【実施例】
【0231】
ある特定の略語および頭字語が実験の詳細を記載するのに使用される。これらの大部分
は当業者により理解されているが、表1にこれらの略語および頭字語のうちの多くの一覧
を示す。
【表1-1】
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【表1-2】
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E.化合物の調製
(実施例1)
(2S)−エチル2−(クロロ(フェノキシ)ホスホリルアミノ)プロパノエート(クロ
リデートA)
【化94】
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【0232】
エチルアラニンエステル塩酸塩(1.69g、11mmol)を無水CH
2Cl
2(1
0mL)に溶解させ、N
2(g)下で0℃に冷却しながら混合物を撹拌した。ジクロロリ
ン酸フェニル(1.49mL、10mmol)を加え、続いて約10分にわたりEt
3N
を滴下添加した。次いで、反応混合物をゆっくりと室温に温め、約12時間撹拌した。無
水Et
2O(50mL)を加え、混合物を約30分撹拌した。形成された固体を濾過で除
去し、濾液を減圧下で濃縮した。残留物を、ヘキサン中0〜50%EtOAcで溶出する
シリカゲルクロマトグラフィーに供することによって、中間体Aを得た。
1H NMR
(300 MHz, CDCl
3) δ 7.39−7.27 (m, 5H), 4.
27 (m, 3H), 1.52 (m, 3H), 1.32 (m, 3H).
31P NMR (121.4 MHz, CDCl
3) δ 8.2, 7.8.
(実施例2)
(2S)−2−エチルブチル2−(クロロ(フェノキシ)ホスホリルアミノ)プロパノエ
ート(クロリデートB)
【化95】
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【0233】
エチルアラニンエステルの代わりに2−エチルブチルアラニンエステルを使用すること
を除き、クロリデートAと同じ手順を使用して、2−エチルブチルアラニンクロロホスホ
ルアミデートエステルBを調製した。次の反応では材料を粗製のまま使用する。メタノー
ルまたはエタノールでの処理により、必要なLCMS信号を有する置き換えられた生成物
を形成する。
(実施例3)
(2S)−イソプロピル2−(クロロ(フェノキシ)ホスホリルアミノ)プロパノエート
(クロリデートC)
【化96】
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【0234】
エチルアラニンエステルの代わりにイソプロピルアラニンエステルを使用することを除
き、クロリデートAと同じ手順を使用して、イソプロピルアラニンクロロホスホルアミデ
ートエステルCを調製した。次の反応では材料を粗製のまま使用する。メタノールまたは
エタノールでの処理により、必要なLCMS信号を有する置き換えられた生成物を形成す
る。
(実施例4)
(2R,3R,4S,5R)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]ト
リアジン−7−イル)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ
フラン−2−カルボニトリル(化合物1)
【化97】
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【0235】
(2R,3R,4S,5R)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒド
ロフラン−2−カルボニトリルの調製は以下に記載されている。
【化98】
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【0236】
市販のラクトール(10g、23.8mmol)をN
2(g)下で無水DMSO(30
mL)に溶解させた。Ac
2O(20mL)を加え、生成した反応混合物を室温で約48
時間撹拌した。反応混合物を氷H
2O(500mL)上に注入し、混合物を20分撹拌し
た。混合物をEtOAc(3×200mL)で抽出し、次いで、合わせた有機抽出物をH
2O(3×200mL)で洗浄した。有機抽出物を無水MgSO
4で乾燥させ、濾過し、
減圧下で濃縮した。残留物をCH
2Cl
2に溶解させ、ヘキサン中25%EtOAcで溶
出するシリカゲルクロマトグラフィーに供することによって、ラクトンを得た。
1H N
MR (400 MHz, DMSO) δ 7.30−7.34 (m, 13H),
7.19−7.21 (m, 2H), 4.55−4.72 (m, 6H), 4
.47 (s, 2H), 4.28 (d, J = 3.9 Hz,1H), 3
.66 (m, 2H).LCMS m/z 436.1[M+H
2O]、435.2[
M+OH]− Tr=2.82分。HPLC Tr=4.59[H2中2〜98%ACN
)流速2mL/分で5分。
【化99】
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【0237】
N
2(g)下、ブロモピラゾール(WO2009/132135に従い調製)(0.5
g、2.4mmol)を無水THF(10mL)中に懸濁させた。懸濁液を撹拌し、TM
SCl(0.67mL、5.28mmol)を加えた。混合物を室温で20分撹拌し、次
いで約−78℃に冷却し、その後、n−BuLiの溶液(6mL、ヘキサン中1.6N、
9.6mmol)をゆっくりと加えた。反応混合物を約−78℃で10分撹拌し、次いで
、シリンジを介してラクトン(1g、2.4mmol)を加えた。LCMSで測定したと
きに反応が完了となった時点で、AcOHを加えて反応をクエンチした。混合物を減圧下
で濃縮し、残留物をCH
2Cl
2とH
2Oの混合物(100mL、1:1)に溶解させた
。有機層を分離し、H
2O(50mL)で洗浄した。次いで、有機層を無水MgSO
4で
乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ヘキサン中0〜50%EtOAcで溶
出するシリカゲルクロマトグラフィーに供することによって、アノマーの1:1混合物と
して生成物を得た。LCMS m/z 553[M+H]。
【化100】
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【0238】
ヒドロキシヌクレオシド(1.1g、2.0mmol)を無水CH
2Cl
2(40mL
)に溶解させ、N
2(g)下、約−78℃で撹拌しながら溶液を冷却した。TMSCN(
0.931mL、7mmol)を加え、混合物をさらに10分撹拌した。TMSOTf(
1.63mL、9.0mmol)をゆっくりと反応物に加え、混合物を1時間撹拌した。
次いで、反応混合物をCH
2Cl
2(120mL)で希釈し、NaHCO
3水溶液(12
0mL)を加えて反応をクエンチした。反応混合物をさらに10分撹拌し、有機層を分離
した。水層をCH
2Cl
2(150mL)で抽出し、合わせた有機抽出物を無水MgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を最小量のCH
2Cl
2に溶解させ、
0〜75%のEtOAcおよびヘキサンの勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフィー
に供することによって、アノマーの混合物として、トリベンジルシアノヌクレオシドを得
た。
1H NMR (300 MHz, CD
3CN) δ 7.94 (s, 0.5
H), 7.88 (s, 0.5H), 7.29−7.43 (m, 13H),
7.11−7.19 (m, 1H), 6.82−6.88 (m,1H), 6.7
0−6.76 (m, 1H), 6.41 (bs, 2H), 5.10 (d,
J = 3.9 Hz, 0.5H), 4.96 (d, J = 5.1 Hz,
0.5H), 4.31−4.85 (m, 7H), 4.09−4.18 (m,
2H), 3.61−3.90 (m, 2H).LCMS m/z 562[M+H]
。
【化101】
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【0239】
トリベンジルシアノヌクレオシド(70mg、0.124mmol)を無水CH
2Cl
2(2mL)に溶解させ、N
2(g)下約−20℃に冷却した。BCl
3溶液(CH
2C
l
2中1N、0.506mL、0.506mmol)を加え、反応混合物を−78℃で1
時間撹拌した。LC/MSにより反応が完了したとされた時点で、MeOHを加えて反応
をクエンチした。反応混合物を室温まで温め、溶媒を減圧下で除去した。残留物を、H
2
O(0.1%TFA)を用いて5分、これに続いて、H
2O中0〜70%MeCN(0.
1%TFA)の勾配で35分にわたり溶出するC18逆相HPLCに供することによって
、αアノマー、およびβアノマー1を溶出した。(αアノマー)
1H NMR (300
MHz, D
2O) δ 7.96 (s, 1H), 7.20 (d, J =
4.8 Hz, 1H), 6.91 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 4
.97 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 4.56−4.62 (m, 1
H), 4.08−4.14 (m, 1H), 3.90 (dd, J = 12.
9, 2.4 Hz, 1H), 3.70 (dd, J = 13.2, 4.5
Hz, 1H).(βアノマー)
1H NMR (400 MHz, DMSO) δ
7.91 (s, 1H), 7.80−8.00 (br s, 2H), 6.85
−6.89 (m, 2H), 6.07 (d, J = 6.0 Hz, 1H),
5.17 (br s, 1H), 4.90 (br s, 1H), 4.63
(t, J = 3.9 Hz, 1H), 4.02−4.06 (m, 1H),
3.94 (br s, 1H), 3.48−3.64 (m, 2H).LCMS
m/z 292.2[M+H]、290.0[M−H]。Tr=0.35分。13C N
MR (400 MHZ, DMSO), 156.0, 148.3, 124.3,
117.8, 117.0, 111.2, 101.3, 85.8, 79.0,
74.7, 70.5, 61.4. HPLC Tr=1.32分
(実施例4−a)
(2R,3R,4S,5R)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]ト
リアジン−7−イル)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ
フラン−2−カルボニトリル(化合物1)
【化102】
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【0240】
(2R,3R,4S,5R)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒド
ロフラン−2−カルボニトリルの調製は以下に記載されている。
LaCl
3−2LiClを使用した(3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2
,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−3,4−ビス(ベンジルオキシ)−
5−((ベンジルオキシ)メチル)テトラヒドロフラン−2−オールの調製
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
【0241】
7−ヨードピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−アミン(7.5g、
28.8mmol、1.0当量)溶液をTHF(67mL)中に調製した。溶液を約0℃
に冷却し、TMSCl(3.3mL、30.3mmol、1.05当量)を加えた。反応
混合物を約30分撹拌し、次いで、内部温度を5℃より低く維持しながらPhMgCl(
THF中2M;28mL、56.8mmol、1.97当量)を加えた。反応混合物を約
0℃で約35分撹拌し、次いで約−15℃に冷却した。次いで、内部温度を約−10℃よ
り低く維持しながらiPrMgCl(THF中2M、14mL、30.2mmol、1.
05当量)を加えた。約−15℃で約15分後、内部温度を約−15℃より低く維持しな
がらLaCl
3−2LiCl(THF中0.6M、50mL、14.4mmol、0.5
当量)を加えた。反応混合物を約−20℃で約25分撹拌した。
【0242】
別のフラスコ内で、(3R,4R,5R)−3,4−ビス(ベンジルオキシ)−5−(
(ベンジルオキシ)メチル)ジヒドロフラン−2(3H)−オン(10.0g、23.9
mmol、0.83当量)溶液をTHF(45mL)中に調製した。溶液を約−20℃に
冷却し、次いで、内部温度を約−15℃より低く維持しながらグリニャール溶液に移した
。生成した反応混合物を約−20℃で約30分撹拌した。
反応を2M HCl(53mL)でクエンチし、混合物を約15℃に温めた。iPrO
Ac(38mL)を加え、有機相および水相を分離した。下側の水層を放出し、上側の有
機層を、2.5重量%のNaHCO
3(53mL)、2.5重量%のNaHCO
3(53
mL)、および10重量%のNaCl(53mL)で順次洗浄した。
【0243】
有機相を約45mLに濃縮し、次いでiPrOAc(75mL)で希釈した。溶液を約
45mLに再び濃縮し、次いでiPrOAc(23mL)で希釈した。溶液を約45mL
に濃縮し、次いでセライトのパッド上で濾過した。濾過した溶液を約26mLに濃縮し、
次いでMTBE(75mL)で希釈した。2時間後、ヘプタン(23mL)をゆっくりと
加え、スラリーを約25℃で約2時間撹拌し、次いで、約8時間にわたり約−5℃に冷却
した。固体を濾過で単離し、フィルターケーキをMTBE/ヘプタン(4:1、23mL
)で洗浄した。真空オーブン内で、約35℃以下で固体を乾燥させることによって、(3
R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−
7−イル)−3,4−ビス(ベンジルオキシ)−5−((ベンジルオキシ)メチル)テト
ラヒドロフラン−2−オールを生成した。
CeCl
3を使用した(3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][
1,2,4]トリアジン−7−イル)−3,4−ビス(ベンジルオキシ)−5−((ベン
ジルオキシ)メチル)テトラヒドロフラン−2−オールの調製
【化104】
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【0244】
ヨードピラゾール(5.02g、19.3mmol)をTHF(45g)に溶解させ、
撹拌しながら溶液を約0℃に冷却した。TMSCl(2.04g、18.7mmol)を
加え、約1時間後、フェニルマグネシウムクロリド(THF中2.0M、19.9g、3
8.2mmol)を加えた。反応混合物を約−20℃に冷却し、イソプロピルマグネシウ
ムクロリド(THF中2.0M、9.99g、20.5mmol)をゆっくりと加えた。
約30分後、約−20℃で、反応混合物をTHF(22g)中の無水塩化セリウム(4.
75g、19.3mmol)の混合物に移した。約1.5時間後、ラクトン(6.73g
、16.1mmol)のTHF(22g)溶液をゆっくりと加え、生成した反応混合物を
約1時間撹拌した。2M HCl(41g)を加え、混合物を約15℃に温め、酢酸イソ
プロピル(35g)を加えた。層を分離し、有機層を2.5%NaHCO
3(2×40g
)、10%NaCl(1×35g)で洗浄し、約30mLの容量に濃縮した。酢酸イソプ
ロピル(44g)を入れ、溶液を約30mLの容量に濃縮した。酢酸イソプロピル(43
g)を入れ、溶液を約30mLの容量に濃縮した。溶液を濾過し、濾液を約18mLの容
量に濃縮した。tert−ブチルメチルエーテル(37g)を加え、これに続いて生成物
の種結晶(10.7mg)を加えた。約14時間後、n−ヘプタン(10.5g)を加え
、混合物を約−5℃に冷却し、濾過した。固体をtert−ブチルメチルエーテル(9g
)で約−5℃で洗浄し、真空下、約34℃で約15時間乾燥させることによって、生成物
を得た。
CeCl
3およびiPrMgCl−LiClを使用した(3R,4R,5R)−2−(4
−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−3,4−ビス(
ベンジルオキシ)−5−((ベンジルオキシ)メチル)テトラヒドロフラン−2−オール
の調製
【化105】
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【0245】
ヨードピラゾール(5.03g、19.3mmol)をTHF(45g)に溶解させ、
N
2(g)下で撹拌しながら溶液を約0℃に冷却した。TMSCl(2.06g、19.
0mmol)を加え、約1時間後、フェニルマグネシウムクロリド(THF中2.0M、
20.23g、38.8mmol)を加えた。反応混合物を約−20℃に冷却し、イソプ
ロピルマグネシウムクロリド−塩化リチウム複合体(THF中2.0M、15.37g、
21.0mmol)をゆっくりと加えた。約1時間後、約−20℃で、反応混合物を、T
HF(22g)中の塩化セリウム(4.77g、19.4mmol)の混合物に移した。
約1時間後、ラクトン(6.75g、16.1mmol)のTHF(23g)溶液をゆっ
くりと加え、生成した反応混合物を約1.5時間撹拌した。2M HCl(40g)を加
え、混合物を約15℃に温め、酢酸イソプロピル(35g)を加えた。層を分離し、有機
層を2.5% NaHCO
3(2×40g)、10%NaCl(1×36g)で洗浄し、
約30mLの容量に濃縮した。酢酸イソプロピル(44g)を加え、溶液を約30mLの
容量に濃縮した。溶液を濾過し、濾液を約18mLの容量に濃縮した。tert−ブチル
メチルエーテル(37g)を加え、これに続いて生成物の種結晶(10.5mg)を加え
た。約14時間後、n−ヘプタン(11g)を加え、混合物を約−5℃に冷却し、濾過し
た。約−5℃で、固体をtert−ブチルメチルエーテル(9g)で洗浄し、真空下で、
約34℃で約15時間乾燥させることによって、生成物を得た。
YCl
3を使用した(3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1
,2,4]トリアジン−7−イル)−3,4−ビス(ベンジルオキシ)−5−((ベンジ
ルオキシ)メチル)テトラヒドロフラン−2−オールの調製
【化106】
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【0246】
ヨードピラゾール(4.99g、19.2mmol)をTHF(44g)に溶解させ、
撹拌しながら溶液を約0℃に冷却した。TMSCl(2.45mL、19.4mmol)
を加え、約30分後、フェニルマグネシウムクロリド(THF中2.0M、20.29g
、39.0mmol)を加えた。反応混合物を約−20℃に冷却し、イソプロピルマグネ
シウムクロリド(THF中2.0M、9.85g、20.1mmol)をゆっくりと加え
た。約30分後、約−20℃で、反応混合物を、THF(24g)中の無水塩化イットリ
ウム(3.76g、19.3mmol)とラクトン(6.68g、16.0mml)の混
合物に移した。約2.5時間後、2M HCl(30g)を加え、混合物を約15℃に温
め、酢酸イソプロピル(22g)を加えた。層を分離し、有機層を2.5%NaHCO
3
(2×40g)、10%NaCl(1×35g)で洗浄し、約30mLの容量に濃縮した
。酢酸イソプロピル(44g)を入れ、溶液を約30mLの容量に濃縮した。酢酸イソプ
ロピル(45g)を入れ、溶液を約30mLの容量に濃縮した。溶液を濾過し、濾液を約
18mLの容量に濃縮した。tert−ブチルメチルエーテル(37g)を加え、これに
続いて、生成物の種結晶(11.5mg)を加えた。約1時間後、n−ヘプタン(15m
L)を加え、混合物を約−5℃に冷却し、約17時間撹拌した。スラリーを濾過し、約−
5℃に予冷したtert−ブチルメチルエーテル(8g)/n−ヘプタン(2g)混合物
で固体を洗浄した。生成した固体を、真空下、約34℃で約22時間乾燥させることによ
って、生成物を生成した。
NdCl
3を使用した(3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][
1,2,4]トリアジン−7−イル)−3,4−ビス(ベンジルオキシ)−5−((ベン
ジルオキシ)メチル)テトラヒドロフラン−2−オールの調製
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
【0247】
ヨードピラゾール(5.02g、19.3mmol)をTHF(38g)に溶解させ、
N
2(g)下で撹拌しながら、溶液を約0℃に冷却した。TMSCl(2.45mL、1
9.4mmol)を加え、約1時間後、フェニルマグネシウムクロリド(THF中2.0
M、19.75g、38.0mmol)を加えた。反応混合物を約−20℃に冷却し、イ
ソプロピルマグネシウムクロリド(THF中2.0M、9.40g、19.2mmol)
をゆっくりと加えた。約1.5時間後、約−20℃で、反応混合物を、THF(22g)
中の無水塩化ネオジム(III)(4.03g、16.1mmol)とラクトン(6.7
0g、16.0mml)の混合物に移し入れた。約1.5時間後、反応混合物を−10℃
に温め、さらに2時間後、2M HCl(36g)を加えた。混合物を約15℃に温め、
酢酸イソプロピル(23g)を加えた。層を分離し、有機層を2.5%NaHCO
3(2
×44g)、10%NaCl(1×41g)で洗浄し、約30mLの容量に濃縮した。酢
酸イソプロピル(44g)を入れ、溶液を約30mLの容量に濃縮した。酢酸イソプロピ
ル(45g)を入れ、溶液を約30mLの容量に濃縮した。溶液を濾過し、濾液を約18
mLの容量に濃縮した。tert−ブチルメチルエーテル(37g)を加え、これに続い
て生成物の種結晶(11.9mg)を加えた。約1時間後、n−ヘプタン(15mL)を
加え、混合物を約−5℃に冷却し、約15時間撹拌した。スラリーを濾過し、約−5℃に
予冷したtert−ブチルメチルエーテル(8g)/n−ヘプタン(11g)混合物で固
体を洗浄した。真空下で、約34℃で約25時間、生成した固体を乾燥させることによっ
て、生成物を生成した。
(2R,3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]ト
リアジン−7−イル)−3,4−ビス(ベンジルオキシ)−5−((ベンジルオキシ)メ
チル)テトラヒドロフラン−2−カルボニトリルの調製
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
【0248】
DCM(100mL)中の(3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−
f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−3,4−ビス(ベンジルオキシ)−5−(
(ベンジルオキシ)メチル)テトラヒドロフラン−2−オール(10.0グラム、18.
1mmol、1.0当量)の予冷(−40℃)溶液に、トリフルオロ酢酸(6.19グラ
ム、54.3mmol、3.0当量)を入れ、これに続いて、内部温度を約−25℃より
低く維持しながら、DCM(50mL)中のTMSOTf(24.1グラム、108.6
mmol、6.0当量)およびTMSCN(10.8グラム、108.6mmol、6.
