【実施例】
【0021】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
【0022】
[1]全体構成
図1は、本発明に係る経路表示装置が適用された携帯端末100の正面図を示す。携帯端末100は、ユーザが持ち運び可能であって、タッチパネル120が積層されたディスプレイ110を有する。携帯端末100は、車両等を対象にして、指定された目的地への経路(ルート)案内を行う。
【0023】
図2は、携帯端末100の概略構成を示す。
図2に示すように、携帯端末100は、出力部11と、入力部12と、記憶部13と、通信部14と、バッテリ15と、GPS受信機16と、制御部17と、を備える。携帯端末100の各要素は、バス10を介して相互に接続され、各要素間で必要な情報が伝送可能なように構成されている。
【0024】
出力部11は、ディスプレイ110や音声を出力するスピーカ111などを備え、制御部17の制御に基づき、携帯端末100のユーザの操作に応答するための情報を出力する。入力部12は、タッチパネル120を備え、携帯端末100に対して端末のユーザが行う必要な命令や情報の入力、即ち操作を受け付けるインタフェースである。例えば、入力部12は、目的地を指定する入力や、経路探索の条件を指定する入力などを受け付ける。なお、入力部12は、タッチパネル120に加え、各種コマンドやデータを入力するための、キー、スイッチ、ボタン、音声入力装置等を有してもよい。
【0025】
記憶部13は、携帯端末100の動作を制御するためのプログラムを保存したり、携帯端末100の動作に必要な情報を保持したりする。例えば、記憶部13は、地図データなどのナビゲーション処理に用いられる各種データを記憶する。地図データは、道路に相当するリンクと、道路の接続部分(交差点)に相当するノードとにより表された道路データや、各施設に関する施設情報などを含む。
【0026】
通信部14は、所定のプロトコルに従い、他の装置とデータの送受信を行う。例えば、通信部14は、制御部17の制御に基づき、インターネット等のネットワークを介してサーバ装置からディスプレイ110に表示させる画面情報等を受信する。また、通信部14は、ユーザの操作に応じて、サーバからアプリケーションを受信し、記憶部13に保存する。本実施例における経路表示処理は、サーバからダウンロードして記憶部13に記憶された経路表示プログラムを実行することにより実現できる。
【0027】
バッテリ15は、充電及び放電が可能な蓄電池であり、携帯端末100の動作に必要な電力を蓄電する。GPS受信機16は、複数のGPS衛星から、測位用データを含む下り回線データを搬送する電波を受信することで、携帯端末100の現在位置の情報を生成し、制御部17に送信する。
【0028】
制御部17は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを備え、携帯端末100内の各構成要素に対して種々の制御を行う。
【0029】
例えば、制御部17は、入力部12により目的地を指定する入力を受け付け、指定された目的地までの経路案内を行う。制御部17は、本発明における経路情報取得手段、表示手段の一例である。
【0030】
なお、携帯端末100は、
図2に示す各構成要素に加え、加速度センサ、角速度センサ及び距離センサなどの種々の自立測位装置を備えてもよい。あるいは携帯端末100がより精度の高い位置情報を得るために、GPS受信機、加速度センサ、角速度センサ及び距離センサなどを備えた外部装置と通信する構成としてもよい。
【0031】
[2]経路表示
次に、本発明による経路表示の実施例を説明する。以下の実施例では、携帯端末100は、ユーザが指定した目的地までの経路を決定し、その経路に沿って経路案内を実行する。また、携帯端末100は、ユーザの操作に応じて、目的地までに存在する1つ又は複数の案内地点についての情報を表示する。
【0032】
図3(a)は、経路案内中の携帯端末100の表示例を示す。
