(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6663614
(24)【登録日】2020年2月19日
(45)【発行日】2020年3月13日
(54)【発明の名称】車両用スイッチ装置
(51)【国際特許分類】
B60R 16/02 20060101AFI20200302BHJP
H01H 9/04 20060101ALI20200302BHJP
【FI】
B60R16/02 630J
H01H9/04 B
【請求項の数】2
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-201384(P2015-201384)
(22)【出願日】2015年10月9日
(65)【公開番号】特開2017-71374(P2017-71374A)
(43)【公開日】2017年4月13日
【審査請求日】2018年9月18日
(73)【特許権者】
【識別番号】000213954
【氏名又は名称】朝日電装株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100095614
【弁理士】
【氏名又は名称】越川 隆夫
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 通之
(72)【発明者】
【氏名】植松 恭彦
【審査官】
高島 壮基
(56)【参考文献】
【文献】
特開平10−020950(JP,A)
【文献】
特開平08−249974(JP,A)
【文献】
特開昭61−004296(JP,A)
【文献】
特開2007−087671(JP,A)
【文献】
特開2010−176527(JP,A)
【文献】
特開2012−027776(JP,A)
【文献】
特開2013−214428(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 16/02
H01H 9/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基端側を中心に揺動操作可能な操作レバー本体に固定され、車両又は車両が具備する装備に対して所定の動作を行わせる複数のスイッチ手段が取り付けられた収容凹部を有するケース部材と、
該ケース部材の収容凹部を覆うとともに、前記スイッチ手段を外側に臨ませて操作可能とする開口が形成されたカバー部材と、
該カバー部材に取り付けられ、前記スイッチ手段を操作し得る操作ノブと、
を具備した車両用スイッチ装置において、
前記カバー部材は、前記操作ノブを動作させるためのアクション部が形成され、前記ケース部材に取り付けられることにより前記スイッチ手段を収容可能な収容空間を形成するとともに、前記操作ノブは、当該カバー部材の前記開口及び当該開口内のアクション部を覆うカバー部位を有し、当該開口内で前記操作ノブが揺動可能とされ、且つ、前記カバー部位は、前記操作ノブの被操作部を延長して成るとともに、前記ケース部材の収容凹部は、所定の樹脂材が前記スイッチ手段の少なくとも一部を包含しつつ充填されて成ることを特徴とする車両用スイッチ装置。
【請求項2】
前記ケース部材の収容凹部は、その下部に前記カバー部材で覆われず外部に臨ませた排水用開口部を有することを特徴とする請求項1記載の車両用スイッチ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両又は車両が具備する装備に対して所定の動作を行わせるための車両用スイッチ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えばホイールローダやショベルカーなどの建設機械(建機)においては、通常、車両や車両が具備する装備等を操作するための操作レバー装置が配設されるとともに、その操作レバー本体の突端側には建機が具備する例えばショベルなどの装備を操作するためのスイッチ手段が配設されている。かかるスイッチ手段は、操作レバー本体の突端部に取り付けられた車両用スイッチ装置に複数配設されており、例えば操作者の親指等により操作ノブをすることにより、車両の装備を所定動作させ得るようになっている。尚、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記従来の車両用スイッチ装置においては、以下の問題があった。
建機等の車両においては、泥や雨水がスイッチ手段に至ることによる電気系統の不具合を防止するために、防水手段が必要とされている。しかしながら、従来においては、複数のスイッチ手段のそれぞれに専ら防水のための手段を取り付けていたため、車両用スイッチ装置全体が大型化してしまい、例えば操作レバー本体を把持しつつ親指等による操作ノブの操作が困難になってしまう虞があった。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、各スイッチ手段の防水を確実に行わせることができるとともに、装置全体の小型化を図ることができる車両用スイッチ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1記載の発明は、
