(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態に係わる測定装置を説明する。
本実施形態の測定装置は、参照面と被検面とにそれぞれ照射した光を干渉させて、前記参照面と前記被検面との間の長さを測定する光干渉長さ測定装置である。
図1は、本発明の実施形態に係わる測定装置1の外観斜視図である。
図2は、
図1に示す測定装置1を側面方向から見た図である。
図3は
図1に示す断面線A−Aの断面図である。
【0020】
図1に示すように測定装置1は、第1の基台11の上に、3本の支柱によって第2の基台13が固定されている。
第2の基台13には、円周方向に等間隔に3つのオイルタンク31(1),31(2),31(3)が固定されている。
【0021】
また、
図3に示すように、オイルタンク31(1),31(2),31(3)には緩衝液が収容されている。
オイルタンク31(1),31(2),31(3)の緩衝液内には、浮体21(1),21(2),21(3)がそれぞれ浮いている。
【0022】
浮体21(1),21(2),21(3)は、円板17(本発明の第1の部材の一例)を介して上部ミラー支持部9(本発明の第1の支持部の一例)が固定されている。
また、円板17の外側には、板バネ25(本発明の弾性部材の一例)を介してリング状部材27(本発明の第2の部材の一例)が設けられている。
リング状部材27は、その下方に位置するリング状部材29と3本の支柱で結合されている。
リング状部材29の内側には、板バネ23を介して円板15が固定されている。円板15の中心には上部ミラー支持部9が固定されている。
【0023】
また、円板15には、オイルタンク31(1),31(2),31(3)を貫通して設置するための穴が形成されている。
リング状部材29の外周の対向する2箇所にはスライドガイド33(1),33(2)が固定されている。
また、第2の基台13には、スライドガイド33(1),33(2)と対向する位置にスライドガイド固定用支柱39(1),39(2)が設けられている。
スライドガイド33(1),33(2)によって、リング状部材29の重力方向(本発明の光軸方向の一例)の移動がガイドされる。
【0024】
このようにスライドガイド33(1),33(2)を設けることで、上部ミラー支持部9の水平方向の移動と傾きが規制されているので、上部ミラー51を重力方向に沿って適切に移動できる。これにより、上部ミラー51が水平方向にぶれることがなく、高精度な測定が可能になる。
測定装置1では、上部ミラー支持部9の粗動がスライドガイド33(1),33(2)によって抑制され、上部ミラー支持部9の微動が板バネ25及び板バネ23によって抑制される。
【0025】
図3に示すように、筒体の上部ミラー支持部9(第1の支持体)内には、上部ミラー51(本発明の被検面の一例)が固定されている。上部ミラー51の反射面は光学部41側に位置している。
上部ミラー支持部9内には、第2の基台13に固定された下部ミラー支持部53が上部ミラー支持部9とは非接触で設置されている。下部ミラー支持部53には、下部ミラー55(本発明の参照面の一例)が固定されている。下部ミラー支持部53は円筒状である。下部ミラー55の反射面は上部ミラー51側に位置している。
【0026】
また、第2の基台13の下部には、上部ミラー支持部9と対向する位置に光学部41が固定されている。
また、第1の基台11には、光源151と受光部153とが設けられている。光源151及び受光部153は、重力方向において光学部41と同じ高さに設けられている。
【0027】
光源151は、直線偏光のレーザ光源であり、水平方向に光学部41に向けて光(レーザ光)を出射する。波長の短いレーザ光を用いることで高精度な距離測定が可能になる。
受光部153は、複数の受光素子を備えたCCDセンサであり、光学部41からの光(合成光)を受光する。
【0028】
また、測定装置1は、演算部35を有する。
演算部35は、光学部41の受光結果を基に、上部ミラー51と下部ミラー55との間の距離、すなわち、被測定対象7の長さを算出する。具体的には、演算部35は、受光結果を基に、マイケルソン干渉法による演算を行い、干渉縞の移動量を算出し、それを基に被測定対象7の膨張量を算出する。
