特許第6671237号(P6671237)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6671237
(24)【登録日】2020年3月5日
(45)【発行日】2020年3月25日
(54)【発明の名称】エレベータ機器揚重装置
(51)【国際特許分類】
   B66B 7/00 20060101AFI20200316BHJP
【FI】
   B66B7/00 G
【請求項の数】5
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-97787(P2016-97787)
(22)【出願日】2016年5月16日
(65)【公開番号】特開2017-206323(P2017-206323A)
(43)【公開日】2017年11月24日
【審査請求日】2019年4月15日
(73)【特許権者】
【識別番号】000236056
【氏名又は名称】三菱電機ビルテクノサービス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100110423
【弁理士】
【氏名又は名称】曾我 道治
(74)【代理人】
【識別番号】100111648
【弁理士】
【氏名又は名称】梶並 順
(74)【代理人】
【識別番号】100147566
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 俊一
(74)【代理人】
【識別番号】100161171
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 潤一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100117776
【弁理士】
【氏名又は名称】武井 義一
(74)【代理人】
【識別番号】100188329
【弁理士】
【氏名又は名称】田村 義行
(74)【代理人】
【識別番号】100188514
【弁理士】
【氏名又は名称】松岡 隆裕
(74)【代理人】
【識別番号】100090011
【弁理士】
【氏名又は名称】茂泉 修司
(74)【代理人】
【識別番号】100194939
【弁理士】
【氏名又は名称】別所 公博
(72)【発明者】
【氏名】橋本 昭一
【審査官】 今野 聖一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2000−103589(JP,A)
【文献】 特開平6−130505(JP,A)
【文献】 特開平10−029795(JP,A)
【文献】 特開昭47−036451(JP,A)
【文献】 特開2003−005621(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2009/0097952(US,A1)
【文献】 特開2010−132458(JP,A)
【文献】 特開2001−114483(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66B 7/00 − 7/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エレベータ機器を吊り上げるエレベータ機器揚重装置であって、
水平方向に離れて設けられ、それぞれが高さ方向に延びる一対の支持部材と、
一対の前記支持部材に支持され、前記水平方向に延びる梁部材と、
前記梁部材に沿って移動可能な移動体と、
第1滑車および第2滑車を有し、前記移動体に支持されるダブル滑車と、
一対の前記支持部材の中の一方の前記支持部材である第1支持部材に設けられる第1シングル滑車と、
一対の前記支持部材の中の他方の前記支持部材である第2支持部材に設けられる第2シングル滑車と、
前記エレベータ機器に接続される長尺部材および前記長尺部材を移動させる駆動装置を有し、前記梁部材または前記支持部材に支持される揚重装置と
を備え、
前記長尺部材は、前記第1シングル滑車、前記第1滑車、前記第2シングル滑車、前記第2滑車の順に巻き掛けられ、前記第2滑車から吊り下げられて前記エレベータ機器に接続されるエレベータ機器揚重装置。
【請求項2】
前記第1シングル滑車は、前記第1支持部材に対して前記高さ方向に移動可能となっている請求項1に記載のエレベータ機器揚重装置。
【請求項3】
前記第2シングル滑車は、前記第2支持部材に対して前記高さ方向に移動可能となっている請求項1または請求項2に記載のエレベータ機器揚重装置。
【請求項4】
前記梁部材に設けられ、前記移動体の移動を規制する規制部材をさらに備えている請求項1から請求項3までの何れか一項に記載のエレベータ機器揚重装置。
【請求項5】
