特許第6684420号(P6684420)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6684420
(24)【登録日】2020年4月1日
(45)【発行日】2020年4月22日
(54)【発明の名称】健康管理支援システム
(51)【国際特許分類】
   G16H 20/00 20180101AFI20200413BHJP
【FI】
   G16H20/00
【請求項の数】4
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2019-20172(P2019-20172)
(22)【出願日】2019年2月6日
【審査請求日】2019年8月2日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】514043735
【氏名又は名称】株式会社FiNC Technologies
(74)【代理人】
【識別番号】110002790
【氏名又は名称】特許業務法人 iPLAB Startups
(72)【発明者】
【氏名】村上 真
(72)【発明者】
【氏名】宮▲崎▼ 亜紀子
(72)【発明者】
【氏名】梶原 侑馬
【審査官】 大野 朋也
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許出願公開第2010/0262435(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2017/0372372(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G16H 10/00−80/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
健康管理に関する情報で構成される提供情報をユーザに提供する健康管理支援システムであって、
前記ユーザの属性に関するユーザ情報及び該ユーザ情報を評価した第1評価情報が格納される第1端末と、
前記提供情報及び該提供情報を評価した第2評価情報が格納される第2端末と、
前記第1評価情報と前記第2評価情報との適合性に基づいて前記ユーザの属性に適した前記提供情報を前記第1端末に提供する管理サーバと、
を備え
前記第1端末は、
該第1端末から独立した第3端末から提供される前記ユーザ情報を受け付け、
前記第1端末は、
前記第3端末から提供される前記ユーザ情報及び該ユーザ情報を評価した前記第1評価情報を受け付けるとともに受け付けた前記ユーザ情報及び前記第1評価情報が格納されるか、または、前記第3端末から提供されて受け付けた前記ユーザ情報に基づいて前記第1評価情報を前記ユーザ情報に付加するとともに前記ユーザ情報及び該ユーザ情報に付加した前記第1評価情報が格納され、
前記第2端末は、
該第2端末から独立した第4端末から提供される前記提供情報を受け付け、
前記第2端末は、
前記第4端末から提供される前記提供情報及び該提供情報を評価した前記第2評価情報を受け付けるとともに受け付けた前記提供情報及び前記第2評価情報が格納されるか、または、前記第4端末から提供されて受け付けた前記提供情報に基づいて前記第2評価情報を前記提供情報に付加するとともに前記提供情報及び該提供情報に付加した前記第2評価情報が格納される、健康管理支援システム。
【請求項2】
前記第1評価情報と前記第2評価情報との適合性に基づいて前記管理サーバによって前記第1端末に提供された前記提供情報を前記ユーザが検証したユーザ検証情報が入力される、請求項1に記載の健康管理支援システム。
【請求項3】
前記管理サーバは、管理者によって管理され、
前記第1評価情報と前記第2評価情報との適合性に基づいて前記管理サーバによって前記第1端末に提供された前記提供情報を前記管理者が検証した管理者検証情報が入力される、請求項1または2に記載の健康管理支援システム。
【請求項4】
前記第1評価情報と前記第2評価情報との適合性に基づいて前記管理サーバによって前記第1端末に提供された前記提供情報を検証する検証事業者が検証した検証事業者検証情報が入力される、請求項1乃至のいずれか1項に記載の健康管理支援システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、健康管理支援システム、特に、健康管理に関する情報で構成される提供情報をユーザに提供する健康管理支援システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、ダイエットやメタボリックシンドロームの予防といった健康意識の高まりを受けて、健康管理に関する大量の情報が各種の媒体を介して流通しているところ、このような情報には、健康管理に関するアドバイスを提案するものが存在している。
