特許第6669903号(P6669903)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6669903分離スペーサとプレートおよびそれらの取り付け方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6669903
(24)【登録日】2020年3月2日
(45)【発行日】2020年3月18日
(54)【発明の名称】分離スペーサとプレートおよびそれらの取り付け方法
(51)【国際特許分類】
   A61F 2/44 20060101AFI20200309BHJP
   A61F 2/46 20060101ALI20200309BHJP
【FI】
   A61F2/44
   A61F2/46
【請求項の数】19
【外国語出願】
【全頁数】61
(21)【出願番号】特願2019-1659(P2019-1659)
(22)【出願日】2019年1月9日
(65)【公開番号】特開2019-134919(P2019-134919A)
(43)【公開日】2019年8月15日
【審査請求日】2019年1月9日
(31)【優先権主張番号】15/867,073
(32)【優先日】2018年1月10日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】507400686
【氏名又は名称】グローバス メディカル インコーポレイティッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000338
【氏名又は名称】特許業務法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
(72)【発明者】
【氏名】ジェイソン,ザッパコスタ
(72)【発明者】
【氏名】ノア,ハンセル
(72)【発明者】
【氏名】マーク,アダムス
【審査官】 近藤 利充
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2018/0289496(US,A1)
【文献】 特表2017−529910(JP,A)
【文献】 特表2012−508043(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2015/0005879(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61F 2/44
A61F 2/46
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
長手方向軸に沿って延在するスペーサアセンブリであって、
スペーサであって、
前記長手方向軸の一方の側上で延在する第一横側面と、前記長手方向軸の反対側上で延在する第二横側面とを有し、内側空間が前記第一および第二横側面の間に形成される本体と、
前記第一横側面内に延在するプロングレシーバと、
前記第二横側面内に延在するロッドレシーバと、を有するスペーサと、
プレートであって、
前記第一横側面を係合するよう適合された第一フィンガと、前記第二横側面を係合するよう適合された第二フィンガとを有するプレート本体と、
前記長手方向軸の前記一方の側上に配置されるプロング開口部であって、前記プレート本体を通って延在するプロング開口部と、
前記長手方向軸の前記反対側上で前記プレート本体を通って延在するロッド開口部と、を有するプレートと、
ホルダであって、
近位端と、前記プレートを係合するよう適合された遠位端と、前記近位端と前記遠位端との間に配置された中央部分と、前記近位端と前記遠位端との間に延在するチャネルとを有するホルダ本体と、
前記遠位端から遠位に延在するプロングであって、前記プロング開口部を通り、前記プロングレシーバ内に延在するようサイズ決めされたプロングと、を備えるホルダと、
遠位端を有するロッドであって、前記遠位端が前記ロッドレシーバを解除可能に係合するように、前記ホルダの前記近位端内へ、前記ホルダ本体の前記チャネルを通り、前記プレートの前記ロッド開口部を通り、前記スペーサ内へ挿入されるようサイズ決めされたロッドと、を備え、前記チャネルが弓状部分を有するスペーサアセンブリ。
【請求項2】
前記ホルダの前記近位端が第一幅を有し、前記ホルダの前記中央部分が前記第一幅より小さい第二幅を有する、請求項1に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項3】
前記ロッドレシーバが、前記長手方向軸に対して斜軸に沿って延在する、請求項1に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項4】
前記ロッドが弾性金属から構成される、請求項1に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項5】
前記ホルダが上部分と下部分から構成され、前記下部分が前記上部分に結合される、請求項1に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項6】
前記プロングレシーバが前記内側空間に開いている、請求項1に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項7】
前記ロッド開口部が、前記長手方向軸に対して斜角に沿って延在する、請求項1に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項8】
前記中央部分が、前記長手方向軸の一方の側面において完全に延在する、請求項1に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項9】
前記ロッドレシーバが雌ねじ山付き通路を含む、請求項1に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項10】
前記ロッド遠位端が、前記雌ねじ山付き通路に螺合するようサイズ決めされた雄ねじ山を含む、請求項に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項11】
前記プロングが前記プロングレシーバに挿入されるとき、および、前記ロッド遠位端が前記ロッドレシーバに挿入されるとき、前記スペーサが前記ホルダに解除可能に接続される、請求項1に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項12】
スペーサアセンブリであって、
スペーサであって、
本体であって、
長手方向軸と、
前記長手方向軸の一方の側上で延在する第一横側面と、
前記長手方向軸の反対側上で延在する第二横側面と、を有し、内側空間が前記第一および第二横側面の間に形成される本体と、
前記第一横側面内へ延在するプロングレシーバと、
前記第二横側面内に延在するロッドレシーバであって、前記長手方向軸に対して斜めに延在するロッドレシーバと、を有するスペーサと、
プレートであって、
前記第一横側面を係合するよう適合された第一フィンガと、
前記第二横側面を係合するよう適合された第二フィンガと、
前記長手方向軸の前記一方の側上に配置されるプロング開口部であって、前記プレートが前記スペーサに取り付けられる場合、前記プロング開口部が前記プロングレシーバに整列されるように、前記プレートを通って延在するプロング開口部と、
前記プレートが前記スペーサに取り付けられる場合、ロッドレシーバに整列されるように、前記長手方向軸の前記反対側上で前記プレートを通って延在し、前記長手方向軸に対して斜めに延在するロッド開口部と、を有するプレートと、を備えるスペーサアセンブリ。
【請求項13】
前記スペーサが「C」形状の本体を含む、請求項1に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項14】
前記第一横側面が第一刻み目を含み、前記第二横側面が第二刻み目を含み、前記第一フィンガが前記第一刻み目に解除可能に挿入可能であり、前記第二フィンガが前記第二刻み目に解除可能に挿入可能である、請求項1に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項15】
前記ロッドレシーバが雌ねじ山を含む、請求項1に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項16】
前記ロッド開口部にねじ山がない、請求項1に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項17】
前記プロングレシーバおよび前記プロング開口部が、挿入器具のプロングを受けるようサイズ決めされ、前記ロッドレシーバおよび前記ロッド開口部が、前記挿入器具のロッドを受けるようサイズ決めされた、請求項1に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項18】
前記スペーサアセンブリを患者内に挿入するよう適合された挿入器具をさらに備えるスペーサアセンブリであって、前記挿入器具が、
プロングがその遠位端から延在するホルダであって、前記プロングが前記プロング開口部を通り、前記プロングレシーバ内に延在するよう適合され、前記ホルダがそれを通って延在するチャネルをさらに有するホルダと、
記ロッド開口部を通って前記ロッドレシーバ内に挿入可能であるように、前記チャネル内に挿入可能なロッドと、を備える、請求項1に記載のスペーサアセンブリ。
【請求項19】
中央長手方向軸を有するスペーサアセンブリであって、
第一横側面と、第二横側面と、前記第一横側面と前記第二横側面との間に画定される内側空間とを有する、略「C」形状本体を有するスペーサであって、前記第一横側面が、前記内側空間に開いた、ねじ山のないプロングレシーバを有し、前記第二横側面がねじ山付きのロッドレシーバを有し、前記ロッドレシーバが、前記中央長手方向軸に対して斜めの軸に沿って延在するスペーサと、
前記スペーサに解除可能に取り付けられたプレートであって、前記第一横側面を解除可能に係合するよう適合された第一フィンガと、前記第二横側面を解除可能に係合するよう適合された第二フィンガとを有するプレートと、それを通って延在するプロング開口部であって、前記プロングレシーバに整列するよう適合されたプロング開口部と、それを通って延在するロッド開口部であって、前記中央長手方向軸に対して斜めの前記軸に沿って延在し、前記ロッドレシーバに整列するよう適合されたロッド開口部と、とを含むスペーサアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本出願は、2017年4月5日に出願された米国特許出願第15/479,438号の一部継続出願である、米国特許出願第15/661,027号の一部継続出願であり、その全体がすべての目的のために参照により本明細書に組み入れられる。
【0002】
[発明の分野]
本発明は骨固定に関し、さらに具体的には、椎間スペーサおよびプレートを取り付ける方法に関する。
【背景技術】
【0003】
[関連技術の説明]
様々なタイプのスペーサが脊椎固定手技に使用され得る。スタンドアロンスペーサは、スペーサがプレートに取り付けられたものである。プレートは、スタンドアロンスペーサを一つまたは複数の隣接する椎骨に固定する、一つまたは複数のスクリューを受容するよう構成される。組み合わされたスペーサ/プレートの構造物は典型的には剛性であり、それによって、埋込部位における患者の柔軟性を低減させる。
【0004】
挿入器具の付いたユニットとして挿入されるが、挿入器具が取り除かれると互いから分離する椎間スペーサおよびプレートアセンブリへのニーズが存在する。さらに、アセンブリを挿入する方法もまた、必要とされる。
【発明の概要】
【0005】
こうしたおよびその他のニーズを満たすため、プレートおよびスペーサを共に、または別々に挿入するのを可能にするインプラント、システム、および方法が提供される。プレートとスペーサが共に使用される場合、ホルダまたは把持用機器の一群が、挿入プロセス中にプレートとスペーサの両方を共に保持するのに使用され得る。例えば、プレート、スペーサ、およびホルダの取り付けには、スペーサ内の移植片空間を侵すことなく、ねじ山付きロッドが提供され得る。さらに、実施形態は、ねじ付きロッドおよびホルダを含み得、それらの材料および幾何学形状は、ロッドがホルダ内で湾曲するのに役立ち、これらの構成要素を角度をつけて取り付けるのを可能にする。プレート、スペーサ、および機器のその他の実施形態が本明細書に記載される。
【0006】
一実施形態によると、椎間スペーサおよびプレートアセンブリを挿入する方法は、椎間スペーサおよびプレートを挿入器具に結合することと、結合されたスペーサとプレートを挿入器具を介して手術部位に送達することであって、スペーサおよび/またはプレートが椎間板腔に受容される、送達することと、一つまたは複数の骨スクリューをプレート内に挿入し、プレートを一つまたは複数の隣接する椎骨に固定することと、スペーサが手術部位においてプレートから分離されるよう、挿入器具を取り除くことと、を含み得る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明のその他の態様、特徴、および利点は、以下の詳細な説明、添付の特許請求の範囲、および類似の参照番号が類似または同一の要素を特定する添付図面から、より完全に明らかになるだろう。
図1図1は、例示的な第1実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの斜視図である。
図2図2は、図1に示すスペーサの斜視図である。
図3図3〜6はそれぞれ、図2に示すスペーサの、頂面図、後方立面図、左側面立面図、および右側面立面図を示す。
図4】同上。
図5】同上。
図6】同上。
図7図7は、図1に示すプレートの斜視図である。
図8図8〜11はそれぞれ、図7に示すプレートの、後方立面図、頂面図、左側面立面図、および右側面立面図を示す。
図9】同上。
図10】同上。
図11】同上。
図12図12〜14はそれぞれ、図1に示すアセンブリの、頂面図、後方立面図、および右側面立面図を示す。
図13】同上。
図14】同上。
図15図15は、図1のスペーサの左側面立面図である。
図16図16は、図1に示すアセンブリ構成要素と、アセンブリを挿入するための挿入器具の斜視図である。
図17図17は、挿入器具上に挿入された、図7のプレートを示す斜視図である。
図18図18は、挿入器具上に挿入された、図1のスペーサとプレートアセンブリとを示す斜視図である。
図19図19は、挿入器具上に挿入された、図1に示すアセンブリのプレートとスペーサの断面の頂面図である。
図20図20は、第二の例示的な実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面図である。
図21図21〜24はそれぞれ、図20に示すアセンブリの、後方立面図、左側面立面図、分解後方斜視図、および分解前方斜視図である。
図22】同上。
図23】同上。
図24】同上。
図25図25は、図20のプレートと、プレートを挿入するための挿入器具の断面の頂面図である。
図26図26は、図25のプレートおよび挿入器具の斜視図である。
図27図27は、図20のアセンブリと、アセンブリを挿入するための挿入器具の断面の頂面図である。
図28図28は、図27のアセンブリおよび挿入器具の斜視図である。
図29図29は、スペーサブロックと、図27のスペーサおよび挿入器具の断面の頂面図である。
図30図30は、図29のスペーサブロック、スペーサ、および挿入器具の斜視図である。
図31図31は、例示的な第3実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面図である。
