特許第6677425号(P6677425)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッドの特許一覧

<>
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000002
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000003
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000004
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000005
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000006
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000007
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000008
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000009
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000010
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000011
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000012
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000013
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000014
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000015
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000016
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000017
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000018
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000019
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000020
  • 特許6677425-インテリジェント端末制御方法 図000021
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6677425
(24)【登録日】2020年3月17日
(45)【発行日】2020年4月8日
(54)【発明の名称】インテリジェント端末制御方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0484 20130101AFI20200330BHJP
   G06F 3/041 20060101ALI20200330BHJP
【FI】
   G06F3/0484 120
   G06F3/0484 150
   G06F3/041 600
【請求項の数】6
【全頁数】23
(21)【出願番号】特願2018-123550(P2018-123550)
(22)【出願日】2018年6月28日
(62)【分割の表示】特願2016-571704(P2016-571704)の分割
【原出願日】2014年12月23日
(65)【公開番号】特開2018-185836(P2018-185836A)
(43)【公開日】2018年11月22日
【審査請求日】2018年6月28日
(31)【優先権主張番号】201410295103.5
(32)【優先日】2014年6月25日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】504161984
【氏名又は名称】ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】龍華国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】ファン、マオシェン
(72)【発明者】
【氏名】ファン、シュエヤン
(72)【発明者】
【氏名】チアン、リー
【審査官】 星野 裕
(56)【参考文献】
【文献】 欧州特許出願公開第02648086(EP,A2)
【文献】 特開2013−016082(JP,A)
【文献】 国際公開第2013/169870(WO,A1)
【文献】 特開2009−265815(JP,A)
【文献】 特開2006−185443(JP,A)
【文献】 特表2012−527685(JP,A)
【文献】 国際公開第2013/089539(WO,A1)
【文献】 国際公開第2013/169846(WO,A1)
【文献】 特開2005−142929(JP,A)
【文献】 宗森 純 外,相手との対戦感覚を高めるゲーム向け感情共有システムの提案と評価,情報処理学会論文誌 論文誌ジャーナル Vol.54 No.1 [CD−ROM] IPSJ Journal,日本,一般社団法人情報処理学会,2013年 1月28日,第54巻
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048
G06F 3/041
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
インテリジェント端末制御方法であって、
顔文字選択ウィンドウを表示する段階と、
前記顔文字選択ウィンドウで実行されたユーザの入力を検出する段階であって、前記入力は前記ユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む、検出する段階と、
前記画面タッチ位置に従って、前記ユーザにより選択された顔文字タイプを決定する段階と、
前記圧力値の動的な変化に従って、前記ユーザにより選択された前記顔文字タイプの、前記圧力値に対応する顔文字又は顔文字アニメーションを表示する段階と、
前記ユーザが前記入力を完了したことが検出された場合に、現在表示される前記顔文字又は顔文字アニメーションを決定し適用する段階と、
を備える、
方法。
【請求項2】
オブジェクト管理ウィンドウを表示するよう構成された表示ユニットと、
前記オブジェクト管理ウィンドウにおいて実行されたユーザの入力を検出するよう構成された検出ユニットであって、前記入力は前記ユーザの画面タッチ位置及び画面タッチの圧力値を含む、検出ユニットと、
前記検出ユニットにより検出された前記画面タッチ位置に従って、前記ユーザにより選択されたオブジェクトを決定するよう構成された決定ユニットと、
前記圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、前記ユーザにより選択された前記オブジェクトを圧縮するよう構成された圧縮ユニットと、
を備える、
インテリジェント端末。
【請求項3】
前記圧縮ユニットは、前記オブジェクト管理ウィンドウにおいて、事前設定圧縮率に従って、前記ユーザにより選択された前記オブジェクトを圧縮するよう特に構成される、
請求項に記載のインテリジェント端末。
【請求項4】
前記インテリジェント端末は取得ユニットを更に備え、前記取得ユニットは、前記圧力値に従って圧縮率を取得するよう特に構成され、
前記圧縮ユニットは、前記オブジェクト管理ウィンドウにおいて、取得された前記圧縮率に従って、前記ユーザにより選択された前記オブジェクトを圧縮するよう特に構成される、
請求項に記載のインテリジェント端末。
【請求項5】
前記圧縮ユニットは、前記オブジェクト管理ウィンドウにおいて、前記ユーザにより選択された前記オブジェクトに対して記憶容量の圧縮を実行するよう特に構成される、
請求項に記載のインテリジェント端末。
【請求項6】
顔文字選択ウィンドウを表示するよう構成された表示ユニットと、
前記顔文字選択ウィンドウで実行されたユーザの入力を検出するよう構成された検出ユニットであって、前記入力は前記ユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む、検出ユニットと、
前記画面タッチ位置に従って、前記ユーザにより選択された顔文字タイプを決定するよう構成された決定ユニットであって、前記表示ユニットは、前記圧力値に従って、前記ユーザにより選択された前記顔文字タイプの、前記圧力値に対応する顔文字又は顔文字アニメーションを決定するよう更に構成される、決定ユニットと、
前記ユーザが前記入力を完了したことを前記検出ユニットが検出した場合に、前記表示ユニットにより現在表示される前記顔文字又は顔文字アニメーションを決定し適用するよう構成された実行ユニットと、
を備える、
