特許第6675902号(P6675902)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6675902妻面幅木および妻面幅木を組み込んでなる仮設足場
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6675902
(24)【登録日】2020年3月13日
(45)【発行日】2020年4月8日
(54)【発明の名称】妻面幅木および妻面幅木を組み込んでなる仮設足場
(51)【国際特許分類】
   E04G 5/00 20060101AFI20200330BHJP
【FI】
   E04G5/00 301A
【請求項の数】3
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-61218(P2016-61218)
(22)【出願日】2016年3月25日
(65)【公開番号】特開2017-172269(P2017-172269A)
(43)【公開日】2017年9月28日
【審査請求日】2018年10月10日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006839
【氏名又は名称】日鉄建材株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002044
【氏名又は名称】特許業務法人ブライタス
(72)【発明者】
【氏名】稲森 純二
(72)【発明者】
【氏名】横山 博之
【審査官】 松本 隆彦
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−247338(JP,A)
【文献】 特開2005−188023(JP,A)
【文献】 特開2006−045829(JP,A)
【文献】 特開2011−246944(JP,A)
【文献】 米国特許第06112854(US,A)
【文献】 米国特許出願公開第2010/0224447(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04G5/00
E04G5/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
妻面幅木本体と、妻面幅木本体の裏面の両端部の近傍に垂直方向に取り付けられた、軸回りに回転自在の一対の軸材からなり、かつ仮設足場に組み込まれる妻面幅木であって、前記軸材の上下端には爪金具が固着されており、上端に固着される上部爪金具は水平方向に開口し、かつ、下端に固着される下部爪金具は鉛直方向に開口しており、
一方の前記軸材に固着された前記上部爪金具と他方の前記軸材に固着された前記上部爪金具とが互いに逆方向を向くことによって各上部爪金具が前記仮設足場の縦柱または支柱部材を掴んだときに、前記一対の軸材にそれぞれ固着された前記下部爪金具が前記仮設足場の横桟または水平材を掴むことができる状態となるように、各軸材に固着された前記上部爪金具および前記下部爪金具は互いの位置関係を保持したまま前記軸材の回転に同期して前記軸材の軸周りに回転することを特徴とする妻面幅木。
【請求項2】
上端の爪金具の回転範囲を制限するための当て材を軸材の周囲に取り付けたことを特徴とする、請求項1に記載の妻面幅木。
【請求項3】
請求項1または2に記載の妻面幅木を組み込んだことを特徴とする仮設足場。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築現場や土木現場等の工事現場において、屋内外で用いられる仮設足場において作業床や作業員の通路などとして構築される足場板の端部に設置される妻面幅木並びに妻面幅木を組み込んでなる仮設足場に関する。
【背景技術】
【0002】
工事現場における仮設足場には、主としてビルの施工時などに用いられる枠組足場、主として住宅の施工時などに用いられる単管足場やくさび緊結式足場などがあり、また、システム支保工(「型枠支保工」ともいう。)、ローリングタワーなども仮設足場の一態様である。
【0003】
このうち、枠組足場は縦柱(「建地材」ともいう。)と横桟(「横地材」ともいう。)から構成されるH形状や鳥居形状等の建枠を使用するタイプであり、また、くさび緊結式足場はコマ等の連結金具を側面に設けた支柱部材と短尺の水平材(「つなぎ材」ともいう。また、短尺の水平材のことを特に「腕木材」ということがある。)を使用するタイプであり、いずれも対面する横桟の間又は水平材(腕木材)の間に床付き布枠(「布板」ともいう。)が架け渡されて、作業床や作業員の通路などとして使用される。
【0004】
