(54)【発明の名称】課題収集評価方法、解決案収集評価方法、課題収集評価のためのサーバ、解決案収集評価のためのサーバ、並びに、課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
サーバが、課題データ記憶部に格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアに基づいて、各課題に付与された二つ以上の評価軸に基づくスコアの組み合わせを、二次元以上の座標系にプロットして統計グラフを作成し、当該統計グラフのデータをネットワークを介して試験管理者端末に送信するステップを含む請求項1〜5の何れか一項に記載の課題収集評価方法。
サーバが、課題データ記憶部に格納されている課題データ中の複数の課題から選択される少なくとも一つの解決すべき課題を、ネットワークを介して試験管理者端末から受信するステップと、
サーバが、ネットワークを介して試験管理者端末から第二テスト開始の指示を受信するステップと、
サーバが、第二テスト開始の指示に応じて、前記少なくとも一つの解決すべき課題を含む課題データを課題データ記憶部から抽出すると共に、少なくとも一つの記述式解決案入力部を含む、前記少なくとも一つの解決すべき課題に対する解決案を入力するための第二書式データを第二書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第二書式データをネットワークを介して第二テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信するステップと、
サーバが、前記少なくとも一つの解決すべき課題に対する第二テストの受験者による解決案を含む解決案データを、第二テストの各受験者端末から受信するステップと、
サーバが、受信した解決案を含む解決案データにそれぞれ識別子を付与し、前記解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて前記解決案データを解決案データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて解決案データ記憶部に格納されている各解決案データ中の解決案を評価すべき受験者を第二テストの受験者の中から決定するステップと、
サーバが、解決案を評価すべき受験者を決定するステップの結果に従い、各受験者が評価すべき解決案を含む解決案データを解決案データ記憶部から抽出すると共に、少なくとも一つの評価軸に基づく選択式解決案評価入力部を含む解決案評価入力のための第四書式データを第四書式データ記憶部から抽出し、当該解決案データ及び当該第四書式データをネットワークを介して対応する第二テストの受験者端末に送信するステップと、
サーバが、解決案データ中の解決案に対する第二テストの受験者による評価を含む解決案評価データを、第二テストの各受験者端末から受信するステップと、
サーバが、受信した解決案評価データにそれぞれ識別子を付与し、前記解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子、及び評価された解決案データの識別子と関連付けて前記解決案評価データを解決案評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、解決案評価データ記憶部に格納されている各解決案評価データ及び解決案データの識別子に基づいて各解決案データ中の解決案に対する評価を集計することにより各解決案に対する評価軸毎のスコアを算出し、各解決案を含む解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて前記スコアを解決案データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、解決案データ記憶部に格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアを含む解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信するステップと、
を含む解決案収集評価方法。
サーバが、解決案データ記憶部に格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアに基づいて、各解決案に付与された二つ以上の評価軸に基づくスコアの組み合わせを、二次元以上の座標系にプロットして統計グラフを作成し、当該統計グラフのデータをネットワークを介して試験管理者端末に送信するステップを含む請求項7〜11の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
課題データ記憶部には、請求項1〜6の何れか一項に記載の課題収集評価方法を実施することによって収集された課題データが格納されている請求項7〜12の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
サーバが、課題データの識別子及び課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けられて課題データ記憶部に格納されている課題に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、課題データを送信した第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて第一テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第一テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第一テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、課題データの識別子毎に課題に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納するステップと、
を更に含む請求項1〜6の何れか一項に記載の課題収集評価方法。
サーバが、課題データ記憶部に格納されている各課題に付与された補正後の評価軸毎のスコア及び第一テストの受験者の識別子に基づき、第一テストの各受験者に対する補正後の獲得スコアを評価軸毎に算出し、第一テストの受験者の識別子と関連付けて第一テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第一テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている補正後の獲得スコアに基づいて第一テストの受験者に対して再び順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、課題データの識別子毎に課題に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納するステップと、
を少なくとも一回繰り返すことを含む請求項14に記載の課題収集評価方法。
第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の最大スコアである請求項14又は15に記載の課題収集評価方法。
第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の合計スコアである請求項14又は15に記載の課題収集評価方法。
サーバが、解決案データの識別子及び解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けられて解決案データ記憶部に格納されている解決案に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて第二テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第二テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第二テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、解決案データの識別子毎に解決案に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納するステップと、
を更に含む請求項7〜13の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
サーバが、解決案データ記憶部に格納されている各解決案に付与された補正後の評価軸毎のスコア及び第二テストの受験者の識別子に基づき、第二テストの各受験者に対する補正後の獲得スコアを評価軸毎に算出し、第二テストの受験者の識別子と関連付けて第二テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第二テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている補正後の獲得スコアに基づいて第二テストの受験者に対して再び順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、解決案データの識別子毎に解決案に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納するステップと、
を少なくとも一回繰り返すことを含む請求項18に記載の解決案収集評価方法。
第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の最大スコアである請求項18又は19に記載の解決案収集評価方法。
第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の合計スコアである請求項18又は19に記載の解決案収集評価方法。
課題データ記憶部に、請求項1〜6、14〜17の何れか一項に記載の課題収集評価方法を実施することによって収集された課題データを格納しており、且つ、課題評価データ記憶部に、請求項1〜6、14〜17の何れか一項に記載の課題収集評価方法を実施することによって収集された課題評価データを格納しているサーバが、利用権限のある端末からネットワークを介して、課題及びその解決案についての検索要求を受信するステップと、
サーバが、課題データ記憶部、課題評価データ記憶部、解決案データ記憶部及び解決案評価データ記憶部の少なくとも一つを検索し、検索要求に合致する課題及びその解決案を含む検索結果をネットワークを介して前記利用権限のある端末に送信するステップと、
を更に含む請求項7〜13、18〜21の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
課題評価抽出部は、課題データ記憶部に格納されている各課題に含まれるキーワードの出現回数に少なくとも基づいて、当該キーワードの大きさ及び色の少なくとも一方を変化させた、キーワードマップを作成し、ネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる請求項24に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
課題評価抽出部は、キーワードマップ上のキーワードを選択すると、課題データ記憶部に格納されている各課題から当該キーワードを含む課題についての課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる請求項24に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
解決案評価抽出部は、解決案データ記憶部に格納されている各解決案に含まれるキーワードの出現回数に少なくとも基づいて、当該キーワードの大きさ及び色の少なくとも一方を変化させた、キーワードマップを作成し、ネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる請求項25に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
解決案評価抽出部は、キーワードマップ上のキーワードを選択すると、解決案データ記憶部に格納されている各解決案から当該キーワードを含む解決案についての解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる請求項25に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の最大スコアである請求項24に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の合計スコアである請求項24に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の最大スコアである請求項25に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の合計スコアである請求項25に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は請求項26に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
前記制御部は、利用権限のある端末からネットワークを介して課題及びその解決案についての検索要求を送受信部が受信すると、前記記憶部を検索し、検索要求に合致する課題及びその解決案を含む検索結果を送受信部からネットワークを介して利用権限のある端末に送信することができる検索部を更に有する請求項26、28〜34、36〜38の何れか一項に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
検索結果が、課題に対する評価軸毎のスコア及び解決案に対する評価軸毎のスコアの一方又は両方を含む請求項39に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
世の中には政治、経済、社会、産業、科学、環境等の種々の分野において様々な課題が存在する。また、企業内においても、人事、労務、教育、経理、法務、経営企画、技術開発、保安、情報管理、マーケティング及び営業といった種々の部門で様々な課題が存在する。このような課題は既に知られているもの、潜在的にその存在が予測されているもの、未だ認識されていないものを含めて多数存在する。現代社会においては、既存の課題に対して過去から現在まで多様な解決手段が提案されており、インターネットの普及も相まって課題及び解決手段に関する多種多様な情報が手に入るものの、入手可能な情報量は日々膨れ上がって複雑化及び高度化しており、しかもそのような情報には不正確な情報、誤った情報、更には詐欺的な情報も含まれるため、かえって社会を混乱に陥れる危険性を孕んでいる。
【0009】
つまり、現代の情報社会においては、膨大な情報量の中から、信頼性の高い正確な情報を選別して得ることは容易ではない。そのため、ある課題に対して最適解が既に世の中に存在しているにも拘わらずそのような最適解に容易に辿り着くことができないという事態が生じ得る。また、世の中の誰かが既に認識又は潜在的に認識している課題であるにも拘わらず、社会全体としてその課題の存在を共有できていないという事態も生じ得る。そのような課題に対しては解決策が存在しないか、存在していたとしても少ないため、最適な解決策を探すことはいっそう困難である。
【0010】
同様の事態は企業内という小さな組織においても存在し得る。すなわち、企業内での情報共有が十分になされていないと、過去に解決したはずの課題に対して最初から取り組まなければならないという非効率な事態が生じ得る。また、従業員の誰かが既に認識又は潜在的に認識している課題であるにも拘わらず、企業としてその課題の存在を共有できていないという事態も生じ得る。企業内における課題の共有が十分にできていればその課題に対する解決策を検討する機会自体が得られない。課題によっては顕在化してからでは手遅れのものも存在するところ、課題とその解決策の迅速な把握が企業活動において極めて重要である。
【0011】
上述したオンラインテスト方法、特に特許文献3に記載されているオンラインテスト方法は、個人のアイデア創造力を評価する手法としては優れているものの、多種多様な課題を収集評価及び多種多様な解決案収集をオンラインで効率的に行ない、収集評価した課題及び解決案を価値評価と共にストックし、情報の可用性を高めるという観点での検討が不足している。情報が価値評価と共にストックされれば、信頼性の高い情報へのアクセスが容易になるであろう。
【0012】
従って、本発明はオンラインで効率的に行うことのできる課題収集評価方法を提供することを課題とする。また、本発明はオンラインで効率的に行うことのできる解決案収集評価方法を提供することを別の課題とする。また、本発明は、課題収集評価をオンラインで効率的に行うためのサーバを提供することを更に別の課題とする。また、本発明は、解決案収集評価をオンラインで効率的に行うためのサーバを提供することを更に別の課題とする。また、本発明は、課題及びその解決案の収集評価をオンラインで効率的に行うためのサーバを提供することを更に別の課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明者は上記課題を解決するために鋭意検討を行ったところ、課題を認識していたり潜在的な課題を提案可能な者と、与えられた課題に対する解決案を認識していたり解決案を提案可能な者は必ずしも同一ではないことに着目した。例えば、ある従業員は職場の問題を発見しているがそれに対する有効な解決案を発見できない場合がある。また、ある従業員はそのような職場の問題に気づいていないが、問題提起を受ければ有効な解決案を提案できる場合がある。つまり、課題の収集評価と、解決案の収集評価は個別に実施する方が、多種多様な課題及びそれに対する多種多様な解決案を収集しやすいのである。
【0014】
本発明は当該知見を基礎として完成したものであり、以下に例示される。
[1]
サーバが、ネットワークを介して試験管理者端末から第一テスト開始の指示を受信するステップと、
サーバが、第一テスト開始の指示に応じて、少なくとも一つの記述式課題入力部を含む課題入力のための第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該第一書式データをネットワークを介して第一テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信するステップと、
サーバが、記述式課題入力部に第一テストの各受験者によって入力された課題を含む課題データを、第一テストの各受験者端末から受信するステップと、
サーバが、受信した課題を含む課題データにそれぞれ識別子を付与し、前記課題データを送信した第一テストの各受験者の識別子と関連付けて前記課題データを課題データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて課題データ記憶部に格納されている各課題データ中の課題を評価すべき受験者を第一テストの受験者の中から決定するステップと、
サーバが、課題を評価すべき受験者を決定するステップの結果に従い、各受験者が評価すべき課題を含む課題データを課題データ記憶部から抽出すると共に、少なくとも一つの評価軸に基づく選択式課題評価入力部を含む課題評価入力のための第三書式データを第三書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第三書式データをネットワークを介して対応する第一テストの受験者端末に送信するステップと、
サーバが、課題データ中の課題に対する第一テストの受験者による評価を含む課題評価データを、第一テストの各受験者端末から受信するステップと、
サーバが、受信した課題評価データにそれぞれ識別子を付与し、前記課題評価データを送信した評価者としての第一テストの受験者の識別子、及び評価された課題データの識別子と関連付けて前記課題評価データを課題評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、課題評価データ記憶部に格納されている各課題評価データ及び課題データの識別子に基づいて各課題データ中の課題に対する評価を集計することにより各課題に対する評価軸毎のスコアを算出し、各課題を含む課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて前記スコアを課題データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、課題データ記憶部に格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアを含む課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信するステップと、
を含む課題収集評価方法。
[2]
課題入力のための第一書式データは、第一テスト情報記憶部に格納されている課題の入力条件と共に送信される[1]に記載の課題収集評価方法。
[3]
前記少なくとも一つの評価軸が、発生頻度、潜在度、重要度及び緊急性の少なくとも一つを含む[1]又は[2]に記載の課題収集評価方法。
[4]
前記少なくとも一つの評価軸が、二つ以上の評価軸を含む[1]〜[3]の何れか一項に記載の課題収集評価方法。
[5]
前記少なくとも一つの評価軸が、発生頻度、潜在度、重要度及び緊急性よりなる群から選択される二つ以上の評価軸を含む[4]に記載の課題収集評価方法。
[6]
サーバが、課題データ記憶部に格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアに基づいて、各課題に付与された二つ以上の評価軸に基づくスコアの組み合わせを、二次元以上の座標系にプロットして統計グラフを作成し、当該統計グラフのデータをネットワークを介して試験管理者端末に送信するステップを含む[1]〜[5]の何れか一項に記載の課題収集評価方法。
[7]
