(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6684570
(24)【登録日】2020年4月1日
(45)【発行日】2020年4月22日
(54)【発明の名称】演出装置
(51)【国際特許分類】
A63F 5/04 20060101AFI20200413BHJP
【FI】
A63F5/04 603D
A63F5/04 605A
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-214846(P2015-214846)
(22)【出願日】2015年10月30日
(65)【公開番号】特開2017-80309(P2017-80309A)
(43)【公開日】2017年5月18日
【審査請求日】2018年10月18日
(73)【特許権者】
【識別番号】595112915
【氏名又は名称】株式会社ヤマダ
(74)【代理人】
【識別番号】110001184
【氏名又は名称】特許業務法人むつきパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】山田 忠勉
【審査官】
岡崎 彦哉
(56)【参考文献】
【文献】
特許第5750531(JP,B1)
【文献】
特開平08−057113(JP,A)
【文献】
特開2013−188275(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 5/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
傾斜路を起立して転がるメダルによる投入又は払い出し動作を疑似的に表現する回胴式遊技機用の演出装置であって、
前記メダルの両主面を挟みこむように設けられた一対の対向する保持プレートを有し、
前記保持プレートの間には、
屈曲部を有し、起立した前記メダルを上端から下端に転がり落ちるようにして前記メダルの水平進行方向を逆向きにさせる傾斜路と、
前記傾斜路の前記下端から前記上端に前記メダルを保持し搬送させる搬送路と、を与え、
前記保持プレートは少なくとも鉛直面から後方に傾斜しており、前記搬送路の出口が前記傾斜路の前方に位置して、前記出口に達した前記メダルが後方の前記傾斜路に落下することを特徴とする演出装置。
【請求項2】
前記傾斜路の前記上端及び前記下端を前記鉛直面に投射した位置が鉛直方向に並ぶことを特徴とする請求項1記載の演出装置。
【請求項3】
前記搬送路は、前記メダルを保持する円板の外周及び前記後方に開口する凹部を複数設けられて回転駆動される回転体を含むことを特徴とする請求項2記載の演出装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回胴式遊技機に取り付けられる演出装置に関し、特にメダルの投入や払い出しの動作を擬似的に表現する演出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
回胴式遊技機において、封入式と呼ばれる遊技機が知られている。ここで、「封入式」との呼称は、弾球式遊技機における呼称に倣ったものである。弾球式遊技機において封入式の遊技機は、遊技球を遊技台内に封入して遊技を行わせ、遊技媒体である遊技球の投入や払い出しを廃して、差玉を電子情報で管理し、これを遊技者に向けて表示するものである。すなわち、回胴式遊技機において「封入式」とは、遊技媒体であるメダルの投入や払い出しを廃して、遊技媒体を用いずに差玉の管理を電子情報で行う、いわゆる「メダルレス」の回胴式遊技機のことである。
【0003】
封入式の回胴式遊技機では、上記したように差玉を電子情報で管理する。すなわち、メダルの投入や払い出しを行わずにメダルの貸与枚数、投入枚数及び払い出し枚数などに基づいて遊技者の獲得したメダルの増減に相当する差玉を算出し、これを遊技者に提示する。そのため、差玉の情報を正確に数値で示すことができるものの、遊技者においては、メダルを使用しないために差玉の増減を体感しづらくなり、臨場感が欠如してしまう。そこで、メダルの投入、払い出し及び貸し出しに伴うメダルの移動を再現して臨場感を与えようとする演出装置が提案されている。
【0004】
例えば特許文献1では、メダルを保持した回転体によりメダルの貸し出し及び払い出しの動作を疑似的に表現する演出装置を開示している。回転軸を遊技者に向けて設置される円板状の回転体(サーキットホッパ)は、回転軸の周囲の3箇所に、透明なカバー部材を用いてメダルを回転体の主面に平行になるように収容したメダル保持部を有する。メダルの貸し出し又は払い出しに相当する入力が行われると、回転体に接続されたステッピングモータにより貸し出し又は払い出し枚数に相当するだけ、すなわち1回転毎に3枚として、回転体を回転させる。なお、収容部はメダルに対して若干大きな寸法とされており、内部でのメダルの位置や向きの変化を許容しており、視覚的に面白い演出効果を得るとしている。
【0005】
