(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記画面に表示される複数の候補情報セットから、選定された少なくとも1つの候補情報セットを取得するステップは、具体的には、画面に表示される複数の候補情報セットから、選定された少なくとも1つの候補情報セットおよびその選定順序を取得し、
それに対応して、選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行うときには、それぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含み、前記選定された候補情報セットの数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満であり、かつ候補情報セットの選定順序に基づいて前記含まれた少なくとも1つの情報単位を配列して得られた結果が前記パスワードと同一であることを満たす場合に、パスワード検証に成功したと確定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
少なくとも1つの候補情報セット内の少なくとも一部の情報単位は、画面において位置が変化する動的モードで表示されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
所定時間内に前記候補情報セットの一部の情報単位のみを表示し、前記候補情報セット内のすべての情報単位は、順次サイクル表示されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
画面に表示される、それぞれが複数の情報単位を含む複数の候補情報セットから、選定された少なくとも1つの候補情報セットを取得することに用いられる取得モジュールと、
選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行って、パスワードの有するすべての情報単位がいずれもすべての選定された候補情報セットに含まれ、それぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含み、かつ前記選定された候補情報セットの個数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満であることを満たす場合に、パスワード検証に成功したと確定することに用いられる検証モジュールと、
パスワード検証に成功した場合に、端末機器のロックを解除することに用いられるロック解除モジュールとを含むことを特徴とする端末機器のパスワードロック解除装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、端末機器のパスワードロック解除方法、装置および端末機器を提供し、従来のパスワードロック解除方法において利便性が低いという課題を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る第1の態様によると、本発明は、画面に表示される、それぞれが複数の情報単位を含む複数の候補情報セットから、選定された少なくとも1つの候補情報セットを取得するステップと、選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行って、前記パスワードの有するすべての情報単位がいずれもすべての選定された候補情報セットに含まれ、それぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含み、かつ前記選定された候補情報セットの個数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満であることを満たす場合に、パスワード検証に成功したと確定するステップと、パスワード検証に成功すれば、前記端末機器のロックを解除するステップとを含む、端末機器のパスワードロック解除方法を提供する。
【0007】
好ましくは、前記画面に表示される複数の候補情報セットから、選定された少なくとも1つの候補情報セットを取得するステップは、具体的には、画面に表示される複数の候補情報セットから、選定された少なくとも1つの候補情報セットおよびその選定順序を取得するステップであり、それに対応して、選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行うときには、それぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含み、前記選定された候補情報セットの個数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満であり、かつ候補情報セットの選定順序に基づいて前記含まれた少なくとも1つの情報単位を配列して得られた結果が前記パスワードと同一であることを満たす場合に、パスワード検証に成功したと確定する。
【0008】
好ましくは、前記候補情報セット内の情報単位は、画面において位置が固定された静止モードで表示される。
【0009】
好ましくは、少なくとも1つの候補情報セット内の少なくとも一部の情報単位は、画面において位置が変化する動的モードで表示される。
【0010】
好ましくは、所定時間内に前記候補情報セットの一部の情報単位のみを表示し、前記候補情報セット内のすべての情報単位は、順次サイクル表示される。
【0011】
好ましくは、前記情報単位は、画面内の所定位置の点を幾何学的中心として回転表示される。
【0012】
好ましくは、すべての情報単位は、ランダムに移動する動画モードで表示される。
【0013】
好ましくは、候補情報セットが選定されるときには、情報単位は、位置が固定された静止モードに変換して表示される。
【0014】
好ましくは、各候補情報セット内の情報単位は、前記画面の特定表示領域に制限されて表示される。
【0015】
好ましくは、前記特定表示領域の形状は、円形、多角形または円弧形である。
【0016】
好ましくは、複数の候補情報セットの特定表示領域は、同心円、円形、格子または並列の幾何的関係をなして設置される。
【0017】
好ましくは、候補情報セットは、ユーザの選定指令に基づいて選定され、前記選定指令の入力源は、マイク、ジャイロスコープ、物理ボタン、タッチパネル、カメラ、赤外線センサ、振動センサのうちのいずれか1種類、または複数種類により提供される。
【0018】
好ましくは、前記選定指令は、タッチパネルにおけるユーザと候補情報セットとの接触に基づいてトリガーされる。
【0019】
好ましくは、前記接触は、スライド、クリックまたは押圧である。
【0020】
好ましくは、前記選定指令は、ユーザが入力した音声中のキーワードに基づいて、対応する候補情報セットにマッピングしてトリガーされる。
【0021】
好ましくは、前記情報単位は、文字、色、フォント、フォントサイズ、パターンおよび画像のうちのいずれか1種類、または任意の複数の情報要素の組み合わせである。
【0022】
好ましくは、各前記情報単位は、2種以上の前記情報要素を組み合わせている。
【0023】
好ましくは、前記情報単位は、具体的には、色と組み合わせられた文字であり、ディスプレイインターフェースに候補情報セットを表示するときには、当該色により当該文字を表示する。
【0024】
好ましくは、一部の候補情報セット内の情報単位の個数が他の候補情報セット内の情報単位の個数と異なるか、または、すべての候補情報セット内の情報単位の個数がいずれも異なる。
【0025】
好ましくは、前記選定された画面に表示される少なくとも1つの候補情報セットを取得するステップの前に、候補情報セット内の情報単位をランダムに設定するステップをさらに含む。
【0026】
好ましくは、前記候補情報セット内の情報単位をランダムに設定するステップは、具体的には、候補情報セット内の情報単位の個数をランダムに設定する。
【0027】
本発明に係る第2の態様によると、本発明は、それぞれが複数の情報単位を含む複数の候補情報セットを画面に表示するステップと、ユーザの連続タッチ指令を取得して、当該連続タッチ指令により選定された候補情報セットをするステップと、選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行うときに、前記パスワードの有するすべての情報単位がいずれもすべての選定された候補情報セットに含まれ、かつそれぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する1つの情報単位のみを含むことを満たす場合に、パスワード検証に成功したと確定するステップと、パスワード検証に成功すれば、前記端末機器のロックを解除するステップとを含む、端末機器のパスワードロック解除方法を提供する。
