特許第6685725号(P6685725)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6685725
(24)【登録日】2020年4月3日
(45)【発行日】2020年4月22日
(54)【発明の名称】サーバ装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/06 20120101AFI20200413BHJP
   G07G 1/00 20060101ALI20200413BHJP
   G07G 1/01 20060101ALI20200413BHJP
   G07G 1/14 20060101ALI20200413BHJP
【FI】
   G06Q30/06
   G07G1/00 301D
   G07G1/01 301E
   G07G1/14
【請求項の数】4
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2015-257314(P2015-257314)
(22)【出願日】2015年12月28日
(65)【公開番号】特開2017-120578(P2017-120578A)
(43)【公開日】2017年7月6日
【審査請求日】2018年10月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】特許業務法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】兼子 俊弘
【審査官】 山本 雅士
(56)【参考文献】
【文献】 特開2015−049524(JP,A)
【文献】 特開2007−265290(JP,A)
【文献】 特開2012−084115(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0214573(US,A1)
【文献】 特開2005−285012(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 − 99/00
G07G 1/00
G07G 1/01
G07G 1/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
携帯端末から受信した会計に係る会計情報を使用して会計処理を実行する会計装置の各々の使用状況を受信する第1受信手段と、
前記第1受信手段が受信した前記会計装置の各々の使用状況と、前記会計装置の各々の設置場所とを有する画像情報を生成する生成手段と、
前記生成手段が生成した前記画像情報を表示する前記携帯端末に当該画像情報を送信する第1送信手段と、
前記携帯端末が前記会計処理に使用する前記会計装置の予約を受信する第2受信手段と、
前記第2受信手段が前記会計装置の予約を受信した場合に、当該会計装置の予約を登録する登録手段と、
前記携帯端末が予約していた前記会計装置を使用する順番になった場合に、当該会計装置が使用可能となったことを示す情報を当該携帯端末に送信する第2送信手段と、
を備えるサーバ装置。
【請求項2】
前記生成手段は、前記会計装置の使用可否と、一回あたりの使用時間と、使用経過時間と、予約登録の予約件数とに基づいて、前記会計装置の各々の早期に使用可能となる順位が示された前記使用状況と、前記会計装置の各々の設置場所とを有する前記画像情報を生成し、
前記第1送信手段は、前記生成手段が生成した前記画像情報を表示する前記携帯端末に当該画像情報を送信する、
請求項1記載のサーバ装置。
【請求項3】
前記生成手段は、前記会計装置の残りの予約件数が示された前記使用状況と、前記会計装置の各々の設置場所とを有する前記画像情報を生成し、
前記第1送信手段は、前記生成手段が生成した前記画像情報を表示する前記携帯端末に当該画像情報を送信する、
請求項又はに記載のサーバ装置。
【請求項4】
前記生成手段は、前記会計装置の使用が開始されてからの経過時間が示された前記使用状況と、前記会計装置の各々の設置場所とを有する前記画像情報を生成し、
前記第1送信手段は、前記生成手段が生成した前記画像情報を表示する前記携帯端末に当該画像情報を送信する、
請求項1乃至3の何れか一項に記載のサーバ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、サーバ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、専門店などの店舗では、タブレット装置等を使用した接客業務が行われることがある。タブレット装置は、店員による商品の説明に用いられる。また、タブレット装置は、顧客が商品の購入を決断した場合に、商品販売データ処理に用いられる。
【0003】
ここで、タブレット装置はプリンタを備えていないためレシートを発行することができない。また、タブレット装置はドロワを備えていないため現金を受領することもできない。そこで、店員は、プリンタやドロワ等を備えた会計装置がある場所に顧客を案内する必要がある。
【0004】
