(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記香水で含浸され得る材料が、セラミック、ポレックス(登録商標)、セルロース、および石膏から選択された多孔性材料である、請求項1に記載のシステム(10)。
前記試験体(316)が、長手方向軸(X)に沿って延在する把持部分(340)と、前記把持部分の軸方向延長部分に配置され、かつ前記把持部分から径方向に突出する端部部分(342)と、を備える、請求項1または2に記載のシステム(10)。
前記試験体(416)が、長手方向軸(X)に沿って延在する把持部分(440)と、前記把持部分の軸方向延長部分に配置された端部部分(442)と、を備え、前記端部部分が、前記香水で含浸され得る材料から作製され、かつ前記把持部分が、香水に対して不透過性である材料から作製されている、請求項1または2に記載のシステム(10)。
前記香水供給デバイス(118)が、液体の形態の香水を含むように設計され、かつ前記香水含浸体(126)によって封止される穴(136)が設けられた、香水チャージャ(124)を備え、前記香水含浸体が、自由回転するように前記香水チャージャに取り付けられている、請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム(10)。
前記香水供給デバイス(218)が、液体の形態の香水を含むように設計された香水チャージャ(224)を備え、前記香水含浸体(226)が、前記香水チャージャに固定的に取り付けられ、かつ香水で含浸されるように設計された、請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム(10)。
前記香水供給デバイス(518)が、液体の形態の香水を含むように設計された香水チャージャ(524)と、自由回転するように前記香水チャージャに取り付けられ、かつ香水で含浸されるように設計された2つの香水含浸体(526)と、を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム(10)。
前記香水含浸体(226、526)が、発泡体、ポレックス(登録商標)、セルロース、またはセラミックから作製された、請求項10または11に記載のシステム(10)。
前記香水チャージャ(224、524)と前記香水含浸体(226、526)との間に配置された芯(238、538)をさらに備え、前記芯が、香水を吸い込み、かつ前記香水含浸体に香水を含浸させるように設計された、請求項10から12のいずれか一項に記載のシステム(10)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、容易に楽しく使え、製造が容易で安価である、香水を試験するためのシステムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的のため、本発明は、前述したタイプの香水を試験するためのシステムにおいて、香水供給デバイスが、試験体が筐体の中に挿入されたときに接触するように試験体が設計されている、少なくとも1つの香水含浸体(perfume-impregnating body)を備え、香水含浸体が、香水が込められ、香水含浸体が試験体と接触したときに、試験体に香水を含浸させるように設計されることを特徴とする、システムに関連する。
【0009】
これらの構成により、製造が容易で安価であり、簡単に楽しく使える、香水試験システムを設計することが可能になる。
【0010】
本発明によるシステムの様々な実施形態において、以下の追加的な構成の1つまたは複数が有利に使用され得る。
- 前記香水で含浸され得る材料は、セラミック、ポレックス(Porex)(登録商標)、セルロース、および石膏から選択される多孔性材料である。
- 試験体は、長手方向軸に沿って延在する把持部分と、把持部分の軸方向延長部分に配置され、把持部分から径方向に突出する端部部分とを備える。
- 試験体は、長手方向軸に沿って延在する把持部分と、把持部分の軸方向延長部分に配置された端部部分とを備え、端部部分は、前記香水で含浸され得る材料から作製され、把持部分は、香水に対して不透過性である材料から作製される。
- 香水供給デバイスは、固体の付香要素(perfumed element)の形態の複数の香水含浸体を備える。
- 付香要素は、細粒、チップ、ビーズ、またはカプセルの形態である。
- 付香要素は、プラスチック、ミネラル塩、ワックス、石鹸、またはゲルから作製される。
- 香水供給デバイスは、付香要素を含む香水チャージャを備える。