図3(a)の表示例は、携帯端末100の現在位置を中心として経路を表示するものであり、以下、「現在地モード」と呼ぶ。現在地モードでは、ディスプレイ110には、案内プレート20と、現在地画像30と、モードバー40とが表示される。
【0033】
案内プレート20は、目的地までの経路における次の案内地点に関する情報を表示する領域である。具体的に、案内プレート20は、次の案内地点における進行方向を示す方向矢印21と、現在地から次の案内地点までの距離22と、次の案内地点の名称(交差点名称など)23とを含む。
図3(a)の例では、案内プレート20は300m先のA交差点を斜め右前方向へ進むことを示している。なお、案内プレート20は本発明における案内地点画像の一例である。
【0034】
現在地画像30は、地図上に、目的地までの案内経路31と、携帯端末100の現在位置を示す現在位置マーク32とを表示する。案内経路31は、その色や太さにより地図上の他の道路と区別される。また、現在地画像30には、縮尺変更ボタン33、34と、縮尺バー35と、到着予想時刻36とが含まれる。縮尺変更ボタン33は現在よりも詳細な地図を表示するように縮尺を変更するためのボタンであり、縮尺変更ボタン34は現在よりも広域の地図を表示するように縮尺を変更するためのボタンである。縮尺バー35は現在地画像30が示す地図の現在の縮尺を示している。到着予想時刻36は、案内中の経路に沿って進んだ場合の目的地への到着予想時刻を示している。
【0035】
モードバー40は、地図表示などに関するコマンドに対応するボタンを示す領域であり、本例では、メニューボタン40、現在地ボタン42、ルートボタン43が表示されている。メニューボタン40は、このナビゲーションアプリケーションのメインメニューを表示させるためのボタンである。現在地ボタン42は、現在地モードでの表示を指示するボタンである。ルートボタン43は、目的地までのルートの新規設定、変更などを行うためのボタンである。
【0036】
さて、
図3(a)の表示例において、ユーザが案内プレート20にタッチすると、ディスプレイ110の表示は、
図3(b)に示す案内地点モードに移行する。案内地点モードは、現在地と特定の案内地点とを含む案内経路の概略を示すものである。
【0037】
案内地点モードにおいては、ディスプレイ110には案内プレート20と、部分経路画像30Xと、モードバー40とが表示される。案内地点モードでは、案内プレート20には、方向矢印21、次の案内地点までの距離22、次の案内地点の名称23に加えて、左ボタン24と右ボタン25が表示される。左ボタン24と右ボタン25は、表示対象となる案内地点を、案内経路上の前後の案内地点に変更するためのボタンである。具体的に、ユーザが左ボタン24にタッチすると、現在表示されている案内地点(B交差点)の1つ前の案内地点(A交差点)が表示される。また、ユーザが右ボタン25にタッチすると、現在表示されている案内地点(B交差点)の次の案内地点(C交差点)が表示される。なお、案内経路において1つ前の案内地点が存在しない場合には左ボタン24は表示されず、次の案内地点が存在しない場合には右ボタン25は表示されない。また、左ボタン24にタッチする代わりに案内プレート20を右へフリックしても1つ前の案内地点が表示され、右ボタン25にタッチする代わりに案内プレート20を左へフリックしても次の案内地点が表示される。なお、「フリック」とは、タッチパネル上で画面に触れた指を少しだけスライドしたり、素早く払ったりする操作をいう。
【0038】
また、案内地点モードにおいては、案内プレート20に隣接して、リストボタン27aが表示される。リストボタン27aは、案内地点の一覧である案内地点リストを表示する際に使用されるが、その詳細は後述する。
【0039】
部分経路画像30Xは、現在地画像30と同様に地図上に案内経路31と現在地マーク32を表示するものであるが、ユーザによって指定された特定の案内地点と現在地マーク32とを同時に表示することにより、現在地からその案内地点までの部分の経路を示すものである。具体的に、
