(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記ユーザー端末により、前記第1の位置情報が前記ユーザー端末の位置に対応する前記マッチング位置情報であると判断された場合、前記ユーザー端末の位置が前記第1の位置情報に含まれているn個の災害領域のうち予め定められたm(mは、1以上(n−1)以下の自然数)に対応する第mの災害領域に含まれてはじめて、前記マッチング災害通知情報が前記ユーザー端末において再生されることを特徴とする、請求項3に記載の位置情報の収集が不要な災害通知サービス方法。
前記ユーザー端末により、前記第1の位置情報が前記ユーザー端末の位置に対応する前記マッチング位置情報であると判断されて、マッチング災害通知コンテンツが前記ユーザー端末に送られ、
前記ユーザー端末により、前記ユーザー端末の位置が前記第1の位置情報に含まれているn個の災害領域のうち第p(pは、1以上n以下の自然数)の災害領域に対応する状態で第(p−1)の災害領域の方向に変更されると判断される場合、前記ユーザー端末により警告コンテンツが再生されることを特徴とする、請求項3に記載の位置情報の収集が不要な災害通知サービス方法。
災害通知サーバーに災害の災害位置及び災害通知情報を含む災害情報が少なくとも一つ登録され、前記災害通知サーバーにより少なくとも一つの前記災害情報の災害位置に対応する位置情報を特定し、前記位置情報の集まりである位置情報の組が複数のユーザー端末に送られると、前記複数のユーザー端末のうちのいずれか一つのユーザー端末にインストールされたアプリケーションシステムが、前記ユーザー端末の位置が前記位置情報の組に含まれているいずれか一つの位置情報であるマッチング位置情報に含まれるか否かを判断するステップと、
前記ユーザー端末の位置が前記マッチング位置情報に含まれると判断された場合、前記アプリケーションシステムが、前記災害通知サーバーに前記マッチング位置情報の識別情報を含むコンテンツ送信要求を送るステップと、
前記コンテンツ送信要求の伝送に応答して、前記アプリケーションシステムが、前記災害通知サーバーから前記マッチング位置情報に対応するマッチング災害通知情報を含むコンテンツを受信するステップと、
を含む位置情報の収集が不要な災害通知サービス方法。
災害の災害位置及び災害通知情報を含む災害情報が少なくとも一つ入力されると、少なくとも一つの前記災害情報の災害位置に対応する位置情報を特定し、前記位置情報の集まりである位置情報の組を特定するための位置情報特定部と、
特定した前記位置情報の組を複数のユーザー端末に送り、前記複数のユーザー端末のうちのいずれか一つのユーザー端末において、前記位置情報の組のうち、前記ユーザー端末の位置を含む位置情報であるマッチング位置情報が含まれるか否かを判断され、前記マッチング位置情報を含むと判断された場合、前記ユーザー端末から前記マッチング位置情報の識別情報を含むコンテンツ送信要求を受信する通信部と、
前記コンテンツ送信要求の受信に応答して、前記マッチング位置情報に対応するマッチング災害通知情報を含むコンテンツを前記ユーザー端末に送るための制御部と、
を備える災害通知サーバー。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明が解決しようとする技術的課題は、ユーザーの位置情報を収集せずとも、ユーザー端末に自身に対応する災害情報を判断せしめることにより、災害位置に対応する位置のユーザーにのみ災害通知情報を選別的に送ることのできる技術的思想を提供することである。
【0011】
また、ユーザー端末が災害通知サーバーから特定の災害通知情報を送られると、当該災害通知情報に対応する位置が収集されたと認識されてしまうという問題を解消するために、災害位置よりも広い段階的な位置情報を利用したり、ユーザー端末が虚偽位置情報を一緒に要求したりすることにより、サービスサーバー側においてはユーザー端末の正確な位置を特定できないようにする技術的思想を提供することである。
【0012】
更に、ユーザー端末が自身の位置を判断して選択的に情報を受信することから、位置情報の収集をリアルタイムにて行わなくても、ユーザー端末の位置の変化による適応的な情報をユーザーに通知することのできる技術的思想を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記技術的課題を達成するための本発明の実施形態による災害通知サービス方法は、災害通知サーバーが、災害の災害位置及び災害通知情報を含む災害情報を入力されるステップと、前記災害通知サーバーが、少なくとも一つの前記災害情報のそれぞれの災害位置に対応する位置情報をそれぞれ含む位置情報の組を特定するステップと、前記災害通知サーバーが特定した前記位置情報の組を複数のユーザー端末に送るステップと、前記複数のユーザー端末のうちのいずれか一つのユーザー端末により、前記ユーザー端末の位置が前記位置情報の組に含まれているマッチング位置情報に含まれると判断された場合、前記ユーザー端末から前記マッチング位置情報の識別情報を含むコンテンツ送信要求を受信するステップと、前記コンテンツ送信要求の受信に応答して、前記災害通知サーバーが、前記マッチング位置情報に対応するマッチング災害通知情報を含むコンテンツを前記ユーザー端末に送るステップと、を含む。
【0014】
前記位置情報の収集が不要な災害通知サービス方法は、第1の災害情報が登録されると、前記災害通知サーバーが前記第1の災害情報に対応する災害位置を含む第1の災害領域を特定するステップを更に含み、前記位置情報の組を特定するステップは、前記特定された前記第1の災害領域に関する情報を前記第1の災害情報に対応する第1の位置情報として特定することを特徴としてもよい。
【0015】
前記位置情報の収集が不要な災害通知サービス方法は、前記第1の災害領域を含み、前記第1の災害領域よりも範囲が更に広い(n−1)(nは、2以上の自然数)個の第(2〜n)の災害領域を更に特定するステップを含み、前記位置情報の組を特定するステップは、前記特定された前記第1の災害領域及び更に特定された(n−1)個の災害領域に関する情報を前記第1の災害情報に対応する前記第1の位置情報として特定することを特徴とする。
