【課題を解決するための手段】
【0012】
本明細書では、プリントヘッドの受け手段と、第1部位の並進運動を第2部位の回転運動に変換する調整手段をその間に有する第1部位および第2部位と、プリントヘッドの回転角度を調整するために、第2部位を前記受け手段に連結する手段とを備える、プリントヘッド支持構造体を説明する。
【0013】
プリントヘッドの回転調整を提供する並進駆動を使用することができるプリントヘッド支持構造体を提供することによって、空間的制限によって個々のプリントヘッドに回転駆動を提供することを困難にする可能性があるような、密接に詰め込まれたアレイの中でもプリントヘッドは設置後に回転して位置合わせされることが可能である。有利なことに、支持構造体、プリントキャリッジおよび/またはプリントテーブルなど、プリンタ内の他の構成要素の製造における誤差を補完することが可能なので、プリントヘッドがその作動位置に調整される場合、良好な位置合わせを達成することがより容易である。
【0014】
好適には、第1部位は、プリントキャリッジに連結されると共に、実質的に第1の軸に沿って動くよう制限され、第2部位が端で固定されることで、第2部位は、第1の軸に対して平行な第2の軸の周りを回転するよう制限されている。
【0015】
好適には、第2部位は、湾曲手段によって端に固定される。
【0016】
湾曲はが非常に安定しており、熱的変化および振動に対して回復力に富むので、第2部位を固定するために湾曲を使用することは有利である。それらは、「スロップ」または「バックラッシュ」を示さず、ロック機構を必要としない。加えて、既存のプリントヘッド支持構造体から湾曲を切り取ることが可能であり、その結果、追加の部品または材料の必要がない。
【0017】
好適には、第1の軸に沿った第1部位の並進運動が、第2部位に対して第1軸と垂直な方向への力を生じさせ、または第2部位に対して第1軸と垂直な方向への力を加えさせるように調整手段が配置され、前記力が第2部位を第1の軸と平行な第2の軸の周りを回転させる。
【0018】
このように調整手段を配置することによって、実質的に第1の軸に沿った第1部位の並進運動が、力を第2部位に伝達して、第2部位の端を実質的に第1部位に垂直な方向に運動させる。第2部位の反対側の端が固定される場合、これによって、第2部位をこの固定された端の周りに回転させる。
【0019】
好適には、第2の軸の周りの第2部位の回転運動が、第2の軸と平行な軸の周りのプリントヘッドの回転運動を生じさせるように、第2部位がプリントヘッドに連結されている。
【0020】
好適には、調整手段が、湾曲配置を備える。
【0021】
調整手段の湾曲配置を使用することによって、湾曲が熱的変化および振動に対して非常に回復力に富むので、プリントヘッドが再び位置合わせされる必要がある周波数を低減することが可能である。そのような湾曲配置が非常に安定的であり、その結果、頻繁な再調整の必要がないように思われるということが、偶然に発見された。加えて、例えば摺動ヒンジなどと異なり、湾曲はバックラッシュまたはスロップがないので、湾曲手段のロックを使用する必要がない。
【0022】
好適には、湾曲配置は、2つ以上の湾曲を有する。
【0023】
2つ以上の湾曲を使用することによって、第1の方向への並進運動が、これら2つの湾曲点で調整手段を湾曲させることができ、したがって、垂直方向の力を生成することができる。
【0024】
好適には、湾曲配置は、プリントヘッド支持構造体の筐体内部に形成される。
【0025】
プリントヘッド支持体の筐体から、特に構造体の部位を取り除き湾曲を形成することによって湾曲配置を形成することによって、調整機構は、プリントキャリッジの中に余分の空間、または追加の材料を全く必要とせず、したがって、費用効果の高い解決策が実施可能であり、密接に詰め込まれたアレイの中にプリントヘッドを配置し、プリントキャリッジをかなりコンパクトに維持することが可能である。
【0026】
好適には、湾曲配置は、斜め方向のリンクを有する一対の対称な湾曲点を備える。
【0027】
2つの対称な湾曲点の間に斜め方向のリンクを設けることによって、相対的に大きい並進運動をより微細で/より小さい回転運動に変換するために幾何学的縮小を使用することが可能である。
【0028】
好適には、プリントヘッド支持構造体は、調整後に、追加のロック機構なしで、プリントヘッドを定位置に保持する。