また、特許文献2でも、円板状の回転体の主面に平行となるよう複数のメダルを保持する演出装置を開示している。同演出装置では、回転体に保持される複数のメダルのうち一部のみを遊技者に視認可能とするよう、回転体の上部以外を隠している。かかる上部の回転方向の端部にはメダルの通過する位置を覆うように疑似投入口が形成される。回転体の回転に伴い疑似投入口にメダルを通過させて、遊技者に疑似投入口へメダルを投入しているように見せることができる。かかる演出装置ではベット数に合わせて回転体を回転させてメダルの疑似投入口への投入を演出している。
【0006】
さらに、特許文献3では、遊技機とメダルサンド(メダル貸し機)との間のメダルのやり取りを疑似的に表現する演出装置を開示している。鉛直方向の回転軸周りに回転する円板状の回転体の外周面に、主面を外周に向けるようにしてメダルを複数枚固定し、メダルの貸し出しや払い出しの枚数に応じて回転体を回転させて、貸し出し及び払い出しを演出するのである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2005−279012号公報
【特許文献2】特開2013−188275号公報
【特許文献3】特開2013−183991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記したような回転体にメダルを保持させる演出装置では、遊技者から視認されるメダルは常に一定の間隔で回転体上に配置され、回転体と一体となって回転移動する。つまり、遊技者に視認させるメダルの移動は回転体の移動であって、メダル独自の移動ではない。そのため、遊技者にはメダルの移動を視認しているとの実感に乏しいのである。
【0009】
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、メダルの投入又は払い出しを疑似的に表現する演出装置において、遊技者にメダル単独の移動を視認している実感を与え得る演出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明による演出装置は、傾斜路を起立して転がるメダルによる投入又は払い出し動作を疑似的に表現する回胴式遊技機用の演出装置であって、前記メダルの両主面を挟みこむように設けられた一対の対向する保持プレートを有し、前記保持プレートの間には、起立した前記メダルを転がり落ちるようにした傾斜路と、前記傾斜路の下端から上端に前記メダルを保持し搬送させる搬送路と、を与え、前記保持プレートは少なくとも鉛直面から後方に傾斜しており、前記搬送路の出口が前記傾斜路の前方に位置して、前記出口に達した前記メダルが後方の前記傾斜路に落下することを特徴とする。
【0011】
かかる発明によれば、メダルを搬送路の出口から傾斜路に落下させて傾斜路上で転がり落ちるようにすることで、メダルの重力加速度に従った自然な運動を遊技者に視認させ、これによって遊技者にメダル単独の移動を視認している実感を与えることができる。
【0012】
上記した発明において、前記傾斜路は屈曲部を有し、前記上端から送り込んだ前記メダルの水平進行方向が前記下端で逆向きになることを特徴としてもよい。かかる発明によれば、メダルの転がり落ちる軌道を変化させるとともに、メダルを屈曲部で落下させることで、メダルの重力加速度に従った自然な運動を多彩にして遊技者に視認させ、これによって遊技者にメダル単独の移動を視認している実感を強く与えることができる。
【0013】
上記した発明において、前記傾斜路の前記上端及び前記下端を前記鉛直面に投射した位置が鉛直方向に並ぶことを特徴としてもよい。かかる発明によれば、演出装置をコンパクトにしつつ、遊技者にメダル単独の移動を視認している実感を与えることができる。
【0014】
上記した発明において、前記搬送路は、前記メダルを保持する円板の外周及び前記後方に開口する凹部を複数設けられて回転駆動される回転体を含むことを特徴としてもよい。かかる発明によれば、演出装置をコンパクトにして連続的にメダルを搬送しつつ、遊技者にメダル単独の移動を視認している実感を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明における1つの実施例による演出装置の要部の正面図である。
【
図2】回転体の(a)側面図及び(b)背面図である。
【
図3】本発明における1つの実施例による演出装置の正面図である。
【
図4】本発明における1つの実施例による演出装置の(a)側断面図及び(b)その要部の拡大図である。
【
図5】本発明における1つの実施例による演出装置の要部の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明による1つの実施例としての演出装置について、
図1乃至4を用いて説明する。
【0017】
図1に示すように、演出装置10は、溝状に凹ませた上部傾斜路11、下部傾斜路12及び搬送路13を備える後方プレート1と、この前方で回転可能に取り付けられた略円板形状の回転体3を含む。なお、