【0028】
本発明に係る第3の態様によると、本発明は、画面に表示される、それぞれが複数の情報単位を含む複数の候補情報セットから、選定された少なくとも1つの候補情報セットを取得することに用いられる取得モジュールと、選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行って、前記パスワードの有するすべての情報単位がいずれもすべての選定された候補情報セットに含まれ、それぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含み、かつ前記選定された候補情報セットの個数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満であることを満たす場合に、パスワード検証に成功したと確定することに用いられる検証モジュールと、パスワード検証に成功した場合に、前記端末機器のロックを解除することに用いられるロック解除モジュールとを含む、端末機器のパスワードロック解除装置を提供する。
【0029】
好ましくは、前記取得モジュールは、画面に表示される複数の候補情報セットから、選定された少なくとも1つの候補情報セットおよびその選定順序を取得することに用いられ、それに対応して、選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行うときには、それぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含み、前記選定された候補情報セットの個数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満であり、かつ候補情報セットの選定順序に基づいて前記含まれた少なくとも1つの情報単位を配列して得られた結果が前記パスワードと同一であることを満たす場合に、パスワード検証に成功したと確定する。
【0030】
好ましくは、前記候補情報セット内の情報単位は、画面において位置が固定された静止モードで表示される。
【0031】
好ましくは、少なくとも1つの候補情報セット内の少なくとも一部の情報単位は、画面において位置が変化する動的モードで表示される。
【0032】
好ましくは、所定時間内に前記候補情報セットの一部の情報単位のみを表示し、前記候補情報セット内のすべての情報単位は、順次サイクル表示される。
【0033】
好ましくは、前記情報単位は、画面内の所定位置の点を幾何学的中心として回転表示される。
【0034】
好ましくは、すべての情報単位は、ランダムに移動する動画モードで表示される。
【0035】
好ましくは、候補情報セットが選定されるときには、情報単位は、位置が固定された静止モードに変換して表示される。
【0036】
好ましくは、各候補情報セット内の情報単位は、前記画面の特定表示領域に制限されて表示される。
【0037】
好ましくは、前記特定表示領域の形状は、円形、多角形または円弧形である。
【0038】
好ましくは、複数の候補情報セットの特定表示領域は、同心円、円形、格子または並列の幾何的関係をなして設置される。
【0039】
好ましくは、候補情報セットは、ユーザの選定指令に基づいて選定され、前記選定指令の入力源は、マイク、ジャイロスコープ、物理ボタン、タッチパネル、カメラ、赤外線センサ、振動センサのうちのいずれか1種類、または複数種類により提供される。
【0040】
好ましくは、前記選定指令は、タッチパネルにおけるユーザと候補情報セットとの接触に基づいてトリガーされる。
【0041】
好ましくは、前記接触は、スライド、クリックまたは押圧である。
【0042】
好ましくは、前記選定指令は、ユーザが入力した音声中のキーワードに基づいて、対応する候補情報セットにマッピングしてトリガーされる。
【0043】
好ましくは、前記情報単位は、文字、色、フォント、フォントサイズ、パターンおよび画像のうちのいずれか1種類、または任意の複数の情報要素の組み合わせである。
【0044】
好ましくは、各前記情報単位は、2種以上の前記情報要素を組み合わせている。
【0045】
好ましくは、前記情報単位は、具体的には、色と組み合わせられた文字であり、ディスプレイインターフェースに候補情報セットを表示するときには、当該色により当該文字を表示する。
【0046】
好ましくは、一部の候補情報セット内の情報単位の個数が他の候補情報セット内の情報単位の個数と異なるか、または、すべての候補情報セット内の情報単位の個数がいずれも異なる。
【0047】
好ましくは、候補情報セット内の情報単位をランダムに設定することに用いられる設定モジュールをさらに含む。
【0048】
好ましくは、前記設定モジュールは、候補情報セット内の情報単位の個数をランダムに設定することに用いられる。
【0049】
本発明に係る第4の態様によると、本発明は、それぞれが複数の情報単位を含む複数の候補情報セットを画面に表示することに用いられる情報表示モジュールと、ユーザの連続タッチ指令を取得して、当該連続タッチ指令により選定された候補情報セットを決定することに用いられる指令取得モジュールと、選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行うときに、前記パスワードの有するすべての情報単位がいずれもすべての選定された候補情報セットに含まれ、かつそれぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する1つの情報単位のみを含むことを満たす場合に、パスワード検証に成功したと確定することに用いられるパスワード検証モジュールと、パスワード検証に成功した場合に、前記端末機器のロックを解除することに用いられる端末ロック解除モジュールとを含む、端末機器のパスワードロック解除装置を提供する。
【0050】
本発明に係る第5の態様によると、本発明は、上記の端末機器のパスワードロック解除方法を実行することに用いられ、メモリモジュールと、ディスプレイと、当該方法を実行するための制御モジュールとを含む端末機器を提供する。
【0051】
従来技術に対し、本発明の端末機器のパスワードロック解除方法、装置または端末機器によると、端末機器は、画面に表示される、それぞれが複数の情報単位を含む複数の候補情報から、選定された少なくとも1つの候補情報セットを取得し、選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行って、前記パスワードの有するすべての情報単位がいずれもすべての選定された候補情報セットに含まれ、それぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含み、かつ前記選定された候補情報セットの個数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満であることを満たす場合に、パスワード検証に成功したと確定し、パスワード検証に成功すれば、前記端末機器のロックを解除する。各候補情報セットが複数の情報単位を含むため、同一の候補情報セットはパスワードの複数の情報単位を含みうる。選定された候補情報セットの個数がパスワードの有する情報単位の総数未満であるため、ユーザはパスワード情報単位の数量未満の候補情報セットを選定可能であるとともに、パスワード情報単位の配列順序を考慮する必要がないため、ユーザの操作が簡略化され、その利便性が向上している。
【0052】
本発明の付加的な態様および長所を以下の説明で一部示すが、これらは以下の説明で明らかになるか、または本発明を実施することによって理解されるであろう。
【発明を実施するための形態】
【0055】
以下、本発明の実施例について詳しく説明する。前記実施例は図面に例示するが、同一または類似の符号は、同一または類似の構成要素、あるいは同一または類似の機能を有する構成要素を示す。以下において、図面を参照しながら説明する実施例は例示的なものであり、単に本発明を説明するものであって、本発明を限定するために用いられるものではない。
【0056】
特に断らない限り、ここで使用される単数形の「一」、「1つ」、「前記」および「当該」が複数形を含んでもよいことを、当業者は理解できるであろう。さらに理解すべきこととして、本発明の明細書に使用される用語「含む」とは、前記特徴、整数、ステップ、操作、構成要素および/または部品が存在するが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、操作、構成要素、部品および/またはそれらの組み合わせの存在または追加を排除しないことを意味するということである。要素が他の構成要素に「接続」または「連結」される場合、構成要素は他の構成要素に直接接続または連結されてもよく、あるいは中間の構成要素が存在してもよいことを理解すべきである。さらに、ここで使用される「接続」または「連結」は、無線接続または無線連結を含んでもよい。ここで使用される用語「および/または」は、1つ以上の関連する列挙項目のすべて、またはいずれかの構成要素、およびすべての組み合わせを含む。