図32図32〜35はそれぞれ、図31に示すアセンブリの後方立面図、左側面立面図、分解前方斜視図、および分解後方斜視図である。
図33】同上。
図34】同上。
図35】同上。
図36図36は、図31のプレートと、図31のアセンブリを挿入するための挿入器具の断面の頂面図である。
図37図37は、図36のプレートおよび挿入器具の斜視図である。
図38図38は、図31のアセンブリと、アセンブリを挿入するための挿入器具の、断面の頂面図である。
図39図39は、図38のアセンブリおよび挿入器具の斜視図である。
図40図40は、スペーサブロックと、図38のスペーサおよび挿入器具の断面の頂面図である。
図41-1】図41は、図40のスペーサブロック、スペーサ、および挿入器具の斜視図である。
図41-2】図41Aは、図20に示すスペーサと併用するための代替プレートの前方斜視図である。
図41-3】図41B〜41Dはそれぞれ、図41Aに示すプレートの、左斜視図、左側立面図、および前側立面図である。
図42図42は、例示的な第4実施形態によるスペーサ及びプレートアセンブリの頂面図である。
図43図43〜46はそれぞれ、図42に示すアセンブリの、後方立面図、左側面立面図、分解前方斜視図、分解後方斜視図である。
図44】同上。
図45】同上。
図46】同上。
図47図47は、図42のプレートと、図42のアセンブリを挿入するための挿入器具の断面の頂面図である。
図48図48は、図47のプレートおよび挿入器具の斜視図である。
図49図49は、図42のアセンブリと、アセンブリを挿入するための挿入器具の断面の頂面図である。
図50図50は、図49のアセンブリおよび挿入器具の斜視図である。
図51図51は、スペーサブロックと、図49のスペーサおよび挿入器具の断面の頂面図である。
図52図52は、図51のスペーサブロック、スペーサ、および挿入器具の斜視図である。
図53図53は、例示的な第5実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面図である。
図54図54〜57はそれぞれ、図53に示すアセンブリの、後方立面図、左側面立面図、分解前方斜視図、および分解後方斜視図である。
図55】同上。
図56】同上。
図57】同上。
図58図58は、図53のアセンブリと、図53のアセンブリを挿入するための挿入器具の断面の頂面図である。
図59図59は、図58のアセンブリおよび挿入器具の斜視図である。
図60図60は、図53のプレートと、プレートを挿入するための挿入器具の断面の頂面図である。
図61図61は、図60のプレートおよび挿入器具の斜視図である。
図62図62は、スペーサブロックと、図59のスペーサおよび挿入器具の断面の頂面図である。
図63図63は、図62のスペーサブロック、スペーサ、および挿入器具の斜視図である。
図64図64は、例示的な第6実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面図である。
図65図65〜67はそれぞれ、図64のアセンブリの、左側面立面図、後方立面図、および分解前方斜視図である。
図66】同上。
図67】同上。
図68図68は、例示的な第7実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの斜視図である。
図69図69は、図68に示すアセンブリと併用されるスペーサの斜視図である。
図70図70は、図68に示すアセンブリと併用されるプレートの斜視図である。
図71図71〜74はそれぞれ、図69に示すスペーサの頂面図、前方立面図、右側立面図、および左側立面図である。
図72】同上。
図73】同上。
図74】同上。
図75図75〜78はそれぞれ、図70に示すプレートの前方立面図、頂面図、右側立面図、および左側立面図である。
図76】同上。
図77】同上。
図78】同上。
図79図79〜82はそれぞれ、図68に示すアセンブリの頂面図、前方立面図、右側立面図、および左側立面図である。
図80】同上。
図81】同上。
図82】同上。
図83図83は、第8実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの斜視図である。
図84図84は、図83に示すアセンブリと併用されるスペーサの斜視図である。
図85図85は、図83に示すアセンブリと併用されるプレートの斜視図である。
図86図86〜89はそれぞれ、図84に示すスペーサの頂面図、前方立面図、右側立面図、および左側立面図である。
図87】同上。
図88】同上。
図89】同上。
図90図90〜93はそれぞれ、図85に示すプレートの前方立面図、後方立面図、右側立面図、および頂面図である。
図91】同上。
図92】同上。
図93】同上。
図94図94〜97は、図83に示すアセンブリの頂面図、前方立面図、右側立面図、および左側立面図である。
図95】同上。
図96】同上。
図97】同上。
図98図98は、図94の、線98−98に沿って取られた、図94に示すアセンブリの断面の側面立面図である。
図99図99は、例示的な第9実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの斜視図である。
図100図100は、図99に示すアセンブリと併用されるスペーサの斜視図である。
図101図101は、図99に示すアセンブリと併用されるプレートの斜視図である。
図102図102〜105はそれぞれ、図100に示すスペーサの斜視図、頂面図、前方立面図、および後方立面図である。
図103】同上。
図104】同上。
図105】同上。
図106図106〜109はそれぞれ、図101に示すプレートの頂面図、斜視図、前方立面図、および後方立面図である。
図107】同上。
図108】同上。
図109】同上。
図110図110〜113は、図99に示すアセンブリの頂面図、前方立面図、右側立面図、および左側立面図である。
図111】同上。
図112】同上。
図113】同上。
図114図114は、例示的な第10実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの前方立面図である。
図115図115および116は、図114に示すアセンブリの頂面図および右側立面図である。
図116】同上。
図117図117は、例示的な第11実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面図である。
図118図118は、例示的な第12実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面図である。
図119図119は、例示的な第13実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面図である。
図120図120は、例示的な第14実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面図である。
図121図121は、例示的な第15実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面図である。
図122図122は、例示的な第16実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面図である。
図123図123は、例示的な第17実施形態によるスペーサの後側立面図である。
図124図124は、図123に示すスペーサの前側立面図である。
図125図125は、プレートおよび挿入装置を有する、図123に示すスペーサの頂面図である。
図126図126は、例示的な第18実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面図である。
図127図127は、図126に示すアセンブリの後側立面図である。
図128図128は、例示的な第19実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面図である。
図129図129は、図128に示すプレートの後側立面図である。
図130図130は、図128のスペーサの後側立面図である。
図131図131は、第19実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面斜視図である。
図132図132〜134は図131に示すアセンブリの頂面図、側面図、および後面図である。
図133】同上。
図134】同上。
図135図135は、図131に示すスペーサの後面図である。
図136図136は、挿入器具に取り付けられた、図131に示すアセンブリの頂面斜視図である。
図137図137〜139は、挿入器具に取り付けられた、図131に示すアセンブリの頂面図、側面図、および底面図である。
図138】同上。
図139】同上。
図140図140A〜140Cは、いくつかの実施形態による、スペーサとプレートアセンブリとに取り付けられた挿入器具を図示する。
図141図141は、第20実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面斜視図である。
図142図142〜145は、図141に示すアセンブリの頂面図、側面図、底面図、および後面図である。
図143】同上。
図144】同上。
図145】同上。
図146図146A〜146Cは、いくつかの実施形態による、プレートの把持特徴が中立位置にあるスペーサおよびプレートアセンブリを図示する。
図147図147A〜147Cは、いくつかの実施形態による、プレートの把持特徴が圧縮位置にあるスペーサおよびプレートアセンブリを図示する。
図148図148は、第21実施形態による、スペーサおよびプレートアセンブリの頂面斜視図である。
図149図149は、図148に示すアセンブリの後面図である。
図150図150は、図149の線150−150に沿って切り取られた、図149に示すアセンブリの断面図である。
図151図151は、図148に示すスペーサの後面図である。
図152図152は、図148に示すプレートの後面図である。
図153図153は、ホルダに取り付けられた、図148のスペーサおよびプレートアセンブリの斜視図である。
図154図154は、スペーサおよびプレートアセンブリおよび図153のホルダの頂面図である。
図155図155は、スペーサおよびプレートアセンブリおよび図153のホルダの側面立面図である。
図156図156は、図155の線156−156に沿って取られた、スペーサおよびプレートアセンブリおよび図155のホルダの断面図である。
図157図157は、分解状態にある、スペーサおよびプレートアセンブリおよび図153のホルダの斜視図である。
図158図158は、シャフトがホルダに挿入された、スペーサおよびプレートアセンブリおよび図157のホルダの斜視図である。
図159図159は、プレートがホルダに取り付けられた、スペーサおよびプレートアセンブリおよび図158のホルダの斜視図である。
図160図160は、スペーサがホルダに取り付けられた、スペーサおよびプレートアセンブリおよび図159のホルダの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図面では、同一の数字は全体を通して同一の要素を示す。特定の専門用語は、便宜上だけのために本明細書において使用され、本発明に対する限定としては取られるべきではない。専門用語には、具体的に言及される用語、その派生語、および類義語を含む。以下に図示する実施形態は、全てを網羅している訳ではなく、また、開示されるそのままの形態に本発明を限定するものでもない。これらの実施形態は、本発明の原理およびその適用と実際の使用を最良に説明するため、および、他の当業者が本発明を最良に利用することを可能にするために、選択され、説明される。
【0009】
脊椎固定手技を実施するとき、スペーサが椎間腔内に挿入され得る。いくつかの実施形態では、スタンドアロンスペーサがプレートに取り付けられ得る。プレートは、一つまたは複数の骨アンカーまたはスクリューを受容し、プレートを一つまたは複数の隣接する椎骨に取り付け得る。プレートおよびスペーサは剛接続されることが多く、互いから分離されない。
【0010】
本出願は、手術部位への送達時に、挿入機器を介して結合され得るスペーサおよびプレートアセンブリを含む。いくつかの実施形態では、当業者が理解する通り、手術部位は椎間腔に、またはその近くにあり得る。挿入機器は有利にも、所望する場合はスペーサおよびプレートの両方を送達するための単一の器具を提供する。スペーサおよびプレートが一旦手術部位に埋め込まれると、挿入機器が取り除かれ得る。挿入機器が取り除かれると、スペーサおよびプレートは、互いから分離されると考えられる。独立し、互いから分離されたスペーサおよびプレートを提供することによって、外科医は有利にも、所望する場合にはプレートおよびスペーサの両方、スペーサだけ、またはプレートだけ、を埋め込む選択肢を有する。
【0011】
本開示は、間隔を空け、二つの隣接する椎骨をしっかりと固定するのに使用され得る椎間スペーサおよびプレートの実施形態を提供する。一実施形態によると、図1〜19に示すように、椎間スペーサおよびプレートアセンブリ100(「アセンブリ100」)が提供される。例示的実施形態では、アセンブリ100は子宮頸修復に使用され得るが、当業者は、アセンブリ100が同様に胸部または腰部修復にサイズ決めされ得ることを理解するだろう。
【0012】
アセンブリ100は、二つの別の構成要素である、椎間スペーサ102およびプレート104から形成される。いくつかの実施形態では、スペーサ102およびプレート104は、互いに直接接続されないが、その代わり、図16〜19に示すように、挿入器具106にそれぞれ別々に結合される。
【0013】
図1〜6を参照すると、スペーサ102は、上面110と、対向する下面112とを有する本体108を含む。上面110と下面112はそれぞれ、それから外向きに延在する複数の突出部または固定要素114を有し得る。固定要素114は略ピラミッド形状であるとして示されているが、固定要素114がリブ付きといったその他の形状、またはその他の好適な形状であり得ることを当業者は理解するだろう。固定要素114は、スペーサ102が間に挿入される、隣接する椎骨(図示なし)のそれぞれをグリップに噛ませるのに使用される。
【0014】
図2に示すように、本体102は、略平行な横側面116、118を有し、前部分120によって互いに接続された、略U形状を有し得る。横側面116は、凸形の弓状後面117を含むが、横側面118は、凸形の弓状後面119を含む。横側面116と118との間の空間は、移植片材料で任意に充填され得る。U形状本体の利点は、外科医がスペーサ102のみを使用すると決めた場合、「U」の開口部を通して容易に再充填できることである。図2〜4を参照すると、横側面118に沿った上面110は、前方から後方に、下方に傾斜する切り込み111を含む。同様に、横側面116に沿った下面112は、前方から後方に、上方に傾斜する切り込み113を含む。切り込み111、113は、スペーサ102を係合させることなく、固定用スクリュー(図示なし)がプレート104を通り、切り込み111、113にそれぞれ沿って、隣接する椎骨(図示なし)内に挿入されるのを可能にする。
【0015】
横側面116は、前方から後方に延在する管状突出部122を含む。突出部122は、以下に詳細に説明されるように、挿入器具106の一部分を受けるようサイズ決めされた雌ねじ山付き通路124を有する。通路124は、閉じられた前端125を有し得る。
【0016】
横側面118は、前方から後方に延在する開口スロット126を含む。以下に詳細に説明されるように、スロット126の前端128は、内方に内向きに延在し、挿入器具106の一部分を受けるようサイズ決めされる。
