【実施例1】
【0030】
設計支援システム1は、例えば
図2に示すように、サーバコンピュータ2と、該サーバコンピュータ2にLANなどのネットワーク4を介して接続されるクライアント端末3によって構成される。サーバコンピュータ2は、エスカレータ100の外装パネル102を含む外装部品の設計を支援する処理手段10と、処理手段10を機能させるための設計支援プログラム及び図面や部品などのデータを記憶する記憶手段20と、を有する。クライアント端末3は、サーバコンピュータ2による外装部品の設計支援を受けながら外装パネル102を含む外装部品の設計を行う機能を備えている。
【0031】
処理手段10は、サーバコンピュータ2内に設けられた中央演算処理装置(CPU)、及びこのCPUの動作手順を規定する一又は二以上のプログラムによって機能する。記憶手段20は、例えばROMやRAMなどのメモリ及びハードディスクを備えている。記憶手段20は、処理手段10の各種処理を実行するための設計支援プログラムなどが格納されるプログラム領域20aと、図面や部品などのデータを記憶するデータ領域20bと、を有している。
【0032】
クライアント端末3は、サーバコンピュータ2から支援を受けて外装部品の設計を行う処理部31と、処理部31を機能させるための設計プログラムなどを記憶する記憶部32と、設計のための情報を入力する入力部33と、設計図などを表示する表示部34と、を備えている。なお、処理手段10を機能させるための設計支援プログラムは、各クライアント端末3が有していてもよい。その場合でも、図面や部品などのデータは、サーバコンピュータ2又は各クライアント端末3にネットワーク4を介して接続されたデータ保管用端末に記憶してあることが好ましい。また、クライアント端末3は、外装部品の設計に限らず、トラス101やエスカレータ100の設置図を作成する機能を備えていてもよい。
【0033】
図1に示す実施例において、設計支援システム1は、記憶手段20のデータ領域20bに、形状データ記憶手段21と、曲げパターン記憶手段22と、材質情報記憶手段23と、部品情報記憶手段24を有している。形状データ記憶手段21は、外装パネル102の基本的な意匠データ及び外装パネル102の設計データを、外装パネル102の形状データとして記憶している。
図6及び
図7に示すように、形状データ記憶手段21は、トラス101のタイプ(製造メーカ及び型式)別に最下階用の意匠データと中間階用の意匠データを記憶している。例えば、
図7(a)に示す意匠は最下階用の外装パネル102の意匠であり、
図7(b)に示す意匠は中間階用の外装パネル102の意匠である。形状データ記憶手段21は、これら意匠データの各寸法の初期値を変数名と関連付けて記憶している。これらの意匠データは、クライアント端末3で作成して登録する他、外装パネル102の設計データをトラス101のタイプと関連付け、設計データの寸法を変数の初期値として登録してもよい。
【0034】
曲げパターン記憶手段22は、外装パネル102の折り曲げ部103の曲げパターンを記憶している。曲げパターンとしては、例えば「オス曲げ」、「メス曲げ」、「下曲げ」などがある。曲げパターン記憶手段22は、各曲げパターンの形状と、その寸法の初期値を変数名と関連付けて記憶している。
図16に示すように、隣り合う板材が連結する部位においては、曲げパターン記憶手段22は、例えば
図8に示す「オス曲げ」と「下曲げ」の組み合わせのように、曲げパターンの組み合わせとして記憶している。
【0035】
材質情報記憶手段23は、外装パネル102の材質別に曲げ加工による板材の伸び寸法を記憶している。
図9に示すように、材質情報記憶手段23は、材質と板厚の組み合わせ毎に、曲げ角度に対する板材の伸び寸法を記憶している。
【0036】
部品情報記憶手段24は、外装パネル102以外の外装部品の形状及び仕様を記憶している。実施例において、部品情報記憶手段24は、延長デッキ、落下防止フェンス、落下防止棚、ダウンライト、誘導棚、光電管などの部品情報を記憶している。
