(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6677411
(24)【登録日】2020年3月17日
(45)【発行日】2020年4月8日
(54)【発明の名称】読取表示システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/02 20120101AFI20200330BHJP
【FI】
G06Q30/02 380
【請求項の数】4
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2018-207091(P2018-207091)
(22)【出願日】2018年11月2日
【審査請求日】2018年11月6日
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 2018年5月8日掲載 https://ecnomikata.com/original_news/18744/
【早期審査対象出願】
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】515113260
【氏名又は名称】株式会社FID
(74)【代理人】
【識別番号】100104776
【弁理士】
【氏名又は名称】佐野 弘
(72)【発明者】
【氏名】和田 聖翔
【審査官】
岸 健司
(56)【参考文献】
【文献】
特開2011−242999(JP,A)
【文献】
特開2017−191615(JP,A)
【文献】
特開2002−7894(JP,A)
【文献】
特開2015−102986(JP,A)
【文献】
特開2001−175761(JP,A)
【文献】
特開2013−235391(JP,A)
【文献】
特開2014−93044(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00−99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ダイレクトメールに付される読取コードを作成する読取コード作成手段と、
端末に設けられ、前記ダイレクトメールに付された前記読取コードを読み取って情報を取り込む読取手段と、
前記端末の前記読取手段で読み取った前記情報に基づいて表示内容を決定するメイン手段と、
前記端末に設けられ、前記メイン手段で決定された表示内容を表示するブラウザ手段と、
を有する読取表示システムであって、
前記メイン手段は、予め用意された複数の表示内容の中から、個人の趣味や嗜好に応じたパターンに基づいて、該個人に適切な表示内容を決定し、当該個人に適切な表示内容の情報を指定するように構成された前記読取コードを作成するように、前記読取コード作成手段に指示し、
当該指示に応じて前記読取コード作成手段で作成されて前記ダイレクトメールに付された前記読取コードを、前記端末の前記読取手段で読み取って前記メイン手段にアクセスし、該メイン手段で指示された表示内容を前記ブラウザ手段で表示するように構成されており、
前記メイン手段は、前記読取コードを読み取って表示された表示内容を閲覧した履歴を記憶しておき、当該閲覧履歴に基づいて前記個人の前記読取コードの表示内容を更新し、次のダイレクトメールに付された前記個人の前記読取コードの表示内容を更新された最新の状態に基づいて変更するように構成されていることを特徴とする読取表示システム。
【請求項2】
前記読取コードは、QRコード(登録商標)であることを特徴とする請求項1に記載の読取表示システム。
【請求項3】
前記表示内容は、前記個人のWeb閲覧履歴とネットにおける購入履歴を参照して、前記個人の趣味や嗜好に応じたパターンを特定して決定するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の読取表示システム。
【請求項4】
前記表示内容は、前記個人の趣味や嗜好に応じたパターンに基づいて選択された複数のコンテンツを組み合わせて表示する内容となっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の読取表示システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ダイレクトメールに付した読取コードを読み取ることで所定内容の表示物が表示される読取表示システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ダイレクトメール等の発送をオンラインで発注するシステムとしては、例えば下記特許文献1に記載されたものが知られている。
【0003】
特許文献1のシステムでは、顧客情報データベース等の送信先リストに、各顧客の氏名、住所等が格納されており、当該氏名と住所に対してダイレクトメール等の発送する処理を行うようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2007−102364号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、発送したダイレクトメールは、ほぼ同じものが全ての顧客に送られることが多く、送られた個人によっては不要な情報が載せられたダイレクトメールを受け取る場合があった。また、このような不具合を回避するために個人それぞれに合わせたダイレクトメールを作成しようとすると、手間やコストが掛かるため、難しい問題となっていた。