【0017】
次に図1および7〜11を参照すると、プレート104は、上面132と、対向する下面134とを有する本体130を含む。いくつかの実施形態では、プレート104は、椎間腔内に受容されるようサイズ決めされ、構成されるが、その他の実施形態では、プレート104の少なくとも一部分が椎間腔の外側で受容されるようサイズ決めされ、構成される。上面132および下面134はそれぞれ、それから外向きに延在する複数の安定化要素136を有し得る。いくつかの実施形態では、安定化要素136は、捩れ安定化のためのものであってもよい。例示的実施形態では、一つの安定化要素136が、前方から後方への中央軸に沿って配置され、第二安定化要素136が本体130の横側面に近接して配置される。安定化要素136は略リブ形状であるとして示されているが、当業者は、安定化要素136が、ピラミッド形状といったその他の形状か、またはその他の好適な形状であってもよいことを理解するだろう。安定化要素136は、スペーサ102が間に挿入される、隣接する椎骨(図示なし)のそれぞれをグリップに噛ませるのに使用される。
【0018】
図9に示すように、本体130は、略平行な横側面138、140を有した、略弓状形状を有し得る。各横側面138、140は、前方から後方へのスロット142、144をそれぞれ含む。スロット142は上面146と略平行な下面148とを含むが、スロット144は、上面150と略平行な下面152とを含む。図13に示すように、プレート104が挿入のためにスペーサ102に整列すると、スロット142はねじ山付き通路124に整列し、スロット144は開口スロット126に整列する。
【0019】
本体130は、図12に示すように、プレート104がスペーサ102に対して配置されると、スペーサ102の凸形の弓状面117、119と一致する、略凹形の弓状前面156を含む。本体130はまた、前面156に略平行に延在する、略凸形の後面158を含む。
【0020】
貫通穴160、162は、後方から前方に、本体130を通って延在する。貫通穴160、162は、骨または固定用スクリュー(図示なし)がそれを通って挿入され、スペーサ102が間に挿入されている上椎骨(図示なし)と下椎骨(図示なし)のそれぞれにプレート104を固定するのを可能にするようサイズ決めされる。貫通穴160は、スクリューが下椎骨に係合して固定するように、上方から下方に延在するが、貫通穴162は、そのスクリューが上椎骨に係合して固定するように、下方から上方に延在する。
【0021】
ロック用スクリュー164は、貫通穴160と162との間に配置される。ロック用スクリュー164は、上述の固定用スクリューが貫通穴160、162に挿入されるのを可能にするようサイズ決めされた、直径方向に対向する弓状切り込み168、170を有するヘッド166を有する。図8に示すように、アセンブリ100の挿入中、ロック用スクリュー164は、プレート104に対する構成にある。固定用スクリューがプレート104を上椎骨および下椎骨に固定した後、ロック用スクリュー164が、例えば約90°回転するため、ヘッド166が固定用スクリューを超えて延在し、固定スクリューの意図しない後退を防止する。
【0022】
図1および12〜15は、アセンブリ100を示す。プレート104はスペーサ102に当接している間、プレート104は、スペーサ102とプレート104は別個の、独立した構成要素のままであるように、何らかの方法でスペーサ102には剛接続されていない。挿入器具を介した挿入中は、スペーサ102とプレート104は共に、挿入器具に結合され得る。手術部位への挿入後、スペーサ102およびプレート104は、互いから分離される。
【0023】
次に図16〜19を参照すると、挿入器具106は、スペーサ102とプレート104とを挿入するのに使用される。挿入器具106は、第一遠位フィンガ172と、第一遠位フィンガ174に略平行に延在する第二遠位フィンガ174とを有する遠位端170を含む。図17に示すように、フィンガ172と174との間の間隔176は、プレート104を中に受けるようサイズ決めされた、略U形状の空洞176を形成する。この間隔は、有利なことに、外科医が一つまたは複数の骨スクリューまたはアンカーをプレートに挿入するための工具を使用する空間を提供する。図19に示すように、第一遠位フィンガ172は、スペーサ102上の管状突出部122内のねじ山付き通路124内にねじ込むねじ山付き端180を有するロッド178を含む。ロッド178は、外科医によって回転され、ねじ山付き端180をねじ山付き通路124に螺合固定することができる近位端(図示なし)を有する。
【0024】
第二遠位フィンガ174は、概して第一遠位フィンガ172に向かって延在するプロング182を含む。プロング182は、スペーサ102上のスロット126の前端128内に嵌合するようサイズ決めされる。
【0025】
単一の挿入器具106が示されているが、当業者は、複数の挿入器具が使用され得ることを理解するだろう。例えば、第一遠位フィンガ172のみを有する第一挿入器具は、第二遠位フィンガ174のみを有する第二挿入器具と併せて使用され得る。
【0026】
一実施形態によると、図16に示すように、例えば、二つの隣接する椎骨(図示なし)の部位にアセンブリ100を取り付ける方法は、スペーサ102と、プレート104と、挿入器具106とをキットとして提供することを含み得る。図17を参照すると、プレート104は、挿入器具106の遠位端170がプレート104(図19に示す)から遠位に延在するように、挿入器具106に接続される。プレート104は、プレート104を第一フィンガ172と第二フィンガ174のそれぞれに取り付けることによって、挿入器具106に接続される。第一フィンガ172はスロット142に挿入されるが、第二フィンガ174は第二スロット144に挿入される。プレート104は、第一フィンガ172と第二フィンガ174のそれぞれの上で近位に摺動され、プレート104は締まり嵌めで第一フィンガ172と第二フィンガ174のそれぞれに係合する。
【0027】
次に、図18および19に示すように、スペーサ102は、スペーサ102を第一フィンガ172と第二フィンガ174のそれぞれに取り付けることによって、挿入器具106の遠位端170に取り付けられる。順次、または同時に、第一フィンガ172は、スペーサ102上の管状突出部122内のねじ山付き通路124にねじ込むねじ山付き端180をねじ込み、第二フィンガ174上のプロング182をスペーサ102上のスロット126内に挿入し、プロング182がスロット126の前端128を係合するまで、スペーサ102を近位に摺動させることによって、スペーサ102に接続され、それによって、第二フィンガ174をスペーサ102と摩擦係合させる。
【0028】
アセンブリ100が挿入器具106に取り付けられた後、スペーサ102は隣接する椎骨の間に挿入される。間隔176は、プレート104と挿入器具106との間で、例えばスクリュー(図示なし)といった固定装置が貫通穴160、162を通って、下椎骨および上椎骨内へそれぞれ挿入され、プレート104を椎骨に固定させるのを可能にするのに十分大きい。プレート104を椎骨に固定した後、挿入器具106は取り除かれ、スペーサ102とプレート104とを、別々の構成要素として患者の脊柱内に残す。プレート104およびスペーサ102は、手術部位への送達時には挿入器具106に取り付けられているが、一旦挿入器具106が取り除かれると、プレート104およびスペーサ102は互いから分離され、独立したものとして見られ得る。
【0029】
椎間スペーサおよびプレートアセンブリ200(「アセンブリ200」)の代替実施形態が、図20〜28に示される。例示的な実施形態では、アセンブリ200は腰部修復のために使用され得るが、当業者は、アセンブリ200が胸部または子宮頸修復のためにも同様にサイズ決めされ得ることを理解するだろう。
【0030】
アセンブリ200は、二つの別の構成要素、椎間スペーサ202(「スペーサ202」)およびプレート204(「プレート204」)から形成される。いくつかの実施形態では、スペーサ202およびプレート204は、互いに直接接続されないが、その代わり、図25〜28に示すように、挿入器具206にそれぞれ別々に結合される。
【0031】
図20および22〜24を参照すると、スペーサ202は、上面210と対向する下面212とを有する本体208を含む。上面210と下面212はそれぞれ、それから外向きに延在する複数の突出部または固定要素214を有し得る。固定要素214は略ピラミッド形状であるとして示されているが、固定要素214がリブ付きといったその他の形状、またはその他の好適な形状であり得ることを当業者は理解するだろう。固定要素214は、スペーサ202が間に挿入される、隣接する椎骨(図示なし)のそれぞれをグリップに噛ませるのに使用される。
【0032】
図20に示すように、本体202は略楕円形状を有し得、略弓状横側面216、218は前部分220および後部分222によって互いに接続されている。横側面216は、刻み目217を含み、横側面218は、類似の刻み目219を含む。刻み目217、219は、後部分222の横方向長さを、スペーサ202の残りの横方向長さに対して減少させる。横面216、218、前部分220、後部分222によって境界を成す空間223は、移植片材料で任意に充填され得る。
【0033】
後部分222は、上面210から後方に下方向に延在する第一面取り面224と、下面212から後方に上方向に延在する第二面取り面226(図23に示す)とを含む。面取り面224、226は、固定用スクリュー(図示なし)が、スペーサ202を係合することなく、プレート204を通って、面取り面224、226それぞれに沿って、隣接する椎骨(図示なし)内に挿入されるのを可能にする。
【0034】
後部分222はまた、横側面216に近接する、滑らかで、前方に方向づけられた穴228を含む。穴228は、以下に詳細に説明されるように、挿入器具206のねじ山のない部分を受けるようサイズ決めされる。後部分222はまた、横側面218に近接した、ねじ山付きの、前方に方向づけられた穴229を含む。穴229は、以下に詳細に説明されるように、挿入器具206のねじ山部分を受けるようサイズ決めされる。
【0035】
次に図20〜24を参照すると、プレート204は、上面232と対向する下面234とを有する本体230を含む。上面232と下面234はそれぞれ、それから外向きに延在する複数の安定化要素236を有し得る。いくつかの実施形態では、安定化要素236は、捩れ安定化のためのものであってもよい。例示的実施形態では、安定化要素236は、例示的実施形態では、プレート204から前方に延在するフィンガ238、240に沿って配置される。安定化要素236は略リブ形状であるとして示されているが、当業者は、安定化要素236が、ピラミッド形状といったその他の形状か、またはその他の好適な形状であってもよいことを理解するだろう。安定化要素236は、スペーサ202が間に挿入される、隣接する椎骨(図示なし)のそれぞれをグリップに噛ませるのに使用される。
【0036】
図20に示すように、本体230は、略平行な横側面242、244を有した、略横方向に細長い形状を有し得る。フィンガ238、240は、横側面242、244からそれぞれ延在する。フィンガ238、240はそれぞれ、刻み目217、219に嵌合するようサイズ決めされるが、フィンガ238と340との間の空間は、スペーサ202の後部分222が中に挿入されるのを可能にするようサイズ決めされる。
【0037】
図21を参照すると、貫通穴260、262は、後方から前方に、本体230を通って延在する。貫通穴260、262は、プレート204とスペーサ202が図20に示すように結合されると、穴228、229と整列するようにプレート204上に配置される。貫通穴260は、挿入器具206のねじ山のない部分の通路を可能にするよう、滑らかに穴あけされ得る。貫通穴262は、挿入器具206のねじ山部分の挿入を可能にするよう、滑らかに穴あけされるか、ねじ山が付けられてもよい。
【0038】
追加貫通穴264、266、268は、プレート204内に提供され、固定用スクリュー(図示なし)が通って挿入され、プレート204を上椎骨(図示なし)と下椎骨(図示なし)のそれぞれに固定されるのを可能にし、その間にスペーサ202が挿入されるようサイズ決めされる。貫通穴264、266はそれぞれ、それらのそれぞれのスクリューが下椎骨にそれぞれ係合し、固定するよう、上方から下方に延在するが、貫通穴268は、そのスクリューが上椎骨に係合して固定するように、下方から上方に延在する。
【0039】
図21を参照すると、ロック用スクリュー270、272、274はそれぞれ、それぞれの貫通穴264、266、268に隣接して配置される。各ロック用スクリュー270、272、274は、上述の固定用スクリューが貫通穴264、266、268にそれぞれ挿入されるのを可能にするようサイズ決めされた、弓状切り込み282、284、286を有するヘッド276、278、280を有する。図21に示すように、アセンブリ200の挿入中、ロック用スクリュー264、266、268は、プレート204に対する構成にある。固定用スクリューがプレート204を上椎骨および下椎骨に固定した後、ロック用スクリュー270、272、274が、例えば約90°回転するため、ヘッド276、278、280がその隣接する固定用スクリューを超えて延在し、固定スクリューの意図しない後退を防止する。
【0040】
図20〜24、27、および28は、アセンブリ200を示す。プレート204はスペーサ202に対して圧しつけられ、結合された構築物を形成するが、スペーサ202およびプレート204が、固定手技の一部として共に、または、単独で埋め込まれ得る、別々の、個別の構成要素のままであるよう、プレート204はスペーサ202に剛接続されない。
【0041】
次に図25〜28を参照すると、挿入器具206は、スペーサ202およびプレート204を挿入するのに使用される。挿入器具206は、第一遠位フィンガ284と、第一遠位フィンガ282に略平行に延在する第二遠位フィンガ286とを有する遠位端282を含む。第一遠位フィンガ282は、プレート204の貫通穴260を通って、スペーサ202の穴228内へ通過するようサイズ決めされた、概して滑らかな孔ロッドである。
【0042】
第二遠位フィンガ286は、図25に示すようにプレート204のねじ山付き貫通穴262内へ、および、図27に示すようにスペーサの穴229内へねじ込まれる、ねじ山付き端部290を有するロッド288を含む。ロッド288は、ねじ山付き端部290を穴229内へ螺合固定するよう外科医によって回転され得る近位端(図示なし)を有する。
【0043】
単一の挿入器具206が示されているが、当業者は、複数の挿入器具が使用され得ることを理解するだろう。例えば、第一遠位フィンガ282のみを有する第一挿入器具は、第二遠位フィンガ286のみを有する第二挿入器具と併用され得る。
【0044】
一実施形態によると、例えば、二つの隣接する椎骨の部位(図示なし)にアセンブリ200を取り付ける方法は、図28に示すように、スペーサ202、プレート204、および挿入器具206をキットして提供することを含み得る。
【0045】
図23および24に示すように、プレート204が、図20に示すように、第一フィンガ238と第二フィンガ240との間でスペーサ202を係合するように、プレート204は、プレート204をスペーサ202に固定していない状態で、スペーサ202に解除可能に係合される。
【0046】
次に、挿入器具206は、プレート204を通ってスペーサ202内に挿入される。そのような挿入は、挿入器具206を第一貫通穴260および第二貫通穴262を通って、スペーサ202の穴228、230内へ挿入することによって実施される。これは、挿入器具206のねじ山付きフィンガ286をプレート204内に、およびスペーサ202内の穴229内にねじ込むこと、および挿入器具206のねじ山のないフィンガ282を、プレート204を通ってスペーサ202内の穴228内に挿入させることによって、達成される。