- 香水供給デバイスは、液体の形態の香水を含むように設計され、香水含浸体によって封止される穴が設けられた香水チャージャを備え、香水含浸体は、自由回転するように香水チャージャに取り付けられる。
- 香水供給デバイスは、液体の形態の香水を含むように設計された香水チャージャを備え、香水含浸体は、香水チャージャに固定的に取り付けられ、香水で含浸されるように設計される。
- 香水供給デバイスは、液体の形態の香水を含むように設計された香水チャージャと、自由回転するように香水チャージャに取り付けられ、香水で含浸されるように設計された2つの香水含浸体とを備える。
- 香水含浸体は、発泡体、Porex(登録商標)、セルロース、またはセラミックから作製される。
- システムは、香水チャージャと香水含浸体との間に配置された芯をさらに備え、芯は、香水を吸い込み、香水含浸体に香水を含浸させるように設計される。
- 試験体は、テザーによって筐体に連結される。
【0011】
本発明は、添付の図面を参照しつつ単に非限定的な例として提供される、以下の複数の実施形態の記載を読解することによって、より理解されるであろう。
【発明を実施するための形態】
【0013】
様々な図において、同じ参照符号は、同一または類似の要素を示す。
【0014】
図1は、本発明の第1の実施形態による香水を試験するためのシステム10を図示する。
【0015】
システム10は、開口14を有する筐体12と、開口14を通って筐体12の中に少なくとも部分的に挿入されるように設計された試験体16と、筐体12の内側に配置され、試験体16が筐体12の中に挿入されたときに、香水を試験体16の上に供給するように設計された香水供給デバイス18とを備える。
【0016】
筐体12は、記載される異なる実施形態において立方体の形態である。代替として、筐体12は、任意の適する形状、例えば、れんが、円筒、円錐などの形状を有することができる。
【0017】
筐体12は、任意の適する材料、例えば、ガラス、プラスチックなどから作製され得る。
【0018】
有利には、筐体12は、透明または半透明とすることができ、使用者が、筐体12の中身を見ることを可能にする。
【0019】
開口14が、筐体12の側面20の1つに設けられる。代替として、開口14は、筐体12の上面22に設けられてもよい。
【0020】
開口14は、記載される異なる実施形態において長方形の形状を有する。代替として、開口14は、任意の適する形状、例えば、正方形、円形、三角形などを有してもよい。
【0021】
この第1の実施形態では、香水供給デバイス18は、香水チャージャ24と、香水チャージャ24内に含まれた複数の香水含浸体26(
図2)とを備える。
【0022】
香水チャージャ24は、筐体12の形状と同一の形状を有し、寸法は、筐体12の寸法よりわずかに小さく、開口28は、筐体12の開口14に対応して位置する。代替として、香水チャージャ24は、れんが、円筒、円錐などの任意の適する形状を有してもよい。
【0023】
香水含浸体26は、香水が込められ、試験体16が筐体12の中に挿入されたときに試験体16と接触することにより、試験体16に香水を含浸させるように設計される。
【0024】
図2を参照すると、香水含浸体26は、香水チャージャ24の内側に配置された多くの結合が弱い(loose)固体の付香要素の形態である。
【0025】
好ましくは、付香要素26は、試験体16を香水チャージャ24の中へ挿入すること、および、そこから取り外すことを容易にするためだけでなく、香水チャージャ24を振って付香要素26を混ぜることを可能にするために、香水チャージャ24を完全には満たさない。
【0026】
代替として、香水供給デバイス18は、香水チャージャ24を備えなくてもよい。この場合、付香要素26は、筐体12の中に直接配置される、結合が弱い要素である。
【0027】
付香要素26は、任意の適する形態、例えば、細粒、チップ、ビーズ、カプセルなどの形態に作製され得る。
【0028】
付香要素26は、
- プラスチック材料、例えば、香水濃縮物での含浸により香りが付けられたプラスチック(Pebax(登録商標)、Torrex(登録商標)、エチレン酢酸ビニルEVAなど)、または、香りが付けられた発泡プラスチック(EVAなど)、
- 香りが付けられたバスソルトなどのミネラル塩、
- 香りが付けられたワックス、
- 石鹸、
- 香りが付けられたゲル、
- その他
から作製され得る。
【0029】
例えば、付香要素26は、約3から4mmの平均直径を有するPebax(登録商標)の細粒とすることができる。