【0016】
前記ユーザー端末により、前記第1の位置情報が前記ユーザー端末の位置に対応する前記マッチング位置情報であると判断された場合、前記ユーザー端末の位置が前記第1の位置情報に含まれているn個の災害領域のうち予め定められたm(mは、1以上(n−1)以下の自然数)に対応する第mの災害領域に含まれてはじめて、前記マッチング災害通知情報が前記ユーザー端末において再生されることを特徴としてもよい。
【0017】
前記ユーザー端末により、前記第1の位置情報が前記ユーザー端末の位置に対応する前記マッチング位置情報であると判断されて、前記マッチング災害通知コンテンツが前記ユーザー端末に送られ、前記ユーザー端末により、前記ユーザー端末の位置が前記第1の位置情報に含まれているn個の災害領域のうち第p(pは、1以上n以下の自然数)の災害領域に対応する状態で第(p−1)の災害領域の方向に変更されると判断される場合、前記ユーザー端末により警告コンテンツが再生されてもよい。
【0018】
前記ユーザー端末から前記マッチング位置情報の識別情報を含むコンテンツ送信要求を受信するステップは、少なくとも一つの虚偽位置情報の識別情報を更に含む前記コンテンツ送信要求を受信することを特徴とし、前記コンテンツ送信要求の受信に応答して、前記災害通知サーバーが、前記マッチング位置情報に対応するマッチング災害通知情報を含むコンテンツを前記ユーザー端末に送るステップは、前記虚偽位置情報の識別情報に対応する災害通知情報を更に含む前記コンテンツを前記ユーザー端末に送ることを特徴とし、前記ユーザー端末により前記マッチング災害通知情報のみが再生されることを特徴としてもよい。
【0019】
上記技術的課題を解決するための本発明の実施形態による災害通知サービス方法は、災害通知サーバーに災害の災害位置及び災害通知情報を含む災害情報が少なくとも一つ登録され、前記災害通知サーバーにより少なくとも一つの前記災害情報のそれぞれの災害位置に対応する位置情報をそれぞれ含む位置情報の組が複数のユーザー端末に送られると、前記複数のユーザー端末のうちのいずれか一つのユーザー端末にインストールされたアプリケーションシステムが、前記ユーザー端末の位置が前記位置情報の組に含まれているいずれか一つの位置情報であるマッチング位置情報に含まれるか否かを判断するステップと、前記マッチング位置情報に含まれると判断された場合、前記アプリケーションシステムが、前記災害通知サーバーに前記マッチング位置情報の識別情報を含むコンテンツ送信要求を送るステップと、前記コンテンツ送信要求の伝送に応答して、前記アプリケーションシステムが、前記災害通知サーバーから前記マッチング位置情報に対応するマッチング災害通知情報を含むコンテンツを受信するステップと、を含む。
【0020】
前記マッチング位置情報は、n(nは、2以上の自然数)個の第(1〜n)の災害領域を含む情報により実現されてもよく、前記位置情報の収集が不要な災害通知サービス方法は、前記アプリケーションシステムが、前記ユーザー端末の位置が前記マッチング位置情報に含まれているn個の災害領域のうち予め定められたm(mは、1以上(n−1)以下の自然数)に対応する第mの災害領域に含まれてはじめて、前記マッチング災害通知情報を前記ユーザー端末において再生するステップを更に含んでいてもよい。
【0021】
前記位置情報の収集が不要な災害通知サービス方法は、前記アプリケーションシステムが、前記ユーザー端末の位置が前記マッチング位置情報に含まれているn個の災害領域のうち第p(pは、1以上n以下の自然数)の災害領域に対応する状態で第(p−1)の災害領域の方向に変更されると判断される場合、前記ユーザー端末により警告コンテンツを再生するステップを更に含んでいてもよい。
【0022】
前記コンテンツ送信要求を送るステップは、前記アプリケーションシステムが、少なくとも一つの虚偽位置情報の識別情報を更に含む前記コンテンツ送信要求を送ることを特徴とし、前記コンテンツを受信するステップは、前記アプリケーションシステムが、前記虚偽位置情報の識別情報に対応する災害通知情報を更に含む前記コンテンツを受信することを特徴とし、前記アプリケーションシステムは、前記マッチング災害通知情報のみを再生してもよい。
【0023】
前記方法を実現するために、データ処理装置にインストールされたコンピュータープログラムが提供されてもよい。
【0024】
上記技術的課題を解決するための災害通知サーバーは、災害の災害位置及び災害通知情報を含む災害情報が少なくとも一つ入力されると、少なくとも一つの前記災害情報のそれぞれの災害位置に対応する位置情報をそれぞれ含む位置情報の組を特定するための位置情報特定部と、特定した前記位置情報の組を複数のユーザー端末に送り、前記複数のユーザー端末のうちのいずれか一つのユーザー端末により、前記ユーザー端末の位置が前記位置情報の組に含まれているマッチング位置情報に含まれると判断された場合、前記ユーザー端末から前記マッチング位置情報の識別情報を含むコンテンツ送信要求を受信する通信部と、前記コンテンツ送信要求の受信に応答して、前記マッチング位置情報に対応するマッチング災害通知情報を含むコンテンツを前記ユーザー端末に送るための制御部と、を備える。
【0025】
前記位置情報の組特定部は、第1の災害情報が登録されると、前記第1の災害情報に対応する災害位置を含む第1の災害領域を特定し、前記特定された前記第1の災害領域に関する情報を前記第1の災害情報に対応する第1の位置情報として特定してもよい。
【0026】
前記位置情報の組特定部は、前記第1の災害領域を含み、前記第1の災害領域よりも範囲が更に広い(n−1)(nは、2以上の自然数)個の第(2〜n)の災害領域を更に特定し、特定された前記第1の災害領域及び更に特定された(n−1)個の災害領域に関する情報を前記第1の災害情報に対応する前記第1の位置情報として特定してもよい。
【0027】
前記通信部は、少なくとも一つの虚偽位置情報の識別情報を更に含む前記コンテンツ送信要求を受信することを特徴とし、前記制御部は、前記虚偽位置情報の識別情報に対応する災害通知情報を更に含む前記コンテンツを前記ユーザー端末に送り、前記ユーザー端末により前記マッチング災害通知情報のみが再生されてもよい。
