特許第6683672号(P6683672)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6683672
(24)【登録日】2020年3月30日
(45)【発行日】2020年4月22日
(54)【発明の名称】回路体配索構造
(51)【国際特許分類】
   H02G 3/04 20060101AFI20200413BHJP
   B60R 16/02 20060101ALI20200413BHJP
【FI】
   H02G3/04 037
   H02G3/04 025
   B60R16/02 620Z
【請求項の数】1
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-237019(P2017-237019)
(22)【出願日】2017年12月11日
(65)【公開番号】特開2019-106766(P2019-106766A)
(43)【公開日】2019年6月27日
【審査請求日】2019年3月19日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006895
【氏名又は名称】矢崎総業株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002000
【氏名又は名称】特許業務法人栄光特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】山下 寿明
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 憲明
(72)【発明者】
【氏名】大下 慎史
(72)【発明者】
【氏名】川上 広紀
【審査官】 鈴木 大輔
(56)【参考文献】
【文献】 特開平02−127175(JP,A)
【文献】 特開2016−101046(JP,A)
【文献】 実開昭62−137746(JP,U)
【文献】 特開平08−256416(JP,A)
【文献】 特開平09−245529(JP,A)
【文献】 特開2001−314012(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60R 16/00−17/02
H02G 3/00−3/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車体に形成されたロッカーにおける回路体の配索構造であって、
前記ロッカーの車内側の側面に、前記ロッカーの延在方向に沿って形成された凹状の収容溝と、
断面視偏平形状の導体部を有する長尺の平型導体からなり、前記収容溝に収容されて前記ロッカーに配索される回路体と、
前記ロッカーの上面及び側面を覆うように前記ロッカーに装着されて前記収容溝内の前記回路体を保持する内装材と、
を備え
前記回路体は、前記収容溝の深さ寸法が前記回路体の厚さよりも小さくされていることにより、前記回路体における前記内装材の側板部側の面が前記収容溝から突出されて前記内装材の側板部の内面に当接されることで前記収容溝内へ押圧されている
ことを特徴とする回路体配索構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回路体配索構造に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車等の車両では、車体の側方部分に沿って前後方向へワイヤハーネスを配索する場合がある。このように、車体の側方部分に沿ってワイヤハーネスを配索する技術として、車体の側方部分において、フロアから立ち上げられた側部パネルと側部パネルの上縁から水平に延出するパネルとからなるロッカー(サイドシル)の上部に形成された入隅部分に、保護部材を装着した電線からなるワイヤハーネスを配設する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、ロッカーの側面に形成した溝部へプロテクタに固定したワイヤハーネスを収納し、プロテクタをロッカーに設けられたスタッドボルトに締結して固定する技術も知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2016−165166号公報
【特許文献2】実開平1−126854号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1のように、電線を束ねたワイヤハーネスをロッカーの上部に沿って配索すると、ロッカー全体の高さが高くなり、良好な乗降性が損なわれてしまう。しかも、車両前後のドア開口を仕切るピラーがロッカーの上部に接合されているため、そのピラーを迂回してワイヤハーネスを配索しなければならず、ピラー部分でワイヤハーネスがフロア側へ張り出してしまう。また、ワイヤハーネスのフロア側へ張り出した部分は、プロテクタを装着して保護することが必要となることがあり、ワイヤハーネスの重量及びコストの増加を招いてしまう。
【0006】
