【0049】
上述の5-HT受容体アゴニストを1つまたは複数の5-HT受容体サブタイプに対するアンタゴニストである1つまたは複数の5-HT受容体アンタゴニストと組み合わせて供給することが、本発明のさらに別の目的である。好ましくは、5-HT受容体サブタイプは、5-HT
1A、5-HT
1B、5-HT
1D、5-HT
1E、5-HT
1F、5-HT
2A、5-HT
2B、5-HT
2C、5-HT
3、5-HT
4、5-HT
5A、5-HT
5B、5-HT
6、および5-HT
7のうちの1つまたは複数、好ましくは5-HT
1A、5-HT
1B、5-HT
1E、5-HT
1F、5-HT
2B、5-HT
2C、5-HT
3、5-HT
4、および5-HT
6のうちの1つまたは複数、より好ましくは5-HT
1A、5-HT
1B、5-HT
1F、5-HT
2B、5-HT
3、5-HT
4、および5-HT
6のうちの1つまたは複数である。5-HT受容体アンタゴニストが5-HT
2B受容体サブタイプのアンタゴニストであることは、特に好ましい。好ましい5-HT
2B受容体アンタゴニストとしては、
ATC 0175[N-[cis-4-[[4-(ジメチルアミノ)-2-キナゾリニル]アミノ]シクロヘキシル]-3,4-ジフルオロベンズアミド塩酸塩]
【化7】
LY 266097[1-[(2-クロロ-3,4-ジメトキシフェニル)メチル]-2,3,4,9-テトラヒドロ-6-メチル-1H-ピリド[3,4-b]インドール塩酸塩]
【化8】
LY 272015[1-[(3,4-ジメトキシフェニル)メチル]-2,3,4,9-テトラヒドロ-6-メチル-1H-ピリド[3,4-b]インドール塩酸塩]
【化9】
RS 127445[4-(4-フルオロ-1-ナフタレニル)-6-(1-メチルエチル)-2-ピリミジンアミン塩酸塩]
【化10】
SB 200646[N-(1-メチル-1H-インドール-5-イル)-N'-3-ピリジニルウレア]
【化11】
SB 204741[N-(1-メチル-1H-インドリル-5-イル)-N''-(3-メチル-5-イソチアゾリル)ウレア]
【化12】
SB 206553[3,5-ジヒドロ-5-メチル-N-3-ピリジニルベンゾ[1,2-b:4,5-b']ジピロール-1(2H)-カルボキサミド塩酸塩]
【化13】
SB 221284[2,3-ジヒドロ-5-(メチルチオ)-N-3-ピリジニル-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-1-カルボキサミド]
【化14】
SB 228357[N-[3-フルオロ-5-(3-ピリジニル)フェニル]-2,3-ジヒドロ-5-メトキシ-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-1-カルボキサミド]
【化15】
SDZ SER 082[(+)-cis-4,5,7a,8,9,10,11,11a-オクタヒドロ-7H-10-メチルインドロ[1,7-bc][2,6]-ナフチリジンフマル酸塩]
【化16】
ならびにそれらの塩、誘導体、断片、および複合体が挙げられるが、それらに限定されるわけではない。上記5-HT受容体アゴニストのうちの1つまたは複数を、てんかんを患っている患者、好ましくはドラベ症候群を患っている患者に送達する工程を含む、てんかんの処置方法を供給することは、本発明のさらに別の目的である。
【0056】
より具体的に述べると本発明は以下を提供する:
[1]
てんかんの一形態を有する患者における発作を低減する際の、
薬学的に許容される担体と、
5-HT
2B受容体サブタイプを作動させない5-HT受容体アゴニストと
を含む製剤の使用;
[2]
てんかんの形態がドラベ症候群であり、5-HT受容体アゴニストが、5-HT
1D、5-HT
1E、5-HT
2A、5-HT
2C、5-HT
5A、5-HT
5B、5-HT
7、およびそれらの組み合わせからなる群より選択される受容体に対するアフィニティーと、その受容体における活性とを有する、[1]の使用;
[3]
5-HT受容体アゴニストが、
3-[3-(2-ジメチルアミノエチル)-1H-インドール-5-イル]-N-(4-メトキシベンジル)アクリルアミド、
1H-インドール-5-オール, 3-(1-メチル-4-ピペリジニル)-、
(4-ブロモ-3,6-ジメトキシベンゾシクロブテン-1-イル)メチルアミン臭化水素酸塩、
(1R)-8-クロロ-1-メチル-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-3-ベンゾアゼピン、
(6aR,9R)-N-((2R,5S,10aS,10bS)-5-ベンジル-10b-ヒドロキシ-2-メチル-3,6-ジオキソオクタヒドロ-2H-オキサゾロ[3,2-a]ピロロ[2,1-c]ピラジン-2-イル)-7-メチル-4,6,6a,7,8,9-ヘキサヒドロインドロ[4,3-fg]キノリン-9-カルボキサミド、
