(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6661085
(24)【登録日】2020年2月14日
(45)【発行日】2020年3月11日
(54)【発明の名称】付箋収納設備
(51)【国際特許分類】
B42D 5/00 20060101AFI20200227BHJP
B42D 9/00 20060101ALI20200227BHJP
B42D 15/00 20060101ALI20200227BHJP
【FI】
B42D5/00
B42D9/00 B
B42D15/00 371
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-95612(P2019-95612)
(22)【出願日】2019年5月21日
【審査請求日】2019年5月27日
(31)【優先権主張番号】201910332777.0
(32)【優先日】2019年4月24日
(33)【優先権主張国】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】519193415
【氏名又は名称】温州明栄汽車用品有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【弁理士】
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】帥向義
【審査官】
金田 理香
(56)【参考文献】
【文献】
登録実用新案第3186087(JP,U)
【文献】
特表2011−509846(JP,A)
【文献】
欧州特許出願公開第02202086(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B42D 5/00
9/00
15/00
B65C 9/00 − 9/46
G09F 3/00 − 3/20
B31D 1/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
正面視で、本体を含み、前記本体の頂端には取り外し可能の蓋が設けられ、前記蓋の中には抜き穴が設けられ、前記本体の中には紙を貯蔵できる紙貯蔵チャンバが設けられ、前記紙貯蔵チャンバの中にはスライドできる上板が設けられ、前記紙貯蔵チャンバの中には上板を上げることができる上げ装置が設けられ、前記紙貯蔵チャンバの右壁の中にはカムチャンバが設けられ、前記カムチャンバの中には紙を送り出すことができる紙送り出し装置が設けられ、前記カムチャンバの頂壁の中には塗りチャンバが設けられ、前記塗りチャンバの左壁の中には伝動チャンバが設けられ、前記塗りチャンバの右壁の中には送り出しチャンバが設けられ、前記カムチャンバの底壁の中にはベルトチャンバが設けられ、前記塗りチャンバの中には粘着力の弱い糊を紙に塗り付ける塗り装置が設けられ、前記ベルトチャンバの底壁の中にはメインチャンバが設けられ、前記メインチャンバの中には動力装置が設けられ、前記動力装置は前記メインチャンバの中に設けられたモーターを含み、前記モーターの中には前記モーターと伝動できるように連結された動力軸が設けられ、前記動力軸の外壁には前記メインチャンバの中に位置している駆動歯車が設けられ、前記動力軸の外壁には前記メインチャンバの中に位置している減速ウォームが設けられ、前記動力軸の頂端には前記送り出しチャンバの中に位置している前傘歯車が設けられ、前記動力軸の外壁には前記ベルトチャンバの中に位置している正プーリーが設けられ、
前記動力装置は前記紙送り出し装置により書き終わった付箋を送り出すことができ、また前記塗り装置により糊を付箋に塗ることができ、使用者の貼りに便利であることを特徴とする付箋収納設備。
【請求項2】
