(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6685738
(24)【登録日】2020年4月3日
(45)【発行日】2020年4月22日
(54)【発明の名称】発光装置
(51)【国際特許分類】
H01L 33/50 20100101AFI20200413BHJP
【FI】
H01L33/50
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-11214(P2016-11214)
(22)【出願日】2016年1月25日
(65)【公開番号】特開2017-135130(P2017-135130A)
(43)【公開日】2017年8月3日
【審査請求日】2018年11月14日
(73)【特許権者】
【識別番号】000143031
【氏名又は名称】コーデンシ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100074332
【弁理士】
【氏名又は名称】藤本 昇
(74)【代理人】
【識別番号】100114432
【弁理士】
【氏名又は名称】中谷 寛昭
(74)【代理人】
【識別番号】100138416
【弁理士】
【氏名又は名称】北田 明
(72)【発明者】
【氏名】増成 優介
【審査官】
高椋 健司
(56)【参考文献】
【文献】
登録実用新案第3118702(JP,U)
【文献】
特開2015−072838(JP,A)
【文献】
特開2004−071726(JP,A)
【文献】
特開2013−183057(JP,A)
【文献】
特表2012−524414(JP,A)
【文献】
特開2013−182898(JP,A)
【文献】
特開2014−053579(JP,A)
【文献】
特開2013−098416(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2013/0146921(US,A1)
【文献】
独国特許出願公開第102004047727(DE,A1)
【文献】
特開2013−232484(JP,A)
【文献】
特開2015−022989(JP,A)
【文献】
特開2011−096740(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 33/00−33/64
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
可視光域の発光波長を出力し、かつ、光の角度分布である配光特性が異なる複数種類の発光素子と、該発光素子を封止し、かつ、該発光素子から放射された光によって励起されて発光素子の発光色とは異なる色の光を放射するための単色又は複数色の蛍光体を含有した透光性材料でなる同一の封止樹脂と、を備え、
前記複数種類の発光素子は、光の角度分布が広い第1発光素子と、光の角度分布が狭い第2発光素子とを含み、前記封止樹脂の表面から前記第2発光素子の照射面までの距離が、前記封止樹脂の表面から前記第1発光素子の照射面までの距離よりも短いことを特徴とする発光装置。
【請求項2】
前記発光波長は、380nm〜470nmの範囲にピーク波長を有し、前記蛍光体は、前記発光素子から放射された光を白色光に変換する蛍光体で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光素子が封止樹脂により封止されている発光装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、発光素子を備えた発光装置は、照明器具や液晶ディスプレイの光源として広く用いられている。前記発光装置は、具体的には、青色の光を発光する発光素子に波長変換材料である複数色(例えば赤色と緑色)の蛍光体を含有した封止樹脂で封止して、白色光を発光するようにしたものである。このような発光装置で照明器具を構成しても、白色光の色合いが同一であるため、色合いの調整を行うことができない。近年において、例えば季節に応じて色合いを変えて演出を変えることができる発光装置が求められている。
【0003】
そこで、青色を発光する発光素子を基板のX方向に所定間隔を置いて多数直列に実装し、この発光素子群をY方向に多数列となるように配置している。そして、Y方向における1列目と2列目の発光素子群を電球色の発光となるような蛍光体を含有した第1封止樹脂で封止し、Y方向の3列目と4列目を昼白色の発光となるような蛍光体を含有した第2封止樹脂で封止し、これを交互に繰り返すことにより構成して、2種類の色合いを発光する発光素子群を多数備えている。これら発光素子群の一部を発光し、他の発光素子群を消灯する、あるいは全ての発光素子群を点灯する等、発光パターンを変更することで、色合いを変化させることができるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2014−49504号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1の発光装置では、2種類の封止樹脂を交互に封止しなければならないため、互いの封止樹脂間にも隙間が必要になり、発光装置全体が大きくなるという不都合がある。
