特許第6674744号(P6674744)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6674744真空掃除機用集塵フィルタ袋並びに真空掃除機内の集塵フィルタ袋装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6674744
(24)【登録日】2020年3月11日
(45)【発行日】2020年4月1日
(54)【発明の名称】真空掃除機用集塵フィルタ袋並びに真空掃除機内の集塵フィルタ袋装置
(51)【国際特許分類】
   A47L 9/14 20060101AFI20200323BHJP
【FI】
   A47L9/14 A
【請求項の数】12
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2015-36109(P2015-36109)
(22)【出願日】2015年2月26日
(65)【公開番号】特開2015-181934(P2015-181934A)
(43)【公開日】2015年10月22日
【審査請求日】2018年1月11日
(31)【優先権主張番号】10 2014 104 081.3
(32)【優先日】2014年3月25日
(33)【優先権主張国】DE
(31)【優先権主張番号】10 2014 111 248.2
(32)【優先日】2014年8月7日
(33)【優先権主張国】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】592022394
【氏名又は名称】フォルヴェルク・ウント・ツェーオー、インターホールディング・ゲーエムベーハー
【氏名又は名称原語表記】VORWERK & COMPAGNIE INTERHOLDING GESELLSHAFT MIT BESCHRANKTER HAFTUNG
(74)【代理人】
【識別番号】100095267
【弁理士】
【氏名又は名称】小島 高城郎
(74)【代理人】
【識別番号】100124176
【弁理士】
【氏名又は名称】河合 典子
(74)【代理人】
【識別番号】100146950
【弁理士】
【氏名又は名称】南 俊宏
(72)【発明者】
【氏名】ステファン ピーター・デュードネ
(72)【発明者】
【氏名】ゲリット・ローデ
(72)【発明者】
【氏名】オリバー・ラップ
【審査官】 山本 健晴
(56)【参考文献】
【文献】 特開2009−153875(JP,A)
【文献】 独国特許出願公開第102012104728(DE,A1)
【文献】 実開昭51−073866(JP,U)
【文献】 実開昭50−086451(JP,U)
【文献】 特開平08−206044(JP,A)
【文献】 特開2004−337495(JP,A)
【文献】 特開2012−223224(JP,A)
【文献】 特開2002−112935(JP,A)
【文献】 実開昭62−146456(JP,U)
【文献】 国際公開第98/017164(WO,A1)
【文献】 独国特許出願公開第102008046200(DE,A1)
【文献】 実公昭45−031661(JP,Y1)
【文献】 特表平11−512952(JP,A)
【文献】 米国特許第03675399(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47L 9/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
真空掃除機(1)用集塵フィルタ袋(4)であって、集塵フィルタ袋(4)が保持板(11)を備え、保持板(11)に集塵袋(12)が固定され、且つ保持板(11)が、供給開口(18)の開口面にほぼ垂直に供給方向(a)に流動するダスト含有空気のための該供給開口(18)を有し、この場合、さらに、ダスト含有空気の供給方向(a)に向かって集塵袋(12)の保持板(11)への固定面(22)の手前に、保持板(11)の下側掴みセクション(24)が形成されている、真空掃除機(1)用集塵フィルタ袋(4)において、
下側掴みセクション(24)を供給方向(a)へ投影したとき、下側掴みセクション(24)が、保持板(11)における、固定面(22)を形成するかまたは固定面(22)に移行する部分(23)と重なり合い、この場合、下側掴みセクション(24)と保持板(11)の部分(23)との間に係合空間(25)が形成されており、かつ、
保持板(11)の固定面(22)および下側掴みセクション(24)の面がそれぞれ線で示されている、保持板(11)の対称面に平行な断面において、保持板(11)の固定面(22)が伸張する面(E)と下側掴みセクション(24)の面が伸長する面(F)とが鋭角(α)を形成することを特徴とする真空掃除機(1)用集塵フィルタ袋(4)。
