【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成させるために、本発明の実施例の第1態様によれば、本発明は、認証元ノードに適用される、ブロックチェーンに基づくアイデンティティ認証方法であって、
認証先ノードが送信した、前記認証先ノードのアイデンティティ情報とアイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ情報を含む認証要求を受信するステップと、
前記認証先ノードのアイデンティティ情報、前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ情報、及び前記アイデンティティ証明開示ノードが前記認証先ノードのアイデンティティ情報に対してデジタル署名を行って得られた第1デジタル署名がブロックチェーンに書き込まれていると確認したとき、前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ情報に基づいて取得した前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵に基づいて、前記第1デジタル署名を検証するステップと、
前記第1デジタル署名が検証に通過した後、前記認証先が、前記認証先ノードのアイデンティティ情報に基づいて取得した前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したか否かを検証するステップと、
前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したと確認したとき、前記認証先ノードがアイデンティティ認証に通過したと決定する、ブロックチェーンに基づくアイデンティティ認証方法を提供する。
【0006】
あるいは、前記第1デジタル署名が検証に通過した後、前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したか否かを検証する前記ステップは、
前記第1デジタル署名が検証に通過した後、前記認証先ノードに検証情報を送信するステップと、
前記認証先ノードが、前記認証先ノードの秘密鍵に基づいて、前記検証情報に対してデジタル署名を行って得られた第2デジタル署名を受信するステップと、
前記認証先ノードの公開鍵に基づいて、前記第2デジタル署名を検証するステップと、
前記第2デジタル署名が検証に通過したとき、前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したと確認するステップとを含む。
【0007】
あるいは、前記第1デジタル署名が検証に通過した後、前記認証先に対して、前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したか否かを確認する前記ステップは、
前記認証先ノードが前記認証先ノードと前記認証元ノードに予め設定されている所定の情報生成規則に基づいて生成して送信する検証情報、及び認証先ノードが前記認証先ノードの秘密鍵に基づいて前記検証情報に対してデジタル署名を行って得られた第3デジタル署名を受信するステップと、
前記検証情報が前記情報生成規則に従って生成したものであるか否かを検証するステップと、
前記検証情報が前記情報生成規則に従って生成したものである場合、前記認証先ノードの公開鍵に基づいて、前記第3デジタル署名を検証するステップと、
前記第3デジタル署名が検証に通過したとき、前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したと確認するステップとを含む。
【0008】
あるいは、前記アイデンティティ証明開示ノードにアイデンティティ証明開示親ノードが存在するとき、前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵に基づいて、前記第1デジタル署名を検証する前記ステップは、
前記アイデンティティ証明親ノードが、前記アイデンティティ証明親ノードの秘密鍵に基づいて、前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵に対してデジタル署名得を行って得られた第4デジタル署名を、前記ブロックチェーンから取得するステップと、
前記ブロックチェーンから取得した又は予め記憶された前記アイデンティティ証明開示親ノードの公開鍵に基づいて、前記第4デジタル署名を検証するステップと、
前記第4デジタル署名が検証に通過した後、前記ブロックチェーンから取得した又は予め記憶された前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵に基づいて、前記第1デジタル署名を検証するステップとを含む。
【0009】
あるいは、前記第1デジタル署名が検証に通過した後、前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したか否かを検証する前に、さらに、
前記第1デジタル署名が検証に通過した後、前記アイデンティティ証明親ノードが、前記アイデンティティ証明親ノードの秘密鍵に基づいて、前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵に対してデジタル署名得を行って得られた第4デジタル署名を、前記ブロックチェーンから取得するステップと、
前記ブロックチェーンから取得した又は予め記憶された前記アイデンティティ証明開示親ノードの公開鍵に基づいて、前記第4デジタル署名を検証するステップと、
前記第4デジタル署名が検証に通過した後、前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したか否かを検証するステップとを含む。
【0010】
