【文献】
Qualcomm Incorporated,Corrections related to use of location area identifier IE at MME upon receiving SGsAP-PAGING-REQUEST message[online],3GPP TSG-CT WG1#66 C1-103430,<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ct/WG1_mm-cc-sm_ex-CN1/TSGC1_66_Xian/docs/C1-103430.zip>,2010年 8月23日
【文献】
Alcatel-Lucent,Originating & Terminating network Information Flows[online],3GPP TSG-CT WG4#54bis C4-112274,<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ct/WG4_protocollars_ex-CN4/TSGCT4_54bis_Hyderabad/Docs/C4-112274.zip>,2011年10月10日
【文献】
Motorola,Correction to the SMS paging procedure[online],3GPP TSG-CT WG1#62 C1-094931,<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ct/WG1_mm-cc-sm_ex-CN1/TSGC1_62_Beijing/docs/C1-094931.zip>,2009年11月 9日
【文献】
Samsung,Filtering CS paging without SMS indicator for SMS only UE[online],3GPP TSG-SA WG2#75 S2-095346,<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_sa/WG2_Arch/TSGS2_75_Kyoto/Docs/S2-095346.zip>,2009年 8月31日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記対象端末がSMS only識別子に対応する場合、前記対象端末に対するSMSは、前記MMEによってサポートされ、前記対象端末に対するCSサービスは、前記MMEによってサポートされないことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
前記対象端末がSMS only識別子に対応する場合、前記対象端末に対するSMSは、前記MMEによってサポートされ、前記対象端末に対するCSサービスは、前記MMEによってサポートされないことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
前記対象端末がSMS only識別子に対応する場合、前記対象端末に対するSMSは、前記MMEによってサポートされ、前記対象端末に対するCSサービスは、前記MMEによってサポートされないことを特徴とする、請求項13に記載のHLR。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明の実施形態を説明するに当り、関連する公知機能又は構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にすることができると判断される場合にはその詳細な説明を省略する。
【0025】
同一理由で添付図面において一部構成要素は誇張されたり省略されたり概略的に示した。また、各構成要素の大きさは実際大きさを全的に反映するものではない。各図面で同一又は対応する構成要素には同一参照番号を付す。
【0026】
また、本発明の実施形態を具体的に説明するに当り、基本的な3GPP(Third Generation Partnership Project)LTEシステムを主な対象とするが、本発明の実施形態は類似の技術的背景及びシステム形態を有するそのほかの通信/コンピューターシステムにも本発明の範囲を大きく外れない範囲で適用可能であり、これは本発明の技術分野で熟練された技術的知識を有する者の判断で可能であろう。例えば、LTEシステムを対象とした本技術は類似のシステム構造を有するUTRAN/GERANシステムでも適用されることができる。この場合、ENB(RANノード)はRNC/BSCに対置されることができ、MMEはSGSNに対置されることができ、S−GWは省略されたりSGSNに含まれ、P−GWはGGSNに対応されることができる。
【0027】
また、LTEシステムのbearer概念は、UTRAN/GERANシステムのPDP contextに対応されることができる。また、実施形態の全般で各通信エンティティーは他のエンティティーと信号を送受信できる送受信部及び前記送受信部を制御して前記送受信部を通じて送受信される信号に基づいて演算ができる制御部を含むことができる。また、実施形態で端末はユーザに視覚的な信号を与えることができる表示部を含むことができる。
【0028】
<第1実施形態>
今まで一般的に無線通信サービスを受けるユーザは、音声通話のためのCS(Circuit Switched voice network)サービスとデータ通信のためのPS(Packet Switched data network)サービスに対する加入を同時にすることが一般的であった。
【0029】
実施形態でPSサービスに対してだけ加入されたユーザが仮定されることができる。実施形態でPSサービスに対してだけ加入されたユーザもSMSサービスは受けることができるが別途の措置無しにCSサービスが提供されることができない。即ち、実施形態で音声通話などのCSサービス無しにPSデータサービスとSMSサービスを受けるユーザが(このようなユーザを今後PS only with SMSユーザと称する)仮定されることができる。
【0030】
もし、ユーザ端末がPS only with SMSユーザのためにネットワークに登録された場合、プロバイダーネットワークはデータサービスとSMS送受信サービスをユーザに提供することができる。ところで、このようなユーザに対してモバイル端末(mobile terminating)CSサービス(例え、音声通話)リクエストが発生する場合が生ずることができる。例えば、受信者の電話番号を考慮せずランダム広告/広報電話、旧音声通話加入者に割り当てられてから回収されてPS only with SMS加入者に割り当てられた電話番号に対して旧音声通話加入者で誤認して電話をかける場合があり得る。
【0031】
このようにPS only with SMSユーザにmobile terminating CSサービス(音声通話)が発生すると、ネットワークは加入者の位置確認及びpagingなどのようなシグナリング過程を経るべきであり、いずれにしても加入者がCSサービス(音声通話サービス)を使用することができないので無意味な過程でプロバイダー網のロードだけ増加させる要因になる。
【0032】