0当量)の予冷(−30℃)溶液を入れた。約−30℃より低く10分間以上、反応混合
物を撹拌し、20重量%の水性KOH(120mL)の予冷(約−10℃)溶液でクエン
チした。二位相の混合物を周辺温度に温めた。有機層を分離し、10重量%のNaCl(
3×50mL)水溶液で洗浄した。有機相を濾過し、真空下で約50mLに濃縮し、トル
エン(200mL)で再希釈し、真空下、約50℃で140mLに濃縮した。約55℃で
溶液に、(2R,3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2
,4]トリアジン−7−イル)−3,4−ビス(ベンジルオキシ)−5−((ベンジルオ
キシ)メチル)テトラヒドロフラン−2−カルボニトリルの種結晶をまいた。約55℃で
約1時間撹拌し、約6時間にわたり約0℃に冷却した。固体を濾過で単離し、フィルター
ケーキをトルエン(30mL)で洗浄した。固体を真空下、約50℃で乾燥させた。
フローケミストリーを介した、(2R,3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[
2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−3,4−ビス(ベンジルオキシ)
−5−((ベンジルオキシ)メチル)テトラヒドロフラン−2−カルボニトリルの調製
【化109】
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【0249】
(3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリア
ジン−7−イル)−3,4−ビス(ベンジルオキシ)−5−((ベンジルオキシ)メチル
)テトラヒドロフラン−2−オールの溶液(460.07gのDCM中23.0g)、T
MSOTfの溶液(138.07gのDCM中55.81g)およびTMSCNの溶液(
138.10gのDCM中25.03g)を約−40℃で管型反応器に順次ポンプで送り
込んだ。20%KOH水溶液(46.91gのKOHおよび210gの水)が入っている
フラスコを氷浴内で保持し、そのフラスコの中に反応混合物を収集した。層を分離し、有
機相を10%KOH水溶液(10gのKOHおよび90mLの水)および10%ブライン
(2×100g)で順次洗浄した。有機相を真空下で約4容量に濃縮し、イソプロピルア
ルコールを入れ(162.89g)、混合物を真空下で約10容量に濃縮した。内容物を
約60℃に温め、次いで、約6.5時間にわたり約0℃に調整し、約0℃で約15.5時
間撹拌した。生成したスラリーを濾過し、固体をイソプロピルアルコール(61.79g
)ですすぎ、次いで約50℃で、減圧下で一晩乾燥させることによって、生成物を生成し
た。
(2R,3R,4S,5R)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]ト
リアジン−7−イル)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロ
フラン−2−カルボニトリルの調製
【化110】
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【0250】
トリベンジルシアノヌクレオシド(48.8g、86.9mmol、1.0当量)を無
水CH
2Cl
2(244mL)に溶解させ、約−20℃に冷却した。内部温度を約−15
℃より低く維持しながら、BCl
3溶液(CH
2Cl
2中1M、295mL、295mm
ol、3.4当量)を滴下添加した。添加に続いて、反応混合物を約−20℃で1時間撹
拌した。内部温度を−15℃より低く維持しながら、MeOH(340ml)を滴下添加
した。生成した溶液を約250mlまで蒸留し、次いで約250mlのMeOHを再度入
れた。生成した溶液を約250mlまで再び蒸留し、次いで約250mlのMeOHで再
度入れ、最終的に約125mlまで蒸留した。水(125ml)を加え、これに続いてK
2CO
3溶液(水中20重量%、125ml)を加えた。pHをチェックし、約3である
ことが判明した。K
2CO
3溶液を加え(水中20重量%、50ml)、pHは約8であ
ることが判明した。生成したスラリーを一晩撹拌し、次いで濾過し、水(50ml)およ
びMeOH(50ml)で洗浄した。湿性ケーキ生成物を約40℃で一晩乾燥させた。
1
H NMR (300 MHz, D
2O) δ 7.96 (s, 1H), 7.2
0 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 6.91 (d, J = 4.8
Hz, 1H), 4.97 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 4.56−
4.62 (m, 1H), 4.08−4.14 (m, 1H), 3.90 (d
d, J = 12.9, 2.4 Hz, 1H), 3.70 (dd, J =
13.2, 4.5 Hz, 1H).
(実施例5)
(2R,3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]ト
リアジン−7−イル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テト
ラヒドロフラン−2−カルボニトリル(化合物2)
【化111】
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【0251】
(2R,3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テ
トラヒドロフラン−2−カルボニトリルの調製は以下に記載されている。
【化112】
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【0252】
2−デオキシ−2−フルオロ−4,5−O,O−ジベンジル−D−アラビノース。TF
A(13.5mL)中1’−メトキシ−2−デオキシ−2−フルオロ−4,5−O,O−
ジベンジル−D−アラビノース(1.0g、2.88mmol)をH
2O(1.5mL)
で処理し、生成した混合物を5時間撹拌した。次いで、混合物をEtOAc(100mL
)で希釈し、飽和NaHCO
3(50mL)で処理した。有機層を分離し、NaCl(5
0mL)で洗浄し、無水MgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、
ヘキサン中0〜100%EtOAcで溶出するシリカゲルクロマトグラフィー(80gの
SiO
2 Combiflash HP Gold Column)に供することによっ
て、白色の固体として、2−デオキシ−2−フルオロ−4,5−O,O−ジベンジル−D
−アラビノースを生成した:R
f=0.52(ヘキサン中25%EtOAc)。
1H N
MR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.30 (m, 10H), 5.3
5 (m, 1H), 4.68−4.29 (m, 7H), 3.70 (d, J
= 10.5 Hz, 1H), 3.50 (d, J = 10.5 Hz, 2
H).
19F NMR (282.2 MHz, CDCl
3) δ−207 (m
), −211 (m).LCMS m/z 350[M+H
2O]。
【化113】
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【0253】
(3R,4R,5R)−4−(ベンジルオキシ)−5−(ベンジルオキシメチル)−3
−フルオロジヒドロフラン−2(3H)−オン。CH
2Cl
2(85mL)に溶解させた
2−デオキシ−2−フルオロ−4,5−O,O−ジベンジル−D−アラビノース(4.3
g、12.8mmol)を4Å MS(10g)および二クロム酸ピリジニウム(14.
4g、38.3mmol)で処理した。生成した混合物を24時間撹拌し、次いでCel
ite(登録商標)のパッドを通して濾過した。溶出液を減圧下で濃縮し、残留物を、ヘ
キサン中0〜100%EtOAcで溶出するシリカゲルクロマトグラフィー(120gの
SiO
2HP Gold Combiflash Column)に供することによって
、透明な油として、(3R,4R,5R)−4−(ベンジルオキシ)−5−(ベンジルオ
キシメチル)−3−フルオロジヒドロフラン−2(3H)−オンを生成した(3.5g、
83%):R
f=0.25(ヘキサン中25%EtOAc)。
1H NMR (300
MHz, CDCl
3) δ 7.37 (m, 10H), 5.45 (dd, J
= 49, 5.7, Hz, 1H), 4.85 (d, J = 11.7 H
z, 1H), 4.52 (m, 4 H), 4.29 (d, J = 5.4
Hz, 1H), 2.08 (dd, J = 15.3, 10.2 Hz, 2H
).
19F NMR (282.2 MHz, CDCl
3) δ−216.LCM
S m/z 348[M+H
2O]。HPLC(6〜98%MeCN−H
2O勾配、0.
05%TFA改質剤)t
R=5.29分。Phenomenex Synergi4m
Hydro−RP 80A、50×4.60mm、4ミクロン;流速2mL/分。
【化114】
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【0254】
(3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]トリア
ジン−7−イル)−4−(ベンジルオキシ)−5−(ベンジルオキシメチル)−3−フル
オロテトラヒドロフラン−2−オール。THF(1.4mL)中7−ブロモピロロ[1,
2−f][1,2,4]−トリアジン−4−アミン(68mg、0.319mmol)を
TMSCl(89μL、0.703mmol)で処理し、混合物を2時間撹拌した。次い
で、混合物を約−78℃に冷却し、nBuLi(ヘキサン中1.0M、1.09mL、1
.09mmol)で処理した。溶液を約30分撹拌し、次いで、THF(1.4mL)中
の(3R,4R,5R)−4−(ベンジルオキシ)−5−(ベンジルオキシメチル)−3
−フルオロジヒドロフラン−2(3H)−オン(106mg、0.319mmol)を滴
下して処理した。生成した混合物を30分撹拌し、次いでTHF(1.0mL)中AcO
H(83μL、1.44mmol)を加えて反応をクエンチした。混合物を室温に温め、
次いで減圧下で濃縮した。残留物をEtOAc(100mL)で希釈し、NaCl飽和溶
液(50mL)で洗浄した。有機層を無水MgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮
した。残留物を、ヘキサン中0〜100%EtOAc、これに続いて、EtOAc中の(
EtOAc中20%MeOH)の0〜100%勾配で溶出するシリカゲルクロマトグラフ
ィー(40g SiO
2HP Gold Combiflash Column)に供す
ることによって、白色の固体として、(3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[
1,2−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−4−(ベンジルオキシ)−5−(
ベンジルオキシメチル)−3−フルオロテトラヒドロフラン−2−オールを生成した(6
8mg、44%、α/β異性体の60/40混合物)。R
f=0.32(EtOAc)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.05 (s, 1H),
7.86 (s, 1H), 7.81 (s, 1H), 7.64 (s, 1H)
, 7.26 (m, 10H), 6.95 (m, 1H), 6.71 (m,
1H), 6.08 (m, 1H), 5.34 (m, 1H), 4.65 (m
, 6H), 4.71 (m, 2H).
19F NMR (282.2 MHz
, CDCl
3) δ−211 (m).LCMS m/z 465[M+H]。HPL
C(6〜98%MeCN−H
2O勾配、0.05%TFA改質剤)t
R=4.37分。(
α異性体)、4.54分。(β異性体)。
【化115】
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【0255】
(3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]トリア
ジン−7−イル)−4−(ベンジルオキシ)−5−(ベンジルオキシメチル)−3−フル
オロテトラヒドロフラン−2−カルボニトリル:MeCN(1.4mL)中に溶解させた
(3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジ
ン−7−イル)−4−(ベンジルオキシ)−5−(ベンジルオキシメチル)−3−フルオ
ロテトラヒドロフラン−2−オール(195mg、0.42mmol)をTMSCN(3
36μL、2.52mmol)およびIn(OTf)
3(708mg、1.26mmol
)で処理した。溶液を約70℃で18時間撹拌し、次いで約0℃に冷却した。混合物をN
aHCO
3飽和溶液(20液滴)で処理し、次いで室温に温め、EtOAc(100mL
)およびH
2O(50mL)で希釈した。有機層を分離し、NaCl飽和溶液(50mL
)で洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ヘキサン中
0〜100%EtOAcで溶出するシリカゲルクロマトグラフィー(40gのSiO
2
HP Gold Combiflash Column)に供することによって、白色の
固体として、(3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,
4]トリアジン−7−イル)−4−(ベンジルオキシ)−5−(ベンジルオキシメチル)
−3−フルオロテトラヒドロフラン−2−カルボニトリルを生成した(α/β異性体の6
0/40混合物)。両方の異性体についてのデータ:R
f=0.53(EtOAc)。
1
H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.01 (s, 1H), 7
.94 (s, 1H), 7.30 (m, 10H), 7.00 (d, J =
4.5 Hz, 1H), 6.93 (d, J = 4.8 Hz, 1H),
6.87 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 6.70 (d, J =
4.8 Hz, 1H), 5.85 (dd, J = 52, 3.3 Hz, 1
H), 5.55 (dd, J = 53, 4.5 Hz, 1H), 4.71
(m, 7H), 3.87 (m, 2H), 3.72 (m, 2H).
19
F NMR (282.2 MHz, CDCl
3) δ−196 (m), −203
(m).LCMS m/z 474[M+H]。HPLC(6〜98%MeCN−H
2
O勾配、0.05%TFA改質剤)t
R=4.98分。
【化116】
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【0256】
(2R,3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テ
トラヒドロフラン−2−カルボニトリル(2)(3R,4R,5R)−2−(4−アミノ
ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−4−(ベンジルオキシ)
−5−(ベンジルオキシメチル)−3−フルオロテトラヒドロフラン−2−カルボニトリ
ル(110mg、0.23mmol)をCH
2Cl
2(1.5mL)に溶解させ、約0℃
に冷却した。反応混合物をBCl
3(CH
2Cl
2中1.0M、766μL、0.77m
mol)で処理し、2時間撹拌した。次いで、混合物を約−78℃に冷却し、Et
3N(
340μL、2.44mmol)、これに続いてMeOH(2mL)で処理してから、室
温に温めた。反応物を減圧下で濃縮し、次いでMeOH(3×5mL)で同時蒸発させた
。次いで、残留物をH
2O(5mL)中に懸濁させ、NaHCO
3(1g)で処理した。
溶液を10分撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。残留物をフリットガラス漏斗(粗い)で
濾過し、その漏斗上で、MeOH(3×10mL)で洗浄し、溶出液を減圧下で濃縮した
。残留物を、逆相HPLC(0.05%TFA改質剤と共に、H
2O中6〜98%MeC
N勾配)に供することによって、白色の固体およびα異性体として、(2R,3R,4R
,5R)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−7−イル
)−3−フルオロ−4−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン−2
−カルボニトリル2を生成した。β異性体についてのデータ:R
f=0.13(EtOA
c中10%MeOH)。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 8.0
9 (s, 1H), 7.28 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 7.1
7 (d, J = 5.1 Hz, 1H), 5.42 (dd, J = 53,
3.3 Hz, 1H), 4.20 (m, 2H), 3.99 (d, J =
3.6 Hz, 1H), 3.77 (d, J = 3.6 Hz, 1H).
19F NMR (282.2 MHz, CDCl
3) δ−197 (m).LC
MS m/z 294[M+H]。HPLC(2〜98%MeCN−H
2O勾配、0.0
5%TFA改質剤)t
R=1.49分。
(実施例6)
(2R,3R,4R,5S)−5−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]ト
リアジン−7−イル)−4−フルオロ−2−(ヒドロキシメチル)−5−メチルテトラヒ
ドロフラン−3−オール(化合物3)
【化117】
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【0257】
(2R,3R,4R,5S)−5−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−4−フルオロ−2−(ヒドロキシメチル)−5−メチルテトラ
ヒドロフラン−3−オールの調製は以下に記載されている。
【化118】
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【0258】
開始ヌクレオシド(化合物2の合成に記載のとおり調製)(0.355g、0.765
mmol)を無水THF(35mL)に溶解させ、N
2(g)下で撹拌しながら、約0℃
に冷却した。メチルマグネシウムクロリド(2mL、6mmol)溶液(THF中3N)
を加え、生成した混合物を一晩撹拌した。酢酸(7mmol)を加えて、反応をクエンチ
し、次いで、減圧下、回転により溶媒を除去した。残留物をCH
2Cl
2に再度溶解させ
、溶液をシリカゲルプラグに供することによって、粗製の混合物として、生成物(0.3
55g)を単離した。LC/MS(m/z:480、M
+1)。粗材料を無水CH
2Cl
2(20mL)に溶解させ、N
2(g)下に置いた。溶液を撹拌し、メタンスルホン酸(
0.2mL、2.74mmol)で処理した。反応混合物を室温で約12時間撹拌し、次
いでEt
3N(3.5mmol)の添加によりクエンチした。混合物を減圧下で濃縮し、
残留物をシリカゲルクロマトグラフィーに供することによって、メチル置換ヌクレオシド
を、ベータアノマーとアルファアノマーの4:1混合物としてそれぞれ得た。
1H NM
R (300 MHz, CD
3CN) 主アノマー δ 7.87 (s, 1H),
7.27−7.40 (m, 10 H), 6.77 (d, J = 4.5 H
Z, 1H), 6.70 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 6.23 (
br s, 2H), 5.53 (dd, J = 55, 3.3 Hz, 1H)
, 4.42−4.75 (m, 4H), 4.19−4.26 (m, 1H),
3.65−4.00 (m, 3H), 1.74 (d, J = 3.9 Hz,
3H).
19F NMR (282.2 MHz, CD
3CN) 主アノマー δ
−207 (m, 1F).LCMS m/z 463[M+H]。
【化119】
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【0259】
ベンジル化ヌクレオシド物質(0.134g、0.290mmol)、Degussa
触媒(0.268g)およびAcOH(30mL)を一緒に混合した。反応雰囲気にH
2
(g)を充填し、反応物を約2時間撹拌した。触媒を濾過で除去し、混合物を減圧下で濃
縮した。残留物を最小量のH
2Oに溶解させ、逆相HPLC(C
18ヒドロRPカラム)
に供することによって、βアノマー3を単離した。
1H NMR (300 MHz,
D
2O) δ 7.87 (s, 1H), 7.22 (d, J = 4.8 H
z, 1H), 6.87 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 5.35 (
dd, J = 54, 3.6 Hz, 1H), 3.97−4.10 (m,
2H), 3.81 (dd, J = 12.6, 2.1 Hz, 1H), 3.
64 (dd, J = 12.6, 4.8 Hz, 1H), 1.65 (d,
J = 4.2 Hz, 3H).
19F NMR (282.2 MHz, CD
3CN) δ −207 (m, 1F).
【0260】
少量のアルファアノマーを以下のとおり特徴付けた。
1H NMR (300 MHz
, D
2O) δ 7.86 (s, 1H), 7.26 (d, J = 4.8
Hz, 1H), 6.85 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 5.31
(dd, J = 54, 3.9 Hz, 1H), 4.39 (ddd, J
= 26.1, 9.9, 3.6 Hz, 2H), 4.00 − 4.05 (
m, 1H), 3.90 (dd, J = 12.3, 2.1 Hz, 1H),
3.66 (dd, J = 12.6, 4.8, 1H), 1.56 (s,
3H).
19F NMR (282.2 MHz, CD
3CN) δ −198
(dd, J = 54, 26 Hz, 1F).
(実施例7)
(2S)−イソプロピル2−(((((2R,3R,4R,5S)−5−(4−アミノピ
ロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−4−フルオロ−3−ヒドロ
キシ−5−メチルテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル
)アミノ)プロパノエート(化合物4)
【化120】
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【0261】
ヌクレオシド3(0.011g、0.04mmol)をトリメチルホスフェート(2m
L)に溶解させ、0℃に冷却した。混合物をN
2(g)雰囲気下で撹拌し、1−メチルイ
ミダゾール(0.320mL、5mmol)、これに続いて、アラニニルモノイソプロピ
ル(alaninylmonoisopropyl)、モノフェノールホスホロクロリデ
ートC(0.240mL、4.4mmol)を加えた。反応混合物を0℃で2時間撹拌し
、次いで、LC/MSでモニタリングしながらゆっくりと室温に温めた。LCMSにより
完了とされた時点で、反応混合物をH
2O(5mL)で処理し、次いで減圧下で濃縮した
。残留物をCH
2Cl
2に溶解させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcで溶出するシリ
カゲルクロマトグラフィーに供した。生成物画分を収集し、濃縮した。残留物をprep
HPLCに供することによって、異性体混合物として、アラニンイソプロピルモノアミ
デートプロドラッグ4を生成した。
1H NMR (300 MHz, CD3CN)
δ 7.87 (s, 1H), 7.17−7.44 (m, 5 H), 6.71
−6.83 (m, 2H), 6.14 (br, s, 2H), 5.38 (d
d, J = 56, 3.3 Hz, 1H), 4.92−5.01 (m, 1H
), 3.86−4.46 (m, 6H), 3.58 (m, 1H), 1.73
(m, 3H), 1.18−1.34 (m, 9H).LCMS m/z 552
[M+H]。
(実施例8)
(2S)−エチル2−(((((2R,3R,4R,5S)−5−(4−アミノピロロ[
2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−4−フルオロ−3−ヒドロキシ−
5−メチルテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミ
ノ)プロパノエート(化合物5)
【化121】
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【0262】
ヌクレオシド3(0.026g、0.092mmol)をトリメチルホスフェート(2
mL)に溶解させ、0℃に冷却した。混合物をN
2(g)下で撹拌し、1−メチルイミダ
ゾール(0.062mL、0.763mmol)、これに続いてクロリデートA(0.1
60g、0.552mmol)を加えた。反応混合物を0℃で2時間撹拌し、次いでゆっ
くりと室温に温めた。H
2O(5mL)を加えて反応をクエンチし、次いで混合物を減圧
下で濃縮した。残留物をCH
2Cl
2に溶解させ、ヘキサン中0〜100%EtOAcで
溶出するシリカゲルクロマトグラフィーに供した。生成物画分を収集し、濃縮した。ヘキ
サン中0〜100パーセントEtOAcを使用して、粗生成物を溶出した。粗生成物を収
集し、減圧下で濃縮した。残留物をprep HPLCに供することによって、化合物5
を生成した。LCMS m/z 538[M+H]。
(実施例9)
((2R,3R,4R,5S)−5−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−4−フルオロ−3−ヒドロキシ−5−メチルテトラヒドロフラ
ン−2−イル)メチル四水素トリホスフェート(化合物6)
【化122】
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【0263】
ヌクレオシド3(0.022g、0.056mmol)をトリメチルホスフェート(1
mL)に溶解させ、N
2(g)下で撹拌した。オキシ塩化リン(0.067mL、0.7
3mmol)を加え、混合物を約2時間撹拌した。分析用イオン交換カラムによるモニタ
リングにより、>80パーセントのモノホスフェートが形成される時間を測定した。無水
DMF(1mL)に溶解させたトリブチルアミン(0.44mL、1.85mmol)お
よびトリエチルアンモニウムピロホスフェート(0.327g、0.72mmol)の溶
液を加えた。反応混合物を20分撹拌し、次いで、H
2O(5mL)中1Nの炭酸水素ト
リエチルアンモニウム溶液の添加によりクエンチした。混合物を減圧下で濃縮し、残留物
をH
2Oに再度溶解させた。溶液をイオン交換クロマトグラフィーに供することによって
、表題生成物の化合物6を生成した。LCMS m/z 521[M−H]。Tr=0.
