(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記取付具および前記繋止具の少なくとも一方は、前記第1方向および前記第3方向の両方に直交する第4方向への前記隙間における前記繋止具の移動を他方との接触によって禁止する第4方向移動禁止部を備えることを特徴とする請求項1に記載の繋止システム。
前記取付具および前記繋止具の少なくとも一方は、前記取付具に対する前記繋止具の位置が前記バネ部が前記第2方向への前記繋止具の移動を禁止する第1位置である場合に前記第3方向への前記繋止具の移動を他方との接触によって禁止し、前記取付具に対する前記繋止具の位置が前記第1位置より前記第1方向に特定の距離離れた第2位置である場合に他方との接触が解除されて前記第3方向への前記繋止具の移動を許可する第3方向移動禁止部材を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の繋止システム。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0020】
まず、本実施の形態に係る繋止システムの構成について説明する。
【0021】
図1は、本実施の形態に係る繋止システム10が使用される建物100の一部の斜視図である。
図2は、建物100の一部の側面断面図である。
【0022】
図1および
図2に示すように、建物100は、部屋に人が出入りするための開閉装置110を備えている。開閉装置110は、開閉部としての開き戸111と、戸枠112と、開き戸111および戸枠112に固定されて戸枠112に対して開き戸111を開閉可能に支持する蝶番113とを備えている。
【0023】
開き戸111は、閉じることによって、第1空間としての室内空間101と、第2空間としての室外空間102とを分離するものである。開き戸111は、図示していない鍵によって戸枠112に対して開き戸111を施錠可能にする錠111aと、戸枠112に対して開き戸111を開閉する際に利用者に掴まれるノブ111bとを備えている。
【0024】
戸枠112は、開き戸111が閉じている場合に開き戸111に対して室内空間101が存在する第1方向である方向100aと、方向100aの反対の第2方向である方向100bとの両方に直交する第3方向である方向100cにおいて開き戸111に対向する対向部112aと、閉じている状態の開き戸111に対して室内空間101側に配置される第1空間側配置部としての戸当たり112bと、対向部112aに対して室外空間102側に配置される第2空間側配置部としての端部112cとを備えている。
【0025】
繋止システム10は、開閉装置110に繋ぎ止められることによって、建物100に荷物190を繋ぎ止めるものである。
【0026】
繋止システム10は、開き戸111に予め取り付けられる取付具20と、取付具20に繋ぎ止められるワイヤー部材30と、内部に荷物190を収納可能であってワイヤー部材30によって繋ぎ止められるボックス60とを備えている。
【0027】
ワイヤー部材30は、取付具20に繋ぎ止められる繋止具40と、繋止具40に連結されているワイヤー51と、ワイヤー51に連結されていてワイヤー部材30がボックス60から外れることを防止するストッパー52とを備えている。
【0028】
図3(a)、(b)、(c)は、それぞれ、取付具20の正面図、背面図、右側面図である。
図4(a)、(b)、(c)は、それぞれ、取付具20の右側面断面図、平面図、底面図である。
【0029】
図3および
図4に示すように、取付具20は、開き戸111(
図2参照。)が閉じている場合の室内空間101(
図2参照。)側に配置されていて開き戸111に固定される固定部21を備えている。固定部21は、例えば、接着剤やネジによって開き戸111に固定される。
【0030】
取付具20は、開き戸111が閉じている場合に開き戸111および対向部112a(
図2参照。)の隙間110a(
図2参照。)に配置される隙間配置部22を備えている。
【0031】
隙間配置部22は、隙間110aにおける方向100a(
図1参照。)への繋止具40(
図1参照。)の移動を、繋止具40との接触による変形によって許可し、隙間110aにおける方向100b(
図1参照。)への繋止具40の移動を、繋止具40との接触によって禁止するバネ部22aを備えている。
【0032】