【0006】
この発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、ダイレクトメールに個人の趣向パターンに合わせて作成された読取コードを付すことで、当該読取コードを読み取って個人用にカスタマイズされた内容の情報を表示することができ、その結果、ダイレクトメール自体は個人毎に変更しなくても、個人毎に合わせた読取コードを付すだけで、個人毎に合わせた内容の情報をそれぞれの個人に提供することができ、効率的かつコストも抑えた形で個人に合わせた広告サービス等の情報を提供することができる読取表示システムを提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる課題を解決するために、請求項1の発明は、ダイレクトメールに付される読取コードを作成する読取コード作成手段と、
端末に設けられ、前記ダイレクトメールに付された前記読取コードを読み取って情報を取り込む読取手段と、
前記端末の前記読取手段で読み取った前記情報に基づいて表示内容を決定するメイン手段と、
前記端末に設けられ、前記メイン手段で決定された表示内容を表示するブラウザ手段と、を有する読取表示システムであって、前記メイン手段は、予め用意された複数の表示内容の中から、個人の趣味や嗜好に応じたパターンに基づいて、該個人に適切な表示内容を決定し、当該個人に適切な表示内容の情報を指定するように構成された前記読取コードを作成するように、前記読取コード作成手段に指示
し、当該指示に応じて前記読取コード作成手段で作成されて前記ダイレクトメールに付された前記読取コードを、前記端末の前記読取手段で読み取って前記メイン手段にアクセスし、該メイン手段で指示された表示内容を前記ブラウザ手段で表示するように構成されており、前記メイン手段は、前記読取コードを読み取って表示された表示内容を閲覧した履歴を記憶しておき、当該閲覧履歴に基づいて前記個人の前記読取コードの表示内容を更新し、次のダイレクトメールに付された前記個人の前記読取コードの表示内容を更新された最新の状態に基づいて変更するように構成されている読取表示システムとしたことを特徴とする。
【0008】
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の構成に加えて、前記読取コードは、QRコード(登録商標)である読取表示システムとしたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加えて、前記表示内容は、前記個人のWeb閲覧履歴とネットにおける購入履歴を参照して、前記個人の
趣味や嗜好に応じたパターンを特定して決定するように構成されている読取表示システムとしたことを特徴とする。
【0010】
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の構成に加えて、前記表示内容は、前記個人の
趣味や嗜好に応じたパターンに基づいて選択された複数のコンテンツを組み合わせて表示する内容となっている読取表示システムとしたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1の発明によれば、ダイレクトメールに個人の趣味や嗜好に応じたパターンに合わせて作成された読取コードを付すことで、当該読取コードを読み取って個人用にカスタマイズされた内容の情報を表示することができる。その結果、ダイレクトメール自体は個人毎に変更しなくても、個人毎に合わせた読取コードを付すだけで、個人毎に合わせた内容の情報をそれぞれの個人に提供することができ、効率的かつコストも抑えた形で個人に合わせた広告サービス等の情報を提供することができる。
また、請求項1の発明によれば、読取コードを読み取って表示された表示内容を閲覧した履歴を記憶して、個人の表示内容を更新することで、個人毎の趣味や嗜好に応じたパターンをさらに特定した上で、表示内容を決定することができ、さらに個人毎に合わせた内容の情報をそれぞれの個人に提供することができる。
【0013】
請求項2の発明によれば、読取コードとしてQRコード(登録商標)を付すことで、多くの情報を小さなコードに入れ込むことができ、より効率的に個人毎に合わせた内容の情報をそれぞれの個人に提供することができる。
【0014】
請求項3の発明によれば、個人のWeb閲覧履歴とネットにおける購入履歴を参照して、個人の
趣味や嗜好に応じたパターンを特定して表示内容を決定することで、より詳細な情報を得た上で個人毎に合わせた内容の情報をそれぞれの個人に提供することができる。
【0015】
請求項4の発明によれば、表示内容が、個人の
趣味や嗜好に応じたパターンに基づいて選択された複数のコンテンツを組み合わせて表示する内容となっていることで、より個人毎に合わせた内容の情報をそれぞれの個人に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】この発明の実施の形態に係る読取表示システムの機能構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【0019】
図1は、この発明の実施の形態に係る読取表示システムの機能構成を概念的に示すブロック図である。
