【文献】
Steve Halford (Intersil),OFDM as a High Rate Extension to the CCK-based 802.11b Standard, IEEE 802.11-01/0154r0,2001年 3月12日,Slides 1-35
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1の値に適用されるモジュラス関数が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記他の部分の前記長さを示すように、前記第1の値を選択することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
前記ヘッダ部分における少なくとも1ビットを介して、前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうかを示すことをさらに備える、請求項1に記載の方法。
前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、および、前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記他の部分の前記長さを、前記第1の値から、決定することをさらに備える、請求項5に記載の方法。
前記ヘッダ部分における少なくとも1ビットを介して、前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうかを決定することをさらに備える、請求項5に記載の方法。
前記第1の値に適用されるモジュラス関数が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記他の部分の前記長さを示すように、前記第1の値を選択するための手段をさらに備える、請求項9に記載の装置。
前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、および、前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記他の部分の前記長さを、前記第1の値から、決定するために構成される手段をさらに備える、請求項12に記載の装置。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[0017] 本開示の特定の態様は、ワイヤレスデバイスに動作モードのインジケーションを提供するための技術を提供する。動作モードは、例えば、(例えばレガシーデバイスによってはサポートされない)エンハンスド変調スキームが使用され得るモードであり得る。
【0011】
[0018] 開示のさまざまな態様は、添付図面を参照して本書において以下により十分に記述される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現化され得、および本開示全体を通して提示されるいずれかの特定の構造または機能に限定されるものとして解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が綿密且つ完全なものとなり、および本開示の範囲を当業者に十分に伝達するように、提供される。本書での教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲が、本開示のいずれかの他の態様から独立してインプリメントされようと、または組み合わされてインプリメントされようと、本書に開示される開示のいずれかの態様をカバーすることが意図されていることを理解すべきである。例えば、本書に説明されるいずれかの数の態様を使用して、装置はインプリメントされ得、または方法は実行され得る。さらに、本開示の範囲は、他の構成および機能性、または、本書に説明された開示のさまざまな態様に加えた構成および機能性、または、それらの態様以外の構成および機能性を使用して実行される、そのような装置または方法をカバーすることが意図されている。本書に開示された開示のいずれかの態様は、特許請求の範囲の1つまたは複数の要素によって具現化され得ることが理解されるべきである。
【0012】
[0019] 特定の態様が本書で記述されるが、これらの態様の多くの変形および置換が、本開示の範囲内に含まれる。好ましい態様のいくつかの利益および利点が記述されるが、本開示の範囲は、特定の利益、使用法、または目的に限定されることが意図されるものではない。むしろ、本開示の態様は、異なるワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、および送信プロトコルに幅広く適用可能であることが意図されており、そのうちのいくつかは、図面および好ましい態様の下記の説明において例として示される。詳細な説明および図面は単に、限定ではなく本開示の例示であり、本開示の範囲は、添付された特許請求の範囲およびそれらの同等物によって定義されている。
例としてのワイヤレス通信システム
【0013】
[0020] ここで記述される技術は、直交多重化スキームに基づく通信システムを含む、さまざまなブロードバンドワイヤレス通信システムに関して使用され得る。このような通信システムの例は、空間分割多元接続(SDMA)、時分割多元接続(TDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、などを含む。SDMAシステムは、マルチプルのSTAに属するデータを同時に送信するために、異なる方向を効率よく利用し得る。TDMAシステムは、マルチプルのSTAが、異なるタイムスロットに送信信号を分割することにより、同一の周波数チャネルを共有することを可能にし得、各タイムスロットは異なるSTAに割り当てられている。OFDMAシステムは直交周波数分割多重(OFDM)を利用し、それは、マルチプルの直交サブキャリアにシステム帯域幅全体を分割する変調技術である。これらのサブキャリアはまた、トーン、ビンなどと呼ばれ得る。OFDMでは、各サブキャリアは、データによって独立して変調され得る。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されるサブキャリアで送信するためにインターリーブドFDMA(IFDMA)を利用し得、隣接サブキャリアの1つのブロックで送信するためにローカライズドFDMA(LFDMA)を利用し得、または、隣接サブキャリアのマルチプルのブロックで送信するためにエンハンスドFDMA(EFDMA)を利用し得る。一般的に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で、およびSC−FDMAでは時間領域で送られる。
【0014】
[0021] 本書における教示は、さまざまなワイヤード(wired)またはワイヤレス装置(例えば、ノード)に組み込まれ(例えば、それらの中にインプリメントされ、またはそれらによって実施され)得る。いくつかの態様では、本書における教示にしたがってインプリメントされたワイヤレスノードは、アクセスポイントまたはSTAを備え得る。
【0015】
[0022] アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、発展型ノードB(eNB)、基地局コントローラ(「BSC」)、基地トランシーバ局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、ベーシックサービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、またはいくつかの他の専門用語を備え、それらとしてインプリメントされ、または、それらとして知られ得る。
【0016】
[0023] アクセス端末(「AT」)は、加入者局、加入者ユニット、移動局(MS)、リモート局、リモート端末、ユーザ端末(UT)、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器(UE)、ユーザ局、またはいくつかの他の専門用語を備え、それらとしてインプリメントされ、または、それらとして知られ得る。いくつかのインプリメンテーションにおいて、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、パーソナルデジタルアシスタント(「PDA」)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、局(「STA」)、またはワイヤレスモデムに接続されたいくつかの他の適切な処理デバイスを備え得る。したがって、本書で教示される1つまたは複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、タブレット、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(例えば、パーソナルデータアシスタント)、エンターテイメントデバイス(例えば、音楽または映像デバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システム(GPS)デバイス、または、ワイヤレス媒体またはワイヤード媒体を介して通信するように構成されているいずれかの他の適切なデバイスに組み込まれ得る。いくつかの態様では、ノードは、ワイヤレスノードである。そのようなワイヤレスノードは、例えば、ワイヤード通信リンクまたはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(例えば、インターネットまたはセルラネットワークのような広域ネットワーク)に関する接続、またはネットワークへの接続を提供し得る。
