(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6678849
(24)【登録日】2020年3月23日
(45)【発行日】2020年4月8日
(54)【発明の名称】皮膚伸長テープ及びリラックス方法
(51)【国際特許分類】
A61H 7/00 20060101AFI20200330BHJP
A61F 13/02 20060101ALI20200330BHJP
【FI】
A61H7/00 102
A61F13/02 310T
A61F13/02 380
A61F13/02 355
A61F13/02 310Z
【請求項の数】11
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-169425(P2015-169425)
(22)【出願日】2015年8月28日
(65)【公開番号】特開2017-42535(P2017-42535A)
(43)【公開日】2017年3月2日
【審査請求日】2018年5月23日
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 刊行物名「ペインフリー テープ1枚で痛みから解放!!」、発行者名 デザインエッグ株式会社、発行年月日 平成27年5月11日 掲載アドレス http://www.painfree−jp.com/、掲載年月日 平成27年8月18日
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、実施許諾の用意がある。
(73)【特許権者】
【識別番号】500349546
【氏名又は名称】有限会社東洋物療研究所
(72)【発明者】
【氏名】藤田 誠
【審査官】
胡谷 佳津志
(56)【参考文献】
【文献】
特開平07−330590(JP,A)
【文献】
特開2015−085102(JP,A)
【文献】
登録実用新案第3180221(JP,U)
【文献】
特開2012−228347(JP,A)
【文献】
特開2013−255856(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61H 7/00
A61F 13/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
裏面に粘着剤が塗布された非伸縮性のシートからなる第一シート部と、
一端部の裏面に前記第一シート部が固定される、伸縮性を有する帯状のシートからなり、裏面に粘着剤が塗布された第二シート部であって、長さが前記第一シート部の当該長さ方向の長さの2倍以上に形成される第二シート部とからなり、
前記第一シート部と前記第二シート部とは当初分離したものであり、前記第一シート部の表面に前記第二シート部の前記一端部の裏面を貼り付けることで、前記第二シート部は前記第一シート部に固定されるものである皮膚伸長テープ。
【請求項2】
前記第一シート部の平面形状は円に内接し、当該円との接点を結ぶと正多角形を構成する形状に形成される請求項1に記載の皮膚伸長テープ。
【請求項3】
前記第二シート部よりも曲げ強度が大きい補強シート部が前記第一シート部の表面にほぼ長手方向に渡って分離可能に貼り付けられる請求項1又は2に記載の皮膚伸長テープ。
【請求項4】
前記補強シート部は非伸縮性であり長手方向を横切る切断面により分断されている請求項3に記載の皮膚伸長テープ。
【請求項5】
前記第一シート部及び第二シート部の前記第一シート部が固定される一端部は透明又は半透明に形成される請求項3又は4に記載の皮膚伸長テープ。
【請求項6】
前記第二シート部の前記第一シート部が固定される一端部は透明又は半透明に形成される請求項1又は2に記載の皮膚伸長テープ。
【請求項7】
前記第二シート部の粘着剤が塗布された部分には、この部分を覆うように当該粘着剤に剥離可能に貼り付けられるシートからなる剥離シート部が設けられるとともに、当該剥離シート部は前記第一シート部が固定されない他端部側において長手方向を横切る切断面により分断されている請求項1から6のいずれか1項に記載の皮膚伸長テープ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リラックス方法とこれに用いる皮膚を一方向に伸張するテープに関する。
【背景技術】
【0002】
多くの人々がストレスにさらされる現代において、心身をリラックスさせることは重要である。心身をリラックスさせる方法として、呼吸法、自立訓練法、瞑想、音楽療法、アロマテラピー、その他の民間療法等、種々の方法が存在する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、種々のリラクゼーション方法において問題になることの一つとして、筋肉の緊張がある。筋肉の緊張が強く意識できるような場合には、痛みやだるさなどが意識されることでリラックス状態になることを妨げられることになり、筋肉の緊張が弱く意識されないような場合でも、身体的な異常を無意識下では認識しているので、無意識にリラックス状態になることが阻害されたりする。