インテリジェント端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は端末分野に関し、具体的には、インテリジェント端末制御方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
インテリジェント端末での一連の操作可能なオブジェクトについては、操作を実行すべく、操作方法がメニューから選択される必要がある。一般的な操作可能なオブジェクトは、写真、アプリケーションプログラム、ドキュメントなどを含む。一般的な操作方法は、圧縮、解凍、コピー、ペースト、開く、削除などの操作を含む。
【0003】
上述のことから分かり得るのは、操作メニューの操作方法については、操作方法の選択肢が多く存在する場合、又は、ユーザが多くの操作可能なオブジェクトを処理する必要がある場合、ユーザは識別や選択に時間を費やす必要があり、その結果、ユーザエクスペリエンスは不満足なものになるということである。
【発明の概要】
【0004】
本発明の複数の実施形態は、インテリジェント端末制御方法及び装置を提供する。本発明の技術的解決手段において提供される方法を用いることで、ユーザは操作可能なオブジェクトを迅速に操作することができ、これにより、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0005】
本発明の複数の実施形態の第1の態様はインテリジェント端末制御方法を開示し、本方法は、オブジェクト管理ウィンドウを表示する段階と、オブジェクト管理ウィンドウにおいて実行されたユーザの入力を検出する段階であって、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む、検出する段階と、画面タッチ位置に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを決定する段階と、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する段階とを含む。
【0006】
第1の態様に関連して、第1の態様の第1の可能な実装態様では、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する段階は、オブジェクト管理ウィンドウにおいて、事前設定圧縮率に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する段階を含む。
【0007】
第1の態様に関連して、第1の態様の第2の可能な実装態様では、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する段階の前に、本方法は、圧力値に従って圧縮率を取得する段階を更に含み、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する段階は、オブジェクト管理ウィンドウにおいて、取得された圧縮率に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する段階を含む。
【0008】
第1の態様に関連して、第1の態様の第3の可能な実装態様では、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する段階は、オブジェクト管理ウィンドウにおいて、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して記憶容量の圧縮を実行する段階を含む。
【0009】
本発明の複数の実施形態の第2の態様は、別のインテリジェント端末制御方法を開示し、本方法は、オブジェクト管理ウィンドウを表示する段階と、オブジェクト管理ウィンドウにおいて実行されたユーザの入力を検出する段階であって、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む、検出する段階と、画面タッチ位置に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを決定する段階と、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、削除トリガを表示する段階と、削除トリガがアクティブである場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行する段階とを含む。
【0010】
第2の態様に関連して、第2の態様第1の可能な実装態様では、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に削除トリガを表示する段階は、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に削除アニメーションを表示する段階を含み、削除トリガがアクティブである場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行する段階は、削除アニメーションが完全に表示されている場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行する段階を含む。
【0011】
第2の態様の第1の可能な実装態様に関連して、第2の態様の第2の可能な実装態様では、本方法は、ユーザが入力を完了したことが検出された場合に、削除アニメーションを完全に表示するかどうかを決定する段階と、削除アニメーションが完全に表示されていない場合に、削除アニメーションの表示を停止し、停止点から、表示された削除アニメーションを後ろから前へと逆に再生する段階とを更に含む。
【0012】
第2の態様に関連して、第2の態様の第3の可能な実装態様では、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に削除トリガを表示する段階は、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に削除確認ボタンを表示する段階を含み、削除トリガがアクティブである場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行する段階は、削除確認ボタンが選択された場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行する段階を含む。
【0013】
本発明の複数の実施形態の第3の態様は、別のインテリジェント端末制御方法を開示し、本方法は、顔文字選択ウィンドウを表示する段階と、顔文字選択ウィンドウで実行されたユーザの入力を検出する段階であって、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む、検出する段階と、画面タッチ位置に従って、ユーザにより選択された顔文字タイプを決定する段階と、圧力値の動的な変化に従って、ユーザにより選択された顔文字タイプの、圧力値に対応する顔文字又は顔文字アニメーションを表示する段階と、ユーザが入力を完了したことが検出された場合に、現在表示される顔文字又は顔文字アニメーションを決定し適用する段階とを含む。
【0014】
本発明の複数の実施形態の第4の態様はインテリジェント端末を開示し、インテリジェント端末は、オブジェクト管理ウィンドウを表示するよう構成された表示ユニットと、オブジェクト管理ウィンドウにおいて実行されたユーザの入力を検出するよう構成された検出ユニットであって、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む、検出ユニットと、検出ユニットにより検出された画面タッチ位置に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを決定するよう構成された決定ユニットと、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮するよう構成された圧縮ユニットとを含む。
【0015】
第4の態様に関連して、第4の態様の第1の可能な実装態様では、圧縮ユニットは、オブジェクト管理ウィンドウにおいて、事前設定圧縮率に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮するよう特に構成される。
【0016】
第4の態様に関連して、第4の態様の第2の可能な実装態様では、インテリジェント端末は取得ユニットを更に含み、取得ユニットは、圧力値に従って圧縮率を取得するよう特に構成され、圧縮ユニットは、オブジェクト管理ウィンドウにおいて取得された圧縮率に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮するよう特に構成される。
【0017】
第4の態様に関連して、第4の態様の第3の可能な実装態様では、圧縮ユニットは、オブジェクト管理ウィンドウにおいて、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して記憶容量の圧縮を実行するよう特に構成される。
【0018】