前記上げ装置は前記紙貯蔵チャンバの中に設けられた下板を含み、前記下板と前記上板との間には第一バネが弾性的に設けられ、前記紙貯蔵チャンバの底壁の中には上げチャンバが設けられ、前記上げチャンバの中には左右に対称的なねじロッドが設けられ、前記ねじロッドと前記下板との間がねじ山により連結され、左右の前記ねじロッドの間が同期ベルトにより動力が伝達できるように伝動され、右側の前記ねじロッドの底端には副歯車が設けられ、前記メインチャンバの中には縦軸が設けられ、前記縦軸の底端には前記上げチャンバの中に位置しており、且つ前記副歯車と噛合する正歯車が設けられ、前記縦軸の頂端には入力傘歯車が設けられ、前記縦軸の外壁には前記メインチャンバの中に位置している従動歯車が設けられ、前記従動歯車と前記駆動歯車との間には伝動歯車が伝動できるように設けられ、前記メインチャンバの中には伝動軸が設けられ、前記伝動軸の後端には前記減速ウォームと噛合する減速ウォームホイールが設けられ、前記伝動軸の前端には出力傘歯車が設けられ、前記メインチャンバの中には横軸が設けられ、前記横軸の右端には前記出力傘歯車と噛合する右傘歯車が設けられ、前記横軸の左端には前記入力傘歯車と噛合する左傘歯車が設けられ、
前記上げ装置は紙をゆっくりと頂端まで送ることができることを特徴とする請求項1に記載の付箋収納設備。
【請求項3】
前記紙送り出し装置は前記抜き穴の中にスライドできるように設けられた押圧ブロックを含み、前記押圧ブロックの底端には押圧ロールが回転できるように設けられ、前記押圧ブロックと前記抜き穴との間には押圧バネが弾性的に設けられ、前記抜き穴の中には第一回転軸が設けられ、前記第一回転軸の後端には送りロールが設けられ、前記第一回転軸の前端には従動傘歯車が設けられ、前記抜き穴の中には内軸が設けられ、前記内軸の左端には前記従動傘歯車と噛合する駆動傘歯車が設けられ、前記伝動チャンバの中には外軸が設けられ、前記外軸と前記内軸との間がスプラインにより連結され、前記外軸の右端には副傘歯車が設けられ、前記伝動チャンバの中には第二回転軸が設けられ、前記第二回転軸の前端には前記副傘歯車と噛合する上傘歯車が設けられ、前記第二回転軸の後端には上ロールが設けられ、前記第二回転軸の外壁には上プーリーが設けられ、前記伝動チャンバの中には第三回転軸が設けられ、前記第三回転軸の前端には下傘歯車が設けられ、前記第三回転軸の後端には下ロールが設けられ、前記第三回転軸の外壁には下プーリーが設けられ、前記下プーリーと前記上プーリーとの間には第一ベルトが伝動できるように設けられ、前記カムチャンバの中には左軸が設けられ、前記左軸の頂端には前記伝動チャンバの中に位置しており、且つ前記下傘歯車と噛合する正傘歯車が設けられ、前記左軸の外壁には塗りウォームが設けられ、前記左軸の底端には前記ベルトチャンバの中に位置している副プーリーが設けられ、前記副プーリーと前記正プーリーとの間には第二ベルトが伝動できるように設けられ、前記送り出しチャンバの中には第四回転軸が設けられ、前記第四回転軸の前端には前記前傘歯車と噛合する後傘歯車が設けられ、前記第四回転軸の後端には出しロールが設けられ、前記送り出しチャンバの中には同期ロールが設けられ、
前記紙送り出し装置は紙を一枚ずつ単独に送り出すことができることを特徴とする請求項1に記載の付箋収納設備。
【請求項4】
前記塗り装置は前記塗りチャンバの中にスライドできるように設けられた塗りブラシを含み、前記カムチャンバの中には押し板がスライドできるように設けられ、前記押し板と前記塗りブラシとの間が連結ロッドにより固定的に連結され、前記押し板と前記カムチャンバの頂壁との間には復帰バネが弾性的に設けられ、前記カムチャンバの中には従動軸が設けられ、前記従動軸の後端には前記押し板と接触できるカムが設けられ、前記従動軸の前端には右プーリーが設けられ、前記カムチャンバの中には駆動軸が設けられ、前記駆動軸の後端には前記塗りウォームと噛合する塗りウォームホイールが設けられ、前記駆動軸の前端には左プーリーが設けられ、前記左プーリーと前記右プーリーとの間には第三ベルトが伝動できるように設けられ、
前記塗り装置は糊を送り出された紙の尾端に塗ることができ、使用者の貼りに便利であることを特徴とする請求項1に記載の付箋収納設備。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は事務文房具分野を取り上げて、具体的には
付箋収納設備である。
【背景技術】
【0002】
付箋は背面に粘性を持つメモ用紙であり、事務や生活の小さな事を記録することに非常に適し、しかし付箋の背面の粘性が比較的に弱く、保存されている時に分離し、粘着の効果を失いやすく、従って、全体性が強く、粘着効果を保持できる