【請求項2】
下側掴みセクション(24)供給開口(18)の中心軸(z)の方向である供給方向(a)に投影したとき下側掴みセクション(24)が、集塵袋(12)の保持板(11)への固着領域の外側に与えられた保持板(11)の部分(23)と重なり合うことを特徴とする請求項1に記載の集塵フィルタ袋。
【請求項3】
側掴みセクション(24)と保持板(11)における固定面(22)または固定面(22)に移行する部分(23)との間の、供給方向(a)に平行に規定された間隔が、供給開口(18)の中心軸(z)の半径方向においておよび/または周囲方向において変化することを特徴とする請求項1または2に記載の集塵フィルタ袋。
【請求項4】
下側掴みセクション(24)が保持板(11)の周囲の一部の範囲内のみに形成されていること、および/または、供給開口(18)の中心軸(z)に関して、向かい合う2つの下側掴みセクション(24)が形成されていること、を特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の集塵フィルタ袋。
【請求項5】
真空掃除機(1)内の、保持板(11)および保持板(11)に固定された集塵袋(12)を備えた集塵フィルタ袋(4)の装置であって、この場合、保持板(11)が、供給開口(18)の開口面にほぼ垂直に供給方向(a)に流動するダスト含有空気のための該供給開口(18)を有し、この場合、さらに、真空掃除機(1)が、集塵フィルタ袋(4)を受け入れるためのフィルタ室(3)と、装着された集塵フィルタ袋(4)が接続されている吸込/吹込スリーブ(32)と、を有し、この場合、さらに、フィルタ室(3)に、集塵フィルタ袋(4)を取り外したり装着したりするために軸(x)の周りで揺動可能な、はめ込み突起(15)を有する閉鎖カバー(13)が設けられ、この場合、閉鎖カバー(13)の閉鎖は、はめ込み突起(15)が、装着された集塵フィルタ袋(4)と協働したときにのみ可能である、真空掃除機(1)内の集塵フィルタ袋(4)装置において、
閉鎖カバー(13)の閉鎖位置において、はめ込み突起(15)が、軸(x)に対して直交する断面においてU形の、はめ込み突起(15)の方向に開放する保持板(11)の係合空間(25)内に挿入されていることを特徴とする真空掃除機(1)内の集塵フィルタ袋(4)装置。
【請求項6】
はめ込み突起(15)が揺動軸(y)の周りに揺動可能であること、および
はめ込み突起(15)が、挿入された位置において、揺動軸(y)の周りに揺動されていること、を特徴とする請求項5に記載の集塵フィルタ袋装置。
【請求項7】
集塵袋(12)内へのダスト含有空気の供給方向(a)に向かって集塵袋(12)の保持板(11)への固定面(22)の手前に、保持板(11)の下側掴みセクション(24)が形成されていること、および/または、
下側掴みセクション(24)が保持板(11)の周囲の一部の範囲内のみに形成されていること、および/または、
供給開口(18)の中心軸(z)に関して、向かい合う2つの下側掴みセクション(24)が形成されていること、を特徴とする請求項5または6に記載の集塵フィルタ袋装置。
【請求項8】
はめ込み突起(15)が、下側掴みセクション(24)の伸長方向に対して直角な進入方向に、係合空間(25)内に入り込むこと、および/または、
保持板(11)が、はめ込み突起(15)により、気密はめあいに移行可能でありおよび/またはその気密はめあいに保持可能であること、を特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の集塵フィルタ袋装置。
【請求項9】
集塵フィルタ袋(4)が装着されていないかまたは正しく装着されていないときにはめ込み突起(15)と協働するように、フィルタ室(3)内に閉鎖阻止装置が設けられていること、を特徴とする請求項5ないし8のいずれかに記載の集塵フィルタ袋装置。
【請求項10】
閉鎖阻止装置がはめ込み突起(15)の一セクションを受け入れるのに適した閉鎖阻止ポケット(17)として形成されていること、を特徴とする請求項9に記載の集塵フィルタ袋装置。
【請求項11】
2つのはめ込み突起(15)が設けられていること、を特徴とする請求項5ないし10のいずれかに記載の集塵フィルタ袋装置。
【請求項12】