【0029】
測定装置1は、リザーブタンク61を有する。
リザーブタンク(本発明の第2のタンクの一例)61は、オイルタンク31(1),31(2),31(3)(本発明の第1のタンクの一例)との間に緩衝液の流路を備え、当該オイルタンク31(1),31(2),31(3)に比べて多くの緩衝液を収容している。緩衝液は、例えばシリコンオイルである。
【0030】
この構成によれば、オイルタンク31(1),31(2),31(3)とリザーブタンク61とで緩衝液の液面が一致する。そのため、被測定対象7の近傍にあるオイルタンク31(1),31(2),31(3)に収容された緩衝液の温度が変化しても、リザーブタンク61に収容された緩衝液の温度が変化していないとすると、オイルタンク31(1),31(2),31(3)の緩衝液が膨張することにより液面が高くなることを抑制できる。これにより、オイルタンク31(1),31(2),31(3)内に浮体21(1),21(2),21(3)の重力方向の位置を一定にでき、温度変化の影響を受けずに安定して高精度な測定ができる。
【0031】
図7は、本発明の実施形態に係わる測定装置1の光学系を説明するための図である。
図7に示すように、測定装置1では、重力方向(
図7中上下方向)の異なる位置にある上部ミラー51と下部ミラー55とによって被測定対象7が挟み込まれて保持されている。測定装置1は、被測定対象7の重力方向の距離、あるいはその変化を測定する。
【0032】
図7に示すように、光源151及び受光部153と、光学部41とは重力方向において同じ高さに設けられており、光学部41の上方に被測定対象7が保持されている。
光学部41は、第1の光学部411及び第2の光学部413が一体的に成形されている。
第1の光学部411は、偏光無依存の台形ビームスプリッタである。
第1の光学部411は、光源151からの第1の光のL1一部の第2の光L2を第1の方向X1に向けて透過し、残りの第3の光L31をY2方向に向けて反射する第1の光分離面411aを有する。第1の光分離面411aは、ハーフミラーである。
また、第1の光学部411は、第1の光分離面411aで反射された第3の光L31をX1方向に向けて反射する第1の面S1を有する。
【0033】
第1の光学部411は、第3の光L31の第1の面S1での反射光が第1の光分離面411aに入射しないように構成されている。また、第1の光分離面411aは第2の光学部413から第5の光L55を透過し、第4の光L46を反射することで得た合成光L6を受光部153に向けて出射する。
受光部153は、合成光L6を受光する。
【0034】
第1の光学部411では、第1の光分離面411aと第1の面S1とは平行である。第1の光分離面411aと、第1の光L1及び第2の光L21の光線との間の角度が45°である。
また、光源151からの第1の光L1の入射面S11への入射方向と水平方向(X1−X2:第1の方向)とは平行である。
第2の光学部413から第1の光学部411に入射した第4の光L45は、第1の光分離面411aに入射せずに第1の面S1に入射する。
【0035】
第2の光学部413は、第1の光学部411からの第2の光L2を上部ミラー51に向けて第2の光L21として反射する第2の光分離面413aを有する。第2の光分離面413aは偏光ビームスプリッタである。
第2の光学部413の上部に位置する1/4波長板415は、通過する光の直線偏光を円偏光に変換し、通過する光の円偏光を直線偏光に変換する。
第2の光L21は、1/4波長板415を通過して円偏光に変換され上部ミラー51で反射され、その反射光である第4の光L41が、1/4波長板415を通過してL21と偏光軸が直交する直線偏光に変換され
第2の光分離面413aを透過して第2の光学部413の第2の面S2に入射する。
第4の光L41は第2の面S2で第3の面S3に向けて第4の光L42として反射され、その第3の面S3での反射光である第4の光L43が第2の光分離面413aを透過して1/4波長板415を通過して円偏光に変換されて上部ミラー51に入射する。
