特許第6681957号(P6681957)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6681957ディスプレイ装置およびこれを含むマルチスクリーンディスプレイ装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6681957
(24)【登録日】2020年3月26日
(45)【発行日】2020年4月15日
(54)【発明の名称】ディスプレイ装置およびこれを含むマルチスクリーンディスプレイ装置
(51)【国際特許分類】
   G09F 9/30 20060101AFI20200406BHJP
   G09F 9/40 20060101ALI20200406BHJP
   H04N 5/66 20060101ALI20200406BHJP
【FI】
   G09F9/30 308Z
   G09F9/40 301
   H04N5/66 D
【請求項の数】15
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2018-161211(P2018-161211)
(22)【出願日】2018年8月30日
(65)【公開番号】特開2019-45861(P2019-45861A)
(43)【公開日】2019年3月22日
【審査請求日】2018年8月30日
(31)【優先権主張番号】10-2017-0111085
(32)【優先日】2017年8月31日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】501426046
【氏名又は名称】エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100094112
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 讓
(74)【代理人】
【識別番号】100106183
【弁理士】
【氏名又は名称】吉澤 弘司
(74)【代理人】
【識別番号】100114915
【弁理士】
【氏名又は名称】三村 治彦
(74)【代理人】
【識別番号】100125139
【弁理士】
【氏名又は名称】岡部 洋
(72)【発明者】
【氏名】李 紋 宣
(72)【発明者】
【氏名】朴 成 雨
(72)【発明者】
【氏名】丁 海 允
【審査官】 川俣 郁子
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−015835(JP,A)
【文献】 特開2017−126081(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2015/0036300(US,A1)
【文献】 特開2013−015836(JP,A)
【文献】 特開2009−020207(JP,A)
【文献】 特開2003−330005(JP,A)
【文献】 再公表特許第2008/123416(JP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G02F1/133−1/1334
1/1339−1/1341
1/1347
G09F9/00−9/46
G09G3/12−3/14
3/30−3/3291
H01L27/32
51/50
H04N5/66−5/74
H05B33/00−33/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
アクティブ領域と前記アクティブ領域を囲む非アクティブ領域および曲面形態に曲がる曲げ部を有する第1基板と、
前記第1基板のアクティブ領域に設けられた画素アレイ層と、
前記画素アレイ層上に設けられる第2基板と、
前記第1基板の非アクティブ領域に設けられ、前記第2基板の側面を覆うカバー膜とを含み、
前記画素アレイ層は、前記第1基板と前記第2基板との間に配置され、
前記カバー膜が前記曲げ部と重畳する領域を除いた残りの非アクティブ領域に設けられ、
前記第2基板が、前記第1基板に対向する第1面及び前記第1面とは反対の第2面を有し、
前記第1基板の曲げ部は、前記第2基板の前記第2面の方に曲がった、ディスプレイ装置。
【請求項2】
前記第1基板に配置された透光性フィルムをさらに含む、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項3】
前記非アクティブ領域が、第1、第2、第3および第4非アクティブ領域を含み、
前記曲げ部は、
前記第1非アクティブ領域に隣接するアクティブ領域の端に設けられた第1曲げ部と、
前記第2非アクティブ領域に隣接するアクティブ領域の端に設けられた第2曲げ部とを含む、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項4】