図10に示すように、落下防止フェンスでは、配置方向、フェンス材質、支柱タイプ及びフェンス高さなどの情報(形状及び仕様)が部品情報記憶手段24に記憶されている。
【0037】
実施例において、設計支援システム1は、クライアント端末3に、外装パネル102の形状データ、折り曲げ部103の曲げパターン及び材質を入力する形態入力手段を備え、入力された形状データ、曲げパターン及び材質を各記憶手段21,22,23に登録することができる。形態入力手段は、クライアント端末3で外装パネル102の形状を作成する機能と、曲げパターンの曲げ形状を作成する機能と、板材の材質及びその板材の曲げ加工による板材の伸び寸法を登録する機能を備えている。
【0038】
図1に示す実施例において、設計支援システム1は、処理手段10に形態決定手段11と、パラメータ取得手段12と、製作図作成手段13と、展開図作成手段14と、帳票出力手段15と、を有している。形態決定手段11は、上述の各記憶手段21,22,23の中から選択して、外装パネル102の形状データ、折り曲げ部103の曲げパターン及び材質を含む外装パネル102の形態を決定する。
【0039】
実施例において、設計支援システム1は、エスカレータ100のトラスタイプ及びトラス101の寸法・設置位置を含むトラス情報を入力するトラス情報入力手段を備え、形態決定手段11が、トラス情報に基づいて各記憶手段21,22,23の中から選択して外装パネル102の形態を決定する。実施例において、トラス情報入力手段はクライアント端末3に備えられている。
図11に示すように、トラス情報入力手段は、トラス101のタイプ(製造メーカ及び型式)と、トラス101の傾斜角度・高さなどの寸法を入力させる。また、トラス情報入力手段は、客先や建築側からトラス101の設置情報をデータで取得し、これらの情報を自動的に入力するようにしてもよい。
【0040】
形態決定手段11は、トラス情報入力手段で入力されたトラス101のタイプ及び寸法に基づいて、類似する又は適応する形態の外装パネル102の意匠データや設計データを検索し、検索結果をクライアント端末3に表示させる。形態決定手段11は、複数の類似する又は適応する形態を検出したときは、複数の形態をクライアント端末3上に表示し、クライアント端末3においてユーザに外装パネル102の形態を選択させる。一方、形態決定手段11は、類似する又は適応する形態を検出しないときは、その旨をクライアント端末3に表示し、形態入力手段によって外装パネル102の新規形態を作成させ、各記憶手段21,22,23に新規の形態を登録する。
【0041】
また、設計支援システム1は、エスカレータ100の設置図の図面データを取得し、この図面データを各記憶手段21,22,23に記憶する図面データ取得手段を備えていてもよい。形態決定手段11は、取得した設置図の図面データから外装パネル102の形状データ、曲げパターン及び材質を抽出し、外装パネル102の形態を決定する。なお、設置図の図面データに折り曲げ部103の曲げ形状が含まれていない場合に、形態決定手段11は、曲げパターン記憶手段22に記憶されている曲げパターンをクライアント端末3に表示してユーザに曲げパターンを選択させる。
【0042】
パラメータ取得手段12は、形態決定手段11で選択された形状データ及び曲げパターンの各パラメータを取得する。パラメータ取得手段12は、トラス情報入力手段などで得たトラス101の傾斜角度・高さなどの寸法を取得し、外装パネル102のパラメータを設定する。また、パラメータ取得手段12は、
図6に示すパネル設定画面をクライアント端末3に表示させ、トラス101と底面板102bとの間隙や立ち上がり部の長さなどの変数について、初期値を修正するパラメータ修正手段を備えている。実施例では、トラス101の設置情報によって決まる外装パネル102の傾斜角度及び高さは、変数としていない。
【0043】
設計支援システム1がエスカレータ100の設置図の図面データを取得している場合、パラメータ取得手段12は、この図面データから形状データ及び曲げパターンの各パラメータを取得する。このときも、パラメータ取得手段12は、