[(2S)-(+)-5-(1,3,5-トリメチルピラゾール-4-イル)-2-(ジメチルアミノ)テトラリン、ならびに
それらの組み合わせ、塩、誘導体、断片、および複合体
からなる群より選択される、[2]の使用;
[4]
5-HT受容体アゴニストが、5-HT
1D、5-HT
2A、5-HT
2C、5-HT
5A、5-HT
5B、5-HT
7、およびそれらの組み合わせからなる群より選択される受容体に対するアフィニティーと、その受容体における活性とを有する、[2]の使用;
[5]
5-HT受容体アゴニストが、
3-[3-(2-ジメチルアミノエチル)-1H-インドール-5-イル]-N-(4-メトキシベンジル)アクリルアミド、
(4-ブロモ-3,6-ジメトキシベンゾシクロブテン-1-イル)メチルアミン臭化水素酸塩、(1R)-8-クロロ-1-メチル-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-3-ベンゾアゼピン、
(6aR,9R)-N-((2R,5S,10aS,10bS)-5-ベンジル-10b-ヒドロキシ-2-メチル-3,6-ジオキソオクタヒドロ-2H-オキサゾロ[3,2-a]ピロロ[2,1-c]ピラジン-2-イル)-7-メチル-4,6,6a,7,8,9-ヘキサヒドロインドロ[4,3-fg]キノリン-9-カルボキサミド、
(2S)-(+)-5-(1,3,5-トリメチルピラゾール-4-イル)-2-(ジメチルアミノ)テトラリン、ならびに
それらの組み合わせ、塩、誘導体、断片、および複合体
からなる群より選択される、[4]の使用;
[6]
5-HT受容体アゴニストが、5-HT
1D、5-HT
2A、5-HT
5A、5-HT
5B、5-HT
7からなる群より選択される受容体に対するアフィニティーと、その受容体における活性とを有する、[4]の使用;
[7]
5-HT受容体アゴニストが、
3-[3-(2-ジメチルアミノエチル)-1H-インドール-5-イル]-N-(4-メトキシベンジル)アクリルアミド、
[(4-ブロモ-3,6-ジメトキシベンゾシクロブテン-1-イル)メチルアミン臭化水素酸塩、
(6aR,9R)-N-((2R,5S,10aS,10bS)-5-ベンジル-10b-ヒドロキシ-2-メチル-3,6-ジオキソオクタヒドロ-2H-オキサゾロ[3,2-a]ピロロ[2,1-c]ピラジン-2-イル)-7-メチル-4,6,6a,7,8,9-ヘキサヒドロインドロ[4,3-fg]キノリン-9-カルボキサミド、
[(2S)-(+)-5-(1,3,5-トリメチルピラゾール-4-イル)-2-(ジメチルアミノ)テトラリン、ならびに
それらの組み合わせ、塩、誘導体、断片、および複合体
からなる群より選択される、[6]の使用;
[8]
5-HT受容体アゴニストが、5-HT
2A受容体サブタイプ、5-HT
2C受容体サブタイプからなる群より選択される受容体に対して高い特異性と、その受容体における活性とを有する、[5]の使用;
[9]
5-HT受容体アゴニストが、
[(4-ブロモ-3,6-ジメトキシベンゾシクロブテン-1-イル)メチルアミン臭化水素酸塩、(1R)-8-クロロ-1-メチル-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-3-ベンゾアゼピン
ならびにそれらの組み合わせ、塩、誘導体、断片、および複合体
からなる群より選択される、[8]の使用;
[10]
5-HT受容体アゴニストが、5-HT
1A、5-HT
1B、5-HT
1D、5-HT
1E、5-HT
1F、5-HT
2A、5-HT
2C、5-HT
3、5-HT
4、5-HT
5A、5-HT
5B、5-HT
6、および5-HT
7からなる群より選択される受容体のアゴニストではない、[1]〜[7]のいずれかの使用;
[11]
5-HT受容体アゴニストが、5-HT
1A、5-HT
1B、5-HT
1E、5-HT
1F、5-HT
3、5-HT
4、および5-HT
6からなる群より選択される受容体のアゴニストではない、[10]の方法;
[12]
5-HT受容体アゴニストが、5-HT
1A、5-HT
1B、5-HT
1F、5-HT
3、5-HT
4、および5-HT
6からなる群より選択される受容体のアゴニストではない、[8]の使用;
[13]
5-HT受容体アゴニストと
5-HT受容体アンタゴニストと
を含む治療有効量の製剤を患者に投与する工程を含む、てんかんの一形態を有する患者における発作を低減することに関する使用;
[14]
5-HTアンタゴニストが、5-HT
1A、5-HT
1B、5-HT
1D、5-HT
1E、5-HT
1F、5-HT