図3(b)に示すように、部分経路画像30Xにおいては、表示の対象となっている案内地点が中央の位置、即ち十字マーク37の位置に来るように地図、案内経路31、現在地マーク32が表示される。また、部分経路画像30Xにおいては、表示の対象となっている案内地点(B交差点)までの現在地からの距離38が表示される。
【0040】
なお、部分経路画像30Xにおいても、現在地画像30と同様に、縮尺変更ボタン33、34及び縮尺バー35が表示される。また、部分経路画像30Xにおけるモードバー40の表示内容は現在地画像30と同じである。
【0041】
図3(c)は、案内地点モードにおいて次の案内地点を表示した例である。即ち、
図3(b)の表示例において、ユーザが右ボタン25にタッチするか案内プレート20を左へフリックすると、
図3(c)の例が表示される。右ボタン25へのタッチ又は左へのフリックにより、表示対象としてB交差点の次の案内地点であるC交差点が選択される。よって、
図3(c)において、案内プレート20内にはC交差点についての方向矢印21、距離22、名称23が表示され、部分経路画像30XにはC交差点が十字マーク37と一致するように地図、案内経路31、現在地マーク32が表示される。なお、表示対象として現在地から遠い案内地点が選択された場合には、携帯端末100は、その案内地点と現在地マーク32とが一画面に表示できるように自動的に地図の縮尺を変更する。
【0042】
このように、案内プレート20内の左ボタン24、右ボタン25にタッチするか、案内プレート20を左右にフリックすることにより、ユーザは任意の案内地点を選択して案内プレート20及び部分経路画像30Xを表示させることができる。なお、
図3(b)、(c)に示す案内地点モードにおいて、ユーザが現在地ボタン42にタッチすると、表示画面は
図3(a)に示す現在地モードに戻る。
【0043】
次に、案内地点リストの表示について説明する。本実施例では、ユーザの操作により、案内経路上の案内地点の一覧リストである案内地点リストを表示することができる。具体的に、
図3(b)、(c)に示す案内地点モードの表示画面において、ユーザがリストボタン27aにタッチするか、案内プレート20を下へフリックすると案内地点リストが表示される。
【0044】
図4(a)は案内地点リストの一例を示す。
図4(a)は、案内地点の数が6個、案内地点リスト中に一画面で表示可能な案内地点の数が6個であり、全ての案内地点が一画面で表示可能な場合の例である。
図3(b)、(c)と
図4(a)とを比較すると理解されるように、案内地点リストは、案内プレート20と部分経路画像30Xの代わりに表示される。なお、案内地点リストの表示時でもモードバー40は表示される。
【0045】
図4(a)に示すように、案内地点リストは、所定数の案内地点の情報を示す案内地点プレート60により構成される。各案内地点プレート60は、進行方向を示す方向矢印61と、1つ手前の案内地点からその案内地点までの距離(即ち、案内地点間の距離)62と、その案内地点の名称63とを含む。複数の案内地点プレート60は、出発地に近い案内地点の案内地点プレート60が上に、目的地に近い案内地点の案内地点プレート60が下に位置するように配置される。
【0046】
図4(a)のように案内地点リストが表示された状態でユーザがいずれかの案内地点プレート60にタッチすると、案内地点リストの表示は終了し、その案内地点についての案内プレート20及び部分経路画像30Xが表示される。例えば、
図4(a)のように案内地点リストが表示された状態で、ユーザがB交差点の案内地点プレート60にタッチすると表示画面は
図3(b)のようになり、ユーザがC交差点の案内バー60にタッチすると表示画面は
図3(c)のようになる。
【0047】
また、
図4(a)においてユーザが案内地点リストを上へフリックすると、案内地点リストの表示は終了し、表示画面は案内プレート20及び部分経路画像30Xの表示に戻る。案内地点リストが表示された後、ユーザがいずれの案内地点プレート60にもタッチせずに案内地点リストを上へフリックした場合、表示画面は案内地点リストの表示前の状態に戻る。
【0048】
