【実施例】
【0053】
以下に、本発明を参考例及び実施例により詳細に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限りこれらの例に限定されるものではない。
また、本発明の生物活性を有するカルボン酸型化合物−ポリマーコンジュゲートを製造するための中間体である前記式(XIII)で示されるクロロアルキルエステル体、前記式(XVI)で示されるエステル体、前記式(III)で示されるアミン体の合成例を参考例として示す。
【0054】
参考例1
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル エステル
【化12】
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ベザフィブラート500mg(1.38mmol)及び2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エタノール267mg(1.66mmol)の塩化メチレン(4mL)溶液に4−ジメチルアミノピリジン253mg(2.07mmol)及び1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩344mg(1.80mmol)を氷冷下で加え、一晩撹拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物650mg(91%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.36(9H, s), 1.49(6H, s), 2.77(2H, t, J=8Hz), 3.19(2H, q, J=6Hz), 3.41-3.45(2H, m), 4.10(2H, t, J=6Hz), 6.74(2H, d, J=9Hz), 6.91(1H, t, J=6Hz), 7.12(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.83(2H, d, J=9Hz), 8.61(1H, t, J=6Hz)
【0055】
参考例2
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 2−アミノエチル エステル 塩酸塩
【化13】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル エステル200mg(0.355mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液2mLを加えて1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、真空ポンプにて一晩乾燥した。残留物に酢酸エチルを加え、析出した固体をろ取して標記化合物169mg(quant.)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.54(6H, s), 2.78(2H, t, J=8Hz), 3.10(2H, br-s), 3.42-3.46(2H, m), 4.30(2H, t, J=6Hz), 6.77(2H, d, J=9Hz), 7.13(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.85(2H, d, J=9Hz), 8.26(3H, br-s), 8.69(1H, t, J=6Hz)
【0056】
参考例3
(2−ベザフィブラート−エチル)アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化14】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 2−アミノエチル エステル 塩酸塩35mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物152mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は16%であった。
【0057】
参考例4
N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−β−アラニン クロロメチル エステル
【化15】
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氷冷下、N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−β−アラニン1.10g(5.8mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩197mg(0.58mmol)及び炭酸水素ナトリウム1.95g(23.2mmol)の水10mL−塩化メチレン10mLの混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート1.15g(7.0mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取し、飽和食塩水にて洗浄後に無水硫酸ナトリウムにて乾燥し、次いで減圧下に溶媒を留去した。残留物を再度ジエチルエーテルに溶解して水洗した。水層を少量のジエチルエーテルにて抽出して有機層に合わせた。有機層を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下に溶媒を留去して標記化合物1.20g(87%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):1.44(9H, s), 2.62(2H, t, J=6Hz), 3.37-3.46(2H, m), 4.95(1H, br-s), 5.71(2H, s)
【0058】
参考例5
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソプロポキシ]メチル エステル
【化16】
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ベザフィブラート500mg(1.38mmol)のメタノール懸濁液に炭酸セシウム225mg(0.691mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−β−アラニン クロロメチル エステル225mg(0.691mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物550mg(71%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.36(9H, s), 1.49(6H, s), 2.47(2H, t, J=7Hz), 2.77(2H, t, J=8Hz), 3.14(2H, q, J=7Hz), 3.44(2H, dt, J=6, 8Hz), 5.78(2H, s), 6.74(2H, d, J=9Hz), 6.86(1H, br-s), 7.13(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.82(2H, d, J=9Hz), 8.61(1H, t, J=6Hz)
【0059】
参考例6
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 (3−アミノ−1−オキソプロポキシ)メチル エステル 塩酸塩
【化17】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソプロポキシ]メチル エステル380mg(0.675mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液4mLを加えて1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、真空ポンプにて一晩乾燥した。残留物に酢酸エチルを加え、析出した固体をろ取して標記化合物265mg(79%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.50(6H, s), 2.75-2.81(4H, m), 3.01(2H, t, J=7Hz), 3.42-3.47(2H, m), 5.82(2H, s), 6.75(2H, d, J=9Hz), 7.15(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.85(2H, d, J=9Hz), 8.06(3H, br-s), 8.96(1H, t, J=6Hz)
【0060】
実施例1
[3−(ベザフィブラート−メトキシ)−3−オキソプロピル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化18】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 (3−アミノ−1−オキソプロポキシ)メチル エステル 塩酸塩36mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール9mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物218mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は16%であった。
また、コンドロイチン硫酸とベザフィブラート誘導体との量比を調節することでベザフィブラートの導入率を変えたコンジュゲートの調製を試みた。
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液2.0g(0.20mmol)に、撹拌しながらエタノール0.8mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 (3−アミノ−1−オキソプロポキシ)メチル エステル 塩酸塩79mg(0.16mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)66mg(0.24mmol)のエタノール1.2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液50μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ4mL)。反応液を90%エタノール5mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール2.5mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物145mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は50%であった。
試験例1には導入率16%のコンジュゲートを用いた。
【0061】
参考例7
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソプロポキシ]メチル エステル
【化19】
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オザグレル塩酸塩400mg(1.51mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム492mg(1.51mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドで懸濁させ、N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−β−アラニン クロロメチル エステル413mg(1.51mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物351mg(54%)を得た。
1H-NMR (CD
3OD, δ) : 1.40(9H, s), 2.56(2H, t, J=7Hz), 3.12(2H, t, J=7Hz), 5.26(2H, s), 5.87(2H, s), 6.55(1H, d, J=16Hz), 7.00(1H, t, J=1Hz), 7.11(1H, t, J=1Hz), 7.28(2H, d, J=9Hz), 7.63(2H, d, J=9Hz), 7.74-7.77(2H, m)
【0062】
参考例8
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 (3−アミノ−1−オキソプロポキシ)メチル エステル 二塩酸塩
【化20】
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(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソプロポキシ]メチル エステル140mg(0.326mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液4mLを加えて1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、真空ポンプにて一晩乾燥した。残留物に酢酸エチルを加えた後、析出した固体をろ取して標記化合物103mg(79%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 2.80(2H, t, J=7Hz), 3.00-3.06(2H, m), 5.49(2H, s), 5.86(2H, s), 6.72(1H, d, J=16Hz), 7.47(2H, d, J=9Hz), 7.07(1H, t, J=2Hz), 7.76(1H, d, J=16Hz), 7.81-7.82(3H, m), 8.11(3H, br-s), 9.33(1H, s), 14.77(1H, br-s)
【0063】
実施例2
[3−(オザグレル−メトキシ)−3−オキソプロピル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化21】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 (3−アミノ−1−オキソプロポキシ)メチル エステル 二塩酸塩32mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を94%エタノール13mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール4mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物180mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのオザグレルの導入率は8%であった。
【0064】
参考例9
5−(アミノスルホニル)−4−クロロ−2−[(2−フラニルメチル)アミノ]安息香酸 [3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソプロポキシ]メチル エステル
【化22】
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フロセミド500mg(1.51mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム246mg(0.756mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−β−アラニン クロロメチル エステル413mg(1.51mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物630mg(78%)を得た。
1H-NMR (CD
3OD, δ) : 1.42(9H, s), 2.58(2H, t, J=7Hz), 3.32(2H, t, J=7Hz), 4.50(2H, s), 5.95(2H, s), 6.34(1H, dd, J=1, 4Hz), 6.37(1H, dd, J=2, 4Hz), 7.01(1H, s), 7.45(1H, dd, J=1, 2Hz), 8.51(1H, s)
【0065】
参考例10
5−(アミノスルホニル)−4−クロロ−2−[(2−フラニルメチル)アミノ]安息香酸 (3−アミノ−1−オキソプロポキシ)メチル エステル 二塩酸塩
【化23】
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5−(アミノスルホニル)−4−クロロ−2−[(2−フラニルメチル)アミノ]安息香酸[3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソプロポキシ]メチル エステル350mg(0.658mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液4mLを加えて1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、真空ポンプにて一晩乾燥した。残留物に酢酸エチルを加え、析出した固体をろ取して標記化合物212mg(64%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 2.79(2H, t, J=7Hz), 3.04(2H, t, J=7Hz), 4.63(2H, d, J=6Hz), 5.96(2H, s), 6.39(1H, dd, J=1Hz, 4Hz), 6.43(1H, dd, J=2, 4Hz), 7.15(1H, s), 7.38(2H, s), 7.63(1H, dd, J=1, 2Hz), 8.03(3H, br-s), 8.38-8.40(2H, m)
【0066】
実施例3
[3−(フロセミド−メトキシ)−3−オキソプロピル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化24】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に5−(アミノスルホニル)−4−クロロ−2−[(2−フラニルメチル)アミノ]安息香酸 (3−アミノ−1−オキソプロポキシ)メチル エステル 二塩酸塩40mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物227mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのフロセミドの導入率は14%であった。
【0067】
参考例11
3−ピリジンカルボン酸 [3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソプロポキシ]メチル エステル
【化25】
[この文献は図面を表示できません]
ニコチン酸180mg(1.46mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム285mg(0.877mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−β−アラニン クロロメチル エステル400mg(1.46mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物385mg(81%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.42(9H, s), 2.63(2H, t, J=6Hz), 3.43(2H, q, J=6Hz), 4.97(1H, br-s), 6.04(2H, s), 7.42(1H, ddd, J=1, 5, 8Hz), 8.33(1H, td, J=2, 8Hz), 8.82(1H, dd, J=2, 5Hz), 9.26(1H, dd, J=1, 2Hz)
【0068】
参考例12
3−ピリジンカルボン酸 (3−アミノ−1−オキソプロポキシ)メチル エステル 二塩酸塩
【化26】
[この文献は図面を表示できません]
3−ピリジンカルボン酸 [3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソプロポキシ]メチル エステル312mg(0.962mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、真空ポンプにて一晩乾燥した。残留物に酢酸エチルを加えた後、析出した固体をろ取して標記化合物189mg(66%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 2.85(2H, t, J=7Hz), 3.02-3.06(2H, m), 6.10(2H, s), 7.64(1H, br-s), 7.74(1H, dd, J=5, 8 Hz), 8.25(3H, br-s), 8.47(1H, td, J=2, 8Hz), 8.94(1H, dd, J=2, 5Hz), 9.10(1H, dd, J=1, 2Hz)
【0069】
実施例4
[3−(ニコチン酸−メトキシ)−3−オキソプロピル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化27】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に3−ピリジンカルボン酸 (3−アミノ−1−オキソプロポキシ)メチル エステル 二塩酸塩24mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール9mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物200mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのニコチン酸の導入率は2%であった。
【0070】
参考例13
N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−アラニン クロロメチル エステル
【化28】
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氷冷下、N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−アラニン3.78g(20mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩679mg(2.0mmol)及び炭酸水素ナトリウム6.72g(80mmol)の水40mL−塩化メチレン40mL混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート3.96g(24mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取して飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥して減圧下に溶媒を留去した。残留物を再度ジエチルエーテルに溶解して水洗した。水層を少量のジエチルエーテルにて抽出して有機層に合わせた。有機層を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下に溶媒を留去して標記化合物4.33g(91%)を得た。
1H-NMR(CDCl
3,δ):1.41(3H, d, J=7Hz), 1.44(9H, s), 4.31-4.42(1H, m), 4.96(1H, br-s), 5.65(1H, d, J=5Hz), 5.84(1H, d, J=5Hz)
【0071】
参考例14
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [(S)−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソプロポキシ]メチル エステル
【化29】
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ベザフィブラート500mg(1.38mmol)のメタノール懸濁液に炭酸セシウム225mg(0.691mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−アラニン クロロメチル エステル378mg(1.38mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物682mg(88%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.33(3H, d, J=7Hz), 1.43(9H, s), 1.59(6H, s), 2.87(2H, t, J=7Hz), 2.67(2H, q, J=7Hz), 4.27-4.30(1H, m), 4.95(1H, br-s), 5.83(1H, d, J=6Hz), 5.91(1H, d, J=6Hz), 6.15(1H, br-s), 6.81(2H, d, J=9Hz), 7.10(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.62(2H, d, J=9Hz)
【0072】
参考例15
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [(S)−2−アミノ−1−オキソプロポキシ]メチル エステル 塩酸塩
【化30】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [(S)−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソプロポキシ]メチル エステル682mg(1.21mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液4mLを加えて1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、真空ポンプにて一晩乾燥した。残留物に酢酸エチルを加えた後、析出した固体をろ取して標記化合物580mg(96%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.39(3H, d, J=7Hz), 1.51(6H, s), 2.78(2H, d, J=8Hz), 3.43-3.46(2H, m), 4.17(1H, q, J=7Hz), 5.89(1H, d, J=6Hz), 5.96(1H, d, J=6Hz), 6.76(2H, d, J=9Hz), 7.15(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, J=9Hz), 7.85(2H, d, J=9Hz), 8.62(3H, br-s), 8.70(1H, t, J=6Hz)
【0073】
実施例5
[(S)−[2−(ベザフィブラート−メトキシ)−1−メチル−2−オキソ]エチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化31】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [(S)−2−アミノ−1−オキソプロポキシ]メチル エステル 塩酸塩40mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物225mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は10%であった。
【0074】
参考例16
2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−メチルプロパン酸 クロロメチル エステル
【化32】
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2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−メチルプロパン酸2.00g(9.84mmol)、炭酸水素ナトリウム3.31g(39.4mmol)及び硫酸水素テトラブチルアンモニウム334mg(0.984mmol)の塩化メチレン15mL−水15mL混合溶媒に、クロロメチル クロロスルホネート1.95g(11.8mmol)の塩化メチレン溶液を氷冷下滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌後、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。得られた残留物をジエチルエーテル−ヘキサン混合溶媒で再結晶し、標記化合物2.06g(73%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.43(9H, s), 1.51(6H, s), 4.90(1H, br-s), 5.75(2H, s)
【0075】
参考例17
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−メチル−1−オキソプロポキシ]メチル エステル
【化33】
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ベザフィブラート500mg(1.38mmol)のメタノール懸濁液に炭酸セシウム225mg(0.691mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−メチルプロパン酸 クロロメチル エステル397mg(1.38mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物655mg(82%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.42(9H, s), 1.45(6H, s), 1.59(6H, s), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.67(2H, q, J=7Hz), 4.91(1H, br-s), 5.86(2H, s), 6.09(1H, br-s), 6.83(2H, d, J=9Hz), 7.09(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.62(2H, d, J=9Hz)
【0076】
参考例18
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 (2−アミノ−2−メチル−1−オキソプロポキシ)メチル エステル 塩酸塩
【化34】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−メチル−1−オキソプロポキシ]メチル エステル655mg(1.36mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液4mLを加えて1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、真空ポンプにて一晩乾燥した。残留物に酢酸エチルを加えた後、析出した固体をろ取して標記化合物508mg(87%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.47(6H, s), 1.51(6H, s), 2.78(2H, t, J=8Hz), 3.41-3.46(2H, m), 5.93(2H, s), 6.76(2H, d, J=9Hz), 7.14(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, J=9Hz), 7.84(2H, d, J=9Hz), 8.68(1H, br-s), 8.78(3H, br)
【0077】
実施例6
[2−(ベザフィブラート−メトキシ)−1,1−ジメチル−2−オキソエチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化35】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 (2−アミノ−2−メチル−1−オキソプロポキシ)メチル エステル 塩酸塩41mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物140mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は3%であった。
【0078】
参考例19
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−メチル−1−オキソプロポキシ]メチル エステル
【化36】
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オザグレル塩酸塩300mg(1.13mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム369mg(1.13mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−メチルプロパン酸 クロロメチル エステル285mg(1.13mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物471mg(94%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.40(9H, s), 1.50(6H, s), 4.95(1H, br-s), 5.15(2H, s), 5.92(2H, s), 6.43(1H, d, J=16Hz), 6.90(1H, t, J=2Hz), 7.11(1H, s), 7.16(2H, d, J=9Hz), 7.51(2H, d, J=9Hz), 7.56(1H, s), 7.71(1H, d,J=16Hz)
【0079】
参考例20
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 (2−アミノ−2−メチル−1−オキソプロポキシ)メチル エステル 二塩酸塩
【化37】
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(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−メチル−1−オキソプロポキシ]メチル エステル465mg(1.05mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物232mg(53%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.51(6H, s), 5.51(2H, s), 5.95(2H, s), 6.74(1H, d, J=16Hz), 7.49(2H, d, J=9Hz), 7.70(1H, t, J=2Hz), 7.78(1H, d, J=16Hz), 7.82-7.84(3H, m), 8.93(3H, br-s), 9.40(1H, s), 15.01(1H, br)
【0080】
実施例7
[1,1−ジメチル−2−オキソ−2−(オザグレル−メトキシ)エチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 (2−アミノ−2−メチル−1−オキソプロポキシ)メチル エステル 二塩酸塩33mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を94%エタノール13mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール4mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物186mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのオザグレルの導入率は1%であった。
【0081】
参考例21
N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−グリシン クロロメチル エステル
【化39】
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氷冷下、N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−グリシン1.75g(10mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩340mg(1mmol)及び炭酸水素ナトリウム3.36g(40mmol)の水20mL−塩化メチレン20mL混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート1.98g(12mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取し、飽和食塩水にて洗浄後に無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(10%〜20%酢酸エチル/ヘキサン)にて精製して標記化合物1.85g(83%)を得た。
1H-NMR(CDCl
3,δ):1.46(9H, s), 4.00(2H, d, J=6Hz), 4.98(1H, br-s), 5.75(2H, s)
【0082】
参考例22
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソエトキシ]メチル エステル
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール懸濁液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−グリシン クロロメチル エステル185mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物160mg(35%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.43(9H, s), 1.60(6H, s), 2.87(2H, t, J=7Hz), 3.68(2H, q, J=7Hz), 3.86(2H, d, J=6Hz), 4.96(1H, br-s), 5.87(2H, s), 6.19(1H, br-s), 6.80(2H, d, J=9Hz), 7.10(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.62(2H, d, J=9Hz)
【0083】
参考例23
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 (2−アミノ−1−オキソエトキシ)メチル エステル 塩酸塩
【化41】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソエトキシ]メチル エステル160mg(0.291mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液4mLを加えて1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、真空ポンプにて一晩乾燥した。残留物に酢酸エチルを加えた後、析出した固体をろ取して標記化合物95mg(67%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.50(6H, s), 2.78(2H, t, J=8Hz), 3.43-3.47(2H, m), 3.91(2H, s), 5.92(2H, s), 6.77(2H, d, J=9Hz), 7.15(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, J=9Hz), 7.84(2H, d, J=9Hz), 8.43(3H, br-s), 8.67(1H, t, J=6Hz)