本発明の複数の実施形態の第5の態様は別のインテリジェント端末を開示し、インテリジェント端末は、オブジェクト管理ウィンドウを表示するよう構成された表示ユニットと、オブジェクト管理ウィンドウにおいて実行されたユーザの入力を検出するよう構成された検出ユニットであって、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む、検出ユニットと、画面タッチ位置に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを決定するよう構成された決定ユニットであって、表示ユニットは、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に削除トリガを表示するよう構成される、決定ユニットと、削除トリガがアクティブである場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行するよう構成された実行ユニットとを含む。
【0019】
第5の態様に関連して、第5の態様第1の可能な実装態様では、表示ユニットは、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に削除アニメーションを表示するよう特に構成され、実行ユニットは、削除アニメーションが完全に表示されている場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行するよう特に構成される。
【0020】
第5の態様の第1の可能な実装態様に関連して、第5の態様の第2の可能な実装態様では、インテリジェント端末は判定ユニットを更に含み、判定ユニットは、ユーザが入力を完了したことを検出ユニットが検出した場合に、表示ユニットが削除アニメーションを完全に表示するかどうかを決定するよう構成され、実行ユニットは、削除アニメーションが完全に表示されていない場合に、削除アニメーションの表示を停止し、停止点から、表示された削除アニメーションを後ろから前へと逆に再生するよう更に構成される。
【0021】
第5の態様に関連して、第5の態様の第3の可能な実装態様では、表示ユニットは、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、削除確認ボタンを表示するよう特に構成され、実行ユニットは、削除確認ボタンが選択された場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行するよう更に構成される。
【0022】
本発明の複数の実施形態の第6の態様は、別のインテリジェント端末を開示し、インテリジェント端末は、顔文字選択ウィンドウを表示するよう構成された表示ユニットと、顔文字選択ウィンドウで実行されたユーザの入力を検出するよう構成された検出ユニットであって、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む、検出ユニットと、画面タッチ位置に従って、ユーザにより選択された顔文字タイプを決定するよう構成された決定ユニットであって、表示ユニットは圧力値に従って、ユーザにより選択された顔文字タイプの、圧力値に対応する顔文字又は顔文字アニメーションを決定するよう更に構成される、決定ユニットと、ユーザが入力を完了したことを検出ユニットが検出した場合に、表示ユニットにより現在表示される顔文字又は顔文字アニメーションを決定し適用するよう構成された実行ユニットとを含む。
【0023】
第1の態様及び第4の態様から分かり得ることは、本発明の複数の実施形態において提供されるインテリジェント端末制御方法を用いることで、オブジェクト管理ウィンドウ上で実行されたユーザの入力が検出され、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含み、ユーザにより選択されたオブジェクトが画面タッチ位置に従って決定され、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して圧縮が実行されるということである。これにより、操作可能なオブジェクトに対するユーザ操作が容易になり、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0024】
第2の態様及び第5の態様から分かり得ることは、本発明において提供されるインテリジェント端末制御方法を用いて、オブジェクト管理ウィンドウ上で実行されたユーザの入力が検出され、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含み、ユーザにより選択されたオブジェクトが画面タッチ位置に従って決定され、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、削除トリガが表示され、削除操作を実行するかどうかについてユーザに入力を促すことである。これにより、ユーザにより選択されたオブジェクトに対してユーザ操作が容易になり、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0025】
第3の態様及び第6の態様から分かり得ることは、本発明において提供されるインテリジェント端末制御方法を用いることで、顔文字選択ウィンドウで実行されたユーザの入力が検出され、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含み、ユーザにより選択された顔文字タイプが画面タッチ位置に従って決定され、ユーザにより選択された顔文字タイプの、圧力値に対応する顔文字又は顔文字アニメーションが圧力値に従って決定され、ユーザが入力を完了したことが検出された場合に、現在表示される顔文字又は顔文字アニメーションが決定され適用されることである。圧力値を検出することで、ユーザにより選択された顔文字タイプの、圧力値に対応する顔文字又は顔文字アニメーションが選択され適用される。これにより、ユーザ選択が容易になり、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【図面の簡単な説明】
【0026】
本発明の複数の実施形態における複数の技術的解決手段をより明確に説明すべく、複数の実施形態を説明するのに必要とされる複数の添付図面を以下に簡潔に説明する。以下の説明における複数の添付図面は、本発明のいくつかの実施形態を示すに過ぎず、それでも当業者であれば、これらの添付図面から創造的な努力をすることなく他の複数の図面を導き出し得ることは明らかである。
【0027】
図1】本発明の一実施形態によるインテリジェント端末制御方法のフローチャートである。
【0028】
図1a】本発明の一実施形態によるインテリジェント端末の制御の概略図である。
図1b】本発明の一実施形態によるインテリジェント端末の制御の概略図である。
【0029】
図2】本発明の別の実施形態によるインテリジェント端末制御方法のフローチャートである。
【0030】
図2a】本発明の一実施形態によるインテリジェント端末の制御の概略図である。
図2b】本発明の一実施形態によるインテリジェント端末の制御の概略図である。
図2c】本発明の一実施形態によるインテリジェント端末の制御の概略図である。
図2d】本発明の一実施形態によるインテリジェント端末の制御の概略図である。
図2e】本発明の一実施形態によるインテリジェント端末の制御の概略図である。
図2f】本発明の一実施形態によるインテリジェント端末の制御の概略図である。
図2g】本発明の一実施形態によるインテリジェント端末の制御の概略図である。
【0031】
図3】本発明の別の実施形態によるインテリジェント端末制御方法のフローチャートである。
【0032】
図4】本発明の別の実施形態によるインテリジェント端末の構造図である。
【0033】
図4a】本発明の別の実施形態によるインテリジェント端末の構造図である。
【0034】
図5】本発明の別の実施形態によるインテリジェント端末の構造図である。
【0035】
図6】本発明の別の実施形態によるインテリジェント端末の構造図である。
【0036】
図7】本発明の別の実施形態によるインテリジェント端末の構造図である。
【0037】
図8】本発明の別の実施形態によるインテリジェント端末の構造図である。
【0038】
図9】本発明の別の実施形態によるインテリジェント端末の構造図である。
【0039】
図10】本発明の別の実施形態によるインテリジェント端末の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0040】
本発明の複数の実施形態における複数の技術的解決手段を、本発明の複数の実施形態の複数の添付図面を参照して、以下に明確且つ完全に説明する。説明される複数の実施形態は、本発明の複数の実施形態のいくつかに過ぎず、全てではないことは明らかである。当業者が、本発明の複数の実施形態に基づき、創造的な努力をすることなく取得する他の全ての実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれることになる。
【0041】
図1に従い、以下は本発明の一実施形態によるインテリジェント端末制御方法を説明する。本制御方法は、インテリジェント端末におけるビデオ、フォルダ、又はドキュメントに関するユーザ操作を容易にする。本方法は、具体的には、段階101〜104を含む。
【0042】