付箋収納設備を設計する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第107933134号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は
付箋収納設備を提供し、それは上記の現在の技術中の問題を解決できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の
付箋収納設備は、本体を含み、前記本体の頂端には取り外し可能の蓋が設けられ、前記蓋の中には抜き穴が設けられ、前記本体の中には紙を貯蔵できる紙貯蔵チャンバが設けられ、前記紙貯蔵チャンバの中にはスライドできる上板が設けられ、前記紙貯蔵チャンバの中には上板を上げることができる上げ装置が設けられ、前記紙貯蔵チャンバの右壁の中にはカムチャンバが設けられ、前記カムチャンバの中には紙を送り出すことができる紙送り出し装置が設けられ、前記カムチャンバの頂壁の中には塗りチャンバが設けられ、前記塗りチャンバの左壁の中には伝動チャンバが設けられ、前記塗りチャンバの右壁の中には送り出しチャンバが設けられ、前記カムチャンバの底壁の中にはベルトチャンバが設けられ、前記塗りチャンバの中には粘着力の弱い糊を紙に塗り付ける塗り装置が設けられ、前記ベルトチャンバの底壁の中にはメインチャンバが設けられ、前記メインチャンバの中には動力装置が設けられ、前記動力装置は前記メインチャンバの中に設けられたモーターを含み、前記モーターの中には前記モーターと伝動できるように連結された動力軸が設けられ、前記動力軸の外壁には前記メインチャンバの中に位置している駆動歯車が設けられ、前記動力軸の外壁には前記メインチャンバの中に位置している減速ウォームが設けられ、前記動力軸の頂端には前記送り出しチャンバの中に位置している前傘歯車が設けられ、前記動力軸の外壁には前記ベルトチャンバの中に位置している正プーリーが設けられ、
前記動力装置は前記紙送り出し装置により書き終わった付箋を送り出すことができ、また前記塗り装置により糊を付箋に塗ることができ、使用者の貼りに便利である。
【0006】
優選の技術プランとして、前記上げ装置は前記紙貯蔵チャンバの中に設けられた下板を含み、前記下板と前記上板との間には第一バネが弾性的に設けられ、前記紙貯蔵チャンバの底壁の中には上げチャンバが設けられ、前記上げチャンバの中には左右に対称的なねじロッドが設けられ、前記ねじロッドと前記下板との間がねじ山により連結され、左右の前記ねじロッドの間が同期ベルトにより動力が伝達できるように伝動され、右側の前記ねじロッドの底端には副歯車が設けられ、前記メインチャンバの中には縦軸が設けられ、前記縦軸の底端には前記上げチャンバの中に位置しており、且つ前記副歯車と噛合する正歯車が設けられ、前記縦軸の頂端には入力傘歯車が設けられ、前記縦軸の外壁には前記メインチャンバの中に位置している従動歯車が設けられ、前記従動歯車と前記駆動歯車との間には伝動歯車が伝動できるように設けられ、前記メインチャンバの中には伝動軸が設けられ、前記伝動軸の後端には前記減速ウォームと噛合する減速ウォームホイールが設けられ、前記伝動軸の前端には出力傘歯車が設けられ、前記メインチャンバの中には横軸が設けられ、前記横軸の右端には前記出力傘歯車と噛合する右傘歯車が設けられ、前記横軸の左端には前記入力傘歯車と噛合する左傘歯車が設けられ、
前記上げ装置は紙をゆっくりと頂端まで送ることができる。
【0007】
優選の技術プランとして、前記紙送り出し装置は前記抜き穴の中にスライドできるように設けられた押圧ブロックを含み、前記押圧ブロックの底端には押圧ロールが回転できるように設けられ、前記押圧ブロックと前記抜き穴との間には押圧バネが弾性的に設けられ、前記抜き穴の中には第一回転軸が設けられ、前記第一回転軸の後端には送りロールが設けられ、前記第一回転軸の前端には従動傘歯車が設けられ、前記抜き穴の中には内軸が設けられ、前記内軸の左端には前記従動傘歯車と噛合する駆動傘歯車が設けられ、前記伝動チャンバの中には外軸が設けられ、前記外軸と前記内軸との間がスプラインにより連結され、前記外軸の右端には副傘歯車が設けられ、前記伝動チャンバの中には第二回転軸が設けられ、前記第二回転軸の前端には前記副傘