しかしながら、案内先のプリンタやドロワ等を備えた会計装置に行列ができている場合には顧客は、会計装置が使用可能となるまで待つことになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、早期に使用可能な会計装置を通知することができるサーバ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態のサーバ装置は、第1受信手段と、生成手段と、第1送信手段と、第2受信手段と、登録手段と、第2送信手段と、を備える。前記第1受信手段は、携帯端末から受信した会計に係る会計情報を使用して会計処理を実行する会計装置の各々の使用状況を受信する。前記生成手段は、前記第1受信手段が受信した前記会計装置の各々の使用状況と、前記会計装置の各々の設置場所とを有する画像情報を生成する。前記第1送信手段は、前記生成手段が生成した前記画像情報を表示する前記携帯端末に当該画像情報を送信する。第2受信手段は、前記携帯端末が前記会計処理に使用する前記会計装置の予約を受信する。登録手段は、前記第2受信手段が前記会計装置の予約を受信した場合に、当該会計装置の予約を登録する。第2送信手段は、前記携帯端末が予約していた前記会計装置を使用する順番になった場合に、当該会計装置が使用可能となったことを示す情報を当該携帯端末に送信する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1図1は、本実施形態に係るPOSシステムの構成の一例を示す説明図である。
図2図2は、タブレット装置及び会計装置の外観の一例を示す分解斜視図である。
図3図3は、サーバ装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4図4は、会計装置状況テーブルのデータ構成を示す説明図である。
図5図5は、タブレット装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図6図6は、会計装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図7図7は、POSシステムの各装置が有する機能構成を示すブロック図である。
図8図8は、予約入力画像の一例を示す説明図である。
図9図9は、表示処理の一例を示すフローチャート図である。
図10図10は、予約処理の一例を示すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、サーバ装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、サーバ装置の一実施形態であって、その構成や仕様等を限定するものではない。本実施形態は、専門店等の店舗に導入された、サーバ装置への適用例である。
【0009】
図1は、本実施形態に係るPOS(Point Of Sales)システム1の構成の一例を示す説明図である。実施形態のPOSシステム1は、サーバ装置10と、複数のアクセスポイント20と、複数のタブレット装置30と、複数の会計装置40とを備える。なお、サーバ装置10は、複数台で構成されていてもよい。
【0010】
サーバ装置10と、アクセスポイント20と、会計装置40とは、ネットワークN1を介して、接続されている。ネットワークN1は、LAN(Local Area Network)ケーブル等の有線により各装置を接続している。また、アクセスポイント20と、タブレット装置30とは、ネットワークN2を介して、接続されている。ネットワークN2は、Wi−Fi(Wireless Fidelity)等の無線LANにより各装置を接続している。
【0011】
サーバ装置10は、POSシステム1が備える各装置の状況を管理するパーソナルコンピュータ等である。アクセスポイント20は、タブレット装置30と、ネットワークN1に接続された各装置との通信を中継する中継装置である。
【0012】
タブレット装置30は、専門店等の店員が使用する携帯端末である。タブレット装置30は、専門店の各商品の商品情報を表示する。従って、店員は、表示された商品情報を使用して顧客に商品の説明を行うことができる。また、タブレット装置30は、商品販売データ処理を実行することができる。更に詳しくは、タブレット装置30は、商品販売データ処理として販売対象の商品を登録する売上登録を実行する。また、タブレット装置30は、顧客から預かった貨幣の釣銭を算出する。
【0013】
会計装置40は、タブレット装置30から受信した会計に係る会計情報を使用して会計処理を実行する装置である。更に詳しくは、会計装置40は、一取引に係るレシートを印字する。または、会計装置40は、接続インタフェース405(図6参照)を介して接続されたドロワ50(図6参照)の開閉を制御する。
【0014】
タブレット装置30及び会計装置40は、後述するタブレット接続インタフェース35、41(図2参照)を介して、接続することができる。タブレット装置30及び会計装置40は、接続されることでPOS端末として機能する。ここで、図2は、タブレット装置30及び会計装置40の外観の一例を示す分解斜視図である。タブレット装置30は、表示部31と、タッチパネル32と、カードリーダライタ33と、固定部材穴34a、34bと、タブレット接続インタフェース35とを備える。会計装置40は、タブレット接続インタフェース41と、固定部材42a、42bと、シリンダー錠43と、固定部材スイッチ44と、レシート排出口45とを備える。