【0028】
上記技術的課題を解決するためのユーザー端末にインストールされるアプリケーションシステムは、災害通知サーバーに災害の災害位置及び災害通知情報を含む災害情報が少なくとも一つ登録され、前記災害通知サーバーにより少なくとも一つの前記災害情報のそれぞれの災害位置に対応する位置情報をそれぞれ含む位置情報の組を受信するための通信モジュールと、前記ユーザー端末の位置を判断するための位置判断モジュールと、判断された前記ユーザー端末の位置が前記位置情報の組に含まれているいずれか一つの位置情報であるマッチング位置情報に含まれるか否かを判断する制御モジュールと、を備え、前記制御モジュールは、前記ユーザー端末の位置が前記マッチング位置情報に含まれると判断された場合、前記通信モジュールを介して前記災害通知サーバーに前記マッチング位置情報の識別情報を含むコンテンツ送信要求を送り、前記コンテンツ送信要求の伝送に応答して、前記災害通知サーバーから前記マッチング位置情報に対応するマッチング災害通知情報を含むコンテンツを受信する。
【0029】
前記制御モジュールは、前記ユーザー端末の位置が、前記マッチング位置情報に含まれているn個の災害領域のうち予め定められたm(mは、1以上(n−1)以下の自然数)に対応する第mの災害領域に含まれるか否かが判断され、前記第mの災害領域に含まれてはじめて、前記マッチング災害通知情報を前記ユーザー端末において再生してもよい。
【0030】
前記制御モジュールは、前記ユーザー端末の位置が、前記マッチング位置情報に含まれているn個の災害領域のうち第p(pは、1以上n以下の自然数)の災害領域に対応する状態で第(p−1)の災害領域の方向に変更されると判断する場合、前記ユーザー端末に警告コンテンツを再生してもよい。
【0031】
前記制御モジュールは、少なくとも一つの虚偽位置情報の識別情報を更に含む前記コンテンツ送信要求を送り、前記虚偽位置情報の識別情報に対応する災害通知情報を更に含む前記コンテンツを受信することを特徴とし、受信されたコンテンツに含まれている災害通知情報のうち前記マッチング災害通知情報のみを再生してもよい。
【発明の効果】
【0032】
本発明の技術的思想によれば、本発明が解決しようとする技術的課題は、ユーザー端末に自身に対応する災害情報を判断せしめることにより、ユーザーの位置情報を収集せずとも、災害位置に対応する位置のユーザーにのみ災害通知情報を選別的に送ることができるという効果がある。
【0033】
また、もし災害通知サーバーが、ユーザー端末が所望の災害情報を送った後に、送った情報に関する情報を保存しなければ、単純に個人情報の収集に対する懸念が解決されるが、災害通知サーバーから特定の災害通知情報を送られると、当該災害通知情報に対応する位置が災害通知サーバーに通知され知られてしまうことが懸念される。しかしながら、このような問題は、災害位置よりも広い段階的な位置情報を利用したり、ユーザー端末が虚偽位置情報を一緒に要求したりすることにより、サービスサーバー側においてはユーザー端末の正確な位置を特定できなくなって、このような懸念をも解消できるという効果がある。
【0034】
更に、段階的な位置情報を利用する場合には、たとえ現在では災害による危険がないとしても、ユーザー端末の位置の変化により即座で適応的な情報(例えば、災害地域に向かっての移動を阻止する情報など)をユーザーに通知できるという効果がある。
【発明を実施するための形態】
【0036】
本発明と、本発明の動作上の利点及び本発明の実施により達成される目的を十分に理解するためには、本発明の好適な実施形態を例示する添付図面及び添付図面に記載された内容を参照しなければならない。
【0037】
また、本明細書においては、ある構成要素が他の構成要素にデータを「送る」場合には、「送る」とは、構成要素は他の構成要素に直接的にデータを送ってもよく、少なくとも一つの更に他の構成要素を介してデータを他の構成要素に送ってもよいことを意味する。逆に、ある構成要素が他の構成要素にデータを直接的に「送る」場合には、「送る」とは、構成要素から他の構成要素を介することなく他の構成要素にデータが送られることを意味する。
【0038】
以下、添付図面に基づいて、本発明の好適な実施形態について説明することにより、本発明について詳細に説明する。各図面に示す同じ参照符号は、同じ部材を指し示す。
【0039】
図2は、本発明の一実施形態による災害通知サービス方法を概略的に説明するための図である。
【0040】
図2を参照すると、本発明の実施形態による災害通知サービス方法を行うためには、災害通知サーバー(100)が配備されてもよい。また、災害通知サーバー(100)との通信が行える複数のユーザー端末(20)が配備されてもよい。複数のユーザー端末(20)には、本発明の技術的思想を実現するためのソフトウェアがインストールされてもよい。ソフトウェアコードを本明細書においてはアプリケーションと定義する。アプリケーションは、本発明の技術的思想を実現するための独立したソフトウェアであってもよく、既に複数のユーザー端末(20)のそれぞれにインストールされたアプリケーションに追加的にインストールされるソフトウェアであってもよい。
【0041】
アプリケーション及び複数のユーザー端末(20)のそれぞれのハードウェアが有機的に結合されて本発明の技術的思想によるアプリケーションシステム(200)が実現されてもよいということはいうまでもない。
【0042】
災害通知サーバー(100)には、所定の登録システム(300)から災害情報が登録されてもよい(S100)。実施形態に応じて、災害通知サーバー(100)に情報を入力可能な入力装置(例えば、キーボード、マウスなど)が接続される場合、災害通知サーバー(100)は、管理者から自ら災害情報を登録されてもよい。登録システム(300)は、災害通知サーバー(100)の管理者などのように、本発明の技術的思想による災害通知サービス方法を提供するサービス提供側が利用する端末であってもよい。あるいは、実施形態に応じては、ユーザーが災害情報を災害通知サーバー(100)に登録してもよく、この場合には、ユーザーの端末が登録システム(300)であってもよい。いずれにせよ、登録システム(300)は、災害情報を災害通知サーバー(100)に登録可能なデータ処理装置であればよい。