また、特許文献2に記載の配索構造では、ロッカーの上方への嵩張りが抑えられるが、ワイヤハーネスの所定位置にプロテクタをテープ等で固定する固定作業、このワイヤハーネスをロッカーの溝部に嵌め込んでプロテクタをロッカーに設けられたスタッドボルトに締結する締結作業を要するため、車体への配索に手間を要する。また、プロテクタを締結するためのスタッドボルト及びナットなどの締結構造を要するため、コストが嵩んでしまう。
【0007】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、良好な乗降性を確保しつつロッカーに沿って容易に配索することができ、しかも、コストを抑えることが可能な回路体配索構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前述した目的を達成するために、本発明に係る回路体配索構造は、下記(1)を特徴としている。
(1) 車体に形成されたロッカーにおける回路体の配索構造であって、
前記ロッカーの車内側の側面に、前記ロッカーの延在方向に沿って形成された凹状の収容溝と、
断面視偏平形状の導体部を有する長尺の平型導体からなり、前記収容溝に収容されて前記ロッカーに配索される回路体と、
前記ロッカーの上面及び側面を覆うように前記ロッカーに装着されて前記収容溝内の前記回路体を保持する内装材と、
を備え
前記回路体は、前記収容溝の深さ寸法が前記回路体の厚さよりも小さくされていることにより、前記回路体における前記内装材の側板部側の面が前記収容溝から突出されて前記内装材の側板部の内面に当接されることで前記収容溝内へ押圧されている
ことを特徴とする回路体配索構造。
【0009】
上記(1)の構成の回路体配索構造によれば、平型導体からなる回路体がロッカーの側面の収容溝に収容され、ロッカーの上面及び側面を覆う内装材で保持されている。これにより、ロッカーの上方への嵩張り及び車内側への張り出しを抑えることができ、良好な乗降性を確保することができる。また、内装材によって回路体を保持するので、回路体を金具やプロテクタ等の固定部材で部分的に保持する構造と比べ、内装材によって収容溝に収容された回路体の全体を保持させることができ、しかも、固定部材が不要となるため、軽量化及び低コスト化できる。また、凹状の収容溝へ回路体を収容させて内装材をロッカーに装着することで、極めて容易に回路体を車体のロッカーに配索することができ、配索作業性を向上できる。
上記(2)の構成の回路体配索構造によれば、収容溝から一部が突出した回路体が内装材に当接されていることで、内装材によって回路体が収容溝内へ押圧されることとなる。これにより、回路体をさらに良好に保持することができ、車両の走行時等における振動による回路体への影響や異音の発生を抑制できる。
上記(3)の構成の回路体配索構造によれば、押圧部材によって回路体が収容溝の底壁へ向かって押圧されることにより、回路体をさらに良好に保持することができ、車両の走行時等における振動による回路体への影響や異音の発生を抑制できる。
上記(4)の構成の回路体配索構造によれば、接着部材によって回路体が収容溝の底壁に接着されている。これにより、回路体をさらに良好に保持することができ、車両の走行時等における振動による回路体への影響や異音の発生を抑制できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、良好な乗降性を確保しつつロッカーに沿って容易に配索することができ、しかも、コストを抑えることが可能な回路体配索構造を提供できる。
【0011】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、本実施形態に係る回路体配索構造を説明する車体の斜視図である。
図2図2は、平型導体からなる車両用回路体の斜視図である。
図3図3は、車両用回路体が配索されたロッカーの斜視図である。
図4図4は、車両用回路体が配索されたロッカーの断面図である。
図5図5は、電線束や丸棒導体等のワイヤハーネスが配索されたロッカーの断面図である。
図6図6は、ロッカーに電線束や丸棒導体等のワイヤハーネスが配索された車体の斜視図である。
図7図7は、変形例1に係る回路体配索構造を説明するロッカーの断面図である。
図8図8は、変形例2に係る回路体配索構造を説明するロッカーの断面図である。
図9図9は、変形例3に係る回路体配索構造を説明するロッカーの断面図である。
図10図10は、二つの導体部が積層された平型導体からなる車両用回路体の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る回路体配索構造を説明する車体の斜視図である。
【0014】
図1に示すように、車体11は、フロアパネル12の側部に、ロッカー(サイドシル)13を有している。ロッカー13は、車両前後方向に延在されており、車両の前後のドア開口14の下縁を構成する。ロッカー13は、フロアパネル12から上方へ突出されている。ロッカー13は、側面21と、上面22とを有している。
【0015】