【0015】
表示部31は、例えば液晶表示装置(LCD)である。なお、表示部31は、液晶表示装置に限らず、有機EL表示装置等であってもよい。タッチパネル32は、表示部31上の操作(タッチ)された箇所を検知して、表示部31が表示している表示要素に応じた操作が入力されたものとして判断する。これにより、タッチパネル32は、表示部31が表示したキーが操作されたとして当該キーの操作を受け付ける。
【0016】
カードリーダライタ33は、クレジットカード等の決済に用いるカードの記憶媒体が記憶する情報の読み取り及び書き込みを実行する装置である。固定部材穴34a、34bは、タブレット装置30を会計装置40に固定する部材が挿入される穴である。タブレット接続インタフェース35は、タブレット装置30と会計装置40とを接続するタブレット装置30側のインタフェースである。
【0017】
タブレット接続インタフェース41は、タブレット装置30と会計装置40とを接続する会計装置40側のインタフェースである。固定部材42a、42bは、タブレット装置30を会計装置40に固定する部材である。シリンダー錠43は、タブレット装置30と会計装置40とを固定する固定部材42a、42bの動作を制限する。すなわち、シリンダー錠43は、シリンダーキーによって開錠されたことを条件に、固定部材42a、42bの動作を許可する。これにより、シリンダー錠43は、タブレット装置30の持ち去りを防止する。固定部材スイッチ44は、タブレット装置30と会計装置40とを固定する固定部材42a、42bを動かすスイッチである。固定部材スイッチ44は、シリンダー錠43が開錠されていることを条件に、固定部材42a、42bを動かす。レシート排出口45は、会計処理された商品の売上情報をプリンタ406が用紙に印字したレシートを排出する。
【0018】
次に、POSシステム1が有する各種機器の詳細について説明する。
【0019】
まず、サーバ装置10のハードウェア構成について説明する。図3は、サーバ装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。サーバ装置10は、制御部101、記憶部102、通信インタフェース103、入力部104、及び表示部105を備える。制御部101、記憶部102、通信インタフェース103、入力部104、及び表示部105は、システムバス106を介して相互に接続している。
【0020】
制御部101は、サーバ装置10の全体の動作を制御し、サーバ装置10が有する各種の機能を実現する。制御部101は、CPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)とを備える。CPUは、サーバ装置10の動作を統括的に制御する。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。CPUは、RAMをワークエリア(作業領域)としてROM又は記憶部102等に格納されたプログラムを実行する。
【0021】
記憶部102は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの記憶装置である。記憶部102は、制御プログラムPR1と、商品マスタM1と、会計装置状況テーブルT1と、地図情報D1とを記憶する。
【0022】
制御プログラムPR1は、オペレーティングシステムや、サーバ装置10が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。制御プログラムPR1には、本実施形態に係る特徴的な機能を発揮させるプログラムが含まれる。
【0023】
商品マスタM1は、各商品の情報を記憶したデータベースである。商品マスタM1は、商品コードと、商品名と、価格とを関連付けて記憶する。商品コードは、商品を識別可能な識別情報である。商品名は、商品の名称である。価格は、商品の価格である。
【0024】
地図情報D1は、POSシステム1を導入した店舗の売り場における会計装置40の各々の設置場所が示された地図の画像情報である。
【0025】
会計装置状況テーブルT1は、売り場に設置された会計装置40の各々の使用状況を記憶する。ここで、図4は、会計装置状況テーブルT1のデータ構成を示す説明図である。会計装置状況テーブルT1は、会計装置識別情報と、使用状況と、使用経過時間と、予約登録とを関連付けて記憶する。会計装置識別情報は、会計装置40を識別可能な識別情報である。使用状況は、会計装置40の状況を示す。具体的には、使用状況には、未使用、会計中、予約中、メンテ中等の会計装置40の状況が設定される。更に詳しくは、未使用は、会計装置40が使用されていないため直ちに使用可能であることを示す。会計中は、会計装置40が会計処理の実行中であることを示す。予約中は、会計装置40の使用を予約したタブレット装置30はあるが、未だ会計処理は開始されていない状態を示す。次の予約者が会計装置40の使用を開始するまでの間を示す。メンテ中は、会計装置40のメンテナンスが行われているため使用することができないことを示す。使用経過時間は、会計装置40の使用が開始されてからの経過時間を示す。予約登録は、会計装置40を予約したタブレット装置30を示す。