【0043】
災害情報は、災害が発生した位置、すなわち、災害位置に関する情報と、災害の際にユーザーに通知すべき災害通知情報と、を含む。登録システム(300)は、災害位置及び災害通知情報を同時に登録してもよいが、必要に応じて、順次に登録してもよい。なお、災害情報を登録する登録システム(300)は、複数の物理的装置であってもよいということはいうまでもない。
【0044】
災害通知サーバー(100)は、登録システム(300)から登録された災害情報から位置情報の組を特定してもよい(S110)。位置情報の組とは、それぞれの災害情報に含まれている災害位置に基づいて特定される位置情報の集まり(組)を意味する。
【0045】
位置情報は、災害位置それ自体であってもよく、災害位置を含む所定の領域を意味してもよい。このような一例について、
図3に基づいて説明する。
【0046】
図3は、本発明の一実施形態による位置情報の組を説明するための図である。
【0047】
図2及び
図3を参照すると、災害通知サーバー(100)は、登録システム(300)から少なくとも一つの災害情報を登録されてもよい。例えば、災害情報1〜災害情報Xを登録されてもよい。
【0048】
それぞれの災害情報(例えば、災害情報1〜災害情報X)には、災害位置(例えば、災害位置1〜災害位置X)及び災害通知情報(例えば、災害通知情報1〜災害通知情報X)が含まれていてもよい。
【0049】
すると、災害通知サーバー(100)は、それぞれの災害位置(例えば、災害位置1〜災害位置X)に対応するそれぞれの位置情報を特定し、特定されたそれぞれの位置情報を含む位置情報の組を特定してもよい(S110)。
【0050】
上述したように、それぞれの位置情報は、災害位置それ自体であってもよいが、当該災害位置を含む所定の領域として特定されてもよい。また、領域は、災害の種類に応じてその範囲が異なるように設定されてもよい。災害通知サーバー(100)には、災害の種類別に位置情報を特定するための領域(範囲)をどのように特定するかに関する情報を予め保存していてもよい。もちろん、登録システム(300)から災害位置を含む領域に関する情報、すなわち、位置情報が災害位置として登録されてもよく、この場合には、災害位置それ自体がそのまま位置情報として特定されてもよい。
【0051】
また、災害通知サーバー(100)は、特定した位置情報の組を複数のユーザー端末(20)に送ってもよい(S120)。このように、本発明の技術的思想によれば、災害の発生位置を示す位置情報のみが複数のユーザー端末(20)に送られてもよい。位置情報は、災害通知情報に比べて相対的に容量の少ないデータであってもよく、このため、たとえ位置情報の組が、災害の発生した位置とは無関係なユーザーに送られるとしても、トラフィックの無駄使いはあまり多くない。特に、災害通知情報がイメージ又は動画などユーザーが認知し易いマルチメディアにより実現される場合には、災害通知情報に比べて位置情報は非常に少ない容量のデータにより実現されてもよく、このような少ない容量のデータを送るためのトラフィックが特定のユーザー端末にとっては無駄使いになるおそれもあるが、上述したように、位置情報の収集を必要とせず、災害位置に対応するユーザーにのみ災害通知情報が送られるようにするという効果がある。
【0052】
このように、位置情報の組が複数のユーザー端末(20)に送られると、複数のユーザー端末(20)のそれぞれは、受信された位置情報の組が自身とマッチングされるか否かを判断してもよい(S130、S130−1)。すなわち、それぞれのユーザー端末20が、位置情報の組が自身の位置とマッチングされるか否かを判断してもよい。位置情報の組が所定のユーザー端末(例えば、21)にマッチングされるとは、位置情報の組に含まれている少なくとも一つの位置情報にユーザー端末(例えば、21)の位置が含まれることを意味してもよい。これは、ユーザー端末(例えば、21)の位置が少なくとも一つの災害が発生した位置と同じであるか、或いは、予め定められた範囲内に属することを意味してもよい。なお、位置情報の組に含まれている位置情報のうちユーザー端末(例えば、21)の位置を含む位置情報をマッチング位置情報と定義してもよい。
【0053】
このために、ユーザー端末(例えば、21)は、自身の位置を所定の方式で判断し、判断された位置が位置情報の組に含まれているいずれか一つの位置情報に対応するか否かを判断してもよい。
【0054】
このように、複数のユーザー端末(20)のそれぞれにより位置情報の組がマッチングされるか否かが判断されると(S130、S130−1)、複数のユーザー端末(20)のうち位置情報の組とマッチングされると判断したユーザー端末(例えば、21)は、位置情報の組に含まれている位置情報のうちマッチングされる位置情報、すなわち、マッチング位置情報の識別情報を含むコンテンツの送信要求、すなわち、コンテンツ送信要求を災害通知サーバー(100)に送ってもよい(S140)。すると、災害通知サーバー(100)は、ユーザー端末(例えば、21)から受信されたコンテンツ送信要求に応答して、コンテンツ送信要求に含まれているマッチング位置情報に対応する災害通知情報を含むコンテンツをユーザー端末(例えば、21)に送ってもよい。例えば、ユーザー端末(例えば、21)が位置情報の組に対応し、このとき、マッチング位置情報は、災害位置Xに対応する位置情報Xであってもよい。すると、災害通知サーバー(100)は、マッチング位置情報に対応する災害通知情報(例えば、災害通知情報X)を含むコンテンツをユーザー端末(例えば、21)に送ってもよい。
【0055】
更に、ユーザー端末(例えば、22)もまた、自身の位置が受信した位置情報の組に対応するか否かを判断し、判断の結果、対応しないと判断した場合には、災害通知サーバー(100)にコンテンツ送信要求をしなくてもよい。
【0056】
