(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記候補表示手段は、前記選択された科目情報と、選択候補となる履修モデルに対応する科目情報とを対比した結果に基づいて、履修モデルの選択候補を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
前記選択された科目情報と、前記選択された履修モデルに対応する科目情報とを対比した結果を表示する対比表示手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
前記対比表示手段は、前記選択された履修モデルに対応する科目情報のうち、前記選択された科目情報と一致する科目情報と一致しない科目情報とを識別表示することを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
前記選択された科目情報と、前記選択された履修モデルに対応する科目情報とを対比した結果に基づいて、前記選択された履修目標をユーザに対応づけて登録する登録制御手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
前記履修モデルはそれぞれ、履修目標となる職業、職業グループ、人物像のいずれかに対して設定されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の情報処理システムとしての科目選択システムの構成の一例を示すシステム構成図である。
【0013】
図1は、クライアント端末100(学生端末)と、学修管理サーバ200と、がローカルエリアネットワーク(LAN)400を介して接続される構成となっている。なお、ネットワーク上には、他のサーバやクライアント端末、複合機などがあってもよいことは言うまでもない。
クライアント端末100には、ブラウザがインストールされており、ブラウザを介して、学修管理サーバ200と通信を行うものとなっている。
また、LANに限らずWAN上で、LAN外の端末と通信可能に接続されている。
【0014】
学修管理サーバ200は、Webサーバとなっており、クライアント端末100と通信可能に接続されている。また、学修管理サーバ200には、各種データ(例えば、
図11)を記憶している。なお、データは不図示のデータベースサーバで管理する構成であってもよい。
【0015】
本実施形態ではWebシステムとして、通信はHTTP通信にて行うものとするが、クライアント端末100に専用のアプリケーションをインストールしておき、学修管理サーバ200と通信する構成、すなわちクライアントサーバ型のシステムであってもよい。
【0016】
以下、
図2を用いて、
図1に示したクライアント端末100、学修管理サーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成について説明する。
図2は、クライアント端末100、学修管理サーバ200に適用可能な情報処理装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
【0017】
図2において、2001はCPUで、システムバス2004に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM2002あるいは外部メモリ2011には、CPU2001の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
【0018】
2003はRAMで、CPU2001の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU2001は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM2002あるいは外部メモリ2011からRAM2003にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
【0019】
また、2005は入力コントローラで、キーボード(KB)2009や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。2006はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)2010等の表示器への表示を制御する。なお、
図2では、CRT2010と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
【0020】
2007はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶する外部記憶装置(ハードディスク(HD))や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ2011へのアクセスを制御する。
【0021】
2008は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、
図1に示したLAN400)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
【0022】
なお、CPU2001は、例えばRAM2003内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT2010上での表示を可能としている。また、CPU2001は、CRT2010上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0023】
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ2011に記録されており、必要に応じてRAM2003にロードされることによりCPU2001によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ2011に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。