隙間配置部22は、方向100aおよび方向100cの両方に直交する第4方向である方向100d(
図1参照。)への隙間110aにおける繋止具40の移動を、繋止具40との接触によって禁止する第4方向移動禁止部としてのガイド部22bを備えている。
【0033】
隙間配置部22は、取付具20に対する繋止具40の位置がバネ部22aが方向100bへの繋止具40の移動を禁止する第1位置である場合に方向100cへの繋止具40の移動を、繋止具40との接触によって禁止し、取付具20に対する繋止具40の位置が第1位置より方向100aに特定の距離離れた第2位置である場合に繋止具40との接触が解除されて方向100cへの繋止具40の移動を許可する第3方向移動禁止部材としての支持部22cを備えている。
【0034】
なお、取付具20は、ステンレスのバネ材によって形成されている。
【0035】
図5(a)、(b)、(c)、(d)は、それぞれ、繋止具40の正面図、左側面図、左側面断面図、平面図である。
【0036】
図5に示すように、繋止具40は、取付具20に繋ぎ止められる繋止部41と、ワイヤー51(
図1参照。)に連結されているワイヤー連結部42と、繋止部41およびワイヤー連結部42を連結している連結部43とを備えている。
【0037】
繋止部41は、開き戸111(
図2参照。)が閉じている場合に戸当たり112b(
図2参照。)との接触によって取付具20(
図2参照。)に対する繋止具40の位置が第2位置になることを防ぐ第1空間側配置部接触部としての端部41aと、取付具20に対する繋止具40の位置が第1位置の場合にバネ部22a(
図2参照。)が挿入される穴部41bとを備えている。
【0038】
なお、繋止具40は、ステンレスによって形成されている。
【0039】
図6は、ボックス60の外観斜視図である。
【0040】
図6に示すように、ボックス60は、本体61と、本体61に対して図示していない蝶番によって片開きとなるように取り付けられた蓋62とを備えている。本体61には、繋止具40(
図1参照。)およびワイヤー51(
図1参照。)が通される穴63aが形成されている突起部63が固定されている。ボックス60は、突起部63が挿入される穴64aが形成されていて蝶番64bを介して揺動可能に蓋62に固定されている揺動部64を備えている。
【0041】
ボックス60は、建物100が集合住宅である場合、例えば、5〜10軒に1個程度の数が建物100の共同玄関の近傍に用意されている。
【0042】
次に、繋止システム10の使用方法について説明する。
【0043】
まず、繋止システム10による開閉装置110への荷物190の繋ぎ止め方法について説明する。
【0044】
なお、繋止システム10による開閉装置110への荷物190の繋ぎ止めは、開き戸111が閉じている状態で実行される。
【0045】
図7(a)は、蓋62が閉じられた直後のボックス60の一部の斜視図である。
図7(b)は、揺動部64の穴64aに突起部63が挿入された状態のボックス60の一部の斜視図である。
図7(c)は、突起部63の穴63aに繋止具40が挿し込まれた状態のボックス60の一部の斜視図である。
図7(d)は、突起部63の穴63aにワイヤー51が挿し込まれた状態のボックス60の一部の斜視図である。
【0046】
宅配業者などの荷物190の配達者は、ボックス60に荷物190を入れて
図7(a)に示すようにボックス60の蓋62を閉めた後、
図7(b)に示すように揺動部64の穴64aに突起部63が挿入されるように揺動部64をセットする。
【0047】
次いで、配達者は、
図7(c)に示すように突起部63の穴63aに繋止具40を挿し込む。なお、ワイヤー部材30のストッパー52は、突起部63の穴63aより大きいので、
図7(d)に示すように穴63aを通過することができない。したがって、ボックス60は、
図7(c)に示すように突起部63の穴63aに繋止具40が挿し込まれた場合、ワイヤー部材30の繋止具40側が穴63aから抜き取られなければ、開けられることができない。
【0048】
なお、ワイヤー部材30は、宅配業者が持参しても良いが、ボックス60と同様に建物100の共同玄関の近傍に複数用意されていても良い。
【0049】
図8(a)は、繋止具40が取付具20に繋ぎ止められている状態で戸当たり112を省略して描いた場合の繋止システム10の背面図である。
図8(b)は、繋止具40が取付具20に繋ぎ止められている状態の繋止システム10の右側面断面図である。