はめ込み突起(15)が相互に独立に揺動可能であること、および/または、各はめ込み突起(15)に1つの閉鎖阻止装置が付属されていること、を特徴とする請求項11に記載の集塵フィルタ袋装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、真空掃除機、特に電動機駆動式真空掃除機、場合により自走式床清掃装置の形であってもよい真空掃除機用集塵フィルタ袋であって、集塵フィルタ袋が保持板を備え、保持板に集塵袋が固定され、且つ保持板が、供給開口の開口面にほぼ垂直に供給方向に流動するダスト含有空気のための、好ましくは閉鎖可能な該供給開口を有し、この場合、さらに、ダスト含有空気の供給方向に向かって集塵袋の保持板への固定面の手前に、保持板の下側掴みセクションが形成されている、真空掃除機用集塵フィルタ袋に関するものである。
【0002】
本発明は、さらに、真空掃除機、特に電動機駆動式真空掃除機、場合により自走式床清掃装置の形であってもよい真空掃除機内の、保持板および保持板に固定された集塵袋を備えた集塵フィルタ袋の装置であって、この場合、保持板が、供給開口の開口面にほぼ垂直に供給方向に流動するダスト含有空気のための、好ましくは閉鎖可能な該供給開口を有し、この場合、さらに、真空掃除機が、集塵フィルタ袋を受け入れるためのフィルタ室と、および装着された集塵フィルタ袋が接続されている吸込/吹込スリーブと、を有し、この場合、さらに、フィルタ室に、集塵フィルタ袋を取り外したり装着したりするために揺動可能な、はめ込み突起を有する閉鎖カバーが設けられ、この場合、閉鎖カバーの閉鎖は、はめ込み突起が、装着された集塵フィルタ袋と協働したときにのみ可能である、真空掃除機内の集塵フィルタ袋装置に関するものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、種々の観点に関するものである。特に新しい未使用の集塵フィルタ袋の、真空掃除機のフィルタ室内への装着が、並びにさらに好ましくは、特に使用された集塵フィルタ袋の、フィルタ袋室からの取外しもまた、ユーザにとって快適に実行可能でなければならない。さらに、真空掃除機の運転は、集塵フィルタ袋が装着されていることが保証されていなければならない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
このために、はじめに、集塵フィルタ袋に関して、下側掴みセクションが、供給方向に対応する投影方向において、固定面を形成するかまたは固定面に移行する保持板の部分と重なり合い、この場合、下側掴みセクションと保持板の部分との間に係合空間が形成されているように設計されている。
【0005】
保持板に形成された係合空間は、集塵フィルタ袋をフィルタ室内に装着するとき、ないしはフィルタ室から取り外すとき、ユーザがフィルタ集塵袋を掴むのに好都合な領域を提供する。係合空間は、衛生的に好ましい保持板の領域内に形成されている。したがって、それに対応して、例えば充填された集塵フィルタ袋を持ち運ぶために、保持板を掴むことが、供給方向に離れた領域内において実行可能である。
【0006】
さらに、係合空間は、供給開口の好ましくは中心を通る軸に関して、半径方向外方に開放するように形成され、この場合、固定面が線として示されている断面において、係合空間は、保持板の半径方向外方に開放するU形領域により形成されている。
【0007】
ここで流入側に付属されたU脚は下側掴みセクションにより形成され、一方、向かい合うU脚は、固定面を形成するかまたは固定面に移行し且つ供給開口の軸に関して半径方向外側で固定面に接続する保持板の部分により形成されている。これらのU脚は相互に平行に伸長することが好ましい。これらのU脚の間に1−30°、好ましくは1−10°の鋭角が形成されていてもよく、この場合、係合空間は、半径方向内方から半径方向外方に向かってのみならず、半径方向外方から半径方向内方に向かって拡大してもよい。
【0008】
供給開口の開口面は、供給開口の閉鎖位置において蓋等と協働するシール領域内に形成されていることが好ましい。したがって、供給開口は、蓋と保持板との協働領域内に形成されたシール面内に与えられていることが好ましい。
【0009】
供給方向は、真空掃除機側の吸込/吹込スリーブの中心線に続き、流入開口の中心を貫通し且つ集塵袋内まで伸長する直線と同一とみなされてもよい。この点に関して、閉鎖蓋は考慮されていない。閉鎖蓋による流れの影響もまた考慮された実際の供給方向は、これに近似しているが、直線状には走行していない。
【0010】
供給方向を示す直線は、シール面が線として示されている供給開口の断面に関して、シール面に対してほぼ垂直に、好ましくは30−90°、特に60−90°の間の鋭角を形成して伸長する。
【0011】
さらに、保持板の係合空間は、真空掃除機内の集塵フィルタ袋装置に関して、閉鎖カバーの閉鎖位置において、はめ込み突起が断面においてU形の、はめ込み突起の方向に(もまた)開放している係合空間内に進入可能なように利用される。
【0012】