101.オブジェクト管理ウィンドウを表示する。
【0043】
オブジェクト管理ウィンドウにおいて、各フォルダ、ビデオ、又はドキュメントは操作可能なオブジェクトである。
【0044】
インテリジェント端末は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイスなどを含む。
【0045】
開始後、インテリジェント端末は自動的にオブジェクト管理ウィンドウに入る、又はインテリジェント端末は、ユーザ操作を用いることでオブジェクト管理ウィンドウに入り得る。
【0046】
102.オブジェクト管理ウィンドウにおいて実行されたユーザの入力を検出する。この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む。
【0047】
オブジェクト管理ウィンドウにおいてユーザが操作を実行した場合、インテリジェント端末は、ユーザの画面タッチ位置を検出して、画面タッチの圧力値を取得する必要がある。
【0048】
圧力値は、圧力センサなどの構成要素により取得され得る。
【0049】
103.画面タッチ位置に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを決定する。
【0050】
インテリジェント端末は、ユーザの画面タッチ位置に従って、操作されたオブジェクトを決定する。操作されたオブジェクトがユーザにより選択されたオブジェクトである。
【0051】
104.圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合、ユーザにより選択されたオブジェクトを実行する。
【0052】
ユーザが画面上に加えた圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合、ユーザにより選択されたオブジェクトを実行する。
【0053】
事前設定閾値は、インテリジェント端末によりデフォルトで設定されてよく、又はユーザにより構成されてもよい。
【0054】
任意選択で、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する段階は、オブジェクト管理ウィンドウにおいて、事前設定圧縮率に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する段階を含む。
【0055】
任意選択で、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する段階の前に、本方法は、圧力値に従って圧縮率を取得する段階を更に含み、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する段階は、オブジェクト管理ウィンドウにおいて、取得した圧縮率に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトをパッケージに圧縮する段階を含む。
【0056】
ユーザがより高い圧力を加えると、インテリジェント端末が用いる圧縮率がより高くなり、ユーザが選択したオブジェクトがより小さいサイズに圧縮される。
【0057】
任意選択で、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する段階は、オブジェクト管理ウィンドウにおいて、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して記憶容量の圧縮を実行する段階を含む。
【0058】
上述のことから分かり得るのは、本発明のこの実施形態のインテリジェント端末制御方法を用いることで、オブジェクト管理ウィンドウ上で実行されたユーザの入力が検出され、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含み、ユーザにより選択されたオブジェクトが画面タッチ位置に従って決定され、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して圧縮が実行されるということである。これにより、操作可能なオブジェクトに対するユーザ操作が容易になり、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0059】
本発明の別の実施形態において、図1a及び図1bに示されるように、ユーザがオブジェクト管理ウィンドウ上のドキュメントにタッチし、ユーザの画面タッチ位置の圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しいことをインテリジェント端末が検出した場合、ドキュメントは圧縮されてパッケージを生成する。
【0060】
本発明の別の実施形態において、ユーザがインテリジェント端末の画面をタッチしてファイルリストに入り、複数のファイルを選択し、画面に圧力を加える。その圧力の圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しいことをインテリジェント端末が検出した場合、ユーザにより選択されたファイルがパッケージに圧縮される。
【0061】
本発明の別の実施形態において、ユーザがオブジェクト管理ウィンドウ上のパッケージにタッチし、ユーザがそのパッケージにタッチしたことをインテリジェント端末が検出し、インテリジェント端末の画面に加えられた圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合、パッケージに対して解凍が実行される。同様に、本方法を用いることで、ユーザは複数のパッケージを解凍するために選択してよい。
【0062】
本発明の別の実施形態において、圧力値を検出することで、ユーザにより選択されたオブジェクトが圧縮又は解凍され、パッケージが生成されてよく、又はパッケージが解凍されて、デフォルトのパス又はユーザにより設定されたパスに、ファイルを生成してよい。
【0063】
図2に従い、以下は本発明の一実施形態による別のインテリジェント端末制御方法を説明する。本制御方法は、インテリジェント端末において、アプリケーションプログラム及びドキュメントに対するユーザ操作を容易にする。本方法は、具体的には、段階201〜205を含む。
【0064】
201.オブジェクト管理ウィンドウを表示する。
【0065】
オブジェクト管理ウィンドウにおいて、各アプリケーションプログラム、フォルダ、ビデオ、画像、又はドキュメントは操作可能なオブジェクトである。
【0066】
インテリジェント端末は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイスなどを含む。
【0067】
開始後、インテリジェント端末は自動的にオブジェクト管理ウィンドウに入る、又はインテリジェント端末は、ユーザ操作を用いることでオブジェクト管理ウィンドウに入り得る。
【0068】
202.オブジェクト管理ウィンドウにおいて実行されたユーザの入力を検出する。この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む。
【0069】
オブジェクト管理ウィンドウにおいてユーザが操作を実行した場合、インテリジェント端末は、ユーザの画面タッチ位置を検出して、画面タッチの圧力値を取得する必要がある。圧力値は、圧力センサなどの構成要素により取得され得る。
【0070】
203.画面タッチ位置に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを決定する。
【0071】
インテリジェント端末は、ユーザの画面タッチ位置に従って、操作されたオブジェクトを決定する。操作されたオブジェクトがユーザにより選択されたオブジェクトである。例えば、写真のサムネイルなど、選択され得る複数のオブジェクトを画面が表示し、ユーザが複数のサムネイルの1つにタッチした場合、そのサムネイルに対応する写真をユーザが選択したことが決定される。画面が全画面に1つの写真を表示し、ユーザが写真の任意の位置にタッチして選択した場合、ユーザがこの写真オブジェクトを選択したことが決定される。
【0072】
204.圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、削除トリガを表示する。
【0073】
削除トリガの第1の実装態様は、削除確認ボタンでよく、例えば、ダイアログボックスの形態で表示されてよい。ユーザは、ダイアログボックス内の「はい(Yes)」又は「いいえ(No)」をタッチして、ユーザ自身の操作を決定してよい。
【0074】
代わりに、削除トリガの第2の実装態様はアニメーションであってよい。
【0075】
205.削除トリガがアクティブである場合、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行する。
【0076】
一実装態様において、削除トリガは削除確認ボタンであってよく、例えば、ダイアログボックスの形態で表示されてよい。ユーザが、ダイアログボックス内の「はい(Yes)」又は「確認(Confirm)」をタッチした場合、削除トリガがアクティブになり、インテリジェント端末は、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行する。