図8(c)は、繋止具40が取付具20に繋ぎ止められている状態で戸当たり112を省略して描いた場合の繋止システム10の底面図である。
【0050】
配達者は、
図7(c)に示すように突起部63の穴63aに繋止具40を挿し込んだ後、隙間配置部22のガイド部22bおよび支持部22cによって形成されている空間に繋止具40を方向100aに移動させながら挿入する。このとき、取付具20のバネ部22aは、方向100aへの繋止具40の移動を、繋止具40との接触による変形によって許可する。したがって、繋止システム10は、
図8に示すように、繋止具40の穴部41bに取付具20のバネ部22aが挿入された状態になる。
【0051】
図8に示す状態では、取付具20のバネ部22aは、繋止具40の穴部41bの壁部との接触によって、方向100bへの繋止具40の移動を禁止する。また、繋止具40は、戸当たり112bへの繋止部41の端部41aの接触によって方向100aへの移動が禁止されている。すなわち、繋止具40は、取付具20に繋ぎ止められる。したがって、荷物190は、繋止システム10によって開閉装置110に繋ぎ止められる。
【0052】
次に、開閉装置110からの荷物190の取り外し方法について説明する。
【0053】
図9(a)は、繋止具40が取付具20から取り外される状態の繋止システム10の右側面断面図である。
図9(b)は、繋止具40が取付具20から取り外される状態で戸当たり112を省略して描いた場合の繋止システム10の底面図である。
【0054】
例えば、開閉装置110の部屋の住民などの荷物190の受取人は、帰宅時に開き戸111を解錠して開ける。受取人は、開き戸111を開けた状態で、
図9に示すように繋止具40を方向100aに第2位置まで移動させることによって、移動支持部22cによる方向100cへの繋止具40の移動の禁止を解除する。したがって、受取人は、取付具20に対して繋止具40を方向100cに移動することによって、繋止具40を取付具20から取り外すことができる。
【0055】
受取人は、繋止具40を取付具20から取り外した後、ワイヤー部材30の繋止具40側をボックス60の突起部63の穴63aから抜き取る。そして、受取人は、ボックス60の蓋62を開けて、荷物190を取り出すことができる。
【0056】
以上に説明したように、繋止システム10は、バネ部22aによって繋止具40が取付具20に繋ぎ止められるので、構造を従来より簡略化することができる。
【0057】
繋止システム10は、ガイド部22bによって繋止具40の方向100dへの移動を禁止することによって、取付具20に対する繋止具40の方向100aへの移動が安定するので、操作性を向上することができる。
【0058】
なお、繋止システム10は、ガイド部22bを備えていなくても良い。
【0059】
繋止システム10は、取付具20に対する繋止具40の位置が第1位置である場合に支持部22cによって方向100cへの繋止具40の移動を禁止するので、開き戸111と、対向部112aとの隙間110aが大きくてもバネ部22aによって繋止具40が取付具20に繋ぎ止められ、利便性を向上することができる。
【0060】
なお、繋止システム10は、
図10に示すように、支持部22cを備えていなくてもバネ部22aによって繋止具40が取付具20に繋ぎ止められる程度に隙間110aが小さい場合には、支持部22cを備えていなくても良い。
【0061】
繋止システム10は、開閉装置110の戸当たり112bを利用して繋止具40が取付具20に繋ぎ止められるので、構造を簡略化することができる。
【0062】
なお、繋止システム10は、開閉装置110の戸当たり112bを利用する方法以外の方法で方向100aへの繋止具40の移動を禁止しても良い。例えば、繋止システム10は、
図11に示すように、開き戸111が閉じている場合に開閉装置110の戸枠112の室外空間102側の端部112cに接触することによって方向100aへの繋止具40の移動を禁止する第2空間側配置部接触部としてワイヤー連結部42の端部42aを利用しても良い。繋止システム10は、
図11に示す構成の場合、開閉装置110の戸枠112の室外空間102側の端部112cを利用して繋止具40が取付具20に繋ぎ止められるので、開閉装置110の戸当たり112bを利用して繋止具40が取付具20に繋ぎ止められる構成と同様に、構造を簡略化することができる。
【0063】
