特許第6670003号(P6670003)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6670003
(24)【登録日】2020年3月3日
(45)【発行日】2020年3月18日
(54)【発明の名称】コンドーム
(51)【国際特許分類】
   A61F 6/04 20060101AFI20200309BHJP
【FI】
   A61F6/04
【請求項の数】4
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2017-208622(P2017-208622)
(22)【出願日】2017年10月11日
(65)【公開番号】特開2019-72440(P2019-72440A)
(43)【公開日】2019年5月16日
【審査請求日】2018年1月24日
(73)【特許権者】
【識別番号】517379150
【氏名又は名称】株式会社大和貿易
(72)【発明者】
【氏名】藤山 哲史
【審査官】 永石 哲也
(56)【参考文献】
【文献】 実開平01−140923(JP,U)
【文献】 実開昭63−137621(JP,U)
【文献】 実開昭52−136495(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61F 6/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
装着先に装着される筒状部と、前記筒状部の先端から先端側に膨らんで突出した突出部と、前記筒状部と突出部とにまたがる表面とを有するコンドームであって、文字、数字および記号のうち少なくとも1つを有し、所定の意味を有する表示である識別表示部を、前記表面の先端部のうち前記突出部を除く領域のみに備え、使用前状態において、前記識別表示部の全体が外部から視認可能であることを特徴とするコンドーム。
【請求項2】
前記識別表示部が、前記表面に塗料を配置することにより設けられることを特徴とする、請求項1に記載のコンドーム。
【請求項3】
前記識別表示部が、前記表面に形成された突起を含むことを特徴とする、請求項1に記載のコンドーム。
【請求項4】
前記識別表示部が、非線対称であることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載のコンドーム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はコンドームに関する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
今般の技術革新によりコンドームの厚さは日々薄くなり、コンドームの装着時にその裏表を判別するのが困難であり、装着までに時間を要する、また裏表を間違えて装着を開始した場合そのコンドームは使用出来ず廃棄しなければならない。
【0003】
以上に述べたように従来はコンドームの装着時にその裏表を判別するのが困難であり、装着までに時間を要するものであった。本発明は、この様な問題を解決しようとするものであり、コンドームの裏表を判別しコンドームの装着を容易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
請求項1は、装着先に装着される筒状部と、前記筒状部の先端から先端側に膨らんで突出した突出部と、前記筒状部と突出部とにまたがる表面とを有するコンドームであって、文字、数字および記号のうち少なくとも1つを有し、所定の意味を有する表示である識別表示部を、前記表面の先端部のうち前記突出部を除く領域のみに備え、使用前状態において、前記識別部の全体が外部から視認可能であることを特徴とするコンドームである。
【0005】
請求項2は、前記識別表示部が、前記表面に塗料を配置することにより設けられることを特徴とする、請求項1に記載のコンドームである。
【0006】
請求項3は、前記識別表示部が、前記表面に形成された突起を含むことを特徴とする、請求項1に記載のコンドームである。
【0007】
請求項4は前記識別表示部が、非線対称であることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載のコンドームである。
【発明の効果】
【0008】
コンドームの表面に識別表示部を設けておき、コンドーム装着時に、識別部が設けられた表側として装着すれば、容易に装着できるため、裏表を間違うこと無く正しく素早く装着することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】表面に塗料を配置された文字の場合の本発明の実施形態
図2】表面に塗料を配置された記号の場合の本発明の実施形態
図3】表面に塗料を配置された文字の場合の本発明の巻回状態
図4】表面に塗料を配置された文字の場合の本発明の半巻回状態
図5】突起文字の場合の本発明の実施形態
図6】突起記号の場合の本発明の実施形態
図7図3の側面図
図8図4の側面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1における文字2、図2における記号3に示した通り、コンドーム1の表面に塗料を塗布(配置)することにより文字2や記号3からなる識別表示部を設ける。識別表示部は、文字や記号3に代えて、数字を用いて構成されてもよい。また、これら 文字2、記号3、数字のうち少なくとも2つの組み合わせにより識別部が設けられてもよい。
【0011】
また、図5図7における立体的な文字4を示し、図6図8における立体的な記号5を示すように、コンドーム1Aの表面6Aに突起した立体的な文字4や記号5からなる識別表示部が設けられてもよい。
【0012】
コンドーム1、1Aの素材は天然ゴムのものを使用し、図5の立体的な文字4や、図6の立体的な記号5も同様の素材を使用する。
【0013】
図1図2のコンドーム1、1Aの表面6、6Aに付される識別表示部(文字2や記号3等)を構成する塗料として、人体に影響を与えることが少ないクチナシなどの天然素材の色素が使用される。
【0014】
コンドーム1、1Aにおいて、識別表示部が表面6、6Aの先端部に設けられていることが望ましい。この場合、図3図4に示すコンドーム1の使用前状態(巻回状態)でも、識別部をユーザーが視認することができる。
【0015】
コンドーム1、1Aの装着時にその裏表を判別するのが困難で装着までに時簡を要し、裏表を間違えて装着をしてしまう可能性がある為コンドームの表面に突起した立体的な文字や記号を作っておき、視覚(図1図8)や、触覚(図5図8)により裏表が判別出来るようにする。その際、識別部文字2や記号3等を左右非対称にすることにより、裏返しだと識別表示部の意味が判別できないことから、なお効果が発揮出来る。
【符号の説明】
【0016】
1コンドーム
2文字
3記号
4立体的な文字
5立体的な記号
6コンドームの表面
1Aコンドーム
6Aコンドームの表面
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8