図1は後述する前方プレート2(
図3、
図4参照)を取り外した正面図を示す。
【0018】
上部傾斜路11は、上端部11aから右方向に下るように傾斜して屈曲部11bまで延び、屈曲部11bによって下部左方向に下るように傾斜した下部傾斜路12に接続する。下部傾斜路12は下端部12aにおいて搬送路13に接続する。搬送路13は回転体3の外周に沿って略円形に延びて、下端部12aを上端部11aに接続させる。つまり、上部傾斜路11、下部傾斜路12及び搬送路13は循環路である。上部傾斜路11の上端部11aに載置されたメダルMは、重力により上部傾斜路11の上端部11aから下部傾斜路12の下端部12aまで傾斜路に沿って起立したまま転がり落ちることができる。
【0019】
回転体3は、その回転軸となる軸体15を傾斜路の上端部11a及び下端部12aの間に位置させて、後方プレート1に対して回転可能に軸支されている。特に、
図2を併せて参照すると、回転体3はその背面において略半円形で外周側に開口する凹部32を複数備え、搬送路13にあるメダルMを凹部32及び搬送路13の底面及び外周縁によって保持できる。凹部32は、メダルMを保持しつつも抵抗なく搬送できるよう、その軸体15側の底部32aから搬送路13の外周縁13bまではメダルMの直径に対して若干の隙間ができる程度の寸法とされている。すなわち、回転体3の外周部から搬送路13の外周縁13bまでの距離はメダルMの直径より小さく、凹部32は保持したメダルMを搬送路13では脱落させない。図示を省略するが、凹部32は、内周側に向けて突出する複数の突起を並べて備え保持したメダルMの周囲に当接させるなどして、メダルMの前後方向への摩擦力を小さくすることが好ましい。なお、メダルMは、回胴式遊技機において遊技媒体として用いられるメダルと同等のものを使用することが好ましい。本実施例においては、回転体3の凹部32は等間隔に6箇所設けられ、演出装置10に6枚のメダルMを収容している。
【0020】
図3をさらに併せて参照すると、後方プレート1の前面側には、前方プレート2が対向して配置され、上部傾斜路11、下部傾斜路12及び搬送路13上のメダルMの両主面を挟み込むようにされる。前方プレート2は、さらに回転体3と干渉しないよう、これを前方から収容するように回転体収容部25を前方に突出させて備える。前方プレート2は、さらに、傾斜路上のメダルMを視認できるように透明部材の嵌め込まれた表示窓21を備える。本実施例では屈曲部11b近傍の上部傾斜路11の前方に表示窓21を設けて、メダルMの転動と落下とを遊技者に視認させ得る。
【0021】
図4に示すように、後方プレート1の裏面には、後方プレート1の周囲から延びて後方へ開口する枠体14が備えられ、回転体3を回転駆動させるためのギアケース20を収容している。枠体14はその後方端14aを傾斜させて後方プレート1の主面に対して上方を近接させており、その下面14bを後方端14aに対して垂直にしている。つまり、演出装置10は、枠体14の後方端14aを鉛直方向に向け、下面14bを水平にして遊技機に取り付けられることで、後方プレート1及び前方プレート2の主面を鉛直方向から後方へ傾斜させることができる。
【0022】
ギアケース20は、回転体3を駆動させるためのモータ22、平歯車からなる第1ギア23、平歯車からなる第2ギア24を内蔵する。第2ギア24は、回転体1と共通の回転軸である軸体15に固定されており、第1ギア23と噛み合っている。第1ギア23はモータ22に取り付けられており、モータ22からの駆動力を、第2ギア24を介して回転体3に伝えることができる。モータ22は、図示しない制御基板によってその動作を制御される。かかる制御基板は取り付けられた遊技機からのメダルの投入又は払い出しに関する信号を受信し、これに基づいて、投入枚数又は払い出し枚数を表示する演出を行うようモータ22を駆動させ得る。投入枚数又は払い出し枚数の表示には、同枚数に相当する角度まで回転体3を回転させて停止させるため、モータ22は、例えば、回転角を制御されるステッピングモータであることが好ましい。なお、例えば図示しないセンサにより上端部11aに到達したメダルMの枚数を検出してこれに基づき回転を制御されるようにしてもよい。
【0023】
図4に
図1を併せて参照すると、搬送路13上のメダルMは、回転体3の凹部32に保持されて、回転体3の回転により下端部12aから上端部11aまで搬送され得る。すなわち、下端部12a及び搬送路13の溝の底面から回転体3の後方の主面までの距離はメダルMの厚さより小さい。これによって、搬送路13上において、メダルMは凹部32の周囲に接触して凹部32に保持される。
【0024】
一方、特に