車体11には、車両前後方向の中間位置に、車両前後のドア開口14を仕切るセンタピラー15が立設されている。センタピラー15は、その下端がロッカー13に接合されている。また、ロッカー13の前端及び後端には、それぞれフロントピラー16及びリヤピラー17の下端が接合されている。また、フロアパネル12には、車両幅方向に延びるクロスメンバ18が形成されており、このクロスメンバ18の端部がロッカー13に接合されている。
【0016】
車体11には、ロッカー13に沿って車両用回路体(以下、単に回路体と称する)30が配索されている。この回路体30が配索されたロッカー13には、内装材50が装着されている。内装材50は、例えば、プラスチック等の樹脂から成形されたもので、側板部51と、上板部52とを有している。回路体30が配索されたロッカー13は、その側面21及び上面22が、内装材50の側板部51及び上板部52によって覆われている。なお、ロッカー13に装着される内装材50は、ロッカー13におけるセンタピラー15との接合箇所19にも装着される。
【0017】
図2は、平型導体からなる車両用回路体の斜視図である。
図2に示すように、回路体30は、断面視偏平形状に形成された導体部31を有する長尺の平型導体であり、直線状に形成されている。導体部31は、アルミニウムまたはアルミニウム合金から形成されたもので、回路体30は、導体部31の周囲を樹脂からなる絶縁層32で覆って構成されている。この回路体30は、例えば、電源線(12V線)として用いられる。アルミニウムまたはアルミニウム合金からなる導体部31を有する回路体30によれば、軽量化を図ることができる。なお、回路体30は、銅または銅合金からなる導体部31を有するものでもよい。
【0018】
図3は、車両用回路体が配索されたロッカーの斜視図である。図4は、車両用回路体が配索されたロッカーの断面図である。
【0019】
図3及び図4に示すように、ロッカー13は、収容溝40を有している。収容溝40は、ロッカー13の車内側の側面21に形成されている。収容溝40は、ロッカー13の延在方向に沿って直線状に形成されている。この収容溝40は、底壁41と、底壁41の両側部を形成する側壁42とを有した凹状に形成されている。収容溝40は、回路体30よりも僅かに大きな幅寸法を有している。また、収容溝40は、回路体30の厚さと略同一の深さ寸法を有している。この収容溝40には、回路体30が収容されている。収容溝40に回路体30が収容されたロッカー13には、内装材50が装着されている。ロッカー13は、その上面22が内装材50の上板部52によって覆われ、側面21が内装材50の側板部51によって覆われている。これにより、収容溝40に収容された回路体30は、内装材50の側板部51によって収容溝40からの脱落が抑制された状態で保持される。このように、側面21の収容溝40に回路体30が収容されたロッカー13では、その上面22の上部に部材を介さずに内装材50の上板部52が配設されることとなる。
【0020】
図5は、電線束や丸棒導体等のワイヤハーネスが配索されたロッカーの断面図である。図6は、ロッカーに電線束や丸棒導体等のワイヤハーネスが配索された車体の斜視図である。
図5に示すように、回路体1をロッカー13の上面22に配索する構造では、特に、回路体1が電線束や丸棒導体等である場合、ロッカー13に組付けた内装材50の上板部52の高さが高くなり、乗降性を損ねてしまう。
【0021】
また、図6に示すように、ロッカー13の上面22に配索した回路体1のセンタピラー15の車内側の側面15aへ通して迂回させる部分が車内側へ張り出してしまう。しかも、この張り出した部分にプロテクタ2を装着して保護することが必要となる。
【0022】
これに対して、第1実施形態に係る回路体配索構造によれば、平型導体からなる回路体30がロッカー13の側面21の収容溝40に収容され、ロッカー13の上面22及び側面21を覆う内装材50で保持されている。これにより、ロッカー13の上方への嵩張り及び車内側への張り出しを抑えることができ、良好な乗降性を確保することができる(図4参照)。また、内装材50によって回路体30を保持するので、回路体30を金具やプロテクタ等の固定部材で部分的に保持する構造と比べ、内装材50によって収容溝40に収容された回路体30の全体を保持させることができ、しかも、固定部材が不要となるため、軽量化及び低コスト化できる。また、凹状の収容溝40へ回路体30を収容させて内装材50をロッカー13に装着することで、極めて容易に回路体30を車体11のロッカー13に配索することができ、配索作業性を向上できる。
【0023】
次に、上記実施形態に係る回路体配索構造の各種の変形例について説明する。
(変形例1)
図7は、変形例1に係る回路体配索構造を説明するロッカーの断面図である。
図7に示すように、変形例1に係る回路体配索構造では、収容溝40の深さ寸法が回路体30の厚さよりも小さくされている。これにより、回路体30は、その一部が収容溝40から突出されている。そして、変形例1では、内装材50の側板部51の内面が収容溝40に収容された回路体30に当接されている。
【0024】