サーバが、課題データ記憶部に格納されている課題データ中の複数の課題から選択される少なくとも一つの解決すべき課題を、ネットワークを介して試験管理者端末から受信するステップと、
サーバが、ネットワークを介して試験管理者端末から第二テスト開始の指示を受信するステップと、
サーバが、第二テスト開始の指示に応じて、前記少なくとも一つの解決すべき課題を含む課題データを課題データ記憶部から抽出すると共に、少なくとも一つの記述式解決案入力部を含む、前記少なくとも一つの解決すべき課題に対する解決案を入力するための第二書式データを第二書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第二書式データをネットワークを介して第二テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信するステップと、
サーバが、前記少なくとも一つの解決すべき課題に対する第二テストの受験者による解決案を含む解決案データを、第二テストの各受験者端末から受信するステップと、
サーバが、受信した解決案を含む解決案データにそれぞれ識別子を付与し、前記解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて前記解決案データを解決案データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて解決案データ記憶部に格納されている各解決案データ中の解決案を評価すべき受験者を第二テストの受験者の中から決定するステップと、
サーバが、解決案を評価すべき受験者を決定するステップの結果に従い、各受験者が評価すべき解決案を含む解決案データを解決案データ記憶部から抽出すると共に、少なくとも一つの評価軸に基づく選択式解決案評価入力部を含む解決案評価入力のための第四書式データを第四書式データ記憶部から抽出し、当該解決案データ及び当該第四書式データをネットワークを介して対応する第二テストの受験者端末に送信するステップと、
サーバが、解決案データ中の解決案に対する第二テストの受験者による評価を含む解決案評価データを、第二テストの各受験者端末から受信するステップと、
サーバが、受信した解決案評価データにそれぞれ識別子を付与し、前記解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子、及び評価された解決案データの識別子と関連付けて前記解決案評価データを解決案評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、解決案評価データ記憶部に格納されている各解決案評価データ及び解決案データの識別子に基づいて各解決案データ中の解決案に対する評価を集計することにより各解決案に対する評価軸毎のスコアを算出し、各解決案を含む解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて前記スコアを解決案データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、解決案データ記憶部に格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアを含む解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信するステップと、
を含む解決案収集評価方法。
[8]
解決案入力のための第二書式データは、第二テスト情報記憶部に格納されている解決案の入力条件と共に送信される[7]に記載の解決案収集評価方法。
[9]
前記少なくとも一つの評価軸が、効果、実現可能性、及び新規性の少なくとも一つを含む[7]又は[8]に記載の解決案収集評価方法。
[10]
前記少なくとも一つの評価軸が、二つ以上の評価軸を含む[7]〜[9]の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
[11]
前記少なくとも一つの評価軸が、効果、実現可能性、及び新規性よりなる群から選択される二つ以上の評価軸を含む[10]に記載の解決案収集評価方法。
[12]
サーバが、解決案データ記憶部に格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアに基づいて、各解決案に付与された二つ以上の評価軸に基づくスコアの組み合わせを、二次元以上の座標系にプロットして統計グラフを作成し、当該統計グラフのデータをネットワークを介して試験管理者端末に送信するステップを含む[7]〜[11]の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
[13]
課題データ記憶部には、[1]〜[6]の何れか一項に記載の課題収集評価方法を実施することによって収集された課題データが格納されている[7]〜[12]の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
[14]
サーバが、課題データの識別子及び課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けられて課題データ記憶部に格納されている課題に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、課題データを送信した第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて第一テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第一テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第一テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、課題データの識別子毎に課題に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納するステップと、
を更に含む[1]〜[6]の何れか一項に記載の課題収集評価方法。
[15]
サーバが、課題データ記憶部に格納されている各課題に付与された補正後の評価軸毎のスコア及び第一テストの受験者の識別子に基づき、第一テストの各受験者に対する補正後の獲得スコアを評価軸毎に算出し、第一テストの受験者の識別子と関連付けて第一テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第一テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている補正後の獲得スコアに基づいて第一テストの受験者に対して再び順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、課題データの識別子毎に課題に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納するステップと、
を少なくとも一回繰り返すことを含む[14]に記載の課題収集評価方法。
[16]
第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の最大スコアである[14]又は[15]に記載の課題収集評価方法。
[17]
第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の合計スコアである[14]又は[15]に記載の課題収集評価方法。
[18]
サーバが、解決案データの識別子及び解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けられて解決案データ記憶部に格納されている解決案に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて第二テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第二テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第二テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、解決案データの識別子毎に解決案に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納するステップと、
を更に含む[7]〜[13]の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
[19]
サーバが、解決案データ記憶部に格納されている各解決案に付与された補正後の評価軸毎のスコア及び第二テストの受験者の識別子に基づき、第二テストの各受験者に対する補正後の獲得スコアを評価軸毎に算出し、第二テストの受験者の識別子と関連付けて第二テストの受験者評価データ記憶部に格納するステップと、
サーバが、第二テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている補正後の獲得スコアに基づいて第二テストの受験者に対して再び順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、解決案データの識別子毎に解決案に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納するステップと、
を少なくとも一回繰り返すことを含む[18]に記載の解決案収集評価方法。
[20]
第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の最大スコアである[18]又は[19]に記載の解決案収集評価方法。
[21]
第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の合計スコアである[18]又は[19]に記載の解決案収集評価方法。
[22]
課題データ記憶部に、[1]〜[6]、[14]〜[17]の何れか一項に記載の課題収集評価方法を実施することによって収集された課題データを格納しており、且つ、課題評価データ記憶部に、[1]〜[6]、[14]〜[17]の何れか一項に記載の課題収集評価方法を実施することによって収集された課題評価データを格納しているサーバが、利用権限のある端末からネットワークを介して、課題及びその解決案についての検索要求を受信するステップと、
サーバが、課題データ記憶部、課題評価データ記憶部、解決案データ記憶部及び解決案評価データ記憶部の少なくとも一つを検索し、検索要求に合致する課題及びその解決案を含む検索結果をネットワークを介して前記利用権限のある端末に送信するステップと、
を更に含む[7]〜[13]、[18]〜[21]の何れか一項に記載の解決案収集評価方法。
[23]
検索結果が、課題に対する評価軸毎のスコア及び解決案に対する評価軸毎のスコアの一方又は両方を含む[22]に記載の解決案収集評価方法。
[24]
送受信部、制御部、記憶部、及び乱数発生装置を備え、
前記記憶部は、
第一テストの各受験者のアカウント情報を受験者の識別子と関連付けて格納するための第一テストの受験者アカウントデータ記憶部と、
少なくとも一つの記述式課題入力部を含む課題入力のための第一書式データを記憶するための第一書式データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式課題評価入力部を含む課題評価入力のための第三書式データを記憶するための第三書式データ記憶部と、
送受信部で受信した、記述式課題入力部に第一テストの各受験者によって入力された課題を含む課題データを、当該課題データの識別子と共に当該課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて格納するための課題データ記憶部と、
送受信部で受信した、各課題に対する受験者による評価を含む課題評価データを、当該課題評価データの識別子と共に当該課題評価データを送信した評価者としての第一テストの受験者の識別子、及び評価された課題データの識別子と関連付けて格納するための課題評価データ記憶部とを有し、
前記制御部はデータ登録部、課題入力用書式抽出部、評価者決定部、課題抽出部、課題評価部、及び、課題評価抽出部を有し、
データ登録部は、送受信部で受信した課題データにそれぞれ識別子を付与し、当該課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて当該課題データを課題データ記憶部に格納することと、送受信部で受信した課題評価データにそれぞれ識別子を付与し、当該課題評価データを送信した評価者としての第一テストの受験者の識別子及び評価された課題データの識別子と関連付けて当該課題評価データを課題評価データ記憶部に格納することができ、
課題入力用書式抽出部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、課題入力のための第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該第一書式データを送受信部からネットワークを介して第一テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信することができ、
評価者決定部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて課題データ記憶部に格納されている各課題データ中の課題を評価すべき受験者を課題データの識別子毎に第一テストの受験者の識別子を評価者として関連付けることにより決定することができ、
課題抽出部は、評価者決定部による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき課題を含む課題データを課題データの識別子と当該課題データの識別子に評価者として関連付けられた第一のテストの受験者の識別子とに基づいて抽出すると共に、課題評価入力のための第三書式データを第三書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第三書式データを送受信部からネットワークを介して対応する第一テストの受験者端末に送信することができ、
課題評価部は、課題評価データ記憶部に格納されている各課題評価データ及び課題データの識別子に基づいて各課題データ中の課題に対する評価を集計することにより各課題に対する評価軸毎のスコアを算出し、得られたスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納することができ、
課題評価抽出部は、課題データ記憶部に格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアを含む課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信することができる、
課題収集評価のためのサーバ。
[25]
送受信部、制御部、記憶部、及び乱数発生装置を備え、
前記記憶部は、
第二テストの各受験者のアカウント情報を受験者の識別子と関連付けて格納するための第二テストの受験者アカウントデータ記憶部と、
少なくとも一つの記述式解決案入力部を含む解決案入力のための第二書式データを記憶するための第二書式データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式解決案評価入力部を含む解決案評価入力のための第四書式データを記憶するための第四書式データ記憶部と、
複数の課題を含む課題データを記憶するための課題データ記憶部と、
送受信部で受信した、記述式解決案入力部に第二テストの各受験者によって入力された解決案を含む解決案データを、当該解決案データの識別子と共に当該解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて格納するための解決案データ記憶部と、
送受信部で受信した、各解決案に対する受験者による評価を含む解決案評価データを、当該解決案評価データの識別子と共に当該解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子、及び評価された解決案データの識別子と関連付けて格納するための解決案評価データ記憶部とを有し、
前記制御部はデータ登録部、解決案入力用書式抽出部、評価者決定部、解決案抽出部、解決案評価部、及び解決案評価抽出部を有し、
データ登録部は、送受信部で受信した解決案データにそれぞれ識別子を付与し、当該解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて当該解決案データを解決案データ記憶部に格納することと、送受信部で受信した解決案評価データにそれぞれ識別子を付与し、当該解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子及び評価された解決案データの識別子と関連付けて当該解決案評価データを解決案評価データ記憶部に格納することができ、
解決案入力用書式抽出部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、前記課題データ中の複数の課題から選択される少なくとも一つの解決すべき課題を含む課題データを課題データ記憶部から抽出すると共に、解決案を入力するための第二書式データを第二書式データ記憶部から抽出し、送受信部からネットワークを介して第二テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信することができ、
評価者決定部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて解決案データ記憶部に格納されている各解決案データ中の解決案を評価すべき受験者を解決案データの識別子毎に第二テストの受験者の識別子を評価者として関連付けることにより決定することができ、
解決案抽出部は、評価者決定部による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき解決案を含む解決案データを解決案データの識別子と当該解決案データの識別子に評価者として関連付けられた第二テストの受験者の識別子とに基づいて抽出すると共に、解決案評価入力のための第四書式データを第四書式データ記憶部から抽出し、当該解決案データ及び当該第四書式データを送受信部からネットワークを介して対応する第二テストの受験者端末に送信することができ、
解決案評価部は、解決案評価データ記憶部に格納されている各解決案評価データ及び解決案データの識別子に基づいて各解決案データ中の解決案に対する評価を集計することにより各解決案に対する評価軸毎のスコアを算出し、得られたスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納することができ、
解決案評価抽出部は、解決案データ記憶部に格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアを含む解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信することができる、
解決案収集評価のためのサーバ。
[26]
送受信部、制御部、記憶部、及び乱数発生装置を備え、
前記記憶部は、
第一テストの各受験者のアカウント情報を受験者の識別子と関連付けて格納するための第一テストの受験者アカウントデータ記憶部と、
第二テストの各受験者のアカウント情報を受験者の識別子と関連付けて格納するための第二テストの受験者アカウントデータ記憶部と、
少なくとも一つの記述式課題入力部を含む課題入力のための第一書式データを記憶するための第一書式データ記憶部と、
少なくとも一つの記述式解決案入力部を含む解決案入力のための第二書式データを記憶するための第二書式データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式課題評価入力部を含む課題評価入力のための第三書式データを記憶するための第三書式データ記憶部と、
少なくとも一つの評価軸に基づく選択式解決案評価入力部を含む解決案評価入力のための第四書式データを記憶するための第四書式データ記憶部と、
送受信部で受信した、記述式課題入力部に第一テストの各受験者によって入力された課題を含む課題データを、当該課題データの識別子と共に当該課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて格納するための課題データ記憶部と、
送受信部で受信した、記述式解決案入力部に第二テストの各受験者によって入力された解決案を含む解決案データを、当該解決案データの識別子と共に当該解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて格納するための解決案データ記憶部と、
送受信部で受信した、各課題に対する受験者による評価を含む課題評価データを、当該課題評価データの識別子と共に当該課題評価データを送信した評価者としての第一テストの受験者の識別子、及び評価された課題データの識別子と関連付けて格納するための課題評価データ記憶部と、
送受信部で受信した、各解決案に対する受験者による評価を含む解決案評価データを、当該解決案評価データの識別子と共に当該解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子、及び評価された解決案データの識別子と関連付けて格納するための解決案評価データ記憶部とを有し、
前記制御部はデータ登録部、課題入力用書式抽出部、解決案入力用書式抽出部、評価者決定部、課題抽出部、解決案抽出部、課題評価部、解決案評価部、課題評価抽出部及び解決案評価抽出部を有し、
データ登録部は、送受信部で受信した課題データにそれぞれ識別子を付与し、当該課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて当該課題データを課題データ記憶部に格納することと、送受信部で受信した課題評価データにそれぞれ識別子を付与し、当該課題評価データを送信した評価者としての第一テストの受験者の識別子及び評価された課題データの識別子と関連付けて当該課題評価データを課題評価データ記憶部に格納することができ、