【0084】
実施例8
[2−(ベザフィブラート−メトキシ)−2−オキソエチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化42】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 (2−アミノ−1−オキソエトキシ)メチル エステル 塩酸塩39mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物164mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は16%であった。
【0085】
参考例24
3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]ブタン酸 クロロメチル エステル
【化43】
[この文献は図面を表示できません]
3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]ブタン酸2.00g(9.84mmol)、炭酸水素ナトリウム3.31g(39.4mmol)及び硫酸水素テトラブチルアンモニウム334mg(0.984mmol)の塩化メチレン20mL−水20mL混合溶媒に、クロロメチル クロロスルホネート1.95g(11.8mmol)の塩化メチレン溶液を氷冷下滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌後、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物1.95g(79%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.24(3H, d, -J=7Hz), 1.44(9H, s), 2.56(1H, dd, J=7, 16Hz), 2.63(1H, dd, J=6, 16Hz), 4.03-4.10(1H, m), 4.77(1H, br-s), 5.69(1H, d, J=6Hz), 5.71(1H, d, J= 6Hz)
【0086】
参考例25
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソブトキシ]メチル エステル
【化44】
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オザグレル塩酸塩350mg(1.32mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム430mg(1.32mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]ブタン酸 クロロメチル エステル332mg(1.32mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物480mg(82%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.23(3H, d, J=7Hz), 1.43(9H, s), 2.55(1H, dd, J=6, 16Hz), 2.62(1H, dd, J=5, 16Hz), 4.06(1H, br-s), 4.82(1H, br-s), 5.15(2H, s), 5.88(2H, s), 6.43(1H, d, J=16Hz), 6.90(1H, s), 7.11(1H, s), 7.17(2H, d, J=9Hz), 7.52(2H, d, J=9Hz), 7.56(1H, s), 7.74(1H, d, J=16Hz)
【0087】
参考例26
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 (3−アミノ−1−オキソブトキシ)メチル エステル 二塩酸塩
【化45】
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(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソブトキシ]メチル エステル450mg(1.02mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、真空ポンプにて一晩乾燥した。残留物に酢酸エチルを加えた後、析出した固体をろ取して標記化合物370mg(88%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.26(3H, d, J=7Hz), 2.70(1H, dd, J=8, 17Hz), 2.92(1H, dd, J=5, 17Hz), 3.48-3.51(1H, m), 5.50(2H, s), 5.85(1H, d, J=6Hz), 5.87(1H, d, J=6Hz), 6.74(1H, d, J=16Hz), 7.48 (2H, d, J=8Hz), 7.70(1H, t, J=2Hz), 7.76(1H, d, J=16Hz), 7.81-7.82(3H, m), 8.35(3H, br-s), 9.37(1H, s), 14.94(1H, br-s)
【0088】
実施例9
[1−メチル−3−オキソ−3−(オザグレル−メトキシ)プロピル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化46】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 (3−アミノ−1−オキソブトキシ)メチル エステル 二塩酸塩33mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を94%エタノール13mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール4mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物118mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのオザグレルの導入率は5%であった。
【0089】
参考例27
1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロプロパンカルボン酸 クロロメチル エステル
【化47】
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1−アミノシクロプロパンカルボン酸5.0g(49.5mmol)及びトリエチルアミン10.0g(98.9mmol)の水−ジオキサン混合溶液に二炭酸−tert−ブチル10.79g(49.5mmol)を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液を減圧下に濃縮し、残留物を酢酸エチルに溶解して10%硫酸水素カリウム溶液及び飽和食塩水にて洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留物にヘキサンを加えて撹拌し、析出した結晶をろ取して1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロプロパンカルボン酸9.23g(93%)を得た。得られた1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロプロパンカルボン酸2.01g(10mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩340mg(1mmol)及び炭酸水素ナトリウム3.36g(40mmol)の水20mL−塩化メチレン20mLの混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート1.98g(12mmol)の塩化メチレン溶液を氷冷下に滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取し、飽和食塩水にて洗浄後に無水硫酸ナトリウムにて乾燥して減圧下に溶媒を留去した。残留物を再度ジエチルエーテルに溶解して水洗した。水層を少量のジエチルエーテルにて抽出して有機層に合わせた。有機層を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下に溶媒を留去して標記化合物2.41g(96%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):1.27(2H, br-s), 1.45(9H, s), 1.61(2H, br-s), 5.13(1H, br-s), 5.71(2H, s)
【0090】
参考例28
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [[[1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロプロピル]カルボニル]オキシ]メチル エステル
【化48】
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オザグレル塩酸塩350mg(1.32mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム430mg(1.32mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロプロパンカルボン酸 クロロメチル エステル348mg(1.32mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物590mg(98%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.23-1.26(2H, m), 1.44(9H, s), 1.58-1.60 (2H, m), 5.14-5.15(3H, m), 5.88(2H, s), 6.42(1H, d, J=16Hz), 6.91(1H, s), 7.11(1H, s), 7.17(2H, d, J=8Hz), 7.51(2H, d, J=8Hz), 7.56(1H, s), 7.72(1H, d, J=16Hz)
【0091】
参考例29
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [[(1−アミノシクロプロピル)カルボニル]オキシ]メチル エステル 二塩酸塩
【化49】
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(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [[[1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロプロピル]カルボニル]オキシ]メチル エステル450mg(1.02mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、真空ポンプにて一晩乾燥した。残留物に酢酸エチルを加えた後、析出した固体をろ取して標記化合物370mg(88%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.43-1.46(2H, m), 1.51-1.52(2H, m), 5.48(2H, s), 5.90(2H, s), 6.73(1H, d, J=16Hz), 7.47(2H, d, J=8Hz), 7.69(1H, d, J=2Hz), 7.75-7.83(4H, m), 9.14(3H, br-s), 9.28(1H, s)
【0092】
実施例10
[1−[(オザグレル−メトキシ)カルボニル]シクロプロピル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化50】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [[(1−アミノシクロプロピル)カルボニル]オキシ]メチル エステル 二塩酸塩33mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を94%エタノール13mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール4mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物135mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのオザグレルの導入率は5%であった。
【0093】
参考例30
N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−tert−ロイシン クロロメチル エステル
【化51】
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氷冷下、N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−tert−ロイシン1.16(5.0mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩170mg(0.5mmol)及び炭酸水素ナトリウム1.68g(20.0mmol)の水10mL−塩化メチレン10mL混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート825mg(6.0mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取し、飽和食塩水にて洗浄後に無水硫酸ナトリウムにて乾燥して減圧下に溶媒を留去した。残留物を再度ジエチルエーテルに溶解して水洗した。水層を少量のジエチルエーテルにて抽出して有機層に合わせた。有機層を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下に溶媒を留去して標記化合物1.31gg(94%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):1.02(9H, s), 1.45(9H, s), 4.13(1H, d, J=8Hz), 5.05(1H, d, J=8Hz), 5.61(1H, d, J=6Hz), 5.88(1H, d, J=6Hz)
【0094】
参考例31
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [(2S)−3,3−ジメチル−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソブトキシ]メチル エステル
【化52】
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オザグレル塩酸塩300mg(1.13mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム369mg(1.13mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、(N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−tert−ロイシン クロロメチル エステル317mg(1.13mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物352mg(66%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 0.98(9H, s), 1.43(9H, s), 4.13(1H, d, J=9Hz), 5.08(1H, d, J=9Hz), 5.15(2H, s), 5.87(1H, d, J=6Hz), 5.97(1H, d, J=6 Hz), 6.42(1H, d, J=16Hz), 6.90(1H, s), 7.11(1H, s), 7.17(2H, d, J=8Hz), 7.52(2H, d, J=8Hz), 7.55(1H, s),7.73(1H, d, J=16Hz)
【0095】
参考例32
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [(2S)−2−アミノ−3,3−ジメチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル 二塩酸塩
【化53】
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(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [(2S)−3,3−ジメチル−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソブトキシ]メチル エステル352mg(0.746mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、真空ポンプにて一晩乾燥した。残留物に酢酸エチルを加えた後、析出した固体をろ取して標記化合物282mg(85%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.00(9H, s), 3.83(1H, s), 5.49(2H, s), 5.91(1H, d, J=6Hz), 5.99(1H, d, J=6Hz), 6.75(1H, d, J=16Hz), 7.48(2H, d, J=8Hz), 7.69(1H, s), 7.77-7.83(4H, m), 8.62(3H, br-s), 9.31(1H, s), 14.75(1H, br-s)
【0096】
実施例11
[(S)−2,2−ジメチル−1−[(オザグレル−メトキシ)カルボニル]プロピル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [(2S)−2−アミノ−3,3−ジメチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル 二塩酸塩35mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を94%エタノール13mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール4mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物148mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのオザグレルの導入率は7%であった。
【0097】
参考例33
N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−バリン クロロメチル エステル
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
氷冷下、N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−バリン1.09(5.0mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩170mg(0.5mmol)及び炭酸水素ナトリウム1.68g(20.0mmol)の水10mL−塩化メチレン10mL混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート825mg(6.0mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取し、飽和食塩水にて洗浄後に無水硫酸ナトリウムにて乾燥して減圧下に溶媒を留去した。残留物を再度ジエチルエーテルに溶解して水洗した。水層を少量のジエチルエーテルにて抽出して有機層に合わせた。有機層を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下に溶媒を留去して標記化合物1.26gg(95%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):0.93(3H, d, J=7Hz), 1.01(3H, d, J=7Hz), 1.45(9H, s), 2.11-2.24(1H, m), 4.21-4.31(1H, m), 4.97(1H, br-s), 5.62(1H, d, J=6Hz), 5.88(1H, d, J=6Hz)
【0098】
参考例34
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [(2S)−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−3−メチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
オザグレル塩酸塩300mg(1.13mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム369mg(1.13mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−L−バリン クロロメチル エステル301mg(1.13mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物286mg(55%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 0.89(3H, d, J=7Hz), 0.97(3H, d, J=7Hz), 1.44(9H, s), 2.15-2.18(1H, m), 4.12(1H, dd, J=5, 9Hz), 4.99(1H, d, J=9Hz), 5.15(2H, s), 5.88(1H, d, J=6Hz), 5.97(1H, d, J=6Hz), 6.42(1H, d, J=16Hz), 6.90(1H, t, J=1Hz), 7.11(1H, s), 7.17(2H, d, J=7Hz), 7.52(2H, J=9Hz), 7.56(1H, s), 7.73(1H, d, J=16Hz)
【0099】
参考例35
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [(2S)−2−アミノ−3−メチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル 二塩酸塩
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [(2S)−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−3−メチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル286mg(0.652mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、真空ポンプにて一晩乾燥した。残留物に酢酸エチルを加えた後、析出した固体をろ取して標記化合物217mg(81%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 0.94(3H, d, J=7Hz), 0.98(3H, d, J=7Hz), 2.19-2.21(1H, m), 3.98(1H, d, J=4Hz), 5.49(2H, s), 5.91(1H, d, J=6Hz), 6.00(1H, d, J=6Hz), 6.74(1H, d, J=16Hz), 7.48(2H, d, J=9Hz), 7.70(1H, t, J=1Hz), 7.77-7.83(4H, m), 8.68(3H, br-s), 9.34(1H, t, J=1Hz), 14.83(1H, br-s)
【0100】
実施例12
[(1S)−2−メチル−1−[(オザグレル−メトキシ)カルボニル]プロピル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [(2S)−2−アミノ−3−メチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル 二塩酸塩34mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を94%エタノール13mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール4mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物150mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのオザグレルの導入率は6%であった。
【0101】
参考例36
1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロペンタンカルボン酸 クロロメチル エステル
【化59】
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氷冷下、1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロペンタンカルボン酸2.00g(8.72mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩296mg(0.87mmol)及び炭酸水素ナトリウム2.93g(34.88mmol)の水20mL−塩化メチレン20mL混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート2.60g(17.44mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取して飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(5%〜40%酢酸エチル/ヘキサン)にて精製して標記化合物2.25g(93%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ): 1.44(9H, s), 1.77-1.80(4H, m), 1.88-1.90(2H, m), 2.22-2.28(2H, m), 4.85(1H, br-s), 5.75(2H, s)
【0102】
参考例37
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [[[1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロペンチル]カルボニル]オキシ]メチル エステル
【化60】
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オザグレル塩酸塩300mg(1.13mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム369mg(1.13mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロペンタンカルボン酸 クロロメチル エステル314mg(1.13mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物469mg(88%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.41(9H, s), 1.76-1.79(4H, m), 1.88-1.91(2H, m), 2.21-2.27(2H, m), 4.88(1H, br-s), 5.15(2H, s), 5.92(2H, s), 6.42(1H, d, J=16Hz), 6.90-6.91(1H, m), 7.11(1H, s), 7.16(2H, d, J=8Hz), 7.51(2H, d, J=8Hz), 7.55(1H, s), 7.72(1H, d, J=16Hz)
【0103】
参考例38
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [[(1−アミノシクロペンチル)カルボニル]オキシ]メチル エステル 二塩酸塩
【化61】
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(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [[[1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロペンチル]カルボニル]オキシ]メチル エステル469mg(1.00mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物360mg(82%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.69-1.76 (2H, m), 1.85-1.99 (4H, m), 2.10-2.15 (2H, m), 5.50 (2H, s), 5.94 (2H, s), 6.74 (1H, d, J=16Hz), 7.48 (2H, d, J=8Hz), 7.69 (1H, s), 7.78 (1H, d, J=16Hz), 7.81-7.83 (3H, m), 8.88 (3H, br-s), 9.36 (1H, s), 14.92 (1H, br-s)
【0104】
実施例13
[1−[[(オザグレル−メトキシ]カルボニル]シクロペンチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化62】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [[(1−アミノシクロペンチル)カルボニル]オキシ]メチル エステル 二塩酸塩35mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を94%エタノール13mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール4mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物138mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのオザグレルの導入率は2%であった。
【0105】
参考例39
2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3−メチルブタン酸 エチル エステル
【化63】
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乾燥エタノール60mLに金属ナトリウム1.38g(60mmol)を加えて溶解した後、室温にてシアノ酢酸エチル5.66g(50mmol)を加え15分間撹拌した。反応液に2−ヨードプロパン10.71g(63mmol)の乾燥エタノール15mL溶液を室温にてゆっくり加え、3時間撹拌した。反応液を1時間加熱還流後、室温に戻して10%硫酸水素ナトリウムを加えて反応を停止させた。反応液にジエチルエーテルを加え、水層をジエチルエーテルにて抽出した。有機層を合わせ、10%チオ硫酸ナトリウム及び飽和食塩水にて洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下にて溶媒を留去して、粗製の2−シアノ−3−メチルブタン酸 エチル エステルを得た。得られた粗2−シアノ−3−メチルブタン酸 エチル エステルをメタノール200mLに溶解し、塩化コバルト6水和物23.8g(0.1mol)を加えた。水浴で冷却しながら、混合液に水素化ホウ素ナトリウム18.9g(0.5mol)を少量ずつ加え、その後室温にて30分撹拌した。氷冷下、反応液に6N 塩酸200mL並びに2N塩酸225mLを加えて室温にて2時間撹拌した。反応液にトリエチルアミン200g(1.98mol)を加えて1時間撹拌後、二炭酸−tert−ブチル11.35g(52mmol)を加えて室温にて一晩撹拌した。不溶物をろ取し、酢酸エチルにて3回洗浄した。得られたろ液を合わせ、有機層を分取後、水層部分を酢酸エチルにて抽出した。有機層を合わせ、飽和食塩水にて洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(3%〜10%酢酸エチル/ヘキサン)にて精製し、標記化合物7.02g(54%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):0.95(3H, d, J=7Hz), 0.98(3H, d, J=7Hz), 1.27(3H, d, J=7Hz), 1.44(9H, s), 1.90-2.00(1H, m), 2.35-2.48(1H, m), 3.13-3.47(2H, m), 4.11-4.23(2H, m), 4.82(1H, br-s)
【0106】
参考例40
2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3−メチルブタン酸 クロロメチル エステル
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3−メチルブタン酸 エチル エステル7.02g(27mmol)のテトラヒドロフラン50mL溶液に2N水酸化ナトリウム水溶液56mLを加え、一晩加熱還流した。反応液を減圧下に濃縮後、残留物にジエチルエーテルを加え、水にて2回抽出した。水層に硫酸水素カリウムを加えて酸性にした後、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水にて洗浄後、減圧下に溶媒を留去した。残留物にヘキサンを加えて撹拌し、析出した結晶をろ取して2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3−メチルブタン酸4.19g(68%)を得た。得られた2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3−メチルブタン酸4.19g(18mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩615mg(1.8mmol)及び炭酸水素ナトリウム6.08g(72mmol)の水40mL−塩化メチレン40mLの混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート3.58g(22mmol)の塩化メチレン溶液を氷冷下に滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取して飽和食塩水にて洗浄後、有機層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥して減圧下に溶媒を留去した。残留物を再度ジエチルエーテルに溶解して水洗した。水層を少量のジエチルエーテルにて抽出して有機層に合わせた。有機層を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下に溶媒を留去して標記化合物4.78g(94%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):0.98(3H, d, J=7Hz), 0.99(3H, d, J=7Hz), 1.43(9H, s), 1.94-2.06(1H, m), 2.45-2.59(1H, m), 3.18-3.52(2H, m), 4.77(1H, br-s), 5.68(1H, d, J=6Hz), 5.79(1H, d, J=6Hz)
【0107】
参考例41
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3−メチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル
【化65】
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オザグレル塩酸塩300mg(1.13mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム369mg(1.13mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3−メチルブタン酸 クロロメチル エステル317mg(1.13mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物481mg(90%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 0.96(3H, d, J=7Hz), 0.97(3H, d, J=7Hz), 1.40(9H, s), 1.97-2.04(1H, m), 2.51-2.55(1H, m), 3.24(1H, ddd, J=6, 10, 14Hz), 3.44-3.49(1H, m), 4.84(1H, br-s), 5.15(2H, s), 5.88(1H, d, J=6Hz), 5.94(1H, d, J=6Hz), 6.43(1H, d, J=16Hz), 6.90(1H, t, J=1Hz), 7.11(1H, s), 7.17(2H, d, J=9Hz), 7.52(2H, d, J=9Hz), 7.55(1H, s), 7.75(1H, d, J=16Hz)
【0108】
参考例42
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [2−(アミノメチル)−3−メチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル 二塩酸塩
【化66】
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(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3−メチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル441mg(1.02mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物292mg(64%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 0.86(3H, d, J=7Hz), 0.90(3H, d, J=7Hz), 1.96-2.04(1H, m), 2.70-2.74(1H, m), 2.94(1H, br-s), 3.06(1H, br-s), 5.49(2H, s), 5.82(1H, d, J=6Hz), 5.93(1H, d, J=6Hz), 6.73(1H, d, J=16Hz), 7.48(2H, d, J=8Hz), 7.70(1H, t, J=2Hz), 7.76(1H, d, J=16Hz), 7.81-7.82(3H, m), 8.25(3H, br-s), 9.34(1H, s), 14.89(1H, br-s)
【0109】
実施例14
[3−メチル−2−[[(オザグレル−メトキシ)カルボニル]ブチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [2−(アミノメチル)−3−メチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル 二塩酸塩35mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を94%エタノール13mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール4mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物165mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのオザグレルの導入率は8%であった。