このように、本発明の技術的思想によれば、災害通知サーバー(100)は、災害が発生した位置に関する情報のみを複数のユーザー端末20に送り、複数のユーザー端末(20)自身が、災害が発生した位置と関連する場合に、災害通知サーバー(100)から当該災害通知情報をフェッチする(取り出す)ようにすることにより、災害通知サーバー(100)は、複数のユーザー端末(20)のそれぞれの位置を知っていないにも関わらず、災害が発生した位置と関連するユーザー端末(例えば、21)にのみ選択的に災害通知情報を送ることができる。
【0057】
一方、上述したような技術的思想により災害通知サービス方法が実現される場合には、人為的に複数のユーザー端末(20)のそれぞれの位置情報を収集しないため、個人情報収集の問題は発生しない。しかしながら、災害通知サーバー(100)が特定のユーザー端末(例えば、21)にコンテンツを送る場合、コンテンツに対応する位置情報を記録しているならば、結局、災害通知サーバー(100)が特定のユーザー端末(例えば、21)の位置情報を知ってしまうことが懸念される。もちろん、送ったコンテンツ及び送ったコンテンツに対応する位置情報を記録しなければ、このような懸念は解決されるが、サービスに応じて、このような情報を保存している必要もある。この場合であっても、本発明の技術的思想によれば、懸念を解消可能な技術的思想を更に提供することができる。
【0058】
このような技術的思想は、位置情報を、後述するように段階的な位置情報として特定することにより、すなわち、位置情報を災害位置又はユーザー端末(例えば、21))の位置よりも比較的に広い範囲として定義することにより、たとえ実際に当該位置情報をユーザー端末(例えば、21)に送ったとしても、具体的な位置を災害通知サーバー100が認知できないようにしてもよい。或いは、ユーザー端末(例えば、21)が自身の位置に対応するマッチング位置情報だけではなく、少なくとも一つの虚偽位置情報を災害通知サーバー(100)に更に要請することにより、災害通知サーバー(100)がユーザー端末(例えば、21)の実際の位置情報は認知できないようにしてもよい。このような技術的思想の具体的な実施形態については後述する。
【0059】
図4は、本発明の一実施形態による災害通知サーバーの概略的な構成を説明するための図である。
【0060】
図4を参照すると、災害通知サーバー(100)は、制御部(110)と、位置情報の組特定部(120)及び通信部(130)を備える。災害通知サーバー(100)は、DB(140)及び/又は災害登録部(150)を更に備えていてもよい。
【0061】
本明細書において、モジュール又は「〜部」とは、本発明の技術的思想を行うためのハードウェア及びハードウェアを駆動するためのソフトウェアの機能的、構造的な結合を意味してもよい。例えば、それぞれの構成は、所定のコード及び所定のコードが行われるためのハードウェアリソース(resource)の論理的な単位を意味してもよく、必ずしも物理的に連結されたコードを意味したり、一種類や特定の数のハードウェアを意味したりするわけではないということは本発明の技術分野における平均的な専門家にとっては容易に推論可能である。このため、それぞれの構成は、本明細書において定義される機能を行うハードウェア及びソフトウェアの結合を意味し、特定の物理的な構成を意味するわけではない。なお、災害通知サーバー(100)は、複数の物理的な装置が通信により有機的に結合されて実現されてもよい。
【0062】
制御部(110)は、災害通知サーバー(100)に含まれる他の構成(例えば、位置情報の組特定部(120)と、通信部(130)及び/又はDB(140)など)の機能及び/又はリソース(resource)を制御してもよい。
【0063】
位置情報の組特定部(120)は、少なくとも一つの災害情報が登録されると、上述したように、少なくとも一つの災害情報に基づいて位置情報の組を特定してもよい。このために、位置情報の組特定部(120)は、少なくとも一つの災害情報のそれぞれに含まれている災害位置に基づいて、それぞれの位置情報を特定してもよい。
【0064】
通信部(130)は、複数のユーザー端末(20)との通信を行ってもよい。
【0065】
すると、制御部(110)は、通信部(130)を介して特定された位置情報の組を複数のユーザー端末(20)に送ってもよい。また、所定のユーザー端末(例えば、21)が、位置情報の組がユーザー端末(例えば、21)の位置に対応すると判断した場合、ユーザー端末(例えば、21)からマッチング位置情報の識別情報を含むコンテンツ送信要求を受信してもよい。
【0066】
すると、制御部(110)は、通信部(130)を介してコンテンツ送信要求の受信に応答して、マッチング位置情報に対応する災害通知情報、すなわち、マッチング災害通知情報を含むコンテンツをユーザー端末(例えば、21)に送ってもよい。
【0067】
DB(140)には、登録された災害情報、位置情報の組などが保存されてもよく、その他の本発明の技術的思想を実現するための情報が保存されてもよい。
【0068】
災害登録部(150)は、登録システム(300)から災害情報を入力されてDB(140)に保存してもよい。
【0069】
一方、位置情報の組特定部(120)が位置情報を特定する一例については、
図6に基づいて説明する。
【0070】
図6は、本発明の一実施形態による(段階的な)位置情報を説明するための図である。
【0071】
図3及び
図6aを参照すると、位置情報の組特定部(120)は、少なくとも一つの災害情報のうち第1の災害情報が登録されると、第1の災害情報に対応する災害位置(30)を含む第1の災害領域(40)を特定してもよい。また、第1の災害領域(40)に関する情報を第1の災害情報に対応する位置情報、すなわち、第1の位置情報として特定してもよい。
【0072】
位置情報の組特定部(120)は、災害の種類に応じて、前記第1の災害領域(40)の範囲を異なって設定してもよい。例えば、影響が広い範囲に及ぼす場合には、前記第1の災害領域(40)は広い範囲に設定されてもよく、狭い範囲に及ぼす場合には、狭い範囲に設定されてもよい。
【0073】
すると、それぞれのユーザー端末(例えば、21)は、自身の位置(50)が前記第1の災害領域(40)に含まれるか否かを判断することにより、前記第1の位置情報が自身の位置に対応するか否かを判断してもよい。
【0074】