前記第1、第2、第3および第4非アクティブ領域のそれぞれが、前記第1基板の左側、前記第1基板の右側、前記第1基板の上側、前記第1基板の下側非アクティブ領域である、請求項3に記載のディスプレイ装置。
【請求項5】
前記カバー膜が、前記第3および第4非アクティブ領域と前記曲げ部と重畳する領域から削除された、請求項3に記載のディスプレイ装置。
【請求項6】
前記カバー膜が、前記第3および第4非アクティブ領域と前記曲げ部と重畳する領域を除いた残りの非アクティブ領域にパターニングして形成された、請求項3に記載のディスプレイ装置。
【請求項7】
前記第3および第4非アクティブ領域のうち少なくとも一つの領域に設けられたパッド部と、
前記パッド部に電気的に接続したディスプレイ駆動回路部とをさらに含む、請求項3に記載のディスプレイ装置。
【請求項8】
前記第1および第2非アクティブ領域と出会うアクティブ領域の左右端のうち少なくとも一つの領域に設けられたスキャン駆動回路をさらに含む、請求項3に記載のディスプレイ装置。
【請求項9】
前記曲げ部が1mm〜5mmの曲率半径を有する、請求項3に記載のディスプレイ装置。
【請求項10】
第1基板の最外郭端は、前記第2基板の方に曲がって前記第2基板の最外郭端を包み、
画素アレイ層の最外郭端は、前記曲げ部のカバー膜から分離され、
前記曲げ部はカバー膜が存在しないことによって減少したストレスを有する領域を含み、前記減少したストレスを有する領域は、前記第2基板、カバー膜、第1基板および画素アレイ層の一部分によって包まれる、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項11】
前記カバー膜が、外側曲率部および前記外側曲率部の反対側に位置する内側ノッチ部を含み、
前記第2基板は、前記カバー膜の内側ノッチ部に設置される、請求項10に記載のディスプレイ装置。
【請求項12】
前記カバー膜の内側ノッチ部が、ディスプレイ装置の視聴方向の曲げ部のストレス減少領域と重畳する、請求項11に記載のディスプレイ装置。
【請求項13】
画素アレイ層が、前記曲げ部に設けられた画素を含む、請求項1に記載のディスプレイ装置。
【請求項14】
複数の側面を含む複数のスクリーンモジュールを含み、
前記複数のスクリーンモジュールの中で隣接したスクリーンモジュールの側面が、互いに密着し、
前記複数のスクリーンモジュールのそれぞれは、第1項〜第8項のいずれか一項によるディスプレイ装置を含み、
隣接するディスプレイ装置の曲げ部が互いに接触した、マルチスクリーンディスプレイ装置。
【請求項15】
第1スクリーンモジュールと、
第2スクリーンモジュールとを含み、
前記第1スクリーンモジュールが、
第1アクティブ領域と前記第1アクティブ領域を囲む第1非アクティブ領域および曲面形態に曲がる第1曲げ部を有する第1基板と、
前記第1基板の第1アクティブ領域に設けられた第1画素アレイ層と、
前記第1画素アレイ層上に設けられる第2基板と、
前記第1基板の第1非アクティブ領域に設けられ前記第2基板の側面を覆う第1カバー膜とを含み、
前記第1画素アレイ層は、前記第1基板と第2基板との間に配置され、
前記第1カバー膜は、前記第1曲げ部と重畳する領域を除いた残りの第1非アクティブ領域に設けられ、
前記第1曲げ部は、第1カバー膜が存在しないことによる第1ストレス減少領域を含み、
前記第2基板が、前記第1基板に対向する第1面及び前記第1面とは反対の第2面を有し、
前記第1基板の曲げ部は、前記第2基板の第2面の方に曲がっており、
前記第2スクリーンモジュールは、
第2アクティブ領域と前記第2アクティブ領域を囲む第2非アクティブ領域および曲面形態に曲がる第2曲げ部を有する第3基板と、
前記第3基板の第2アクティブ領域に設けられた第2画素アレイ層と、
前記第2画素アレイ層上に設けられる第4基板と、
前記第3基板の第2非アクティブ領域に設けられ前記第4基板の側面を覆う第2カバー膜とを含み、
前記第2画素アレイ層は、前記第3基板と第4基板との間に配置され、前記第2カバー膜、前記第2曲げ部と重畳する領域を除いた残りの第2非アクティブ領域に設けられ、
前記第2曲げ部は、第2カバー膜が存在しないことによる第2ストレス減少領域を含み、
前記第4基板が、前記第3基板に対向する第1面及び前記第1面とは反対の第2面を有し、
前記第3基板の曲げ部は、前記第4基板の第2面の方に曲がっており、
前記第1スクリーンモジュールは、前記第2スクリーンモジュールの側面と平行で密接な側面を含む、マルチスクリーン装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、ディスプレイ装置およびこれを含むマルチスクリーンディスプレイ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
情報化社会が発展するにつれて、映像を表示するための表示装置への要求が様々な形で高まっている。最近では、よりスリム化された有機発光表示装置が発売され、そのうちのフレキシブルな有機発光表示装置は、携帯が容易であり、様々な形状の装置に適用することができ、多くの利点がある。