【0003】
特許文献1には、ユーザの健康に関する目標である健康目標情報とユーザの健康管理データとを対比してユーザの異常データを検出し、この異常データに関連づけられたアドバイス情報をユーザの端末に提供する健康管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−262504公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、健康管理に関する情報の流通において、情報を提供する提供者の提供する大量の情報の中から、ユーザがその要望する情報やそのユーザを評価した上で本当に必要な情報を取得することが困難となる事態が発生することが懸念される。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、健康管理に関する情報に関して、その情報を要望するユーザに適切に情報を提供することができる健康管理支援システムを提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を達成するための、本発明に係る健康管理支援システムは、健康管理に関する情報で構成される提供情報をユーザに提供する健康管理支援システムであって、ユーザの属性に関するユーザ情報及びユーザ情報を評価した第1評価情報が格納される第1端末と、提供情報及び提供情報を評価した第2評価情報が格納される第2端末と、第1評価情報と第2評価情報との適合性に基づいてユーザの属性に適した提供情報を第1端末に提供する管理サーバと、を備えるものである。
【0008】
この健康管理支援システムによれば、第1端末に格納されるユーザ情報を評価する第1評価情報と第2端末に格納される提供情報を評価する第2評価情報との適合性に基づいて、ユーザに適した提供情報が第1端末に提供されることから、ユーザはその要望する提供情報の提供を受けることができる。
【0009】
したがって、ユーザの適切な健康管理が実現されることが期待される。
【0010】
この健康管理支援システムの第1端末は、第1端末から独立した第3端末から提供されるユーザ情報を受け付けるものであり、第1端末は、第3端末から提供されるユーザ情報及びユーザ情報を評価した第1評価情報を受け付けるとともに受け付けたユーザ情報及び第1評価情報が格納されるものである。
【0011】
さらに、第1端末は、第3端末から提供されて受け付けたユーザ情報に基づいて第1評価情報をユーザ情報に付加するとともにユーザ情報及びユーザ情報に付加した第1評価情報が格納されるものである。
【0012】
これによれば、ユーザ情報及び第1評価情報は、第1端末から独立した第3端末からも提供されることから、第3端末が、第1端末が配備される事業者とは異なる事業者に配備されるのであれば、第1端末に格納されるユーザ情報及び第1評価情報が、いわゆるネットワーク効果によって累積的に増大されるであろうことも期待しうる。
【0013】
一方、健康管理支援システムの第2端末は、第2端末から独立した第4端末から提供される提供情報を受け付けるものであり、第2端末は、第4端末から提供される提供情報及び提供情報を評価した第2評価情報を受け付けるとともに受け付けた提供情報及び第2評価情報が格納されるものである。
【0014】
さらに、第2端末は、第4端末から提供されて受け付けた提供情報に基づいて第2評価情報を提供情報に付加するとともに提供情報及び提供情報に付加した第2評価情報が格納されるものである。
【0015】
これによれば、提供情報及び第2評価情報は、第2端末から独立した第4端末からも提供されることから、第4端末が、第2端末が配備される事業者とは異なる事業者に配備されるのであれば、第2端末に格納される提供情報及び第2評価情報が、いわゆるネットワーク効果によって累積的に増大されるであろうことも期待しうる。
【0016】
さらに、健康管理支援システムは、第1評価情報と第2評価情報との適合性に基づいて管理サーバによって第1端末に提供された提供情報をユーザが検証したユーザ検証情報が入力されるものである。
【0017】