このように、前記位置情報の組特定部(120)が前記災害位置(30)をそのまま複数のユーザー端末(20)のそれぞれに送ることなく、所定の領域に関する情報として送る場合、ユーザー端末(例えば、21)において自身が当該位置情報(すなわち、第1の災害領域(40))に対応するか否か、すなわち、含まれるか否かがなお一層容易に判断されるという効果がある。なお、
図6bに示すように、段階的な位置情報が用いられる場合には、上述したように、災害通知サーバー(100)がユーザー端末(例えば、21)の位置を具体的に知らなくても、所望の領域(例えば、第1の災害領域)に含まれているユーザーにのみ災害通知情報を提供できるという効果がある。
【0075】
図6bを参照すると、位置情報の組特定部(120)は、
図6bに示すように、特定の災害位置(30)に対応する位置情報をn(例えば、3)個の災害領域として段階的に設定してもよい。ここで、nは、2以上の自然数であってもよい。nは、実施形態又は災害の種類に応じて適応的に設定可能である。
【0076】
例えば、n個の災害領域は、災害位置(30)を含み、所定の範囲に設定される第1の災害領域(40)と、第1の災害領域(40)を含み、第1の災害領域(40)よりも更に広い範囲に設定される第2の災害領域(41)と、第2の災害領域(41)を含み、第2の災害領域(41)よりも更に広い範囲に設定される第3の災害領域(42)と、を備えていてもよい。
【0077】
このように、複数の災害領域を、災害位置(30)を基準として段階的に設定する場合には、段階的に設定された災害領域に応じて、当該災害による危険度を異ならせて設定することが可能であるため、ユーザーに危険度に応じて適応的な通知情報が提供可能であるという効果がある。例えば、第1の災害領域(40)の場合には危険地域、第2の災害領域(41)の場合には準危険地域、第3の災害領域(42)の場合には準安全地域などとして設定可能であり、災害通知サーバー(100)は、それぞれの領域に応じて選択的に危険度に適した通知情報を送ることができるという効果がある。
【0078】
これと併せて、このように段階的な位置情報を利用する場合には、災害通知サーバー(100)は、ユーザー端末(例えば、21)の具体的な(比較的に正確な)位置を知ることはできないが、ユーザー端末(例えば、21)は、災害位置(30)が自身の位置から所望の範囲内にある場合に限って災害通知情報をユーザーに提供できるという効果がある。
【0079】
例えば、
図6bに示すような位置情報は、3段階の災害領域(例えば、40、41、42)として設定可能である。このような場合、ユーザー端末(例えば、21)は、位置情報に対応さえすれば、すなわち、位置情報の最も広い範囲である第3の災害領域(42)にユーザー端末(例えば、21)さえ含まれていれば、位置情報を自身の位置と対応する位置情報と判断してもよい。
【0080】
このため、災害通知サーバー(100)においては、位置情報、すなわち、マッチング位置情報の識別情報を含むコンテンツ送信要求がユーザー端末(例えば、21)から受信される場合に、位置情報のように相対的に広い範囲内にユーザー端末(例えば、21)が存在するということしか知らず、個人情報として意味を有する程度に十分に具体的な位置を知ることはできない。
【0081】
しかしながら、ユーザー端末(例えば、21)は、自身の位置を正確に知っているため、自身の位置(例えば、50、51)がn個の災害領域のうち予め定められたm災害領域に含まれている場合に限って、当該マッチング災害通知情報を再生(例えば、情報を画面に表示したり、音声で再生したりするなど)してユーザーに提供してもよい。勿論、このとき、mは、nよりも小さい自然数であってもよい。ユーザー端末の位置がm災害領域に含まれるとは、1からmまでの災害領域に含まれることを意味してもよい。
【0082】
例えば、ユーザー端末(例えば、21)は、
図6bに示すような位置情報が自身の位置と対応すると判断してもよい。すると、位置情報、すなわち、マッチング位置情報に対応するマッチング災害通知情報を含むコンテンツを災害通知サーバー(100)から受信してもよい。このとき、マッチング災害通知情報は、それぞれの災害領域(例えば、40、41、42)別に対応するように設定される複数(例えば、n)個の異なる通知情報により実現可能である。
【0083】
このように、災害通知サーバー(100)は、相対的に広い範囲である位置情報にユーザー端末(例えば、21)が対応するということしかわからない。
【0084】
しかしながら、ユーザー端末(例えば、21)は、自身の位置が予め定められたm(例えば、2)災害領域に含まれる場合に限って、当該マッチング災害通知情報を再生してもよい。例えば、ユーザー端末(例えば、21)は、自身の位置(例えば、50)が第2の災害領域(41)に含まれる場合に限って、当該マッチング災害通知情報(例えば、第2の災害領域(41)に対応する災害通知情報)を再生してもよい。この場合、ユーザー端末(例えば、21)の位置が第1の災害領域(40)に含まれる場合にも、第1の災害領域(40)に対応する災害通知情報が再生可能である。
【0085】
しかしながら、ユーザー端末(例えば、21)の位置が位置情報には対応するが、m災害領域の外部に存在する場合、例えば、位置(51)のように第3の災害領域にのみ含まれている場合には、ユーザー端末(例えば、21)はマッチング災害通知情報を再生しなくてもよい。すなわち、いかなる通知情報もユーザーには提供されない場合がある。
【0086】
このため、ユーザー端末(例えば、21)にとっては、災害位置(30)から所望の範囲内に存在するときに限って、災害通知情報を再生することが可能になるという効果がある。
【0087】
また、本発明の技術的思想のように、段階的な位置情報が用いられる場合には、ユーザー端末(例えば、21)の位置が変更される場合、たとえリアルタイムでユーザー端末の位置を災害通知サーバー(100)が知らなくても、位置の変更に応じて適応的な情報の案内がユーザーに提供可能になるという効果がある。
【0088】