あるいは、前記認証先ノードのアイデンティティ情報は前記認証先ノードのアカウントアドレス又は前記認証先ノードの公開鍵を含み、前記認証先ノードのアカウントアドレスは、前記認証先ノードの公開鍵に基づいて取得したものであり、前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ情報は、前記アイデンティティ証明開示ノードのアカウントアドレス又は前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵を含み、前記アイデンティティ証明開示ノードのアカウントアドレスは、前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵に基づいて取得したものである。
【0011】
本発明の実施例の第2態様によれば、認証先ノードに適用される、ブロックチェーンに基づくアイデンティティ認証方法であって、
前記認証先ノードのアイデンティティ情報とアイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ情報を含む認証要求を認証元に送信するステップと、
前記認証元ノードが、前記認証先ノードのアイデンティティ情報、前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ情報、前記アイデンティティ証明開示ノードが前記認証先ノードのアイデンティティ情報に対してデジタル署名を行って得られた第1デジタル署名がブロックチェーンに書き込まれていると確認し、且つ前記第1デジタル署名が前記認証元ノードによる検証に通過した後、前記認証元ノードと、前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したか否かの検証を行うステップと、
前記認証元ノードが、前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したと確認したとき、前記認証先ノードはアイデンティティ認証に通過するステップとを含む、ブロックチェーンに基づくアイデンティティ認証方法を提供する。
【0012】
あるいは、前記第1デジタル署名が前記認証元ノードによる検証に通過した後、前記認証元ノードと、前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したか否かの検証を行う前記ステップは、
前記第1デジタル署名が前記認証元ノードによる検証に通過した後、前記認証元ノードが送信する検証情報を受信するステップと、
前記認証先ノードの秘密鍵に基づいて、前記検証情報に対してデジタル署名を行って第2デジタル署名を得るステップと、
前記認証元ノードに前記第2デジタル署名を送信し、前記第2デジタル署名が前記認証元による検証に通過したとき、前記認証先ノードが前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したと確認するステップとを含む。
【0013】
あるいは、前記前記第1デジタル署名が前記認証元ノードによる検証に通過した後、前記認証元ノードと、前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したか否かの検証を行うステップは、
前記第1デジタル署名が前記認証元ノードによる検証に通過した後、前記認証先ノードと前記認証元ノードに予め設定されている所定の情報生成規則に従って検証情報を生成するステップと、
前記認証先ノードの秘密鍵に基づいて、前記検証情報に対してデジタル署名を行って第3デジタル署名を得るステップと、
前記認証元ノードに前記検証情報及び前記第3デジタル署名を送信するステップと、
前記認証元ノードが、前記検証情報が前記情報生成規則に従って生成したものであると確認し、且つ前記認証元ノードが前記認証先ノードの公開鍵に基づいて前記第3デジタル署名に対して行う検証が通過したとき、前記認証先ノードが前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したと確認するステップとを含む。
【0014】
あるいは、前記アイデンティティ証明開示ノードが前記認証先ノードのアイデンティティ情報と前記第1デジタル署名を前記ブロックチェーンに書き込む方法は、
前記ブロックチェーンに、前記アイデンティティ証明開示ノードが前記ブロックチェーンにおいて前記認証先ノードのアイデンティティ情報を確認するための前記認証先ノードのアイデンティティ情報を含むアイデンティティ証明要求を書き込み、且つ、前記アイデンティティ証明開示ノードの秘密鍵に基づいて、前記認証先ノードのアイデンティティ情報に対してデジタル署名を行って前記第1デジタル署名を得て、前記第1デジタル署名を前記ブロックチェーンに書き込むステップを含む。
【0015】
あるいは、前記アイデンティティ証明開示ノードが、前記ブロックチェーンに前記第1デジタル署名を失効させるための失効証明を書き込むと、前記認証先ノードの前記第1デジタル署名が失効され、前記失効証明には、前記第1デジタル署名に対する失効指示、及び前記アイデンティティ証明開示ノードの秘密鍵によって前記失効指示に対してデジタル署名を行って得られた第5デジタル署名が含まれる。
【0016】
あるいは、前記認証先ノードのアイデンティティ情報は前記認証先ノードのアカウントアドレス又は前記認証先ノードの公開鍵を含み、前記認証先ノードのアカウントアドレスは、前記認証先ノードの公開鍵に基づいて取得したものであり、前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ情報は、前記アイデンティティ証明開示ノードのアカウントアドレス又は前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵を含み、前記アイデンティティ証明開示ノードのアカウントアドレスは、前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵に基づいて取得したものである。