基端側を中心に揺動操作可能な操作レバー本体に固定され、車両又は車両が具備する装備に対して所定の動作を行わせる複数のスイッチ手段が取り付けられた収容凹部を有するケース部材と、該ケース部材の収容凹部を覆うとともに、前記スイッチ手段を外側に臨ませて操作可能とする開口が形成されたカバー部材と、該カバー部材に取り付けられ、前記スイッチ手段を操作し得る操作ノブとを具備した車両用スイッチ装置において、前記カバー部材は、前記操作ノブを動作させるためのアクション部が形成され
、前記ケース部材に取り付けられることにより前記スイッチ手段を収容可能な収容空間を形成するとともに、前記操作ノブは、当該カバー部材の前記開口及び当該開口内のアクション部を覆うカバー部位を有
し、当該開口内で前記操作ノブが揺動可能とされ、且つ、前記カバー部位は、前記操作ノブの被操作部を延長して成るとともに、前記ケース部材の収容凹部は、所定の樹脂材が前記スイッチ手段の少なくとも一部を包含しつつ充填されて成ることを特徴とする。
【0008】
請求項
2記載の発明は、請求項
1記載の車両用スイッチ装置において、前記ケース部材の収容凹部は、その下部に前記カバー部材で覆われず外部に臨ませた排水用開口部を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1の発明によれば、カバー部材は、操作ノブを動作させるためのアクション部が形成されるとともに、操作ノブは、当該カバー部材の開口を覆うカバー部位を有するので、各スイッチ手段の防水を確実に行わせることができるとともに、装置全体の小型化を図ることができる。
【0011】
また、カバー部位は、操作ノブの被操作部を延長して成るので、操作ノブの操作性に影響を及ぼすことなく、各スイッチ手段の防水を確実に行わせることができる。
【0012】
さらに、ケース部材の収容凹部は、所定の樹脂材がスイッチ手段の少なくとも一部を包含しつつ充填されて成るので、充填された樹脂材によって複数のスイッチ手段を一括して防水することができ、装置全体の小型化を一層図ることができる。
またさらに、ケース部材は、基端側を中心に揺動操作可能な操作レバー本体に固定されたので、操作レバー本体の操作を行わせつつ車両用スイッチ装置の各操作ノブを操作させることができる。
【0013】
請求項
2の発明によれば、ケース部材の収容凹部は、その下部にカバー部材で覆われず外部に臨ませた排水用開口部を有するので、ケース部材の収容凹部に浸入した雨水等を円滑且つ確実に外部に排出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の実施形態に係る車両用スイッチ装置及び操作レバー本体を示す全体外観図
【
図2】同車両用スイッチ装置を操作レバー本体から取り外した状態を示す斜視図
【
図11】同車両用スイッチ装置におけるケース部材に基板及びスイッチ手段を収容させた状態を示す斜視図
【
図12】同車両用スイッチ装置におけるケース部材に所定の樹脂材を充填させた状態を示す断面図
【
図13】同車両用スイッチ装置の全体外観を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る車両用スイッチ装置は、ホイールローダやショベルカーなどの建機(車両)に配設されたもので、
図1、2に示すように、操作レバー本体Lの突端部に取り付けられている。かかる操作レバー本体Lは、建機(車両)に配設されるとともに基端側(
図1中下部側)を中心に揺動操作可能なものであり、揺動操作によって例えば搭載されたショベルやクレーン等の装備を上下左右に移動させ得るよう構成されている。
【0017】
また、操作レバー本体Lの突端部には、
図2に示すように、開口部から成る取付部Laが形成されており、当該取付部Laに本車両用スイッチ装置1が取り付けられている。本実施形態に係る車両用スイッチ装置1は、
図3〜9に示すように、ケース部材2と、カバー部材3と、操作ノブ(4〜7)と、所定の電気回路が形成された基板8と、該基板8の所定位置に取り付けられた複数のスイッチ手段(マイクロスイッチ9及び磁力センサA)とを有して構成されている。
【0018】
ケース部材2は、車両用スイッチ装置1の筐体を構成するもので、車両又は車両が具備する装備に対して所定の動作を行わせる複数のスイッチ手段(マイクロスイッチ9及び磁力センサA)が取り付けられた収容凹部2aを有する。本実施形態に係るスイッチ手段は、マイクロスイッチ9及び磁力センサAにて構成されるもので、操作ノブ(4〜7)の操作に伴って車両側に電気信号を送信し得るよう構成されている。
【0019】
磁力センサAは、
図4に示すように、基板8における操作ノブ4に対応する位置に取り付けられ、当該操作ノブ4が操作されて磁石Mが移動するのに伴って磁界が変化すると、その磁界の変化を検出して車両側に所定の電気信号を送信し、車両又は車両が具備する装備に対して所定の動作を行わせ得るよう構成されている。また、マイクロスイッチ9は、