例えば、ユーザー端末(例えば、21)によりユーザー端末(例えば、21)の位置が位置情報に含まれているn個の災害領域のうち第p(pは、1以上n以下の自然数)の災害領域に対応する状態で第(p−1)の災害領域の方向に変更されると判断される場合、すなわち、災害位置に向かってユーザーが移動すると判断される場合、ユーザー端末(例えば、21)は、所定の警告コンテンツを再生してもよい。
【0089】
このような一例については、
図7に基づいて説明する。
【0090】
図7は、本発明の一実施形態によりユーザーの位置の変化による適応的な情報の案内を説明するための図である。
【0091】
図7を参照すると、本発明の技術的思想による位置情報は、上述したように、災害位置(30)を基準として複数(例えば、3個)の災害領域(例えば、40、41、42)として段階的に設定されていてもよい。
【0092】
さらに、ユーザー端末(例えば、21)は、同図に示すように、第3の災害領域(42)にのみ含まれる位置(50)に存在してもよい。
【0093】
もし、ユーザー端末(例えば、21)が第2の災害領域(41)に含まれてはじめて、マッチング災害通知情報を再生するように実現された場合、位置(50)に存在するユーザー端末(例えば、21)は、いかなる通知情報もユーザーに提供しなくてもよい。
【0094】
しかしながら、上述したように、位置情報に対応するマッチング災害通知情報は、既にユーザー端末(例えば、21)に受信された状態であってもよい。
【0095】
このため、ユーザー端末(例えば、21)が現在の位置(50)からより数字の低い下位の災害領域(例えば、第2の災害領域(41))に向かって移動する場合、ユーザー端末(例えば、21)は、所定の警告コンテンツを再生してもよい。例えば、「現在の移動方向へ移動し続けましたら、準危険地域に進入するおそれがあります。」などのような警告コンテンツがユーザー端末(例えば、21)において再生されてもよい。このような警告コンテンツの再生は、現在の位置(50)の下位の災害領域(例えば、41)と所定の範囲内で隣り合う区間(例えば、41−1)にユーザー端末(例えば、21)が進入したり、隣り合う区間(例えば、41−1)に含まれたりする場合に限って再生されてもよい。
【0096】
もちろん、ユーザー端末(例えば、21)が第2の災害領域(41)にのみ含まれている場合に、第1の災害領域(40)に向かって移動する場合であっても、上述したような警告コンテンツが再生されてもよい。もちろん、ユーザー端末(例えば、21)は、移動方向が下位の災害領域に向かうか否かを様々な方式で感知できる。
【0097】
また、実施形態に応じては、たとえユーザー端末(例えば、21)の位置が位置情報(
図7に示す)に対応しない場合であっても、本発明の技術的思想のように位置情報のみがユーザー端末(例えば、21)に既に受信されている場合には、上述したように位置の移動による適応的な情報の案内が行える。
【0098】
例えば、
図7において、ユーザー端末(例えば、21)の位置が位置情報に対応しない場合、すなわち、第3の災害領域(42)の外部に存在する場合、ユーザー端末(例えば、21)は、災害通知サーバー(100)からマッチング災害通知情報を受信しなくてもよい。しかしながら、少なくとも既に位置情報が受信されているため、ユーザー端末(例えば、21)は、たとえ現在は位置情報に対応しない状況であるとしても、自身の移動方向が位置情報を向かうか否かを判断し、これによる適応的な情報の案内(例えば、上述したような警告コンテンツの再生)が行えるという効果がある。
【0099】
一方、本発明の他の実施形態によれば、ユーザー端末(例えば、21)は、たとえ位置情報の組に含まれている特定したマッチング位置情報が自身の位置と対応すると判断した場合であっても、コンテンツ送信要求に、マッチング位置情報の識別情報だけではなく、少なくとも一つの虚偽位置情報の識別情報をも含めて災害通知サーバー(100)に送ってもよい。
【0100】
このような一例は
図8に示されている。
【0101】
図8は、本発明の一実施形態により虚偽位置情報を利用する災害通知サービス方法を説明するための図である。
【0102】
図8を参照すると、ユーザー端末(例えば、21)は、災害通知サーバー(100)から位置情報の組を受信してもよい(S200)。すると、位置情報の組が自身の位置に対応するか否かを判断できる。すなわち、マッチング位置情報を判断できる(S210)。
【0103】
判断の結果、特定の位置情報(例えば、位置情報1)がマッチング位置情報であると判断されてもよい。すると、上述したように、ユーザー端末(例えば、21)は、コンテンツ送信要求にマッチング位置情報の識別情報を含めて送ってもよいが、実施形態によっては、少なくとも一つの虚偽位置情報の識別情報を更に含めてコンテンツ送信要求を災害通知サーバー(100)に送ってもよい(S220)。このように、虚偽位置情報の識別情報がコンテンツ送信要求に含まれると、災害通知サーバー(100)は、マッチング位置情報の識別情報に対応するマッチング災害通知情報だけではなく、虚偽位置情報の識別情報に対応する災害通知情報をも含むコンテンツをユーザー端末(例えば、21)に送ってもよい(S230)。すなわち、災害通知サーバー(100)は、ユーザー端末(例えば、21)の実際の位置に対応する位置情報が何であるかが知ることはできない。
【0104】
しかしながら、ユーザー端末(例えば、21)は、自身の位置、すなわち、自身の位置に対応するマッチング位置情報を知っているため、マッチング位置情報に対応するマッチング災害通知情報を再生してもよい(S240)。すなわち、虚偽位置情報に対応する災害通知情報は再生しなくてもよい。
【0105】
これにより、災害通知サーバー(100)は、災害位置と関連するユーザーにのみ災害通知情報を提供しながらも、災害通知サーバー(100)は、ユーザー端末(例えば、21)の位置を収集せずとも、結果的にもユーザー端末(例えば、21)の位置を具体的に特定できなくなるという効果がある。
【0106】
一方、上述したような技術的思想を実現するためのアプリケーションシステムの一例は、
図5に示されている。
【0107】
図5は、本発明の一実施形態によるアプリケーションシステムの概略的な構成を説明するための図である。
【0108】