図6に示すパネル設定画面をクライアント端末3に表示させ、ユーザに各パラメータの確認をさせることが好ましい。なお、設置図の図面データに折り曲げ部103の曲げ形状が含まれていない場合に、パラメータ取得手段12は、
図8に示す曲げ形状設定画面をクライアント端末3に表示させ、形態決定手段11で決定した曲げパターンの各寸法などの変数について、初期値を修正するパラメータ修正手段を備えている。
【0044】
製作図作成手段13は、形態決定手段11で決定した外装パネル102の形態(形状・曲げパターン)及びパラメータ取得手段12で取得した外装パネル102の形状・曲げパターンの各パラメータに基づいて、外装パネル102の製作図を自動的に作成する。
【0045】
製作図作成手段13は、外装パネル102の分割位置104を指定して複数の外装パネル102を一括して分割するパネル分割手段を備えている。実施例において、パネル分割手段は、クライアント端末3でユーザに分割の基点となる位置と分割の間隔を指定させ、側面板102aと底面板102bを同じ位置で自動的に分割する。分割の基点は、例えば底面板102bの屈曲位置(
図7の矢印の箇所)を指定する。図面データ取得手段が取得した設置図の図面データに分割位置が含まれている場合に、パネル分割手段は該分割位置を抽出して外装パネル102を分割する。また、パネル分割手段は、分割された隣り合うパネルを結合するパネル結合手段を備えていてもよい。
【0046】
製作図作成手段13は、外装パネル102が構造物などと干渉する部分などを領域指定し、該領域を削除する削除領域設定手段を備えていてもよい。設計支援システム1は、削除領域設定手段で削除された領域を、展開図作成手段14で作成されるパネル形状から削除する。
【0047】
製作図作成手段13は、作図した外装パネル102の図形に対して寸法線を自動的に付加する寸法線作成手段を備えている。また、製作図作成手段13は、断面図や詳細図を作成する手段を備えていてもよい。製作図作成手段13は、クライアント端末3で製作図図形の配置基点を指定する手段を備え、自動で作成された製作図が指定位置に配置されて、
図12に示す製作図面を作成し、記憶手段20に記憶する。また、製作図作成手段13は、陰線機能や反転機能など一般的な作図プログラムが有する機能を備えている。
【0048】
展開図作成手段14は、形態決定手段11で選択された外装パネル102の曲げパターン及び材質に基づいて、外装パネル102の展開図を自動的に作成する。また、展開図作成手段14は、折り曲げ部13において、切欠き形状と該切欠き形状のパラメータを設定する手段を備えている。展開図作成手段14は、クライアント端末3で展開図図形の配置基点を指定する手段を備え、自動で作成された展開図が指定位置に配置されて展開図面を作成し、記憶手段20に記憶する。また、展開図作成手段14は、展開された各パネルの面積と枚数を集計する手段を備え、製作図作成手段13で作成される製作図に、パネルの面積と分割パネルの枚数を表示する手段を備えている。
【0049】
実施例において、設計支援システム1は、部品情報記憶手段24の中から選択して外装部品をエスカレータの設置図に配置する手段を備えている。また、設計支援システム1は、設置図の図面データから外装部品の個数をカウントする手段と、展開図の図面データから外装パネル102の個別パネルの面積及び総面積を算出する手段と、外装部品の個数及び外装パネル102の面積を帳票として出力する帳票出力手段を備えている。また、設計支援システム1は、製作図作成手13で作成した製作図の図面データと、展開図作成手段14で作成した展開図の図面データを設置図に反映させる機能を備えている。
【0050】
帳票出力手段は、カウントした外装部品の個数と、算出した外装パネル102の面積を帳票として、例えば表計算ソフトのデータとして自動的に出力し、記憶手段20に記憶する。
【0051】
以下、
図3乃至
図5を参照しながら、本実施例に係るエスカレータ外装部品の設計支援システム1の動作について説明する。