【0029】
ロックが、調整段階中に成された位置合わせを変化させる何らかの運動を通常は生成するので、プリントヘッドを定位置に保つためにロックを必要としないプリントヘッド調整構造を提供することによって、より精密な調整を行うことができる。ロックの前に調整をする場合、ロックに起因する任意の変化を補完することが必要である。したがって、正確な調整が見つかる前に、いくつかの試み(例えば、「試行錯誤」)が行われる必要がある可能性がある。ロックを必要としない場合、そのような調整における複数の試みは必要でない。また、ロックを必要としない調整は、自動化することがより容易である。
【0030】
好適には、第2部位が第1の端で固定されることで、第1の端の反対側に位置する第2部位の第2の端が、第1の端の周りを回転するように制限されている。第2の端の回転運動が、第2部位の平面に垂直な構成要素を有し、第2部位の第2の端の運動のこの構成要素の大きさと第1部位の並進運動の大きさが1未満の比率であるように減速比を提供するように、調整手段が配置されている。第2の部位の平面に垂直な第2の端の運動の構成要素は、本明細書では、第2の部位の並進運動と呼ぶことができる。
【0031】
好適には、第2部位の回転運動と第1部位の並進運動が1未満の比率であるように減速比を提供するように、調整手段が配置されている。
【0032】
回転運動、または第2部位の反対側の、または外側縁の回転によって生じる並進運動の大きさが、第1部位の並進運動の大きさよりも小さくなるように調整手段を配置することによって、非常に小さく、正確な調整をプリントヘッドの位置合わせに対して行うことができる。加えて、プリントヘッド上の任意の力は、調整機構で相対的に小さい力を生み出すだけであり、それによって、使用中に調整をはるかに安定させることができ、頻繁な再調整またはロックの必要を取り除く。更に、調整に減速比を提供することによって、振動によって引き起こされ、プリント作動中の荷重または熱サイクルを変化させるプリントヘッド調節要素(すなわち、第1部位、ネジ、枢動軸)の任意の小さい運動が、1未満の比でプリントヘッドに伝達されるだけであろう。
【0033】
好適には、プリントヘッド支持構造体は、調節ネジの回転が第1部位の前記並進運動を提供するように配置されている調節ネジをさらに備える。
【0034】
ネジの相対的に大きい回転がネジのより小さい並進運動を生成するので、プリントヘッド調整を駆動するためにネジを提供することによって、調整の正確さが改善され得る。加えて、例えばネジのネジ山によって生成される摩擦に起因して、ロックの必要なしに、一旦調整が行われてしまうと、ネジは定位置に固定されて留まることができる。更に、例えばモータを使用することによって、ネジの駆動を自動化することは容易である。
【0035】
好適には、プリントヘッド調整は、プリントヘッドの回転の軸に平行な方向から駆動される。
【0036】
プリントヘッドが大きいアレイの中に密接に詰め込まれる場合、プリントヘッドに隣接する方向からよりも、プリントヘッドの平面の上方または下方から各プリントヘッドにアクセスする方がはるかに容易である。したがって、回転軸に対して平行な方向からプリントヘッドの平面上で回転を駆動することができることは有利である。
【0037】
好適には、プリントヘッドが複数のノズルのアレイを有しており、プリントヘッドの回転運動がノズルのアレイの平面上で起こる。
【0038】
ノズルアレイの平面上でプリントヘッドを回転することによって、プリントヘッドの正確な方位回転が見つけられて、ノズルによって置かれるインクの線が均等に離隔されることを保証することができる。
【0039】
好適には、機構は、プリントヘッドの並進運動を提供するように更に作動可能である。
【0040】
プリントヘッドに並進運動を提供することができる機構を提供することによって、プリントヘッドアレイ内の他のプリントヘッドに対して、および/またはプリントキャリッジに対してプリントヘッドの位置を調整することが可能である。そのような調整は、プリントヘッド間のノズルの正確な相対的配置を達成するために役立つことができる。
【0041】
好適には、プリントヘッドに提供される並進運動は、クロスプロセス方向で起こる。
【0042】
クロスプロセス方向にプリントヘッドの並進調整を提供することによって、隣接するプリントヘッド上のノズルによって置かれるインクの線の間の間隔が調整され得る。これは、基板の幅にわたって(すなわち、印刷方向に垂直に)一貫したインク濃度を保証することに役立つことができる。