【0003】
フレキシブルな有機発光表示装置は、基板を折り曲げることができる曲げ領域を含み、曲げ領域で基板を折り曲げて、ベゼルのサイズを減らすことができるので、狭いベゼルを有する有機発光表示装置を具現できる。
【0004】
ただし、より狭いベゼルを有するために曲げの程度を増加させることによって最外殻のストレスが増え、パネル内部の応力が強くなって発光素子層が剥離して薄膜トランジスタが断線するなどの問題が発生する。
【0005】
また、最近では、従来のディスプレイ装置で構成される複数のスクリーン装置を格子形態に配列して大型ディスプレイ画面を具現するマルチスクリーンディスプレイ装置が実用化されている。
【0006】
しかし、従来のマルチスクリーンディスプレイ装置は、複数のディスプレイ装置のベゼル領域によって互いに連結されたディスプレイ装置の間に境界部分が存在することになる。このような境界部分は、画面全体に1つの映像を表示する場合、画面全体に断絶感を与えることになり映像への没入度を低下させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2015−057672
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本出願は、曲げを容易にしてゼロベゼルを有することができるディスプレイ装置を提供することを技術的課題とする。
【0009】
また、本出願は、ディスプレイ装置間の境界部分を削除したり最小化したりしたマルチスクリーンディスプレイ装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前述した技術的課題を達成するための本出願によるディスプレイ装置は、アクティブ領域とアクティブ領域を囲む非アクティブ領域および曲面形態に曲げる曲げ部を有する第1基板と、第1基板のアクティブ領域に設けられた画素アレイ層と、画素アレイ層上に設ける第2基板と、第1基板の非アクティブ領域に設けて第2基板の側面を覆うカバー膜とを含み、カバー膜は曲げ部と重畳する領域を除いた残りの非アクティブ領域に設ける。
【0011】
前述した技術的課題を達成するための本出願によるマルチスクリーンディスプレイ装置は、互いに並んだ側面同士が密着した複数のスクリーンモジュールを有し、複数のスクリーンモジュールのそれぞれは、アクティブ領域とアクティブ領域を囲む非アクティブ領域および曲面形態に曲げる曲げ部を有する第1基板、第1基板のアクティブ領域に設けられた画素アレイ層、画素アレイ層上に設けられる第2基板、第1基板の非アクティブ領域に設けられ第2基板の側面を覆うカバー膜を含み、カバー膜は曲げ部と重畳する領域を除いた残りの非アクティブ領域に設けられ、隣接するスクリーンモジュールの曲げ部は互いに接触することができる。
【発明の効果】
【0012】
前記課題の解決手段によれば、本出願によるディスプレイ装置は、ストレスに最適化され曲げ部の曲げが容易で、装置を曲げた際に、曲げ部上に設けられた画素アレイ層の損傷を防止することができ、より強化された側面透湿防止特性を有することができる。
【0013】
本出願によるマルチスクリーンディスプレイ装置は、画面全体に断絶感がない一つの映像、または最小化された一つの映像を表示することができ、これにより、大型サイズの画面に表示される映像への視覚的な没入度を向上することができ、サイズの拡張性が増加し得る。
【0014】
前記した本出願の効果に加えて、本出願の他の特徴および利点は、以下に記述される。そのような記述および説明から、本出願が属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解されるだろう。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本出願の一例によるディスプレイ装置の曲げていない状態の平面図である。
図2図1に示した線I−I’の断面図である。
図3図1に示した線II−II’の断面図である。
図4図1に示した線III−III’の断面図である。
図5図1に示すディスプレイ装置の曲げ状態を線I−I’に基づいて示す断面図である。
図6】本出願の一例によるマルチスクリーンディスプレイ装置を示す平面図である。
図7図6に示した線IV−IV’の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付の図と共に詳細に後述する実施例を参照すると明確になるだろう。しかし、本発明は、以下で開示する実施例に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現されるものであり、単に本実施例は、本発明の開示を完全にし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供するものであり、本発明は、請求項の範疇によってのみ定義される。
【0017】