歯車と噛合する上傘歯車が設けられ、前記第二回転軸の後端には上ロールが設けられ、前記第二回転軸の外壁には上プーリーが設けられ、前記伝動チャンバの中には第三回転軸が設けられ、前記第三回転軸の前端には下傘歯車が設けられ、前記第三回転軸の後端には下ロールが設けられ、前記第三回転軸の外壁には下プーリーが設けられ、前記下プーリーと前記上プーリーとの間には第一ベルトが伝動できるように設けられ、前記カムチャンバの中には左軸が設けられ、前記左軸の頂端には前記伝動チャンバの中に位置しており、且つ前記下傘歯車と噛合する正傘歯車が設けられ、前記左軸の外壁には塗りウォームが設けられ、前記左軸の底端には前記ベルトチャンバの中に位置している副プーリーが設けられ、前記副プーリーと前記正プーリーとの間には第二ベルトが伝動できるように設けられ、前記送り出しチャンバの中には第四回転軸が設けられ、前記第四回転軸の前端には前記前傘歯車と噛合する後傘歯車が設けられ、前記第四回転軸の後端には出しロールが設けられ、前記送り出しチャンバの中には同期ロールが設けられ、
前記紙送り出し装置は紙を一枚ずつ単独に送り出すことができる。
【0008】
優選の技術プランとして、前記塗り装置は前記塗りチャンバの中にスライドできるように設けられた塗りブラシを含み、前記カムチャンバの中には押し板がスライドできるように設けられ、前記押し板と前記塗りブラシとの間が連結ロッドにより固定的に連結され、前記押し板と前記カムチャンバの頂壁との間には復帰バネが弾性的に設けられ、前記カムチャンバの中には従動軸が設けられ、前記従動軸の後端には前記押し板と接触できるカムが設けられ、前記従動軸の前端には右プーリーが設けられ、前記カムチャンバの中には駆動軸が設けられ、前記駆動軸の後端には前記塗りウォームと噛合する塗りウォームホイールが設けられ、前記駆動軸の前端には左プーリーが設けられ、前記左プーリーと前記右プーリーとの間には第三ベルトが伝動できるように設けられ、
前記塗り装置は糊を送り出された紙の尾端に塗ることができ、使用者の貼りに便利である。
【発明の効果】
【0009】
本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、また糊と付箋とを分けて保存し、付箋の保存全体性を保持し、また使用する時に糊を付箋に塗ることができ、付箋の粘性を保証し、従って、当装置は比較的に高い使用価値と普及価値を備える。
【図面の簡単な説明】
【0010】
下記に
図1〜4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:
図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と
図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0011】
【発明を実施するための形態】
【0012】
図1〜4に示したように、本発明の
付箋収納設備は、本体16を含み、前記本体16の頂端には取り外し可能の蓋13が設けられ、前記蓋13の中には抜き穴82が設けられ、前記本体16の中には紙を貯蔵できる紙貯蔵チャンバ17が設けられ、前記紙貯蔵チャンバ17の中にはスライドできる上板18が設けられ、前記紙貯蔵チャンバ17の中には上板18を上げることができる上げ装置100が設けられ、前記紙貯蔵チャンバ17の右壁の中にはカムチャンバ26が設けられ、前記カムチャンバ26の中には紙を送り出すことができる紙送り出し装置200が設けられ、前記カムチャンバ26の頂壁の中には塗りチャンバ66が設けられ、前記塗りチャンバ66の左壁の中には伝動チャンバ48が設けられ、前記塗りチャンバ66の右壁の中には送り出しチャンバ83が設けられ、前記カムチャンバ26の底壁の中にはベルトチャンバ54が設けられ、前記塗りチャンバ66の中には粘着力の弱い糊を紙に塗り付ける塗り装置300が設けられ、前記ベルトチャンバ54の底壁の中にはメインチャンバ74が設けられ、前記メインチャンバ74の中には動力装置400が設けられ、前記動力装置400は前記メインチャンバ74の中に設けられたモーター30を含み、前記モーター30の中には前記モーター30と伝動できるように連結された動力軸25が設けられ、前記動力軸25の外壁には前記メインチャンバ74の中に位置している駆動歯車73が設けられ、前記動力軸25の外壁には前記メインチャンバ74の中に位置している減速ウォーム68が設けられ、前記動力軸25の頂端には前記送り出しチャンバ83の中に位置している前傘歯車62が設けられ、前記動力軸25の外壁には前記ベルトチャンバ54の中に位置している正プーリー55が設けられ、