【0043】
好適には、プリントヘッド支持構造体は、プリントヘッドに連結されている第3部位をさらに備えており、第3部位の並進運動がプリントヘッドの前記並進運動を提供するように、プリントヘッドに連結されている。
【0044】
好適には、プリントヘッドの並進運動が、プリントヘッドの回転角度の前記調整によって影響を受けるプリントヘッドの並進位置における変化を補完する。
【0045】
回転運動を提供するプリントヘッド支持体内の回転運動によって引き起こされる並進を補完するための手段を提供することによって、プリントヘッドの正確で完全な位置合わせが、単一の組の調整で達成され得る。
【0046】
好適には、プリントヘッドの並進運動が、プリントヘッドの回転の有効軸を変化させる。
【0047】
所望のプリントヘッドの回転は、第2部位がプリントヘッドをその周りに回転させる軸とは異なる軸の周りに起こることができる。したがって、所望のプリントヘッドの調整を達成するために、追加の並進運動を提供することが必要である可能性がある。
【0048】
好適には、プリントヘッド支持構造体は、第3部位の並進運動を実行する並進モータをさらに備える。
【0049】
好適には、プリントヘッド支持構造体が、並進調節ネジをさらに備えており、並進調節ネジは、調節ネジの回転が、プリントヘッドの回転軸の方向に対して平行な並進運動を提供するように配置されており、調節ネジが第3部位と連携することで、ネジにより提供される並進運動が第3部位に伝達される。
【0050】
好適には、並進モータが並進調節ネジと連携しており、並進モータは並進調節ネジを回転させるように動作可能である。
【0051】
好適には、プリントヘッド支持構造体は、第1部位の並進運動を実行するモータをさらに備える。
【0052】
調整機構を作動させ/駆動するモータを提供することによって、遠くから、またはネットワーク上で任意に、プリントヘッドの位置合わせの調整を自動化することが可能である。これは、手動による調整(すなわち、人間の操作者が位置合わせを物理的に調整することによって)を実施するよりも、効率的で、正確であり、かつ誤りが少ない傾向がある可能性がある。加えて、プリントヘッドがアレイ内に密接して詰め込まれる場合、人間の操作者が調整機構にアクセスすることは困難であり、モータが制限された空間内で動作することの方が容易い可能性がある。
【0053】
好適には、モータは調節ネジと連携しており、モータは調節ネジを回転させるように動作可能である。
【0054】
調節ネジを回転するモータを提供することによって、ネジが回転される量は注意深く制御され、特に、ネジが手動で回転される場合よりもはるかに高い程度の精度まで制御され得る。例えば、均一で、所定の量(例えば、1.8°)刻みで回転を提供するステッパモータが、使用され得る。
【0055】
本明細書では、平面に配置された複数のプリントヘッドのアレイと、各プリントヘッドの位置を調整するために、前記複数のプリントヘッドのそれぞれに用いられる、上記に記載のプリントヘッド支持構造体とを備え、各プリントヘッド調整は、プリントヘッドアレイの面に対して垂直な方向から行われる、プリントアセンブリをさらに説明する。
【0056】
上方および下方からプリントヘッドを調整することを可能にすることによって、プリントヘッドが密接に詰め込まれたアレイに設置されてしまった後で、調整が実施され得る。密接に詰め込まれたアレイに多数のプリントヘッドを有することは有利であり、これによって印刷解像度をより良好にし、色またはアレイの内部およびその間の両方でプリントヘッド間のレジストレーションを改善し、ならびに印刷速度を上げることにつながるが、密接に詰め込まれる場合、個々のプリントヘッドに、アレイの平面内部からアクセスすることはできない。設置後にプリントヘッドの調整を可能にすることによって、プリントヘッドは個別に再配置され、次いで調整されることが可能になり、それによって、設置前に位置合わせを必要とするプリントヘッドのアレイ全体を交換しなければならない場合よりも費用を節約する。さらに、プリントヘッドの位置合わせが、設置後にプリンタの使用中に発生する位置合わせエラーを修正するように調整可能である。加えて、プリンタ要素内の誤差を標準的製造公差内に補正するように、プリントヘッドの位置合わせを調整することが可能である。