【0077】
ユーザにより選択されたオブジェクトは、アプリケーションプログラム、ドキュメント、フォルダ、ビデオ、画像などを含んでよい。
【0078】
削除操作は、フォルダ、ドキュメント、ビデオ、及び画像などのファイルの削除を含み、アプリケーションプログラムのアンインストール操作も含む。
【0079】
代わりの第2の実装態様において、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に削除トリガを表示する段階は、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に削除アニメーションを表示する段階を含み、削除トリガがアクティブである場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行する段階は、削除アニメーションが完全に表示されている場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行する段階を含む。
【0080】
ユーザにより選択されたオブジェクトは、アプリケーションプログラム、ドキュメント、フォルダ、ビデオ、画像などを含んでよい。
【0081】
削除操作は、フォルダ、ドキュメント、ビデオ、及び画像などのファイルの削除を含み、アプリケーションプログラムのアンインストール操作も含む。
【0082】
任意選択で、本方法は、ユーザが入力を完了したことが検出された場合に、削除アニメーションを完全に表示するかどうかを決定する段階と、削除アニメーションが完全に表示されていない場合に、削除アニメーションの表示を停止し、停止点から、表示された削除アニメーションを後ろから前へと逆に再生する段階とを更に含む。つまり、インテリジェント端末が削除アニメーションを再生しているとき、ユーザは、削除操作を中止するのに、画面タッチ入力を離すだけでよい。削除アニメーションは完全に再生されずに停止するので、削除トリガはアクティブではなく、インテリジェント端末は、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行しない。
【0083】
上述のことから分かり得るのは、本発明において提供されるインテリジェント端末制御方法を用いることで、オブジェクト管理ウィンドウ上で実行されたユーザの入力が検出され、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含み、ユーザにより選択されたオブジェクトが画面タッチ位置に従って決定され、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に削除トリガが表示され、削除トリガがアクティブである場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作が実行されるということである。ユーザにより選択されたオブジェクト及び入力の圧力値を検出することで、ユーザは、削除トリガを表示するという形態で、削除操作を実行するかどうかについて入力を促される。これにより、ユーザにより選択されたオブジェクトに対してユーザ操作が容易になり、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0084】
本発明の別の実施形態において、図2a〜図2cに示されるように、加えられた圧力が事前設定閾値より大きい場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作が実行され、ユーザにより選択されたオブジェクトがアプリケーションプログラム又はオペレーティングシステムプログラムである場合に、アプリケーションプログラム又はオペレーティングシステムプログラムに対してアンインストール操作が実行され、ユーザにより選択されたオブジェクトが以下のタイプのオブジェクトである場合に、そのオブジェクトは削除される。そのオブジェクトのタイプは、写真、テキスト、ビデオ、音楽、連絡先、メッセージ、電子メール、アプリケーションノート、検索履歴、購入履歴、フォーラムへの投稿、警告などを含む。
【0085】
本発明の別の実施形態において、ユーザは、削除アニメーション方式で、インテリジェント端末がユーザにより選択されたオブジェクトを削除するということを伝えられる。例えば、削除の処理(アプリケーションプログラムのアンインストールを含む)において、図2d〜図2gに示されるように、1つ又は複数のクラックが、ユーザにより選択されたオブジェクトアイコンに、そのオブジェクトアイコンが完全に崩壊するまで発生する。ユーザが操作を中止した場合、図2g〜図2dに示されるように、クラックは、アイコンが元の状態に復元するまで減少する。
【0086】
本発明の一実施形態において、図3に示されるように、図3はインテリジェント端末制御方法を説明し、本制御方法は段階301〜305を含む。
【0087】
301.顔文字選択ウィンドウを表示する。
【0088】
通信ツールを用いることでチャットが実行される、又はウェブページを用いることでコメントが記入される場合、感情傾向を表現すべく、概してふさわしい顔文字が顔文字選択ウィンドウで選択される。
【0089】
302.顔文字選択ウィンドウ上で実行されたユーザの入力が検出される。この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む。
【0090】
顔文字選択ウィンドウ上でユーザが操作を実行した場合、インテリジェント端末は、ユーザの画面タッチ位置を検出して、画面タッチの圧力値を取得する必要がある。圧力値は、圧力センサを用いることで取得され得る。
【0091】
303.画面タッチ位置に従って、ユーザにより選択された顔文字タイプを決定する。
【0092】
インテリジェント端末は、ユーザの画面タッチ位置に従って、操作された顔文字タイプを決定する。操作される顔文字タイプは、喜び、悲しみなどの顔文字を含み、各顔文字はコレクションになっている。例えば、喜びのコレクションは、微笑(smile)、笑顔(laugh)、大笑い(guffaw)などを含む。
【0093】
304.圧力値の動的な変化に従って、ユーザにより選択された顔文字タイプの、圧力値に対応する顔文字又は顔文字アニメーションを表示する。
【0094】
異なる圧力値が、ユーザにより選択された顔文字又は顔文字アニメーションに変化を引き起こす。例えば、ユーザにより選択された顔文字タイプが喜びのタイプ(例えば、微笑アイコン)であるならば、圧力値が第1の事前設定閾値より大きい又はこれに等しく、且つ第2の事前設定閾値より小さい場合、顔のアイコンが笑顔の状態を保ち、圧力値が第2の事前設定閾値より大きい又はこれに等しく、且つ第3の事前設定閾値より小さい場合、顔のアイコンは大笑いの状態を保つ。
【0095】
305.ユーザが入力を完了したことが検出された場合、現在表示される顔文字又は顔文字アニメーションを決定し適用する。
【0096】
ユーザは入力を完了したことが検出された場合、これは、ユーザの指が画面から離れたことであり得るが、このことが、ユーザが顔文字又は顔文字アニメーションを選択したことを示す。
【0097】
現在表示される顔文字又は顔文字アニメーションを決定し適用する段階は、ユーザの指が画面から離れたときに、画面上に表示される顔文字を含む。顔文字を適用する段階は、顔文字を送信する段階、顔文字を選択する段階などを含む。
【0098】
上述のことから分かり得るのは、本発明において提供されるインテリジェント端末制御方法を用いることで、顔文字選択ウィンドウで実行されたユーザの入力が検出され、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含み、ユーザにより選択された顔文字タイプが画面タッチ位置に従って決定され、ユーザにより選択された顔文字タイプの、圧力値に対応する顔文字又は顔文字アニメーションが圧力値の動的な変化に従って表示され、ユーザが入力を完了したことが検出された場合に、現在表示される顔文字又は顔文字アニメーションが決定され適用されることである。ユーザの入力の圧力値を検出することで、顔文字タイプの、圧力値に対応する顔文字又は顔文字アニメーションは決定される。これにより、ユーザ選択が容易になり、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0099】
本発明の別の実施形態において、ユーザにより画面上に加えられた圧力の値に従って、ユーザにより選択された顔文字タイプに形態の変化が生じる。例えば、ユーザにより画面上に加えられた圧力が第1の事前設定値より小さい場合に、選択されたオブジェクトが微笑になってよく、ユーザにより画面上に加えられた圧力が第1の事前設定値より大きい又はこれに等しい場合に、選択されたオブジェクトは大笑いになってよい。第1の事前設定値は、インテリジェント端末によりデフォルトで設定されてよく、又はユーザにより構成されてもよい。
【0100】
本発明の一実施形態において、図4に示されるように、図4はインテリジェント端末40である。インテリジェント端末40は、ウェアラブルデバイス、スマートフォン、タブレットコンピュータなどであってよい。