はめ込み突起を介して、係合空間との協働において、フィルタ室内における集塵フィルタ袋の正しい位置決めが保証されている。さらに、この協働により、集塵フィルタ袋がフィルタ室内に装着されていることが保証されている。集塵フィルタ袋が存在していないとき、したがって保持板の係合空間との協働がないとき、好ましくははめ込み突起はフィルタ室の領域と衝当してロックされ、これにより、好ましい形態において、この状況においてはフィルタ室の閉鎖が可能ではない。
【0013】
係合空間内に挿入されたはめ込み突起を介して、フィルタ室内における集塵フィルタ袋の場合により必要な追加保持もまた達成可能である。さらに、好ましい形態において、はめ込み突起は、保持板が供給開口の領域内において気密をなして真空掃除機側の吸込/吹込スリーブに圧着されるように作用する。
【0014】
供給開口の平面図において中心点として示されている供給開口の中心軸に関して、下側掴みセクションは、供給方向に沿った投影方向において、集塵袋の保持板への固着領域の外側で少なくとも半径方向外方に少なくとも大部分が重なり合っている。集塵袋は下側掴みセクションに対して間隔を有するので、集塵袋の充填度とは無関係に、係合空間は集塵袋によって影響されることなく存在する。
【0015】
これにより、係合空間は、特に集塵フィルタ袋をフィルタ室から取り外すときに、集塵フィルタ袋を衛生的にも好ましく掴むことにも利用可能である。
【0016】
集塵袋が保持板の上側で伸長する、特にフィルタ室内における集塵袋の上下転倒配置において集塵袋を支持するために、さらに、固定面内において、供給開口の中心軸に関して集塵袋の保持板への固着部分の半径方向外側に、保持板の一部が伸長することが好ましい。
【0017】
好ましい形態において、下側掴みセクションと固定面ないしは固定面に移行する保持板の部分との間隔は、半径方向におよび/または周囲方向に変化しているが、これは、特に、下側掴みセクションと固定面内に移行する保持板の部分との相互に発散する配置によるものである。したがって、下側掴みセクションとこれと間隔をなす保持板の部分との相互に向かい合う面は、30°以下、さらに好ましくは5−10°の鋭角を形成する。
【0018】
保持板の固定面は、概して、面が線で示されている断面において、下側掴みセクションが伸長する面と30°以下、好ましくは5−15°の鋭角を形成する面内において伸長する。
【0019】
下側掴みセクションは周囲の一部の範囲内のみに形成されていることが好ましい。したがって、下側掴みセクションは、下側掴みセクションを受け入れる面の領域内において、保持板の周囲の1/10ないし1/5の範囲内で伸長することが好ましい。
【0020】
供給開口の中心軸に関して、向かい合う2つの下側掴みセクションが形成されていることが好ましく、それに対応して2つの係合空間が形成される。係合空間は、真空掃除機のそれぞれのはめ込み突起と係合可能である。
【0021】
はめ込み突起が揺動軸の周りに揺動可能であることが好ましく、この場合、はめ込み突起は、挿入された位置において、揺動軸の周りに揺動されている。保持板ないしは係合空間によって影響されない位置において、はめ込み突起はばね付勢されて拘束された基本位置に移動されていることが好ましく、保持板がないとき、ないしは集塵フィルタ袋がないとき、はめ込み突起は、この基本位置において、フィルタ室ないしは真空掃除機の一セクションと衝当して拘束される。はめ込み突起が装着された保持板の付属の係合空間内に入り込んだときにはじめて、はめ込み突起は、フィルタ室の閉鎖を可能にする位置への揺動移動を行う。
【0022】
はめ込み突起は、下側掴みセクションの伸長方向に対して直角な進入方向に、係合空間内に入り込む。係合空間のほぼU形の断面形状において、はめ込み突起の係合空間内への進入がU断面に対して直角に行われることが好ましい。
【0023】
閉鎖カバーの閉鎖においてはめ込み突起が保持板と協働する間に、はめ込み突起は、吸込/吹込スリーブまたはフィルタ室の底面に対して、保持板シールの所定の位置決めを行う。同様に好ましくはそれに続く閉鎖カバーの閉鎖位置においてもまた、はめ込み突起は、例えばシール・リップを有するリングカラーの形の保持板のシール領域がシールはめあいをなすように圧着され且つこの位置に保持されているように、保持板に力を加える。
【0024】
フィルタ室内に閉鎖阻止装置が設けられていることが好ましい。閉鎖阻止装置は、集塵フィルタ袋が装着されていないかまたは正しく装着されていないときに閉鎖カバーを閉鎖位置に移動させようとしたとき、付属のはめ込み突起と協働する。この場合、はめ込み突起は、揺動されても係合空間内に入り込むことなく、閉鎖カバーのさらなる揺動を妨害する閉鎖阻止装置に衝当する。
【0025】