図5を参照すると、アプリケーションシステム(200)は、上述したように、複数のユーザー端末(20)のそれぞれに本発明の技術的思想を実現するためのアプリケーションがインストールされることにより実現可能である。
【0109】
アプリケーションシステム(200)は、制御モジュール(210)と、通信モジュール(220)及び位置判断モジュール(230)を備えていてもよい。
【0110】
制御モジュール(210)は、アプリケーションシステム(200)の他の構成(例えば、通信モジュール(220)及び/又は位置判断モジュール(230)など)の機能及び/又はリソースを制御してもよい。
【0111】
通信モジュール(220)は、災害通知サーバー(100)との通信を行ってもよい。具体的に、通信モジュール(220)は、災害通知サーバー(100)から位置情報の組を受信し、上述したようなコンテンツ送信要求を災害通知サーバー(100)に送ってもよい。なお、通信モジュール(220)には、災害通知サーバー(100)からコンテンツが送られてもよい。
【0112】
位置判断モジュール(230)は、アプリケーションシステム(200)がインストールされたユーザー端末(例えば、21)の位置を判断してもよい。位置判断モジュール(230)がユーザー端末(例えば、21)の位置を判断するとは、ユーザー端末(例えば、21)にインストールされたオペレーティングシステム(OS)又はその他の構成により判断された位置を位置判断モジュール(230)が受信する場合を含む意味であると定義されてもよい。
【0113】
制御モジュール(210)は、通信モジュール(220)を介して受信された位置情報の組が位置判断モジュール(230)により判断されたユーザー端末(例えば、21)の位置に対応するか否かを判断してもよい。なお、位置情報の組に含まれている位置情報のうちマッチング位置情報を判断してもよい。
【0114】
すると、制御モジュール(210)は、通信モジュール(220)を介して災害通知サーバー(100)にマッチング位置情報の識別情報を含むコンテンツ送信要求を送り、コンテンツ送信要求の伝送に応答して、災害通知サーバー(100)からマッチング位置情報に対応するマッチング災害通知情報を含むコンテンツを受信してもよい。
【0115】
また、マッチング位置情報は、上述したように、n個の災害領域を含むように段階的に設定された位置情報であってもよい。更に、それぞれの災害領域別に対応する領域別のマッチング災害通知情報がマッチング災害通知情報に含まれてもよい。もちろん、複数の災害領域が位置情報に含まれている場合であっても、いずれか一つのマッチング災害通知情報のみがコンテンツに含まれていてもよい。
【0116】
更に、制御モジュール(210)は、上述したように、ユーザー端末(例えば、21)の位置がマッチング位置情報に対応する場合、マッチング災害通知情報を災害通知サーバー(100)から受信するが、予め定められたm災害領域(例えば、第2の災害領域)に含まれている場合に限って、当該マッチング災害通知情報を再生してもよい。
【0117】
更にまた、制御モジュール(210)は、位置判断モジュール(230)を介してユーザー端末(例えば、21)の移動方向を判断し、判断される移動方向が現在の位置から下位の災害領域に向かって移動すると判断した場合、上述したような警告コンテンツをユーザー端末に再生してもよい。
【0118】
これらに加えて、制御モジュール(210)は、上述したように、位置情報の組に含まれている所定の位置情報がマッチング位置情報であると判断される場合であっても、マッチング位置情報の識別情報に加えて、少なくとも一つの虚偽位置情報の識別情報を更に含むコンテンツ送信要求を災害通知サーバー(100)に送ってもよい。
【0119】
すると、通信モジュール(220)を介して受信するコンテンツには、虚偽位置情報の識別情報に対応する災害通知情報が更に含まれていてもよい。しかしながら、制御モジュール(210)は、受信されたコンテンツに含まれている災害通知情報のうちマッチング災害通知情報のみを再生してもよい。
【0120】
また、実施形態に応じて、虚偽位置情報の識別情報を利用する技術的思想及び段階的位置情報を利用する技術的思想は併用可能である。
【0121】
例えば、制御モジュール(210)は、段階的な位置情報により実現される位置情報を含む位置情報の組を受信し、受信された情報に基づいて、マッチング位置情報を判断してもよい。また、このときにも、虚偽位置情報の識別情報をコンテンツ送信要求に含めてもよい。更に、このときにも、制御モジュール(210)は、マッチング災害通知情報の再生又は警告コンテンツの再生を
図6及び
図7において説明したように行ってもよい。
【0122】
本発明の実施形態による災害通知サービス方法は、コンピューターにて読取り可能な記録媒体にコンピューターにて読取り可能なコードとして実現することが可能である。コンピューターにて読取り可能な記録媒体は、コンピューターシステムにより読取り可能なデータが保存されるあらゆる種類の記録装置を含む。コンピューターにて読取り可能な記録媒体の例としては、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、ハードディスク、フロッピーディスク、光データ保存装置などが挙げられ、また、搬送波(例えば、インターネットを介して送る)の形で実現されるものをも含む。なお、コンピューターにて読取り可能な記録媒体は、ネットワークにより結ばれたコンピューターシステムに分散されて、分散方式によりコンピューターにて読取り可能なコードが保存され且つ起動されてもよい。そして、本発明を実現するための機能的な(functional)プログラム、コード及びコードセグメントは、本発明が属する技術分野のプログラマーにより容易に推論可能である。
【0123】
本発明を、図示の一実施形態に基づいて説明したが、これは単なる例示的なものに過ぎず、本技術分野における通常の知識を有する者であれば、これから様々な変形が行え、且つ、均等な他の実施形態が採用可能であるということが理解できるはずである。よって、本発明の真の技術的な保護範囲は、添付の登録請求範囲の技術的な思想により定められるべきである。