前記第1シングル滑車と前記第1滑車との間に配置された前記長尺部材の部分と、前記第2シングル滑車と前記第2滑車との間に配置された前記長尺部材の部分との間の成す角を測定する角度測定器をさらに備えている請求項1から請求項4までの何れか一項に記載のエレベータ機器揚重装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、エレベータ機器を吊り上げるエレベータ機器揚重装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、レールブラケットに支持され水平方向に延びたプーリ支持枠と、プーリ支持枠に回転自在に設けられたプーリと、一端部が巻上機に接続され、中間部がプーリに巻き掛けられたワイヤロープと、レールブラケットに支持され、ワイヤロープの他端部が接続された揚重装置とを備え、揚重装置が駆動することによって、ワイヤロープが移動して、巻上機が吊り上げられる巻上機揚重装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−114483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、巻上機が吊り下げられた状態で巻上機を水平方向に移動させることができないという問題点があった。
【0005】
この発明は、エレベータ機器が吊り下げられた状態でエレベータ機器を水平方向に移動させることができるエレベータ機器揚重装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係るエレベータ機器揚重装置は、エレベータ機器を吊り上げるエレベータ機器揚重装置であって、水平方向に離れて設けられ、それぞれが高さ方向に延びる一対の支持部材と、一対の支持部材に支持され、水平方向に延びる梁部材と、梁部材に沿って移動可能な移動体と、第1滑車および第2滑車を有し、移動体に支持されるダブル滑車と、一対の支持部材の中の一方の支持部材である第1支持部材に設けられる第1シングル滑車と、一対の支持部材の中の他方の支持部材である第2支持部材に設けられる第2シングル滑車と、エレベータ機器に接続される長尺部材および長尺部材を移動させる駆動装置を有し、梁部材または支持部材に支持される揚重装置とを備え、長尺部材は、第1シングル滑車、第1滑車、第2シングル滑車、第2滑車の順に巻き掛けられ、第2滑車から吊り下げられてエレベータ機器に接続される。
【発明の効果】
【0007】
この発明に係るエレベータ機器揚重装置によれば、移動体が梁部材に沿って移動することによってダブル滑車が水平方向に移動するので、エレベータ機器が吊り下げられた状態で移動体を梁部材に沿って移動させることによって、エレベータ機器が吊り下げられた状態でエレベータ機器を水平方向に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】この発明の実施の形態1に係るエレベータ機器揚重装置を示す正面図である。
図2図1のダブル滑車を示す側面図である。
図3図1のトローリを移動させる様子を示す図である。
図4図3の第1シングル滑車および第2シングル滑車を移動させる様子を示す図である。
図5図4のトローリを移動させる様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係るエレベータ機器揚重装置を示す正面図である。図において、エレベータ機器揚重装置は、一対の支持部材1と、一対の支持部材1に支持される梁部材2と、梁部材2に沿って移動可能な移動体であるトローリ3と、トローリ3に支持されるダブル滑車4と、一対の支持部材1の中の一方の支持部材1である第1支持部材1Aに設けられる第1シングル滑車5と、一対の支持部材1の中の他方の支持部材1である第2支持部材1Bに設けられる第2シングル滑車6と、梁部材2に支持された揚重装置7と、梁部材2に設けられ、トローリ3の移動を規制する規制部材8とを備えている。
【0010】
一対の支持部材1は、水平方向に互いに離れて立てられている。一対の支持部材1のそれぞれは、高さ方向に延びて配置されている。また、一対の支持部材1のそれぞれは、高さ方向の寸法が調整可能となっている。エレベータ機器揚重装置が設定される空間の高さ方向の寸法に対応して、一対の支持部材1の高さ方向の寸法が調整される。
【0011】
梁部材2は、一対の支持部材1に渡って配置されている。梁部材2は、水平方向に延びて配置されている。梁部材2は、一対の支持部材1のそれぞれの上端部に接続されている。梁部材2の高さ方向の位置は、一対の支持部材1の高さ方向の寸法を調整することによって変化する。
【0012】
トローリ3は、梁部材2に支持されている。トローリ3は、第1支持部材1Aと第2支持部材1Bとの間における梁部材2の部分を移動可能となっている。
【0013】
図2図1のダブル滑車4を示す側面図である。ダブル滑車4は、第1滑車41と、第2滑車42とを有している。第1滑車41の軸線および第2滑車42の軸線は、水平方向に延びて配置されている。また、第1滑車41の軸線および第2滑車42の軸線は、同一直線上に配置されている。第1滑車41および第2滑車42は、互いに別々に回転可能となっている。