繋止システム10は、取付具20および繋止部41を除く構造が上述した構造以外の構造であっても良い。
【0064】
例えば、繋止システム10は、ボックス60(
図1参照。)に代えて
図12に示すようなボックス70を備えていても良い。
【0065】
図12(a)は、蓋72が開いている状態のボックス70の一部の斜視図である。
図12(b)は、蓋72が閉じている状態のボックス70の一部の斜視図である。
図12(c)は、ワイヤー部材30が取り付けられている状態のボックス70の一部の斜視図である。
【0066】
図12に示すように、ボックス70は、本体71と、本体71に対して図示していない蝶番によって片開きとなるように取り付けられた蓋72とを備えている。本体71には、繋止具40(
図1参照。)およびワイヤー51(
図1参照。)が通される穴73aが形成されている突起部73が固定されている。蓋72には、繋止具40およびワイヤー51が通される穴74aが形成されている突起部74が固定されている。突起部73および突起部74は、本体71に対して蓋72が閉じられている場合に穴73aおよび穴74aが互いに重なる位置に配置されている。
【0067】
宅配業者などの荷物190の配達者は、
図12(a)に示すようにボックス70を開けた後、ボックス70に荷物190を入れて
図12(b)に示すようにボックス70の蓋72を閉める。そして、配達者は、突起部73、74の穴73a、74aに繋止具40を挿し込む。なお、ワイヤー部材30のストッパー52は、穴73a、74aより大きいので、
図12(c)に示すように穴73a、74aを通過することができない。したがって、ボックス70は、穴73a、74aに繋止具40が挿し込まれた場合、ワイヤー部材30の繋止具40側が穴73a、74aから抜き取られなければ、開けられることができない。
【0068】
配達者は、穴73a、74aに繋止具40が挿し込んだ後、繋止具40を取付具20に繋ぎ止めることによって、開閉装置110に荷物190を繋ぎ止める。
【0069】
繋止システム10は、例えば、ストッパー52(
図1参照。)およびボックス60(
図1参照。)に代えて
図13に示すように環状部53およびバンド80を備えていても良い。
【0070】
図13(a)は、バンド本体81が通される前の環状部53の斜視図である。
図13(b)は、荷物190を固定している場合の繋止システム10の一部の斜視図である。
【0071】
図13に示すように、ワイヤー部材30(
図1参照。)は、ストッパー52(
図1参照。)に代えて環状部53を備えている。環状部53は、ワイヤー51を環状に形成した部分である。
【0072】
バンド80は、バンド本体81と、バンド本体81を締め付け固定するためのバックル82とを備えている。バンド本体81は、例えば、PP(polypropylene)、ケブラー(登録商標)などによって形成されている。
【0073】
宅配業者などの荷物190の配達者は、環状部53にバンド本体81を通した後、環状部53にバンド本体81を通した状態のバンド80によって荷物190を固定する。そして、配達者は、繋止具40を取付具20に繋ぎ止めることによって、開閉装置110に荷物190を繋ぎ止める。
【0074】
繋止システム10は、例えば、ボックス60(
図1参照。)に代えて
図14および
図15に示すようにバンド90を備えていても良い。
【0075】
図14(a)は、荷物190を固定する前のバンド90の一部の外観斜視図である。
図14(b)は、
図14(a)とは反対側から観察したバンド90の一部の外観斜視図である。
図15(a)は、荷物190を固定している状態のバンド90の一部の外観斜視図である。
図15(b)は、ワイヤー部材30が取り付けられている状態のバンド90の一部の外観斜視図である。
【0076】
図14および
図15に示すように、バンド90は、バンド本体91と、バンド本体91を締め付け固定するためのバックル92とを備えている。
【0077】
バンド本体91は、バックル92に取り付けられる環状部91aを一端に備えている。バンド本体91は、例えば、PP、ケブラーなどによって形成されている。
【0078】
バックル92は、バックル本体93と、バックル本体93に軸94aを中心に揺動可能に支持されている揺動部94とを備えている。バックル本体93は、環状部91aが取り付けられる本体固定部93aと、バンド本体91を通す穴93bと、突起部93cと、突起部93cに形成されていて繋止具40(
