特許第6682684号(P6682684)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6682684
(24)【登録日】2020年3月27日
(45)【発行日】2020年4月15日
(54)【発明の名称】発煙筒
(51)【国際特許分類】
   F42B 4/02 20060101AFI20200406BHJP
   F42B 3/16 20060101ALI20200406BHJP
   F42C 1/02 20060101ALI20200406BHJP
【FI】
   F42B4/02
   F42B3/16
   F42C1/02
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-129787(P2019-129787)
(22)【出願日】2019年7月12日
【審査請求日】2019年11月7日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】390034382
【氏名又は名称】昭和金属工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100095337
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 伸一
(74)【代理人】
【識別番号】100174425
【弁理士】
【氏名又は名称】水崎 慎
(74)【代理人】
【識別番号】100203932
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 克宗
(72)【発明者】
【氏名】井上 直己
(72)【発明者】
【氏名】小西 顕彦
(72)【発明者】
【氏名】深谷 稔
【審査官】 森本 哲也
(56)【参考文献】
【文献】 特開2016−003846(JP,A)
【文献】 特開2018−059651(JP,A)
【文献】 実公昭48−033976(JP,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F42B 4/02
F42B 3/16
F42C 1/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
撃針部と、
前記撃針部に接続され、かつ、ガス抜き孔が形成された雷管部と、
前記雷管部に接続された発火延時部と、を有する点火機構部を有し、
前記発火延時部から着火される発煙部を有する、
ことを特徴とする発煙筒。
【請求項2】
前記撃針部が、撃針ケースと、この撃針ケースに収容された撃針構造体とから構成され、
前記雷管部が、雷管ケースと、この雷管ケースに収容された雷管本体とから構成され、
前記発火延時部が、延時ケースと、この延時ケースに収容された延時本体とから構成され、
前記撃針ケース下端に前記雷管ケースが接続され、この雷管ケースの下端に前記延時ケースが接続された、
ことを特徴とする請求項1に記載された発煙筒。
【請求項3】
前記雷管部と、前記発火延時部とが、一体で成形された、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された発煙筒。
【請求項4】
前記点火機構部が、噴煙孔が形成された噴煙板を当該点火機構部の外周に有する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載された発煙筒。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、訓練に用いられる発煙筒に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、発煙を目的とした火工品として、自衛隊による訓練などで用いられる擬砲煙筒や、民間による防災訓練などで用いられる発煙筒がある。例えば、下記特許文献1に記載された発煙筒は、点火星から伸びた導火線の先に発煙薬に繋げられており、点火星が、すり板などで擦られた際の摩擦熱によって発火する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−143498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記したとおり、従来の発煙筒は、発煙薬に引火させるために、摩擦熱を要するため、点火星の発火操作が煩雑であり、また、湿気によって点火星が劣化すれば、発煙薬に引火させることができず、発煙しない。
【0005】
本発明は、この様な実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、操作が簡便であり、湿気による不発を防ぐことができる発煙筒の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る発煙筒は、撃針部と、前記撃針部に接続された雷管部と、前記雷管部に接続された発火延時部と、を有する点火機構部を有し、前記発火延時部から着火される発煙部を有する、ことを特徴とする。