実施形態では前記のような問題を解決するために次の過程を提案する。実施形態のプロバイダー網で受信者が現在PS only with SMSとしてネットワークに登録されており、この受信者にmobile terminating CSサービス発生したことを認知した場合に、ユーザ端末がCSサービスに対してdetachされていると判断すること(即ち、音声通話を拒否すること、或いはCSサービスをサポートしないこと)で解決することができる。より具体的に次のような方案を利用することができる。
【0033】
図2は、第1実施形態によるHLR(Home Location Register)を判断主体とした信号送受信過程を示した図面である。
【0034】
段階210で、UE1(201)はMME202、MSCM203及びHLR204のうちの1つ以上にPS only with SMS端末で登録されることができる。実施形態でユーザ端末(User Equipment、UE)201は、PS only with SMSを使用する端末で、PSデータサービスとSMSだけ使用可能である。実施形態全般でPS only with SMSはCSサービスを受けることができない端末も適用されることができる。
【0035】
段階215で相手のユーザの端末(UE2)(206)はUE1(201)がPS only with SMS加入者であることが分からず音声通話発信することができる。実施形態では音声通話で例示されるが、これに限定されずCSを通じるサービスを含むことができる。
【0036】
段階220で、UE2(206)はUE1(201)を受信端末として音声通話発信をするためのリクエストをGMSC(Gateway Mobile Switching Center)205に伝達することができる。
【0037】
段階225で、前記音声通話リクエストがGMSC205に到着すると、GMSC205は加入者が位置したMSC/VLRを探すためにHLR204にSend Routing Information Request(SRI)メッセージを伝達する。前記メッセージには現在発生したサービスが音声通話(又はSMS以外のCSサービスなのか)なのかSMSなのかを示すためのservice indicatorが含まれることができる。
【0038】
段階230で、HLR204はユーザ端末の登録情報(又は加入情報)に応じて、UE1(201)へ向けるサービスがSMSなのか否かと、前記UE1(201)の加入情報を判断する。もし、前記サービスがSMSであればUE1(201)が登録されたMSC203でサービスリクエストを伝達することができる。
【0039】
もし、サービスがそれ以外の(CSサービスや音声通話)の場合、HLR204は、ユーザ端末201が当該サービスに対してdetachされたことのように処理することができる。
【0040】
段階235で、この時、HLR204はSRIに対する応答で当該コールが拒否されたことを通知するメッセージをGMSC205に伝達することができる。前記コール拒否メッセージにはユーザ端末がPS only with SMSの形態にだけ登録されたことを通知するための情報が含まれることができる。実施形態によって前記段階235の過程は、Send Routing Information Responseメッセージを使用したり、新しい形態のメッセージを使用して実行されることができる。
【0041】
段階240で、GMSC205はnegative応答を受けた場合、paging retryをしてはいけないのでpaging timerを終了することができる。
【0042】
段階245で、GMSC205は音声通話(SMS以外のCSサービス)に対する試みが失敗したことを発信者のネットワークに通知する。発信者のネットワークは、これを認知した場合、発信者端末206に受信者がPS only with SMSの形態で登録されており、他のCSサービス(音声通話)が不可能であり、SMSは使用可能であることを通知することができる。このような過程はGMSC205が発信者端末206に通じて直接伝達したり、発信者ネットワークのMSCに、そしてMSCがRNC(BSC)を通じて発信者端末206に前記情報を伝達することによって成ることができ、これを受信した発信者端末206はこれを記憶したりユーザに公知することができる。ユーザに対する前記公知は音声の形態で案内文句を伝達するが、ユーザ端末の画面を通じて通知することなどが含まれることができる。
【0043】
図3は、第1実施形態による他の信号送受信過程を示した図面である。
【0044】
図3を参照すれば、段階310でUE1(301)はMME302、MSC303及びHLR304のうちの1つ以上にPS only with SMS端末で登録されることができる。実施形態でユーザ端末(UE1)301は、PS only with SMSを使用する端末で、PSデータサービスとSMSだけのうちの1つ以上を提供することができる。
【0045】
段階315で、相手ユーザの端末306は、UE1(301)がPS only with SMS加入者であることが分からず音声通話発信することができる。
【0046】
段階320で、UE2(306)の音声通話リクエストがGMSC305に到着すると、段階325でGMSC305は、UE1(301)が位置したMSC303を探してIAMメッセージを伝達することができる。前記IAMメッセージは、現在発生したサービスが音声通話(SMS以外のCSサービス)なのかSMSなのかを示すためのservice indicatorが含むことができる。
【0047】
段階330で、MSC303はもしUE1(301)へ向けるサービスがSMSであれば UE1(301)が登録されたMME302にpaging requestを送信し、もしサービスがその以外のCSサービス(例えば、音声通話)であれば段階335でUE1(301)のユーザがPS only with SMSで登録されたことをGMSC305に通知するメッセージを伝達することができる。前記メッセージはコール拒絶(Call reject)メッセージであればよく、前記コール拒絶メッセージは拒絶原因を含むことができる。また、実施形態の段階335でMSC303は、RCHメッセージを使用したり、新しい形態のメッセージを通じてUE1(301)のユーザがPS only with SMSで登録されたことを通知することができる。
【0048】
応答を受信した後のGMSC305の作動は、
図2の段階240と段階245と同一作動をそれぞれ段階340及び段階345で実行することができる。
【0049】
図4は、第1実施形態によるまた他の信号送受信過程を示した図面である。
【0050】
段階410で、UE1(401)はMME402、MSC403及びHLR404のうちの1つ以上にPS only with SMS端末で登録されることができる。実施形態でユーザ端末(UE1)401は、PS only with SMSを使用する端末である。
【0051】
ところが、段階415で相手ユーザの端末406はUE1(401)がPS only with SMS加入者であることが分からず音声通話発信することができる。
【0052】
段階420で、音声通話リクエストがGMSC405に到着すると、GMSC405は、UE1(401)が位置したMSC403を探してIAMメッセージを伝達することができる。前記IAMメッセージは現在発生したサービスが音声通話(SMS以外のCSサービス)なのかSMSなのかを示すためのservice indicatorが含むことができる。