【0026】
図4に戻り、通信インタフェース103は、ネットワークN1と接続するためのインタフェースである。
【0027】
入力部104は、キーボードや、マウス等の入力装置である。入力部104は、サーバ装置10に対する操作を受け付ける。
【0028】
表示部105は、例えば、液晶表示装置(LCD)である。なお、表示部105は、液晶表示装置に限らず、有機EL表示装置等であってもよい。
【0029】
次に、タブレット装置30のハードウェア構成について説明する。図5は、タブレット装置30のハードウェア構成を示すブロック図である。タブレット装置30は、制御部301、記憶部302、通信インタフェース303、表示部31、タッチパネル32、カードリーダライタ33、及びタブレット接続インタフェース35を備える。制御部301、記憶部302、通信インタフェース303、表示部31、タッチパネル32、カードリーダライタ33、及びタブレット接続インタフェース35は、システムバス304を介して相互に接続している。
【0030】
制御部301は、タブレット装置30の全体の動作を制御し、タブレット装置30が有する各種の機能を実現する。制御部301は、CPUと、ROMと、RAMとを備える。CPUは、タブレット装置30の動作を統括的に制御する。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。CPUは、RAMをワークエリア(作業領域)としてROM又は記憶部302等に格納されたプログラムを実行する。
【0031】
記憶部302は、HDDやSSDなどの記憶装置である。記憶部302は、制御プログラムPR2と、商品マスタM1とを記憶する。制御プログラムPR2は、オペレーティングシステムや、タブレット装置30が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。制御プログラムPR2には、本実施形態に係る特徴的な機能を発揮させるプログラムが含まれる。商品マスタM1は、サーバ装置10から配信された商品マスタM1である。
【0032】
通信インタフェース303は、ネットワークN2と接続するためのインタフェースである。
【0033】
次に、会計装置40のハードウェア構成について説明する。図6は、会計装置40のハードウェア構成を示すブロック図である。会計装置40は、制御部401、記憶部402、第1通信インタフェース403、第2通信インタフェース404、接続インタフェース405、プリンタ406、及びタブレット接続インタフェース41を備える。制御部401、記憶部402、第1通信インタフェース403、第2通信インタフェース404、接続インタフェース405、プリンタ406、及びタブレット接続インタフェース41は、システムバス407を介して相互に接続している。
【0034】
制御部401は、会計装置40の全体の動作を制御し、会計装置40が有する各種の機能を実現する。制御部401は、CPUと、ROMと、RAMとを備える。CPUは、会計装置40の動作を統括的に制御する。ROMは、各種プログラムやデータを記憶する記憶媒体である。RAMは、各種プログラムを一時的に記憶したり、各種データを書き換えたりする記憶媒体である。CPUは、RAMをワークエリア(作業領域)としてROM又は記憶部402等に格納されたプログラムを実行する。
【0035】
記憶部402は、HDDやSSDなどの記憶装置である。記憶部402は、制御プログラムPR3を記憶する。制御プログラムPR3は、オペレーティングシステムや、会計装置40が備えている機能を発揮させるためのプログラムである。制御プログラムPR3には、本実施形態に係る特徴的な機能を発揮させるプログラムが含まれる。
【0036】
第1通信インタフェース403は、ネットワークN1と接続するためのインタフェースである。第2通信インタフェース404は、ネットワークN2と接続するためのインタフェースである。
【0037】
接続インタフェース405は、外部機器と接続するインタフェースである。接続インタフェース405は、例えば、ドロワ50を接続することができる。または、接続インタフェース405は、釣銭を自動的に排出する自動釣銭機を接続してもよい。または、接続インタフェース405は、商品コードを読み取るハンドスキャナを接続してもよい。
【0038】
プリンタ406は、レシートやジャーナル等を印字する印字装置である。
【0039】
次に、POSシステム1の各装置が有する特徴的な機能について説明する。ここで、図7は、POSシステム1の各装置が有する機能構成を示すブロック図である。
【0040】
まず、会計装置40の機能構成について説明する。制御部401のCPUは、記憶部402の制御プログラムPR3をRAMに展開し、制御プログラムPR3に従って動作することで、図7に示す各機能部をRAM上に生成する。具体的には、制御部401は、機能部として、通信制御部4001と、状況監視部4002と、会計処理部4003とを備える。