41。HPLCイオン交換TR=9.40分
(実施例10)
(2R,3R,5S)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジ
ン−7−イル)−3−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)−テトラヒドロフラン−2
−カルボニトリル(化合物7)
【化123】
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【0264】
(2R,3R,5S)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジ
ン−7−イル)−3−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)−テトラヒドロフラン−2
−カルボニトリルの調製は以下に記載されている。
【化124】
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【0265】
((3αR,5S,6αR)−2,2−ジメチル−テトラヒドロフロ[2,3−d][
1,3]ジオキソール−5−イル)メタノール。アセテート物質(1.2g、5.5mm
ol)(J. Org. Chem.、1985年、50巻、3457頁、De Ber
nardoら)をMeOHおよびTHFの1:1混合物(10mL)に溶解させた。pH
が13になるまで、NaOH(水溶液)(10mL)の1N溶液を加えた。反応混合物を
約2時間撹拌し、次いでAcOHの添加によりpH8〜9に中和した。混合物をEtOA
c(10×30mL)で抽出し、合わせた有機抽出物を無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾
過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ヘキサン中0〜70%EtOAcで溶出するシリカ
ゲルクロマトグラフィーに供することによって、所望の生成物を得た(866mg、90
%)。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 5.84 (d, J
= 3.6 Hz, 1H), 4.78 (t, J = 4.5 Hz, 1H),
4.38 (m, 1H), 3.93−3.54 (m, 2H), 2.04−
1.84 (m, 2H), 1.52 (s, 3H), 1.33 (s, 3H)
.
【化125】
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【0266】
(3αR,5S,6αR)−5−(ベンジルオキシメチル)−2,2−ジメチル−テト
ラヒドロフロ[2,3−d][1,3]ジオキソール。水素化ナトリウム(188mg、
7.46mmol)を無水THF(5mL)に溶解させ、N
2(g)下、室温で撹拌した
。アルコール(866mg、4.97mmol)を無水THF(3mL)に溶解させ、次
いで5分にわたり、水素化ナトリウム混合物に少しずつ加えた。生成した混合物を約20
分撹拌し、次いで臭化ベンジル(892μL、7.46mmol)を加えた。反応物を約
2時間撹拌し、次いで氷冷したNaHCO
3水溶液とEtOAc(30mL)の混合物に
注入した。有機層を分離し、次いで水層をEtOAc(30mL)で再抽出した。合わせ
た有機抽出物を無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ヘ
キサン中0〜40%EtOAcで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーに供することに
よって、ベンジルエーテル生成物を得た。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.35−7.27 (m, 5H), 5.86 (d, J = 3.6
Hz, 1H), 4.74 (t, J = 4.2 Hz, 1H), 4.60
(s, 2H), 4.42 (m, 1H), 3.69−3.53 (m, 2
H), 2.10−2.04 (m, 1H), 1.83−1.77 (m, 1H)
, 1.52 (s, 3H), 1.33 (s, 3H).
【化126】
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【0267】
(3R,5S)−5−(ベンジルオキシメチル)−テトラヒドロフラン−2,3−ジオ
ール。ベンジルエーテル(910mg、3.44mmol)をAcOHおよびH
2O(2
0mL)1:1混合物に溶解させ、約60℃で約7時間撹拌した。混合物を減圧下で濃縮
し、残留物を、ヘキサン中0〜70%EtOAcで溶出するシリカゲルクロマトグラフィ
ーに供することによって、ジオール生成物を得た(705mg、91%)。
1H NMR
(300 MHz, CDCl
3) δ 7.36−7.27 (m, 5H), 5
.40 (d, J = 3.9 Hz, 0.5H), 5.17 (s, 0.5H
), 4.67−4.56 (m, 3H), 4.33 (m, 0.5H), 4.
24 (d, J = 4.8 Hz, 0.5H), 3.71−3.67 (m,
1H), 3.56−3.42 (m, 2H), 2.31−2.22 (m, 1H
), 2.08−1.89 (m, 2H).
【化127】
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【0268】
(3R,5S)−5−(ベンジルオキシメチル)−3−ヒドロキシ−ジヒドロフラン−
2(3H)−オン。ジオール(705mg、3.14mmol)をベンゼン(30mL)
に溶解させ、炭酸銀セライト混合物(3.46g、6.28mmol)で処理した。生成
した混合物をN
2(g)下、約80℃で約2時間撹拌した。次いで、混合物を室温に冷却
し、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、ヘキサン中0〜70%EtOAcで溶出する
シリカゲルクロマトグラフィーに供することによって、ラクトン生成物を得た。
1H N
MR (300 MHz, CDCl
3) δ 7.39−7.27 (m, 5H),
4.75−4.68 (m, 1H), 4.60−4.49 (m, 2H), 3
.74−3.54 (m, 2H), 2.61−2.35 (m, 2H), 2.3
8−2.28 (m, 1H).
【化128】
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【0269】
(3R,5S)−3−(ベンジルオキシ)−5−(ベンジルオキシメチル)−ジヒドロ
フラン−2(3H)−オン。ラクトン(600mg、2.7mmol)をEtOAc(3
0mL)に溶解させ、酸化銀(626mg、2.7mmol)、これに続いて臭化ベンジ
ル(387μL、3.24mmol)で処理した。次いで、反応混合物をN
2(g)下、
約50℃で約8時間撹拌した。次いで、さらなる酸化銀(300mg)を加え、生成した
混合物を約50℃で約16時間撹拌した。さらなる臭化ベンジル(50μL)および酸化
銀(150mg)を加え、混合物をさらに約8時間撹拌した。反応混合物を冷却させ、濾
過し、次いで減圧下で濃縮した。残留物を、ヘキサン中0〜20%EtOAcで溶出する
シリカゲルクロマトグラフィーに供することによって、表題生成物を得た。
1H NMR
(300 MHz, CDCl
3) δ 7.39−7.27 (m, 10H),
4.99 (d, J = 11.4 Hz, 1H), 4.72 (m, 2H),
4.56 (m, 2H), 4.39 (t, J = 8.1 Hz, 1H),
3.72−3.51 (m, 2H), 2.42−2.25 (m, 2H).
【化129】
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【0270】
(3R,5S)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−7
−イル)−3−(ベンジルオキシ)−5−(ベンジルオキシメチル)−テトラヒドロフラ
ン−2−オール。7−ブロモピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−4−アミ
ン(607mg、2.85mmol)を無水THF(10mL)に溶解させ、Ar(g)
下、室温で撹拌した。TMSCl(1.1mL、8.55mmol)を滴下添加し、混合
物を約2時間撹拌した。反応物を減圧下で濃縮し、次いで高真空下で乾燥させた。残留物
をTHF(20mL)中に懸濁させ、Ar(g)下、約−78℃で撹拌した。ヘキサン中
2.5M n−BuLi溶液(2.28mL、5.7mmol)を約10分にわたり滴下
添加し、生成した混合物を約60分撹拌した。無水THF(7mL)中に溶解させたラク
トン(742mg、2.37mmol)を約20分にわたり上記混合物に加えた。反応混
合物を約2時間撹拌し、次いで、pHが5〜6になるまでAcOHでクエンチした。混合
物を室温に温め、次いでEtOAcで希釈した。溶液をNaHCO
3飽和溶液、飽和Na
Clで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残留物を、ヘキサン中
0〜80%EtOAcで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーに供することによって、
表題生成物を得た。LCMS m/z 447.2[M+H]、445.1[M−H]。
【化130】
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【0271】
(3R,5S)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−
7−イル)−3−(ベンジルオキシ)−5−(ベンジルオキシメチル)−テトラヒドロフ
ラン−2−カルボニトリル。アルコール(250mg、0.56mmol)を無水CH
2
Cl
2(10mL)に溶解させ、Ar(g)下、約−15℃で撹拌した。TMSCN(4
48μL、3.36mmol)を滴下添加し、混合物を約10分撹拌した。TMSOTf
(466μL、2.58mmol)を10分にわたり滴下添加し、生成した混合物を約−
15℃で約90分撹拌した。さらなるTMSCN(224μL、3eq.)およびTMS
OTf(202μL、2eq.)を加え、撹拌を約5時間継続した。NaHCO
3飽和水
溶液を加えて、反応をクエンチし、混合物を約10分撹拌した。有機層を分離し、NaH
CO
3飽和水溶液、NaCl飽和溶液で洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥させ、濾過し、
減圧下で濃縮した。残留物を、ヘキサン中0〜70%EtOAcで溶出するシリカゲルク
ロマトグラフィーに供することによって、表題生成物を得た。LCMS m/z 456
.3[M+H]、454.1[M−H]。
【化131】
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【0272】
(2R,3R,5S)2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジ
ン−7−イル)−3−ヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)−テトラヒドロフラン−2
−カルボニトリル(7)。ベンジルエーテル(150mg、0.329mmol)を無水
CH
2Cl
2(2mL)に溶解させ、混合物をAr(g)下、約−20℃で撹拌した。C
H
2Cl
2中1M BCl
3溶液(724μL、0.724mmol)を滴下添加し、生
成した混合物を約2時間撹拌した。さらなるCH
2Cl
2中1M BCl
3(724μL
、0.724mmol)を加え、撹拌を2時間継続した。次いで、混合物を約−78℃に
冷却し、Et
3NとMeOHの2:1混合物(3mL)でゆっくりと処理した。混合物を
約10分撹拌し、次いでMeOH(10mL)で処理した。反応物を室温に温め、次いで
減圧下で濃縮した。残留物をMeOH中に溶解させ、減圧下で濃縮した。残留物をMeO
Hに再び溶解させ、固体NaHCO
3で処理した。混合物を約5分撹拌し、次いで固体を
濾過で除去した。溶液を減圧下で濃縮し、分取HPLCに供することによって、所望の生
成物7を得た。
1H NMR (300 MHz, D
2O) δ 7.71 (s,
1H), 6.75 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 6.65 (d,
J = 4.8 Hz, 1H), 4.91 (t, J = 6.3 Hz, 1H
), 4.57 (m, 1H), 3.67−3.47 (m, 2H), 2.1
8 (m, 2H).LCMS m/z 276.1[M+H]、274.0[M−H]
。
(実施例11)
(2S)−イソプロピル2−((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロ
ロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒド
ロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)−ホスホリルアミノ)
プロパノエート(化合物8)
【化132】
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【0273】
ヌクレオシド1(45mg、0.15mmol)を無水トリメチルホスフェート(0.
5mL)に溶解させ、溶液をN
2(g)下、約0℃で撹拌した。メチルイミダゾール(3
6μL、0.45mmol)を溶液に加えた。クロロホスホルアミデートC(69mg、
0.225mmol)を無水THF(0.25mL)に溶解させ、ヌクレオシド混合物に
滴下添加した。LCMSにより反応が完了したとされた時点で、反応混合物をEtOAc
で希釈し、NaHCO
3飽和水溶液、飽和NaClで洗浄し、無水Na
2SO
4で乾燥さ
せ、濾過し、減圧下で濃縮した。残留物を、CH
2Cl
2中0〜5%MeOHで溶出する
シリカゲルクロマトグラフィー、これに続いて分取HPLCに供することによって、生成
物を得た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 7.95 (m,
1H), 7.31−6.97 (m, 7H), 4.94 (m, 1H), 4.
78 (m, 1H), 4.43 (m, 3H), 4.20 (m, 1H),
3.80 (d, 1H), 1.30−1.18 (m, 9H).
31P NM
R (121.4 MHz, CD
3OD) δ 3.8.LCMS m/z 561.
0[M+H]、559.0[M−H]。
(実施例12)
(2S)−2−エチルブチル2−((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノ
ピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジ
ヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリルアミノ
)プロパノエート(化合物9)
【0274】
化合物9は、以下に記載されているいくつかの方法で調製することができる。
手順1
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
【0275】
化合物8の調製方法と同じ方法により、化合物1およびクロリデートBから調製した。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 7.87 (m, 1H),
7.31−7.16 (m, 5H), 6.92−6.89 (m, 2H), 4.
78 (m, 1H), 4.50−3.80 (m, 7H), 1.45−1.24
(m, 8H), 0.95−0.84 (m, 6H).
31P NMR (1
21.4 MHz, CD
3OD) δ 3.7.LCMS m/z 603.1[M+
H]、601.0[M−H]。
手順2
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
【0276】
(2S)−2−エチルブチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−ア
ミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4
−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)
アミノ)プロパノエート。(2S)−2−エチルブチル2−(((4−ニトロフェノキシ
)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)プロパノエート(1.08g、2.4mmol)
を無水DMF(9mL)に溶解させ、窒素雰囲気下、室温で撹拌した。(2R,3R,4
S,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イ
ル)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン−2−カル
ボニトリル(350mg、1.2mmol)を反応混合物に一度に加えた。次いで、t−
ブチルマグネシウムクロリドのTHF溶液(1M、1.8mL、1.8mmol)を、反
応物に約10分間にわたり滴下添加した。反応物を約2時間撹拌し、それを終えた時点で
反応混合物を酢酸エチル(50mL)で希釈し、重炭酸ナトリウム飽和水溶液(3×15
mL)、これに続いて飽和塩化ナトリウム水溶液(15mL)で洗浄した。有機層を無水
硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。生成した油状物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(DCM中0〜10%MeOH)で精製することによって、白色の固体と
して(2S)−2−エチルブチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−
アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,
4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル
)アミノ)プロパノエートを生成した(311mg、43%、リンでのジアステレオマー
の1:0.4混合物)。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.8
5 (m, 1H), 7.34 − 7.23 (m, 2H), 7.21 − 7
.09 (m, 3H), 6.94 − 6.84 (m, 2H), 4.78 (
d, J = 5.4 Hz, 1H), 4.46 − 4.33 (m, 2H),
4.33 − 4.24 (m, 1H), 4.18 (m, 1H), 4.05
− 3.80 (m, 3H), 1.52 − 1.39 (m, 1H), 1.
38 − 1.20 (m, 7H), 0.85 (m, 6H).
31P NM
R (162 MHz, CD
3OD) δ 3.71, 3.65.LCMS m/z
603.1[M+H]、600.9[M−H]。HPLC(0.1%TFA改質剤と共
に、2〜98%MeCN−H
2O勾配で、8.5分にわたり、1.5mL/分、カラム:
Phenomenex Kinetex C18、2.6um 100Å、4.6×10
0mm)t
R=5.544分、5.601分
(S)と(R)ジアステレオマーの分離
【0277】
(2S)−2−エチルブチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−ア
ミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4
−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)
アミノ)プロパノエートをアセトニトリルに溶解させた。生成した溶液をLux Cel
lulose−2キラルカラムにロードし、アセトニトリル中で平衡化し、均一濃度のア
セトニトリル/メタノール(95:5vol/vol)で溶出した。溶出する第1のジア
ステレオマーは保持時間17.4分を有し、溶出する第2のジアステレオマーは保持時間
25.0分を有した。
【0278】
溶出する第1のジアステレオマーは、(S)−2−エチルブチル2−(((R)−((
(2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]ト
リアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イ
ル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)プロパノエートである:
【化135】
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1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.05 (s, 1H), 7
.36 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 7.29 (br t, J =
7.8 Hz, 2H), 7.19 − 7.13 (m, 3H), 7.11
(d, J = 4.8 Hz, 1H), 4.73 (d, J = 5.2 Hz
, 1H), 4.48 − 4.38 (m, 2H), 4.37 − 4.28
(m, 1H), 4.17 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 4.08
− 3.94 (m, 2H), 3.94 − 3.80 (m, 1H), 1.4
8 (七重線, J = 12.0, 6.1 Hz, 1H), 1.34 (p,
J = 7.3 Hz, 4H), 1.29 (d, J = 7.2 Hz, 3H
), 0.87 (t, J = 7.4 Hz, 6H).
31PNMR (16
2 MHz, CD
3OD) δ 3.71 (s).HPLC(0.1%TFA改質剤
と共に、2〜98%MeCN−H
2O勾配で、8.5分にわたり、1.5mL/分、カラ
ム:Phenomenex Kinetex C18、2.6um 100Å、4.6×
100mm)t
R=5.585分。
【0279】
第2の溶出するジアステレオマーは、(S)−2−エチルブチル2−(((S)−((
(2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]ト
リアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イ
ル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)プロパノエートである:
【化136】
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1HNMR (400 MHz, CD
3OD) δ 8.08 (s, 1H), 7
.36 − 7.28 (m, 3H), 7.23 − 7.14 (m, 3H),
7.08 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 4.71 (d, J =
5.3 Hz, 1H), 4.45 − 4.34 (m, 2H), 4.32 −
4.24 (m, 1H), 4.14 (t, J = 5.8 Hz, 1H),
4.08 − 3.94 (m, 2H), 3.93 − 3.85 (m, 1H
), 1.47 (七重線, J = 6.2 Hz, 1H), 1.38 − 1.
26 (m, 7H), 0.87 (t, J = 7.5 Hz, 6H).
3
1PNMR (162 MHz, CD
3OD) δ 3.73 (s).HPLC(0
.1%TFA改質剤と共に、2〜98%MeCN−H
2O勾配で、8.5分にわたり、1
.5mL/分、カラム:Phenomenex Kinetex C18、2.6um
100Å、4.6×100mm)t
R=5.629分。
(実施例13)
(2S)−エチル2−((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[1
,2−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキシ
テトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリルアミノ)プロパノ
エート(化合物10)
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
【0280】
(2S)−エチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ
[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロ
キシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)プ
ロパノエートの調製は以下に記載されている。
手順1。クロリデートAを介した調製
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
【0281】
化合物8の調製方法と同じ方法を使用して、化合物1およびクロリデートAから調製し
た。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 7.95 (m, 1H)
, 7.32−6.97 (m, 7H), 4.78 (m, 1H), 4.43−
4.08 (m, 6H), 3.83 (m, 1H), 1.31−1.18 (m
, 6H).
31P NMR (121.4 MHz, CD
3OD) δ 3.7.