【0053】
段階430で、MSC403はMME402にpaging requestメッセージを伝達する。前記paging requestメッセージは、SGs_Paging_Reqメッセージを通じて伝達することができ、前記SGs_Paging_Reqメッセージは前記ページングが何のサービスを提供するためのページングなのかを示すインジケーターを含むことができる。
【0054】
段階435で、MME402はもしUE1(401)へ向けるサービスがSMSであればサービスを進行することができる。
【0055】
もし、サービスがその以外のCSサービス(例えば、音声通話)であれば段階440でUE1(401)のユーザがPS only with SMSの形態で登録されていることを MSC403に通知するメッセージを伝達することができる。前記メッセージは、Paging rejectであってもよく、前記メッセージはページング拒絶の理由を示したインジケーターを含むことができる。また実施形態でMME402はSGs paging rejectメッセージを使用したり、新しい形態のメッセージを使用することもできる。
【0056】
段階445で、MSC403はページング拒絶などのnegative応答を受けた場合、paging retryをしてはいけないのでpaging timerを終了することができる。
【0057】
段階450で、MSC403は音声通話をするためのコールが拒絶されたことをGMSC405に通知することができる。実施形態で音声通話試みが失敗したことを発信者のネットワークに通知する形態ではコール拒絶メッセージと共に拒絶された原因を含むメッセージを通じてGMSC405に通知することができる。
【0058】
以後、発信者ネットワークの段階455及び段階466の作動は、前記
図2の段階240及び段階245と同一に進行されることができる。
【0059】
<第2実施形態>
一方、端末が緊急サービス(emergency service)を受けようとする時は、一般ベアラー(normal bearer)ではない緊急ベアラー(emergency bearer)が生成しなければならない。普通の場合、一般的なnormal bearerはemergency bearerに転換されて使用されることができない。もし、ユーザがemergency serviceをリクエストした場合、実施形態によってプロバイダーネットワークはlocal regulation(政府の規制など)で決めた時間限度内にemergency callをsetup(設定)するべきである。
【0060】
ところで、ユーザ端末が同時にactivationできる最大bearerの個数は具現によって制限されることができる。端末は、一般的に最大1、3、或いは5個までbearerを同時にactivationできる。もし、端末がシステムにattach(登録)して使用中のnormal bearerの数が最大bearerの数に至った場合に緊急コール(emergency call)を実行する場合や、それともemergency serviceに必要な最大bearerの数が複数の場合、emergency serviceのためのbearerを全部生成すると、端末がサポートすることができる最大bearerの数を超過するようになることができる(例えば、最大サポートbearer数は3個、active normal bearerの数は2個、必要Emergency bearerの数は2個である場合)。この場合には、emergency service提供のためにはnormal bearerを整理してemergency bearerを生成すべきである必要性がある。
【0061】
端末は、自分が使用することができるbearer最大個数、現在活性化(active)されたnormal bearerの数、及びemergency call(service)に必要なbearerの数を考慮してnormal bearer整理を実行した後、emergency bearerを設定(setup)したり、それともemergency bearer setupをリクエストしながらnormal bearer整理を同時にリクエストすることもできる。
【0062】
即ち、ユーザ端末はemergency serviceが必要であれば、normal bearerに対する非活性(deactivation)をネットワークにリクエストしたり、内部的な非活性(locally deactivation)した後、ベアラーコンテキスト(bearer context)の状態をTAU過程を通じてコア網に通知することができる。一方、コア網(例えば、MME)が端末の最大サポートbearer数が分かっている場合には端末がemergency bearer生成をリクエストした場合、自分でnormal bearerを整理して与えてもよい。より具体的に、次のような解決方案を使用することができる。
【0063】
図5は、第2実施形態による信号送受信過程を示した図面である。
【0064】
より具体的に、
図5は本発明の一実施形態によってattach過程を通じてemergency serviceを提供する方法を示す。
【0065】
図5を参照すれば、実施形態2で端末501がMME502、SGW503、PGBW504及びHSS505が含まれたネットワークと信号を送受信できる。実施形態によって端末501は、基地局を通じて前記ネットワークと信号を送受信できる。
【0066】
段階510で、端末501はユーザが緊急サービスを使用することを望むことを検出することができる。
【0067】
段階515で、端末501は現在使用するベアラー数を検出することができる。前記現在使用されるベアラーは実施形態によって一般ベアラー数字であることができる。端末501は、前記検出したベアラー数と前記緊急サービスに使用されるベアラー及び端末501が同時にサポートすることができるベアラー数に基づいて現在使用されるベアラーのうちで一部又は全部のベアラーが非活性化されるべきであるかを判断することができる。また、実施形態によって端末501は、自分が同時にactiveできるベアラーの個数が現在緊急コールのために必要なベアラーの個数を満たすことができないと判断することができる。
【0068】
前記判断結果、端末501が現在使用するベアラーを非活性化する必要がない場合、端末は緊急サービスのためのコールを形成(establishment)するためにMME502と信号を送受信できる。
【0069】
段階515で、一部又は全て使用中の一般ベアラーが非活性化される必要がある場合、端末501はl local detachを実行することができる。前記local detachは端末501の判断に応じて端末501が主導的に実行することができる。
【0070】
段階525で、端末501はMME502に緊急サービス(emergency service)に対するre−attach過程を実行することができる。実施形態によって前記過程はAttach requestを送信しながらなることができ、前記attach requestはコール又はサービスの種類を含むことができる。
【0071】
段階530及び段階535で端末501から前記attach requestを受信したコア網は前記attach requestに基づいて、emergency attachであることを判断し、認証/許可及びベアラーコンテキストセットアップを通じ、既存形成されたnormal bearerは削除(cleanup)してemergency bearer生成する。