また、データ登録部は、送受信部で受信した解決案データにそれぞれ識別子を付与し、当該解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて当該解決案データを解決案データ記憶部に格納することと、送受信部で受信した解決案評価データにそれぞれ識別子を付与し、当該解決案評価データを送信した評価者としての第二テストの受験者の識別子及び評価された解決案データの識別子と関連付けて当該解決案評価データを解決案評価データ記憶部に格納することができ、
課題入力用書式抽出部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、課題入力のための第一書式データを第一書式データ記憶部から抽出し、当該第一書式データを送受信部からネットワークを介して第一テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信することができ、
また、解決案入力用書式抽出部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、前記少なくとも一つの解決すべき課題を含む課題データを課題データ記憶部から抽出すると共に、解決案を入力するための第二書式データを第二書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第二書式データを送受信部からネットワークを介して第二テストの複数の受験者端末のそれぞれに送信することができ、
評価者決定部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて課題データ記憶部に格納されている各課題データ中の課題を評価すべき受験者を課題データの識別子毎に第一テストの受験者の識別子を評価者として関連付けることにより決定することができ、
また、評価者決定部は、試験管理者端末からの指示を送受信部が受信すると、乱数発生装置により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて解決案データ記憶部に格納されている各解決案データ中の解決案を評価すべき受験者を解決案データの識別子毎に第二テストの受験者の識別子を評価者として関連付けることにより決定することができ、
課題抽出部は、評価者決定部による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき課題を含む課題データを課題データの識別子と当該課題データの識別子に評価者として関連付けられた第一のテストの受験者の識別子とに基づいて抽出すると共に、課題評価入力のための第三書式データを第三書式データ記憶部から抽出し、当該課題データ及び当該第三書式データを送受信部からネットワークを介して対応する第一テストの受験者端末に送信することができ、
解決案抽出部は、評価者決定部による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき解決案を含む解決案データを解決案データの識別子と当該解決案データの識別子に評価者として関連付けられた第二テストの受験者の識別子とに基づいて抽出すると共に、解決案評価入力のための第四書式データを第四書式データ記憶部から抽出し、当該解決案データ及び当該第四書式データを送受信部からネットワークを介して対応する第二テストの受験者端末に送信することができ、
課題評価部は、課題評価データ記憶部に格納されている各課題評価データ及び課題データの識別子に基づいて各課題データ中の課題に対する評価を集計することにより各課題に対する評価軸毎のスコアを算出し、得られたスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納することができ、
解決案評価部は、解決案評価データ記憶部に格納されている各解決案評価データ及び解決案データの識別子に基づいて各解決案データ中の解決案に対する評価を集計することにより各解決案に対する評価軸毎のスコアを算出し、得られたスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納することができ、
課題評価抽出部は、課題データ記憶部に格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアを含む課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信することができ、
解決案評価抽出部は、解決案データ記憶部に格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアを含む解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信することができる、
課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[27]
前記記憶部は、第一テストの受験者に対する獲得スコアを、受験者の識別子と関連付けて格納するための第一の受験者評価データ記憶部を更に有し、
前記制御部は、課題データの識別子及び課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けられて課題データ記憶部に格納されている課題に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、課題データを送信した第一テストの受験者の識別子毎に獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて第一テストの受験者評価データ記憶部に格納することができる第一の受験者評価部を更に有し、
課題評価部は更に、第一テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第一テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、課題データの識別子毎に課題に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納することができる、
[24]に記載の課題収集評価のためのサーバ。
[28]
課題評価抽出部は、課題データ記憶部に格納されている各課題に含まれるキーワードの出現回数に少なくとも基づいて、当該キーワードの大きさ及び色の少なくとも一方を変化させた、キーワードマップを作成し、ネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる[24]に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[29]
課題評価抽出部は、キーワードマップ上のキーワードを選択すると、課題データ記憶部に格納されている各課題から当該キーワードを含む課題についての課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる[24]に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[30]
解決案評価抽出部は、解決案データ記憶部に格納されている各解決案に含まれるキーワードの出現回数に少なくとも基づいて、当該キーワードの大きさ及び色の少なくとも一方を変化させた、キーワードマップを作成し、ネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる[25]に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[31]
解決案評価抽出部は、キーワードマップ上のキーワードを選択すると、解決案データ記憶部に格納されている各解決案から当該キーワードを含む解決案についての解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをネットワークを介して表示可能な形態で試験管理者端末に送信することができる[25]に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[32]
前記記憶部は、第一テストの受験者に対する獲得スコアを、受験者の識別子と関連付けて格納するための第一の受験者評価データ記憶部を更に有し、
前記制御部は、課題データの識別子及び課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けられて課題データ記憶部に格納されている課題に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、課題データを送信した第一テストの受験者の識別子毎に獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを課題データを送信した第一テストの受験者の識別子と関連付けて第一テストの受験者評価データ記憶部に格納することができる第一の受験者評価部を更に有し、
課題評価部は更に、第一テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第一テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、課題データの識別子毎に課題に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後の評価軸毎のスコアを課題データの識別子と関連付けて課題データ記憶部に格納することができる、
[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[33]
第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の最大スコアである[24]に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[34]
第一テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題に対する評価の合計スコアである[24]に記載の課題収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[35]
前記記憶部は、第二テストの受験者に対する獲得スコアを、受験者の識別子と関連付けて格納するための第二の受験者評価データ記憶部を更に有し、
前記制御部は、解決案データの識別子及び解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けられて解決案データ記憶部に格納されている解決案に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子毎に獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて第二テストの受験者評価データ記憶部に格納することができる第二の受験者評価部を更に有し、
解決案評価部は更に、第二テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第二テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、解決案データの識別子毎に解決案に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後のスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納することができる、
[25]に記載の解決案収集評価のためのサーバ。
[36]
前記記憶部は、第二テストの受験者に対する獲得スコアを、受験者の識別子と関連付けて格納するための第二の受験者評価データ記憶部を更に有し、
前記制御部は、解決案データの識別子及び解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けられて解決案データ記憶部に格納されている解決案に対する評価軸毎のスコアに少なくとも部分的に基づいて、解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子毎に獲得スコアを評価軸毎に算出し、当該獲得スコアを解決案データを送信した第二テストの受験者の識別子と関連付けて第二テストの受験者評価データ記憶部に格納することができる第二の受験者評価部を更に有し、
解決案評価部は更に、第二テストの受験者の識別子及び当該受験者の識別子と関連付けられている獲得スコアに基づいて第二テストの受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の識別子と関連付けられている評価ほど評価に対して重み付けを付与することを条件として、解決案データの識別子毎に解決案に対する評価を評価軸毎に改めて集計してスコア化し、得られた補正後のスコアを解決案データの識別子と関連付けて解決案データ記憶部に格納することができる、
[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[37]
第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の最大スコアである[25]に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[38]
第二テストの受験者の識別子毎の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各解決案に対する評価の合計スコアである[25]に記載の解決案収集評価のためのサーバ、又は[26]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[39]
前記制御部は、利用権限のある端末からネットワークを介して課題及びその解決案についての検索要求を送受信部が受信すると、前記記憶部を検索し、検索要求に合致する課題及びその解決案を含む検索結果を送受信部からネットワークを介して利用権限のある端末に送信することができる検索部を更に有する[26]、[28]〜[34]、[36]〜[38]の何れか一項に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[40]
検索結果が、課題に対する評価軸毎のスコア及び解決案に対する評価軸毎のスコアの一方又は両方を含む[39]に記載の課題及びその解決案の収集評価のためのサーバ。
[41]
[1]〜[6]、[14]〜[17]の何れか一項に記載の課題収集評価方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
[42]
[41]に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
[43]
[7]〜[13]、[18]〜[23]の何れか一項に記載の解決案収集評価方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
[44]
[43]に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【発明の効果】
【0015】
本発明の一実施態様によれば、課題収集評価をオンラインで効率的に行うことができる。また、本発明の別の一実施態様によれば、解決案収集評価をオンラインで効率的に行うことができる。このように、課題の収集評価と、解決案の収集評価を、複数の受験者を対象としてオンラインで別々に実施することで、多種多様な課題データ及び多種多様な解決案データを含むデータベースを容易に構築することが可能となる。
【0016】
また、課題及び解決案は受験者間で相互評価させることで、収集した課題、解決案又はこれら両者のデータを、客観的な評価が付与された状態で、サーバ内に格納することができる。つまり価値評価が付随した課題、解決案又はこれら両者のデータを含むデータベースが構築可能である。そして、これらのデータを識別子を用いて検索可能にサーバ内に格納することで、データの可用性を顕著に高めることが可能となる。
【0017】
従って、本発明の一実施態様によれば、サーバ内に格納されたデータを利用して課題や課題に対する解決策を容易に検索することができ、また、その検索結果には価値評価が付随しているため、課題や課題に対する解決策に関する情報を得てその適用を検討する場合に有益な情報として役立つ。この際、価値評価が複数の評価軸に基づいてなされていると、課題や課題に対する解決策の特徴を利点及び欠点を含めて多面的に認識することが可能となる。
【0018】
例えば、本発明によって得られた種々の課題及び解決案並びにそれらに対する価値評価を含むデータベースは、例えば企業内で共有のライブラリとして利用することができ、また、経営コンサルティングや技術コンサルティング用のデータベースとして利用することも可能である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明に係る課題収集評価方法及び解決案収集評価方法の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。
【0021】
<1.システム構成>
図1に本実施形態に係る課題収集評価方法を行うためのオンライン試験システムの全体構成を示す。本システムは、サーバ11と、1番目からn番目までの複数の受験者端末12と、試験管理者端末13と、サーバ管理者端末15とを備え、受験者端末12、試験管理者端末13及びサーバ管理者端末15は、インターネット、専用回線又は公衆網といったコンピュータネットワーク14を通じてサーバ11と相互通信可能に接続されている。サーバ管理者端末15は必ずしもサーバ11と独立した端末として必要ではなく、サーバ管理者端末15の機能はサーバ11が担うこともできる。本システムは、コンピュータネットワーク14を通じてサーバ11と相互通信可能に接続されている利用者端末16を備えることもできる。
【0022】
[ネットワーク]
コンピュータネットワーク14は限定的ではないが、例えば、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)など有線ネットワークとすることができ、MIMO(Multiple-Input Multiple-Output)を用いたWLAN(Wireless Local Area Network)などの無線ネットワークとすることができる。又は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを用いたインターネット(Internet)、又は、いわゆる無線LANアクセスポイント(Wireless LAN Access Point)としての役割を果たす基地局(図示せず)などを介すものであってもよい。
【0023】
サーバとはサーバ・コンピュータを意味し、1台又は複数台のコンピュータの協働により構成することができる。受験者端末12及び試験管理者端末13はブラウザを搭載したパーソナルコンピュータにより実現できるが、それに限られるものではなく、スマートフォン、タブレット、携帯電話、モバイル及びPDAといった携帯型の端末、更にはデジタルテレビなどのコンピュータネットワークによる通信が可能な機器や装置類で構成することができる。
【0024】
サーバ11、受験者端末12、試験管理者端末13及びサーバ管理者端末15の基本的なハードウェア構成は共通しており、
図2に示すように、演算装置201、記憶装置202、出力装置203、入力装置204及び通信装置205を有するコンピュータ200により実現可能である。また、必要に応じて乱数発生装置206及びタイマー207を備えてもよい。
【0025】
演算装置201はコンピュータの全体を制御し、入力装置204で入力された命令、指示及びデータや、記憶装置202に格納されたデータ等を基にプログラムに従って演算処理を実行する装置及び回路等のことを指す。演算装置201としては例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等を採用することができる。
記憶装置202は各種データ、オペレーティングシステム(OS)、ネットワークアプリケーション(例:サーバ11側のウェブサーバソフトウェア、受験者端末12、試験管理者端末13及びサーバ管理者端末15のブラウザ)及び各種の演算処理を実行するためのプログラム等を記憶する装置、回路等のことを指し、例えば、主に半導体メモリが用いられる一次記憶装置、主にハードディスクドライブや半導体ディスクが用いられる二次記憶装置(補助記憶装置)、主にCD−ROMドライブ等のリムーバブルメディアドライブが用いられるオフラインストレージ、テープライブラリ等、公知の記憶装置等を用いることができる。より具体的には、ハードディスクドライブ、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、ZIPドライブ、テープストレージ等の磁気記録媒体を用いる磁気記憶装置の他に、レジスタ、キャッシュメモリ、ROM、RAM、フラッシュメモリ(例えばUSBメモリやソリッドステートドライブ)、半導体ディスク(例えばRAMディスク、仮想ディスク)などの半導体メモリを利用する記憶回路又は記憶装置や、CD、DVD等の光学記録媒体、MO等の光磁気ディスクを利用する光学記憶装置、その他紙テープやパンチカード等を利用する記憶装置、PRAM(phase change RAM、相変化メモリ)と呼ばれる相変化記録技術を用いた記憶装置、ホログラフィックメモリ、3次元光メモリを用いた記憶装置、電荷の蓄積を分子レベルで行い情報を記憶する分子メモリを用いた記憶装置等を採用することができる。
出力装置203はデータ又は命令の出力を実現する装置、回路等のインターフェースであり、LCDや有機EL等のディスプレイの他、プリンター、スピーカ等を採用可能である。
入力装置204はデータ又は命令を演算装置201に与えるためのインターフェースであり、キーボード、テンキー、マウス等のポインティングデバイス、タッチパネル、リーダー(OCR)、入力画面、マイク等の音声入力インターフェース等を採用可能である。