図3は、本実施例の設計支援システムの製作図作成の流れを示すフローチャートである。先ず、製作図作成の流れについて説明する。
【0052】
(1)設計支援システム1は、トラス情報入力手段によって、エスカレータ100のトラス101の情報設定を行う(ステップS11)。トラス情報入力手段は、
図11に示すトラス設定画面をクライアント端末3に表示させ、トラス101のタイプ(製造メーカ及び型式)と、トラス101の傾斜角度や高さなどの寸法を入力させる。なお、トラス情報入力手段は、客先や建築側からトラス101の設置情報をデータで取得し、これらの情報を自動的に入力するようにしてもよい。
【0053】
(2)設計支援システム1は、形態決定手段11によって、外装パネル102の形態を決定する(ステップS12)。形態決定手段11は、ステップS11で入力されたトラス情報に基づき、各記憶手段21,22,23の中から選択して外装パネル102の形状データ、折り曲げ部103の曲げパターン及び材質を含む外装パネル102の形態を決定する。
【0054】
具体的には、形態決定手段11は、トラス情報入力に基づいて類似する又は適応する形態の外装パネル102の意匠データや設計データを検索し、検索結果をクライアント端末3に表示させる。形態決定手段11は、複数の形態を検出したときに複数の形態をクライアント端末3上に表示し、クライアント端末3においてユーザに外装パネル102の形態を選択させる。類似する又は適応する形態を検出しないときに、設計支援システム1は、形態入力手段によって外装パネル102の新規形態を作成させてもよい。
【0055】
(3)設計支援システム1は、パラメータ取得手段12によって、外装パネル102のパラメータを設定する(ステップS13)。パラメータ取得手段12は、
図6に示すパネル設定画面をクライアント端末3に表示し、ステップS12で決定した外装パネル102の形態を示す。パラメータ取得手段12は、ステップS11で得たトラス101の傾斜角度・高さなどの寸法を取得し、外装パネル102の対応するパラメータを設定している。パネル設定画面には、トラス101と底面板102bとの間隙や立ち上がり部の長さなどの変数について初期値が示され、ユーザは必要に応じてクライアント端末3で初期値を修正する。
【0056】
(4)設計支援システム1は、側面板102a及び底面板102bなど全ての外装パネル102の設定が完了するまでステップS12からステップS13の処理を繰り返す(ステップS14)。
【0057】
(5)全ての外装パネル102の設定が完了すると、設計支援システム1は、パネル分割手段によって外装パネル102の分割処理を行う(ステップS15)。パネル分割手段は、クライアント端末3でユーザに分割の基点となる位置と分割の間隔を指定させ、側面板102aと底面板102bを同じ位置で一括して自動的に分割する。また、パネル分割手段は、クライアント端末3で作図した線分を分割線として手動で外装パネル102を分割したり、分割された隣り合うパネルを結合したりしてもよい。
【0058】
(6)設計支援システム1は、削除領域設定手段によって、外装パネル102が構造物などと干渉する部分などを領域指定し、外装パネル102の削除領域を設定する(ステップS16)。
【0059】
(7)次に、設計支援システム1は、展開図作成手段14において、外装パネル102の折り曲げ部103の曲げパターンを設定する(ステップS17)。本実施例において、設計支援システム1は、製作図作成手段13によって外装パネル102の製作図を作成する前に、展開図作成手段14によって外装パネル102の展開図を作成する。展開図作成手段14における曲げパターンの設定については、後述する。
曲げパターンは、後述の展開図の作成工程で設定されたデータを取得する。
【0060】
(8)設計支援システム1は、ステップS12からステップS17で設定等された外装パネル102の形態、分割処理、削除領域、曲げ設定に基づき、製作図作成手段13によって外装パネル102の製作図を作成する(ステップS18)。製作図作成手段13は、外装パネル102の形状を自動的に作図し、寸法を付加する。また、製作図作成手段13は、必要に応じて断面図や詳細図を製作図内に配置する。また、製作図作成手段13は、製作図に外装パネル102のパネル毎の面積及び総面積を表示してもよい。