図5〜9に示すように、基板8における操作ノブ(5〜7)に対応する位置に取り付けられ、当該操作ノブ(5〜7)が操作されて操作部9aが押圧されると、所定の電気信号を車両側に送信して車両又は車両が具備する装備に対して所定の動作を行わせ得るよう構成されている。
【0020】
カバー部材3は、
図10、13に示すように、ケース部材2に合致し得る蓋状部材から成るもので、ケース部材2の収容凹部2aを覆うとともに、スイッチ手段を構成するマイクロスイッチ9及び磁力センサAのそれぞれを外側に臨ませて操作可能とする開口3a(
図10参照)が形成されている。また、カバー部材3がケース部材2に取り付けられることによって、内部に収容空間が形成され、基板8等を収容可能とされている。
【0021】
操作ノブ(4〜7)は、カバー部材3に取り付けられ、操作者が操作することによって、スイッチ手段(マイクロスイッチ9又は磁力センサA)のオン、オフを操作し得るものである。具体的には、操作ノブ4は、カバー部材3の上部に取り付けられたシーソー型のノブから成り、
図4に示すように、軸L1を中心として左右方向に揺動可能とされるとともに、その揺動に伴って磁石Mが移動することにより磁力センサAが所定の電気信号を送信し得るようになっている。また、操作ノブ4は、操作者によって左右何れかの方向に揺動操作された際、アクション部(バネS1及び押圧部T)によって中立位置に戻るよう構成されている。
【0022】
かかる操作ノブ4のアクション部は、同図に示すように、カバー部材3に取り付けられたバネS1及び押圧部T等にて構成されている。すなわち、操作ノブ4が揺動すると、その方向の押圧部Tの先端部Taに当接してバネS1を圧縮させるので、操作後、バネS1の付勢力によって自然と中立位置に戻すことができるのである。このように、本実施形態に係る操作ノブ4のアクション部は、カバー部材3に形成され、当該操作ノブ4を動作可能とされているのである。
【0023】
さらに、本実施形態に係る操作ノブ4は、カバー部材3に組み付けられた状態において、当該カバー部材3の開口3aを覆うカバー部位4aを有している。このカバー部位4aは、操作ノブ4の被操作部(操作者が操作時に触れる部分)を延長して成るもので、カバー部材3の開口3aを覆うことにより、当該開口3aから雨水等が浸入してしまうのを抑制することができるよう構成されている。
【0024】
操作ノブ5は、
図5、9に示すように、ボタン型の押圧式ノブから成り、操作者によって押圧操作されると、マイクロスイッチ9の操作部9aを押圧し、所定の電気信号を送信し得るよう構成されている。また、操作ノブ5は、押圧操作された際、バネS2の付勢力によって初期位置に戻るよう構成されるとともに、一端にスチールボールb1が取り付けられたバネS3によって節度が得られるようになっている。これらバネS2、S3及びスチールボールb1は、操作ノブ5を動作させるためのアクション部を構成しており、カバー部材3に形成されている。
【0025】
さらに、本実施形態に係る操作ノブ5は、カバー部材3に組み付けられた状態において、当該カバー部材3の開口3aを覆うカバー部位5aを有している。このカバー部位5aは、操作ノブ5の被操作部(操作者が操作時に触れる部分)を延長して成るもので、カバー部材3の開口3aを覆うことにより、当該開口3aから雨水等が浸入してしまうのを抑制することができるよう構成されている。
【0026】
操作ノブ6は、
図6に示すように、左右方向に揺動可能とされるとともに、その揺動方向のマイクロスイッチ9の操作部9aを押圧し、所定の電気信号を送信し得るよう構成されている。また、操作ノブ6は、揺動操作された際、その方向に配設されたバネS4の付勢力によって初期位置に戻るよう構成されている。このバネS4は、操作ノブ6を動作させるためのアクション部を構成しており、カバー部材3に形成されている。
【0027】
さらに、本実施形態に係る操作ノブ6は、カバー部材3に組み付けられた状態において、当該カバー部材3の開口3aを覆うカバー部位6aを有している。このカバー部位6aは、操作ノブ6の被操作部(操作者が操作時に触れる部分)を延長して成るもので、カバー部材3の開口3aを覆うことにより、当該開口3aから雨水等が浸入してしまうのを抑制することができるよう構成されている。
【0028】
操作ノブ7は、
図8に示すように、上下方向に揺動可能とされるとともに、その揺動方向のマイクロスイッチ9の操作部9aを押圧し、所定の電気信号を送信し得るよう構成されている。また、操作ノブ7は、揺動操作された際、一端にスチールボールb2が取り付けられたバネS5によって節度が得られるようになっている。なお、同図中符号10は、カバー部材3から延設された部位から成り、操作ノブ7の操作時にスチールボールb2が転動可能な凹状の転動面を有している。これらバネS5及びスチールボールb2は、操作ノブ7を動作させるためのアクション部を構成しており、カバー部材3に形成されている。
