特許第6682339号(P6682339)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6682339低温貯槽用伸縮管の装着方法及び低温貯槽用伸縮管
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6682339
(24)【登録日】2020年3月27日
(45)【発行日】2020年4月15日
(54)【発明の名称】低温貯槽用伸縮管の装着方法及び低温貯槽用伸縮管
(51)【国際特許分類】
   F17C 3/04 20060101AFI20200406BHJP
   F17C 13/00 20060101ALI20200406BHJP
   B65D 90/00 20060101ALI20200406BHJP
   F16L 27/12 20060101ALI20200406BHJP
【FI】
   F17C3/04 Z
   F17C13/00 302D
   B65D90/00 R
   F16L27/12 A
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-91453(P2016-91453)
(22)【出願日】2016年4月28日
(65)【公開番号】特開2017-198315(P2017-198315A)
(43)【公開日】2017年11月2日
【審査請求日】2019年4月1日
(73)【特許権者】
【識別番号】000000974
【氏名又は名称】川崎重工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100089004
【弁理士】
【氏名又は名称】岡村 俊雄
(72)【発明者】
【氏名】江上 武史
(72)【発明者】
【氏名】池崎 明博
【審査官】 蓮井 雅之
(56)【参考文献】
【文献】 特開2007−285470(JP,A)
【文献】 特開2002−161708(JP,A)
【文献】 実開昭54−10519(JP,U)
【文献】 米国特許第4582221(US,A)
【文献】 特開平8−121698(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F17C 3/04
B65D 90/00
F16L 27/12
F17C 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
予変形が付与された伸縮管をノズルに外装し、前記伸縮管の下端近傍部を外槽屋根に結合すると共に上端部をノズルに溶接する溶接工程と、
前記溶接工程の後で前記伸縮管に予変形を付与する予変形付与機構の一部を取外す取外し工程と、
前記取外し工程の後で前記伸縮管の外周側に保冷材を装着する保冷材装着工程を有し、
前記予変形付与機構が、前記伸縮管と一体に形成された複数の固定片、前記複数の固定片に締結された複数の連結片、前記複数の連結片に取付けられた複数の長尺ボルトを有するものであり、
前記取外し工程は、少なくとも前記複数の連結片を前記複数の固定片から締結解除する作業を含むことを特徴とする低温貯槽用伸縮管の装着方法。
【請求項2】
前記固定片は伸縮管のベローズよりも径方向外側へ突出しないように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の低温貯槽用伸縮管の装着方法。
【請求項3】
低温貯槽の内槽屋根と外槽屋根を貫通するノズルに外装され、前記外槽屋根と前記ノズルを接続する伸縮管において、
前記伸縮管に予変形を付与する予変形付与機構を備え、前記予変形付与機構は、前記伸縮管のベローズを伸縮させる複数の伸縮調整手段を有し、前記伸縮調整手段は、前記伸縮管に固着された複数の固定片と複数の固定片に締結された複数の連結片と、前記連結片に取り付けられた長尺ボルトを含むことを特徴とする低温貯槽用伸縮管。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、低温貯槽用伸縮管の装着方法及び低温貯槽用伸縮管に関するものである。
【背景技術】
【0002】
低温貯槽(例えば、LNGタンク等)では、液化ガスを外部から充填したり、内部に貯留した液化ガスを外部へ取り出したりするため、複数のノズル(配管)が設けられる。
【0003】
特許文献1に示すように、上記のノズルは、低温貯槽の内槽屋根に直接支持されると共に伸縮管を介して外槽屋根に支持されている。この伸縮管は、内槽屋根の熱収縮や地震等によるノズルの変位や振動を吸収する目的で設けられる。特許文献1にも示すように、ノズルは内槽屋根に直接支持されるものの外槽屋根には直接支持せずに、ノズルに外装された所定の長さの伸縮管を介して外槽屋根に支持される。伸縮管の外周には保冷材が設けられる。