しかも、健康管理支援システムの管理サーバは、管理者によって管理され、第1評価情報と第2評価情報との適合性に基づいて管理サーバによって第1端末に提供された提供情報を管理者が検証した管理者検証情報が入力されるものである。
【0018】
一方、健康管理支援システムは、第1評価情報と第2評価情報との適合性に基づいて管理サーバによって第1端末に提供された提供情報を検証する検証事業者が検証した検証事業者検証情報が入力されるものである。
【発明の効果】
【0019】
この発明によれば、ユーザの適切な健康管理が実現されることが期待される。
【0020】
ユーザ情報のみを保有する事業者、ユーザ情報及び当該ユーザ情報の評価情報をも保有している事業者、健康管理に関する提供情報のみを保有している事業者、健康管理に関する提供情報及び当該提供情報の評価情報をも保有している事業者の間の取引可能性を高めることができる。
【0021】
また、上述した取引の整合性を各事業者又はその事業者に属する者をも含めたフィードバックを行うことにより、上記取引の整合性を向上させることができる。
【0022】
更には、これら本発明において流通・生成されるあらゆる情報を分析・評価し若しくは分析・評価させることにより、現在及び将来に向けた健康に関する社会課題を解決する手段を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】本発明の実施の形態に係る健康管理支援システムの概略を説明する図である。
図2】同じく、本実施の形態に係る健康管理支援システムの第1端末、第2端末、管理サーバ、第3端末及び第4端末が実装されるコンピュータのハードウェア構成の概略を説明する図である。
図3】同じく、本実施の形態に係る健康管理支援システムの第1端末のソフトウェア構成の概略を説明する図である。
図4】同じく、本実施の形態に係る健康管理支援システムの第2端末のソフトウェア構成の概略を説明する図である。
図5】同じく、本実施の形態に係る健康管理支援システムの管理サーバのソフトウェア構成の概略を説明する図である。
図6】同じく、本実施の形態に係る健康管理支援システムの第3端末のソフトウェア構成の概略を説明する図である。
図7】同じく、本実施の形態に係る健康管理支援システムの第4端末のソフトウェア構成の概略を説明する図である。
図8】本発明の他の実施の形態に係る健康管理支援システムの概略を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
次に、図1図7に基づいて、本発明の実施の形態に係る健康管理支援システムについて説明する。
【0025】
図1は、本実施の形態に係る健康管理支援システムの概略を説明する図である。図示のように、健康管理支援システム10は、第1事業者1、第2事業者2、管理者3、第3事業者4及び第4事業者5の間に配備される。
【0026】
第1事業者1は、ユーザである従業者Wが従事する事業体であり、第2事業者2は、本実施の形態では、例えばウェブサイト等で閲覧可能な画像や映像を作成する事業体であり、管理者3は、健康管理の支援業務に関するサービスを運営する事業体である。
【0027】
一方、第3事業者4は、本実施の形態では、第1事業者1の従業者Wの健康の属性に関するユーザ情報を提供する事業体であり、例えば生命保険サービスを取り扱う広義の金融機関や健康保険組合等であることが想定される。
【0028】
第4事業者5は、本実施の形態では、第2事業者2と同様、ウェブサイト等で閲覧可能な画像や映像を作成する事業体である。
【0029】
これらの事業者の間に配備される健康管理支援システム10は、第1端末20、第2端末30、管理サーバ40、第1端末20から独立した第3端末50及び第2端末30から独立した第4端末60を備える。
【0030】
本実施の形態では、第1端末20が第1事業者1に、第2端末30が第2事業者2に、管理サーバ40が管理者3に、第3端末50が第3事業体4に、第4端末60が第4事業者5にそれぞれ配備される。
【0031】
これら第1端末20、第2端末30、管理サーバ40、第3端末50及び第4端末60は、本実施の形態ではほぼ同様のハードウェア構成を具備するコンピュータによって実装される。
【0032】
図2は、第1端末20、第2端末30、管理サーバ40、第3端末50及び第4端末60が実装されるコンピュータのハードウェア構成の概略を説明する図である。
【0033】
図示のように、コンピュータは、プロセッサ101、メモリ102、ストレージ103、送受信部104、及び入出力部105を主要構成として備え、これらが互いにバス106を介して電気的に接続される。