この変形例1に係る回路体配索構造によれば、収容溝40から一部が突出した回路体30が内装材50の側板部51に当接されていることで、内装材50の側板部51によって回路体30が収容溝40内へ押圧されることとなる。これにより、回路体30をさらに良好に保持することができ、車両の走行時等における振動による回路体30への影響や異音の発生を抑制できる。
【0025】
(変形例2)
図8は、変形例2に係る回路体配索構造を説明するロッカーの断面図である。
図8に示すように、変形例2に係る回路体配索構造では、内装材50に、弾性を有する板状の押圧部材61が設けられている。押圧部材61は、例えば、ゴム等の弾性材料から形成されたもので、内装材50の側板部51における収容溝40に収容された回路体30側の面である内面に固定されている。押圧部材61は、ロッカー13に内装材50を組付けることで、内装材50の側板部51と収容溝40に収容されている回路体30との間に配設されて回路体30に当接されている。そして、変形例2では、押圧部材61によって、収容溝40に収容された回路体30が収容溝40の底壁41へ向かって押圧されている。
【0026】
この変形例2に係る回路体配索構造によれば、押圧部材61によって回路体30が収容溝40の底壁41へ向かって押圧されることにより、回路体30をさらに良好に保持することができ、車両の走行時等における振動による回路体30への影響や異音の発生を抑制できる。
【0027】
なお、押圧部材61は、回路体30の長手方向に部分的に設けてもよいが、回路体30の長手方向の全長にわたって設けることで、回路体30を全長にわたって収容溝40の底壁41へ押圧して安定的に保持させることができる。また、押圧部材61は、回路体30における内装材50の側板部51側の面に設けてもよい。
【0028】
(変形例3)
図9は、変形例3に係る回路体配索構造を説明するロッカーの断面図である。
図9に示すように、変形例3に係る回路体配索構造では、収容溝40の底壁41と回路体30とが接着部材62によって接着されている。接着部材62としては、例えば、両面接着テープなどを用いることができる。
【0029】
この変形例3に係る回路体配索構造によれば、接着部材62によって回路体30が収容溝40の底壁41に接着されている。これにより、回路体30をさらに良好に保持することができ、車両の走行時等における振動による回路体30への影響や異音の発生を抑制できる。
【0030】
なお、回路体30は、長手方向に部分的に接着部材62によって底壁41に接着されていてもよいが、回路体30の長手方向の全長にわたって接着部材62によって底壁41に接着させることで、回路体30を全長にわたって全体を安定的に収容溝40内に保持させることができる。
【0031】
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0032】
例えば、上記実施形態では、導体部31が一層の回路体30を収容溝40に収容してロッカー13に配索した場合を例示したが、図10に示すように、回路体30としては、絶縁層32で覆われた複数の導体部31を積層させたものでもよい。例えば、回路体30として、二つの導体部31を積層させた場合、一方の導体部31を電源線とし、他方の導体部31をアース線(GND線)として用いることができる。
【0033】
ここで、上述した本発明に係る回路体配索構造の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[4]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 車体(11)に形成されたロッカー(13)における回路体(30)の配索構造であって、
前記ロッカー(13)の車内側の側面(21)に、前記ロッカー(13)の延在方向に沿って形成された凹状の収容溝(40)と、
断面視偏平形状の導体部(31)を有する長尺の平型導体からなり、前記収容溝(40)に収容されて前記ロッカー(13)に配索される回路体(30)と、
前記ロッカー(13)の上面(22)及び側面(21)を覆うように前記ロッカー(13)に装着されて前記収容溝(40)内の前記回路体(30)を保持する内装材(50)と、
を備える
ことを特徴とする回路体配索構造。
[2] 前記回路体(30)は、その一部が前記収容溝(40)から突出されて前記内装材(50)に当接されている
ことを特徴とする[1]に記載の回路体配索構造。
[3] 前記内装材(50)と前記回路体(30)との間に弾性を有する押圧部材(61)が設けられ、前記回路体(30)が前記押圧部材(61)によって前記収容溝(40)の底壁(41)へ向かって押圧されている
ことを特徴とする[1]に記載の回路体配索構造。
[4] 前記収容溝(40)の底壁(41)と前記回路体(30)とを接着する接着部材(62)を備える
ことを特徴とする[1]に記載の回路体配索構造。
【符号の説明】
【0034】
11:車体
13:ロッカー
21:側面
22:上面
30:車両用回路体(回路体)
31:導体部
40:収容溝
41:底壁
50:内装材
61:押圧部材
62:接着部材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10