【0047】
次に、スペーサ202は、隣接する椎骨の間に埋め込まれる。挿入器具206は、スペーサ202がプレート204から分離するよう、取り除かれる。次に、プレート204は椎骨に接続される。
【0048】
任意に、図25および26に示すように、挿入器具206は、プレート204のみに、解除可能に固定され得る。次に、プレート204がスペーサ202に結合され得、その後、挿入器具206はさらにスペーサ202に解除可能に固定される。
【0049】
プレート204が隣接する椎骨の間でスペーサ202を固定する必要がない状況が生じ得、互いに向かう椎骨の圧縮は、スペーサ202を所定位置に維持するのに十分である。そのような状況では、プレート204が省略されてもよい。しかしながら、プレート202と挿入器具206との間に所望の間隔をあけるように、プレート204の代替品を組み込むことが望ましい。
【0050】
このように空間をあけるのを達成するため、図29および30に示すように、スペーサブロック290が提供される。スペーサブロック290は、前方から後方へ実質的にプレート204と同一の幅を有するが、フィンガ238、240はない。スペーサブロック290は、挿入器具206のフィンガ282、286が、スペーサ202を隣接する椎骨(図示なし)の間に挿入するよう、それを通って、スペーサ202の穴228、230内に挿入され得るよう、スペーサ202の穴228、230に整列する、ねじ山のない、滑らかな孔の、一対の貫通穴292、294を含む。
【0051】
椎間スペーサおよびプレートアセンブリ300(「アセンブリ300」)の代替実施形態が、図31〜39に示される。例示的実施形態では、アセンブリ300は腰部修復のために使用され得るが、当業者は、アセンブリ300が胸部または子宮頸修復のためにも同様にサイズ決めされ得ることを理解するだろう。
【0052】
アセンブリ300は、二つの別の構成要素、椎間スペーサ302(「スペーサ302」)およびプレート304(「プレート304」)から形成される。いくつかの実施形態では、スペーサ302およびプレート304は、互いに直接接続されないが、その代わり、図38〜39に示すように、挿入器具306にそれぞれ別々に結合される。
【0053】
図31、34、および35を参照すると、スペーサ302は、スペーサ202に類似しているが、固体後部分222の代わりに、スペーサ302の後部分322は、内方に方向づけられた二つの端部324と326との間に間隔325を含む。間隔325によって、挿入後にスペーサ302が曲がることが可能になり、患者の可動性の向上をもたらし得る。
【0054】
さらに、スペーサ302は、スペーサ202上の刻み目217、219よりも大きな刻み目317、319を含む。同様に、プレート304上のフィンガ338、340は、より大きな刻み目317、319を収容できるよう、プレート204上のフィンガ238、240よりも幅広い。
【0055】
スペーサ302、プレート304、および挿入器具306のその他の態様は、同一でない場合、上述のスペーサ202、プレート204、および挿入器具206の対応する態様に類似する。それらの態様は、スペーサ302、プレート304、および挿入器具306それぞれに対する、スペーサ202およびプレート204および挿入器具306に対応する要素番号で識別される。
【0056】
しかしながら、図40および41に示すスペーサブロック390に関しては、スペーサブロック390は、刻み目317、319内に挿入可能なフィンガ396、398を含む。スペーサブロック390のその他の態様は、同一でない場合、上述のスペーサブロック290の対応する態様に類似する。
【0057】
プレート304ではなく、図41A〜41Dに示す代替プレート304’が提供される。プレート304’は、プレート304に類似し、上延長部393の追加部がプレート304’の後端394上にある。延長部393は、プレート304’の全体高さを増加させ、挿入中にプレート304’を椎体上で受ける(shoulder)のを可能にする。図41Bに示すように、延長部393は直線であってもよい。あるいは、延長部393は、後方向に角度付けられ得る。
【0058】
椎間スペーサおよびプレートアセンブリ400(「アセンブリ400」)の代替実施形態が図42〜50に示される。例示的実施形態では、アセンブリ400は腰部修復のために使用され得るが、当業者は、アセンブリ400が胸部または子宮頸修復のためにも同様にサイズ決めされ得ることを理解するだろう。
【0059】
アセンブリ400は、二つの別の構成要素、椎間スペーサ402(「スペーサ402」)およびプレート404(「プレート404」)から形成される。いくつかの実施形態では、スペーサ402およびプレート404は、互いに直接接続されないが、その代わり、図47および48に示すように、挿入器具406にそれぞれ別々に結合される。手術部位への送達時に、スペーサ402およびプレート404は、互いから分離され得る。
【0060】
図42〜47を参照すると、スペーサ402はスペーサ302に類似するが、挿入器具306の挿入のための穴260、262の代わりに、横側面416、418はそれぞれ凹部460、462を含む。凹部460、462は、刻み目317、319から前面456に向かって前方に延在する。各凹部460、462は、上から下に延在する複数のスロット464を含む。図45、46は、凹部460、462それぞれの中に二つのスロット464を示すが、当業者は、二つよりも多い、または少ないスロット464が提供されてもよいことを理解するだろう。
【0061】
さらに、プレート404上のフィンガ338、340はそれぞれ、凹部438、440を含み、各それぞれのフィンガ338、340の長さに沿って、前方から後方へそれぞれ延在する。各凹部438、440は、上から下に延在する複数のスロット464を含む。図45、46は、凹部438、440それぞれの中に二つのスロット442を示すが、当業者は、二つよりも多い、または少ないスロット442が提供されてもよいことを理解するだろう。
【0062】
スペーサ402およびプレート404のその他の態様は、同一でない場合、上述のスペーサ302およびプレート304の対応する態様に類似する。それらの態様は、スペーサ402およびプレート404それぞれに対する、スペーサ302およびプレート304に対応する要素番号で識別される。
【0063】
挿入器具406は、図47〜52に示される。挿入器具406は、第一遠位フィンガ472と、第一遠位フィンガ474に略平行に延在する第二遠位フィンガ474とを有する遠位端470を含む。図47および48に示すように、フィンガ472と474との間の間隔は、プレート404を中に受けるようサイズ決めされた、略U形状の空洞476を形成する。第一遠位フィンガ472は、スペーサ402上の凹部460およびスロット464と、プレート404上の凹部438およびスロット442とに嵌合する複数の突出部478を含む。同様に、第二遠位フィンガ474は、スペーサ402上の凹部462およびスロット464と、プレート404上の凹部440およびスロット442とに嵌合する複数の突出部480を含む。
【0064】
挿入器具406の近位端(図示なし)は、スペーサ402とプレート404が別の構成要素となるように、近位端における挿入器具406の開口部が第二遠位フィンガ474から離れて第一遠位フィンガ472を広げて、スペーサ402とプレート404とを解除するように、旋回接続を含み得る。
【0065】
図51および52を参照すると、スペーサブロック490は、挿入器具406上で突出部478、480を受容するスロット492を含む。スペーサブロック490のその他の態様は、同一でない場合、上述のスペーサブロック390の対応する態様に類似する。
【0066】
椎間スペーサおよびプレートアセンブリ500(「アセンブリ500」)の代替実施形態が、図53〜63に示される。例示的実施形態では、アセンブリ500は腰部修復のために使用され得るが、当業者は、アセンブリ500が胸部または子宮頸修復のためにも同様にサイズ決めされ得ることを理解するだろう。
【0067】
アセンブリ500は、二つの別の構成要素、椎間スペーサ502(「スペーサ502」)およびプレート504(「プレート504」)から形成される。いくつかの実施形態では、スペーサ502およびプレート504は、互いに直接接続されないが、その代わり、図58および59に示すように、挿入器具506にそれぞれ別々に結合される。
【0068】
アセンブリ500は、内方に方向づけられた二つの端部324と326との間に間隔325を有する代わりに、スペーサ502が横側面516と518との間に完全に延在する後部分525を有すること以外は、アセンブリ400に類似する。横側面516、518は、上述のように、スペーサ402内にそれぞれ形成された刻み目317、319ほどまで遠くは内方に延在しない刻み目517、519を含む。
【0069】
さらに、図62および63を参照すると、スペーサブロック590は、挿入器具4506上で突出部478、480を受容するスロット592を含む。
【0070】
椎間スペーサおよびプレートアセンブリ600(「アセンブリ600」)の代替実施形態が、図64〜67に示される。例示的実施形態では、アセンブリ600は腰部修復のために使用され得るが、当業者は、アセンブリ600が胸部または子宮頸修復のためにも同様にサイズ決めされ得ることを理解するだろう。
【0071】
アセンブリ600は、二つの別の構成要素、椎間スペーサ602(「スペーサ602」)およびプレート604(「プレート604」)から形成される。プレート704は、図75〜78に詳細に示される。プレート602は、略平行な横側面612、614を有した、略弓状形状を有する本体610を有する。各横側面612、614それぞれの後部分616、618はそれぞれ、前方から後方への凹部620、622を含む。各凹部620、622は、傾斜した上側および下側を有する、横方向に突出する突出部624を含む(一つの突出部624のみが図65に示される)。各凹部620、622は、内方にそれぞれ延在するスロット628、630とそれぞれ連通する。各横側面612、614の中間部分628、629はそれぞれ、斜めの切り込み616、618を含む。
【0072】
プレート604は、略平行な横側面642、644を有した、概して横方向に細長い形状を有する本体630を含む。フィンガ638、640はそれぞれ、横側面642、644から延在する。フィンガ638、640はそれぞれ、スペーサ602内の凹部620、622に嵌合するようサイズ決めされる。図65に示すように、フィンガ638は、中に形成された切り込み646を含む。示されていないが、フィンガ640は、対応する切り込みを含む。各フィンガ638、640の前端は、スロット628、630にそれぞれ嵌合する、内方に延在するプロング648、650を含む。本体630の前面652はまた、二つの離間したタング654、656を含む。
【0073】
図66を参照すると、貫通穴664、666、668は、固定用スクリュー(図示なし)がプレート604を通って挿入され、スペーサ602が間に挿入されている、上椎骨(図示なし)と下椎骨(図示なし)のそれぞれにプレート604を固定するのを可能にするよう、プレート604内に提供され、サイズ決めされる。貫通穴664、666は、それぞれのスクリューがそれぞれ、下椎骨に係合して固定するように、上方から下方に延在するが、貫通穴668は、そのスクリューが上椎骨に係合して固定するように、下方から上方に延在する。
【0074】
ロック用スクリュー670、672はそれぞれ、それぞれの貫通穴664、666、668の間に配置される。各ロック用スクリュー670、672は、上述の固定用スクリューが貫通穴664、666、668に挿入されるのを可能にするようサイズ決めされた、一対の弓状切り込み682、684を有するヘッド676を有する。図66に示すように、アセンブリ600の挿入中、ロック用スクリュー664、666、668は、プレート604に対する構成にある。固定用スクリューがプレート604を上椎骨および下椎骨に固定した後、ロック用スクリュー670、672が、例えば約90°回転するため、ヘッド676、678がそれぞれその隣接する固定用スクリューを超えて延在し、固定スクリューの意図しない後退を防止する。いくつかの実施形態では、ロック用スクリュー670、672(回転時)は、固定用スクリューの側面に当接し、意図しない後退を防止し得る。
【0075】
アセンブリ600は、プレート604上のフィンガ638、640とプロング648、650を、スペーサ602上の凹部620、622とスロット628、630それぞれに整列させることによって嵌合され、また、それによって、タング654、656の横側面を切り込み616、618とそれぞれ整列させる。プレート604はスペーサ602内へ摺動され、フィンガ638、640とプロング648、650を凹部620、622とスロット628、630それぞれにロックする。
【0076】
さらに、突出部624は、切り込み646内へ摺動する。タング654、656は切り込み616、618にそれぞれ係合し、プレート604をスペーサ602に対して安定させる。
【0077】
アセンブリ600は、ユニットとして隣接する椎骨の間に挿入され、本発明のその他の実施形態とは異なり、埋め込み後はユニットとして留まる。
【0078】
椎間スペーサおよびプレートアセンブリ700(「アセンブリ700」)の別の代替実施形態が、図68〜82に示される。例示的実施形態では、アセンブリ700は子宮頸修復のために使用され得るが、当業者は、アセンブリ400が胸部または腰部修復のためにも同様にサイズ決めされ得ることを理解するだろう。
【0079】
アセンブリ700は、二つの別の構成要素、椎間スペーサ702(「スペーサ702」)およびプレート704(「プレート704」)から形成される。いくつかの実施形態では、スペーサ702およびプレート704は、互いに直接接続されないが、その代わり、図47および48に示すように、挿入器具406に類似した挿入器具にそれぞれ別々に結合される。
【0080】
図72〜74を参照すると、スペーサ702はスペーサ402に類似するが、内方に方向づけられた二つの端部324と326との間に間隔325を有する代わりに、スペーサ702が横側面716と718との間に完全に延在する後部分725を有する。凹部760、762は、後部分725から前面756に向かって前方に延在する。各凹部760、762は、上から下に延在する複数のスロット764を含む。図73および74はそれぞれ、各凹部760、762内の二つのスロット764を示すが、当業者は、二つより多い、または少ないスロット764が提供され得ることを理解するだろう。
【0081】
後部分725は、固定用スクリュー(図示なし)が切り込み728、730を通って延在し、プレート704を隣接する椎骨(図示なし)に固定することを可能にする切り込み728、730を含む。後方から前方に見ると、第一切り込み728は、上面710に形成され、側壁732、734と底壁736とによって画定される。図72に示すように、側壁732、734および底壁736は、互いに対して斜めに延在するが、当業者は、側壁732、734が底壁736に対して直角に延在し得ることを理解するだろう。
【0082】
同様に、第二切り込み738は、下面712に形成され、側壁742、744と頂壁746とによって画定される。図72に示すように、側壁742、744および頂壁746は、互いに対して斜めに延在するが、当業者は、側壁742、744が頂壁746に対して直角に延在し得ることを理解するだろう。