本発明の実施例を説明するために図で開示した形状、大きさ、比率、角度、数などは例示的なものなので、本発明は、図に示した事項に限定されるものではない。明細書全体にわたって同一参照符号は同一の構成要素を指すことができる。また、本発明を説明するにおいて、関連する公知技術に対する詳細な説明が本発明の要旨を不必要に曖昧にすると判断される場合、その詳細な説明は省略する。
【0018】
本明細書で言及した「含む」、「有する」、「からなる」などが使用されている場合は、「〜だけ」が使用されていない限り、他の部分が追加され得る。構成要素を単数で表現する場合に特に明示的な記載事項がない限り、複数が含まれる場合を含む。
【0019】
構成要素を解釈するに当たり、別途の明示的な記載がなくても誤差の範囲を含むものと解釈する。
【0020】
位置関係の説明である場合には、例えば、「〜上に」、「〜の上部に」、「〜の下部に」、「〜の隣に」など2つの部分の位置関係が説明されている場合は、「すぐに」または「直接」が使用されていない以上、二つの部分の間に1つ以上の他の部分が位置することもできる。
【0021】
時間の関係に対する説明である場合には、例えば、「〜の後」、「〜に続いて」、「〜次に」、「〜前に」などで時間的前後関係が説明されている場合は、「すぐに」または「直接」が使用されていない以上、連続していない場合も含むことができる。
【0022】
第1、第2などが多様な構成要素を記述するために使用されるが、これらの構成要素はこれらの用語によって制限されない。これらの用語は、ただ一つの構成要素を他の構成要素と区別するために使用されるものである。したがって、以下に記載されている第1構成要素は、本発明の技術的思想内で第2構成要素であることもある。
【0023】
「第1水平軸方向」、「第2水平軸方向」および「垂直軸方向」は、互いの関係が垂直方向に成り立った幾何学的な関係だけで解釈されてはならず、本発明の構成は、機能的に作用することができる範囲内より広い方向性を有することを意味することができる。
【0024】
「少なくとも一つ」の用語は、一つ以上の関連項目から提示可能なすべての組み合わせを含むものと理解されなければならない。たとえば、「第1項目、第2項目及び第3項目のうち少なくとも一つ」の意味は、第1項目、第2項目または第3項目のそれぞれのみならず、第1項目、第2項目及び第3項目の中で2つ以上から提示することができるすべての項目の組み合わせを意味する。
【0025】
本発明のいくつかの実施例のそれぞれの特徴が部分的または全体的に互いに結合または組み合わせ可能で、技術的に様々な連動と駆動が可能であり、各実施例が互いに独立して実施可能であり、連関関係で一緒に実施することもできる。
【0026】
以下では、本出願によるディスプレイ装置とこれを含むマルチスクリーンディスプレイ装置の好ましい例を添付の図を参照して詳細に説明する。各図の構成要素に参照符号を付加するにおいて、同一の構成要素に対して、たとえ他の図面上に表示されていても、可能な限り同一の符号を有することができる。
【0027】
図1は、本出願の一例によるディスプレイ装置の曲げていない状態の平面図であり、図2は、図1に示した線I−I’の断面図である。
【0028】
図1及び図2を参照すると、本例に係るディスプレイ装置100は、第1基板110、画素アレイ層130、第2基板160、およびカバー膜170を含む。
【0029】
前記第1基板110は、ベース基板とし、フレキシブル基板である。例えば、第1基板110は、透明ポリイミド(polyimide)材質を含むことができる。ポリイミド材質の第1基板110は、キャリアガラス基板に設けられているリリース層の前面に一定の厚さでコーティングしたポリイミド樹脂が硬化したものであり得る。キャリアガラス基板は、レーザーリリース工程を用いたリリース層のリリースによって、第1基板110から分離される。
【0030】
第1基板110は、アクティブ領域(AA)、非アクティブ領域(NA)、および曲げ部(BP)を含む。
【0031】
前記アクティブ領域(AA)は、映像が表示される表示領域であって、第1基板110の中央部分に定義できる。このようなアクティブ領域(AA)は、映像を表示する画素アレイ層130が配置される領域として定義できる。
【0032】
前記非アクティブ領域(NA)は、映像が表示されない非表示領域であり、アクティブ領域(AA)を取り囲むように第1基板110の端部に定義できる。非アクティブ領域(NA)は、第1〜第4の非アクティブ領域(NA1、NA2、NA3、NA4)を含む。例えば、平面状態を基準に、第1非アクティブ領域(NA1)は、第1基板110の左側非アクティブ領域、第2非アクティブ領域(NA2)は、第1基板110の右側非アクティブ領域、第3非アクティブ領域(NA3)は、第1基板110の上側非アクティブ領域、及び第4非アクティブ領域(NA4)は、第1基板110の下側非アクティブ領域としてそれぞれ定義できる。
【0033】
前記曲げ部(BP)は、曲面形態に曲げる部分として定義できる。