【0072】
この結果、段階540でUE501とコア網の間にIMSコールが設定されることができる。
【0073】
図6は、第2実施形態による他の信号送受信過程を示した図面である。
【0074】
より具体的に、
図6は本発明の一実施形態によってユーザ端末が明示的にnormal bearerの削除をリクエストする方法を示す。
【0075】
図6を参照すれば、実施形態で端末601がMME602、SGW603及びPGW604が含まれたネットワークと信号を送受信できる。実施形態によって端末601は基地局を通じて前記ネットワークと信号を送受信できる。
【0076】
段階610で、端末601はユーザが緊急サービスを使用することを望むことを検出することができる。
【0077】
段階615で、端末601は現在使用されるベアラー数を検出することができる。前記現在使用されるベアラーは実施形態によって一般ベアラー数字であってもよい。端末601は、前記検出したベアラー数と前記緊急サービスに使用されるベアラー及び端末601が同時にサポートすることができるベアラー数に基づいて現在使用されるベアラーのうちで一部又は全てベアラーが非活性化されるべきであるか判断することができる。また、実施形態によって端末601は自分が同時にactiveできるベアラーの個数が現在緊急コールのために必要なベアラーの個数を満たすことができないと判断することができる。
【0078】
前記判断結果、端末601が現在使用するベアラーを非活性化する必要がない場合、端末は緊急サービスのためのコールを確立(establishment)するためにMME602と信号を送受信できる。
【0079】
前記判断結果、端末604は同時に活性化(activate)できるベアラー(bearer)の個数によって緊急コールのためのベアラー個数を充足させることができないと判断した場合に段階620でnormal bearer又はnormal PDN connection削除をコア網にリクエストする。実施形態で前記リクエストはRequest bearer resource modification又はPDN disconnection requestを通じてMME602へ伝達することができる。
【0080】
段階625で前記リクエストを受信したMME602はベアラーリソースコマンド又はセッション削除リクエストを通じてSGW603へ前記リクエストを伝達することができる。
【0081】
段階630で、前記リクエストを受信したSGW603はベアラーリソースコマンド又はセッション削除リクエストを通じてPGW605へ前記リクエストを伝達することができる。
【0082】
段階635乃至段階645で前記リクエストに対する応答をPGW604からSGW603、SGW603からMME602、MME602から端末601へ伝達することができる。
【0083】
段階650で、以前段階の結果で端末601はdetachされることができる。
【0084】
段階650で、端末601はMME602でAttach Request又はPDN 接続リクエストを送信することができる。前記リクエスト送信のとき、タイプ情報に緊急であるか否かを表示することができる。また実施形態に応じてemergency PDN connectivity requestを送信し、もし、全てbearerが削除された場合には端末はdetachされるので、代わりにemergency attach requestを送信することができる。
【0085】
段階660で、緊急attach及びPDN接続設定のうちの1つ以上が実行されることができ、段階650でIMCコールが設定されることができる。
【0086】
一方、本発明のまた他の一実施形態によれば、ユーザ端末601はemergency serviceのために既存bearerをlocally deactivateさせた後、TAU過程を通じてこれをコア網に通知することもできる。より具体的に、ユーザがemergency serviceをUE601にリクエストすると、UE601はemergency serviceのために既存bearerの一部又は全体がdeactivateされるべきと判断される場合、deactivateされるbearerを選択した後、これらを除いた残りactive EPS bearerの情報だけTAU requestメッセージのEPS bearer context statusにactive bitをセッティングしてコアネットワークに送信することができる。また他の実施形態によれば、UE601はdeactivateされるbearerはinactiveと表示し、残すbearerはactiveにセッティングしてコアネットワークへ送信することもできる。この時、UE601はEPS update typeを通じて現在送信するTAUがemergency serviceに対するリクエストをコアネットワークに通知することができる。また他の実施形態で端末601はAdditional update typeを通じて現在送信するTAUがemergency serviceに対するリクエストなのをコアネットワークに通知することができる。また他の実施形態によれば端末601は別途のemergency indicatorを通じて現在送信するTAUがemergency serviceに対するリクエストなのをコアネットワークに通知することができる。端末601はさらにつながるemergency serviceのためにS1/S5 setupが進行しなければならないことをコアネットワークに通知するためにactive flagもsettingできる。
【0087】
MME602は、上記過程を通じてUE601がemergencyサービスのために bearer contextを変えたことを認知することができる。MME602は自分が記憶しているEPS bearer context statusと端末がTAU requestに入れたEPS bearer context statusを比べてdeactivateしなければならないEPS bearerがあればbearer cleanupを実行することができる。
【0088】
MME602はUE601がemergencyサービスのためにTAUを送信した場合は、UE601がつながるemergency serviceリクエスト(PDN connectivity request)を早く送信するようにTAU acceptをbearer cleanupが完了する前に前記emergency serviceリクエストを送信することができる。
【0089】
端末601は、TAU acceptを受けると自分がリクエストしたbearer context statusの修正が完了したことを分かるようになり、つながるEmergency serviceのためのprocedureを実行する。
【0090】
もし、emergency serviceのためのbearer整理の必要な状況がidle modeで発生した場合には実施形態で、次の方法を適用してもよい。