【0101】
インテリジェント端末は、表示ユニット401、検出ユニット402、決定ユニット403、及び圧縮ユニット404を含む。
【0102】
表示ユニット401は、オブジェクト管理ウィンドウを表示するよう構成される。
【0103】
オブジェクト管理ウィンドウは、多数のオブジェクトを含み、多数のオブジェクトは、フォルダ、ビデオ、ドキュメントなどであってよい。
【0104】
検出ユニット402は、オブジェクト管理ウィンドウにおいて実行されるユーザの入力を検出するよう構成され、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む。
【0105】
ユーザがオブジェクト管理ウィンドウにおいて操作を実行する場合、検出ユニット402は、ユーザの画面タッチ位置を検出し、画面タッチの圧力値を取得する。
【0106】
決定ユニット403は、検出ユニット402により検出された画面タッチ位置に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを決定するよう構成される。
【0107】
ユーザがオブジェクト管理ウィンドウにおいて操作を実行した場合、決定ユニット403は、ユーザにより選択された、例えば、ビデオ、ドキュメント、及びフォルダなどのオブジェクトを決定する。
【0108】
圧縮ユニット404は、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮するよう構成される。
【0109】
ユーザにより選択されたオブジェクトに加えられた圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しいことを検出ユニット402が検出した場合、圧縮ユニット404は、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する。多くの圧縮方式があり、例えば、事前設定圧縮率に従って圧縮を実行する、又は記憶容量の圧縮を実行するなどである。
【0110】
任意選択で、圧縮ユニット404は、オブジェクト管理ウィンドウにおいて、事前設定された圧縮率に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮するよう特に構成される。
【0111】
ユーザにより選択されたオブジェクトは、1つ又は複数であってよい。
【0112】
任意選択で、図4aに示されるように、インテリジェント端末40は取得ユニット405を更に含む。
【0113】
取得ユニット405は、圧力値に従って圧縮率を取得するよう特に構成される。
【0114】
圧縮ユニット404は、オブジェクト管理ウィンドウにおいて、取得した圧縮率に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮するよう特に構成される。
【0115】
ユーザがより高い圧力を加えると、圧縮ユニット404が用いる圧縮率がより高くなり、ユーザが選択したオブジェクトがより小さいサイズに圧縮される。
【0116】
任意選択で、圧縮ユニット404は更に、オブジェクト管理ウィンドウにおいて、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して記憶容量の圧縮を実行するよう特に構成される。
【0117】
上述のことから分かり得るのは、本発明のこの実施形態のインテリジェント端末制御方法を用いることで、オブジェクト管理ウィンドウ上で実行されたユーザの入力が検出され、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含み、ユーザにより選択されたオブジェクトが画面タッチ位置に従って決定され、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して圧縮が実行されるということである。これにより、操作可能なオブジェクトに対するユーザ操作が容易になり、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0118】
本発明の別の実施形態において、図5に示されるように、図5はインテリジェント端末50である、インテリジェント端末50は、表示ユニット501、検出ユニット502、決定ユニット503、及び実行ユニット504を含む。
【0119】
表示ユニット501は、オブジェクト管理ウィンドウを表示するよう構成される。
【0120】
オブジェクト管理ウィンドウは多数のオブジェクトを含み、オブジェクトは、アプリケーションプログラム、フォルダ、ビデオ、画像、ドキュメントなどであってよい。
【0121】
検出ユニット502は、オブジェクト管理ウィンドウにおいて実行されたユーザの入力を検出するよう構成され、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む。
【0122】
オブジェクト管理ウィンドウにおいてユーザが操作を実行した場合、検出ユニット502は、ユーザの画面タッチ位置を検出して、画面タッチの圧力値を取得する必要がある。
【0123】
決定ユニット503は、画面タッチ位置に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを決定するよう構成される。
【0124】
ユーザは1つ又は複数のオブジェクトを一度に選択してよく、ユーザ選択に従って決定ユニット503は確認を実行する。例えば、写真のサムネイルなど、選択され得る複数のオブジェクトを画面が表示し、ユーザが複数のサムネイルの1つにタッチした場合、そのサムネイルに対応する写真をユーザが選択したことが決定される。画面が全画面に1つの写真を表示し、ユーザが写真の任意の位置にタッチして選択した場合、ユーザがこの写真オブジェクトを選択したことが決定される。
【0125】
表示ユニット501は、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、削除トリガを表示するよう更に構成される。
【0126】
削除トリガの第1の実装態様は、削除確認ボタンでよく、例えば、ダイアログボックスの形態で表示されてよい。ユーザは、ダイアログボックス内の「はい(Yes)」又は「いいえ(No)」をタッチして、ユーザ自身の操作を決定してよい。
【0127】
代わりに、削除トリガの第2の実装態様はアニメーションであってよい。
【0128】
実行ユニット504は、表示ユニット501により表示された削除トリガがアクティブである場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行するよう構成される。
【0129】
一実装態様において、削除トリガは削除確認ボタンであってよく、例えば、ダイアログボックスの形態で表示されてよい。ユーザが、ダイアログボックス内の「はい(Yes)」又は「確認(Confirm)」をタッチした場合、削除トリガがアクティブになり、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作が実行される。
【0130】
ユーザにより選択されたオブジェクトは、アプリケーションプログラム、ドキュメント、フォルダ、ビデオ、画像などを含んでよい。
【0131】
削除操作は、フォルダ、ドキュメント、ビデオ、及び画像などのファイルの削除を含み、アプリケーションプログラムのアンインストール操作も含む。
【0132】
任意選択で、表示ユニット501は、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、削除アニメーションを表示するよう特に構成される。
【0133】
実行ユニット504は、削除アニメーションが完全に表示される場合、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行するよう特に構成される。
【0134】
任意選択で、図6に示されるように、インテリジェント端末50は判定ユニット601を更に含む。
【0135】
判定ユニット601は、ユーザが入力を完了したことを検出ユニットが検出した場合に、表示ユニットが削除アニメーションを完全に表示するかどうかを決定するよう構成される。
【0136】
実行ユニット504は、削除アニメーションは完全に表示されていない場合に、削除アニメーションの表示を停止し、停止点から、表示された削除アニメーションを後ろから前へと逆に再生するよう更に構成される。
【0137】
つまり、インテリジェント端末が削除アニメーションを再生しているとき、ユーザは、削除操作を中止するのに、画面タッチ入力を離すだけでよい。削除アニメーションは完全に再生されずに停止するので、削除トリガはアクティブではなく、削除操作は、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して実行されない。
【0138】
任意選択で、表示ユニット501は、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、削除確認ボタンを表示するよう特に構成される。
【0139】