【0034】
プロセッサ101は、コンピュータの動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御や、アプリケーションプログラムの実行に必要な処理等を行う演算装置である。
【0035】
このプロセッサ101は、本実施の形態では例えばCPU(Central Processing Unit)であり、後述するストレージ103に格納されてメモリ102に展開されたアプリケーションプログラムを実行して各処理を行う。
【0036】
メモリ102は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶装置、及びフラッシュメモリやHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶装置を備える。
【0037】
このメモリ102は、プロセッサ101の作業領域として使用される一方、コンピュータの起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、及び各種の設定情報等が格納される。
【0038】
ストレージ103は、プログラムや各種の処理に用いられるデータ等が格納されている。このストレージ103に格納されるプログラム等の詳細については、後述する。
【0039】
送受信部104は、コンピュータをインターネット等のネットワークに接続する。この送受信部104は、Bluetooth(登録商標)やBLE(Bluetooth Low Energy)といった近距離通信インターフェースを具備するものであってもよい。
【0040】
入出力部105には、必要に応じて、キーボードやマウスといった情報入力機器やディスプレイ等の出力機器が接続される。
【0041】
バス106は、接続したプロセッサ101、メモリ102、ストレージ103、送受信部104及び入出力部105の間において、例えばアドレス信号、データ信号及び各種の制御信号を伝達する。
【0042】
図3は、第1端末20のソフトウェア構成の概略を説明する図である。図示のように、第1端末20のストレージ103には、ユーザ情報処理プログラム21が格納される。
【0043】
このユーザ情報処理プログラム21は、データベース22及びユーザ情報評価モジュール23を主要構成として備える。
【0044】
データベース22は、ストレージ103の提供する記憶領域として実現され、本実施の形態では、ユーザ情報D1、第1評価情報D2及びユーザ検証情報D3が入力されて、これらの各情報が格納される。
【0045】
ユーザ情報D1は、第1事業者1の従業者Wの健康の属性に関する情報であって、例えば従業者Wの遺伝子情報、血液情報、検診情報(身長および体重)および生活習慣アンケート(サーベイ)情報等の従業者Wの主観と客観の両面からの健康管理対象者に関する情報から構成され、従業者Wの生体に関する情報のうち、基礎となる情報および不変的な情報を含めることができる。
【0046】
このユーザ情報D1は、本実施の形態では、第1事業者1によって第1端末20に入力される場合と、第3事業者4によって第3端末50に入力されたものが第3端末50から提供される場合とがある。
【0047】
第1評価情報D2は、ユーザ情報D1を評価した情報であって、例えば、ユーザ情報D1の内容や特徴的な事項といった種々の属性をキーワードとしたタグによって構成される第1評価情報D2を例示すれば、例えば「下半身太り」「筋肉をつけたい」などの現在の体型等に関する悩みや将来なりたい自分の理想像に関する情報、「メタボ」「にきびがでやすい」又は「お腹が弱い」などの病気や疾患に至る可能性がある主観的な自覚症状又は他者による客観的な他覚症状に関する情報、「喫煙歴」、「お酒が好き」、「外食が多い」又は「運動が好き」などの趣味、嗜好や生活習慣などに関する情報、さらに「菜食主義」や宗教などによる外的環境、家族の既往歴などの「遺伝的傾向」等が挙げられる。
【0048】
この第1評価情報D2は、本実施の形態では、第1端末20の後述するユーザ情報評価モジュール23で生成される場合と、第3端末50で生成されたものが第3端末50から提供される場合とがある。
【0049】