【0017】
[0024]
図1は、本開示の態様が実行され得るAPおよびSTAを備えた多元接続多入力多出力(MIMO)システム100を示す。MIMOシステム100は、マルチユーザMIMOシステム(MU−MIMO)であり得る。
図1には示されていないが、別の例としてのワイヤレス通信は、本開示の態様が実行されることができる単入力単出力(SISO)であることができる。
【0018】
[0025] 簡潔にするために、
図1にはただ1つのアクセスポイント110が示されている。アクセスポイントは、一般的に、STAと通信する固定局であり、および基地局またはいくつかの他の専門用語にも言及され得る。STAは、固定または可動であり得、および移動局、ワイヤレスデバイス、またはいくつかの他の専門用語としても言及され得る。アクセスポイント110は、ダウンリンクおよびアップリンク上で、いずれかの所与の時点で1つまたは複数のSTA120と通信し得る。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、アクセスポイントからSTAへの通信リンクであり、およびアップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、STAからアクセスポイントへの通信リンクである。STAはまた、別のSTAとピアツーピア(peer-to-peer)で通信し得る。システムコントローラ130は、アクセスポイントに結合し、およびアクセスポイントに関する調整および制御を提供する。
【0019】
[0026] 以下の開示のいくつかの部分は空間分割多元接続(SDMA)を介して通信することができるSTA120を記述し、特定の態様に関しては、STA120はまた、SDMAをサポートしないいくつかのSTAを含み得る。したがって、そのような態様に関しては、AP110は、SDMA STAおよび非SDMA STAの両方と通信するように構成され得る。このアプローチは有利に、マルチプルのバージョンのSTA(「レガシー」局)が事業展開され続けることを可能にし、それらの耐用年数を延ばし、より新しいSDMA STAがふさわしいと判断されて導入されることを可能にする。
【0020】
[0027] 例としてのシステム100では、アクセスポイント110およびSTA120は、ダウンリンクおよびアップリンク上でのデータ送信に関して、マルチプルの送信アンテナおよびマルチプルの受信アンテナを用いることができる。SISOシステムでは、AP110およびSTA120は、送信および受信に関して単一のアンテナのみを用いることができる。示されていないが、本開示の態様が展開されることができる他の例としてのワイヤレス通信システムは、SISOシステム、MU−MIMOシステム、シングルキャリアMIMOシステム、またはシングルキャリアMU−MIMOシステムを含む。ダウンリンクMIMO送信に関しては、アクセスポイント110のN
ap個のアンテナは、MIMOの多入力(MI)部分を表し、K個のSTAのセットは、MIMOの多出力(MO)部分を表す。逆に、アップリンクMIMO送信に関しては、K個のSTAのセットは、MI部分を表し、アクセスポイント110のN
ap個のアンテナは、MO部分を表す。純粋なSDMAに関しては、K個のSTAに関するデータシンボルストリームが、いくつかの手段により、コード、周波数、または、時間で多重化されていない場合に、N
ap≧K≧1を有することが望まれる。データシンボルストリームがTDMA技術、CDMAを用いた異なるコードチャネル、OFDMを用いた互いに素なサブバンドのセット、などを使用して多重化されることができる場合、Kは、N
apよりも大きくあり得る。各々の選択されたSTAは、アクセスポイントにユーザ固有のデータを送信し、および/またはアクセスポイントからユーザ固有のデータを受信する。一般的に、各々の選択されたSTAは、1つまたはマルチプル(すなわち、N
ut≧1)のアンテナが装備され得る。K個の選択されたSTAは、同一のまたは異なる数のアンテナを有することができる。
【0021】
[0028] SDMAシステムは、時分割複信(TDD)システムまたは周波数分割複信(FDD)システムであり得る。TDDシステムに関しては、ダウンリンクおよびアップリンクは、同じ周波数帯域を共有する。FDDシステムに関しては、ダウンリンクおよびアップリンクは、異なる周波数帯域を使用する。MIMOシステム100はまた、送信に関して、シングルキャリアまたはマルチプルのキャリアを利用し得る。各STAは、(例えば、コストを低く抑えるために)単一のアンテナが、または(例えば、追加のコストがサポートされることができる場合には)マルチプルのアンテナが装備され得る。STA120が、異なるタイムスロットに、送信/受信を分割することにより、同一の周波数チャネルを共有し、各タイムスロットが異なるSTA120に割り当てられている場合、システム100はまた、TDMAシステムであり得る。
【0022】
[0029]
図2は、本開示の態様が実行され得る、MIMOシステム100における2個のSTA120mおよび120xとアクセスポイント110とのブロック図を示す。上述されたように、本書で議論されたローテーション決定技術は、アクセスポイント110またはSTA120によって実行され得る。
【0023】
[0030] アクセスポイント110は、N
t個のアンテナ224a乃至224tが装備されている。STA120mは、N
ut,m個のアンテナ252ma乃至252muが装備されており、およびSTA120xは、N
ut,x個のアンテナ252xa乃至252xuが装備されている。アクセスポイント110は、ダウンリンクに関しては送信エンティティであり、およびアップリンクに関しては受信エンティティである。各STA120は、アップリンクに関しては送信エンティティであり、およびダウンリンクに関しては受信エンティティである。本書で使用されるように、「送信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを送信することが可能な、独立して動作される装置またはデバイスであり、および「受信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを受信することが可能な、独立して動作される装置またはデバイスである。以下の記述において、下付き文字「dn」はダウンリンクを表し、下付き文字「up」はアップリンクを表し、Nup個のSTAは、アップリンク上での同時送信に関して選択され、Ndn個のSTAは、ダウンリンク上での同時送信に関して選択され、Nupは、Ndnに等しいことも等しくないこともあり、およびNupおよびNdnは、各スケジューリング間隔に関して変化することができ、または静的な値でもあり得る。ビームステアリング(beam-steering)またはいくつかの他の空間処理技術は、アクセスポイントおよびSTAにおいて使用され得る。
【0024】
[0031] アップリンク上では、アップリンク送信に関して選択された各STA120において、送信(TX)データプロセッサ288は、データソース286からトラフィックデータを、およびコントローラ280から制御データを受信する。TXデータプロセッサ288は、そのSTAに関して選択されたレートに関連付けられたコーディングおよび変調スキームに基づいて、そのSTAに関するトラフィックデータを処理(例えば、符号化、インターリーブ、および変調)し、およびデータシンボルストリームを提供する。TX空間プロセッサ290は、データシンボルストリームに空間処理を実施し、およびN
ut,m個のアンテナにN
ut,m個の送信シンボルストリームを提供する。各送信機ユニット(TMTR)254は、アップリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信および処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタリング、および周波数アップコンバート)する。N
ut,m個の送信機ユニット254は、N
ut,m個のアンテナ252からアクセスポイントへの送信に関する、N
ut,m個のアップリンク信号を提供する。
【0025】
[0032] Nup個のSTAは、アップリンク上での同時送信に関してスケジューリングされ得る。これらのSTAの各々は、それのデータシンボルストリームに空間処理を実施し、および送信シンボルストリームのそれのセットを、アップリンク上でアクセスポイントに送信する。
【0026】
[0033] アクセスポイント110において、N
ap個のアンテナ224a乃至224apは、アップリンク上で送信するすべてのNup個のSTAからのアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、それぞれの受信機ユニット(RCVR)222に受信信号を提供する。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実施された処理に対して補完的な処理を実施し、および受信シンボルストリームを提供する。RX空間プロセッサ240は、N
ap個の受信機ユニット222からのN