【0057】
別途定義されていない限り、ここで使用されるすべての用語(技術用語および科学用語を含む)は、当業者の一般的な理解と同一の意味を有することを、当業者は理解できるであろう。さらには、一般的な辞書に定義されたそれらの用語は、従来技術の文脈における意味と一致する意味を有すると理解すべきであり、かつここでいうように特定された定義がない限り、理想化されたまたは過度に規格化された意味を有するものとして解釈されないことをさらに理解すべきである。
【0058】
ここで使用される「端末」、「端末機器」が、送信能力のない無線信号受信装置のみを備えた無線信号受信装置の機器を含むだけではなく、双方向通信リンクにおいて、双方向通信を行う送受信ハードウェアを有する送受信ハードウェアの機器を含むことを、当業者は理解できるであろう。このような機器は、単一回線ディスプレイまたは複数回線ディスプレイを有するかまたは複数回線ディスプレイを有さないセルラーまたは他の通信機器と、音声、データ処理、ファクシミリおよび/またはデータ通信能力を組み合わせることができるPCS(Personal Communications Service、パーソナル通信サービス)と、RFレシーバ、ビーパー、インターネット/イントラネットのアクセス、ネットワークブラウザ、ノートパッドパッド、カレンダーおよび/またはGPS(Global Positioning System、全地球測位システム)受信装置を含みうるPDA(Personal Digital Assistant、個人情報端末)と、RFレシーバを有する一般的なラップトップパソコンおよび/またはパームトップパソコンあるいは他の機器とを含んでもよい。ここで使用される「端末」、「端末機器」は、携帯型、可搬型、交通手段(航空、海運および/または陸地)に装着されるものであってもよく、または現地で運用されるように、および/または分布形式で地球および/または空間の任意の他の位置で運用されるように、適合されたものおよび/または配置されたものであってもよい。ここで使用される「端末」、「端末機器」は、さらに、通信端末、ネットワーク端末、音楽・ビデオ放送端末であってもよく、例えば、PDA、MID(Mobile Internet Device、モバイルインターネットデバイス)および/または音楽・ビデオ放送機能を有する携帯電話であってもよく、スマートテレビ、セットトップボックス等の機器であってもよい。
【0059】
本発明でいう「情報単位」とは、1つ以上の情報要素からなる1つの単位を意味する。情報要素は、文字、色、フォント、フォントサイズ、パターン、画像、さらには音波のうちのいずれか1種類または任意の複数の組み合わせであってもよい。例えば、1つの情報単位は、可視的に表現するために1つの文字から構成されてもよく、文字と色とを組み合わせてもよく、さらには当該色により当該文字を表現することで、可視的に表現されてもよく、あるいは、1種類のパターンと1種類の色との組み合わせによって可視的に表現される等のものであってもよい。情報単位は当業者にとって情報要素の基本組織単位にほかならず、文字、色、フォント、フォントサイズ、パターン、画像のうちのいずれかのただ1種類として特定されないことが分かる。
【0060】
本発明でいう「パスワード」とは、ユーザにより予め設定された暗号であり、一般的に複数の情報単位が一定の順序に従って組み合わされてなるものである。例えば1つの文字列からなるか、または色で標識された1つの文字列からなり、一般的に明文として記憶されない。また、ユーザは各自の必要に応じてパスワードを変更することができる。従って、本発明でいう「検証」とは、パスワードに対応する特定の形式で表現および記憶された内容をユーザが選定した内容と直接比較するだけでなく、当該特定の形態のパスワードの表現を変換した後に、再度ユーザが選定した内容と比較した場合を含む。つまり、本発明は、説明を容易にするために、パスワードの「正確な情報単位」のみを示しているが、当該正確な情報単位は様々な存在形式を有してもよく、例えば、明文で存在する形式、暗号文で存在する形式および中間に存在するその他の形式がある。当業者であれば、本発明において上記の関連の概念に接する際に、十分に理解すべきである。
【0061】
図1は、本発明の一実施例に係る端末機器のパスワードロック解除方法のフローチャートである。
【0062】
端末機器のパスワードロック解除方法であって、当該方法は端末機器に適用され、当該端末機器はディスプレイを有し、当該ディスプレイは、ユーザにより対応する操作が行われてパスワードが入力されるように、ディスプレイインターフェースとユーザとの相互作用を提供する。
図1に示すように、以下のステップを含む。
【0063】
S101:画面に表示される、それぞれが複数の情報単位を含む複数の候補情報セットから、選定された少なくとも1つの候補情報セットを取得する。
【0064】
端末機器の画面上に選択待ちの複数の候補情報セットを予め表示し、各候補情報セットは、複数の情報単位からなる情報の集合であり、候補情報セットの情報単位も画面に表示される。候補情報セットは所定表示領域を有し、ユーザが、当該所定表示領域における操作により当該候補情報セットの選定をトリガーできるようにする。候補情報セットが選定されたとき、当該候補情報セット内にあるすべての情報単位に対する選定が直ちに特徴付けられる。
【0065】
1つの候補情報セットに含まれた情報単位は、当該パスワードの情報単位より多くても少なくてもよいため、当該パスワードの情報単位を完全に含んでもよく、または当該パスワードのいずれか1つの情報単位を含んでいなくてもよい。しかしながら、正確な候補情報セットが選定されたときに端末機器のロックを解除できるようにするために、当該パスワードのすべての情報単位はすべての候補情報セットに含まれるべきである。パスワードのすべての情報単位が、画面に表示されているすべての候補情報セットに含まれていなければ、いかなる候補情報セットが選択されても、端末機器のロックが解除されることはない。
【0066】
ユーザがディスプレイをタッチして候補情報セットを選定することで、端末機器は、選定された候補情報セットを直ちに取得する。ユーザが選定した候補情報セットは、1つであっても1つ以上であってもよいため、選定された候補情報セットは、画面上の複数の候補情報セットの一部または全部であってもよい。
【0067】
S102:選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行って、前記パスワードの有するすべての情報単位がいずれもすべての選定された候補情報セットに含まれ、それぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含み、かつ前記選定された候補情報セットの個数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満であることを満たす場合に、パスワード検証に成功したと確定する。
【0068】
選定された候補情報セットを取得した後に、選定された候補情報セットを検証して、前記パスワードの有するすべての情報単位がいずれもすべての選定された候補情報セットに含まれることを満たしているか否か、それぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含むことを同時に満たしているか否か、選定された候補情報セットの個数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満であることをさらに満たしているか否かを判定する。説明の便宜上、上記の3つの条件をそれぞれ第一条件、第二条件、第三条件とする。上記3つの条件をいずれも満たしていれば、パスワード検証に成功したと確定する。そうでなければ、パスワード検証に失敗したと確定する。
【0069】