本発明は、このような観点から、リラックスする際に筋肉の緊張を緩和することでリラックス状態を促進できるようにする方法を提供すること、及び、この方法に用いるのに適したテープを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有する。
請求項1に記載の発明は、裏面に粘着剤が塗布された非伸縮性のシートからなる第一シート部と、一端部の裏面に前記第一シート部が固定される、伸縮性を有する帯状のシートからなり、裏面に粘着剤が塗布された第二シート部であって、長さが前記第一シート部の当該長さ方向の長さの2倍以上に形成される第二シート部とからなり、前記第一シート部と前記
第二シート部とは当初分離したものであり、前記第一シート部の表面に前記第二シート部の前記一端部の裏面を貼り付けることで、前記第二シート部は前記第一シート部に固定されるものである皮膚伸長テープである。
請求項2に記載の発明は、前記皮膚伸長テープにおいて、前記第一シート部の平面形状は円に内接し、当該円との接点を結ぶと正多角形を構成する形状に形成されるものである。
請求項3に記載の発明は、前記皮膚伸長テープにおいて、前記第二シート部よりも曲げ強度が大きい補強シート部が前記第一シート部の表面にほぼ長手方向に渡って分離可能に貼り付けられるものである。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の皮膚伸長テープにおいて、前記補強シート部は非伸縮性であり長手方向を横切る切断面により分断されているものである。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の皮膚伸長テープにおいて、前記第一シート部及び第二シート部の前記第一シート部が固定される一端部は透明又は半透明に形成されるものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1又は2に記載の皮膚伸長テープにおいて、前記第二シート部の前記第一シート部が固定される一端部は透明又は半透明に形成されるものである。
請求項7に記載の発明は、前記皮膚伸長テープにおいて、前記第二シート部の粘着剤が塗布された部分には、この部分を覆うように当該粘着剤に剥離可能に貼り付けられるシートからなる剥離シート部が設けられるとともに、当該剥離シート部は前記第一シート部が固定されない他端部側において長手方向を横切る切断面により分断されているものである。
【発明の効果】
【0006】
以上のような構成により本発明は、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明は、第一シート部を皮膚に貼り付けた後、第二シート部を伸ばしてから皮膚に貼り付けることで、第一シート部が貼り付けられた部分は、第二シート部が延びる方向に引っ張られることとなる。本願発明の発明者が発見したところによると筋肉が緊張している部分の上方の皮膚を、所定方向に引っ張ると筋肉の緊張が緩和する。従って、第一シート部を筋肉の緊張した部分に貼り、第二シート部を筋肉の緊張が緩和する方向に伸ばしてから貼れば、筋肉が緊張した部分の皮膚が緊張が緩和する方向に伸ばされた状態に保持することができる。この際、第一シート部は被伸縮性の材料で形成されているので、第一シート部が貼られている部分は全体として第二シート部に引っ張られるので、偏りなく筋肉が緊張している部分上方の皮膚を引っ張ることができる。
そして、第一シート部と第二シート部を当初分離することで、まず、筋肉の緊張した場所を押して認識してから第一シート部を方向を気にすることなく貼り付けることができ、その後、筋肉の緊張が緩和する方向を探し出だした後に、第一シート部が貼り付けられている所に第二シート部を方向を定めて貼り付けるので、第一シート部と第二シート部とが当初から一体である場合と比較して、段階を追って作業を行うことができ、より正確に貼り付ける位置と方向に皮膚伸長テープを貼り付けることができる。
請求項2に記載の発明は、前記第一シート部を中心から外周に向かって複数の突出した部分を有する平面形状とすると、円形のような滑らかな外縁を持つ平面形状に比較して、皮膚を通して脳に送られる信号が乱雑で、痛みや緊張を緩和する刺激として、慣れが起こりにくいと考えられる。
請求項3に記載の発明は、補強シート部を第二シート部の表面に貼り付けることで、第二シート部が折れ曲がりにくくなり、第二シート部を第一シート部に貼り付ける前や皮膚に貼り付ける前に第二シート部の裏面の粘着部同士が貼り付いてしまうことを抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、補強シート部を貼り付けたまま第二シート部を引っ張ると第二シート部は補強シート部が分断された位置で伸び、補強シート部は分断した部分同士が互いに離れることになるので、この補強シートの分断した部分同士の距離を目視することによって第二シートがどの程度引っ張られているのかの目安とすることができる。