また、システム支保工はコマ等の連結金具を側面に設けた支柱部材を縦方向に連結してなる支柱を行列状に配置し、これらの支柱部材の連結金具の間を長短2種の水平材(「つなぎ材」ともいう。同じ長さでもよい。)で水平2方向に連結することによって形成される緊結構造物であって、対面する水平材(つなぎ材)の間に床付き布枠を適宜架け渡すことで作業床や作業員の通路などとして使用することができる。なお、支柱部材、水平材、建枠等には、鋼製やアルミニウム製などの管が用いられることが多い。
【0005】
ここで、支柱部材の側面に設けられる連結金具としては、支柱部材の側面に複数個設けられるコマや、支柱部材の側面に環状に設けられるフランジ等を用いることができる。そして、水平部材の端部に設けられるクサビ金具をコマやフランジなどの連結金具に取付け、クサビで緊結することができる。
【0006】
このように、これらの仮設足場には、通常、足場板として床付き布枠が架け渡されて、作業床や作業員の通路などとして使用される。
【0007】
床付き布枠は、通常、長尺の主材の1本又は2本以上と、主材の長手方向の両端部に取付けられる掴み金具と断面コの字形の梁材から構成されている。主材は水平面の床材部とその両縁側面を折り曲げてなる布材部とからなる。長尺の主材の両端部に断面コの字形の梁材が取付けられ、そして、長尺の主材の両端部の四隅に掴み金具がリベット等で固定されて取付けられる。なお、床付き布枠上を歩行する際に作業員が床付き布枠上で滑るのを防止するために、床材部の上面にはエンボス加工が施されることがある。また、床材部が幅方向に撓るのを防止するため、床材部の中央部の下側に桟木が設けられることがある。
【0008】
このようにして形成された床付き布枠は、対面する横桟の間又は水平材の間に架け渡されて、仮設足場の足場板として使用される。このとき、床付き布枠は、仮設足場の作業床や通路の幅に応じて、1枚又は2枚以上並べて架け渡されることによって、作業床又は通路が形成される。
【0009】
以下に、仮設足場を代表して、枠組足場の構造と組み立て方を図面を用いて説明する。
【0010】
図1に、鳥居形状の建枠(以下、「鳥居枠」という。)を用いて枠組足場を形成する一例を示す。(a)が正面図、(b)が右側面図である。
【0011】
まず3個の鳥居枠24を建物14とは直角に等間隔に並べ、隣接する鳥居枠24との間に、建物とは反対側に筋違25をロック金具28bに取付け、そして建物側にも筋違25をロック金具28aに取付けて、1段目の鳥居枠24を自立させることによって、1段目の足場を形成する。なお、連結ピンタイプのホゾ材12は予め鳥居枠24の縦柱22の上端部に内嵌されている。その後、1段目の隣接する鳥居枠24の上部の横桟23の間に2段目の足場板となる床付き布枠9を架け渡した後、既に立設した1段目の鳥居枠24の縦柱22に、予めその上端部に内嵌されている連結ピンタイプのホゾ材12を介して、別途用意した鳥居枠24の縦柱22の下部を載置して固定することによって、2段目の鳥居枠24を立設する。その後、1段目と同様にして、建物とは反対側に筋違25をロック金具28bに取付け、そして、建物側にも筋違25をロック金具28aに取付けて、2段目の鳥居枠24を自立させることによって、2段目の足場を形成する。その後、2段目の隣接する鳥居枠24の上部の横桟23の間に3段目の足場板となる床付き布枠9を架け渡した後、既に立設した2段目の鳥居枠24の縦柱22に、予めその上端部に内嵌されている連結ピンタイプのホゾ材12を介して、別途用意した鳥居枠24の縦柱22の下部を連結することによって、3段目の鳥居枠24を立設する。その後、2段目と同様にして、建物とは反対側に筋違25をロック金具28bに取付け、そして、建物側にも筋違25をロック金具28aに取付けて、3段目の鳥居枠24を自立させることによって、3段目の足場を形成する。このようにして、必要な段数になるまで枠組足場を形成する。なお、ここでは筋違を用いることによって各段の枠組を自立させる手順を説明したが、筋違の一部を手摺枠に置き換えて各段の枠組を自立させてもよい。
【0012】
このように、床付き布枠は対面する横桟の間又は水平材の間に、1枚又は2枚以上並べて架け渡されて、仮設足場の足場板として形成され、作業床や通路として使用される。
【0013】
このとき、仮設足場においては、枠組足場、クサビ緊結式足場、システム支保工などを問わず、床付き布枠が架け渡されて形成される足場板の片側または両側の縁部に沿って幅木が設置される場合がある。また、仮設足場の端部やコーナー部では、床付き布枠が架け渡されて形成される足場板の端部に妻面幅木が設置される場合がある。
【0014】
これは、作業者が仮設足場内を移動中に又は仮設足場を組立・解体する作業中に転倒したり、仮設足場の隙間から転落したりすることを防止するためであり、また、仮設足場の隙間から工具や建築材等が落下するのを防止するためである。
【0015】