LCMS m/z 547.0[M+H]、545.0[M−H]。
手順2。ニトロ−ベンゼン化合物Lを介した調製
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
【0282】
化合物1(50mg、0.17mmol)をNMP−THF(1:1mL))に溶解さ
せ、氷浴で冷却した。次いで、tBuMgCl(0.257mL、0.257mmol)
を約5分にわたり加えた。生成した混合物を室温に温め、約30分撹拌した。次いで化合
物L(US20120009147により調製、74.6mg、0.189mmol)の
THF(2mL)溶液を加えた。約30分後、反応混合物をHPLC(水中アセトニトリ
ル10〜80%)で精製することによって、黄色の固体として、化合物29を得た。この
固体を、シリカゲルクロマトグラフィー(MeOH 0〜20%DCM)でさらに精製す
ることによって、化合物29を生成した。
1H NMR (400 MHz, CD
3O
D) δ 7.76 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 7.25 − 7.
14 (m, 2H), 7.11 − 6.99 (m, 3H), 6.87 −
6.72 (m, 2H), 4.70 (d, J = 5.4 Hz, 1H),
4.39 − 4.24 (m, 2H), 4.20 (dddd, J = 9.7
, 7.9, 5.1, 2.8 Hz, 1H), 4.10 (dt, J = 1
2.8, 5.5 Hz, 1H), 4.06 − 3.91 (m, 2H), 3
.72 (ddq, J = 14.3, 9.3, 7.1 Hz, 1H), 1.
17 (dd, J = 7.1, 1.0 Hz, 1H), 1.14 − 1.0
6 (m, 5H).
31P NMR (162 MHz, CD
3OD) δ 3
.73, 3.68.MS m/z=547(M+1)
+。
(実施例14)
(2S)−エチル2−((((2R,3R,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[1
,2−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−4−フルオロ−3−ヒ
ドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリルアミノ)
プロパノエート(化合物11)
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
【0283】
化合物8の調製方法と同じ方法を使用して、化合物11を化合物2およびクロリデート
Aから調製した。
1H NMR (300 MHz, CD
3OD) δ 7.91 (
m, 1H), 7.33−7.16 (m, 5H), 6.98−6.90 (m,
2H), 5.59 (m, 1H), 4.50−4.15 (m, 4H), 4
.12−3.90 (m, 3H), 1.33−1.18 (m, 6H).
31
P NMR (121.4 MHz, CD
3OD) δ 3.8.LCMS m/z
549.0[M+H]、547.1[M−H]。
(実施例15)
(2S,2’S)−ジエチル2,2’−((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−
アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,
4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)ホスホリル)ビス(アザン
ジイル)ジプロパノエート(化合物12)
【化141】
[この文献は図面を表示できません]
【0284】
ヌクレオシド1(14.6mg、0.05mmol)を、無水トリメチルホスフェート
(0.5mL)に溶解させ、N
2(g)下、室温で撹拌した。POCl
3(9.2μL、
0.1mmol)を加え、混合物を約60分撹拌した。アラニンエチルエステル塩酸塩(
61mg、0.4mmol)、次いでEt
3N(70μL、0.5mmol)を加えた。
生成した混合物を約15分撹拌し、次いでさらなるEt
3N(70μl、0.5mmol
)を加えることによって、pH9〜10の溶液を得た。混合物を約2時間撹拌し、次いで
、EtOAcで希釈し、NaHCO
3飽和水溶液、これに続いてNaCl飽和水溶液で洗
浄した。有機層を無水Na
2SO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮した。残留物を分取HPL
C(C
18カラム)に供することによって、生成物12を生成した。
1H NMR (4
00 MHz, CD
3OD) δ 8.13 (s, 1H), 7.41 (d,
J = 4.8 Hz, 1H), 7.18 (d, J = 4.8 Hz, 1H
), 4.78 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 4.36 (m, 1H
), 4.25−4.08 (m, 7H), 3.83 (m, 2H), 1.33
−1.23 (m, 12H).
31P NMR (121.4 MHz, CD
3
OD) δ 13.8.LCMS m/z 570.0[M+H]、568.0[M−H
]。
(実施例16)
(2S,3R,4S,5R)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]ト
リアジン−7−イル)−2−エチニル−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン−
3,4−ジオール(化合物13)
【化142】
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【0285】
(2S,3R,4S,5R)−2−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−2−エチニル−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン
−3,4−ジオールの調製は以下に記載されている。
【化143】
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【0286】
ヌクレオシドアルコール(0.6g、1.08mmol)(化合物1の合成に記載のと
おり調製)を無水THF(8mL)に溶解させ、N
2(g)下に置いた。反応混合物を撹
拌し、約0℃に冷却し、次いで、THF中のエチニルマグネシウムブロミドの0.5N溶
液(17.2mL、17.2mmol)で処理した。反応混合物を室温で一晩撹拌した。
AcOH(1.5mL)を加えて反応をクエンチした。混合物を減圧下で濃縮し、残留物
をCH
2Cl
2に再び溶解させた。溶液を、ヘキサン中0〜80%EtOAcで溶出する
シリカゲルのプラグに供することによって、粗製の混合物として表題生成物を得た。LC
MS m/z 579[M+H]。
【化144】
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【0287】
粗製のエチニルアルコール(0.624g、1.08mmol)を無水CH
2Cl
2(
10mL)に溶解させ、N
2(g)下に置いた。混合物を撹拌し、スルホン酸(0.2m
L、2.74mmol)を加えた。反応混合物を室温で約12時間撹拌した。LCMSに
より完了とされた時点で、Et
3N(0.56mL)を加えて反応をクエンチした。反応
物を減圧下で濃縮し、残留物を、ヘキサン中0〜75%EtOAcで溶出するシリカゲル
クロマトグラフィーに供することによって、アノマー混合物として、エチニルヌクレオシ
ドを生成した。LCMS m/z 561[M+H]。
【化145】
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【0288】
トリベンジルヌクレオシド(0.650g、1.16mmol)を無水CH
2Cl
2(
30mL)に溶解させ、N
2(g)下、−78℃に冷却した。三臭化ホウ素(CH
2Cl
2中1N、5.5mL)の溶液を加え、反応混合物を−78℃で1時間撹拌した。MeO
H(10mL)およびピリジン(2mL)の溶液を加えることによって、反応をクエンチ
し、混合物を室温まで上昇させた。混合物を減圧下で濃縮し、分取HPLCに供すること
によって、αアノマー(20mg)とβアノマー13(110mg)を得た。(βアノマ
ー)
1H NMR (300 MHz, DMSO) δ 7.81 (s, 1H),
7.76 (br s, 2H), 6.80−6.85 (m, 2H), 5.1
1 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 4.90 (d, J = 6.0
Hz, 1H), 4.82 (dd, J = 7.2, 4.8 Hz, 1H),
4.62 (t, J = 6.3 Hz, 1H), 3.95−3.99 (m,
1H), 3.85−3.91 (dd, J = 11.4, 5.7 Hz, 1
H), 3.61−3.67 (m, 1H), 3.47−3.55 (m, 1H)
, 3.52 (d, J = 0.9 Hz, 1H).(αアノマー)
1H NMR
(300 MHz, DMSO) δ 7.80 (s, 1H), 7.59 (b
s, 2H), 6.80 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 6.54 (
d, J = 4.2 Hz, 1H), 5.00 (d, J = 7.2 Hz,
1H), 4.89 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 4.74 (t,
J = 5.7 Hz, 1H), 4.58 (t, J = 4.5 Hz, 1
H), 4.27 (m, 1H), 3.88 (m, 1H), 3.64−3.7
2 (m, 1H), 3.51−3.59 (m, 1H), 3.48 (d, J
= 0.6 Hz, 1H).LCMS m/z 291[M+H]。
(実施例17)
(2R,3R,4R)−5−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]トリアジ
ン−7−イル)−1,3,4−トリス(ベンジルオキシ)ヘキサン−2,5−ジオール(
化合物14)
【化146】
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【0289】
(2R,3R,4R)−5−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]トリア
ジン−7−イル)−1,3,4−トリス(ベンジルオキシ)ヘキサン−2,5−ジオール
の調製は以下に記載されている。
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
【0290】
化合物1の合成由来のトリベンジルアルコール(0.250g、0.453mmol)
を無水THF(25mL)に溶解させ、N
2(g)下で撹拌した。反応混合物を0℃に冷
却し、次いで、THF中のメチルマグネシウムクロリドの3.0N溶液(1.2mL、3
.62mmol)を加えた。反応混合物を室温で一晩撹拌した。酢酸(1.5mL)を加
えて、反応をクエンチし、次いで混合物を減圧下で濃縮した。残留物をCH
2Cl
2に再
び溶解させ、ヘキサン中0〜80%EtOAcで溶出するシリカゲルプラグに供した。次
いで、粗生成物(0.452g)をさらに精製せずに次の反応に使用した。LCMS m
/z 569[M+H]。
【化148】
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【0291】
粗製メチルヌクレオシド(0.452g、0.796mmol)を無水CH
2Cl
2(
20mL)に溶解させ、N
2(g)下撹拌した。メタンスルホン酸(0.2mL、2.7
8mmol)を加え、反応物を室温で約12時間撹拌した。Et
3N(0.56mL)を
加えることによって、反応をクエンチし、次いで混合物を減圧下で濃縮した。残留物を、
ヘキサン中0〜75%EtOAcで溶出するシリカゲルクロマトグラフィーに供すること
によって、アノマーの混合物として生成物を生成した。LCMS m/z 551[M+
H]。
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
【0292】
トリベンジルヌクレオシド(0.20g、0.364mmol)をAcOH(30mL
)に溶解させ、Pd/C(Degussa)(400mg)を入れた。撹拌した混合物を
N
2(g)で3回フラッシュし、次いでH
2(g)を導入した。反応物をH
2(g)下で
2時間撹拌し、次いで、触媒を濾過で除去した。溶液を減圧下で濃縮し、残留物をH
2O
に再度溶解させた。溶液を、中性の条件下で分取HPLCに供することによって、αアノ
マーおよびβアノマー14を得た。(αアノマー)
1H NMR (300 MHz,
D
2O) δ 7.81 (s, 1H), 7.22 (d, 1H), 6.75
(d, 1H), 4.47 (d, 1H), 4.25−4.31 (m, 1H)
, 3.88−4.95 (m, 1H), 3.58−3.86 (dd, 2H),
1.50 (s, 3H).(βアノマー)
1H NMR (300 MHz, D
2
O) δ 7.91 (s, 1H), 7.26 (d, 1H), 6.90 (d
, 1H), 4.61 (d, 1H), 4.00−4.09 (m, 2H),
3.63−3.82 (dd, 2H), 1.67 (s, 3H).LCMS m/
z 281[M+H]。
(実施例18)
S,S’−2,2’−((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[1
,2−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキシ
テトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)ホスホリル)ビス(オキシ)ビス(エタン−
2,1−ジイル)ビス(2,2−ジメチルプロパンチオエート)(化合物15)
【化150】
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【0293】
ヌクレオシド1(0.028g、0.096mmol)をトリメチルホスフェート(1
mL)に溶解させた。反応物をN
2(g)下で撹拌し、次いで1H−テトラゾール(0.
021g、0.29mmol)で処理した。反応混合物を0℃に冷却し、ホスファン(N
ucleoside Nucleotides、Nucleic acids;14巻;
3〜5号;1995年;763〜766頁。Lefebvre, Isabelle;P
ompon, Alain;Perigaud, Christian;Girarde
t, Jean−Luc;Gosselin, Gillesら)(87mg、0.19
2mmol)を加えた。反応物を2時間撹拌し、次いで30%過酸化水素(0.120m
L)でクエンチした。混合物を室温で30分撹拌し、次いで飽和チオ硫酸ナトリウム水溶
液(1mL)で処理した。混合物を10分撹拌し、次いで減圧下で濃縮した。残留物を分
取HPLCに供することによって、表題生成物15を単離した。
1H NMR (300
MHz, CD
3CN) δ 7.98 (s, 1H), 6.92 (d, 1H
), 6.81 (d, 1H), 6.44 (bs, 2H), 4.82 (m,
2H), 4.47 (m, 1H), 4.24 (m, 2H), 4.00 (
m, 4H), 3.80 (bs, 1H), 3.11 (m, 4H), 1.2
4 (s, 9H).
31P NMR (121.4 MHz, CD
3CN)
δ −1.85 (s).LCMS m/z 661[M+H]。
(実施例19)
S,S’−2,2’−((((2R,3S,4R,5S)−5−(4−アミノピロロ[1
,2−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−エチニル−3,4−ジヒドロキ
シテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)ホスホリル)ビス(オキシ)ビス(エタン
−2,1−ジイル)ビス(2,2−ジメチルプロパンチオエート)(化合物16)
【化151】
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【0294】
開始ヌクレオシドとして化合物13を代わりに用いることを除き、化合物15と同じ方
法を使用して化合物16を調製した。
1H NMR (300 MHz, CD
3CN)
δ 7.91 (s, 1H), 6.86 (d, J = 4,8 Hz, 1H
), 6.76 (d, J = 4.5 Hz, 1H), 6.29 (bs, 2
H), 4.69 (t, J = 2.7 Hz, 1H), 4.58 (d, J
= 5.7 Hz, 1H), 4.14−4.33 (m, 5H), 3.99−
4.07 (m, 4H), 3.53 (d, J = 5.4 Hz, 1H),
3.11 (q, J = 5.7 Hz, 4H), 1.22 (s, 18H).
LCMS m/z 658.9[M+]。Tr=2.31
(実施例20)
((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−
イル)メチル四水素トリホスフェート(化合物17)
【化152】
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【0295】
化合物6の調製と同様の手順を使用して化合物17を化合物1から調製した。生成物を
ナトリウム塩として単離した。
1H NMR (400 MHz, D
2O) δ 7.
76 (s, 1H), 6.88 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 6.
73 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 4.86 (d, J = 5.2
Hz, 1H), 4.43 (m, 1H), 4.39 (m, 1H), 4.
05 (m, 1H), 3.94 (m, 1H).
31P NMR (121.
4 MHz, D
2O) δ −5.4 (d, 1P), −10.8 (d, 1
P), −21.1 (t, 1P).LCMS m/z 530[M−H]、531.
9[M+H]Tr=0.22分。HPLCイオン交換Tr=9.95分。
(実施例21)
((2R,3S,4R,5S)−5−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−5−エチニル−3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2
−イル)メチル四水素トリホスフェート(化合物18)
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
【0296】
化合物6の調製と同様の手順を使用して化合物18を化合物13から調製した。生成物
をTEA塩として単離した。
1H NMR (300 MHz, D
2O) δ 7.8
5 (s, 1H), 7.09 (d, J = 4.6 Hz, 1H), 6.9
5 (d, J = 4.7 Hz, 1H), 4.23 (m, 2H), 4.0
8 (m, 2H), 3.06 (q, J = 7.4 Hz, 20H), 1.
14 (t, J = 7.3 Hz, 30H).
31P NMR (121.4
MHz, D
2O) δ −10.8 (d, 1P), −11.2 (d, 1P
), −23.2 (t, 1P).LCMS m/z 530.8[M+H]、Tr=
0.46。HPLCイオン交換Tr=9.40分。
(実施例22)
((2R,3S,4R,5S)−5−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−3,4−ジヒドロキシ−5−メチルテトラヒドロフラン−2−
イル)メチル四水素トリホスフェート(化合物19)
【化154】
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【0297】
化合物6の調製と同様の手順を使用して、化合物19を化合物14から調製した。
1H
NMR (400 MHz, D
2O) δ 7.78 (s, 1H), 6.98
(m, 1H), 6.84 (m, 1H), 4.45 (m, 1H), 4.
04 (m, 4H), 1.54 (s, 3H).
31P NMR (161
MHz, D
2O) δ −10.6 (m), −23.0 (m).LCMS m/
z 521.0[M+H]。
(実施例23)
((2R,3R,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[1,2−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−5−シアノ−4−フルオロ−3−ヒドロキシテトラヒドロフラ
ン−2−イル)メチル四水素トリホスフェート(化合物20)
【化155】
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【0298】
化合物6の調製と同様の手順を使用して、化合物20を化合物2から調製した。
1H
NMR (400 MHz, D
2O) δ 7.78 (s, 1H), 6.93
(d, J = 4.4 Hz, 1H), 6.78 (d, J = 4.8 Hz
, 1H), 5.45 (dd, J = 53, 4.4 Hz, 1H), 4.
38−4.50 (m, 2H), 4.13−4.20 (m, 2H).
31P
NMR (161 MHz, D
2O) δ −5.7 (d, 1P), −11.
0 (d, 1P), −21.5 (t, 1P).LCMS m/z 533.9.
0[M+H]、532.0[M−H]Tr=1.25分。HPLCイオン交換Tr=11
.0分。
(実施例24)
(2S)−エチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[
2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキ
シテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)−3
−フェニルプロパノエート(21)
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
【0299】
(2S)−エチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ
[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロ
キシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)−
3−フェニルプロパノエートの調製は以下に記載されている。
(S)−エチル2−アミノ−3−フェニルプロパノエート塩酸塩の調製。
【化157】
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【0300】
L−フェニルアラニン(5g、30mmol)をEtOH(30mL)中に溶解させた
。TMSCl(6.915mL、54mmol)を室温で反応物に加えた。反応容器に還
流冷却器を装着し、反応物を80℃浴槽内に配置した。反応物を一晩撹拌した。翌日、反
応物を室温に冷却し、減圧下で濃縮し、生成した残留物をEt
2O中に溶解させた。生成
したスラリーを濾過し、単離した固体をEt
2Oでさらに洗浄した。洗浄した固体を高真
空下に配置することによって、例示の(S)−エチル2−アミノ−3−フェニルプロパノ
エート塩酸塩を生成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ
8.52 (s, 3H), 7.30 (m, 5H), 4.24 (AB
X, J
AX = 7.8 Hz, J
BX = 6.2 Hz, 1H), 4.11 (m,
2H), 3.17, 3.05 (
ABX, J
AB = −14 Hz, J
BX
= 5.8 Hz, J
AX = 7.6 Hz, 2H), 1.09 (t, J
=6.8 Hz, 3H).
(2S)−エチル2−(((4−ニトロフェノキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ
)−3−フェニルプロパノエート(化合物D)の調製
【化158】
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【0301】
(S)−エチル2−アミノ−3−フェニルプロパノエート塩酸塩(1.01g、4.4
1mmol)をDCM(50mL)に溶解させた。この溶液を約0℃に冷却し、PhOP
(O)Cl
2(0.656mL、4.41mmol)を加え、これに続いて、5分にわた
りEt
3N(1.62mL、11.5mmol)をゆっくりと加えた。冷浴を除去し、反
応物を室温に温め、80分間にわたり撹拌した。p−NO
2PhOH(0.583g、4
.19mmol)、これに続いてさらなるEt
3N(0.3mL、2.1mmol)を加
えた。反応進行をLC/MSでモニターした。反応完了時に、これをEt
2Oで希釈し、
生成した固体を濾過で除去した。濾液を濃縮し、化合物Dをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで単離した(25gの乾式ロードカートリッジ、120gカラム;溶出液:10
0%ヘキサンから、ヘキサン中55%EtOAcへの勾配)。
1H NMR (400
MHz, CD
3OD) δ 8.17 (m, 2H), 7.33 (m, 2H)
, 7.09−7.25 (m, 10H), 4.17 (m, 1H), 4.07
(m, 2H), 3.08 (m, 1H), 2.84 (m, 1H), 1.
14 (m, 3H).
31P NMR (162 MHz, DMSO−d
6)
δ −1.479 (s), −1.719 (s).MS m/z=471.01[M
+1]。
(2S)−エチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[
2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキ
シテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)−3
−フェニルプロパノエート(化合物21)の調製
【化159】
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【0302】
化合物1(0.030g、0.103mmol)をDMF(1mL)に溶解させ、次い
でTHF(0.5mL)を加えた。t−BuMgCl(1M/THF、154.5μL、
0.154μmol)を、激しく撹拌しながら滴下方式で反応物に加えた。生成した白色
スラリーを室温で約30分撹拌した。化合物D(0.058g、0.124mmol)の
THF(1mL)溶液を滴下方式で、室温で、反応物に加えた。反応進行をLC/MSで
モニターした。反応が50%変換まで進行したら、反応物を氷浴内で冷却し、氷酢酸(7
0μL)でクエンチした。反応物を濃縮し、化合物21を逆相HPLCで残留物から単離
した。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 7.91 (d,
J = 4 Hz, 1H), 7.90 (brs, 2H), 7.09−7.30
(m, 8H), 7.01, (t, J = 8.2 Hz, 2H), 6.8
9 (d, J = 4.4 Hz, 1H), 6.82 (t, J = 4.4
Hz, 1H), 6.27 (m, 1H), 6.14 (m, 1H), 5.3
4 (m, 1H), 4.62 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 4.1
5 (m, 1H), 3.78−4.01 (m, 6H), 2.92 (m, 1
H), 2.78 (m, 1H), 1.04 (m, 3H).