【0024】
次に、
図3用いて、本発明の科目選択システムの機能ブロック図について説明する。
尚、各機能ブロックが処理する詳細な制御については、後述するフローチャートにて説明する。
まず、科目選択システムは、職業と、当該職業に対応する科目情報を記憶する記憶装置を含む情報処理システムである。
科目情報選択部301は、任意の科目情報を選択する機能部である。
【0025】
職業選択部302は、選択された科目情報に従って特定される職業を選択する機能部である。後述の職業一覧表示部305により表示された一覧から職業を選択する機能部である。
【0026】
対比表示部303は、選択された職業の科目情報と、選択された科目情報とを対比表示する機能部である。また、選択された科目情報と選択された職業の科目情報とが一致する科目情報と、一致しない科目情報を識別表示する機能部である。また、比較部306により種別が一致した科目情報と種別が一致しない科目情報とを識別表示する機能部である。さらに、選択された科目情報の種別の第1の設定表示と、選択された職業の科目情報の種別の第2の設定表示と、変更後の種別を設定する第3の設定表示とを表示する機能部である。
【0027】
変更部304は、対比表示された科目情報に基づき、選択された科目情報を変更する機能部である。この第3の設定表示は、第1の設定表示又は第2の設定表示を用いて、一括して設定変更して表示する。
職業一覧表示部305は、選択された科目情報を含む職業の一覧を表示する機能部である。
【0028】
比較部306は、選択された職業の科目情報の種別と、前選択された科目情報の種別を比較する機能部である。なお、科目情報は、メイン科目を識別する種別を含むものである。
【0029】
登録部307は、第3の設定表示における種別を登録する際、当該種別と選択された職業の科目情報の種別が一致した場合に、選択された職業をユーザに対応付けて登録する機能部である。
【0030】
次に、
図4〜
図5を用いて、本実施形態の詳細な処理について説明する。なお、
図4〜
図5の各ステップの処理は、各装置のCPUが実行する。
まず、
図4を参照して、本実施形態の科目選択処理について説明する。
【0031】
ステップS401では、ユーザ名、パスワードの入力を受け付け、学修管理サーバ200へログインを行う。ログインがされると、クライアント端末100とのセッションを確立し、ステップS402へ処理を移す。
ステップS402では、学修計画立案画面をクライアント端末100へ送信する。学修計画立案画面の例が、
図14となる。
図14については後述する。
ステップS403では、学修計画立案画面をブラウザにて表示する。
【0032】
ステップS404では、
図14の学修計画立案画面でモデルの選択を行う。モデルの選択は、
図14のモデル追加ボタン1401の押下を受け付けると、
図11の1100のモデル一覧データを学修管理サーバ200から取得して、選択画面(不図示)を表示して選択を受け付ける。そして、選択されたモデルのモデルコードを含むモデル追加要求を学修管理サーバ200へ送信する。
ステップS405では、モデル追加要求を受信すると、モデルコードに従って、モデルに登録されている科目グループを取得する。
ステップS406では、取得した科目グループとモデル名を含むモデル情報をクライアント端末100に送信する。
ステップS407では、
図14のタブにモデルを追加して、そのタブに科目グループ一覧を表示する。この科目グループごとに履修する科目などを選択する。すなわち、任意の科目情報を選択する科目情報選択処理の一例を示すステップである。科目グループ名は1120から取得できるデータである。
【0033】
なお、本実施形態ではモデルを職業や将来の活躍イメージ(姿)として記載するが、ファイナンス系のモデル、農業系のモデルなどのグループ分けされたものであってもよい。すなわち、科目情報が選択できれば、モデルの内容に限定されるものではない。
ステップS408では、科目一覧ボタン1402の選択を受け付けると、科目グループコードを含む科目一覧要求を送信する。
【0034】
ステップS409では、科目一覧要求を受信すると、科目グループコードに紐づく科目一覧(科目A、科目B,科目C)(不図示)を取得して、クライアント端末100に科目一覧情報を送信する。
【0035】
ステップS410では、科目一覧情報を受信して、科目一覧1400を表示する。この科目一覧から学生が学修したい科目を選択する。選択すると、選択された科目に対応付く単位情報が加算され、1403に単位が表示される。すなわち、任意の科目情報を選択する科目情報選択処理の一例を示すステップである。
【0036】
ステップS411では、科目グループの一覧1404で、種別の選択を受け付ける。種別とは、「メイン」「サブ」「修得しない」の3種である。メインを選択すると科目グループがメインの科目グループとして登録される。登録されたメインの科目グループの単位数は、学校で決められたメインで取得する単位を満たすか否かを判定するために用いられる。すなわち、任意の科目情報を選択する科目情報選択の一例を示すステップである。
【0037】
サブを選択すると科目グループがサブの科目グループとして登録される。登録されたサブの科目グループの単位数は、学校で決められたサブで取得する単位を満たすか否かを判定するために用いられる。
【0038】
修得しないを選択すると科目グループが、学校で決められた基準とは関係ない科目グループとして登録される。登録された修得しないの科目グループの単位数は、下限も上限もないため、単に管理上の単位数として用いられる。
【0039】
ステップS412では、次の科目グループに対して科目選択や種別選択する入力を受け付けたかを判定する。次の選択を受け付けた場合には、ステップS408へ処理を移す。なお、フローチャートでは便宜上、ステップS408へ処理を移すようになっているが、選択した内容によって、ステップS411へ処理を移してもよいことは言うまでもない。
本実施形態では科目グループに対してメインやサブを設定する構成としたが各科目に設定する構成であってもよい。すなわち、科目グループや科目としての科目情報を任意に選択して、その選択した科目に対して種別を設定できればよい。