【0057】
好適には、プリントヘッドの回転運動は、プリントヘッドアレイの平面で起こる。
【0058】
本明細書では、プリントヘッド支持体に連結されているプリントヘッドの位置を調整する方法であって、第1部位の並進運動を実行するためにプリントヘッド支持体の第1部位に力を加えるステップと、第1部位の前記並進運動をプリントヘッド支持体の第2部位の回転運動に変換するステップと、第2部位の前記回転運動をプリントヘッドに提供するステップとを含む方法をさらに説明する。
【0059】
この態様および以下に説明する任意の特徴の利点は、上記に既に説明される態様についての利点に相当する。
【0060】
好適には、並進運動は、実質的に第1の軸に沿って提供され、回転運動は、実質的に第1の軸に対して平行な軸の周りで起こる。
【0061】
好適には、プリントヘッドの位置を調整する方法が、プリントヘッド支持体にプリントヘッドを受けるステップをさらに含む。
【0062】
好適には、並進運動を回転運動に変換するステップは、湾曲配置によって達成される。
【0063】
好適には、プリントヘッドの位置を調整する方法が、プリントヘッドに前記回転運動を提供した後に、ロックなしで、プリントヘッドを定位置に保持するステップをさらに含む。
【0064】
好適には、第2部位の外側縁の並進運動の大きさと第1部位の並進運動の大きさの比率が1未満である。
【0065】
好適には、プリントヘッドが複数のノズルのアレイを有しており、プリントヘッドの回転運動がノズルのアレイの平面上で起こる。
【0066】
好適には、プリントヘッドの位置を調整する方法が、クロスプロセス方向にプリントヘッドの並進運動を提供するステップをさらに含む。
【0067】
好適には、プリントヘッドの位置を調整する方法が、プリントヘッドに提供された回転運動を補完するために算出されたクロスプロセス方向へのプリントヘッドの前記並進運動を算出するステップをさらに含む。
【0068】
好適には、回転運動を補完することが、プリントヘッドの回転の有効軸を変化させる。
【0069】
本明細書では、プリントヘッド調整機構を製造する方法であって、プリントヘッド支持構造体を提供するステップであって、プリントヘッド支持構造体がプリントヘッドの受け手段を備えているステップと、第1および第2部位、ならびにプリントヘッド支持構造体の第1部位の並進運動をプリントヘッド支持構造体の第2部位の回転運動に変換する調整手段を形成するように、プリントヘッド支持構造体の選択された部位を除去するステップとを含み、調整手段は、第2部位の回転運動がプリントヘッドの回転角度に影響を与えるように、受け手段に連結されている、プリントヘッド調整機構を製造する方法がさらに説明される。
【0070】
プリントヘッド支持構造体の選択された部位を除去して、プリントヘッド調整機構を製造することによって、調整機構を非常にコンパクトにすることができる。これによって、プリントヘッドをアレイの内部におよびアレイ間に一体に密接して詰め込むことができ、このことが、より良好な印刷解像度、色またはアレイの内部および色またはアレイの間の両方でプリントヘッド間の改善された解像度、ならびにより高速の印刷につながるので有利である。
【0071】
好適には、プリントヘッド支持構造体の選択された部分を除去するステップが、第1の湾曲点を形成するくぼみを作成するためにプリントヘッド支持構造体の第1のセグメントを除去するステップと、第2の湾曲点を形成するくぼみを作成するためにプリントヘッド支持構造体の第2のセグメントを除去するステップとを含み、前記各湾曲点が、第1部位の並進運動を第2部位の回転運動に変換するように配置される。
【0072】
好適には、2つの湾曲点が、斜め方向にリンクするように配置される。
【0073】
好適には、セグメントの除去が、ワイヤ加工またはプランジカッターでの切断によって行われる。
【0074】
好適には、プリントヘッド調整機構を製造する方法が、第3湾曲点を作成するためにプリントヘッド支持構造体の第3部位を除去するステップをさらに含み、前記第3湾曲点が、プリントヘッドをプリントヘッド支持構造体に固定するための湾曲ヒンジ配置を作成する。
【0075】