31P NMR
(162 MHz, DMSO−d
6) δ 3.69 (s), 3.34 (s)
.MS m/z=623.0[M+H]。
(実施例25)
(2S)−エチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[
2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキ
シテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)−3
−メチルブタノエート(22)
【化160】
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【0303】
(2S)−エチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ
[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロ
キシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)−
3−メチルブタノエートの調製は以下に記載されている。
(2S)−エチル3−メチル−2−(((4−ニトロフェノキシ)(フェノキシ)ホスホ
リル)アミノ)ブタノエート(化合物E)の調製
【化161】
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【0304】
(S)−エチル2−アミノ−3−メチルブタノエート(0.351g、1.932mm
ol)をDCM(17mL)に溶解させた。この溶液を氷浴内で冷却し、PhOP(O)
Cl
2(0.287mL、1.932mmol)を加え、これに続いて、約5分にわたり
Et
3N(1.62mL、11.4mmol)をゆっくりと加えた。冷浴を除去し、反応
物を室温に温め、1時間にわたり撹拌した。p−NO
2PhOH(0.255g、1.8
36mmol)を加え、反応進行をLC/MSでモニターした。反応完了時に、混合物を
Et
2Oで希釈し、生成した固体を濾過で除去した。濾液を濃縮し、化合物Eをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで単離した(12g乾式ロードカートリッジ、80gカラム
;溶出液:100%ヘキサンから、ヘキサン中55%EtOAcへの勾配)。
1H NM
R (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.30 (d, J = 9.2
Hz, 2H), 7.48 (t, J = 9.6 Hz, 2H), 7.40
(t, J = 7.8 Hz, 2H), 7.20−7.27 (m, 3H),
6.60 (四重線, J = 11.6 Hz, 1H), 4.01 (m, 2H
), 3.61 (m, 1H), 1.93 (m , 1H), 1.11 (m,
3H), 0.79 (m, 6H).
31P NMR (162 MHz, D
MSO−d
6) δ −0.342 (s), −0.578 (s).MS m/z=
422.9[M+H]。
(2S)−エチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[
2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキ
シテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)−3
−メチルブタノエート(化合物22)の調製
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
【0305】
化合物1(0.040g、0.137mmol)をNMP(1.5mL)に溶解させ、
次いでTHF(0.25mL)を加えた。この溶液を氷浴内で冷却し、t−BuMgCl
(1M/THF、425.7μL、0.426μmol)を、激しく撹拌しながら滴下方
式で加えた。氷浴を除去し、生成した白色のスラリーを室温で約15分撹拌した。化合物
E(0.081g、0.192mmol)のTHF(0.5mL)溶液を、滴下方式で、
室温で反応物に加えた。反応進行をLC/MSでモニターした。反応が50%変換まで進
行した時点で、反応物を氷浴内で冷却し、氷酢酸(70μL)でクエンチした。反応物を
濃縮し、残留物から逆相HPLCにより化合物22を半精製した。半純粋物質をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(12gの乾式ロードカートリッジ、40gカラム;溶出液
:100%EtOAcから、EtOAc中10%MeOHへの勾配)でさらに精製するこ
とによって、化合物22を生成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 7.91 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 7.88 (brs
, 2H), 7.32 (m, 2H), 7.15 (m, 3H), 6.90
(t, J = 4.2 Hz, 1H), 6.84 (d, J = 4.8 Hz
, 1H), 6.26 (dd, J = 13.4, 6.2 Hz, 1H),
5.87 (四重線 J = 11.2 Hz, 1H), 5.35 (m, 1H)
, 4.64 (m, 1H), 4.25 (m, 2H), 3.93−4.15
(m, 4H), 3.45 (m, 1H), 1.87 (m, 1H), 1.0
9−1.16 (m, 3H), 0.70−0.83 (m ,6H).
31P
NMR (162 MHz, DMSO−d
6) δ 4.59 (s), 4.47
(s).MS m/z=575.02[M+H]。
(実施例26)
(S)−イソプロピル2−(((R)−(((2R,3S,4R,5R)−5−(4−ア
ミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4
−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)
アミノ)プロパノエート(23)
【化163】
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【0306】
(S)−イソプロピル2−(((R)−(((2R,3S,4R,5R)−5−(4−
アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,
4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル
)アミノ)プロパノエートの調製は以下に記載されている。
【化164】
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【0307】
化合物1(60.0mg、206μmol)をNMP(0.28mL)に溶解させた。
THF(0.2mL)を加え、これに続いてtert−ブチルマグネシウムクロリド(テ
トラヒドロフラン中1.0M溶液、0.309mL)をアルゴン雰囲気下、室温で加えた
。20分後、化合物F(Cho, A.ら、J. Med. Chem、2014年、5
7巻、1812〜1825頁に従い調製、81mg、206μmol)のTHF(0.2
mL)溶液を加え、生成した混合物を約50℃に温めた。3時間後、反応混合物を室温に
冷却し、分取HPLC(Phenominex Synergi 4u Hydro−R
R80Å 150×30mmカラム、5〜100%アセトニトリル/水勾配)でそのまま
精製することによって、化合物23を生成した。
1H NMR (400 MHz, C
D
3OD) δ 7.86 (s, 1H), 7.34 − 7.26 (m, 2H
), 7.21 − 7.12 (m, 3H), 6.91 (d, J = 4.6
Hz, 1H), 6.87 (d, J = 4.6 Hz, 1H), 4.92
(七重線, J = 6.3 Hz, 1H), 4.80 (d, J = 5.4
Hz, 1H), 4.43 − 4.34 (m, 1H), 4.33 − 4.
24 (m, 1H), 4.18 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 3.
82 (dq, J = 9.7, 7.1 Hz, 2H), 1.27 (dd,
J = 7.1, 1.0 Hz, 3H), 1.18 (dd, J = 6.3,
4.8 Hz, 6H).
31P NMR (162 MHz, CD
3OD)
δ 3.72 (s).LC/MS:t
R=1.39分、MS m/z=561.11[
M+H];LC装置:Thermo Accela 1250 UHPLC;MS装置:
Thermo LCQ Fleet;カラム:Kinetex2.6μ XB−C181
00A、50×4.6mm;溶媒:0.1%酢酸を含むACN、0.1%酢酸を含む水;
勾配:2μl/分での、0分〜2.0分、2〜100%ACN、2.0分〜3.05分、
100%ACN、3.05分〜3.2分、100%〜2%ACN、3.2分〜3.5分、
2%ACN。HPLC:t
R=2.523分;HPLC装置:Agilent 1100
シリーズ;カラム:Gemini 5μ C18 110A、50×4.6mm;溶媒:
0.1%TFAを含むACN、0.1%TFAを含む水;勾配:2mL/分で、0分〜5
.0分、2〜98%ACN、5.0分〜6.0分、98%ACN。
(実施例27)
(2S)−シクロブチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピ
ロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒ
ドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ
)プロパノエート(24)
【化165】
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【0308】
(2S)−シクロブチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノ
ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジ
ヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミ
ノ)プロパノエートの調製は以下に記載されている。
(2S)−シクロブチル2−(((4−ニトロフェノキシ)(フェノキシ)ホスホリル)
アミノ)プロパノエート(化合物G)の調製
【化166】
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【0309】
ジクロロリン酸フェニル(1.49mL、10mmol)を10mLの無水DCMに溶
解させ、窒素雰囲気下、氷浴内で撹拌した。L−アラニンイソブチルエステル塩酸塩(0
.9g、5mmol)を一度に加えた。次いで、トリエチルアミン(765μL、5.5
mmol)を滴下添加した。反応物を約1時間撹拌した。さらなるトリエチルアミン(7
65μL、5.5mmol)を滴下添加し、反応物を約45分撹拌した。p−ニトロフェ
ノール(1.25g、9mmol)を一度に加え、約30分撹拌した。トリエチルアミン
(765μL、5.5mmol)を加え、反応混合物を約2時間撹拌した。次いで、さら
なるp−ニトロフェノール(1.25g、9mmol)およびトリエチルアミン(765
μL、5.5mmol)を加え、反応物をさらに約2時間撹拌した。反応混合物を減圧下
で濃縮した。生成した粗生成物をEtOAcで希釈し、5%クエン酸水溶液で2回、続い
て塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄した。次いで、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥さ
せ、減圧下で濃縮した。粗残留物をシリカゲルカラム(ヘキサン中0〜20〜50%Et
OAc)で精製することによって、化合物Gを得た。
1H NMR (400 MHz,
CD
3OD) δ 8.33 − 8.23 (m, 2H), 7.52 − 7.
33 (m, 4H), 7.33 − 7.17 (m, 3H), 4.96 −
4.85 (m, 1H), 4.07 − 3.96 (m, 1H), 2.27
(m, 2H), 2.07 − 1.91 (m, 2H), 1.83 − 1.7
0 (m, 1H), 1.70 − 1.55 (m, 1H), 1.32 (m,
3H).
31P NMR (162 MHz, CD
3OD) δ −1.36,
−1.59.MS m/z=420.9[M+H]。
(2S)−シクロブチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピ
ロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒ
ドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ
)プロパノエート(化合物24)の調製
【化167】
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【0310】
化合物1(58mg、0.2mmol)を、2mLの無水DMF中で化合物G(101
mg、0.24mmol)と混合した。塩化マグネシウム(42mg、0.44mmol
)を一度に加えた。反応混合物を約50℃に加熱した。DIPEA(87μL、0.5m
mol)を加え、反応物を約50℃で約2時間撹拌した。反応混合物を室温に冷却し、E
tOAcで希釈し、5%クエン酸水溶液、これに続いて塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄
した。次いで、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗残留物を
シリカゲルカラム(DCM中0〜2〜5%MeOH)で精製することによって、化合物2
4を生成した。
1H NMR (400 MHz, メタノール−d4) δ 7.85
(m, 1H), 7.34 − 7.22 (m, 2H), 7.22 − 7.
08 (m, 3H), 6.94 − 6.84 (m, 2H), 4.95 −
4.85 (m, 1H), 4.79 (m, 1H), 4.46 − 4.34
(m, 2H), 4.34 − 4.24 (m, 1H), 4.19 (m, 1
H), 3.81 (m, 1H), 2.27 (m, 2H), 2.01 (m,
2H), 1.84 − 1.68 (m, 1H), 1.62 (m, 1H),
1.30 − 1.16 (m, 3H).
31P NMR (162 MHz,
cd
3od) δ 3.70, 3.65.MS m/z=573.0[M+H]。
(実施例28)
(2S)−イソプロピル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピ
ロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒ
ドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ
)−3−フェニルプロパノエート(25)
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
【0311】
(2S)−イソプロピル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノ
ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジ
ヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミ
ノ)−3−フェニルプロパノエートの調製が以下に記載されている。
(2S)−イソプロピル2−(((4−ニトロフェノキシ)(フェノキシ)ホスホリル)
アミノ)−3−フェニルプロパノエート(化合物H)の調製
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
【0312】
ジクロロリン酸フェニル(718μL、4.8mmol)を10mLの無水DCMに溶
解させ、氷浴内、窒素雰囲気下で撹拌した。L−フェニルアラニンイソプロピルエステル
塩酸塩(1g、4.1mmol)を一度に加えた。さらに10mLの無水DCMを加えた
。トリエチルアミン(736μL、5.3mmol)を滴下添加し、反応混合物を約30
分撹拌した。次いで、さらなるトリエチルアミン(736μL、5.3mmol)を滴下
添加し、反応混合物を30分撹拌した。次いで、さらなるトリエチルアミン(736μL
、5.3mmol)を滴下添加し、反応混合物を約15分撹拌した。次いで、p−ニトロ
フェノール(600mg、4.32mmol)を加えた。次いで、氷浴を除去し、反応混
合物を室温に温め、約2時間撹拌した。さらなるp−ニトロフェノール(50mg)およ
びトリエチルアミン(736μL、5.3mmol)を加え、反応混合物を約1時間撹拌
した。
【0313】
次いで、反応混合物を減圧下で濃縮し、EtOAcで希釈し、5%クエン酸水溶液で2
回、続いて、塩化ナトリウム飽和水溶液で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥
させ、減圧下で濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラム(ヘキサン中0〜15%EtOA
c)で精製することによって、化合物Hを得た。
1H NMR (400 MHz, C
DCl
3) δ 8.17 (m, 2H), 7.38 − 7.13 (m, 10
H), 7.13 − 7.02 (m, 2H), 4.95 (m, 1H), 4
.31 (m, 1H), 3.69 (m, 1H), 3.02 (dd, J =
6.1, 1.8 Hz, 2H), 1.21 − 1.08 (m, 6H).
31P NMR (162 MHz, cdcl3) δ −2.96, −2.98
.MS m/z=485.0[M+H]。
(2S)−イソプロピル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピ
ロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒ
ドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ
)−3−フェニルプロパノエート(化合物25)の調製
【化170】
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【0314】
化合物1(58mg、0.2mmol)および化合物H(116mg、0.24mmo
l)を混合し、2mLの無水DMFを加えた。反応混合物を窒素雰囲気下、室温で撹拌し
た。THF中1MのtBuMgCl(300μL、0.3mmol)を3分間にわたり滴
下添加し、次いで、反応混合物を約16時間撹拌した。反応混合物をEtOAcで希釈し
、5%クエン酸水溶液、重炭酸ナトリウム飽和水溶液および次いで飽和塩化ナトリウム水
溶液で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。粗残留物
をシリカゲルカラム(DCM中0〜5%MeOH)で精製することによって、化合物25
を得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.84 (m, 1
H), 7.27 − 7.08 (m, 8H), 7.08 − 6.97 (m,
2H), 6.88 (m, 2H), 4.91 − 4.84 (m, 1H),
4.74 (m, 1H), 4.26 (m, 1H), 4.19 − 4.04
(m, 2H), 4.04 − 3.91 (m, 2H), 2.97 (m,
1H), 2.82 (m, 1H), 1.14 (m, 3H), 1.06 (m
, 3H).
31P NMR (162 MHz, CD
3OD) δ 3.63,
3.25.MS m/z=637.0[M+H]。
(実施例29)
(S)−メチル2−(((S)−(((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピ
ロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒ
ドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ
)プロパノエート(26)
【化171】
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【0315】
(S)−メチル2−(((S)−(((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピ
ロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒ
ドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ
)プロパノエートの調製は以下に記載されている。
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
【0316】
化合物1(100mg、0.34mmol)をTHF(2mL)に溶解させ、氷水浴で
冷却した。次いで、1Mのt−BuMgCl(0.52mL、0.77mmol)をゆっ
くりと滴下添加した。生成した混合物を室温で約30分撹拌した。次いで、THF(2m
L)中の化合物I(WO2012142085に従い調製、219mg、0.52mmo
l)を5分にわたり加え、生成した混合物を室温で約24時間撹拌した。次いで、反応混
合物をEtOAcで希釈し、氷水浴で冷却し、NaHCO
3水溶液(2mL)で洗浄し、
ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。生成した混合物をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM中MeOH0〜20%)および分取HPLC
(水中アセトニトリル10〜80%)で精製することによって、化合物26を得た。
1H
NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.86 (s, 1H), 7.
29 (dd, J = 8.6, 7.2 Hz, 2H), 7.21 − 7.0
9 (m, 3H), 6.94 − 6.81 (m, 2H), 4.79 (d,
J = 5.4 Hz, 1H), 4.38 (ddq, J = 10.8, 5
.3, 2.7 Hz, 2H), 4.33 − 4.23 (m, 1H), 4.
18 (t, J = 5.5 Hz, 1H), 3.86 (dq, J = 9.
9, 7.1 Hz, 1H), 3.62 (s, 3H), 1.27 (dd,
J = 7.2, 1.1 Hz, 3H).MS m/z=533(M+1)
+。
(実施例30)
(S)−ネオペンチル2−(((S)−(((2R,3S,4R,5R)−5−(4−ア
ミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4
−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)
アミノ)プロパノエート(27)
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
【0317】
(S)−ネオペンチル2−(((S)−(((2R,3S,4R,5R)−5−(4−
アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,
4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル
)アミノ)プロパノエートの調製は以下に記載されている。
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
【0318】
化合物1(100mg、0.34mmol)をTHF(2mL)に溶解させ、氷水浴で
冷却した。次いで、1Mのt−BuMgCl(0.52mL、0.77mmol)をゆっ
くりと滴下添加した。生成した混合物を室温で約30分撹拌した。次いで、化合物J(W
O2012075140に従い調製、248mg、0.52mmol)を約5分にわたり
加え、生成した混合物を室温で約24時間撹拌し、EtOAcで希釈し、氷水浴で冷却し
、NaHCO
3水溶液(2mL)で処理し、ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥さ
せ、減圧下で濃縮した。生成した混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(DCM
中MeOH0〜20%)およびprep−HPLC(水中アセトニトリル10〜80%)
で精製することによって、化合物27を得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.86 (s, 1H), 7.36 − 7.24 (m, 2H)
, 7.23 − 7.10 (m, 3H), 6.96 − 6.85 (m, 2
H), 4.78 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 4.38 (tdd,
J = 10.0, 4.9, 2.5 Hz, 2H), 4.32 − 4.24
(m, 1H), 4.17 (t, J = 5.6 Hz, 1H), 3.91
(dq, J = 9.8, 7.1 Hz, 1H), 3.81 (d, J =
10.5 Hz, 1H), 3.69 (d, J = 10.5 Hz, 1H)
, 1.31 (dd, J = 7.2, 1.1 Hz, 3H), 0.89 (
s, 9H).MS m/z=589(M+1)
+。
(実施例31)
(2S)−シクロペンチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノ
ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジ
ヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミ
ノ)プロパノエート(28)
【化175】
[この文献は図面を表示できません]
【0319】
(2S)−シクロペンチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミ
ノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−
ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)ア
ミノ)プロパノエートの調製は以下に記載されている。
【化176】
[この文献は図面を表示できません]
【0320】
化合物1(100mg、0.34mmol)をTHF(2mL)に溶解させ、氷水浴で
冷却した。次いで1Mのt−BuMgCl(0.52mL、0.77mmol)をゆっく
りと滴下添加した。生成した混合物を室温で約30分撹拌した。次いで、THF(2mL
)中の化合物K(WO2012075140に従い調製、247mg、0.52mmol
)を約5分にわたり加え、生成した混合物を室温で約24時間撹拌し、EtOAcで希釈
し、氷水浴で冷却し、NaHCO
3水溶液(2mL)で処理し、ブラインで洗浄し、硫酸
ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。生成した混合物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(DCM中MeOH0〜20%)およびprep−HPLC(水中アセトニト
リル10〜80%)で精製することによって、実施例28を得た。
1H NMR (40
0 MHz, CD
3OD) δ 7.85 (s, 1H), 7.33 − 7.2
2 (m, 2H), 7.14 (tdd, J = 7.6, 2.1, 1.1
Hz, 3H), 6.95 − 6.87 (m, 2H), 5.13 − 5.0
0 (m, 1H), 4.78 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 4.4
8 − 4.35 (m, 2H), 4.30 (ddd, J = 10.6, 5
.7, 3.6 Hz, 1H), 4.19 (t, J = 5.4 Hz, 1H
), 3.78 (dq, J = 9.2, 7.1 Hz, 1H), 1.81
(dtd, J = 12.5, 5.9, 2.4 Hz, 2H), 1.74 −
1.49 (m, 6H), 1.21 (dd, J = 7.1, 1.2 Hz
, 3H).MS m/z=587(M+1)
+。
(実施例32)
(2S)−シクロヘキシル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノ
ピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジ
ヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミ
ノ)プロパノエート(29)
【化177】
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【化178】
[この文献は図面を表示できません]
【0321】
DMF(1mL)中の化合物1(50mg、0.343mmol)、化合物M(US2
0130143835に従い調製、93mg、0.209mmol)、およびMgCl
2
(24.5mg、0.257mmol)の混合物に、ジイソプロピルエチルアミン(0.