【0014】
図1に示すように、第1シングル滑車5は、第1支持部材1Aに対して高さ方向に移動可能となっている。第1シングル滑車5は、第1支持部材1Aに対する高さ方向の位置が調整された後に、図示しないピンを用いて、または、ボルトおよびナットを用いて第1支持部材1Aに対して固定される。
【0015】
第2シングル滑車6は、第2支持部材1Bに対して高さ方向に移動可能となっている。第2シングル滑車6は、第2支持部材1Bに対する高さ方向の位置が調整された後に、図示しないピンを用いて、または、ボルトおよびナットを用いて第2支持部材1Bに対して固定される。
【0016】
揚重装置7は、エレベータ機器である巻上機100に接続される長尺部材であるロープ71と、ロープ71の巻き取りまたは送り出しを行うことによって、ロープ71を移動させる駆動装置72とを有している。
【0017】
ロープ71は、第1シングル滑車5、第1滑車41、第2シングル滑車6、第2滑車42の順に巻き掛けられ、第2滑車42から吊り下げられて巻上機100に接続されている。
【0018】
規制部材8は、梁部材2に対して着脱可能となっている。規制部材8は、トローリ3に隣り合うように梁部材2に取り付けられる。規制部材8が梁部材2に取り付けられることによって、トローリ3の移動が規制される。
【0019】
次に、エレベータ機器揚重装置を用いて既設の巻上機100を新設の巻上機100に交換する手順について説明する。既設の巻上機100は、巻上機台101に設置されている。まず、一対の支持部材1が巻上機100を挟むように一対の支持部材1を立て、エレベータ機器揚重装置が設定される空間の高さ方向の寸法に対応して、それぞれの支持部材1の高さ方向の寸法を調整する。
【0020】
その後、第1シングル滑車5、第1滑車41、第2シングル滑車6、第2滑車42の順にロープ71を巻き掛ける。
【0021】
図3図1のトローリ3を移動させる様子を示す図である。ロープ71を巻き掛けた後、上方から視た場合に既設の巻上機100の位置とダブル滑車4の位置とが重なるようにトローリ3を梁部材2に沿って移動させる。
【0022】
図4図3の第1シングル滑車5および第2シングル滑車6を移動させる様子を示す図である。トローリ3を移動させた後、第1シングル滑車5と第1滑車41との間に配置されたロープ71の部分と、第2シングル滑車6と第2滑車42との間に配置されたロープ71の部分との間の成す角θが予め設定された値となるように、第1シングル滑車5を第1支持部材1Aに対して高さ方向に移動させ、また、第2シングル滑車6を第2支持部材1Bに対して高さ方向に移動させる。ここで、予め設定された値としては、例えば、60度が挙げられる。
【0023】
なお、エレベータ機器揚重装置は、第1シングル滑車5と第1滑車41との間に配置されたロープ71の部分と、第2シングル滑車6と第2滑車42との間に配置されたロープ71の部分との間の成す角θを測定する角度測定器をさらに備えてもよい。角度測定器としては、例えば、分度器が挙げられる。
【0024】
図5図4のトローリ3を移動させる様子を示す図である。第1シングル滑車5および第2シングル滑車6を高さ方向に移動させた後、第2滑車42から吊り下げられたロープ71の先端部を巻上機100に接続し、さらに、規制部材8を梁部材2に取り付ける。規制部材8が取り付けられる位置は、トローリ3に隣り合う位置であって、トローリ3が移動する場合にトローリ3から離れる位置となっている。その後、駆動装置72を駆動させてロープ71を移動させることによって、巻上機100を吊り上げる。巻上機100は、上方から視た場合に駆動装置72と重ならない位置に配置されているので、巻上機100は、巻上機100の上端部が駆動装置72の下端部よりも上方に配置されるまで吊り上げることができる。
【0025】
巻上機100を吊り上げた後、巻上機100の位置が目的位置となるまで、トローリ3を梁部材2に沿って移動させる。これにより、巻上機100が吊り下げられた状態で、巻上機100が水平方向に移動する。
【0026】
巻上機100の位置が目的位置に移動させた後、駆動装置72を駆動させてロープ71を移動させることによって、既設の巻上機100を下す。その後、ロープ71の先端部に新設の巻上機100を接続させ、さらに、駆動装置72を駆動させてロープ71を移動させることによって、新設の巻上機100を吊り上げる。
【0027】
巻上機100を吊り上げた後、トローリ3が規制部材8に当たるまで、トローリ3を梁部材2に沿って移動させる。これにより、巻上機100が吊り下げられた状態で、巻上機100が水平方向に移動する。
【0028】
トローリ3が規制部材8に当たるまで、トローリ3を梁部材2に沿って移動させた後、駆動装置72を駆動させてロープ71を移動させることによって、巻上機100が巻上機台101に乗るように、巻上機100を下す。以上により、エレベータ機器揚重装置を用いて既設の巻上機100を新設の巻上機100に交換する手順が終了する。