具体的には、パスワードおよび候補情報セットは、いずれも情報単位からなる情報の集合である。各選択された候補情報セットが当該パスワードとの積集合があるか否かを判定することができ、各選択された候補情報セットがいずれも当該パスワードとの積集合があれば、それぞれの選定された候補情報セットがいずれもパスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含むと確定する。同時に、すべての選択された候補情報セットを組み合わせて新たな集合とし、新たな集合と当該パスワードとを積集合演算して、積集合後に得られた結果が当該パスワードであるか否かを判定し、積集合結果が当該パスワードであれば、パスワードの有するすべての情報単位がいずれもすべての選定された候補情報セットに含まれると確定する。上記の2つの条件を満たし、かつ選定された候補情報セットの個数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満であれば、パスワード検証に成功したと確定する。
【0070】
一例において、画面には6つの候補情報セットが表示されており、当該6つの候補情報セットは、それぞれ候補情報セットA(1、3、6)、候補情報セットB(2、6、7)、候補情報セットC(8、6、0)、候補情報セットD(9、3、2)、候補情報セットE(5、8、0)、候補情報セットF(4、3、9)であり、パスワードは1578であって、4つの情報単位を有する。ユーザが選定したのが候補情報セットA、B、CおよびDであれば、候補情報セットDがパスワードの有するいずれの情報単位も含まないので、今回のパスワード検証に失敗したと確定する。ユーザが選定したのが候補情報セットA、BおよびCであれば、候補情報セットA、BおよびCがいずれもパスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含んでいるとしても、当該パスワードの情報単位5が候補情報セットA、BおよびCに含まないので、今回のパスワード検証に失敗したと確定する。それに対し、候補情報セットA、BおよびEを選択するときには、初めて前記第一条件、第二条件および第三条件を満たすこととなり、パスワード検証に成功する。
【0071】
一例において、画面には4つの候補情報セットが表示されており、当該4つの候補情報セットは、それぞれ候補情報セットA(1、3、4)、候補情報セットB(2、6、7)、候補情報セットC(8、6、0)および候補情報セットD(9、3、2)であり、パスワードは2667である。ユーザは、候補情報セットBのみを選定してもよい。これは、前記第一条件、第二条件および第三条件を満たすため、パスワード検証を成功させる。ユーザは、候補情報セットBとDを選定するか、または候補情報セットBとCを選定してもよく、いずれも上記第一条件、第二条件および第三条件を満たしうる。
【0072】
よって、各候補情報セットが複数の情報単位を含むので、1つの候補情報セットは2つ以上のパスワードの情報単位を含むことができ、ユーザはパスワード情報単位の数量未満の候補情報セットを選定可能であるとともに、パスワード情報単位の配列順序を考慮する必要もないため、ユーザの操作が簡略化され、その利便性が向上している。同時に、パスワード検証に成功した候補情報セットの組み合わせも複数種類存在可能であり、他者によるパスワードの解読を混乱させ、パスワードロック解除の隠蔽性が向上している。
【0073】
S103:パスワード検証に成功すれば、前記端末機器のロックを解除する。
【0074】
パスワード検証に成功すれば、端末機器は元々のロック状態を解除する。パスワード検証に失敗すれば、端末機器は現在のロック状態を維持する。
【0075】
一実施例において、ステップS101において、選定された、画面に表示される少なくとも1つの候補情報セットを取得するステップでは、具体的には、選定された、画面に表示される少なくとも1つの候補情報セットおよびその選定順序を取得し、それに対応して、選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行うときには、それぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含み、前記選定された候補情報セットの個数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満であり、かつ候補情報セットの選定順序に基づいて前記含まれた少なくとも1つの情報単位を配列して得られた結果が前記パスワードと同一であることを満たす場合に、パスワード検証に成功したと確定する。
【0076】
選定された候補情報セットを取得するときには、候補情報セットが選定される時間に基づいて、選択された候補情報セットの整列を行い、先に選定された候補情報セットを前方に配列し、後に選定された候補情報セットを後方に配列する。
【0077】
選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行うときに、それぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードとの積集合があるか否かを判定し、かつ選定された候補情報セットの個数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満であるか否かを判定し、いずれも積集合が存在しかつ選定された候補情報セットの個数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満である場合、それぞれの選定された候補情報セットとパスワードとの積集合から少なくとも1つの情報単位を選択し、候補情報セットの選定順序に基づいてこれらの選択された情報単位を配列して、配列された結果がパスワードと同一であるか否かを判定し、同一であれば、パスワード検証に成功したと確定する。
【0078】
具体的には、パスワードの情報単位の配列順序と候補情報セットがユーザにより選択された順序とに基づいて、パスワードの現在の情報単位と最初に選択された候補情報セットから始めて、パスワードの現在の情報単位が現在選択された候補情報セットに含まれているか否かを判定し、含まれていなければ中断し、含まれていれば、続いてパスワードの次の情報単位が現在選択された候補情報セットに含まれているか否かを判定し、含まれていなければ、当該次の情報単位が次の選定された候補情報セットに含まれているか否かを判定し、含まれていなければ中断し、含まれていれば、パスワードの最後の情報単位と最後に選択された候補情報セットを判定するまで、上記の判定を続ける。
【0079】
中断があるか否かを判定し、中断があれば、パスワード検証に失敗したと確定し、中断がなければ、パスワード検証に成功したと確定する。
【0080】
一例において、画面に6つの候補情報セットが表示されており、当該6つの候補情報セットは、それぞれ候補情報セットA(1、3、6)、候補情報セットB(2、5、7)、候補情報セットC(4、6、0)、候補情報セットD(9、3、2)、候補情報セットE(5、8、0)、候補情報セットF(4、3、9)であって、パスワードは1578である。ユーザが選定した候補情報セットが順にAEBである場合、選定された候補情報セットのいずれも前記パスワードとの積集合があり、かつ選定された候補情報セットの個数は前記パスワードの有する情報単位の総数未満である。しかしながら、候補情報セットの選定順序に基づいて含まれた情報単位を配列する場合には、候補情報セットAから1が、候補情報セットEから5が、候補情報セットBから7が選択されることにより、157と配列されるが、パスワード1578とは異なるため、パスワード検証は失敗である。ユーザが選定した候補情報セットが順にABEであれば、候補情報セットAから1を、候補情報セットBから5と7を、候補情報セットEから8を選択することで、1578と配列され、パスワード1578と同一であるため、パスワード検証は成功である。
【0081】
よって、本実施例では、パスワード情報単位の配列順序および候補情報セットの選定順序の対応関係が考慮されている。それぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含み、前記選定された候補情報セットの個数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満である場合には、候補情報セットの選定順序に基づいて、含まれた少なくとも1つの情報単位を配列して得られた結果は前記パスワードと同一であり、これにより操作が簡略化された上に、安全性を向上させている。
【0082】
一実施例において、候補情報セット内の情報単位は、画面において位置が固定された静止モードで表示される。ここで、位置が固定された静止モードで表示されるとは、情報単位の表示位置が、情報単位が含まれた候補情報セットに対して一定であるか、またはすべての候補情報セットに対して、形成された全体が一定であることを意味し、画面の所定の位置に一定となると限定するものではない。ユーザがすべての候補情報セットの表示位置を調整する場合には、情報単位の表示位置は画面に対して変化するが、情報単位が含まれた候補情報セットに対しては一定である。