【0006】
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、小型化を図ることができる発光装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の発光装置は、前述の課題解決のために、可視光域の発光波長を出力し、かつ、光の角度分布である配光特性が異なる複数種類の発光素子と、該発光素子を封止し、かつ、該発光素子から放射された光によって励起されて発光素子の発光色とは異なる色の光を放射するための単色又は複数色の蛍光体を含有した透光性材料でなる
同一の封止樹脂と、を備え
、前記複数種類の発光素子は、光の角度分布が広い第1発光素子と、光の角度分布が狭い第2発光素子とを含み、前記封止樹脂の表面から前記第2発光素子の照射面までの距離が、前記封止樹脂の表面から前記第1発光素子の照射面までの距離よりも短いことを特徴としている。
【0008】
上記構成によれば、光の角度分布である配光特性が異なる複数種類の発光素子を備えることによって、同一の封止樹脂であっても、配光特性が異なる一方の発光素子から封止樹脂に含有されている蛍光体に当たる光の量と、配光特性が異なる他方の発光素子から封止樹脂に含有されている蛍光体に当たる光の量とが異なる。このことから、同一の封止樹脂で封止されている一方の発光素子から発光する光の色合いと他方の発光素子から発光する光の色合いを、異ならせることができる。ここでいう配光特性が異なるとは、光の角度分布が広い範囲の配光特性と、光の角度分布が狭い範囲の配光特性とをいう。従って、配光特性が異なる複数種類の発光素子を同一の封止樹脂で封止するだけで、色合いの異なる光を発光することができる発光装置を構成することができる。
【0009】
また、本発明の発光装置は、前記発光波長は、380nm〜470nmの範囲にピーク波長を有し、前記蛍光体は、前記発光素子から放射された光を白色光に変換する蛍光体で構成されていてもよい。
【0010】
上記のように、発光素子から放射された光を蛍光体で白色光に変換することによって、一方の発光素子から発光する白色光の色合いと他方の発光素子から発光する白色光の色合いを、異ならせることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、配光特性が異なる複数種類の発光素子を備えることによって、同一の封止樹脂であっても、光の色合いを変化させることができるので、小型化を図ることができる発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の発光装置の第1実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は縦断面図、(c)は右側の発光素子を発光させた状態を示す縦断面図、(d)は左側の発光素子を発光させた状態を示す縦断面図である。
【
図2】同発光装置の発光スペクトルを示すグラフである。
【
図3】本発明の発光装置の第2実施形態を示し、(a)は縦断面図、(b)は右側の発光素子を発光させた状態を示す縦断面図、(c)は左側の発光素子を発光させた状態を示す縦断面図である。
【
図4】同発光装置の発光スペクトルを示すグラフである。
【
図5】本発明の発光装置の第3実施形態を示し、(a)は縦断面図、(b)は右側の発光素子を発光させた状態を示す縦断面図、(c)は左側の発光素子を発光させた状態を示す縦断面図である。
【
図6】同発光装置の発光スペクトルを示すグラフである。
【
図7】本発明の発光装置の第4実施形態を示し、(a)は縦断面図、(b)は右側の発光素子を発光させた状態を示す縦断面図、(c)は左側の発光素子を発光させた状態を示す縦断面図である。
【
図8】白色以外の光を発する他の構成の発光装置の発光スペクトルを示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
<第1実施形態>
図1(a),(b),(c),(d)は、発光装置の一例である発光ダイオード1を示している。この発光ダイオード1は、凹部2が形成されたパッケージ3と、前記凹部2を構成する底面となる後述する基板10の上面4に搭載した2つの発光素子5,6と、2つの発光素子5,6を封止するための透光性材料でなる封止樹脂(例えばシリコーン樹脂又はエポキシ樹脂)7とを備えている。ここでは、2つの発光素子5,6を凹部2内に備えた場合を示しているが、3つあるいは4つ以上の発光素子を備えて実施することもできる。前記各発光素子5又は6の正極と負極が凹部2に設けられた正電極と負電極にそれぞれボンディングワイヤ8を介して接続されている。
【0016】
凹部2は、底面4と底面4の外周縁から上方の開口まで立ち上げられるとともに開口側ほど外拡がりとなるテーパー面を有する周側壁9とからなり、前記底面4をガラスエポキシ樹脂製基板でなる平面視が略正方形状(長方形や円形あるいは多角形などであってもよい)の平板部材10にて構成し、又、前記周側壁9は、ガラスエポキシ樹脂製基板を上下方向に多数積層してなる平面視が正方形(長方形や円形あるいは多角形などであってもよい)の直方体の中心に貫通孔を開けることにより構成され、このように構成された周側壁9を前記基板10上に載置させて両者を一体化することにより前記パッケージ3を構成している。従って、周側壁9が、発光素子5,6の周囲を取り囲んで発光素子5,6からの光を上方の開口の前方へ集光させることができるリフレクターとして機能するように構成されている。尚、前記パッケージ3は、前記のようにガラスエポキシ樹脂製基板を多数積層して作製することに限らず、発光素子が搭載されるパッド部と、パッド部に搭載される発光素子と電気的に接続されるリード部とを有するリードフレームを樹脂でモールドすることによって、作製してもよい。