案内地点リストの一画面に表示可能な案内地点の数は予め決められている(本実施例では6個とする)。案内経路上に存在する案内地点の数が一画面に表示可能な案内地点の数より多い場合には、
図4(b)に示すように、上ボタン64と下ボタン65が表示される。ユーザが上ボタン64にタッチすると、案内地点リストは下方にスクロールし、A交差点より前(出発地寄り)の案内地点の案内地点プレート60が表示される。ユーザが下ボタン65にタッチすると、案内地点リストは上方にスクロールし、F交差点より後(目的地寄り)の案内地点の案内地点プレート60が表示される。なお、ユーザは、上ボタン64にタッチする代わりに案内地点リストを下へフリックしても案内地点リストを上方へスクロールすることができ、下ボタン65にタッチする代わりに案内地点リストを上へフリックしても案内地点リストを下方へスクロールすることができる。
【0049】
また、案内経路上に存在する案内地点の数が一画面に表示可能な案内地点の数より多い場合には、
図4(b)に示すように、リストボタン27bが表示される。この場合、案内リストの上へのフリックは案内地点リストのスクロール指示と判断されるため、これとは別に案内地点リストを閉じるためのボタンとしてリストボタン27bが用意される。ユーザがリストボタン27bにタッチすると、案内地点リストの表示が終了し、表示画面は
図3(b)、(c)のように案内プレート20及び部分経路画像30Xの表示に戻る。案内地点リストが表示された後、ユーザがいずれの案内地点プレート60にもタッチせずにリストボタン27bにタッチした場合、表示画面は案内地点リストの表示前の状態に戻る。
【0050】
次に、本実施例による経路表示処理について説明する。
図5は、経路表示処理のフローチャートである。この処理は、携帯端末100の制御部17が、記憶部13に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。なお、前提として、目的地までの案内経路が決定され、経路案内が実行中であるとする。
【0051】
制御部17は、経路案内中において、基本的に
図3(a)に示すように現在地モードで表示を行う(ステップS10)。制御部17は、携帯端末100が目的地に到着したかを判定し(ステップS11)、目的地に到着した場合(ステップS11:Yes)、処理を終了する。
【0052】
目的地に到着していない場合(ステップS11:No)、制御部17はタッチパネル120へのタッチ入力を監視し、ユーザが案内プレート20にタッチしたか否かを判定する(ステップS12)。ユーザが案内プレート20にタッチしていない場合(ステップS12:No)、処理はステップS10へ戻り、現在地モードでの表示が継続される。
【0053】
一方、ユーザが案内プレート20にタッチした場合(ステップS12)、制御部17は、現在地モードでの表示を終了し、
図3(b)、(c)に例示する案内地点モードでの表示を開始する(ステップS13)。そして、制御部17は、表示対象の案内地点の変更指示がなされたか否かを判定する(ステップS14)。具体的には、制御部17は、ユーザが左ボタン24又は右ボタン25にタッチするか、案内プレート20を左右へフリックしたかを判定する。案内地点の変更指示が行われていない場合(ステップS14:No)、処理はステップS16へ進む。
【0054】
一方、案内地点の変更指示が行われた場合(ステップS14:Yes)、制御部17は、表示対象の案内地点を変更する(ステップS15)。即ち、上記のタッチ又はフリック操作により指定された案内地点を対象として
図3(b)、(c)の如き案内地点モードでの表示を行う。
【0055】
次に、制御部17は、ユーザにより案内地点リストの表示が指示されたか否かを判定する(ステップS16)。具体的には、制御部17は、ユーザがリストボタン27aにタッチするか、又は、案内プレート20を下方へフリックしたか否かを判定する。案内地点リストの表示が指示されていない場合(ステップS16:No)、処理はステップS20へ進む。
【0056】
案内地点リストの表示が指示された場合(ステップS16:Yes)、制御部17は