図4(b)に示すように、上端部11aの底面は搬送路13の底面に対して段差13aを有して後方(図示右方)に深くなっている。つまり、搬送路13の出口が上部傾斜路11の上端部11aの前方に位置している。このとき、上端部11aの底面から回転体3の後方の主面までの距離はメダルMの厚さより大きい。また、上記したように後方プレート1は後方に傾斜して遊技機に取り付けられる。これにより、回転体3により搬送されて上端部11aに達したメダルMは、搬送路13の出口から上端部11aの底面まで後方に落下して(図示右方に移動して)、回転体3に影響されることなく上部傾斜路11を転がり落ちることができる。なお、上部傾斜路11から下部傾斜路12のうち少なくとも一部の底面は、後方プレート1の主面に対してわずかな傾きを有しており、上端部11aから下端部12aまで滑らかに連続している。
【0025】
次に、演出装置10の動作について
図1、
図3乃至
図5を用いて説明する。
【0026】
演出装置10は、上記したように、後方プレート1及び前方プレート2の主面を鉛直方向から後方へ傾斜させて、表示窓21を遊技者に向けるようにして図示しない回胴式遊技機に取り付けられ、同遊技機の貸し出しや入賞に基づくメダルの投入や払い出しを疑似的に表現する演出を行う装置である。回胴式遊技機は遊技媒体としてメダルを使用しないいわゆる封入式(メダルレス)の回胴式遊技機であることが好ましいが、メダルを遊技媒体として用いる通常の遊技機であっても演出装置10を使用して投入枚数や払い出し枚数を別途表示させることもできる。
【0027】
図5に示すように、初期位置として、回転体3の6つの凹部32のうちの1つが搬送路13のうち上端部11aの左側に位置しており、メダルMを保持しているとする。このとき、隣接する上端部11aより右側の2箇所の凹部32はメダルMを保持しておらず、他の凹部32はそれぞれメダルMを保持している。保持されていない2枚のメダルMは、下部傾斜路12に整列し、うち1枚を回転体3の外周に当接させている。
【0028】
演出装置10の取り付けられた遊技機から、メダルの投入又は払い出しに関する信号を図示しない制御基板が受信すると、かかる信号に基づいてモータ22を駆動させる。例えば払い出しを表現する場合、回転体3の1回転をメダル6枚に相当するものとして、払い出しの枚数に相当する角度まで回転体3を回転させるようモータ22を駆動させる。
【0029】
モータ22が駆動されると、回転体3が時計回りに回転する。まず、
図1に示すように、上端部11aの左側に位置していた凹部32が上端部11aに到達する。すると、保持されていたメダルMが、搬送路13の出口から上端部11aの底面まで後方に落下して(
図4(b)参照)、上部傾斜路11を起立したまま転がり落ち、屈曲部11bから水平進行方向を逆にして下部傾斜路12を転がり落ちる。このとき、メダルMは単独で、重力加速度や上部傾斜路11の傾斜や摩擦に従った自然な運動をしつつ転がり落ちることになる。
【0030】
さらに回転体3が回転して初期位置から60度回転したとき、すなわち凹部32が1つ分だけずれた位置まで回転したとき、
図5に示すように転がり落ちたメダルMは下部傾斜路12で整列するとともに、回転体3の外周に接していたメダルMが新たに凹部32に保持されている。
【0031】
演出装置10は、回転体3の回転に伴い、このような動作を連続して繰り返す。さらに、回転体3を払い出しの枚数に相当する角度まで回転させて、初期位置と同様に凹部32のうちの1つを搬送路13のうち上端部11aの左側に位置させて停止させる。これにより、払い出しの枚数に相当する延べ枚数のメダルMを傾斜路から転がり落としたことになる。
【0032】
このとき、遊技者は、単独で上部傾斜路11を転がり落ちて屈曲部11bから下部傾斜路12に落下してゆくメダルMを連続的に表示窓21から視認することができる(
図3参照)。単独のメダルMの重力加速度等に従った自然な運動を視認することで、遊技者は、他の物体と共に移動するメダルではなく、メダル単独の移動を視認しているとの実感を得ることができる。これにより、遊技者はメダルの投入又は払い出しを演出する演出装置10に臨場感を見出すのである。
【0033】
なお、演出装置10の表示窓の位置は任意であるが、メダルの投入や払い出しの動作を擬似的に表現するために、傾斜路及び/又は搬送路の一部を表示する位置であると好ましい。例えば、表示窓を演出装置10の上側半分を視認させるものとして配置してもよい。この場合、回転体3から搬送されて供給されるメダルMが上側傾斜路11を転がり落ちて屈曲部11bから下方向に落下する動作を表示できる。また、回転体の凹部の数や、傾斜路の配置等については、適宜、定めることができる。
【0034】
ここまで本発明による代表的実施例及びこれに基づく改変例を説明したが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではなく、当業者であれば、本発明の主旨又は添付した請求項の範囲を逸脱することなく種々の代替実施例及び改変例を見出すことができるであろう。
【符号の説明】
【0035】
1 後方プレート
2 前方プレート
3 回転体
10 演出装置
11 上部傾斜路
11a 上端部
12 下部傾斜路
12a 下端部
13 搬送路
M メダル