【0041】
通信制御部4001は、第1通信インタフェース403及び第2通信インタフェース404を制御して、サーバ装置10及びタブレット装置30と通信する。
【0042】
状況監視部4002は、会計装置40自身の使用状況を監視する。更に詳しくは、状況監視部4002は、所定期間が経過するごとに、自身の使用状況を示す使用状況情報を生成する。使用状況情報は、自身の会計装置識別情報と、自身の使用状況と、自身の使用経過時間とを有する情報である。会計装置識別情報は、会計装置40を識別可能な識別情報である。使用状況は、予約中、会計中、未使用、メンテ中等の会計装置40の状況を示す情報である。使用経過時間は、会計装置40自身の使用が開始されてからの経過時間を示す情報である。通信制御部4001は、状況監視部4002が生成した使用状況情報をサーバ装置10に送信する。
【0043】
会計処理部4003は、タブレット装置30から受信した会計に係る会計情報を使用して会計処理を実行する。会計処理とは、例えば、タブレット装置30の売上登録における合計金額に対する現金支払いによる釣り銭がある場合に、ドロワ50の開放を制御する処理である。または、会計処理とは、プリンタ406にレシートを印刷させる処理である。
【0044】
次に、サーバ装置10の機能構成について説明する。制御部101のCPUは、記憶部102の制御プログラムPR1をRAMに展開し、制御プログラムPR1に従って動作することで、図7に示す各機能部をRAM上に生成する。具体的には、制御部101は、機能部として、通信制御部1001と、状況管理部1002と、予測順位算出部1003と、画像情報生成部1004と、予約管理部1005とを備える。
【0045】
通信制御部1001は、通信インタフェース103を制御して、タブレット装置30及び会計装置40と通信する。
【0046】
状況管理部1002は、POSシステム1が有する会計装置40の使用状況を管理する。更に詳しくは、第1受信手段である通信制御部1001は、会計装置40の各々の使用状況を示す使用状況情報を受信する。状況管理部1002は、通信制御部1001が使用状況情報を受信したことを条件に、使用状況情報に含まれる情報を会計装置状況テーブルT1に記憶させる。すなわち、状況管理部1002は、会計装置状況テーブルT1において、使用状況情報の会計装置識別情報と同一の会計装置識別情報に関連付けられた使用状況及び使用経過時間を、受信した使用状況情報の使用状況及び使用経過時間に更新する。
【0047】
予測順位算出部1003は、会計装置40の各々の早期に使用可能となる予測順位を算出する。すなわち、予測順位算出部1003は、会計装置状況テーブルT1に基づいて、会計処理を早期に開始することが可能な会計装置40の予測順位を算出する。予測順位算出部1003は、使用状況が未使用等の即時に使用可能な会計装置40は予測順位を第1位に設定する。予測順位算出部1003は、即時の使用は不可能な会計装置40は使用可能となるまでの予測時間に基づいて、予測順位を設定する。予測順位算出部1003は、一回あたりの使用時間と、会計装置状況テーブルT1の使用経過時間と、予約登録の予約件数とに基づいて、即時の使用は不可能な会計装置40が使用可能となるまでの予測時間を算出する。予測順位算出部1003は、例えば、一回あたりの使用時間が100秒、使用経過時間が60秒、予約登録の予約件数が2件である場合に、予測時間を240秒と算出する。予測順位算出部1003は、予測時間が短い会計装置40の予測順位を高く設定する。
【0048】
画像情報生成部1004は、タブレット装置30の表示部31に表示させる各種画像情報を生成する。画像情報生成部1004は、該当するタブレット装置30に向けて通信制御部1001に画像情報を送信させる。ここで、画像情報とは、会計装置40の各々の使用状況と、会計装置40の各々の設置場所とを有する画像の情報である。具体的には、生成手段である画像情報生成部1004は、画像情報として、予約入力画像における、メッセージ画像と、売り場地図画像とを生成する。ここで、図8は、予約入力画像G1の一例を示す説明図である。予約入力画像G1は、会計処理に使用する会計装置40を予約する画面である。予約入力画像G1は、メッセージ画像G10と、売り場地図画像G20と、自己位置画像G30とを有する。自己位置画像G30は、後述する表示制御部3003が生成する。
【0049】
メッセージ画像G10は、予約の入力を促すメッセージを表示した画像である。図8に示すメッセージ画像G10は、「予約する会計装置のボタンを押してください」とのメッセージを表示した画像である。
【0050】