【0029】
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るエレベータ機器揚重装置によれば、水平方向に離れて設けられ、それぞれが高さ方向に延びる一対の支持部材1と、一対の支持部材1に支持され、水平方向に延びる梁部材2と、梁部材2に沿って移動可能なトローリ3と、第1滑車41および第2滑車42を有し、トローリ3に支持されるダブル滑車4と、一対の支持部材1の中の第1支持部材1Aに設けられる第1シングル滑車5と、一対の支持部材1の中の第2支持部材1Bに設けられる第2シングル滑車6と、巻上機100に接続されるロープ71およびロープ71を移動させる駆動装置72を有し、梁部材2に支持される揚重装置7とを備え、ロープ71は、第1シングル滑車5、第1滑車41、第2シングル滑車6、第2滑車42の順に巻き掛けられ、第2滑車42から吊り下げられて巻上機100に接続されるので、トローリ3が梁部材2に沿って移動することによってダブル滑車4が水平方向に移動する。これにより、巻上機100が吊り下げられた状態でトローリ3を梁部材2に沿って移動させることによって、巻上機100が吊り下げられた状態で巻上機100を水平方向に移動させることができる。
【0030】
また、第2滑車42から吊り下げられたロープ71の部分が巻上機100に接続されるので、第2滑車42と巻上機100との間の寸法だけ巻上機100を吊り上げることができる。これにより、例えば、チェーンブロックから吊り下げられたチェーンに巻上機100が接続されている場合と比較して、チェーンブロックの高さ方向の寸法分だけ、巻上機100を吊り上げることができる高さ方向の寸法、つまり、吊り上げ代を大きくすることができる。
【0031】
また、第1シングル滑車5は、第1支持部材1Aに対して高さ方向に移動可能となっているので、第1シングル滑車5と第1滑車41との間に配置されたロープ71の部分と、第2シングル滑車6と第2滑車42との間に配置されたロープ71の部分との間の成す角を予め設定された値にすることができる。
【0032】
また、第2シングル滑車6は、第2支持部材1Bに対して高さ方向に移動可能となっているので、第1シングル滑車5と第1滑車41との間に配置されたロープ71の部分と、第2シングル滑車6と第2滑車42との間に配置されたロープ71の部分との間の成す角θを予め設定された値にすることができる。
【0033】
また、このエレベータ機器揚重装置は、梁部材2に設けられトローリ3の移動を規制する規制部材8を備えているので、トローリ3を規制部材8に当てることによって、上方から視た場合に新設の巻上機100の位置と巻上機台101の位置とを重ねることができる。その結果、新設の巻上機100を巻上機台101に容易に置くことができる。
【0034】
また、このエレベータ機器揚重装置は、第1シングル滑車5と第1滑車41との間に配置されたロープ71の部分と、第2シングル滑車6と第2滑車42との間に配置されたロープ71の部分との間の成す角θを測定する角度測定器を備えているので、第1シングル滑車5と第1滑車41との間に配置されたロープ71の部分と、第2シングル滑車6と第2滑車42との間に配置されたロープ71の部分との間の成す角θを、正確に、予め設定された値にすることができる。
【0035】
なお、上記実施の形態1では、揚重装置7が梁部材2に支持される構成について説明したが、これに限らず、揚重装置7が支持部材1に支持される構成であってもよい。
【0036】
また、上記実施の形態1では、第1シングル滑車5が第1支持部材1Aに対して高さ方向に移動可能であり、かつ、第2シングル滑車6が第2支持部材1Bに対して高さ方向に移動可能な構成について説明したが、第1シングル滑車5および第2シングル滑車6の何れか一方のみが支持部材1に対して高さ方向に移動可能な構成であってもよい。この場合であっても、第1シングル滑車5と第1滑車41との間に配置されたロープ71の部分と、第2シングル滑車6と第2滑車42との間に配置されたロープ71の部分との間の成す角θを調節することができる。
【0037】
また、上記実施の形態1では、長尺部材としてロープ71を例に説明したが、これに限らず、例えば、チェーンであってもよい。
【0038】
また、上記実施の形態1では、エレベータ機器揚重装置によって吊り上げられるエレベータ機器として、巻上機100を例に説明したが、これに限らず、その他のエレベータ機器であってもよい。
【符号の説明】
【0039】
1 支持部材、1A 第1支持部材、1B 第2支持部材、2 梁部材、3 トローリ(移動体)、4 ダブル滑車、5 第1シングル滑車、6 第2シングル滑車、7 揚重装置、8 規制部材、41 第1滑車、42 第2滑車、71 ロープ、72 駆動装置、100 巻上機、101 巻上機台。
図1
図2
図3
図4
図5