妻面幅木に関して、特許文献1には、下向きの開口部を有する掴み金具が両端部に取り付けられた妻面幅木本体を、それぞれの掴み金具で建枠の横桟の両端部を掴ませた上で、掴み金具に設けられた外れ防止の湾曲状のロック片を掛けるとともに、掴み金具に形成された顎部に床付き布枠の端部を掛止することで妻面幅木を設置することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0016】
【特許文献1】特開2007−247338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0017】
しかしながら、特許文献1に示された妻面幅木は、建枠の横桟に固定されているだけであって、縦柱には固定されていないため、固定安定性を欠くとともに妻面幅木が不意に外れる可能性がある。外れ防止のために湾曲状のロック片が設けられているが、そのロック操作の手間がかかる。
【0018】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、手間を掛けずに妻面に確実に設置することができる妻面幅木およびこの妻面幅木を組み込んでなる仮設足場を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0019】
本発明の要旨は下記の(1)および(2)の妻面幅木ならびに(3)のこの妻面幅木を組み込んでなる仮設足場にある。以下、(1)〜(3)にかかる発明を総称して本発明ということがある。
【0020】
(1) 妻面幅木本体と、妻面幅木本体の裏面の両端部の近傍に垂直方向に取り付けられた、軸回りに回転自在の軸材からなる妻面幅木であって、前記軸材の上下端には互いに90゜の角度でもって爪金具が固着されており、上端に固着される上部爪金具は水平方向に開口し、かつ、下端に固着される下部爪金具は鉛直方向に開口していることを特徴とする妻面幅木。
【0021】
(2) 上部爪金具の回転範囲を制限するための当て材を軸材の周囲に取り付けたことを特徴とする、上記(1)の妻面幅木。
【0022】
(3)上記(1)または(2)の妻面幅木を組み込んだことを特徴とする仮設足場。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、手間を掛けずに妻面に確実に取り付けることができる妻面幅木およびこの妻面幅木を組み込んでなる仮設足場を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
図1】鳥居形状の建枠を用いて枠組足場を形成する一例を示す。(a)が正面図、(b)が右側面図である。
図2】本発明に係る妻面幅木の一例である。(a)が平面図、(b)が左側面図、(c)が正面図である。なお、妻面幅木を足場の内側から見たときを正面図とする。
図3】妻面幅木の端部(図2(a)の左端部)の拡大平面図である。
図4】本発明に係る妻面幅木を足場の妻面に設置するときの手順を示す一例である。いずれも、平面図(上側)と正面図(下側)である。なお、妻面幅木を足場の内側から見たときを正面図とする。
図5】本発明に係る妻面幅木を足場の妻面に設置するときの手順を示す他の例である。いずれも、平面図(上側)と正面図(下側)である。なお、妻面幅木を足場の内側から見たときを正面図とする。
【発明を実施するための形態】
【0025】
本発明に係る妻面幅木及びこの妻面幅木が組み込まれている仮設足場について、以下に、図面を用いて、説明する。
【0026】
図2は、本発明に係る妻面幅木の一例である。(a)が平面図、(b)が左側面図、(c)が正面図である。なお、妻面幅木を足場の内側から見たときを正面図とする。そして、図3は、妻面幅木の端部(図2(a)の左端部)の拡大平面図である。
【0027】
この妻面幅木は、妻面幅木本体31と、妻面幅木本体31の裏面の両端部の近傍に、回転金具37を介して垂直方向に取り付けられた、軸回りに回転自在の軸材35からなる。この軸材35の上下端には、互いに90゜の角度でもって爪金具33a、33bが溶接等で固着されており、上下端の爪金具33a、33bは90゜の角度を保ったまま軸材35の回転に同期して、軸材35の軸回りに回転する。ここでは、回転金具37はリベットによって妻面幅木本体31の裏面の両端部の近傍に固着されている。
【0028】
上端に固着される上部爪金具33aは水平方向に開口しており、その開口部は枠組足場の縦柱22を直角に掴むことができる。そして、下端に固着される下部爪金具33bは鉛直方向に開口しており、その開口部は枠組足場の横桟23を直角に掴むことができる。このように、この妻面幅木はその両端部で建枠の縦柱と横桟の両方で固定されることになるから、湾曲状のロック片がなくても外れることはない。
【0029】
また、軸回りに回転自在の前記軸材の上下端には互いに90゜の角度でもって爪金具が固着されていて、上部爪金具33aと下部爪金具33bは同期して動くので、足場の妻面への設置の手間はその分減るだけでなく、上部爪金具33aと下部爪金具33bがそれぞれ縦柱と横桟を掴んだ時点で足場の妻面への設置は完了する。