【0040】
ステップS413では、入力した値(計画)の保存指示を受け付ける。
ステップS414では、保存指示を受け付けると、学修管理サーバ200へ計画を送信する。
【0041】
ステップS415では、計画を受信して、ログインユーザの学籍Noをキーに選択科目情報を登録する。登録された学生の計画データの例は、
図11の1130である。
【0042】
ステップS416では、計画を保存したのち、学生が登録した科目で、どのような職業に自分が合うかを確認するため、類似モデル検索を行う。類似モデル検索ボタン1405が押下されたか否かを判定する。類似モデル検索ボタン1405が押下された場合には、ステップS417へ処理を移す。類似モデル検索ボタン1405が押下されていない場合には、待機状態とする。他のボタンが押下された場合には、そのボタンに対応した処理を実行するものとする。なお類似モデル検索要求は、計画があれば実行できるため、既に保存された計画を読み出して実行することも可能である。
ステップS417では、類似モデル検索要求を学修管理サーバ200へ送信する。
【0043】
ステップS418では、類似モデル検索要求を受信して、ログインしているユーザの計画を取得する。計画に含まれている科目情報(科目グループ)と、各モデルの科目情報(科目グループ)と比較して、モデルごとに科目情報が、計画の科目情報と一致する件数を算出する。この算出された件数の多い順(例えば、上位5番目)にモデル名を取得する。これが類似モデルの特定である。
【0044】
ステップS419では、取得したモデル名(類似モデル一覧)をクライアント端末に送信する。モデル名のほか、モデルコード、科目情報の一致件数(ヒット数)も合わせて送信する。モデル名は、1100で取得できるデータである。
【0045】
ステップS420では、類似モデル一覧を受信して、表示する。表示の例が例えば、
図6の600の画面である。この画面でモデルを選択する。モデルの選択処理は、次の
図5のフローチャートで説明する。
すなわち、選択された科目情報を含む職業の一覧を表示する職業一覧表示処理の一例を示すステップである。
【0046】
次に、
図5のフローチャートを用いて、モデル選択処理について説明する。
図5は、類似モデル選択処理のフローチャートである。
【0047】
ステップS501では、ユーザの操作に応じて、
図6のモデル選択画面600でモデル(職業)の選択を受け付ける。
図6の600では科目情報の一致の多かったモデル名とともに、科目情報が一致した数を表示する。すなわち、選択された科目情報に従って特定される職業を選択する職業選択処理の一例を示すステップである。これにより類似度が高いモデルについて、ユーザが識別可能となる。
ステップS502では、選択されたモデルのモデルコードを学修管理サーバ200に送信する。
【0048】
ステップS503では、モデルコードを受信して、ログインユーザの学籍Noをキーに保存されている計画データを取得する。取得される計画データは、1130の科目グループコードとしての科目情報である。
ステップS504では、モデルコードをキーに1110のモデルデータを参照し、選択されたモデルの科目グループコードとしての科目情報を取得する。
【0049】
ステップS505では、ステップS503とステップS504で取得した科目情報を比較する。科目情報が一致し、推奨状態が一致する科目情報と、一致しない科目情報とを特定する。なお、本実施形態では、科目情報と推奨状態の内容の両方が一致する科目情報と、一致しない科目情報の2つを区別する構成とするが、科目情報だけが一致した科目情報、科目情報と推奨状態の内容の両方が一致する科目情報、いずれも一致しない科目情報の3つを区別する構成であってもよい。すなわち、科目情報に従って、計画と選択モデルの一致する科目情報と、一致しない科目情報を特定し識別する処理である。また、選択された職業の科目情報の種別と、選択された科目情報の種別を比較する比較処理の一例を示すステップである。
【0050】
ステップS506では、計画と選択モデルの科目情報の対比する画面情報を生成し、ステップS505で特定された一致する科目情報と一致しない科目情報を識別する比較画面を生成する。生成した比較画面をクライアント端末100に送信する。
【0051】
ステップS507では、比較画面を受信し、クライアント端末100のブラウザで表示する。比較画面の一例が、
図7の700である。
図7の704は計画と選択モデルで一致した科目情報であり、一致していない科目情報と識別できるように強調表示されている。また、
図7の700は、計画と選択モデルの科目情報の種別(705、706)をそれぞれ表示し、いずれの種別を用いるかを選択可能にするため、変更後の種別(707)を選択できるように表示している。705は、選択された科目情報の種別の第1の設定表示の一例を示し、706は、選択された職業の科目情報の種別の第2の設定表示の一例を示し、707は、変更後の種別を設定する第3の設定表示の一例を示すステップである。
すなわち、ユーザにより選択された職業の科目情報と、ユーザにより選択された科目情報とを対比表示する対比表示処理の一例を示すステップである。また、ユーザにより選択された科目情報とユーザにより選択された職業の科目情報とが一致する科目情報と、一致しない科目情報を識別表示する対比表示処理の一例を示すステップである。
【0052】
ステップS508では、
図7の701又は702のどちらのモデル反映ボタンが押下されたか否かを判定する。701の変更前モデル(計画)が押下された場合には、ステップS509へ処理を移す。702の選択モデルが押下された場合には、ステップS510へ処理を移す。
ステップS509では、比較画面に設定されている変更前モデル(計画)の科目情報の種別(メイン、サブ、修得しない)を取得する。
ステップS510では、比較画面に設定されている選択モデルの科目情報の種別(メイン、サブ、修得しない)を取得する。
【0053】
ステップS511では、取得した種別を変更後の種別として707に設定する。701が押下された場合の例が、