閉鎖阻止装置はリブまたは突起であってもよい。はめ込み突起がその中に部分領域を入り込ませる閉鎖阻止ポケットが設けられていることが好ましい。
【0026】
2つのはめ込み突起が設けられていることが好ましい。2つのはめ込み突起にそれぞれ1つの閉鎖阻止装置が付属されていることが好ましい。
【0027】
はめ込み突起が、相互に独立に揺動可能に閉鎖カバーに保持されていることが好ましい。一方のはめ込み突起の揺動移動は独自の運動に基づくものであり、他方のはめ込み突起の移動に必ずしも追従しない。
【0028】
したがって、保持板は、1つまたは複数のはめ込み突起により、気密はめあいに移行可能および/または気密はめあいに保持可能であることが好ましい。
【0029】
開示に関して、上記および下記の与えられた範囲ないしは値範囲または倍数範囲は、特にそれぞれの寸法の1/10ステップで、場合により無次元においても、全ての中間値もまた含む。例えば、データ1−30°は、1.1−30°、1−29.9°、4.2°−21.7°等の開示もまた含み、30°以下の開示は、29.9°以下、17.4°以下等の開示もまた含み、30−90°の開示は、30−89.9°、30.1−90°、37.4−58.7°の開示もまた含み、1/10−1/5の開示は、10/100−19/100、11/100−20/100、14/100−18/100等の開示もまた含む。これらの開示は、一方で、上記範囲限界を下からおよび/または上から制限するために使用可能であるが、その代わりにまたはそれに補足して、それぞれ与えられた範囲から1つまたは複数の特異値を開示するためにも使用可能である。
【0030】
以下に本発明が添付図面により説明されているが、添付図面は一実施例を示しているにすぎない。
【図面の簡単な説明】
【0031】
図1図1は、手動操作式電動真空掃除機の形の真空掃除機を斜視図で示す。
図2図2は、集塵フィルタ袋が取り外されたときの閉鎖阻止位置に関して、はめ込み突起を有する閉鎖カバーを備えた真空掃除機のフィルタ室領域を部分破断斜視図で示す。
図3図3は、閉鎖カバーが開放され且つ集塵フィルタ袋が装着されたときのフィルタ室の他の部分破断斜視図を示す。
図4図4は、図3の装置の垂直破断図を示す。
図5図5は、閉鎖カバーの閉鎖過程の途中の中間位置に関して、フィルタ室領域を他の部分破断斜視図で示す。
図6図6は、閉鎖カバーの閉鎖位置を示す。
図7図7は、図6の領域VIIの断面図を示す。
図8図8は、集塵フィルタ袋の保持板を斜視図で示す。
図9図9は、保持板を、図8のIX方向矢視図で示す。
図10図10は、保持板の、図8のX方向矢視図を示す。
図11図11は、保持板の結合側を見た、保持板の他の斜視図を示す。
図12図12は、保持板の平面図を示す。
図13図13は、保持板の底面図を示す。
図14図14は、図10のXIV方向矢視図を示す。
図15図15は、保持板の代替実施形態に関する、図3の対応図を示す。
図16図16は、集塵フィルタ袋の一実施形態を側面図で示す。
図17図17は、閉鎖カバーの閉鎖位置に関する、フィルタ室内に装着された状態における図16の集塵フィルタ袋を示す。
図18図18は、集塵フィルタ袋が装着されていない閉鎖カバーの閉鎖阻止位置に関する、図17の対応図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0032】
はじめに、図1により、図示されていないモータ/ファン・ユニットを含む基本ハウジング2を備えた、柄で操作される手動式電動真空掃除機のタイプの真空掃除機1であって、基本ハウジング2に、集塵フィルタ袋4のための開放可能なフィルタ室3が接続されている、該真空掃除機1が示され且つ説明されている。
【0033】
真空掃除機1を操作するために、基本ハウジング2に柄5が固定されている。柄5は端部にハンド・グリップ6を有し、ハンド・グリップ6に、真空掃除機1を電気で始動し並びに操作するためのスイッチ7が設けられている。電気の供給は電気ケーブル8を介して行われ、電気ケーブル8はハンド・グリップ6内に入り込んでいる。
【0034】
図示の実施例においては、床の掃除は床ノズル9を介して行われる。床ノズル9は、流動技術的に、場合により電気的にも、詳細に図示されていない継手10を介して基本ハウジング2およびその中に配置されたモータ・ファン・ユニットと結合されている。
【0035】
真空掃除機1の運転時には、フィルタ室3内に集塵フィルタ袋4が保持されている。集塵フィルタ袋4は保持板11に固定された集塵袋12を有する。集塵袋12は羊毛から形成されていることが好ましい。
【0036】