【0083】
もちろん、情報単位の形状、サイズまたは色が一定となるように限定してもよい。
【0084】
一実施例において、少なくとも1つの候補情報セット内の少なくとも一部の情報単位は、画面において位置が変化する動的モードで表示される。一部の候補情報セット内の一部またはすべての情報単位が、画面において位置が変化する動的モードで表示されてもよく、またはすべての候補情報セット内の一部またはすべての情報単位が、画面において位置が変化する動的モードで表示されてもよい。
【0085】
ここで、前記位置が変化する動的モードで表示されるとは、情報単位の表示位置が画面にリアルタイムにまたは定時的に変化することで、動的モードで可視的に表示されることを意味する。例えば、画面に、スクロール、回転またはジャンプで表示する。
【0086】
よって、情報単位は位置が変化する動的モードで表示され、パスワードの隠蔽性および混乱性をさらに向上させた。
【0087】
以下では、位置が変化する動的モードで表示される幾つかの実施例を説明する。
【0088】
一実施例において、
図2Aおよび
図2Bに示すように、画面に4つの候補情報セットが表示されており、当該4つの候補情報セットはいずれも2つの情報単位を有する。ここで、第一候補情報セット101の情報単位は1と3、第二候補情報セット102の情報単位は2と7、第三候補情報セット103の情報単位は8と6、第四候補情報セット104の情報単位は9と3である。
【0089】
図2Aにおいて、或るタイミングで、第一候補情報セット101の情報単位1、第二候補情報セット102の情報単位2、第三候補情報セット103の情報単位8、および第四候補情報セット104の情報単位9のみが表示されている。
【0090】
所定時間後には、
図2Bに示すように、画面に第一候補情報セット101の情報単位3、第二候補情報セット102の情報単位7、第三候補情報セット103の情報単位6および第四候補情報セット104の情報単位3が表示されている。このときの情報単位は既に入れ替えられており、次の所定時間後に、各候補情報セットが
図2Aにおける情報単位を表示することで、順次サイクル表示する効果を達成する。
【0091】
候補情報セット内の情報単位の数量が3つ以上である場合には、所定時間において2つ以上の情報単位を表示するように設定してもよい。所定時間の長さは実際の適用によって決定され、ユーザが各自の必要に応じて当該所定時間を設定することも許容される。
【0092】
一実施例において、
図3Aおよび
図3Bに示すように、情報単位20は、画面内の所定位置の点を幾何学的中心として回転表示される。具体的には、候補情報セット10は、当該所定位置の点を幾何学的中心として回転表示される。
【0093】
図3Aに示すように、画面には合計6つの候補情報セット10があり、当該6つの候補情報セット10は画面内の所定位置の点を円の中心として円形に配列されており、当該所定位置の点の周りを回動する。
【0094】
図3Bに示すように、画面には合計5つの候補情報セット10があり、所定の位置の点はそのうちの1つの候補情報セットであって当該候補情報セットの位置は固定されており、他の4つの候補情報セットは当該位置が固定された候補情報セットの周囲を囲んでおり、当該位置が固定された候補情報セットの周りを回動する。
【0095】
もちろん、複数の候補情報セットの位置を固定にして、他の候補情報セットがこれらの位置が固定された候補情報セットの周りを回動するように設定してもよい。なお、ユーザの識別が容易になるように、適切な回動速度を設定すべきである。同時に、ユーザが対応する回動速度または回動方向を設定できるように、端末機器内に対応する設定オプションを提供する。
【0096】
一実施例において、すべての情報単位は候補情報セット内においてランダムに移動する動画モードで表示される。同時に、情報単位の色、サイズもランダムに変化させることができる。情報単位が数字、アルファベットまたは文字である場合、数字、アルファベットまたは文字のフォントをランダムに変化するように設定可能である。
【0097】
前記実施例において、情報単位の動的表示はパスワードの隠蔽性および混乱性を向上させるのに役に立つ。しかしながら、ユーザが候補情報セットを識別および選定するにおいても、ある程度不便になる。このため、本実施例において、候補情報セットが選定されるとき、情報単位は位置が固定された静止モードに変換されて表示される。
【0098】
具体的には、リアルタイムで候補情報セットに対する選定が存在するか否かを検出し、存在すれば、情報単位は直ちに位置が固定された静止モードに変換されて表示される。例えば、インターフェースの画面がロックされると、端末機器はそのタッチパネルにタッチが存在するか否かをリアルタイムで検出し、タッチが存在すれば、情報単位は直ちに位置が固定された静止モードに変換されて表示される。このようなタッチが所定時間内に中断されると、情報単位は再度静止モードから動的モードに変換されて表示される。
【0099】
よって、本実施例はパスワードの隠蔽性および混乱性を向上させるとともに、ユーザが候補情報セットを識別および選定する利便性を兼ね備えるており、ユーザ体験の向上に寄与する。
【0100】
前記実施例に基づいて、本実施例において、各候補情報セット内の情報単位は、画面の特定表示領域に限定されて表示され、当該特定表示領域における選定操作は、当該特定表示領域に対応する候補情報セットの選定をトリガーする。当該特定表示領域は、対応する特定表示の境界を有し、当該特定表示の境界は画面に表示されなくてもよい。または、ユーザの識別の便宜のため、当該特定表示の境界は、例えば特定の境界線で表示するような明示的なビジュアル表示が行われる。
【0101】
ここで、特定表示領域の形状は円形、多角形および円弧形を含むが、これらに限定されない。同時に、情報単位は当該特定表示領域内において直線、並列、三角形またはその他の形状をなして配列されて表示される。複数の候補情報セットの特定表示領域は、同心円、円形、格子、並列またはその他の幾何的関係をなして設置される。特定表示領域の形状、複数の情報単位の特定表示領域における配列および候補情報セットが特定表示領域を示す表示形状は、任意に組み合わせることが可能である。
【0102】
もちろん、ユーザに好ましい視覚体験を提供して、ユーザの候補情報セットの識別および選定の便宜を図るために、特定表示領域の形状、複数の情報単位の特定表示領域における配列および候補情報セットが特定表示領域に示される表示形状に基づいて、合理的な配置を行うべきである。例えば、複数の候補情報セットの特定表示領域が格子の幾何的関係をなして設置されるときには、特定表示領域の形状が円形を含むように設定してもよく、特定表示領域の形状が矩形であるときには、情報単位は当該特定表示領域内に直線をなして配列されて表示され、かつ複数の候補情報セットの特定表示領域は並列の幾何的関係をなして設置されるように設定可能である。
【0103】
図4A−4Cはいくつかの関連する例を示している。
【0104】
図4Aでは、特定表示境界は示されておらず、複数の情報単位20が一緒にコンパクトに配列され、コンパクトに配列された複数の情報単位20が1つの候補情報セットを構成して、ユーザの識別を容易にしている。
【0105】
図4Bでは、特定表示境界11は境界線の形式に表示され、特定表示境界11は円形の特定表示領域12を囲んで形成されており、かつ複数の候補情報セットの特定表示領域12が格子の幾何的関係をなして設置されている。
【0106】
図4Cでは、特定表示領域12は長尺の矩形をなし、当該特定表示領域12の複数の情報単位20は直線に配列され、複数の候補情報セットの特定表示領域12は並列の幾何的関係をなす。
【0107】
一実施例において、候補情報セットはユーザの選定指令に基づいて選定され、選定指令の入力源はマイク、ジャイロスコープ、物理ボタン、タッチパネル、カメラ、赤外線センサ、振動センサのうちのいずれか1種類、または複数種類により提供される。
【0108】
一実施形態において、ユーザは、タッチパネルにおいて候補情報セットにタッチして選定指令をトリガーしようとし、例えば、ユーザがタッチパネル上で候補情報セットをクリック、スライドまたは押圧する。タッチパネルは、その表面にタッチが存在するか否かをリアルタイムで検出し、タッチが存在しかつ当該タッチの位置が候補情報セットの表示範囲内にあれば、当該候補情報セットが選定される。
【0109】