【0004】
図5図6は伸縮管とその予変形付与機構60の従来構造を示すものである。伸縮管50は、上部直管部51と、上部ベローズ52と、中段部直管部53と、下部ベローズ54と、下部直管部55とを一体的に直列接続したものである。伸縮管50の下端近傍部は外槽屋根に溶接されると共に上端部は閉塞板を介してノズル4Aに溶接される。
【0005】
伸縮管50の下部直管部55に対して上部直管部51が所定のプリセット量(小型貯槽では例えば約15mm:大型の貯槽では例えば50〜60mm)だけ低温貯槽の径方向外側へ予変形(変位)させた状態にして建造し、貯槽の完成後に液化ガスを充填したとき、内槽屋根が熱収縮し、ノズル4Aが径方向内側へ変位した状態において伸縮管50がストレートに鉛直姿勢になるように設定する。
【0006】
予変形付与機構60は、下部直管部55に対して上部直管部51を水平方向に変位させるもので上部ベローズ52、下部ベローズ54を伸縮させる複数の伸縮調整手段40を有している。図6に示すように4組の伸縮調整手段40が伸縮管4Aの周方向4等分位置に配置されている。下部ベローズ54の右側部分を右側の2組の伸縮調整手段40を介して軸心方向に適量だけ収縮させ、下部ベローズ54の左側部分を左側の2組の伸縮調整手段40を介して軸心方向に適量だけ伸長させると共に、上部ベローズ52の右側部分を右側の2組の伸縮調整手段40を介して軸心方向に適量だけ伸長させ、上部ベローズ52の左側部分を左側の2組の伸縮調整手段40を介して軸心方向に適量だけ収縮させる。この操作により中段部直管部53が傾斜し、下部直管部55の軸心に対して上部直管部51の軸心が紙面右側へと変位する。以上のようにして伸縮管50に予変形を付与することができる。
【0007】
各伸縮調整手段40は、上部直管部51と中段部直管部53と下部直管部55とに夫々溶接されてベローズ52,54の径方向外側へ突出する3つの固定片41と、これら3つの固定片41を、伸縮管50の軸方向に貫通する長尺ボルト42を含む。長尺ボルト42は各固定片41に、1対のナット43によって夫々ボルト・ナット結合されている。長尺ボルト42に対して各ナット43を変位させることで、固定片41間の距離を広げたり狭めたりして、上部ベローズ52、下部ベローズ54を伸縮させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開平8−121698号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
伸縮管を外槽屋根とノズルに一旦溶接すれば予変形付与機構は不要となる。伸縮管から大きく径方向外側に突出する予変形付与機構を残しておくと、伸縮管の外周側を覆う保冷材が大型化するので不利である。そのため長尺ボルトを取り外すと共に、固定片の一部(好ましくは伸縮管のベローズよりも径方向外側にある部分)を切断により伸縮管から取外すのが通常である。しかし、このような作業は人手がかかるうえ、薄いステンレス鋼板製のベローズを損傷する虞もある。
【0010】
本発明の目的は、作業性を改善した低温貯槽用伸縮管、及びその低温貯槽用伸縮管装着方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明の一態様に係る低温貯槽用伸縮管の装着方法は、予変形が付与された伸縮管をノズルに外装し、前記伸縮管の下端近傍部を外槽屋根に結合すると共に上端部をノズルに溶接する溶接工程と、前記溶接工程の後で前記伸縮管に予変形を付与する予変形付与機構の一部を取外す取外し工程と、前記取外し工程の後で前記伸縮管の外周側に保冷材を装着する保冷材装着工程を有し、前記予変形付与機構が、前記伸縮管のベローズを伸縮させる複数の伸縮調整手段を有し、前記伸縮調整手段は、前記伸縮管と一体に形成された複数の固定片、前記複数の固定片に締結された複数の連結片、前記複数の連結片に取付けられた複数の長尺ボルトを有するものであり、前記取外し工程は、少なくとも前記複数の連結片を前記複数の固定片から締結解除する作業を含むことを特徴としている。
【0012】
本構成によれば、予変形付与機構を取り外す際、複数の連結片を複数の固定片から締結解除することで、長尺ボルト、およびこれが固定される連結片を締結解除により取外すため、保冷性能を確保できると共に作業性が改善される。
【0013】
上記構成の別の態様として、前記固定片は伸縮管のベローズよりも径方向外側へ突出しないように形成されていてもよい。
本構成によれば、固定片が伸縮管の必須構成であるベローズよりも径方向外側に突出しないため、保冷材のサイズを最小限にすることができる。
【0014】