【0110】
参考例43
1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロヘキサンカルボン酸 クロロメチル エステル
【化68】
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氷冷下、1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロヘキサンカルボン酸2.35g(9.66mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩329mg(0.97mmol)及び炭酸水素ナトリウム23.24g(38.64mmol)の水20mL−塩化メチレン20mL混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート2.88g(19.31mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取して飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)にて精製して標記化合物2.59g(92%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ): 1.25-1.68(15H, m), 1.86(2H, dt, J=7, 13Hz), 1.95-1.98(2H, m), 4.73(1H, br-s), 5.74(2H, s)
【0111】
参考例44
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [[[1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロヘキシル]カルボニル]オキシ]メチル エステル
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
オザグレル塩酸塩300mg(1.13mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム369mg(1.13mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロヘキサンカルボン酸 クロロメチル エステル330mg(1.13mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物462mg(84%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.23-1.37(1H, m), 1.40(9H, s), 1.42-1.53(2H, m), 1.58-1.65(3H, m), 1.81-1.87(2H, m), 1.96-1.98(2H, m), 4.76(1H, br-s), 5.15(2H, s), 5.91(2H, s), 6.42(1H, d, J=16Hz), 6.90(1H, t, J=1Hz), 7.11(1H, s), 7.16(2H, d, J=9Hz), 7.50(2H, d, J=9Hz), 7.56(1H, s), 7.72(1H, d, J=16Hz)
【0112】
参考例45
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [[(1−アミノシクロヘキシル)カルボニル]オキシ]メチル エステル 二塩酸塩
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [[[1−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロヘキシル]カルボニル]オキシ]メチル エステル453mg(0.955mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物361mg(83%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.36-1.44(2H, m), 1.48-1.54(2H, m), 1.65-1.71(2H, m), 1.83(2H, ddd, J=4, 8, 14Hz), 1.95(2H, ddd, J=4, 9, 14Hz), 5.51(2H, s), 5.95(2H, s), 6.74(1H, d, J=16Hz), 7.49(2H, d, J=8Hz), 7.70(1H, t, J=2Hz), 7.79(1H, d, J=16Hz), 7.82-7.84(3H, m), 8.88(3H, br-s), 9.38(1H, s), 14.92(1H, br-s)
【0113】
実施例15
[1−[(オザグレル−メトキシ)カルボニル]シクロヘキシル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [[(1−アミノシクロヘキシル)カルボニル]オキシ]メチル エステル 二塩酸塩36mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を94%エタノール13mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール4mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物145mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのオザグレルの導入率は1%であった。
【0114】
参考例46
3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2,2−ジメチルプロパン酸 クロロメチル エステル
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
氷冷下、3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2,2−ジメチルプロパン酸491mg(2.3mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩77mg(0.2mmol)及び炭酸水素ナトリウム759mg(9.0mmol)の水5mL−塩化メチレン5mL混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート447mg(2.7mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取して飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥して減圧下に溶媒を留去した。残留物を再度ジエチルエーテルに溶解して水洗した。水層を少量のジエチルエーテルにて抽出して有機層に合わせた。有機層を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下に溶媒を留去して標記化合物563mg(94%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):1.25(6H, s), 1.43(9H, s), 3.28(2H, d, J=7Hz), 4.88(1H, br-s), 5.72(2H, s)
【0115】
参考例47
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2,2−ジメチル−1−オキソプロポキシ]メチル エステル
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
オザグレル塩酸塩300mg(1.13mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム369mg(1.13mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2,2−ジメチルプロパン酸 クロロメチル エステル301mg(1.13mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物389mg(75%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.21(6H, s), 1.41(9H, s), 2.26(2H, d, J=7Hz), 4.96(1H, brt, J=7Hz), 5.15(2H, s), 5.88(2H, s), 6.44(1H, d, J=16Hz), 6.90(1H, t, J=1Hz), 7.11(1H, s), 7.17(2H, d, J=9Hz), 7.52(2H, d, J=9Hz), 7.56(1H, s), 7.76(1H, d, J=16Hz)
【0116】
参考例48
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 (3−アミノ−2,2−ジメチル−1−オキプロポキシ)メチル エステル 二塩酸塩
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2,2−ジメチル−1−オキソプロポキシ]メチル エステル389mg(0.850mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物148mg(41%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.22(6H, s), 2.97(2H, br-s), 5.49(2H, s), 5.86(2H, s), 6.73(1H, d, J=16Hz), 7.47 (2H, d, J= 9Hz), 7.69(1H, t, J=2Hz), 7.76(1H, d, J=16Hz), 7.80-7.83(3H, m), 8.25(3H, br-s), 9.33(1H, s), 14.85(1H, br-s)
【0117】
実施例16
[2,2−ジメチル−3−オキソ−3−(オザグレル−メトキシ)プロピル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化75】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 (3−アミノ−2,2−ジメチル−1−オキプロポキシ)メチル エステル 二塩酸塩34mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を94%エタノール13mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール4mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物158mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのオザグレルの導入率は7%であった。
【0118】
参考例49
1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]シクロペンタンカルボン酸
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
1−(アミノメチル)シクロペンタンカルボン酸500mg(2.8mmol)及びトリエチルアミン844mg(8.3mmol)の水−ジオキサン混合溶液に二炭酸−tert−ブチル601mg(2.8mmol)を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液を減圧下に濃縮し、残留物を酢酸エチルに溶解して10%硫酸水素カリウム溶液及び飽和食塩水にて洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下に溶媒を留去して標記化合物691mg(定量的)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):1.44(9H, s), 1.58-1.81(6H, m), 1.96-2.07(2H, m), 3.28(2H, d, J=6Hz), 5.10(1H, br-s)
【0119】
参考例50
1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]シクロペンタンカルボン酸 クロロメチル エステル
【化77】
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氷冷下、1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]シクロペンタンカルボン酸610mg(2.8mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩95mg(0.28mmol)及び炭酸水素ナトリウム941mg(11.2mmol)の水6mL−塩化メチレン6mL混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート561mg(3.4mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取し、飽和食塩水にて洗浄後に無水硫酸ナトリウムにて乾燥して、次いで減圧下に溶媒を留去した。残留物を再度ジエチルエーテルに溶解して水洗した。水層を少量のジエチルエーテルにて抽出して有機層に合わせた。有機層を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下に溶媒を留去して標記化合物756mg(93%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):1.43(9H, s), 1.60-1.79(6H, m), 1.92-2.03(2H, m), 3.32(2H, d, J=7Hz), 4.96(1H, s), 5.73(2H, s)
【0120】
参考例51
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]シクロペンチル]カルボニル]オキシ]メチル エステル
【化78】
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ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]シクロペンタンカルボン酸 クロロメチル エステル241mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物491mg(96%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.42(9H, s), 1.58-1.60(8H, m), 1.68-1.71(4H, m), 1.89-1.94(2H, m), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.24(2H, d, J=6Hz), 3.66(2H, q, J=7Hz), 4.94-4.97(1H, m), 5.85(2H, s), 6.14(1H, br-s), 6.81(2H, d, J=9Hz), 7.09(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.63(2H, d, J=9Hz)
【0121】
参考例52
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[1−(アミノメチル)シクロペンチル]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩
【化79】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]シクロペンチル]カルボニル]オキシ]メチル エステル485mg(0.786mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物381mg(88%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.50(6H, s), 1.59-1.68(6H, m), 1.87-1.90(2H, m), 2.78(2H, t, J=8Hz), 3.00(2H, s), 3.43-3.46(2H, m), 5.86(2H, s), 6.75(2H, d, J=9Hz), 7.13(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.85(2H, d, J=9Hz), 8.13(3H, br-s), 8.69(1H, t, J=6Hz)
【0122】
実施例17
[[1−[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]シクロペンチル]メチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化80】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[1−(アミノメチル)シクロペンチル]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩44mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ4mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール7mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物218mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は16%であった。
【0123】
実施例18
[[1−[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]シクロペンチル]メチル]アミノ−ヒアルロン酸 コンジュゲート
【化81】
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1%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液20.0g(0.498mmol)に、撹拌しながらゆっくりとエタノール20mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[1−(アミノメチル)シクロペンチル]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩13mg(0.025mmol)のエタノール0.8mL溶液、次いで4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)11.5mg(0.042mmol)のエタノール0.8mL溶液を加え、更にEtOH 0.8mL、水2.5mLを加え、室温にて終夜撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液1.5mL、EtOH 60mLを加え、沈殿を形成し、懸濁液の上清を除去した。更にエタノールを20mL加え、上清を除去した。その後90%エタノールで2回、エタノールで2回、更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物202mgを得た。
1H-NMRの積分値より、ヒアルロン酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は6%であった。
【0124】
実施例19
[[1−[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]シクロペンチル]メチル]アミノ−カルボキシメチルセルロース コンジュゲート
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
1%カルボキシメチルセルロースナトリウム水溶液10g(0.442mmol)に、撹拌しながらゆっくりとエタノール10mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[1−(アミノメチル)シクロペンチル]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩12.3mg(0.022mmol)のエタノール0.8mL溶液、次いで4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)10.2mg(0.037mmol)のエタノール0.7mL溶液を加え、更にEtOH 0.8mL、水2.5mLを加え、室温にて終夜撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液1mL、EtOH 30mLを加え、沈殿を形成し、懸濁液の上清を除去した。更にエタノールを14mL加え、上清を除去した。その後90%エタノールで2回、エタノールで2回、更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物103mgを得た。分光光度計の測定結果(245nm)より、ポリマーコンジュゲート総重量あたりのベザフィブラートの導入率は6wt%であった。
【0125】
実施例20
[[1−[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]シクロペンチル]メチル]アミノ−アルギン酸 コンジュゲート
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
1%アルギン酸ナトリウム水溶液10g(0.505mmol)に、水3mL、撹拌しながらゆっくりとエタノール10mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[1−(アミノメチル)シクロペンチル]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩14.0mg(0.025mmol)のエタノール0.8mL溶液、次いで4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)11.7mg(0.042mmol)のエタノール0.8mL溶液を加え、更にエタノール0.8mLを加え、室温にて終夜撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液1.5mLを加えて攪拌した。反応液にアセトン200mLを加えたところ、沈殿を形成した。その後、懸濁液の上清を除去した。更に90%アセトン溶液を90mL加え、上清を除去した。そののち90%アセトンで2回、アセトンで2回、更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物97mgを得た。分光光度計の測定結果(245nm)より、ポリマーコンジュゲート総重量あたりのベザフィブラートの導入率は6wt%であった。
【0126】
実施例21
[[1−[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]シクロペンチル]メチル]アミノ−ポリグルタミン酸 コンジュゲート
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
3%ポリグルタミン酸ナトリウム水溶液3.33g(0.662mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[1−(アミノメチル)シクロペンチル]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩18.3mg(0.033mmol)のエタノール0.8mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)15mg(0.055mmol)のエタノール1.1mL溶液を加え、更にエタノール2.9mL、水3.7mLを加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ4mL)。反応液を90%エタノール10mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール4mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物106mgを得た。分光光度計の測定結果(245nm)より、ポリマーコンジュゲート総重量あたりのベザフィブラートの導入率は6wt%であった。
【0127】
参考例53
2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2−エチルブタン酸 クロロメチル エステル
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
氷冷下、2−[[[(1,1―ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2−エチルブタン酸1.23g(5.01mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩170mg(0.50mmol)及び炭酸水素ナトリウム3.4g(40mmol)の水20mL−塩化メチレン20mL混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート1.49g(10.02mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取して飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(5%〜40%酢酸エチル/ヘキサン)にて精製して標記化合物1.31g(89%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):0.87(6H, t, J=8Hz), 1.43(9H, s), 1.64(4H, q, J=8Hz), 3.36(2H, d, J=7Hz), 4.72(1H, br-s), 5.74(2H, s)
【0128】
参考例54
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2−エチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
ベザフィブラート200mg(0.553mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム90mg(0.277mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2−エチルブタン酸 クロロメチル エステル162mg(0.553mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物305mg(89%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 0.82(6H, t, J=8Hz), 1.42(9H, s), 1.56-1.59(10H, m), 2.87(2H, t, J=7Hz), 3.29(2H, d, J=7Hz), 3.67(2H, q, J=7Hz), 4.71(1H, br-s), 5.86(2H, s), 6.15(1H, br-s), 6.82(2H, d, J=9Hz), 7.10(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.63(2H, d, J=9Hz)
【0129】
参考例55
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−(アミノメチル)−2−エチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル 塩酸塩
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2−エチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル302mg(0.488mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物231mg(86%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 0.73(6H, t, J=8Hz), 1.49(6H, s), 1.60(4H, q, J=8Hz), 2.78(2H, t, J=8Hz), 2.98(2H, s), 3.42-3.46(2H, m), 5.87(2H, s), 6.76(2H, d, J= 9Hz), 7.13(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.84(2H, d, J=9Hz), 8.02(3H, br-s), 8.65-8.67(1H, m)
【0130】
実施例22
[2−[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]−2−エチルブチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−(アミノメチル)−2−エチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル 塩酸塩44mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ4mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール7mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物219mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は17%であった。
【0131】
参考例56
2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]ブタン酸
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
2−アミノブタン酸2.00g(19.4mmol)及びトリエチルアミン5.89g(58.2mmol)の水−ジオキサン混合溶液に二炭酸−tert−ブチル4.23mg(19.4mmol)を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液を減圧下に濃縮し、残留物を酢酸エチルに溶解して10%硫酸水素カリウム溶液及び飽和食塩水にて洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、減圧下に溶媒を留去して標記化合物4.20g(定量的)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ): 0.98(3H, t, J=7Hz), 1.45(9H, s), 1.69-1.78(1H, m), 1.89-1.93(1H, m), 4.09(1/3H, br-s), 4.28-4.29(2/3H, m), 5.04(2/3H, d, J=7Hz), 6.09(1/3H, br-s), 8.40(1H, br-s)
【0132】
参考例57
2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]ブタン酸 クロロメチル エステル
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
氷冷下、2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]ブタン酸2.58g(12.9mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩439mg(1.29mmol)及び炭酸水素ナトリウム4.34g(51.72mmol)の水20mL−塩化メチレン20mL混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート3.85g(25.9mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取して飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。溶媒を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製して、標記化合物2.59g(80%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):0.97 (3H, t, J=7Hz), 1.45(9H, s), 1.68-1.77(1H, m), 1.86-1.93(1H, m), 4.30-4.31(1H, m), 4.97-4.99(1H, m), 5.63(1H, d, J=6Hz), 5.86(1H, d, J=6Hz)
【0133】
参考例58
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソブトキシ]メチル エステル
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
ベザフィブラート200mg(0.553mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム90mg(0.277mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]ブタン酸 クロロメチル エステル139mg(0.553mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物270mg(84%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 0.90(3H, t, J=8Hz), 1.43(9H, s), 1.59-1.66(7H, m), 1.78-1.83(1H, m), 2.87(2H, t, J=7Hz), 3.67(2H, q, J=7Hz), 4.24-2.25(1H, m), 4.95-4.96(1H, m), 5.82(1H, d, J=6Hz), 5.93(1H, d, J=6Hz), 6.15(1H, br-s), 6.81(2H, d, J=9Hz), 7.10(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.62(2H, d, J=9Hz)
【0134】
参考例59
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 (2−アミノ−1−オキソブトキシ)メチル エステル 塩酸塩
【化92】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソブトキシ]メチル エステル267mg(0.463mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物152mg(64%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 0.90(3H, t, J=8Hz), 1.50(6H, s), 1.79-1.85(2H, m), 2.78(2H, t, J=7Hz), 3.44(2H, q, J=7Hz), 4.10(1H, t, J=6Hz), 5.88(1H, d, J=6Hz), 6.00(1H, d, J=6Hz), 6.77(2H, d, J= 9Hz), 7.15(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.84(2H, d, J=9Hz), 8.61-8.67(4H, m)
【0135】
実施例23
[1−[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]プロピル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化93】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 (2−アミノ−1−オキソブトキシ)メチル エステル 塩酸塩41mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物209mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は13%であった。
【0136】
参考例60
1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]シクロプロパンカルボン酸 エチル エステル
【化94】
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1−シアノシクロプロパンカルボン酸 エチル エステル2.0g(14.4mmol)のメタノール100mLに塩化コバルト6水和物6.84g(28.8mmol)を加えた。水浴で冷却しながら、混合液に水素化ホウ素ナトリウム5.44g(143.7mmol)を少量ずつ加え、その後室温にて30分撹拌した。反応液に2N塩酸237mLを加えて室温にて2時間撹拌した。反応液にトリエチルアミン57.7g(569mmol)を加えて1時間撹拌後、二炭酸−tert−ブチル3.27g(15mmol)を加えて室温にて一晩撹拌した。不溶物をろ取し、酢酸エチルにて3回洗浄した。得られたろ液を合わせ、有機層を分取後、水層部分を酢酸エチルにて抽出した。有機層を合わせ、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥して減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(5〜10%酢酸エチル/ヘキサン)にて精製し、標記化合物2.00g(57%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):0.88-0.97(2H, m), 1.17-1.25(2H, m), 1.23(3H, t, J=7Hz), 1.44(9H, s), 3.28(2H, d, J=6Hz), 4.12(2H, q, J=7Hz), 5.16(1H, br-s)
【0137】
参考例61
1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]シクロプロパンカルボン酸
【化95】
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1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]シクロプロパンカルボン酸 エチル エステル2.00g(8.2mmol)のテトラヒドロフラン30mL溶液に2N水酸化ナトリウム水溶液20mLを加え、4時間加熱還流した。反応液を減圧下に濃縮後、残留物にジエチルエーテルを加え、水にて2回抽出した。水層に硫酸水素カリウム6.13g(45mmol)を加えて酸性にした後、酢酸エチルにて抽出した。有機層を飽和食塩水にて洗浄後、減圧下に溶媒を留去して標記化合物1.73g(98%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):1.00-1.11(2H, m), 1.27-1.34(2H, m), 1.43(9H, s), 3.28(2H, d, J=6Hz), 5.19(1H, br-s)
【0138】
参考例62