図1参照。)およびワイヤー51(
図1参照。)が通される穴93dとを備えている。揺動部94は、バンド本体91に食い込むことによってバンド本体91を固定する食い込み部94bと、突起部93cを通す穴94cとを備えている。
【0079】
宅配業者などの荷物190の配達者は、
図15(a)に示すように、荷物190にバンド本体91を巻き付けた後、揺動部94を倒して食い込み部94bによってバンド本体91を固定することによって、バンド90によって荷物190を固定する。次いで、配達者は、
図15(b)に示すように、突起部93cの穴93dに繋止具40を挿し込む。なお、ワイヤー部材30のストッパー52は、穴93dより大きいので、
図15(b)に示すように穴93dを通過することができない。したがって、バンド90は、穴93dに繋止具40が挿し込まれた場合、ワイヤー部材30の繋止具40側が穴93dから抜き取られなければ、緩めることができない。配達者は、突起部93cの穴93dに繋止具40を挿し込んだ後、繋止具40を取付具20に繋ぎ止めることによって、開閉装置110に荷物190を繋ぎ止める。
【0080】
なお、取付具20は、本実施の形態において、バネ部22aを隙間配置部22に備えている。しかしながら、取付具20は、バネ部22aを隙間配置部22に備えていなくても良い。例えば、取付具20は、開き戸111が閉じている場合に隙間110aの外部の室外空間102に突出する部分を備えていても良く、その部分にバネ部を備えていても良い。
【0081】
繋止システム10は、本実施の形態において、隙間110aにおける方向100aへの繋止具40の移動を、繋止具40との接触による変形によって許可し、隙間110aにおける方向100bへの繋止具40の移動を、繋止具40との接触によって禁止するバネ部22aを取付具20が備えている。しかしながら、繋止システム10は、隙間110aにおける方向100aへの繋止具40の移動を、取付具20との接触による変形によって許可し、隙間110aにおける方向100bへの繋止具40の移動を、取付具20との接触によって禁止するバネ部を繋止具40が備えていても良い。
【0082】
取付具20は、本実施の形態において、ガイド部22bを隙間配置部22に備えている。しかしながら、取付具20は、ガイド部22bを隙間配置部22に備えていなくても良い。例えば、取付具20は、開き戸111が閉じている場合に隙間110aの外部の室外空間102に突出する部分を備えていても良く、その部分にガイド部を備えていても良い。
【0083】
繋止システム10は、本実施の形態において、隙間110aにおける方向100dへの繋止具40の移動を、繋止具40との接触によって禁止するガイド部22bを取付具20が備えている。しかしながら、繋止システム10は、隙間110aにおける方向100dへの繋止具40の移動を、取付具20との接触によって禁止するガイド部を繋止具40が備えていても良い。
【0084】
取付具20は、本実施の形態において、支持部22cを隙間配置部22に備えている。しかしながら、取付具20は、支持部22cを隙間配置部22に備えていなくても良い。例えば、取付具20は、開き戸111が閉じている場合に隙間110aの外部の室外空間102に突出する部分を備えていても良く、その部分に支持部を備えていても良い。
【0085】
繋止システム10は、本実施の形態において、取付具20に対する繋止具40の位置が第1位置である場合に方向100cへの繋止具40の移動を、繋止具40との接触によって禁止し、取付具20に対する繋止具40の位置が第2位置である場合に繋止具40との接触が解除されて方向100cへの繋止具40の移動を許可する支持部22cを取付具20が備えている。しかしながら、繋止システム10は、取付具20に対する繋止具40の位置が第1位置である場合に方向100cへの繋止具40の移動を、取付具20との接触によって禁止し、取付具20に対する繋止具40の位置が第2位置である場合に取付具20との接触が解除されて方向100cへの繋止具40の移動を許可する支持部を繋止具40が備えていても良い。
【0086】
繋止システム10は、本実施の形態において、開き戸111の開閉装置110に使用される。しかしながら、繋止システム10は、開閉部が開けられている場合にバネ部22aによる取付具20への繋止具40の繋ぎ止めが解除される構成であれば、例えば引き戸など、開き戸以外の開閉部を備える開閉装置に使用されることが可能である。