売り場地図画像G20は、売り場に設置された会計装置40の各々の使用状況と、会計装置40の各々の設置場所が示された地図とを有する画像情報である。画像情報生成部1004は、会計装置状況テーブルT1に記憶された会計装置40の各々の使用状況と、地図情報D1とを用いて売り場地図画像G20を生成する。売り場地図画像G20は、会計装置ボタンG21a、G21b、G21c、G21d、G21eと、使用状況画像G22a、G22b、G22c、G22d、G22eとを備える。会計装置ボタンG21a、G21b、G21c、G21d、G21eは、売り場地図画像G20が表示している店舗の売り場に設置された会計装置40の使用の予約を入力するボタン画像である。使用状況画像G22a、G22b、G22c、G22d、G22eは、売り場地図画像G20が表示している店舗の売り場に設置された会計装置40の各々の使用状況を表示した画像である。更に詳しくは、画像情報生成部1004は、使用状況画像G22a、G22b、G22c、G22d、G22eごとに、使用状況と、使用経過時間と、残予約と、予測順位とを備える。使用状況は、会計装置状況テーブルT1の使用状況を示す。使用経過時間は、会計装置状況テーブルT1の使用経過時間を示す。残予約は、会計装置状況テーブルT1の予約登録における会計装置40の残りの予約件数を示す。予測順位は、予測順位算出部1003が算出した予測順位を示す。送信手段である通信制御部1001は、予約入力画像G1を表示するタブレット装置30に画像情報生成部1004が生成した画像情報を送信する。画像情報生成部1004は、会計装置40の各々の設置場所が示された地図に、使用状況画像G22a、G22b、G22c、G22d、G22eを重畳させることで、操作者が直観的に使用状況を把握することができるようにしている。
【0051】
予約管理部1005は、使用される会計装置40の予約を管理する。具体的には、第2受信手段である通信制御部1001は、タブレット装置30が前記会計処理に使用する会計装置40の予約に係る予約情報を受信する。ここで、予約情報とは、会計装置40を予約する情報である。予約情報は、予約対象の会計装置40の会計装置識別情報と、予約するタブレット装置30を識別可能な識別情報とを有する。予約管理部1005は、通信制御部1001が予約情報を受信したことを条件に、会計装置状況テーブルT1の予約登録に予約するタブレット装置30を登録する。
【0052】
予約管理部1005は、予約したタブレット装置30が会計装置40を使用する順番が回ってきたことを条件に、該当するタブレット装置30に向けて通信制御部1001に使用可能通知を送信させる。ここで、使用可能通知とは、予約していた会計装置40が使用可能となったことをタブレット装置30に通知する情報である。
【0053】
予約管理部1005は、通信制御部1001が使用完了通知を受信したことを条件に、会計装置状況テーブルT1の予約登録から該当するタブレット装置30の予約を削除する。ここで、使用完了通知とは、会計装置40の使用が完了したことを示す通知である。使用完了通知は、会計装置40の会計装置識別情報と、会計装置40を使用していたタブレット装置30を識別可能な識別情報とを有する。
【0054】
次に、タブレット装置30の機能構成について説明する。制御部301のCPUは、記憶部302の制御プログラムPR2をRAMに展開し、制御プログラムPR2に従って動作することで、図7に示す各機能部をRAM上に生成する。具体的には、制御部301は、機能部として、通信制御部3001と、自己位置測位部3002と、表示制御部3003と、モード制御部3004と、入力制御部3005とを備える。
【0055】
通信制御部3001は、通信インタフェース303を制御して、サーバ装置10及び会計装置40と通信する。
【0056】
自己位置測位部3002は、タブレット装置30自身の位置を測位する。自己位置測位部3002は、アクセスポイント20から送信されたWi−Fiのネットワーク検出に用いられるビーコン信号の電波強度に基づいて、アクセスポイント20との距離を推定してタブレット装置30自身の位置を測位する。または、自己位置測位部3002は、GPS(Global Positioning System)等を利用してタブレット装置30自身の位置を測位してもよい。なお、自己位置測位部3002のタブレット装置30自身の位置の測位方法は一例であって如何なる方法で測位してもよい。
【0057】
表示制御部3003は、表示部31を制御して各種画面を表示させる。例えば、表示制御部3003は、表示部31に予約入力画像G1を表示させる。表示制御部3003は、予約入力画像G1として、サーバ装置10から送信された画像情報に含まれるメッセージ画像G10と、売り場地図画像G20と、自己位置画像G30を重畳して表示させる。ここで、自己位置画像G30は、自己位置測位部3002が測位したタブレット装置30自身の位置を示すマークである。表示制御部3003は、売り場地図画像G20に自己位置画像G30を重畳して表示させる。
【0058】