1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]シクロプロパンカルボン酸 クロロメチル エステル
【化96】
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氷冷下、1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]シクロプロパンカルボン酸1.73g(8mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩272mg(0.8mmol)及び炭酸水素ナトリウム2.69g(32mmol)の水8mL−塩化メチレン8mL混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート1.59g(9.6mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取し、飽和食塩水にて洗浄後に無水硫酸ナトリウムにて乾燥して減圧下に溶媒を留去した。残留物を再度ジエチルエーテルに溶解して水洗した。水層を少量のジエチルエーテルにて抽出して有機層に合わせた。有機層を飽和食塩水にて洗浄し、無水硫酸ナトリウムにて乾燥後、減圧下に溶媒を留去して標記化合物1.95g(92%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):1.03-1.12(2H, m), 1.29-1.36(2H, m), 1.44(9H, s), 3.32(2H, d, J=6Hz), 5.14(1H, br-s), 5.71(2H, s)
【0139】
参考例63
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]シクロプロピル]カルボニル]オキシ]メチル エステル
【化97】
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ベザフィブラート200mg(0.553mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム90mg(0.277mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]シクロプロパンカルボン酸 クロロメチル エステル145mg(0.553mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物292mg(90%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.01(2H, br-s), 1.21(2H, br-s), 1.42(9H, s), 1.60(6H, s), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.26(2H, d, J=7Hz), 3.67(2H, q, J=7Hz), 5.12(1H, br-s), 5.81(2H, s), 6.10(1H, br-s), 6.80(2H, d, J=9Hz), 7.10(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.62(2H, d, J=9Hz)
【0140】
参考例64
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[1−(アミノメチル)シクロプロピル]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩
【化98】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]シクロプロピル]カルボニル]オキシ]メチル エステル289mg(0.491mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物183mg(71%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.18-1.25(4H, m), 1.50(6H, s), 2.78(2H, t, J=7Hz), 3.02(2H, s), 3.44(2H, q, J=7Hz), 5.81(2H, s), 6.73(2H, d, J=9Hz), 7.14(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.84(2H, d, J=9Hz), 8.07(3H, br-s), 8.68(1H, br)
【0141】
実施例24
[1−[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]シクロプロピル]メチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化99】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[1−(アミノメチル)シクロプロピル]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩42mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ4mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール7mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物217mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は17%であった。
【0142】
参考例65
2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3−メチルブタン酸 1−クロロエチル エステル
【化100】
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2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3−メチルブタン酸1.16g(5.0mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩170mg(0.5mmol)及び炭酸水素ナトリウム1.68g(20mmol)の水5mL−塩化メチレン5mLの混合溶液に1−クロロエチル クロロスルホネート3.58g(22mmol)の塩化メチレン溶液を氷冷下に滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取して飽和食塩水にて洗浄後、有機層を無水硫酸ナトリウムにて乾燥して減圧下に溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(10%酢酸エチル/ヘキサン)にて精製して標記化合物1.23g(84%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):0.97(3H, d, J=7Hz), 0.99(3H, d, J=7Hz), 1.43(9H, s), 1.80(3H, d, J=6Hz), 1.91-2.07(1H, m), 2.46-2.58(1H, m), 3.18-3.52(2H, m), 4.77(1H, br-s), 6.53-6.62(1H, m)
【0143】
参考例66
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 1−[2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3−メチル−1−オキソブトキシ]エチル エステル
【化101】
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オザグレル塩酸塩170mg(0.642mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム209mg(0.642mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3−メチルブタン酸 1−クロロエチル エステル189mg(0.642mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物140mg(45%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 0.96-0.99(6H, m), 1.39(4.5H, s), 1.43(4.5H, s), 1.566(1.5H, d, J=6Hz), 1.572(1.5H, d, J=6Hz), 1.92-1.99(1H, m), 2.42(0.5H, ddd, J=4, 8, 14Hz), 2.46-2.51(0.5H, m), 3.15(0.5H, ddd, J=5, 10, 15Hz), 3.23(0.5H, ddd, J=6, 10, 14Hz), 3.45-3.51(1H, m), 4.92(0.5H, br-s), 4.97(0.5H, br-s), 5.15(2H, s), 6.38(0.5H, d, J=16Hz), 6.41(0.5H, d, J=16Hz), 6.90 (1H, s), 6.99(0.5H, q, J=6Hz), 7.02(0.5H, q, J=6Hz), 7.11(1H, s), 7.16(2H, d, J=9Hz), 7.51(2H, d, J=9Hz), 7.55(1H, s), 7.70(0.5H, d, J=16Hz), 7.71(0.5H, d, J=16Hz)
【0144】
参考例67
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 1−[2−(アミノメチル)−3−メチル−1−オキソブトキシ]エチル エステル 二塩酸塩
【化102】
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(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 1−[2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3−メチル−1−オキソブトキシ]エチル エステル130mg(0.268mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物98mg(80%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ, mixture of diastereomers) : 0.90-0.94(6H, m), 1.54(1.5H, d, J=7Hz), 1.55(1.5H, d, J=7Hz), 1.98-2.05(1H, m), 2.63-2.67(1H, m), 2.89-2.96(1H, m), 3.04-3.08(1H, m), 5.47(2H, s), 6.68(1H, d, J=16Hz), 6.93-6.96(1H, m), 7.45(2H, d, J=8Hz), 7.68(1H, s), 7.71(0.5H, d, J=16Hz), 7.72(0.5H, d, J=16Hz), 7.78(1H, s), 7.80(2H, d, J=8Hz), 8.01(1.5H, br-s), 8.04(1.5H, br-s), 9.24(1H, s), 14.56(1H, br-s)
【0145】
実施例25
[3−メチル−2−[(1−オザグレル−エトキシ)カルボニル]ブチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 1−[2−(アミノメチル)−3−メチル−1−オキソブトキシ]エチル エステル 二塩酸塩37mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を94%エタノール13mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール4mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物185mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのオザグレルの導入率は6%であった。
【0146】
参考例68
3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−メチルプロパン酸 クロロメチル エステル
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−メチルプロパン酸500mg(2.46mmol)、炭酸水素ナトリウム826mg(9.84mmol)及び硫酸水素テトラブチルアンモニウム83.5mg(0.246mmol)の塩化メチレン2mL−水2mL混合溶媒に、クロロメチル クロロスルホネート487mg(2.95mmol)の塩化メチレン2mL溶液を氷冷下滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌後、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物541mg(87%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.20(3H, d, J=8Hz), 1.43(9H, s), 2.76-2.79(1H, m), 3.25-3.31(1H, m), 3.34-3.38(1H, m), 4.88(1H, br-s), 5.69(1H, d, J=6Hz), 5.75(1H, d, J=6Hz)
【0147】
参考例69
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−メチル−1−オキソプロポキシ]メチル エステル
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−メチルプロパン酸 クロロメチル エステル174mg(0.691mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物398mg(quant.)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.13(3H, d, J=8Hz), 1.42(9H, s), 1.60(6H, s), 2.66-2.72(1H, m), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.17-3.22(1H, m), 3.27-3.30(1H, m), 3.66(2H, q, J=7Hz), 4.87(1H, br-s), 5.84(1H, d, J=6Hz), 5.86(1H, d, J=6Hz), 6.17(1H, br-s), 6.81(2H, d, J=9Hz), 7.10(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.63(2H, d, J=9Hz)
【0148】
参考例70
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 (3−アミノ−2−メチル−1−オキソプロポキシ)メチル エステル 塩酸塩
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−メチル−1−オキソプロポキシ]メチル エステル395mg(0.684mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物309mg(88%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.13(3H, d, J=7Hz), 1.50(6H, s), 2.78(2H, t, J=8Hz), 2.82-2.90(2H, m), 3.05(1H, dd, J=7, 12Hz), 3.42-3.46(2H, m), 5.80(1H, d, J=6Hz), 5.89(1H, d, J=6Hz), 6.75(2H, d, J=9Hz), 7.13(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.81(3H, br-s), 7.83(2H, d, J=9Hz), 8.65(1H, br)
【0149】
実施例26
[3−(ベザフィブラート−メトキシ)−2−メチル−3−オキソプロピル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化107】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 (3−アミノ−2−メチル−1−オキソプロポキシ)メチル エステル 塩酸塩41mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ5mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール6mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物266mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は15%であった。
【0150】
参考例71
2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3,3−ジメチルブタン酸 クロロメチル エステル
【化108】
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2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3,3−ジメチルブタン酸115mg(0.469mmol)、炭酸水素ナトリウム157mg(1.88mmol)及び硫酸水素テトラブチルアンモニウム15.9mg(0.0469mmol)の塩化メチレン2mL−水2mL混合溶媒に、クロロメチル クロロスルホネート92.8mg(0.563mmol)の塩化メチレン2mL溶液を氷冷下滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌後、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物133mg(97%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.02(9H, s), 1.42(9H, s), 2.63-2.64(1H, m), 3.25(1H, ddd, J=6, 11, 14Hz), 3.53-3.54(1H, m), 4.63(1H, br-s), 5.69(1H, d, J=6Hz), 5.79(1H, d, J=6Hz)
【0151】
参考例72
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3,3−ジメチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル
【化109】
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オザグレル塩酸塩120mg(0.453mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム148mg(0.453mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3,3−ジメチルブタン酸 クロロメチル エステル133mg(0.453mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物220mg(quant.)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.00(9H, s), 1.39(9H, s), 2.58-2.60(1H, m), 3.22(1H, ddd, J=6, 7, 9Hz), 3.51-3.57(1H, m), 4.69(1H, br-s), 5.15(2H, s), 5.88(1H, d, J=6Hz), 5.93(1H, d, J=6Hz), 6.43(2H, d, J=16Hz), 6.90(1H, t, J=2Hz), 7.11(1H, s), 7.17(1H, d, J=9Hz), 7.51(2H, d, J=9Hz), 7.55(1H, s), 7.74(1H, d, J=16Hz)
【0152】
参考例73
(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [2−(アミノメチル)−3,3−ジメチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル 二塩酸塩
【化110】
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(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−3,3−ジメチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル217mg(0.447mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物152mg(75%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 0.92(9H, s), 2.54-2.55(1H, m), 3.04(2H, br-s), 5.47(2H, s), 5.79(1H, d, J=6Hz), 5.94(1H, d, J=6Hz), 6.73(1H, d, J=16Hz), 7.46(2H, d, J=8Hz), 7.69(1H, s), 7.75(1H, d, J=16Hz), 7.78(1H, s), 7.81(2H, d, J=8Hz), 8.13(3H, br-s), 14.65(1H, br-s)
【0153】
実施例27
[3,3−ジメチル−2−[(オザグレル−メトキシ)カルボニル]ブチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化111】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に(2E)−3−[4−(1H−イミダゾール−1−イルメチル)フェニル]−2−プロペン酸 [2−(アミノメチル)−3,3−ジメチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル 二塩酸塩37mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を94%エタノール13mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール4mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物248mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのオザグレルの導入率は7%であった。
【0154】
参考例74
trans−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロヘキサンカルボン酸 クロロメチル エステル
【化112】
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氷冷下、trans−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロヘキサンカルボン酸300mg(1.23mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩41mg(0.12mmol)及び炭酸水素ナトリウム413mg(4.92mmol)の水5mL−塩化メチレン6mL混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート367mg(2.47mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取して飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)にて精製して標記化合物311mg(87%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):1.17-1.27(2H, m), 1.41(9H, s), 1.57-1.66(2H, m), 1.72-1.77(2H, m), 1.92-2.05(2H, m), 2.34(1H, td, J=12, 4Hz), 3.65-3.70(1H, m), 4.48(1H, br-s), 5.69(2H, s)
【0155】
参考例75
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[trans−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロヘキシル]カルボニル]オキシ]メチル エステル
【化113】
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ベザフィブラート64mg(0.18mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム29mg(0.088mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、trans−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロヘキサンカルボン酸 クロロメチル エステル51mg(0.18mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物108mg(99%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.13-1.27(2H, m), 1.31-1.43(10H, m), 1.51-1.62(7H, m), 1.66-1.74(2H, m), 1.83-1.86(1H, m), 2.00-2.04(1H, m), 2.27(1H, dt, J=4, 11Hz), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.62-3.69(3H, m), 4.46(1H, br-s), 5.81(2H, s), 6.13(1H, br-s), 6.83(2H, d, J=9Hz), 7.09(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.62(2H, d, J=9Hz)
【0156】
参考例76
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[(trans−2−アミノシクロヘキシル)カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩
【化114】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[trans−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロヘキシル]カルボニル]オキシ]メチル エステル106mg(0.172mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物71mg(75%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.17-1.37(4H, m), 1.50(6H, s), 1.62-1.64(1H, m), 1.69-1.71(1H, m), 1.83-1.85(1H, m), 1.94-1.96(1H, m), 2.77(2H, t, J=7Hz), 3.19-3.28(2H, m), 3.44(2H, q, J=7Hz), 5.79(1H, d, J=6Hz), 5.92(1H, d, J=6Hz), 6.75(2H, d, J=9Hz), 7.13(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.83(2H, d, J=9Hz), 7.96(3H, br-s), 8.64(1H, br)
【0157】
実施例28
[trans−2−[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]シクロヘキシル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[(trans−2−アミノシクロヘキシル)カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩44mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ4mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール7mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物229mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は6%であった。
【0158】
参考例77
2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−エチルブタン酸 クロロメチル エステル
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
氷冷下、2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−エチルブタン酸804mg(3.48mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩118mg(0.35mmol)及び炭酸水素ナトリウム1169mg(13.92mmol)の水15mL−塩化メチレン15mL混合溶液に1−クロロメチル クロロスルホネート1036mg(6.96mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取して飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)にて精製して標記化合物882mg(91%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):0.81(6H, t, J=8Hz), 1.44(9H, s), 1.79-1.87(2H, m), 2.22(2H, br-s), 5.28(1H, br-s), 5.77(2H, s)
【0159】
参考例78
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−エチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
ベザフィブラート250mg(0.691mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム112mg(0.345mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−エチルブタン酸 クロロメチル エステル161mg(0.576mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物295mg(85%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 0.75(6H, t, J=8Hz), 1.43(9H, s), 1.58(6H, s), 1.73-1.80(2H, m), 2.21(2H, br-s), 2.87(2H, t, J=7Hz), 3.67(2H, q, J=7Hz), 5.30(1H, br-s), 5.89(2H, s), 6.08(1H, br-s), 6.83(2H, d, J=9Hz), 7.10(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.62(2H, d, J=9Hz)
【0160】
参考例79
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 (2−アミノ−2−エチル−1−オキソブトキシ)メチル エステル 塩酸塩
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−2−エチル−1−オキソブトキシ]メチル エステル290mg(0.479mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物229mg(88%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 0.87(6H, t, J=8Hz), 1.50(6H, s), 1.83(4H, q, J=8Hz), 2.78(2H, t, J=8Hz), 3.42-3.46(2H, m), 5.97(2H, s), 6.76(2H, d, J=9Hz), 7.14(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.84(2H, d, J=9Hz), 8.61(3H, br-s), 8.66(1H, t, J=6Hz)
【0161】
実施例29
[1−[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]−1−エチルプロピル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 (2−アミノ−2−エチル−1−オキソブトキシ)メチル エステル 塩酸塩43mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール9mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物201mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は0.5%であった。
【0162】
参考例80
2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]ブタン酸 クロロメチル エステル
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
氷冷下、2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]ブタン酸1.93mg(8.88mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩302mg(0.89mmol)及び炭酸水素ナトリウム2.98g(35.54mmol)の水20mL−塩化メチレン20mL混合溶液に1−クロロメチル クロロスルホネート2.65g(17.77mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取して飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)にて精製して標記化合物1.97mg(84%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):0.96(3/2H, t, J=8Hz), 0.97(3/2H, t, J=8Hz), 1.43(9H, s), 1.57-1.74(2H, m), 2.65(1H, br-s), 3.27-3.31(1H, m), 3.39-3.42(1H, m), 4.83(1H, br-s), 5.69-5.78(2H, m)
【0163】
参考例81
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−1−オキソブトキシ]メチル エステル
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]ブタン酸 クロロメチル エステル220mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物482mg(98%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 0.90(3H, t, J=8Hz), 1.42(9H, s), 1.50-1.66(8H, m), 2.53-2.59(1H, m), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.19(1H, ddd, J=6, 9, 14Hz), 3.31-3.36(1H, m), 3.66(2H, q, J=7Hz), 4.80(1H, br-s), 5.84(1H, d, J=6Hz), 5.87(1H, d, J=6Hz), 6.17(1H, br-s), 6.82(2H, d, J=9Hz), 7.10(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.63(2H, d, J=9Hz)
【0164】
参考例82
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−(アミノメチル)−1−オキソブトキシ]メチル エステル 塩酸塩
【化122】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−1−オキソブトキシ]メチル エステル448mg(0.758mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物397mg(99%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 0.80(3H, t, J=8Hz), 1.49(6H, s), 1.52-1.67(2H, m), 2.74-2.80(3H, m), 2.91(1H, dd, J=6, 13Hz), 3.04(1H, dd, J=8, 13Hz), 3.42-3.46(2H, m), 5.79(1H, d, J=6Hz), 5.92(1H, d, J=6Hz), 6.76(2H, d, J=9Hz), 7.14(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.85(2H, d, J=9Hz), 8.15(3H, br-s), 8.69(1H, t, J=6Hz)
【0165】
実施例30
[2−[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]ブチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化123】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [2−(アミノメチル)−1−オキソブトキシ]メチル エステル 塩酸塩42mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ4mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール7mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物210mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は15%であった。