一実施形態において、端末機器にはマイクが設置されており、ユーザが入力した音声を取得し、入力された音声からキーワードを識別し、当該キーワードが或る候補情報セットの予め設定されたキーワードと対応していれば、当該候補情報セットが選定される。ユーザの使用の便宜のため、キーワードは唯一および一定の順序関係を有すべきである。例えば、候補情報セットを画面において直線的に順序配列し、候補情報セットのキーワードをその配列番号であるように設定して、ユーザが入力した音声に番号が含まれれば、当該番号に対応する候補情報セットが選ばれる。端末機器は、ユーザが候補情報セットを設定するキーワードとして、対応するオプションを提供することもできる。
【0110】
もちろん、例えば、カメラでユーザの或る特定の手振りまたは或る所定の目視動作をとらえる方式、ジャイロでユーザの端末機器の水平状態に対する或る特定の操作を検出する方式、振動センサでユーザの端末機器に対する揺れを識別する方式、赤外線センサでユーザの1つの特定の手振りを検出する方式、1つ以上の物理ボタンがオン状態であることを識別する方式などの他の方式で選定指令をトリガーすることも可能である。
【0111】
一実施例において、情報単位は文字、色、フォント、フォントサイズ、パターンおよび画像のうちのいずれか1種類、または任意の複数種類の情報要素の結合である。それに対応して、パスワードの情報単位も文字、色、フォント、フォントサイズ、パターンおよび画像のうちのいずれか1種類、または任意の複数種類の情報要素の結合である。ここで、文字は字、数字、アルファベットまたは記号などでもよく、色は赤、黒などの一般的な12種類の色でもよく、フォントは一般的な楷書体、宋体またはゴシック体などでもよく、パターンは三角形、円形、梅花形などの特定形状のパターンであってもよい。なお、ユーザの識別が容易になるように、それぞれの情報単位の情報要素は好ましい識別性を有すべきであり、類似する情報要素を設定することは好ましくない。例えば、情報要素が色であるときには、或る1つの情報単位がピンク色であれば、他の情報単位を淡い赤色、濃い赤色などの類似した色に設定することは好ましくなく、緑色または黒色などの色の差が大きい色に設定すべきである。
【0112】
1つの情報要素のみを用いて情報単位を構成するときには、情報単位の情報要素がすなわち当該情報単位の全部となり、選定された候補情報セットがパスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含むか否かを判定するときには、パスワードの各情報単位の情報要素を候補情報セット内の各情報単位の情報要素と比較し、同一であれば、選定された候補情報セットがパスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含むか否かを確定する。同様に、パスワードの有するすべての情報単位がいずれもすべての選定された候補情報セット中に含まれるか否かを判定するときには、パスワードの各情報単位の情報要素を候補情報セット内の各情報単位の情報要素と1つずつ比較し、すべてが同一であれば、パスワードの有するすべての情報単位がいずれもすべての選定された候補情報セットに含まれるか否かを確定する。
【0113】
安全性および遮蔽性をさらに向上させるために、各情報単位は2種類以上の情報要素を結合すべきである。候補情報セットの情報単位がパスワードの情報単位と同一であるか否かを検証するときには、その情報要素が同一であるか否かを1つずつ検証し、かつ候補情報セットの情報単位のすべての情報要素がいずれもパスワードの情報単位のすべての情報要素と同一である場合にのみ、両者が同一であると確定する。
【0114】
色と文字の識別度が高いことを考慮して、情報単位が色を有する文字である場合を例とする。例えば、パスワードの1つの情報単位が赤色の「1」であり、候補情報セット内に赤色の「2」、黒色の1」および赤色の「1」を含む場合、赤色の「2」と黒色の「1」とはいずれも異なる情報要素を含んでいるため、当該パスワードの情報単位と同一ではなく、そして候補情報セット内の情報単位の色が赤色でありかつ数字が「1」である場合にのみ、両者が同一であると確定されて、当該候補情報セットはパスワードの情報単位を含んでいる。もちろん、情報単位も色とパターン、文字とフォントなどの情報要素の組み合わせであってもよい。例えば、情報単位が黒色のアルファベット「C」であり、青色の楷書フォントの漢字「王」である。
【0115】
一実施例において、一部の候補情報セット内の情報単位の個数が他の候補情報セット内の情報単位の個数と異なるか、またはすべての候補情報セット内の情報単位の個数がいずれも異なる。例えば、画面に4つの候補情報セットが表示され、そのうちの2つの候補情報セット内には3つの情報単位が含まれ、他の2つの候補情報セットには1つおよび2つの情報単位がそれぞれ含まれる。人の観点からいえば、情報単位の数量の違いは人に誤認も生じさせることから、混乱性および安全性を向上することができる。
【0116】
さらに、例えば、画面に4つの候補情報セットを表示し、4つの候補情報セット内の情報単位の数量をそれぞれ1つ、2つ、3つおよび4つとするように、各候補情報セット内の情報単位の数量を一定の規則に従って設置することができる。人の観点からは、情報単位の規則配列はパスワードとの関連を思わせることにより、誤った判定を招き、混乱性および安全性をさらに向上することができる。
【0117】
一実施例において、選定された画面に表示される少なくとも1つの候補情報セットを取得するステップS101の前に、候補情報セット内の情報単位をランダムに設定するステップをさらに含む。
【0118】
候補情報セット内の情報単位をランダム設定した後に、毎回画面に表示される情報単位はいずれもランダムであるため、前回のロックインターフェース内の情報単位と次回の画面インターフェース内の情報単位とは異なる可能性がきわめて高く、他者が、変更された情報単位からパスワードを解除することがさらに難しくなることで、遮蔽性および安全性を向上することができる。なお、このようなランダムな設定は任意で設定するのではなく、ランダムに設定した後の候補情報セット内の情報単位は、ユーザが正しい候補情報セットを選択した後にパスワードで検証することができるように、依然としてパスワードの情報単位を含むべきである。このランダム設定が任意のものであれば、端末機器がロック解除できなくなってしまう恐れがある。同時に、このようなランダムな設定は、一回のパスワード検証を完了し、端末機器をロック解除した後に、次回のロックインターフェースを表示する前に行われる。一回のロック解除について言えば、ユーザにより選定された候補情報セットが不正確でパスワード検証に失敗した後には、候補情報セットの情報単位をランダム設定せず、ロック解除に成功した後には、情報単位をランダムに設定する。
【0119】
具体的には、情報単位をランダムに設定することは、情報単位の情報要素をランダムに設定するという意味である。情報要素を変更したり、情報要素の種類の数を増加および/または情報要素の種類の数を減少させてもよい。
【0120】
一実施形態において、情報単位の情報要素はランダムに変更してもよいが、情報要素のタイプは変更しない。一例において、情報単位は色を有する文字である。例えば、画面に3つの候補情報セットが表示されており、1番目の候補情報セットは黒色の「1」および赤色の「2」を含み、2番目の候補情報セットは青色の「5」および緑色の「3」を含み、3番目の候補情報セットは黒色の「7」および紫色の「4」を含む。今回のパスワード検証に成功した後、次回は1番目の候補情報セットが黒色の「8」および赤色の「2」を含み、2番目の候補情報セットが赤色の「5」および緑色の「3」を含み、3番目の候補情報セットが黒色の「7」および紫色の「4」を含むように設定してもよい。1番目の候補情報セット内の情報単位の文字が変化し、2番目の候補情報セット内の情報単位の色が変化したが、前記情報単位を構成する情報要素は依然として色と文字であり、その種類は変化していないことがわかる。
【0121】
一実施形態において、情報要素の種類の数量を増加させてもよく、すなわち、情報要素タイプの数量を増加させている。一例において、情報単位は色を有する文字である。例えば、画面上に3つの候補情報セットが表示されており、1番目の候補情報セットは黒色の「A」および赤色の「B」を含み、2番目の候補情報セットは青色の「C」および緑色の「F」を含み、3番目の候補情報セットは黒色の「E」および紫色の「K」を含む。今回のパスワード検証に成功した後、次回は、1番目の候補情報セットが黒色の「三角形」および赤色の「B」を含み、2番目の候補情報セットが青色の「C」および緑色の「F」を含み、3番目の候補情報セットが黒色の「E」および紫色の「星形」を含むように設定してもよい。色と文字という2種類を有する情報要素を基礎として、1番目の候補情報セットおよび3番目の候補情報セット内の情報単位は、パターンという新たな情報要素を増加していることがわかる。
【0122】