通信装置205は装置外部とのデータの送受信を実現する装置、回路であり、例えばLANポート、モデム、無線LAN、ルーター等のネットワークに接続するためのインターフェースである。演算装置201の処理結果や記憶装置202に記憶する情報をコンピュータネットワーク14を介して送受信することが可能である。
乱数発生装置206は乱数を提供することができる装置である。
タイマー207は時間を計測及び通知することができる装置である。
【0026】
[サーバ]
サーバ11の機能ブロック図の一例を
図4に示す。サーバ11は送受信部310と、制御部320と、記憶部340とを備える。
【0027】
<記憶部>
サーバ11の記憶部340には、第一テスト受験者アカウントファイル341a、第二テスト受験者アカウントファイル341b、第一テスト情報ファイル342a、第一テスト課題データファイル343a、第一テスト課題評価データファイル344a、第一テスト受験者評価データファイル345a、第二テスト情報ファイル342b、第二テスト解決案データファイル343b、第二テスト解決案評価データファイル344b、第二テスト受験者評価データファイル345b、第一テスト課題評価進捗管理ファイル347a、第二テスト解決案評価進捗管理ファイル347b、試験管理者アカウントファイル348、サーバ管理者アカウントファイル349、ライブラリ利用者アカウントファイル350、及びテスト管理ファイル351を格納可能である。これらのファイルはデータの種類に応じて個別に用意してもよいし、複数種類のファイルをまとめて一つのファイルに格納してもよい。
【0028】
また、サーバ11の記憶部340には、少なくとも一つの記述式課題入力部を含む課題入力のための第一書式データファイル346aと、少なくとも一つの記述式解決案入力部を含む解決案入力のための第二書式データファイル346bと、少なくとも一つの評価軸に基づく選択式課題評価入力部を含む課題評価入力のための第三書式データファイル346cと、少なくとも一つの評価軸に基づく選択式解決案評価入力部を含む解決案評価入力のための第四書式データファイル346dとを格納可能である。これらのファイルはデータの種類に応じて個別に用意してもよいし、複数種類のデータをまとめて一つのファイルに格納してもよい。
【0029】
(第一テスト受験者アカウントファイル)
第一テスト受験者アカウントファイル341aには第一テストを受験する各受験者のアカウント情報を検索可能な状態で保存することができる。受験者アカウントファイルに含まれる一人の受験者のアカウント情報が記憶されたテーブルの例を
図36に示す。当該テーブルには受験者の個人ID、受験者ID、当該受験者が所属する団体の団体ID、社員番号等の当該団体内でのID、氏名、氏名の送り仮名、メールアドレス、部署名、生年月日、郵便番号、住所、アカウント開設日時、ログインPW、ステータスなどを記憶させることができる。ステータスとしては未受験、第一テスト受験中、第一テスト受験終了などの試験の進捗状況に関する情報が挙げられる。
【0030】
(第一テスト情報ファイル)
第一テスト情報ファイル342aには、第一テストの試験条件に関する情報を検索可能な状態で保存することができる。第一テスト情報ファイル中の試験条件に関する情報が記憶されたテーブルの例を
図37に示す。第一テストID、第一テストの収集開始日時、第一テストの収集終了日時、第一テストの課題入力条件、第一テスト課題回答制限時間、第一テストの評価開始日時、第一テストの評価終了日時、第一テストの課題評価入力条件、第一テスト評価回答制限時間、第一テスト課題評価軸1〜n(nは1以上の整数)等の試験条件を記憶させることができる。この他、1つの課題当たりの評価人数を記憶させてもよい。当該人数は多い方が多くの評価者からの評価を集めることができるので客観性が高くなることから、複数であることが好ましく、5人以上であることがより好ましく、10人以上であることが更により好ましいが、試験時間や受験者数を考慮して現実的な人数(例えば5〜20人の範囲)を設定すればよい。
【0031】
課題入力条件としては、限定的ではないが、例えば、文字制限、課題の提案可能数、言語、文字コード、ファイル添付の可否の等が挙げられる。
【0032】
(第一テスト課題データファイル)
第一テスト課題データファイル343aには第一テスト受験者が送信した課題データを検索可能な状態で保存することができる。第一テスト課題データファイルに含まれる一つのテーブルの例を
図38に示す。当該テーブルには、課題データの識別子である課題ID、当該課題データを送信した受験者の識別子である受験者ID(受験番号)、第一テストの固有の識別子である第一テストID、課題の内容、当該課題に対する評価であるスコア等を記憶させることができる。
【0033】
課題の内容としては、特に制限はない。例えば、ある企業の社員である受験者が自身の担当業務で認識している課題、ある企業の社員である受験者が、当該企業が将来直面すると予想する課題、一般市民が、生活の中で不便や不快を感じる課題などが挙げられる。受験者は記述式で自由に課題を記入可能である。これによって、実際に業務上や生活上で認識している課題を、選択肢等に制限されずに、受験者が認識しているままに自由な語彙を用いて記述することができるという利点が得られる。また、課題入力条件が指定されている場合には、受験者はその条件に従って課題を回答することになる。
【0034】
スコアは点数表示でもよいが、Aランク、Bランク・・・などのカテゴリー表示でもよい。スコアは第一テスト課題評価データファイル344aに格納されている各課題評価データ及び課題データの識別子に基づいて各課題データ中の課題に対する評価を集計することにより評価軸毎に算出可能である。例えば、スコアは、評価の平均点、評価の合計点、高評価の獲得割合等で表示することができる。
【0035】
評価軸は少なくとも一つ必要である。課題を多方面から評価するため、評価軸は二つ以上とすることが好ましく、三つ以上とすることがより好ましい。評価軸としては、例えば、課題が生じる頻度(発生頻度)、課題の存在が既に認知されている度合(潜在度)、課題が生じた際の影響の大きさ(重要度)及び課題が生じたときの緊急対応必要性(緊急性)よりなる群から選択される一つ又は二つ以上を含むことが、後に当該課題に対する解決案を検討すべきか否かを判断する上で好ましい。
【0036】
後述するように、スコアは1回以上補正可能であることから、第一テスト課題データファイル343aには補正を行う毎に得られたスコアを「第一補正スコア」、「第二補正スコア」などとして保存することもできる。
【0037】
後述するスコアの標準化のために、第一テスト課題データファイル中に予め二人以上のサンプル受験者が回答した課題を含む課題データをサンプル用の課題IDと関連づけて格納することもできる。標準化の効果を高めるという観点から、サンプル受験者による課題データは5人以上が好ましく、8人以上がより好ましいが、過度に人数が多いとサンプル受験者が回答した課題を評価する受験者の負担が重くなるため、15人以下とするのが一般的であり、12人以下とするのが好ましい。
【0038】
(第一テスト課題評価データファイル)
第一テスト課題評価データファイル344aには、第一テストの受験者が回答した各課題に対する評価者(例えば受験者)の評価を含む課題評価データを検索可能な状態で保存することができる。第一テスト課題評価データファイルに含まれる一つのテーブルの例を
図39に示す。当該テーブルには、当該課題評価データの識別子である課題評価ID、評価対象となる課題データの識別子である課題ID、評価者の受験者ID、第一テストの固有の識別子である第一テストID、及び課題に対する評価者による評価値を記憶させることができる。評価値は○×形式や、good又はbadのような二択式でもよいし、所定の範囲内の点数で表現してもよい。評価値は先述した評価軸毎に保存することができる。
【0039】
(第一テスト受験者評価データファイル)
第一テスト受験者評価データファイル345aには第一テストの各受験者に対する評価の結果を検索可能な状態で保存することができる。第一テスト受験者評価データファイルに含まれる一つのテーブルの例を
図40に示す。当該テーブルには、評価対象となる受験者の識別子である受験者ID、第一テストの固有の識別子である第一テストID、及び受験者に対する評価軸毎の評価を示すスコアを格納することができる。評価軸としては先述した課題の評価軸を少なくとも一つ採用することができる。
【0040】
後述するように、スコアは1回以上補正可能であることから、第一テスト受験者評価データファイル345aには補正を行う毎に得られたスコア計算結果を「第一補正スコア」、「第二補正スコア」などとして保存することもできる。受験者IDに加えて、受験者の識別子である個人IDを更に記憶させることもできる。受験者ID及び個人IDは何れも受験者の識別子の一種であるが、受験番号となる受験者IDに加えて個人を特定する個人IDを別に記憶させておくことで、例えば同一人物が複数回受験する場合に、受験結果の推移を容易に分析することが可能となる。
【0041】
(第二テスト受験者アカウントファイル)
第二テスト受験者アカウントファイル341bには第二テストを受験する各受験者のアカウント情報を検索可能な状態で保存することができる。第二テストを受験する受験者は、第一テスト受験者と同一でもよいし、異なっていてもよい。第二テスト受験者アカウントファイルに含まれる一人の受験者のアカウント情報が記憶されたテーブルの例を
図42に示す。当該テーブルには受験者の個人ID、受験者ID、当該受験者が所属する団体の団体ID、社員番号等の当該団体内でのID、氏名、氏名の送り仮名、メールアドレス、部署名、生年月日、郵便番号、住所、アカウント開設日時、ログインPW、ステータスなどを記憶させることができる。ステータスとしては未受験、第二テスト受験中、第二テスト受験終了などの試験の進捗状況に関する情報が挙げられる。第一テスト受験者の母集団と第二テスト受験者の母集団が重複する場合には、第一テスト受験者アカウントファイルと第一テスト受験者アカウントファイルは統合して一つの受験者アカウントファイルを用意してもよい。
【0042】
(第二テスト情報ファイル)
第二テスト情報ファイル342bには、第二テストの試験条件に関する情報を検索可能な状態で保存することができる。第二テスト情報ファイル中の試験条件に関する情報が記憶されたテーブルの例を
図43に示す。第二テストID、第二テストの収集開始日時、第二テストの収集終了日時、第二テストにおいて受験者が解決案を検討すべき課題、第二テスト解決案回答制限時間、第二テストの評価開始日時、第二テストの評価終了日時、第二テスト評価回答制限時間、第二テスト課題評価軸1〜n(nは1以上の整数)等の試験条件を記憶させることができる。第二テストにおいて受験者が解決案を検討すべき課題は、第一テストとは完全には連結せずに実施する場合(例えば、第一テストでの上位課題を参考に、第二テスト受験者が理解しやすいよう文言を整えるなど)、具体的な課題の文字列データとして保存しておくことができ、又は、別テーブルに課題IDと具体的な課題の文字列のセットとして保存しておいてもよい。第二テストを第一テストと連結して実施する場合(例えば、第一テストでの上位課題10個などを自動的に採用する場合や、試験管理者が選定したものを編集せずそのまま使う場合)は、第二テストにおいて受験者が解決案を検討すべき課題の欄には、第一テストの課題IDを記憶させることができる。
【0043】
この他、1つの解決案当たりの評価人数を記憶させてもよい。当該人数は多い方が多くの評価者からの評価を集めることができるので客観性が高くなることから、複数であることが好ましく、5人以上であることがより好ましく、10人以上であることが更により好ましいが、試験時間や受験者数を考慮して現実的な人数(例えば5〜20人の範囲)を設定すればよい。
【0044】
解決案入力条件としては、限定的ではないが、例えば、提示された課題に対してどのような観点で解決案を書くかの方針、文字制限、課題の提案可能数、言語、文字コード、ファイル添付の可否の等が挙げられる。
【0045】
(第二テスト解決案データファイル)
第二テスト解決案データファイル343bには第二テスト受験者が送信した解決案データを検索可能な状態で保存することができる。第二テスト解決案データファイルに含まれる一つのテーブルの例を
図44に示す。当該テーブルには、解決案データの識別子である解決案ID、当該解決案データを送信した受験者の識別子である受験者ID(受験番号)、第二テストの固有の識別子である第二テストID、解決案の内容、当該解決案に対する評価であるスコア、実際に解決案を試した時の結果等を記憶させることができる。
【0046】
受験者は記述式で自由に解決案を記入可能である。これによって、選択肢等に制限されずに、受験者が思いついたままに自由な語彙を用いて解決案を記述することができるという利点が得られる。また、解決案入力条件が指定されている場合には、受験者はその条件に従って解決案を回答することになる。
【0047】
スコアは点数表示でもよいが、Aランク、Bランク・・・などのカテゴリー表示でもよい。スコアは第二テスト解決案評価データファイル344bに格納されている各解決案評価データ及び解決案データの識別子に基づいて各解決案データ中の解決案に対する評価を集計することにより評価軸毎に算出可能である。例えば、スコアは、評価の平均点、評価の合計点、高評価の獲得割合、・・・等で表示することができる。
【0048】
評価軸は少なくとも一つ必要である。解決案を多方面から評価するため、評価軸は二つ以上とすることが好ましく、三つ以上とすることがより好ましい。評価軸としては、例えば、効果、実現可能性、及び新規性よりなる群から選択される一つ又は二つ以上を含むことが、後に当該解決案を採用すべきか否かを判断する上で好ましい。
【0049】
後述するように、スコアは1回以上補正可能であることから、第二テスト解決案データファイル343bには補正を行う毎に得られたスコアを「第一補正スコア」、「第二補正スコア」などとして保存することもできる。
【0050】
後述するスコアの標準化のために、第二テスト解決案データファイル中に予め二人以上のサンプル受験者が回答した解決案を含む解決案データをサンプル用の解決案IDと関連づけて格納することもできる。標準化の効果を高めるという観点から、サンプル受験者による解決案データは5人以上が好ましく、8人以上がより好ましいが、過度に人数が多いとサンプル受験者が回答した解決案を評価する受験者の負担が重くなるため、15人以下とするのが一般的であり、12人以下とするのが好ましい。
【0051】
(第二テスト解決案評価データファイル)
第二テスト解決案評価データファイル344bには、第二テストの受験者が回答した各解決案に対する評価者(例えば受験者)の評価を含む解決案評価データを検索可能な状態で保存することができる。第二テスト解決案評価データファイルに含まれる一つのテーブルの例を
図45に示す。当該テーブルには、当該解決案評価データの識別子である解決案評価ID、評価対象となる解決案データの識別子である解決案ID、評価者の受験者ID、第二テストの固有の識別子である第二テストID、及び解決案に対する評価者による評価値等を記憶させることができる。評価値は○×形式やgood又はbadのような択一式でもよいし、所定の範囲内の点数で表現してもよい。評価値は先述した評価軸毎に保存することができる。
【0052】
(第二テスト受験者評価データファイル)
第二テスト受験者評価データファイル345bには第二テストの各受験者に対する評価の結果を検索可能な状態で保存することができる。第二テスト受験者評価データファイルに含まれる一つのテーブルの例を
図46に示す。当該テーブルには、解決案評価対象となる受験者の識別子である受験者ID、第二テストの固有の識別子である第二テストID、及び受験者に対する評価軸毎の評価を示すスコアを格納することができる。評価軸としては先述した解決案の評価軸を少なくとも一つ採用することができる。
【0053】
後述するように、スコアは1回以上補正可能であることから、第二テスト受験者評価データファイル345bには補正を行う毎に得られたスコア計算結果を「第一補正スコア」、「第二補正スコア」などとして保存することもできる。受験者IDに加えて、受験者の識別子である個人IDを更に記憶させることもできる。受験者ID及び個人IDは何れも受験者の識別子の一種であるが、受験番号となる受験者IDに加えて個人を特定する個人IDを別に記憶させておくことで、例えば同一人物が複数回受験する場合に、受験結果の推移を容易に分析することが可能となる。
【0054】
(第一テスト課題評価進捗管理ファイル)
第一テスト課題評価進捗管理ファイル347aには、受験者による相互評価を実施する課題評価セッションの進捗に関する情報を保存することができる。第一テスト課題評価進捗管理ファイル347aに含まれる進捗状況が記憶されたテーブルの例を
図41に示す。評価者の受験者ID、当該受験者IDの受験者が評価すべき課題ID、必要評価数、評価済み数等を記憶させることができる。
【0055】
(第二テスト解決案評価進捗管理ファイル)
第二テスト解決案評価進捗管理ファイル347bには、受験者による相互評価を実施する解決案評価セッションの進捗に関する情報を保存することができる。第二テスト解決案評価進捗管理ファイル347bに含まれる進捗状況が記憶されたテーブルの例を
図47に示す。評価者の受験者ID、当該受験者IDの受験者が評価すべき解決案ID、必要評価数、評価済み数等を記憶させることができる。
【0056】
(試験管理者アカウントファイル)
試験管理者アカウントファイル348には試験管理者、例えば受験者が所属する企業等の団体のアカウント情報を検索可能な状態で保存することができる。試験管理者アカウントファイル中の試験管理者アカウント情報が記憶されたテーブルの例を
図48に示す。試験管理者が企業等の団体の場合、当該テーブルには団体ID、団体名、団体名の送り仮名、団体の郵便番号及び住所、担当部署名、担当者の送り仮名、電話番号及びメールアドレス、アカウント開設日時、ログインPW、ステータスなどを記憶させることができる。ステータスとしては「閉鎖済みアカウント」などの試験管理者アカウントの存続に関する情報が挙げられる。
【0057】
(サーバ管理者アカウントファイル)
サーバ管理者アカウントファイル349にはサーバ管理者のアカウント情報を検索可能な状態で保存することができる。サーバ管理者アカウントファイル中の管理者アカウント情報が記憶されたテーブルの例を
図49に示す。当該テーブルにはサーバ管理者ID、パスワード、アカウント作成日時、権限レベルなどを記憶させることができる。
【0058】
(ライブラリ利用者アカウントファイル)
ライブラリ利用者アカウントファイル350にはライブラリ利用者のアカウント情報を検索可能な状態で保存することができる。ライブラリ利用者アカウントファイル中の利用者アカウント情報が記憶されたテーブルの例を
図50に示す。当該テーブルには利用者ID、利用者氏名、ログインID、パスワード、利用権限などを記憶させることができる。
【0059】
上記データファイルのテーブルにおいて、各フィールドに対してint(整数型)、text(文字列型)、float(浮動小数点型)、crypt(暗号化文字列型)及びdate(日付け時刻型)等のデータ型を採用しているが、データ型は図示の態様に限定されるものではなく、必要に応じて適宜変更することができる。
【0060】
(第一書式データファイル)
第一書式データファイル346aには、課題入力のための少なくとも一つの記述式課題入力部を含む第一書式データを保存することができる。先述したように記述式課題入力部があることで、記述の自由度が高まるので、実際に業務上や生活上で認識している課題を、選択肢等に制限されずに、受験者が認識しているままに自由な語彙を用いて記述することができるという利点が得られる。第一書式データは、少なくとも一つの記述式課題入力部に加えて、少なくとも一つの選択式課題入力部を含んでもよい。選択式課題入力部を設けることで、統計データを作成しやすくなるという利点が得られる。
図7に、課題入力のための第一書式データに基づいて表示される画面の例を示す。
【0061】
(第二書式データファイル)
第二書式データファイル346bには、解決案入力のための少なくとも一つの記述式解決案入力部を含む第二書式データを保存することができる。先述したように記述式解決案入力部があることで、記述の自由度が高まるので、選択肢等に制限されずに、受験者が思いついたままに自由な語彙を用いて解決案を記述することができるという利点が得られる。第二書式データは、少なくとも一つの記述式解決案入力部に加えて、少なくとも一つの選択式解決案入力部を含んでもよい。選択式解決案入力部を設けることで、統計データを作成しやすくなるという利点が得られる。
図8に、解決案入力のための第二書式データに基づいて表示される画面の例を示す。
【0062】
(第三書式データファイル)
第三書式データファイル346cには、課題評価入力のための少なくとも一つの評価軸に基づく選択式課題評価入力部を含む第三書式データを保存することができる。評価の入力を選択式で行うことで、課題に対する評価軸毎のスコアを統計学的手法に基づき作成しやすくなるという利点が得られる。good又はbadの二択式、“全く賛同できない”、“賛同できない”、“どちらでもない”、“賛同する”及び“強く賛同する”から選択する五択式といったカテゴリー選択式でもよいし、0点〜10点といった所定の範囲内の点数を選択させる方式でもよい。
図9に、課題評価入力のための第三書式データに基づいて表示される画面の例を示す。
【0063】
(第四書式データファイル)
第四書式データファイル346dには、解決案評価入力のための少なくとも一つの評価軸に基づく選択式解決案評価入力部を含む第四書式データを保存することができる。評価の入力を選択式で行うことで、解決案に対する評価軸毎のスコアを統計学的手法に基づき作成しやすくなるという利点が得られる。good又はbadの二択式、“全く賛同できない”、“賛同できない”、“どちらでもない”、“賛同する”及び“強く賛同する”から選択する五択式といったカテゴリー選択式でもよいし、0点〜10点といった所定の範囲内の点数を選択させる方式でもよい。
図10に、解決案評価入力のための第四書式データに基づいての画面の例を示す。