ユーザ端末601はemergency serviceのために既存bearerの一部又は全体がdeactivateされなければならないと判断される場合、deactivateされるbearerを選択した後、これらを除いた残りactive EPS bearerの情報だけTAU requestメッセージのEPS bearer context statusにactive bitをセッティングして入れてコアネットワークに送信する。又はUE601はdeactivateされるbearerはinactiveで表示し、残すbearerはactiveにセッティングしてコアネットワークに送信することもできる。Idle modeなのでTAU requestを送信するために端末601はeNBとRRC connectionを結ばなければならない。UE601はRRC connection setup requestを送信しながらestablishment causeをemergencyでsettingできる。
【0091】
eNBは、UE601から受けたRRCメッセージに含んでいるTAU requestメッセージをS1−APのInitial UEメッセージを通じて伝達するのに、もし、RRC establishment causeがemergencyであればこれをTAU request messageと共に伝達することができる。
【0092】
MME602は、TAU requestを受けたがRRC establishment causeがemergencyであればUE601がemergency serviceのためにTAU requestを送信したことが分かる。以後、作動は以前の過程同様に進行されてもよい。
【0093】
前記2つの実施形態ではユーザ端末601がlocally deactiveしたbearer情報をTAUメッセージを使用してネットワークに通知することを説明したが、上記の過程は2G/3G網でRAU(Routing Area Update)メッセージを通じて同様に適用されることができる。又はユーザ端末601はネットワークに送信するESR(Extended Service Request)メッセージに前記TAUメッセージに入れたbearer statusを挿入して代わりに送信することもできる。
【0094】
前記実施形態による方法は、既存システムの大きい変更無し適用されることができるというメリットがあるが、緊急状況でなるべくemergency serviceをユーザに早く適用することができる改善案も必要なことがある。
【0095】
図7は、第2実施形態による他の信号送受信過程を示した図面である。
【0096】
より具体的に、
図7は本発明の他の実施形態によって既存bearerに対する整理と新しいemergency bearerの生成が同時に進行されることができるようにする信号送受信方法に対して開示している。
【0097】
図7を参照すれば、実施形態では端末701がENB702、MME703、SGW704及びPGW705が含まれたネットワークと信号を送受信できる。
【0098】
段階710で、端末701はユーザが緊急サービスを使用することを望むことを検出することができる。
【0099】
段階715で、端末701は現在使用されるベアラー数を検出することができる。前記現在使用されるベアラーは、実施形態によって一般ベアラー数字であってもよい。端末701は前記検出したベアラー数と前記緊急サービスに使用されるベアラー及び端末701が同時にサポートすることができるベアラー数に基づいて現在使用されるベアラーのうちで一部又は全てベアラーが非活性化しなければならないかを判断することができる。また、実施形態によって端末701は自分が同時にactiveできるベアラーの個数が現在緊急コールのために必要なベアラーの個数を満たすことができないと判断することができる。
【0100】
前記判断結果、端末701が現在使用するベアラーを非活性化する必要がない場合、端末は緊急サービスのためのコールを確立(establishment)するためにMME702と信号を送受信できる。
【0101】
前記判断結果、ユーザがemergency callリクエストしたとき、UE701はemergency serviceのために既存bearerの一部又は全体がdeactivateしなければならないと判断される場合、段階720で端末701はdeactivateされるbearerを選択した後、これらを除いた残りactive EPS bearerの情報だけPDN connectivity requestメッセージのEPS bearer context statusにactive bitをセッティングして入れてMME703に送信することができる。また他の実施形態でUE701はdeactivateされるbearerはinactiveと表示し、残すbearerはactiveにセッティングしてMME703に送信することもできる。端末701が削除するbearerを選択する基準はARPによって、QCIによって、或いはdefault/dedicated bearerであるか否かによって(dedicate bearerを削除)、及び一定時間activityがないbeaerなのかのうちのいずれか1つによって決定されることができる。
【0102】
段階720で、MME703は上記の過程を通じてUE701がemergencyサービスのためにbearer contextを変えたことを認知することができる。MME703は自分が記憶しているEPS bearer context statusと端末がPDP connectivity requestに入れたEPS bearer context statusを比べてdeactivateしなければならないEPS bearerがあればbearer cleanupを実行することができる。また、段階715で受信した情報に基づいてbearer cleanupを実行することもできる。これと共にMME703はemergency serviceのためのPDN connectionを生成する過程を実行することができる。
【0103】
段階725で、MME703はセッション生成リクエストをSGW704に送信することができる。前記セッション生成リクエストは除去すべきであるベアラーIDを含むことができる。
【0104】
段階730で、SGW704はPGW705に段階725で受信した信号に基づいてセッション生成リクエストを伝達することができる。
【0105】
段階735乃至段階745で各ノードは応答メッセージを伝達することができ、段階750でeNB702は端末701にRRC connection Reconfigurationを伝達することができる。前記RRC connection ReconfigurationはDBRリストを含むことができる。
【0106】
段階755で、端末とコアネットワークの間にIMSコール設定になることができる。
【0107】
図8は、第2実施形態による他の信号送受信過程を示した図面である。
【0108】
より具体的に
図8でユーザ端末801は、emergency serviceに対するbearer設定をリクエストしながら、既存normal bearerの整理をネットワークですることをリクエストすることもできる。
【0109】
図8を参照すれば、実施形態では端末801がeNB802、MME803、SGW804及びPGW805が含まれたネットワークと信号を送受信できる。
【0110】
段階810及び段階815は、
図7の段階710及び段階715と同様に進行されることができる。
【0111】