プリントヘッドを支持構造体に固定するための湾曲ヒンジを作成することによって、プリントヘッド支持構造体内に空間を占め、システムに追加の複雑さをもたらす追加のロック機構を設けずに、プリントヘッドを支持体に確実に取り付けることが可能である。さらに、特に湾曲がプリントヘッド支持構造体の他の部位の中に使用されている場合、別個の装置、および/またはプリントヘッド支持体の中に異なる型の固定機構を搭載する工程を設ける必要がないことを意味するので、それによって製造方法を簡単にする。
【0076】
本明細書では、平面に配置された複数のプリントヘッドのアレイと、各プリントヘッドの回転配置を調整するために平面に対して垂直な軸の周りの回転調整を提供するための各プリントヘッド用の調整機構とを含むプリントアセンブリであって、回転調整は、回転調整の軸に対して実質的に平行な方向から行われる、プリントアセンブリをさらに説明する。
【0077】
プリントヘッドが密接に詰め込まれたアレイに配置される場合、各プリントヘッドに個別にアクセスすることは困難であるが、プリントヘッドアレイの平面の上方または下方からプリントヘッド調整機構にアクセスすることはより容易く、最も効率的である。
【0078】
好適には、追加の並進調整が、回転調整の軸に対して実質的に平行な方向から行われる。
【0079】
本明細書では、プリントヘッド配置を調整する方法であって、必要なプリントヘッド回転調整を決定するステップと、前記回転プリントヘッド配置を行うのに必要な回転補正の大きさを算出するために、前記必要なプリントヘッド回転調整を使用するステップと、前記回転プリントヘッド配置を行うのに必要な前記補正の結果によって起こるプリントヘッドの並進運動を算出するステップと、クロスプロセス方向への必要なプリントヘッド並進調整を決定するステップと、前記並進プリントヘッド調整を実行するために必要な並進補正の大きさを算出するステップであって、前記必要な並進プリントヘッド調整を決定するステップは、前記回転プリントヘッド配置を行うのに必要な前記補正の結果によって起こるプリントヘッドの算出された並進運動を補完するステップを含む、ステップと、プリントヘッドを調整するために前記回転補正および並進補正を適用するステップとを含む、プリントヘッド配置を調整する方法をさらに説明する。
【0080】
プリントヘッドに必要な回転調整、およびその結果によって起こる並進運動を算出し、算出された回転補正および並進補正をプリントヘッドに適用することによって、試行錯誤によって補完する必要がなくなるので、相対的に少ないステップで正確な、または少なくとも十分に正確なプリントヘッド配置を達成することが可能である。
【0081】
好適には、前記回転補正および並進補正は自動化される。
【0082】
補正の動作を自動化することによって、調整を手動で試みる場合よりも、より素早く、より正確なプリントヘッド配置を実行することが可能である。
【0083】
好適には、プリントヘッド配置を調整する方法は、プリントヘッド配置におけるアロングプロセスエラー(along−process errors)の補完を算出するステップをさらに含む。
【0084】
アロングプロセスエラーの補完を算出することによって、プリントヘッド間の正確なレジストレーションを保証することが可能になり、したがって、インクが正確に基板上に置かれる。
【0085】
好適には、プリントヘッド配置におけるアロングプロセスエラーを補完するステップは、隣接するプリントヘッドの発射時間を変化させるステップを含む。
【0086】
好適には、必要な補正を算出するステップが、1または複数のプリントヘッド支持部の必要な運動の大きさを算出するステップを含む。
【0087】
好適には、1または複数のプリントヘッド支持部の必要な運動の大きさを算出するステップが、1または複数の調節ネジの必要な回転を算出するステップをさらに含む。
【0088】
好適には、1または複数のプリントヘッド調整部の必要な運動の大きさを算出するステップが、1または複数のモータにより実行される必要なステップを算出するステップをさらに含む。
【0089】
好適には、プリントヘッド配置を調整する方法が、コンピュータプログラムによって実行される。
【0090】
これらの装置および方法を使用することによって、機械的調整、およびしたがって、プリントヘッドのレジストレーションが、2〜3ミクロンの解像度に対して行うことが可能になり、良好なプリント品質を達成する水準で安定している。
【0091】
次いで、添付の図面を参照しながら、単なる実施例として、実施形態を説明する。