集塵フィルタ袋4を取り外すために、特に集塵フィルタ袋4の交換を可能にするために 、フィルタ室3は開放可能である。このために、フィルタ室3の一部分は蓋状閉鎖カバー13として形成され、閉鎖カバー13はフィルタ室3の固定部分に対して揺動軸xの周りに揺動可能である。
【0037】
図2に、閉鎖カバー13が、カバーの閉鎖運動に関する閉鎖阻止位置において示されている。
【0038】
フィルタ室3内に吸込貫通開口14が形成され、吸込貫通開口14を介して、運転状態において吸い込まれたごみが、フィルタ室3内に存在する集塵フィルタ袋4内に捕集される。真空掃除機1の形態に応じてそれぞれ、ダストは集塵フィルタ袋4内に吹込可能かまたは吸込可能である。
【0039】
フィルタ室3は、真空掃除機1の使用時に、ここでは見えている底面16の方向に、図示されていないその上に位置するその他の面までに対応するその長手方向に関して、ほぼ垂直にまたは垂直線に対して鋭角に伸長して配置されていてもよいようなものであることが好ましい。
【0040】
閉鎖カバー13の内側にはめ込み突起15が配置されている。揺動軸xの伸長方向に相互に間隔をなす2つのはめ込み突起15が設けられていることが好ましい。
【0041】
図2からもわかるように、各はめ込み突起15は閉鎖カバー13の内側に配置可能である。この場合、各はめ込み突起15が揺動運動をなすように閉鎖カバー13に配置されていることがさらに好ましく、この場合、各はめ込み突起15の揺動軸yが閉鎖カバー13の揺動軸xに平行かまたは少なくともほぼ平行に伸長することが好ましい。
【0042】
はめ込み突起15は、相互に独立に、それぞれの揺動軸の周りに揺動可能に配置されている。一方のはめ込み突起15の揺動は、他方のはめ込み突起15の揺動に必ずしも追従しない。
【0043】
これは、はめ込み突起15の個別形成により達成可能である。両方のはめ込み突起15は、装着しやすいように、例えばはめ込み突起の間に結合を形成して、この結合がはめ込み突起15のそれぞれ独立の揺動を可能にするように、予め形成されていてもよい。
【0044】
各はめ込み突起15は、さらに、はめ込み位置にばね付勢されていてもよい。このために、各はめ込み突起15にばね例えば脚ばねが付属されていることがさらに好ましく、脚ばねは、はめ込み突起15を、好ましくはストッパにより制限された揺動位置内に付勢し、この揺動位置においては、閉鎖カバー13を閉鎖しようと試みても、はめ込み突起15は、他の手段を用いることなく、フィルタ室3の底面16内に形成された閉鎖阻止装置内に入り込んでロックされる。
【0045】
閉鎖阻止装置は、付属のはめ込み突起15との協働を可能にする肩部または突起であってもよい。閉鎖阻止装置は閉鎖阻止ポケット17であることが好ましく、閉鎖阻止ポケット17は、底面16の下側で且つこの面内に開放して伸長する(図18もまた参照)。
【0046】
各はめ込み突起15に閉鎖阻止装置特に閉鎖阻止ポケット17が付属されている。
【0047】
図2に示されたはめ込み位置は、それに対応して、集塵フィルタ袋4が装着されていないとき、閉鎖カバー13の閉鎖が阻止されるように、はめ込み突起15が閉鎖阻止ポケット17と協働してロックされるように作用する。フィルタ室3の非正常閉鎖は、電気的および/または機械的手段を使用して、真空掃除機1の始動を阻止させることが可能である。
【0048】
閉鎖カバー13をフィルタ室3の閉鎖位置に移動可能にするためには、はめ込み突起15がそれに作用するばね力に抗して転向され、これにより閉鎖阻止ポケット17内への進入が阻止されるように、はめ込み突起15の転向が前提となる。
【0049】
はめ込み突起15のこの転向操作は、集塵フィルタ袋4が装着されているとき、保持板11の領域により与えられている。
【0050】
図においては、本質的に、それぞれ集塵フィルタ袋4の保持板11のみが示されている。保持板11に結合されている集塵袋12は、図からわかるように、一点鎖線で輪郭のみが示され、完全には示されていない。
【0051】
実施例において、保持板11は、集塵袋12に対する固定面Eの範囲内において格子状に形成されていることが好ましい。保持板11はプラスチック射出成形品として形成されていてもよい。
【0052】
保持板11は供給開口18を有し、供給開口18は集塵袋12の内部に突出するカラー19により包囲されている。供給開口18は、特に真空掃除機1のスイッチが切られた状態において、即ち吸込空気流れが形成されていないとき、蓋状閉鎖部分20により閉鎖されている。閉鎖部分20は、好ましくは閉鎖カバー13の揺動軸xに平行かまたは少なくともほぼ平行に伸長する軸の周りに、供給開口の閉鎖位置から開放位置へ揺動可能であり、この開放位置において、閉鎖部分20は袋内部の方向に移動されている(このために図7参照)。
【0053】
