁の中には下方へ開口したスライダチャンバ22が対称的に設置され、前記スライダチャンバ22の中には昇降装置101が設置され、左側の前記スライダチャンバ22の後側内壁の中には動力装置100が設置され、前記動力装置100は左側の前記スライダチャンバ22の後側内壁の中に設置された伝動チャンバ35を含み、前記伝動チャンバ35の中には後ギヤ34が回転できるように設置され、前記後ギヤ34の後端にはモータ軸37が固定的に連結され、前記伝動チャンバ35の後側内壁の中にはモータ36が固定的に設置され、前記モータ軸37が前記モータ36に動力が伝達できるように連結され、前記後ギヤ34の左端には左ギヤ39が噛み合うことができるように設置され、前記左ギヤ39の前端には前ギヤ33が噛み合うことができるように設置され、前記左ギヤ39の中には連結軸38が回転できるように連結され、前記連結軸38の右端には右ギヤ45が回転できるように連結され、前記右ギヤ45の後端が前記後ギヤ34と噛み合うことができ、前記右ギヤ45が前記前ギヤ33と噛み合わなく、前記連結軸38の左端が外部空間に伸びており、且つ前記連結軸38の左端には手動ブロック44が固定的に連結され、前記前ギヤ33の前端には短軸40が固定的に連結され、前記短軸40の前端には左プーリ31が固定的に連結され、前記伝動チャンバ35の右側内壁の中には横向きベルトチャンバ41が連通するように設置され、前記横向きプーリチャンバ41の中には右プーリ43が回転できるように設置され、前記左プーリ31と前記右プーリ43との間には横向きベルト32が連結され、前記伝動チャンバ35の右側内壁の中には縦向きベルトチャンバ46が設置され、前記縦向きベルトチャンバ46が前記横向きベルトチャンバ41に連通しており、前記右ギヤ45の右端にはカンチレバー50が固定的に連結され、前記カンチレバー50の右端が前記縦向きベルトチャンバ46の中に伸びており、且つ前記カンチレバー50の右端にはスライドギヤ48が固定的に連結され、前記スライドギヤ48の左側には後プーリ47が回転できるように設置され、前記後プーリ47の中には噛み合い溝49が左右に貫通しているように設置され、前記スライドギヤ48が前記噛み合い溝49により前記後プーリ47と噛み合うことができ、前記後プーリ47の下側には前プーリ51が回転できるように設置され、前記前プーリ51と前記後プーリ47との間には縦向きベルト52が連結され、
前記動力装置100はそれぞれ前記昇降装置101と前記回転装置102とを駆動することができ、安全性を保証するために、前記昇降装置101と前記回転装置102とが同時に起動することができない。
【0012】
有益的には、前記昇降装置101は前記スライダチャンバ22の前後内壁の間に回転できるように連結されたネジロッド13を含み、左側の前記ネジロッド13の後端が前記左プーリ31に固定的に連結され、右側の前記ネジロッド13の後端が前記右プーリ43に固定的に連結され、前記スライダチャンバ22の中にはスライドできるスライダ12が前後対称的に設置され、前記スライダ12の上端が前記スライダチャンバ22の上側内壁に当接しており、前記スライダ12が前記ネジロッド13にネジ山により連結され、前後両側の前記スライダ12と前記ネジロッド13との間のネジ山の方向が逆であり、前記スライダ12の下端には上揺れロッド14がヒンジにより連結され、前後両側の前記上揺れロッド14の間がそれぞれ左右に千鳥状に配置され、前記上揺れロッド14の中には上連通溝15が左右に貫通しているように設置され、左右に千鳥状に配置された前記上連通溝15の間には上スライドロッド28が回転できるように、且つスライドできるように連結され、前記上揺れロッド14の下端には中間ロッド16がヒンジにより連結され、前記中間ロッド16の中には中間溝17が左右に貫通しているように設置され、左右に千鳥状に配置された前記中間溝17の間には中間スライドロッド29が回転できるように、且つスライドできるように連結され、前記中間ロッド16の下端には下揺れロッド18がヒンジにより連結され、前記下揺れロッド18の中には下連通溝19が左右に貫通しているように設置され、左右に千鳥状に配置された前記下連通溝19の間には下スライドロッド30が回転できるように、且つスライドできるように連結され、前記下揺れロッド18の下端には支持脚20がヒンジにより連結され、左右両側の前記支持脚20の間にはコンロッド21が固定的に連結され、