2A、5-HT
2B、5-HT
2C、5-HT
3、5-HT
4、5-HT
5A、5-HT
5B、5-HT
6、5-HT
7、およびそれらの組み合わせからなる群より選択される5-HT受容体サブタイプのアンタゴニストであり、さらに、
5-HT受容体アゴニストが、5-HT
1D、5-HT
1E、5-HT
2A、5-HT
2C、5-HT
5A、5-HT
5B、5-HT
7、およびそれらの組み合わせからなる群より選択される受容体に対するアフィニティーと、その受容体における活性とを有する、[13]の使用;
[15]
5-HTアンタゴニストが、5-HT
1A、5-HT
1B、5-HT
1E、5-HT
1F、5-HT
2B、5-HT
2C、5-HT
3、5-HT
4、および5-HT
6からなる群より選択される受容体のアンタゴニストである、[14]の使用;
[16]
5-HTアンタゴニストが、5-HT
1A、5-HT
1B、5-HT
1F、5-HT
2B、5-HT
3、5-HT
4、および5-HT
6からなる群より選択される受容体のアンタゴニストである、[15]の使用;
[17]
5-HTアンタゴニストが5-HT
2B受容体サブタイプのアンタゴニストである、[16]の使用;
[18]
5-HTアンタゴニストが、5-HT
1A、5-HT
1B、5-HT
1E、5-HT
1F、5-HT
2B、5-HT
3、5-HT
4、および5-HT
6からなる群より選択される5-HT受容体サブタイプのアンタゴニストである、[14]の使用;
[19]
5-HTアンタゴニストが、5-HT
1A、5-HT
1B、5-HT
1F、5-HT
2B、5-HT
3、5-HT
4、および5-HT
6からなる群より選択される5-HT受容体サブタイプのアンタゴニストである、[18]の使用;
[20]
5-HTアンタゴニストが、
N-[cis-4-[[4-(ジメチルアミノ)-2-キナゾリニル]アミノ]シクロヘキシル]-3,4-ジフルオロベンズアミド塩酸塩、
1-[(2-クロロ-3,4-ジメトキシフェニル)メチル]-2,3,4,9-テトラヒドロ-6-メチル-1H-ピリド[3,4-b]インドール塩酸塩、
1-[(3,4-ジメトキシフェニル)メチル]-2,3,4,9-テトラヒドロ-6-メチル-1H-ピリド[3,4-b]インドール塩酸塩、
4-(4-フルオロ-1-ナフタレニル)-6-(1-メチルエチル)-2-ピリミジンアミン塩酸塩、
N-(1-メチル-1H-インドール-5-イル)-N'-3-ピリジニルウレア、
SB 204741[N-(1-メチル-1H-インドリル-5-イル)-N''-(3-メチル-5-イソチアゾリル)ウレア]、
3,5-ジヒドロ-5-メチル-N-3-ピリジニルベンゾ[1,2-b:4,5-b']ジピロール-1(2H)-カルボキサミド塩酸塩、
2,3-ジヒドロ-5-(メチルチオ)-N-3-ピリジニル-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-1-カルボキサミド、
N-[3-フルオロ-5-(3-ピリジニル)フェニル]-2,3-ジヒドロ-5-メトキシ-6-(トリフルオロメチル)-1H-インドール-1-カルボキサミド、および
(+)-cis-4,5,7a,8,9,10,11,11a-オクタヒドロ-7H-10-メチルインドロ[1,7-bc][2,6]-ナフチリジンフマル酸塩、ならびに
それらの組み合わせ、塩、誘導体、断片、および複合体
からなる群より選択される、[17]の使用;
[21]
5-HTアゴニストがフェンフルラミンである、[11]〜[20]のいずれかの使用;
[22]
使用に先だって患者が遺伝子検査に付され、前記患者がドラベ症候群に関連する遺伝子異常を有することが確認される、前記発明のいずれかの使用;
[23]
5-HT受容体アゴニストが、20mg以下、10mg以下、5mg以下、2mg以下、1mg以下を含む投与量製剤の群から選択される一回投与量製剤を使って、1日1回使用される、前記発明のいずれかの使用;
[24]
ドラベ症候群を有する患者における発作を低減する際の、
薬学的に許容される担体と、
(1R)-9-クロロ-1-メチル-2,3,4,5-テトラヒドロ-1H-3-ベンゾアゼピンと
を含む製剤の使用;
[25]
てんかんの一形態を有する患者における発作を低減する際の、
薬学的に許容される担体と、
レボフェンフルラミンの非存在下でのデキスフェンフルラミンと
を含む製剤の使用;
[26]
てんかんの形態がドラベ症候群である、[25]の使用;
[27]
てんかんの一形態を有する患者における発作を低減する際の、
薬学的に許容される担体と、
デキスフェンフルラミンの非存在下でのレボフェンフルラミンと
を含む製剤の使用;ならびに
[28]
てんかんの形態がドラベ症候群である、[27]の使用。