【0007】
本発明に係る発煙筒は、前記雷管部に、ガス抜き孔が形成された、ことを特徴とする。
【0008】
本発明に係る発煙筒は、前記撃針部が、撃針ケースと、この撃針ケースに収容された撃針構造体とから構成され、前記雷管部が、雷管ケースと、この雷管ケースに収容された雷管本体とから構成され、前記発火延時部が、延時ケースと、この延時ケースに収容された延時本体とから構成され、前記撃針ケース下端に前記雷管ケースが接続され、この雷管ケースの下端に前記延時ケースが接続された、ことを特徴とする。
【0009】
本発明に係る発煙筒は、前記雷管部と、前記発火延時部とが、一体で成形された、ことを特徴とする。
【0010】
本発明に係る発煙筒は、前記点火機構部が、噴煙孔が形成された噴煙板を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明に係る発煙筒は、撃針部と、この撃針部に接続された雷管部と、この雷管部に接続された発火延時部とを有する点火機構部を有し、発火延時部から着火される発煙部を有している。すなわち、本発明は、点火機構部を有しているため、撃針部が操作されることで、操作が完了する。撃針によって雷管部が発火し、発火延時部を介して発煙部に着火すると、発煙部が発煙する。したがって、操作が簡便である。また、雷管部が、点火機構部によって閉塞され、湿気に晒されないため、不発を防いで確実に雷管部が着火し、発煙部から発煙させることができる。
【0012】
本発明に係る発煙筒は、雷管部に、ガス抜き孔が形成されている。雷管部が発火した際に発生するガスが、ガス抜き孔を通って点火機構部の外に排気され、点火機構部のガス圧が抑えられる。したがって、発火延時部を適切に機能させることができる。なお、仮に、ガス圧が高すぎた場合、発火延時部の燃焼が不安定となり、所定の時間よりも早く燃焼が進む場合がある。
【0013】
本発明に係る発煙筒は、撃針部が、撃針ケースと、この撃針ケースに収容された撃針構造体とから構成され、雷管部が、雷管ケースと、この雷管ケースに収容された雷管本体とから構成され、発火延時部が、延時ケースと、この延時ケースに収容された延時本体とから構成され、撃針ケース下端に雷管ケースが接続され、この雷管ケースの下端に延時ケースが接続されている。すなわち、本発明は、構成が簡便であり、容易に組み立てることができる。
【0014】
本発明に係る発煙筒は、雷管部と、発火延時部とが、一体で成形されている。したがって、本発明は、構成が簡便である。
【0015】
本発明に係る発煙筒は、点火機構部が、噴煙孔が形成された噴煙板を有している。煙が噴煙孔を通ることで、離散せずに上昇するため、利用者は、発煙による景況を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1図1は、本発明の第一実施形態に係る発煙筒の断面図である。
図2図2は、本発明の第一実施形態に係る発煙筒の点火機構部の断面拡大図である。
図3図3は、本発明の第一実施形態に係る発煙筒の点火機構部の分解断面拡大図である。
図4図4は、本発明の第二実施形態に係る発煙筒の点火機構部であって、(a)は上方から視した上面図、(b)は側方から視した側面図、(c)は(b)におけるIVc−IVc断面図、(d)は下方から視した下面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下に、本発明の実施形態に係る発煙筒を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係る発煙筒1の断面が示されている。
【0018】
図1に示されているとおり、発煙筒1は、棒状であり、利用者が片手で把持できる程度の大きさである。発煙筒1は、筒状の長手の容器2と、煙を発する発煙部11と、この発煙部11に引火させる点火機構部12とを有している。発煙部11及び点火機構部12は、容器2に収容され、容器2の上部が蓋部3で閉じられている。容器2の内部は、下部に発煙室4が形成され、この発煙室4の上方に、点火室5が形成されている。発煙室4と点火室5との間は、発煙板6で区切られている。発煙板6は、円板状であり、ほぼ中心に引火孔7が形成され、この引火孔7の周囲に、複数の発煙孔8が形成されている。発煙板6は、上にスペーサ40が載せられている。スペーサ40は、所定の高さの円筒状であり、点火機構部12を所定の位置で支持するものである。点火機構部12は、噴煙板9が取り付けられている。噴煙板9は、円板状であり、複数の噴煙孔10が形成されている。噴煙板9が、スペーサ40の上端部に載せられたことで、点火機構部12が、発煙部11に対して適切な位置で支持される。すなわち、点火機構部12の下端部と発煙部11とが、点火機構部12の下端部から放射される火炎によって発煙部11に適切に着火することができる間隔となる。容器2、蓋部3およびスペーサ40は、紙製または樹脂製であり、発煙板6、噴煙板9、点火機構部12は、紙製、樹脂製または金属製である。