【0030】
試験体16は、長手方向軸Xに沿って延在する剛性部材であり、筐体12の中に開口14を通って少なくとも部分的に挿入され、そうすることで付香要素26と接触するように設計される。
【0031】
そうするために、試験体16は、開口14の形状に対し補完的な断面を有し、ここに記載される例においては長方形である。
【0032】
試験体16は、香水による含浸用に設計された材料から少なくとも部分的に(本例では全体的に)作製される。
【0033】
例えば、試験体16は、セラミック、Porex(登録商標)、セルロース、石膏などから選択される多孔性材料、より一般的には、液体または気体状態の臭気分子を吸収するように設計された任意の材料から作製され得る。
【0034】
試験体16が盗難にあう、紛失する、または、システム10が床(ground)から高い位置にあるときに床に落ちることを防止するために、試験体16は、例えば、コード、鎖、または革バンドなどのテザー30によって筐体12に連結される。
【0035】
システム10は、以下のように動作する。
【0036】
最初に、試験体16が、それぞれの開口14、28を通って筐体12および香水チャージャ24の中に挿入され(
図2)、この位置に残される。
【0037】
試験体16は、こうして付香要素26と接触し、試験デバイス16に香水を含浸させる。
【0038】
使用者が香水の香りを嗅ぎ(smell)たいとき、使用者は、香水チャージャ24および筐体12から試験体16を抜き取り、試験体16に含浸した香水の香りを嗅ぐ。
【0039】
終了すると使用者は、試験体16を筐体12および香水チャージャ24に戻し、付香要素26と接触させる。
【0040】
操作者は定期的に、付香要素26を混ぜて香水による試験体16の最適な含浸を得るために、例えば1日1度、筐体12を開け、香水チャージャ24を、それを振るために取り出すことができる。
【0041】
代替として、操作者は、筐体12を直接振ってもよい。
【0042】
一定期間後に、例えば1週間後に、操作者は、同一の香水チャージャで、または、異なる芳香の付香要素を含む香水チャージャで、香水チャージャ24を置き換えることができる。
【0043】
システム10が香水チャージャ24を備えない場合、筐体12内に含まれた付香要素26を直接交換することがもちろん可能である。
【0044】
試験体16も、同一の試験体によって置き換えられ得る。
【0045】
図3は、本発明の第2の実施形態による香水を試験するためのシステム10を図示する。
【0046】
この第2の実施形態は、
図1および
図2の第1の実施形態とは香水供給デバイス118が異なる。
【0047】
香水供給デバイス118は、香水チャージャ124と、自由回転するように香水チャージャ124に取り付けられた香水含浸体126とを備える。
【0048】
香水チャージャ124は、液体の形態、例えば、オイルまたはアルコール溶液の形態の香水を含むように設計される。
【0049】
香水チャージャ124は、例えば、れんが形状を有する。代替として、香水チャージャ124は、任意の適する形状、例えば、立方体、円筒などを有することができる。
【0050】
香水チャージャ124は、その上面132によって筐体12の上面22の内面に固定される。
【0051】
香水チャージャ124の下面134には、香水含浸体126によって封止される穴136が設けられる。
【0052】
この例では、穴136は円形であり、香水含浸体126はボールによって形成される。
【0053】
システム10は、以下のように動作する。
【0054】
最初に、試験体16が、開口14を通って筐体12の中に挿入され、ボール126と接触したまま残される。
【0055】
使用者が香水の香りを嗅ぎたいとき、使用者は、筐体12から試験体16を抜き取り、ボール126を所定の場所において回転させる。ボール126は、そのとき、例えばその表面上に香水が込められ、したがって、試験体16上に香水を置く。
【0056】
使用者は次いで、試験体16に含浸している香水の香りを嗅ぎ、終了すると使用者は、試験体16を筐体12に戻し、ボール126と接触させる。
【0057】
香水チャージャ124が空のときに、操作者は、筐体12を開け、同一の香水供給デバイスで、または、香水チャージャが異なる香水を含む、香水供給デバイスで、香水供給デバイス118を置き換えることができる。
【0058】