075mL、0.43mmol)を約0℃で約5分にわたり滴下添加した。生成した混合
物を約50℃で約1時間撹拌した。次いで、反応混合物を氷水浴で冷却し、1Mクエン酸
(0.5mL)で処理し、prep−HPLC(水中ACN 0〜70%)でそのまま精
製することによって、化合物29を生成した。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.84 (s, 1H), 7.32 − 7.23 (m, 2H)
, 7.18 − 7.10 (m, 3H), 6.93 − 6.87 (m, 2
H), 4.78 (d, J = 5.4 Hz, 1H), 4.67 (td,
J = 8.7, 4.2 Hz, 1H), 4.48 − 4.35 (m, 2H
), 4.30 (ddd, J = 10.8, 5.7, 3.7 Hz, 1H)
, 4.20 (t, J = 5.4 Hz, 1H), 3.88 − 3.71
(m, 1H), 1.83 − 1.63 (m, 4H), 1.58 − 1.4
6 (m, 1H), 1.46 − 1.24 (m, 5H), 1.24 (s,
3H).
31P NMR (162 MHz, CD
3OD) δ 3.75.M
S m/z=601(M+1)
+。
(実施例33)
エチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[2,1−f
][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキシテトラヒ
ドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)−2−メチルプ
ロパノエート(30)
【化179】
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【0322】
エチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[2,1−
f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキシテトラ
ヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)−2−メチル
プロパノエートの調製は以下に記載されている。
エチル2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メチルプロパノエートの
調製
【化180】
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【0323】
トリフェニルホスフィン(6.18g、25.00mmol)をTHF(30mL)中
に溶解させた。次に、DIAD(4.92mL、25.00mmol)を入れ、室温で1
0分撹拌する。2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メチルプロパン
酸(5.08g、25.00mmol)をTHF(20mL)に溶解させ、反応混合物に
加え、これに続いて、エタノール(2.19mL、37.49mmol)を加える。反応
物を室温で約1時間撹拌させる。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物を1:1Et
2O:ヘ
キサン(120mL)中に溶解させた。固体のトリフェニルホスフィンオキシドを濾別し
、溶媒を減圧下で除去した。粗生成物を最小量のCH
2Cl
2中に溶解させ、シリカゲル
クロマトグラフィー0〜50%EtOAc/Hexで精製することによって、エチル2−
((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メチルプロパノエートを生成した。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d) δ 4.18 (q, J
= 7.1 Hz, 2H), 1.49 (s, 6H), 1.43 (s, 9H
), 1.27 (t, J = 7.1 Hz, 3H).
エチル2−アミノ−2−メチルプロパノエート塩酸塩の調製
【化181】
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【0324】
エチル2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メチルプロパノエート
(2.71g、11.72mmol)をCH
2Cl
2(25mL)中に溶解させ、ジオキ
サン(25mmol)中4NのHClにゆっくりと加え、室温で撹拌する。1時間の時点
で、TLCにより反応が完了したと判定された。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物をEt
2Oで2回共蒸発させ、次いで高真空下に置くことによって、エチル2−アミノ−2−メ
チルプロパノエート塩酸塩を生成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO−
d
6) δ 8.70 (s, 3H), 4.18 (q, J = 7.1 Hz,
2H), 1.46 (s, 6H), 1.21 (t, J = 7.1 Hz,
3H).
エチル2−メチル−2−(((4−ニトロフェノキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミ
ノ)プロパノエート(化合物N)の調製
【化182】
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【0325】
ジクロロリン酸フェニル(0.97mL、6.50mmol)およびエチル2−アミノ
−2−メチルプロパノエート塩酸塩(1.09g、6.50mmol)をCH
2Cl
2(
50mL)中に溶解させる。反応混合物を約0℃に冷却し、ゆっくりとTEA(1.75
mL、12.45mmol)を加える。冷浴を除去し、反応混合物を室温で撹拌させる。
約2時間後、アミノ酸の添加は、
31P NMRにより完了したと判定された。p−ニト
ロフェノール(0.860g、6.17mmol)を入れ、これに続いて、TEA(0.
87g、7.69mmol)を加える。反応物を室温で撹拌させる。約2時間後、反応が
完了したとLCMSにより判定された。反応物をEt
2Oで希釈し、TEA・HCl塩を
濾別した。粗生成物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜50%EtOAc/
Hex)で精製することによって、化合物Nを生成した。
1H NMR (400 MH
z, DMSO−d
6) δ 8.37 − 8.21 (m, 2H), 7.55
− 7.44 (m, 2H), 7.43 − 7.33 (m, 2H), 7.3
0 − 7.09 (m, 3H), 6.57 (d, J = 10.1 Hz,
1H), 3.99 (q, J = 7.1 Hz, 2H), 1.39 (s,
6H), 1.08 (t, J = 7.1 Hz, 3H).
31P NMR
(162 MHz, DMSO−d
6) δ −2.87.LC/MS:t
R=1.65
分、MS m/z=408.97[M+1].;LC装置:Thermo Accela
1250 UHPLC;MS装置:Thermo LCQ Fleet;カラム:Ki
netex 2.6μ XB−C18 100A、50×3.00mm;溶媒:0.1%
ギ酸を含むアセトニトリル、0.1%ギ酸を含む水;勾配:1.8mL/分で、0分〜2
.4分 2〜100%ACN、2.4分〜2.80分 100%ACN、2.8分〜2.
85分 100%〜2%ACN、2.85分〜3.0分 2%ACN。
エチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[2,1−f
][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキシテトラヒ
ドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)−2−メチルプ
ロパノエート(化合物30)の調製
【化183】
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【0326】
化合物1(66mg、0.23mmol)をNMP(2.0mL)中に溶解させる。混
合物を約0℃に冷却し、tBuMgCl(THF中1.0M、0.34mL、0.34m
mol)をゆっくりと加える。反応物を約0℃で約30分撹拌させ、次いで、THF(1
.0mL)中に溶解させた化合物N(139mg、0.34mmol)の溶液を加える。
冷浴を除去し、反応物を約50℃に予熱した油浴内に配置する。約2時間後、反応物を室
温に冷却し、酢酸およびメタノールでクエンチした。粗生成物を濃縮し、改質剤なしで、
逆相HPLCで精製することによって、化合物30を生成した。
1H NMR (400
MHz, DMSO−d
6) δ 7.89 (m, 3H), 7.31 (q,
J = 8.1 Hz, 2H), 7.22 − 7.05 (m, 3H), 6.
87 (d, J = 4.5, 1H), 6.80 (d, J = 4.5 Hz
, 1H), 6.27 (d, J = 11.7, 1H), 5.81 (d,
J = 9.7, 1H), 5.35 (d, J = 5.6 Hz, 1H),
4.64 (dt, J = 9.0, 5.6 Hz, 1H), 4.24 (m,
2H), 4.11 (m, 1H), 4.04 − 3.90 (m, 3H),
1.39 − 1.23 (m, 6H), 1.10 (t, J = 7.1,
3H).
31P NMR (162 MHz, DMSO−d
6) δ 2.45,
2.41.LC/MS:t
R=1.03分、MS m/z=561.03[M+1];
LC装置:Thermo Accela 1250 UHPLC;MS装置:Therm
o LCQ Fleet;カラム:Kinetex 2.6μ XB−C18 100A
、50×3.00mm;溶媒:0.1%ギ酸を含むアセトニトリル、0.1%ギ酸を含む
水;勾配:1.8mL/分で、0分〜2.4分 2〜100% ACN、2.4分〜2.
80分 100% ACN、2.8分〜2.85分 100%〜2% ACN、2.85
分〜3.0分 2%ACN。
(実施例34)
イソプロピル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[2,
1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキシテ
トラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)−2−メ
チルプロパノエート(31)
【化184】
[この文献は図面を表示できません]
【0327】
イソプロピル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[2
,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキシ
テトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)−2−
メチルプロパノエートの調製は以下に記載されている。
イソプロピル2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メチルプロパノエ
ートの調製
【化185】
[この文献は図面を表示できません]
【0328】
トリフェニルホスフィン(6.17g、25.00mmol)をTHF(30mL)中
に溶解させる。次に、DIAD(4.92mL、25.00mmol)を入れ、室温で約
10分撹拌する。THF(20mL)に溶解させた2−((tert−ブトキシカルボニ
ル)アミノ)−2−メチルプロパン酸(5.07g、25.00mmol)を溶解させ、
反応混合物を加え、これに続いて、イソプロパノール(1.91mL、25.00mmo
l)を加える。反応物を室温で約1時間撹拌させる。溶媒を減圧下で除去し、粗生成物を
1:1Et
2O:ヘキサン(120mL)中に溶解させた。固体のトリフェニルホスフィ
ンオキシドを濾別し、溶媒を減圧下で除去した。粗生成物を最小量のCH
2Cl
2中に溶
解させ、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜50%EtOAc/Hex)で精製するこ
とによって、イソプロピル2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メチ
ルプロパノエートを生成した。
1H NMR (400 MHz, クロロホルム−d)
δ 5.03 (p, J = 6.2 Hz, 1H), 1.48 (s, 6H
), 1.40 (d, J = 6.2 Hz, 9H), 1.24 (d, J
= 6.3 Hz, 6H).
イソプロピル2−アミノ−2−メチルプロパノエート塩酸塩の調製
【化186】
[この文献は図面を表示できません]
【0329】
イソプロピル2−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−2−メチルプロパノ
エート(4.09g、16.67mmol)をCH
2Cl
2(50mL)中に溶解させ、
ジオキサン(50mmol)中4NのHClをゆっくりと加え、室温で撹拌する。約1時
間の時点で、反応が完了したとTLCにより判定された。溶媒を減圧下で除去し、粗生成
物をEt
2Oで2回共蒸発させ、次いで高真空下に配置することによって、イソプロピル
2−アミノ−2−メチルプロパノエート塩酸塩を生成した。
1H NMR (400 M
Hz, DMSO−d
6) δ 8.61 (s, 3H), 4.96 (p, J
= 6.2 Hz, 1H), 1.44 (s, 6H), 1.22 (d, J
= 6.2 Hz, 6H).
イソプロピル2−メチル−2−(((4−ニトロフェノキシ)(フェノキシ)ホスホリル
)アミノ)プロパノエート(化合物O)の調製
【化187】
[この文献は図面を表示できません]
【0330】
ジクロロリン酸フェニル(0.83mL、5.58mmol)およびイソプロピル2−
アミノ−2−メチルプロパノエート塩酸塩(1.01g、5.58mmol)をCH
2C
l
2(50mL)中に溶解させる。反応混合物を0℃に冷却し、TEA(1.61mL、
11.45mmol)をゆっくりと加える。冷浴を除去し、反応混合物を室温で撹拌する
。約2時間後、アミノ酸の付加は、
31P NMRにより完了したと判定された。p−ニ
トロフェノール(0.74g、5.30mmol)を入れ、これに続いて、TEA(0.
81、5.84mmol)を加える。反応物を室温で撹拌させる。約2時間後、反応が完
了したとLCMSにより判定された。反応物をEt
2Oで希釈し、TEA・HCl塩を濾
別した。粗生成物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(0〜50%EtOAc/H
ex)で精製することによって、化合物Oを生成した。
1H NMR (400 MHz
, DMSO−d
6) δ 8.42 − 8.19 (m, 2H), 7.55 −
7.43 (m, 2H), 7.39 (dd, J = 8.6, 7.2 Hz
, 2H), 7.30 − 7.12 (m, 3H), 6.53 (d, J =
10.1 Hz, 1H), 4.82 (七重線, J = 6.3 Hz, 1H
), 1.38 (s, 6H), 1.09 (d, J = 6.3, 6H).
31P NMR (162 MHz, DMSO−d
6) δ −2.84.LC/M
S:t
R=1.73分、MS m/z=422.92[M+1];LC装置:Therm
o Accela 1250 UHPLC;MS装置:Thermo LCQ Flee
t;カラム:Kinetex 2.6μ XB−C18 100A、50×3.00mm
;溶媒:0.1%ギ酸を含むアセトニトリル、0.1%ギ酸を含む水;勾配:1.8mL
/分で、0分〜2.4分 2〜100%ACN、2.4分〜2.80分 100%ACN
、2.8分〜2.85分 100%〜2%ACN、2.85分〜3.0分 2%ACN。
イソプロピル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[2,
1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキシテ
トラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)−2−メ
チルプロパノエート(化合物31)の調製
【化188】
[この文献は図面を表示できません]
【0331】
化合物1(66mg、0.23mmol)をNMP(2.0mL)中に溶解させる。混
合物を約0℃に冷却し、tBuMgCl(THF中1.0M、0.57mL、0.57m
mol)をゆっくりと加える。反応物を約0℃で約30分撹拌させ、次いで、THF(1
.0mL)に溶解させた化合物O(143mg、0.34mmol)の溶液を加える。冷
浴を除去し、反応物を約50℃に予熱した油浴内に配置する。約2時間後、反応物を室温
に冷却し、酢酸およびメタノールでクエンチした。粗生成物を濃縮し、改質剤なしで、逆
相HPLCで精製することによって、化合物31を生成した。
1H NMR (400
MHz, DMSO−d
6) δ 7.88 (m, 3H), 7.30 (td,
J = 8.5, 7.0 Hz, 2H), 7.20 − 7.04 (m, 3H
), 6.87 (d, J = 4.5, 1H), 6.80 (d, J = 4
.5 Hz, 1H), 6.27 (d, 6.1 Hz, 1H), 5.75 (
t, J = 9.1 Hz, 1H), 5.34 (d, J = 5.7 Hz,
1H), 4.81 (p, J = 6.3 Hz, 1H), 4.71 − 4
.50 (m, 1H), 4.23 (m, 2H), 4.11 (m, 1H),
4.03 − 3.83 (m, 1H), 1.37 − 1.23 (m, 6H
), 1.18 − 1.04 (m, 6H).
31P NMR (162 MH
z, DMSO) δ 2.47, 2.43.LC/MS:t
R=1.08分、MS
m/z=575.06[M+1];LC装置:Thermo Accela 1250
UHPLC;MS装置:Thermo LCQ Fleet;カラム:Kinetex
2.6μ XB−C18 100A、50×3.00mm;溶媒:0.1%ギ酸を含むア
セトニトリル、0.1%ギ酸を含む水;勾配:1.8mL/分で、0分〜2.4分 2〜
100%ACN、2.4分〜2.80分 100%ACN、2.8分〜2.85分 10
0%〜2%ACN、2.85分〜3.0分 2%ACN。
(実施例35)
(S)−2−エチルブチル2−(((S)−(((2R,3S,4R,5R)−5−(4
−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3
,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリ
ル)アミノ)プロパノエート(32)
【化189】
[この文献は図面を表示できません]
【0332】
(S)−2−エチルブチル2−(((S)−(((2R,3S,4R,5R)−5−(
4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−
3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホ
リル)アミノ)プロパノエートの調製は以下に記載されている。
(3R,4R,5R)−3,4−ビス(ベンジルオキシ)−5−((ベンジルオキシ)メ
チル)ジヒドロフラン−2(3H)−オンの調製。
【化190】
[この文献は図面を表示できません]
【0333】
(3R,4R,5R)−3,4−ビス(ベンジルオキシ)−5−((ベンジルオキシ)
メチル)テトラヒドロフラン−2−オール(15.0g)をMTBE(60.0mL)、
KBr(424.5mg)、K
2HPO
4水溶液(2.5M、14.3mL)、およびT
EMPO(56mg)と合わせた。この混合物を約1℃に冷却した。デンプン/ヨウ化物
試験によって示しながら、出発物質の消費が完了するまで、ブリーチ水溶液(7.9重量
%)をゆっくりと少しずつ入れた。層を分離し、水層をMTBEで抽出した。合わせた有
機相をMgSO
4で乾燥させ、減圧下で濃縮することによって、生成物を固体として生成
した。
(4−アミノ−7−ヨードピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン)の調製
【化191】
[この文献は図面を表示できません]
【0334】
N,N−ジメチルホルムアミド(70.27g)中の4−アミノピロロ[2,1−f]
[1,2,4]−トリアジン(10.03g;74.8mmol)の冷溶液に、内容物を
約0℃で保ちながら、N−ヨードスクシンイミド(17.01g;75.6mmol)を
少しずつ入れた。反応が完了(約0℃で約3時間)した時点で、内容物を約20〜30℃
で保ちながら、反応混合物を1Mの水酸化ナトリウム水溶液(11gのNaOHおよび2
76mLの水)に移し入れた。生成したスラリーを約22℃で1.5時間撹拌し、次いで
濾過した。固体を水(50mL)ですすぎ、真空下、約50℃で乾燥させることによって
、固体として、4−アミノ−7−ヨードピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン
を生成した。
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 7.90 (
s, 1H), 7.78 (br s, 2H), 6.98 (d, J = 4.
4 Hz, 1H), 6.82 (d, J = 4.4 Hz, 1H).
13
C NMR (101 MHz, DMSO−d6) δ 155.7, 149.1,
118.8, 118.1, 104.4, 71.9.MS m/z=260.97
[M+H]。
(4−アミノ−7−ヨードピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン)を介した(
3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン
−7−イル)−3,4−ビス(ベンジルオキシ)−5−((ベンジルオキシ)メチル)テ
トラヒドロフラン−2−オールの調製
【化192】
[この文献は図面を表示できません]
【0335】
窒素雰囲気下、反応器にヨードベース2(81g)およびTHF(1.6L)を入れた
。生成した溶液を約5℃に冷却し、TMSCl(68g)を入れた。次いで、内部温度を
約≦5℃に維持しながら、PhMgCl(345mL、THF中1.8M)をゆっくりと
入れた。反応混合物を約0℃で30分撹拌し、次いで約−15℃に冷却した。内部温度を
約−12℃より低く維持しながら、iPrMgCl−LiCl(311mL、THF中1
.1M)をゆっくりと入れた。約−15℃で約10分間撹拌後、反応混合物を約−20℃
に冷却し、ラクトン1(130g)のTHF(400mL)溶液を入れた。次いで、反応
混合物を約−20℃で約1時間撹拌し、AcOH(57mL)でクエンチした。反応混合
物を約0℃に温め、NaHCO
3水溶液(5重量%、1300mL)でpH7〜8に調節
した。次いで、反応混合物をEtOAc(1300mL)で希釈し、有機層および水層を
分離した。有機層を1N HCl(1300mL)、NaHCO
3水溶液(5重量%、1
300mL)、およびブライン(1300mL)で洗浄し、次いで無水Na
2SO
4で乾
燥させ、濃縮乾固させた。MeOHとEtOAcの混合物からなる勾配を使用するシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィーによる精製により、生成物を生成した。
((2S)−2−エチルブチル2−(((ペルフルオロフェノキシ)(フェノキシ)ホス
ホリル)アミノ)プロパノエート)(SpとRpの混合物)の調製:
【化193】
[この文献は図面を表示できません]
【0336】
L−アラニン2−エチルブチルエステル塩酸塩(5.0g、23.84mmol)を塩
化メチレン(40mL)と合わせ、約−78℃に冷却し、ジクロロリン酸フェニル(3.
65mL、23.84mmol)を加えた。トリエチルアミン(6.6mL、47.68
mmol)を約−78℃で約60分にわたり加え、生成した混合物を周辺温度で3時間撹
拌した。反応混合物を約0℃に冷却し、ペンタフルオロフェノール(4.4g、23.8
4mmol)を加えた。トリエチルアミン(3.3mL、23.84mmol)を約60
分にわたり加えた。混合物を周辺温度で約3時間撹拌し、減圧下で濃縮した。残留物をE
tOAcに溶解させ、炭酸ナトリウム水溶液で数回洗浄し、減圧下で濃縮した。残留物を
、EtOAcおよびヘキサン(0〜30%)の勾配を使用するシリカゲルカラムクロマト
グラフィーで精製した。生成物含有画分を減圧下で濃縮することによって、固体として、
(2S)−2−エチルブチル2−(((ペルフルオロフェノキシ)(フェノキシ)ホスホ
リル)アミノ)プロパノエートを得た。
1H NMR (400 MHz, クロロホル
ム−d) δ 7.41 − 7.32 (m, 4H), 7.30 − 7.17
(m, 6H), 4.24 − 4.16 (m, 1H), 4.13 − 4.0
3 (m, 4H), 4.01 − 3.89 (m, 1H), 1.59 − 1
.42 (m, 8H), 1.40 − 1.31 (m, 8H), 0.88 (
t, J = 7.5 Hz, 12H).