閉鎖部分20の開放位置への移動は、真空掃除機1の運転時に、閉鎖部分20に作用する吸込空気流れのみによって行われることが好ましい。閉鎖部分20に機械的に作用する、開放過程を支援する開放補助手段が設けられていてもよい。
【0054】
集塵袋12の保持板11との外側結合輪郭を示す一点鎖線21によって示されているように、保持板11は、横方向に、ここではフィルタ室3の伸長幅内において、集塵袋12を超えて突出する。
【0055】
保持板11は、集塵袋12を超えて突出する保持板11の部分23内において、好ましくはその他の部分においてもまた、格子状に形成されていることが好ましく、これにより、真空掃除機1の継続運転中に充填された集塵袋12の下側支持が達成可能であり、この場合、固定面Eを上側に形成する保持板11のこの部分23は、格子状構造により、真空掃除機1の運転方式に応じてそれぞれ、集塵袋12から吸い込まれるかまたは集塵袋12から吹き込まれる空気の貫通流れを可能にする。
【0056】
格子状に構成された保持板11のそれぞれの部分23に付属されて、保持板11に下側掴みセクション24が形成されている。格子状に構成された部分23と同時に、集塵袋12のための固定面22を提供する保持板11の基本本体に、2つの下側掴みセクションが形成されていることが好ましい。
【0057】
集塵袋12内に流動するダスト含有空気の供給方向(図7の矢印a参照)の方向における投影において、下側掴みセクションは、固定面22に移行する、保持板11のそれぞれ付属された部分23に少なくとも一部が重なり合い、この場合、下側掴みセクション24と付属の保持板の部分23との間に、供給方向aに見た間隔が設けられている。
【0058】
各下側掴みセクション24は、保持板11の周囲、特に保持板11の基本本体の周囲のほぼ1/5の範囲内で伸長する。さらに、各下側掴みセクション24は、本質的に、閉鎖部分20のヒンジ軸にほぼ平行に伸長する保持板端縁から、保持板11の長手伸長方向に対して直角に見た狭い側の長さ(図10の寸法L参照)の約1/3−1/2の範囲内で伸長する。
【0059】
下側掴みセクション24を支持する保持板11の領域の断面において、下側掴みセクション24、格子状に構成された部分23並びに保持板11の付属基本本体セクションは、U形の係合空間25を形成する。U形の係合空間25は、下側掴みセクション24の長手伸長方向において、即ち短いほうの保持板寸法Lの伸長方向において、両側が開放され、同様に保持板の基本本体から離れる側にも、即ち供給開口18を貫通する中心軸zに関して半径方向外方にもまた開放されている。
【0060】
相互に向かい合う、下側掴みセクション24の面(面F)および保持板の部分23の面(面E)は、下側掴みセクション24の長手方向に約5−10°の鋭角αを形成し、この場合、間隔は、下側掴みセクション24を超えて伸長する保持板の部分23のセクションの方向に一様に減少する。
【0061】
それに対応して、保持板の部分23の方向に向けられた下側掴みセクション24の当接面もまた集塵袋12のための固定面22に対して上記の角度で伸長する。
【0062】
向かい合って配置された係合開口25は、ユーザが例えば2本の指を係合空間25内に入れて保持板11を支持することにより、集塵フィルタ袋4特に充填された集塵フィルタ袋4を取り外したりさらには特に持ち運んだりするために有利に利用可能であることが有利である。この場合、フィルタ状に構成された保持板の部分23により係合空間25とは間隔をなしている集塵袋の壁と接触することはない。
【0063】
さらに、下側掴みセクション24は、集塵フィルタ袋4がフィルタ室3内に装着された状態において下側掴みセクション24が室側の閉鎖阻止ポケット17を覆うように、位置決めされている(図5参照)。
【0064】
集塵フィルタ袋4の保持板11は、下側の、即ち、カラー19とは反対側の、一周する保持板11のシール・カラー26が、装置側の、フィルタ室3内に突出する吸込/吹込スリーブ32の接続カラー27を包囲するように、フィルタ室3内に装着される。吸込/吹込スリーブ32は、全て、基本ハウジング2内に導かれた吸込チャネル28の端部側に形成されている。
【0065】
保持板11のシール・カラー26にはさらに一周するシール・リップ29が設けられ、シール・リップ29は、接続カラー27と協働するように、シール・カラー26の一周する端縁から半径方向内方に突出することが好ましい。
【0066】
ユーザによる集塵フィルタ袋4の装着後に、はじめに保持板11は仮装着位置に位置していることが好ましい(図4参照)。
【0067】