【0064】
<送受信部>
サーバ11は送受信部310を通じて、受験者端末12、試験管理者端末13及びサーバ管理者端末15とコンピュータネットワーク14を介して種々のデータのやり取りを行うことができる。
例えば、送受信部310は、
試験管理者端末13から第一テスト開始の指示を受信することができ、
第一書式データファイル346aに記憶されている課題入力のための第一の書式データを表示可能な形態で第一テストの複数の受験者端末12のそれぞれに送信することができ、
第一テストの受験者が入力した課題を含む課題データを各受験者端末12から受信することができ、
第一テストの各受験者が評価すべき課題を含む課題データ及び課題評価入力のための第三の書式データを表示可能な形態で対応する第一テストの受験者端末12に送信することができ、
課題に対する第一テストの受験者による評価を含む課題評価データを各受験者端末12から受信することができ、
課題評価集計データを表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。
【0065】
また、送受信部310は、
第一テスト課題データファイル343aに格納されている課題データ中の複数の課題から選択される少なくとも一つの解決すべき課題を、試験管理者端末13から受信することができ、
試験管理者端末13から第二テスト開始の指示を受信することができ、
少なくとも一つの解決すべき課題を含む課題データ及び前記少なくとも一つの解決すべき課題に対する解決案を入力するための第二の書式データを表示可能な形態で第二テストの複数の受験者端末12のそれぞれに送信することができ、
第二テストの受験者による解決案を含む解決案データを、第二テストの各受験者端末12から受信することができ、
第二テストの各受験者が評価すべき解決案を含む解決案データ及び解決案評価入力のための第四の書式データを表示可能な形態で対応する第二テストの受験者端末12に送信することができ、
解決案データ中の解決案に対する第二テストの受験者による評価を含む解決案評価データを、第二テストの各受験者端末12から受信することができ、
解決案評価集計データを表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。
【0066】
<制御部>
サーバ11の制御部320は、認証処理部321、データ登録部322、課題入力用書式抽出部323a、解決案入力用書式抽出部323b、制限時間判断部324、評価者決定部325、課題抽出部326、解決案抽出部327、課題評価部328、解決案評価部329、課題評価抽出部330、解決案評価抽出部331、受験者評価部332、受験者評価抽出部333、評価数判断部334及び検索部335を有しており、各部はそれぞれプログラムに基づいて所期の演算を行うことができる。
【0067】
(認証処理部)
認証処理部321は、受験者端末12からのアクセス要求に基づいて、受験者ID及びパスワードを認証することができる。例えば、受験者端末12からのアクセス要求は、
図5に示すような受験者端末12のトップページの画面上に表示されている受験者ID及びパスワードを入力し、画面上のログインボタンをクリックすることで実行することができる。受験者の受験者ID及びパスワードはサーバ管理者から予め付与されたものを使用することができる。認証処理は、認証処理部321が、受験者アカウントファイル341a(又は341b)を参照して、入力された受験者ID及びパスワードが、受験者アカウントファイル341a(又は341b)内に記憶されているデータと一致するか否かを判別することで行うことができる。入力された受験者ID及びパスワードが記憶されているデータと一致する場合には、受験者用ページの画面データ(例えば
図6に示すメニュー画面)を送受信部310から当該受験者端末12に送信することができる。一致しない場合には、エラーメッセージを送信することができる。
【0068】
また、認証処理部321は試験管理者端末13からのアクセス要求に基づいて、団体ID及びパスワードを認証することができる。試験管理者の管理者ID及びパスワードはサーバ管理者から予め付与されたものを使用することができる。認証処理は、認証処理部321が試験管理者アカウントファイル348を参照して、入力された管理者ID及びパスワードが、試験管理者アカウントファイル348内に記憶されているデータと一致するか否かを判別することで行うことができる。入力された管理者ID及びパスワードが記憶されているデータと一致する場合には、試験管理者用ページの画面データ(例えば
図11〜
図13の第一テストの条件設定画面、
図14〜
図16に記載の第二テストの条件設定画面)を、送受信部310から当該試験管理者端末13に送信することができる。一致しない場合には、エラーメッセージを送信することができる。
【0069】
また、認証処理部321はサーバ管理者端末15からのアクセス要求に基づいて、サーバ管理者ID及びパスワードを認証することができる。サーバ管理者の管理者ID及びパスワードは自身で予め設定したものを使用することができる。認証処理は、認証処理部321がサーバ管理者アカウントファイル349を参照して、入力された管理者ID及びパスワードが、サーバ管理者アカウントファイル349内に記憶されているデータと一致するか否かを判別することで行うことができる。入力された管理者ID及びパスワードが記憶されているデータと一致する場合には、サーバ管理者用ページの画面データ(例えば
図17に記載の管理画面)を送受信部310から当該サーバ管理者端末15に送信することができる。一致しない場合には、エラーメッセージを送信することができる。
【0070】
(データ登録部)
データ登録部322は、受験者の登録を行うことができる。例えば、前記手順によって受験者が所属する企業等の試験管理者が試験管理者端末13を利用してログインすると、試験管理者端末13には
図11に示すような試験管理者画面が表示される。試験管理者が、「受験者一括追加」又は「受験者個別追加」のボタンをクリックすると、図示しないが、試験管理者端末13には受験者のアカウント情報を入力する画面が表示され、当該画面上で、受験者の個人ID、受験者ID、当該受験者が所属する団体の団体ID、社員番号等の受験者アカウントファイル341a(又は341b)に保存すべき所定の受験者アカウント情報を入力することができる。入力終了後、当該画面上で「保存」又は「確定」等の所定のボタンをクリックすることで、受験者アカウント情報をサーバ11に送信することができる。別法として、試験管理者が、「CSV upload一括」又は「CSV upload個別」のボタンをクリックすると、試験管理者端末13等に保存されているファイルを選択する画面が表示されるので、受験者アカウント情報が記憶されている所望のファイルを選択して「送信」等の所定のボタンをクリックすることで、受験者アカウント情報をサーバ11に送信することができる。このようにして、サーバ11に送信されてきた受験者のアカウント情報はサーバ11の送受信部310で受信され、データ登録部322は受信した情報を受験者アカウントファイル341a(又は341b)に保存することができる。第一テスト受験者及び第二テスト受験者の登録は別々に実施できるようにしてもよいし、一括して実施できるようにしてもよい。
【0071】
また、データ登録部322は、第一テストの試験条件の登録を行うことができる。例えば、試験管理者が
図11に示すような試験管理者画面上で、「第一テスト設定」のボタンをクリックすると、
図12に示すような第一テストの課題収集セッションの条件設定画面に切り替わる。試験管理者は、当該画面上で、第一テストの課題入力条件(インストラクション)、課題収集セッションの日時、回答時間の制限、回答文字数の制限、回答可能数、ファイル添付可否等の第一テスト情報ファイル342aに保存すべき情報を入力することができる。試験条件はあらかじめ用意されたテンプレートから選択できるようにしてもよい。試験管理者が、当該試験管理者画面上で「次へ」のボタンをクリックすると、
図13に示すような第一テストの課題評価セッションの条件設定画面に切り替わる。試験管理者は、当該画面上で、第一テストの課題評価入力条件(インストラクション)、回答時間の制限、評価軸の選定、受験者への結果開示要否、一つの課題に対する評価人数、課題評価セッションの日時等の第一テスト情報ファイル342aに保存すべき情報を入力することができる。試験条件はあらかじめ用意されたテンプレートから選択できるようにしてもよい。入力終了後、「試験条件送信」のボタンをクリックすることで、試験条件をサーバ11に送信することができる。このようにして、サーバ11に送信されてきた第一テストの試験条件情報はサーバ11の送受信部310で受信され、データ登録部322は受信した情報を第一テストIDと共に第一テスト情報ファイル342aに保存することができる。第一テストの試験条件情報の一部は、第一書式データファイル346a又は第二書式データファイル346b内に保存してもよい。例えば、第一テストの課題入力条件(インストラクション)、回答文字数の制限、及び回答可能数を第一書式データファイル346aに保存してもよい。また、第一テストの課題評価入力条件(インストラクション)及び評価軸の選定を第二書式データファイル346bに保存してもよい。第一テストIDはサーバ管理者が個別に手作業で付与してもよいし、サーバ11が第一テストの試験条件情報をデータ登録部322に保存するときに予め定めた規則に従って自動的に割り振ってもよい。
【0072】
また、データ登録部322は、第二テストの試験条件の登録を行うことができる。例えば、試験管理者が
図14に示すような試験管理者画面上で、「第二テスト設定」のボタンをクリックすると、
図15に示すような第二テストの解決案収集セッションの条件設定画面に切り替わる。試験管理者は、当該画面上で、第二テストの解決案入力条件(インストラクション)、解決案を案出すべき課題、解決案収集セッションの日時、回答時間の制限、回答文字数の制限、回答可能数、ファイル添付可否等の第二テスト情報ファイル342bに保存すべき情報を入力することができる。解決案を案出すべき課題は、課題データファイルにアクセスすることによって、選択的に入力できるようにしてもよい。例えば、試験管理者が当該画面上で「課題DBを参照する」のボタンをクリックすると、別ウィンドウが開いて、課題データファイル中の課題リストを参照することができる
図25に示すような画面が表示されるようにしてもよい。試験管理者は、画面上の課題リストの中から解決案を案出すべき課題を選択することができる。試験条件はあらかじめ用意されたテンプレートから選択できるようにしてもよい。試験管理者が、当該試験管理者画面上で「次へ」のボタンをクリックすると、
図16に示すような第二テストの解決案評価セッションの条件設定画面に切り替わる。試験管理者は、当該画面上で、第二テストの解決案評価入力条件(インストラクション)、回答時間の制限、評価軸の選定、受験者への結果開示要否、一つの課題に対する評価人数、課題評価セッションの日時等の第二テスト情報ファイル342bに保存すべき情報を入力することができる。評価軸の入力はデフォルトで用意されたものから選択するという方式でもよいし、試験管理者が自由に記述式の入力欄にテキスト入力する方式してもよい。入力終了後、「試験条件送信」のボタンをクリックすることで、試験条件をサーバ11に送信することができる。このようにして、サーバ11に送信されてきた第二テストの試験条件情報はサーバ11の送受信部310で受信され、データ登録部322は受信した情報を第二テストIDと共に第二テスト情報ファイル342bに保存することができる。第二テストの試験条件情報の一部は、第三書式データファイル346c又は第四書式データファイル346d内に保存してもよい。例えば、第二テストの解決案評価入力条件(インストラクション)、回答文字数の制限、及び回答可能数を第三書式データファイル346cに保存してもよい。また、第二テストの解決案評価入力条件(インストラクション)及び評価軸の選定を第四書式データファイル346dに保存してもよい。第二テストIDはサーバ管理者が個別に手作業で付与してもよいし、サーバ11が第二テストの試験条件情報をデータ登録部322に保存するときに予め定めた規則に従って自動的に割り振ってもよい。
【0073】
また、データ登録部322は、試験管理者の登録を行うことができる。サーバ管理者(換言すれば、オンライン試験システム提供者)が、前記手順によってサーバ管理者端末15を利用してログインすると、サーバ管理者端末15には
図17の左側に示すようなサーバ理者画面が表示される。サーバ管理者が設定したい項目に応じた「詳細」のボタンをクリックすると、サーバ管理者端末15には
図17の右側に示すような試験管理者のアカウント情報を入力する画面が表示され、当該画面上で、試験管理者の団体ID、担当者、連絡先等の試験管理者アカウントファイル348に保存すべき所定の試験管理者アカウント情報を入力することができる。入力終了後、「保存」のボタンをクリックすることで、試験管理者アカウント情報をサーバ11に送信することができる。このようにして、サーバ11に送信されてきた試験管理者のアカウント情報はサーバ11の送受信部310で受信され、データ登録部322は受信した情報を試験管理者アカウントファイル348に保存することができる。
【0074】
また、データ登録部322は、受験者が回答した課題の登録を行うことができる。例えば、受験者端末12に、
図7に示すような第一テストの課題収集セッションの受験者用画面が表示されているときに、受験者が課題を入力し、「次へ」のボタンをクリックすると、当該受験者からの課題データがコンピュータネットワーク14を介してサーバ11に送信される。データ登録部322は、送受信部310で受信した課題を含む課題データが、制限時間判断部324により制限時間内に受信したと判断された場合、当該課題データに課題IDを付与し、当該課題データを送信した受験者の受験者ID等と関連付けて当該課題データを第一テスト課題データファイル343aに格納することができる。
【0075】
また、データ登録部322は、課題評価の登録を行うことができる。例えば、受験者端末12に、
図9に示すような他の受験者が提案した課題を評価する課題評価セッションの受験者用画面が表示されているときに、受験者が課題に対する評価を評価軸毎に選択的に入力(ここでは共感度を示す「Strongly disagree」、「Disagree」、「Neutral」、「Agree」、「Strongly agree」の何れかのボタンをクリック)し、「次へ」のボタンをクリックすると、当該受験者からの課題評価データがコンピュータネットワーク14を介してサーバ11に送信される。データ登録部322は、課題評価データを送受信部310が受信すると、当該課題評価データに課題評価IDを付与し、当該課題評価データを送信した受験者の受験者ID及び課題ID等と関連付けて当該課題評価データを第一テスト課題評価データファイル344aに格納することができる。課題評価セッションにおいても、課題収集セッションと同様に、制限時間判断部324により制限時間内に受信したと判断された場合のみ、課題評価データを第一テスト課題評価データファイル344aに格納するようにしてもよい。
【0076】
また、データ登録部322は、受験者が回答した解決案の登録を行うことができる。例えば、受験者端末12に、
図8に示すような第二テストの解決案収集セッションの受験者用画面が表示されているときに、受験者が解決案を入力し、「次へ」のボタンをクリックすると、当該受験者からの解決案データがコンピュータネットワーク14を介してサーバ11に送信される。データ登録部322は、送受信部310で受信した解決案を含む解決案データが、制限時間判断部324により制限時間内に受信したと判断された場合、当該解決案データに解決案IDを付与し、当該解決案データを送信した受験者の受験者ID等と関連付けて当該解決案データを第二テスト解決案データファイル343bに格納することができる。
【0077】
また、データ登録部322は、解決案評価の登録を行うことができる。例えば、受験者端末12に、
図10に示すような他の受験者が提案した解決案を評価する解決案評価セッションの受験者用画面が表示されているときに、受験者が解決案に対する評価を評価軸毎に選択的に入力(ここでは共感度を示す「Strongly disagree」、「Disagree」、「Neutral」、「Agree」、「Strongly agree」の何れかのボタンをクリック)し、「次へ」のボタンをクリックすると、当該受験者からの解決案評価データがコンピュータネットワーク14を介してサーバ11に送信される。データ登録部322は、解決案評価データを送受信部310が受信すると、当該解決案評価データに解決案評価IDを付与し、当該解決案評価データを送信した受験者の受験者ID及び解決案ID等と関連付けて当該解決案評価データを第二テスト解決案評価データファイル344bに格納することができる。解決案評価セッションにおいても、解決案収集セッションと同様に、制限時間判断部324により制限時間内に受信したと判断された場合のみ、解決案評価データを第二テスト解決案評価データファイル344bに格納するようにしてもよい。
【0078】
また、データ登録部322は、第二テスト解決案データファイル343bに格納されている解決案を実際に利用した結果の登録を行うことができる。例えば、利用者端末16に、
図26に示すような特定の解決案を利用した時の結果を入力するための少なくとも一つの記述式解決案利用結果入力部を含む画面が表示されているときに、利用者が結果を入力し、「送信」のボタンをクリックすると、当該利用者からの解決案を利用した時の結果に関するデータ(解決案結果データ)がコンピュータネットワーク14を介してサーバ11に送信される。入力画面には解決案の実際の結果を入力するための少なくとも一つの選択式入力部が含まれていてもよい。データ登録部322は、解決案結果データを送受信部310が受信すると、当該解決案結果データを送信した利用者の利用者ID及び解決案ID等と関連付けて当該解決案結果データを第二テスト解決案データファイル343bに格納することができる。
【0079】
(課題入力用書式抽出部)
課題入力用書式抽出部323aは、試験管理者端末13から送信される第一テストの課題収集セッション開始の指示を送受信部310が受信すると、第一書式データファイル346aに格納されている第一書式データを、送受信部310からコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で各受験者端末12に一斉に送信することができる。この際、課題入力用書式抽出部323aは、第一テスト情報ファイル342a内の第一テストの課題入力条件等の所定のテスト情報を第一書式データと共に表示可能な形態で送信することができる。また、課題入力用書式抽出部323aは、制限時間判断部324の指示に従って対応する受験者端末12に第一書式データを表示可能な形態で個別に送信することができる。この際、同様に、課題入力用書式抽出部323aは、第一テスト情報ファイル342a内の第一テストの課題入力条件等の所定のテスト情報も併せて送信することができる。更に、課題入力用書式抽出部323aは、試験管理者端末13から送信される課題収集セッション開始の指示を受信すると、第一テスト受験者アカウントファイル341a等においてステータスを課題収集セッションが開始したことを示すステータスに変更して保存することができる。
【0080】
(解決案入力用書式抽出部)
解決案入力用書式抽出部323bは、試験管理者端末13から送信される第二テストの解決案収集セッション開始の指示を送受信部310が受信すると、第二テスト情報ファイル342bに格納されている第二テストの解決案入力条件及び解決案を検討すべき課題等の所定のテスト情報を、第二書式データファイル346bに格納されている第二書式データと共に、送受信部310からコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で各受験者端末12に一斉に送信することができる。また、解決案入力用書式抽出部323bは、制限時間判断部324の指示に従って対応する受験者端末12に、第二テスト情報ファイル342b内の第二テストの解決案入力条件及び解決案を検討すべき課題等の所定のテスト情報を第二書式データと共に表示可能な形態で個別に送信することができる。更に、解決案入力用書式抽出部323bは、試験管理者端末13から送信される解決案収集セッション開始の指示を受信すると、第二テスト受験者アカウントファイル341b等においてステータスを解決案収集セッションが開始したことを示すステータスに変更して保存することができる。
【0081】
(制限時間判断部)
制限時間判断部324は、例えば第一テストの課題収集(第二テストの解決案収集)において、受験者端末12から送信された課題データ(解決案データ)を送受信部310で受信した時点が、サーバ11に内蔵されたタイマー207を利用し、第一テスト情報ファイル342a(第二テスト情報ファイル342b)に記憶されている第一テストID(第二テストID)、第一テストの収集開始日時(第二テストの収集開始日時)、第一テストの収集終了日時(第二テストの収集終了日時)、及び第一テスト課題回答制限時間(第二テスト解決案回答制限時間)などの時間情報に基づいて、制限時間内にあるか否かを判断することができる。
【0082】
判断の結果、制限時間内と判断した場合は、当該課題データ(解決案データ)に課題ID(解決案ID)を付与し、当該課題データ(解決案データ)を送信した受験者の受験者ID等と関連付けて第一テスト課題データファイル343a(第二テスト解決案データファイル343b)に格納するように、データ登録部322に指示することができる。また、課題入力用書式抽出部323a(解決案入力用書式抽出部323b)に対して、当該課題データ(解決案データ)を送信した受験者の受験者端末12に前記第一書式データ(第二書式データ)を第一テスト課題データファイル343a(第二テスト解決案データファイル343b)内の所定の情報と共に表示可能な形態で送受信部310から再度送信するように指示することができる。
【0083】