前記動力装置400は前記紙送り出し装置200により書き終わった付箋を送り出すことができ、また前記塗り装置300により糊を付箋に塗ることができ、使用者の貼りに便利である。
【0013】
有益的には、前記上げ装置100は前記紙貯蔵チャンバ17の中に設けられた下板20を含み、前記下板20と前記上板18との間には第一バネ19が弾性的に設けられ、前記紙貯蔵チャンバ17の底壁の中には上げチャンバ78が設けられ、前記上げチャンバ78の中には左右に対称的なねじロッド27が設けられ、前記ねじロッド27と前記下板20との間がねじ山により連結され、左右の前記ねじロッド27の間が同期ベルト21により動力が伝達できるように伝動され、右側の前記ねじロッド27の底端には副歯車79が設けられ、前記メインチャンバ74の中には縦軸29が設けられ、前記縦軸29の底端には前記上げチャンバ78の中に位置しており、且つ前記副歯車79と噛合する正歯車80が設けられ、前記縦軸29の頂端には入力傘歯車76が設けられ、前記縦軸29の外壁には前記メインチャンバ74の中に位置している従動歯車77が設けられ、前記従動歯車77と前記駆動歯車73との間には伝動歯車81が伝動できるように設けられ、前記メインチャンバ74の中には伝動軸71が設けられ、前記伝動軸71の後端には前記減速ウォーム68と噛合する減速ウォームホイール69が設けられ、前記伝動軸71の前端には出力傘歯車70が設けられ、前記メインチャンバ74の中には横軸28が設けられ、前記横軸28の右端には前記出力傘歯車70と噛合する右傘歯車72が設けられ、前記横軸28の左端には前記入力傘歯車76と噛合する左傘歯車75が設けられ、
前記上げ装置100は紙をゆっくりと頂端まで送ることができる。
【0014】
有益的には、前記紙送り出し装置200は前記抜き穴82の中にスライドできるように設けられた押圧ブロック14を含み、前記押圧ブロック14の底端には押圧ロール15が回転できるように設けられ、前記押圧ブロック14と前記抜き穴82との間には押圧バネ11が弾性的に設けられ、前記抜き穴82の中には第一回転軸33が設けられ、前記第一回転軸33の後端には送りロール31が設けられ、前記第一回転軸33の前端には従動傘歯車32が設けられ、前記抜き穴82の中には内軸35が設けられ、前記内軸35の左端には前記従動傘歯車32と噛合する駆動傘歯車34が設けられ、前記伝動チャンバ48の中には外軸36が設けられ、前記外軸36と前記内軸35との間がスプラインにより連結され、前記外軸36の右端には副傘歯車37が設けられ、前記伝動チャンバ48の中には第二回転軸38が設けられ、前記第二回転軸38の前端には前記副傘歯車37と噛合する上傘歯車39が設けられ、前記第二回転軸38の後端には上ロール41が設けられ、前記第二回転軸38の外壁には上プーリー40が設けられ、前記伝動チャンバ48の中には第三回転軸46が設けられ、前記第三回転軸46の前端には下傘歯車45が設けられ、前記第三回転軸46の後端には下ロール43が設けられ、前記第三回転軸46の外壁には下プーリー44が設けられ、前記下プーリー44と前記上プーリー40との間には第一ベルト42が伝動できるように設けられ、前記カムチャンバ26の中には左軸23が設けられ、前記左軸23の頂端には前記伝動チャンバ48の中に位置しており、且つ前記下傘歯車45と噛合する正傘歯車47が設けられ、前記左軸23の外壁には塗りウォーム49が設けられ、前記左軸23の底端には前記ベルトチャンバ54の中に位置している副プーリー53が設けられ、前記副プーリー53と前記正プーリー55との間には第二ベルト56が伝動できるように設けられ、前記送り出しチャンバ83の中には第四回転軸64が設けられ、前記第四回転軸64の前端には前記前傘歯車62と噛合する後傘歯車63が設けられ、前記第四回転軸64の後端には出しロール65が設けられ、前記送り出しチャンバ83の中には同期ロール67が設けられ、