【0029】
さらに、本実施形態に係る操作ノブ7は、カバー部材3に組み付けられた状態において、当該カバー部材3の開口3aを覆うカバー部位7aを有している。このカバー部位7aは、操作ノブ7の被操作部(操作者が操作時に触れる部分)を延長して成るもので、カバー部材3の開口3aを覆うことにより、当該開口3aから雨水等が浸入してしまうのを抑制することができるよう構成されている。
【0030】
一方、本実施形態に係るケース部材2の収容凹部2aは、
図12に示すように、所定の樹脂材Bがスイッチ手段(マイクロスイッチ9及び磁気センサA)の少なくとも一部を包含しつつ充填されて成るものとされている。すなわち、製造過程において、
図11に示すように、ケース部材2の収容凹部2aにスイッチ手段(マイクロスイッチ9及び磁気センサA)が取り付けられた基板8を収容して組み付けた後、その収容凹部2a内に液状の所定の樹脂材B(エポキシやウレタンなどの硬化性樹脂)を流し込み、
図12に示すように、スイッチ手段(マイクロスイッチ9及び磁気センサA)の少なくとも一部を包含した液位(本実施形態においては、マイクロスイッチ9の高さ方向に対して半分程度、及び磁気センサAの全てを包含した液位)に達した時点で流し込みを終了させた後、固化させているのである。
【0031】
しかして、
図13に示すように、ケース部材2の収容凹部2aを覆うようにカバー部材3を取り付けることにより、車両用スイッチ装置1の組み付けが完了する。ここで、本実施形態に係るケース部材2の収容凹部2aは、同図及び
図7に示すように、その下部にカバー部材3で覆われず外部に臨ませた排水用開口部Kを有するものとされている。これにより、ケース部材2の内部に雨水等が侵入した場合であっても、排水用開口部Kから円滑に排出させることができる。
【0032】
上記実施形態によれば、カバー部材3は、操作ノブ(4〜7)を動作させるためのアクション部が形成されるとともに、操作ノブ(4〜7)は、当該カバー部材3の開口3aを覆うカバー部位(4a〜7a)を有するので、各スイッチ手段(マイクロスイッチ9及び磁気センサA)の防水を確実に行わせることができるとともに、装置全体の小型化を図ることができる。また、本実施形態に係るカバー部位(4a〜7a)は、操作ノブ(4〜7)の被操作部を延長して成るので、操作ノブ(4〜7)の操作性に影響を及ぼすことなく、各スイッチ手段(マイクロスイッチ9及び磁気センサA)の防水を確実に行わせることができる。
【0033】
さらに、本実施形態に係るケース部材2の収容凹部2aは、所定の樹脂材がスイッチ手段(マイクロスイッチ9及び磁気センサA)の少なくとも一部を包含しつつ充填されて成るので、充填された樹脂材によって複数のスイッチ手段(マイクロスイッチ9及び磁気センサA)を一括して防水することができ、装置全体の小型化を一層図ることができる。またさらに、本実施形態に係るケース部材2の収容凹部2aは、その下部にカバー部材3で覆われず外部に臨ませた排水用開口部Kを有するので、ケース部材2の収容凹部2aに浸入した雨水等を円滑且つ確実に外部に排出させることができる。なお、本実施形態に係るケース部材2は、基端側を中心に揺動操作可能な操作レバー本体Lに固定されたので、操作レバー本体Lの操作を行わせつつ車両用スイッチ装置1の各操作ノブ(4〜7)を操作させることができる。
【0034】
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば操作レバー本体Lに取り付けられるものではなく、車両の他の部位に取り付けられるものであってもよい。適用される車両は、建機に限らず、他の車両であってもよい。また、カバー部材3に取り付けられる操作ノブ(4〜7)及びスイッチ手段は、本実施形態の如きものに限定されず、スイッチ手段(マイクロスイッチ9及び磁気センサA)を操作し得る他の形態の操作ノブ、及び操作ノブ(4〜7)にて操作可能な他の形態のスイッチ手段としてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0035】
カバー部材は、操作ノブを動作させるためのアクション部が形成され
、ケース部材に取り付けられることによりスイッチ手段を収容可能な収容空間を形成するとともに、操作ノブは、当該カバー部材の開口及び当該開口内のアクション部を覆うカバー部位を有
し、当該開口内で操作ノブが揺動可能とされ、且つ、カバー部位は、操作ノブの被操作部を延長して成るとともに、ケース部材の収容凹部は、所定の樹脂材がスイッチ手段の少なくとも一部を包含しつつ充填されて成る車両用スイッチ装置であれば、外観形状が異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
【符号の説明】
【0036】
1 車両用スイッチ装置
2 ケース部材
2a 収容凹部
3 カバー部材
3a 開口
4〜7 操作ノブ
4a〜7a カバー部位
8 基板
9 マイクロスイッチ(スイッチ手段)
A 磁気センサ(スイッチ手段)