前記昇降装置101は前記デスク板11を昇降させることができ、三つのヒンジによる連結を通じて昇降の幅を広げる。
【0013】
有益的には、前記回転装置102は前記仕切り板チャンバ23の中に回転できるように設置された仕切り板24を含み、前記仕切り板24の中には長軸42が固定的に連結され、前記長軸42の左端が前記縦向きベルトチャンバ46の中に伸びており、且つ前記前プーリ51に固定的に連結され、前記仕切り板24の中には作動チャンバ27が設置され、前記作動チャンバ27は前方へ開口しており、且つ上方へ開口しており、前記作動チャンバ27の後側内壁には保護カバー25が固定的に設置され、前記保護カバー25の中には前方へ開口したパソコンチャンバ26が設置され、
前記回転装置102は前記仕切り板24を上げること又は収納することができる。
【0014】
初期状態において、作動チャンバ27は下方へ開口しており、且つ前方へ開口している。
【0015】
使用する時、仕切り板24を上げる時、手動ブロック44を推し動かし、更に連結軸38により左ギヤ39と右ギヤ45とを連動させ、これにより左ギヤ39が後ギヤ34と前ギヤ33から離脱し、同時に右ギヤ45を後ギヤ34と噛み合わせ、同時に右ギヤ45がカンチレバー50によりスライドギヤ48を連動させてスライドさせ、更にスライドギヤ48が噛み合い溝49の中に入って後プーリ47と噛み合うように連結され、この時、モータ36を始動し、更にモータ軸37により後ギヤ34を連動させて回転させ、更に右ギヤ45と、カンチレバー50と、スライドギヤ48とにより後プーリ47を連動させて回転させ、更に縦向きベルト52により前プーリ51を連動させて回転させ、更に長軸42により仕切り板24を連動させて作動チャンバ27が上方へ開口し、且つ前方へ開口するまで回転させ、この時、モータ36を停止し、デスク板11を昇降させる時、手動ブロック44を推し動かし、これにより左ギヤ39が同時に後ギヤ34と前ギヤ33と噛み合い、この時、右ギヤ45が後ギヤ34との噛み合いから離脱し、この時、モータ36を始動し、更に後ギヤ34を連動させて回転させ、更に左ギヤ39と、前ギヤ33と、短軸40とにより左プーリ31を連動させて回転させ、更に横向きベルト32により右プーリ43を連動させ、左プーリ31と右プーリ43とが両側のネジロッド13を同時に連動させて回転させ、更に前後両側のスライダ12を連動させて互いに近づく又は互いに離れるようにスライドさせ、更に上揺れロッド14と、中間ロッド16と、下揺れロッド18と、支持脚20とによりデスク板11を連動させて昇降させ、コンロッド21が左右両側の支持脚20を安定させて倒れることを防止し、三つのヒンジによる連結を通じて昇降の幅を広げ、安全性を保証するために、前記昇降装置101と前記回転装置102とが同時に起動することができない。
【0016】
本発明の有益効果は:本発明は構成が簡単で、操作が便利で、仕切り板を上げることができ、比較的に閉鎖的な勉強や仕事の環境を提供し、個人のプライバシーも保護でき、しかも仕切り板をデスク面の下に収納でき、他の空間を取ることを避け、また個人の需要に応じてデスク面を昇降させることができ、使い心地を良くし、安全性を保証するために、デスク面の昇降と仕切り板の収納を同時に行うことができない。
【0017】
本分野の技術者が明確できるのは、本発明の総体精神や発想から離脱しない場合で、以上の実施例に各種な変形ができ、それらの変形がすべて本発明の保護範囲にある。本発明の保護方案は本発明の権利要求書を標準とすべきである。
【要約】 (修正有)
【課題】デスク面の下に収納可能な仕切り板を設けた、昇降可能な多機能ライティングデスクを提供する。
【解決手段】デスク板11を含み、前記デスク板の中には上下に貫通している仕切り板チャンバ23が設置され、前記仕切り板チャンバの中には回転装置が設置され、前記仕切り板チャンバの左右両側の内壁の中には下方へ開口したスライダチャンバ22が対称的に設置され、前記スライダチャンバの中には昇降装置が設置され、左側の前記スライダチャンバの後側内壁の中には動力装置が設置され、本発明は構成が簡単で、操作が便利で、仕切り板24を上げることができ、比較的に閉鎖的な勉強や仕事の環境を提供し、個人のプライバシーも保護でき、しかも仕切り板をデスク面の下に収納でき、また個人の需要に応じてデスク面を昇降させることができ、使い心地を良くし、安全性を保証するために、デスク面の昇降と仕切り板の収納を同時に行うことができない。
【選択図】
図1