段階820でユーザがemergency callリクエストすれば、端末801は自分が同時にactivateできるbearerの個数によってemergency callのためのbearer個数を充足させる事ができないと判断した場合、Emergency PDN connectivity requestに単純に既存bearerに対する整理をリクエストすることを通知する識別子を含むことができる。また、前記リクエストには端末801が同時にサポートすることができるベアラー情報を含ませることができる。
【0112】
段階825で、もし端末801が同時にactivateできる最大bearerの個数がコア網に予め通知された場合であればMME803が端末がemergency serviceをリクエストした場合、自意的にbearer処理をすることができる。又はもしユーザ端末801がbearer整理をリクエストしたが、ユーザ端末801でサポートするbearer数に対する情報を網が有していない場合、MME803単純が全てのnormal bearerを削除することも可能である。
【0113】
実施形態でMME803はユーザ加入情報によって端末801が同時にサポートすることができる最大bearerが分かる。この場合には端末801のcontext tableにISMIによる最大サポートbearer数のmappingがあるとか、それともIMEISVを基準で端末801機種によって最大使用することができるbearerの数が分かることもできる。この場合には、MME803内部にIEMISVによるユーザ端末機種、及びこの機種で使用することができる最大bearerの数に対するmappingが設定されていなければならない。
【0114】
プロバイダーはMME803にこのような情報を通知するためにHSSの端末情報を更新したり、それともO&Mなどのconfiguration方式を使用して、MME803に端末803のIMEISVによる機種、及びこれによる最大bearerの数を設定することができる。
【0115】
端末801がemergency PDN connectivity requestを送信するとMME803は端末801に対する情報によって最大bearerサポート個数によってnormal bearerの全体又は一部が削除しなければならないと判断することができる。もし、一部bearerだけ削除する場合、削除するbearerを選択する基準はARPに応じて、又はQCIに応じて又はdefault/dedicated bearerであるか否かに応じて(dedicate bearerを削除)、又は一定時間activityがないbearerなのかに応じて決まることができる。
【0116】
段階830及び段階835で、コア網はactiveにされている当該normal bearerを削除し(S−GW804とP−GW805までbearer cleanup)、emergency bearer/sessionを生成する。ここで既存bearer削除と新しいemergency bearer生成は同時に発生することもでき、並列的に別に進行されることもできる。同時に進行される場合は、emergency bearer生成のためのcreate session requestメッセージに削除するbearerのlistを示したりnormal bearer全体削除表示するためのcleanup indicatorを挿入することができる。
【0117】
MME803は、削除されたbearerの情報と新しくできたbearerの情報(bearer id、bearer QoS、S5 TEIDなど)をeNB802に通知する。eNB802は、これによってUE801間のdata radio bearerを更新する。
【0118】
コア網はemergency PDN connectivity requestに削除するbearer idが含まれた場合、activeにされている当該normal bearerを削除(S−GW804とP−GW805までbearer cleanup)してemergency bearer/sessionを生成することができる。
【0119】
ここで既存bearer削除と新しいemergency bearer生成は同時に発生することもでき、並列的に別に進行されることもできる。同時に進行される場合はemergency bearer生成のために伝達するcreate session requestメッセージに削除するbearerのlist又はnormal bearer全体削除のためのcleanup indicatorを挿入することができる。
【0120】
MME803は、削除されたbearerの情報と新しくできたbearerの情報(bearer id、bearer QoS、S5 TEIDなど)をeNB802に通知することができる。eNB802はこれによってUE801間のdata radio bearerを更新し、最終的にこれはユーザ端末801に通知する。
【0121】
一方、本発明の別の実施形態によって、EMM過程とESM過程を併合する方法も提案する。即ち、TAU/RAU requestメッセージとESRメッセージにESM message containerを含んで送信することである。ここでESM message containerには端末801が生成して送信するESM requestメッセージ(例えば、PDN connectivity request)が含まれることができる。
【0122】
より具体的に、emergency serviceがinitiationされた場合、ユーザ端末801はlocally deactivate−bearerの情報をTAU/RAU request又はESRメッセージを通じて以前の実施形態によって送信しながら、同時にESM message containerにPDN connectivity requestを含んで共に送信する。即ち、端末801は自分がlocally deactivationさせたbearerの情報又はdeactivationされた後、残っているbearerの情報をTAU request/RAU request/ESRメッセージのEPS bearer context status IEに含み、ESM message containerにemergency serviceのためのPDN connectivity requestを含ませてTAU/RAU request又はESRメッセージをMME803に送信する。MME803は以前の実施形態によって端末のbearerに対するcleanupを実行すると共にESM message containerに入っているPDN connectivity request メッセージを利用してPDN connection生成リクエストも処理することができる。前述の実施形態2による緊急コール提供方法で各信号の含む情報は互いに変えて使用されることができる。
【0123】
<実施形態3>
一方、もし、コアネットワークノード(例えば、MME、SGSN)が多いシグナリング処理によって混雑の場合、コアネットワークノードは自分にサービスを受けているユーザ端末が他のコアネットワークノードにサービス受けるように迂回するように誘導することができる。
【0124】