【0034】
一例に係る曲げ部(BP)は、第1非アクティブ領域(NA1)の右側に配置される第1曲げ部(BP1)、及び第1曲げ部(BP1)と並ぶように第2非アクティブ領域(NA2)の左側に配置される第2曲げ部(BP2)を含むことができる。
【0035】
前記第1曲げ部(BP1)と前記第2曲げ部(BP2)のそれぞれは、ディスプレイ装置の側面に映像を表示するエッジ表示領域として定義することができる。そして、第1および第2曲げ部(BP1、BP2)を除いた残りのアクティブ領域(AA)は正面表示領域として定義できる。
【0036】
このような第1基板110の上にバッファ膜120を形成することができる。バッファ膜120は、第1基板110を介して、アクティブ領域(AA)に浸透する水分を遮断するために、第1基板110の上面全体に形成される。一例によるバッファ膜120は、交互に積層された複数の無機膜からなり得る。たとえば、バッファ膜120は、シリコン酸化膜(SiOx)、シリコン窒化膜(SiNx)、およびシリコン酸窒化膜(SiON)のいずれか一つ以上の無機膜を交互に積層した多重膜で形成できる。
【0037】
前記画素アレイ層130は、第1基板110のアクティブ領域(AA)上に配置される。つまり、画素アレイ層130は、第1基板110に定義されたアクティブ領域(AA)と重畳するバッファ膜120上に設けられる。
【0038】
前記画素アレイ層130は、スキャンライン、データライン、駆動電源ライン、画素駆動回路、及び発光素子層を含むことができる。
【0039】
前記スキャンラインは、第1基板110の第1の長さ方向(X)と並んで配置され、第1基板110の第2の長さ方向(Y)に沿って互いに離隔し得る。
【0040】
前記データラインは、第1基板110の第2の長さ方向(Y)と並んで配置され、第1基板110の第1の長さ方向(X)に沿って互いに離隔し得る。
【0041】
前記駆動電源ラインは、データラインと並んで配置される。
【0042】
前記画素駆動回路は、スキャンラインとデータラインの交差によって定義される画素領域に設けるもので、少なくとも2つの薄膜トランジスタおよび少なくとも一つのコンデンサを含むことができる。このような画素駆動回路は、隣接したスキャンラインから供給されるスキャン信号、隣接した駆動電源ラインから供給される駆動電源、およびデータラインから供給されるデータ信号によって発光素子層を発光させる。
【0043】
前記発光素子層は、該当画素の画素駆動回路から供給されるデータ信号によって発光する。発光素子層から放出される光は、第1基板110を通過して外部に抽出される。このような発光素子層は、該当画素の画素駆動回路に接続した第1電極、第1電極上に形成された発光層、および発光層上に形成された第2電極を含むことができる。
【0044】
第1電極は、画素に個別にパターニングされたアノード電極であり得る。第1電極は、光を透過させることができるITO、IZOのような透明な金属物質で形成される。
【0045】
一例による発光層は、画素に設定された色相に対応する光を放出する赤色発光層、緑色発光層、及び青色発光層を含んでもよい。
【0046】
他の例に係る発光層は、画素に共通して形成される共通層であってもよく、この場合、製造工程を簡略化できる。発光層は、有機発光層、無機発光層、及び量子ドット発光層のいずれか一つを含むか、有機発光層(または無機発光層)と量子ドット発光層の積層または混合構造を含むことができる。このような発光層は、白色光を放出するための2以上の発光部を含む。例えば、発光層は、第1光と第2光の混合により白色光を放出するための第1発光部と第2発光部を含むことができる。ここで、第1発光部は、第1光を放出するもので、青色発光部、緑色発光部、赤色発光部、黄色発光部、および黄緑色発光部のいずれか一つを含むことができる。第2発光部は、青色発光部、緑色発光部、赤色発光部、黄色発光部、及び黄緑色発行部の中で、第1光と補色関係を有する光を放出する発光部を含むことができる。
【0047】
第2電極は、カソード電極として画素に共通して形成される共通層であり得る。第2電極は、反射率の高い金属物質を含むことができる。例えば、第2電極は、アルミニウム(Al)とチタン(Ti)の積層構造(Ti/Al/Ti)、アルミニウム(Al)とITOの積層構造(ITO/Al/ITO)、APC(Ag/Pd/Cu)合金、およびAPC合金とITOの積層構造(ITO/APC/ITO)のような多層構造で形成してもよく、銀(Ag)、アルミニウム(Al)、モリブデン(Mo)、金(Au)、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、またはバリウム(Ba)の中から選択したいずれか一つの物質または2以上の合金物質からなる単層構造を含んでもよい。
【0048】
第2基板160は、画素アレイ層130上に配置することで、画素アレイ層130に隣接した第1面、及び第1面と反対の第2面とを有する。第2基板160の第1面は、画素アレイ層130に付着する。このような第2基板160は、酸素または水分が発光素子層に浸透することを一次的に遮断する役割をする。