モード制御部3004は、タブレット装置30のモードを制御する。ここで、POSシステム1は、一台の会計装置40を複数のタブレット装置30が同タイミングで使用してしまう競合を防止する必要がある。そこで、モード制御部3004は、モードを切り替えることで競合が発生することを防止する。具体的には、モード制御部3004は、タブレット装置30の会計モードと、接客モードとの切り替えを制御する。会計モードは、会計装置40に会計処理を実行させる会計情報を送信可能なモードである。ここで、会計情報には、会計装置40にドロワ50の開放を要求する信号や、プリンタ406に印字させるレシートの印字内容等が含まれる。接客モードとは、商品マスタM1等を表示して接客するモードである。接客モードは、会計装置40に会計情報を送信することはできないモードである。モード制御部3004は、通信制御部3001がサーバ装置10から使用可能通知を受信したことを条件に、会計モードに設定する。モード制御部3004は、通信制御部3001がタブレット装置30から会計完了通知を受信したことを条件に、接客モードに設定する。
【0059】
入力制御部3005は、タッチパネル32を制御して、各種操作を受け付ける。例えば、入力制御部3005は、予約入力画像G1を表示させる操作を受け付ける。または、入力制御部3005は、会計装置40に会計情報を送信させる操作を受け付ける。なお、入力制御部3005は、会計モードに設定されていることを条件に、会計装置40に会計情報を送信させる操作を受け付ける。すなわち、入力制御部3005は、接客モードに設定されていることを条件に、会計装置40に会計情報を送信させる操作は受け付けない。
【0060】
次に、POSシステム1の各装置が実行する表示処理について説明する。ここで、図9は、実施形態のPOSシステム1の各装置が実行する表示処理の一例を示すフローチャート図である。
【0061】
まず、会計装置40の状況監視部4002は、予め定められた所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS11)。所定時間が経過していないことを条件に(ステップS11;No)、会計装置40の状況監視部4002は、所定時間の経過を待機する。
【0062】
一方、所定時間が経過したことを条件に(ステップS11;Yes)、会計装置40の状況監視部4002は、使用状況情報を生成する(ステップS12)。次いで、会計装置40の通信制御部4001は、生成した使用状況情報を送信する(ステップS13)。
【0063】
次いで、サーバ装置10の通信制御部1001は、使用状況情報を受信する(ステップS21)。次いで、サーバ装置10の状況管理部1002は、受信した使用状況情報を会計装置状況テーブルT1に登録する(ステップS22)。
【0064】
次いで、タブレット装置30の入力制御部3005は、予約入力画像G1を表示させる操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS31)。操作を受け付けていないことを条件に(ステップS31;No)、タブレット装置30の入力制御部3005は、操作の受け付けを待機する。一方、操作を受け付けたことを条件に(ステップS31;Yes)、タブレット装置30の通信制御部3001は、サーバ装置10に画像情報の送信要求を送信する(ステップS32)。
【0065】
次いで、サーバ装置10の通信制御部1001は、画像情報の送信要求を受信する(ステップS23)。次いで、サーバ装置10の予測順位算出部1003は、会計装置状況テーブルT1に基づいて、会計装置40ごとに顧客を案内する予測順位を算出する(ステップS24)。次いで、サーバ装置10の画像情報生成部1004は、画像情報を生成する(ステップS25)。次いで、サーバ装置10の通信制御部1001は、生成した画像情報を送信する(ステップS26)。
【0066】
次いで、タブレット装置30の通信制御部3001は、画像情報を受信する(ステップS33)。次いで、タブレット装置30の自己位置測位部3002は、自己の位置を測位する(ステップS34)。次いで、タブレット装置30の表示制御部3003は、予約入力画像G1を表示させる(ステップS35)。
【0067】
以上により、POSシステム1の各装置は、表示処理を終了する。
【0068】
次に、POSシステム1の各装置が実行する予約処理について説明する。ここで、図10は、実施形態のPOSシステム1の各装置が実行する予約処理の一例を示すフローチャート図である。
【0069】
まず、タブレット装置30の入力制御部3005は、会計装置40を予約する操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS41)。操作を受け付けていないことを条件に(ステップS41;No)、タブレット装置30の入力制御部3005は、操作の受け付けを待機する。一方、操作を受け付けたことを条件に(ステップS41;Yes)、タブレット装置30の通信制御部3001は、予約情報を送信する(ステップS42)。
【0070】
次いで、サーバ装置10の通信制御部1001は、予約情報を受信する(ステップS51)。次いで、サーバ装置10の予約管理部1005は、会計装置状況テーブルT1の予約登録に予約を登録する(ステップS52)。
【0071】
次いで、サーバ装置10の予約管理部1005は、予約したタブレット装置30の順番が回ってきたか否かを判定する(ステップS53)。予約したタブレット装置30の順番が回ってきていないことを条件に(ステップS53;No)、サーバ装置10の通信制御部1001は、使用可能通知の送信を待機する。一方、予約したタブレット装置30の順番が回ってきたことを条件に(ステップS53;Yes)、サーバ装置10の通信制御部1001は、使用可能通知を送信する(ステップS54)。