一方、判断の結果、制限時間を過ぎたと判断した場合は課題データ(解決案データ)の受験者端末12からの送信又はサーバ11での受信を拒否することができる。また、制限時間判断部324は受験者端末12からの課題データ(解決案データ)の受信の有無にかかわらず、所定の制限時間を過ぎたと判断したときには、課題収集セッション(解決案収集セッション)終了の旨を表示可能な形態で送受信部310から受験者端末12及び試験管理者端末13に送信することができ、制限時間を超えて課題データ(解決案データ)を受信することを拒否することができる。また、課題収集セッション(解決案収集セッション)が終了した旨を記録するために、サーバ11の制限時間判断部324は第一テスト受験者アカウントファイル341a(第二テスト受験者アカウントファイル341b)等におけるステータスを「課題収集セッション(解決案収集セッション)終了」に変更することができる。また、制限時間判断部324は評価者決定部325に対して課題収集セッション(解決案収集セッション)が終了した旨を送信してもよい。
【0084】
第一テスト受験者アカウントファイル341a(第二テスト受験者アカウントファイル341b)等におけるステータスが受験者全員で「課題収集セッション(解決案収集セッション)終了」になる、又は、制限時間判断部324から課題収集セッション(解決案収集セッション)が終了した旨を受信するなどによって、課題収集セッション(解決案収集セッション)が終了したことが確認された後、評価者決定部325は、試験管理者端末13から送信される課題評価セッション(解決案評価セッション)開始の指示を送受信部310が受信すると、サーバ11に内蔵された乱数発生装置206より発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて第一テスト課題データファイル343a(第二テスト解決案データファイル343b)に格納されている各課題データ(解決案データ)中の課題(解決案)を評価すべき受験者を決定することができる。別法として、第一テスト受験者アカウントファイル341a(第二テスト受験者アカウントファイル341b)等におけるステータスが受験者全員で「課題収集セッション(解決案収集セッション)終了」になる、又は、制限時間判断部324から課題収集セッション(解決案収集セッション)が終了した旨を受信するなどによって、課題収集セッション(解決案収集セッション)が終了したことが確認されると、評価者決定部325は試験管理者端末13から送信される課題評価セッション(解決案収集セッション)開始の指示を待つことなく、自動的にサーバ11に内蔵された乱数発生装置206より発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて第一テスト課題データファイル343a(第二テスト解決案データファイル343b)に格納されている各課題データ(解決案データ)中の課題(解決案)を評価すべき受験者を決定することができる。これにより、試験時間を節約することが可能となる。
【0085】
(評価者決定部)
どの受験者がどのアイデアを評価するかの決定は、評価者決定部325が各課題ID(解決案ID)に対して、受験者全員分の受験者IDの中から乱数を利用して受験者IDを評価に必要な人数分だけ割り当てることで行うことができる。各課題(解決案)を評価すべき受験者が決定されると、評価者決定部325は、課題ID(解決案ID)と評価者たる受験者の受験者IDとを関連付けて記憶部340における第一テスト課題評価データファイル344a(第二テスト解決案評価データファイル344b)等に保存することができる。また、評価者決定部325は、評価者たる受験者による各課題(解決案)に対する評価の進捗状況を管理するための第一テスト課題評価進捗管理ファイル347a(第二テスト解決案評価進捗管理ファイル347b)に、評価者たる受験者毎に、受験者ID、評価すべき課題ID(解決案ID)、必要評価数、及び評価済み数などを関連付けて保存することができる。
【0086】
評価者決定部325による評価者決定の手順の一例を説明する。評価者決定部325は、受験者全員分の課題データ(解決案データ)の総数をカウントし、以下の式によって評価者である受験者一人当たりに配分される課題データ(解決案データ)の最大配分数を求めることができる。算出結果は繰り上げて整数にすることができる。
最大配分数=(課題(解決案)の総数)×(一つの課題(解決案)に対する評価人数)/(全受験者数)
一つの課題(解決案)に対して評価すべき受験者の人数は、第一テスト課題評価進捗管理ファイル347a(第二テスト解決案評価進捗管理ファイル347b)に記憶されている「一つの課題に対する評価人数(一つの解決案に対する評価人数)」に従うことができる。
【0087】
評価者決定部325は、第一テスト課題データファイル343a(第二テスト解決案データファイル343b)を参照し、ある課題(解決案)を送信した受験者IDと、乱数によって選定された当該課題(解決案)を評価すべき受験者の受験者IDが一致した場合は、選定を取り消して乱数による選定を再度実施することが好ましい。また、評価者決定部325は、特定の受験者IDを有する受験者が上記で求めた最大配分数を超えた回数選定された場合も、当該選定を取り消して乱数による選定を再度実施することが好ましい。評価者数が十分にいる場合、このようにして評価者を選定することにより、配分を一回又は複数回繰り返すことによって、全ての評価者が(最大配分数)個又は(最大配分数−1)個だけ評価すべき課題(解決案)を配分されることが可能となる。
【0088】
(課題抽出部)
課題抽出部326は、評価者決定部325による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき課題を、第一テスト課題データファイル343aに記憶されている課題IDと評価者たる受験者の受験者IDに応じて抽出し、送受信部310からコンピュータネットワーク14を介して第三書式データファイル346cに格納されている第三書式データと共に表示可能な形態で対応する各受験者端末12に送信することができる。課題を含む課題データの送信は各受験者が評価すべき分すべてを一斉に送信してもよく、分割して送信してもよい。
【0089】
(解決案抽出部)
解決案抽出部327は、評価者決定部325による前記評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき解決案を、第二テスト解決案データファイル343bに記憶されている解決案IDと評価者たる受験者の受験者IDに応じて抽出し、送受信部310からコンピュータネットワーク14を介して第四書式データファイル346dに格納されている第四書式データと共に表示可能な形態で対応する各受験者端末12に送信することができる。解決案を含む解決案データの送信は各受験者が評価すべき分すべてを一斉に送信してもよく、分割して送信してもよい。
【0090】
(評価数判断部)
サーバ11の評価数判断部334は、評価者たる受験者から一つの課題(解決案)に対する評価をサーバ11が受信すると、第一テスト課題評価進捗管理ファイル347a(第二テスト解決案評価進捗管理ファイル347b)に、当該評価を送信した受験者の受験者IDと関連付けて評価済み数を一つ増やす。評価数判断部334は評価済み数と必要評価数を比較することで、当該受験者の課題評価セッション(解決案評価セッション)の進捗状況を把握可能である。課題データ(解決案データ)を分割して各受験者に送信する場合、評価数判断部334は、当該受験者が前記決定に従った必要評価数に達したか否かを判断し、必要評価数に達していないと判断した場合には、評価数判断部334は課題抽出部326(解決案抽出部327)に対して、未評価分の課題(解決案)データを、送受信部310からコンピュータネットワーク14を介して第三書式データ(第四書式データ)と共に表示可能な形態で対応する各受験者端末12に送信するよう指示することができる。評価数判断部334は、ある受験者の評価済み数が必要評価数に達したと判断した場合、課題評価セッション(解決案評価セッション)終了画面及び/又は課題評価セッション(解決案評価セッション)が終了したとの進捗情報を送受信部310から当該受験者の受験者端末12及び試験管理者端末13に送信することができる。この際、課題評価セッション(解決案評価セッション)が終了した旨を記録するために、評価数判断部334は第一テスト受験者アカウントファイル341a(第二テスト受験者アカウントファイル341b)等におけるステータスを「課題評価セッション(解決案評価セッション)終了」に変更することができる。
【0091】
(課題評価部)
課題評価部328は、第一テスト課題評価データファイル344aに格納されている各課題評価及び課題IDに基づいて課題データ中の課題ID毎に課題に対する評価を集計することができる。例えば、各課題に対する評価を「Strongly disagree」、「Disagree」、「Neutral」、「Agree」、「Strongly agree」の五択として評価させた場合、Strongly disagree=0、Disagree=1、Neutral=2、Agree=3、Strongly agree=4のように評価に応じて予め定めた点数を与え、単純な算術平均値を当該課題に対するスコアとすることができる。他の計算方法を採用することもできる。当該スコア計算は評価軸毎に行うことができる。課題評価部328は、集計した点数を第一テスト課題データファイル343aの「評価軸1に対する初期スコア」、「評価軸2に対する初期スコア」、・・・、「評価軸nに対する初期スコア」に課題ID毎に格納することができる。
【0092】
(課題評価抽出部)
課題評価抽出部330は、第一テスト課題データファイル343aに格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアを含む課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。
図18に、試験管理者端末13で表示される課題評価集計データの一例を示す。ここでは、課題評価集計データは、課題毎に当該課題を提案した受験者の氏名、評価軸毎のスコア、総合スコア、及び課題の内容を表示可能な一覧表として提供されている。この他にも、課題評価集計データは種々の統計学的手法で出力することが可能である。例えば、課題評価抽出部330は、第一テスト課題データファイル343aに格納されている各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアに基づいて、各課題に付与された二つ以上の評価軸に基づくスコアの組み合わせを、二次元以上の座標系にプロットして統計グラフを作成し、当該統計グラフのデータをコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。第一テストで収集した各課題を二つの評価軸に対するスコアに基づき二次元座標系にプロットした散布図の例を
図19に示す。
【0093】
また、一実施形態において、課題評価抽出部330は、
図20aに示すように、第一テスト課題データファイル343aに格納されている各課題に含まれるキーワード(文字列データ)の出現回数、及び/又は、当該キーワードを含む課題に対して算出された一つ又は複数の評価軸についてのスコアに少なくとも基づいてキーワードの大きさ及び色の少なくとも一方を変化させた、キーワードマップを作成し、コンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。別の一実施形態において、課題評価抽出部330は、第一テスト課題データファイル343aに格納されている各課題に含まれるキーワード(文字列データ)の出現回数と当該キーワードを含む課題に対して算出された一つ又は複数の評価軸についてのスコアに基づいてキーワードの大きさ及び色の少なくとも一方を変化させた、キーワードマップを作成し、コンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。
【0094】
キーワードマップの作成手順の具体例について説明する。各課題に含まれる文字列データを、別に用意する当該言語の辞書データファイル360中の辞書データに基づいて単語に分解する。さらに、助詞・前置詞等で紐づけられる係り受けの関係から、文脈をなす単語同士の組み合わせを特定する。次いで、単語単位のキーワード、又は文脈をなす単語同士の組み合わせ単位のキーワードで、全ての課題に含まれる文字列の中で該当する箇所を探索し、出現した回数をカウントする。そして、出現回数が多いキーワードほど大きく表示されるようにすることができる。また、当該キーワードを含む課題に対して算出された一つ又は複数の評価軸についてのスコアで重み付けして、よりスコアが高い課題の文字列中に登場したキーワードほど大きく扱って「出現回数×重み付け」の合計を計算しても良い。この合計値に基づいて、値が大きいものほど目立つように大きな文字で表示させてキーワードマップを作ることができる。また、出現回数が多いキーワードほど当該キーワードが大きく表示されるようにし、且つ、当該合計値によって当該キーワードの色に変化を与える(例:合計値が大きいほど暖色系の色にし、合計値が小さいほど寒色系の色にする。)ようにすることができる。
【0095】
更に、あるキーワード(単語又は文脈をなす単語同士の組み合わせ)と別のキーワードとが同じ課題の文字列中に出現する場合は、その2つのキーワードは同時に出現するので親和性が高いと考えることもできる。全てのキーワードの間で、同時出現の頻度を集計することで、より「近い」キーワード同士、「遠い」キーワード同士を定義し、キーワードマップ上で近い場所・遠い場所に配置することもできる。
【0096】
課題評価抽出部330は、キーワードマップ上のキーワードを選択すると、第一テスト課題データファイル343aに格納されている各課題から当該キーワードを含む課題についての課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。キーワードマップ上のキーワードを選択すると、直ちに当該キーワードを含む課題についての課題評価集計データが表示されるようにしてもよいが、例えば当該キーワードが短すぎて文脈が分かりにくい場合などには、キーワードマップ上のキーワード(単語又は文脈をなす単語同士の組み合わせ)を選択すると、
図20bに示すように、より具体的な文脈を表すキーワード(例:より多くの単語同士の組み合わせ)のキーワードマップが表示されるようにして、当該キーワードマップ上のキーワードを選択することで、
図20cに示すような課題評価集計データが表示されるようにしてもよい。
【0097】
(解決案評価部)
解決案評価部329は、第二テスト解決案評価データファイル344bに格納されている各解決案評価及び解決案IDに基づいて解決案データ中の解決案ID毎に解決案に対する評価を集計することができる。例えば、各解決案に対する評価を「Strongly disagree」、「Disagree」、「Neutral」、「Agree」、「Strongly agree」の五択として評価させた場合、Strongly disagree=0、Disagree=1、Neutral=2、Agree=3、Strongly agree=4のように評価に応じて予め定めた点数を与え、単純な算術平均値を当該解決案に対するスコアとすることができる。他の計算方法を採用することもできる。当該スコア計算は評価軸毎に行うことができる。解決案評価部329は、集計した点数を第二テスト解決案データファイル343bの「評価軸1に対する初期スコア」、「評価軸2に対する初期スコア」、・・・、「評価軸nに対する初期スコア」に解決案ID毎に格納することができる。
【0098】
(解決案評価抽出部)
解決案評価抽出部331は、第二テスト解決案データファイル343bに格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアを含む解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。
図21に、試験管理者端末13で表示される解決案評価集計データの一例を示す。この他にも、解決案評価集計データは種々の統計学的手法で出力することが可能である。例えば、解決案評価抽出部331は、第二テスト解決案データファイル343bに格納されている各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアに基づいて、各解決案に付与された二つ以上の評価軸に基づくスコアの組み合わせを、二次元以上の座標系にプロットして統計グラフを作成し、当該統計グラフのデータをコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。第二テストで収集した各解決案を二つの評価軸に対するスコアに基づき二次元座標系にプロットした散布図の例を
図22に示す。
【0099】
また、一実施形態において、解決案評価抽出部331は、
図23aに示すように、第二テスト解決案データファイル343bに格納されている各解決案に含まれるキーワード(文字列データ)の出現回数、及び/又は、当該キーワードを含む解決案に対して算出された一つ又は複数の評価軸についてのスコアに少なくとも基づいてキーワードの大きさ及び色の少なくとも一方を変化させた、キーワードマップを作成し、コンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。別の一実施形態において、解決案評価抽出部331は、第二テスト解決案データファイル343bに格納されている各解決案に含まれるキーワード(文字列データ)の出現回数と当該キーワードを含む解決案に対して算出された一つ又は複数の評価軸についてのスコアに基づいて文字の大きさを変化させた、キーワードマップを作成し、コンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。
【0100】
キーワードマップの作成手順の具体例について説明する。各解決案に含まれる文字列データを、別に用意する当該言語の辞書データファイル360中の辞書データに基づいて単語に分解する。さらに、助詞・前置詞等で紐づけられる係り受けの関係から、文脈をなす単語同士の組み合わせを特定する。次いで、単語単位のキーワード、又は文脈をなす単語同士の組み合わせ単位のキーワードで、全ての解決案に含まれる文字列の中で該当する箇所を探索し、出現した回数をカウントする。そして、出現回数が多いキーワードほど大きく表示されるようにすることができる。また、当該キーワードを含む解決案の評価値で重み付けして、より評価値が高い解決案の文字列中に登場したキーワードほど大きく扱って「出現回数×重み付け」の合計を計算しても良い。この合計値に基づいて、値が大きいものほど目立つように大きな文字で表示させてキーワードマップを作ることができる。また、出現回数が多いキーワードほど当該キーワードが大きく表示されるようにし、且つ、当該合計値によって当該キーワードの色に変化を与える(例:合計値が大きいほど暖色系の色にし、合計値が小さいほど寒色系の色にする。)ようにすることができる。
【0101】
更に、あるキーワード(単語又は文脈をなす単語同士の組み合わせ)と別のキーワードとが同じ解決案の文字列中に出現する場合は、その2つのキーワードは同時に出現するので親和性が高いと考えることもできる。全てのキーワードの間で、同時出現の頻度を集計することで、より「近い」キーワード同士、「遠い」キーワード同士を定義し、キーワードマップ上で近い場所・遠い場所に配置することもできる。
【0102】
解決案評価抽出部331は、キーワードマップ上のキーワードを選択すると、第二テスト解決案データファイル343bに格納されている各解決案から当該キーワードを含む解決案についての解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。キーワードマップ上のキーワードを選択すると、直ちに当該キーワードを含む解決案についての解決案評価集計データが表示されるようにしてもよいが、例えば当該キーワードが短すぎて文脈が分かりにくい場合などには、キーワードマップ上のキーワード(単語又は文脈をなす単語同士の組み合わせ)を選択すると、
図23bに示すように、より具体的な文脈を表すキーワード(例:より多くの単語同士の組み合わせ)のキーワードマップが表示されるようにして、当該キーワードマップ上のキーワードを選択することで、
図23cに示すような解決案評価集計データが表示されるようにしてもよい。
【0103】
(受験者評価部)
受験者評価部332は、第一テスト課題データファイル343a(第二テスト解決案データファイル343b)に格納されている課題ID(解決案ID)毎に課題(解決案)に付与された初期スコア及びその課題(解決案)に対応する受験者IDに基づき、受験者ID毎の初期の獲得スコア(例:合計スコア又は最大スコア)を算出し、当該スコアを受験者IDと関連付けて第一テスト受験者評価データファイル345a(第二テスト受験者評価データファイル345b)に、例えば「評価軸1に対する初期スコア」等として、格納することができる。
【0104】
課題及び解決案に対する初期スコアは各受験者の目利き力が分からない中で算出される。そのため、良い課題(解決案)であったとしても、目利き力のある受験者と目利き力のない受験者によって評価が分かれる可能性がある。このため、すべての受験者からの評価を平等に扱うのではなく、評価に重み付けを与えることが好ましい。評価に重み付けを与える方法としては、受験者評価部332が、課題(解決案)の初期スコア計算結果に基づき各受験者の初期の獲得スコアをいったん算出した後、受験者ID及び当該受験者IDと関連付けられている初期の獲得スコアに基づいて受験者に対して順位付けを行い、順位の高い受験者の受験者IDと関連付けられている評価ほど課題(解決案)に対する評価に重み付けを付与する方法が挙げられる。これは、課題創出(解決案創出)に関して評価の高い受験者は、目利き力も高いとの仮定に基づく方法である。このようにして評価に重み付けを与えて各課題(解決案)に対する評価を課題評価部328(解決案評価部329)にて再度行い、得られた補正後の点数に基づいて再び受験者の順位付けと受験者の獲得スコアの補正を行うことを1回以上、好ましくは5回以上、より好ましくは10回以上繰り返すことで、目利き力が高いと思われる受験者による評価を課題(解決案)のスコアに大きく反映させることができる。