31P NMR (162 MHz, ク
ロロホルム−d) δ−1.52.
19F NMR (377 MHz, クロロホ
ルム−d) δ−153.63, −153.93 (m), −160.05 (td
, J = 21.9, 3.6 Hz), −162.65 (qd, J = 22
.4, 20.5, 4.5 Hz).MS m/z=496[M+H]。
((2S)−2−エチルブチル2−(((ペルフルオロフェノキシ)(フェノキシ)ホス
ホリル)アミノ)プロパノエート)の調製:
【化194】
[この文献は図面を表示できません]
L−アラニン−2−エチルブチルエステル塩酸塩(40.10g、0.191mmol
)をジクロロメタン(533g)に溶解させ、N
2(g)下、約−15℃で撹拌しながら
溶液を冷却した。ジクロロリン酸フェニル(40.32g、0.191mol)を加え、
これに続いて、トリエチルアミン(41.58g、0.411mmol)をゆっくりと加
え、反応混合物を約−15℃で約1.5時間撹拌した。ペンタフルオロフェノール(35
.14g、0.191mol)を加え、これに続いて、トリエチルアミン(19.23g
、0.190mol)を加え、反応混合物を約2時間撹拌した。反応混合物を約0℃に温
め、0.5M HCl(279.19g)を加えた。混合物を約22℃に温め、有機層を
分離し、5%KHCO
3水溶液(281g)、次いで水(281g)で洗浄した。有機層
のアリコート(604.30gの溶液の453.10g)を約120mLの容量に濃縮し
、酢酸イソプロピル(157g)を加え、溶液を濃縮乾固した。残留物を酢酸イソプロピ
ル(158g)に溶解させた。生成した溶液を約120mLの体積に濃縮し、温度を約4
5℃に調節した。n−ヘプタン(165g)を加え、混合物を22℃に、約1時間にわた
り冷却した。n−ヘプタン(167g)を加え、混合物を約0℃に冷却した。トリエチル
アミン(2.90g、0.0287mol)を加え、混合物を0℃で約17時間撹拌した
。混合物を濾過し、固体をn−ヘプタン(145g)ですすぎ、固体を真空下、約40℃
で約15時間乾燥させることによって、2−エチルブチル((S)−(ペンタフルオロフ
ェノキシ(penthafluorophenoxy))(フェノキシ)ホスホリル)−
L−アラニネートを得た。
2−エチルブチル((S)−(4−ニトロフェノキシ)(フェノキシ)ホスホリル)−L
−アラニネートの調製:
【化195】
[この文献は図面を表示できません]
L−アラニン−2−エチルブチルエステル塩酸塩(20.08g、95.8mmol)
および酢酸イソプロピル(174g)のスラリーを撹拌しながら約−20℃に冷却した。
ジクロロリン酸フェニル(20.37g、96.5mmol)を加え、これに続いてトリ
エチルアミン(20.97g、207.2mmol)をゆっくりと加え、混合物を約−2
0℃で約1時間撹拌した。4−ニトロフェノール(13.23g、95.1mmol)を
加え、これに続いてトリエチルアミン(10.01g、98.8mmol)をゆっくりと
加え、反応混合物を約1.5時間撹拌した。反応混合物を約0℃に温め、0.5M HC
l(140g)を加えた。有機層を分離し、5%Na
2CO
3(2×100g)および1
0%NaCl(2×100g)で洗浄した。次いで、有機層を約80mLの容量に濃縮し
、酢酸イソプロピル(4g)、これに続いてn−ヘプタン(110g)を加えた。生成物
の種結晶(0.100g)を加え、これに続いて、第2のn−ヘプタン(110g)を加
え、混合物を約0℃に冷却した。1,8−ジアザビシクロウンデカ−7−エン(1.49
g、9.79mmol)を加え、混合物を約0℃で約21時間撹拌した。生成した固体を
濾過し、最初にn−ヘプタン(61g)で、次いでH
2O(2×100g)で洗浄した。
固体をH
2O(200g)で約1.5時間撹拌し、濾過し、H
2O(3×100g)、次
いでn−ヘプタン(61g)ですすいだ。得た固体を真空下、約40℃で約19時間乾燥
させることによって、2−エチルブチル((S)−(4−ニトロフェノキシ)(フェノキ
シ)ホスホリル)−L−アラニネートを得た。
表題化合物(SpとRpの混合物)の調製:
【化196】
[この文献は図面を表示できません]
【0337】
ヌクレオシド(29mg、0.1mmol)およびホスホンアミド(60mg、0.1
2mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(2mL)を周辺温度で合わせた。t
ert−ブチルマグネシウムクロリド(THF中1M、0.15mL)をゆっくりと加え
た。約1時間後、反応物を酢酸エチルで希釈し、クエン酸水溶液(5重量%)、NaHC
O
3飽和水溶液およびブライン飽和溶液で洗浄した。有機相をNa
2SO
4で乾燥させ、
減圧下で濃縮した。メタノールおよびCH
2Cl
2(0〜5%)の勾配を使用して、残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製した。生成物含有画分を減圧下で濃縮す
ることによって、生成物を得た。
(3aR,4R,6R,6aR)−4−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4
]トリアジン−7−イル)−6−(ヒドロキシメチル)−2,2−ジメチルテトラヒドロ
フロ[3,4−d][1,3]ジオキソール−4−カルボニトリルの調製:
【化197】
[この文献は図面を表示できません]
【0338】
(2R,3R,4S,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒド
ロフラン−2−カルボニトリル(5.8g、0.02mol)、2,2−ジメトキシプロ
パン(11.59mL、0.09mol)およびアセトン(145mL)の混合物に、周
辺温度で硫酸(18M、1.44mL)を加えた。混合物を約45℃に温めた。約30分
後、混合物を周辺温度に冷却し、炭酸水素ナトリウム(5.8g)および水(5.8mL
)を加えた。15分後、混合物を減圧下で濃縮した。残留物を酢酸エチル(150mL)
および水(50mL)中に溶解させた。水層を酢酸エチル(2×50mL)で抽出した。
合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮することによって、粗製(2
R,3R,4S,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリア
ジン−7−イル)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラ
ン−2−カルボニトリルを得た。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ
7.84 (s, 1H), 6.93 (d, J = 4.6 Hz, 1H),
6.89 (d, J = 4.6 Hz, 1H), 5.40 (d, J =
6.7 Hz, 1H), 5.00 (dd, J = 6.7, 3.3 Hz,
1H), 4.48 − 4.40 (m, 1H), 3.81 − 3.72 (m
, 2H), 1.71 (s, 3H), 1.40 (s, 3H).MS m/z
=332.23[M+1]。
(3aR,4R,6R,6aR)−4−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4
]トリアジン−7−イル)−6−(ヒドロキシメチル)−2,2−ジメチルテトラヒドロ
フロ[3,4−d][1,3]ジオキソール−4−カルボニトリルTsOH塩の調製:
【化198】
[この文献は図面を表示できません]
【0339】
(2R,3R,4S,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒド
ロフラン−2−カルボニトリル(5.0g、17.2mmol、1.0当量)、2,2−
ジメトキシプロパン(10.5mL、86mmol、5.0当量)およびアセトン(25
mL)の混合物に、周辺温度でp−トリルスルホン酸(3.59g、1.1当量)を加え
た。混合物を周辺温度で撹拌した。約30分後、酢酸イソプロピル(25mL)を約1時
間にわたり加えた。生成したスラリーを濾過し、2:1ヘプタン:酢酸イソプロピル(2
5ml)ですすいだ。生成物を真空下、約40℃で乾燥させた。
(3aR,4R,6R,6aR)−4−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4
]トリアジン−7−イル)−6−(ヒドロキシメチル)−2,2−ジメチルテトラヒドロ
フロ[3,4−d][1,3]ジオキソール−4−カルボニトリルの調製:
【化199】
[この文献は図面を表示できません]
【0340】
(2R,3R,4S,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒド
ロフラン−2−カルボニトリル(5g、17.2mmol、1.0当量)、2,2−ジメ
トキシプロパン(10.5mL、86mmol、5.0当量)およびアセトン(25mL
)の混合物に、周辺温度で、p−トリルスルホン酸(3.59g、1.1当量)を加えた
。混合物を周辺温度で撹拌した。30分後、酢酸イソプロピル(25mL)を1時間にわ
たり加えた。生成したスラリーを濾過し、2:1ヘプタン:酢酸イソプロピル(25ml
)ですすいだ。生成物を真空下、40℃で乾燥させた。単離した固体を反応器に加え、5
%K
2CO
3溶液(50ml)および酢酸エチル(50mL)を加えた。層を分離し、水
層を酢酸エチル(25ml)で洗浄した。合わせた有機層を水で洗浄し(25ml)、次
いで約25mlに濃縮した。反応器に酢酸イソプロピル(25ml)を再度入れ、約25
mlに濃縮した。反応器に酢酸イソプロピル(25ml)を再度入れ、25mlに濃縮し
た。生成した溶液に種結晶をまき、高粘度スラリーを生成した。これに、1時間にわたり
ヘプタン(25ml)を加えた。生成したスラリーを濾過し、2:1ヘプタン:酢酸イソ
プロピル(25ml)ですすいだ。生成物を真空下、40℃で乾燥させた。(2R,3R
,4S,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7
−イル)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン−2−
カルボニトリル。
1H NMR (400 MHz, CD
3OD) δ 7.84 (
s, 1H), 6.93 (d, J = 4.6 Hz, 1H), 6.89 (
d, J = 4.6 Hz, 1H), 5.40 (d, J = 6.7 Hz,
1H), 5.00 (dd, J = 6.7, 3.3 Hz, 1H), 4.
48 − 4.40 (m, 1H), 3.81 − 3.72 (m, 2H),
1.71 (s, 3H), 1.40 (s, 3H).MS m/z=332.23
[M+1]。
(2S)−2−エチルブチル2−(((((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミ
ノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−
ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)ア
ミノ)プロパノエートの調製:
【化200】
[この文献は図面を表示できません]
【0341】
周辺温度で、アセトニトリル(100mL)を(2S)−2−エチルブチル2−(((
4−ニトロフェノキシ)(フェノキシ)ホスホリル)−アミノ)プロパノエート(9.6
g、21.31mmol)、基質アルコール(6.6g、0.02mol)、塩化マグネ
シウム((1.9g、19.91mmol)と合わせた。混合物を約15分撹拌し、N,
N−ジイソプロピルエチルアミン(8.67mL、49.78mmol)を加えた。約4
時間後、反応物を酢酸エチル(100mL)で希釈し、約0℃に冷却し、クエン酸水溶液
(5重量%、100mL)と合わせた。有機相をクエン酸水溶液(5重量%、100mL
)および塩化アンモニウム飽和水溶液(40mL)、炭酸カリウム水溶液(10重量%、
2×100mL)、およびブライン飽和水溶液(100mL)で洗浄した。有機相を硫酸
ナトリウムで乾燥させ、減圧下で濃縮することによって、粗生成物を得た。
1H NMR
(400 MHz, CD
3OD) δ 7.86 (s, 1H), 7.31 −
7.22 (m, 2H), 7.17 − 7.09 (m, 3H), 6.93
− 6.84 (m, 2H), 5.34 (d, J = 6.7 Hz, 1H
), 4.98 (dd, J = 6.6, 3.5 Hz, 1H), 4.59
− 4.50 (m, 1H), 4.36 − 4.22 (m, 2H), 4.0
2 (dd, J = 10.9, 5.7 Hz, 1H), 3.91 (dd,
J = 10.9, 5.7 Hz, 1H), 3.83 (dq, J = 9.7
, 7.1 Hz, 1H), 1.70 (s, 3H), 1.50 − 1.41
(m, 1H), 1.39 (s, 3H), 1.36 − 1.21 (m,
7H), 0.86 (t, J = 7.4 Hz, 6H).MS m/z=643
.21[M+1]。
(S)−2−エチルブチル2−(((S)−(((2R,3S,4R,5R)−5−(4
−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3
,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリ
ル)アミノ)プロパノエート(化合物32)の調製
【化201】
[この文献は図面を表示できません]
【0342】
粗製のアセトニド(12.85g)をテトラヒドロフラン(50mL)と合わせ、減圧
下で濃縮した。残留物をテトラヒドロフラン(100mL)中に溶解させ、約0℃に冷却
し、濃HCl(20mL)をゆっくりと加えた。混合物を周辺温度に温めた。HPLC分
析により示されたように開始アセトニドが消費された後、水(100mL)を加え、これ
に続いて、重炭酸ナトリウム飽和水溶液(200mL)を加えた。混合物を酢酸エチルで
抽出し(100mL)、有機相をブライン飽和水溶液(50mL)で洗浄し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。メタノールおよび酢酸エチルの勾配(0〜20%)
を使用するシリカゲルカラムクロマトグラフィーで残留物を精製した。生成物含有画分を
減圧下で濃縮することによって、生成物を得た。
(S)−2−エチルブチル2−(((S)−(((2R,3S,4R,5R)−5−(4
−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3
,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリ
ル)アミノ)プロパノエート(化合物32)の調製
【化202】
[この文献は図面を表示できません]
(S)−2−エチルブチル2−(((S)−(((3aR,4R,6R,6aR)−6
−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−6−シア
ノ−2,2−ジメチルテトラヒドロフロ[3,4−d][1,3]ジオキソール−4−イ
ル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)プロパノエート(30mg、0.0
5mmol)を含有するバイアルに、80%ギ酸水溶液(1.5mL)を加えた。約20
℃で18時間後、完全な変換がHPLCおよびLC−MSにより確認された。MS(m/
z)=603(M+1)
+。
直接カップリングを介した(S)−2−エチルブチル2−(((S)−(((2R,3S
,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7
−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ
)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)プロパノエート(化合物32)の調製
【化203】
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【0343】
(2R,3R,4S,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒド
ロフラン−2−カルボニトリル(0.5g、2mmol)、(S)−2−エチルブチル2
−(((S)−(4−ニトロフェノキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)プロパノ
エート(0.9g、2mmol)、およびMgCl
2(0.2g、2mmol)の混合物
に、N,N−ジメチルアセトアミド(10mL)を入れた。生成した混合物を、絶え間な
く撹拌しながら約30℃に温めた。次いで、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.
7mL、4mmol)をゆっくりと加え、反応混合物を約6時間撹拌した。水(10mL
)を入れ、H
2Oを入れ、これに続いて2−MeTHF(10mL)を入れ、有機相と水
相を分離した。次いで、水層から2−MeTHF(10mL)で抽出し戻した。有機層を
合わせ、10重量%のクエン酸溶液(10mL)、これに続いて10重量%のK
2CO
3
溶液(10mL)、およびH
2O(10mL)で洗浄した。少量のブラインを加えて、水
洗浄液中の乳濁液を分解してから、層を分離した。有機層を蒸発乾固させることによって
、0.65gの泡状物質を生成した。次いで、iPrOAc(2.6mL)を加え、混合
物を約40℃に温めることによって、溶解を達成した。溶液を約20℃に冷却し、混合物
を約3日間撹拌した。固体を濾過で単離し、フィルターケーキを少量のiPrOAcで洗
浄した。固体を乾燥させることによって、(S)−2−エチルブチル2−(((S)−(
((2R,3S,4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−
イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)プロパノエートを生成した。
【化204】
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【0344】
(2R,3R,4S,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒド
ロフラン−2−カルボニトリル(0.2g、0.7mmol)、(S)−2−エチルブチ
ル2−(((S)−(ペルフルオロフェノキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)プ
ロパノエート(0.3g、0.7mmol)、およびMgCl
2(0.1g、1mmol
)の混合物に、N,N−ジメチルアセトアミド(4mL)を入れた。生成した混合物を、
絶え間なく撹拌しながら約30℃に温めた。次いで、N,N−ジイソプロピルエチルアミ
ン(0.3mL、2mmol)をゆっくりと加え、反応混合物を5時間撹拌した。生成物
への変換を、UPLC分析によって確認した。
(3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジ
ン−7−イル)−3,4−ビス((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5−(
((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)テトラヒドロフラン−2−オー
ルの調製
【化205】
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【0345】
7−ヨードピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−4−アミン(13.9g
、53.5mmol)の溶液を、THF(280mL)で調製した。溶液を約0℃に冷却
し、TMSCl(13.6mL、107mmol)を加えた。反応混合物を約20分撹拌
し、次いで、内部温度を約5℃より低く維持しながらPhMgCl(THF中2M;53
.5mL、56.8mmol)を加えた。反応混合物を約0℃で約30分撹拌し、次いで
約−20℃に冷却した。次いで、内部温度を約−15℃より低く維持しながら、iPrM
gCl−LiCl(THF中1.3M、43.1mL、56mmol)を加えた。反応混
合物を約−20℃で約30分撹拌した。
【0346】
別のフラスコ内で、(3R,4R,5R)−3,4−ビス((tert−ブチルジメチ
ルシリル)オキシ)−5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)ジ
ヒドロフラン−2(3H)−オン(25.0g、50.9mmol、0.83当量)の溶
液をLaCl
3−2LiCl(THF中0.6M、85mL、50.9mmol)で調製
した。次いで、内部温度を−20℃より低く維持しながら、溶液をグリニャール溶液に移
した。生成した反応混合物を約−20℃で約4時間撹拌した。
【0347】
反応物を1M HCl(140mL)でクエンチし、混合物を周辺温度に温めた。Et
OAc(140mL)を加え、有機相と水相を分離した。水層をEtOAc(200mL
)で抽出した。合わせたEtOAc層を飽和NaHCO
3水溶液(2×200mL)、水
(200mL)、およびブライン(200mL)で順次抽出した。有機層を濃縮し、次い
でシリカゲルクロマトグラフィー(30%EtOAc/ヘキサン)で精製することによっ
て、(3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリ
アジン−7−イル)−3,4−ビス((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5
−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)テトラヒドロフラン−2−
オールを生成した。
1H NMR (300 MHz, CDCl
3) δ 8.15
− 7.88 (m, 1H), 7.51 (d, J = 4.8 Hz, 0.5
H), 7.02 − 6.92 (m, 0.5H), 6.65 − 6.57 (
m, 1H), 5.66 − 5.24 (m, 3H), 4.49 − 3.50
(m, 4H), 0.97 − 0.78 (26H), 0.65 (s, 1.
5H), 0.19 − 0.00 (m, 15.5H), −0.22 (s, 1
H), −0.55 (s, 1H).MS m/z=626(M+H)。
(2R,3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]ト
リアジン−7−イル)−3,4−ビス((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−
5−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン−2−カルボニトリルの調製
【化206】
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【0348】
(3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリア
ジン−7−イル)−3,4−ビス((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5−
(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)テトラヒドロフラン−2−オ
ール(1.50g、2.40mmol)のCH
2Cl
2(15mL)溶液を約−40℃に
冷却した。温度を−20℃より低く保ちながら、トリフルオロ酢酸(0.555mL、7
.20mmol)を加えた。別のフラスコ内で、トリメチルシリルトリフルオロメタンス
ルホネート(2.60mL、14.4mmol)を、5mlのCH
2Cl
2(5mL)に
約15℃で加え、これに続いてトリメチルシリルシアニド(1.92mL、14.4mm
ol)を加え、溶液を約−30℃に冷却した。温度を−25℃より低く保ちながら、冷却
した溶液を(3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4
]トリアジン−7−イル)−3,4−ビス((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ
)−5−(((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)テトラヒドロフラン
−2−オール溶液に加えた。反応混合物を約−30℃で15分撹拌した。反応物をトリエ
チルアミン(3.34mL、24.0mmol)でクエンチし、混合物を約0℃に温めた
。温度を約20℃より低く保ちながら、水(50mL)を加えた。添加が完了したら、混
合物を室温で15分撹拌した。層を分離し、有機層をKOH(20mL)、水(20mL
)、およびブライン(20mL)で順次洗浄した。有機層をNa
2SO
4で乾燥させ、濃
縮し、次いでシリカゲルクロマトグラフィー(30%EtOAc/ヘキサン)で精製する
ことによって、ジアステレオマーの3.8:1混合物として生成物を生成した。混合物を
prep−HPLC(水中ACN 0〜95%)でさらに精製することによって、単一ジ
アステレオマーとして生成物を生成した)。
1H NMR (400 MHz, DMS
O−d6) δ 8.14−7.92 (m, 2H), 7.89 (s, 1H),
6.95 (d, J = 4.8 Hz, 1H), 6.88 (d, J =
4.4 Hz, 1H),5.27 (d, J = 4.6 Hz, 1H), 5.
10 (dd, J = 7.7, 4.6 Hz, 1H), 4.31 (dd,
J = 4.7, 1.4 Hz, 1H), 4.12 (ddd, J = 5.9
, 4.1, 1.4 Hz, 1H), 3.80 − 3.69 (m, 1H),
3.56 (td, J = 7.8, 3.9 Hz, 1H), 0.93 (s
, 9H), 0.75 (s, 9H), 0.11 (s, 3H), 0.09
(s, 3H), −0.15 (s, 3H), −0.62 (s, 3H).MS
m/z=520(M+H)。
(S)−2−エチルブチル2−(((S)−(((2R,3R,4R,5R)−5−(4
−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−3,4−ビス(
(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5−シアノテトラヒドロフラン−2−イ
ル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)プロパノエートの調製
【化207】
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(2R,3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−3,4−ビス((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)
−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン−2−カルボニトリル(16mg、0.