【0083】
プレート704は、図75〜78に詳細に示される。プレート704は、略平行な横側面752、754を有した、略弓状形状を有する本体750を有する。各横側面752、754はそれぞれ、前方から後方への凹部776、778を含む。各凹部776、778は、スペーサ702のスロット760、762に連通する。
【0084】
プレート704はまた、プレート704を隣接する椎骨(図示なし)に固定するのに使用される固定用スクリュー(図示なし)用の貫通開口部782、784を含む。固定用スクリューが挿入された後、ロック用スクリュー786が、例えば約90°回転され得、固定スクリューが挿入後に後退するのを防止する。プレート704が図79〜82に示すようにスペーサ702に整列すると、固定用スクリューがスペーサ702の上または下を通り、それらそれぞれの椎骨内を通過するよう、貫通開口部782はスペーサ702の第一切り込み728に整列し、貫通開口部784はスペーサ702の第二切り込み730に整列する。
【0085】
また、図81および82に示すように、プレート704が挿入のためにスペーサ702に整列すると、挿入器具406に類似する挿入器具がプレート704を通って延在し、挿入のためにスペーサ702を把持するよう、凹部776は凹部760に整列し、凹部778は凹部762に整列する。
【0086】
アセンブリ700の挿入手技は、アセンブリ400について上述されたものと類似し得る。しかしながら、プレート704に係合する突出部を有する挿入器具406の代わりに、そのような突出部は省略され得、アセンブリ700は、プレート704と挿入器具406との間、および、インプラント702と挿入器具406との間の摩擦に依存し得る。
【0087】
椎間スペーサおよびプレートアセンブリ800(「アセンブリ800」)の代替実施形態が、図83〜98に示される。例示的実施形態では、アセンブリ800は子宮頸修復のために使用され得るが、当業者は、アセンブリ800が胸部または腰部修復のためにも同様にサイズ決めされ得ることを理解するだろう。
【0088】
アセンブリ800は、二つの別の構成要素、椎間スペーサ802(「スペーサ802」)およびプレート804(「プレート804」)から形成される。いくつかの実施形態では、スペーサ802およびプレート804は、互いに直接接続されないが、その代わり、単に互いに係合する。
【0089】
図84および86〜89を参照すると、スペーサ802は、上面810と、対向する下面812とを有する本体808を含む。上面810と下面812はそれぞれ、それから外向きに延在する複数の固定要素814を有し得る。固定要素814は略ピラミッド形状であるとして示されているが、当業者は、固定要素814がリブ付きといったその他の形状、またはその他の好適な形状であり得ることを理解するだろう。固定要素814は、スペーサ802が間に挿入される、隣接する椎骨(図示なし)のそれぞれをグリップに噛ませるのに使用される。
【0090】
図20に示すように、本体802は、略直線の横側面816、818を有し、前部分820および後部分822によって互いに接続され、移植片材料で任意に充填され得る、略二等辺四辺形の内部空間823がその間に画成された、略楕円形状を有し得る。
【0091】
後部分822は、横側面816と818の間に延在する弓状面824を含む。丸みを帯びた突出部826は、後部分822から後方に延在する。一対の挿入器具係合穴828、829はそれぞれ、突出部826の対向する側に配置される。穴828、829はねじ山付きでもねじ山なしでもよく、貫通穴または止まり穴であってもよい。穴828、829はアセンブリ800の挿入のため、挿入器具(図示なし)のアームを受けるようサイズ決めされる。
【0092】
次に図85および90〜93を参照すると、プレート804は、前面832と対向する後面834とを有する本体830を含む。図90および91を参照すると、プレート804は、左右の上アーム836、838それぞれと、左右の下アーム840、842それぞれを有する、略「X」形状を有し得る。上アーム836、838は、スクリュー(図示なし)が通って挿入され、プレート804を上椎骨(図示なし)に固定するのを可能にする、上方向に角度付けられた貫通開口部844、846を含む。同様に、下アーム840、842は、スクリュー(図示なし)が通って挿入され、プレート804を下椎骨(図示なし)に固定するのを可能にする、下方向に角度付けられた貫通開口部848、850を含む。
【0093】
図90を参照すると、ロック用スクリュー852、854、856、858はそれぞれ、それぞれの貫通開口部844、846、848、850に隣接して配置される。各ロック用スクリュー852、854、856、858は、上述の固定用スクリューが貫通穴844、846、848、850にそれぞれ挿入されるのを可能にするようサイズ決めされた、弓状切り込み862を有するヘッド860を有する。図95に示すように、アセンブリ800の挿入中、ロック用スクリュー852、854、856、858は、プレート804に対する構成にある。固定用スクリューがプレート804を上椎骨および下椎骨に固定した後、ロック用スクリュー852、854、856、858が、例えば約90°回転するため、ヘッド860がその隣接する固定用スクリューを超えて延在し、固定スクリューの意図しない後退を防止する。
【0094】
プレート804はまた、中央に配置された後凹部870を含む。図90に示すように、凹部870は略楕円形状であり得るが、当業者は、凹部870がその他の形状であってもよいことを理解するだろう。凹部870は、アセンブリ800の挿入のため、挿入装置(図示なし)上にプロングを受ける。
【0095】
図91を参照すると、図98に示すように、プレート804の前面8732は、突出部826を受ける、中央に配置された凹形の凹部874を含む。突出部826は凹部874内に乗り、プレート804が本体802に対して旋回するのを可能にする連節ジョイントを形成し、アセンブリ800が埋め込まれた後、患者にいくらかの柔軟性を提供する。
【0096】
図83および95〜98は、アセンブリ800を示す。プレート804はスペーサ802に対して圧しつけられ、結合された構築物を形成するが、スペーサ802およびプレート804が、患者内への挿入中および挿入後に別々の、個別の独立した構成要素のままであるよう、プレート804はスペーサ802に剛接続されない。
【0097】
椎間スペーサおよびプレートアセンブリ900(「アセンブリ900」)の代替実施形態が、図99〜113に示される。例示的実施形態では、アセンブリ900は子宮頸修復のために使用され得るが、当業者は、アセンブリ900が胸部または腰部修復のためにも同様にサイズ決めされ得ることを理解するだろう。
【0098】
アセンブリ900は、二つの別の構成要素、椎間スペーサ902およびプレート904から形成される。スペーサ902およびプレート904は、互いに接続されることはないが、代わりに、単に互いに係合する。
【0099】
図99および102〜105を参照すると、スペーサ902は、上面910と、対向する下面912とを有する本体908を含む。上面910と下面912はそれぞれ、それから外向きに延在する複数の固定要素914を有し得る。固定要素914は略ピラミッド形状であるとして示されているが、当業者は、固定要素914がリブ付きといったその他の形状、またはその他の好適な形状であり得ることを理解するだろう。固定要素914は、スペーサ902が間に挿入される、隣接する椎骨(図示なし)のそれぞれをグリップに噛ませるのに使用される。
【0100】
図103に示すように、本体902は、略直線の横側面916、918を有し、前部分920および後部分922によって互いに接続され、移植片材料で任意に充填され得る、略二等辺四辺形の内部空間923がその間に画成された、略楕円形状を有し得る。
【0101】
後部分922は、横側面916と918の間に延在する弓状面924を含む。概して中央に配置された挿入器具の係合穴928は、後部分922を通って延在する。穴928は、図100に示すようにねじ山が付けられてもよいし、または、ねじ山がなくてもよい。穴928は、アセンブリ900の挿入のため、挿入器具(図示なし)にサイズ決めされる。
【0102】
一対のプレート係合スロット931、932はそれぞれ、穴928の対向する側に配置される。スロット931、932は、止まり穴であり、略長方形の形状であり、丸みを帯びた角部を有する。スロット931、932は、下記に記述される通り、プレート904から後突出部を受けるようサイズ決めされる。
【0103】
次に図101および106〜109を参照すると、プレート904は、前面933と対向する後面934とを有する本体930を含む。図108、109、および91を参照すると、プレートは右上アーム936と左下アーム940とを有する、略「菱形」形状を有し得る。上アーム936は、スクリュー(図示なし)が通って挿入され、プレート904を上椎骨(図示なし)に固定するのを可能にする、上方向に角度付けられた貫通開口部944を含む。同様に、下アーム940は、スクリュー(図示なし)が通って挿入され、プレート904を下椎骨(図示なし)に固定するのを可能にする、下方向に角度付けられた貫通開口部948を含む。
【0104】
図108を参照すると、ロック用スクリュー952、954はそれぞれ、それぞれの貫通開口部944、948に隣接して配置される。各ロック用スクリュー952、954は、上述の固定用スクリューが貫通穴944、948にそれぞれ挿入されるのを可能にするようサイズ決めされた、弓状切り込み962を有するヘッド960を有する。図108に示すように、アセンブリ900の挿入中、ロック用スクリュー952、954は、プレート904に対する構成にある。固定用スクリューがプレート904を上椎骨および下椎骨に固定した後、ロック用スクリュー952、954が、例えば約90°回転するため、ヘッド960がその隣接する固定用スクリューを超えて延在し、固定スクリューの意図しない後退を防止する。
【0105】
プレート904はまた、中央に配置された貫通開口部970を含む。図108に示すように、貫通開口部970は略円形形状であり得るが、当業者は、貫通開口部970がその他の形状であり得ることを理解するだろう。貫通開口部970はねじ山がなく、アセンブリ900の挿入のため、スペーサ902の穴928と係合するよう、挿入装置(図示なし)が通過するのを可能にする。
【0106】
さらに図108を参照すると、プレート904の後面972は、貫通開口部970から離れて斜角に延在する、直径方向に対向する一対のスロット974、976を含む。スロット974、976は、アセンブリ900の埋め込み中、挿入機器(図示なし)のプロングを受け、プレート904が回転可能であることなく挿入機器上に強固に保持されるように、挿入機器がスロット974、976内に配置されるのを可能にする。
【0107】
次に図106、107、および109を参照すると、プレート904の前面980は、プレート係合スロット931、932内に嵌合するようサイズ決めされ、配置された、直径方向に対向する一対の突出部982、984を含む。ロック用スクリュー952、954の後端はまた、同様に、プレート係合スロット931、932から外向きに延在する。
【0108】
図99および110〜113は、アセンブリ900を示す。プレート904はスペーサ902に対して圧しつけられ、結合された構築物を形成するが、スペーサ902およびプレート904が、患者内への挿入中および挿入後に別々の、個別の構成要素のままであるよう、プレート904はスペーサ902に接続されない。
【0109】
図114〜116は、スペーサ902と併用され、アセンブリ1000を形成し得る、代替プレート1004を示す。プレート1004は、中央に配置された貫通開口部1070を有する、略長方形状を有する。図114に示すように、貫通開口部1070は略円形形状であり得るが、当業者は、貫通開口部1070がその他の形状であり得ることを理解するだろう。貫通開口部1070はねじ山がなく、アセンブリ1000の挿入のため、スペーサ902の穴928と係合するよう、挿入装置(図示なし)が通過するのを可能にする。
【0110】
プレート1004は、スクリュー(図示なし)が通って挿入され、プレート1004を上椎骨(図示なし)に固定するのを可能にする、上方向に角度付けられた、左右の上貫通開口部1044、1046を有する。同様に、プレート1004は、スクリュー(図示なし)が通って挿入され、プレート1004を下椎骨(図示なし)に固定するのを可能にする、下方向に角度付けられた、左右の下貫通開口部1048、1050を有する。
【0111】
ロック用スクリュー1052、1054、1056、1058はそれぞれ、それぞれの貫通開口部1044、1046、1048、1050に隣接して配置される。各ロック用スクリュー1052、1054、1056、1058は、上述の固定用スクリューが貫通穴1044、1046、1048、1050にそれぞれ挿入されるのを可能にするようサイズ決めされた、弓状切り込み1062を有するヘッド1060を有する。図114に示すように、アセンブリ1000の挿入中、ロック用スクリュー1052、1054、1056、1058は、プレート1004に対する構成にある。固定用スクリューがプレート904を上椎骨および下椎骨に固定した後、ロック用スクリュー1052、1054、1056、1058が、例えば約90°回転するため、ヘッド1060がその隣接する固定用スクリューを超えて延在し、固定スクリューの意図しない後退を防止する。
【0112】
プレート1004の後面1072はまた、貫通開口部1070の対向する側上に一対の上下スロット1074、1076を含む。スロット1074、1076は、アセンブリ1000の埋め込み中、挿入機器(図示なし)のプロングを受け、プレート1004が回転可能であることなく挿入機器上に強固に保持されるように、挿入機器がスロット1074、1076内に配置されるのを可能にする。
【0113】
次に図117を参照すると、椎間スペーサおよびプレートアセンブリ1100(「アセンブリ1100」)の代替実施形態が示される。アセンブリ1100は、スペーサ1102とプレート1104とを含む。
【0114】
プレート1102は、後面1110を含む本体1108を有する。後面1110は、挿入機器1106を受けるようサイズ決めされた中央貫通開口部1112を含む。貫通開口部1112は、挿入機器1106の遠位端1116上でねじ山1114に合うようねじ山が付けられる。後面1110はまた、一対の凹形の凹部1120、1122を含み、一方が貫通開口部1112のどちらかの側にある。
【0115】
プレート1104は、スペーサ1102の後面1110に嵌合するための前面1132を含む本体1130を有する。本体1130は、本体1130の中心を通って、後方から前方に延在する貫通開口部1134を含む。貫通開口部1134は、挿入機器1106の遠位端1116が通過できるよう、スペーサ1102の貫通開口部1112よりも大きい径を有する。
【0116】
本体1130の前面1132はまた、一対の凸形の突出部1140、1142を含み、一方が凹部1120、1122内それぞれへ延在する貫通開口部1134のいずれかの側に含まれ、プレート1104がスペーサ1102に対して圧しつけられると、固体構築物を形成する。
【0117】
次に図118を参照すると、椎間スペーサおよびプレートアセンブリ1200(「アセンブリ1200」)の代替実施形態が示される。アセンブリ1200は、スペーサ1202とプレート1204とを含む。
【0118】
プレート1202は、後面1210を含む本体1208を有する。後面1210は、中央凹部1212を含む。後面1210はまた、ねじ山の付いた一対の凹部1220、1222を含み、一つが中央凹部1212のどちらかの側に含まれる。
【0119】