【0030】
なお、ここでは、上部爪金具33aの回転範囲を制限するための当て材39が、軸材35の周囲に設けられている。この当て材39は必ずしも必要ではないが、当て材39があると、上部爪金具33aの開口部が妻面幅木本体31の長手方向に対して0゜の角度で当て材39が妻面幅木本体31に接触することで、上部爪金具33aの回転範囲は妻面幅木本体31の裏面に留まる(図3参照)から、足場の妻面への設置作業の際の位置合わせが容易になる。
【0031】
以上は、この妻面幅木を枠組足場の妻面に取り付ける場合でもって説明してきたが、くさび緊結式足場、システム支保工などの足場の妻面にも用いることができることはいうまでもない。くさび緊結式足場やシステム支保工の妻面に取り付ける場合には、妻面幅木は支柱部材と短尺の水平材(つなぎ材)の両方で固定されることになる。
【0032】
図4(A)〜(D)は、本発明に係る妻面幅木を足場の妻面に設置するときの手順を示す一例である。いずれも、平面図(上側)と正面図(下側)である。なお、妻面幅木を足場の内側から見たときを正面図とする。
【0033】
図4(A)では、妻面幅木本体31を横桟23の上方手前で浮かせた状態にある。このとき、上部爪金具33aの開口部は妻面幅木本体31の長手方向に対して90゜の角度をなし、下部爪金具33bの開口部は妻面幅木本体31の長手方向に対して0゜の角度をなす。
【0034】
図4(B)は、妻面幅木本体31を横桟23の上方手前で浮かせた状態のまま、奥へ移動させて横桟23の直上に近づけるとともに、上部爪金具33aの開口部をいずれも外側に50゜回転させて上部爪金具33aの開口部を縦柱22に接触させたときの図である。
【0035】
図4(C)は、妻面幅木本体31を浮かせた状態のまま、さらに奥へ移動させて横桟23の直上に到達したときの図である。上部爪金具33aの開口部は妻面幅木本体31の奥への移動によっていずれも外側にさらに40゜回転して、縦柱22を直角に掴む状態になっている。このとき、下部爪金具33bの開口部は妻面幅木本体31の長手方向に対して90゜の角度をなしている。
【0036】
図4(D)は、上部爪金具33aの開口部がいずれも縦柱22を直角に掴む状態になっている妻面幅木本体31を、浮かせた状態から下方に落とし込んだときの図である。下部爪金具33bの開口部が横桟23を直角に掴むことで、妻面幅木本体31の妻面への設置が完了する。
【0037】
図5(A)〜(D)は、本発明に係る妻面幅木を足場の妻面に設置するときの手順を示す他の例である。いずれも、平面図(上側)と正面図(下側)である。なお、妻面幅木を足場の内側から見たときを正面図とする。
【0038】
図5(A)では、妻面幅木本体31を横桟23の上方手前で平面的に15゜斜めに浮かせ、左側の上部爪金具33aの開口部を左側の縦柱22に近づけた状態にある。このとき、左側の上部爪金具33aの開口部は妻面幅木本体31の長手方向に対して0゜の角度をなし、右側の上部爪金具33aの開口部は妻面幅木本体31の長手方向に対して45゜の角度をなしている。
【0039】
図5(B)は、妻面幅木本体31を横桟23の上方手前で平面的に斜めに浮かせた状態のまま、奥へ移動させて横桟23の直上に近づけるとともに、左側の上部爪金具33aの開口部を左側の縦柱22に差し込み、左側の縦柱22を回転軸として妻面幅木本体31を左回転させたときの図である。
【0040】
図5(C)は、妻面幅木本体31を浮かせた状態のまま、左側の縦柱22を回転軸として妻面幅木本体31をさらに左回転させ、右側の上部爪金具33aの開口部が右側の縦柱に差し込まれたときの図である。上部爪金具33aの開口部はいずれも縦柱22を直角に掴む状態になっている。このとき、下部爪金具33bの開口部は妻面幅木本体31の長手方向に対して90゜の角度をなしている。
【0041】
図5(D)は、上部爪金具33aの開口部がいずれも縦柱22を直角に掴む状態になっている妻面幅木本体31を、浮かせた状態から下方に落とし込んだときの図である。下部爪金具33bの開口部が横桟23を直角に掴むことで、妻面幅木本体31の妻面への設置が完了する。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明によれば、手間を掛けずに妻面に確実に取り付けることができる妻面幅木およびこの妻面幅木を組み込んでなる仮設足場を提供することができる。
【符号の説明】
【0043】
9 床付き布枠
12 ホゾ材
14 建物
22 縦柱
23 横桟
24 鳥居枠
25 筋違
28a ロック金具
28b ロック金具
31 幅木本体
33a 上部爪金具
33b 下部爪金具
35 軸材
37 回転金具
39 当て材
図1
図2
図3
図4
図5