【0166】
参考例83
炭酸 クロロメチル 2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル エステル
【化124】
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N−(2−ヒドロキシエチル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル2.00g(12.4mmol)のジエチルエーテル(30mL)溶液に−15℃でクロロギ酸メチル1.32mL(14.9mmol)を加え、続いてピリジン1.20mL(14.9mmol)のジエチルエーテル(15mL)溶液を滴下した。室温に戻して6時間撹拌後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物2.63g(84%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.45(9H, s), 3.44-3.45(2H, m), 4.29(2H, t, J=5Hz), 4.82(1H, br-s), 5.74(2H, s)
【0167】
参考例84
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エトキシ]カルボニル]オキシ]メチル エステル
【化125】
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ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸 クロロメチル 2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル エステル210mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物381mg(79%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.44(9H, s), 1.61(6H, s), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.37-3.40(2H, m), 3.66(2H, q, J=7Hz), 4.18(2H, t, J=6Hz), 4.88(1H, br-s), 5.83(2H, s), 6.19(1H, br-s), 6.82(2H, d, J=9Hz), 7.09(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.63(2H, d, J=9Hz)
【0168】
参考例85
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[(2−アミノエトキシ)カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩
【化126】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エトキシ]カルボニル]オキシ]メチル エステル343mg(0.592mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物292mg(96%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.51(6H, s), 2.79(2H, t, J=8Hz), 3.13(2H, br-s), 3.42-3.46(2H, m), 4.33(2H, t, J=6Hz), 5.84(2H, s), 6.76(2H, d, J=9Hz), 7.14(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.85(2H, d, J=9Hz), 8.21(3H, br-s), 8.70(1H, t, J=6Hz)
【0169】
実施例31
[2−[[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]オキシ]エチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化127】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[(2−アミノエトキシ)カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩41mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物101mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は15%であった。
【0170】
参考例86
炭酸 1−クロロエチル 2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル エステル
【化128】
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2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エタノール1.50g(9.31mmol)のジエチルエーテル(20mL)溶液に−15℃でクロロギ酸1−クロロエチル1.22mL(11.2mmol)を加え、続いてピリジン11.2mL(14.0mmol)のジエチルエーテル(10mL)溶液を滴下した。室温に戻して一晩撹拌後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物2.18g(88%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.45(9H, s), 1.84(3H, d, J=6Hz), 3.44-3.45(2H, m), 4.27(2H, t, J=5Hz), 4.82(1H, br-s), 6.43(1H, q, J=6Hz)
【0171】
参考例87
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エトキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化129】
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ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸 1−クロロエチル 2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル エステル222mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物352mg(72%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.43(9H, s), 1.51(3H, d, J=6Hz), 1.59(3H, s), 1.60(3H, s), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.38-3.40(2H, m), 3.64-3.68(2H, m), 4.18(2H, q, J=6Hz), 4.87(1H, br-s), 6.15(1H, br-s), 6.79-6.83(3H, m), 7.09(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.62(2H, d, J=9Hz)
【0172】
参考例88
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[(2−アミノエトキシ)カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩
【化130】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エトキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル350mg(0.590mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣にヘキサンを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物168mg(58%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.44(3H, d, J=6Hz), 1.49(3H, s), 1.50(3H, s), 2.78(2H, t, J=8Hz), 3.12-3.14(2H, m), 3.41-3.45(2H, m), 4.27-4.38(2H, m), 6.73-6.77(3H, m), 7.14(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.84(2H, d, J=9Hz), 8.13(3H, br-s), 8,67(1H, t, J=6Hz)
【0173】
実施例32
[2−[[(1−ベザフィブラート−エトキシ)カルボニル]オキシ]エチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[(2−アミノエトキシ)カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩42mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ4mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール7mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物253mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は18%であった。
【0174】
参考例89
5−(アミノスルホニル)−4−クロロ−2−[(2−フラニルメチル)アミノ]安息香酸 1−[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エトキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
フロセミド300mg(0.907mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム148mg(0.454mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸 1−クロロエチル 2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル エステル242mg(0.907mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物93mg(18%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of rotamers) : 1.42(9H, s), 1.65(3H, d, J=6Hz), 3.41-3.42(2H, m), 4.23(2H, br-s), 4.45(2H, d, J=6Hz), 4.88-5.01(2.5H, m), 5.75(0.5H, br-s), 6.28(1H, dd, J=1, 3Hz), 6.35(1H, dd, J=2, 3Hz), 6.90(1H, s), 6.96-6.97(1H, m), 7.40(1H, dd, J=1, 2Hz), 8.55(1H, br), 8.60(1H, s)
【0175】
参考例90
5−(アミノスルホニル)−4−クロロ−2−[(2−フラニルメチル)アミノ]安息香酸 2−[[(2−アミノエトキシ)カルボニル]オキシ]エチル エステル 二塩酸塩
【化133】
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5−(アミノスルホニル)−4−クロロ−2−[(2−フラニルメチル)アミノ]安息香酸 1−[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エトキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル75mg(0.147mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液2mLを加えて1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、真空ポンプにて一晩乾燥した。残留物に酢酸エチルを加え、析出した固体をろ取して標記化合物33mg(51%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.60(3H, d, J=5Hz), 3.12-3.13(2H, m), 4.27-4.35(2H, m), 4.63(2H, d, J=6Hz), 6.39(1H, dd, J=1, 3Hz), 6.43(1H, dd, J=2, 3Hz), 6.92(1H, q, J=5Hz), 7.16(1H, s), 7.39(2H, s), 7.63(1H, dd, J=1, 2Hz), 8.06(3H, br), 8.36(1H, s), 8.39(1H, t, J=6Hz)
【0176】
実施例33
[2−[[(1−フロセミド−エトキシ)カルボニル]オキシ]エチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液2.0g(0.20mmol)に、撹拌しながらエタノール1mLを滴下した。混合液に5−(アミノスルホニル)−4−クロロ−2−[(2−フラニルメチル)アミノ]安息香酸 2−[[(2−アミノエトキシ)カルボニル]オキシ]エチル エステル 二塩酸塩20mg(0.040mmol)のエタノール1.1mL−水0.5mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)11mg(0.040mmol)のエタノール0.4mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液50μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ1.5mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール4mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物120mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのフロセミドの導入率は13%であった。
【0177】
参考例91
炭酸 1−クロロエチル 2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−メチルエチル エステル
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
N−(2−ヒドロキシプロピル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル1.78g(10.2mmol)のジエチルエーテル(15mL)溶液に−15℃でクロロギ酸1−クロロエチル1.33mL(12.2mmol)を加え、続いてピリジン1.23mL(15.2mmol)のジエチルエーテル(10mL)溶液を滴下した。室温に戻して6時間撹拌後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物2.25g(79%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 1.31(1.5H, d, J=6Hz), 1.32(1.5H, d, J=6Hz), 1.44(9H, s), 1.83(1.5H, d, J=6Hz), 1.84(1.5H, d, J=6Hz), 3.22-3.36(1H, m), 3.41-3.43(1H, m), 4.80(1H, br-s), 4.87-4.91(1H, m), 6.43(1H, q, J=6Hz)
【0178】
参考例92
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−メチルエトキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸 1−クロロエチル 2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−メチルエチル エステル233mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物478mg(95%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ, mixture of diastereomers) : 1.12(1.5H, d, J=7Hz), 1.17(1.5H, d, J=7Hz), 1.35(4.5H, s), 1.37(4.5H, s), 1.40(1.5H, d, J=6Hz), 1.42(1.5H, d, J=5Hz), 1.47(1.5H, s), 1.49(4.5H, s), 2.77(2H, t, J=8Hz), 3.01-3.17(2H, m), 3.40-3.46(2H, m), 4.66-4.72(1H, m), 6.68-6.72(1H, m), 6.74-6.77(2H, m), 6.99-7.03(1H, m), 7.11-7.14(2H, m), 7.52(2H, d, J=9Hz), 7.82(2H, d, J=9Hz), 8.60(1H, t, J=6Hz)
【0179】
参考例93
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[(2−アミノ−1−メチルエトキシ)カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩
【化137】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−メチルエトキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル460mg(0.758mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物232mg(56%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ, mixture of diastereomers) : 1.23(1.5H, d, J=6Hz), 1.29(1.5H, d, J=6Hz), 1.42(1.5H, d, J=6Hz), 1.45(1.5H, d, J=6Hz), 1.48(1.5H, s), 1.50(4.5H, s), 2.76-2.80(2H, m), 2.97-3.08(2H, m), 3.42-3.46(2H, m), 4.88-4.92(1H, m), 6.72-6.77(3H, m), 7.13(1H, d, J=9Hz), 7.14(1H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.84(2H, d, J=9Hz), 8.18(3H, br-s), 8.66-8.68(1H, m)
【0180】
実施例34
[2−[[(1−ベザフィブラート−エトキシ)カルボニル]オキシ]プロピル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化138】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[(2−アミノ−1−メチルエトキシ)カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩43mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物194mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は16%であった。
【0181】
参考例94
N−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル
【化139】
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N−Boc−グリシン メチル エステル1.47g(7.77mmol)のTHF(15mL)溶液に−15℃でメチルマグネシウムブロミドのTHF中1M溶液31mL(31.1mmol)を滴下した。0℃に戻して6時間撹拌後、反応液に水、続いて10%硫酸水素カリウムを加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去して、標記化合物1.52g(quant.)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.21(6H, s), 1.45(9H, s), 2.19(1H, br-s), 3.12(2H, d, J=6Hz), 4.93(1H, br-s)
【0182】
参考例95
炭酸 1−クロロエチル 2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1,1−ジメチルエチル エステル
【化140】
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N−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル600mg(3.17mmol)のジエチルエーテル(9mL)溶液に−15℃でクロロギ酸1−クロロエチル0.415mL(3.80mmol)を加え、続いてピリジン0.383mL(4.76mmol)のジエチルエーテル(3mL)溶液を滴下した。室温に戻して一晩撹拌後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物703mg(75%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.45(9H, s), 1.50(6H, s), 1.82(3H, d, J=6Hz), 3.37(1H, dd, J=7, 10Hz), 3.42(1H, dd, J=7, 10Hz), 4.93(1H, br-s), 6.38(1H, q, J=6Hz)
【0183】
参考例96
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1,1−ジメチルエトキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化141】
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ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸 1−クロロエチル 2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1,1−ジメチルエチル エステル245mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物453mg(88%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.43-1.44(12H, m), 1.49(3H, d, J=6Hz), 1.58(3H, s), 1.59(3H, s), 1.60(3H, s), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.37(2H, d, J=6Hz), 3.64-3.68(2H, m), 4.95(1H, t, J=6Hz), 6.11(1H, br-s), 6.77(1H, q, J=6Hz), 6.83(2H, d, J=9Hz), 7.09(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.62(2H, d, J=9Hz)
【0184】
参考例97
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[(2−アミノ−1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩
【化142】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1,1−ジメチルエトキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル440mg(0.708mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物312mg(79%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.41(3H, d, J=6Hz), 1.46(3H, s), 1.48(3H, s), 1.489(3H, s), 1.494(3H, s), 2.78(2H, t, J=8Hz), 3.08(1H, br-d, J=13Hz), 3.19(1H, br-d, 13Hz), 3.42-3.46(2H, m), 6.71(1H, q, J=6Hz), 6.75(2H, d, J=9Hz), 7.13(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.85(2H, d, J=9Hz), 8.31(3H, br-s), 8.69(1H, t, J=6Hz)
【0185】
実施例35
[2−[[(1−ベザフィブラート−エトキシ)カルボニル]オキシ]−2−メチルプロピル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化143】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[(2−アミノ−1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩44mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール9mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物190mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は4%であった。
【0186】
参考例98
N−(2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル
【化144】
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2−アミノ−1−フェニルエタノール2.00g(14.6mmol)及び炭酸ナトリウム3.55g(33.5mmol)の水(30mL)−THF(30mL)混合溶液に氷冷下で、二炭酸−tert−ブチル3.50g(16.0mmol)のTHF(30mL)溶液を加え、室温にて3時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。得られた残留物を酢酸エチル−ヘキサン混合溶媒で再結晶し、標記化合物3.42g(99%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.45(9H, s), 3.10(1H, br-s), 3.26(1H, ddd, J=6, 8, 14Hz), 3.47-3.51(1H, m), 4.82-4.83(1H, m), 4.95(1H, br-s), 7.17-7.37(5H, m)
【0187】
参考例99
炭酸 1−クロロエチル 2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−フェニルエチル エステル
【化145】
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N−(2−ヒドロキシ−2−フェニルエチル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル1.00g(4.21mmol)のジエチルエーテル(15mL)溶液に−15℃でクロロギ酸1−クロロエチル0.552mL(5.06mmol)を加え、続いてピリジン0.509mL(6.32mmol)のジエチルエーテル(5mL)溶液を滴下した。室温に戻して一晩撹拌後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物1.09g(75%)を1:2のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 1.43(9H, s), 1.80(1H, d, J=6Hz), 1.84(2H, d, J=6Hz), 3.43-3.48(1H, m), 3.59-3.64(1H, m), 4.79(2/3H, br-s), 4.83(1/3H, br-s), 5.71-5.73(1H, m), 6.36(1/3H, q, J=6Hz), 6.40(2/3H, q, J=6Hz), 7.32-7.39(5H, m)
【0188】
参考例100
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−フェニルエトキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化146】
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ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸 1−クロロエチル 2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−フェニルエチル エステル285mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物285mg(55%)を1:2のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 1.40(6H, s), 1.43(3H, s), 1.47(2H, d, J=6Hz), 1.50(1H, d, J=6Hz), 1.58(6H, s), 2.82(2/3H, t, J=7Hz), 2.87(4/3H, t, J=7Hz), 3.41-3.55(2H, m), 3.62-3.71(2H, m), 4.78(2/3H, br-s), 4.83(1/3H, br-s), 5.63-5.66(1H, m), 6.05(1/3H, br-s), 6.18(2/3H, br-s), 6.75-6.84(3H, m), 7.00(2/3H, d, J=9Hz), 7.11(4/3H, d, J=9Hz), 7.31-7.38(7H, m), 7.59-7.62(2H, m)
【0189】
参考例101
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[(2−アミノ−1−フェニルエトキシ)カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−フェニルエトキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル250mg(0.374mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物109mg(48%)を1:2のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ, mixture of diastereomers) : 1.29(1H, s), 1.31(1H, s), 1.38(2H, d, J=6Hz), 1.45(1H, d, J=6Hz), 1.48(2H, s), 1.49(2H, s), 2.75-2.80(2H, m), 3.20-3.24(1H, m), 3.38-3.46(3H, m), 5.78-5.83(1H, m), 6.69-6.76(3H, m), 7.04(1/3H, d, J=9Hz), 7.14(4/3H, d, J=9Hz), 7.37-7.45(5H, m), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.82-7.85(2H, m), 8.33(3H, br-s), 8.65(1H, t, J=6Hz)
【0190】
実施例36
[2−[[(1−ベザフィブラート−エトキシ)カルボニル]オキシ]−2−フェニルエチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[(2−アミノ−1−フェニルエトキシ)カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩48mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ4mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール7mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物192mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は13%であった。
【0191】
参考例102
N−(2−ヒドロキシブチル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
1−アミノ−2−ブタノール4.46g(50.0mmol)及び炭酸ナトリウム12.2g(115mmol)の水(50mL)−THF(50mL)混合溶液に氷冷下、二炭酸−tert−ブチル12.0g(55.0mmol)のTHF(50mL)溶液を加え、室温にて3時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去し、標記化合物9.62g(quant.)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 0.96(3H, t, J=8Hz), 1.45-1.50(11H, m), 2.28(1H, br-s), 2.99-3.04(1H, m), 3.30-3.33(1H, m), 3.61-3.62(1H, m), 4.92(1H, br-s)
【0192】
参考例103
炭酸 1−クロロエチル 1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]プロピル エステル
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
N−(2−ヒドロキシブチル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル2.84g(15.0mmol)のジエチルエーテル(30mL)溶液に−15℃でクロロギ酸1−クロロエチル1.96mL(18.0mmol)を加え、続いてピリジン1.81mL(22.5mmol)のジエチルエーテル(10mL)溶液を滴下した。室温に戻して一晩撹拌後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物4.12g(93%)を1:2のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 0.95-0.99(3H, m), 1.44(9H, s), 1.62-1.72(2H, m), 1.83-1.85(3H. m), 3.23-3.28(1H, m), 3.43-3.49(1H, m), 4.73-4.78(2H, m),6.43(1H, q, J=6Hz)
【0193】
参考例104
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]プロポキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
ベザフィブラート400mg(1.11mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム180mg(0.553mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸 1−クロロエチル 1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]プロピル エステル327mg(1.11mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物592mg(86%)を1:2のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 0.91(1H, t, J=8Hz), 0.94(2H, t, J=8Hz), 1.41(6H, s), 1.43(3H, s), 1.51(3H, d, J=6Hz), 1.58-1.67(8H, m), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.18-3.24(1H, m), 3.36-3.41(1H, m), 3.62-3.70(2H, m), 4.65-4.70(1H, m), 4.78(1H, br-s), 6.11(1/3H, br-s), 6.19(2/3H, br-s), 6.78-6.83(3H, m), 7.08-7.10(2H, m), 7.37(2H, d, J=9Hz), 7.61-7.64(2H, m)
【0194】
参考例105
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−(アミノメチル)プロポキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩
【化152】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−プロポキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル520mg(0.837mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣にヘキサンを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物247mg(60%)を1:2のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ, mixture of diastereomers) : 0.81(1H, t, J=8Hz), 0.86(2H, t, J=8Hz), 1.42-1.50(9H, m), 1.53-1.73(2H, m), 2.76-2.80(2H, m), 3.02-3.06(2H, m), 3.42-3.46(2H, m), 4.77-4.84(1H, m), 6.72-6.78(3H, m), 7.12-7.15(2H, m), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.84(2H, d, J=9Hz), 8.22(3H, br-s), 8.67-8.69(1H, m)
【0195】
実施例37