図8の800である。また、702が押下された場合の例が、
図8の810である。すなわち、一括して設定表示するものである。なお、変更後の種別を設定したのち、ユーザが任意に種別を変更することが可能である。
すなわち、対比表示された科目情報に基づき、ユーザにより予め選択された科目情報(計画)を変更する変更処理の一例を示すステップである。
【0054】
ステップS512では、科目グループ(科目情報)からモデル検索が指定されたか否かを判定する。具体的には、
図10の1001のように、カーソルを用いて、右クリック等で科目情報を指定して、選択する。科目グループ(科目情報)からモデル検索が指定された場合には、ステップ513へ処理を移す。保存ボタン1002が押下された場合には、S517へ処理を移す。
ステップS513では、科目グループ(科目情報)コードを学修管理サーバ200に送信する。
ステップS514では、科目グループ(科目情報)コードを受信する。
【0055】
ステップS515では、受信した科目グループ(科目情報)コードをキーに、1110のモデルデータを参照し、科目グループ(科目情報)コードを持つモデルを特定する。特定には、この科目グループをメイン種別となるモデルを特定するものとする。特定したモデルの一覧をステップS419で送信する。そして、次は、このモデル一覧からモデルを選択して、自分が計画した科目グループと比較可能となる。
【0056】
よって、比較画面上から、任意の科目グループ(科目情報)を選択することで、特定の科目グループをメインとして学修するモデルを検索することができ、別の視点から候補となる職業を確認でき、別の視点から選んだ職業に対する科目の選択が容易になる。これにより、自分が計画した科目に基づき、様々な職業への検討が可能となり、効果の高い学修支援が可能となる。
ステップS516では、変更後の種別と、選択モデルの種別を比較する。
【0057】
ステップS517では、選択モデルの科目グループ(科目情報)の種別が、変更後の種別と一致するか否かを判定する。一致する場合、ステップS519へ処理を移す。一致しない場合、ステップS518へ処理を移す。
【0058】
ステップS518では、種別が一致しないため、
図9の900のように、ログインユーザ(学生)に職業モデルが登録されないことを通知するダイアログを表示する。
【0059】
ステップS519では、種別が一致したため、
図9の910のようにログインユーザ(学生)に職業モデルが登録されることを通知するダイアログを表示する。この時、登録されるモデル名(例えば、公認会計士)も合わせて表示することが望ましい。
【0060】
ステップS520では、ダイアログでOKボタンが押下されると、変更後の種別の設定を学修管理サーバ200に送信する。ここでは、科目グループコードと種別を含む登録要求を送信する。ここで、910のダイアログでOKボタンが押下された場合には、選択モデルのモデルコードも合わせて送信する。
【0061】
ステップS521では、登録要求を受信して、ログインユーザの計画を受信した科目グループと種別に従って登録(更新)する。更新したデータの一例が、
図12である。1200が更新前のデータで、1210が更新後のデータである。また、
図13のように、選択モデルと同様の種別であった場合には、モデルコードを受信するため、1311にモデルコードを登録する。1300が更新前のデータで、1310が更新後のデータである。すなわち、ステップS519〜ステップS521は、選択された職業をユーザに対応付けて登録する登録処理の一例を示すステップである。なお、学生それぞれに設定されたモデルコードのデータの一例が1140である。
すなわち、対比表示された科目情報に基づき、選択された科目情報を変更する変更処理の一例を示すステップである。
【0062】
本実施形態では、クライアントとサーバそれぞれで処理を分けるようにしたが、サーバで保持するデータをクライアントに読み込ませ、スタンドアローンで処理を実行させる構成であってもよい。また、クライアント端末100をシンクライアント端末として、すべての処理をサーバで行わせて、処理した結果をクライアント端末で表示する構成であってもよい。
そのため、いずれの構成でも実現できるため、情報処理システムとして発明を特定することが可能である。
【0063】
以上、本実施形態によれば、候補となる職業に対する科目の選択を容易にすることができる。
【0064】
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
【0065】
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
【0066】
また、本発明におけるプログラムは、
図4〜
図5に示すフローチャートの処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムであり、本発明の記憶媒体は
図4〜
図6の処理方法をコンピュータが実行可能なプログラムが記憶されている。なお、本発明におけるプログラムは
図4〜
図5の各装置の処理方法ごとのプログラムであってもよい。
【0067】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0068】
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
【0069】
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク、ソリッドステートドライブ等を用いることができる。
【0070】
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0071】
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0072】
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0073】
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。