【0017】
本発明の実施例の第3態様によれば、認証元ノードに適用される、ブロックチェーンに基づくアイデンティティ認証装置であって、
認証先ノードが送信した、前記認証先ノードのアイデンティティ情報とアイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ情報を含む認証要求を受信するための受信モジュールと、
前記認証先ノードのアイデンティティ情報、前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ情報、及び前記アイデンティティ証明開示ノードが前記認証先ノードのアイデンティティ情報に対してデジタル署名を行って得られた第1デジタル署名がブロックチェーンに書き込まれていると確認したとき、前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ情報に基づいて取得した前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵に基づいて、前記第1デジタル署名を検証するための第1検証モジュールと、
前記第1デジタル署名が検証に通過した後、前記認証先ノードのアイデンティティ情報に基づいて取得した前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したか否かを検証するための第2検証モジュールと、
前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したと確認したとき、前記認証先ノードがアイデンティティ認証に通過したと決定するための決定モジュールとを備える、ブロックチェーンに基づくアイデンティティ認証装置を提供する。
【0018】
あるいは、前記第2検証モジュールは、
前記第1デジタル署名が検証に通過した後、前記認証先ノードに検証情報を送信するための送信サブモジュールと、
前記認証先ノードが、前記認証先ノードの秘密鍵に基づいて、前記検証情報に対してデジタル署名を行って得られた第2デジタル署名を受信するための受信サブモジュールと、
前記認証先ノードの公開鍵に基づいて、前記第2デジタル署名を検証するための検証サブモジュールと、
前記第2デジタル署名が検証に通過したとき、前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したと確認するための確認サブモジュールとを備える。
【0019】
あるいは、前記第2検証モジュールは、
前記認証先ノードが前記認証先ノードと前記認証元ノードに予め設定されている所定の情報生成規則に基づいて生成して送信する検証情報、及び認証先ノードが前記認証先ノードの秘密鍵に基づいて前記検証情報に対してデジタル署名を行って得られた第3デジタル署名を受信するための受信サブモジュールと、
前記検証情報が前記情報生成規則に従って生成したものであるか否かを検証するための情報検証サブモジュールと、
前記検証情報が前記情報生成規則に従って生成したものである場合、前記認証先ノードの公開鍵に基づいて、前記第3デジタル署名を検証するための署名検証サブモジュールと、
前記第3デジタル署名が検証に通過したとき、前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したと確認するための確認サブモジュールとを備える。
【0020】
あるいは、前記アイデンティティ証明開示ノードにアイデンティティ証明開示親ノードが存在するとき、前記第1検証モジュールは、
前記アイデンティティ証明親ノードが、前記ブロックチェーンから取得した又は予め記憶された前記アイデンティティ証明親ノードの秘密鍵に基づいて、前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵に対してデジタル署名得を行って得られた第4デジタル署名を、前記ブロックチェーンから取得し、
前記アイデンティティ証明開示親ノードの公開鍵に基づいて、前記第4デジタル署名を検証し、
前記第4デジタル署名が検証に通過した後、前記ブロックチェーンから取得した又は予め記憶された前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵に基づいて、前記第1デジタル署名を検証する。
【0021】
あるいは、前記第1検証モジュールは、
前記第1デジタル署名が検証に通過した後、前記アイデンティティ証明親ノードが、前記アイデンティティ証明親ノードの秘密鍵に基づいて、前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵に対してデジタル署名得を行って得られた第4デジタル署名を、前記ブロックチェーンから取得し、
前記ブロックチェーンから取得した又は予め記憶された前記アイデンティティ証明開示親ノードの公開鍵に基づいて、前記第4デジタル署名を検証し、
前記送信モジュールはさらに、前記第4デジタル署名が検証に通過した後、前記第2検証モジュールが、前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したか否かを検証する。
【0022】
あるいは、前記認証先ノードのアイデンティティ情報は前記認証先ノードのアカウントアドレス又は前記認証先ノードの公開鍵を含み、前記認証先ノードのアカウントアドレスは、前記認証先ノードの公開鍵に基づいて取得したものであり、前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ情報は、前記アイデンティティ証明開示ノードのアカウントアドレス又は前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵を含み、前記アイデンティティ証明開示ノードのアカウントアドレスは、前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵に基づいて取得したものである。