[2−[[(1−ベザフィブラート−エトキシ)カルボニル]オキシ]ブチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化153】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−(アミノメチル)プロポキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩44mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ4mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール7mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物206mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は13%であった。
【0196】
参考例106
N−(2−ヒドロキシ−3−メチルブチル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル
【化154】
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イソブチルアルデヒド2.00g(27.7mmol)及びTMSCN 3.81mL(30.5mmol)の塩化メチレン(30mL)溶液に、氷冷下ヨウ化亜鉛8.9mg(0.028mmol)を加えた。反応液を室温に戻し、1時間撹拌後、減圧下溶媒を留去し、残留物にTHF(15mL)、5M塩酸(30mL)を加えて2時間撹拌した。反応液に塩化ナトリウムを加え、酢酸エチルにて抽出し、得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下溶媒を留去した。残留物をLiAlH
4 3.18g(83.2mmol)のTHF(60mL)懸濁液に滴下し、加熱還流下1時間撹拌した。反応液に氷冷下飽和硫酸ナトリウム水溶液を加え、その後Boc
2O 9.08g(41.6mmol)のTHF(10mL)溶液を加えた。反応液を室温に戻し、終夜撹拌した後に反応液をろ過し、減圧下溶媒を留去した。残留物を酢酸エチルに溶解し、5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物4.01g(71%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of rotamers) : 0.92-0.97(6H, m), 1.445(4.5H,s), 1.448(4.5H, s), 1.63-1.72(1H, m), 2.29-2.36(1H, m), 3.04-3.05(1H, m), 3.32-3.36(1H, m), 3.40-3.41(1H, m), 4.92(1H, br-s)
【0197】
参考例107
炭酸 1−クロロエチル 1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2−メチルプロピル エステル
【化155】
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N−(2−ヒドロキシ−3−メチルブチル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル1.56g(7.67mmol)のジエチルエーテル(30mL)溶液に−15℃でクロロギ酸 1−クロロエチル1.01mL(9.21mmol)を加え、続いてピリジン0.927mL(11.5mmol)のジエチルエーテル(10mL)溶液を滴下した。室温に戻して一晩撹拌後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物2.37g(quant.)を1:1のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 0.97-0.99(6H, m), 1.44(9H, s), 1.840(1.5H, d, J=6Hz), 1.844(1.5H, d, J=6Hz), 1.91-1.99(1H, m), 3.21-3.29(1H, m), 3.45-3.49(1H, m), 4.64-4.73(2H, m), 6.43(1H, q, J=6Hz)
【0198】
参考例108
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2−メチルプロポキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化156】
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ベザフィブラート400mg(1.11mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム180mg(0.553mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸 1−クロロエチル 1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2−メチルプロピル エステル342mg(1.11mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物501mg(71%)を1:1のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 0.92(1.5H, d, J=7Hz), 0.93(1.5H, d, J=7Hz), 0.95(1.5H, d, J=7Hz), 0.96(1.5H, d, J=7Hz), 1.40(4.5H, s), 1.43(4.5H, s), 1.51(1.5H, d, J=6Hz), 1.52(1.5H, d, J=6Hz), 1.57-1.59(3H, m), 1.86-1.95(1H, m), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.17-3.25(1H, m), 3.40-3.46(1H, m), 3.62-3.70(2H, m), 4.56-4.61(1H, m), 4.76(1H, br-s), 6.14(0.5H, br-s), 6.23(0.5H, br-s), 6.78-6.84(3H, m), 7.08(1H, d, J=9Hz), 7,09(1H, d, J=9Hz), 7.37(2H, d, J=9Hz), 7.62(1H, d, J=9Hz), 7.63(1H, d, J=9Hz)
【0199】
参考例109
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−(アミノメチル)−2−メチルプロポキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩
【化157】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2−メチルプロポキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル500mg(0.787mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去したのち、残渣にヘキサンを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物282mg(63%)を1:1のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ, mixture of diastereomers) : 0.83(1.5H, d, J=7Hz), 0.84(1.5H, d, J=7Hz), 0.89(3H, d, J=7Hz), 1.42-1.51(9H, m), 1.88-2.03(1H, m), 2.76-2.80(2H, m), 3.01-3.09(2H, m), 3.42-3.46(2H, m), 4.71-4.75(1H, m), 6.74-6.78(3H, m), 7.12(1H, d, J=9Hz), 7.14(1H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.84(2H, d, J=9Hz), 8.18(3H, br-s), 8.66(1H, t, J=6Hz)
【0200】
実施例38
[2−[[(1−ベザフィブラート−エトキシ)カルボニル]オキシ]−3−メチルブチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−(アミノメチル)−2−メチルプロポキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩45mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物205mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は10%であった。
【0201】
参考例110
N−(2−ヒドロキシ−3,3−ジメチルブチル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
ピバルアルデヒド2.58g(30.0mmol)及びTMSCN 3.27mL(33.0mmol)の塩化メチレン(30mL)溶液に、氷冷下ヨウ化亜鉛9.6mg(0.030mmol)を加えた。反応液を室温に戻し、1時間撹拌後、減圧下溶媒を留去し、残留物にTHF(15mL)、5M塩酸(30mL)を加えて2時間撹拌した。反応液に塩化ナトリウムを加え、酢酸エチルにて抽出し、得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下溶媒を留去した。残留物をLiAlH
4 3.42g(90.0mmol)のTHF(60mL)懸濁液に滴下し、加熱還流下1時間撹拌した。反応液に氷冷下飽和硫酸ナトリウム水溶液を加え、その後THF(50mL)及びBoc
2O 8.51g(39.0mmol)のTHF(10mL)溶液を加えた。反応液を室温に戻し、終夜撹拌した後に反応液をろ過し、減圧下溶媒を留去した。残留物を酢酸エチルに溶解し、5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物4.48g(69%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 0.93(9H, s), 1.45(9H, s), 2.36(1H, br-s), 2.94-2.99(1H, m), 3.32(1H, ddd, J=3, 5, 10Hz), 3.40(1H, ddd, J=3, 8, 14), 4.93(1H, br-s)
【0202】
参考例111
炭酸 1−クロロエチル 1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2,2−ジメチルプロピル エステル
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
N−(2−ヒドロキシ−3,3−ジメチルブチル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル1.30g(5.98mmol)のジエチルエーテル(25mL)溶液に−15℃でクロロギ酸1−クロロエチル0.783mL(7.18mmol)を加え、続いてピリジン0.723mL(8.97mmol)のジエチルエーテル(5mL)溶液を滴下した。室温に戻して一晩撹拌後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物1.83g(94%)を1:2のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 0.977(6H, s), 0.979(3H, s), 1.43(9H, s), 1.84(1H, d, J=6Hz), 1.85(2H, d, J=6Hz), 3.10-3.18(1H, m), 3.53-3.59(1H, m), 4.65-4.72(2H, m), 6.41-6.45(1H, m)
【0203】
参考例112
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2,2−ジメチルプロポキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
ベザフィブラート400mg(1.11mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム180mg(0.553mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸 1−クロロエチル 1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2,2−ジメチルプロピル エステル358mg(1.11mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物642mg(90%)を1:2のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 0.93(3H, s), 0.96(6H, s), 1.39(6H, s), 1.43(3H, s), 1.51-1.52(3H, m), 1.56-1.59(6H, m), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.03-3.16(1H, m), 3.52-3.70(3H, m), 4.58-4.62(1H, m), 4.74(1/3H, br-s), 4.79(2/3H, br-s), 6.13(1/3H, br-s), 6.21(2/3H, br-s), 6.78(1H, q, J=6Hz), 6.83(2H, d, J=9Hz), 7.08-7.10(2H, m), 7.37(2H, d, J=9Hz), 7.62(2/3H, d, J=9Hz), 7.63(4/3H, d, J=9Hz)
【0204】
参考例113
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−(アミノメチル)−2,2−ジメチルプロポキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2,2−ジメチルプロポキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル642mg(0.989mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣にヘキサンを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物481mg(83%)を1:2のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ, mixture of diastereomers) : 0.86(3H, s), 0.90(6H, s), 1.43-1.52(9H, m), 2.76-2.80(2H, m), 2.91-2.96(1H, m), 3.16-3.19(1H, m), 3.43-3.47(2H, m), 4.70(1/3H, dd, J=1, 10Hz), 4.73(2/3H, dd, J=2, 10Hz), 6.73(1H, q, J=6Hz), 6.77(2H, d, J=9Hz), 7.12(2/3H, d, J=9Hz), 7.15(4/3H, d, J=9Hz), 7.52(2H, d, J=9Hz), 7.85(2H, d, J=9Hz), 8.27(3H, br-s), 8.69(1H, t, J=6Hz)
【0205】
実施例39
[2−[[(1−ベザフィブラート−エトキシ)カルボニル]オキシ]−3,3−ジメチルブチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−(アミノメチル)−2,2−ジメチルプロポキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩47mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物252mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は6%であった。
【0206】
参考例114
炭酸 1−クロロ−2−メチルプロピル 1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2,2−ジメチルプロピル エステル
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
N−(2−ヒドロキシ−3,3−ジメチルブチル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル1.00g(4.60mmol)のジエチルエーテル(25mL)溶液に−15℃でクロロギ酸 1−クロロ−2−メチルプロピル0.739mL(5.06mmol)を加え、続いてピリジン0.556mL(6.90mmol)のジエチルエーテル(5mL)溶液を滴下した。室温に戻して一晩撹拌後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物1.50g(92%)を1:2のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 0.97(3H, s), 0.98(6H, s), 1.06-1.10(6H, m), 1.42(6H, s), 1.44(3H, s), 2.19-2.25(1H, m), 3.09-3.19(1H, m), 3.53-3.58(1H, m), 4.66-4.72(2H, m), 6.19(1H, d, J=5Hz)
【0207】
参考例115
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2,2−ジメチルプロポキシ]カルボニル]オキシ]−2−メチルプロピル エステル
【化165】
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ベザフィブラート400mg(1.11mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム180mg(0.553mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸 1−クロロ−2−メチルプロピル 1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2,2−ジメチルプロピル エステル389mg(1.11mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物123mg(16%)を1:5のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, major diastereomer) : 0.91-0.96(15H, m), 1.39(9H, s), 1.59-1.61(6H, m), 2.03-2.09(1H, m), 2.85(2H, t, J=7Hz), 3.01-3.07(1H, m), 3.52-3.71(3H, m), 4.60(1H, dd, J=2, 10Hz), 4.81(1H, br-s), 6.18(1H, br-s), 6.50(1H, d, J=5Hz), 6.83(2H, d, J=9Hz), 7.09(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.63(2H, d, J=9Hz)
【0208】
参考例116
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−(アミノメチル)−2,2−ジメチルプロポキシ]カルボニル]オキシ]−2−メチルプロピル エステル 塩酸塩
【化166】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−[[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]メチル]−2,2−ジメチルプロポキシ]カルボニル]オキシ]−2−メチルプロピル エステル120mg(0.177mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣にヘキサンを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物93mg(86%)を1:5のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ, major diastereomer) : 0.80(3H, d, J=7Hz), 0.85(3H, d, J=7Hz), 0.90(9H, s), 1.54(6H, s), 1.99-2.06(1H, m), 2.77(2H, t, J=8Hz), 2.94-2.98(1H, m), 3.17-3.20(1H, m), 3.41-3.46(2H, m), 4.71(1H, d, J=10Hz), 6.53(1H, d, J=5Hz), 6.77(2H, d, J=9Hz), 7.14(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.83(2H, d, J=9Hz), 8.12(3H, br-s), 8.64(1H, br-s)
【0209】
実施例40
[2−[[(1−ベザフィブラート−2−メチルプロポキシ)カルボニル]オキシ]−3,3−ジメチルブチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化167】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−(アミノメチル)−2,2−ジメチルプロポキシ]カルボニル]オキシ]−2−メチルプロピル エステル 塩酸塩49mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、エタノール4mLを滴下した。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール7mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物201mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は10%であった。
【0210】
参考例117
N−(2−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル
【化168】
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シクロヘキサンカルボキシアルデヒド3.07g(30.0mmol)及びTMSCN 3.27mL(33.0mmol)の塩化メチレン(30mL)溶液に、氷冷下ヨウ化亜鉛9.6mg(0.030mmol)を加えた。反応液を室温に戻し、1時間撹拌後、減圧下溶媒を留去し、残留物にTHF(15mL)、5M塩酸(30mL)を加えて2時間撹拌した。反応液に塩化ナトリウムを加え、酢酸エチルにて抽出し、得られた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下溶媒を留去した。残留物をLiAlH
4 3.42g(90.0mmol)のTHF(60mL)懸濁液に滴下し、加熱還流下1時間撹拌した。反応液に氷冷下飽和硫酸ナトリウム水溶液を加え、その後THF(50mL)及びBoc
2O 8.51g(39.0mmol)のTHF(10mL)溶液を加えた。反応液を室温に戻し、終夜撹拌した後に反応液をろ過し、減圧下溶媒を留去した。残留物を酢酸エチルに溶解し、5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物5.98g(82%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 0.90-1.40(7H, m), 1.47(9H, s), 1.66-1.68(1H, m), 1.73-1.78(2H, m), 1.84-1.87(1H, m), 2.29(1H, br-s), 3.02-3.08(1H, m), 3.33-3.45(2H, m), 4.93(1H, br-s)
【0211】
参考例118
炭酸 1−クロロエチル 1−シクロヘキシル−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル エステル
【化169】
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N−(2−シクロヘキシル−2−ヒドロキシエチル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル1.50g(6.16mmol)のジエチルエーテル(25mL)溶液に−15℃でクロロギ酸 1−クロロエチル0.807mL(7.40mmol)を加え、続いてピリジン0.745mL(9.25mmol)のジエチルエーテル(5mL)溶液を滴下した。室温に戻して一晩撹拌後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物2.03g(94%)を1:1のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 1.01-1.27(5H, m), 1.44(9H, s), 1.58-1.77(6H, m), 1.838(1.5H, d, J=6Hz), 1.841(1.5H, d, J=6Hz), 3.23-3.31(1H, m), 3.27-3.49(1H, m), 4.64-4.72(2H, m), 6.41-6.45(1H, m)
【0212】
参考例119
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−シクロヘキシル−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エトキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化170】
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ベザフィブラート400mg(1.11mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム180mg(0.553mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸 1−クロロエチル 1−シクロヘキシル−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル エステル386mg(1.11mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物450mg(60%)を1:1のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 1.01-1.23(5H, m), 1.40(4.5H, s), 1.43(4.5H, s), 1.51-1.52(3H, m), 1.57-1.73(12H, m), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.20-3.27(1H, m), 3.34-3.48(1H, m), 3.62-3.72(2H, m), 4.56-4.61(1H, m), 4.74(1H, br-s), 6.07(0.5H, br-s), 6.17(0.5H, br-s), 6.77-6.84(3H, m), 7.09(2H, d, J=9Hz), 7.376(1H, d, J=9Hz), 7.279(1H, d, J=9Hz), 7.62(1H, d, J=9Hz), 7.63(1H, d, J=9Hz)
【0213】
参考例120
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[(2−アミノ−1−シクロヘキシルエトキシ)カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩
【化171】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[1−シクロヘキシル−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エトキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル430mg(0.637mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣にヘキサンを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物345mg(89%)を1:1のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ, mixture of diastereomers) : 0.91-1.20(5H, m), 1.43(1.5H, d, J=6Hz), 1.46-1.51(7.5H, m), 1.56-1.72(6H, m), 2.77-2.80(2H, m), 3.02-3.10(2H, m), 3.42-3.45(H, m), 4.72-4.73(1H, m), 6.71-6.77(3H, m), 7.12-7.15(2H, m), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.84(2H, d, J=9Hz), 8.19(3H, br-s), 8.68(1H, br-s)
【0214】
実施例41
[2−[[(1−ベザフィブラート−エトキシ)カルボニル]オキシ]−2−シクロヘキシルエチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化172】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[(2−アミノ−1−シクロヘキシルエトキシ)カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩49mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物202mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は9%であった。
【0215】
参考例121
N−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル
【化173】
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2−アミノプロパノール3.76g(50.0mmol)及び炭酸ナトリウム12.2g(115mmol)の水(50mL)−THF(50mL)混合溶液に氷冷下、二炭酸−tert−ブチル12.0g(55.0mmol)のTHF(50mL)溶液を加え、室温にて3時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。得られた残留物をジエチルエーテル−ヘキサン混合溶媒で再結晶し、標記化合物8.17g(93%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.15(3H, d, J=7Hz), 1.45(9H, s), 2.77(1H, br-s), 3.48-3.52(1H, m), 3.61-3.65(1H, m), 3.76(1H, br-s)
【0216】
参考例122
炭酸 1−クロロエチル 2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]プロピル エステル
【化174】
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N−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)カルバミン酸 1,1−ジメチルエチル エステル2.63g(15.0mmol)のジエチルエーテル(30mL)溶液に−15℃でクロロギ酸 1−クロロエチル1.96mL(18.0mmol)を加え、続いてピリジン1.81mL(22.5mmol)のジエチルエーテル(10mL)溶液を滴下した。室温に戻して一晩撹拌後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物3.38g(80%)を1:1のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 1.197(1.5H, d, J=7Hz), 1.202(1.5H, d, J=7Hz), 1.44(9H, s), 1.84(3H, d, J=6Hz), 3.99(1H, br-s), 4.11-4.21(2H, m), 4.59(1H, br-s), 6.427(0.5H, q, J=6Hz), 6.430(0.5H, q, J=6Hz)
【0217】
参考例123
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]プロポキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
ベザフィブラート400mg(1.11mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム180mg(0.553mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸 1−クロロエチル 2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]プロピル エステル311mg(1.11mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物483mg(72%)を1:1のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 1.160(1.5H, d, J=8Hz), 1.164(1.5H, d, J=8Hz), 1.43(9H, s), 1.51(3H, d, J=6Hz), 1.59(3H, s), 1.61(3H, s), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.66(2H, q, J=7Hz), 3.95(1H, br-s), 4.05-4.14(2H, m), 4.63(1H, br-s), 6.18(1H, br-s), 6.79-6.84(3H, m), 7.09(2H, d, J=9Hz), 7.37(2H, d, J=9Hz), 7.62(1H, d, J=9Hz), 7.63(1H, d, J=9Hz)
【0218】
参考例124
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[(2−アミノプロポキシ)カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]プロポキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル413mg(0.680mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣にヘキサンを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物130mg(35%)を1:1のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ, mixture of diastereomers) : 1.19-1.21(3H, m), 1.44(3H, d, J=6Hz), 1.49(3H, s), 1.50(3H, s), 2.78(2H, t, J=8Hz), 3.42-3.45(2H, m), 3.48-3.52(1H, m), 4.16-4.30(2H, m), 6.73-6.76(3H, m), 7.14(2H, d, J=9Hz), 7,53(2H, d, J=9Hz), 7.83(2H, d, J=9Hz), 8.15(3H, br-s), 8.66(1H, t, J=6Hz)
【0219】
実施例42
[2−[[(1−ベザフィブラート−エトキシ)カルボニル]オキシ]−1−メチルエチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化177】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[(2−アミノプロポキシ)カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩43mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物209mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は11%であった。
【0220】
参考例125
炭酸 1−クロロエチル trans−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロヘキシル エステル
【化178】
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trans−2−アミノシクロヘキサノール塩酸塩1.00g(6.60mmol)及び炭酸ナトリウム1.58g(7.26mmol)の水(10mL)−THF(10mL)混合溶液に氷冷下、二炭酸−tert−ブチル1.42g(6.60mmol)のTHF(10mL)溶液を加え、室温にて2時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。得られた残留物をジエチルエーテル(20mL)に溶かし、−15℃でクロロギ酸1−クロロエチル0.864mL(7.91mmol)を加え、続いてピリジン0.797mL(9.89mmol)のジエチルエーテル(10mL)溶液を滴下した。室温に戻して一晩撹拌後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物1.73g(82%)を1:1のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 1.22-1.34(3H, m), 1.42(4.5H, s), 1.43(4.5H, s), 1.48-1.57(1H, m), 1.68-1.70(1H, m), 1.76-1.79(1H, m), 1.81(1.5H, d, J=6Hz), 1.82(1.5H, d, J=6Hz), 2.06-2.11(2H, m), 3.61(1H, br-s), 4.48-4.53(1H, m), 4.57(1H, br-s), 6.41(1H, q, J=6Hz)
【0221】
参考例126
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[[trans−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロヘキシル]オキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化179】