この第2の実施形態によってもたらされる1つの利点は、使用者が、香水のベースノート(base note)、ハートノート(heart note)、ヘッドノート(head note)の香りを嗅ぐことを可能にすることである。ベースノートおよびハートノートは、試験体の先行する挿入/抜き取りにより得られ、ヘッドノートは、試験体の最後の抜き取りによって得られる。
【0059】
図4は、本発明の第3の実施形態による香水を試験するためのシステム10を図示する。
【0060】
この第3の実施形態は、
図3の第2の実施形態とは香水供給デバイス218が異なる。
【0061】
香水供給デバイス218は、香水チャージャ224と、香水含浸体226とを備える。
【0062】
香水チャージャ224は、液体の形態、例えば、オイルまたはアルコール溶液の形態の香水を含むように設計される。
【0063】
香水チャージャ224は、筐体12の底部に配置され、例えば円筒形状を有する。代替として、香水チャージャ224は、任意の適する形状、例えば、立方体、れんがなどの形状を有することができる。
【0064】
香水含浸体226は、香水チャージャ224に固定的に取り付けられ、香水チャージャ224内に含まれた香水で含浸されるように設計される。
【0065】
そうするために、香水含浸体226は、例えば、発泡体、Porex(登録商標)、セルロース、セラミックなどから、より一般的には、液体臭気分子に対して透過性である任意の材料から作製され得る。
【0066】
有利には、香水チャージャ224内に含まれる香水を吸収し、香水含浸体226に香水を含浸させるために、香水チャージャ224と香水含浸体226との間に芯238が提供され得る。
【0067】
システム10は、以下のように動作する。
【0068】
最初に、試験体16が、開口14を通って筐体12の中に挿入され、香水含浸体226と接触したまま残され、試験体16に香水を含浸させる。
【0069】
使用者が香水の香りを嗅ぎたいとき、使用者は、筐体12から試験体16を抜き取り、試験体16に香水を新たに含浸させる。
【0070】
次いで使用者は、試験体16によって吸収された香水の香りを嗅ぎ、それから、試験体16を筐体12に戻し、香水含浸体226と接触させる。
【0071】
香水チャージャ224が空のときに、操作者は、筐体12を開け、同一の香水供給デバイスによって、または、香水チャージャが異なる香水を含む、香水供給デバイスによって、香水供給デバイス218を置き換えることができる。
【0072】
この第3の実施形態も、使用者が、香水のベースノート、ハートノート、およびヘッドノートを得ることを可能にする。
【0073】
この第3の実施形態の第1の変形例が、
図5Aから
図5Cに図示されている。
【0074】
この第1の変形例は、
図4の第3の実施形態とは試験体316が異なり、長手方向軸Xに沿って延在する把持部分340と、把持部分340の軸方向延長部分に配置され、把持部分340から径方向に突出する端部部分342とを備える。
【0075】
システム10は、以下のように動作する。
【0076】
最初に、試験体316が、開口14を通って筐体12の中に挿入され、把持部分340が香水含浸体226に隣接するが、香水が込められた香水含浸体226とは接触しないで配置されるような位置に、残される(
図5A)。
【0077】
使用者が香水の香りを嗅ぎたいとき、使用者は、筐体12から試験体316を抜き取る(
図5B)。
【0078】
この抜き取り中に、端部部分342は、香水含浸体226と接触し、したがって、香水で含浸される(
図5C)。
【0079】
次いで使用者は、端部部分342に含浸している香水の香りを嗅ぎ、それから、試験体316を筐体12に戻し、把持部分340は、香水含浸体226に再び隣接するが接触はしない。
【0080】
例えば1週間後に、試験体316は、同一の試験体で、または、
図1から
図4の試験体16によって置き換えられ得る。
【0081】
この実施形態も、使用者が、香水のベースノート、ハートノート、およびヘッドノートを得ることを可能にする。
【0082】
この実施形態によってもたらされる別の利点は、システムが使用されていないときに、試験体が香水で不必要に含浸されず、香水チャージャも、香水が不必要に空にならないことにある。システムは、したがって、より長い使用寿命を有する。
【0083】
使用者が香水のベースノート、ハートノート、およびヘッドノートを得ること、また、システムの使用寿命を伸ばすことをやはり可能にする、この第3の実施形態の第2の変形例では、試験体316は、
図6の試験体416によって置き換えられ得る。
【0084】
試験体416は、長手方向軸Xに沿って延在する把持部分440と、把持部分440の軸方向延長部分に配置された端部部分442とを備える。