ユーザ検証情報D3は、管理サーバ40から第1端末20に提供される後述の提供情報を従業者Wが評価した情報である。ユーザ検証情報D3を例示すれば、例えば、「いいね」「気持ち悪い」「嬉しい」「悲しいなどの主観的な定性評価や、「役に立った」「参考になった」などの自分の行動や知識に利益がある評価、「行った」「行かない」「薦めたい」「薦められたことがある」などの本人以外の外部環境とのやりとりを示す評価の表現等が挙げられる。なお方法は、言葉による評価の他、ランキング、割合、確率、使った金額などの数値換算の表現も含む。
【0050】
ユーザ情報評価モジュール23は、ユーザ情報D1を評価して第1評価情報D2を生成するモジュールであって、例えば、対象となるユーザ情報D1と予め設定されたタグ付けテーブルとを対比して評価するモジュール、あるいはニューラルネットワークやランダムフォレストといった各種のアルゴリズムが用いられた機械学習を行う人工知能モジュールによって実装される。
【0051】
このユーザ情報評価モジュール23は、第1事業者1によって第1端末20に入力されたユーザ情報D1を評価する場合と、第3事業者4によって第3端末50に入力されて第3端末50から提供されたユーザ情報D1を評価する場合とがある。
【0052】
図4は、第2端末30のソフトウェア構成の概略を説明する図である。図示のように、第2端末30のストレージ103には、提供情報処理プログラム31が格納される。
【0053】
この提供情報処理プログラム31は、データベース32及び提供情報評価モジュール33を主要構成として備える。
【0054】
データベース32は、ストレージ103の提供する記憶領域として実現され、本実施の形態では、提供情報D4及び第2評価情報D5が入力されて、これらの各情報が格納される。
【0055】
提供情報D4は、健康管理に関する情報で構成されるものであって、例えばウェブサイト等で閲覧可能な健康志向の料理に関するレシピや下半身痩せダイエットに関する映像等のコンテンツによって構成される。
【0056】
この提供情報D4は、本実施の形態では、第2事業者2によって作成されて第2端末30に格納される場合と、第4事業者5によって作成されて第4端末60に格納されたものが第4端末60から提供される場合とがある。
【0057】
第2評価情報D5は、提供情報D4を評価した情報であって、例えば、提供情報D4の内容や特徴的な事項等をキーワードとしたタグによって構成される。第2評価情報D5を例示すれば、例えば、「きれい痩せレシピ」、「下半身トレーニング」、「足のむくみを取る」、「小顔魅せマッサージ」などの悩みを解決するタグや「もてテク」「小悪魔風メイク」「すき間時間に簡単!裏技絶品レシピ」等のユーザに響く言葉を組み合わせたタグ、「老け顔リスク」や「ほっそり大陸人タイプ」などの一定の理由によるタイプ分けによるタグ、等)。
【0058】
この第2評価情報D5は、本実施の形態では、第2端末30の後述する提供情報評価モジュール33で生成される場合と、第4端末60で生成されたものが第4端末60から提供される場合とがある。
【0059】
提供情報評価モジュール33は、提供情報D4を評価して第2評価情報D5を生成するモジュールであって、例えば、対象となる提供情報D4と予め設定されたタグ付けテーブルとを対比して評価するモジュール、あるいはニューラルネットワークやランダムフォレストといった各種のアルゴリズムが用いられた機械学習を行う人工知能モジュールによって実装される。
【0060】
この提供情報評価モジュール33は、第2事業者2によって第2端末30に格納された提供情報D4を評価する場合と、第4事業者5によって第4端末60に格納されて第4端末60から提供された提供情報D4を評価する場合とがある。
【0061】
図5は、管理サーバ40のソフトウェア構成の概略を説明する図である。図示のように、管理サーバ40のストレージ103には、適合性判定プログラム41が格納される。
【0062】
この適合性判定プログラム41は、適合性判定モジュール42及びデータベース43を主要構成として備える。
【0063】
適合性判定モジュール42は、第1端末20のユーザ情報処理プログラム21のデータベース22及び第2端末30の提供情報処理プログラム31のデータベース32にアクセスし、ユーザ情報D1を評価した第1評価情報D2と提供情報D4を評価した第2評価情報D5との適合性に基づいて、従業者Wに適した提供情報D4を抽出するモジュールである。
【0064】
この適合性判定モジュール42は、例えば、第1評価情報D2と第2評価情報D5とを突合して抽出したタグが含まれる第2評価情報D5を抽出するモジュール、あるいはニューラルネットワークやランダムフォレストといった各種のアルゴリズムが用いられた機械学習を行う人工知能モジュールによって実装される。