【0020】
まずは、この実施の形態の読取表示システムの基本構成について、
図1を用いて説明する。
【0021】
なお、この出願において、「ダイレクトメール」とは発送物を郵便局や宅配業者等の配達員が人手を用いて配布するものと、電子メール等の通信手段で発送物を電子データとして配布するものの、双方を含む概念であるとする。
【0022】
図1に示すように、この実施の形態に係る読取表示システムでは、メイン手段1と、端末2と、読取コード作成手段7とが、通信網(例えばインターネット)を介して接続されている。
【0023】
また、この実施の形態の読取表示システムは、サーバ装置等のメイン手段1がダイレクトメール5の発送相手である各個人のインターネット上での購買履歴やWeb閲覧履歴、特定のサイトへのアクセス回数、アクセス時間等を参照し、それらをスコアリングして各個人の
趣味や嗜好に応じたパターンを解析して、個人毎に
趣味や嗜好に応じたパターンを踏まえた表示内容を作成するようになっている。また、メイン手段1は、それらの表示内容をすぐに表示できるように、これらの内容を組み合わせた頁を表示するように作られた読取コード6を読取コード作成手段7に作成させるようになっている。
【0024】
この読取コード作成手段7は、メイン手段1からの指示を受けて、カメラ、スキャナ、リーダ等でスキャンすると読取コード6毎の表示内容を表示させる頁に推移させるURLを表示させる読取コード6を作成するものである。この実施の形態では、読取コード6として、より複雑で細かい設定のできる二次元バーコードを作成するように構成されており、特にここではQRコード(登録商標)を作成するように構成されている。これらの読取コード6は、個人毎に保存されており、ダイレクトメール5作成時に個人毎にダイレクトメール5に異なる読取コード6を印刷するようになっている。
【0025】
ダイレクトメール5は、この読取コード6を付して郵送又は電子メールで発送されるものであり、各個人に異なる読取コード6を付して送付するようになっている。ダイレクトメール5が送付された個人は手元のスマホ等の端末2に設けられたQRコード(登録商標)リーダ等の読取手段3で当該読取コード6をスキャンすると、メイン手段1からその読取コード6に合わせた表示内容の頁のURLが提供され、端末2のブラウザ手段4で表示するようになっている。また、このとき当該表示内容及びその後当該個人の閲覧履歴、購入履歴、各頁に対する滞在時間等は読取コード6に対して記憶され、メイン手段1において更新されて保存されている。そして、次にダイレクトメール5を送付するとなったときに、更新された情報を基に表示内容が決定されるようになっている。
【0026】
なお、ダイレクトメール5に付された読取コード6は個人の
趣味や嗜好に応じたパターンに合わせて作成された個人毎に異なるもの(個人毎に専用のもの)であれば、表示内容を特定するものでなくても良い。すなわち、個人毎に作成された読取コード6をダイレクトメール5が届いた日に読み込むと、メイン手段1が当該日に行われているバーゲンセールを告知した方が良いと判断して、当該日にバーゲンセールをやっていることを知らせる内容を含む頁を表示し、後日バーゲンセールが終了した後で同じ読取コード6を読み込むと、メイン手段1がバーゲンセールのお知らせを除いて、個人の
趣味や嗜好に応じたパターンに沿った異なるコンテンツを含む頁を表示する、というように日にちや種々の事情に応じて同じ読取コード6から異なる内容の頁を表示するようになっていても良い。また、履歴等の蓄積によって個人の
趣味や嗜好に応じたパターンが変化したとメイン手段1が判断した場合には、表示する内容をまた異ならせて、変化した
趣味や嗜好に応じたパターンに合わせた内容の頁を表示するようになっていても良い。また、住所や氏名に変更があったときにも、当該変更に合わせて表示内容を変化させるようにしても良い。
【0027】
また、逆に読取コード6の表示内容が、読取コード6毎に特定されるようになっていても良い。この場合には、ダイレクトメール5に付された読取コード6はいつ読み込んでも同じ表示内容の頁に飛ぶようになっており、
趣味や嗜好に応じたパターンの変化やバーゲン情報等の反映後の表示内容の変化は、次のダイレクトメール5に付される更新後の読取コード6で行われるようになる。
【0028】
次に、この実施の形態の読取表示システムを用いて個人毎の読取コード6を付したダイレクトメール5の発送を行い、ダイレクトメール5を受け取った各個人が読取コード6を使用して次に閲覧したり購入したりした履歴によっての行動を基に再び個人毎の読取コード6を作成する際の流れについて、
図1を用いて説明する。
【0029】
この実施の形態の読取表示システムでは、サーバ装置等のメイン手段1がダイレクトメール5の発送相手である各個人のインターネット上での購買履歴やWeb閲覧履歴、特定のサイトへのアクセス回数、アクセス時間等を参照し、それらをスコアリングして各個人の
趣味や嗜好に応じたパターンを解析して、個人毎に
趣味や嗜好に応じたパターンを踏まえた表示内容を作成している。また、メイン手段1は、それらの表示内容をすぐに表示できるように、これらの内容を組み合わせた頁を表示するように作られた読取コード6を読取コード作成手段7に作成して常に更新するようになっている。
【0030】