【0049】
一例に係る第2基板160は、不透明なメタル材質からなるメタルホイル、メタルシート、またはメタルプレートであり得る。例えば、第2基板160は、熱膨張係数が低い鉄(Fe)とニッケル(Ni)の合金材料から生成され得るが、これに限定されない。
【0050】
このような第2基板160の第1面は、接着層150を介して画素アレイ層130に付着する。このような接着層150は、熱硬化型または自然硬化型の接着剤であり得る。例えば、接着層150は、減圧接着剤または吸湿機能を有するバリア減圧接着剤のような物質からなることができる。
【0051】
前記カバー膜170は、第2基板160の側面を覆うように第1基板110の非アクティブ領域(NA)上に設けられる。このようなカバー膜170は、ポリマー材質を含むもので、ウレタンまたはアクリルからなり得る。一例によるカバー膜170は、第1基板110のアクティブ領域(AA)と接する非アクティブ領域(NA)で接着層150よりも高く設けて接着層150を通じた透湿を防止することができる。
【0052】
カバー膜170は、発光素子層の側面が接着層150を介して露出しないように、第2基板160とアクティブ領域(AA)の外郭で互いに接するように設けてもよい。
【0053】
一例に係るカバー膜170は、キャリアガラス基板がレーザーリリース工程を用いたリリース層のリリースによって第1基板110から分離される過程で、第1基板110が巻き込まれる現象を防止するために設ける。詳細には、第1基板110の非アクティブ領域(NA)には、第2基板160を設けず、フレキシブルで薄い厚さを有する第1基板110が巻き込まれる現象が発生する。このようなカバー膜170は、第1基板110の非アクティブ領域(NA)に設けて、第1基板110の巻き込み現象を防止することができ、後に第1基板110を支持するための透光性フィルム190を形成するラミネート工程を容易にできる。
【0054】
本出願による表示装置は、スキャン駆動回路140、およびディスプレイ駆動回路180をさらに含む。
【0055】
前記スキャン駆動回路140は、第1基板110のアクティブ領域(AA)の左右端に設けられる。スキャン駆動回路140は、ディスプレイ駆動回路180から提供されるスキャン制御信号によってスキャン信号を生成し、設定された順序に該当するスキャンラインに供給する。一例によるスキャン駆動回路140は、薄膜トランジスタとともに第1基板110のアクティブ領域(AA)に形成することができる。例えば、スキャン駆動回路140は、第1基板110の第1非アクティブ領域(NA1)及び第2非アクティブ領域(NA2)と出会うアクティブ領域(AA)の左右端のうち少なくとも一つの領域に配置することができる。
【0056】
前記ディスプレイ駆動回路部180は、第1基板110の第3非アクティブ領域(NA3)に設けられたパッド部に接続して、ディスプレイ駆動システムから供給される映像データに対応する映像を各画素に表示する。一例によるディスプレイ駆動回路部180は、複数の軟性回路フィルム181、複数のデータ駆動集積回路183、プリント回路基板185およびタイミング制御部187を含む。
【0057】
前記複数の軟性回路フィルム181の、それぞれの一側に設けられた入力端子は、フィルム貼付工程によってプリント回路基板185に付着され、複数の軟性回路フィルム181のそれぞれの他側に設けられた出力端子は、フィルム貼付工程によって第1基板110に設けられたパッド部に付着する。
【0058】
前記複数のデータ駆動集積回路183のそれぞれは、複数の軟性回路フィルム181のそれぞれに個別に実装される。このような複数のデータ駆動集積回路183は、それぞれ、タイミング制御部187から提供される画素データとデータ制御信号を受信し、データ制御信号によって画素データをアナログ形態の画素別データ信号に変換して、該当するデータラインに供給する。
【0059】
前記プリント回路基板185は、データ駆動集積回路183を支持し、ディスプレイ駆動回路180の構成間の信号および電源を伝達する。
【0060】
前記タイミング制御部187は、プリント回路基板185に実装され、プリント回路基板185に設けられたユーザーコネクタを介してディスプレイ駆動システムから提供される映像データとタイミング同期信号を受信する。タイミング制御部187は、タイミング同期信号に基づいて、映像データを画素アレイ層130の画素配置構造に適合するように整列して画素データを生成し、生成した画素データを該当するデータ駆動集積回路183に提供する。また、タイミング制御部187は、タイミング同期信号に基づいて、データ制御信号とスキャン制御信号のそれぞれを生成し、データ制御信号を介して複数のデータ駆動集積回路183のそれぞれの駆動タイミングを制御し、スキャン制御信号を介してスキャン駆動回路140の駆動タイミングを制御する。ここで、スキャン制御信号は、複数の軟性回路フィルム181のうちの最初の、および/または、最終軟性回路フィルムと、第1基板110の非アクティブ領域(NA)を介して該当するスキャン駆動回路140に供給することができる。