実行ユニット504は、削除確認ボタンが選択された場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行するよう更に構成される。
【0140】
上述のことから分かり得るのは、本発明において提供されるインテリジェント端末制御方法を用いることで、オブジェクト管理ウィンドウ上で実行されたユーザの入力が検出され、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含み、ユーザにより選択されたオブジェクトが画面タッチ位置に従って決定され、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に削除トリガが表示され、削除トリガがアクティブである場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作が実行されるということである。ユーザにより選択されたオブジェクト及び入力の圧力値を検出することで、ユーザは、削除トリガの形態で、削除操作を実行するかどうかについて入力を促される。これにより、ユーザにより選択されたオブジェクトに対してユーザ操作が容易になり、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0141】
本発明の別の実施形態において、図7に示されるように、図7はインテリジェント端末70である。インテリジェント端末70は、表示ユニット701、検出ユニット702。決定ユニット703、及び実行ユニット704を含む。
【0142】
表示ユニット701は、顔文字選択ウィンドウを表示するよう構成される。
【0143】
通信ツールを用いることでチャットが実行される、又はウェブページを用いることでコメントが記入される場合、感情傾向を表現すべく、概してふさわしい顔文字が顔文字選択ウィンドウで選択される。
【0144】
検出ユニット702は、顔文字選択ウィンドウ上で実行されたユーザの入力を検出するよう構成され、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む。
【0145】
オブジェクト管理ウィンドウにおいてユーザが操作を実行した場合、検出ユニット702は、ユーザの画面タッチ位置を検出して、画面タッチの圧力値を取得する必要がある。
【0146】
決定ユニット703は、画面タッチ位置に従って、ユーザにより選択された顔文字タイプを決定するよう構成される。
【0147】
表示ユニット701は、圧力値に従って、ユーザにより選択された顔文字タイプの、圧力値に対応する顔文字又は顔文字アニメーションを決定するよう更に構成される。
【0148】
異なる圧力値が、ユーザにより選択されたオブジェクトの形態に変化を引き起こす。例えば、ユーザにより選択された顔文字タイプが喜びのタイプ(例えば、微笑アイコン)であるならば、圧力値が第1の事前設定閾値より大きい又はこれに等しく、且つ第2の事前設定閾値より小さい場合、顔のアイコンが笑顔の状態を保ち、圧力値が第2の事前設定閾値より大きい又はこれに等しく、且つ第3の事前設定閾値より小さい場合、顔のアイコンは大笑いの状態を保つ。
【0149】
実行ユニット704は、ユーザが入力を完了したことを検出ユニット702が検出した場合に、表示ユニット701により現在表示される顔文字又は顔文字アニメーションを決定し適用するよう構成される。
【0150】
上述のことから分かり得るのは、本発明において提供されるインテリジェント端末制御方法を用いることで、顔文字選択ウィンドウ上で実行されたユーザの入力が検出され、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含み、ユーザの顔文字タイプが画面タッチ位置に従って決定され、ユーザにより選択された顔文字タイプの、圧力値に対応する顔文字又は顔文字アニメーションが圧力値に従って決定され、ユーザが入力を完了したことを検出ユニットが検出した場合に、表示ユニットにより現在表示される顔文字又は顔文字アニメーションが決定され適用されるということである。圧力値を検出することで、顔文字タイプの、圧力値に対応する顔文字又は顔文字アニメーションが取得され適用される。これにより、ユーザ選択が容易になり、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0151】
図8は、本発明の別の実施形態によるインテリジェント端末の構成を説明する。インテリジェント端末の構成は、少なくとも1つのプロセッサ801(例えば、CPU)、メモリ802、少なくとも1つのネットワークウィンドウ803、少なくとも1つの通信バス804、ディスプレイ805、及び圧力センサ806を含む。プロセッサ801は、メモリ802に格納されたコンピュータプログラムなど、実行可能なモジュールを実行するよう構成される。圧力センサ806は、圧力値を取得するよう構成される。メモリ802は高速ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)を含んでよく、不揮発性メモリ(non−volatile memory)、例えば、少なくともeMMC(Embedded Multi Media Card、組み込みマルチメディアカード)メモリを更に含んでよい。少なくとも1つのネットワークウィンドウ803(有線でも無線でもよい)を用いることで、ネットワークデバイスと少なくとも1つの他のネットワークエレメントとの間の通信接続が、インターネット、ワイドエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、メトロポリタンエリアネットワークなどを通じて実装される。
【0152】
いくつかの実装態様において、メモリ802はプログラム8021を格納し、プログラム8021はプロセッサ801により実行され得る。このプログラムは、オブジェクト管理ウィンドウを表示する手順と、オブジェクト管理ウィンドウにおいて実行されたユーザの入力を検出する手順であって、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む、検出する手順と、画面タッチ位置に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを決定する手順と、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する手順とを含む。
【0153】
任意選択で、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する手順は、オブジェクト管理ウィンドウの事前設定圧縮率に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトをパッケージに圧縮する手順を含む。
【0154】
任意選択で、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する手順の前に、プログラムは、圧力値に従って圧縮率を取得する手順を更に含み、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する手順は、オブジェクト管理ウィンドウの取得された圧縮率に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトをパッケージに圧縮する手順を含む。
【0155】
任意選択で、ユーザにより選択されたオブジェクトを圧縮する手順は、オブジェクト管理ウィンドウにおいて、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して記憶容量の圧縮を実行する手順を含む。
【0156】
上述のことから分かり得るのは、本発明のこの実施形態のインテリジェント端末制御方法を用いることで、オブジェクト管理ウィンドウ上で実行されたユーザの入力が検出され、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含み、ユーザにより選択されたオブジェクトが画面タッチ位置に従って決定され、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して圧縮が実行されるということである。これにより、操作可能なオブジェクトに対するユーザ操作が容易になり、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0157】
図9は、本発明の別の実施形態によるインテリジェント端末の構成を説明する。インテリジェント端末の構成は、少なくとも1つのプロセッサ901(例えば、CPU)、メモリ902、少なくとも1つのネットワークウィンドウ903、少なくとも1つの通信バス904、ディスプレイ905、及び圧力センサ906を含む。圧力センサ906は、圧力値を取得するよう構成される。プロセッサ901は、メモリ902に格納されたコンピュータプログラムなど、実行可能なモジュールを実行するよう構成される。メモリ902は高速ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)を含んでよく、不揮発性メモリ(non−volatile memory)、例えば、少なくともeMMC(Embedded Multi Media Card、組み込みマルチメディアカード)メモリを更に含んでよい。少なくとも1つのネットワークウィンドウ903(有線でも無線でもよい)を用いることで、ネットワークデバイスと少なくとも1つの他のネットワークエレメントとの間の通信接続が、インターネット、ワイドエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、メトロポリタンエリアネットワークなどを通じて実装される。