第4の光L43は、上部ミラー51で反射され、その反射光である第4の光L44が、1/4波長板415を通過してL43と偏光軸が直交する直線偏光に変換されて第2の光分離面413aで第1の光学部411に向けて第4の光L45として反射される。
【0036】
第2の光分離面413aは、第1の光学部411からの第3の光L32を下部ミラー55に向けて第3の光L33として反射する。
第3の光L33は、1/4波長板415を通過して円偏光に変換され下部ミラー55で反射され、その反射光である第5の光L51が、1/4波長板415を通過してL33と偏光軸が直交する直線偏光に変換され第2の光分離面413aを透過して第2の光学部413の第3の面S3に入射する。
【0037】
第5の光51は第3の面S3で第2の面S2に向けて第5の光L52として反射され、その第2の面S2での反射光である第5の光L53が第2の光分離面413aを透過して1/4波長板415を通過して円偏光に変換されて下部ミラー55に入射する。
第5の光L53は、下部ミラー55で反射され、その反射光である第5の光L54が、1/4波長板415を通過してL53と偏光軸が直交する直線偏光に変換されて第2の光分離面413aで第1の光学部411に向けて第5の光L55として反射される。
【0038】
図7に示す光学部41の構成によれば、第1の光学部411において、第3の光L31の第1の面S1での反射光である第3の光L32が第1の光分離面411aに入射しないように構成されているため、第3の光L32が第1の光学部411内でさらに反射されて、ゴースト、迷光、3次光、ミスアライメントが発生することを回避できる。
【0039】
これにより、上部ミラー51と下部ミラー55との間の距離あるいは、当該距離の変化量を高精度に測定できる。
また、測定装置1では、温度変化に応じた上記距離の変化を測定することで、上部ミラー51と下部ミラー55との間に設置された被測定対象7の熱膨張を測定できる。
【0040】
第1の光分離面411aにおいて分離された第2の光L2による上部ミラー51との間の光路長と、第3の光L31による下部ミラー55との間の光路長との間には被測定対象7の長さの4倍の光路差があり、被測定対象7が熱膨張して長さが変化すると、その光路差も変化する。
また、第4の光L46と、第5の光L55とを第1の光分離面411aで干渉させることで第6の光L6(合成光)に生じる縞パターンは、上記光路差の変化によって移動する。演算部35では、受光部153の受光結果から、当該移動量を検出することにより、被測定対象7の熱膨張率を検出する。
【0041】
図7に示す光学部41の構成によれば、第1の光学部411と第2の光学部413とを一体的に形成することで部品点数を少なくできると共に、光路長のアライメント調整も容易になり、迷光及び3次光を略完全に無くすことができる。
これは、第1の光学部411として台形ビームスプリッタを用いたことで可能になった。なお、従来は、プレート状のビームスプリッタを用いていたため、一体化できなかった。
【0042】
図7に示す例では、第1の光学部411及び第2の光学部413が一体的に成形された場合を例示したが、
図8に示すように分離してもよい。
【0043】
また、
図7に示す光学部41の構成によれば、重力方向と距離の測定方向とを一致させることで、上部ミラー51と下部ミラー支持部53との間に保持された被測定対象7が重力により傾いたり撓むことが原因で測定誤差が生じることを回避し、高精度な測定が可能となる。
【0044】
以下、測定装置1の緩衝機構について詳細に説明する。
前述したように、測定装置1では、
図3に示すように、オイルタンク31(1),31(2),31(3)に収容された緩衝液内に、浮体21(1),21(2),21(3)がそれぞれ浮いている。
上部ミラー支持部9及び上部ミラー51は、浮体21(1),21(2),21(3)と一体となって重力方向(Y1−Y2方向)に移動する。
【0045】
すなわち、上部ミラー51は、被測定対象7の上部と接した状態で、緩衝液内に浮いている。
また、単に浮いているだけだと、被測定対象7の上部を支点として傾きや平行移動が発生してしまうので、スライドガイド33(1),33(2)によって、リング状部材29及びリング状部材27(上部ミラー51)の重力方向の移動がガイドされている。このとき、