図4(a)、(b)に例示するように案内地点リストを表示する(ステップS17)。次に、制御部17は、ユーザがいずれかの案内地点を選択するか、又は、案内地点リストの終了を指示したか否かを判定する(ステップS18)。具体的には、制御部17は、ユーザが案内地点リスト中のいずれかの案内地点プレート60にタッチするか、又は、リストボタン27bにタッチしたか否かを判定する。ユーザが案内地点の選択も案内地点リストの終了指示も行っていない場合(ステップS18:No)、処理はステップS17へ戻る。
【0057】
ユーザが案内地点の選択又は案内地点リストの終了指示を行った場合(ステップS18:Yes)、制御部17は、案内地点リストの表示を終了し、その時点で選択されている案内地点について
図3(b)、(c)のように案内地点モードでの表示を行う(ステップS19)。
【0058】
次に、制御部17は、ユーザが案内地点モードの終了指示を行ったか否かを判定する(ステップS20)。具体的には、制御部17は、ユーザが現在地ボタン42にタッチしたか否かを判定する。ユーザが案内地点モードの終了指示を行っていない場合(ステップS20:No)、処理はステップS14に戻り、案内地点モードでの表示が継続される。一方、ユーザが案内地点モードの終了指示を行った場合(ステップS20:Yes)、処理はステップS10へ戻り、制御部27は現在地モードでの表示を行う。
【0059】
以上説明したように、本実施例では、経路案内時に次の案内地点の交差点名称や進行方向を表示し、さらにユーザの操作入力に応じて案内地点の一覧である案内地点リストを表示することができる。よって、一画面に表示すべき情報量を少なくし、小さい画面でも見やすい表示を行うことができる。
【0060】
[変形例]
(変形例1)
図4(b)に示すように、案内地点の数が案内地点リストの一画面に表示可能な案内地点の数より多い場合には、上下へのフリック操作により案内地点リストをスクロールすることができる。一般的に、ユーザがフリック操作を行うと、その入力の強さや長さに応じて表示画面をスクロールする長さが決まり、ユーザが画面から指を離した後でも慣性によりしばらくの間スクロールが継続される(これを「慣性によるスクロール」と呼ぶ。)。 ここで、目的地までの複数の案内地点に注目すべき案内地点(以下、「注目案内地点」と呼ぶ。)が含まれる場合には、制御部17は、その注目案内地点が表示範囲に含まれる状態でスクロールを停止するようにしてもよい。即ち、ユーザがある強さでフリックを行った場合、スクロール表示される方向に注目案内地点が存在しなければその強さに応じた長さだけスクロールが行われるが、注目案内地点が存在すればその注目案内地点の位置でスクロールが強制的に停止される。これにより、注目案内地点を通り過ぎて慣性によるスクロールを継続することが防止され、注目案内地点が案内地点リスト上に表示されることが確保される。
【0061】
この際、注目案内地点を他の案内地点と異なる態様で表示してもよい。例えば、注目案内地点の色を変える、太枠で囲むなどして、他の案内地点よりも強調して表示してもよい。なお、「注目案内地点」は、例えば渋滞している交差点、有料道路への出入口に対応する交差点など、ユーザが特に確認する必要がある地点である。
【0062】
(変形例2)
上記の実施例では、携帯端末100が目的地までの経路探索を行っているが、その代わりに、ネットワークを介して接続したサーバ装置が経路探索を実行してもよい。
【0063】
図6は、変形例に係るシステムの構成例を示す。
図6に示すように、携帯端末100は、ネットワーク150を介してサーバ装置200と接続している。そして、携帯端末100は、サーバ装置200から必要な情報を受信することで経路案内を行う。
【0064】
具体的には、携帯端末100は、ユーザが指定した目的地、立ち寄り地及び携帯端末100の現在位置などをサーバ装置200に送信する。サーバ装置200は、これらの情報に基づいて経路探索を行って案内地点を含む案内経路を決定し、その情報を携帯端末100に送信する。携帯端末100はサーバ装置200から受信した案内経路に従って経路案内を行う。