請求項5、6に記載の発明は、第二シート部の第一シート部が固定される一端部が透明又は半透明に形成されることで、第一シート部に当該一端部を貼り付ける際に第一シート部を目視しながら貼り付けることができ、第二シート部一端部の適切な位置に第一シート部を固定しやすい。
請求項7に記載の発明は、第二シート部を剥離シート部から剥がす際に他端部側の剥離シート部を残してこの部分を指で持つようにすることで、指に第二シート部の粘着剤が付かず、また、他端部側なので第二シート部の一端部を第一シートに貼り付けた後、そのまま指で持って他端部側に第二シート部を引っ張ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】(a)は実施形態に係る皮膚伸長テープの第一の粘着テープを表側からみた斜視図であり、(b)は本実施形態に係る皮膚伸長テープの第一の粘着テープを表側からみた分解斜視図である。
【
図2】(a)は実施形態に係る皮膚伸長テープの第二の粘着テープを表側からみた斜視図であり、(b)は実施形態に係る皮膚伸長テープの第二の粘着テープを表側からみた分解斜視図である。
【
図3】(a)から(c)は、実施形態に係るリラックス方法の第一ステップから第三ステップの手順を示す説明図である。
【
図4】(d)から(f)は、実施形態に係るリラックス方法の第四ステップから第五ステップの手順を示す説明図である。
【
図6】(g)から(i)は、実施形態に係るリラックス方法の第五ステップから第六ステップの手順を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本実施形態に係る皮膚伸長テープについて、図を用いて説明する。本実施形態に係る皮膚伸長テープは2種類の粘着テープにより構成されている。
図1(a)に本実施形態に係る皮膚伸長テープの第一の粘着テープYaの表面側から見た斜視図を示し、
図1(b)に第一の粘着テープYaの一部分解斜視図を示す。第一の粘着テープYaは、第一シート部50、剥離シート部60により構成される。なお、図に示す第一の粘着テープYaは大きな長方形状の剥離シート部60を共有する12組の第一の粘着テープYaが示されている。第一シート部50は実施形態1に係る第一シート部10は同じ素材により形成され裏面に同様の粘着剤が塗布される。第一シート部50の平面形状は円に内接し、当該円との接点を結ぶと正多角形を構成する花柄のような形状が採用される。剥離シート部60は表面が粘着剤が容易に剥がれるよう滑らかに加工された長方形状の紙製のシート体であり、第一シート部50の裏面の粘着剤が貼り付けられることで、12枚の第一シート部50を保持固定する。
【0010】
図2(a)に本実施形態に係る皮膚伸長テープの第二の粘着テープYbの表面側から見た斜視図を示し、
図2(b)に一つの第二の粘着テープYbの分解斜視図を示す。第二の粘着テープYbは、第二シート部70、補強シート部80a、80b、剥離シート部90a、90bにより構成される。なお、図に示す第二の粘着テープYbは大きな長方形状の剥離シート90aを共有する10組の第二の粘着テープYbが示されている。
第二シート部70は実施形態1に係る第二シート部20と同様に伸張性のシートから構成されるが、ここでは透明又は半透明なエラストマーが採用される。第二シート部70は平面形状が四隅にアールが形成された長方形状に形成される。補強シート部80a、80bは非伸縮性の透明な第二シート部70よりも曲がりにくい素材からなるシート体であり、平面形状は第二シート部20の平面形状を長手方向の中央で二分したそれぞれの形状に形成される。補強シート部80a、80bの裏面は第二シート部70の表面に粘着力の弱い接着剤によって、第二シート部70に完全に重なるように貼り付けられる。これによって補強シート部80a、80bは弱い力で第二シート部70表面から取り除くことができる。第二シート部20の表面には、第二シート部70の一端部側に対応する位置に描かれる丸い窓と当窓を基端とする他端部側を指し示す矢印の図形及び他端部の一定範囲が透明になるようにこれらの図形の回りが塗りつぶされるような印刷が施されている。剥離シート部90aは、第二シート部70を他端部を残して10枚貼り付けることができる大きさの長方形の紙製のシート体であり、表面は粘着剤が容易に剥がれるよう滑らかに加工されている。剥離シート部90aは、第二シート部70の他端部がはみ出るように第二シート部70を配列した状態で、各第二シート部70を表面に固定する。剥離シート90bは、第二シート部70の剥離シート90aからはみ出した他端部の形状に合致する紙製のシートであり、表面は粘着剤が容易に剥がれるよう滑らかに加工され、第二シート部70の当該はみ出した他端部裏面に貼り付けられて固定される。
【0011】
次に、以上のような構成を有する皮膚伸長テープXを用いたリラックス方法について説明する。このリラックス方法は、第一の粘着テープYa、第二の粘着テープYbとからなる皮膚伸長テープを用いてリラックスの邪魔になる筋肉の緊張を緩和することでリラックスを促進するものである。
使用者は、まず、第一ステップとして