この過程は、基地局ノードがユーザ端末のためのコアネットワークノードを新しく選択する過程と、ユーザ端末の情報をコアネットワークノードに登録する過程を通じてなる。ところで、もし基地局ノードがユーザ端末のためのコアネットワークの選択過程中に前記混雑した既存コアネットワークノードをさらに選んだら、混雑状況が改善し難い。一方、基地局が新しいコアネットワークノードを選択してユーザ端末に対するコアネットワークノードが変更された場合、新しいコアネットワークノードはユーザ端末に対する情報を登録しなければならないのに、この過程のうちに既存コアネットワークノードに記憶されているユーザ端末の情報を得ようとリクエストすると、これを処理するために混雑した既存コアネットワークノードの状態が悪くなることができる。
【0125】
実施形態で先ず(混雑状態である)既存コアネットワークノードはユーザ端末に混雑によってサービス提供が困難であることをNAS階層の情報を通じて通知する。これを受信したユーザ端末はコアネットワークに対する登録(registration)再設定過程で、下位階層(AS layer)に既存コアネットワークノードを探すことができる情報(例えば、S−TMSI、GUTI、GUMMEI、又はP−TMSI)を提供しない。既存コアネットワークノードに対する情報がなければ、端末のAS階層は基地局とRRC接続を生成するとき、当該情報を提供することができなく、これは基地局がユーザ端末に対する新しいコアネットワークノードを選択するように誘発する。ユーザ端末のNASリクエストメッセージ(例えば、attach request)は基地局を通じて新しく選択されたコアネットワークノードへ伝達する。この時、ユーザ端末は新しいコアネットワークノードがユーザ端末に対する情報(context)を既存コアネットワークノードから持って来て混雑が加重されることを防ぐために、新しいコアネットワークノードがユーザ端末の情報(context)をHSSと直接通信する過程を通じて設定するように誘発する情報(又は識別子)を新しいコアネットワークノードに伝達することができる。
【0126】
図9は、第3実施形態による信号送受信過程を示した図面である。
【0127】
図9を参照すれば、端末901がRAN902を通じてMME/SGSN903、904と信号を送受信できる。また、MME/SGSN903、904の混雑によって既存に接続しているOld MME/SGSN903と新たに接続するNew MME/SGSN904に区別されることができる。しかし、実施形態でMME/SGSNが変更されることは混雑の原因ではない場合にも適用されることができることを明らかにする。
【0128】
段階910で、Old MME/SGSN903に混雑状況が発生することができる。前記混雑状況はトラフィックの増加及び一部装置の副作動中の1つ以上を含むことができる。
【0129】
図面に示したように、混雑状態であるコアネットワークノード(以下、既存コアネットワークノードと称する)は段階915でユーザ端末901からNASリクエストメッセージ(例えば、TAU request又はattach request)が発生すると、段階920で混雑によってリクエストが断たれたことを通知したり、又はロード状態で端末901の再登録が必要であるという情報と共にユーザ端末901にNAS応答又は拒絶メッセージ(例えば、TAU reject又はattach reject)を伝達する。この時、NASメッセージを含んで基地局902に伝達するS1−APメッセージ(Downlink NAS Transport)には追加的にユーザ端末と基地局902の間のRRC接続が、NASメッセージ伝達以後、削除しなければならないことをリクエストする情報(例えば、immediate release required indicator)が含まれることができる。
【0130】
段階925で、基地局902はコアネットワークノードから受信したメッセージをRRCメッセージ(DLInformationTransfer)に含んでユーザ端末901に伝達することができる。前記RRCメッセージには混雑インジケーターと及びタイマー情報を含むことができる。
【0131】
特に前記のようにRRC接続を直ちに削除することをリクエストされた場合、段階930でメッセージが伝達すると、RRC接続を解除する。このようにRRC接続を解除することは、基地局902がユーザ端末901のためのコアネットワークノードを再選択する作動がRRC接続を生成する過程中に実行されるから、ユーザ端末901がNASリクエストを実行するとき、既存RRC接続をリサイクルすると、既存コアネットワークノードがさらに使用されることができるからである。
【0132】
これと類似の効果を得るさらに他の方法で、コアネットワークノードは常用者端末901に伝達する前記NAS応答/拒絶メッセージ又は基地局902がユーザ端末901に伝達するRRCメッセージ(DLInformationTransfer)にtimer値を設定することができる。このtimerは基地局902が既存のRRC接続を解除するのに必要な一種の保護区間である。即ち、ユーザ端末901は、コアネットワークノード又はRRCメッセージを通じてtimer値を受信すると、当該timerが経た後、NASリクエストを試みることができる。
【0133】
段階935でユーザ端末901のNAS階層は、以後NASリクエスト(attach request)を試みるとき、下位階層に既存コアネットワークを探すことができる情報(例えば、S−TMSI、GUTI、GUMMEI、P−TMSIなど)を伝達しない。
【0134】
段階940で、RRC connection request/setupが進行され、段階945でユーザ端末901のAS階層でRRC接続を生成する過程中に既存コアネットワークを探すことができる情報(例えば、MMEルーティング情報)を基地局902に伝達しないこともある。
【0135】
段階945で、基地局902はRRC connection setup completeメッセージを受信し、段階950でRAN902は既存コアネットワーク(Core Network、CN)を探すことができる情報がないので新しいコアネットワークノードを選択し、段階955で含まれているNASリクエストメッセージを新しいコアネットワークノードに伝達する。
【0136】
ユーザ端末901に対するNASリクエストメッセージを受信した新しいコアネットワークノードはユーザ端末901の情報(context)を得るための過程を実行しなければならない。この時、新しいコアネットワークノードはユーザ端末901がNASリクエストメッセージに挿入した識別子(GUTI、又はold GUTI)を利用して必要な場合、既存コアネットワークノードにユーザ端末901の情報(context)をリクエストすることができる。ところが、もし、混雑する既存コアネットワークノードにこのようなリクエストが集中される場合、混雑が加重されることができる。これを解決するため、既存コアネットワークノードは新しいコアネットワークノードに1)混雑が発生されるとこれを別途のoverload indicationのようなコアネットワーク間メッセージ交換を通じて通知した、又は2)新しいコアネットワークノードがcontextリクエストのためにidentification requestを送信すると、これに対する応答/拒絶を通じて混雑状況を通知することができる。これを受信した新しいコアネットワークノードは既存コアネットワークノードが混雑することを認知し、これを記憶して追後活用することができ、段階960でコアネットワークはユーザ端末901のIMSIを得るためのidentity request/response過程を実行する。ユーザ端末901からIMSIを受信すると、これを活用して端末のcontextを設定し、残りの登録過程を実行する(段階965)。