図3に、課題(解決案)の順位付け及び相互評価の繰り返しを表す概念図を示す。
【0105】
受験者の目利き力は評価軸毎に評価することが好ましい。例えば、各受験者の獲得スコアは、評価軸毎に、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題(解決案)に対する評価の最大スコアとすることができ、又は、当該受験者の識別子に関連付けられた各課題(解決案)に対する評価の合計スコアとすることができる。より具体的には、ある受験者が四つの課題(解決案)を提案したときを仮定すると、四つの課題(解決案)のうち最も評価の高い課題(解決案)が獲得したスコアが最大スコアであり、四つの課題(解決案)に対する各スコアの合計値が合計スコアである。最大スコアによる評価は制限時間がない(例えば1週間の期間中いつでも回答可能)場合に好ましい評価手法である。制限時間がない場合、本課題に費やすことができた時間が長ければ長いほど、合計値での評価は高くなる傾向が考えられ、それは当該受験者の課題(解決案)の提案力とは必ずしも関係ないと考えられるためである。一方、合計スコアによる評価は制限時間(例えば1時間)を設けた場合に好ましい評価手法である。有効な制限時間を設けて課題(解決案)収集セッションを実施する場合、時間内に多くの課題(解決案)を提案できた受験者のほうが課題(解決案)の提案力が高い、と評価することには一定の合理性があるからである。
【0106】
重み付けの具体的な方法の例を課題(解決案)の評価軸1に関して説明する。まず、第一テスト課題データファイル343a(第二テスト解決案データファイル343b)に格納されている課題(解決案)毎の「評価軸1に対する初期スコア」を集計して各受験者の評価軸1に対する獲得スコア(例:合計スコア又は最大スコア)を受験者評価部332により算出する。算出された獲得スコアは、第一テスト受験者評価データファイル345a(第二テスト受験者評価データファイル345b)の「評価軸1に対する初期スコア」として格納することができる。次に、全受験者を、受験者評価部332において算出された獲得スコアの順にソートする。受験者全体をN人とすると、k位(k=1〜N)の受験者による評価を以下の式で重み付ける。
weight=1+sin{(1−2×(k−1)/(N−1))×pi/2}
このように重み付けることで、受験者ID毎に重み付け係数を付与することができる。この場合、最上位の受験者による評価は2倍、最下位の受験者による評価は0倍となる。
【0107】
上記重み付け後、第一テスト課題データファイル343a(第二テスト解決案データファイル343b)に格納されている各課題(解決案)に対するスコアである「評価軸1に対する初期スコア」を重み付けの算出結果に従って修正する。例えば、各課題(解決案)に対する評価を五択で評価させた場合、当初はStrongly Agree=4の点数であったのが、当該点数に重み付け係数(例えば上記のweight)を掛け算することで、重み付け後は評価者としての受験者の受験者IDによっては、Strongly Agree=3.5になり得る。
【0108】
この場合の重み付け後の当該課題(解決案)に対するスコアは、Strongly disagree=0、Disagree=1、Neutral=2、Agree=3、Strongly agree=4に基づく単純な算術平均値から、重み付けを考慮した次式により算出される値に補正することができる。
(重み付け平均値)=(重み付け合計)÷(重み合計)
重み合計=Σ(weight)
重み付け合計=Σ(weight×0〜4の整数)
ここで、重み合計というのは、課題(解決案)毎に、当該課題(解決案)を評価した受験者に付与された重み付け係数の合計である。重み付け合計というのは、当該課題(解決案)を評価した受験者に付与された重み付け係数に当該受験者による評価値を掛け算した値の合計である。
【0109】
課題評価部328(解決案評価部329)は、修正後の点数を「評価軸1の第一補正スコア」として第一テスト課題データファイル343a(第二テスト解決案データファイル343b)に保存することができる。
【0110】
受験者評価部332は、第一テスト課題データファイル343a(第二テスト解決案データファイル343b)に格納されている課題ID(解決案ID)毎に課題(解決案)に付与された補正後のスコア及びその課題(解決案)に対応する受験者IDに基づき、受験者ID毎の補正後の獲得スコア(例:合計スコア又は最大スコア)を算出し、当該スコアを受験者IDと関連付けて第一テスト受験者評価データファイル345a(第二テスト受験者評価データファイル345b)に、例えば「評価軸1に対する第一補正スコア」等として、格納することができる。
【0111】
(受験者評価抽出物)
受験者評価抽出部333は、第一テスト受験者評価データファイル345a(第二テスト受験者評価データファイル345b)に格納された各受験者に対する評価軸毎のスコアを含む受験者評価データを受験者IDに基づいて抽出し、送受信部310からコンピュータネットワーク14を介して表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することができる。
【0112】
(検索部)
検索部335は、利用権限のある端末(利用者端末16)からネットワークを介して課題及びその解決案についての検索要求を送受信部310が受信すると、第一テスト課題データファイル343a、第一テスト課題評価データファイル344a、第二テスト解決案データファイル343b及び第二テスト解決案評価データファイル344bの少なくとも一つを検索し、検索要求に合致する課題及びその解決案を含む検索結果を送受信部からネットワークを介して利用権限のある端末(利用者端末16)に送信することができる。検索結果は更に、課題に対する評価軸毎のスコア及び解決案に対する評価軸毎のスコアの一方又は両方を含むことができる。検索要求は、例えば、キーワード、検索式、及び予め用意されたプルダウンメニューからのカテゴリー選択等の検索条件の一つを用いて行うことができ、又はこれらの二つ以上を組み合わせて行うことができる。検索結果の並び替え条件(特定の評価軸のスコアの高い順、提案日時の近い順など)を、プルダウンメニュー等により選択できるようにしてもよい。利用権限のある端末(利用者端末16)としては、サーバ管理者端末15及び/又は試験管理者端末13が挙げられるが、利用権限が与えられればそれ以外の利用者端末16であってもよい。
図24の左側に、利用者端末16で表示される検索条件を入力するための画面の一例を示す。また、
図24の右側に、利用者端末16で表示される検索結果の画面の一例を示す。
【0113】
[受験者端末]
受験者端末12も先述したコンピュータ200のハードウェア構成を有することができる。受験者端末12の記憶装置202には、ウェブブラウザ等のプログラムの他、ブラウザデータ、サーバ11と送受信するデータ、例えば書式データ、課題データ、課題評価データ、解決案データ及び解決案評価データ等のデータを一時的に又は非一時的に保存することができる。受験者端末12は入力装置204により、ログイン情報の入力、課題の入力、解決案の入力、他の受験者の課題(解決案)に対する評価の入力等を行うことができる。受験者端末12は出力装置203により、ログイン画面、テスト画面(試験条件、自分が入力した課題(解決案)及び他人が提示した課題(解決案)を含む)及び評価結果等を表示させることができる。受験者端末12は通信装置205により、コンピュータネットワーク14を介してサーバ11と通信を行うことができる。例えば、サーバ11からログイン画面、テスト画面、課題データ、解決案データ、課題評価データ、解決案評価データ、及び受験者評価データを受信することが可能であり、サーバ11にログイン情報、課題データ、解決案データ、課題評価データ及び解決案評価データを送信することが可能である。
【0114】
[試験管理者端末]
試験管理者端末13も先述したコンピュータ200のハードウェア構成を有することができる。試験管理者端末13の記憶装置202には、ウェブブラウザ等のプログラムの他、ブラウザデータ、サーバ11と送受信するデータ、例えば受験者アカウントデータ、試験のステータス(進捗)に関するデータ、試験条件データ、課題データ、解決案データ、課題評価データ、解決案評価データ及び受験者評価データ等のデータを一時的に又は非一時的に保存することができる。試験管理者端末13は入力装置204により、受験者アカウントデータの入力、ログインデータの入力、試験開始の指示等を行うことができる。試験管理者端末13は出力装置203により、受験者アカウントデータ、ログイン画面、試験条件、受験者が提示した課題、受験者が提示した解決案、及び評価結果等を表示させることができる。試験管理者端末13は通信装置205により、コンピュータネットワーク14を介してサーバ11と通信を行うことができる。例えば、サーバ11からログイン画面、受験者アカウントデータ、課題データ、解決案データ、課題評価データ、解決案評価データ、受験者評価データ、試験の進捗データを受信することが可能であり、サーバ11に試験条件データ(試験開始指示を含む)、受験者アカウントデータ及びログインデータを送信することが可能である。
【0115】
[サーバ管理者端末]
サーバ管理者端末15も先述したコンピュータ200のハードウェア構成を有することができる。サーバ管理者端末15の記憶装置202には、ウェブブラウザ等のプログラムの他、ブラウザデータ、サーバ11と送受信するデータ、例えば、サーバ管理者アカウントデータ、試験管理者アカウントデータ、受験者アカウントデータ、試験のステータス(進捗)に関するデータ、課題データ、解決案データ、課題評価データ、解決案評価データ、及び受験者評価データ等のデータを一時的に又は非一時的に保存することができる。サーバ管理者端末15は入力装置204により、サーバ管理者アカウントデータの入力、試験管理者アカウントデータの入力、ログインデータの入力、試験条件の入力等を行うことができる。サーバ管理者端末15は出力装置203により、サーバ管理者アカウントデータ、試験管理者アカウントデータ、ログイン画面、受験者が提示した課題、受験者が提示した解決案、及び評価結果等を表示させることができる。サーバ管理者端末15は通信装置205により、コンピュータネットワーク14を介してサーバ11と通信を行うことができる。例えば、サーバ11からログイン画面、サーバ管理者アカウントデータ、試験管理者アカウントデータ、受験者アカウントデータ、課題データ、解決案データ、課題評価データ、解決案評価データ、受験者評価データ、試験の進捗データを受信することが可能であり、サーバ11にサーバ管理者アカウントデータ、試験管理者アカウントデータ、受験者アカウントデータ及びログインデータを送信することが可能である。
【0116】
[利用者端末]
利用者端末16も先述したコンピュータ200のハードウェア構成を有することができる。利用者端末16の記憶装置202には、ウェブブラウザ等のプログラムの他、ブラウザデータ、サーバ11と送受信するデータ、例えば検索式やキーワード等の検索条件のデータ、課題データ、課題評価データ、解決案データ及び解決案評価データ等のデータを一時的に又は非一時的に保存することができる。利用者端末16は入力装置204により、ログイン情報の入力、課題及びその解決案を検索するための検索条件の入力等を行うことができる。利用者端末16は出力装置203により、ログイン画面、検索条件の入力画面、課題及びその解決案等を表示させることができる。利用者端末16は通信装置205により、コンピュータネットワーク14を介してサーバ11と通信を行うことができる。例えば、サーバ11からログイン画面、検索条件の入力画面、検索結果のデータ(例:課題データ、解決案データ、課題評価データ、及び解決案評価データ)を受信することが可能であり、サーバ11にログイン情報、課題及びその解決案を検索するための検索条件のデータを送信することが可能である。
【0117】
<2.オンライン試験のフロー>
次に、上述のシステムによるオンライン試験方法の手順についてフローチャートを参照しながら例示的に説明する。
【0118】
(2−1 課題収集評価のための第一テスト)
2−1−1 試験条件の設定から課題収集セッション開始まで
図27には試験管理者がサーバへアクセスして受験者登録及び試験条件入力を行うところから、課題収集セッションのテスト画面が受験者端末に表示されるまでの処理の流れがフローチャートで記載されている。試験管理者が試験管理者端末13から所定のURLを入力してサーバ11にアクセスすると、サーバ11はログイン画面を試験管理者端末13に送信する(S101A)。次いで、試験管理者が試験管理者端末13にID及びパスワードを入力し、ログインボタンを押すと(S102A)、サーバ11の認証処理部321は、入力された管理者ID及びパスワードが、試験管理者アカウントファイル348内に記憶されているデータと一致するか否かを判別し(S103A)、一致する場合には、試験管理者用の管理画面を試験管理者端末13に送信し(S104A)、一致しない場合には、エラーメッセージを送信する(S105A)。
【0119】
ログインが成功すると、試験管理者端末13には管理画面(例:
図11〜
図13)が表示される。試験管理者は管理画面上で、受験者情報及び試験条件を入力し、サーバ11に送信する(S106A)。サーバ11は受験者情報及び試験条件に関するデータを受信すると、データ登録部322によって、当該データが第一テスト受験者アカウントファイル341a及び第一テスト情報ファイル342aにそれぞれ保存される(S107A)。
【0120】
次いで、サーバ11は登録された受験者情報及び試験条件を伝える管理画面を試験管理者端末13に送信する(S108A)。試験管理者は当該登録された情報を管理画面上で確認した上で、
図11に示すような管理画面上で「課題収集セッション開始」のボタンをクリックすると、課題収集セッションの開始指示がサーバ11に送信される(S109A)。サーバ11の課題入力用書式抽出部323aは、試験管理者端末13から送信される課題収集セッション開始の指示を受信すると、第一テスト受験者アカウントファイル341a等においてステータスを課題収集セッションが開始したことを示すステータスに変更して保存する(S110A)。その他、第一テスト受験者アカウントファイル341a等に課題収集セッションの開始時刻を保存してもよい。第一テスト受験者アカウントファイル341a及び第一テスト情報ファイル342aなど他のファイルにおいてもステータスのフィールドがあるときは、同様にステータスを変更する。
【0121】
なお、試験管理者からの課題収集セッション開始の指示は「課題収集セッション開始」のボタンをクリックするだけではなく、予め課題収集セッション開始日時を設定してサーバ11に登録しておくことも含まれる。この場合、設定された日時にサーバ11が自動的にS110Aを実行する。
【0122】
次いで、サーバ11の課題入力用書式抽出部323aは、課題入力のための第一書式データを第一書式データファイル346aから抽出し、更に、第一テストの課題入力条件(インストラクション)等の所定のテスト情報を第一テスト情報ファイル342aから抽出し、少なくとも一つの記述式課題入力部及び当該テスト情報を含むテスト画面を各受験者端末12に送信する(S111A)。これにより、受験者端末12には
図7に示すような課題入力のためのテスト画面が表示される(S112A)。なお、フローチャートによる説明を省くが、受験者端末12においてテスト画面が表示されるためには、受験者端末12も試験管理者端末13と同様の手順で、ID及びパスワードの認証を受けてログインされている必要がある。
【0123】
2−1−2 課題収集セッションの開始から終了まで
図28には課題収集セッションの開始から終了までの処理の流れがフローチャートで記載されている。先述した手順によって課題入力のためのテスト画面が受験者端末12で表示された後、受験者が当該画面上でインストラクションに従って課題を入力し、「次へ」のボタンをクリックする。すると、当該受験者端末12から課題データがサーバ11に送信される(S113A)。サーバ11が課題データを受信すると、課題データを制限時間内に受信したか否かが制限時間判断部324によって判断される(S114A)。
【0124】
制限時間内であると判断された場合、サーバ11のデータ登録部322は、当該課題データに課題IDを付与し、当該課題データを送信した受験者の受験者ID等と関連付けて第一テスト課題データファイル343aに格納する(S115A)。また、制限時間内であると判断された場合、制限時間判断部324は当該課題データを送信した受験者の受験者端末12にて課題入力のためのテスト画面を再度送信するように指示する。課題入力用書式抽出部323aは制限時間判断部324の指示に従って対応する受験者端末12に課題入力のためのテスト画面を送信する(S111A)。このようにして、制限時間内にある限り課題入力のためのテスト画面は繰り返し受験者端末12に送信される。
【0125】
一方、サーバ11の制限時間判断部324は、受験者端末12からの課題データの受信の有無にかかわらず制限時間を過ぎたと判断した場合、課題収集セッションが終了した旨を記録するために、第一テスト受験者アカウントファイル341a等におけるステータスを「課題収集セッション終了」に変更する(S116A)。また、課題収集セッション終了画面又は課題収集セッションが終了したとの進捗情報を送受信部310から受験者端末12及び試験管理者端末13に送信する(S117A)。これにより、受験者端末12には課題収集セッションが終了した旨の画面が表示され(S118A)、試験管理者端末13には、例えば
図11に示すような課題収集セッションが終了した旨の進捗情報が表示される(S119A)。
【0126】
別法として、サーバ11はS111Aにおいて複数の課題を一度に記入できる課題入力のためのテスト画面を送信してもよい。また、受験者端末12はS113Aにおいて複数の課題をまとめてサーバ11に送信可能にしてもよい。この場合、サーバ11は当該受験者からのすべての課題データを一度に受信することができ、S111Aを繰り返し行う必要はない。
【0127】
2−1−3 課題評価セッションの開始から終了まで
図29には課題評価セッションの開始から終了までの処理の流れがフローチャートで記載されている。先述した手順によって課題収集セッションが終了した後、試験管理者は
図11に示すような管理画面上で「課題評価セッション開始」のボタンをクリックすると、課題評価セッションの開始指示がサーバ11に送信される(S201A)。サーバ11の評価者決定部325は、課題評価セッション開始の指示を受信すると、サーバ11に内蔵された乱数発生装置206により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて第一テスト課題データファイル343aに格納されている各課題データ中の課題を評価すべき受験者を決定する(S202A)。
【0128】
この際、サーバ11の評価者決定部325は、評価者たる受験者による各課題に対する評価の進捗状況を管理するための第一テスト課題評価進捗管理ファイル347aに、評価者たる受験者毎に、受験者ID、評価すべき課題ID、及び必要評価数などを関連付けて保存することができる。なお、評価者決定部325による当該決定プロセスは、試験管理者端末13からの課題評価セッション開始の指示に限られるものではなく、評価者決定プロセスを開始するための何らかの指示によって開始すればよい。例えば、当該決定プロセスは評価者を決定するためだけの指示を試験管理者端末13から受信することで実行されてもよいし、その他の指示に合わせて実行されてもよいし、ステータスが課題収集セッション終了へと変更されることがトリガーとなって実行されてもよい。
【0129】
サーバ11の課題抽出部326は、評価者決定部325による各課題を評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき課題のデータを第一テスト課題データファイル343aに格納されている課題IDと評価者たる受験者の受験者IDとに基づいて抽出し、第三書式データファイル346cに格納されている第三書式データと共に表示可能な形態で対応する各受験者端末12に送信する(S203A)。これにより、受験者端末12では
図9に記載されるような、受験者毎に評価すべき課題が画面上に表示される(S204A)。受験者は当該画面上で課題に対する評価(例:「Strongly disagree」、「Disagree」、「Neutral」、「Agree」、又は「Strongly agree」)のボタンをクリックし、「次へ」のボタンをクリックする。すると、当該受験者端末12から課題評価データがサーバ11に送信される(S205A)。サーバ11が課題評価データを受信すると、データ登録部322が当該課題評価データに課題評価IDを付与し、当該課題評価データを送信した受験者の受験者ID及び課題ID等と関連付けて第一テスト課題評価データファイル344aに格納する(S206A)。
【0130】
次いで、サーバ11の評価数判断部334は受験者端末12から一つの課題に対する評価を受信する度に、当該受験者の受験者IDに対応した第一テスト課題評価進捗管理ファイル347aにおける評価済み数を一つ増やすとともに、当該受験者が前記決定に従った必要評価数に達したか否かを判断する(S207A)。その結果、必要評価数に達していないと判断した場合には、課題抽出部326は、未評価分の課題データを、当該受験者が次に評価すべき課題を第一テスト課題データファイル343aに格納されている課題IDと評価者たる受験者の受験者IDとに基づいて抽出し、第三書式データファイル346cに格納されている第三書式データと共に表示可能な形態で対応する各受験者端末12に送信する(S203A)。このようにして、必要評価数に達するまで評価すべき課題のデータは繰り返し受験者端末12に送信される。
【0131】