本発明の別の態様に係る低温貯槽用伸縮管は、低温貯槽の内槽屋根と外槽屋根を貫通するノズルに外装され、前記外槽屋根と前記ノズルを接続する伸縮管において、
前記伸縮管に予変形を付与する予変形付与機構を備え、前記予変形付与機構は、前記伸縮管のベローズを伸縮させる複数の伸縮調整手段を有し、前記伸縮調整手段は、前記伸縮管に固着された複数の固定片と複数の固定片に締結された複数の連結片と、前記連結片に取り付けられた長尺ボルトを含むことを特徴としている。この構成によれば、請求項1と同様の効果が得られる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、作業性を改善した装着方法、および低温貯槽用伸縮管を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明の実施例に係る低温貯槽の屋根近傍の断面図である。
図2】伸縮管の平面図である。
図3】伸縮管の一部切欠き縦断面図である。
図4】変形例に係る伸縮管の一部切欠き縦断面図である。
図5】従来の伸縮管の平面図である。
図6】従来の伸縮管の一部切欠き縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明について、実施形態に基づいて説明する。
【0018】
図1は、低温貯槽1の屋根部分の縦断面図である。図1に示すように、この低温貯槽1は保冷材で保冷された内槽と、外槽とを有するものであり、内槽屋根2と外槽屋根3を貫通する鉛直姿勢のノズル4が設けられ、ノズル4は内槽屋根2に溶接される一方、外槽屋根3に形成された開口穴5を挿通している。本実施形態のノズル4は内槽に液化ガスを充填する部材であるが、内槽内の液化ガスを外部へ取り出すノズル、液面計やBOG排出用のノズル等、低温貯槽1の内槽屋根2と外槽屋根3を貫通するあらゆるノズルであれば同様の構造を採用することが可能である。
【0019】
ノズル4は内槽屋根2に溶接されることで直接支持されている。ノズル4の一部(外槽屋根3の近傍部分)には伸縮管10が外装されている。後に詳述するが、ノズル4は伸縮管10を介して外槽屋根3にも支持されている。
【0020】
伸縮管10は内槽屋根2の熱収縮や地震等によるノズル4の変位や振動を吸収する目的で設けられる。伸縮管10は、上部直管部11と、上部ベローズ12と、中段部直管部13と、下部ベローズ14と、下部直管部15とを一体的に直列接続したものである。下部直管部15は外槽屋根3を貫通しており、この下部直管部15の下端近傍部が、溶接部15aにて外槽屋根3に溶接されている。上部直管部11の上端は、伸縮管10の上端を閉塞する閉塞板16を介してノズル4に溶接されている。
【0021】
図1に示すように、低温貯槽1の建造段階において、伸縮管10に予変形が付与されている。より詳細には、下部直管部15の軸心は、ノズル4の軸心に対して所定のプリセット量(例えば約50mm〜60mm)だけ径方向内側に変位した状態である。また、上部直管部11の軸心は、下部直管部15の軸心に対して上述したプリセット量だけ径方向外側に変位した状態である。これらのプリセット量は、液化ガスの充填により内槽屋根2が熱収縮し、ノズル4が径方向内側へ変位した状態において、伸縮管10がストレートに鉛直姿勢になるように設定される。伸縮管10の外周側と上側は、合成樹脂発泡体やグラスウール等からなる保冷材30で覆われており、外周側はカバー32,33で覆われている。
【0022】
図2図3に示すように、伸縮管10は、上述の予変形を付与するための予変形付与機構20Mを備え、予変形付与機構20Mは上部ベローズ12、下部ベローズ14を伸縮させる伸縮調整手段20を有している。図2図3の紙面右側が低温貯槽1の径方向外側に相当する。図3は予変形を付与していない状態の伸縮管10を示す。
本実施形態では、伸縮調整手段20は、伸縮管10の外周側の周方向4等分位置に設けられている。尚、予変形付与機構20Mは、その大部分が伸縮管10を外槽屋根3とノズル4に溶接した後で伸縮管10から取り外されるため、図1では省略している。
【0023】
右側の2組の伸縮調整手段20を操作して下部ベローズ14の右側部分を軸心方向に適量だけ収縮させ、左側の2組の伸縮調整手段20を操作して下部ベローズ14の左側部分を軸心方向に適量だけ伸長させる。これと同時に、右側の2組の伸縮調整手段20を操作して上部ベローズ12の右側部分を軸心方向に適量だけ伸長させ、左側の2組の伸縮調整手段20を操作して上部ベローズ12の左側部分を軸心方向に適量だけ収縮させる。これらの操作により中段部直管部13を傾斜させ、下部直管部15に対して上部直管部11が紙面右側へと変位させることができる。このようにすれば、図1に示すような予変形を伸縮管10に付与することができる。