【0061】
次に、展開図作成の流れについて説明する。
図4は、本実施例の設計支援システムの展開図作成の流れを示すフローチャートである。
【0062】
(1)展開図作成手段14は、製作図作成工程におけるステップS12からステップS16で設定等された外装パネル102の形態、分割処理、削除領域を含む製作図作成データを取得する(ステップS21)。
【0063】
(2)展開図作成手段14は、外装パネル102を構成する複数のパネルに対して、一括でパネルの曲げ設定を行う(ステップS22)。展開図作成手段14は、製作図作成工程において、形態決定手段11及びパラメータ取得手段12でパネルの曲げ設定を行っている場合に、この曲げ設定を取得する。また、展開図作成手段14は、製作図作成工程においてパネルの曲げ設定を行っていない場合、又は、既に設定されているパネルの曲げ設定を変更する場合は、曲げパターン記憶手段22に記憶されている曲げパターンの組み合わせをクライアント端末3に表示させて、ユーザに曲げパターンの組み合わせを選択させる。
【0064】
展開図作成手段14は、例えば
図8に示す曲げ形状設定画面をクライアント端末3に表示させて、曲げ寸法や曲げ角度などのパラメータを設定させる。具体的には、展開図作成手段14は、各パラメータの初期値を曲げ形状設定画面に表示し、初期値の確認又は修正を求める。また、展開図作成手段14は、例えば
図9に示す材質情報入力画面をクライアント端末3に表示させて、板材の材質及び板厚を設定させる。
【0065】
(3)展開図作成手段14は、ステップS22で一括設定されたパネルの曲げ設定に対し、修正が必要なパネル領域をクライアント端末3で指定させ、該領域の曲げ形状を個別に修正させて、個別のパネル曲げ設定を行う(ステップS23)。
【0066】
(4)展開図作成手段14は、ステップS21で取得した製作図作成データに加えて、ステップS22及びステップS23で設定したパネルの曲げ情報に基づいて、外装パネル102の展開図を自動的に作成する(ステップS24)。具体的には、展開図作成手段14は、ステップS22において設定された板材の材質及び板厚に対応する材質情報(曲げ角度に対する板材の伸び寸法)を材質情報記憶手段23から取得し、板材の曲げ回数及び曲げ角度から板材の伸び寸法を算出して展開形状を作成する。
【0067】
展開図作成手段14は、作成された各パネルの展開形状から面積を算出し、側面板102a及び底面板102bの面積、外装パネル102全体の総面積を求める。また、展開図作成手段14は、必要に応じて切欠き形状の設定を行う。
【0068】
次に、帳票出力の流れについて説明する。
図5は、本実施例の設計支援システムの帳票出力の流れを示すフローチャートである。
【0069】
(1)帳票出力手段は、承認を受けた設置図の図面データから外装部品の種類・個数などの部品データを取得する(ステップS31)。本実施例では、製作図作成手段13及び展開図作成手段14で定まった外装パネル102の面積、枚数、総面積、材質などの情報が設置図に反映されている。なお、これらの情報が設置図に反映されていない場合、帳票出力手段は、これらの情報を製作図及び展開図の図面データから取得する。
【0070】
(2)帳票出力手段は、ダウンライトや光電管などの規格部品の個数、落下防止フェンスや誘導棚などの製作部品の素材及びその数量をカウントする(ステップS32)。実施例において、設計支援システム1は、部品情報記憶手段24の中から選択して外装部品をエスカレータ100の設置図に配置する手段を備えており、設置図に外装部品が配置される度に外装部品の個数や数量をカウントしてもよい。
【0071】
(3)帳票出力手段は、ステップS32においてカウントした外装部品の個数や数量を帳票として出力する(ステップS33)。実施例において、帳票出力手段は、外装部品の個数や数量を表計算ソフトのデータとして自動的に出力し、記憶手段20に記憶する。