【0072】
次いで、タブレット装置30の通信制御部3001は、使用可能通知を受信する(ステップS43)。次いで、タブレット装置30のモード制御部3004は、会計モードに設定する(ステップS44)。次いで、タブレット装置30の通信制御部3001は、会計装置40に会計情報を送信させる操作に応じて会計情報を送信する(ステップS45)。なお、会計情報を送信する要因は、操作を検知した場合に限らない。例えば、タブレット装置30は、タブレット装置30のタブレット接続インタフェース35と、会計装置40のタブレット接続インタフェース41とが接続されたことを要因にして会計情報を送信してもよい。この場合には、タブレット装置30は、通信インタフェース303を介して会計情報を送信してもよいし、タブレット接続インタフェース35を介して会計情報を送信してもよい。または、タブレット装置30は、使用可能通知を受信していることを条件として、会計装置40との距離が所定の距離以下となったことを要因にして会計情報を送信してもよい。
【0073】
次いで、会計装置40の通信制御部4001は、会計情報を受信する(ステップS61)。次いで、会計装置40の会計処理部4003は、会計情報に係る会計処理を実行する(ステップS62)。次いで、会計装置40の会計処理部4003は、会計処理が完了したか否かを判定する(ステップS63)。会計処理が完了していないことを条件に(ステップS63;No)、会計装置40の会計処理部4003は、ステップS61に移行する。一方、会計処理が完了したことを条件に(ステップS63;Yes)、会計装置40の通信制御部4001は、会計完了通知を送信する(ステップS64)。
【0074】
次いで、タブレット装置30の通信制御部3001は、会計完了通知を受信する(ステップS46)。次いで、タブレット装置30のモード制御部3004は、接客モードに設定する(ステップS47)。次いで、タブレット装置30の通信制御部3001は、使用完了通知を送信する(ステップS48)。
【0075】
次いで、サーバ装置10の通信制御部1001は、使用完了通知を受信する(ステップS55)。次いで、サーバ装置10の予約管理部1005は、使用完了通知に該当する予約を会計装置状況テーブルT1の予約登録から削除する(ステップS56)。
【0076】
以上により、POSシステム1の各装置は、予約処理を終了する。
【0077】
以上のように、実施形態に係るPOSシステム1のサーバ装置10においては、通信制御部1001は、タブレット装置30から受信した会計に係る会計情報を使用して会計処理を実行する会計装置40の各々から使用状況情報を受信する。状況管理部1002は、使用状況情報に含まれる情報を会計装置状況テーブルT1に記憶させる。画像情報生成部1004は、タブレット装置30から予約入力画像G1に含まれるメッセージ画像G10と売り場地図画像G20との送信要求を受信した場合に、画像情報を生成する。通信制御部1001は、画像情報生成部1004が生成した画像情報をタブレット装置30に送信する。従って、実施形態に係るサーバ装置10は、早期に使用可能な会計装置40を通知することができる。タブレット装置30は、売り場における会計装置40の各々の設置場所が示された地図の画像と、会計装置40の各々の使用状況が示された予約入力画像G1を表示させる。よって、店員は、早期に会計処理を開始することが可能な会計装置40に顧客を案内することができる。
【0078】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【0079】
上述の実施形態において、画像情報生成部1004は、予約入力画像G1として、会計装置40が設置された売り場の地図を表示すると説明した。しかし、画像情報生成部1004は、会計装置40が設置された売り場の地図に限らず、会計装置40が設置された場所の一覧表を表示してもよい。
【0080】
上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らないものとする。例えば、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0081】
また、上記実施形態や変形例の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
【符号の説明】
【0082】
10 サーバ装置
1001 通信制御部
1002 状況管理部
1003 予測順位算出部
1004 画像情報生成部
1005 予約管理部
【先行技術文献】
【特許文献】
【0083】
【特許文献1】特開2013−246785号公報
図1
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図6
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図10