【0065】
データベース43は、ストレージ103の提供する記憶領域として実現され、本実施の形態では、管理者検証情報D5が入力されて、この情報が格納される。
【0066】
管理者検証情報D5は、管理サーバ40から第1端末20に提供される提供情報D4を管理者3が評価した情報であって、例えば、提供した提供情報D4が従業者Wに有効であったか否か等を数値等で段階評価するといった手法が用いられる。
【0067】
図6は、第3端末50のソフトウェア構成の概略を説明する図である。図示のように、第3端末50のストレージ103には、ユーザ情報処理プログラム51が格納される。
【0068】
このユーザ情報処理プログラム51は、データベース52及びユーザ情報評価モジュール53を主要構成として備える。
【0069】
データベース52は、ストレージ103の提供する記憶領域として実現され、本実施の形態では、第3端末50からユーザ情報D1が入力されて格納される。
【0070】
ユーザ情報評価モジュール53は、第3端末50から入力されたユーザ情報D1を評価して第1評価情報D2を生成するモジュールであって、例えば、対象となるユーザ情報D1と予め設定されたタグ付けテーブルとを対比して評価するモジュール、あるいはニューラルネットワークやランダムフォレストといった各種のアルゴリズムが用いられた機械学習を行う人工知能モジュールによって実装される。
【0071】
データベース52に入力されたユーザ情報D1及びユーザ情報D1を評価して生成された第1評価情報D2は、本実施の形態では、第1事業者1の第1端末20に提供される。
【0072】
図7は、第4端末60のソフトウェア構成の概略を説明する図である。図示のように、第4端末60のストレージ103には、提供情報処理プログラム61が格納される。
【0073】
この提供情報処理プログラム61は、データベース62及び提供情報評価モジュール63を主要構成として備える。
【0074】
データベース62は、ストレージ103の提供する記憶領域として実現され、本実施の形態では、第4端末60から提供情報D4が入力されて格納される。
【0075】
提供情報評価モジュール63は、第4端末60から入力された提供情報D4を評価して第2評価情報D5を生成するモジュールであって、例えば、対象となる提供情報D4と予め設定されたタグ付けテーブルとを対比して評価するモジュール、あるいはニューラルネットワークやランダムフォレストといった各種のアルゴリズムが用いられた機械学習を行う人工知能モジュールによって実装される。
【0076】
データベース62に入力された提供情報D4及び提供情報D4を評価して生成された第2評価情報D5は、本実施の形態では、第2事業者2の第2端末30に提供される。
【0077】
次に、本実施の形態に係る健康管理支援システムの運用について説明する。
【0078】
まず、第1端末20の運用について説明する。
【0079】
第1端末20では、第1端末20に格納されたユーザ情報処理プログラム21のデータベース22に、第1事業者1によって第1端末20を介して従業者Wのユーザ情報D1が入力される。
【0080】
入力されたユーザ情報D1は、ユーザ情報評価モジュール23によって評価され、このユーザ情報評価モジュール23によって、第1評価情報D2が生成される。
【0081】
さらに、第1端末20のユーザ情報処理プログラム21のデータベース22には、第3事業者4によって第3端末50に入力された従業者Wのユーザ情報D1が提供される。
【0082】
このとき、第3端末50に入力されたユーザ情報D1が、第3端末50のユーザ情報処理プログラム51のユーザ情報評価モジュール53によって評価されて第1評価情報D2が生成されている場合は、この第1評価情報D2も第1端末20のユーザ情報処理プログラム21のデータベース22に提供される。
【0083】
一方、第3端末50に入力されたユーザ情報D1が、第3端末50のユーザ情報処理プログラム51のユーザ情報評価モジュール53によって評価されていない場合、すなわち第1評価情報D2が生成されていない場合は、第3端末50から第1端末20に提供されたユーザ情報D1は、第1端末20のユーザ情報処理プログラム21のユーザ情報評価モジュール23によって評価されて、第1評価情報D2が生成される。
【0084】
次に、第2端末30の運用について説明する。
【0085】