【0017】
2つの発光素子5,6は、発光波長が380nm〜470nmの範囲にピーク波長を有する発光素子、具体的には青色波長(紫色も含む波長)を出力し、かつ、光の角度分布である配光特性が異なる発光素子から構成されている。具体的には、
図1(a)〜(d)の左側に位置する一方の発光素子5は、光を照射する発光層を搭載するベースとして無色透明なサファイアが用いられており、発光層から発光される光が無色透明なサファイアの周側面を通して透過するため、
図1(d)に示す発光状態では、180度(この角度は、製造される発光素子5によって決定され、180度に限定されるものではない)を越える角度まで光を発光する。このことから、光の角度分布が広い第1発光素子5を構成している。また、
図1(a)〜(d)の右側に位置する他方の発光素子6は、光を照射する発光層を搭載するベースにシリコン(Si)が用いられており、発光層から発光される光がシリコンを透過できないため、
図1(c)の発光状態では、100度前後(この角度は、製造される発光素子6によって決定され、100度前後に限定されるものではない)の角度しか光を発光しない。このことから、光の角度分布が第1発光素子5よりも狭い第2発光素子6を構成している。
【0018】
封止樹脂7には、発光素子5,6から放射された光によって励起されて発光素子の発光色とは異なる色の光を放射して白色光を発光するための複数色の蛍光体を含有している。ここでは、赤色と緑色の蛍光体又は黄色と赤色の蛍光体を用いることによって、封止樹脂7から放射された光が白色光を発光するようにしている。調色する(所望の色の光を得る)ために、2種類の色の蛍光体を用いているが、1種類の色の蛍光体又は3種類以上の蛍光体を用いてもよい。
【0019】
前述のように、光の角度分布である配光特性が異なる複数種類(ここでは2種類)の発光素子5,6を備えることによって、同一の封止樹脂7であっても、第1発光素子5から封止樹脂7に含有されている蛍光体に当たる光の量と、第2発光素子6から封止樹脂7に含有されている蛍光体に当たる光の量とが異なる。ここでは、第2発光素子6からの光が蛍光体に当たる光の量が、第1発光素子5からの光が蛍光体に当たる光の量よりも少ない。このことから、同一の封止樹脂7で封止されている第1発光素子5からの白色光の色合いと第2発光素子6から発光する白色光の色合いを、異ならせることができる。
【0020】
図2に、
図1で示した2つの発光素子5,6から発した光が蛍光体により変換された後の光の発光スペクトルを示している。実線で示す発光スペクトルが、第1発光素子5からのものであり、点線で示す発光スペクトルが、第2発光素子6からのものである。
図2では、600nm近傍の波長帯の強度に対し450nm近傍や510〜580nm間の波長帯でスペクトル形状に明らかな差があり、色合いに差が出来る事が分かる。
【0021】
<第2実施形態>
第1実施形態では、封止樹脂7の表面7Aから第1発光素子5の照射面5Aまでの距離H1と、封止樹脂7の表面7Aから第2発光素子6の照射面6Aまでの距離H2とを同一にしたが、
図3(a),(b),(c)に示すように、封止樹脂7の表面7Aから第2発光素子6の照射面6Aまでの距離H2が、封止樹脂7の表面7Aから第1発光素子5の照射面5Aまでの距離H1よりも短くなるようにしている。換言すれば、基板10の上面(前記底面4)から第2発光素子6の照射面6Aまでの高さが、基板10の上面(前記底面4)から第1発光素子5の照射面5Aまでの高さよりも高くしている。つまり、第2発光素子6自体の上下方向の寸法(高さ)を、第1発光素子5自体の上下方向の寸法(高さ)よりも高く構成している。このように構成することによって、光の角度分布が狭い第2発光素子6から蛍光体に当たる光をより一層少なくすることができ、同一高さに構成したものに比べて、白色の色合いの変化を大きくすることができる。
【0022】
図4に、
図3で示した2つの発光素子5,6から発した光が蛍光体により変換された後の光の発光スペクトルを示している。実線で示す発光スペクトルが、第1発光素子5からのものであり、点線で示す発光スペクトルが、第2発光素子6からのものである。
図4では、第1発光素子5は600nm近傍で最大ピークを示すのに対し第2発光素子6は450nm近傍で最大ピークを示している。このことは、発光素子の寸法を高くし第2発光素子6から蛍光体に当たる光を少なくした事により、光源波長域の光が蛍光体に吸収される量及び蛍光体からの光の強度が減少し、第2発光素子6の発光波長450nm近傍での強度が600nm近傍の蛍光体の発光波長よりも相対的に強くなった事を示している。また、510〜580nm間の波長帯についても、第1発光素子5と第2発光素子6とでは明らかにスペクトル形状が異なり、600nm近傍のピーク強度との相対強度も異なる。その結果、スペクトル形状により大きな差を出す事が出来、色合いにより差を出す事ができる。