ap個の受信シンボルストリームに受信機空間処理を実施し、およびNup個の復元されたアップリンクデータシンボルストリームを提供する。受信機空間処理は、チャネル相関マトリクス反転(CCMI)、最小平均二乗誤差(MMSE)、ソフト干渉除去(SIC)、またはいくつかの他の技術にしたがって実施される。各々の復元されたアップリンクデータシンボルストリームは、それぞれのSTAによって送信されたデータシンボルストリームの推定である。RXデータプロセッサ242は、復号されたデータを取得するために、そのストリームに関して使用されたレートにしたがって、各復元されたアップリンクデータシンボルストリームを処理(例えば、復調、デインターリーブ、および復号)する。各STAに関する復号されたデータは、記憶に関してデータシンク244に、および/または、さらなる処理に関してコントローラ230に、提供され得る。
【0027】
[0034] ダウンリンク上では、アクセスポイント110において、TXデータプロセッサ210は、ダウンリンク送信に関してスケジューリングされたNdn個のSTAのために、データソース208からトラフィックデータを受信し、コントローラ230から制御データを受信し、および場合によってはスケジューラ234から他のデータを受信する。さまざまなタイプのデータは、異なる伝送チャネル上で送られ得る。TXデータプロセッサ210は、各STAに関するトラフィックデータを、そのSTAに関して選択されたレートに基づいて処理(例えば、符号化、インターリーブ、および変調)する。TXデータプロセッサ210は、Ndn個のSTAにNdn個のダウンリンクデータシンボルストリームを提供する。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンクデータシンボルストリームに、(本開示において記述されたように、プリコーディングまたはビームフォーミングのような)空間処理を実施し、およびN
ap個のアンテナにN
ap個の送信シンボルストリームを提供する。各送信機ユニット222は、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信および処理する。N
ap個の送信機ユニット222は、N
ap個のアンテナ224からSTAへの送信に関する、N
ap個のダウンリンク信号を提供する。
【0028】
[0035] 各STA120において、N
ut,m個のアンテナ252は、アクセスポイント110からN
ap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット254は、関連付けられたアンテナ252からの受信信号を処理し、および受信シンボルストリームを提供する。RX空間プロセッサ260は、N
ut,m個の受信機ユニット254からのN
ut,m個の受信シンボルストリームに受信機空間処理を実施し、およびSTAに復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを提供する。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、またはいずれかの他の技術にしたがって実施される。RXデータプロセッサ270は、STAに関する復号されたデータを取得するために、復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを処理(例えば、復調、デインターリーブ、および復号)する。
【0029】
[0036] 各STA120において、チャネル推定器278は、ダウンリンクチャネル応答を推定し、およびダウンリンクチャネル推定値を提供し、それは、チャネル利得推定値、SNR推定値、雑音分散、などを含み得る。同様に、チャネル推定器228は、アップリンクチャネル応答を推定し、およびアップリンクチャネル推定値を提供する。各STAに関するコントローラ280は、典型的に、STAに関するダウンリンクチャネル応答マトリクスHdn,mに基づいて、STAに関する空間フィルタマトリクスを導出する。コントローラ230は、有効アップリンクチャネル応答マトリクスHup,effに基づいて、アクセスポイントに関する空間フィルタマトリクスを導出する。各STAに関するコントローラ280は、アクセスポイントにフィードバック情報(例えば、ダウンリンクおよび/またはアップリンク固有ベクトル、固有値、SNR推定値など)を送り得る。コントローラ230および280はまた、それぞれ、アクセスポイント110およびSTA120における、さまざまな処理ユニットの動作を制御する。
【0030】
[0037] 本開示の特定の態様にしたがって、
図2に示されているさまざまなプロセッサは、トレーニング信号および/または本書に記述される技術に関する他の処理に基づいて相対的ローテーションを決定するために、本書に記述されるさまざまな技術を実施するように、AP110および/またはSTA120における動作を、それぞれ、指示し得る。
【0031】
[0038]
図3は、本開示の態様が実施され得、且つMIMOシステム100内で用いられ得るワイヤレスデバイス302において利用され得るさまざまなコンポーネントを示す。ワイヤレスデバイス302は、本書で記述されるさまざまな方法をインプリメントするように構成され得るデバイスの例である。ワイヤレスデバイス302は、アクセスポイント110またはSTA120であり得る。
【0032】
[0039] ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含み得る。プロセッサ304はまた、中央処理装置(CPU)と言及され得る。メモリ306は、それは、読み取り専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得、プロセッサ304に命令およびデータを提供する。メモリ306の一部はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含み得る。プロセッサ304は、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて、論理および算術演算を典型的に実施する。メモリ306における命令は、本書で記述される方法をインプリメントするように実行可能であり得る。プロセッサ304は、例えば、相対的ローテーション、および/または本書で記述される技術に関する他の処理を決定するために、
図6における動作600を実施または指示し得る。
【0033】
[0040] ワイヤレスデバイス302はまた、ワイヤレスデバイス302と遠隔地との間でのデータの送信および受信を可能にするために、送信機310および受信機312を含み得るハウジング308を含み得る。送信機310および受信機312は、トランシーバ314に組み合わされ得る。単一のまたは複数の送信アンテナ316は、ハウジング308に取り付けられ、およびトランシーバ314に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス302はまた、(示されていない)マルチプルの送信機と、マルチプルの受信機と、およびマルチプルのトランシーバとを含み得る。トランシーバは、送信および受信の両方に関して(示されているような)単一のアンテナを使用することができ、または、送信および受信に関して種々のアンテナ(示されていない)を使用することができる。
【0034】
[0041] ワイヤレスノード302は、1つまたは複数のWLANおよびWWANと通信する際に、マルチプルの送信機、マルチプルの受信機、および/またはマルチプルのトランシーバを使用し得る。さらに、または代替に、ワイヤレスノード302は、単一のトランシーバ314を介してWWLANと通信し、および、1つまたは複数のWLANと通信するためにトランシーバ314をチューニングし直す(WWANとチューニングを合わせない(tune away from the WWAN))こともあり得る。
【0035】
[0042] ワイヤレスデバイス302はまた、トランシーバ314によって受信された信号のレベルを検出および定量化するために使用され得る信号検出器318を含み得る。信号検出器318は、総エネルギー、シンボルごとのサブキャリア当たりのエネルギー、パワースペクトル密度のような信号、および他の信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス302はまた、信号を処理する際に使用に関するデジタルシグナルプロセッサ(DSP)320を含み得る。
【0036】
[0043] ワイヤレスデバイス302のさまざまなコンポーネントは、バスシステム322によって共に結合され得、それは、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、およびステータス信号バスを含み得る。
動作モードを示すための例としてのメカニズム
【0037】
[0044] 上述されたように、本開示の態様は、いくつかのデバイスによってサポートされる動作モードのインジケーションを可能にし得る技術を提供する。技術は、いずれかのタイプのワイヤレスデバイス、例えば、802.11adおよび802.11ayのデバイスのような、直交周波数分割多重化(OFDM)およびシングルキャリア(SC)変調を使用するワイヤレスデバイス、に適用され得る。動作モードは、特定の(「レガシー」と呼ばれる)デバイスによってはサポートされないので、エンハンスド変調スキームと見なされ得るものの使用を含み得る。本書で使用されるように、用語「レガシーデバイス(legacy device)」は、より最近の(later)基準またはより最近のバージョンの基準をサポートする「非レガシー(non-legacy)」デバイスに対して(relative a “non-legacy” device)、より以前の基準またはより以前のバージョンの基準に対応するデバイスに一般的に言及する。そのため、非レガシーデバイスは典型的に、レガシーデバイスに対して1つまたは複数の改良された特徴をサポートする。本書に記述されるさまざまな例では、802.11adに対応するデバイスは、レガシーデバイスと見なされ得、802.11ayと対応するデバイスは、非レガシーデバイスと見なされ得る。