プレート1204は、前面1232を有する本体1230を含む。突出部1234は、前面1232から前方に延在し、中央凹部1212に嵌合するようサイズ決めされる。本体1230はまた、突出部1234が中央凹部1212内に挿入されると、本体1230を通って延在し、ねじ山付き凹部1220、1222に整列する、一対の横方向の貫通穴1236、1238を含む。
【0120】
アセンブリ1200を患者内に挿入するため、二つのプロングを有する挿入機器(図示なし)は、プレート1104内の貫通穴1236、1238を通って挿入され、プレート1200内のねじ山付き凹部1220、1222にねじ込まれる。アセンブリ1200はプレート1204内に挿入され、患者に固定され、次いで、挿入器具がねじ山付き凹部1220、1222から外され、アセンブリ1200から取り除かれる。
【0121】
次に図119を参照すると、椎間スペーサおよびプレートアセンブリ1300(「アセンブリ1300」)の代替実施形態が示される。アセンブリ1300は、スペーサ1302とプレート1304とを含む。スペーサ1302は、中に中央空隙1309が形成された本体1308を含む。スペーサ1302の後側1310は、空隙1309内への、一対の貫通通路1312、1314を含む。
【0122】
プレート1304は一対のフィンガ1320、1322を含み、そのそれぞれが、貫通通路1312、1314の一方内、および、空隙1309内へ延在する。挿入装置(図示なし)の二つのプロングが貫通通路1312、1314内へ挿入されると、フィンガ1320、1322は開いて広がり、挿入のために一時的にプレート1304をスペーサ1302に固定する。挿入後、挿入装置が取り除かれると、プレート1304がもはやスペーサ1302に固定されず、スペーサ1302とプレート1304は二つの別の実体であるように、フィンガは広がらない(un−splay)。
【0123】
次に図119を参照すると、椎間スペーサおよびプレートアセンブリ1300(「アセンブリ1300」)の代替実施形態が示される。アセンブリ1300は、スペーサ1302とプレート1304とを含む。スペーサ1302は、中に中央空隙1309が形成された本体1308を含む。スペーサ1302の後側1310は、空隙1309内への、一対の貫通通路1312、1314を含む。
【0124】
プレート1304は一対のフィンガ1320、1322を含み、そのそれぞれが、貫通通路1312、1314の一方内、および、空隙1309内へ延在する。挿入装置(図示なし)の二つのプロングが貫通通路1312、1314内へ挿入されると、フィンガ1320、1322は開いて広がり、挿入のために一時的にプレート1304をスペーサ1302に固定する。挿入後、挿入装置が取り除かれると、プレート1304がもはやスペーサ1302に固定されず、スペーサ1302とプレート1304は二つの別の実体であるように、フィンガは広がらない(un−splay)。
【0125】
次に図120を参照すると、椎間スペーサおよびプレートアセンブリ1400(「アセンブリ1400」)の代替実施形態が示される。アセンブリ1400は、スペーサ1402とプレート1404とを含む。スペーサ1402は、本体1408を含む。スペーサ1302の後側1410は、本体1408内へ延在する一対のブラインド通路1412、1414を含む。ブラインド通路1412、1414はそれぞれ、後方から前方に受容用部分1416、1418それぞれに広がる。
【0126】
プレート1404は、プレート1404がスペーサ1402に整列するとき、通路1420が通路1412に整列し、通路1422が通路1414に整列するように、後方から前方に、互いに対して平行に延在する、一対の貫通通路1420、1422を含む。
【0127】
挿入装置1406は、二つの平行な中空プロング1430、1432を含む。各プロング1430、1432は、二つの半部分1430a、1430bおよび1432a、1432bに後方に分割され、各部分1430a、1430b、1432a、1432bはリップを有する。
【0128】
挿入装置1406のプロング1430、1432が貫通通路1420、1422を通って、ブラインド通路1412、1414内にそれぞれ挿入され、ロッド(図示なし)がプロング1430、1432を通って挿入されると、プロング1430、1432上のリップが開いて広がり、受容用部分1416、1418内にそれぞれ保持され、挿入のために一時的にプレート1404をスペーサ1402に固定するよう、プロング半部分1430a、1430bおよび1432a、1432bは離れて広がる。挿入後、挿入装置が取り除かれると、プレート1404がもはやスペーサ1402に固定されず、スペーサ1402とプレート1404は二つの別の実体であるように、フィンガは広がらない(un−splay)。
【0129】
次に図121を参照すると、椎間スペーサおよびプレートアセンブリ1500(「アセンブリ1500」)の代替実施形態が示される。アセンブリ1500は、スペーサ1502とプレート1504とを含む。スペーサ1502は、中に中央空隙1509を有する本体1508を含む。スペーサ1502の後側1510は、空隙1509に一対の貫通通路1512、1514を含む。
【0130】
プレート1504は、プレート1504がスペーサ1502に整列するとき、通路1516が通路1412に整列し、通路14221518が通路1514に整列するように、後方から前方に、互いに対して平行に延在する、平行な貫通通路1516、1518を含む。
【0131】
挿入装置1506は、一対のフィンガ1520、1522を含み、そのそれぞれが、貫通通路1516と1518とのうちの一方と、貫通通路1512と1514とのうちの一方を通り、空隙1509内へ延在する。各フィンガ1520、1522はそれぞれ、横方向に延在するリップ1524、1526を含む。
【0132】
挿入装置(図示なし)の二つのプロングが、プロングがフィンガ1520、1522のそれぞれの中央側面上にある状態で、貫通通路1516、1518および1512、1514に挿入されると、リップ1524、1526が空隙1509の後壁に係合し、一時的にプレート1504をスペーサ1502に固定するよう、フィンガ1520、1522は横方向に付勢される。挿入後、挿入装置1506が取り除かれると、プレート1504がもはやスペーサ1502に固定されず、スペーサ1502とプレート1504は二つの別の実体であるように、フィンガ1520、1522は互いに向かって付勢し返す。
【0133】
次に図122を参照すると、椎間スペーサおよびプレートアセンブリ1600(「アセンブリ1600」)の代替実施形態が示される。アセンブリ1600は、スペーサ1602とプレート1604とを含む。スペーサ1602は、本体1608を含む。スペーサ1602の後側1610は、本体1608内に延在するブラインドスロット1612を含む。スロット1612は、横側面壁1614、1616を含む。
【0134】
プレート1604は、フィンガ1622、1624を収容するよう、横方向空間がタブ1620のどちらかの側上にあるスロット1612に嵌合するようサイズ決めされたタブ1620を含む。付勢されたフィンガ1622、1624は、横方向に延在する複数のフィンガ1630を有する前端1626、1628を有するスペーサ1604に旋回接続される。フィンガ1622、1624の後端1632、1634は、挿入装置(図示なし)によって係合可能である。
【0135】
挿入中、フィンガ1622、1624は、プレート1604がスペーサ1602に係合されるように、スロット1612の横側面壁1614、1616に対向している。フィンガ1630は、それらのそれぞれのフィンガ1622、1624に向かって圧縮し、スペーサ1604をスペーサ1602内に押し込む。アセンブリ1600が挿入された後、挿入装置は取り除かれ、フィンガ1622、1624が側壁1614、1616それぞれから離れて付勢するのを可能にし、プレート1604からスペーサ1602を解除する。
【0136】
次に図123〜125を参照すると、椎間スペーサおよびプレートアセンブリ1700(「アセンブリ1700」)の代替実施形態が示される。アセンブリ1700は、スペーサ1702とプレート1704とを含む。スペーサ1702は、中に中央空隙1709を有する本体1708を含む。スペーサ1702の上面1710は、後面1714に沿って空隙1709に延在する中央スロット1712を含む。同様に、下面1720は、対応するスロット1722を含む。
【0137】
図123を参照すると、プレート1704は、その頂面1732に沿って延在するスロット1730と、その底面1736に沿って延在するスロット1734とを含む。プレート1704は、一対のスクリュー開口部1740、1742と、中央に配置されたブロック用スクリュー1744とを含む。プレート1704’の代替実施形態は、図124に示すように、それぞれが個別スクリュー開口部1740’、1742’用である、複数のブロック用スクリュー1740’、1744’を使用し、ブロック用スクリュー1744’、1746’はプレート1740’の中心から離れて横方向に配置され、プレート1740’がプレート1740よりも薄く、スクリュー開口部1740’、1742’内にスクリュー(図示なし)を固定できるようにするのを可能にする。
【0138】
図125は、スペーサ1702およびプレート1704またはプレート1704’のいずれかを把持する挿入装置1706内に示す。挿入装置1706は、スロット1730、1712およびスロット1734、1722を通って延在し、スペーサ1702およびプレート1704、1704’を固定装置1706に固定する。挿入後、挿入装置1704は後方に摺動され、スペーサ1702とプレート1704、1704’を分離させる。
【0139】
図126および127を参照すると、椎間スペーサおよびプレートアセンブリ1800(「アセンブリ1800」)の代替実施形態が示される。アセンブリ1800は、スペーサ1802とプレート1804とを含む。スペーサ1802は、後部分1812を有する本体1810を含む。後部分1812は、プレート1804を受容するようサイズ決めされた空間1814を含む。プレート1804は、後方向から、または、上方向から空間1814内へ挿入され得る。
【0140】
スペーサ1802は、上述の、スペーサ102に関して開示されたものに類似した挿入装置(図示なし)用の接続を含み得る。アセンブリ1800は、ユニットとして挿入され得、次いで、挿入後、挿入装置は取り除かれ、スペーサ1802およびプレート1804は、患者の脊柱内に別の構成要素として留まる。
【0141】
図128〜130を参照すると、椎間スペーサおよびプレートアセンブリ1900(「アセンブリ1900」)の代替実施形態が示される。アセンブリ1900は、スペーサ1902とプレート1904またはプレート1904’とを含む。スペーサ1902は、後部分1912を有する本体1910を含む。後部分1912は、挿入器具(図示なし)を受容するようサイズ決めされたねじ山付き開口部1914を含む。プレート1904、1904’はそれぞれ、それを通って延在するねじ山付き接続部1920、1920’を含む。ねじ山付き接続部1920、1920’は、プレート1904、1904’を通り、プレート1902内のねじ山付き開口部1914内に延在する、ねじ山付き挿入装置(図示なし)を受ける。挿入装置と、スペーサ1902およびプレート1904、1904’との間のねじ山付き接続部は、ジョイスティックの動きと同様に、挿入中は、関節接合を提供するよう緩くてもよい。一旦アセンブリ1900が挿入されると、挿入装置は取り除かれ、スペーサ1902およびプレート1904、1904’は、患者の脊柱内に別の構成要素として留まる。
【0142】
図131は、第19実施形態による、スペーサおよびプレートアセンブリの頂面斜視図である。スペーサおよびプレートアセンブリ2000は、スペーサ2002と、プレート2004とを含む。スペーサ2002およびプレート2004は有利にも、挿入器具を介して手術部位へ送達されるよう構成される。本実施形態では、挿入器具は、上にスペーサ2002とプレート2004との両方を保持するねじ山付き結合用シャフト2070(図136に示す)を含む。一旦送達されると、挿入器具は取り除くことができ、それによって、スペーサ2002およびプレート2004を所定位置に残す。手術部位では、スペーサ2002およびプレート2004は、分離されたままであり、互いに固定されない。
【0143】
スペーサ2002は、上面2010と下面2004とを有する本体2008を含み、それぞれが、突出部、ピラミッド、またはリブ形態で一つまたは複数の固定要素2014を有する。一つまたは複数の固定要素2014は有利にも、隣接する椎体内の骨を把持するよう機能する。スペーサ2002の本体2008は、横側面2016、2018によって分離された前部分2020と後部分2022とを含む。いくつかの実施形態では、本体2008はC形状を含み、横側面2016、2018が移植片材料を中に受容するための内側空間2023を取り囲む曲線アームを形成する。内側スペーサ2023は、スペーサ2002の内部に沿って湾曲する内壁または表面2027によって取り囲まれる。
【0144】
図131に示すように、孔2026は、内面2027に沿って形成される。いくつかの実施形態では、孔2026は、ねじ山付き孔である。ねじ山付き孔2026は、挿入器具(図136に示す)の結合用シャフト2070のねじ山付き遠位端2072を受容するよう構成される。いくつかの実施形態では、ねじ山付き孔2026は、内面2027からスペーサ2002の前部分2020を完全に通って延在するが、その他の実施形態では、ねじ山付き孔2026は、内面2027からスペーサ2002の前部分2020を部分的にのみ通って延在する。
【0145】
図131に示すように、スペーサ2002の本体2008は、第一および第二凹部または刻み目2017、2019を含む。刻み目2017は横側面2016に沿って形成されるが、刻み目2019は横側面2018に沿って形成される。図136に示すように、刻み目2017、2019は、プレート2004のフィンガ2038、2040を受容するよう機能する。刻み目2017、2019は有利にも、それらが挿入器具を介して動作結合されると、互いに対してスペーサ2002とプレート2004とを安定化させる一助となる。スペーサ2002は、合成材料および天然材料の両方から形成され得る。いくつかの実施形態では、スペーサ2002は、骨、PEEK、またはチタンから形成される。
【0146】
プレート2004は、上面2032と下面2034とを有する本体2030を含む。上面2032と下面2034の一部分は、安定化要素2036を含む。いくつかの実施形態では、安定化要素は、捩れ安定化を提供するよう有利に設計された突出部、ピラミッド、またはリブを含む。
【0147】
プレート2004は、受容特徴のための貫通穴2064、2066、2068を中に含む後部分をさらに含む。本実施形態では、プレート2004は、それぞれが貫通穴2064、2066、2068のうちの一つと関連付けられた、ロック用スクリュー2070、2072、2074をさらに含む。ロック用スクリュー2070、2072、2074はそれぞれ、一構成ではプレート2004を通って締結具の進入または除去を可能にするが、第二構成へと回転するときに締結具の後退を防ぐ、切り取り領域を有する。いくつかの実施形態では、プレート2004は、ねじ山のない、それぞれサイズが異なる一対の孔2044、2046をさらに含む。ねじ山のない孔2044は、挿入器具2006の延長部2063を受容するよう構成されるが(図140Aに示す)、ねじ山のない孔2044は、挿入器具2006の結合用シャフト2070を受容するよう構成される(同じく図140Aに示す)。ねじ山のない孔2044は、完全に囲まれていない部分孔を含む。ねじ山のない孔2044は、貫通穴2064との境を接する。ねじ山のない孔2046は、完全に囲まれてた完全孔を備える。いくつかの実施形態では、ねじ山のない孔2046は正方形を含むが、その他の実施形態では、ねじ山のない孔2046は、丸みを帯びた角部又は縁部を有する正方形を含む。