【0158】
いくつかの実装態様において、メモリ902はプログラム9021を格納し、プログラム9021はプロセッサ901により実行され得る。このプログラムは、オブジェクト管理ウィンドウを表示する手順と、オブジェクト管理ウィンドウにおいて実行されたユーザの入力を検出する手順であって、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む、検出する手順と、画面タッチ位置に従って、ユーザにより選択されたオブジェクトを決定する手順と、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に、削除トリガを表示する手順と、削除トリガがアクティブである場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行する手順とを含む。
【0159】
任意選択で、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に削除トリガを表示する手順は、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に削除アニメーションを表示する手順を含み、削除トリガがアクティブである場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行する手順は、削除アニメーションが完全に表示されている場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行する手順を含む。
【0160】
任意選択で、ユーザが入力を完了したことが検出された場合に、削除アニメーションを完全に表示するかどうかが決定され、削除アニメーションが完全に表示されていない場合に、削除アニメーションの表示が停止され、表示される削除アニメーションが、停止点から、後ろから前へと逆に再生される。
【0161】
任意選択で、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に削除トリガを表示する手順は、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に削除確認ボタンを表示する手順を含み、削除トリガがアクティブである場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行する手順は、削除確認ボタンが選択された場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作を実行する手順を含む。
【0162】
上述のことから分かり得るのは、本発明において提供されるインテリジェント端末制御方法を用いることで、オブジェクト管理ウィンドウ上で実行されたユーザの入力が検出され、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含み、ユーザにより選択されたオブジェクトが画面タッチ位置に従って決定され、圧力値が事前設定閾値より大きい又はこれに等しい場合に削除トリガが表示され、削除トリガがアクティブである場合に、ユーザにより選択されたオブジェクトに対して削除操作が実行されるということである。ユーザにより選択されたオブジェクト及び入力の圧力値を検出することで、ユーザは、削除トリガを表示するという形態で、削除操作を実行するかどうかについて入力を促される。これにより、ユーザにより選択されたオブジェクトに対してユーザ操作が容易になり、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0163】
図10は、本発明の別の実施形態によるインテリジェント端末の構成を説明する。インテリジェント端末の構成は、少なくとも1つのプロセッサ1001(例えば、CPU)、メモリ1002、少なくとも1つのネットワークウィンドウ1003、少なくとも1つの通信バス1004、ディスプレイ1005、及び圧力センサ1006を含む。圧力センサ1006は、圧力値を取得するよう構成される。プロセッサ1001は、メモリ1002に格納されたコンピュータプログラムなど、実行可能なモジュールを実行するよう構成される。メモリ1002は高速ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)を含んでよく、不揮発性メモリ(non−volatile memory)、例えば、少なくともeMMC(Embedded Multi Media Card、組み込みマルチメディアカード)メモリを更に含んでよい。少なくとも1つのネットワークウィンドウ1003(有線でも無線でもよい)を用いることで、ネットワークデバイスと少なくとも1つの他のネットワークエレメントとの間の通信接続が、インターネット、ワイドエリアネットワーク、ローカルエリアネットワーク、メトロポリタンエリアネットワークなどを通じて実装される。
【0164】
いくつかの実装態様において、メモリ1002はプログラム10021を格納し、プログラム10021はプロセッサ1001により実行され得る。このプログラムは、顔文字選択ウィンドウを表示する手順と、顔文字選択ウィンドウで実行されたユーザの入力を検出する手順であって、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含む、検出する手順と、画面タッチ位置に従って、ユーザにより選択された顔文字タイプを決定する手順と、圧力値の動的な変化に従って、ユーザにより選択された顔文字タイプの、圧力値に対応する顔文字又は顔文字アニメーションを表示する手順と、ユーザが入力を完了したことが検出された場合に、現在表示される顔文字又は顔文字アニメーションを決定し適用する手順とを含む。
【0165】
上述のことから分かり得るのは、本発明において提供されるインテリジェント端末制御方法を用いることで、顔文字選択ウィンドウで実行されたユーザの入力が検出され、この入力はユーザの画面タッチ位置及び圧力値を含み、ユーザにより選択された顔文字タイプが画面タッチ位置に従って決定され、ユーザにより選択された顔文字タイプの、圧力値に対応する顔文字又は顔文字アニメーションが圧力値に従って決定され、ユーザが入力を完了したことが検出された場合に、現在表示される顔文字又は顔文字アニメーションが決定され適用されることである。圧力値を検出することで、ユーザにより選択された顔文字の、圧力値に対応する顔文字又は顔文字アニメーションが選択され適用される。これにより、ユーザ選択が容易になり、ユーザエクスペリエンスが向上する。
【0166】
説明を簡潔にすべく、上述の方法の複数の実施形態は、一連の動作として表されていることに留意すべきである。しかしながら、当業者であれば、本発明が説明された動作の順序に制限されず、本発明に従って、いくつかの段階は他の順序で実行されてよく、又は同時に実行されてもよいことを理解すべきである。更に、当業者であれば、明細書に説明された全ての実施形態は例示的な実施形態であり、関連する動作及びモジュールは、必ずしも本発明に必須というわけではないことも理解すべきである。
【0167】
装置及びシステム内の複数のモジュール間における情報交換及び実行処理などの内容は、本発明の方法の複数の実施形態と同一の考え方に基づいている。従って、詳細な内容については、本発明の方法の複数の実施形態の説明を参照し、詳細がここで改めて説明されることはない。
【0168】
当業者であれば、複数の実施形態における複数の方法の複数の処理の全て又はいくつかが、関連するハードウェアに命令するコンピュータプログラムにより実装されてよいことを理解し得る。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。プログラムが起動すると、複数の実施形態における複数の方法の複数の処理が実行される。上述の記憶媒体は、磁気ディスク、光ディスク、リードオンリメモリ(Read−Only Memory、ROM)、又はランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)を含んでよい。
【0169】
具体的な複数の例が本明細書に用いられ、本発明の原理及び複数の実装態様を説明する。上述の複数の実施形態の説明は、本発明の方法及び考え方を理解するのに役立つよう意図されているに過ぎない。更に、複数の実装態様及び応用の範囲を参照し、本発明の考え方に従って、複数の変更が当業者により行われてよい。従って、本明細書は、本発明を制限するものとして解釈されるべきではない。
図1
図1a
図1b
図2
図2a
図2b
図2c
図2d
図2e
図2f
図2g
図3
図4
図4a
図5
図6
図7
図8
図9
図10