【0038】
[0045] いくつかのケースでは、非レガシーデバイスは、レガシーデバイスに対してエンハンスド変調およびコード化スキーム(MCS)をサポートし得る。例えば、802.11adのような特定の基準にしたがって動作するデバイスは、64QAM(および/または5/8、3/4および13/16のような、特定のコードレート)をサポートしないことがある。デバイスがすでに市場にあり、および認証が整った(certification is in place)後に既存の基準に新しいコンステレーションモード(constellation mode)を加えることは、いくらかの課題を呈する。例えば、パケット(またはフレーム)に関して同じ構造を保持すること、しかし同時に、ヘッダを復号し且つフレーム持続時間を知る必要があり得るレガシーデバイスから保護することが望ましいことがある。非レガシーデバイスは、他方で、同じヘッダを使用して新しいペイロード長を決定すること、および残りのフレームを処理することができるように、理想的には既存のヘッダを使用して、正確なMCSおよびレートを決定することが可能である必要がある。
【0039】
[0046] 本開示の特定の態様は、(例えば、スクランブラーフィールドのような)フレームヘッダ部分の既存のフィールドにおける値の符号化を使用して、このようなモードインジケーションを可能にする。いくつかのケースでは、エンハンスド変調スキーム(例えば、QAM64)をサポートする動作モード、および/または特定の変調スキーム(例えば、7/8または13/16コードレート)を有する(レガシーデバイスによってはサポートされない)新しいコードレートは、本書に記述された符号化技術を使用して示され得る。
【0040】
[0047]
図4は、本開示の特定の態様にしたがって、ワイヤレス通信に関する例としての動作400を示す。動作400は、エンハンスド変調スキームおよび/またはコードレートをサポートするいずれかの送信デバイス(例えば、APまたは非APのSTA)によって実施され得る。
【0041】
[0048] 動作400は、402において、第1のタイプのデバイスおよび第2のタイプのデバイス(例えば、それぞれ、802.11adおよび802.11ayデバイス)によって認識可能であるヘッダ部分を有するフレームを生成することによって開始する。
【0042】
[0049] 404において、フレームのスクランブラーフィールドの第1の値は、フレームの他の部分が第2のタイプのデバイスによってはサポートされるが第1のタイプのデバイスによってはサポートされないエンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、または、エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるフレームの部分の長さを決定するためにフレームの受信機による使用に関する第2の値、のうちの少なくとも一方を示すために、選択される。406において、フレームは、送信に関して出力される。
【0043】
[0050]
図5は、本開示の特定の態様にしたがって、ワイヤレス通信に関する例としての動作500を示す。動作は、
図4に示されている動作400に対して補完的な動作として見なされ得る。言い換えると、動作500は、上述された動作400にしたがって生成されたフレームを処理するために(例えば、非レガシーデバイスによって)実施され得る。
【0044】
[0051] 示されているように、動作500は、フレームを取得することによって、502において、開始する。504において、フレームのヘッダ部分のスクランブラーフィールドの第1の値に基づいて、フレームの他の部分がエンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、または、エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるフレームの部分の長さを決定するために使用するための第2の値、の少なくとも一方の決定が、為される。506において、フレームは、その決定に基づいて処理される。
【0045】
[0052]
図6は、本開示の態様にしたがって、動作モードをシグナリングするためのさまざまなオプションの例を提供する表600を示す。示されているように、いくつかのオプションは、ヘッダフィールドのいずれかの(事前に)リザーブされたビットを使用しないことがあり、その他は、単一のリザーブされたビットのみを使用し得る。
【0046】
[0053] いくつかのケースでは、スクランブラーフィールドの値は、エンハンスド変調スキームが使用されるかどうか、使用される特定のコードレート(CR)、または、それらの特定の組み合わせ、を示すために選択され得る。
【0047】
[0054] 例えば、いくつかのケースでは、モジュラス関数(例えば、モジュロ3)に適用されるスクランブラーフィールドの値は、レガシー長さフィールドと併せて、エンハンスド変調スキーム(例えば、64QAM)で符号化された部分の長さを示すために、使用され得る。一例として、64QAMがQPSKの3倍であるので、フレームの符号化された部分の長さを得るために、受信機は単に、長さを調整する方法を知る必要があり得る(例えば、3xレガシー+0.3xレガシー−1、または3xレガシー−2)。代替として、2LSBは、これらの3つの値を示すために使用され得る。
【0048】
[0055]
図6に示されているように、エンハンスド変調スキームの使用は、(例えば、スクランブラーフィールドからの追加のビットを必要としないで)スクランブラーフィールドの追加の値を使用してシグナリングされ得、それは、リザーブされたビットの使用を防ぎ得る。このケースでは、受信機は、フレームが(例えば、任意のスクランブリングシード(scrambling seed)を有する)レガシーデバイスから来るのか、またはコード化されたシードを有する、(エンハンスド変調スキームをサポートすることができる)非レガシーデバイスから来るのかを、知る必要があり得る。
【0049】
[0056] いくつかのケースでは、変調スキームおよびコードレートの組み合わせは、スクランブラーフィールドを介してシグナリングされ得る。例えば、コードレート7/8を有する64QAMは、スクランブラーフィールドから追加のビットを使用してシグナリングされ得る。下に記述されるように、このようなシグナリングのためのオプションがある。
【0050】
[0057] リザーブされたビットが使用されるケースでは、パケットタイプのリザーブされたビットは使用され得、それは、ビームフォーミングトレーニング(TRN)フィールドを搬送することからのパケットであり得る。これは、このビットが1つのモードでのみ使用される場合に、容認され得、およびそうでなければ、それは、ビームフォーミングのためのTRNをシグナリングするために使用される。これらは、(例えば、このモードがビームフォーミングの後にのみ使用されると仮定すれば、)64QAMに関して必要とされないので、これは、容認され得る。
【0051】
[0058] いくつかのケースでは、エンハンスド変調スキームをサポートすること、(およびそれのインジケーション)のためのデバイス性能は、性能情報の交換時に示され得る。いくつかのケースでは、性能は、
図7に示されているように、サポートされるMCSセットサブフィールドの複数のフィールドのうちの1つを介して示され得る。
【0052】
[0059] サポートされる性能に依存して、
図7に示されているフィールドのいくつかは、他の使用に関して利用可能であり得る。例えば、OFDMが使用されない場合、OFDMフィールドは、サポートされる変調スキームをシグナリングするために使用され得る。例として、「最大OFDM TxMCS」および「最大OFDM RxMCS」は、64QAMをシグナリングするために使用され得る。
【0053】
[0060]
図8に示される例にあるように、「0」の値は、64QAMがサポートされないことを示し得る。非ゼロの(non-zero)値は、他方では、(64QAMにおいてサポートされる)特定のコードレートを示し得る。
【0054】
[0061] 逆に、
図9に示されるように、OFDMが使用される場合、シングルキャリア(SC)フィールドは、サポートされる変調スキームをシグナリングするために使用され得る。示されるように、「最大SC TxMCS」および「最大SC RxMCS」は、このようなシグナリングのために使用され得る。
【0055】
[0062] 上述されたように、64QAM変調は、(例えば、
図6の表におけるオプション1および2にしたがって、)スクランブラーフィールドの2LSBによって、または、リザーブされたビットを有するモジュロ3によって、シグナリングされ得る。このようなケースでは、「スクランブラー初期化(Scrambler Initialization)」の値は、基本的に上位5ビットに制限され得る。下位2ビットは、
図10に示される表にしたがって使用され得る。リザーブされたビットの使用のケースでは、シードのモジュロは使用され得る(および2ビットの固定された割り当ては使用されないことがある)。
【0056】
[0063] 64QAM7/8のケースは、CR=3/4、MCS8を有するQPSKを使用することによってシグナリングされ得る。このようなケースでは(例えば、