【0148】
プレート2004は、プレート2004の後部分から延在する一対のアームまたはフィンガ2038、2040をさらに含む。フィンガ2038、2040は、挿入器具2006がそれらを共に保持すると、スペーサ2002の刻み目2017、2019内に受容されるよう構成される延長部を含む。いくつかの実施形態では、フィンガ2038、2040は、上に安定化要素2036を含むよう構成される。有利なことに、プレート2004のフィンガ2038、2040は、スペーサ2002をしっかりと把持することなくスペーサ2002の表面に当接するよう構成され、それによって、スペーサ2002は手術部位への送達時にプレート2004から分離されることが可能になる。分離されたプレート2004とスペーサ2002を提供することによって、それぞれが有利にも、単独で、または挿入器具を介して共に送達され得る。いくつかの実施形態では、プレート2004は窓2039をさらに含み、その窓2039は、フィンガ2038、2040のそれぞれの上に形成される。窓2039は、有利にも、固定が行われていることを外科医が確認できるように、視覚化のための開口部を外科医に提供する。
【0149】
図132は、図131に示すアセンブリの頂面図である。この図から、スペーサ2002およびプレート2004の輪郭を見ることができる。いくつかの実施形態では、スペーサ2002は、移植片材料を中に受容するための空間2023を有するC形状部材を含む。いくつかの実施形態では、プレート2004は、スペーサ2002の刻み目2017、2019内に受容されるよう構成されたフィンガ2036、2038を含む。図132に示すように、フィンガ2036、2038は、スペーサ2002の表面に当接するよう構成された、丸みを帯びた縁部を有する。
【0150】
図133は、図131に示すアセンブリの側面図である。この図から、スペーサ2002とプレート2004の側面輪郭を見ることができる。いくつかの実施形態では、スペーサ2002は、プレート2004を通って挿入される骨締結具またはスクリューのクリアランスを可能にする、一つまたは複数の面取り部2029を含む。いくつかの実施形態では、スペーサ2002は、一対の面取り部2029を含み、一つがスペーサ2002の横側面2016、2018のそれぞれ上に見られる。いくつかの実施形態では、プレート2004は、視覚化を提供する一つまたは複数の窓2039を含む。いくつかの実施形態では、窓2039は円形である。その他の実施形態では、窓2039は、正方形または長方形のように、丸みが無い。
【0151】
図134は、図131に示すアセンブリの後面図である。この図からは、骨締結具またはスクリューを中に受容するための、プレート2004内に形成された貫通穴2064、2066、2068を見ることができる。いくつかの実施形態では、貫通穴2064、2066が骨締結具を下向き方向に受容するよう構成されるが、貫通穴2068は、骨締結具を上向き方向に受容するよう構成される。貫通穴2064、2066、2068はそれぞれ、切り取り領域を有するロック用スクリュー2070、2072、2074と関連付けられる。いくつかの実施形態では、ロック用スクリュー2070、2074は、ねじ山のない孔2044に隣接して位置決めされるが、ロック用スクリュー2072は、ねじ山のない孔2046に隣接して位置決めされる。
【0152】
図135は、図131に示すスペーサの後面図である。スペーサ2002は、内側空間2023周りの外周部を形成する、内側湾曲壁2027を含む。内壁2023に沿って、挿入器具2006の結合用シャフト2070を受容するためのねじ山付き孔2026が形成される(図136に示す)。
【0153】
図136は、挿入器具に取り付けられた、図131に示すアセンブリの頂面斜視図である。本図では、挿入器具2006は、内部の詳細を示すため、破線が提供される。当業者は、挿入器具2006は動作中そのような破線を有さないこと、および、破線は挿入器具2006の説明を補助するためのものであることを理解するだろう。挿入器具2006は、一方の端上で当接端2062に、他方の端上でハンドル2064に結合された外側シャフト2060を備える。
【0154】
外側シャフト2060は、結合用シャフト2070を中に受容するよう構成された中空内部を含む。結合用シャフト2070は、ねじ山付き遠位端2072を有するシャフトを含む。結合用シャフト2070は、スペーサ2002のねじ山付き孔2026を通って延在する(図131に示す)前に、プレート2004内のねじ山のない孔2046を通って延在する(同じく図131に示す)よう構成される。結合用シャフト2070は、有利にも、手術部位への送達中にスペーサ2002とプレート2004とを動作結合する。いくつかの実施形態では、結合用シャフト2070は、図136に示すように、挿入器具2006の近位開口部2068内に受容され得る。ドライバ(例えば、六角ドライバ)は、結合用シャフト2070を回転させるのに使用され得る。この回転により、結合用シャフト2070をスペーサ2002のねじ山付き孔2026と螺合嵌合させることが可能となる。
【0155】
挿入器具2006の当接端2062は、挿入器具2006の遠位端を含む。挿入器具2006の当接端2062は、プレート2004を当接することができる。図140Bに示すように、延長部2063および結合用シャフト2070は、当接端2062から外向きに延在し得る。
【0156】
挿入器具2006のハンドル2064は、把持用面を含む。外科医は、ハンドル2064を把持し、挿入器具2006内で結合用シャフト2070を回転させることができる。いくつかの実施形態では、ハンドル2064は、通って結合用シャフト2070を受容するための近位開口部2068を含む。
【0157】
図137は、挿入器具に取り付けられた、図131に示すアセンブリの頂面図である。この図から、挿入器具2006の外側シャフト2060が、さらには結合用シャフト2070が、スペーサ2002およびプレート2004の中央軸からどのようにオフセットされるのかを見ることができる。
【0158】
図138は、挿入器具に取り付けられた、図131に示すアセンブリの側面図である。この図から、スペーサ2002およびプレート2004がどのように手術部位内へ挿入されるのかを見ることができる。スペーサ2002は、アセンブリの挿入を補助する、テーパ状先端を含む。
【0159】
図139は、挿入器具に取り付けられた、図131に示すアセンブリの底面図である。この図から、スペーサ2002がその横側面2016、2018のそれぞれの上でどのように面取りされ、それによって、プレート2004を通って挿入される骨スクリューまたは締結具のためのクリアランスを提供するかを見ることができる。
【0160】
図140A〜140Cは、いくつかの実施形態による、スペーサとプレートアセンブリとに取り付けられた挿入器具を図示する。図140Aは、外側シャフト206内の結合用シャフト2070の挿入前の挿入器具2006を図示する。図140Bは、結合用シャフト2070が外側シャフト206内に挿入された挿入器具2006を図示する。本図では、挿入器具2006は、プレート2004またはスペーサ2002に未だ係合されていない。図140Cは、結合用シャフト2070を介してプレート2004には係合されているが、スペーサ2002には未だ係合されていない、挿入器具2006を図示する。図140A〜140Cには示されていないが、結合用シャフト2070のねじ山付き遠位端2072は、スペーサ2002のねじ山付き孔2026に係合することになり、それによって、椎間腔への送達中にスペーサ2002とプレート2004を動作結合させる。一旦送達されると、骨締結具は、プレート2004内に挿入され、それによって、プレート2004を一つまたは複数の隣接する椎骨に固定し得る。次いで、挿入器具2006は取り除かれ得る。挿入器具2006を取り外すと、プレート2004およびスペーサ2002は手術部位に残され、互いに結合されていない。
【0161】
図141は、第20実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面斜視図である。スペーサおよびプレートアセンブリ2100は、スペーサ2102が把持されない第一「中立」構成と、スペーサ2102が把持される第二「非中立」構成とを有するよう設計された新規の把持用構成要素2142を有するプレート2104を含む。この第二構成にある間は、挿入器具は有利にも、スペーサ2102およびプレート2104を共に手術部位内に送達し得る。一旦手術部位にあると、スペーサ2102およびプレート2104は、把持用構成要素2142を第一中立構成に戻すことによって分離され得る。
【0162】
スペーサおよびプレートアセンブリ2100は、スペーサ2102と、プレート2104とを含む。スペーサ2102は、上面2110と下面2104とを有する本体2108を含み、それぞれが、突出部、ピラミッド、またはリブ形態で一つまたは複数の固定要素2114を有する。一つまたは複数の固定要素2114は有利にも、隣接する椎体内の骨を把持するよう機能する。スペーサ2102の本体2108は、横側面2116、2118によって分離された前部分2120と後部分2122とを含む。本実施形態では、本体2108は囲まれたD形状を含み、横側面2116、2118が移植片材料を中に受容するための内側空間2123を取り囲む曲線アームを形成する。内側スペーサ2123は、スペーサ2102の内部に沿って湾曲する内壁または表面2127によって取り囲まれる。
【0163】
図131に示すように、スペーサ2102の本体2108は、第一および第二凹部または刻み目2117、2119を含む。刻み目2117は横側面2116に沿って形成されるが、刻み目2119は横側面2118に沿って形成される。図142に示すように、刻み目2117、2119は、プレート2104のフィンガ2138、2140を受容するよう機能する。刻み目2117、2119は有利にも、それらが挿入器具を介して動作結合されると、互いに対してスペーサ2102とプレート2104とを安定化させる一助となる。スペーサ2102は、合成材料および天然材料の両方から形成され得る。いくつかの実施形態では、スペーサ2102は、骨、PEEK、またはチタンから形成される。
【0164】
プレート2104は、上面2132と下面2134とを有する本体2130を含む。上面2132と下面2134の一部分は、安定化要素2136を含む。いくつかの実施形態では、安定化要素は、捩れ安定化を提供するよう有利に設計された突出部、ピラミッド、またはリブを含む。
【0165】
プレート2104は、受容特徴のための貫通穴2164、2166、2168を中に含む後部分をさらに含む。本実施形態では、本実施形態では、プレート2104は、開口部2171、2173に受容されるロック用スクリューをさらに含む。ロック用スクリューはそれぞれ、一構成ではプレート2104を通って締結具の進入または除去を可能にするが、第二構成へと回転するときに締結具の後退を防ぐ、切り取り領域を有する。いくつかの実施形態では、プレート2104の後部分は、中に把持用構成要素2140、2142を受容するよう構成された凹部2145、2147を含む。把持用構成要素2140、2142は、中に形成されたスロット2144、2146を有するC形状本体を含む。スロット2144、2146は、把持用構成要素2140、2142が圧縮され、凹部2145、2147内に受容されるのを可能にする。把持用構成要素2140、2142は中立構成(図146Aに示す)にあることができ、それによってスペーサ2102が圧縮される。把持用構成要素2140、2142は非中立構成(図147Aに示す)にあることがさらにでき、それによってスペーサ2102が圧縮される。中立構成では、プレート2104はスペーサ2102に結合されないが、非中立構成では、プレート2104はスペーサ2102に結合される。したがって、これらの構成を提供することによって、外科医は有利にも、患者のニーズによって、手術部位までスペーサ2102とプレート2104を共に、または、一度に一つずつ送達することを選択し得る。
【0166】
一つまたは複数のホルダ、機器、または器具は、把持用構成要素2140、2142を中立構成から中立構成へ移動させ得る。いくつかの実施形態では、把持用構成要素2140、2142は、プレート2104がスペーサ2102を一時的に把持するのを可能にする。いくつかの実施形態では、単一ホルダまたは挿入器具は、把持用構成要素2140、2142に隣接して空間2147、2149内に挿入され得(図146Aおよび147Aに示す)、それによって、把持用構成要素2140、2142を非中立構成へ移動させる。非中立構成では、プレート2104の把持用構成要素2140、2142は、スペーサ2102に圧縮をかけ、それによって、一時的にプレート2104をスペーサ2102に結合させる。プレート2104が一時的にスペーサ2102に結合されると、挿入器具は、プレート2104およびスペーサ2102を手術部位に送達し得る。一つまたは複数の骨締結具は、プレート2104を一つまたは複数の隣接する椎骨に取り付けるよう、プレート2104内に挿入され得る。プレート2104およびスペーサ2102が手術部位にあると、挿入器具は空間2147、2149から後退され得、それによって、把持用構成要素2140、2142が中立位置へ跳ね返るのを可能にする。把持用構成要素2140、2142が中立位置にあると、プレート2104はもはやスペーサ2102に結合されない。
【0167】
プレート2104は、プレート2104の後部分から延在する一対のアームまたはフィンガ2138、2140をさらに含む。フィンガ2138、2140は、スペーサ2102の刻み目2117、2119内に受容されるよう構成された延長部を含む。いくつかの実施形態では、フィンガ2138、2140は、上に安定化要素2136を含むよう構成される。有利なことに、プレート2104のフィンガ2138、2140は、スペーサ2102をしっかりと把持することなくスペーサ2102の表面に当接するよう構成され、それによって、スペーサ2102は所望の場合、手術部位への送達時にプレート2104から分離されることが可能になる。分離されたプレート2104とスペーサ2102を提供することによって、それぞれが有利にも、単独で、または一つまたは複数の挿入器具を介して共に送達され得る。
【0168】
図142は、図141に示すアセンブリの頂面図である。この図から、スペーサ2102の内側空間2123がスペーサ2102の内壁2127によってどのように完全に囲まれるのかを見ることができる。いくつかの実施形態では、単一貫通穴2168のみが上向きに角度付けられる。
【0169】
図143は、図141に示すアセンブリの側面図である。この図から、把持用構成要素2140、2142が、プレート2104内に形成された凹部2145、2147内にどのように受容されることができるかを見ることができる。いくつかの実施形態では、把持用構成要素2140、2142は、プレート2104内にスナップされることができる。
【0170】
図144は、図141に示すアセンブリの底面図である。図に示すように、一対の貫通穴2164、2166は、下向きに角度付けられる。
【0171】
図145は、アセンブリ図141に示すアセンブリの後面図である。この図から、骨スクリューまたは締結具を受容するための貫通穴2164、2166、2168、および、貫通穴2164、2166、2168から骨スクリューまたは締結具が後退するのを防止する一助となるロック用スクリュー2170、2172をそれぞれ見ることができる。いくつかの実施形態では、ロック用スクリュー2170は、貫通穴2164、2168に隣接しているが、ロック用スクリュー2172は、貫通穴2166、2168に隣接している。