一実施形態において、情報要素の種類の数量を減少させてもよく、すなわち、情報要素のタイプの数量を減少させている。具体的には、1つの候補情報セット内の情報要素のタイプの数量を減少させている。一例において、情報単位は色を有する文字である。例えば、画面上に3つの候補情報セットが表示されており、1番目の候補情報セットは黒色の「三角形」および赤色の「B」を含み、2番目の候補情報セットは青色の「C」および緑色の「F」を含み、3番目の候補情報セットは黒色の「E」および紫色の「星形」を含む。今回のパスワード検証に成功した後に、次回は1番目の候補情報セットが黒色の「A」および赤色の「B」を含み、2番目の候補情報セットが青色の「C」および緑色の「F」を含み、3番目の候補情報セットが黒色の「E」および紫色の「K」を含むように設定してもよい。情報単位の元々のパターンの情報要素が減少したことがわかる。
【0123】
一実施例において、上述した候補情報セット内の情報単位をランダムに設定するステップは、具体的には、候補情報セット内の情報単位の個数をランダムに設定する。具体的には、候補情報セット内の情報単位の個数を増加または減少させてもよい。例えば、画面上に3つの候補情報セットが表示されており、1番目の候補情報セットは3つの情報単位を含み、2番目の候補情報セットは2つの情報単位を含み、3番目の候補情報セットは4つの情報単位を含む。今回のパスワード検証に成功した後に、次回は1番目の候補情報セットが5つの情報単位を含み、2番目の候補情報セットが3つの情報単位を含み、3番目の候補情報セットが2つの情報単位を含むように設定してもよい。
【0124】
一実施例において、選定された画面に表示される少なくとも1つの候補情報セットを取得するステップS101の前に、候補情報セットの個数をランダムに設定するステップをさらに含む。候補情報セットの数をランダムに設定すると、毎回画面に表示した候補情報セットの数はいずれもランダムであるため、前回のロックインターフェース内の候補情報セットの数と次回の画面インターフェース内の候補情報セットの数とが異なる可能性が極めて高くなることにより、遮蔽性および安全性を向上させることができる。もちろん、このようなランダムな設定は任意で設定するのではなく、ランダムに設定した後の候補情報セット内の情報単位は、ユーザが正しい候補情報セットを選択した後にパスワードにより検証することができるように、依然としてパスワードの情報単位を含むべきである。
【0125】
上述したいくつかの実施例は単に本発明の幾つかの例に過ぎず、ロックインターフェースを表示する前に、情報単位の個数、情報単位の情報要素および候補情報単位の個数のうちのいずれか1種類または複数種類の組み合わせをランダムに設定することができる。同時に、端末機器内に対応する選択肢を提供すべきであり、ユーザが個々の必要に応じて、情報単位の個数、情報単位の情報要素および候補情報単位の個数のうちのいずれか1または複数種の組み合わせを設定することができる。
【0126】
図5は、本発明の一実施例に係る端末機器のパスワードロック解除方法のフローチャートである。
【0127】
端末機器に適用される端末機器のパスワードロック解除方法であって、以下のステップを含む。
【0128】
S201:それぞれが複数の情報単位を含む複数の候補情報セットを画面に表示する
端末機器の画面上に選択待ちの複数の候補情報セットを予め表示し、各候補情報セットは、複数の情報単位からなる情報の集合であり、候補情報セットの情報単位も画面に表示される。1つの候補情報セットに含まれた情報単位は、当該パスワードの情報単位より多くても少なくてもよいため、当該パスワードの情報単位を完全に含んでもよく、または当該パスワードのいずれか1つの情報単位を含んでいなくてもよい。しかしながら、正確な候補情報セットが選定されたときに端末機器のロックを解除できるように、当該パスワードのすべての情報単位はすべての候補情報セットに含まれるべきである。パスワードのすべての情報単位が、画面に表示されているすべての候補情報セットに含まれていない場合には、いかなる候補情報セットが選択されても、端末機器のロックは解除できない。
【0129】
S202:ユーザの連続タッチ指令を取得して、当該連続タッチ指令により選定された候補情報セットを確定する
ユーザのタッチディスプレイ上の連続スライド操作を検出することで、連続タッチ指令を生成する。ユーザの当該所定表示領域におけるスライド操作が当該候補情報セットに対する選定をトリガーすることが可能となるように、候補情報セットは所定表示領域を有する。これにより、連続スライド操作が通過する所定表示領域と対応する候補情報セットが選定される。ユーザにより選定される候補情報セットは1つであっても複数であってもよいため、選定される候補情報セットは、画面上の複数の候補情報セットの一部であっても全部であってもよい。
【0130】
S203:選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行うときに、前記パスワードの有するすべての情報単位がいずれもすべての選定された候補情報セットに含まれ、かつそれぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する1つの情報単位のみを含むことを満たす場合に、パスワード検証に成功したと確定する
選定された候補情報セットを確定した後に、選定された候補情報セットの検証を行い、前記パスワードの有するすべての情報単位がいずれもすべての選定された候補情報セットに含まれることを満たすか否か、それぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する1つの情報単位のみを含むことを同時に満たすか否かを判定する。満たしていれば、パスワード検証に成功したと確定する。
【0131】
一例において、画面に4つの候補情報セットが表示されており、当該4つの候補情報セットはそれぞれ候補情報セットA(1、3、6)、候補情報セットB(2、6、7)、候補情報セットC(8、6、0)および候補情報セットD(9、3、2)であって、パスワードは1789である。ユーザが選定したものが候補情報セットA、B、CおよびDであれば、パスワードの情報単位1789は、いずれも候補情報セットA、B、CおよびDに含まれるとともに、候補情報セットA、B、CおよびDは、いずれもパスワードの1つの情報単位のみを含んでいる。よって、今回のパスワード検証は成功である。
【0132】
S204:パスワード検証に成功すれば、前記端末機器のロックを解除する
パスワード検証に成功すれば、端末機器は元々のロック状態を解除する。パスワード検証に失敗すれば、端末機器は現在のロック状態を維持する。
【0133】
図6は、本発明の一実施例に係る端末機器のパスワードロック解除装置の構造模式図である。
【0134】
図6に示すように、当該端末機器のパスワードロック解除装置は、取得モジュール401と、検証モジュール402と、ロック解除モジュール403とを含む。取得モジュール401は、画面に表示された、それぞれが複数の情報単位を含む複数の候補情報セットから選定された少なくとも1つの候補情報セットを取得することに用いられる。検証モジュール402は、選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行って、前記パスワードの有するすべての情報単位がいずれもすべての選定された候補情報セットに含まれ、それぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含み、かつ前記選定された候補情報セットの個数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満であることを満たす場合に、パスワード検証に成功したと確定することに用いられる。ロック解除モジュール403は、パスワード検証に成功した場合に、前記端末機器のロックを解除することに用いられる。
【0135】
一実施例において、取得モジュール401は、画面に表示される複数の候補情報セットから、選定された少なくとも1つの候補情報セットおよびその選定順序を取得することに用いられ、それに対応して、検証モジュール402は、選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行うときには、それぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する少なくとも1つの情報単位を含み、前記選定された候補情報セットの個数が前記パスワードの有する情報単位の総数未満であり、かつ候補情報セットの選定順序に基づいて前記含まれた少なくとも1つの情報単位を配列して得られた結果が前記パスワードと同一であることを満たす場合に、パスワード検証に成功したと確定することに用いられる。