図6の表におけるオプション3および5にしたがって)、「スクランブラー初期化」の値は、上位3ビットに制限され得る。このようなケースでは、下位4ビットは、
図11に示される表にしたがって使用され得る。オプション3にしたがって、シードのモジュロ「11」は、4ビットを割り当てる代わりに用いられ得る。
【0057】
[0064] 64QAM7/8のケースは、(例えば、
図6の表におけるオプション4および6にしたがって、)CR=3/4、MCS4を有するBPSKを使用することによってシグナリングされ得る。CR=5/8、3/4、13/16に関しては、送信機は、それぞれMCS7、8、9を使用し、およびスクランブラー3LSBを値:1..3(またはLSBの代わりにモジュロ3)に設定し得る。ゼロ値は、QPSK変調に関してあり得る。CR=7/8に関しては、スクランブラー3LSBは、値:1..7(またはLSBの代わりにモジュロ7)に設定され得る。4のMCSの関しては、「スクランブラー初期化」は、上位4ビットに制限され得、下位3ビットは、
図12に示される表にしたがって使用され得る。同様に、MCS7...9に関しては、下位2ビットは、
図13に示される表にしたがって使用され得る。
【0058】
[0065] いくつかのケースでは、本書に記述されるシグナリングは、局が性能情報を交換した後にのみ使用され得る(および、デバイスは、本書に記述されるシグナリングに関してどのフィールドが利用可能であるかを知る)。例えば、両方の局がSC−64QAMをサポートする場合のみ、送信機は、共通の利用可能な64QAM変調のうちの1つを選択することが可能であり得る。いくつかのケースでは、「二重の(double)」MCSの使用(MCS7、8、9または4、7、8、9)を含んだすべての送信において、インジケーションは、(上述されたように)スクランブラーシグナリングに後続し得る。他方で、64QAMが送信機によってサポートされない場合、スクランブラー制限は課されない。
【0059】
[0066] レガシーデバイスは、ゼロに設定された「最大OFDM RxMCS」および「最大OFDM TxMCS」、または、12またはそれより下に設定された最大SC MCSのような、特定のフィールドを常に有し得る。STAは、それらが性能を交換した後にのみ、64QAMフレームを交換し得る。これは、下位互換性を提供し得る。例えば、デバイスがそれらを対象としていないメッセージを受信している場合、そのときヘッダは、完全に許容可能であり得、およびNAVは、実際の送信長を提示し得る。このデバイスがデータを復号しようとするが不履行である場合、64QAMシグナリングに起因して、フレームがそのデバイスを対象としていないときのように、それは依然として容認可能である。
【0060】
[0067] 上述された方法のさまざまな動作は、対応する機能を実施することが可能であるいずれかの適した手段によって実施され得る。手段は、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むがそれらに限定されるわけではない、さまざまなハードウェアおよび/または(1つまたは複数の)ソフトウェアコンポーネントおよび/または(1つまたは複数の)モジュールを含み得る。一般的に、動作が図中に示されている場合、それらの動作は、同様の参照番号を付した、対応する対照のミーンズプラスファンクションコンポーネントを有し得る。例えば、
図4に示されている動作400は、
図4Aに示されている手段400Aに対応し、および
図5に示されている動作500は、
図5Aに示されている手段500Aに対応する。
【0061】
[0068] 取得する(例えば受信する)ための手段は、
図2に示されるUT120の受信機(例えば、受信機ユニット254)および/または(1つまたは複数の)アンテナ252、または、
図3に示される受信機312および/または(1つまたは複数の)アンテナ316を備え得る。送信するための手段および出力するための手段は、
図2に示されるSTA120の送信機(例えば、トランシーバ254の送信機ユニット)および/または(1つまたは複数の)アンテナ252、または、
図2に示されるアクセスポイント110の送信機(例えばトランシーバ222の送信機ユニット)および/または(1つまたは複数の)アンテナ224であり得る。
【0062】
[0069] 生成するための手段、検出するための手段、決定するための手段、取得するための手段、選択するための手段、調整するための手段、処理するための手段、再符号化するための手段、推定するための手段、処理するための手段、および/または、適用するための手段は、処理システムを含み得、それは、プロセッサ260、270、288、および290、および/またはUT120のコントローラ280、または
図3に描かれているプロセッサ304および/またはDSP320のような、1つまたは複数のプロセッサを含み得る。
【0063】
[0070] いくつかのケースでは、実際にフレームを送信するのではなく、デバイスは、送信に関するフレームを出力するためのインターフェースを有し得る。例えば、プロセッサは、送信に関する無線周波数(RF)フロントエンドに、バスインターフェースを介して、フレームを出力し得る。同様に、実際にフレームを受信するのではなく、デバイスは、別のデバイスから受信されるフレームを取得するためのインターフェースを有し得る。例えば、プロセッサは、受信に関するRFフロントエンドから、バスインターフェースを介して、フレームを取得(または受信)し得る。
【0064】
[0071] 特定の態様にしたがって、そのような手段は、ローテーションを決定するために上述された、(例えば、ハードウェアにおいてまたはソフトウェア命令を実行することによって)さまざまなアルゴリズムをインプリメントすることによって対応する機能を実施するように構成されている処理システムによってインプリメントされ得る。
【0065】
[0072] 本書で使用されるように、用語「決定すること(determining)」は、多種多様な動作を包含する。例えば、「決定すること」は、算出すること、計算すること、処理すること、導出すること、調査すること、ルックアップすること(例えば、表、データベースまたは別のデータ構造においてルックアップすること)、確定すること、以下同様を含み得る。また、「決定すること」は、受信すること(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(例えば、メモリ内のデータにアクセスすること)、以下同様を含み得る。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立すること、以下同様を含み得る。
【0066】
[0073] 本書で使用されるように、アイテムのリスト「のうちの少なくとも1つ」に言及するフレーズは、単一の構成要素(members)を含む、それらのアイテムのいずれかの組み合わせに言及する。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、およびa−b−c、ならびに同様の要素の倍数とのいずれかの組み合わせ(例えば、a-a、a-a-a、a-a-b、a-a-c、a-b-b、a-c-c、b-b、b-b-b、b-b-c、c-c、およびc-c-c、またはa、b、およびcのいずれかの他の順序)をカバーすることが意図されている。
【0067】
[0074] 本開示に結びついて記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、離散ゲートまたはトランジスタロジック、離散ハードウェアコンポーネント、あるいはここで記述された機能を実施するように設計されたこれらのいずれかの組み合わせでインプリメントまたは実施され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替に、プロセッサは、いずれかの商業的に利用可能なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシン(state machine)であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいはいずれかの他のそのような構成としてインプリメントされ得る。
【0068】
[0075] 本開示に結びついて記述された方法またはアルゴリズムのステップは、直接的にハードウェアで、プロセッサによって実行されたソフトウェアモジュールで、またはその2つの組み合わせで、具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、当該技術で知られるいずれかの形態の記憶媒体に存在し得る。使用され得る記憶媒体のいくつかの例は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、などを含む。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多くの命令を備え、およびいくつかの異なるコードセグメントにわたって、異なるプログラム間で、およびマルチプルの記憶媒体にわたって、分散され得る。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、および記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替に、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。
【0069】