【0137】
図10は、第3実施形態による他の信号送受信過程を示した図面である。
【0138】
図10を参照すれば、端末1001がRAN1002を通じてMME/SGSN1003、1004と信号を送受信できる。また、MME/SGSN1003、1004の混雑によって既存に接続しているOld MME/SGSN1003と新たに接続するNew MME/SGSN1004に区別されることができる。しかし、実施形態でMME/SGSNが変更されることは混雑の原因ではない場合にも適用されることができることを明らかにする。
【0139】
段階1010乃至段階1040の場合、
図9の段階910乃至段階940とそれぞれ対応される。
【0140】
段階1045でユーザ端末1001のNAS階層でNASリクエスト(attach request)を生成するとき、端末1001は新しいコアネットワークノードに現在発生したNASリクエストが既存コアネットワークノードの混雑又はコアネットワーク変更選好によって発生したことを直接通知する情報を含ませて送信することができる。段階1050で基地局1002は新しいCNノードを選択してNew MME/SGSN1004でInitial UE messageを送信することができ、前記Initial UE messageはCN overloadによるre−attachであることを通知するインジケーターを含むことができる。ユーザ端末1001に対するNASリクエストメッセージを受信した新しいコアネットワークノードはユーザ端末1001の情報(context)を得るための過程を実行しなければならないのに(段階1060)、前記NASリクエストの発生原因に対する情報(即ち、既存コアネットワークノードの混雑で又はコアネットワーク変更リクエストによって)が含まれた場合には、既存コアネットワークノードの混雑を認知し、これを記憶して追後活用することができ、もし必要であればユーザ端末1001のIMSIを得るためのidentity request/response過程を実行する。ユーザ端末1001からIMSIを受信すると、これを活用して端末1001のcontextを設定し、残り登録過程を実行する(段階1065)。
【0141】
図11は、第3実施形態による他の信号送受信過程を示した図面である。
【0142】
図11を参照すれば、端末1101がRAN1102を通じてMME/SGSN1103、1104と信号を送受信できる。また、MME/SGSN1103、1104の混雑によって既存に接続しているOld MME/SGSN1103と新たに接続するNew MME/SGSN1104に区別されることができる。しかし、実施形態でMME/SGSNが変更されることは混雑の原因ではない場合にも適用されることができることを明らかにする。
【0143】
段階1110乃至段階1150の場合、
図9の段階910乃至950とそれぞれ対応されることができる。
【0144】
実施形態でユーザ端末1101のNAS階層でNASリクエスト(attach request)を生成するとき、現在発生したNASリクエストが既存コアネットワークノードの混雑又はコアネットワーク変更選好によって発生した場合、GUTI、old GUTI代わりにIMSIを端末識別子で含んで伝達することである。これは新しいコアネットワークノードが既存コアネットワークノードにユーザ端末の情報(context)をリクエストしないようにして、IMSIに基づいて端末(1101)のcontextを設定し、残り登録過程を実行するようにする。
【0145】
段階1155で基地局1102はInitial UE messageにNAS requestと端末1101のIMSIを含ませて送信することができる。以後、残り登録過程を実行する(段階1165)。
【0146】
図12は、実施形態によるまた他の信号送受信過程を示した図面である。
【0147】
図12を参照すれば、端末1201がRAN1202を通じてMME/SGSN1203、1204と信号を送受信できる。またMME/SGSN1203、1204の混雑によって既存に接続しているOld MME/SGSN1203と新たに接続するNew MME/SGSN1204に区別されることができる。しかし、実施形態でMME/SGSNが変更されることは混雑の原因ではない場合にも適用されることができることを明らかにする。
【0148】
前記
図9乃至
図11に記述された実施形態はユーザ端末1201がコアネットワークノードに明示的にNASリクエストを送信した場合に対するが、
図12に記述される実施形態はユーザ端末1201が明示上にNASリクエストを送信しない場合にも適用されることができる。即ち、例えばコアネットワークノードが混雑すると判断すると、基地局1202を通じてコアネットワークノード再設定が必要さをユーザ端末1201に通知し、以後
図9乃至
図11の作動と類似の過程を通じて新しいコアネットワークノードを通じて登録されるようにすることである。段階1210で端末1201、基地局1202及びOld MME/SGSN1203が接続モード(connected mode)で作動している。
【0149】
段階1215で、Old MME/SGSN1203がコアネットワークノードが混雑すると判断すると、段階1120でコアネトオクノードは基地局1202にユーザ端末1201に対してload balancingのために接続の解除が必要さを通知する情報を含むコマンドメッセージを伝達する。
【0150】
段階1225で、これを受信した基地局1202はユーザ端末1202のRRC接続を解除するコマンドを伝達しながら、load balancingのためにコアネットワーク変更が必要であることを通知する。このようにRRC接続が解除された以後の作動は
図9乃至11でRRC接続解除以後のことがそのまま適用されることができるので詳細な説明は省略する。
【0151】
本発明が属する技術分野の通常の知識を有する者は、本発明がその技術的思想や必須な特徴を変更せず他の具体的な形態で実施されることができるということを理解することができるであろう。よって、以上で記述した実施形態はあらゆる面で例示的なもので限定的ではないことを理解すべきである。本発明の範囲は前記詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって表し、特許請求の範囲の意味及び範囲、及びその均等概念から導出される全ての変更又は変形された形態が本発明の範囲に含まれるように解釈されなければならない。
【0152】
一方、本明細書と図面には本発明の好ましい実施形態対して開示した。たとえ特定用語が使用されたが、これは単に本発明の記述内容を容易に説明して発明の理解を助けるための一般的な意味で使用されたものであって、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施形態外にも本発明の技術的思想に基づいて他の変形形態が実施可能であるということは本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に自明なものである。