閉鎖カバー13がフィルタ室3の閉鎖位置の方向に移動したとき、はめ込み突起15は保持板側の係合空間25内に入り込み、はめ込み突起15はそれぞれ、保持板の部分23に向かい合う下側掴みセクション24の当接面上に支持される。これにより、はめ込み突起15に作用するばね力に抗して、はめ込み突起15が転向される。
【0068】
閉鎖カバー13を閉鎖位置にさらに揺動移動させたとき、はめ込み突起15は下側掴みセクション24のこの当接面上を滑ってそれぞれの係合空間25内にさらに入り込む。
【0069】
ばね力に抗して行われるはめ込み突起15の揺動移動はストッパ(衝当突起35)により制限されていることが好ましく、これにより、図6に示すように閉鎖カバー13が閉鎖位置に完全に移動したとき、はめ込み突起15を介して下側掴みセクション24に力成分を作用させて、保持板11を図7に示す気密はめあい位置に(さらに)移動させる。シール・リップ29の水平な基本形状は接続カラー27の外面と協働して変化し、シール・リップ29は湾曲されて気密を保持するように接続カラー27の外面に当接する。
【0070】
保持板は同時に底面16に支持される。
【0071】
接続カラー27とフィルタ室の底面16との間の気密は、例えば2K軟質成分として射出成形されるか、または別に装着されたシールとして接続カラー27を包囲する、下からフィルタ室底部に作用する接続カラー27のセクションにより達成される。
【0072】
保持板11を正しい位置に装着するために、底面16上にウェブ状の位置決め突起30が設けられ、位置決め突起30は、格子状に構成された保持板の部分23内に形成された位置決めスリット31と係合する。
【0073】
保持板11に、受入室内の凹部および/または切欠部と協働する突起が形成されていてもよい。
【0074】
図15は、相互に向かい合う位置決め突起30の端縁の間隔よりも大きい幅を有する保持板の後方掴み領域33を備えた、保持板の部分23が閉じた面(この面は例えば材料を節約するために穴があけられていてもよい)として形成されている保持板11の一形態を示す。保持板の部分23の広いほうの領域には、この間隔に対応する幅またはこの間隔を超える幅が設けられている。
【0075】
これにより、フィルタ室3内における保持板11の(直感的に)正しい配置が可能となる。誤って180°逆向きに装着された保持板11は、傾斜して配置された底面16により保持板11が前方に滑り落ちるので、位置決め可能ではない。保持板11は、後方掴み領域33により、正しい装着位置において位置決め突起30に支持される。
【0076】
底面側の閉鎖阻止ポケット17の代わりに底面から上方に突出する閉鎖阻止リブが設けられていてもよく、集塵フィルタ袋4が装着されていないとき、はめ込み突起15は閉鎖阻止リブに衝当してロックされる。集塵フィルタ袋4が装着されたとき、閉鎖阻止リブは下側掴みセクション24の下側に形成されたポケット等により受け取られる。
【0077】
集塵袋12は、例えば製造側で折り目がつけられるかまたはロールとしてコンパクトに折り畳まれていてもよい(図16参照)。コンパクトな形は、集塵袋12および保持板11の少なくとも一部を包囲する、1つまたは複数の、特に2つの帯封状の材料バンド34により保持される。材料バンド34は紙バンドであってもよい。
【0078】
材料バンド34は係合空間25を上から締め付ける。
【0079】
閉鎖カバー13の閉鎖過程の途中において、はじめに、はめ込み突起15の先端が材料バンド34の表面に衝当する。はめ込み突起15がさらに係合空間25内に入り込んだとき、材料バンド34は伸びきって、最後には予定通り破断される。
【0080】
カバーの閉鎖運動により、1つないしは複数の材料バンド34の固定作用が解除され、これにより、真空掃除機1の運転時に、集塵袋12は、集塵袋壁にかかる真空作用により支援されて、折り目/ロールが伸ばされた最終サイズおよび最終形状をとる。
【符号の説明】
【0081】
1 真空掃除機
2 基本ハウジング
3 フィルタ室
4 集塵フィルタ袋
5 柄
6 ハンド・グリップ
7 スイッチ
8 電気ケーブル
9 床ノズル
10 継手
11 保持板
12 集塵袋
13 閉鎖カバー
14 吸込貫通開口
15 はめ込み突起
16 底面
17 閉鎖阻止ポケット
18 供給開口
19 カラー
20 閉鎖部分
21 線
22 固定面
23 部分
24 下側掴みセクション
25 係合空間
26 シール・カラー
27 接続カラー
28 吸込チャネル
29 シール・リップ
30 位置決め突起
31 位置決めスリット
32 吸込/吹込スリーブ
33 後方掴み領域
34 材料バンド
35 衝当突起
a 供給方向
y 揺動軸
x 揺動軸
z 中心軸
E 固定面
F 面
L 伸長幅
α 角度
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18