図4等に示す板バネ25及び板バネ23(平行移動バネ)の組み合わせにより、傾きや平行移動が発生せず、上部ミラー51が重力方向(上下方向)にのみ動く。
【0046】
測定装置1では、設置面からの振動が第1の基台11に印加されると、これが第2の基台13を介して下部ミラー支持部53、被測定対象7及び下部ミラー55に伝わる。
ここで、上部ミラー51は、緩衝液に浮いているだけの状態であるため、被測定対象7を介して下部ミラー55と同一の振動状態となる。その結果、被測定対象7の距離の計算(上部ミラー光路長−下部ミラー光路長)では、振動の影響は打ち消しあって、結果に影響しない。
また、上部ミラー51を浮かせるための緩衝液は、粘性流体であるシリコンオイルを使用しているため、オイルのダンピング効果により振動そのものも低減させる効果がある。
【0047】
図9は、
図1に示す測定装置1に振動が印加された場合の作用を説明するための図である。
図9において、「A0」は、第2の基台13の表面から下部ミラー55までの重力方向の光路長55(L)を示す。また、「B0」は、第2の基台13の表面から上部ミラー51までの重力方向の光路長51(L)を示す。
【0048】
第2の基台13が振動して、下部ミラー55がδAだけ重力方向に移動すると、以下の式(1),(2)が成立する。
[数1]
光路長55(L)=A0+δA ・・・(1)
【0049】
[数2]
光路長51(L)=B0+δA ・・・(2)
【0050】
上部ミラー51と下部ミラー55との間の距離(被測定対象7の測定距離)は、「光路長51(L)−光路長55(L)」となり、以下式(3)が成立する。
【0051】
[数3]
光路長51(L)−光路長55(L)=(A0+δA)−(B0+δA)=A0−B0 ・・・(3)
【0053】
なお、従来では、ミラーを横型に保持し、それぞれのミラーは、片持ち状に支持されている。振動が印加されると、片持ちの先端が振れるようにそれぞれの独立に励振される。振動の影響は、2つのミラーでそれぞれ異なる。そのため、被測定対象の測定結果には、その振動影響がそのまま残る形となる。被測定対象の長さ方向への影響だけでなく、重力方向へ傾く方向への影響も出る可能性がある。
【0054】
測定装置1では、例えば、上部ミラー51及び下部ミラー55に被測定対象7を取り付ける際の静的な移動量(mmレベル)は、スライドガイド33(1),33(2)に案内されながら、上部ミラー支持部9がリング状部材27等と一体となって全体として上下移動する。
また、被測定対象7の長さの測定時のμm〜nmレベルの小さな動的な振動は、板バネ23,25のバネ性およびオイルダンパのダンピング効果で吸収・制振する。
【0055】
この構成によれば、上部ミラー支持部9の回転も平行移動も拘束され、板バネ23,25の弾性変形により、その内側の円板15,17及び上部ミラー支持部9が上下動のみ平行移動する。
被測定対象7の熱膨張による静的な伸び(測定対象)は極微小量であるため、緩衝液面に浮きつつ、板バネ23,25が極微小量の弾性変形をすることにより、板バネ23,25の内側部分の上下動は妨げられない。
【0056】
以下、測定装置1の温度制御(保温)機構について説明する。
図10は、
図1に示す測定装置1の温度制御(保温)機構を説明するための断面構成図である。
測定装置1は、上部ミラー51と下部ミラー55との間に保持された被測定対象7が位置する第1の領域71を加熱する第1の温度制御部73を有する。
第1の温度制御部73は、内部に第1の領域71を形成する第1熱伝導部81(ラビリンスシールド)と、その外側に位置するペルチェ素子83とを有する。
筒状の上部ミラー支持部9の内側に第1の領域71が形成されている。
【0057】
第1の領域71を囲むように第2の領域93が形成されている。第2の領域93の温度は、ヒートシンク(循環路)95を流れる液体によって調整される。測定装置1は、ヒートシンク95を制御して第2の領域93の温度を調整する第2の温度制御部173を有する。
【0058】