【0023】
本発明の実施例の第4態様によれば、認証先ノードに適用される、ブロックチェーンに基づくアイデンティティ認証装置であって、
前記認証先ノードのアイデンティティ情報とアイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ情報を含む認証要求を認証元に送信するための認証要求モジュールと、
前記認証元ノードが、前記認証先ノードのアイデンティティ情報、前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ情報、前記アイデンティティ証明開示ノードが前記認証先ノードのアイデンティティ情報に対してデジタル署名を行って得られた第1デジタル署名がブロックチェーンに書き込まれていると確認し、且つ前記第1デジタル署名が前記認証元ノードによる検証に通過した後、前記認証元ノードと、前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したか否かの検証を行い、前記認証元ノードが、前記認証先が前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したと確認したとき、前記認証先ノードはアイデンティティ認証に通過するための検証モジュールとを備える、ブロックチェーンに基づくアイデンティティ認証装置を提供する。
【0024】
あるいは、前記検証モジュールは、
前記第1デジタル署名が前記認証元ノードによる検証に通過した後、前記認証元ノードが送信する検証情報を受信するための受信サブモジュールと、
前記認証先ノードの秘密鍵に基づいて、前記検証情報に対してデジタル署名を行って第2デジタル署名を得るための署名サブモジュールと、
前記認証元ノードに前記第2デジタル署名を送信し、前記第2デジタル署名が前記認証元による検証に通過したとき、前記認証先ノードが前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したと確認するための送信サブモジュールとを備える。
【0025】
あるいは、前記検証モジュールは、
前記第1デジタル署名が前記認証元ノードによる検証に通過した後、前記認証先ノードと前記認証元ノードに予め設定されている所定の情報生成規則に従って検証情報を生成するための情報生成サブモジュールと、
前記認証先ノードの秘密鍵に基づいて、前記検証情報に対してデジタル署名を行って第3デジタル署名を得るための署名サブモジュールと、
前記認証元ノードに前記検証情報及び前記第3デジタル署名を送信し、前記認証元ノードが、前記検証情報が前記情報生成規則に従って生成したものであると確認し、且つ前記認証元ノードが前記認証先ノードの公開鍵に基づいて前記第3デジタル署名に対して行う検証が通過したとき、前記認証先ノードが前記認証先ノードの公開鍵に対応した秘密鍵を把握したと確認するための送信サブモジュールとを備える。
【0026】
あるいは、前記装置はさらに、
前記ブロックチェーンに、前記アイデンティティ証明開示ノードが前記ブロックチェーンにおいて前記認証先ノードのアイデンティティ情報を確認するための前記認証先ノードのアイデンティティ情報を含むアイデンティティ証明要求を書き込み、且つ、前記アイデンティティ証明開示ノードの秘密鍵に基づいて、前記認証先ノードのアイデンティティ情報に対してデジタル署名を行って前記第1デジタル署名を得て、前記第1デジタル署名を前記ブロックチェーンに書き込むためのアイデンティティ証明要求モジュールをさらに備える。
【0027】
あるいは、前記アイデンティティ証明開示ノードが、前記ブロックチェーンに前記第1デジタル署名を失効させるための失効証明を書き込むと、前記認証先ノードの前記第1デジタル署名が失効され、前記失効証明には、前記第1デジタル署名に対する失効指示、及び前記アイデンティティ証明開示ノードの秘密鍵によって前記失効指示に対してデジタル署名を行って得られた第5デジタル署名が含まれる。
【0028】
あるいは、前記認証先ノードのアイデンティティ情報は前記認証先ノードのアカウントアドレス又は前記認証先ノードの公開鍵を含み、前記認証先ノードのアカウントアドレスは、前記認証先ノードの公開鍵に基づいて取得したものであり、前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ情報は、前記アイデンティティ証明開示ノードのアカウントアドレス又は前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵を含み、前記アイデンティティ証明開示ノードのアカウントアドレスは、前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵に基づいて取得したものである。
【0029】
本発明の実施例の第5態様によれば、第1態様に記載の方法に用いられる1つ又は複数のプログラムを含む不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0030】
本発明の実施例の第6態様によれば、
第5態様に記載の不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体と、
前記不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体におけるプログラムを実行するための1つ又は複数のプロセッサとを含むユーザノードを提供する。
【0031】
本発明の実施例の第7態様によれば、第2態様に記載の方法に用いられる1つ又は複数のプログラムを含む不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【0032】