【0061】
さらに、本出願による表示装置は、第1基板110に重畳するように第1基板110に付着した透光性フィルム190をさらに含む。
【0062】
前記透光性フィルム190は、透明接着層を媒介にして、第1基板110にバッファ膜120が形成される第1面と反対の第2面に付着することによって曲げ部(BP)の損傷なしに曲げを容易にし、曲げ部(BP)を除いた残りの領域を平面状態に維持する。一例による透光性フィルム190は、フレキシブルフィルムから生成されてもよく、例えば、ポリエチレンテレフタレート(polyethylene terephthalate)フィルム、反射防止フィルム、偏光フィルム、および透過度制御フィルム(transmittance controllable film)のうちの少なくとも一つのフィルムであってもよい。このような透光性フィルム190は、キャリアガラス基板から分離した第1基板110の第2面に付着することができる。透明接着層は、OCR(optically clear resin)またはOCA(optically clear adhesive)であり得る。
【0063】
図3は、図1に示した線II−II’の断面図であり、図4は、図1に示した線III−III’の断面図である。
【0064】
図3及び図4を参照すると、本例に係るディスプレイ装置100は、第1基板110、画素アレイ層130、第2基板160、およびカバー膜170を含む。以下カバー膜170の付加的な特徴に対してのみ説明し、残りの構成に対しては同一符号を付与し、それに対する重複説明は省略することにする。
【0065】
前記カバー膜170は、曲げ部(BP)と重畳する領域を除いた残りの非アクティブ領域(NA)に設けられる。詳細には、第3及び第4非アクティブ領域(NA3、NA4)で曲げが起こる部分にはカバー膜170を形成しない。一例によるカバー膜170はストレスに脆弱なので、曲げ時にカバー膜170によって最外殻ストレスが増えると、パネル内部の応力が強くなって発光素子層が剥離したり、薄膜トランジスタが断線したり、無機膜層が破損するなどの問題が発生し得る。一方、本出願によるディスプレイ装置100は、曲げ部(BP)と重畳する領域上にカバー膜170を配置しないことにより、曲げによって発生する引張応力または圧縮応力による薄膜トランジスタ、および/または、発光素子層の損傷を防止したり、最小限に抑えたりすることができる。また、カバー膜170を配置しないことによる厚さの低減によって確保されたストレス分、曲率半径を減らすことができ、ゼロベゼルを有するディスプレイ装置を具現できる。
【0066】
このように、本実施例に係るディスプレイ装置100は、曲げ部(BP)と重畳する領域を除いた残りの非アクティブ領域(NA)にカバー膜170を設け、リリース工程でフレキシブルで薄い第1基板110が巻き込まれていく現象を防止することができ、接着層150を通じた透湿を防ぐことができる。さらに、薄膜トランジスタ、および/または、発光素子層の損傷を防止し、最小限に抑えながら曲げることができる。
【0067】
一例に係るカバー膜170は、非アクティブ領域(NA)全体に形成した後、第3及び第4非アクティブ領域(NA3、NA4)と曲げ部(BP)が重畳した領域から除去され得、前記重畳する領域を除いた残りの非アクティブ領域にパターニングして形成することもできるが、これに限定されない。
【0068】
図5は、図1に示したディスプレイ装置の曲げ状態を線I−I’に基づいて示した断面図である。
【0069】
図5を参照すると、本出願によるディスプレイ装置100において、第1基板110の曲げ部(BP)は、曲面形態を有するように曲げられる。すなわち、第1基板110に定義された第1曲げ部(BP1)及び第2曲げ部(BP2)のそれぞれは、一定の曲率半径を有するように第2基板160の第2面の方に曲げられ、第2基板160の側面を囲む。ここで、第1曲げ部(BP1)及び第2曲げ部(BP2)のそれぞれは、1mm〜5mmの曲率半径を有するように曲げられる。
【0070】
このように、第1曲げ部(BP1)及び第2曲げ部(BP2)のそれぞれを曲面形態に曲げることによってアクティブ領域(AA)の端も曲面形態に曲げられる。これにより、曲面形態に曲げられたアクティブ領域(AA)の端には、エッジ表示画面(またはサブ表示画面)を構成する。一方、曲げられていないアクティブ領域(AA)では、実質的に平面状態を有する正面表示画面(またはメイン表示画面)を構成する。
【0071】
このような本出願によるディスプレイ装置100は、非アクティブ領域(NA)と曲げ部(BP)が重畳する領域上にカバー膜170を配置しないことで曲げを容易にすることができ、曲げ部(BP)の曲げによって10マイクロメートル以下のベゼル幅を有することができる。また、本出願によるディスプレイ装置100は、非アクティブ領域(NA)と曲げ部(BP)が重畳する領域上にカバー膜170を配置しないことにより、曲げ時に薄膜トランジスタおよび/または発光素子層の損傷を防止することができる。