【0019】
発煙部11は、容器2の発煙室4に収容されて容器2の底部に載置されている。発煙部11は、例えば、パラフィンなどの発煙薬である。点火機構部12は、容器2の点火室5に収容されて発煙部11の上方に配置されている。
【0020】
ここで、点火機構部12を図面に基づいて説明する。図2は、点火機構部12の断面が示され、図3は、分解された点火機構部12の断面が示されている。
【0021】
図2及び図3に示されているとおり、点火機構部12は、撃針部13と、この撃針部13に接続された雷管部14と、この雷管部14に接続された発火延時部22とを有している。撃針部13は、撃針ケース28と、この撃針ケース28に収容された撃針構造体32とから構成されている。撃針ケース28は、筒状であり、上端部に、撃針孔29が形成され、内側の空間に、撃針収容部30を有し、下端が開放されている。撃針ケース28の下端部は、撃針ケース被係止部31が形成されている。
【0022】
撃針構造体32は、撃針ケース28の撃針孔29に取り付けられ、撃針収容部30に収容されている。撃針構造体32は、棒状の撃針本体33と、解放環34を有する割ピン35と、弾性部材であるコイルバネ36とを有している。撃針本体33は、上部に、撃針本体33と直交する方向に形成された挿入孔37が形成され、下部の側面に、側方に向けて張り出したフランジ38が形成され、下端に、下方に向けて突出した突部39が形成されている。撃針本体33は、上方からコイルバネ36が通され、コイルバネ36はフランジ38に引っ掛けられている。この状態で、撃針本体33は、撃針孔29に通され、この撃針孔29から撃針ケース28の外側に突出した上部の挿入孔37に割ピン35が通されている。コイルバネ36は、フランジ38と撃針ケース28の上端部との間で圧縮している。
【0023】
雷管部14は、雷管ケース15と、この雷管ケース15に収容された雷管本体21とから構成されている。雷管ケース15は、筒状であり、上端部に、雷管ケース第一係止部16が形成され、上端部の内側の空間に、雷管収容部17を有し、側面に、溝部18を有し、下部に、雷管ケース第二係止部19が形成されている。雷管ケース15は、側方に向けて貫通したガス抜き孔20が形成されている。ガス抜き孔20は、雷管収容部17の下方において、複数形成されている。ガス抜き孔20の位置、数は、任意である。溝部18は、噴煙板9が取り付けられる(図1参照)。雷管本体21は、例えば、ボクサー型、ベルダン型、バッテリ型などである。雷管本体21に収容された爆紛は、例えば、鉛を含まない無鉛爆粉であれば、ジアゾジニトロフェノール、硝酸バリウム、ケイ化カルシウム、三硫化アンチモンなどが含まれ、鉛を含む爆分であれば、トリシネートなどが含まれている。
【0024】
発火延時部22は、延時ケース23と、この延時ケース23に収容された延時本体27とから構成されている。延時ケース23は、筒状であり、上部よりも下部の直径が小さく形成されている。延時ケース23は、上端部に、延時ケース被係止部24が形成され、下端部に、噴火孔25が形成され、内側の空間に、延時本体27が収容された延時収容部26を有している。延時本体27は、例えば、延時薬や、導火線などである。延時薬は、例えば、過酸化バリウム、鉛丹、クロム酸鉛に各種金属または合金の粉末が混合された混合物などである。
【0025】
撃針ケース28は、下端に、雷管ケース15が接続され、この雷管ケース15の下端に、延時ケース23が接続されている。すなわち、雷管ケース第一係止部16と撃針ケース被係止部31とが係止され、延時ケース被係止部24と雷管ケース第二係止部19とが係止される。図1に示されているとおり、雷管ケース15の溝部18に、噴煙板9が取り付けられ、点火機構部12が完成する。
【0026】
上記のとおり、発煙筒1が構成されている。
【0027】
次に、本実施形態の作用を説明する。
【0028】
図1において、蓋部3が外され、割ピン35が引き抜かれると、コイルバネ36の復元力で撃針本体33が雷管本体21に向けて移動し、突部39が雷管本体21を打撃する。雷管本体21に収容された爆紛が、加圧されて燃焼すると、高温の燃焼ガスが生成される。燃焼ガスが、延時本体27に着火すると、延時本体27は、例えば、概ね1から10秒の時間をかけて燃焼する。燃焼ガスの一部は、ガス抜き孔20を通って排気され、雷管ケース15および延時ケース23内のガス圧が抑えられる。ガス圧が下がることで、延時本体27は、燃焼が安定し、概ね正確な時間に渡って燃焼し続ける。延時本体27の火炎が、延時ケース23の噴火孔25、発煙板6の引火孔7を通って、発煙部11に着火すると、発煙部11が発煙し、煙が、発煙板6の発煙孔8、噴煙板9の噴煙孔10を通って上昇し、容器2の上端から噴煙する。
【0029】