本発明の実施例の第8態様によれば、
第7態様に記載の不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体と、
前記不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体におけるプログラムを実行するための1つ又は複数のプロセッサとを含むユーザノードを提供する。
【0033】
本発明の実施例の第9態様によれば、
ブロックチェーンと、
認証元ノードとしての少なくとも1つの第6態様に記載のユーザノードと、
認証先ノードとしての少なくとも1つの第8態様に記載のユーザノードと、
少なくとも1つのアイデンティティ証明開示ノードとを含むアイデンティティ認証システムを提供する。
【0034】
前記ブロックチェーン、前記少なくとも1つの第6態様に記載のユーザノード、前記少なくとも1つの第8態様に記載のユーザノード及び前記少なくとも1つのアイデンティティ証明開示ノードは共通ブロックチェーンネットワークに属する。
【0035】
あるいは、前記少なくとも1つのアイデンティティ証明開示ノードは、前記アイデンティティ証明開示ノード前記ブロックチェーンに第1ユーザノードのアイデンティティ証明を開示するためのアイデンティティ証明開示ノードであり、前記第1ユーザノードはいずれかのユーザノードであり、
前記アイデンティティ証明開示ノードによる前記ブロックチェーンへの第1ユーザノードのアイデンティティ証明の開示は、前記アイデンティティ証明開示ノードが前記ブロックチェーンにおいて前記第1ユーザノードのアイデンティティ情報を確認し、且つ前記アイデンティティ証明開示ノードの秘密鍵に基づいて、前記第1ユーザノードのアイデンティティ情報に対してデジタル署名を行い、得られたデジタル署名を前記ブロックチェーンに書き込むことを含む。
【0036】
あるいは、前記少なくとも1つのアイデンティティ証明開示ノードは、前記ブロックチェーンに第1ユーザノードのアイデンティティ証明を開示するためのアイデンティティ証明開示ノードと前記ブロックチェーンに前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ証明を開示するための前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ証明開示親ノードとを少なくとも含み、前記第1ユーザノードはいずれかのユーザノードであり、
前記アイデンティティ証明開示ノードによる前記ブロックチェーンへの第1ユーザノードのアイデンティティ証明の開示は、前記アイデンティティ証明開示ノードが前記ブロックチェーンにおいて前記第1ユーザノードのアイデンティティ情報を確認し、且つ前記アイデンティティ証明開示ノードの秘密鍵に基づいて、前記第1ユーザノードのアイデンティティ情報に対してデジタル署名を行い、得られたデジタル署名を前記ブロックチェーンに書き込むことを含み、
前記アイデンティティ証明開示親ノードによる前記ブロックチェーンへの前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ証明の開示は、前記アイデンティティ証明親ノードが、前記アイデンティティ証明親ノードの秘密鍵に基づいて、前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵に対してデジタル署名を行い、得られたデジタル署名を前記ブロックチェーンに書き込むことを含む。
【0037】
あるいは、前記システムは、少なくとも1つのアイデンティティ証明開示ノードと少なくとも1つのユーザノードを含むアイデンティティ証明開示サブシステムを複数含み、
第1アイデンティティ証明開示サブシステムに1つのアイデンティティ証明開示ノードが含まれる場合、前記アイデンティティ証明開示ノードは、前記ブロックチェーンに前記第1アイデンティティ証明開示サブシステムの第1ユーザノードのアイデンティティ証明を開示し、前記第1ユーザノードは前記第1アイデンティティ証明開示サブシステムにおけるいずれかのユーザノードであり、前記第1アイデンティティ証明開示サブシステムは、前記複数のアイデンティティ証明開示サブシステムのうちのいずれかのアイデンティティ証明開示サブシステムであり、
第1アイデンティティ証明開示サブシステムに1つのアイデンティティ証明開示ノードと前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ証明開示親ノードが少なくとも含まれる場合、前記アイデンティティ証明開示ノードは、前記ブロックチェーンに前記第1アイデンティティ証明開示サブシステムの前記第1ユーザノードのアイデンティティ証明を開示し、前記アイデンティティ証明開示親ノードは前記ブロックチェーンに前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ証明を開示し、
前記アイデンティティ証明開示ノードによる前記ブロックチェーンへの前記第1アイデンティティ証明開示サブシステムの前記第1ユーザノードのアイデンティティ証明の開示は、前記アイデンティティ証明開示ノードが前記ブロックチェーンにおいて前記第1ユーザノードのアイデンティティ情報を確認し、且つ前記アイデンティティ証明開示ノードの秘密鍵に基づいて、前記第1ユーザノードのアイデンティティ情報に対してデジタル署名を行い、得られたデジタル署名を前記ブロックチェーンに書き込むことを含み、
前記アイデンティティ証明開示親ノードによる前記ブロックチェーンへの前記アイデンティティ証明開示ノードのアイデンティティ証明の開示は、前記アイデンティティ証明親ノードが、前記アイデンティティ証明親ノードの秘密鍵に基づいて、前記アイデンティティ証明開示ノードの公開鍵に対してデジタル署名を行い、得られたデジタル署名を前記ブロックチェーンに書き込むことを含む。