[0076] 本書において開示された方法は、記述された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたは動作を備える。方法のステップおよび/または動作は、特許請求の範囲から逸脱することなく互いと交換され得る。言い換えれば、ステップまたは動作の特定の順序が明記されない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正され得る。
【0070】
[0077] 記述された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらのいずれかの組み合わせでインプリメントされ得る。ハードウェアにおいてインプリメントされる場合、例としてのハードウェア構成は、ワイヤレスノードにおける処理システムを備え得る。処理システムは、バスアーキテクチャでインプリメントされ得る。バスは、処理システムの特定の用途と全体的な設計の制約に依存して、いずれかの数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バスは、プロセッサ、機械可読媒体、およびバスインターフェースを含むさまざまな回路を共にリンクさせ得る。バスインターフェースは、特に、バスを介して処理システムに、ネットワークアダプタを接続するために使用され得る。ネットワークアダプタは、PHYレイヤの信号処理機能をインプリメントするために使用され得る。STA120(
図1参照)のケースでは、ユーザインターフェース(例えば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティック、など)もまた、バスに接続され得る。バスはまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、電力管理回路、以下同様のようなさまざまな他の回路をリンクさせ得、これらは、当該技術において周知であり、およびしたがってこれ以上記述されない。
【0071】
[0078] プロセッサは、バスを管理することと、および機械可読媒体に記憶されているソフトウェアの実行を含む汎用処理とを担い得る。プロセッサは、1つまたは複数の汎用および/または特殊用途プロセッサでインプリメントされ得る。例は、ソフトウェアを実行することができるマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、および他の回路を含む。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語に言及される場合も、その他の名称に言及される場合も、命令、データ、またはそれらのいずれかの組み合わせを意味するように広く解釈されるべきである。機械可読媒体は、例として、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読取専用メモリ)、PROM(プログラマブル読取専用メモリ)、EPROM(消去可能なプログラマブル読取専用メモリ)、EEPROM(電気的に消去可能なプログラマブル読取専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ、またはいずれかの他の適切な記憶媒体、またはそれらのいずれかの組み合わせを含み得る。機械可読媒体は、コンピュータプログラム製品において具現化され得る。コンピュータプログラム製品は、パッケージ材料を備え得る。
【0072】
[0079] ハードウェアの実装では、機械可読媒体は、プロセッサとは別個の処理システムの一部であり得る。しかしながら、当業者が容易に理解し得るように、機械可読媒体、またはそのうちのいずれかの部分は、処理システムの外部にあり得る。例として、機械可読媒体は、送信回線、データによって変調された搬送波、および/またはワイヤレスノードとは別個のコンピュータ製品を含み得、それらはすべてバスインターフェースを介してプロセッサによってアクセスされ得る。代替として、またはさらに、機械可読媒体、またはそのうちのいずれかの部分は、キャッシュ(cache)および/または汎用レジスタファイルと共にあり得るようなケースでは、プロセッサに統合され得る。
【0073】
[0080] 処理システムは、プロセッサ機能性を提供する1つまたは複数のマイクロプロセッサと、および機械可読媒体の少なくとも一部を提供する外部メモリとを有する汎用処理システムとして構成され得、すべてが外部バスアーキテクチャを通して他のサポート回路と互いにリンクされている。代替として、処理システムは、単一のチップに組み込まれた、プロセッサと、バスインターフェースと、ユーザインターフェース(アクセス端末のケース)と、サポート回路と、および機械可読媒体の少なくとも一部と、を有するASIC(特定用途向け集積回路)を用いて、または、1つまたは複数のFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、コントローラ、ステートマシン、ゲートされた(gated)論理、離散ハードウェアコンポーネント、またはいずれかの他の適切な回路、または本開示全体を通して記述されたさまざまな機能性を実施することができるいずれかの回路の組み合わせを用いて、インプリメントされ得る。当業者は、システム全体に課された特定の用途および全体的な設計の制約に依存して、処理システムに関する記述された機能性をどのようにインプリメントすることが最善かを認識するだろう。
【0074】
[0081] 機械可読媒体は、多数のソフトウェアモジュールを備え得る。ソフトウェアモジュールは、プロセッサによって実行されるときに、さまざまな機能を処理システムに実施させる命令を含む。ソフトウェアモジュールは、送信モジュールと受信モジュールとを含み得る。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイスに存在し得、または、マルチプルの記憶デバイスにわたって分散され得る。例として、トリガイベントが生じる時、ソフトウェアモジュールはハードドライブからRAMにロードされ得る。ソフトウェアモジュールの実行の間、プロセッサは、アクセススピードを上げるために、命令のうちのいくつかをキャッシュにロードし得る。そして、1つまたは複数のキャッシュラインが、プロセッサによる実行に関して、汎用レジスタファイルにロードされ得る。下記においてソフトウェアモジュールの機能性に言及する時、そのような機能性は、そのソフトウェアモジュールからの命令が実行されると、プロセッサによってインプリメントされるということが理解されるであろう。
【0075】
[0082] ソフトウェアにインプリメントされる場合、機能は、コンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして、記憶または送信され得る。コンピュータ可読媒体は、1つの場所から他の場所へのコンピュータプログラムの送信を容易にするいずれかの媒体を含む、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる利用可能ないずれかの媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを記憶または搬送するために使用されることができ、且つコンピュータによってアクセスされることができる、いずれかの他の媒体を備えることができる。また、いずれかの接続は、コンピュータ可読媒体と厳密には呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線(IR)、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合、この同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本書で使用されるように、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。したがって、いくつかの態様では、コンピュータ可読媒体は、非一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、有体的媒体)を備え得る。さらに、他の態様に関して、コンピュータ可読媒体は、一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、信号)を備え得る。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0076】
[0083] したがって、特定の態様は、ここで提示された動作を実施するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。例えば、そのようなコンピュータプログラム製品は、記憶された(および/または符号化された)命令を有するコンピュータ可読媒体を備え得、それらの命令は、本書に記述された動作を実施するために1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。特定の態様に関して、コンピュータプログラム製品は、パッケージ材料を含み得る。
【0077】
[0084] さらに、本書で記述された方法および技術を実施するためのモジュールおよび/または他の適切な手段は、ダウンロードされることができる、および/または、そうでなければ、適用可能な場合にSTAおよび/または基地局によって取得されることができることが理解されるべきである。例えば、このようなデバイスは、本書で記述された方法を実施するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されることができる。あるいは、STAおよび/または基地局がデバイスに記憶手段を結合または提供する際にさまざまな方法を取得することができるように、本書で記述されたさまざまな方法は、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクのような物理記憶媒体など)を介して提供されることができる。さらに、本書で記述された方法および技術をデバイスに提供するためのいずれかの他の適切な技術が、利用されることができる。