【0172】
図146A〜146Cは、いくつかの実施形態による、プレートの把持特徴が中立位置にあるスペーサおよびプレートアセンブリを図示する。中立位置では、プレート2104の把持用構成要素2140、2142は、互いに略平行であるが、スペーサ2102を圧縮しない。この位置では、プレート2104およびスペーサ2102は、互いから分離されると考えられる。把持用構成要素2140、2142を非中立または圧縮位置へ移動させるため、ホルダまたは機器は、プレート内の凹部2147、2149内に挿入される。機器は、把持用構成要素2140、2142の角度付けられた裏面に対して押下するよう設計され、それによってさらに、スペーサ2102を角度付け、圧縮させる。
【0173】
図147A〜147Cは、いくつかの実施形態による、プレートの把持特徴が圧縮位置にある、スペーサおよびプレートアセンブリを図示する。この非中立構成では、プレート2104およびスペーサ2102は、一時的に互いに結合されると考えられる。把持用構成要素2140、2142をその中立位置に戻すため、ホルダまたは機器は単純に後退される必要がある。ばね力の構築より、把持用構成要素2140、2142を中立位置に戻すことになる。
【0174】
図148は、第21実施形態によるスペーサおよびプレートアセンブリの頂面斜視図である。スペーサおよびプレートアセンブリ2200は、スペーサ2202とプレート2204とを含む。スペーサ2202およびプレート2204は、例えば、挿入器具2206(図153に示す)を介して、手術部位に送達されるよう構成される。本実施形態では、挿入器具2206は、上にスペーサ2202とプレート2204の両方を保持するホルダ2270(図153〜160に示す)を含む。一旦送達されると、挿入器具は取り除くことができ、それによって、スペーサ2202およびプレート2204を所定位置に残す。手術部位では、スペーサ2202およびプレート2204は分離されたままであり、互いに固定されない。
【0175】
スペーサ2202は、中央長手方向軸2209に沿って延在し、上面2210と下面2212とを有する本体2208を含み、それぞれが、突出部、ピラミッド、歯、リブ、またはその他のテクスチャの形態で一つまたは複数の固定要素2214を有する。一つまたは複数の固定要素2214は、隣接する椎体内の骨を把持するよう機能する。スペーサ2202の本体2208は、第一横側面2216および第二横側面2218によって分離された前部分2220と後部分2222とを含む。第一横側面2216は、長手方向軸2209の第一側に沿って延在するが、第二横側面2218は長手方向軸2209の反対側に沿って延在する。
【0176】
いくつかの実施形態では、本体2208はC形状を含み、横側面2216、2218が移植片材料を中に受容するための内側空間2223を取り囲む曲線アームを形成する。内側空間2223は、スペーサ2202の内部に沿って湾曲する内壁または表面2227によって取り囲まれる。
【0177】
いくつかの実施形態では、スペーサ2202は、プレート2204を通って挿入される骨締結具またはスクリューのクリアランスを可能にする一つまたは複数の面取り部2229を含む。いくつかの実施形態では、スペーサ2202は、一対の面取り部2229を含み、一方がスペーサ2002の横側面2216、2218のそれぞれに見られる。
【0178】
横側面2216に沿った内面2227は、ホルダ2270のプロング2294(図156に示す)を受容するようサイズ決めされたプロングレシーバ2241を含む。プロングレシーバ2241は、スペーサ2202の本体2208の内側空間2223に開いている。
【0179】
図148〜150に示すように、ロッドレシーバ2226は、横側面2218に沿って後部分2222に形成され、長手方向軸2209に対して斜軸2227に沿って延在する。いくつかの実施形態では、ロッドレシーバ2226は、雌ねじ山付き孔である。代替実施形態では、ロッドレシーバ2226は、別個のねじ山付きインサート(図示なし)が孔2226内に挿入された滑らかな孔であってもよい。
【0180】
雌ねじ山付きロッドレシーバ2226は、ホルダ2270のねじ山付きロッド2272の雄ねじ山付き遠位端2274を受容するよう構成される。雄ねじ山と雌ねじ山の接続が示されているが、当業者は、ロッド2272をスペーサ2202に固定するために、雄ねじ山と雌ねじ山の接続が逆であってもよく、または、例えばクォーターターンキー型ロックといった、その他のタイプの接続が使用されてもよい。
【0181】
いくつかの実施形態では、ねじ山付きロッドレシーバ2226は、後部分2222から、部分的にのみスペーサ2202の横側面2218(例えば、止まり穴)を通って延在する。その他の実施形態図示なし)では、ねじ山付きロッドレシーバ2226は、スペーサ2002の前部分2020を完全に通って延在し得るが、その他の実施形態では、ねじ山付き孔2026は、スペーサ2202の横側面2218を完全に通って延在する。
【0182】
図150に示すように、スペーサ2202の本体2208は、第一凹部または刻み目2217および第二凹部または刻み目2219を含む。刻み目2217は横側面2216に沿って形成されるが、刻み目2219は横側面2218に沿って形成される。刻み目2217、2219は、プレート2204のフィンガ2238、2240を受容するよう機能する。刻み目2217、2219は、スペーサ2202とプレート2204がホルダ2270を介して動作結合される場合、互いに対してそれらを安定させるのに役立つ。刻み目2217、2219それぞれの凹部2260、2262は、後部分2222から前方に、前部分2220に向かって延在する。凹部2260、2262は、プレート2204上のプロング(図示なし)を受け、スペーサ2202とプレート2204との間の接続を安定化させるようサイズ決めされる。スペーサ2202およびプレート2204は、合成材料および天然材料を含む、好適な生体適合性材料から形成され得る。いくつかの実施形態では、スペーサ2202は、骨、PEEK、またはチタンから形成され、プレート2204はチタンから形成される。
【0183】
プレート2204は、上面2232と下面2234とを有する本体2230を含む。上面2232と下面2234の一部分は、安定化要素2236を含み得る。いくつかの実施形態では、安定化要素は、捩れ安定化を提供するよう有利に設計された突出部、ピラミッド、またはリブを含み得る。
【0184】
プレート2204は、受容特徴のための貫通穴2264、2266、2268を中に含む後部分をさらに含む。本実施形態では、プレート2204は、それぞれが貫通穴2264、2266、2268のうちの一つと関連付けられた、ロック用スクリュー2271、2273、2275をさらに含む。ロック用スクリュー2271、2273、2275はそれぞれ、一構成ではプレート2204を通って締結具の進入または除去を可能にするが、第二構成へと回転するときに締結具の後退を防ぐ、切り取り領域を有する。いくつかの実施形態では、プレート2204は一対のねじ山のない孔2244、2246をさらに含み、それぞれが異なるサイズである。ねじ山のない孔2244は、完全にプレート2204を通って延在し、ホルダ2270のプロング2294が通って、スペーサ2202のプロングレシーバ2241内へ通過するのを可能にするよう構成されるが(図156に示す)、孔2246は、ロッド2272の遠位端2274を受容するよう構成されたロッド開口部であり、ロッド2272の遠位端2274が通って、スペーサ2202内へ通過するのを可能にするよう構成される(図156に示す)。ねじ山のない孔2244は、貫通穴2264との境を接するプロング開口部である。いくつかの実施形態では、ねじ山のない孔2244、2246はそれぞれ正方形を含むが、その他の実施形態では、ねじ山のない孔2244、2246は、丸みを帯びた角部又は縁部を有する正方形を含むか、あるいは、三角形、互角形、六角形、等といったその他の形状であってもよい。孔2244、2246は両方とも、内側空間2223に挿入された如何なる移植片材料にも干渉することなく、または、妨げることなく、ホルダ2270のロッド2272がホルダ2270を通過し、プレート2204とスペーサ2202の両方に係合するよう、長手方向軸2209に対して斜めである軸2227に沿って延在する。
【0185】
プレート2204は、プレート2204の後部分から延在する一対のアームまたはフィンガ2238、2240をさらに含む。フィンガ2238、2240は、ホルダ2270がスペーサ2202の刻み目2217、2219を一緒に保持するとき、それらに受容されるよう構成された延長部を含む。有利なことに、プレート2204のフィンガ2238、2240は、スペーサ2202をしっかりと把持することなくスペーサ2202の表面に当接するよう構成され、それによって、スペーサ2202は手術部位への送達時にプレート2204から分離されることが可能になる。分離されたプレート2204とスペーサ2202を提供することによって、それぞれが有利にも、単独で、またはホルダ2270といった挿入器具を介して共に送達され得る。フィンガ2238、2240は、プレート2204がスペーサ2202無しで使用されるときに安定性を提供する。
【0186】
図149は、図148に示すアセンブリの後面図である。この図からは、骨締結具またはスクリューを中に受容するための、プレート2204内に形成された貫通穴2264、2266、2268を見ることができる。いくつかの実施形態では、貫通穴2264、2266が骨締結具を下向き方向に受容するよう構成されているが、貫通穴2268は、骨締結具を上向き方向に受容するよう構成される。
【0187】
図153は、挿入器具2206に取り付けられた、図148に示すアセンブリの頂面斜視図である。挿入器具2006は、ホルダ2270およびロッド2272を含む。ホルダ2270は、近位端2282と、プレート係合面2286を有する遠位端2284と、近位端2282と遠位端2284との間に配置された中央部分2290と、近位端2282と遠位端2284との間でホルダ2270を通って延在するチャネル2292とを有するホルダ本体2280を含む。
【0188】
図154に示すように、ホルダ2270の近位端2282は第一幅を有し、ホルダ2270の中央部分2290は、中央部分2290が長手方向軸2209の一方の側で完全に延在するよう、第一幅より小さい第二幅を有する。中央部分2290のサイズと位置により、ユーザがホルダ2270を把持し、アセンブリ2200の挿入中にホルダ2270を操作することを可能にする。
【0189】
チャネル2292は、ロッド2272がチャネル2292内で湾曲し、プレート2204内のロッド開口部2246を通過することができるよう、遠位端2284内で弓状、または曲線状の形状を有する。チャネル2292の湾曲した部分を形成しやすくするため、例示的実施形態では、ホルダ2270は、上部分2296と下部分2298とから構築され(図155に示す)、下部分2298が境界線2299に沿って上部分2296に結合されている。チャネル2292の曲率は、ロッド2272がチャネル2292を通って挿入されるにつれ、ロッド2272の偏向量が最小化され、チャネル2292内でのロッド2272の摩擦係合を低減させるのに十分大きな半径を有する。
【0190】
プロング2294は、遠位端2284から遠位に延在する。プロング2294は、プロング開口部2244を通ってプロングレシーバ2241内に延在し、挿入中にアセンブリ2200を挿入器具2206上で安定化させるようサイズ決めされる。ロッド開口部2295は、ロッド開口部がプレート2204内のロッド開口部2246に整列し、ロッド2270がチャネル2292およびロッド開口部2246を通り、ロッドレシーバ2226内に挿入されるのが可能となるよう、遠位端2284で形成され、長手方向軸2209に対して斜角に沿って延在する。
【0191】
ロッド遠位端2274は、遠位端2274がロッドレシーバ2226に解除可能に係合するよう、ホルダ2270の近位端2282内に、ホルダ本体2270内のチャネル2292を通って、プレート2204のロッド開口部2246を通って、スペーサ2202内に挿入されるようサイズ決めされる。ロッド2272は、例えばニチノールといった、弾性金属から構築され得、ロッド2272がチャネル2292を通って前進するにつれ、ロッド2272が曲がるのを可能にする。
【0192】
任意に、示されていないが、ホルダ2270はまた、アンカー用のチャネルと、プレート2204を椎骨(図示なし)に固定するためにスクリューが通過する開口部とを含み得る。
【0193】
ホルダ2270は、有利にも、手術部位への送達中にスペーサ2202とプレート2204とを動作結合する。ホルダ2270の遠位端2284の係合面2286は、アセンブリ2200が挿入器具2206に固定接続されるよう、プレート2204に当接する。
【0194】
図154は、図148に示す、挿入器具2206に取り付けられたアセンブリ2200の頂面図である。この図から、ホルダ2270の中央部分2290がどのようにアセンブリ2200の長手方向軸2209からオフセットするのかを見ることができる。
【0195】
図155は、図148に示す、挿入器具2206に取り付けられたアセンブリ2200の側面図である。この図から、スペーサ2202およびプレート2204がどのように手術部位内に挿入されるかを見ることができる。スペーサ2202は、アセンブリ2200の挿入を補助するテーパ状先端を含む。
【0196】
図157〜160は、いくつかの実施形態による、スペーサおよびプレートアセンブリ2200に取り付けられている挿入器具2206を図示する。図157は、ロッド2272をチャネル2292内へ挿入する前のホルダ2270を図示する。図158は、ロッド22732がホルダ2270に挿入されて完全に組み立てられた挿入器具2006を図示する。図159は、プレート2204に係合されるが、スペーサ2202には係合されない、挿入器具2206を図示する。図160は、ホルダ2270に係合されたスペーサ2202を図示し、ロッド2272のねじ山付き遠位端2274がスペーサ2202のねじ山付き孔2226に係合し、それによって、椎間腔への送達中にスペーサ2202とプレート2204を動作結合させる。
【0197】
一旦送達されると、挿入器具2206は次いで、ロッド2272をスペーサ2202から外し、挿入器具2206を取り除くことによって、アセンブリ2200から取り除かれ得る。次に、骨締結具は、プレート2204内に挿入され得、それによって、プレート2204を一つまたは複数の隣接する椎骨に固定する。プレート2004およびスペーサ2002は、手術部位に残され、互いに結合されていない。
【0198】
上述のスペーサ102〜2202はすべて骨、PEEK、またはチタンといった生体適合性材料から、表面処理ありまたは無しで、様々な多孔率で構築され得る。
【0199】
いくつかの実施形態では、上述のプレートおよびスペーサのいずれも、ロッドおよびスクリューを含むその他の外科用インプラントによって伴われ得る。当業者は、プレートおよびスペーサはいずれも、脊椎の複数のレベルで使用され得ることを理解するだろう。
【0200】
本発明の性質を説明するために説明および図示された部品の詳細、材料、および配置における様々な変更は、以下の請求項で明示される本発明の範囲を逸脱することなく、当業者によって作成され得ることをさらに理解されるだろう。
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