03mmol)、(S)−2−エチルブチル2−(((S)−(4−ニトロフェノキシ)
(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)プロパノエート(17mg、0.04mmol)、
およびMgCl
2(4mg、0.05mmol)の混合物に、THF(0.3mL)を入
れた。生成した混合物を、絶え間なく撹拌しながら約50℃に温めた。次いで、N,N−
ジイソプロピルエチルアミン(0.013mL、0.08mmol)を加え、反応混合物
を21時間撹拌した。UPLCおよびLC−MS分析によって、生成物への変換を確認し
た。MS m/z=831(M+H)。
【化208】
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(2R,3R,4R,5R)−2−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]
トリアジン−7−イル)−3,4−ビス((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)
−5−(ヒドロキシメチル)テトラヒドロフラン−2−カルボニトリル(16mg、0.
03mmol)のTHF(0.3mL)溶液を−10℃に冷却した。tBuMgClを滴
下添加し(0.07mL、0.07mmol)、これに続いて、(S)−2−エチルブチ
ル2−(((S)−(ペルフルオロフェノキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)プ
ロパノエート(22mg、0.04mmol)のTHF(0.15mL)溶液を滴下添加
した。反応混合物を5℃に温め、16時間撹拌した。反応物をMeOHでクエンチし、濃
縮し、次いでシリカゲルクロマトグラフィー(EtOAc/ヘキサン)で精製することに
よって、生成物を生成した。1H NMR (400 MHz, CDCl
3) δ 7
.97 (s, 1H), 7.38 − 7.29 (m, 2H), 7.25 −
7.21 (m, 2H), 7.21 − 7.13 (m, 1H), 7.11
(d, J = 4.6 Hz, 1H), 6.65 (d, J = 4.6 H
z, 1H), 5.88 (br s, 2H), 5.35 (d, J = 4.
4 Hz, 1H), 4.49 − 4.41 (m, 1H), 4.41 −
4.35 (m, 1H), 4.32 − 4.26 (m, 1H), 4.24
(dd, J = 4.5, 1.7 Hz, 1H), 4.10 − 3.99 (
m, 2H), 3.96 (dd, J = 10.9, 5.7 Hz, 1H),
3.80 − 3.72 (m, 1H), 1.48 (h, J = 6.2 H
z, 1H), 1.39 − 1.28 (m, 7H), 0.96 (s, 9H
), 0.85 (t, J = 7.5 Hz, 6H), 0.80 (s, 9H
), 0.08 (s, 3H), 0.07 (s, 3H), −0.13 (s,
3H), −0.56 (s, 3H). 31P NMR (162 MHz, C
DCl3) δ 2.74 (s).MS m/z=831(M+H)。
(S)−2−エチルブチル2−(((S)−(((2R,3S,4R,5R)−5−(4
−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−5−シアノ−3
,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリ
ル)アミノ)プロパノエートの調製
【化209】
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(S)−2−エチルブチル2−(((S)−(((2R,3R,4R,5R)−5−(
4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−3,4−ビス
((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5−シアノテトラヒドロフラン−2−
イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)プロパノエートの粗製の溶液を約
0℃に冷却し、濃HCl(0.05mL、0.62mmol)をゆっくりと加えた。反応
混合物を約20℃で約72時間撹拌した。UPLCおよびLC−MS分析によって、生成
物への変換を確認した。MS m/z=603(M+H)。
【化210】
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フッ化物または酸中の(S)−2−エチルブチル2−(((S)−(((2R,3R,
4R,5R)−5−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−
イル)−3,4−ビス((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)−5−シアノテト
ラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノキシ)ホスホリル)アミノ)プロパノエ
ートの溶液は、(S)−2−エチルブチル2−(((S)−(((2R,3S,4R,5
R)−5−(4−アミノピロロ[2,1−f][1,2,4]トリアジン−7−イル)−
5−シアノ−3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン−2−イル)メトキシ)(フェノ
キシ)ホスホリル)アミノ)プロパノエートの溶液へと脱保護することができる。代表的
フッ化物として、これらに限定されないが、TBAF、KF、ピリジニウムフッ化水素酸
塩、トリエチルアンモニウムフッ化水素酸塩、フッ化水素、塩酸、トルエンスルホン酸、
または任意の他の適切なフッ化物供給源が挙げられる。代表的酸として、これらに限定さ
れないが、Greene, T. W.;Wuts, P. G. M. Protec
tive Groups In Organic Synthesis、第4版、Joh
n Wiley & Sons:New York、2006年に見出されるものが挙げ
られる。
【0349】
上記本明細書で引用されたすべての公報、特許、および特許文献は、これらがまるで個
々に参照により援用されているかのように本明細書に参照により援用されている。
【0350】
本発明は、様々な特定および好ましい実施形態および技術を参照して記載されている。
しかし、当業者であれば、本発明の趣旨および範囲内にとどまりつつ、多くの変形形態お
よび修正形態が作られ得ることを理解している。
【0351】
本発明の好ましい実施形態によれば、例えば、以下が提供される。
(項1)
式Vの化合物:
【化211】
[この文献は図面を表示できません]
を調製する方法であって、
カップリング剤、ハロシラン、式VIの化合物:
【化212】
[この文献は図面を表示できません]
および式VIIの化合物:
【化213】
[この文献は図面を表示できません]
を含む反応混合物を、式Vの化合物を調製するのに適切な条件下で形成すること
を含み、式中、
各PGは、独立して、ヒドロキシ保護基であるか、
あるいは、隣接する炭素上の2つのPG基が合わされて、−C(R19)2−基を形成していてもよく、
R10は、Hまたはシリル基であり、
R19は、H、C1〜C8アルキル、フェニルまたは置換フェニルである、方法。
(項2)
前記カップリング剤が、リチウムカップリング剤またはマグネシウムカップリング剤であり、
前記ハロシランが、Cl−Si(CH3)3、またはCl−Si(CH3)2CH2CH2Si(CH3)2−Clであり、
前記ヒドロキシ保護基が、トリメチルシラン(TMS)、t−ブチルジメチルシラン(TBDMS)、t−ブチルジフェニルシラン(TBDPS)、メチル−メトキシ(MOM)、テトラヒドロピラン(THP)、t−ブチル、アリル、ベンジル、アセチル、ピバロイル、またはベンゾイルである、上記項1に記載の方法。
(項3)
前記カップリング剤がPhMgClおよびiPrMgClであり、
前記ハロシランがTMS−Clであり、
前記ヒドロキシ保護基がベンジルである、上記項1に記載の方法。
(項4)
前記式Vの化合物:
【化214】
[この文献は図面を表示できません]
を調製する方法であって、
TMS−Cl、PhMgCl、iPrMgCl、前記式VIの化合物:
【化215】
[この文献は図面を表示できません]
および前記式VIIの化合物:
【化216】
[この文献は図面を表示できません]
を含む前記反応混合物を、前記式Vの化合物を調製するのに適切な条件下で形成すること
を含む、上記項1に記載の方法。
(項5)
式V−aまたはV−bの化合物:
【化217】
[この文献は図面を表示できません]
【化218】
[この文献は図面を表示できません]
を調製する方法であって、
脱プロトン化剤、シリル化剤、カップリング剤、添加物質、式VI−aの化合物:
【化219】
[この文献は図面を表示できません]
および式VIIの化合物:
【化220】
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を含む反応混合物を、前記式V−aまたはV−bの化合物を調製するのに適切な条件下で
形成すること
を含み、式中、
各Rbは、独立して、ヒドロキシ保護基であるか、
あるいは、隣接する炭素上の2つのRb基が合わされて、−C(R19)2−基を形成し
ていてもよく、
R10は、Hまたはシリル基であり、
R19は、H、C1〜C8アルキル、フェニルまたは置換フェニルである、方法。
(項6)
前記脱プロトン化剤がリチウムカップリング剤またはマグネシウムカップリング剤であ
り、前記シリル化剤がクロロシランであり、前記カップリング剤がマグネシウムベースの
カップリング剤であり、前記添加物質が、LaCl3−2LiCl、YCl3、CeCl
3、NdCl3、またはLaCl3である、上記項5に記載の方法。
(項7)
前記脱プロトン化剤がPhMgClであり、
前記シリル化剤がTMSClであり、
前記カップリング剤がiPrMgClであり、
前記添加物質がLaCl3−2LiCl、YCl3、CeCl3、NdCl3、またはL
aCl3であり、
前記ヒドロキシ保護基がベンジルである、上記項5に記載の方法。
(項8)
前記式V−aまたは式V−bの化合物:
【化221】
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を調製する方法であって、
TMSCl、PhMgCl、iPrMgCl、添加物質、前記式VI−aの化合物:
【化222】
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および前記式VIIの化合物:
【化223】
[この文献は図面を表示できません]
を含む前記反応混合物を、前記式V−aまたは式V−bの化合物を調製するのに適切な条
件下で形成すること
を含み、前記添加物質がLaCl3−2LiCl、LaCl3、CeCl3、NdCl3
、またはYCl3である、上記項5に記載の方法。
(項9)
前記式V−aの化合物:
【化224】
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を調製する方法であって、
TMSCl、PhMgCl、iPrMgCl−LiCl、添加物質、前記式VI−aの化
合物:
【化225】
[この文献は図面を表示できません]
および前記式VIIの化合物:
【化226】
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を含む前記反応混合物を、前記式V−aの化合物を調製するのに適切な条件下で形成する
こと
を含み、前記添加物質がLaCl3−2LiCl、LaCl3、CeCl3、NdCl3
、またはYCl3である、上記項5に記載の方法。
(項10)
式XI−aの化合物
【化227】
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を調製する方法であって、
シアン化剤、ルイス酸、ブレンステッド酸、溶媒、および式V−aまたはV−bの化合物
:
【化228】
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【化229】
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を含む反応混合物を、前記式XI−aの化合物を調製するのに適切な条件下で形成するこ
と
を含み、式中、
各Rbは、独立して、ヒドロキシ保護基であるか、
あるいは、隣接する炭素上の2つのRb基が合わされて、−C(R19)2−基を形成し
ていてもよく、
R10は、Hまたはシリル基であり、
R19は、H、C1〜C8アルキル、フェニルまたは置換フェニルである、方法。
(項11)
前記シアン化剤がTMSCNであり、
前記ルイス酸がTMSOTfであり、
前記ブレンステッド酸がTFAであり、
前記溶媒がDCMであり、
前記ヒドロキシ保護基がベンジルである、上記項10に記載の方法。
(項12)
前記式XI−aの化合物:
【化230】
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を調製する方法であって、
TFA、TMSCN、TMSOTfおよび前記式Vaまたは式V−bの化合物:
【化231】
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を含む前記反応混合物を、前記式XI−aの化合物を調製するのに適切な条件下で形成す
ること
を含む、上記項10に記載の方法。
(項13)
式XI−a2の化合物
【化232】
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を調製する方法であって、
シアン化剤、ルイス酸、ブレンステッド酸、溶媒、および式V−aの化合物:
【化233】
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を含む反応混合物を、前記式XI−a2の化合物を調製するのに適切な条件下で形成する
こと
を含み、式中、
各Rbは、独立して、ヒドロキシ保護基であるか、
あるいは、隣接する炭素上の2つのRb基が合わされて、−C(R19)2−基を形成し
ていてもよく、
R10はHまたはシリル基であり、
R19は、H、C1〜C8アルキル、フェニルまたは置換フェニルである、方法。
(項14)
前記シアン化剤がTMSCNであり、
前記ルイス酸がTMSOTfであり、
前記ブレンステッド酸がTFAであり、
前記溶媒がDCMであり、
前記ヒドロキシ保護基がTBSである、上記項13に記載の方法。
(項15)
前記式XI−a2の化合物:
【化234】
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を調製する方法であって、
TFA、TMSCN、TMSOTfおよび前記式Vaの化合物:
【化235】
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を含む前記反応混合物を、前記式XI−aの化合物を調製するのに適切な条件下で形成す
ること
を含む、上記項13に記載の方法。
(項16)
式XI−bの化合物
【化236】
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を調製する方法であって、
ルイス酸、塩基、溶媒、濾過剤、および式XI−aの化合物:
【化237】
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を含む反応混合物を、前記式XI−bの化合物を調製するのに適切な条件下で形成するこ
と
を含む、方法。
(項17)
前記ルイス酸がBCL3であり、
前記塩基がEt3Nであり、
前記溶媒がMeOHであり、
前記濾過剤がCelite(登録商標)である、上記項16に記載の方法。
(項18)
前記式XI−bの化合物:
【化238】
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を調製する方法であって、
BCL3、Et2N、MeOH、Celite(登録商標)、および:
【化239】
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の化合物を含む前記反応混合物を、前記式XI−bの化合物を調製するのに適切な条件下
で形成すること
を含む、上記項16に記載の方法。
(項19)
式XI−cの化合物
【化240】
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を調製する方法であって、
溶媒、試薬、酸、および式XI−bの化合物:
【化241】
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を含む反応混合物を、前記式XI−bの化合物を調製するのに適切な条件下で形成するこ
と
を含む、方法。
(項20)
前記溶媒がアセトンであり、
前記試薬が2,2−ジメトキシプロパンであり、
前記酸が硫酸である、上記項19に記載の方法。
(項21)
前記式XI−cの化合物:
【化242】
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を調製する方法であって、
アセトン、2,2−ジメトキシプロパン、硫酸、および:
【化243】
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の化合物を含む前記反応混合物を、前記式XI−cの化合物を調製するのに適切な条件下
で形成すること
を含む、上記項19に記載の方法。
(項22)
式VIIIの化合物:
【化244】
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を調製する方法であって、カップリング剤、非求核性塩基、式IXの化合物:
【化245】
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および式Xの化合物:
【化246】
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を含む反応混合物を、前記式VIIIの化合物を形成するのに適切な条件下で形成するこ
とを含み、式中、
各RaはHまたはPGであり、
各PG基はヒドロキシ保護基であるか、または両方のPG基が合わされて、−C(R19
)2−を形成し、
Re1およびRe2は、それぞれ独立して、H、C1〜C6アルキルまたはベンジルであ
り、
Rfは、H、C1〜C8アルキル、ベンジル、C3〜C6シクロアルキル、または−CH
2−C3〜C6シクロアルキルであり、
R19は、H、C1〜C8アルキル、フェニルまたは置換フェニルであり、
LGは脱離基である、方法。
(項23)
各RaがPGであり、前記PG基が合わされて、−C(R19)2−を形成し、
RfがC1〜C8アルキルであり、
R19がC1〜C8アルキルであり、
前記脱離基LGが4−ニトロフェノキシまたはペンタフルオロフェノキシである、上記項
22に記載の方法。
(項24)
前記カップリング剤がMgCl2であり、
前記非求核性塩基がジ−イソプロピルエチルアミンである、上記項22に記載の方法。
(項25)
前記式VIIIの化合物が、
【化247】
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である、上記項22に記載の方法。
(項26)
前記式VIIIの化合物が、
【化248】
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である、上記項22に記載の方法。
(項27)
前記式VIIIの化合物が、
【化249】
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である、上記項22に記載の方法。
(項28)
MgCl2、DIPEA、前記式IXの化合物:
【化250】
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および前記式Xの化合物:
【化251】
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を含む前記反応混合物を、前記式VIIIの化合物:
【化252】
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を形成するのに適切な条件下で形成することを含む、上記項22に記載の方法。
(項29)
脱保護剤と、各Ra基が前記保護基PGである前記式VIIIの化合物を含む第2の反
応混合物を、各RaがHである前記式VIIIの化合物を形成するのに適切な条件下で形
成することをさらに含む、上記項22に記載の方法。
(項30)
式VIIIの化合物:
【化253】
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を調製する方法であって、カップリング剤、非求核性塩基、式IX−aの化合物:
【化254】
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および式Xの化合物:
【化255】
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を含む反応混合物を、前記式VIIIの化合物を形成するのに適切な条件下で形成するこ
とを含み、式中、
各RaはHまたはヒドロキシ保護基であり、
各R35は、独立して、Hまたはヒドロキシ保護基であるか、あるいは両方のR35基が
合わされて、−C(R19)2−を形成し、
Re1およびRe2は、それぞれ独立して、H、C1〜C6アルキルまたはベンジルであ
り、
Rfは、H、C1〜C8アルキル、ベンジル、C3〜C6シクロアルキル、または−CH
2−C3〜C6シクロアルキルであり、
R19は、H、C1〜C8アルキル、フェニルまたは置換フェニルであり、
LGは脱離基である、方法。
(項31)
各R35が合わされて、−C(R19)2−を形成し、
RfがC1〜C8アルキルであり、
R19がC1〜C8アルキルであり、
前記脱離基LGが4−ニトロフェノキシまたはペンタフルオロフェノキシである、上記項
30に記載の方法。
(項32)
前記カップリング剤がMgCl2であり、
前記非求核性塩基がジ−イソプロピルエチルアミンである、上記項30に記載の方法。
(項33)
前記式VIIIの化合物が、
【化256】
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である、上記項30に記載の方法。
(項34)
前記式VIIIの化合物が、
【化257】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項30に記載の方法。
(項35)
前記式VIIIの化合物が、
【化258】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項30に記載の方法。
(項36)
前記式VIIIの化合物が、
【化259】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項30に記載の方法。
(項37)
MgCl2、DIPEA、前記式IXの化合物:
【化260】
[この文献は図面を表示できません]
および前記式Xの化合物:
【化261】
[この文献は図面を表示できません]
を含む前記反応混合物を、前記式VIIIの化合物:
【化262】
[この文献は図面を表示できません]
を形成するのに適切な条件下で形成すること
を含む、上記項30に記載の方法。
(項38)
MgCl2、DIPEA、式IX−a2の化合物:
【化263】
[この文献は図面を表示できません]
および前記式Xの化合物:
【化264】
[この文献は図面を表示できません]
を含む前記反応混合物を、前記式VIIIの化合物:
【化265】
[この文献は図面を表示できません]
を形成するのに適切な条件下で形成すること
を含む、上記項30に記載の方法。
(項39)
脱保護剤と、各R35基がヒドロキシ保護基である前記式VIIIの化合物とを含む第
2の反応混合物を、各RaがHである前記式VIIIの化合物を形成するのに適切な条件
下で形成することをさらに含む、上記項30に記載の方法。
(項40)
式X−bの化合物:
【化266】
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を調製する方法であって、
適切な溶媒、適切な塩基、および式X−aの化合物:
【化267】
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ならびに、任意選択で、1つまたは複数の式X−bの種結晶を含む反応混合物を、
前記式X−bの化合物を形成するのに適切な条件下で形成すること
を含む、方法。
(項41)
前記適切な溶媒がアセトニトリルであり、
前記適切な塩基がDBUである、上記項40に記載の方法。
(項42)
式
【化268】
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の化合物またはその薬学的に許容される塩、水和物またはエステル。