【0023】
<第3実施形態>
図3(a),(b),(c)では、第2発光素子6自体の上下方向の寸法(高さ)を、第1発光素子5自体の上下方向の寸法(高さ)よりも高く構成したが、
図5(a),(b),(c)に示すように、第2発光素子6自体の上下方向の寸法(高さ)と、第1発光素子5自体の上下方向の寸法(高さ)とは同一にしておき(ここでは、同一の寸法にしているが、異なる場合もある)、第2発光素子6を載置する基板10の上面4のうちの一部分の上面4Aを、他の部分の上面4よりも高くしている。このようにすることによって、封止樹脂7の表面7Aから第2発光素子6の照射面6Aまでの距離H2が、封止樹脂7の表面から第1発光素子5の照射面5Aまでの距離H1よりも短くなるようにしている。
【0024】
図6に、
図5で示した2つの発光素子5,6から発した光が蛍光体により変換された後の光の発光スペクトルを示している。実線で示す発光スペクトルが、第1発光素子5からのものであり、点線で示す発光スペクトルが、第2発光素子6からのものである。
図6では、第1発光素子5は600nm近傍で最大ピークを持つのに対し第2発光素子6は450nm近傍で最大ピークを示している。このことは、第2発光素子6から照射面までの距離を少なくした事により、光源波長域の光が蛍光体に吸収される量及び蛍光体からの光の強度が減少し、第2発光素子6の発光波長450nm近傍での強度が600nm近傍の蛍光体の発光波長よりも相対的に強くなった事を示している。その結果、スペクトル形状により大きな差を出す事が出来、色合いにより差を出す事ができる。
【0025】
前記構成した第1発光素子5と第2発光素子6とで構成される発光ダイオード1を、複数配設して発光素子群を構成して照明器具を作製し、発光素子群の一部を発光し、他の発光素子群を消灯する、あるいは全ての発光素子群を点灯する等、発光パターンを変更することで、色合いを変化させることができる。また、第1発光素子5及び第2発光素子6へ流す電流を制御することにより、2つの素子が放つ光の量の比率を変更することで調色することができる。
【0026】
<第4実施形態>
第1実施形態〜第3実施形態では、配光特性が異なる2種類の発光素子であるサファイヤベースの第1発光素子5とシリコンベースの第2発光素子6とから構成したが、
図7(a),(b),(c)では、同一の配光特性を有する2つのサファイヤベースの第2発光素子6,6を基板10上に搭載し、一方(図では右側)の第2発光素子6の外周に第2発光素子6の周方向から発光される光を遮光するための遮光板11を基板10上に設けることによって、他方(図では左側)の第1発光素子5と配光特性が異なる(具体的には、左側の第1発光素子5よりも光の角度分布が狭い)第2発光素子6を構成している。遮光板11は、その上端が第2発光素子6の照射面6Aよりも少し高く構成され、かつ、周方向に延びる円環状の部材からなっている。この遮光板11の高さを変更することによって、光の角度分布を調整することができる。
【0027】
尚、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0028】
前記実施形態では、配光特性が異なる2種類の発光素子5,6から発光ダイオード1を構成したが、配光特性が異なる3種類以上の発光素子から発光ダイオードを構成してもよいし、配光特性は、2種類の発光素子からなり、それらを3個以上適宜組み合わせたものから構成してもよい。
【0029】
また、前記実施形態では、発光素子5,6そのものが有する配光特性としたが、
図7(a),(b),(c)に示した遮光板11を用いる他、光を遮断する遮蔽塗料をベースに塗布する等によって、発光素子5,6から照射される光の一部を遮断することによって、配光特性を変更するようにしてもよい。
【0030】
また、前記実施形態では、発光装置として、発光ダイオード1を示したが、レーザーダイオード(LD)であってもよい。
【0031】
また、前記実施形態では、白色を発光する発光装置を構成したが、緑色、黄色、赤色等の原色を発光する発光装置を構成してもよいし、原色以外の色、例えばパステルカラー(中間色)を発光する発光装置を構成してもよい。例えば、2つの発光素子5,6から発した光が蛍光体により変換され、その変換された後の光がパステルカラー(中間色)である場合の発光スペクトルを
図8に示している。実線で示す発光スペクトルが、第1発光素子5からのものであり、点線で示す発光スペクトルが、第2発光素子6からのものである。第1発光素子5と第2発光素子6とでは、450nm近傍の波長帯でスペクトル形状に明らかな差があることから、パステルカラー(中間色)の様な色でも色合いに差を出す事が出来る事が分かる。
【符号の説明】
【0032】
1…発光ダイオード、2…凹部、3…パッケージ、4…底面(上面)、4A…一部分の上面、5…第1発光素子、5A…照射面、6…第2発光素子、6A…照射面、7…封止樹脂、7A…表面、8…ボンディングワイヤ、9…周側壁、10…基板(平板部材)、11…遮光板、H1,H2…距離