【0136】
一実施例において、前記候補情報セット内の情報単位は、画面において位置が固定された静止モードで表示される。
【0137】
一実施例において、少なくとも1つの候補情報セット内の少なくとも一部の情報単位は、画面において位置が変化する動的モードで表示される。
【0138】
さらに、所定時間内に前記候補情報セットの一部の情報単位のみを表示し、前記候補情報セット内のすべての情報単位は、順次サイクル表示される。
【0139】
さらに、前記情報単位は、画面内の所定位置の点を幾何学的中心として回転表示される。
【0140】
さらに、すべての情報単位は、ランダムに移動する動画モードで表示される。
【0141】
さらに、候補情報セットが選定されるときには、情報単位は、位置が固定された静止モードに変換して表示される。
【0142】
実施例において、各候補情報セット内の情報単位は、前記画面の特定表示領域に制限されて表示される。
【0143】
さらに、前記特定表示領域の形状は、円形、多角形または円弧形である。
【0144】
さらに、少なくとも1つの候補情報セットの特定表示領域は、同心円、円形、格子または並列の幾何的関係をなして設置される。
【0145】
一実施例において、候補情報セットはユーザの選定指令に基づいて選定され、前記選定指令の入力源はマイク、ジャイロスコープ、物理ボタン、タッチパネル、カメラ、赤外線センサ、振動センサのうちのいずれか1種類、または複数種類により提供される。
【0146】
さらに、前記選定指令は、ユーザのタッチパネルにおける候補情報セットとの接触に基づいてトリガーされる。またさらに、前記接触は、スライド、クリックまたは押圧である。
【0147】
さらに、前記選定指令は、ユーザが入力した音声におけるキーワードに基づいて、対応する候補情報セットにマッピングしてトリガーされる。
【0148】
一実施例において、前記情報単位は、文字、色、フォント、フォントサイズ、パターンおよび画像のうちのいずれか1種類、または複数種類の情報要素の組み合わせである。
【0149】
一実施例において、各前記情報単位は2種以上の前記情報要素を組み合わせている。
【0150】
さらに、前記情報単位は、具体的には、色と組み合わせられた文字であり、ディスプレイインターフェース内に候補情報セットを表示するときには、当該色により当該文字を表示する。
【0151】
一実施例において、一部の候補情報セット内の情報単位の個数が他の候補情報セット内の情報単位の個数と異なるか、またはすべての候補情報セット内の情報単位の個数がいずれも異なる。
【0152】
一実施例において、候補情報セット内の情報単位をランダムに設定することに用いられる設定モジュールをさらに含む。
【0153】
さらに、前記設定モジュールは、候補情報セット内の情報単位の個数をランダムに設定することに用いられる。
【0154】
図7は、本発明の一実施例に係る端末機器のパスワードロック解除装置の構造模式図である。
【0155】
図7に示すように、本発明は、それぞれが複数の情報単位を含む複数の候補情報セットを画面に表示することに用いられる情報表示モジュール411と、ユーザの連続タッチ指令を取得して、当該連続タッチ指令により選定された候補情報セットを決定することに用いられる指令取得モジュール412と、選定されたすべての候補情報セットに基づいてパスワード検証を行うときに、前記パスワードの有するすべての情報単位がいずれもすべての選定された候補情報セットに含まれ、かつそれぞれの選定された候補情報セットがいずれも前記パスワードの有する1つの情報単位のみを含むことを満たす場合に、パスワード検証に成功したと確定することに用いられるパスワード検証モジュール413と、パスワード検証に成功した場合に、前記端末機器のロックを解除することに用いられる端末ロック解除モジュール414とを含む、端末機器のパスワードロック解除装置を提供する。
【0156】
図8は、本発明の一実施例に係る端末機器の構造模式図である。
【0157】
図8に示すように、端末機器は、メモリモジュール501と、ディスプレイ502と、制御モジュール503とを含む。ここで、メモリモジュール501は、上述した実施例の端末機器のパスワードロック解除方法のプログラムおよび関連のデータを記憶および実行することに用いられ、例えば、候補情報セットの配列方式、候補情報セット内の情報単位、情報単位の情報要素などを記憶している。制御モジュール503は、前記実施例の端末機器のパスワードロック解除方法を実行することに用いられる。ディスプレイ502は、ディスプレイインターフェースを提供し、かつ候補情報セットおよび情報単位を表示することに用いられる。
【0158】
本実施例の端末機器は、携帯電話、タブレット・コンピュータ、ノートパソコンまたは電子ロック等であってもよい。端末機器は、前記実施例の端末機器のパスワードロック解除方法を実行するときに、電子ロックのロック解除、個人認証、アプリケーションにサインインするときのパスワード認証およびロック画面状態のロック解除などに用いられてもよい。
【0159】
ユーザの候補情報セットに対する選定操作を取得するために、ディスプレイ502は、タッチパネルを用いてもよく、端末機器は、マイク、ジャイロスコープ、物理ボタン、カメラ、赤外線センサ、および振動センサのうちのいずれか1種類、または複数種類のハードウェア部材をさらに含んでもよい。もちろん、端末機器は、ブルートゥース、ビデオなどの他のモジュールをさらに含んでもよく、ここでは説明を省略する。
【0160】
当業者は、本発明が、本発明の1つ以上の前記操作を実行するための機器に関することを含むことを理解できる。これらの機器は、所要の目的のために個別設計および製造してもよく、または汎用コンピュータにおける公知の機器を含んでもよい。これらの機器は、その機器内に記憶されているコンピュータプログラムを有し、これらのコンピュータプログラムは選択的に起動またはリビルドされる。このようなコンピュータプログラムは、機器(例えば、コンピュータ)で読み取り可能な媒体に記憶され、または電子指令を記憶することに適しかつバス線にそれぞれ連結される任意のタイプの媒体に記憶されてもよく、前記コンピュータで読み取り可能な媒体は任意のタイプのディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、CD−ROM、および光磁気ディスクを含む)、ROM(Read−Only Memory、リードオンリーメモリ)、RAM(Random Access Memory、ランダムアクセスメモリ)、EPROM(Erasable Programmable Read−Only Memory、イーピーロム)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory、イーイーピーロム)、フラッシュメモリ、磁気カードまたはライトカードを含むが、これらに限定されない。すなわち、読み取り可能な媒体は、機器(例えば、コンピュータ)によって読み取り可能に情報を記憶または転送する任意の媒体を含む。
【0161】
当業者は、コンピュータプログラム指令を利用してこれらの構造図および/またはブロック図および/またはフローチャートにおける各枠およびこれらの構造図および/またはブロック図および/またはフローチャートにおける枠の組み合わせを実現可能であることを、理解できる。当業者は、これらのコンピュータプログラム指令を、汎用コンピュータ、専門コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理方法のプロセッサに提供して実現することで、コンピュータまたは他のプログラマブルデータ処理方法のプロセッサによって本発明に開示された構成図および/またはブロック図および/またはフローチャートの枠または複数の枠で指定した態様を実行することができることを、理解できる。
【0162】
当業者は、本発明で検討された各種の操作、方法、工程におけるステップ、対策、態様は、置き換え、変更、組み合わせまたは削除を行うことができるということを理解できる。さらに、本発明で検討された各種の操作、方法、工程におけるその他のステップ、対策、態様に対しても、置き換え、変更、並べ替え、分解、組み合わせまたは削除を行うことができる。さらに、従来技術における、本発明に開示された各種の操作、方法、工程におけるステップ、対策、態様も、置き換え、変更、並べ替え、分解、組み合わせまたは削除を行うことができる。
【0163】
以上の記載は、本発明の一部の実施形態に過ぎず、当業者であれば、本発明の趣旨から逸脱しない前提において、種々の変形および補正を行うことができ、これらの変形および補正も本発明の保護範囲に含まれる。