【0024】
次に、伸縮調整手段20について説明する。図2図3に示すように、4組の伸縮調整手段20は、伸縮管10の外周上の円周4等分位置に設けられている。伸縮調整手段20は、上部直管部11と中段部直管部13と下部直管部15とに夫々固着された3つの固定片21と、これら3つの固定片21に夫々2本のボルト22で締結された3つの連結片23と、夫々1対のナット24により3つの連結片23に固定された1本の長尺ボルト25を備えている。
【0025】
固定片21は、ベローズ12,14の径方向外側へ突出しない円弧状の板片で、直管部11,13,15に溶接されており、固定片21には2つのボルト穴が形成されている。連結片23は矩形状の板片であり、その基端側には固定片21の2つのボルト穴に対応する2つの貫通穴が形成されている。連結片23の基端部が2本のボルト22により固定片21に締結されている。
【0026】
ベローズ12、14の径方向外側に突出する連結片23の先端側には貫通穴26が形成されている。長尺ボルト25はこれらの貫通穴26に挿通され、1対のナット24により3つの連結片23に固定されている。長尺ボルト25に対して各ナット24を変位させることで、固定片21間の距離を広げたり狭めたりして、上部ベローズ12、下部ベローズ14を伸縮させることができる。
【0027】
次に、前記低温貯槽用伸縮管の装着方法について説明する。
上述の予変形を付与した伸縮管10をノズル4に外装し、ノズル4を内槽屋根2に溶接し、伸縮管10の下端近傍部を外槽屋根3に溶接し、伸縮管10の上端部の閉塞板16をノズル4に溶接する(溶接工程)。溶接工程が完了すると、伸縮管10から予変形付与機構20Mを取り外したとしても伸縮管10の形状は保たれる。
【0028】
次に、予変形付与機構20Mを取外す(取外し工程)。複数のナット24を緩めて長尺ボルト25を連結片23から取外し、その後で連結片23を締結解除して固定片21から取外す。尚、長尺ボルト25を連結片23に固定した状態として連結片23を固定片21から取り外してもよい。
次に、伸縮管10の外周側と上方側に保冷材30、カバー32,33を装着する(保冷材装着工程)。
【0029】
次に、上記の低温貯槽用伸縮管10及びその伸縮管の装着方法の作用効果について説明する。4組の伸縮調整手段20の取り外しの際には、固定片21を直管部11,13,15に固定したまま残置するため、ボルト22を取り外すという簡単な作業で能率的に、4組の伸縮調整手段20を解体することができる。
【0030】
この解体の際にベローズ12,14を損傷する虞もない。直管部11,13,15に残置する固定片21がベローズ12,14よりも径方向外側へ突出しないため、保冷材30のボリュームを少なくして小型化を図ることができ、保冷材コストを低減することができる。そして、伸縮管10を含む全体構造のコンパクト化を図ることができる。
尚、固定片21がベローズ12,14よりも径方向外側へ突出していたとしても、連結片23の貫通孔26が固定片21のボルト穴よりも径方向外側に配置されていれば、長尺ボルトが固定片に直接固定されている従来構造よりも保冷材30のボリュームを少なくすることは可能である。
【0031】
次に、前記実施例を部分的に変更する例について説明する。
1)本実施形態の伸縮管10は4組の伸縮調整手段20を備えているが、伸縮調整手段の数量はこれに限定されない。
【0032】
2)固定片21の形状や構造は、前記実施例の固定片に限定されるものではなく、種々の形状や構造を採用することができる。
【0033】
3)図4に示すように、予変形付与機構20MAの各組の伸縮調整手段20において、中段部直管部13に2つの第1,第2固定片21を軸心方向に間隔を空けて固着し、2つの第1,第2固定片21に第1,第2連結片23を夫々ボルト締結し、1本の前記長尺ボルト25の代わりに2本の第1,第2長尺ボルト25Aを採用し、前記第1長尺ボルト25Aの下端部を上側の第1固定片21に締結し、前記第2長尺ボルト25Aの上端部を下側の第2固定片21に締結し、第1,第2長尺ボルト25Aを介してベローズ12,14を個別に伸縮可能に構成してもよい。
【0034】
4)その他、当業者ならば本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能で、本発明はそのような変更形態をも包含するものである。
【符号の説明】
【0035】
1 低温貯槽
4 ノズル
10 伸縮管
11 上部直管部
12 上部ベローズ
13 中段部直管部
14 下部ベローズ
15 下部直管部
20M,20MA 予変形付与機構
20 伸縮調整手段
21 固定片
22 ボルト
23 連結片
25,25A 長尺ボルト
30 保冷材
図1
図2
図3
図4
図5
図6