ダイレクトメール5発送時には、メイン手段1からの指示を受けた読取コード作成手段7が、カメラ、スキャナ、リーダ等でスキャンすると読取コード6毎の表示内容を表示させる頁に推移させるURLを表示させる読取コード6を作成する。この実施の形態では、読取コード6として、QRコード(登録商標)を作成するように構成されている。これらの読取コード6は、個人毎にメイン手段1に保存されており、当該データに基づき、ダイレクトメール5作成時に個人毎にダイレクトメール5に異なる読取コード6を印刷する。
【0031】
そして、この読取コード6付きのダイレクトメール5を作成して、各個人に送付する。ダイレクトメール5が送付された個人は手元のスマホ等の端末2に設けられたQRコード(登録商標)リーダ等の読取手段3で当該読取コード6をスキャンし、インターネットを介してメイン手段1からその読取コード6に合わせた表示内容の頁のURLが提供され、端末2のブラウザ手段4で個人毎にカスタマイズされた表示内容を表示すると共に当該個人の閲覧履歴が更新される。また、その後、当該個人がさらに続けて閲覧した閲覧履歴、購入履歴、各頁に対する滞在時間等は読取コード6に対して記憶され、メイン手段1において更新されて保存される。そして、次にダイレクトメール5を送付するとなったときには、更新された当該情報を基に表示内容が決定される。これを繰り返し行い、個人毎の趣向パターンをより正確に把握した広告表示を行うことができるようになるものである。
【0032】
以上説明したように、この実施の形態では、ダイレクトメール5に個人の
趣味や嗜好に応じたパターンに合わせて作成された読取コード6を付すことで、当該読取コード6を読み取って個人用にカスタマイズされた内容の情報を表示することができる。その結果、ダイレクトメール5自体は個人毎に変更しなくても、個人毎に合わせた読取コード6を付すだけで、個人毎に合わせた内容の情報をそれぞれの個人に提供することができ、効率的かつコストも抑えた形で個人に合わせた広告サービス等の情報を提供することができる。
【0033】
また、この実施の形態によれば、読取コード6としてQRコード(登録商標)を付すことで、多くの情報を小さなコードに入れ込むことができ、より効率的に個人毎に合わせた内容の情報をそれぞれの個人に提供することができる。
【0034】
また、この実施の形態によれば、個人のWeb閲覧履歴とネットにおける購入履歴を参照して、個人の
趣味や嗜好に応じたパターンを特定して表示内容を決定することで、より詳細な情報を得た上で個人毎に合わせた内容の情報をそれぞれの個人に提供することができる。
【0035】
また、この実施の形態によれば、表示内容が、個人の
趣味や嗜好に応じたパターンに基づいて選択された複数のコンテンツを組み合わせて表示する内容となっていることで、より個人毎に合わせた内容の情報をそれぞれの個人に提供することができる。
【0036】
また、この実施の形態によれば、読取コード6を読み取って表示された表示内容を閲覧した履歴を記憶して、個人の表示内容を更新することで、個人毎の
趣味や嗜好に応じたパターンをさらに特定した上で、表示内容を決定することができ、さらに個人毎に合わせた内容の情報をそれぞれの個人に提供することができる。
【0037】
なお、本発明の「読取表示システム」は、前記した実施の形態のようなものに限らず、他の構成、他の使用状況にも適用できる。
【0038】
例えば、この発明は、前記した実施の形態のようなインターネット上のサイトや頁を個人毎に異ならせて見せる場合の他、個人毎に異なる内容の動画を見せる場合にも使用することができる。
【0039】
また、AI(人工知能)機能を利用して、個人の履歴等から個人毎の表示内容を決定するようになっていても良い。
【0040】
また、読取コードとしては、前記したQRコード(登録商標)に限るものではなく、他の適宜の読取コード、例えば他の適宜の二次元コードや適宜の一次元コード、適宜の三次元コード等を用いるようになっていても良い。
【0041】
また、読取コードを個人毎に作成すると共に、ダイレクトメールの表示も個人毎に変化させて作成するようになっていても良い。
【0042】
また、前記した実施の形態では、この発明を郵送や電子メール等のダイレクトメールの発送に使用する場合を例に採って説明したが、この発明は、他の種類の配布物を配達等するためのシステムにも適用できる。すなわち、この発明の個人毎に内容の異なる読取コードは、ダイレクトメール以外の配布物に付して発送するようになっていても良い。
【符号の説明】
【0043】
1 メイン手段
2 端末
3 読取手段
4 ブラウザ手段
5 ダイレクトメール
6 読取コード
7 読取コード作成手段
【要約】
【課題】ダイレクトメール自体は個人毎に変更しなくても、個人毎に合わせた内容の情報をそれぞれの個人に提供することができ、効率的かつコストも抑えた形で個人に合わせた広告サービス等の情報を提供することができる読取表示システムとする。
【解決手段】ダイレクトメール5に付された読取コード6と、読取コード6を読み取って情報を取り込む読取手段3と、読取手段3で読み取った情報に基づいて表示内容を決定するメイン手段1と、メイン手段1で決定された表示内容を表示するブラウザ手段4と、を有する読取表示システムであって、読取コード6は、個人の趣向パターンに基づいて個人に紐付けられた表示内容の情報を指定するように構成されている。
【選択図】
図1