(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6656739
(24)【登録日】2020年2月7日
(45)【発行日】2020年3月4日
(54)【発明の名称】植物栽培支柱
(51)【国際特許分類】
A01G 9/02 20180101AFI20200220BHJP
A01G 9/12 20060101ALI20200220BHJP
【FI】
A01G9/02 103W
A01G9/12 A
【請求項の数】2
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2018-217738(P2018-217738)
(22)【出願日】2018年11月2日
【審査請求日】2018年11月2日
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡の用意がある。
(73)【特許権者】
【識別番号】516242046
【氏名又は名称】中西 国生
(72)【発明者】
【氏名】中西 国生
【審査官】
川野 汐音
(56)【参考文献】
【文献】
登録実用新案第3102550(JP,U)
【文献】
米国特許出願公開第2013/0185994(US,A1)
【文献】
登録実用新案第3055843(JP,U)
【文献】
実開昭58−164455(JP,U)
【文献】
米国特許出願公開第2005/0132645(US,A1)
【文献】
特開2000−228916(JP,A)
【文献】
特開2010−022354(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01G 9/00 − 9/04
A01G 9/12
A01G 13/02
A01G 17/14
A01G 31/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
支柱脚(2)(3)、ジョイント(7)、上皿(8)、の三部分から構成される支柱であり、
前記支柱脚(2)(3)は丸棒をコの字型に成型した2本の中心部をX字状に溶接し前記支柱脚(2)(3)の中心部にボルト(4)を溶接し
前記ジョイント(7)は丸棒を適宜の長さで切断し上部下部にネジを成型し、
前記上皿(8)は針金を長方形に成型したその内側に針金で縦複数本、横少なくとも1本の補強を入れ、その中心部に第1ロングナットを溶接し、前記第1ロングナットの上部左右を針金で補強し、
前記支柱脚(2)(3)と前記ジョイント(7)は第2ロングナット(6)で連結し前記ジョイント(7)と前記上皿(8)は上皿の中心部の第1ロングナットで連結し、
前記コの字型に成型した支柱脚(2)(3)の先端を斜めにカットする、カットした先端上部にブラケット(5)を内側に向けて溶接することを特徴とする植物栽培支柱。
【請求項2】
前記支柱脚(2)(3)とジョイント(7)を構成する丸棒の太さは8mmから10mmで、前記ボルト(4)は8mmで、前記上皿(8)の針金は4mmから6mmであることを特徴とする請求項1に記載の植物栽培支柱。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プランターに植え付けた植物(野菜)の苗が風雨などで倒れるのを防止する植物栽培支柱である。
【背景技術】
【0002】
この種プランター支柱保持具の一例としては、プランターの上部にブラケットを取り付けその中心部に支柱を立てる保持具が開発されている(例えば特許文献1参照)この装置は取付け部が一点(ブラケット、支柱)で固定されているので支柱が弱い、又部品が多いために組み立てに時間がかかる。
【0003】
特許文献1のプランター保持具では、プランターに植物を植え支柱を立てると植物の根が支柱に当たり根を損傷させる恐れがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−151402号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
上記のプランター保持具によれば、支柱の取付け部が一点で固定されるので風雨などで倒れやすい、又支柱が植物の根を損傷させる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る植物栽培支柱では、支柱の脚(2)(3)ジョイント(7)上皿(8)の三部分から成り立つ支柱である。
【0006】
支柱脚(2)(3)は9mm丸棒をコの字型に成型した2本の中心部をX字状に溶接し、支柱脚(2)(3)の中心部に8mmのボルト(4)を溶接。
【0007】
ジョイント(7)は9mm丸棒を数十cmで切断し上部下部に8mmのネジを30mm成型する。
【0008】
上皿(8)は5mmの針金で長方形に成型したその内側に針金で縦複数本横少なくとも1本の補強を入れその中心に8mmのロングナットを溶接、ロングナット上部左右に針金で補強をする。
【0009】
支柱脚(2)(3)とジョイント(7)は第2ロングナット(6)で連結しジョイント(7)と上皿(8)は上皿の中心部のナットで連結する。
【0010】
コの字型に成型した支柱脚(2)(3)の先端を斜めにカットする、カットした少し上部にブラケット(5)を斜め内側に溶接する。
【0011】
支柱脚(2)(3)の先端上部にブラケット(5)を溶接することで土とブラケット(5)の間に抵抗がかかり植物栽培支柱が抜けにくい、又支柱脚(2)(3)の先端が中心部に無い為に植物の根を損傷させない。
【発明の効果】
【0012】
本発明においては、風雨が強くても倒れにくい植物栽培支柱である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1ないし
図5は本発明に係る植物栽培支柱の実施例を示す、
図1において支柱脚(2)(3)は9mmの丸棒をコの字型に成型した2本の中心部をX字状に溶接、支柱脚(2)(3)の中心部に8mmボルト(4)を溶接、ジョイント(7)は9mm丸棒を数十cmで切断し上部下部に8mmのネジを30mm成型し、上皿(8)は5mmの針金で長方形に成型したその内側に針金で縦複数本、横少なくとも1本の補強を入れその中心に8mmのロングナットを溶接、ロングナット上部左右に針金で補強をする、支柱脚(2)(3)とジョイント(7)は第2ロングナット(6)で連結しジョイント(7)と上皿(8)は上皿の中心部のロングナットで連結する。
【0015】
図5においてコの字型に成型した支柱脚(2)(3)の先端を斜めにカットする、カットした少し上部にブラケット(5)を斜め内側に溶接する。
【符号の説明】
【0016】
1 プランター 5 ブラケット
2 支柱脚 6 第2ロングナット
3 支柱脚 7 ジョイント
4 中心のボルト 8 上皿
【要約】
【課題】ベランダや家の庭でプランターを使用して植物(野菜)栽培が出来るように考案した誰もが簡単に利用できる農具を提供する。
【解決手段】支柱脚(2)(3)は丸棒をコの字型に成型した2本の中心部でX字状に溶接、支柱脚(2)(3)の中心部にボルト(4)を溶接、ジョイント(7)は丸棒を数十cmで切断し上部下部に8mmのネジを30mm成型、上皿(8)は針金で長方形に成型したその内側に縦複数本、横少なくとも1本の補強を入れその中心にロングナットを溶接、ロングナット上部左右に針金で補強をする、支柱脚(2)(3)とジョイント(7)は第2ロングナット(6)で連結しジョイント(7)と上皿(8)は上皿の中心部のナットで連結する。コの字型に成型した支柱の脚(2)(3)の先端を斜めにカットする、カットした少し上部にブラケット(5)を斜め内側に溶接した植物栽培支柱。
【選択図】
図1