前記紙送り出し装置200は紙を一枚ずつ単独に送り出すことができる。
【0015】
有益的には、前記塗り装置300は前記塗りチャンバ66の中にスライドできるように設けられた塗りブラシ22を含み、前記カムチャンバ26の中には押し板61がスライドできるように設けられ、前記押し板61と前記塗りブラシ22との間が連結ロッド99により固定的に連結され、前記押し板61と前記カムチャンバ26の頂壁との間には復帰バネ24が弾性的に設けられ、前記カムチャンバ26の中には従動軸58が設けられ、前記従動軸58の後端には前記押し板61と接触できるカム59が設けられ、前記従動軸58の前端には右プーリー57が設けられ、前記カムチャンバ26の中には駆動軸52が設けられ、前記駆動軸52の後端には前記塗りウォーム49と噛合する塗りウォームホイール50が設けられ、前記駆動軸52の前端には左プーリー51が設けられ、前記左プーリー51と前記右プーリー57との間には第三ベルト60が伝動できるように設けられ、
前記塗り装置300は糊を送り出された紙の尾端に塗ることができ、使用者の貼りに便利である。
【0016】
本発明設備を使用する時、使用者が付箋に書き終わった後、モーター30が始動し、且つ動力軸25により駆動歯車73と、減速ウォーム68と、正プーリー55と、前傘歯車62とを回転連動させ、これにより正プーリー55が副プーリー53と、左軸23と、正傘歯車47と、下傘歯車45と、第三回転軸46とにより下ロール43を回転連動させ、同時に、第三回転軸46が下プーリー44と、上プーリー40と、第二回転軸38とにより上ロール41を回転連動させ、同時に、第二回転軸38が上傘歯車39と、副傘歯車37と、外軸36と、内軸35と、駆動傘歯車34と、従動傘歯車32と、第一回転軸33とにより送りロール31を回転連動させ、同時に、前傘歯車62が後傘歯車63と、第四回転軸64とにより出しロール65を回転連動させて紙を送り出し、同時に、左軸23が塗りウォーム49と、塗りウォームホイール50と、駆動軸52と、左プーリー51と、右プーリー57と、従動軸58とによりカム59を回転連動させ、カム59と押し板61とが接触した後、カム59が押し板61と、連結ロッド99とにより塗りブラシ22を上にスライド連動させ、糊を紙に塗り、同時に、減速ウォーム68が減速ウォームホイール69と、伝動軸71と、出力傘歯車70と、右傘歯車72と、横軸28と、左傘歯車75と、入力傘歯車76と、縦軸29と、正歯車80と、副歯車79と、ねじロッド27とにより下板20を上にスライド連動させ、これにより上板18を上にスライド連動させ、紙をゆっくりと上げ、紙を全部送り出した後に、モーター30が逆方向に作動し、且つ動力軸25と、駆動歯車73と、伝動歯車81と、従動歯車77と、縦軸29と、正歯車80と、副歯車79と、ねじロッド27と、下板20とにより上板18を下にスライド連動させる。
【0017】
本発明の有益効果は:本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、また糊と付箋とを分けて保存し、付箋の保存全体性を保持し、また使用する時に糊を付箋に塗ることができ、付箋の粘性を保証し、従って、当装置は比較的に高い使用価値と普及価値を備える。
【0018】
以上に述べたのはただ本発明の具体的な実施方式で、本発明の保護範囲はここに限らないである。全部の創造的な労働を通じなく思いついた変化と取替は本発明の保護範囲にカバーされる。だから本発明の保護範囲は権利要求書が限定される保護範囲を標準とする。
【要約】
【課題】本発明は付箋を開示した。
【解決手段】
本体を含み、前記本体の頂端には取り外し可能の蓋が設けられ、前記蓋の中には抜き穴が設けられ、前記本体の中には紙を貯蔵できる紙貯蔵チャンバが設けられ、前記紙貯蔵チャンバの中にはスライドできる上板が設けられ、前記紙貯蔵チャンバの中には上板を上げることができる上げ装置が設けられ、
本発明は構造が簡単で、操作が便利であり、また糊と付箋とを分けて保存し、付箋の保存全体性を保持し、また使用する時に糊を付箋に塗ることができ、付箋の粘性を保証し、従って、当装置は比較的に高い使用価値と普及価値を備える。
【選択図】
図1