次に、本実施形態の効果を説明する。
【0030】
上記したとおり、本実施形態では、発煙筒1は、発煙部11に引火させる点火機構部12を有し、この点火機構部は12、撃針部13と、この撃針部13に接続された雷管部14と、この雷管部14に接続された発火延時部22とを有している(図1参照)。この構成により、撃針部13の割ピン35が引き抜かれることで、操作が完了する。したがって、操作が簡便である。また、雷管本体21が、雷管ケース15によって閉塞され、湿気に晒されないため、不発を防いで確実に雷管本体21が着火し、発煙部11から発煙させることができる。
【0031】
本実施形態では、撃針部13が、撃針ケース28と、この撃針ケース28に収容された撃針構造体32とから構成され、雷管部14が、雷管ケース15と、この雷管ケース15に収容された雷管本体21とから構成され、発火延時部22が、延時ケース23と、この延時ケース23に収容された延時本体27とから構成され、雷管ケース第一係止部16と撃針ケース被係止部31とが係止され、延時ケース被係止部24と雷管ケース第二係止部19とが係止されている(図2及び3参照)。すなわち、点火機構部12は、構成が簡便であり、容易に組み立てることができる。
【0032】
本実施形態において、点火機構部12が樹脂製であれば、金属製の点火機構部と比較して、材料費が安く、軽量である。
【0033】
本実施形態では、雷管ケース15は、側方に向けて貫通したガス抜き孔20が形成されている。雷管本体21の爆紛から生成された高温の燃焼ガスの一部は、ガス抜き孔20を通って排気され、雷管ケース15および延時ケース23内のガス圧が抑えられる(図1参照)。ガス圧が下がることで、延時本体27は、燃焼が安定し、概ね正確な時間に渡って燃焼し続ける。したがって、延時本体27を適切に機能させることができる。
【0034】
本実施形態では、点火機構部12の溝部18に、噴煙板9が取り付けられ、この噴煙板9は、噴煙孔10が形成されている(図1参照)。したがって、煙が噴煙孔10を通って離散せずに上昇し、利用者が、発煙による景況を把握することができる。
【0035】
次に、本発明の第二実施形態に係る発煙筒を図面に基づいて説明する。図4は、本発明の第二実施形態に係る発煙筒の点火機構部212が示されている。
【0036】
図4に示されているとおり、点火機構部212は、雷管ケース215、延時ケース223及び噴煙板209が、一体で成形されている。したがって、第二実施形態は、構成が簡便である。なお、他の構成は、発煙筒1と同じであるため、説明を省略する。
【0037】
なお、本発明の他の実施形態として、撃針ケース係止部、雷管ケース第一被係止部、雷管ケース第二被係止部及び延時ケース係止部を有する発煙筒もある。また、撃針ケース被係止部、雷管ケース第一係止部、雷管ケース第二係止部及び延時ケース被係止部が、ネジ構造であり、撃針ケース、雷管ケース及び延時ケースが、螺合によって接続された発煙筒がある。また、例えば、撃針ケースが係止構造であり、延時ケースがネジ構造であるなど、係止構造とネジ構造とが組み合わさった発煙筒もある。また、噴煙板を有しない発煙筒がある。また、ガス抜き孔を有しない発煙筒がある。また、雷管ケース及び延時ケースが一体で成形され、噴煙板が後で取り付けられる発煙筒がある。また、円筒状や角柱筒状の発煙筒もある。
【0038】
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。そして本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。
【符号の説明】
【0039】
1 発煙筒
2 容器
3 蓋部
4 発煙室
5 点火室
6 発煙板
7 引火孔
8 発煙孔
9,209 噴煙板
10,210 噴煙孔
11 発煙部
12,212 点火機構部
13 撃針部
14 雷管部
15,215 雷管ケース
16 雷管ケース第一係止部
17 雷管収容部
18 溝部
19 雷管ケース第二係止部
20,220 ガス抜き孔
21 雷管本体
22 発火延時部
23,223 延時ケース
24 延時ケース被係止部
25 噴火孔
26 延時収容部
27 延時本体
28,228 撃針ケース
29 撃針孔
30 撃針収容部
31 撃針ケース被係止部
32 撃針構造体
33 撃針本体
34 解放環
35 割ピン
36 コイルバネ
37 挿入孔
38 フランジ
39 突部
40 スペーサ
【要約】
【課題】操作が簡便であり、湿気による不発を防ぐことができる発煙筒を提供する。
【解決手段】発煙筒1は、煙発する発煙部11と、この発煙部11に引火させる樹脂製の点火機構部12とを有し、この点火機構部12は、撃針部13と、この撃針部13の下部に接続された雷管部14と、この雷管部14の下部に接続された発火延時部22とを有している。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4