【0072】
図6は、本出願の一例によるマルチスクリーンディスプレイ装置を示す平面図であり、図7は、図6に示した線IV−IV’の断面図で、これは、図5に示した曲げ構造を有するディスプレイ装置を用いてマルチスクリーンディスプレイ装置を構成したものである。
【0073】
図6及び図7を参照すると、本出願の一例によるマルチスクリーンディスプレイ装置200は、互いに並んだ側面同士密着した複数のスクリーンモジュール210を含む。
【0074】
前記複数のスクリーンモジュール210のそれぞれは、ディスプレイ装置100および支持フレーム220を含む。
【0075】
前記ディスプレイ装置100は、図5に示すディスプレイ装置100と同一の構成を有するので、これに対する重複説明は省略する。
【0076】
前記支持フレーム220は、ディスプレイ装置100を収納する。一例による支持フレーム220は、ディスプレイ装置100の背面を支持する床面220a、ディスプレイ装置100の側面を包むように床面220aに垂直に設けられた側壁、および床面220aの左側面と右側面のそれぞれに設けられた少なくとも一つのモジュール結合部220bを含むことができる。
【0077】
前記床面220aは、凹に形成された凹部220cを含むことができる。凹部220cは、床面220aから凹に形成され、ディスプレイ装置100のディスプレイ駆動回路部と接続した各種回路を収納する。
【0078】
前記少なくとも一つのモジュール結合部220bは、複数のスクリーンモジュール210を側面同士密着させて結合させるためのモジュール結合部材240と結合する。一例による少なくとも一つのモジュール結合部220bは、床面220aの左側面と右側面のそれぞれから一定の深さを有するように形成された溝を含み、この場合、モジュール結合部材240は、モジュール結合部220bに挿入される結合ピンであり得る。
【0079】
前記複数のスクリーンモジュール210のそれぞれは、前面カバー230をさらに含むことができる。
【0080】
前記前面カバー230は、ディスプレイ装置100の第3及び第4非アクティブ領域(NA3、NA4)を覆うように構成される。一例による前面カバー230は、第1前面カバー230a及び第2前面カバー230bを含む。
【0081】
前記第1前面カバー230aは、「L」字形態の断面を有するように形成して支持フレーム220に結合することにより、ディスプレイ装置100の第3非アクティブ領域(NA3)を覆う。
【0082】
前記第2前面カバー230bは、「L」字形態の断面を有するように形成して支持フレーム220に結合することにより、ディスプレイ装置100の第4非アクティブ領域(NA4)を覆う。
【0083】
このような複数のスクリーンモジュール210は、モジュール結合部材240を介して第1の方向(X)(または横方向)に沿って互いに側面同士結合する。ここで、隣接するディスプレイ装置100に設けられた曲面形態の曲げ部(またはエッジ表示領域)は、支持フレーム220の側壁によって遮られずに、互いに接触することによって隣接するディスプレイ装置100間の境界部分が実質的に除去され得る。
【0084】
本例に係るマルチスクリーンディスプレイ装置200は、複数のディスプレイ装置100に設けられた曲面形態の曲げ部が互いに接触しながら側面同士が連結することにより、隣接したディスプレイ装置100間の境界部分が削除されることにより、全体画面に断絶感がない一つの映像を表示することができ、これにより、大型サイズの画面に表示される映像への視覚的な没入度を向上させることができ、サイズ拡張性が増加し得る。
【0085】
以上で説明した本出願は、前述した実施例及び添付の図に限定されるものではなく、本出願の技術的事項を逸脱しない範囲内で、複数の置換、変形及び変更が可能であることが、本出願が属する技術分野で通常の知識を有する者にとって明らかであろう。したがって、本出願の範囲は、後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲そしてその等価概念から導出されるすべての変更または変形された形態が本出願の範囲に含まれるものと解釈されなければならない。
【符号の説明】
【0086】
100:ディスプレイ装置
110:第1基板
120:バッファ膜
130:画素アレイ層
140:スキャン駆動回路
150:接着層
160:第2基板
170:カバー膜
180:ディスプレイ駆動回路部
190:透光性フィルム
200:マルチスクリーンディスプレイ装置
210:スクリーンモジュール
220:支持フレーム
230:前面カバー
240:モジュール結合部材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7