図3(a)に示すように場所を変えながら親指などで皮膚の上を押し、痛みや違和感がある部分探し出す。痛みや違和感がある場所が筋肉の緊張のある場所である。第一ステップで筋肉の緊張のある場所が見つかったら、第二ステップとして、
図3(b)に示すように、見つかった筋肉の緊張のある場所に、第一の粘着テープYaから剥がした第一シート部50を貼りつける。次に、第三ステップとして、
図3(c)に示すように第一シート部50の上から皮膚を親指などで圧迫しながら、皮膚に平行に種々の方向にずらしてみて、痛みや違和感が消える又は弱くなる方向を探す。見つかった方向が筋肉の緊張が緩和される方向となる。第三ステップで緊張が緩和される方向が見つかったら、第四ステップとして、第二の粘着テープYbを剥離シート部90aから剥がして
図4(d)に示すように、第二シート部70の他端部側が緊張が緩和される方向に向くように、即ち補強シート80a、80bに印刷された矢印が緊張が緩和される方向に向くようにし、かつ、一端部側にある補強シート80aの丸い窓内に第二ステップで貼りつけた第一シート部50が収まるようにして、第一シート部50表面に第二シート部70の一端部裏面を貼りつける。次に、第五ステップとして、
図4(e)に示すように第二シート部70の他端部表面及び剥離シート90bを持って、長手方向、即ち筋肉の緊張が緩和される方向に伸ばす。なお、第二シート部70を伸ばす際には、第一シート部50が貼られた一端部側も指で押さえておくようにする。この際、第二シート部70の表面には非伸縮性の補強シート80a、80bが貼り付けられているので第二シート部70の補強シート80a、80bが貼り付けられている部分はほとんど伸びることがなく、補強シート80a、80bとの境に位置する第二シート部70が伸び、補強シート80a、80bとの間隔が広がる。
図5にこの状態の拡大図を示す。
図5に示す補強シート80a、80bとの距離dが所定量、例えば5mm程度に達したら適切な伸び量と判断し、第二シート部70を伸ばした状態のまま
図4(f)に示すように第二シート部70の一端部以外の部分を皮膚に貼りつける。なお、第二シート部70の他端部側先端は剥離シート90bが貼られているので皮膚に貼りつけることはできない。その後、
図6(g)に示すように第二シート部70の表面から補強シート80a、80bを取り除き、さらに、
図6(h)に示すように第二シート部70の他端部側先端裏面の剥離シート90bを取り除いて、第二シート部70の他端部側先端も皮膚に貼りつける。最後に、第六ステップとして、
図6(f)に示すように、第二シート部70全体をなじませる為に、第一シート部50が貼られた第二シート部70の一端部を押さえながら、第二シート部70を筋肉の緊張が緩和される方向に2、3回擦るようにする。以上で一つの箇所の筋肉の緊張の緩和が完了する。複数の筋肉の緊張がある場合は、それぞれについて、上記の処理を行って筋肉の緊張を緩和させる。その後、瞑想やアロマテラピーなどにより、心身をリラックスさせるとより深いリラックス状態に至ることができる。
【0012】
このように本実施形態に係るリラックス方法では、皮膚伸長テープを用いることで筋肉の緊張が緩和された状態を保持できるので、より深いリラックス状態を実現することができる。そして、第一シート部50と第二シート部70とが分離しているので、痛みや違和感がある場所を探し出して第一シート部50を貼る作業と、痛みや違和感が緩和される方向を探し出して第二シート部70を貼る作業とを分離できるので、作業が混乱せず、特に第二シート部70を貼る際に、貼るべき場所が第一シート部50により既に示されているので、作業を確実に行うことができる。また、第二シート部70表面に補強シート部80a、80bが貼られているので、第二シート部70が曲がりにくく貼り付けるまでに第二シート部70の粘着面同士が貼りつくことが抑制でき、また、第二シート部70を伸ばす際に補強シート部80a、80b同士が離れる距離を伸び量の目安とすることができる。さらに、剥離シート部90bが第二シート部70の他端部側に分離して残るので第二シート部70を扱う際に、粘着剤に指が触れないようにでき、特に、第二シート部70を伸ばす際の作業性が向上する。それから、第一シート部50の平面形状を、外周に沿って突起が並ぶような形状とすることで、皮膚に貼りつけた位置への刺激が複雑になり痛みや違和感が緩和される効果を高くすることができる。
【0013】
なお、上記実施形態では、第一シート部50の平面形状を8つの突起がある花柄様の形状にしているが、第一シート部50の平面形状は適宜変更することができ、7以下又は9以上の突起を有するようにしたり、円形にしたり等することができる。
また、上記実施形態では、第一の粘着テープYa、第二の粘着テープYbともに大きな剥離シートを共有することで複数の粘着テープが一体となっているが、一組の粘着テープYa、Ybごとに剥離シートを設けることで、一組ごとに分離した形態を採るようにしてもよい。
【符号の説明】
【0014】
Ya、Yb 皮膚伸長テープ
50 第一シート部
70 第二シート部
60、90a、90b 剥離シート部
80a、80b 補強シート部