この構成によれば、第2の温度制御部173は第1の領域71を囲むように形成された第2の領域93の温度調整を行うため、被測定対象7が位置する第1の領域71で急激な温度変化が生じることを抑制できる。第2の領域93は、恒温槽となる。
また、第1の温度制御部73は、第1の領域71をペルチェ素子83で加熱して温度制御するため、第2の温度制御部173による温度制御により第2の領域93に生じる温度のゆらぎを高い応答性で制御できる。
これにより、被測定対象7が位置する第1の領域71の温度制御を高精度に行うことができる。
【0059】
第1の領域71及び第2の領域93の下方には上部ミラー支持部9及び下部ミラー支持部53を挿通する(内側に位置する)開口部が形成されている。
当該開口部を介して、第1の領域71及び第2の領域93の外側に位置する光源151からの光が上部ミラー51及び下部ミラー55に照射されると共に、その反射光が受光部153に出射される。
【0060】
図11は、
図10に示す第1熱伝導部81の上部ミラー支持部9との接触部分の拡大断面構成図である。
図11に示すように、第1の領域71を形成する第1熱伝導部81は、上部ミラー支持部9との接触部に、重力方向(Z1−Z2方向)である光の進行方向に対して所定間隔で設けられた複数の空間領域121a,121bを有している。
【0061】
空間領域121a,121bの開口部の縁は、上部ミラー支持部9の外周面に接しており、空間領域121a,121bは上部ミラー支持部9の中心軸を中心としたリング状の領域である。
ここで、空間領域121bは空間領域121aに比べて体積が大きい。すなわち、リング状領域の径が長い。また、空間領域121aと空間領域121bとは重力方向(Z1−Z2方向)に交互に位置している。
【0062】
この構成では、外部との間で空気の流出入が生じる第1熱伝導部81と、上部ミラー支持部9の外周との接触部を空気が流れ難くなり、外部との間での熱伝導率を下げることができる。これにより、第1の領域71の温度を安定化できる。
また、この構成によれば、空間領域121a,121bで渦流が生じ、第1熱伝導部81と上部ミラー支持部9との接触部における空気が流れ難くなり、熱伝導性を落とすことができる。
【0063】
図12は、
図10に示す測定装置1の保温機構の機能ブロック図である。
測定装置1は、第1の領域71内の被測定対象7の近傍に設けられた第1の温度計131を有する。
また、測定装置1は、第1熱伝導部81の上部ミラー支持部9との接触部付近に設けられた第2の温度計133を有する。
また、測定装置1は、ヒートシンク95の近傍に設けられ、第2の領域93の温度を計測する第3の温度計135を有する。
【0064】
第1の温度制御部73は、第1の温度計131及び第2の温度計133の計測結果を基に第1の領域71の温度制御を行う。第1の温度制御部73は、個体ヒートポンプと高速チョップ制御により、1/100℃台のフィードバック制御を行う。
【0065】
第2の温度制御部173は、第3の温度計135の計測結果を基に第2の領域93の温度制御を行う。第2の温度制御部173は、熱ベース(恒温循環器)により、第2の領域93を5/100℃程度の揺らぎに制御する。
【0066】
この構成によれば、計測した温度を基に、第1の温度制御部73及び第2の温度制御部173による温度制御を適切に行うことができる。
図13は、被測定対象7が位置する第1の領域71の温度と、測定装置1の外気温度とを時間軸で示す図である。
図13から分かるように、外気温度が変化しても、第1の領域71の温度を安定している。
【0067】
なお、測定装置1の主要構造材料及び光学材料としては低膨張材料が用いられる。例えば、測定装置1の構造部材には、CFRPやクリアセラム等が用いられる。
【0068】
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
【0069】
例えば、上述した実施形態では、オイルタンク31(1),31(2),31(3)を3つ設けたが、オイルタンクの数、並びに配置等は特に限定されない。
【0070】
また、上述した実施形態では、第1の光学部411として台形ビームスプリッタを例示したが、第3の光L31の内面での反射光が第2の光学部413に入射しない構成であれば特に限定されない。