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ベザフィブラート400mg(1.11mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム180mg(0.553mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、炭酸 1−クロロエチル trans−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロヘキシル エステル355mg(1.11mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物334mg(47%)を1:1のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 1.15-1.36(3H, m), 1.41(4.5H, s), 1.42(4.5H, s), 1.45-1.49(4H, m), 1.57-1.60(6H, m), 1.63-1.76(2H, m), 1.97-2.09(2H, m), 2.84-2.88(2H, m), 3.57(1H, br-s), 3.62-3.71(2H, m), 4.38-3.45(1H, m), 4.53(1H, br-s), 6.11(0.5H, br-s), 6.22(0.5H, br-s), 6.79(1H, q, J=6Hz), 6.82(1H, d, J=9Hz), 6.83(1H, d, J=9Hz), 7.09(1H, d, J=9Hz), 7.10(1H, d, J=9Hz), 7.37(1H, d, J=9Hz), 7.38(1H, d, J=9Hz), 7.61-7.64(2H, m)
【0222】
参考例127
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[(trans−2−アミノシクロヘキシル)オキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩
【化180】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[[trans−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]シクロヘキシル]オキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル310mg(0.479mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣にヘキサンを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物224mg(80%)を1:1のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ, mixture of diastereomers) : 1.25-1.51(13H, m), 1.66-1.68(2H, m), 1.91-2.09(2H, m), 2.76-2.79(2H, m), 3.15-3.21(1H, m), 3.41-3.46(2H, m), 4.50-4.56(1H, m), 6.74-6.78(3H, m), 6.11-6.16(2H, m), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.83(2H, d, J=9Hz), 8.12(3H, s), 8.64(1H, t, J=6Hz)
【0223】
実施例43
[trans−2−[[(1−ベザフィブラート−エトキシ)カルボニル]オキシ]シクロヘシル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化181】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[(trans−2−アミノシクロヘキシル)オキシ]カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩46mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物218mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は10%であった。
【0224】
参考例128
N−[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]カルバミン酸 クロロメチル エステル
【化182】
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N−([(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル])−エチレンジアミン1.00g(6.24mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン 1.21mL(9.36mmol)の塩化メチレン溶液に氷冷下クロロギ酸クロロメチル0.666mL(7.49mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。15分後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をヘキサン−クロロホルム混合溶媒で再結晶し、標記化合物1.27g(80%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ) : 1.44(9H, s), 3.28-3.30(2H, m), 3.33-3.36(2H, m), 4.81(1H, br-s), 5.50(1H, br-s), 5.74(2H, s)
【0225】
参考例129
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]アミノ]カルボニル]オキシ]メチル エステル
【化183】
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ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、N−[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]カルバミン酸 クロロメチル エステル209mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をヘキサン−クロロホルム混合溶媒で再結晶し、標記化合物323mg(67%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ) : 1.43(9H, s), 1.59(6H, s), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.24-3.27(4H, m), 3.67(2H, q, J=7Hz), 4.96(1H, br-s), 5.43(1H, br-s), 5.80(2H, s), 6.18(1H, br-s), 6.82(2H, d, J=9Hz), 7.09(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.62(2H, d, J=9Hz)
【0226】
参考例130
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[(2−アミノエチル)アミノ]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩
【化184】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]アミノ]カルボニル]オキシ]メチル エステル200mg(0.346mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣にヘキサンを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物153mg(86%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.49(6H, s), 2.79(2H, t, J=8Hz), 2.86(2H, q, J=6Hz), 3.26(2H, q, J=6Hz), 3.42-3.47(2H, m), 5.76(2H, s), 6.76(2H, d, J=9Hz), 7.14(2H, d, J=9Hz), 7.54(2H, d, J=9Hz), 7.70(1H, br-s), 7.85(2H, d, J=9Hz), 7.92(3H, br-s), 8.70(1H, br-s)
【0227】
実施例44
[2−[[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化185】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[(2−アミノエチル)アミノ]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩41mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物222mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は17%であった。
【0228】
参考例131
N−[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]カルバミン酸 1−クロロエチル エステル
【化186】
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N−[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]−エチレンジアミン1.50g(9.36mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン2.45mL(14.0mmol)の塩化メチレン溶液に氷冷下クロロギ酸 1−クロロエチル1.23mL(11.2mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。30分後、反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。得られた残留物を酢酸エチル−ヘキサン混合溶媒で再結晶し、標記化合物1.76g(67%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.45(9H, s), 1.78(3H, d, J=6Hz), 3.27-3.36(4H, m), 4.81(1H, br-s), 5.40(1H, br-s), 6.56(1H, q, J=6Hz)
【0229】
参考例132
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]アミノ]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化187】
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ベザフィブラート400mg(1.11mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム185mg(0.553mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、N−[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]カルバミン酸 1−クロロエチル エステル295mg(1.11mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物432mg(66%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.42-1.44(12H, m), 1.575(3H, s), 1.581(3H, s), 2.85(2H, t, J=7Hz), 3.22-3.28(4H, m), 3.59-3.73(2H, m), 4.93(1H, br-s), 5.33(1H, br-s), 6.23(1H, br-s), 6.82(2H, d, J=9Hz), 6.88(1H, q, J=6Hz), 7.08(2H, d, J=9Hz), 7.37(2H, d, J=9Hz), 7.62(2H, d, J=9Hz)
【0230】
参考例133
N−[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]−N−メチルカルバミン酸 クロロメチル エステル
【化188】
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N−([(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル])−N'−メチルエチレンジアミン1.00g(5.74mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン 1.50mL(8.61mmol)の塩化メチレン溶液に氷冷下クロロギ酸クロロメチル0.612mL(6.89mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。15分後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物1.47g(96%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of rotamers) : 1.44(9H, s), 2.98(1.5H, s), 3.00(1.5H, s), 3.27-3.33(2H, m), 3.39-3.47(2H, m), 4.67(0.5H, br-s), 4.79(0.5H, br-s), 5.78(1H, s), 5.79(1H, s)
【0231】
参考例134
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]メチルアミノ]カルボニル]オキシ]メチル エステル
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、N−[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]−N−メチルカルバミン酸 クロロメチル エステル221mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物316mg(64%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ,mixture of rotamers) : 1.41(4.5H, s), 1.43(4.5H, s), 1.60(6H, s), 2.86(2H, t, J=7Hz), 2.91(1.5H, s), 2.93(1.5H, s), 3.17-3.18(1H, m), 3.24-3.25(1H, m), 3.29-3.30(1H, m), 3.35-3.37(1H, m), 3.66(2H, q, J=7Hz), 4.61(0.5H, br-s), 4.80(0.5H, s), 5.84(2H, s), 6.21(1H, br-s), 6.82(2H, d, J=9Hz), 7.08(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.63(2H, d, J=9Hz)
【0232】
参考例135
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[(2−アミノエチル)メチルアミノ]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]メチルアミノ]カルボニル]オキシ]メチル エステル210mg(0.355mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣にヘキサンを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物137mg(78%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.50(6H, s), 2.78(2H, t, J=8Hz), 2.86(3H, s), 2.91-2.95(2H, m), 3.42-3.45(4H, m), 5.78-5.79(2H, m), 6.75(2H, d, J=9Hz), 7.12(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.83-7.85(2H, m), 7.95(3H, br-s), 8.67(1H, br-s)
【0233】
実施例45
[2−[[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]メチルアミノ]エチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[(2−アミノエチル)メチルアミノ]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩42mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ5mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール6mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物253mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は16%であった。
【0234】
参考例136
N−[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]−N−メチルカルバミン酸 1−クロロエチル エステル
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
N−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]]−N’−メチルエチレンジアミン2.00g(11.5mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン2.34mL(13.8mmol)の塩化メチレン溶液に氷冷下クロロギ酸 1−クロロエチル1.38mL(12.6mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。15分後、反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物2.14g(66%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 1.43(9H, s), 1.81(3H, d, J=6Hz), 2.97(1.5H, s), 2.99(1.5H, s), 3.30-3.50(4H, m), 4.67(0.5H, br-s), 4.79(0.5H, br-s), 6.56(0.5H, q, J=6Hz), 6.61(0.5H, q, J=6Hz)
【0235】
参考例137
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]メチルアミノ]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、N−[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]−N−メチルカルバミン酸 1−クロロエチル エステル232mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物305mg(62%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.42(9H, s), 1.49(3H, d, J=6Hz), 1.58(3H, s), 1.59(3H, s), 2.86(2H, t, J=7Hz), 2.89(3H, s), 3.12-3.40(4H, m), 3.62-3.73(2H, m), 4.57(0.5H, br-s), 4.82(0.5H, br-s), 6.12(0.5H, br-s), 6.19(0.5H, br-s), 6.83-6.87(3H, m), 7.09(2H, d, J=8Hz), 7.38(2H, d, J=8Hz), 7.62(2H, d, J=8Hz)
【0236】
参考例138
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[(2−アミノエチル)メチルアミノ]カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩
【化194】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]メチルアミノ]カルボニル]オキシ]エチル エステル300mg(0.495mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣にヘキサン/酢酸エチル(1/1)を加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物149mg(56%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.42(3H, d, J=5Hz), 1.48(6H, s), 2.58 (2H, br-s), 2.75-2.79(2H, m), 2.85-2.94(2H, m), 3.16(3H, s), 3.41-3.46(2H, m), 6.76(2H, d, J=9Hz), 7.12(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.83-7.85(2H, m), 8.01(1H, br)8.35(3H, br-s), 8.64-8.69(1H, m)
【0237】
参考例139
5−(アミノスルホニル)−4−クロロ−2−[(2−フラニルメチル)アミノ]安息香酸 1−[[[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]メチルアミノ]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化195】
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フロセミド300mg(0.907mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム147mg(0.454mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、N−[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]−N−メチルカルバミン酸 1−クロロエチル エステル254mg(0.907mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物212mg(41%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 1.38(4.5H, s), 1.40(4.5H, s), 1.61(3H, d, J=5Hz), 2.95(1.5H, s), 2.99(1.5H, s), 3.27-3.39(4H, m), 4.43(2H, d, J=6Hz), 4.89-4.94(1H, m), 5.13(1H, br-s), 5.23(1H, brs), 6.28(1H, d, J=3Hz), 6.34(1H, dd, J=2, 3Hz), 6.87(1H, s), 6.99-7.04(1H, m), 7.39(1H, dd, J=1, 2Hz), 8.50-8.56(2H, m)
【0238】
参考例140
5−(アミノスルホニル)−4−クロロ−2−[(2−フラニルメチル)アミノ]安息香酸 1−[[[(2−アミノエチル)メチルアミノ]カルボニル]オキシ]エチル エステル 二塩酸塩
【化196】
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5−(アミノスルホニル)−4−クロロ−2−[(2−フラニルメチル)アミノ]安息香酸 1−[[[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]メチルアミノ]カルボニル]オキシ]エチル エステル200mg(0.330mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液4mLを加えて1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、真空ポンプにて一晩乾燥した。残留物に酢酸エチルを加えた後、析出した固体をろ取して標記化合物94mg(52%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.57(3H, d, J=6Hz), 2.85-2.94(5H, m), 3.34-3.39(1H, m), 3.53-3.60(1H, m), 4.62(2H, d, J=6Hz), 6.38(1H, d, J=3Hz), 6.43(1H, dd, J=2, 3Hz), 6.90(1H, q, J=6Hz), 7.14(1H, s), 7.38(2H, s), 7.63(1H, d, J=2Hz), 7.91(3H, br-s), 8.35(1H, s), 8.39-8.42(1H, m)
【0239】
実施例46
[2−[[(1−フロセミド−エトキシ)カルボニル]メチルアミノ]エチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化197】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に5−(アミノスルホニル)−4−クロロ−2−[(2−フラニルメチル)アミノ]安息香酸 1−[[[(2−アミノエチル)メチルアミノ]カルボニル]オキシ]エチル エステル 二塩酸塩44mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物160mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのフロセミドの導入率は15%であった。
【0240】
参考例141
N−[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]−N−メチルカルバミン酸 1−クロロ−2−メチルプロピル エステル
【化198】
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N−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]]−N’−メチルエチレンジアミン800mg(4.68mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン978μL(4.68mmol)の塩化メチレン溶液に氷冷下クロロギ酸 1−クロロ−2−メチルプロピル815mg(5.61mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。15分後、反応液に飽和重曹水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物1.25g(87%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.07(3H, d, J=7Hz), 1.08(3H, d, J=7Hz), 1.43(9H, s), 2.16-2.22(1H, m), 2.97(1.5H, s), 3.00(1.5H, s), 3.29-3.47(4H, m), 4.68(0.5H, br-s), 4.77(0.5H, br-s), 6.32(0.5H, d, J=5Hz), 6.37(0.5H, d, J=4Hz)
【0241】
参考例142
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]メチルアミノ]カルボニル]オキシ]−2−メチルプロピル エステル
【化199】
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ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、N−[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]−N−メチルカルバミン酸 1−クロロ−2−メチルプロピル エステル256mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物168mg(32%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of rotamers) : 0.90-0.92(6H, m), 1.42(9H, s), 1.58(3H, s), 1.61(3H, s), 2.84-2.89(5H, m) 2.10-3.38(4H, m), 3.63-3.71(2H, m), 4.56(0.5H, br-s), 4.86(0.5H, br-s), 6.12(0.5H, br-s), 6.20(0.5H, br-s), 6.61(0.5H, d, J=5Hz), 6.68(0.5H, br-s), 6.82(1H, d, J=8Hz), 6.84(1H, d, J=8Hz), 7.08(2H, d, J=8Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.62(2H, d, J=9Hz)
【0242】
参考例143
[2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[(2−アミノエチル)メチルアミノ]カルボニル]オキシ]−2−メチルプロピル エステル 塩酸塩
【化200】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]メチルアミノ]カルボニル]オキシ]−2−メチルプロピル エステル162mg(0.255mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣に酢酸エチルを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物112mg(77%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ, mixture of rotamers) : 0.83-0.88(6H, m), 1.48(3H, s), 1.52(3H, s), 1.97-2.00(1H, m), 2.78(2H, t, J=8Hz), 2.85(1.5H, s), 2.86(1.5H, s), 2.91-2.94(2H, m), 3.32-3.36(1H, m), 3.41-3.45(2H, m), 3.53-3.58(1H, m), 6.51(0.5H, d, J=4Hz), 6.54(0.5H, d, J=4Hz), 6.73-6.77(2H, m), 7.12(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.84(2H, d, J=9Hz), 7,99-8.02(3H, m), 8.67(1H, t, J=6Hz)
【0243】
実施例47
[2−[[(1−ベザフィブラート−2−メチルプロポキシ)カルボニル]メチルアミノ]エチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化201】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に[2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[(2−アミノエチル)メチルアミノ]カルボニル]オキシ]−2−メチルプロピル エステル 塩酸塩37mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物263mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は11%であった。
【0244】
参考例144
N−[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]−N−(1−メチルエチル)カルバミン酸 1−クロロ−2−メチルプロピル エステル
【化202】
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N−([(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル])−N’−(2−メチルエチル)エチレンジアミン600mg(2.97mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン0.620mL(3.56mmol)の塩化メチレン溶液に氷冷下クロロギ酸 1−クロロ−2−メチルプロピル0.434mL(2.97mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。3時間後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物989mg(99%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of rotamers) : 1.07(3H, d, J=7Hz), 1.08(3H, d, J=7Hz), 1.20(6H, d, J=7Hz), 1.44(9H, s), 2.17-2.23(1H, m), 3.26-3.32(4H, m), 4.13(0.5H, br-s), 4.29(0.5H, br-s), 4.73(0.5H, br-s), 4.96(0.5H, br-s), 6.39(1H, br-d, J=12Hz)
【0245】
参考例145
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル](1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]オキシ]−2−メチルプロピル エステル
【化203】
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ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、N−[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル]−N−(1−メチルエチル)カルバミン酸 1−クロロ−2−メチルプロピル エステル279mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物363mg(66%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ, mixture of rotamers) : 0.90-0.93(6H, m), 1.09-1.12(6H, m), 1.42(9H, s), 1.60(6H, s), 2.03-2.07(1H, m), 2.85(2H, t, J=7Hz), 3.15-3.25(4H, m), 3.65-3.66(2H, m), 4.07-4.20(1H, m), 4.63(0.5H, br-s), 5.01(0.5H, br-s), 6.15(1H, br-s), 6.69(1H, br-s), 6.83(2H, d, J=9Hz), 7.08(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.63(2H, d, J=9Hz)
【0246】
参考例146
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[(2−アミノエチル)(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]オキシ]−2−メチルプロピル エステル 塩酸塩
【化204】
[この文献は図面を表示できません]
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[[2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]エチル](1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]オキシ]−2−メチルプロピル エステル200mg(0.302mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣にヘキサンを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物132mg(73%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of rotamers) : 0.85(3H, d, J=7Hz), 0.87(3H, d, J=7Hz), 1.02-1.10(6H, m), 1.48(3H, s), 1.51(3H, s), 1.97-2.03(1H, m), 2.77-2.88(4H, m), 3.40-3.44(4H, m), 4.01-4.17(1H, m), 6.56(1H, d, J=5Hz), 6.73-6.77(2H, m), 7.12(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.84(2H, d, J=9Hz), 7.98(3H, br-s), 8.66(1H, br-s)
【0247】
実施例48
[2−[[(1−ベザフィブラート−2−メチルプロポキシ)カルボニル](1−メチルエチル)アミノ]エチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化205】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[(2−アミノエチル)(1−メチルエチル)アミノ]カルボニル]オキシ]−2−メチルプロピル エステル 塩酸塩48mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ4mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール7mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物252mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は13%であった。
【0248】
参考例147
N−[3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]プロピル]−N−メチルカルバミン酸 クロロメチル エステル
【化206】