【0078】
[0085] 特許請求の範囲は、上記に示されたとおりの構成およびコンポーネントに限定されないことが理解されるべきである。さまざまな修正、変更、および変形は、特許請求の範囲から逸脱することなしに上述された方法および装置の配置、動作および詳細において為され得る。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] ワイヤレス通信のための装置であって、
第1のタイプのデバイスおよび第2のタイプのデバイスによって認識可能であるヘッダ部分を有する第1のフレームを生成することと、および
前記フレームの他の部分が前記第2のタイプのデバイスによってはサポートされるが前記第1のタイプのデバイスによってはサポートされないエンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、または、
前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の長さ、のうちの少なくとも一方を示すために、前記フレームの前記ヘッダ部分のスクランブラーフィールドの第1の値を選択することと、を行うように構成されている、処理システムと、および
送信に関する前記フレームを出力するように構成されている第1のインターフェースと、を備える装置。
[C2] 前記第1の値は、
前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、および、前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の前記長さ、の両方のインジケーションを提供する、C1に記載の装置。
[C3] 前記処理システムは、前記第1の値に適用されるモジュラス関数が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の前記長さを示すように、前記第1の値を選択するように構成されている、C1に記載の装置。
[C4] 前記処理システムは、前記ヘッダ部分における少なくとも1ビットを介して、前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるかどうかを示すようにさらに構成されている、C1に記載の装置。
[C5] 前記スクランブラーフィールドの前記第1の値はまた、前記エンハンスド変調スキームを使用して前記フレームの前記他の部分を符号化するときに使用されるコードレートを示す、C1に記載の装置。
[C6] 前記処理システムは、13/16コードレートを含む利用可能なコードレートのセットから前記コードレートを選択するように構成されており、および
前記エンハンスド変調スキームは、16QAMを備える、C5に記載の装置。
[C7] 前記処理システムは、7/8コードレートを含む利用可能なコードレートのセットから前記コードレートを選択するようにさらに構成されている、C5に記載の装置。
[C8] 受信デバイスから、性能情報を取得するように構成されている第2のインターフェースをさらに備え、および
ここにおいて、前記処理システムは、
前記性能情報に基づいて前記受信デバイスが前記第2のタイプのデバイスであることを決定することと、および
前記決定に応答して、前記受信デバイスに、送信時に前記スクランブラーフィールドの前記第1の値を提供することと、を行うようにさらに構成されている、C1に記載の装置。
[C9] 前記エンハンスド変調スキームは、64QAMを備える、C1に記載の装置。
[C10] ワイヤレス通信のための装置であって、
スクランブラーフィールドを備えたヘッダ部分と他の部分とを有するフレームを取得するように構成されている第1のインターフェースと、
処理システムと、を備え、前記処理システムは、
前記フレームの前記他の部分がエンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、または、前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の長さ、の少なくとも一方を、前記スクランブラーフィールドの第1の値に基づいて、決定することと、
前記決定に基づいて前記フレームの前記他の部分を復号することと、を行うように構成されている、装置。
[C11] 前記処理システムは、前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、および、前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の前記長さを、前記第1の値から、決定するように構成されている、C10に記載の装置。
[C12] 前記処理システムは、前記第1の値にモジュラス関数を適用することによって前記長さを計算するように構成されている、C10に記載の装置。
[C13] 前記処理システムは、前記ヘッダ部分における少なくとも1ビットを介して、前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるかどうかを決定するようにさらに構成されている、C10に記載の装置。
[C14] 前記処理システムは、前記第1の値に基づいて、前記エンハンスド変調スキームを使用して前記フレームの前記他の部分を符号化するために使用されるコードレートを決定するように構成されている、C10に記載の装置。
[C15] 前記処理システムは、前記装置が前記エンハンスド変調スキームをサポートすることができるというインジケーションを提供する他のフレームを生成するようにさらに構成されており、および
前記装置は、送信に関する前記他のフレームを出力するために第2のインターフェースをさらに備える、C10に記載の装置。
[C16] 前記エンハンスド変調スキームは、64QAMを備える、C10に記載の装置。
[C17] 装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
第1のタイプのデバイスおよび第2のタイプのデバイスによって認識可能であるヘッダ部分を有する第1のフレームを生成することと、
前記フレームの他の部分が前記第2のタイプのデバイスによってはサポートされるが前記第1のタイプのデバイスによってはサポートされないエンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、または、
前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の長さ、のうちの少なくとも一方を示すために、前記フレームの前記ヘッダ部分のスクランブラーフィールドの第1の値を選択することと、および
送信に関する前記フレームを出力することと、を備える方法。
[C18] 前記第1の値は、
前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、および、前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の前記長さ、の両方のインジケーションを提供する、C17に記載の方法。
[C19] 前記第1の値に適用されるモジュラス関数が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の前記長さを示すように、前記第1の値を選択することをさらに備える、C17に記載の方法。
[C20] 前記ヘッダ部分における少なくとも1ビットを介して、前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるかどうかを示すことをさらに備える、C17に記載の方法。
[C21] 前記スクランブラーフィールドの前記第1の値はまた、前記エンハンスド変調スキームを使用して前記フレームの前記他の部分を符号化するときに使用されるコードレートを示す、C17に記載の方法。
[C22] 13/16コードレートを含む利用可能なコードレートのセットから前記コードレートを選択することをさらに備え、および
ここにおいて前記エンハンスド変調スキームは、16QAMを備える、C21に記載の方法。
[C23] 7/8コードレートを含む利用可能なコードレートのセットから前記コードレートを選択することをさらに備える、C21に記載の方法。
[C24] 性能情報を、受信デバイスから、取得することと、
前記性能情報に基づいて前記受信デバイスが前記第2のタイプのデバイスであることを決定することと、および
前記決定に応答して、前記受信デバイスに、送信時に前記スクランブラーフィールドの前記第1の値を提供することと、をさらに備える、C17に記載の方法。
[C25] 前記エンハンスド変調スキームは、64QAMを備える、C17に記載の方法。
[C26] 装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
スクランブラーフィールドを備えたヘッダ部分および他の部分を有するフレームを取得することと、