第2端末30では、第2端末30に格納された提供情報処理プログラム31のデータベース32に、第2事業者2によって第2端末30を介して提供情報D4が入力されて格納される。
【0086】
入力されて格納された提供情報D2は、提供情報評価モジュール33によって評価され、この提供情報評価モジュール33によって、第2評価情報D5が生成される。
【0087】
さらに、第2端末30の提供情報処理プログラム31のデータベース32には、第4事業者5によって第4端末60に入力された提供情報D4が提供される。
【0088】
このとき、第4端末60に入力された提供情報D4が、第4端末60の提供情報処理プログラム61の提供情報評価モジュール63によって評価されて第2評価情報D5が生成されている場合は、この第2評価情報D5も第2端末30の提供情報処理プログラム31のデータベース32に提供される。
【0089】
一方、第4端末60に入力された提供情報D4が、第4端末60の提供情報処理プログラム61の提供情報評価モジュール63によって評価されていない場合、すなわち第2評価情報D5が生成されていない場合は、第4端末60から第2端末30に提供された提供情報D4は、第2端末30の提供情報処理プログラム31の提供情報評価モジュール33によって評価されて、第2評価情報D5が生成される。
【0090】
次に、管理サーバ40の運用について説明する。
【0091】
第1端末20のユーザ情報処理プログラム21のデータベース22にユーザ情報D1及び第1評価情報D2が格納され、第2端末30の提供情報処理プログラム31のデータベース32に提供情報D4及び第2評価情報D5が格納されている状態において、管理サーバ40は、要望に応じて第1端末20のユーザ情報処理プログラム21のデータベース22及び第2端末30の提供情報処理プログラム31のデータベース32にアクセスする。
【0092】
管理サーバ40がこれら各データベース22、32にアクセスすると、適合性判定プログラム41が、ユーザ情報D1を評価した第1評価情報D2と提供情報D4を評価した第2評価情報D5との適合性に基づいて、従業者Wに適した提供情報D4を抽出する。
【0093】
抽出した提供情報D4は、管理サーバ40から第1端末20に提供される。
【0094】
続いて、提供情報D4が管理サーバ40から第1端末20に提供された後の運用について説明する。
【0095】
第1端末20に提供情報D4が提供されると、従業者Wは提供情報D4を視認し、さらには視認しながらあるいは視認した後に提供情報D4で提供された内容を任意で実行する。
【0096】
従業者Wは、この提供情報D4に対する検証を行い、この検証に基づいて、第1端末20のユーザ情報処理プログラム21のデータベース22に、従業者Wによってユーザ検証情報D3が入力される。
【0097】
入力されたユーザ検証情報D3は、管理サーバ40に提供され、提供された提供情報D4の質や効果を検証するといった目的で活用がなされる。
【0098】
一方、管理サーバ40から第1端末20に提供情報D4が提供された後、管理者3は、適合性判定プログラム41で抽出した提供情報D4が従業者Wに適していたか否かの検証を行い、この検証に基づいて、管理サーバ40の適合性判定プログラム41のデータベース43に、管理者3によって管理者検証情報D6が入力される。
【0099】
このとき、管理サーバ40に提供されたユーザ検証情報D3が適宜参照されてもよい。
【0100】
このように、第1端末20に格納されるユーザ情報D1を評価する第1評価情報D2と第2端末30に格納される提供情報D4を評価する第2評価情報D5との適合性に基づいて、従業者Wに適した提供情報D4が第1端末20に提供されることから、従業者Wはその要望する提供情報D4の提供を受けることができる。
【0101】
したがって、従業者Wの適切な健康管理が実現されることが期待される。
【0102】
一方、本実施の形態では、ユーザ情報D1及び第1評価情報D2は、第1端末20から独立した第3端末40からも提供されるところ、第3端末40は、第1端末20が配備される第1事業者1とは異なる第3事業者4に配備されることから、第1端末20に格納されるユーザ情報D1及び第1評価情報D2が、いわゆるネットワーク効果によって累積的に増大されるであろうことも期待しうる。
【0103】
同様に、本実施の形態では、提供情報D4及び第2評価情報D5は、第2端末30から独立した第4端末60からも提供されるところ、第4端末60は、第2端末30が配備される第2事業者2とは異なる第4事業者5に配備されることから、第2端末30に格納される提供情報D4及び第2評価情報D5が、いわゆるネットワーク効果によって累積的に増大されるであろうことも期待しうる。