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N−([(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル])−N'−メチルプロピレンジアミン1.00g(5.31mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン 1.39mL(7.97mmol)の塩化メチレン溶液に氷冷下クロロギ酸クロロメチル0.567mL(6.37mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。15分後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物823mg(61%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.46(9H, s), 1.68(2H, br-s), 2.83(3H, s), 3.19(2H, br-s), 3.31(2H, br-s), 5.75(2H, s), 6.19(1H, br-s)
【0249】
参考例148
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[[3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]プロピル]メチルアミノ]カルボニル]オキシ]メチル エステル
【化207】
[この文献は図面を表示できません]
ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、N−[3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]プロピル]−N−メチルカルバミン酸 クロロメチル エステル232mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物423mg(84%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.45(9H, s), 1.59(6H, s), 1.61-1.62(2H, m), 2.81(3H, s), 2.85(2H, t, J=7Hz), 3.12(2H, br-s), 3.25-3.28(2H, m), 3.66(2H, q, J=7Hz), 5.80(2H, s), 6.00(1H, br-s), 6.20(1H, br-s), 6.83(2H, d, J=9Hz), 7.08(2H, d, J=9Hz), 7.37(2H, d, J=9Hz), 7.63(2H, d, J=9Hz)
【0250】
参考例149
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[(3−アミノプロピル)メチルアミノ]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩
【化208】
[この文献は図面を表示できません]
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[[3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]プロピル]メチルアミノ]カルボニル]オキシ]メチル エステル300mg(0.495mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣にヘキサンを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物218mg(81%)を得た。
1H-NMR (CD
3OD, δ) : 1.56(6H, s), 1.86(2H, quin, J=8Hz), 2.68(3H, s), 2.88(2H, t, J=8Hz), 2.97(2H, t, J=8Hz), 2.23(2H, t, J=8Hz), 3.58(2H, t, J=8Hz), 5.83(2H, s), 6.83(2H, d, J=9Hz), 7.17(2H, d, J=9Hz), 7.49(2H, d, J=9Hz), 7.77(2H, d, J=9Hz)
【0251】
実施例49
[3−[[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]メチルアミノ]プロピル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化209】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[(3−アミノプロピル)メチルアミノ]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩43mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物148mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は5%であった。
【0252】
参考例150
N−[3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]プロピル]−N−メチルカルバミン酸 1−クロロエチル エステル
【化210】
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N−([(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル])−N'−メチルプロピレンジアミン1.00g(5.31mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン 1.39mL(7.97mmol)の塩化メチレン溶液に氷冷下クロロギ酸 1−クロロエチル0.696mL(6.37mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。15分後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物412mg(26%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.47(9H, s), 1.66-1.72(2H, m), 1.78(3H, d, J=6Hz), 2.82(3H, s), 3.19-3.30(4H, m), 6.04(1H, br-s), 6.57(1H, q, J=6Hz)
【0253】
参考例151
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[[3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]プロピル]メチルアミノ]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化211】
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ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、N−[3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]プロピル]−N−メチルカルバミン酸 1−クロロエチル エステル244mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物273mg(53%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.44-1.50(12H, m), 1.58-1.60(8H, m), 2.80(3H, s), 2.85(2H, t, J=7Hz), 3.10(2H, br-s), 3.26(2H, br-s), 3.60-3.71(2H, m), 5.88(1H, br-s), 6.19(1H, br-s), 6.83-6.88(3H, m), 7.08(2H, d, J=9Hz), 7.37(2H, d, J=9Hz), 7.63(2H, d, J=9Hz)
【0254】
参考例152
(3R)−3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−ピロリジンカルボン酸 1−クロロエチル エステル
【化212】
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(3R)−3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]ピロリジン1.00g(5.37mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン1.40mL(8.05mmol)の塩化メチレン溶液に氷冷下クロロギ酸1−クロロエチル921mg(6.44mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。15分後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物1.38g(88%)を1:1のジアステレオ混合物として得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 1.45(9H, s), 1.79-1.89(4H, m), 2.11-2.19(1H, m), 3.22-3.31(1H, m), 3.41-3.59(2H, m), 3.66-3.73(1H, m), 4.22(1H, br-s), 4.61(0.5H, br-s), 4.64(0.5H, br-s), 6.56-6.60(1H, m)
【0255】
参考例153
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[(3R)−3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−ピロリジニル]カルボニル]オキシ]エチル エステル
【化213】
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ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、(3R)−3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−ピロリジンカルボン酸 1−クロロエチル エステル242mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物362mg(71%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of diastereomers) : 1.44(9H, s), 1.48(3H, d, J=6Hz), 1.58(3H, s), 1.59(3H, s), 1.76-1.83(1H, m), 2.07-2.14(1H, m), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.10-3.21(1H, m), 3.30-3.48(2H, m), 3.57-3.73(3H, m), 4.15(1H, br-s), 4.61(0.5H, br-s), 4.84(0.5H, br-s), 6.22(0.5H, br-s), 6.26(0.5H, br-s), 6.83-6.90(3H, m), 7.07(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.62-7.62(2H, m)
【0256】
参考例154
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[(3R)−3−アミノ−1−ピロリジニル]カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩
【化214】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[(3R)−3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−ピロリジニル]カルボニル]オキシ]エチル エステル200mg(0.324mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣にヘキサンを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物167mg(quant.)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ, mixture of diastereomers) : 1.40-1.43(3H, m), 1.47-1.49(6H, m), 1.96-2.04(1H, m), 2.13-2.29(1H, m), 2.75-2.80(2H, m), 3.25-3.72(6H, m), 3.80(1H, br-s), 6.71-6.77(3H, m), 7.11-7.14(2H, m), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.83(1H, d, J=9Hz), 7.84(1H, d, J=9Hz), 8.30(3H, br-s), 8.67(1H, br-s)
【0257】
実施例50
[(3R)−1−[(1−ベザフィブラート−エトキシ)カルボニル]−3−ピロリジニル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化215】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 1−[[[(3R)−3−アミノ−1−ピロリジニル]カルボニル]オキシ]エチル エステル 塩酸塩44mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール9mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物236mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は4%であった。
【0258】
参考例155
(3R)−3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−ピペリジンカルボン酸 クロロメチル エステル
【化216】
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(3R)−3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]ピペリジン500mg(2.50mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン 0.652mL(3.75mmol)の塩化メチレン溶液に氷冷下クロロギ酸クロロメチル386mg(3.00mmol)の塩化メチレン溶液を滴下した。15分後、反応液に水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物630mg(quant.)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.45-1.55(11H, m), 1.69-1.73(1H, m), 1.87-1.91(1H, m), 3.22-3.35(2H, m), 3.57-3.77(3H, m), 4.54(1H, br-s), 5.72-5.85(2H, m)
【0259】
参考例156
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[(3R)−3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−ピペリジニル]カルボニル]オキシ]メチル エステル
【化217】
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ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、(3R)−3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−ピペリジンカルボン酸 クロロメチル エステル242mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物512mg(quant.)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.43-1.66(18H, m), 1.88-1.91(1H, m), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.02(1H, br-s), 3.13(1H, br-s), 3.59-3.69(4H, m), 3.78-3.83(1H, m), 4.63(1H, br-s), 5.83(1H, d, J=5Hz), 5.87(1H, d, J=5Hz), 6.24(1H, br-s), 6.82(2H, d, J=9Hz), 7.08(2H, d, J=9Hz), 7.37(2H, d, J=9Hz), 7.63(2H, d, J=9Hz)
【0260】
参考例157
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[(3R)−(3−アミノ−1−ピペリジニル)カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩
【化218】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[(3R)−3−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−ピペリジニル]カルボニル]オキシ]メチル エステル300mg(0.485mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣にヘキサンを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物242mg(90%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ, mixture of rotamers) : 1.41-1.60(8H, m), 1.71-1.74(1H, m), 1.97-2.00(1H, m), 2.79(2H, t, J=8Hz), 2.97-3.10(3H, m), 3.43-3.47(2H, m), 3.63-3.72(1H, m), 3.98-4.00(1H, m), 5.80(2H, s), 6.75(2H, d, J=9Hz), 7.13(2H, d, J=9Hz), 7.54(2H, d, J=9Hz), 7.85(2H, d, J=9Hz), 8.17(3H, br-s), 8.70(1H, br-d, J=5Hz)
【0261】
実施例51
(3R)−[1−[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]−3−ピペリジニル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[(3R)−(3−アミノ−1−ピペリジニル)カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩44mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ3mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール8mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物218mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は15%であった。
【0262】
参考例158
(1R,2S,4S)−2−[[(フェニルメトキシ)カルボニル]アミノ]−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボン酸 9−フルオレニルメチル エステル
【化220】
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(1R,2S,4S)−2−[[(フェニルメトキシ)カルボニル]アミノ]−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボン酸 1,1−ジメチルエチル エステル300mg(0.866mmol)の塩化メチレン4mL溶液に氷冷下トリフルオロ酢酸1mLを加えた。室温で30分撹拌後、反応液にトルエン4mLを加え、減圧下溶媒を留去した。残留物を1,4−ジオキサン3mL及び水3mL混合溶媒に溶解させ、氷冷下炭酸ナトリウム275mg(2.60mmol)及びクロロギ酸 9−フルオレニルメチル336mg(1.30mmol)を加えた。室温で1時間撹拌後、水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物405mg(quant.)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of rotamers) : 1.30-1.64(5H, m), 1.90(1H, dd, J=8, 13Hz), 3.78(1H, br-s), 4.15-4.19 (3H, m), 4.43(1H, br-s), 4.49(1H, br-s), 4.84(1H, br-d, J=7Hz), 5.04(1H, d, J=13Hz), 5.09(1H, d, J=13Hz), 7.26-7.40(9H, m), 7.55-7.57(2H, m), 7.73-7.76(2H, m)
【0263】
参考例159
(1R,2S,4S)−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボン酸 9−フルオレニルメチル エステル
【化221】
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(1R,2S,4S)−2−[[(フェニルメトキシ)カルボニル]アミノ]−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボン酸 9−フルオレニルメチル エステル405mg(0.864mmol)の酢酸エチル4mL溶液にアルゴン雰囲気下Pd/C 40mg及び二炭酸−tert−ブチル283mg(1.30mmol)の酢酸エチル(4mL)溶液を加えた。その後反応液を水素雰囲気下、室温で1.5時間撹拌後、ろ過し、濾液の溶媒を減圧下留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物320mg(85%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.30-1.63(14H, m), 1.89(1H, dd, J=8, 13Hz), 3.72(1H, br-s), 4.12-4.22(3H, m), 4.45-4.46(2H, m), 4.62(1H, br-d, J=8Hz), 7.32(2H, dt, J=1, 8Hz), 7.40(2H, t, J=8Hz), 7.59(2H, d, J=8Hz), 7.77(2H, d, J=8Hz)
【0264】
参考例160
(1R,2S,4S)−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボン酸 クロロメチル エステル
【化222】
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(1R,2S,4S)−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボン酸 9−フルオレニルメチル エステル310mg(0.662mmol)のアセトニトリル2mL溶液に氷冷下ジエチルアミン0.5mLを加えた。室温で45分撹拌後、反応液にクロロホルムを加え、減圧下溶媒を留去した。残留物を塩化メチレン4mL溶媒に溶解させ、氷冷下N,N−ジイソプロピルエチルアミン0.173mL(0.992mmol)及び塩化炭酸クロロメチル102mg(0.794mmol)を加えた。氷冷下1.5時間撹拌後、水を加え、ジエチルエーテルにて抽出した。得られた有機層を5%硫酸水素カリウム水溶液、飽和重曹水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物178mg(88%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ, mixture of rotamers) : 1.38-1.50(12H, m), 1.73-1.77(2H, m), 1.97(1H, dd, J=9, 13Hz), 3.76(1H, br-s), 4.26(1H, d, J=4Hz), 4.37(1H, br-s), 4.56(1H, br-s), 5.73(1H, br-s), 5.78(1H, br-s)
【0265】
参考例161
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[(1R,2S,4S)−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル]カルボニル]オキシ]メチル エステル
【化223】
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ベザフィブラート250mg(0.691mmol)のメタノール溶液に炭酸セシウム112mg(0.345mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合懸濁液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、(1R,2S,4S)−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−カルボン酸 クロロメチル エステル175mg(0.576mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物371mg(quant.)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) : 1.32-1.46(12H, m), 1.59(6H, s), 1.63-1.64(2H, m), 1.91(1H, dd, J=8, 13Hz), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.66(2H, q, J=7Hz), 3.71(1H, br-s), 4.17(1H, br-s), 4.28(1H, br-s), 4.57(1H, br-s), 5.82(2H, s), 6.24(1H, br-s), 6.83(2H, d, J=9Hz), 7.09(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.63(2H, d, J=9Hz)
【0266】
参考例162
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[(1R,2S,4S)−2−アミノ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩
【化224】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[(1R,2S,4S)−2−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル]カルボニル]オキシ]メチル エステル260mg(0.413mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間静置した。減圧下溶媒を留去した後、残渣にヘキサンを加え、3時間撹拌した。析出した結晶をろ取して標記化合物55mg(24%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.39-1.64(11H, m), 1.88(1H, dd, J=8, 13Hz), 2.78(2H, t, J=8Hz), 3.36(1H, dd, J=3, 8Hz), 3.41-3.46(2H, m), 4.26(2H, br-s), 5.79(2H, br-s), 6.76(2H, d, J=9Hz), 7.13(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.84(2H, d, J=9Hz), 8.09(3H, br-s), 8.66(1H, t, J=5Hz)
【0267】
実施例52
[(1R,2S,4S)−7−[(ベザフィブラート−メトキシ)カルボニル]−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化225】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液2.0g(0.20mmol)に、撹拌しながらエタノール1mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [[[(1R,2S,4S)−2−アミノ−7−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−7−イル]カルボニル]オキシ]メチル エステル 塩酸塩23mg(0.040mmol)のエタノール1.1mL−水0.5mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)11mg(0.040mmol)のエタノール0.4mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液50μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ1.5mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール4mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物117mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は15%であった。
【0268】
参考例163
7−[[(1,1―ジメチルエトキシ)カルボニル] アミノ]ヘプタン酸 クロロメチル エステル
【化226】
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氷冷下、7−[[(1,1―ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]ヘプタン酸1.00g(4.08mmol)、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩139mg(0.41mmol)及び炭酸水素ナトリウム1.37g(16.32mmol)の水15mL−塩化メチレン15mL混合溶液にクロロメチル クロロスルホネート1.21g(8.15mol)の塩化メチレン溶液を滴下した。反応液を室温に戻して一晩撹拌した。反応液の塩化メチレン層を分取して飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を減圧下に濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル/ヘキサン)にて精製して標記化合物1.11g(92%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3,δ):1.32-1.37 (4H, m), 1.44-1.51(11H, m), 1.63-1.67(2H, m), 2.38(2H, t, J=7Hz), 3.10-3.11(2H, m), 4.50(1H, br-s), 5.70(2H, s)
【0269】
参考例164
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [7−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソヘプチルオキシ]メチル エステル
【化227】
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ベザフィブラート300mg(0.829mmol)のメタノール懸濁液に炭酸セシウム135mg(0.415mmol)を加え、室温にて30分撹拌した。混合液を減圧下にて溶媒を留去し、真空ポンプを用いて一晩乾燥した。残留物をN,N−ジメチルホルムアミドに溶解し、7−[[(1,1―ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]ヘプタン酸 クロロメチル エステル243mg(0.829mmol)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液を加え、一晩撹拌した。反応液に飽和重曹水を加え、酢酸エチルにて抽出した。得られた有機層を水及び飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、標記化合物182mg(35%)を得た。
1H-NMR (CDCl
3, δ) :1.28-1.31(4H, m), 1.43-1.46(11H, m), 1.56-1.59(8H, m), 2.29(2H, t, J=7Hz), 2.86(2H, t, J=7Hz), 3.07-3.10(2H, m), 3.66(2H, q, J=7Hz), 4.55(1H, br-s), 5.82(2H, s), 6.26(1H, br-s), 6.82(2H, d, J=9Hz), 7.09(2H, d, J=9Hz), 7.38(2H, d, J=9Hz), 7.64(2H, d, J=9Hz)
【0270】
参考例165
2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 (7−アミノ−1−オキソヘプチルオキシ)メチル エステル 塩酸塩
【化228】
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2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 [7−[[(1,1−ジメチルエトキシ)カルボニル]アミノ]−1−オキソヘプチルオキシ]メチル エステル165mg(0.266mmol)に4N塩酸/ジオキサン溶液3mLを加えて1時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、標記化合物132mg(89%)を得た。
1H-NMR (DMSO-d
6, δ) : 1.24-1.31(4H, m), 1.49-1.55(10H, m), 2.33(2H, t, J=8Hz), 2,72-2.79(4H, m), 3.42-3.46(2H, m), 5.79(2H, s), 6.74(2H, d, J=9Hz), 7.13(2H, d, J=9Hz), 7.53(2H, d, J=9Hz), 7.85(2H, d, J=9Hz), 7.88(3H, br-s), 8.69(1H, t, J=6Hz)
【0271】
実施例53
[7−(ベザフィブラート−メトキシ)−7−オキソヘプチル]アミノ−コンドロイチン硫酸 コンジュゲート
【化229】
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5%コンドロイチン硫酸ナトリウム水溶液4.0g(0.40mmol)に、撹拌しながらエタノール2mLを滴下した。混合液に2−[4−[2−[(4−クロロベンゾイル)アミノ]エチル]フェノキシ]−2−メチルプロパン酸 (7−アミノ−1−オキソヘプチルオキシ)メチル エステル 塩酸塩44mg(0.080mmol)のエタノール1mL−水1mL溶液、次いで速やかに4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウム クロリド(DMT−MM)22mg(0.080mmol)のエタノール2mL溶液を加え、室温にて一晩撹拌した。反応液に20%塩化ナトリウム水溶液100μLを加え、更に反応液が白濁する直前までエタノールを滴下した(およそ2mL)。反応液を90%エタノール8mLに撹拌しながら滴下し、混合液にエタノール9mLを加えて1時間撹拌した。遠心分離機を用いて沈殿を分取し、90%エタノールで2回、エタノールで2回更にジエチルエーテルにて2回洗浄した。得られた沈殿を真空ポンプにて一晩乾燥して標記化合物218mgを得た。
1H-NMRの積分値より、コンドロイチン硫酸の全二糖単位(グルクロン酸)あたりのベザフィブラートの導入率は8%であった。
以上の全ての実施例において最終的に製造されたいずれの化合物(コンジュゲート)も、25℃で1.5mg/mLの水溶液を調製することが可能であった。
【0272】
試験例1 薬物−ポリマーコンジュゲートの薬物遊離試験
[操作]
リン酸ナトリウム緩衝液pH7.0に、表1〜6に示される各評価ポリマーコンジュゲートを1.5mg/mLの濃度で20℃〜25℃で溶解し、得られた水溶液を分注した。溶解直後に、初期状態(保存0日)として溶液中に存在する薬物−ポリマーコンジュゲートと遊離薬物量をSEC−HPLCにて分析した。他の分注液を溶解直後から36℃の保存条件に付し、各時間経過後の薬物量を同様に分析した。こうして得られた各時点での遊離薬物量と薬物−ポリマーコンジュゲート量の比から、薬物の遊離率(%)を算出した。時間と薬物の遊離率(Drug Release)との関係は
図1〜6に示すとおりである。
HPLC条件は以下のとおりである。
カラム:TSGgel α-3000(7.8mm×300mm)
流速:0.5mL/min
温度:35℃
移動相:アセトニトリル/生理食塩水=1/2
【0273】
[結果]
図1が示すように、本発明化合物である新規なカルボン酸型化合物−カルボキシ基を有するポリマーコンジュゲートは、何れも時間依存的に薬剤遊離量が増加している結果が得られており、生物活性を有するカルボン酸型化合物の構造によらず徐放性を持たせることが可能である。
図2が示すように、ベザフィブラートは、従来技術の中でも速いリリース速度を示すアミノアルコールリンカーを用いても(参考例3)、薬剤遊離速度が非常に遅くなってしまうカルボン酸型化合物であるが、本発明リンカーを用いた新規なカルボン酸型化合物−カルボキシ基を有するポリマーコンジュゲートの場合では、大幅にベザフィブラートの遊離量を増大することが可能である。
図2〜6が示すように、生物活性を有するカルボン酸型化合物の遊離速度をリンカーの構造によって非常に細かく且つ幅広く調節することが可能である。
【0274】
【表1】
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【0275】
【表2】
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【0276】
【表3】
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【0277】
【表4】
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【0278】
【表5】
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【0279】
【表6】
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