前記フレームの前記他の部分がエンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、または、前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の長さ、の少なくとも一方を、前記スクランブラーフィールドの第1の値に基づいて、決定することと、
前記決定に基づいて前記フレームの前記他の部分を復号することと、を備える、方法。
[C27] 前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、および、前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の前記長さを、前記第1の値から、決定することをさらに備える、C26に記載の方法。
[C28] 前記第1の値にモジュラス関数を適用することによって前記長さを計算することをさらに備える、C26に記載の方法。
[C29] 前記ヘッダ部分における少なくとも1ビットを介して、前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるかどうかを決定することをさらに備える、C26に記載の方法。
[C30] 前記第1の値に基づいて、前記エンハンスド変調スキームを使用して前記フレームの前記他の部分を符号化するために使用されるコードレートを決定することをさらに備える、C26に記載の方法。
[C31] 前記装置が前記エンハンスド変調スキームをサポートすることができるというインジケーションを提供する他のフレームを生成することと、および
送信に関する前記他のフレームを出力することと、をさらに備えるC26に記載の方法。
[C32] 前記エンハンスド変調スキームは、64QAMを備える、C26に記載の方法。
[C33] ワイヤレス通信のための装置であって、
第1のタイプのデバイスおよび第2のタイプのデバイスによって認識可能であるヘッダ部分を有する第1のフレームを生成するための手段と、
前記フレームの他の部分が前記第2のタイプのデバイスによってはサポートされるが前記第1のタイプのデバイスによってはサポートされないエンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、または、
前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の長さ、の少なくとも一方を示すために前記フレームの前記ヘッダ部分のスクランブラーフィールドの第1の値を選択するための手段と、および
送信に関する前記フレームを出力するための手段と、を備える装置。
[C34] 前記第1の値は、
前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、および、前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の前記長さ、
の両方のインジケーションを提供する、C33に記載の装置。
[C35] 前記第1の値に適用されるモジュラス関数が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の前記長さを示すように、前記第1の値を選択するための手段をさらに備える、C33に記載の装置。
[C36] 前記ヘッダ部分における少なくとも1ビットを介して、前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるかどうかを示すための手段をさらに備える、C33に記載の装置。
[C37] 前記スクランブラーフィールドの前記第1の値はまた、前記エンハンスド変調スキームを使用して前記フレームの前記他の部分を符号化するときに使用されるコードレートを示す、C33に記載の装置。
[C38] 13/16コードレートを含む利用可能なコードレートのセットから前記コードレートを選択するための手段をさらに備え、および
ここにおいて前記エンハンスド変調スキームは、16QAMを備える、C37に記載の装置。
[C39] 7/8コードレートを含む利用可能なコードレートのセットから前記コードレートを選択するための手段をさらに備える、C37に記載の装置。
[C40] 性能情報を、受信デバイスから、取得するための手段と、
前記性能情報に基づいて前記受信デバイスが前記第2のタイプのデバイスであることを決定するための手段と、および
前記決定に応答して、前記受信デバイスに、送信時に前記スクランブラーフィールドの前記第1の値を提供するための手段と、をさらに備える、C33に記載の装置。
[C41] 前記エンハンスド変調スキームは、64QAMを備える、C33に記載の装置。
[C42] ワイヤレス通信のための装置であって、
スクランブラーフィールドを備えたヘッダ部分および他の部分を有するフレームを取得するための手段と、
前記フレームの前記他の部分がエンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、または、前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の長さ、の少なくとも一方を、前記スクランブラーフィールドの第1の値に基づいて、決定するための手段と、および
前記決定に基づいて前記フレームの前記他の部分を復号するための手段と、を備える、装置。
[C43] 前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、および、前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の前記長さを、前記第1の値から、決定するための手段をさらに備える、C42に記載の装置。
[C44] 前記第1の値にモジュラス関数を適用することによって前記長さを計算するための手段をさらに備える、C42に記載の装置。
[C45] 前記ヘッダ部分における少なくとも1ビットを介して、前記フレームの前記他の部分が前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化されるかどうかを決定するための手段をさらに備える、C42に記載の装置。
[C46] 前記第1の値に基づいて、前記エンハンスド変調スキームを使用して前記フレームの前記他の部分を符号化するために使用されるコードレートを決定するための手段をさらに備える、C42に記載の装置。
[C47] 前記装置が前記エンハンスド変調スキームをサポートすることができるというインジケーションを提供する他のフレームを生成するための手段と、および
送信に関する前記他のフレームを出力するための手段と、をさらに備える、C42に記載の装置。
[C48] 前記エンハンスド変調スキームは、64QAMを備える、C42に記載の装置。
[C49] 無線局であって、
第1のタイプのデバイスおよび第2のタイプのデバイスによって認識可能であるヘッダ部分を有する第1のフレームを生成することと、および
前記フレームの他の部分が前記第2のタイプのデバイスによってはサポートされるが前記第1のタイプのデバイスによってはサポートされないエンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、または、
前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の長さ、のうちの少なくとも一方を示すために、前記フレームの前記ヘッダ部分のスクランブラーフィールドの第1の値を選択することと、
を行うように構成されている処理システムと、および
送信に関する前記フレームを送信するように構成されている送信機と、を備える、無線局。
[C50] 無線局であって、
スクランブラーフィールドを備えたヘッダ部分および他の部分を有するフレームを受信するように構成されている受信機と、
前記フレームの前記他の部分がエンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、または、前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の長さ、の少なくとも一方を、前記スクランブラーフィールドの第1の値に基づいて、決定することと、および
前記決定に基づいて前記フレームの前記他の部分を復号することと、
を行うように構成されている処理システムと、を備える、無線局。
[C51] 第1のタイプのデバイスおよび第2のタイプのデバイスによって認識可能であるヘッダ部分を有する第1のフレームを生成することと、
前記フレームの他の部分が前記第2のタイプのデバイスによってはサポートされるが前記第1のタイプのデバイスによってはサポートされないエンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、または、
前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の長さ、の少なくとも一方を示すために前記フレームの前記ヘッダ部分のスクランブラーフィールドの第1の値を選択することと、および
送信に関する前記フレームを出力することと、を行うための、命令を記憶したコンピュータ可読媒体。
[C52] スクランブラーフィールドを備えたヘッダ部分および他の部分を有するフレームを取得することと、
前記フレームの前記他の部分がエンハンスド変調スキームを使用して符号化されるのかどうか、または、前記エンハンスド変調スキームを使用して符号化される前記フレームの前記部分の長さ、の少なくとも一方を、前記スクランブラーフィールドの第1の値に基づいて、決定することと、および
前記決定に基づいて前記フレームの前記他の部分を復号することと、を行うための、命令を記憶したコンピュータ可読媒体。