別法として、サーバ11はS203Aにおいて評価すべき課題のデータをまとめて各受験者端末12に送信してもよい。また、受験者端末12はS205Aにおいて課題評価データをまとめてサーバ11に送信可能にしてもよい。この場合、サーバ11は当該受験者からのすべての課題評価データを一度に受信することができ、S203Aを繰り返し行う必要はない。
【0132】
一方、サーバ11の評価数判断部334は、必要評価数に達したと判断した場合、当該受験者の課題評価セッションが終了した旨を記録するために、第一テスト受験者アカウントファイル341a等におけるステータスを「課題評価セッション終了」に変更する(S208A)。また、評価数判断部334は課題評価セッション終了画面又は課題評価セッションが終了したとの進捗情報を送受信部310から受験者端末12及び試験管理者端末13に送信する(S209A)。受験者端末12及び試験管理者端末13において、当該画面又は進捗情報を受信すると、受験者端末12には課題評価セッションが終了した旨の画面が表示され(S210A)、試験管理者端末13には、例えば
図11に示すような課題評価セッションが終了した旨の進捗情報が表示される(S211A)。
【0133】
2−1−4 スコア計算
図30には課題評価セッションの終了後、サーバ11によって各課題のスコアリングを行い、その結果を試験管理者に送信するまでの処理の流れがフローチャートで記載されている。先述した手順によって課題評価セッションが終了した後、試験管理者は試験管理者端末13からスコア計算開始の指示を、例えば試験管理者が
図11に示すような管理画面上で「スコア計算開始」のボタンをクリックすることにより、サーバ11に送信する(S301A)。なお、「スコア計算開始」のボタンは課題評価セッション終了後に試験管理者の管理画面上に現れるようにしてもよい。次いで、当該指示をサーバ11が受信すると、サーバ11の課題評価部328は、第一テスト課題評価データファイル344aに格納されている各課題の評価軸毎の評価値及び課題IDに基づいて各課題データ中の課題ID毎に課題のスコアを評価軸毎に算出する(S302A)。当該スコアは、第一テスト課題データファイル343aに初期スコアとして書き込んでもよいし、いちいち書き込まずにメモリ上で処理してしもよい。次いで、受験者評価部332は、課題ID毎に付与されたスコアに基づいて、受験者ID毎の課題提案力に関するスコアを評価軸毎に算出する(S303A)。当該スコアは、第一テスト受験者評価データファイル345aに初期スコアとして書き込んでもよいし、いちいち書き込まずにメモリ上で処理してしもよい。
【0134】
このようにして、各受験者の課題提案力に関するスコアをいったん算出した後、スコアの高い受験者からの評価に対して重み付けを与えるようにして課題ID毎に課題に対する評価軸毎のスコアを再度算出(補正)し(S304A)、さらに補正後のスコアに基づいて受験者ID毎のスコアを評価軸毎に再度算出(補正)する(S305A)。更に、ステップS304A及びS305Aは予め設定した回数繰り返される。ステップS304Aにより補正されたスコアは、第一テスト課題データファイル343aに第一補正スコア、第二補正スコア・・・等として書き込んでもよいし、いちいち書き込まずにメモリ上で処理してしもよい。同様に、ステップS305Aにより補正されたスコアは、第一テスト受験者評価データファイル345aに第一補正スコア、第二補正スコア等として書き込んでもよいし、いちいち書き込まずにメモリ上で処理してしもよい。
【0135】
ステップS304A及びS305Aが所定回数繰り返されることで、各課題に対する最終的なスコアが算出される。各受験者に対する最終的なスコアも算出される。
【0136】
このようにして、各課題に対する評価軸毎の最終的なスコア及び各受験者に対する評価軸毎のスコアが算出されると、サーバ11の課題評価抽出部330は各課題及び各課題に対する評価軸毎のスコアを含む課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データを試験管理者端末13に表示可能な形態で送信する(S306A)。合わせて、サーバ11の受験者評価抽出部333は、第一テスト受験者評価データファイル345aに格納された各受験者に対する評価軸毎のスコアを含む受験者評価データを受験者IDに基づいて抽出し、表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することもできる。課題評価集計データ(及び受験者評価データ)を受信すると、試験管理者端末13の画面上には、課題評価集計データ(及び受験者評価データ)が表示される(S307A)。
【0137】
(2−2 解決案収集評価のための第二テスト)
2−2−1 試験条件の設定から解決案収集セッション開始まで
図31には試験管理者がサーバへアクセスして受験者登録及び試験条件入力を行うところから、解決案収集セッションのテスト画面が受験者端末に表示されるまでの処理の流れがフローチャートで記載されている。試験管理者が試験管理者端末13から所定のURLを入力してサーバ11にアクセスすると、サーバ11はログイン画面を試験管理者端末13に送信する(S101B)。次いで、試験管理者が試験管理者端末13にID及びパスワードを入力し、ログインボタンを押すと(S102B)、サーバ11の認証処理部321は、入力された管理者ID及びパスワードが、試験管理者アカウントファイル348内に記憶されているデータと一致するか否かを判別し(S103B)、一致する場合には、試験管理者用の管理画面を試験管理者端末13に送信し(S104B)、一致しない場合には、エラーメッセージを送信する(S105B)。
【0138】
ログインが成功すると、試験管理者端末13には管理画面(例:
図14〜
図16)が表示される。試験管理者は管理画面上で、受験者情報及び試験条件を入力し、サーバ11に送信する(S106B)。サーバ11は受験者情報及び試験条件に関するデータを受信すると、データ登録部322によって、当該データが第二テスト受験者アカウントファイル341b及び第二テスト情報ファイル342bにそれぞれ保存される(S107B)。
【0139】
次いで、サーバ11は登録された受験者情報及び試験条件を伝える管理画面を試験管理者端末13に送信する(S108B)。試験管理者は当該登録された情報を管理画面上で確認した上で、
図14に示すような管理画面上で「解決案収集セッション開始」のボタンをクリックすると、解決案収集セッションの開始指示がサーバ11に送信される(S109B)。サーバ11の解決案入力用書式抽出部323bは、試験管理者端末13から送信される解決案収集セッション開始の指示を受信すると、第二テスト受験者アカウントファイル341b等においてステータスを解決案収集セッションが開始したことを示すステータスに変更して保存する(S110B)。その他、第二テスト受験者アカウントファイル341b等に解決案収集セッションの開始時刻を保存してもよい。第二テスト受験者アカウントファイル341b及び第二テスト情報ファイル342bなど他のファイルにおいてもステータスのフィールドがあるときは、同様にステータスを変更する。
【0140】
なお、試験管理者からの解決案収集セッション開始の指示は「解決案収集セッション開始」のボタンをクリックするだけではなく、予め解決案収集セッション開始日時を設定してサーバ11に登録しておくことも含まれる。この場合、設定された日時にサーバ11が自動的にS110Bを実行する。
【0141】
次いで、サーバ11の解決案入力用書式抽出部323bは、解決案入力のための第二書式データを第二書式データファイル346bから抽出し、更に、第二テストの解決案入力条件(インストラクション)及び解決案を検討すべき課題等の所定のテスト情報を第二テスト情報ファイル342bから抽出し、少なくとも一つの記述式解決案入力部及び当該テスト情報を含むテスト画面を各受験者端末12に送信する(S111B)。これにより、受験者端末12には
図8に示すような解決案入力のためのテスト画面が表示される(S112B)。なお、フローチャートによる説明を省くが、受験者端末12においてテスト画面が表示されるためには、受験者端末12も試験管理者端末13と同様の手順で、ID及びパスワードの認証を受けてログインされている必要がある。
【0142】
2−2−2 解決案収集セッションの開始から終了まで
図32には解決案収集セッションの開始から終了までの処理の流れがフローチャートで記載されている。先述した手順によって解決案入力のためのテスト画面が受験者端末12で表示された後、受験者が当該画面上でインストラクションに従って解決案を入力し、「次へ」のボタンをクリックする。すると、当該受験者端末12から解決案データがサーバ11に送信される(S113B)。サーバ11が解決案データを受信すると、解決案データを制限時間内に受信したか否かが制限時間判断部324によって判断される(S114B)。
【0143】
制限時間内であると判断された場合、サーバ11のデータ登録部322は、当該解決案データに解決案IDを付与し、当該解決案データを送信した受験者の受験者ID等と関連付けて第二テスト解決案データファイル343bに格納する(S115B)。また、制限時間内であると判断された場合、制限時間判断部324は当該解決案データを送信した受験者の受験者端末12にて解決案入力のためのテスト画面を再度送信するように指示する。解決案入力用書式抽出部323bは制限時間判断部324の指示に従って対応する受験者端末12に解決案入力のためのテスト画面を送信する(S111B)。このようにして、制限時間内にある限り解決案入力のためのテスト画面は繰り返し受験者端末12に送信される。
【0144】
一方、サーバ11の制限時間判断部324は、受験者端末12からの解決案データの受信の有無にかかわらず制限時間を過ぎたと判断した場合、解決案収集セッションが終了した旨を記録するために、第二テスト受験者アカウントファイル341b等におけるステータスを「解決案収集セッション終了」に変更する(S116B)。また、解決案収集セッション終了画面又は解決案収集セッションが終了したとの進捗情報を送受信部310から受験者端末12及び試験管理者端末13に送信する(S117B)。これにより、受験者端末12には解決案収集セッションが終了した旨の画面が表示され(S118B)、試験管理者端末13には、例えば
図14に示すような解決案収集セッションが終了した旨の進捗情報が表示される(S119B)。
【0145】
別法として、サーバ11はS111Bにおいて複数の解決案を一度に記入できる解決案入力のためのテスト画面を送信してもよい。また、受験者端末12はS113Bにおいて複数の解決案をまとめてサーバ11に送信可能にしてもよい。この場合、サーバ11は当該受験者からのすべての解決案データを一度に受信することができ、S111Bを繰り返し行う必要はない。
【0146】
2−2−3 解決案評価セッションの開始から終了まで
図33には解決案評価セッションの開始から終了までの処理の流れがフローチャートで記載されている。先述した手順によって解決案収集セッションが終了した後、試験管理者は
図14に示すような管理画面上で「解決案評価セッション開始」のボタンをクリックすると、解決案評価セッションの開始指示がサーバ11に送信される(S201B)。サーバ11の評価者決定部325は、解決案評価セッション開始の指示を受信すると、サーバ11に内蔵された乱数発生装置206により発生した乱数を取得し、当該乱数を用いて第二テスト解決案データファイル343bに格納されている各解決案データ中の解決案を評価すべき受験者を決定する(S202B)。
【0147】
この際、サーバ11の評価者決定部325は、評価者たる受験者による各解決案に対する評価の進捗状況を管理するための第二テスト解決案評価進捗管理ファイル347bに、評価者たる受験者毎に、受験者ID、評価すべき解決案ID、及び必要評価数などを関連付けて保存することができる。なお、評価者決定部325による当該決定プロセスは、試験管理者端末13からの解決案評価セッション開始の指示に限られるものではなく、評価者決定プロセスを開始するための何らかの指示によって開始すればよい。例えば、当該決定プロセスは評価者を決定するためだけの指示を試験管理者端末13から受信することで実行されてもよいし、その他の指示に合わせて実行されてもよいし、ステータスが解決案収集セッション終了へと変更されることがトリガーとなって実行されてもよい。
【0148】
サーバ11の解決案抽出部327は、評価者決定部325による各解決案を評価すべき受験者の決定に従い、各受験者が評価すべき解決案のデータを第二テスト解決案データファイル343bに格納されている解決案IDと評価者たる受験者の受験者IDとに基づいて抽出し、第四書式データファイル346dに格納されている第四書式データと共に表示可能な形態で対応する各受験者端末12に送信する(S203B)。これにより、受験者端末12では
図10に記載されるような、受験者毎に評価すべき解決案が画面上に表示される(S204B)。受験者は当該画面上で解決案に対する評価(例:「Strongly disagree」、「Disagree」、「Neutral」、「Agree」、又は「Strongly agree」)のボタンをクリックし、「次へ」のボタンをクリックする。すると、当該受験者端末12から解決案評価データがサーバ11に送信される(S205B)。サーバ11が解決案評価データを受信すると、データ登録部322が当該解決案評価データに解決案評価IDを付与し、当該解決案評価データを送信した受験者の受験者ID及び解決案ID等と関連付けて第二テスト解決案評価データファイル344bに格納する(S206B)。
【0149】
次いで、サーバ11の評価数判断部334は受験者端末12から一つの解決案に対する評価を受信する度に、当該受験者の受験者IDに対応した第二テスト解決案評価進捗管理ファイル347bにおける評価済み数を一つ増やすとともに、当該受験者が前記決定に従った必要評価数に達したか否かを判断する(S207B)。その結果、必要評価数に達していないと判断した場合には、解決案抽出部327は、未評価分の解決案データを、当該受験者が次に評価すべき解決案を第二テスト解決案データファイル343bに格納されている解決案IDと評価者たる受験者の受験者IDとに基づいて抽出し、第三書式データファイル346cに格納されている第三書式データと共に表示可能な形態で対応する各受験者端末12に送信する(S203B)。このようにして、必要評価数に達するまで評価すべき解決案のデータは繰り返し受験者端末12に送信される。
【0150】
別法として、サーバ11はS203Bにおいて評価すべき解決案のデータをまとめて各受験者端末12に送信してもよい。また、受験者端末12はS205Bにおいて解決案評価データをまとめてサーバ11に送信可能にしてもよい。この場合、サーバ11は当該受験者からのすべての解決案評価データを一度に受信することができ、S203Bを繰り返し行う必要はない。
【0151】
一方、サーバ11の評価数判断部334は、必要評価数に達したと判断した場合、当該受験者の解決案評価セッションが終了した旨を記録するために、第二テスト受験者アカウントファイル341b等におけるステータスを「解決案評価セッション終了」に変更する(S208B)。また、評価数判断部334は解決案評価セッション終了画面又は解決案評価セッションが終了したとの進捗情報を送受信部310から受験者端末12及び試験管理者端末13に送信する(S209B)。受験者端末12及び試験管理者端末13において、当該画面又は進捗情報を受信すると、受験者端末12には解決案評価セッションが終了した旨の画面が表示され(S210B)、試験管理者端末13には、例えば
図14に示すような解決案評価セッションが終了した旨の進捗情報が表示される(S211B)。
【0152】
2−2−4 スコア計算
図34には解決案評価セッションの終了後、サーバ11によって各解決案のスコアリングを行い、その結果を試験管理者に送信するまでの処理の流れがフローチャートで記載されている。先述した手順によって解決案評価セッションが終了した後、試験管理者は試験管理者端末13からスコア計算開始の指示を、例えば試験管理者が
図14に示すような管理画面上で「スコア計算開始」のボタンをクリックすることにより、サーバ11に送信する(S301B)。なお、「スコア計算開始」のボタンは解決案評価セッション終了後に試験管理者の管理画面上に現れるようにしてもよい。次いで、当該指示をサーバ11が受信すると、サーバ11の解決案評価部329は、第二テスト解決案評価データファイル344bに格納されている各解決案の評価軸毎の評価値及び解決案IDに基づいて各解決案データ中の解決案ID毎に解決案のスコアを評価軸毎に算出する(S302B)。当該スコアは、第二テスト解決案データファイル343bに初期スコアとして書き込んでもよいし、いちいち書き込まずにメモリ上で処理してもよい。次いで、受験者評価部332は、解決案ID毎に付与されたスコアに基づいて、受験者ID毎の解決力に関するスコアを評価軸毎に算出する(S303B)。当該スコアは、第二テスト受験者評価データファイル345bに初期スコアとして書き込んでもよいし、いちいち書き込まずにメモリ上で処理してしもよい。
【0153】
このようにして、各受験者の解決力に関するスコアをいったん算出した後、スコアの高い受験者からの評価に対して重み付けを与えるようにして解決案ID毎に解決案に対する評価軸毎のスコアを再度算出(補正)し(S304B)、さらに補正後のスコアに基づいて受験者ID毎のスコアを評価軸毎に再度算出(補正)する(S305B)。更に、ステップS304B及びS305Bは予め設定した回数繰り返される。ステップS304Bにより補正されたスコアは、第二テスト解決案データファイル343bに第一補正スコア、第二補正スコア・・・等として書き込んでもよいし、いちいち書き込まずにメモリ上で処理してしもよい。同様に、ステップS305Bにより補正されたスコアは、第二テスト受験者評価データファイル345bに第一補正スコア、第二補正スコア等として書き込んでもよいし、いちいち書き込まずにメモリ上で処理してしもよい。
【0154】
ステップS304B及びS305Bが所定回数繰り返されることで、各解決案に対する最終的なスコアが算出される。各受験者に対する最終的なスコアも算出される。
【0155】
このようにして、各解決案に対する評価軸毎の最終的なスコア及び各受験者に対する評価軸毎のスコアが算出されると、サーバ11の解決案評価抽出部331は各解決案及び各解決案に対する評価軸毎のスコアを含む解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データを試験管理者端末13に表示可能な形態で送信する(S306B)。合わせて、サーバ11の受験者評価抽出部333は、第二テスト受験者評価データファイル345bに格納された各受験者に対する評価軸毎のスコアを含む受験者評価データを受験者IDに基づいて抽出し、表示可能な形態で試験管理者端末13に送信することもできる。解決案評価集計データ(及び受験者評価データ)を受信すると、試験管理者端末13の画面上には、解決案評価集計データ(及び受験者評価データ)が表示される(S307B)。
【0156】
<3.課題及びその解決手段検索のフロー>
次に、上述のシステムによる課題及びその解決手段のオンラインでの検索手順についてフローチャートを参照しながら例示的に説明する。
【0157】
図35には権限のある利用者端末がサーバへアクセスして検索要求を行い、所望の検索結果を得るまでの処理の流れがフローチャートで記載されている。利用者が利用者端末16から所定のURLを入力してサーバ11にアクセスすると、サーバ11はログイン画面を利用者端末16に送信する(S401)。次いで、利用者が利用者端末16にID及びパスワードを入力し、ログインボタンを押すと(S402)、サーバ11の認証処理部321は、入力された管理者ID及びパスワードが、ライブラリ利用者アカウントファイル350内に記憶されているデータと一致するか否かを判別し(S403)、一致する場合には、利用者用の管理画面を利用者端末16に送信し(S404)、一致しない場合には、エラーメッセージを送信する(S405)。
【0158】
ログインが成功すると、利用者端末16には検索条件を入力するための画面(例:
図24)が表示される。利用者は画面上で、キーワード及び検索式などを用いて課題及びその解決案についての検索条件を入力し、サーバ11に送信する(S406)。サーバ11が検索条件のデータを受信すると、検索部335は、サーバ11の記憶部340内のデータ、例えば、第一テスト課題データファイル343a、第二テスト解決案データファイル343b、第一テスト受験者アカウントファイル341a、第二テスト受験者アカウントファイル341b、第一テスト情報ファイル342a、第二テスト情報ファイル342b、第一テスト課題評価データファイル344a、第二テスト解決案評価データファイル344b、第一テスト受験者評価データファイル345a、及び、第二テスト受験者評価データファイル345bの少なくとも一つを検索する(S407)。その後、サーバ11は、検索要求に合致する課題及びその解決案を含む検索結果を利用者端末に送信する(S408)。検索結果は更に、課題に対する評価軸毎のスコア及び解決案に対する評価軸毎のスコアの一方又は両方を含んでもよい。検索結果のデータを受信すると、利用者端末16の画面上には、
図24左側下部及び
図24右側下部に示すような当該検索結果が表示される(S409)。
【解決手段】第一テストでは複数の受験者から様々な課題をネットワークを介して収集すると共に受験者間で相互評価させ、これによって得られた課題データ及び課題評価データを、識別子を用いてサーバ内に格納する。サーバは、課題評価集計データを抽出し、当該課題評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信することができる。第二テストでは複数の受験者から与えられた課題に対する様々な解決案をネットワークを介して収集すると共に受験者間で相互評価させ、これによって得られた解決案データ及び解決案評価データを、識別子を用いてサーバ内に格納する。サーバは、解決案評価集計データを抽出し、当該解決案評価集計データをネットワークを介して試験管理者端末に送信することができる。