【0104】
さらに、第1端末20に提供された提供情報D4に対する従業者Wの検証がユーザ検証情報D3として入力されることから、提供された提供情報D4の質や効果を検証するといった目的で活用されることを期待しうる。
【0105】
一方、第1端末20に提供された提供情報D4が従業者Wに適していたか否かの管理者3の検証が管理者検証情報D6として入力されることから、提供情報D4の抽出の適否を検証するといった目的で活用されることを期待しうる。
【0106】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることはなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、図8で示すように、提供情報D4を検証する検証事業者6が提供情報D4の検証を行い、この検証に基づいて、検証事業者6に配備される検証事業者端末70に、検証事業者6によって検証事業者検証情報D7が入力されるように構成してもよい。
【0107】
この検証事業者6は、例えば医療に関わる薬剤の効果や適正な医療保険料、を検証する専門の事業者や、運転における事故確立などの生体情報や生活習慣を利用したサービスの検証を行う事象者、ユーザの認知・知識を測る事業者であって、従業者Wのもつ疾患(例えば糖尿病、癌のリスクの他、てんかんや運動・認知行動、書籍などの購入履歴)に関するデータと第1端末20に提供された提供情報D4とを突き合わせて、提供された提供情報D4の適否を検証するといった目的で、検証事業者検証情報D7が活用される。
【0108】
上記実施の形態では、管理サーバ40が管理者3に配備される場合を説明したが、管理サーバ40が第1事業者1あるいは第2事業者2のいずれかに配備されるように構成して、管理者3によって健康管理の支援業務に関するサービスの運営がなされない場合であっても、第1事業者1と第2事業者2との間で直接的に取引がなされる事業を構築することも可能である。
【0109】
上記実施の形態では、第1評価情報D2が、第1端末20のユーザ情報処理プログラム21のユーザ情報評価モジュール23、あるいは第3端末50のユーザ情報処理プログラム51のユーザ情報評価モジュール53で生成される場合を説明したが、例えば、ユーザ情報D1を評価する評価者が評価を行い、その評価を第1端末20あるいは第3端末50に入力することによって第1評価情報D2を生成するように構成してもよい。
【0110】
同様に、上記実施の形態では、第2評価情報D5が、第2端末30の提供情報処理プログラム31の提供情報評価モジュール33、あるいは第4端末60の提供情報処理プログラム61の提供情報評価モジュール63で生成される場合を説明したが、例えば、提供情報D4を評価する評価者が評価を行い、その評価を第2端末30あるいは第4端末60に入力することによって第2評価情報D5を生成するように構成してもよい。
【0111】
さらに、管理サーバ40が、クラウドサーバとして構成されてもよい。
【符号の説明】
【0112】
1 第1事業者
2 第2事業者
3 管理者
4 第3事業者
5 第4事業者
10 健康管理支援システム
20 第1端末
21 ユーザ情報処理プログラム
30 第2端末
31 提供情報処理プログラム
40 管理サーバ
41 適合性判定プログラム
50 第3端末
51 ユーザ情報処理プログラム
60 第4端末
61 提供情報処理プログラム
70 検証事業者端末
D1 ユーザ情報
D2 第1評価情報
D3 ユーザ検証情報
D4 提供情報
D5 第2評価情報
D6 管理者検証情報
D7 検証事業者検証情報
W 従業者(ユーザ)
【要約】
【課題】健康管理に関する情報に関して、その情報を要望するユーザに適切に情報を提供することができる健康管理支援システムを提供する。
【解決手段】健康管理に関する情報で構成される提供情報をユーザに提供する健康管理支援システムであって、ユーザの属性に関するユーザ情報及びユーザ情報を評価した第1評価情報が格納される第1端末と、提供情報及び提供情報を評価した第2評価情報が格納される第2端末と、第1評価情報と第2評価情報との適合性に基づいてユーザの属性に適した提供情報を第1端末に提供する管理サーバと、を備える。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8