【0085】
端部部分442は、他の実施形態と同一の様式で香水を吸収するように設計された材料から作製されるが、把持部分440は、香水に対して不透過性の材料、特に非多孔性材料から作製される。
【0086】
システム10は、以下のように動作する。
【0087】
最初に、試験体416が、開口14を通って筐体12の中に挿入され、把持部分440が香水含浸体226に隣接し、香水が込められた香水含浸体226と接触して配置されるような位置に、残される。
【0088】
把持部分440は香水に対して不透過性であるので、それは、香水で含浸されない。
【0089】
使用者が香水の香りを嗅ぎたいとき、使用者は、筐体12から試験体416を抜き取る。
【0090】
この抜き取り中に、端部部分442は、香水含浸体226と接触し、したがって、香水で含浸される。
【0091】
次いで使用者は、端部部分442に含浸している香水の香りを嗅ぎ、それから、試験体416を筐体12に戻し、把持部分440は、再び香水含浸体226に隣接し接触する。
【0092】
例えば1週間後に、試験体416は、同一の試験体で、または、
図1から
図5の試験体16、316で置き換えられ得る。
【0093】
図7は、本発明の第4の実施形態による香水を試験するためのシステム10を図示する。
【0094】
この第4の実施形態は、
図4の第3の実施形態とは香水供給デバイス518が異なる。
【0095】
香水供給デバイス518は、香水チャージャ524と、2つの香水含浸体526とを備える。
【0096】
香水チャージャ524は、例えば、オイルまたはアルコール溶液の形態の液体の香水を含むように設計される。
【0097】
香水チャージャ524は、筐体12の底部に配置され、例えば円筒形状を有する。代替として、香水チャージャ524は、立方体、れんがなどの任意の適する形状を有することができる。
【0098】
香水含浸体526は、自由回転するように香水チャージャ524に取り付けられ、香水チャージャ524内に含まれた香水で含浸されるように設計される。
【0099】
そうするために、香水含浸体526は、例えば、発泡体、Porex(登録商標)、セルロース、セラミックなどから、より一般的には、液体臭気分子に対して透過性である任意の材料から作製される。
【0100】
有利には、香水含浸体526に香水を含浸させることを容易にするために、香水チャージャ524と香水含浸体526との間に芯538が提供され得る。
【0101】
システム10は、以下のように動作する。
【0102】
最初に、試験体16が、開口14を通って筐体12の中に挿入され、香水が込められた香水含浸体526と接触してその間にとどまり、こうして、試験体16に香水を含浸させる。
【0103】
使用者が香水の香りを嗅ぎたいとき、使用者は、筐体12から試験体16を抜き取り、それにより、香水含浸体526を反対の回転方向に自転させ、もう一度試験体16に香水を含浸させる。
【0104】
次いで使用者は、試験体16に含浸している香水の香りを嗅ぎ、それから、試験体16を筐体12に戻し、香水含浸体526と接触させる。
【0105】
香水チャージャ524が空のときに、操作者は、筐体12を開け、同一の香水供給デバイスによって、または、香水チャージャが異なる香水を含む、香水供給デバイスによって、香水供給デバイス518を置き換えることができる。
【0106】
この第4の実施形態も、使用者が、香水のベースノート、ハートノート、およびヘッドノートを得ることを可能にする。
【0107】
本発明は、したがって、製造が容易で安価であり、容易に楽しく使える、香水を試験するためのシステムを提供する。
【0108】
加えて、試験体上への香水の分配が、噴霧によってではなく、香水含浸体との接触によって達成されるので、本発明によるシステムは、試験体上以外の場所に香水の小滴が噴霧されることを防止し、したがって、香水の浪費および筐体上が汚れることを低減する。
【0109】
さらに、香水チャージャの存在は、香水がなくなったとき、または、試験される香水を操作者が変更したいときに、香水供給デバイスの交換を容易にする。
【0110】
また、本発明によるシステムは、試験体を、長い期間、例えば夜通し筐体の内側に残すことを可能にし、通常は従来の試験器で得られるのはヘッドノートのみであるが、使用者が、ヘッドノートに加え香水のベースノートおよびハートノートを入手することを可能にする。
【0111】
本発明によるシステムは、例えば、透明または半透明の筐体を備える審美的なものとすることもできる。